JPH1166319A - 移動体検出方法及び装置並びに移動体認識方法及び装置並びに人間検出方法及び装置 - Google Patents
移動体検出方法及び装置並びに移動体認識方法及び装置並びに人間検出方法及び装置Info
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- JPH1166319A JPH1166319A JP9239146A JP23914697A JPH1166319A JP H1166319 A JPH1166319 A JP H1166319A JP 9239146 A JP9239146 A JP 9239146A JP 23914697 A JP23914697 A JP 23914697A JP H1166319 A JPH1166319 A JP H1166319A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 確実に移動体を分離検出することができ、そ
の移動体の追跡や、人数の数の計数などを精度よく行う
ことのできる移動体検出装置を提供すること 【解決手段】 複数のカメラ1,2と、カメラ1で撮像
し得られた入力画像から特徴点を抽出する新規特徴点抽
出部5と、抽出された特徴点を追跡する特徴点追跡部4
と、カメラ1,2で撮像された画像から特徴点のステレ
オ対応づけを行い、その特徴点の空間座標を算出する空
間座標計測部6と、前記特徴点の前記空間座標上での移
動状態を示す動線を求め、その動線間距離の近い動線を
統合する動線統合部8を設ける。これにより、特徴点の
空間座標での移動軌跡がわかるので、各特徴点が同一の
移動体についてのものか否かを精度よく弁別できる。
の移動体の追跡や、人数の数の計数などを精度よく行う
ことのできる移動体検出装置を提供すること 【解決手段】 複数のカメラ1,2と、カメラ1で撮像
し得られた入力画像から特徴点を抽出する新規特徴点抽
出部5と、抽出された特徴点を追跡する特徴点追跡部4
と、カメラ1,2で撮像された画像から特徴点のステレ
オ対応づけを行い、その特徴点の空間座標を算出する空
間座標計測部6と、前記特徴点の前記空間座標上での移
動状態を示す動線を求め、その動線間距離の近い動線を
統合する動線統合部8を設ける。これにより、特徴点の
空間座標での移動軌跡がわかるので、各特徴点が同一の
移動体についてのものか否かを精度よく弁別できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動体検出方法及
び装置並びに移動体認識方法及び装置並びに人間検出方
法及び装置に関するものである。
び装置並びに移動体認識方法及び装置並びに人間検出方
法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の移動体の検出方法としては、たと
えば、特開平5−46771号公報に開示された「運動
物体検出方法」があった。この公報に開示された発明
は、一台のカメラから入力された映像に対して画像処理
を行い、移動体の部分領域を追跡し部分領域同士の位置
関係並びに移動方向を調べ、位置が近く移動方向が似て
いるものを同一物体のものとして統合することにより、
移動体の抽出を行うようにしている。
えば、特開平5−46771号公報に開示された「運動
物体検出方法」があった。この公報に開示された発明
は、一台のカメラから入力された映像に対して画像処理
を行い、移動体の部分領域を追跡し部分領域同士の位置
関係並びに移動方向を調べ、位置が近く移動方向が似て
いるものを同一物体のものとして統合することにより、
移動体の抽出を行うようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の方法では、比較対象の部分領域の位置は、単に
撮像した画像上での座標値であり、部分領域の示す空間
的な位置ではなかった。その結果、たとえば図1(A)
に示すように、奥行き方向に所定距離離れた2つの物体
B1,B2があっても、1台のカメラで撮像して得られ
た画像が、重なり合ったり、画面上に近くに位置する2
つの物体があり、しかも、同図(A),(B)に示すよ
うに、両物体B1,B2が同速度で同一方向に移動して
いるような場合には、両物体B1,B2から抽出される
部分領域の位置が近くしかも移動方向が似ているので、
それらは同一物体として統合されてしまうおそれがあ
る。従って、両物体B1,B2を分離して抽出すること
ができない。
た従来の方法では、比較対象の部分領域の位置は、単に
撮像した画像上での座標値であり、部分領域の示す空間
的な位置ではなかった。その結果、たとえば図1(A)
に示すように、奥行き方向に所定距離離れた2つの物体
B1,B2があっても、1台のカメラで撮像して得られ
た画像が、重なり合ったり、画面上に近くに位置する2
つの物体があり、しかも、同図(A),(B)に示すよ
うに、両物体B1,B2が同速度で同一方向に移動して
いるような場合には、両物体B1,B2から抽出される
部分領域の位置が近くしかも移動方向が似ているので、
それらは同一物体として統合されてしまうおそれがあ
る。従って、両物体B1,B2を分離して抽出すること
ができない。
【0004】本発明は、上記した背景に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、上記した問題を解決
し、確実に移動体を分離検出することができ、その移動
体の追跡や、人数の数の計数などを精度よく行うことが
できる移動体検出方法及び装置並びに移動体認識方法及
び装置並びに人間検出方法及び装置を提供することにあ
る。
もので、その目的とするところは、上記した問題を解決
し、確実に移動体を分離検出することができ、その移動
体の追跡や、人数の数の計数などを精度よく行うことが
できる移動体検出方法及び装置並びに移動体認識方法及
び装置並びに人間検出方法及び装置を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明に係る移動体検出装置では、複数のカメ
ラと、所定のカメラで撮像し得られた入力画像から特徴
点を抽出する新規特徴点抽出手段と、抽出された前記特
徴点を追跡する特徴点追跡手段と、前記複数のカメラで
撮像された複数枚の画像から特徴点のステレオ対応づけ
を行い、その特徴点の空間座標を算出する空間座標計測
手段と、前記特徴点の前記空間座標上での移動状態を示
す動線を求め、その動線間距離の近い動線を統合する動
線統合手段とを備えて構成した(請求項1)。
ために、本発明に係る移動体検出装置では、複数のカメ
ラと、所定のカメラで撮像し得られた入力画像から特徴
点を抽出する新規特徴点抽出手段と、抽出された前記特
徴点を追跡する特徴点追跡手段と、前記複数のカメラで
撮像された複数枚の画像から特徴点のステレオ対応づけ
を行い、その特徴点の空間座標を算出する空間座標計測
手段と、前記特徴点の前記空間座標上での移動状態を示
す動線を求め、その動線間距離の近い動線を統合する動
線統合手段とを備えて構成した(請求項1)。
【0006】そして、前記動線統合手段は、例えばそれ
ぞれの動線に属する特徴点間距離を時刻ごとに求め、そ
の最大値または平均値を算出することにより前記動線間
距離を求めるように構成することができる(請求項
2)。この時、前記特徴点間距離は、三次元ユークリッ
ド距離や特定の平面上に投影した際の二次元ユークリッ
ド距離としたり(請求項3)、比較対象の特徴点が、と
もに高い位置にある特徴点同士の特徴点間距離は、比較
対象の特徴点の少なくとも1つが低い位置にある場合よ
りも長くなるように、空間座標の軸に重み付けをしたり
(請求項4)するなどの他、各種の方式をとることがで
きる。特に、請求項4のようにすると、人間を抽出・検
出するのに適している。
ぞれの動線に属する特徴点間距離を時刻ごとに求め、そ
の最大値または平均値を算出することにより前記動線間
距離を求めるように構成することができる(請求項
2)。この時、前記特徴点間距離は、三次元ユークリッ
ド距離や特定の平面上に投影した際の二次元ユークリッ
ド距離としたり(請求項3)、比較対象の特徴点が、と
もに高い位置にある特徴点同士の特徴点間距離は、比較
対象の特徴点の少なくとも1つが低い位置にある場合よ
りも長くなるように、空間座標の軸に重み付けをしたり
(請求項4)するなどの他、各種の方式をとることがで
きる。特に、請求項4のようにすると、人間を抽出・検
出するのに適している。
【0007】また、それぞれの動線に属する特徴点間の
ユークリッド距離を時刻ごとに求め、そのばらつきを前
記動線間距離とすることもできる(請求項5)。例えば
自動車その他の剛体(移動時に形状の変化が少ない)の
場合には、その移動体の特徴点間の相対位置関係は、移
動しても変化がないので特徴点間距離のばらつきが小さ
い。従って、移動体が剛体の場合には非剛体のものより
も動線間距離が短くなるので、統合されやすくなる。
ユークリッド距離を時刻ごとに求め、そのばらつきを前
記動線間距離とすることもできる(請求項5)。例えば
自動車その他の剛体(移動時に形状の変化が少ない)の
場合には、その移動体の特徴点間の相対位置関係は、移
動しても変化がないので特徴点間距離のばらつきが小さ
い。従って、移動体が剛体の場合には非剛体のものより
も動線間距離が短くなるので、統合されやすくなる。
【0008】一方、前記動線統合手段の一例としては、
まず、動線のそれぞれをクラスタとし、次にクラスタ間
距離の小さいものから順に融合を進めることにより前記
動線の統合を行うように構成することができる(請求項
6)。
まず、動線のそれぞれをクラスタとし、次にクラスタ間
距離の小さいものから順に融合を進めることにより前記
動線の統合を行うように構成することができる(請求項
6)。
【0009】また、本発明に係る移動体検出方法では、
複数のカメラで同一の監視領域を撮像し、あるカメラで
撮像された入力画像から新規特徴点を抽出し、前記ある
カメラから出力される入力画像に対し、それ以前の入力
画像で抽出された特徴点の移動先を検出することによ
り、その特徴点を追跡し、一方、前記あるカメラと他の
カメラにて同一タイミングで撮像された複数の入力画像
から特徴点のステレオ対応づけを行い、その特徴点の空
間座標を算出し、その算出した特徴点の空間座標に基づ
いて前記新規抽出及びまたは追跡した特徴点の空間座標
上で移動状態を示す動線を求め、その動線間距離の近い
動線を統合することにより、移動体を検出するように構
成した(請求項7)。
複数のカメラで同一の監視領域を撮像し、あるカメラで
撮像された入力画像から新規特徴点を抽出し、前記ある
カメラから出力される入力画像に対し、それ以前の入力
画像で抽出された特徴点の移動先を検出することによ
り、その特徴点を追跡し、一方、前記あるカメラと他の
カメラにて同一タイミングで撮像された複数の入力画像
から特徴点のステレオ対応づけを行い、その特徴点の空
間座標を算出し、その算出した特徴点の空間座標に基づ
いて前記新規抽出及びまたは追跡した特徴点の空間座標
上で移動状態を示す動線を求め、その動線間距離の近い
動線を統合することにより、移動体を検出するように構
成した(請求項7)。
【0010】上記した各発明では、複数のカメラを用い
て同一対象物を異なる位置から撮像することにより、各
カメラで撮像された画像上の座標の差(視差)からその
対象物の空間座標上の位置を検出できる。よって、1枚
の画像上で重なって映っている場合でも、奥行き方向の
位置も特定できるので、精度よく分離でき、移動体の検
出や追跡などをすることができる。
て同一対象物を異なる位置から撮像することにより、各
カメラで撮像された画像上の座標の差(視差)からその
対象物の空間座標上の位置を検出できる。よって、1枚
の画像上で重なって映っている場合でも、奥行き方向の
位置も特定できるので、精度よく分離でき、移動体の検
出や追跡などをすることができる。
【0011】一方、本発明に係る移動体認識方法では、
複数のカメラで同一の監視領域を撮像して得られた画像
に基づいて、同一の移動体に付された複数の特徴点の空
間座標を求め、前記複数の特徴点間のユークリッド距離
を時刻ごとに求める。そして、そのユークリッド距離の
ばらつきに基づいて移動体の性質を判断するようにした
(請求項8)。そして、前記移動体の性質は、例えば移
動時に形状の変化があまりない剛体か否かとすることが
できる。係る場合、前記ばらつきが大きい場合には前記
移動体は非剛体であり、前記ばらつきが小さい場合には
前記移動体は剛体であると判断するようにできる(請求
項9)。
複数のカメラで同一の監視領域を撮像して得られた画像
に基づいて、同一の移動体に付された複数の特徴点の空
間座標を求め、前記複数の特徴点間のユークリッド距離
を時刻ごとに求める。そして、そのユークリッド距離の
ばらつきに基づいて移動体の性質を判断するようにした
(請求項8)。そして、前記移動体の性質は、例えば移
動時に形状の変化があまりない剛体か否かとすることが
できる。係る場合、前記ばらつきが大きい場合には前記
移動体は非剛体であり、前記ばらつきが小さい場合には
前記移動体は剛体であると判断するようにできる(請求
項9)。
【0012】また、上記方法を実施するのに適した移動
体認識装置としては、例えば複数のカメラと、入力画像
から特徴点を抽出する新規特徴点抽出手段と、抽出され
た特徴点を追跡する特徴点追跡手段と、複数枚の画像か
ら特徴点のステレオ対応づけを行い、その特徴点の空間
座標を算出する空間座標計測手段と、前記特徴点の前記
空間座標上での移動状態を示す動線を求め、その動線間
距離の近い動線を統合する動線統合手段と、前記統合さ
れた動線に属する前記特徴点間のユークリッド距離の時
刻ごとにばらつきを求め、そのばらつきに基づいて移動
体の性質を判断する判断手段(実施の形態では、統合処
理部8内に組み込まれている)とを備えて構成すること
ができる(請求項10)。
体認識装置としては、例えば複数のカメラと、入力画像
から特徴点を抽出する新規特徴点抽出手段と、抽出され
た特徴点を追跡する特徴点追跡手段と、複数枚の画像か
ら特徴点のステレオ対応づけを行い、その特徴点の空間
座標を算出する空間座標計測手段と、前記特徴点の前記
空間座標上での移動状態を示す動線を求め、その動線間
距離の近い動線を統合する動線統合手段と、前記統合さ
れた動線に属する前記特徴点間のユークリッド距離の時
刻ごとにばらつきを求め、そのばらつきに基づいて移動
体の性質を判断する判断手段(実施の形態では、統合処
理部8内に組み込まれている)とを備えて構成すること
ができる(請求項10)。
【0013】また、本発明に係る人間の検出方法では、
複数のカメラで同一の監視領域を撮像して得られた画像
に基づいて、同一の移動体に付された複数の特徴点の空
間座標を求め、比較対象の複数の特徴点が、ともに高い
位置にある特徴点同士の特徴点間距離は、比較対象の特
徴点の少なくとも1つが低い位置にある場合よりも長く
なるようにし、上記のようにして求めた特徴点間距離に
基づいて人間を検出するようにした(請求項11)。
複数のカメラで同一の監視領域を撮像して得られた画像
に基づいて、同一の移動体に付された複数の特徴点の空
間座標を求め、比較対象の複数の特徴点が、ともに高い
位置にある特徴点同士の特徴点間距離は、比較対象の特
徴点の少なくとも1つが低い位置にある場合よりも長く
なるようにし、上記のようにして求めた特徴点間距離に
基づいて人間を検出するようにした(請求項11)。
【0014】そして、上記した方法を実施するのに適し
た人間検出装置としては、複数のカメラで同一の監視領
域を撮像して得られた画像に基づいて、同一の移動体に
付された複数の特徴点の空間座標を算出する空間座標計
測手段と、比較対象の複数の特徴点が、ともに高い位置
にある特徴点同士の特徴点間距離は、比較対象の特徴点
の少なくとも1つが低い位置にある場合よりも長くなる
ように補正した特徴点間距離を求める距離算出手段(実
施の形態では、統合処理部8内に組み込まれている)
と、その距離算出手段で求めた特徴点間距離に基づいて
個々の人間を検出する手段(実施の形態では、統合処理
部8内に組み込まれている)を備えて構成した(請求項
12)。
た人間検出装置としては、複数のカメラで同一の監視領
域を撮像して得られた画像に基づいて、同一の移動体に
付された複数の特徴点の空間座標を算出する空間座標計
測手段と、比較対象の複数の特徴点が、ともに高い位置
にある特徴点同士の特徴点間距離は、比較対象の特徴点
の少なくとも1つが低い位置にある場合よりも長くなる
ように補正した特徴点間距離を求める距離算出手段(実
施の形態では、統合処理部8内に組み込まれている)
と、その距離算出手段で求めた特徴点間距離に基づいて
個々の人間を検出する手段(実施の形態では、統合処理
部8内に組み込まれている)を備えて構成した(請求項
12)。
【0015】実施の形態でも詳細に説明したように、人
間の特徴点は、円錐或いは円錐台状に出現する。従っ
て、比較する2つの特徴点の高さがともに高い場合に
は、異なる人間の頭部付近の特徴点と判断できる。よっ
て、係る場合には、特徴点距離が長くなるように調整す
ることにより、個々の人間を分離抽出しやすくなる。
間の特徴点は、円錐或いは円錐台状に出現する。従っ
て、比較する2つの特徴点の高さがともに高い場合に
は、異なる人間の頭部付近の特徴点と判断できる。よっ
て、係る場合には、特徴点距離が長くなるように調整す
ることにより、個々の人間を分離抽出しやすくなる。
【0016】
【発明の実施の形態】図2は本発明の好適な一実施の形
態を示している。同図に示すように、第1,第2カメラ
1,2というように、2台のカメラを用いている。第1
カメラ1は、一定の時間間隔で画像を撮像し、出力する
ようになっている。また、第1カメラ1から出力される
同期信号を第2カメラ2に与えるようにし、両カメラ
1,2は、同一タイミングで撮像するようになる。そし
て、両カメラ1,2は、同一の監視領域に対し、異なる
方向から撮像するようにしている。
態を示している。同図に示すように、第1,第2カメラ
1,2というように、2台のカメラを用いている。第1
カメラ1は、一定の時間間隔で画像を撮像し、出力する
ようになっている。また、第1カメラ1から出力される
同期信号を第2カメラ2に与えるようにし、両カメラ
1,2は、同一タイミングで撮像するようになる。そし
て、両カメラ1,2は、同一の監視領域に対し、異なる
方向から撮像するようにしている。
【0017】すると、図3に示すように、同一物体Bに
対する両カメラ1,2の撮像方向が異なるので、両カメ
ラ1,2で撮像した画像データ中に存在する物体B中の
任意の位置Pの座標値が異なる。そこで、予め両カメラ
1,2の設置位置や、そのカメラのレンズの焦点位置F
1,F2や、カメラ1,2の向き等を求めておく。そし
て、点Pが左画面C1には点p1に映り、右画面C2に
は点p2に映っており、p1,p2の画面上での位置
(座標)は、画像処理によりわかったとする。そうする
と、p1,p2の3次元位置が決まり、カメラ1,2の
実空間上での位置はわかっているので、点Pの三次元位
置は2つの直線F1・p1とF2・p3の交点として求
めることができる。これにより、平面画像に撮像された
物体の3次元上での座標がわかる。
対する両カメラ1,2の撮像方向が異なるので、両カメ
ラ1,2で撮像した画像データ中に存在する物体B中の
任意の位置Pの座標値が異なる。そこで、予め両カメラ
1,2の設置位置や、そのカメラのレンズの焦点位置F
1,F2や、カメラ1,2の向き等を求めておく。そし
て、点Pが左画面C1には点p1に映り、右画面C2に
は点p2に映っており、p1,p2の画面上での位置
(座標)は、画像処理によりわかったとする。そうする
と、p1,p2の3次元位置が決まり、カメラ1,2の
実空間上での位置はわかっているので、点Pの三次元位
置は2つの直線F1・p1とF2・p3の交点として求
めることができる。これにより、平面画像に撮像された
物体の3次元上での座標がわかる。
【0018】なお、両カメラの同期の取り方は、上記し
たように一方のカメラから出力される同期信号に基づい
て行うものに限ることはなく、同期信号発生装置を用い
て両カメラ1,2の外部同期信号として利用するように
してもよい。
たように一方のカメラから出力される同期信号に基づい
て行うものに限ることはなく、同期信号発生装置を用い
て両カメラ1,2の外部同期信号として利用するように
してもよい。
【0019】また、第1カメラ1の出力は、フレーム遅
延部3,特徴点追跡部4,新規特徴点抽出部5並びに空
間座標計測部6に与えるようになっている。また、第2
カメラ2の出力は、空間座標計測部6に与えるようにな
っている。
延部3,特徴点追跡部4,新規特徴点抽出部5並びに空
間座標計測部6に与えるようになっている。また、第2
カメラ2の出力は、空間座標計測部6に与えるようにな
っている。
【0020】フレーム遅延部3は、入力された画像を1
フレーム分だけ遅延させて出力するもので、そのフレー
ム遅延部3の出力が、特徴点追跡部4に与えられるよう
になっている。これにより、特徴点追跡部4には、第1
カメラ1で撮像した時刻tにおける画像At と、それよ
りも1フレーム前に撮像した画像At-1 が与えられるよ
うになる。一例を示すと、第1カメラ1で時刻tの時に
撮像した画像が図4(A)のようになっており、その1
フレーム前の時刻t−1の時に撮像した画像が同図
(B)のようになっているとすると、特徴点追跡部4に
は、それら両画像データが与えられる。
フレーム分だけ遅延させて出力するもので、そのフレー
ム遅延部3の出力が、特徴点追跡部4に与えられるよう
になっている。これにより、特徴点追跡部4には、第1
カメラ1で撮像した時刻tにおける画像At と、それよ
りも1フレーム前に撮像した画像At-1 が与えられるよ
うになる。一例を示すと、第1カメラ1で時刻tの時に
撮像した画像が図4(A)のようになっており、その1
フレーム前の時刻t−1の時に撮像した画像が同図
(B)のようになっているとすると、特徴点追跡部4に
は、それら両画像データが与えられる。
【0021】特徴点追跡部4は、与えられた2つの画像
データに基づき、1フレーム前の画像At-1 上に存在す
る複数の特徴点がそれぞれ現在(時刻t)の処理対象の
画像At 上のどの位置に移動したかを検出し、その特徴
点の座標Dt を次段の新規特徴点抽出部5に与えるよう
になっている。
データに基づき、1フレーム前の画像At-1 上に存在す
る複数の特徴点がそれぞれ現在(時刻t)の処理対象の
画像At 上のどの位置に移動したかを検出し、その特徴
点の座標Dt を次段の新規特徴点抽出部5に与えるよう
になっている。
【0022】ここで、1フレーム前の画像At-1 上の特
徴点の座標は、前回の追跡処理で求められた特徴点の座
標Dt-1 と、後述する新規特徴点抽出部5により求めら
れた新たな特徴点の座標をあわせたもので、新規特徴点
抽出部5から出力される特徴点座標Eを遅延部10を通
過させることにより、1フレーム分遅らせて特徴点追跡
部4に与えることにより1フレーム前の画像At-1 につ
いての特徴点の座標Et-1 (新規追加分含む)として与
えることができる。
徴点の座標は、前回の追跡処理で求められた特徴点の座
標Dt-1 と、後述する新規特徴点抽出部5により求めら
れた新たな特徴点の座標をあわせたもので、新規特徴点
抽出部5から出力される特徴点座標Eを遅延部10を通
過させることにより、1フレーム分遅らせて特徴点追跡
部4に与えることにより1フレーム前の画像At-1 につ
いての特徴点の座標Et-1 (新規追加分含む)として与
えることができる。
【0023】なお、本例では、特徴点は、所定の大きさ
(例えば8×8画素)の局所領域としており、その特徴
点の座標は、係る局所領域の中心の座標を用いている。
但し、各1画素が座標値の最小単位と一致する場合に
は、座標は中央の4つの画素のうち、例えば左上の画素
の座標を特徴点の座標にすることができる。もちろん、
この特徴点の座標は、各局所領域を代表するものである
で、例えば局所領域の左上などというように一定であれ
ば、必ずしも中心にする必要はない。なお、口述する探
索領域を設定するためには、前者の中心を用いる方がよ
い。
(例えば8×8画素)の局所領域としており、その特徴
点の座標は、係る局所領域の中心の座標を用いている。
但し、各1画素が座標値の最小単位と一致する場合に
は、座標は中央の4つの画素のうち、例えば左上の画素
の座標を特徴点の座標にすることができる。もちろん、
この特徴点の座標は、各局所領域を代表するものである
で、例えば局所領域の左上などというように一定であれ
ば、必ずしも中心にする必要はない。なお、口述する探
索領域を設定するためには、前者の中心を用いる方がよ
い。
【0024】そして、特徴点追跡部4での具体的な処理
は、与えられた特徴点の座標Et-1に基づいて画像At-1
に対して特徴点(座標を中心とした8×8画素の局所
領域)を設定する。これにより、図5(A)中四角で囲
むような領域が設定される。そして、上記のようにして
設定された画像At-1 上の各特徴点の局所領域を参照領
域として切り出す。
は、与えられた特徴点の座標Et-1に基づいて画像At-1
に対して特徴点(座標を中心とした8×8画素の局所
領域)を設定する。これにより、図5(A)中四角で囲
むような領域が設定される。そして、上記のようにして
設定された画像At-1 上の各特徴点の局所領域を参照領
域として切り出す。
【0025】さらに各特徴点には、それを識別するため
の特徴点フラグが付される。この特徴点フラグは、例え
ば抽出された順に連番でつけられ、一度つけた特徴点フ
ラグは、その特徴点が追跡されている間はその値を踏襲
する。そして、図中「101」から「104」及び「1
20」は、それぞれ特徴点フラグであり、具体的な図示
は省略するが、他の特徴点にも当然フラグがついてい
る。また、この特徴点フラグは、上記した特徴点の座標
とともに関連づけられて、例えば図6に示すようなテー
ブルが作成され記憶される。
の特徴点フラグが付される。この特徴点フラグは、例え
ば抽出された順に連番でつけられ、一度つけた特徴点フ
ラグは、その特徴点が追跡されている間はその値を踏襲
する。そして、図中「101」から「104」及び「1
20」は、それぞれ特徴点フラグであり、具体的な図示
は省略するが、他の特徴点にも当然フラグがついてい
る。また、この特徴点フラグは、上記した特徴点の座標
とともに関連づけられて、例えば図6に示すようなテー
ブルが作成され記憶される。
【0026】次に、現在の画像At に対しても与えられ
た特徴点の座標Et-1 を中心とし、特徴点を構成する局
所領域(8×8画素)を含み所定の大きさのn×nの領
域を切り出し、探索領域とする。
た特徴点の座標Et-1 を中心とし、特徴点を構成する局
所領域(8×8画素)を含み所定の大きさのn×nの領
域を切り出し、探索領域とする。
【0027】そして、探索領域中を探索し、上記切り出
した参照領域ともっとも相関の高い領域を抽出し、そこ
をその特徴点の移動先と決定し、その移動先の座標を新
たな特徴点の座標Dt として出力する(特徴点フラグは
踏襲)。また、検索領域中のいずれの場所も相関値がし
きい値以下の場合には、移動先が見つからないと判断
し、その座標は出力しない。
した参照領域ともっとも相関の高い領域を抽出し、そこ
をその特徴点の移動先と決定し、その移動先の座標を新
たな特徴点の座標Dt として出力する(特徴点フラグは
踏襲)。また、検索領域中のいずれの場所も相関値がし
きい値以下の場合には、移動先が見つからないと判断
し、その座標は出力しない。
【0028】これにより、例えば図5(A)の画像At-
1 の各特徴点は、画像At では同図(B)に示すように
なる。なお、図示の例では、フラグ103の特徴点の移
動先が検出できずに、削除されている。また、係る移動
先の特徴点の情報(特徴点の座標及びフラグ)は、図7
のようになり、係るテーブルの状態で記憶保持される。
1 の各特徴点は、画像At では同図(B)に示すように
なる。なお、図示の例では、フラグ103の特徴点の移
動先が検出できずに、削除されている。また、係る移動
先の特徴点の情報(特徴点の座標及びフラグ)は、図7
のようになり、係るテーブルの状態で記憶保持される。
【0029】新規特徴点抽出部5は、特徴点追跡部4か
ら与えられた画像At についての特徴点データDt では
抽出されなかった新たな特徴点を画像At から抽出する
もので、具体的には、以下の2つの条件(1),(2)
を満たす場所を新たな特徴点として追加するようにして
いる。 (1)近くに特徴点がない場所 (2)濃度の時間微分値の大きい場所 ここで、条件(2)の濃度の時間微分値の大きい場所と
は、例えば1フレーム前の同一座標の濃度を比較し、そ
の変化量(微分値)を求め、その変化量が所定のしきい
値以上の場所を決定する。すなわち、移動体がいない場
所は、背景であるので、その濃度の変化が少ない。換言
すると、濃度の変化が大きい場所は、移動体が存在して
おりしかも動いている部分であるため、係る濃度の時間
微分値の大きい場所を抽出することにより動いている物
体を抽出できる。さらに、そのように時間微分値の大き
い場所は、移動体を構成する部位の中でも、背景などの
差が大きいところであるので、特徴量として適してい
る。
ら与えられた画像At についての特徴点データDt では
抽出されなかった新たな特徴点を画像At から抽出する
もので、具体的には、以下の2つの条件(1),(2)
を満たす場所を新たな特徴点として追加するようにして
いる。 (1)近くに特徴点がない場所 (2)濃度の時間微分値の大きい場所 ここで、条件(2)の濃度の時間微分値の大きい場所と
は、例えば1フレーム前の同一座標の濃度を比較し、そ
の変化量(微分値)を求め、その変化量が所定のしきい
値以上の場所を決定する。すなわち、移動体がいない場
所は、背景であるので、その濃度の変化が少ない。換言
すると、濃度の変化が大きい場所は、移動体が存在して
おりしかも動いている部分であるため、係る濃度の時間
微分値の大きい場所を抽出することにより動いている物
体を抽出できる。さらに、そのように時間微分値の大き
い場所は、移動体を構成する部位の中でも、背景などの
差が大きいところであるので、特徴量として適してい
る。
【0030】上記の追加処理をすることにより、例えば
図5(B)に示された画像At に対し、2つの特徴点が
新たに抽出されたとすると、図7に示すテーブルのデー
タDt に2つ座標データが追加されることにより、図9
に示すような座標テーブルEt が生成される。さらに、
追加された各特徴点に対して、追加された順番に従って
特徴点フラグが付与される。そして、係る特徴点に関す
るデータEt が、次段の空間座標計測部6に送られる。
また、それと同時に遅延部10を介して1フレーム分遅
れて特徴点追跡部4に与えられる。そして、このように
1フレーム分遅れることにより、与えられるときには、
1フレーム前の画像についての特徴点の座標Et-1 とな
る。
図5(B)に示された画像At に対し、2つの特徴点が
新たに抽出されたとすると、図7に示すテーブルのデー
タDt に2つ座標データが追加されることにより、図9
に示すような座標テーブルEt が生成される。さらに、
追加された各特徴点に対して、追加された順番に従って
特徴点フラグが付与される。そして、係る特徴点に関す
るデータEt が、次段の空間座標計測部6に送られる。
また、それと同時に遅延部10を介して1フレーム分遅
れて特徴点追跡部4に与えられる。そして、このように
1フレーム分遅れることにより、与えられるときには、
1フレーム前の画像についての特徴点の座標Et-1 とな
る。
【0031】なお、上記した条件(2)に替えて、例え
ば、濃度の空間微分値の大きい場所としてもよいし、予
め登録された背景画像との差分値の大きい場所としても
よく、要は、移動体を構成する部分が強調されるような
方式であればよい。
ば、濃度の空間微分値の大きい場所としてもよいし、予
め登録された背景画像との差分値の大きい場所としても
よく、要は、移動体を構成する部分が強調されるような
方式であればよい。
【0032】空間座標計測部6は、第1,第2カメラ
1,2で同時に撮像された画像と、第1カメラ1で撮像
した画像At についての特徴点の座標データEt に基づ
いて、その特徴点の空間座標を求めるようになってい
る。そして、具体的には以下のような処理を行う。
1,2で同時に撮像された画像と、第1カメラ1で撮像
した画像At についての特徴点の座標データEt に基づ
いて、その特徴点の空間座標を求めるようになってい
る。そして、具体的には以下のような処理を行う。
【0033】まず、特徴点の座標データEt に基づいて
画像At 上の特徴点位置(座標)から8×8の局所領域
(特徴点の領域)を切り出し、参照領域とする。次に、
第2カメラ2で撮像した画像bt のエピポーラライン
(epipolar line:視線線)を中心として
n×8の局所領域を切り出し、探索領域とする。そし
て、探索領域中を探索し、参照領域に一致する場所をス
テレオの対応位置とする。ここでエピポーラライン(図
3中符号Lで示す)は、2つのカメラを上下に並べ光軸
を平行にすると、垂直(Y軸に平行)となり、対応点は
エピポーラライン上に存在するため、上記したようにn
×8の領域(n×nでない)を探索領域とすることによ
り、精度よくかつ短時間で処理が可能となる。なお、こ
こで参照領域と一致する場所とは、必ずしも完全に一致
するものに限ることはなく、相関値が高いものでもよ
い。そして、対応位置が検出できたならば、その画像B
t 上の対応位置の座標を求めるとともに、画像At にお
ける特徴点フラグと同一フラグをつける。係る処理を行
うことにより、たとえば図10中四角で示すような対応
位置が抽出される。
画像At 上の特徴点位置(座標)から8×8の局所領域
(特徴点の領域)を切り出し、参照領域とする。次に、
第2カメラ2で撮像した画像bt のエピポーラライン
(epipolar line:視線線)を中心として
n×8の局所領域を切り出し、探索領域とする。そし
て、探索領域中を探索し、参照領域に一致する場所をス
テレオの対応位置とする。ここでエピポーラライン(図
3中符号Lで示す)は、2つのカメラを上下に並べ光軸
を平行にすると、垂直(Y軸に平行)となり、対応点は
エピポーラライン上に存在するため、上記したようにn
×8の領域(n×nでない)を探索領域とすることによ
り、精度よくかつ短時間で処理が可能となる。なお、こ
こで参照領域と一致する場所とは、必ずしも完全に一致
するものに限ることはなく、相関値が高いものでもよ
い。そして、対応位置が検出できたならば、その画像B
t 上の対応位置の座標を求めるとともに、画像At にお
ける特徴点フラグと同一フラグをつける。係る処理を行
うことにより、たとえば図10中四角で示すような対応
位置が抽出される。
【0034】このようにして、対応位置が求められたな
らば、同一フラグの参照領域(画像At 上の特徴点)と
画像Bt 上の対応位置は、空間座標上の同一箇所を撮像
した領域であるので、図3を引用しながら説明したよう
に、特徴点の画像上の位置座標と対応位置の画像上の位
置座標とのずれ量(視差)及び特徴点の画像上の位置な
どの所定の情報に基づいて、各特徴点に対応する実際の
物体(部分)の空間座標を求めることができる。そし
て、求めた各特徴点の空間座標値をフラグとともに関連
づけて空間座標テーブルFt に格納する。係るテーブル
のデータ構造の一例を示すと、図11のようになる。こ
こで、空間座標において、地面と垂直な軸をy軸とし、
奥行き方向をz軸とし、各軸に直交する軸をx軸として
いる。なお、2つのカメラ1,2で撮像した画像に基づ
いて空間座標を求める具体的な方式は、例えば「ロボッ
トビジョン」(昭晃堂:谷内田雅彦著)の第182頁〜
第183頁などに説明された公知の手法を用いることが
できる。
らば、同一フラグの参照領域(画像At 上の特徴点)と
画像Bt 上の対応位置は、空間座標上の同一箇所を撮像
した領域であるので、図3を引用しながら説明したよう
に、特徴点の画像上の位置座標と対応位置の画像上の位
置座標とのずれ量(視差)及び特徴点の画像上の位置な
どの所定の情報に基づいて、各特徴点に対応する実際の
物体(部分)の空間座標を求めることができる。そし
て、求めた各特徴点の空間座標値をフラグとともに関連
づけて空間座標テーブルFt に格納する。係るテーブル
のデータ構造の一例を示すと、図11のようになる。こ
こで、空間座標において、地面と垂直な軸をy軸とし、
奥行き方向をz軸とし、各軸に直交する軸をx軸として
いる。なお、2つのカメラ1,2で撮像した画像に基づ
いて空間座標を求める具体的な方式は、例えば「ロボッ
トビジョン」(昭晃堂:谷内田雅彦著)の第182頁〜
第183頁などに説明された公知の手法を用いることが
できる。
【0035】そして、上記のようにして求めた空間座標
データFt を次段の座標データ蓄積部7に出力する。ま
た、例えば検出する移動体として人間の場合には、ある
程度の高さがあるので、y軸の座標値が極端に小さい
(低い)場合には、非検出対象物と判断できる。よっ
て、この空間座標計測部6にて予め削除するようにして
もよい。係る機能を付加した場合には、図11に示すデ
ータは、フラグ120と121は高さが0であったり1
0cmであるので、削除することができる。また、予め
計測領域を設定している場合には、x,zのいずれか一
方でもその計測領域をはずれているフラグデータを削除
するようにしてもよい。
データFt を次段の座標データ蓄積部7に出力する。ま
た、例えば検出する移動体として人間の場合には、ある
程度の高さがあるので、y軸の座標値が極端に小さい
(低い)場合には、非検出対象物と判断できる。よっ
て、この空間座標計測部6にて予め削除するようにして
もよい。係る機能を付加した場合には、図11に示すデ
ータは、フラグ120と121は高さが0であったり1
0cmであるので、削除することができる。また、予め
計測領域を設定している場合には、x,zのいずれか一
方でもその計測領域をはずれているフラグデータを削除
するようにしてもよい。
【0036】座標蓄積部7は、図12に示すようなデー
タ構造となっており、空間座標計測部6から与えられる
空間座標テーブルFt のデータを、mフレーム分蓄積す
るようになっている。そして、このmフレーム分のデー
タは、各特徴点の動きを時系列に記録したもので、同一
のフラグについての空間座標を時刻を横軸にしてプロッ
トするとともに、それらを連結すると、図13に示すに
ように、描くことができる。そして、個々のフラグを連
結した線は、そのフラグで特定される特徴点の空間座標
系上での移動軌跡となり、係る移動軌跡を「動線」と称
する。なお、空間座標は図13では一軸で示している
が、実際には相互に直交する3軸となり、係る3次元空
間となる。
タ構造となっており、空間座標計測部6から与えられる
空間座標テーブルFt のデータを、mフレーム分蓄積す
るようになっている。そして、このmフレーム分のデー
タは、各特徴点の動きを時系列に記録したもので、同一
のフラグについての空間座標を時刻を横軸にしてプロッ
トするとともに、それらを連結すると、図13に示すに
ように、描くことができる。そして、個々のフラグを連
結した線は、そのフラグで特定される特徴点の空間座標
系上での移動軌跡となり、係る移動軌跡を「動線」と称
する。なお、空間座標は図13では一軸で示している
が、実際には相互に直交する3軸となり、係る3次元空
間となる。
【0037】さらに本形態では、統合処理部8とを備
え、その統合処理部8にて座標データ蓄積部7に格納さ
れたデータを読み出すとともにの所定の統合処理をし、
その結果を結果表示部9に出力するようにしている。そ
して、具体的な統合処理は、以下のようになっている。
え、その統合処理部8にて座標データ蓄積部7に格納さ
れたデータを読み出すとともにの所定の統合処理をし、
その結果を結果表示部9に出力するようにしている。そ
して、具体的な統合処理は、以下のようになっている。
【0038】すなわち、図5や図8に示すにように、同
一の移動体に対して複数の特徴点が付される。従って、
異なる動線であっても同一の移動体のものであることが
あるので、一つの移動体には、それを代表する一つの動
線を付することにより、個々の移動体の移動状態を検出
可能としている。そのために、同一の移動体についての
動線は、それらをひとまとめに統合するようにしてい
る。
一の移動体に対して複数の特徴点が付される。従って、
異なる動線であっても同一の移動体のものであることが
あるので、一つの移動体には、それを代表する一つの動
線を付することにより、個々の移動体の移動状態を検出
可能としている。そのために、同一の移動体についての
動線は、それらをひとまとめに統合するようにしてい
る。
【0039】そこで、基本的には距離の近い動線を統合
し、統合した動線の重心を求め、係る重心を通る線を移
動体を代表する動線、つまり移動軌跡とするようにして
いる。そして、動線の距離を求める手法としては、例え
ば、図14に示すように処理対象の2つの動線L1 ,L
2 に属する特徴点をL1t(t=0〜m-1 ), L2t(t=
0〜m-1 )とし(なお、L1t, L2tは、必ずしもすべて
があるわけではない。)、tが等しい同時刻の特徴点L
1tとL2tの距離dt を求め、その最大値を2つの動線L
1 ,L2 間の距離Dとする。
し、統合した動線の重心を求め、係る重心を通る線を移
動体を代表する動線、つまり移動軌跡とするようにして
いる。そして、動線の距離を求める手法としては、例え
ば、図14に示すように処理対象の2つの動線L1 ,L
2 に属する特徴点をL1t(t=0〜m-1 ), L2t(t=
0〜m-1 )とし(なお、L1t, L2tは、必ずしもすべて
があるわけではない。)、tが等しい同時刻の特徴点L
1tとL2tの距離dt を求め、その最大値を2つの動線L
1 ,L2 間の距離Dとする。
【0040】D=max(dt ) そして、係る距離Dがしきい値以下の時に、2つの動線
を統合する。なお、係る距離Dの算出は、上記のように
最大値をとるのではなく、平均値としてもよい。また、
同時刻に存在する特徴点が一つもない場合には、その動
線L1 ,L2 の距離は無限大とする。
を統合する。なお、係る距離Dの算出は、上記のように
最大値をとるのではなく、平均値としてもよい。また、
同時刻に存在する特徴点が一つもない場合には、その動
線L1 ,L2 の距離は無限大とする。
【0041】また、各特徴点L1tとL2tの距離dt の算
出は、各種の方法を採ることができ、例えば空間座標
(x,y,zの直交座標系)におけるユークリッド距離
としてもよいし、特定の平面上に投影したときのユーク
リッド距離としてもよい。さらには、そのようなユーク
リッド距離のように各座標値を均等に評価するのではな
く、例えば下記式に示すように、特定の軸を重要視する
ようにしてもよい。
出は、各種の方法を採ることができ、例えば空間座標
(x,y,zの直交座標系)におけるユークリッド距離
としてもよいし、特定の平面上に投影したときのユーク
リッド距離としてもよい。さらには、そのようなユーク
リッド距離のように各座標値を均等に評価するのではな
く、例えば下記式に示すように、特定の軸を重要視する
ようにしてもよい。
【0042】
【数1】 係る演算式は、検出対象の移動体が人間の場合に特に有
効となる。すなわち、人間は、走行中・歩行中・静止中
の際には、人間の手は肩を支点として下方に垂れ下がっ
ているとともに動くため、図15に示すように人間につ
いての上半身に存在する特徴点(四角で示す)は、図中
一点鎖線で示すように円錐或いは円錐台状に分布する。
従って、2つの特徴点がともに低い位置にあったり、一
方が低く他方が高い場合には、図15に示すように同一
の人間の特徴点であるおそれが高い。よって、係る場合
は特徴点間の距離は実際のユークリッド距離よりも短く
するように調整し、統合しやすくする。逆に2つの特徴
点の高さがともに高い場合には、別個の人間の頭部同士
というように、異なる人間について付された特徴点であ
るおそれが高い。よって、係る場合には、特徴点間の距
離は実際のユークリッド距離よりも長くするように調整
し、統合されにくくする。
効となる。すなわち、人間は、走行中・歩行中・静止中
の際には、人間の手は肩を支点として下方に垂れ下がっ
ているとともに動くため、図15に示すように人間につ
いての上半身に存在する特徴点(四角で示す)は、図中
一点鎖線で示すように円錐或いは円錐台状に分布する。
従って、2つの特徴点がともに低い位置にあったり、一
方が低く他方が高い場合には、図15に示すように同一
の人間の特徴点であるおそれが高い。よって、係る場合
は特徴点間の距離は実際のユークリッド距離よりも短く
するように調整し、統合しやすくする。逆に2つの特徴
点の高さがともに高い場合には、別個の人間の頭部同士
というように、異なる人間について付された特徴点であ
るおそれが高い。よって、係る場合には、特徴点間の距
離は実際のユークリッド距離よりも長くするように調整
し、統合されにくくする。
【0043】そして、係る原理は上記した式を実行する
ことにより得られる。つまり、上記した式中定数aを乗
算した第1項の値は、特徴点間の地面に投影した際のユ
ークリッド距離に対応するもので、定数bを乗算した第
2項は、y1とy2の少なくとも一方が小さいと、小さ
な値をとり、y1とy2の両方とも大きい時に大きな値
をとる補正値となる。よって、第1項の値が同じであっ
ても、その高さ位置により加算する補正値が変わるの
で、特徴点間距離は異なることになる。
ことにより得られる。つまり、上記した式中定数aを乗
算した第1項の値は、特徴点間の地面に投影した際のユ
ークリッド距離に対応するもので、定数bを乗算した第
2項は、y1とy2の少なくとも一方が小さいと、小さ
な値をとり、y1とy2の両方とも大きい時に大きな値
をとる補正値となる。よって、第1項の値が同じであっ
ても、その高さ位置により加算する補正値が変わるの
で、特徴点間距離は異なることになる。
【0044】また、上記した算出方法では、主として人
間を検出する場合に適しているが、例えば自動車などの
外形状をあまり変化しないまま移動するようなものに対
しては、以下に示す方法により動線間距離を求めるとよ
い。すなわち、処理対象の2つの動線L1 ,L2 に属す
る特徴点をL1t(t=0〜m-1 ),L2t(t=0〜m-1
)とし、tが等しい同時刻の特徴点L1tとL2tのユー
クリッド距離dt を求める。
間を検出する場合に適しているが、例えば自動車などの
外形状をあまり変化しないまま移動するようなものに対
しては、以下に示す方法により動線間距離を求めるとよ
い。すなわち、処理対象の2つの動線L1 ,L2 に属す
る特徴点をL1t(t=0〜m-1 ),L2t(t=0〜m-1
)とし、tが等しい同時刻の特徴点L1tとL2tのユー
クリッド距離dt を求める。
【0045】次いで、距離のばらつき度合いと、距離の
最小値の和を求め、その算出値を2つの動線L1 ,L2
間の距離Dとする。そして、係る距離Dがしきい値以下
の時に、2つの動線を統合する。なお、係る距離Dの算
出は、上記のように最大値をとるのではなく、平均値と
してもよい。また、同時刻に存在する特徴点が一つもな
い場合には、その動線L1 ,L2 の距離は無限大とす
る。
最小値の和を求め、その算出値を2つの動線L1 ,L2
間の距離Dとする。そして、係る距離Dがしきい値以下
の時に、2つの動線を統合する。なお、係る距離Dの算
出は、上記のように最大値をとるのではなく、平均値と
してもよい。また、同時刻に存在する特徴点が一つもな
い場合には、その動線L1 ,L2 の距離は無限大とす
る。
【0046】また、上記ばらつき度合いは、例えば分
散,標準偏差,最大値と最小値の差などを用いることが
できる。そして、具体的な算出式の一例を示すと、下記
のようにできる。もちろん算出式は下記に限るものでは
なく、標準偏差以外のものであってもよい。
散,標準偏差,最大値と最小値の差などを用いることが
できる。そして、具体的な算出式の一例を示すと、下記
のようにできる。もちろん算出式は下記に限るものでは
なく、標準偏差以外のものであってもよい。
【0047】D=a・σ(Ht )+b・max(Ht ) 但し、a,bは正の定数で、σは標準偏差、Ht は時刻
tにおける特徴点間のユークリッド距離である。すなわ
ち、対象物が自動車などの剛体の場合には、移動方向が
変わっても、全体形状はさほど変化しないので、同一物
体を構成する特徴点の相対位置関係も変化しない。そこ
で上記式を実行することにより、ばらつき度合いが小さ
いものは、距離Dも小さくなり、逆にばらつき度合いが
大きいと距離Dを大きくなるように調整できる。なお、
上記式において第2項を設けたのは、たまたま同じよう
に平行移動する2つの物体があった場合に、ユークリッ
ド距離が大きければ、異なる物体についての特徴点と判
断できるので、係る弁別を行うためである。
tにおける特徴点間のユークリッド距離である。すなわ
ち、対象物が自動車などの剛体の場合には、移動方向が
変わっても、全体形状はさほど変化しないので、同一物
体を構成する特徴点の相対位置関係も変化しない。そこ
で上記式を実行することにより、ばらつき度合いが小さ
いものは、距離Dも小さくなり、逆にばらつき度合いが
大きいと距離Dを大きくなるように調整できる。なお、
上記式において第2項を設けたのは、たまたま同じよう
に平行移動する2つの物体があった場合に、ユークリッ
ド距離が大きければ、異なる物体についての特徴点と判
断できるので、係る弁別を行うためである。
【0048】また、実際の装置を稼働する際には、予め
上記した各種の距離の算出アルゴリズムのうちいずれか
1つを選択し、実行するようになっている。
上記した各種の距離の算出アルゴリズムのうちいずれか
1つを選択し、実行するようになっている。
【0049】そして、統合処理部8における統合処理
は、上記処理をすべての動線の組み合わせに対して行
い、統合処理をする。具体的には図16に示すフローチ
ャートを実行することができる。前提として、本形態で
は、2つの動線を統合する場合には、フラグの小さい方
の動線に統合するようにしている。すなわち、まず初期
化処理としてすべての動線の組み合わせについての距離
を求める(ST1)。係る距離の算出は、予め定めた上
記したいずれかの方法により実行する。これにより、例
えば図13のように16本の動線があった場合には、図
17に示すような距離マトリクスが作成される。また、
初期設定としては、さらに図18に示すような所属動線
テーブル及び図19に示すようなクラスタ存在テーブル
を作成する。ここで所属動線テーブルは、左欄にクラス
タ番号としてすべての特徴点フラグを記憶させ、そのク
ラスタ番号と統合する動線の番号を右欄に記憶させるよ
うにしている。従って、初期状態としては、右欄には、
クラスタ番号と同一の番号が記入される。また、クラス
タ存在テーブルは、他の動線に統合されているか否かを
示すフラグで、他の動線に統合されていない場合には
「1」となり(自己に他の動線を統合させて、自己が代
表となっている場合も、存在フラグは「1」とな
る。)。そして、他の動線に統合された場合には、存在
フラグは「0」に変わる。よって、初期状態では、図示
するようにすべてのクラスタ番号の存在フラグが「1」
となる。
は、上記処理をすべての動線の組み合わせに対して行
い、統合処理をする。具体的には図16に示すフローチ
ャートを実行することができる。前提として、本形態で
は、2つの動線を統合する場合には、フラグの小さい方
の動線に統合するようにしている。すなわち、まず初期
化処理としてすべての動線の組み合わせについての距離
を求める(ST1)。係る距離の算出は、予め定めた上
記したいずれかの方法により実行する。これにより、例
えば図13のように16本の動線があった場合には、図
17に示すような距離マトリクスが作成される。また、
初期設定としては、さらに図18に示すような所属動線
テーブル及び図19に示すようなクラスタ存在テーブル
を作成する。ここで所属動線テーブルは、左欄にクラス
タ番号としてすべての特徴点フラグを記憶させ、そのク
ラスタ番号と統合する動線の番号を右欄に記憶させるよ
うにしている。従って、初期状態としては、右欄には、
クラスタ番号と同一の番号が記入される。また、クラス
タ存在テーブルは、他の動線に統合されているか否かを
示すフラグで、他の動線に統合されていない場合には
「1」となり(自己に他の動線を統合させて、自己が代
表となっている場合も、存在フラグは「1」とな
る。)。そして、他の動線に統合された場合には、存在
フラグは「0」に変わる。よって、初期状態では、図示
するようにすべてのクラスタ番号の存在フラグが「1」
となる。
【0050】次に、すべてのクラスタ(フラグ・動線)
の組み合わせのうち、最小距離となる組み合わせを見つ
ける(ST2)。すなわち、距離マトリクスを参照し、
クラスタ存在フラグが1となる場所の中で距離が最小と
なるセル(mini,minj)を検出する。但し、m
ini<minjで、そのときの距離をminとする。
の組み合わせのうち、最小距離となる組み合わせを見つ
ける(ST2)。すなわち、距離マトリクスを参照し、
クラスタ存在フラグが1となる場所の中で距離が最小と
なるセル(mini,minj)を検出する。但し、m
ini<minjで、そのときの距離をminとする。
【0051】その最小距離minがしきい値以内の場合
には、そのクラスタを統合する(ST3,4)。すなわ
ち、距離マトリクスの第mini行と第minj行の値
を比較し、大きい方を第mini行に記入する。これに
より、図17に示す距離マトリクスの第mini行,第
minj行の各クラスタの動線との距離データが図20
(A)に示すようになっているとすると、クラスタ番号
1,2,16との距離がminjの方が大きいため、第
mini行の値をそれに書き換える。これにより、同図
(B)のように距離マトリクスのデータが修正される。
には、そのクラスタを統合する(ST3,4)。すなわ
ち、距離マトリクスの第mini行と第minj行の値
を比較し、大きい方を第mini行に記入する。これに
より、図17に示す距離マトリクスの第mini行,第
minj行の各クラスタの動線との距離データが図20
(A)に示すようになっているとすると、クラスタ番号
1,2,16との距離がminjの方が大きいため、第
mini行の値をそれに書き換える。これにより、同図
(B)のように距離マトリクスのデータが修正される。
【0052】次いで、距離マトリクスの第mini列
(図17の縦方向)の値を第mini行(図17の横方
向)と同じになるようにコピーする。さらに、クラスタ
存在テーブルのminjの存在フラグを「0」にすると
ともに、所属動線テーブルのmini位置に、minj
位置の内容を追加する。これにより、動線miniに動
線minjを統合する処理が終了する。
(図17の縦方向)の値を第mini行(図17の横方
向)と同じになるようにコピーする。さらに、クラスタ
存在テーブルのminjの存在フラグを「0」にすると
ともに、所属動線テーブルのmini位置に、minj
位置の内容を追加する。これにより、動線miniに動
線minjを統合する処理が終了する。
【0053】そして、上記した統合処理を距離minが
しきい値より大きくなるまで繰り返し実行する。なお、
ステップ2〜4を繰り返し実行するとにより、例えばま
ずフラグ番号0と2が統合され、その次に1と3が統合
された場合を考えると、所属動線テーブル及びクラスタ
存在テーブルは図21に示すように更新される。なお、
図21のクラスタ番号が、上記miniやminjに対
応する。
しきい値より大きくなるまで繰り返し実行する。なお、
ステップ2〜4を繰り返し実行するとにより、例えばま
ずフラグ番号0と2が統合され、その次に1と3が統合
された場合を考えると、所属動線テーブル及びクラスタ
存在テーブルは図21に示すように更新される。なお、
図21のクラスタ番号が、上記miniやminjに対
応する。
【0054】そして、ステップ3の分岐判断でNOとな
った場合には、ステップ5に飛び、統合された動線群の
重心位置を求める。つまり、所属動線テーブルを参照
し、各時刻におけるクラスタの重心位置を求める。な
お、この重心位置は、同一時刻の特徴点の存在位置の平
均値を求め、その算出値を重心位置としている。
った場合には、ステップ5に飛び、統合された動線群の
重心位置を求める。つまり、所属動線テーブルを参照
し、各時刻におけるクラスタの重心位置を求める。な
お、この重心位置は、同一時刻の特徴点の存在位置の平
均値を求め、その算出値を重心位置としている。
【0055】さらに、本形態では、対象物(移動体)の
種類も判定するようにしている。つまり、同じ動線群に
属する動線に属する特徴点間のユークリッド距離を抽出
し、ばらつきを求める。そして、ばらつきが大きい場合
には非剛体にし、ばらつきが小さい場合には、剛体にす
ることができる。このばらつきは、上記した特徴点間距
離を求める際に利用したのと同様に、例えば分散,標準
偏差,最大値と最小値の差などを用いることができる。
種類も判定するようにしている。つまり、同じ動線群に
属する動線に属する特徴点間のユークリッド距離を抽出
し、ばらつきを求める。そして、ばらつきが大きい場合
には非剛体にし、ばらつきが小さい場合には、剛体にす
ることができる。このばらつきは、上記した特徴点間距
離を求める際に利用したのと同様に、例えば分散,標準
偏差,最大値と最小値の差などを用いることができる。
【0056】そして、そのようにして求めた結果を結果
表示部9に送り、そこで与えられた結果を結果表示部9
に表示する。このとき、与えられるデータは、特徴点の
各座標であるので、離散的である。そこで各重心位置を
通るように線で結ぶ。これにより、図23に示すように
移動軌跡を表示することができる。さらに、本実施の形
態では、移動体の性質として、剛体か非剛体かも併せて
判別するようにしたため、結果表示部9では、係る剛体
/非剛体も併せて表示するようにしている。
表示部9に送り、そこで与えられた結果を結果表示部9
に表示する。このとき、与えられるデータは、特徴点の
各座標であるので、離散的である。そこで各重心位置を
通るように線で結ぶ。これにより、図23に示すように
移動軌跡を表示することができる。さらに、本実施の形
態では、移動体の性質として、剛体か非剛体かも併せて
判別するようにしたため、結果表示部9では、係る剛体
/非剛体も併せて表示するようにしている。
【0057】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る移動体検出
方法及び装置並びに移動体認識方法及び装置並びに人間
検出方法及び装置では、複数のカメラを用いて同一領域
を撮像することにより、撮像された物体の特徴点の空間
座標位置を特定することができる。よって、その空間座
標に基づいて特徴点の移動軌跡等を求めることにより、
確実に移動体を分離検出することができ、その移動体の
追跡や、人数の数の計数などを精度よく行うことができ
る。
方法及び装置並びに移動体認識方法及び装置並びに人間
検出方法及び装置では、複数のカメラを用いて同一領域
を撮像することにより、撮像された物体の特徴点の空間
座標位置を特定することができる。よって、その空間座
標に基づいて特徴点の移動軌跡等を求めることにより、
確実に移動体を分離検出することができ、その移動体の
追跡や、人数の数の計数などを精度よく行うことができ
る。
【図1】従来の問題点を説明する図である。
【図2】本発明に係る移動体検出装置の好適な一実施の
形態を示す図である。
形態を示す図である。
【図3】空間座標を求める原理を説明する図である。
【図4】特徴点追跡部に入力する画像の一例を示す図で
ある。
ある。
【図5】特徴点追跡部の作用を説明する図である。
【図6】1フレーム前の特徴点座標データEt-1 の一例
を示す図である。
を示す図である。
【図7】特徴点を追跡した結果得られた特徴点座標デー
タDt の一例を示す図である。
タDt の一例を示す図である。
【図8】新規特徴点抽出部の作用を説明する図である。
【図9】新規特徴点抽出部から出力される特徴点座標デ
ータEt の一例を示す図である。
ータEt の一例を示す図である。
【図10】空間座標計測部で抽出された画像Bt の対応
点を示す図である。
点を示す図である。
【図11】空間座標計測部から出力される特徴点座標デ
ータFt の一例を示す図である。
ータFt の一例を示す図である。
【図12】座標データ蓄積部のデータ構造を示す図であ
る。
る。
【図13】時間空間上における導線の一例を示す図であ
る。
る。
【図14】統合処理部の作用を説明する図である。
【図15】統合処理部の作用を説明する図である。
【図16】統合処理部の機能を説明するフローチャート
である。
である。
【図17】初期化処理して得られる距離マトリクスのデ
ータ構造を示す図である。
ータ構造を示す図である。
【図18】初期化処理して得られる所属動線テーブルの
データ構造を示す図である。
データ構造を示す図である。
【図19】初期化処理して得られるクラスタ存在テーブ
ルのデータ構造を示す図である。
ルのデータ構造を示す図である。
【図20】クラスタ統合処理の作用を説明する図であ
る。
る。
【図21】クラスタ統合処理の作用を説明する図であ
る。
る。
【図22】表示部の出力例を示す図である。
1 第1カメラ 2 第2カメラ 3 フレーム遅延部 4 特徴点追跡部 5 新規特徴点抽出部 6 空間座標計測部 7 座標データ蓄積部 8 統合処理部 9 結果表示部 10 遅延部
Claims (12)
- 【請求項1】 複数のカメラと、 所定のカメラで撮像し得られた入力画像から特徴点を抽
出する新規特徴点抽出手段と、 抽出された前記特徴点を追跡する特徴点追跡手段と、 前記複数のカメラで撮像された複数枚の画像から特徴点
のステレオ対応づけを行い、その特徴点の空間座標を算
出する空間座標計測手段と、 前記特徴点の前記空間座標上での移動状態を示す動線を
求め、その動線間距離の近い動線を統合する動線統合手
段とを備えたことを特徴する移動体検出装置。 - 【請求項2】 前記動線統合手段は、 それぞれの動線に属する特徴点間距離を時刻ごとに求
め、その最大値または平均値を算出することにより前記
動線間距離を求めるようにしたことを特徴とする請求項
1に記載の移動体検出装置。 - 【請求項3】 前記特徴点間距離は、三次元ユークリッ
ド距離または特定の平面上に投影した際の二次元ユーク
リッド距離であることを特徴とする請求項2に記載の移
動体検出装置。 - 【請求項4】 前記特徴点間距離は、 比較対象の特徴点が、ともに高い位置にある特徴点同士
の特徴点間距離は、比較対象の特徴点の少なくとも1つ
が低い位置にある場合よりも長くなるようにすることを
特徴とする請求項2に記載の移動体検出装置。 - 【請求項5】 それぞれの動線に属する特徴点間のユー
クリッド距離を時刻ごとに求め、そのばらつきを前記動
線間距離としたことを特徴とする請求項1に記載の移動
体検出装置。 - 【請求項6】 前記動線統合手段は、 まず、動線のそれぞれをクラスタとし、次にクラスタ間
距離の小さいものから順に融合を進めることにより前記
動線の統合を行うようにしたものであることを特徴とす
る請求項1〜5のいずれか1項に記載の移動体検出装
置。 - 【請求項7】 複数のカメラで同一の監視領域を撮像
し、あるカメラで撮像された入力画像から新規特徴点を
抽出し、 前記あるカメラから出力される入力画像に対し、それ以
前の入力画像で抽出された特徴点の移動先を検出するこ
とにより、その特徴点を追跡し、 一方、前記あるカメラと他のカメラにて同一タイミング
で撮像された複数の入力画像から特徴点のステレオ対応
づけを行い、その特徴点の空間座標を算出し、 その算出した特徴点の空間座標に基づいて前記新規抽出
及びまたは追跡した特徴点の空間座標上で移動状態を示
す動線を求め、その動線間距離の近い動線を統合するこ
とにより、移動体を検出するようにしたことを特徴とす
る移動体検出方法。 - 【請求項8】 複数のカメラで同一の監視領域を撮像し
て得られた画像に基づいて、同一の移動体に付された複
数の特徴点の空間座標を求め、 前記複数の特徴点間のユークリッド距離を時刻ごとに求
め、 そのユークリッド距離のばらつきに基づいて移動体の性
質を判断するようにしたことを特徴とする移動体認識方
法。 - 【請求項9】 前記移動体の性質は、移動時に形状の変
化があまりない剛体か否かであり、 前記ばらつきが大きい場合には前記移動体は非剛体であ
り、 前記ばらつきが小さい場合には前記移動体は剛体である
と判断するようにしたことを特徴とする請求項8に記載
の移動体認識方法。 - 【請求項10】 複数のカメラと、 入力画像から特徴点を抽出する新規特徴点抽出手段と、 抽出された特徴点を追跡する特徴点追跡手段と、 複数枚の画像から特徴点のステレオ対応づけを行い、そ
の特徴点の空間座標を算出する空間座標計測手段と、 前記特徴点の前記空間座標上での移動状態を示す動線を
求め、その動線間距離の近い動線を統合する動線統合手
段と、 前記統合された動線に属する前記特徴点間のユークリッ
ド距離の時刻ごとにばらつきを求め、そのばらつきに基
づいて移動体の性質を判断する判断手段とを備えたこと
を特徴とする移動体認識装置。 - 【請求項11】 複数のカメラで同一の監視領域を撮像
して得られた画像に基づいて、同一の移動体に付された
複数の特徴点の空間座標を求め、 比較対象の複数の特徴点が、ともに高い位置にある特徴
点同士の特徴点間距離は、比較対象の特徴点の少なくと
も1つが低い位置にある場合よりも長くなるようにし、 上記のようにして求めた特徴点間距離に基づいて人間を
検出するようにしたことを特徴とする人間検出方法。 - 【請求項12】 複数のカメラで同一の監視領域を撮像
して得られた画像に基づいて、同一の移動体に付された
複数の特徴点の空間座標を算出する空間座標計測手段
と、 比較対象の複数の特徴点が、ともに高い位置にある特徴
点同士の特徴点間距離は、比較対象の特徴点の少なくと
も1つが低い位置にある場合よりも長くなるように補正
した特徴点間距離を求める距離算出手段と、 その距離算出手段で求めた特徴点間距離に基づいて個々
の人間を検出する手段とを備えたことを特徴とする人間
検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9239146A JPH1166319A (ja) | 1997-08-21 | 1997-08-21 | 移動体検出方法及び装置並びに移動体認識方法及び装置並びに人間検出方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9239146A JPH1166319A (ja) | 1997-08-21 | 1997-08-21 | 移動体検出方法及び装置並びに移動体認識方法及び装置並びに人間検出方法及び装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1166319A true JPH1166319A (ja) | 1999-03-09 |
Family
ID=17040447
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9239146A Withdrawn JPH1166319A (ja) | 1997-08-21 | 1997-08-21 | 移動体検出方法及び装置並びに移動体認識方法及び装置並びに人間検出方法及び装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1166319A (ja) |
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-
1997
- 1997-08-21 JP JP9239146A patent/JPH1166319A/ja not_active Withdrawn
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