JPH116735A - 角速度センサ - Google Patents
角速度センサInfo
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- JPH116735A JPH116735A JP9161276A JP16127697A JPH116735A JP H116735 A JPH116735 A JP H116735A JP 9161276 A JP9161276 A JP 9161276A JP 16127697 A JP16127697 A JP 16127697A JP H116735 A JPH116735 A JP H116735A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 角速度の検出感度をアップする。脚部の電界
のバランスを均一にし振動漏れを防ぐ。側面の検出用電
極板と主面のリード電極との導通の信頼性を上げる。 【解決手段】 励振用の電極板4-1〜4-4の交差範囲L
Aの終端を脚部1-1の滑動端S1付近まで延ばす。これ
により、歪みが大きくなる方向への有効作用長が長くな
り、より大きな励振が得られる。電極板5’-1〜5’-4
の交差範囲LBの終端を脚部1-2の滑動端S2付近まで
延ばす。これにより、歪みが大きくなる方向への有効作
用長が長くなり、より大きな電荷が得られる。歪みの小
さな最上部以外は滑動端S1,S2付近まで電極板を均
等に延ばし電界のバランスを均一にする。電極板5’-1
〜5’-4は脚部1-2の主面および側面にまたがって形成
する。これにより、側面から主面への電極板の廻し込み
幅が大となり、主面リード電極との導通の信頼性が上が
る。
のバランスを均一にし振動漏れを防ぐ。側面の検出用電
極板と主面のリード電極との導通の信頼性を上げる。 【解決手段】 励振用の電極板4-1〜4-4の交差範囲L
Aの終端を脚部1-1の滑動端S1付近まで延ばす。これ
により、歪みが大きくなる方向への有効作用長が長くな
り、より大きな励振が得られる。電極板5’-1〜5’-4
の交差範囲LBの終端を脚部1-2の滑動端S2付近まで
延ばす。これにより、歪みが大きくなる方向への有効作
用長が長くなり、より大きな電荷が得られる。歪みの小
さな最上部以外は滑動端S1,S2付近まで電極板を均
等に延ばし電界のバランスを均一にする。電極板5’-1
〜5’-4は脚部1-2の主面および側面にまたがって形成
する。これにより、側面から主面への電極板の廻し込み
幅が大となり、主面リード電極との導通の信頼性が上が
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、励振電極に交流
電圧を印加することによって振動子素子が振動している
とき、この振動子素子の脚部の伸縮方向の回りに作用す
る回転角速度を、検出電極に生ずる電圧信号に基づいて
検出する角速度センサに関するものである。
電圧を印加することによって振動子素子が振動している
とき、この振動子素子の脚部の伸縮方向の回りに作用す
る回転角速度を、検出電極に生ずる電圧信号に基づいて
検出する角速度センサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】所定方向に沿って振動している振動子、
例えば直交座標軸平面(X−Y平面)におけるX軸に沿
って振動している振動子がY軸の回りに回転すると、振
動子に(X−Y平面と直交する)Z軸方向にコリオリの
力が生じる。このコリオリの力は角速度の大きさに比例
して定まることから、コリオリの力を振動子の撓み変位
量として間接的に、圧電素子の圧電効果、容量変化など
で直接的に測定すれば、振動子のY軸の回りに作用した
回転角速度の大きさを求めることができる。このため、
振動する振動子を角速度検出素子として車両や航空機等
に搭載し、その走行或いは飛行軌跡を記録したり旋回時
に発生するヨーレイトを検出することが行われている。
また、この角速度検出素子をロボットに搭載して、その
姿勢制御等にも応用されている。
例えば直交座標軸平面(X−Y平面)におけるX軸に沿
って振動している振動子がY軸の回りに回転すると、振
動子に(X−Y平面と直交する)Z軸方向にコリオリの
力が生じる。このコリオリの力は角速度の大きさに比例
して定まることから、コリオリの力を振動子の撓み変位
量として間接的に、圧電素子の圧電効果、容量変化など
で直接的に測定すれば、振動子のY軸の回りに作用した
回転角速度の大きさを求めることができる。このため、
振動する振動子を角速度検出素子として車両や航空機等
に搭載し、その走行或いは飛行軌跡を記録したり旋回時
に発生するヨーレイトを検出することが行われている。
また、この角速度検出素子をロボットに搭載して、その
姿勢制御等にも応用されている。
【0003】図6は水晶を用いた従来の角速度センサの
要部を示す図である。同図において、(a)は斜視図、
(b)は同図(a)における電極配置および結線状態を
拡大して示す図である。同図において、1はU字型の振
動子素子(水晶板)、2−1〜2−4は励振用の電極
板、3−1〜3−4は検出用の電極板であり、励振用の
電極板2−1〜2−4を励振電極2の構成要素とし、検
出用の電極板3−1〜3−4を検出電極3の構成要素と
している。励振用の電極板2−1〜2−4は振動子素子
1の一方の脚部1−1の表裏(主面)および左右(側
面)の面に、検出用の電極板3−1〜3−4は振動子素
子1の他方の脚部1−2の左右(側面)の面に形成され
ている。
要部を示す図である。同図において、(a)は斜視図、
(b)は同図(a)における電極配置および結線状態を
拡大して示す図である。同図において、1はU字型の振
動子素子(水晶板)、2−1〜2−4は励振用の電極
板、3−1〜3−4は検出用の電極板であり、励振用の
電極板2−1〜2−4を励振電極2の構成要素とし、検
出用の電極板3−1〜3−4を検出電極3の構成要素と
している。励振用の電極板2−1〜2−4は振動子素子
1の一方の脚部1−1の表裏(主面)および左右(側
面)の面に、検出用の電極板3−1〜3−4は振動子素
子1の他方の脚部1−2の左右(側面)の面に形成され
ている。
【0004】この角速度センサにおいては、図6(b)
に示されるように、励振用の電極板2−1と2−3とが
端子P1に共通に接続され、励振用の電極板2−2と2
−4とが端子P2に共通に接続され、この端子P1とP
2との間に交流電圧が印加される。このため、ある時は
図6(b)中に矢印で示す如く電界が発生し、次には逆
方向の電界が発生することにより、振動子素子1の一方
の脚部1−1が、更に他方の脚部1−2も連動して、そ
の長手方向へ伸縮しながら左右に振動する。
に示されるように、励振用の電極板2−1と2−3とが
端子P1に共通に接続され、励振用の電極板2−2と2
−4とが端子P2に共通に接続され、この端子P1とP
2との間に交流電圧が印加される。このため、ある時は
図6(b)中に矢印で示す如く電界が発生し、次には逆
方向の電界が発生することにより、振動子素子1の一方
の脚部1−1が、更に他方の脚部1−2も連動して、そ
の長手方向へ伸縮しながら左右に振動する。
【0005】ここで、脚部1−1,1−2の振動方向
(励振方向)をX軸方向、このX軸方向と直交する図6
(a)における紙面内の方向、すなわち脚部1−1,1
−2の伸縮方向をY軸方向、このX−Y平面と直交する
方向(振動子素子1の板面に垂直な方向)をZ軸方向と
した場合、Y軸の回りに回転角速度が作用すると、コリ
オリの力によりZ軸方向の振動成分が生じる。この振動
成分の大きさはコリオリの力に比例しているので、振動
子素子1の他方の脚部1−2には回転角速度に比例した
大きさで振動の方向に応じた極の電荷が発生する。
(励振方向)をX軸方向、このX軸方向と直交する図6
(a)における紙面内の方向、すなわち脚部1−1,1
−2の伸縮方向をY軸方向、このX−Y平面と直交する
方向(振動子素子1の板面に垂直な方向)をZ軸方向と
した場合、Y軸の回りに回転角速度が作用すると、コリ
オリの力によりZ軸方向の振動成分が生じる。この振動
成分の大きさはコリオリの力に比例しているので、振動
子素子1の他方の脚部1−2には回転角速度に比例した
大きさで振動の方向に応じた極の電荷が発生する。
【0006】これにより、図6(b)に示されるよう
に、検出用の電極板3−1と3−4とを共通に接続した
端子P3と、検出電極3−2と3−3とを共通に接続し
た端子P4との間に、ある時には矢印の方向、次には逆
方向の電荷が発生し、コリオリの力に応じた電圧信号e
sが得られる。この電圧信号esの大きさによって、Y
軸の回りに作用する回転角速度の大きさを知ることがで
きる。また、この電圧信号esは基本的にサインカーブ
として得られ、この電圧信号esの波形と励振振動信号
eの波形(励振波形)とを位相比較することにより、そ
の位相の進み遅れで回転角速度の方向を知ることができ
る。
に、検出用の電極板3−1と3−4とを共通に接続した
端子P3と、検出電極3−2と3−3とを共通に接続し
た端子P4との間に、ある時には矢印の方向、次には逆
方向の電荷が発生し、コリオリの力に応じた電圧信号e
sが得られる。この電圧信号esの大きさによって、Y
軸の回りに作用する回転角速度の大きさを知ることがで
きる。また、この電圧信号esは基本的にサインカーブ
として得られ、この電圧信号esの波形と励振振動信号
eの波形(励振波形)とを位相比較することにより、そ
の位相の進み遅れで回転角速度の方向を知ることができ
る。
【0007】なお、端子P1とP2との間に印加される
励振振動信号eの振幅は、図示せぬ温度補償回路によっ
て、温度変化により素子の諸定数、振動姿態が変化して
も、一定の振幅に保たれる。
励振振動信号eの振幅は、図示せぬ温度補償回路によっ
て、温度変化により素子の諸定数、振動姿態が変化して
も、一定の振幅に保たれる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図6に
示した従来の角速度センサでは、励振電極2を構成する
電極板2−1〜2−4の交差範囲LAおよび検出用電極
3を構成する電極板3−1〜3−4の交差範囲LBが短
い。すなわち、脚部1−1および1−2の滑動端S1お
よびS2はこの脚部1−1および1−2の根元部に位置
するが、励振用の電極板2−1〜2−4の交差範囲LA
および検出用の電極板3−1〜3−4の交差範囲LBの
終端が滑動端S1およびS2から離れている。滑動端S
1およびS2では最も歪みが大きくなる。従来において
は、この滑動端S1およびS2付近を交差範囲LAおよ
びLBに有効作用長として入れていないので、脚部1−
1ではより大きな励振が得られず、脚部1−2ではY軸
の回りの回転に対しより大きな電荷を得ることができ
ず、角速度の検出感度が落ちる。また、この角速度セン
サでは、励振用の電極板2−1,2−3を根元付近、2
−2,2−4を最上部付近でそれぞれの組を段違いに廻
し込んでいるため、脚部1−1において、滑動端となる
根元付近で、電界のバランスを不均一にしている。一
方、検出用の電極板は3−2,3−3を根元付近、3−
1,3−4を最上部付近で廻し込んでいるため、最上部
付近、根元付近共に電界のバランスを不均一にしてい
る。このため、脚部1−1,1−2は共に目的の方向
(X軸方向)への振動に対し振動漏れ(直角成分を持つ
振動)が生じる虞れがある。
示した従来の角速度センサでは、励振電極2を構成する
電極板2−1〜2−4の交差範囲LAおよび検出用電極
3を構成する電極板3−1〜3−4の交差範囲LBが短
い。すなわち、脚部1−1および1−2の滑動端S1お
よびS2はこの脚部1−1および1−2の根元部に位置
するが、励振用の電極板2−1〜2−4の交差範囲LA
および検出用の電極板3−1〜3−4の交差範囲LBの
終端が滑動端S1およびS2から離れている。滑動端S
1およびS2では最も歪みが大きくなる。従来において
は、この滑動端S1およびS2付近を交差範囲LAおよ
びLBに有効作用長として入れていないので、脚部1−
1ではより大きな励振が得られず、脚部1−2ではY軸
の回りの回転に対しより大きな電荷を得ることができ
ず、角速度の検出感度が落ちる。また、この角速度セン
サでは、励振用の電極板2−1,2−3を根元付近、2
−2,2−4を最上部付近でそれぞれの組を段違いに廻
し込んでいるため、脚部1−1において、滑動端となる
根元付近で、電界のバランスを不均一にしている。一
方、検出用の電極板は3−2,3−3を根元付近、3−
1,3−4を最上部付近で廻し込んでいるため、最上部
付近、根元付近共に電界のバランスを不均一にしてい
る。このため、脚部1−1,1−2は共に目的の方向
(X軸方向)への振動に対し振動漏れ(直角成分を持つ
振動)が生じる虞れがある。
【0009】本発明はこのような課題を解決するために
なされたもので、その目的とするところは、角速度の検
出感度をアップすることの可能な、また脚部の電界のバ
ランスを均一にして振動漏れが生じないようにすること
の可能な角速度センサを提供することにある。
なされたもので、その目的とするところは、角速度の検
出感度をアップすることの可能な、また脚部の電界のバ
ランスを均一にして振動漏れが生じないようにすること
の可能な角速度センサを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、第1発明(請求項1に係る発明)は、U字型
の振動子素子を用いた角速度センサにおいて、一方の脚
部に形成された励振電極および他方の脚部に形成された
検出電極の少なくとも一方について、その電極を構成す
る各電極板の交差範囲の終端をその電極が形成された脚
部の滑動端付近まで延ばしたものである。第2発明(請
求項2に係る発明)は、H型の振動子素子を用いた角速
度センサにおいて、第1の脚部に形成された励振電極お
よび第2の脚部に形成された検出電極の少なくとも一方
について、その電極を構成する各電極板の交差範囲の終
端をその電極が形成された脚部の滑動端付近まで延ばし
たものである。この第1発明および第2発明によれば、
励振電極および検出電極の両方あるいは片方について、
その電極を構成する各電極板の交差範囲の終端がその電
極が形成された脚部の滑動端付近まで延ばされ、歪みが
大きくなる方向への有効作用長が長くなる。また、歪み
の小さな最上部以外は滑動端付近まで電極を均等に延ば
し、電界のバランスを均一にすることが可能となる。
るために、第1発明(請求項1に係る発明)は、U字型
の振動子素子を用いた角速度センサにおいて、一方の脚
部に形成された励振電極および他方の脚部に形成された
検出電極の少なくとも一方について、その電極を構成す
る各電極板の交差範囲の終端をその電極が形成された脚
部の滑動端付近まで延ばしたものである。第2発明(請
求項2に係る発明)は、H型の振動子素子を用いた角速
度センサにおいて、第1の脚部に形成された励振電極お
よび第2の脚部に形成された検出電極の少なくとも一方
について、その電極を構成する各電極板の交差範囲の終
端をその電極が形成された脚部の滑動端付近まで延ばし
たものである。この第1発明および第2発明によれば、
励振電極および検出電極の両方あるいは片方について、
その電極を構成する各電極板の交差範囲の終端がその電
極が形成された脚部の滑動端付近まで延ばされ、歪みが
大きくなる方向への有効作用長が長くなる。また、歪み
の小さな最上部以外は滑動端付近まで電極を均等に延ば
し、電界のバランスを均一にすることが可能となる。
【0011】第3発明(請求項3に係る発明)は、第1
発明および第2発明において、検出電極を構成する各電
極板を、その電極の形成面である脚部の主面および側面
にまたがって形成したものである。この発明によれば、
検出電極を構成する各電極板は、脚部の主面および側面
にまたがることにより、側面から主面への検出用の電極
板の廻し込み幅を大として、側面の検出用電極板と主面
のリード電極との導通の信頼性を高めることができる。
発明および第2発明において、検出電極を構成する各電
極板を、その電極の形成面である脚部の主面および側面
にまたがって形成したものである。この発明によれば、
検出電極を構成する各電極板は、脚部の主面および側面
にまたがることにより、側面から主面への検出用の電極
板の廻し込み幅を大として、側面の検出用電極板と主面
のリード電極との導通の信頼性を高めることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施の形態に基づ
き詳細に説明する。 〔実施の形態1〕図1はこの発明の一実施の形態の要部
を示す図であり、同図(a)は斜視図、同図(b)は同
図(a)における電極配置および結線状態を拡大して示
す図である。
き詳細に説明する。 〔実施の形態1〕図1はこの発明の一実施の形態の要部
を示す図であり、同図(a)は斜視図、同図(b)は同
図(a)における電極配置および結線状態を拡大して示
す図である。
【0013】同図において、1はU字型の振動子素子
(水晶板)、4−1〜4−4は励振用の電極板、5−1
〜5−4は検出用の電極板であり、電極板4−1〜4−
4を励振電極4の構成要素とし、電極板5−1〜5−4
を検出電極5の構成要素としている。励振用の電極板4
−1〜4−4は振動子素子1の一方の脚部1−1の表裏
(主面)および左右(側面)の面に、検出用の電極板5
−1〜5−4は振動子素子1の他方の脚部1−2の左右
(側面)の面に形成されている。
(水晶板)、4−1〜4−4は励振用の電極板、5−1
〜5−4は検出用の電極板であり、電極板4−1〜4−
4を励振電極4の構成要素とし、電極板5−1〜5−4
を検出電極5の構成要素としている。励振用の電極板4
−1〜4−4は振動子素子1の一方の脚部1−1の表裏
(主面)および左右(側面)の面に、検出用の電極板5
−1〜5−4は振動子素子1の他方の脚部1−2の左右
(側面)の面に形成されている。
【0014】この角速度センサにおいては、図1(b)
に示されるように、励振用の電極板4−1と4−3とが
端子P1に共通に接続され、励振用の電極板4−2と4
−4とが端子P2に共通に接続され、この端子P1とP
2との間に交流電圧が印加される。このため、ある時は
図1(b)中に矢印で示す如く電界が発生し、次には逆
方向の電界が発生することにより、振動子素子1の一方
の脚部1−1が、更に他方の脚部1−2も連動して、そ
の長手方向へ伸縮しながら左右に振動する。
に示されるように、励振用の電極板4−1と4−3とが
端子P1に共通に接続され、励振用の電極板4−2と4
−4とが端子P2に共通に接続され、この端子P1とP
2との間に交流電圧が印加される。このため、ある時は
図1(b)中に矢印で示す如く電界が発生し、次には逆
方向の電界が発生することにより、振動子素子1の一方
の脚部1−1が、更に他方の脚部1−2も連動して、そ
の長手方向へ伸縮しながら左右に振動する。
【0015】ここで、脚部1−1,1−2の振動方向
(励振方向)をX軸方向、このX軸方向と直交する図1
(a)における紙面内の方向、すなわち脚部1−1,1
−2の伸縮方向をY軸方向、このX−Y平面と直交する
方向(振動子素子1の板面に垂直な方向)をZ軸方向と
した場合、Y軸の回りに回転角速度が作用すると、コリ
オリの力によりZ軸方向の振動成分が生じる。この振動
成分の大きさはコリオリの力に比例しているので、振動
子素子1の他方の脚部1−2には回転角速度に比例した
大きさで振動の方向に応じた極の電荷が発生する。
(励振方向)をX軸方向、このX軸方向と直交する図1
(a)における紙面内の方向、すなわち脚部1−1,1
−2の伸縮方向をY軸方向、このX−Y平面と直交する
方向(振動子素子1の板面に垂直な方向)をZ軸方向と
した場合、Y軸の回りに回転角速度が作用すると、コリ
オリの力によりZ軸方向の振動成分が生じる。この振動
成分の大きさはコリオリの力に比例しているので、振動
子素子1の他方の脚部1−2には回転角速度に比例した
大きさで振動の方向に応じた極の電荷が発生する。
【0016】これにより、図1(b)に示されるよう
に、検出用の電極板5−1と5−4とを共通に接続した
端子P3と、検出電極5−2と5−3とを共通に接続し
た端子P4との間に、ある時には矢印の方向、次には逆
方向の電荷が発生し、コリオリの力に応じた電圧信号e
sが得られる。この電圧信号esの大きさによって、Y
軸の回りに作用する回転角速度の大きさを知ることがで
きる。また、この電圧信号esは基本的にサインカーブ
として得られ、この電圧信号esの波形と励振振動信号
eの波形(励振波形)とを位相比較することにより、そ
の位相の進み遅れで回転角速度の方向を知ることができ
る。
に、検出用の電極板5−1と5−4とを共通に接続した
端子P3と、検出電極5−2と5−3とを共通に接続し
た端子P4との間に、ある時には矢印の方向、次には逆
方向の電荷が発生し、コリオリの力に応じた電圧信号e
sが得られる。この電圧信号esの大きさによって、Y
軸の回りに作用する回転角速度の大きさを知ることがで
きる。また、この電圧信号esは基本的にサインカーブ
として得られ、この電圧信号esの波形と励振振動信号
eの波形(励振波形)とを位相比較することにより、そ
の位相の進み遅れで回転角速度の方向を知ることができ
る。
【0017】ここで、図6に示した従来の角速度センサ
と異なる点は、励振電極4を構成する電極板4−1〜4
−4、および検出電極5を構成する電極板5−1〜5−
4の形状および配置にある。
と異なる点は、励振電極4を構成する電極板4−1〜4
−4、および検出電極5を構成する電極板5−1〜5−
4の形状および配置にある。
【0018】すなわち、この実施の形態では、脚部1−
1の右側面1−1Rに電極板4−1を形成しているが、
この電極板4−1の下端部を脚部1−1の根元部まで延
ばし、脚部1−1の根元部の傾斜面1−1aにおいて表
側主面1−1F側からのリード電極(主面リード電極)
6−1と結合している。脚部1−1の左側面1−1Lに
形成した電極板4−3についても電極板4−1と同様に
形成している。
1の右側面1−1Rに電極板4−1を形成しているが、
この電極板4−1の下端部を脚部1−1の根元部まで延
ばし、脚部1−1の根元部の傾斜面1−1aにおいて表
側主面1−1F側からのリード電極(主面リード電極)
6−1と結合している。脚部1−1の左側面1−1Lに
形成した電極板4−3についても電極板4−1と同様に
形成している。
【0019】また、脚部1−1の表側主面1−1Fに電
極板4−2を形成しているが、この電極板4−2の下端
部を脚部1−1の根元部よりもさらに下方、すなわち脚
部1−1の滑動端S1よりもさらに下方に延ばしてい
る。脚部1−1の裏側主面1−1Bに形成した電極板4
−4についても電極板4−2と同様に根元部(滑動端S
1)まで形成している。
極板4−2を形成しているが、この電極板4−2の下端
部を脚部1−1の根元部よりもさらに下方、すなわち脚
部1−1の滑動端S1よりもさらに下方に延ばしてい
る。脚部1−1の裏側主面1−1Bに形成した電極板4
−4についても電極板4−2と同様に根元部(滑動端S
1)まで形成している。
【0020】これにより、電極板4−1〜4−4の交差
範囲LAの終端が脚部1−1の滑動端S1付近まで延ば
され、歪みが大きくなる方向への有効作用長が長くな
り、脚部1−1においてより大きな励振が得られる。ま
た、歪みの小さな最上部以外は滑動端S1付近まで電極
板4−1〜4−4が均等に延ばされているので、電界の
バランスが均一になり、振動漏れが防がれる。
範囲LAの終端が脚部1−1の滑動端S1付近まで延ば
され、歪みが大きくなる方向への有効作用長が長くな
り、脚部1−1においてより大きな励振が得られる。ま
た、歪みの小さな最上部以外は滑動端S1付近まで電極
板4−1〜4−4が均等に延ばされているので、電界の
バランスが均一になり、振動漏れが防がれる。
【0021】一方、脚部1−2では、その右側面1−2
Rの前方に電極板5−1を形成しているが、この電極板
5−1の先端部を脚部1−2の根元部まで延ばし、脚部
1−2の根元部の傾斜面1−2bにおいて表側主面1−
2F側からのリード電極(主面リード電極)6−2と結
合している。また、脚部1−2の右側面1−2Rの後方
に電極板5−2を形成しているが、この電極板5−2の
下端部を脚部1−2の根元部まで延ばし、脚部1−2の
根元部の傾斜面1−2bにおいて裏側主面1−2B側か
らのリード電極(主面リード電極)6−3と結合してい
る。脚部1−2の左側面1−2Lに形成した電極板5−
3および5−4ついても電極板5−2および5−1と同
様に根元部(滑動端S2)まで形成している。
Rの前方に電極板5−1を形成しているが、この電極板
5−1の先端部を脚部1−2の根元部まで延ばし、脚部
1−2の根元部の傾斜面1−2bにおいて表側主面1−
2F側からのリード電極(主面リード電極)6−2と結
合している。また、脚部1−2の右側面1−2Rの後方
に電極板5−2を形成しているが、この電極板5−2の
下端部を脚部1−2の根元部まで延ばし、脚部1−2の
根元部の傾斜面1−2bにおいて裏側主面1−2B側か
らのリード電極(主面リード電極)6−3と結合してい
る。脚部1−2の左側面1−2Lに形成した電極板5−
3および5−4ついても電極板5−2および5−1と同
様に根元部(滑動端S2)まで形成している。
【0022】これにより、電極板5−1〜5−4の交差
範囲LBの終端が脚部1−2の滑動端S2付近まで延ば
され、歪みが大きくなる方向への有効作用長が長くな
り、Y軸の回りの回転に対し脚部1−2においてより大
きな電荷が得られる。また、歪みの小さな最上部以外は
滑動端S2付近まで電極板5−1〜5−4が均等に延ば
されているので、電界のバランスが均一になり、振動漏
れが防がれる。
範囲LBの終端が脚部1−2の滑動端S2付近まで延ば
され、歪みが大きくなる方向への有効作用長が長くな
り、Y軸の回りの回転に対し脚部1−2においてより大
きな電荷が得られる。また、歪みの小さな最上部以外は
滑動端S2付近まで電極板5−1〜5−4が均等に延ば
されているので、電界のバランスが均一になり、振動漏
れが防がれる。
【0023】ところで、従来において、脚部の根元部ま
で電極板を配置することができなかったのには理由があ
る。例えば、図1(a)では、脚部1−2における電極
板5−1および5−2を脚部1−2の根元部まで配置し
ている。このような電極板5−1および5−2はフォト
リソグラフィによって形成する。すなわち、先ず、振動
子素子に金属電極膜を蒸着する。そして、フォトレジス
トを塗布し、マスクをかけて露光する。これにより、マ
スクをかけた部分だけ、フォトレジストが残される。次
に、フォトレジストの残されていない金属電極膜をエッ
チングによって除去し、フォトレジストをはく離するこ
とによって、電極板を作る。
で電極板を配置することができなかったのには理由があ
る。例えば、図1(a)では、脚部1−2における電極
板5−1および5−2を脚部1−2の根元部まで配置し
ている。このような電極板5−1および5−2はフォト
リソグラフィによって形成する。すなわち、先ず、振動
子素子に金属電極膜を蒸着する。そして、フォトレジス
トを塗布し、マスクをかけて露光する。これにより、マ
スクをかけた部分だけ、フォトレジストが残される。次
に、フォトレジストの残されていない金属電極膜をエッ
チングによって除去し、フォトレジストをはく離するこ
とによって、電極板を作る。
【0024】ところが、従来このフォトリソグラフィ工
程において、フォトレジストは表面張力などの影響によ
り角部にのりにくく、エッチングに際して角部の金属電
極膜が除去されてしまう。すなわち、電極板5−1につ
いていえば、この電極板5−1に結合される主面リード
電極6−2が図2に示すように角部1−2cにおいて導
通不良となってしまう。この改善策として、部分的にス
リットのある蒸着マスクを用い、この蒸着マスクのスリ
ット100を通して金属を飛ばし、導通不良部分をなく
す。この際、スリット100からの金属が奥の方まで飛
び、電極板5−1と5−2とが傾斜面1−2bにおいて
ショートしてしまう。このようなショートを起こさせな
いために、電極板5−1と5−2とは段違いの構造とす
る必要があり、電極板5−1と5−2との交差範囲LB
の終端が滑動端S2から離れることになる。
程において、フォトレジストは表面張力などの影響によ
り角部にのりにくく、エッチングに際して角部の金属電
極膜が除去されてしまう。すなわち、電極板5−1につ
いていえば、この電極板5−1に結合される主面リード
電極6−2が図2に示すように角部1−2cにおいて導
通不良となってしまう。この改善策として、部分的にス
リットのある蒸着マスクを用い、この蒸着マスクのスリ
ット100を通して金属を飛ばし、導通不良部分をなく
す。この際、スリット100からの金属が奥の方まで飛
び、電極板5−1と5−2とが傾斜面1−2bにおいて
ショートしてしまう。このようなショートを起こさせな
いために、電極板5−1と5−2とは段違いの構造とす
る必要があり、電極板5−1と5−2との交差範囲LB
の終端が滑動端S2から離れることになる。
【0025】本出願人は、フォトリソグラフィ工程にお
けるフォトレジストの塗布方法の改良を重ねることによ
り、フォトレジストの塗布を完璧とし、従来エッチング
に際して除去されてしまっていた角部の金属電極膜を残
すことに成功した。この成功によって、後から導通不良
部分をなくすという工程が不要となり、図1において、
電極板4−1〜4−4の交差範囲LAの終端および電極
板5−1〜5−4の交差範囲LBの終端を滑動端S1お
よびS2の付近まで延ばせるようになった。
けるフォトレジストの塗布方法の改良を重ねることによ
り、フォトレジストの塗布を完璧とし、従来エッチング
に際して除去されてしまっていた角部の金属電極膜を残
すことに成功した。この成功によって、後から導通不良
部分をなくすという工程が不要となり、図1において、
電極板4−1〜4−4の交差範囲LAの終端および電極
板5−1〜5−4の交差範囲LBの終端を滑動端S1お
よびS2の付近まで延ばせるようになった。
【0026】〔実施の形態2〕図3はこの発明の他の実
施の形態の要部を示す図であり、同図(a)は斜視図、
同図(b)は同図(a)における電極配置および結線状
態を拡大して示す図である。この角速度センサでは、検
出用の電極板5’−1〜5’−4を、脚部1−2の主面
および側面にまたがって形成している。すなわち、電極
板5’−1を表側主面1−2Fと右側面1−2Rとにま
たがって、電極板5’−2を裏側主面1−2Bと右側面
1−2Rとにまたがって、電極板5’−3を表側主面1
−2Fと左側面1−2Lとにまたがって、電極板5’−
4を裏側主面1−2Bと左側面1−2Lとにまたがって
形成している。
施の形態の要部を示す図であり、同図(a)は斜視図、
同図(b)は同図(a)における電極配置および結線状
態を拡大して示す図である。この角速度センサでは、検
出用の電極板5’−1〜5’−4を、脚部1−2の主面
および側面にまたがって形成している。すなわち、電極
板5’−1を表側主面1−2Fと右側面1−2Rとにま
たがって、電極板5’−2を裏側主面1−2Bと右側面
1−2Rとにまたがって、電極板5’−3を表側主面1
−2Fと左側面1−2Lとにまたがって、電極板5’−
4を裏側主面1−2Bと左側面1−2Lとにまたがって
形成している。
【0027】これにより、脚部1−2において、側面か
ら主面への検出用の電極板の廻し込み幅が著しく大とな
り、側面の検出用の電極板と主面リード電極との接続が
確実となり、導通の信頼性が極めて高くなる。すなわ
ち、実施の形態1では、脚部1−2の側面の検出用の電
極板から主面リード電極につなげる角部(図2に示した
角部1−2aや1−2c)で廻し込みを行っているた
め、その廻し込み幅が小さく、導通の信頼性が低い。こ
れに対して、この実施の形態3では、脚部1−2の稜線
で廻し込みが行われるため、その廻し込み幅が大きく、
導通の信頼性が高い。この脚部1−2の稜線での廻し込
みについても、角部と同様、フォトレジストの塗布方法
の改良によって実現されている。
ら主面への検出用の電極板の廻し込み幅が著しく大とな
り、側面の検出用の電極板と主面リード電極との接続が
確実となり、導通の信頼性が極めて高くなる。すなわ
ち、実施の形態1では、脚部1−2の側面の検出用の電
極板から主面リード電極につなげる角部(図2に示した
角部1−2aや1−2c)で廻し込みを行っているた
め、その廻し込み幅が小さく、導通の信頼性が低い。こ
れに対して、この実施の形態3では、脚部1−2の稜線
で廻し込みが行われるため、その廻し込み幅が大きく、
導通の信頼性が高い。この脚部1−2の稜線での廻し込
みについても、角部と同様、フォトレジストの塗布方法
の改良によって実現されている。
【0028】〔実施の形態3〕図4はこの発明の他の実
施の形態を示す角速度センサの斜視図である。この角速
度センサでは、H型の振動子素子7を用いている。そし
て、この振動子素子7の4本の脚部7−1〜7−4のう
ち、脚部7−1および7−2に励振電極8および9を形
成し、脚部7−3および7−4に検出電極10および1
1を形成している。この場合、励振電極8を構成する電
極板8−1〜8−4および励振電極9を構成する電極板
9−1〜9−4の形状および配置は、図1に示した励振
用の電極板4−1〜4−4と同様とされている。また、
検出電極10を構成する電極板10−1〜10−4およ
び検出電極11を構成する電極板11−1〜11−4の
形状および配置は、図1に示した検出用の電極板5−1
〜5−4と同様とされている。
施の形態を示す角速度センサの斜視図である。この角速
度センサでは、H型の振動子素子7を用いている。そし
て、この振動子素子7の4本の脚部7−1〜7−4のう
ち、脚部7−1および7−2に励振電極8および9を形
成し、脚部7−3および7−4に検出電極10および1
1を形成している。この場合、励振電極8を構成する電
極板8−1〜8−4および励振電極9を構成する電極板
9−1〜9−4の形状および配置は、図1に示した励振
用の電極板4−1〜4−4と同様とされている。また、
検出電極10を構成する電極板10−1〜10−4およ
び検出電極11を構成する電極板11−1〜11−4の
形状および配置は、図1に示した検出用の電極板5−1
〜5−4と同様とされている。
【0029】〔実施の形態4〕図5はこの発明の他の実
施の形態を示す角速度センサの斜視図である。この角速
度センサでは、振動子素子7の4本の脚部7−1〜7−
4のうち、脚部7−1および7−2に励振電極8および
9を形成し、脚部7−3および7−4に検出電極10’
および11’を形成している。この場合、励振電極8を
構成する電極板8−1〜8−4および励振電極9を構成
する電極板9−1〜9−4の形状および配置は、図3に
示した励振用の電極板4−1〜4−4と同様とされてい
る。また、検出電極10’を構成する電極板10’−1
〜10’−4および検出電極11’を構成する電極板1
1’−1〜11’−4の形状および配置は、図3に示し
た検出用の電極板5’−1〜5’−4と同様とされてい
る。
施の形態を示す角速度センサの斜視図である。この角速
度センサでは、振動子素子7の4本の脚部7−1〜7−
4のうち、脚部7−1および7−2に励振電極8および
9を形成し、脚部7−3および7−4に検出電極10’
および11’を形成している。この場合、励振電極8を
構成する電極板8−1〜8−4および励振電極9を構成
する電極板9−1〜9−4の形状および配置は、図3に
示した励振用の電極板4−1〜4−4と同様とされてい
る。また、検出電極10’を構成する電極板10’−1
〜10’−4および検出電極11’を構成する電極板1
1’−1〜11’−4の形状および配置は、図3に示し
た検出用の電極板5’−1〜5’−4と同様とされてい
る。
【0030】なお、上述した各実施の形態では、励振電
極および検出電極の両方について、その電極を構成する
各電極板の交差範囲の終端をその電極が形成された脚部
の滑動端付近まで延ばしているが、励振電極および検出
電極の何れか一方についてその電極を構成する各電極板
の交差範囲の終端をその電極が形成された脚部の滑動端
付近まで延ばすようにしてもよい。
極および検出電極の両方について、その電極を構成する
各電極板の交差範囲の終端をその電極が形成された脚部
の滑動端付近まで延ばしているが、励振電極および検出
電極の何れか一方についてその電極を構成する各電極板
の交差範囲の終端をその電極が形成された脚部の滑動端
付近まで延ばすようにしてもよい。
【0031】また、実施の形態3(図4)および4(図
5)では、励振電極を脚部7−1,7−2に形成し、検
出電極を脚部7−3,7−4に形成するようにしたが、
脚部7−1,7−2に検出電極を、脚部7−3,7−4
に励振電極を形成するようにしてもよい。また、この他
にも色々な組合せが考えられ、脚部7−1,7−3に励
振電極を脚部7−2,7−4に検出電極を、また脚部7
−2,7−3に励振電極を脚部7−1,7−4に検出電
極を、また脚部7−1に励振電極を脚部7−2,7−
3,7−4に検出電極を形成するなどとしてもよい。
5)では、励振電極を脚部7−1,7−2に形成し、検
出電極を脚部7−3,7−4に形成するようにしたが、
脚部7−1,7−2に検出電極を、脚部7−3,7−4
に励振電極を形成するようにしてもよい。また、この他
にも色々な組合せが考えられ、脚部7−1,7−3に励
振電極を脚部7−2,7−4に検出電極を、また脚部7
−2,7−3に励振電極を脚部7−1,7−4に検出電
極を、また脚部7−1に励振電極を脚部7−2,7−
3,7−4に検出電極を形成するなどとしてもよい。
【0032】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように本
発明によれば、第1発明および第2発明では、励振電極
および検出電極の両方あるいは片方について、その電極
を構成する各電極板の交差範囲の終端がその電極が形成
された脚部の滑動端付近まで延ばされ、歪みが大きくな
る方向への有効作用長が長くなり、角速度の検出感度が
アップする。また、歪みの小さな最上部以外は滑動端付
近まで電極を均等に延ばし、電界のバランスを均一にす
ることが可能となり、振動漏れを防止することができる
ようになる。また、第3発明によれば、検出電極を構成
する各電極板について、脚部の主面および側面にまたが
せることによって、側面から主面への検出用の電極板の
廻し込み幅を大とし、主面リード電極との導通の信頼性
を向上させることができるようになる。
発明によれば、第1発明および第2発明では、励振電極
および検出電極の両方あるいは片方について、その電極
を構成する各電極板の交差範囲の終端がその電極が形成
された脚部の滑動端付近まで延ばされ、歪みが大きくな
る方向への有効作用長が長くなり、角速度の検出感度が
アップする。また、歪みの小さな最上部以外は滑動端付
近まで電極を均等に延ばし、電界のバランスを均一にす
ることが可能となり、振動漏れを防止することができる
ようになる。また、第3発明によれば、検出電極を構成
する各電極板について、脚部の主面および側面にまたが
せることによって、側面から主面への検出用の電極板の
廻し込み幅を大とし、主面リード電極との導通の信頼性
を向上させることができるようになる。
【図1】 本発明の一実施の形態(実施の形態1)の要
部を示す図である。
部を示す図である。
【図2】 従来において脚部の根元部まで電極板を配置
することができなかった理由を説明するための要部拡大
図である。
することができなかった理由を説明するための要部拡大
図である。
【図3】 本発明の他の実施の形態(実施の形態2)の
要部を示す図である。
要部を示す図である。
【図4】 本発明の他の実施の形態(実施の形態3)を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図5】 本発明の他の実施の形態(実施の形態4)を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図6】 従来の角速度センサの要部を示す図である。
1…振動子素子(U字型)、1−1,1−2…脚部、1
−1F,1−2F…表側主面、1−1B,1−2B…裏
側主面、1−1R,1−2R…右側面、1−1L,1−
2L…左側面、4−1〜4−4…励振用の電極板、5−
1〜5−4,5’−1〜5’−4…検出用の電極板、S
1,S2…滑動端、7…振動子素子(H型)、7−1〜
7−4…脚部、8−1〜8−4,9−1〜9−4,…励
振用の電極板、10−1〜10−4,11−1〜11−
4,10’−1〜10’−4,11’−1〜11’−4
…検出用の電極板。
−1F,1−2F…表側主面、1−1B,1−2B…裏
側主面、1−1R,1−2R…右側面、1−1L,1−
2L…左側面、4−1〜4−4…励振用の電極板、5−
1〜5−4,5’−1〜5’−4…検出用の電極板、S
1,S2…滑動端、7…振動子素子(H型)、7−1〜
7−4…脚部、8−1〜8−4,9−1〜9−4,…励
振用の電極板、10−1〜10−4,11−1〜11−
4,10’−1〜10’−4,11’−1〜11’−4
…検出用の電極板。
Claims (3)
- 【請求項1】 U字型の振動子素子と、このU字型の振
動子素子の一方の脚部に形成された励振電極と、他方の
脚部に形成された検出電極とを備え、前記励振電極に交
流電圧を印加することにより前記振動子素子を振動させ
ながら、前記検出電極に生ずる電圧信号に基づいて前記
脚部の伸縮方向の回りに作用する回転角速度を検出する
角速度センサにおいて、 前記励振電極および前記検出電極の少なくとも一方は、
その電極を構成する各電極板の交差範囲の終端がその電
極が形成された脚部の滑動端付近まで延びていることを
特徴とする角速度センサ。 - 【請求項2】 H型の振動子素子と、このH型の振動子
素子の第1の脚部に形成された励振電極と、第2の脚部
に形成された検出電極とを備え、前記励振電極に交流電
圧を印加することにより前記振動子素子を振動させなが
ら、前記検出電極に生ずる電圧信号に基づいて前記脚部
の伸縮方向の回りに作用する回転角速度を検出する角速
度センサにおいて、 前記励振電極および前記検出電極の少なくとも一方は、
その電極を構成する各電極板の交差範囲の終端がその電
極が形成された脚部の滑動端付近まで延びていることを
特徴とする角速度センサ。 - 【請求項3】 請求項1又は2において、前記検出電極
は、その電極を構成する各電極板がその電極の形成面で
ある脚部の主面および側面にまたがって形成されている
ことを特徴とする角速度センサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9161276A JPH116735A (ja) | 1997-06-18 | 1997-06-18 | 角速度センサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9161276A JPH116735A (ja) | 1997-06-18 | 1997-06-18 | 角速度センサ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH116735A true JPH116735A (ja) | 1999-01-12 |
Family
ID=15732036
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9161276A Pending JPH116735A (ja) | 1997-06-18 | 1997-06-18 | 角速度センサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH116735A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002340559A (ja) * | 2001-05-11 | 2002-11-27 | Piedekku Gijutsu Kenkyusho:Kk | 水晶角速度センサ |
| CN100351609C (zh) * | 2003-06-04 | 2007-11-28 | 精工爱普生株式会社 | 压电振动陀螺元件及其制造方法、压电振动陀螺传感器 |
| CN103308040A (zh) * | 2012-03-13 | 2013-09-18 | 精工爱普生株式会社 | 传感器元件、传感器器件以及电子设备 |
-
1997
- 1997-06-18 JP JP9161276A patent/JPH116735A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002340559A (ja) * | 2001-05-11 | 2002-11-27 | Piedekku Gijutsu Kenkyusho:Kk | 水晶角速度センサ |
| CN100351609C (zh) * | 2003-06-04 | 2007-11-28 | 精工爱普生株式会社 | 压电振动陀螺元件及其制造方法、压电振动陀螺传感器 |
| CN103308040A (zh) * | 2012-03-13 | 2013-09-18 | 精工爱普生株式会社 | 传感器元件、传感器器件以及电子设备 |
| JP2013190303A (ja) * | 2012-03-13 | 2013-09-26 | Seiko Epson Corp | センサー素子、センサーデバイスおよび電子機器 |
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