JPH1167566A - 巻鉄心製造装置 - Google Patents

巻鉄心製造装置

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JPH1167566A
JPH1167566A JP22973297A JP22973297A JPH1167566A JP H1167566 A JPH1167566 A JP H1167566A JP 22973297 A JP22973297 A JP 22973297A JP 22973297 A JP22973297 A JP 22973297A JP H1167566 A JPH1167566 A JP H1167566A
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Hiroshi Oshima
寛 大島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】非晶質磁性合金の薄帯を用いて高品質の巻鉄心
を能率よく製造することができる巻鉄心製造装置を提供
する。 【解決手段】主軸23に取り付けた巻枠Mの外周にガイ
ド板30から積層体ブロックを供給し、この積層体ブロ
ックを無端ベルト45の内側に巻き込んで巻枠Mの回り
に巻回することにより巻鉄心を製造する。主軸とともに
回転しながら積層体ブロックの端部を巻枠Mに対してク
ランプするラップクランプ装置60と、積層体ブロック
の端部を巻枠に対して押え付けるラップ押え装置70と
を設ける。巻枠Mまたは巻枠に既に巻回されている積層
体ブロックの最も高い位置にあるコーナ部とガイド板3
0の先端との間の垂直方向距離を一定のオフセット値に
保つように、巻枠Mの回転に追従させてガイド板30の
先端の位置を変化させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非晶質磁性合金薄
帯により巻鉄心を製造する巻鉄心製造装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】最近、低損失の磁性材料として、非晶質
(アモルファス)磁性合金が注目されている。この材料
を用いて変圧器などの電気機器用の鉄心を構成すると、
低損失の電気機器を得ることができる。非晶質磁性合金
は、厚さが非常に薄い(25μ程度)薄帯(薄いストリ
ップ)の形で提供され、その取り扱いが面倒であるた
め、非晶質磁性合金薄帯を用いて電気機器鉄心を構成す
る場合には、巻鉄心の構造を採用するのが有利である。
【0003】ケイ素鋼帯を用いた巻鉄心としては、1タ
ーンカット形の鉄心が多く用いられている。1ターンカ
ット形の巻鉄心を製造する際には、1ターン分よりも僅
かに長い長さを有するようにカットされた鋼帯を順次円
形の巻枠に巻回して、各ターンの鋼帯の両端を階段状に
重合わせ接合した円形の巻鉄心を製作し、次いでこの円
形の巻鉄心を矩形状に整形して焼鈍する方法がとられ
る。
【0004】ところが、前述のように、非晶質磁性合金
は非常に薄く、その取り扱いが面倒であるため、非晶質
磁性合金薄帯により巻鉄心を形成する場合に1ターンカ
ット形の構造を採用したのでは、能率よく鉄心を製造す
ることができない。
【0005】そこで、非晶質磁性合金薄帯を数枚ないし
は数十枚積層したものを単位積層体として、この単位積
層体を用いて巻鉄心を形成する方法が採用されている。
この方法では、2πt(tは単位積層体の厚さ)ずつ長
さが順次長くなる多数の単位積層体を形成し、この単位
積層体の単体、または該単位積層体をn個(nは2以上
の整数)ずつ長さが短いものから順に、それぞれの位置
を長手方向にずらして積層したものを積層体ブロックと
する。このようにして得たm個(mは1以上の整数)の
積層体ブロックを、長さが短いものから順に矩形状の巻
枠に巻き付けて各積層体ブロックの両端を重ね合わせ接
合することにより矩形状の巻鉄心を形成する。
【0006】図23は、一例として、1積層体ブロック
の単位積層体数nを3とした場合の1番目の積層体ブロ
ックB1 の構成を、便宜上その長さを実際のものよりも
短縮して示したもので、この例では、順次2πt(1タ
ーン毎の周長の増加分)ずつ長さが長くなっている単位
積層体U1 〜U3 をずらし寸法ΔXずつ長手方向に位置
をずらして積層することにより積層体ブロックB1 を構
成している。同様に、単位積層体U4 ,U5 ,…が順次
3個ずつ積層されて2番目以降の積層体ブロックB2 ,
B3 ,…が構成される。各積層体ブロックの長手方向の
一端側の端部Ba 及び他端側の端部Bb はそれぞれ階段
状に形成されている。なお積層体ブロックごとに単位積
層体の数を異ならせる場合もあり、単位積層体の単体を
積層体ブロックとする場合もある。
【0007】図24は上記のようにして構成された積層
体ブロックを巻枠Mに巻き付けることにより構成した巻
鉄心の構造を示したもので、この例では、積層体ブロッ
ク数mを3としている。巻枠Mは、その横断面(中心軸
線と直交する断面)の輪郭がほぼ矩形状を呈するように
形成されている。巻枠Mには、単位積層体U1 〜U3か
らなる積層体ブロックB1 と、単位積層体U4 〜U6 か
らなる積層体ブロックB2 と、単位積層体U7 〜U9 か
らなる積層体ブロックB3 とが順次巻回積層され、巻回
された各単位積層体の一端側の端部と他端側の端部とが
矩形状の巻枠Mの一方の短辺部上で重ね合わせ接合され
て巻鉄心が構成されている。本明細書では、各単位積層
体の一端側の端部と他端側の端部との互いに重ね合わせ
接合された部分Lをラップ部と呼ぶ。
【0008】巻鉄心の最外周にはステンレス鋼等からな
る鋼帯Sが巻回されてその形が保持され、この状態で全
体が焼鈍されて、継鉄部Y1 及びY2 と脚部C1 及びC
2 とを有する矩形状の巻鉄心が完成される。
【0009】この巻鉄心を用いて例えば配電用の変圧器
を構成する場合には、鋼帯Sを外して継鉄部Y1 に形成
された接合部を開き、巻枠Mを外した後、脚部C1 及び
C2にそれぞれ巻線を嵌装する。脚部C1 及びC2 に巻
線を嵌装した後、継鉄部Y1の接合部を閉じ、巻鉄心の
最外周に鋼帯Sを巻き付けて該鋼帯の両端を溶接する。
【0010】なお、焼鈍された非晶質磁性合金は非常に
脆い状態にあり、巻線を取り扱う際に鉄心から破片が生
じるおそれがあるため、鉄心に巻線を嵌装する際には、
鉄心をカバーで覆う等の措置が講じられる。
【0011】従来は、上記のように、単位積層体の単
体、または所定個数の単位積層体を所定のずらし寸法Δ
Xずつずらして積層したものを積層体でブロックとし
て、該積層体ブロックを巻枠Mに巻き付けることによ
り、巻鉄心を製造する方法がとられていたが、積層体ブ
ロックを巻鉄心に巻き付けてその両端を接合する工程で
は手作業を必要とするため、作業能率が悪く、鉄心のコ
ストが高くなるのを避けられなかった。
【0012】なお、円形の巻鉄心を製造する装置として
は、図20に示すような製造装置(特公平6−9180
号)が提案されている。この巻鉄心製造装置において
は、フレーム1に設けられた長孔1aに沿って移動し得
る駆動軸2が設けられ、該駆動軸2に巻枠M´が取り付
けられている。駆動軸2にはガイドフランジ3が設けら
れ、巻枠M´の一端がガイドフランジ3に当接されてい
る。フレーム1にはまた、長孔1aの一端側に互いに近
接した状態で配置された1対のガイドローラ4及び5
と、駆動軸2の周囲に分散配置された固定ローラ6ない
し13と、シリンダ14により駆動されるテンションロ
ーラ15及び16を備えた張力付与装置17とが取り付
けられている。駆動軸2は図示しない付勢手段により長
孔1aの一端側(ガイドローラ4,5側)に付勢されて
いる。巻枠M´とガイドローラ4,5と、固定ローラ6
ないし13と、テンションローラ15及び16とを図示
の順序で経由するように無端ベルト18が掛け渡されて
いる。この無端ベルトは、張力付与装置17の働きによ
り常時緊張状態に保持されている。
【0013】またガイドローラ4及び5の間に向けて積
層体ブロックBを送給するコンベアベルト19が設けら
れ、該コンベアベルトにより送給された積層体ブロック
Bがガイドローラ4,5の間を通して無端ベルト18と
巻枠M´との間に供給されるようになっている。
【0014】図20の装置を用いて巻鉄心を製造する際
には、巻枠M´を図示の矢印P方向に回転駆動して無端
ベルト18を図示の矢印Q方向に走行させながら、コン
ベア19により無端ベルト18と巻枠M´との間に積層
体ブロックBを供給する。無端ベルト18と巻枠M´と
の間に供給された積層体ブロックBは、無端ベルト18
により拘束されつつ巻枠M´に巻き付けられて、その両
端が重ね合わせ接合される。巻枠M´に積層体ブロック
Bを巻回していくにつれて、鉄心の外径が巻き太りして
いくため、駆動軸2は長孔1aの他端側(図20の左端
側)に移動していく。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】図20に示した巻鉄心
製造装置では、巻鉄心が円形に形成されるため、図24
に示したように横断面の輪郭が矩形状を呈する巻鉄心を
製造する場合には、円形に形成された巻鉄心を焼鈍前に
矩形状に成形する作業を行うことが必要になり、面倒で
あった。
【0016】また巻鉄心においては、一連の積層体ブロ
ックのラップ部Lを図25(A)に示すように、一定幅
の領域W内に整然と分布させることが望ましい。
【0017】ところが、図20に示した巻鉄心製造装置
により、非晶質磁性合金薄帯の積層体ブロックBを円形
の巻枠M´に巻回した場合には、巻枠に一連の積層体ブ
ロックを巻回していく過程で、外側に位置する積層体ブ
ロックのラップ部の位置が内側に位置する積層体ブロッ
クのラップ部の位置に対してずれていくため、図25
(B)に示したようにラップ部Lが存在する領域W´が
斜めに展開した状態になる、いわゆる「ラップ流れ」の
状態が生じることがあった。ラップ流れが生じた円形巻
鉄心を矩形状に整形しても、図24に示したように1つ
の継鉄部Y1 の中央部付近にラップ部が正しく分布した
巻鉄心を得ることはできない。
【0018】なお、図20に示した巻鉄心製造装置にお
いて、円形の巻枠M´に代えて、図21に示すように、
矩形状の巻枠Mを用いることも考えられる。この場合に
は、矩形状の巻枠Mの回転を可能にするために、ガイド
ローラ4,5の間の間隔を広げるとともに、矩形状の巻
枠の短辺部及び長辺部がガイドローラ4,5の位置を通
過する際に両ガイドローラを大きく逃がすことができる
構造にする必要がある。ところがガイドローラ4,5を
大きく逃がす構造にすると、単位積層体のラップ部が逃
げたガイドローラ4,5の間を通過する際に、接合され
た単位積層体の端部が外側に開いてしまい、開いた(巻
枠から離反した)単位積層体の端部がベルトを介してガ
イドローラ4に突き当って巻枠の回転が阻止されるとい
うトラブルが生じる。
【0019】従って、図20に示した巻鉄心製造装置に
おいて、矩形状の巻枠を用いた場合には、積層体ブロッ
クの巻回動作の途中でラップ部が開くのを防ぐために手
作業を加えることが必要になって、巻鉄心の製造を能率
よく行うことができなかった。
【0020】また図20に示した巻鉄心製造装置におい
て、矩形状を呈する巻枠Mを用いた場合には、図21
(A)ないし(C)に示したように、巻枠Mの回転に伴
ってコンベアベルト19の送出端部と巻枠Mとの間の垂
直方向距離(垂直方向に測った距離)が時々刻々変化
し、図21(C)のように、巻枠Mの長辺部が水平方向
を向いた状態になったときに、コンベアベルト19の送
出端部と巻枠Mとの間の垂直方向距離が最大になる。こ
のように、コンベアベルト19の送出端部と巻枠Mとの
間の垂直方向距離が大きくなると、図21(C)に示す
ようにコンベアベルト19から巻枠M側に送出された積
層体ブロックBが大きく弛む状態になって、図22
(A)及び(B)に示したように積層体ブロックBが弛
んだままの状態で無端ベルトの内側に巻き込まれるた
め、巻き込まれた積層体ブロックの弛み部分で非晶質磁
性合金薄帯にしわが生じ、そのまま巻回を続けると、非
晶質磁性合金薄帯のしわが生じた部分が圧縮されて破損
するおそれがある。非晶質磁性合金薄帯が破損すると、
鉄心から多数の破片が生じるため、巻回された巻鉄心を
用いて変圧器などの電気機器を組立てた際に、電気機器
の絶縁部分に破片が付着したり、絶縁油中に破片が混入
したりして、電気機器の絶縁性能を低下させるおそれが
ある。
【0021】本発明の目的は、ラップ流れの状態を生じ
させることなく、巻鉄心の製造を能率よく行うことがで
きるようにするとともに、積層体ブロックを大きな弛み
を生じさせることなく矩形状に巻回することができるよ
うにして、鉄心内部で非晶質磁性合金薄帯の破損が生じ
るおそれをなくした巻鉄心製造装置を提供することにあ
る。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明が対象とする巻鉄
心製造装置は、横断面の輪郭形状がほぼ矩形状を呈する
ように形成されて中心部が軸線を水平方向に向けた主軸
により支持された巻枠と、該巻枠を回転駆動する巻枠駆
動装置と、ループをなすように形成されていて該ループ
の外側に前記巻枠を位置させた状態で一部が巻枠の外周
に沿う周回軌道に沿うようにガイドされて巻枠の回転に
より駆動される無端ベルトと、非晶質磁性合金薄帯を複
数枚積層したものからなる単位積層体の単体または該単
位積層体をn個(nは2以上の整数)ずつそれぞれの位
置を長手方向にずらした状態で積層して長手方向の一端
側及び他端側をそれぞれ階段状に形成したものからなる
積層体ブロックを、その長手方向の一端を巻枠側に向け
た状態でガイド板の上に乗せて、該ガイド板の上を滑ら
せながら該ガイド板の巻枠側に指向した送出端部から順
次送り出して巻枠側に供給する積層体ブロック供給装置
とを備えて、積層体ブロック供給装置により順次供給さ
れる積層体ブロックを無端ベルトの内側に巻き込むこと
により巻枠上に複数の積層体ブロックを順次巻回積層し
て、巻回された各積層体ブロックの一端と他端とが重ね
合わされてラップ部が形成された構造を有する巻鉄心を
製造する装置であり、上記の無端ベルトの周回軌道は、
その始点と終点との間に積層体ブロック供給装置により
供給される積層体ブロックの長手方向の一端側の端部を
受け入れるための積層体ブロック導入部を形成するよう
に設定されている。
【0023】本発明においては、積層体ブロック供給装
置により供給された積層体ブロックの積層体ブロック導
入部側の端部を巻枠に対して押え付けるラップ押え装置
と、主軸とともに回転するように設けられてラップ部を
構成する積層体ブロックの端部を巻枠に対してクランプ
するラップクランプ装置とを設ける。
【0024】本発明においてはまた、巻枠に最初に巻回
される積層体ブロックを供給する際には、巻枠の4つの
コーナ部のうち最も高い位置にあるコーナ部の頂部とガ
イド板の送出端部との間の垂直方向距離を設定値に保つ
ようにガイド板の送出端部を巻枠の回転に追従して変位
させ、既に巻枠に巻回されている積層体ブロックの外周
に積層体ブロックを供給する際には、巻枠に巻回された
最も外側の積層体ブロックの4つのコーナ部のうち最も
高い位置にあるコーナ部とガイド板の送出端部との間の
垂直方向距離を設定値に保つようにガイド板の送出端部
を巻枠の回転に追従させて変位させるガイド板変位機構
を積層体ブロック供給装置に設けた。
【0025】上記のように、主軸とともに回転するよう
に設けられてラップ部を構成する積層体ブロックの端部
を巻枠に対してクランプするラップクランプ装置を設け
ておくと、積層体ブロックを無端ベルトの内側に巻き込
んで巻回する際に積層体ブロックの端部が巻枠に対して
動くことがないため、ラップ部の位置がずれるのを防ぐ
ことができ、ラップ流れが生じるのを防ぐことができ
る。
【0026】また上記のように積層体ブロックの端部を
巻枠に対してクランプしておくと、積層体ブロックが無
端ベルトから開放された状態になってもラップ部が開く
ことがないため、矩形状の巻枠の短辺部及び長辺部が積
層体ブロック導入部の位置を通過する際にラップ部が開
くのを防ぐことができる。
【0027】更に上記のように、積層体ブロック導入部
に供給された積層体ブロックの一端側の端部を巻枠側に
押え付けるラップ押え装置を設けておくと、既に巻回さ
れている積層体ブロックのラップ部を開かせることな
く、新たに積層体ブロック導入部に供給された積層体ブ
ロックの一端側の端部をクランプすることができる。
【0028】従って、上記のように構成すると、巻回さ
れた積層体ブロックのラップ部を一度も開かせることな
く、かつラップ部の位置ずれを生じさせることなく一連
の積層体ブロックの巻回作業を進めることができ、ラッ
プ流れがない高品質の巻鉄心を製造することができる。
【0029】上記のように、積層体ブロックをガイド板
の上に載せて、ガイド板の上を滑らせながら巻枠側に供
給する場合、ガイド板の送出端部と巻枠との間の垂直方
向距離(巻枠に既に先行した積層体ブロックが巻回され
ている場合には、供給ベース板の送出端部と巻枠に既に
巻回された積層体ブロックとの間の垂直方向距離)が大
きくなると、ガイド板の送出端部と巻枠(または巻枠に
既に巻回されている積層体ブロック)との間で、積層体
ブロックに大きな弛みが生じる。ガイド板の送出端部か
ら巻枠側に供給される積層体ブロックの弛みが大きくな
ると、積層体ブロックが弛んだままの状態で無端ベルト
の内側に巻き込まれるため、巻き込まれた積層体ブロッ
クの弛み部分で非晶質磁性合金薄帯にしわが生じ、その
まま巻回を続けると、非晶質磁性合金薄帯のしわが生じ
た部分が圧縮されて破損するおそれがある。非晶質磁性
合金薄帯が破損すると、鉄心から多数の破片が生じるた
め、巻回された巻鉄心を用いて変圧器などの電気機器を
組立てた際に、電気機器の絶縁部分に破片が付着した
り、絶縁油中に破片が混入したりして、電気機器の絶縁
性能を低下させるおそれがある。
【0030】また鉄心内に積層体ブロックの弛みが存在
すると、鉄心内の占積率が不均一になって、電気機器の
特性に悪影響を与えるおそれがある。
【0031】このような問題を生じさせないようにする
ためには、ガイド板から巻枠側に積層体ブロックを供給
する際に、該積層体ブロックに生じる弛みをできるだけ
小さくすることが必要である。
【0032】そのため、本発明においては、前述のよう
に、積層体ブロック供給装置にガイド板変位機構を設け
て、巻枠に最初に巻回される積層体ブロックを供給する
際には、巻枠の4つのコーナ部のうち最も高い位置にあ
るコーナ部の頂部とガイド板の送出端部との間の垂直方
向距離を設定されたオフセット値に保つようにガイド板
の送出端部を巻枠の回転に追従して変位させ、既に巻枠
に巻回されている最も外側の積層体ブロックの外周に次
の積層体ブロックを供給する際には、巻枠に巻回された
最も外側の積層体ブロックの最も高い位置にあるコーナ
部の頂部とガイド板の送出端部との間の垂直方向距離を
設定されたオフセット値に保つようにガイド板の送出端
部を巻枠の回転に追従させて変位させるようにした。
【0033】なおコーナ部の頂部とは、コーナ部の頂
上、即ち、コーナ部の各部のうち、最も外側に出っ張っ
た部分(コーナ部の横断面の輪郭線と矩形の対角線との
交点)を意味する。またコーナ部の頂部の高さとは、コ
ナー部の垂直方向高さを意味する。同様に、ガイド板の
送出端部の高さも、該送出端部の垂直方向高さを意味す
る。
【0034】このように構成すると、ガイド板の送出端
部と巻枠の外周との間の垂直方向距離(巻枠に既に巻回
されている積層体ブロックの外周に次の積層体ブロック
を供給する場合には、ガイド板の送出端部と巻枠に既に
巻回されている積層体ブロックの外周との間の垂直方向
距離)を常に必要最小限の大きさに保持しつつ、積層体
ブロックを巻枠側に供給することができるため、積層体
ブロックがガイド板から巻枠側に移行する際に積層体ブ
ロックに生じる弛みを小さくして、大きな弛みが生じた
ままの状態で積層体ブロックが無端ベルトの内側に巻き
込まれるのを防ぐことができ、巻回された鉄心内で非晶
質磁性合金薄帯にしわが生じて、該薄帯が破損するのを
防ぐことができる。
【0035】上記のようにガイド板の送出端部を変位さ
せるには、例えば、ガイド板を、積層体ブロックの供給
方向の後方側に設定された1つの回動中心を中心にして
回動し得るように設けておく。そして、巻枠に最初の積
層体ブロックを供給する際には、巻枠の4つのコーナ部
のうち最も高い位置にあるコーナ部の頂部の高さを演算
し、既に巻枠に巻回されている積層体ブロックの外周に
積層体ブロックを供給する際には既に巻枠に巻回されて
いる積層体ブロックの4つのコーナ部のうち最も高い位
置にあるコーナ部の頂部の高さを演算するコーナ部高さ
演算手段と、コーナ部高さ演算手段により演算されたコ
ーナ部の頂部の高さに設定されたオフセット値を加算し
て得た高さを目標高さとして、ガイド板の送出端部の高
さを目標高さに保持するために必要な電動機の回転方向
と回転角度とを演算する電動機回転量演算手段と、電動
機回転量演算手段により演算された回転方向に演算され
た回転角度だけ電動機を回転させるように電動機を制御
する電動機制御装置とを設ける。
【0036】上記のように、巻枠の4つのコーナ部(巻
枠に最初の積層体ブロックを巻回する場合)または巻枠
に既に巻回されている積層体ブロックの4つのコーナ部
(巻枠に既に巻回されている積層体ブロックの外周に次
の積層体ブロックを巻回する場合)のうち、最も高い位
置にあるコーナ部の頂部の高さを演算して、演算された
コーナ部の頂部の高さに一定のオフセット値を加算して
得た高さを目標高さとして、ガイド板の送出端部の高さ
を目標高さに保持するように電動機を制御するようにす
ると、ガイド板の送出端部を巻枠の回転に追従して自動
的に変位させて、巻枠または巻枠に巻回されている積層
体ブロックの最も高い位置にあるコーナ部の頂部とガイ
ド板の送出端部との間の垂直方向距離を必要最小限の大
きさ(オフセット値)に保って、ガイド板から巻枠側に
移行する積層体ブロックに大きな弛みが生じるのを防ぐ
ことができる。
【0037】本発明においてはまた、ガイド板の先端か
ら主軸の上方付近まで伸びるように設けられてガイド板
の送出端部と巻枠との間に存在する積層体ブロックを下
から支える帯状の板バネを、ガイド板の送出端部に取り
付けておくのが好ましい。この場合、板バネは積層体ブ
ロックの幅寸法よりも小さい幅寸法を有するように形成
して、積層体ブロックの幅方向の中央部に沿うように配
置する。
【0038】ガイド板の送出端部に上記のような板バネ
を取り付けておくと、積層体ブロックに生じる弛みを更
に小さくすることができるため、積層体ブロックが弛ん
だままの状態で巻き込まれるのを確実に防ぐことができ
る。
【0039】ラップ押え装置は、積層体ブロック導入部
で主軸の軸線方向と直角な方向に変位し得るように設け
られて、積層体ブロック導入部にある積層体ブロックの
一端側の端部に当接して該一端側の端部を巻枠側に押え
付ける押え位置と該一端側の端部から離れて巻枠の回転
を許容する状態になる退避位置との間を変位し得るよう
に設けられた押え部材と、該押え部材を押え位置と退避
位置とに変位させる押え部材駆動機構とにより構成でき
る。
【0040】またラップクランプ装置は、主軸の径方向
に沿う第1の方向に沿って移動し得るように設けられる
とともに、主軸の軸線方向に沿う第2の方向に移動し得
るように設けられていて、第2の方向に沿って巻枠の外
周面に対向する位置まで変位させられた状態で第1の方
向に沿って巻枠側に変位させられたときに巻枠上の積層
体ブロックの端部に当接して該端部を巻枠に対してクラ
ンプし、第2の方向に沿って巻枠から離れる側に移動し
たときに該端部のクランプを解除するように設けられた
クランプ板と、該クランプ板を第1の方向に沿って変位
させる第1のクランプ板駆動機構と、前記クランプ板を
前記第2の方向に移動させる第2のクランプ板駆動機構
とにより構成できる。
【0041】この場合、無端ベルトは、積層体ブロック
の幅寸法よりも小さい幅寸法を有するように形成され
て、積層体ブロックの幅方向の中央部に沿うように配置
され、ラップクランプ装置のクランプ板は、クランプ位
置にあるときに無端ベルトと干渉しない積層体ブロック
の端部の幅方向の端部寄りの部分に当接して該端部をク
ランプするように設けられる。
【0042】上記のように、ラップクランプ装置のクラ
ンプ板を主軸の軸線方向(第2の方向)に変位させて積
層体ブロックから離脱させることができるようにしてお
くと、積層体ブロックを無端ベルトの内側に巻き込んで
積層体ブロックの一端側の端部と他端側の端部とを重ね
合わせてラップ部を構成した後、該ラップ部が無端ベル
トにより拘束されている状態で、ラップ部を構成する積
層体ブロックの端部間に挟み込まれた状態にあるクラン
プ板を積層体ブロックから一旦離脱させて、改めてラッ
プ部をクランプすることができる。このようにラップ部
をクランプしておくと、ラップ部が無端ベルトから開放
された際に、該ラップ部が開くのを防ぐことができる。
【0043】また上記のように、積層体ブロック導入部
に供給された積層体ブロックの一端側の端部を巻枠側に
押え付けるラップ押え装置を設けるとともに、ラップク
ランプ装置のクランプ板を主軸の軸線方向(第2の方
向)に変位させて積層体ブロックから離脱させることが
できるようにしておくと、積層体ブロック導入部に新た
な積層体ブロックが供給されたときに、該積層体ブロッ
クの端部を巻枠側に押え付けた状態でクランプ板を離脱
させて新たな積層体ブロックの一端側の端部をクランプ
することができるため、既に巻回された積層体ブロック
のラップを開かせることなく、新たに供給された積層体
ブロックの一端側の端部をラップクランプ装置によりク
ランプすることができる。
【0044】上記巻枠の軸線方向の両端には、該巻枠と
ともに回転するように設けられて、該巻枠上の積層体ブ
ロックの幅方向の位置を規制するする1対の面板を配置
するのが好ましい。
【0045】このように1対の面板を設けておくと、巻
枠に巻回される積層体ブロックの幅方向の位置を揃える
ことができるため、一連の積層体ブロックを整然と巻回
することができ、積層体ブロックの位置ずれがない高品
質の巻鉄心を得ることができる。
【0046】本発明においては、巻枠駆動装置と、積層
体ブロック供給装置と、ラップ押え装置の押え部材駆動
機構と、ラップクランプ装置の第1及び第2のクランプ
板駆動機構とを制御する制御装置を更に設けるのが好ま
しい。
【0047】この制御装置は、積層体ブロックの一端側
の端部を積層体ブロック導入部を通して巻枠の外周に対
向する位置に供給する積層体ブロック供給動作と、巻枠
の一方の短辺部の位置に供給された積層体ブロックの一
端側の端部をラップ押え装置の押え部材により巻枠に対
して押え付ける押え動作と、押え部材により押え付けら
れた積層体ブロックの一端側の端部にラップクランプ装
置のクランプ板を当接させて該一端側の端部をクランプ
する積層体端部クランプ動作と、押え部材を退避位置に
変位させて巻枠の回転が許容される状態にするラップ押
え退避動作と、巻枠を回転させて一端側の端部がクラン
プされた積層体ブロックを無端ベルトの内側に巻き込ん
で該積層体ブロックの一端側の端部に他端側の端部を重
ね合わせることによりラップ部を形成した後、該ラップ
部を無端ベルトの内側に位置させた状態で巻枠を停止さ
せる積層体ブロック巻回動作と、積層体ブロックのラッ
プ部を構成する一端側の端部と他端側の端部との間に挟
み込まれた状態にあるクランプ板を第2の方向に沿って
巻枠から離れる側に変位させてラップ部から離脱させる
クランプ板離脱動作と、ラップ部から離脱したクランプ
板を該ラップ部の外周側に当接して該ラップ部を巻枠に
対してクランプする位置まで変位させるラップ部クラン
プ動作と、ラップ部を前記積層体ブロック導入部に位置
させるまで前記巻枠を回転させて停止させる巻枠復帰動
作とを必要な数の積層体ブロックが巻回されるまで繰り
返すように構成される。
【0048】上記ラップクランプ装置は1対設けて、該
1対のラップクランプ装置を巻枠の軸線方向の両側にそ
れぞれ配置するのが好ましい。この場合ラップ押えは、
ラップクランプ装置のクランプ板と干渉しないように、
積層体ブロック導入部にある積層体ブロックの積層端部
の幅方向の中央部寄りの位置で該積層端部に当接するよ
うに設けるのが好ましい。
【0049】1対のラップクランプ装置と、1対の面板
とを設ける場合には、1対の面板のクランプ装置のクラ
ンプ板が配置される部分に互いに整合する切欠き部を設
けて、1対のラップクランプ装置の各クランプ板を面板
の切欠き部内を通して変位させるようにするのが好まし
い。
【0050】上記のように、ラップクランプ装置を1対
設けておくと、積層体ブロックの端部をその幅方向の両
端で安定にクランプすることができるため、無端ベルト
の内側に積層体ブロックを巻き込んで巻回する過程で、
クランプが外れるのを防いで、安定な動作を行わせるこ
とができる。
【0051】本発明においてはまた、周回軌道の終点付
近で無端ベルトに接触して該無端ベルトを巻枠側に押し
付ける第1のしごきローラと、周回軌道の始点と終点と
の間の中間部付近で無端ベルトに接触して該無端ベルト
を巻枠側に押し付ける第2のしごきローラとを設けるの
が好ましい。
【0052】この場合第1及び第2のしごきローラは、
巻枠の回転に追従して変位し得るように支持するととも
に、付勢手段により巻枠側に付勢しておく。
【0053】上記第1及び第2のしごきローラは、第1
のしごきローラが巻枠の対角位置にある2つの角部のう
ちの一方に対向したときに、第2のしごきローラが該2
つの角部のうちの他方に対向した状態になるように設け
るのが好ましい。
【0054】上記のようにしごきローラを設けておく
と、無端ベルトに弛みを生じさせることなく、該無端ベ
ルトを巻枠または既に巻回された積層体ブロックに密接
させることができるため、積層体ブロックを密に巻い
て、積層体ブロック相互間に隙間がない高品質の巻鉄心
を得ることができる。
【0055】また本発明においては、無端ベルトの周回
軌道の始点側で該無端ベルトの内側に巻き込まれる積層
体ブロックに接触して、該積層体ブロックを前記巻枠側
に押し付けるように付勢するバネを更に設けるのが好ま
しい。
【0056】このようにバネを設けておくと、新たな積
層体ブロックを無端ベルトの内側に巻き込む際に、積層
体ブロックが浮き上がるのを防ぐことができるため、積
層体ブロックの巻き込みを容易に行わせることができ
る。
【0057】本発明においてはまた、積層体ブロック導
入部で積層体ブロックに摩擦接触して無端ベルトの内側
に巻き込まれる積層体ブロックに張力を与える摩擦付与
部材を設けるのが好ましい。
【0058】
【発明の実施の形態】図1ないし図14は本発明に係わ
る巻鉄心製造装置の構成例を示したもので、図1はその
全体的な構成を示す正面図、図2は図1の要部の拡大正
面図、図3は図1の要部を示す斜視図、図4ないし図1
4は本発明に係わる巻鉄心製造装置の動作を順を追って
示した斜視図である。
【0059】図1において21は板状に形成されて垂直
に起立された状態で配置された巻鉄心製造装置の主フレ
ームで、主フレーム21はその下部に取り付けられた脚
部21a,21aを介して図示しない設置ベース上に固
定される。主フレーム21の先端部21A寄りの位置に
は主軸23がその中心軸線をフレーム21の板面と直交
させた状態で、かつ水平方向に向けた状態で回転自在に
支持され、主軸23に巻枠Mが取り付けられている。巻
枠Mは、横断面の輪郭がほぼ矩形状(矩形の各角部に丸
みをつけた形状)を呈するように形成されていて、その
中心軸線を主軸23の中心軸線に一致させた状態で取り
付けられている。図示してないが、主フレーム21の裏
面には、電動機により減速機を介して主軸23を回転駆
動する巻枠駆動装置が設けられ、この巻枠駆動装置によ
り巻枠Mが回転駆動される。
【0060】図4に見られるように、主軸23には、巻
枠Mを軸線方向の両端側から挟むように配置された1対
の面板25,25が取り付けられている。1対の面板2
5,25の内、主フレーム21と反対側に配置された面
板25は、取り外すことができるようになっていて、こ
の面板25を外した状態で巻枠Mの着脱を行うことがで
きるようになっている。面板25,25には互いに整合
するコの字形の切欠き部25a,25aが形成されてい
る。図7に見られるように、各切欠き部25aは、面板
25の半径方向と平行な方向に伸びる対辺25a1,25
a1と、面板25の半径方向に対して直角な方向に伸びる
底辺部25a2とを有していて、巻枠Mはその一方の短辺
部を切欠き部25aの底辺部25a2に沿わせた状態で取
り付けられる。切欠き部25aの底辺部25a2に沿う巻
枠Mの一方の短辺部に巻鉄心を構成する積層体ブロック
のラップ部が配置される。
【0061】主フレーム21(図1参照)にはまた、積
層体ブロック供給装置26が取り付けられている。積層
体ブロック供給装置26は、主フレーム21の後端部2
1B側から巻枠M側に向って長く延びる可動フレーム2
7を備えている。可動フレーム27は、円弧の中心が同
一である2つの円弧状の溝28a及び28bと該円弧状
の溝により案内されて転動するローラ(図示せず。)と
を備えたガイド機構により、積層体ブロックの送給方向
の後方側に設定された一点を中心に回動し得るように支
持されている。主フレーム21にはまた、可動フレーム
27よりも下方に位置させた状態で電動機29aと該電
動機の出力軸の回転を減速する歯車減速機29bとが取
り付けられている。減速機29bの出力軸には第1のレ
バー29cの一端が連結され、該第1のレバー29cの
他端に第2のレバー29dの一端がピンを介して連結さ
れている。第2のレバー29dの他端は可動フレーム2
7にピンを介して連結され、電動機29aの出力軸の回
転に伴って、可動フレーム27が回動させられるように
なっている。
【0062】可動フレーム27には、該可動フレームの
長手方向に延びるガイド板30と、積層体ブロック送給
機構31とが取り付けられている。ガイド板30は巻枠
M側に送給される積層体ブロックBを載せて支えるため
に設けられたもので、その巻枠M側に向いた先端が積層
体ブロックの送出端部30A(図4参照)となってお
り、該送出端部30Aが面板25,25の間を通して巻
枠Mの近傍に至るように設けられている。図4ないし図
14に見られるように、ガイド板30の幅方向の中央部
には、その長手方向に延びるスリット30aが形成され
ている。
【0063】積層体ブロック送給機構31は、ガイド板
30の上方に配置されてガイド板30の長手方向に移動
自在に支持された可動ブロック31aに取り付けられた
上部クランプ31Aと、ガイド板30の下方に配置され
て可動ブロック31aと同じ方向に変位し得るように支
持された可動ブロック31bに取り付けられた下部クラ
ンプ31Bと、モータ31Cと、ガイド板の長手方向に
延びるように設けられて可動ブロック31aに固定され
たナットに螺合されたボールネジ31Dとを備えてい
る。
【0064】可動ブロック31a及び可動ブロック31
bは、それぞれが支持した上部クランプ31A及び下部
クランプ31Bを互いに連動して変位させるように、図
示しない手段により連結されている。
【0065】モータ31Cの出力軸はチェーンスプロケ
ット機構等からなる動力伝達機構31Eを介してボール
ネジ31Dに結合され、モータ31Cによりボールネジ
31Dが回転駆動されて、可動ブロック31a及び31
bとともに上部クランプ31A及び下部クランプ31B
がガイド板30の長手方向に往復移動させられる。
【0066】上部クランプ31A及び下部クランプ31
Bは、ガイド板30のスリット30aを通して上下に相
対するクランプ部材と、該クランプ部材を駆動する流体
圧シリンダとを備えている。積層体ブロックBを送給す
る際には、上部クランプ31Aのクランプ部材をガイド
板30の上に供給された積層体ブロックBの上面に当接
させ、下部クランプ31Bのクランプ部材をスリット3
0aを通して積層体ブロックBの下面に当接させること
によりガイド板31D上の積層体ブロックBをクランプ
する。この状態で、モータ31Cを駆動してボールネジ
31Dを回転させることにより、上部クランプ31A及
び下部クランプ31Bを変位させて、積層体ブロックB
を、ガイド板30の送出端部(巻枠側の端部)30Aか
ら順次巻枠M側に送り出して送給する。この例では、可
動フレーム27と、ガイド板30と、積層体ブロック送
給機構31とにより、積層体ブロック供給装置26が構
成され、電動機29aと減速機29bとレバー29c及
び29dとにより、ガイド板変位機構29が構成されて
いる。
【0067】可動フレーム27の先端部には、アーム3
2が回動自在に支持され、該アーム32の先端部には、
巻枠Mに巻回される積層体ブロックBに摩擦接触して該
積層体ブロックBに摩擦抵抗を与える摩擦付与部材33
(図2参照)が回動可能に取り付けられている。摩擦付
与部材33は,所定の質量を有する板(錘)からなって
いる。アーム32を駆動するためにシリンダ34が設け
られ、該シリンダ34を駆動することにより、摩擦付与
部材33を、面板25,25の間で巻枠上の積層体ブロ
ックに当接する位置と、該積層体ブロックから離れた状
態になる退避位置とに変位させることができるようにな
っている。
【0068】主フレーム21にはまた、積層体ブロック
供給装置26の先端部付近の下方に、上下に間隔をあけ
て配置された第1及び第2のガイドローラ40A及び4
0Bと、主軸23の中心軸線を含む垂直面に対して第2
のガイドローラ40Bと対称に配置された第3のガイド
ローラ40Cと、第3のガイドローラ40Cの真上に並
べて配置された第4及び第5のガイドローラ40D及び
40Eと、第5のガイドローラ40Eの上方に位置させ
て、かつ面板25,25´よりも高い位置に配置された
第6のガイドローラ40Fと、第6のガイドローラ40
Fと同じ高さの位置に位置させた状態で巻枠Mの上方に
配置された第7のガイドローラ40Gとが取り付けられ
ている。第3ないし第5のガイドローラ40Cないし4
0Eは、狭い間隔をもって上下方向に並ぶように配置さ
れ、これらのガイドローラの中心軸線を含む垂直面と第
1及び第2のガイドローラ40A及び40Bの中心軸線
を含む垂直面との間に位置させた状態でスライダ41が
配置されている。スライダ41は主フレーム21に固定
された平行なガイド棒42,42に沿って水平方向にス
ライドし得るように支持されている。スライダ41に
は、第3及び第4のガイドローラ40C及び40Dの間
の隙間に相応する位置に配置された第1のテンションロ
ーラ43Aと、第4のガイドローラ40Dと第5のガイ
ドローラ40Eとの間の隙間に相応する位置に配置され
た第2のテンションローラ43Bとが支持されている。
スライダ41には、主フレーム21に取り付けられたエ
アシリンダ44のピストンロッドが連結され、シリンダ
44によりスライダ41が第3ないし第5のガイドロー
ラ40Cないし40Eから離れる方向に付勢されるよう
になっている。
【0069】第1及び第2のガイドローラ40A及び4
0Bと、第3のガイドローラ40Cと第1のテンション
ローラ43Aと、第4のガイドローラ40Dと、第2の
テンションローラ43Bと、第5のガイドローラ40E
と、第6及び第7のガイドローラ40F及び40Gと、
巻枠Mの外周とにループ状に形成された無端ベルト(エ
ンドレスベルト)45が掛け渡されている。
【0070】無端ベルト45は、巻枠Mをそのループの
外側に位置させた状態でその一部が巻枠Mの外周の大部
分に沿うように設けられている。図示の例では、第3な
いし第5のガイドローラ40Cないし40Eとスライダ
41と第1及び第2のテンションローラ43A及び43
Bとシリンダ44とにより、張力付与装置(アキュムレ
ータ)46が構成され、この張力付与装置により無端ベ
ルト45に緊張力が与えられて、該無端ベルトが巻枠M
または該巻枠に巻回される積層体ブロックBの外周に密
接した状態に保持されるようになっている。本明細書で
は、無端ベルト45の巻枠Mの外周に沿う部分の軌道R
(図2参照)を無端ベルトの周回軌道と呼ぶ。
【0071】図4ないし図14に見られるように、無端
ベルト45は、巻枠Mに巻回される積層体ブロックBの
幅寸法よりも小さい幅寸法を有するように形成されてい
て、巻枠M及び該巻枠Mに巻回される積層体ブロックの
幅方向の中央部に沿うように配置されている。従って、
無端ベルト45が巻枠Mの外周に巻回される積層体ブロ
ックBの外周に接触した状態にあるときに、該積層体ブ
ロックの幅方向の両端部には無端ベルトに接触しない部
分が残される。
【0072】主軸23の両側にはくの字形に形成された
第1のしごきローラ支持アーム51A及び第2のしごき
ローラ支持アーム51Bが配置されている。第1のしご
きローラ51Aは、積層体ブロック供給装置26側に設
けられて、ピン52Aを介して主フレーム21に回動自
在に支持されている。また第2のしごきローラ51Bは
積層体ブロック供給装置と反対側に配置されて、ピン5
2Bを介して主フレーム21に回動自在に支持されてい
る。
【0073】第1のしごきローラ支持アーム51A及び
第2のしごきローラ支持アーム51Bはそれぞれの先端
が面板25,25の間を通して巻枠Mに接近したり該巻
枠Mから離れたりするように設けられていて、それぞれ
の先端に取り付けられた第1及び第2のしごきローラ5
3A及び53Bが無端ベルト45に接触させられてい
る。
【0074】主フレーム21には、第1及び第2のしご
きローラ支持アーム51A及び51Bを付勢する付勢手
段としての第1及び第2のエアシリンダ54A及び54
Bが回動自在に支持され、これらのエアシリンダ54A
及び54Bのピストンロッドが第1のしごきローラ支持
アーム51Aの中間部及び第2のしごきローラ支持アー
ム51Bの中間部にそれぞれピンを介して連結されてい
る。第1及び第2のエアシリンダ54A及び54Bによ
り第1のしごきローラ51A及び第2のしごきローラ5
1Bが巻枠M側に付勢されるようになっている。
【0075】図示の巻鉄心製造装置では、供給装置26
から巻枠M上に積層体ブロックBを供給する際に、図1
に示すように巻枠Mの長辺部を垂直方向に沿わせ、該巻
枠Mの一方の短辺部を上方に向けた状態にして巻枠Mを
停止させる。このときの巻枠Mの停止位置を巻枠の積層
体ブロック受入れ位置と呼ぶことにする。
【0076】図示の例では、巻枠Mが積層体ブロック受
入れ位置に停止したときに、無端ベルト45の巻枠Mか
ら第7のガイドローラ40Gに向けて立上る部分が垂直
方向に沿うように、第7のガイドローラ40Gの位置が
設定されている。また第1のしごきローラ51Aは、巻
枠Mの長辺部が垂直方向に沿うように配置された状態に
あるときに、該巻枠Mの積層体ブロック供給装置26側
の長辺部の上端部付近で無端ベルト45に接触するよう
に設けられる。更に第2のしごきローラ51Bは、巻枠
Mの長辺部が垂直方向に沿うように配置されたときに、
巻枠Mの積層体ブロック供給装置26と反対側の長辺部
の下端部付近で無端ベルト45に接触するように設けら
れる。
【0077】図示の例では、巻枠Mが回転する過程で、
第1のしごきローラ51Aが巻枠Mの1つの角部に対向
して無端ベルトに接触した際に、第2のしごきローラ5
1Bが、第1のしごきローラに対向する角部と対角位置
にある他の角部に対向して無端ベルトに接触し、図1及
び図2に示すように巻枠Mが積層体ブロック導入位置に
あるときには、第1のしごきローラ51A及び第2のし
ごきローラ51Bが巻枠Mの異なる長辺部の端部寄りの
位置で無端ベルトに接触するように、第1及び第2のし
ごきローラが設けられている。
【0078】図示の例では、第7のガイドローラ40G
と第1のしごきローラ53Aと、第2のしごきローラ5
3Bとにより、無端ベルト45の巻枠Mの外周に沿う周
回軌道Rが定められている。この周回軌道Rは、第7の
ガイドローラ40Gから巻枠M側に下降する無端ベルト
45が巻枠Mまたは該巻枠に巻かれた積層体ブロックB
に接する位置を始点P(図2参照)とし、無端ベルト4
5が第1のしごきローラ53Aと巻枠Mまたは巻枠Mに
巻回された積層体ブロックBとの間から離脱する位置を
終点Qとする軌道である。無端ベルト45は、シリンダ
54Aにより付勢されて周回軌道Rの終点Q付近で該無
端ベルトに接触する第1のしごきローラ53Aの働き
と、シリンダ54Bにより付勢されて周回軌道Rの始点
Pと終点Qとの間の中間部付近で該無端ベルトに接触す
る第2のしごきローラ53Bの働きとにより、常時巻枠
M側に押し付けられた状態で走行する。
【0079】巻枠Mが回転させられると、第1のしごき
ローラ53Aと無端ベルト45との接点と主軸23との
間の距離、及び第2のしごきローラ53Bと無端ベルト
45との接点と主軸23との間の距離が変化し、これら
の距離の変化に追従して第1及び第2のしごきローラ5
3A及び53Bの位置が変化する。このように巻枠Mの
回転に追従して第1及び第2のしごきローラの位置が変
化することにより、巻枠Mの円滑な回転が許容される。
【0080】無端ベルト45の巻枠Mに沿う周回軌道の
始点Pと終点Qとの間に、積層体ブロック導入部(無端
ベルトが開いた部分)Gが形成され、積層体ブロック供
給装置26から導入部Gを通して巻枠M側に積層体ブロ
ックBが供給される。
【0081】巻枠Mの両側に設けられた面板25,25
には、巻枠M上の積層体ブロックの一端側の端部(ラッ
プ部を構成する端部)をクランプする1対のラップクラ
ンプ装置60,60が取り付けられている。図2及び図
3に示したように、各ラップクランプ装置60は、面板
25の切欠き部25aの底辺部25a2及び巻枠Mの一方
の短辺部に長手方向を沿わせた状態で面板25の外側に
配置された矩形状の可動板61を備えている。可動板6
1は、垂直方向に向くように配置されて面板25の外面
に固定された1対のガイドレール62,62により主軸
23の径方向に沿う第1の方向(図示の例では上下方
向)に移動自在に支持されたスライダ63,63の上端
に固定されている。
【0082】可動板61の下面の中央部には、クランプ
板64がガイド機構65を介して主軸23の軸線方向に
沿う第2の方向に移動自在に支持されている。ガイド機
構65は、ガイドレールと該ガイドレールにスライド自
在に保持されたスライダとを備えた公知のものである。
【0083】クランプ板64は、積層体ブロックの一端
側の端部をクランプするために必要な機械的強度を確保
するために必要最小限の厚さを有する板からなってい
て、図4ないし図14に見られるように、クランプ板6
4には、巻枠M側に向かうに従って該クランプ板の厚み
を薄くする向きのテーパがつけられている。
【0084】クランプ板64は、その板面が巻枠Mの一
方の短辺部に沿うように設けられていて、可動板61の
変位に伴って主軸の径方向に沿う第1の方向に沿って移
動し、ガイド機構65の働きにより主軸23の軸線方向
に沿う第2の方向に変位する。このクランプ板64は、
第2の方向(主軸の軸線方向)に沿って巻枠Mの一方の
短辺部の外周面に対向する位置まで変位させられた状態
で第1の方向(主軸の径方向)に沿って巻枠側に変位さ
せられたときに巻枠M上の積層体ブロックBの一端側の
端部に当接して該一端側の端部を巻枠Mに対してクラン
プし、第2の方向(主軸の軸線方向)に沿って巻枠から
離れる側に移動させられたときに一端側の端部のクラン
プを解除する。
【0085】クランプ板64を主軸の径方向に沿う第1
の方向に沿って変位させるため、第1のラップクランプ
駆動用エアシリンダ66(図2、図3参照)のピストン
ロッド66aが可動板61に連結されている。またクラ
ンプ板64を主軸の軸線方向に沿う第2の方向に沿って
変位させるために、可動板61の下面に固定された第2
のラップクランプ駆動用エアシリンダ67のピストンロ
ッド67aが連結部材68を介してクランプ板64に連
結されている(図3参照)。可動板61とガイドレール
62,62とスライダ63,63と第1のラップクラン
プ駆動用エアシリンダ66とにより、クランプ板64を
第1の方向に沿って移動させる第1のクランプ板駆動機
構が構成されている。またガイド機構65と第2のラッ
プクランプ駆動用エアシリンダ67とにより、クランプ
板64を第2の方向に沿って移動させる第2のクランプ
板駆動機構が構成され、クランプ板64と第1及び第2
のクランプ板駆動機構とにより、ラップクランプ装置6
0が構成されている。各ラップクランプ装置60は面板
25に取付けられているため、主軸23が回転駆動され
たときに巻枠Mとともに回転して、巻枠M上の積層体ブ
ロックをクランプしたりアンクランプしたりする。
【0086】積層体ブロック導入部Gにはまた、積層体
ブロック導入部に供給された積層体ブロックの一端側の
端部を巻枠側に押え付けるラップ押え装置70が設けら
れている。このラップ押え装置70は、積層体ブロック
導入部Gに相応する位置で主フレーム21に固定された
シリンダ取付け板71にピストンロッド72aを下方に
向けた状態で取り付けられたエアシリンダ72と、該エ
アシリンダ72のピストンロッド72aの下端に固定さ
れた押え部材73とからなっている。エアシリンダ72
は、そのピストンロッド72aを主軸23の中心軸線を
含む垂直面上で巻枠Mの外周面の幅方向の中央部に向け
た状態で設けられ、押え部材73は、エアシリンダ72
により駆動されて、積層体ブロック導入部Gにある積層
体ブロックBのラップ部に当接して該ラップ部を巻枠M
側に押え付ける押え位置と該ラップ部から離れて巻枠M
の回転を許容する状態になる退避位置との間を主軸23
の軸線方向と直角な方向に沿って変位させられる。この
例では、エアシリンダ71により、押え部材73を押え
位置と退避位置とに変位させる押え部材駆動機構が構成
されている。
【0087】また図示の例では、第7のガイドローラ4
0Gを支持する軸に無端ベルト45の幅方向の両側で巻
枠M上の積層体ブロックBに接触する1対の半月形のバ
ネ80,80が設けられている。
【0088】図示の例では、主軸23と、主軸に取り付
けられた巻枠Mと、主軸を回転させて巻枠Mを駆動する
巻枠駆動装置と、ガイドローラ40A〜40Gなどによ
りガイドされた無端ベルト45と、ラップクランプ装置
60と、ラップ押え装置70とにより、巻鉄心巻回装置
が構成されている。
【0089】本実施形態ではまた、図4、図18及び図
19に見られるように、ガイド板30の送出端部(先
端)30Aから巻枠Mの主軸の上方付近まで伸びるよう
に設けられてガイド板30の送出端部と巻枠Mとの間に
存在する積層体ブロックを下から支える帯状の板バネ9
0が、ガイド板30の送出端部30Aに取り付けられて
いる。この板バネ90はクランプ板64と干渉しないよ
うに、積層体ブロックの幅寸法よりも小さい幅寸法を有
するように形成されていて、積層体ブロックの幅方向の
中央部に沿うように配置されている。板バネ90は、巻
枠Mが積層体ブロック受入れ位置(鉄心のラップ部が配
置される巻枠の短辺部が水平方向に向いた状態になる位
置)に停止しているときに、その先端部90aが巻枠M
の短辺部の中央部付近に接近した状態になるように設け
られている。従って、ガイド板30の送出端部から積層
体ブロックBの先端が巻枠Mの短辺部上に供給される
と、板バネ90は、積層体ブロックの先端部と巻枠Mの
短辺部との間に配置された状態になる。クランプ板64
が積層体ブロックの先端部をクランプした後、巻枠Mが
回転すると、図18(B)のように巻枠Mの短辺部が板
バネ90から離れていくため、やがて板バネは積層体ブ
ロックの先端部と巻枠との間から離脱する。
【0090】板バネ90は、ガイド板30の送出端部と
巻枠との間に存在する積層体ブロックBを支える際には
大きく湾曲することがない程度のバネ力を有している
が、積層体ブロックと巻枠Mとの間に挟み込まれた状態
で巻枠が回転を開始した際には、巻枠の回転に伴って無
理なく湾曲して、巻枠の回転を妨げることがないよう
に、そのバネ力が適当な強さに設定されている。
【0091】巻枠Mに積層体ブロックBを巻回する際
に、ガイド板30の送出端部30Aの位置を固定してお
くと、巻枠Mの長辺部が水平方向を向いて、ガイド板の
送出端部30Aと巻枠の外周との間の垂直方向距離が大
きくなったときに積層体ブロックの弛みが大きくなるた
め、積層体ブロックが弛んだままの状態で無端ベルトの
内側に巻き込まれ、積層体ブロックの弛んだ部分で非晶
質磁性合金薄帯にしわが生じて、該薄帯が破損するおそ
れがある。
【0092】そのため、本発明においては、積層体ブロ
ック供給装置26に、ガイド板変位機構29を設けて、
図17(A)ないし(D)に示したように、巻枠Mまた
は巻枠に巻回された積層体ブロックの4つのコーナ部の
うち、最も高い位置にあるコーナ部の頂部とガイド板3
0の送出端部30Aとの間の垂直方向距離を一定のオフ
セット値Δhに保つように、ガイド板30の送出端部の
高さを巻枠の回転に追従させて変位させる。即ち、巻枠
Mに最初に巻回される積層体ブロックを供給する際に
は、巻枠の4つのコーナ部のうち最も高い位置にあるコ
ーナ部の頂部とガイド板30の送出端部30Aとの間の
垂直方向距離を設定されたオフセット値Δhに保つよう
にガイド板30の送出端部30Aを巻枠Mの回転に追従
して変位させ、既に巻枠Mに巻回されている積層体ブロ
ックの外周に積層体ブロックを供給する際には、巻枠に
巻回された最も外側の積層体ブロックの4つのコーナ部
のうち最も高い位置にあるコーナ部の頂部とガイド板の
送出端部との間の垂直方向距離をオフセット値Δhに保
つようにガイド板30の送出端部を巻枠の回転に追従さ
せて変位させる。
【0093】図16は、回転する巻枠の各コーナ部の頂
部の高さの変化を示したもので、この例では、同図の左
端に示したように、巻枠がコーナ部にアールを有しない
完全な矩形状の断面形状を有するものとし、該巻枠を反
時計方向(矢印UC方向)に回転させるものとする。図
16の左端のM1 は巻枠の長辺部が垂直方向に向いた状
態(積層体ブロックのし端部を巻枠に供給する際の状
態)を示し、M2 はM1の状態から巻枠が反時計方向に
90度回転した状態を示している。図16の右側に示し
た正弦波形a,b,c及びdはそれぞれ巻枠の4つのコ
ーナ部a,b,c及びdの高さ位置の変化を示してい
る。図16に示したM1 の状態(巻枠が積層体ブロック
受入れ位置にある状態)をスタート時の状態とし、巻枠
のコーナ部aと主軸の中心Oとを結ぶ直線が水平線とな
す角をα、巻枠の回転角をθ(0≦θ≦90°)、巻枠
の中心から各コーナ部までの距離をコーナ部半径Rとす
ると、主軸23の中心Oから図ったコーナ部aの高さh
は、次式で与えられる。
【0094】 h=R sin(α+θ) …(1) また図16に示したM2 の状態にある巻枠の中心Oとコ
ーナ部bとを結ぶ直線が水平線となす角をβとすると、
コーナ部bの高さhは次式で与えられる。
【0095】 h=R sin(β+θ) …(2) 図16に示したM1 の状態から巻枠の回転を開始した場
合、巻枠が最初の90度の区間を回転する間は、コーナ
部aが最も高い位置にあり、次の90度の区間を回転す
る間は、コーナ部bが最も高い位置にある。即ち、巻枠
が90度回転する毎に最も高い位置にあるコーナ部がa
→b→c→d→a…のように入れ替っていく。したがっ
て、各瞬時において最も高い位置にあるコーナ部の軌跡
は、図16の右側に実線で示したようになる。図16に
示したP1 点からP2 までの区間では、最も高い位置に
あるコーナ部の頂部の高さhが、h=R sin(α+θ)
で与えられ、P2 点からP1 点までの区間では、最も高
い位置にあるコーナ部の頂部の高さhが、h=R sin
(β+θ)で与えられる。
【0096】巻枠に巻回された先行の積層体ブロックの
外周に次の積層体ブロックを巻回する際には、巻枠の中
心からコーナ部の頂部までの距離に巻枠に既に巻回され
ている積層体ブロックのコーナ部の厚さを加えたもの
を、(1)式または(2)式のコーナ部半径Rとすれば
よい。
【0097】本発明においては、最も高い位置にあるコ
ーナ部の頂部の高さに一定のオフセット値Δhを加える
ことにより求めた高さh+Δhをガイド板30の送出端
部30Aの目標高さとし、ガイド板30の送出端部30
Aの高さを目標高さに一致させるように、電動機29a
の回転を制御することにより、ガイド板の送出端部30
Aと最も高い位置にあるコーナ部の頂部との間の垂直方
向距離を一定のオフセット値Δhに保持する。そして、
板バネ90の上に積層体ブロックが乗っていない状態
で、ガイド板30の送出端部30Aと巻枠の最も高い位
置にあるコーナ部との間の垂直方向距離をオフセット値
Δhに等しくしたときに、板バネ90の先端と積層体ブ
ロック受入れ位置にある巻枠Mの上側の短辺部との間の
垂直方向距離を零または十分に小さい値にするように、
上記オフセット値Δhの大きさを設定する。
【0098】巻枠の回転に追従させてガイド板30の送
出端部30Aを自動的に変位させるため、ガイド板変位
機構29を制御する制御装置が設けられている。この制
御装置は、例えば、巻枠Mの4つのコーナ部(最初の積
層体ブロックを巻回する際)または巻枠に巻回されてい
る積層体ブロックの4つのコーナ部(2番目以降の積層
体ブロックを巻回する際)のうち最も高い位置にあるコ
ーナ部の頂部の高さを前記(1)式または(2)式を用
いて演算するコーナ部高さ演算手段と、該コーナ部高さ
演算手段により演算されたコーナ部の頂部の高さに設定
されたオフセット値を加算して得た高さを目標高さとし
て、ガイド板の送出端部の高さを目標高さに保持するた
めに必要な電動機29aの回転方向と回転角度とを演算
する電動機回転角演算手段と、電動機回転角演算手段に
より演算された回転方向に演算された回転角度だけ電動
機を回転させるように電動機を制御する電動機制御装置
とにより構成できる。
【0099】巻鉄心の製造を自動的に行わせるため、巻
枠駆動装置と積層体ブロック供給装置26とラップ押え
装置70の押え部材駆動機構とラップクランプ装置60
の第1及び第2のクランプ板駆動機構とを制御する制御
装置を設けることが好ましい。
【0100】この制御装置は、巻枠Mの回転角度を検出
するセンサ、積層体ブロックの一端が巻枠Mの一方の短
辺上の所定位置に到達したことを検出するセンサ、及び
各部の動作位置を検出する位置センサ等の各種のセンサ
と、これらのセンサの検出出力を入力として各部をシー
ケンス制御するマイクロコンピュータとにより構成する
ことができる。
【0101】この制御装置は、巻枠Mの一方の短辺部を
積層体ブロック導入部Gに位置させた状態で積層体ブロ
ック導入部Gを通して巻枠Mの一方の短辺部の位置に積
層体ブロックBの一端側の端部Ba を供給する積層体ブ
ロック供給動作と、巻枠Mの一方の短辺部の位置に供給
された積層体ブロックBの一端側の端部Ba をラップ押
え装置70の押え部材73により巻枠に対して押え付け
るラップ押え動作と、押え部材73により押え付けられ
た積層体ブロックの一端側の端部Ba にラップクランプ
装置60のクランプ板64を当接させて該一端側の端部
をクランプする積層体端部クランプ動作と、押え部材7
3を退避位置に変位させて巻枠Mの回転が許容される状
態にするラップ押え退避動作と、巻枠を回転させて一端
側の端部がクランプされた積層体ブロックBを無端ベル
ト45の内側に巻き込んでその一端側の端部Ba に他端
側の端部Bb を重ね合わせることによりラップ部Lを形
成した後、該ラップ部Lを無端ベルト45の内側に位置
させた状態で停止させる積層体ブロック巻回動作と、積
層体ブロックBのラップ部Lを構成する一端側の端部B
a と他端側の端部Bb との間に挟み込まれた状態にある
クランプ板64を第2の方向に沿って巻枠から離れる側
に変位させてラップ部Lから離脱させるクランプ板離脱
動作と、ラップ部Lから離脱したクランプ板64を該ラ
ップ部の外周側に当接して該ラップ部を巻枠に対してク
ランプする位置まで変位させるラップ部クランプ動作
と、ラップ部Lを積層体ブロック導入部Gに位置させる
まで巻枠Mを回転させて停止させる巻枠復帰動作とを必
要な数の積層体ブロックが巻回されるまで繰り返すよう
に構成される。
【0102】上記制御装置を実現するためにマイクロコ
ンピュータにより実行させるプログラムのアルゴリズム
の一例を図15に示した。このアルゴリズムによる場合
の巻鉄心巻回動作を説明すると下記の通りである。
【0103】プログラムが開始されると、先ず所定枚数
積層された非晶質磁性合金薄帯を図示しないシヤーによ
り所定の長さに切断して単位積層体を形成し、この単位
積層体を段積みすることにより、図23に示したような
構造の積層体ブロックBを形成する(図15のステップ
1)。次いで積層体ブロック供給装置26側で新たな積
層体ブロックを受け入れる条件が成立したことが検出さ
れたときに、この積層体ブロックBを積層体ブロック供
給装置26の受取り位置に搬送する(ステップ2)。ス
テップ1とステップ2とを繰り返すことにより、巻鉄心
を構成するために必要な数の積層体ブロックを順次製作
して、一連の積層体ブロックを積層体ブロック供給装置
26の受取り位置に供給する。
【0104】図15のステップ3では、図4に示すよう
に、積層体ブロック供給装置26のガイド板30上の待
機位置に積層体ブロックBを搬送する。次いでステップ
4で上部クランプ31A及び下部クランプ31Bを待機
している積層体ブロックの位置(受取り位置)まで移動
させ、ステップ5で該積層体ブロックの先端部付近をク
ランプする。巻鉄心巻回装置側で新たな積層体ブロック
を受入れる条件が成立したことが検出されたときにステ
ップ6を行って、積層体ブロックBをクランプしたクラ
ンプ31A及び31Bを巻枠M側に移動させ、図5に示
すように、積層体ブロックBの一端側の端部Ba を積層
体ブロック導入部Gを通して積層体ブロック受入れ位置
で停止している巻枠Mの一方の短辺上に挿入する。次い
でステップ7でクランプ31A及び31Bによる積層体
ブロックBのクランプを解除する。
【0105】積層体ブロックBの一端を巻枠Mの一方の
短辺上に供給した後、ステップ8を実行して、図6に示
すようにラップ押え装置70の押え部材73を押え位置
まで下降させて、積層体ブロックBの一端の端部Ba を
巻枠Mの短辺に対して加圧する。次いでステップ9を行
って、図7に示すようにラップクランプ装置60,60
のクランプ板64,64を主軸23の軸線方向の外側に
平行移動させることにより、巻枠Mの外側に離脱させ
る。次いでステップ10において、図8の矢印A1 に示
すようにラップクランプのクランプ板64,64を主軸
の径方向の外側に変位(上昇)させた後、ステップ11
において図8の矢印A2 に示すようにクランプ板64,
64を主軸の軸線方向の内側に平行移動させ、更にステ
ップ12において図8の矢印A3 のようにクランプ板6
4,64を主軸の径方向の内側に変位(下降)させて、
積層体ブロックBの一端側の端部Ba の積層端面に当接
させることにより、該端部Ba をクランプする。
【0106】クランプ板64,64により積層体ブロッ
クBの一端側の積層端面をクランプした後、ステップ1
3において図9に示すようにラップ押え装置の押え部材
73を上方の退避位置まで移動させてラップ押え装置を
開放する。
【0107】ステップ14では、ラップ押え装置を開放
した後、図示しない巻枠駆動装置により主軸23を回転
させて巻枠Mを図示の矢印Uの方向に回転させつつ、積
層体ブロック供給装置16を往復回動させる。これによ
り無端ベルト45を矢印U方向に走行させ、図10に示
すように巻枠Mに一端側の端部Ba が固定された積層体
ブロックBを無端ベルト45の内側に巻き込んで巻枠M
の回りに巻回する。このとき積層体ブロックBに摩擦付
与部材33が接触して、該積層体ブロックに適度の張力
を与え、また無端ベルト45の幅方向の両側に配置され
たバネ80,80が積層体ブロック導入部Gの始点P付
近で積層体ブロックBに接触して、該積層体ブロックB
を巻枠M側に押圧するため、無端ベルト45の内側への
積層体ブロックBの巻き込みは円滑に行われる。
【0108】図10は巻枠Mを図9の状態から180度
回転(1/2回転)させた状態を示している。図11に
示したように、図9の状態から巻枠Mを1+α(0<α
<1)回転させたところで、巻枠Mを停止させる。図1
1はα=0.5として、図9の状態から巻枠を1.5回
転(540度回転)させたところで停止させた状態を示
している。図11の状態では、無端ベルト45の内側に
巻き込まれた積層体ブロックBの一端側の端部Ba の上
にクランプ板64を介して他端側の端部Bb が重ね合わ
されてラップ部Lが形成された状態にある。
【0109】巻枠Mを1.5回転させて停止させた後、
ステップ15を行い、図12に示すようにクランプ板6
4,64を主軸の軸線方向に沿って外側に平行移動させ
てラップ部Lから離脱させる。ステップ15においてク
ランプ板64,64を離脱させた後、ステップ16を行
ってクランプ板64,64を図13に矢印A1 ´で示し
たように主軸の径方向の外側に移動させる。次いでステ
ップ17を行ってクランプ板64,64を図13に矢印
A2 ´で示したように主軸の軸線方向に沿って内側に平
行移動させた後、ステップ18を行ってクランプ板6
4,64を図13に矢印A3 ´で示したように主軸の径
方向の内側に移動させる。これによりクランプ板64,
64を図13に示すように積層体ブロックBのラップ部
Lに当接するクランプ位置に到達させてラップ部Lをク
ランプする。その後ステップ19で巻枠Mを1−α回転
(図示の例では1−α=0.5回転)させつつ積層体ブ
ロック供給装置16を往復回動させて、図14に示すよ
うに巻枠Mを積層体ブロック受入れ位置に戻し、巻枠M
の一方の短辺部を積層体ブロック導入部Gに位置させ
る。
【0110】巻枠Mの回りに積層体ブロックを巻回して
いくと、巻回した積層体ブロックの数の増大に伴って巻
枠の回りに形成される積層体ブロック巻回体の外径寸法
が大きくなっていく。この外径寸法の増大に合わせて新
たな積層体ブロックBを巻枠側に送り出す際のガイド板
30の送出端部位置を変化させる必要がある。そのた
め、2番目以降の積層体ブロックを巻回するのに先だっ
て、ステップ20において、(1)式及び(2)式の演
算に用いるコーナ部半径Rを積層体ブロックのコーナ部
の厚み分ΔRだけ増加させる。
【0111】上記のように、ガイド板の送出端部の高さ
を巻枠の回転に伴って変化させて、巻枠の最も高い位置
にあるコーナ部とガイド板の送出端部との間の垂直方向
距離を一定のオフセット値に保つように制御しつつ積層
体ブロックを巻枠に巻回する際の一連の動作を図18
(A)ないし(C)及び図19(A),(B)に示し
た。ガイド板の送出端部の高さを巻枠の回転に追従させ
て変化させた場合には、図18(C)に示すように、巻
枠の長辺部が水平方向に向く状態にあるときにガイド板
の送出端部と巻枠との間の垂直方向距離を短くして、積
層体ブロックBに大きな弛みが生じるのを防ぐことがで
きるため、積層体ブロックが弛んだままの状態で巻回さ
れるのを防ぐことができ、図19(C)に示したよう
に、積層体ブロックBを弛まない状態で巻回することが
できる。
【0112】上記の例で示したように、巻枠Mの両側に
面板25,25を配置して、巻枠Mに巻かれる積層体ブ
ロックの幅方向の位置を規制するようにすると、積層体
ブロックの位置を揃えて、積層面の凹凸が少ない巻鉄心
を得ることができるが、これらの面板は省略してもよ
い。
【0113】面板25,25を省略する場合には、適宜
の支持手段を主軸23に取り付けて、該支持手段を介し
てラップクランプ装置を支持する。
【0114】また上記の例のように積層体ブロックBに
摩擦接触する摩擦付与部材(錘)33を設けておくと、
積層体ブロックBに適当な張力を与えて、該積層体ブロ
ックの巻き込みを円滑に行わせることかできるが、この
摩擦付与部材は省略することもできる。
【0115】更に、上記のようにバネ80,80を設け
ておくと、積層体ブロックBを巻枠Mに沿わせることが
できるため、積層体ブロックの巻き込みを容易にするこ
とができるが、このバネも省略することができる。
【0116】上記の例では、各積層体ブロックを複数の
単位積層体により構成しているが、本発明において、
「積層体ブロック」は、巻枠に一度に巻回される非晶質
磁性合金薄帯の積層体を意味し、各積層体ブロックを構
成する単位積層体の数は任意である。即ち、各積層体ブ
ロックは少くとも1つの単位積層体からなっていればよ
く、1つの単位積層体を1つの積層体ブロックとして該
積層体ブロックを順次巻枠に巻回して巻鉄心を形成する
場合にも本発明を適用することができる。
【0117】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、主軸と
ともに回転するように設けられてラップ部を構成する積
層体ブロックの端部を巻枠に対してクランプするラップ
クランプ装置を設けて、積層体ブロックを無端ベルトの
内側に巻き込んで巻回する際に積層体ブロックの端部が
巻枠に対して動くことがないようにしたため、ラップ部
の位置がずれるのを防ぐことができ、ラップ流れが生じ
るのを防ぐことができる。
【0118】更に本発明によれば、積層体ブロックの端
部を巻枠に対してクランプするようにしたので、積層体
ブロックが無端ベルトから開放された状態になったとき
にラップ部が開くのを防ぐことができ、また積層体ブロ
ック導入部に供給された積層体ブロックの一端側の端部
を巻枠側に押え付けるラップ押え装置を設けたので、既
に巻回されている積層体ブロックのラップ部を開かせる
ことなく、新たに積層体ブロック導入部に供給された積
層体ブロックの一端側の端部をクランプすることができ
る。従って、巻回された積層体ブロックのラップ部を開
かせることなく全ての積層体ブロックの巻回作業を円滑
に進めて、高品質の巻鉄心を得ることができる。
【0119】特に本発明によれば、積層体ブロック供給
装置にガイド板変位機構を設けて、巻枠または該巻枠に
巻回された積層体ブロックの4つのコーナ部のうち最も
高い位置にあるコーナ部の頂部とガイド板の送出端部と
の間の垂直方向距離を設定されたオフセット値に保つよ
うにガイド板の送出端部を巻枠の回転に追従して変位さ
せるようにしたので、ガイド板の送出端部と巻枠の外周
または巻枠に既に巻回されている積層体ブロックの外周
との間の垂直方向距離を常に必要最小限の大きさに保持
しつつ、積層体ブロックを巻枠側に供給することができ
る。そのため、積層体ブロックがガイド板から巻枠側に
移行する際に積層体ブロックに生じる弛みを小さくし
て、大きな弛みが生じたままの状態で積層体ブロックが
無端ベルトの内側に巻き込まれるのを防ぐことができ、
巻回された鉄心内で非晶質磁性合金薄帯にしわが生じ
て、該薄帯が破損するのを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の全体的な構成を示す正面図で
ある。
【図2】図1の要部を示す拡大正面図である。
【図3】図1の要部を示す斜視図である。
【図4】本発明に係わる巻鉄心製造装置において新たな
積層体ブロックを積層体ブロック導入部に供給する際の
状態を示した斜視図である。
【図5】本発明に係わる巻鉄心製造装置において積層体
ブロック導入部に積層体ブロックが供給された状態を示
した斜視図である。
【図6】本発明に係わる巻鉄心製造装置において積層体
ブロック導入部に供給された積層体ブロックをラップ押
え装置の押え部材により押え付けた状態を示した斜視図
である。
【図7】本発明に係わる巻鉄心製造装置において積層体
ブロック導入部に供給された積層体ブロックの端部をラ
ップ押え装置の押え部材により押え付けた状態を示した
斜視図である。
【図8】本発明に係わる巻鉄心製造装置において積層体
ブロック導入部に供給された積層体ブロックの端部をラ
ップクランプ装置によりクランプした状態を示した斜視
図である。
【図9】本発明に係わる巻鉄心製造装置において積層体
ブロック導入部に供給された積層体ブロックの端部をラ
ップクランプ装置によりクランプした後押え部材を退避
させた状態を示した斜視図である。
【図10】本発明に係わる巻鉄心製造装置において積層
体ブロック導入部に供給された積層体ブロックをクラン
プした後巻枠を1/2度回転させて積層体ブロックを無
端ベルトの内側に巻き込んだ状態を示した斜視図であ
る。
【図11】本発明に係わる巻鉄心製造装置において積層
体ブロック導入部に供給された積層体ブロックをクラン
プした後巻枠を1.5回転させることにより積層体ブロ
ックを巻回してその両端を重ね合わせた状態を示した斜
視図である。
【図12】本発明に係わる巻鉄心製造装置において巻回
された積層体ブロックの両端のラップ部からラップクラ
ンプ装置のクランプ板を離脱させた状態を示した斜視図
である。
【図13】本発明に係わる巻鉄心製造装置において巻回
された積層体ブロックの両端のラップ部からクランプ板
を離脱させた後、ラップ部をクランプした状態を示した
斜視図である。
【図14】本発明に係わる巻鉄心製造装置において積層
体ブロックのラップ部をクランプした後巻枠を1/2回
転させて停止させた状態を示した斜視図である。
【図15】本発明に係わる巻鉄心製造装置に設ける制御
装置の制御アルゴリズムを示したフローチャートであ
る。
【図16】巻枠の各コーナ部の高さの変化を示した線図
である。
【図17】(A)ないし(D)は巻枠の回転に追従した
ガイド板の送出端部の動きを順に示した説明図である。
【図18】(A)ないし(C)は巻枠の回転に追従して
ガイド板の送出端部の高さを変化させた場合の動作を順
を追って示した説明図である。
【図19】(A)及び(B)は図18(C)の過程に続
いて行われる過程を示した説明図、(C)は巻枠に積層
体ブロックが巻回された状態を示した説明図である。
【図20】従来の巻鉄心製造装置の正面図である。
【図21】(A)ないし(C)は図20に示した巻鉄心
製造装置において、円形の巻枠に代えて矩形状の巻枠を
用いた場合の動作を順に追って示した説明図である。
【図22】(A)及び(B)は図21(C)の過程に続
いて行われる過程を示した説明図である。
【図23】本発明で用いる積層体ブロックの1つを示し
た斜視図である。
【図24】本発明の巻鉄心製造装置により製造される巻
鉄心の正面図である。
【図25】(A)はラップ部が正常に分布している巻鉄
心を示した正面図、(B)はラップ流れが生じた巻鉄心
を示した正面図である。
【符号の説明】
21 主フレーム 23 主軸 25 面板 25 切欠き部 26 積層体ブロック供給装置 27 可動フレーム 29a 電動機 29b 減速機 29c,29d レバー 30 ガイド板 31A 上部クランプ 31B 下部クランプ 33 摩擦付与部材 40A〜40G ガイドローラ 43A,43B テンションローラ 45 無端ベルト 51A 第1のしごきローラ支持アーム 51B 第2のしごきローラ支持アーム 53A 第1のしごきローラ 53B 第2のしごきローラ 54A 第1のエアシリンダ 54B 第2のエアシリンダ 60 ラップクランプ装置 61 可動板 64 クランプ板 65 ガイド機構 66 第1のラップクランプ駆動用エアシリンダ 67 第2のラップクランプ駆動用エアシリンダ 70 ラップ押え装置 72 エアシリンダ 80 バネ 90 板バネ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 横断面の輪郭形状が矩形状を呈するよう
    に形成されて中心部が軸線を水平方向に向けた主軸によ
    り支持された巻枠と、前記巻枠を回転駆動する巻枠駆動
    装置と、ループをなすように形成されていて該ループの
    外側に前記巻枠を位置させた状態で一部が前記巻枠の外
    周に沿う周回軌道に沿うようにガイドされて前記巻枠の
    回転により駆動される無端ベルトと、非晶質磁性合金薄
    帯を複数枚積層したものからなる単位積層体の単体また
    は該単位積層体をn個(nは2以上の整数)ずつそれぞ
    れの位置を長手方向にずらした状態で積層して長手方向
    の一端側及び他端側をそれぞれ階段状に形成したものか
    らなる積層体ブロックを、その長手方向の一端を前記巻
    枠側に向けた状態でガイド板の上に乗せて、該ガイド板
    の上を滑らせながら該ガイド板の前記巻枠側に指向した
    送出端部から順次送り出して前記巻枠側に供給する積層
    体ブロック供給装置とを備え、 前記無端ベルトの周回軌道の始点と終点との間に前記積
    層体ブロック供給装置により供給される積層体ブロック
    の長手方向の一端側の端部を受け入れるための積層体ブ
    ロック導入部を形成するように前記周回軌道が設定さ
    れ、 前記積層体ブロック供給装置により順次供給される積層
    体ブロックを前記無端ベルトの内側に巻き込むことによ
    り前記巻枠上に複数の積層体ブロックを順次巻回積層し
    て、巻回された各積層体ブロックの一端と他端とが重ね
    合わされてラップ部が形成された構造を有する巻鉄心を
    製造する巻鉄心製造装置であって、 前記積層体ブロック供給装置により供給された積層体ブ
    ロックの前記積層体ブロック導入部側の端部を巻枠に対
    して押え付けるラップ押え装置と、 前記主軸とともに回転するように設けられて前記ラップ
    部を構成する積層体ブロックの端部を巻枠に対してクラ
    ンプするラップクランプ装置とを具備し、 前記積層体ブロック供給装置は、前記巻枠に最初に巻回
    される積層体ブロックを供給する際には、前記巻枠の4
    つのコーナ部のうち最も高い位置にあるコーナ部の頂部
    と前記ガイド板の送出端部との間の垂直方向距離を設定
    されたオフセット値に保つように前記ガイド板の送出端
    部を前記巻枠の回転に追従して変位させ、既に巻枠に巻
    回されている積層体ブロックの外周に前記積層体ブロッ
    クを供給する際には、前記巻枠に巻回された最も外側の
    積層体ブロックの4つのコーナ部のうち最も高い位置に
    あるコーナ部の頂部と前記ガイド板の送出端部との間の
    垂直方向距離を前記オフセット値に保つように前記ガイ
    ド板の送出端部を前記巻枠の回転に追従させて変位させ
    るガイド板変位機構を備えていることを特徴とする巻鉄
    心製造装置。
  2. 【請求項2】 前記ガイド板は、前記積層体ブロックの
    供給方向の後方側に設定された1つの回動中心を中心に
    して回動し得るように設けられ、 前記ガイド板変位機構は、電動機を駆動源として前記ガ
    イド板を往復回動させるガイド板回動機構と、 前記巻枠に最初の積層体ブロックを供給する際には、巻
    枠の4つのコーナ部のうち最も高い位置にあるコーナ部
    の頂部の高さを演算し、既に巻枠に巻回されている積層
    体ブロックの外周に積層体ブロックを供給する際には既
    に巻枠に巻回された最も外側の積層体ブロックの4つの
    コーナ部のうち最も高い位置にあるコーナ部の頂部の高
    さを演算するコーナ部高さ演算手段と、 前記コーナ部高さ演算手段により演算されたコーナ部の
    頂部の高さに設定されたオフセット値を加算して得た高
    さを目標高さとして、前記ガイド板の送出端部の高さを
    前記目標高さに保持するために必要な前記電動機の回転
    方向と回転角度とを演算する電動機回転量演算手段と、
    前記電動機回転量演算手段により演算された回転方向に
    演算された回転角度だけ前記電動機を回転させるように
    前記電動機を制御する電動機制御装置とを備えているこ
    とを特徴とする請求項1に記載の巻鉄心製造装置。
  3. 【請求項3】 前記ガイド板の先端から前記主軸の上方
    付近まで伸びるように設けられて前記ガイド板の送出端
    部と前記巻枠との間に存在する積層体ブロックを下から
    支える帯状の板バネが前記ガイド板の送出端部に取り付
    けられ、 前記板バネは前記積層体ブロックの幅寸法よりも小さい
    幅寸法を有するように形成されて、前記積層体ブロック
    の幅方向の中央部に沿うように配置されていることを特
    徴とする請求項1または2に記載の巻鉄心製造装置。
  4. 【請求項4】 前記ラップ押え装置は、前記積層体ブロ
    ック導入部付近で前記主軸の軸線方向と直角な方向に変
    位し得るように設けられていて、前記積層体ブロック導
    入部にある積層体ブロックの前記一端側の端部に当接し
    て該一端側の端部を前記巻枠側に押え付ける押え位置と
    該一端側の端部から離れて巻枠の回転を許容する状態に
    なる退避位置との間を変位し得るように設けられた押え
    部材と、該押え部材を押え位置と退避位置とに変位させ
    る押え部材駆動機構とを備えてなり、 前記ラップクランプ装置は、前記主軸の径方向に沿う第
    1の方向に沿って移動し得るように設けられるととも
    に、前記主軸の軸線に沿う第2の方向に移動し得るよう
    に設けられて、前記第2の方向に沿って前記巻枠の外周
    面に対向する位置まで変位させられた状態で前記第1の
    方向に沿って前記巻枠側に変位させられたときに前記巻
    枠上の積層体ブロックの端部に当接して該端部を巻枠に
    対してクランプし、前記第2の方向に沿って巻枠から離
    れる側に移動したときに前記積層体ブロックの端部のク
    ランプを解除するように設けられたクランプ板と、前記
    クランプ板を前記第1の方向に沿って変位させる第1の
    クランプ板駆動機構と、前記クランプ板を前記第2の方
    向に移動させる第2のクランプ板駆動機構とを備えてい
    て、前記主軸とともに回転するように設けられ、 前記無端ベルトは前記積層体ブロックの幅寸法よりも小
    さい幅寸法を有するように形成されて、前記積層体ブロ
    ックの幅方向の中央部に沿うように配置され、 前記ラップクランプ装置のクランプ板は、前記無端ベル
    トと干渉しないように前記積層体ブロックの前記一端側
    の端部の幅方向の端部寄りの部分に当接して該一端側の
    端部をクランプするように設けられていることを特徴と
    する請求項1,2または3のいずれかに記載の巻鉄心製
    造装置。
  5. 【請求項5】 前記巻枠駆動装置と前記積層体ブロック
    供給装置と前記ラップ押え装置の押え部材駆動機構と前
    記ラップクランプ装置の第1及び第2のクランプ板駆動
    機構とを制御する制御装置を更に具備し、 前記制御装置は、前記積層体ブロックの前記一端側の端
    部を前記積層体ブロック導入部を通して前記巻枠の外周
    に対向する位置に供給する積層体ブロック供給動作と、
    前記巻枠の一方の短辺部の位置に供給された積層体ブロ
    ックの一端側の端部を前記ラップ押え装置の押え部材に
    より巻枠に対して押え付ける押え動作と、前記押え部材
    により押え付けられた積層体ブロックの一端側の端部に
    前記ラップクランプ装置のクランプ板を当接させて該一
    端側の端部をクランプする積層体端部クランプ動作と、
    前記押え部材を退避位置に変位させて前記巻枠の回転が
    許容される状態にするラップ押え退避動作と、前記巻枠
    を回転させて一端側の端部がクランプされた積層体ブロ
    ックを前記無端ベルトの内側に巻き込んで該積層体ブロ
    ックの一端側の端部に他端側の端部を重ね合わせること
    によりラップ部を形成した後、該ラップ部を無端ベルト
    の内側に位置させた状態で巻枠を停止させる積層体ブロ
    ック巻回動作と、前記積層体ブロックのラップ部を構成
    する一端側の端部と他端側の端部との間に挟み込まれた
    状態にある前記クランプ板を前記第2の方向に沿って巻
    枠から離れる側に変位させて前記ラップ部から離脱させ
    るクランプ板離脱動作と、前記ラップ部から離脱したク
    ランプ板を該ラップ部の外周側に当接して該ラップ部を
    巻枠に対してクランプする位置まで変位させるラップ部
    クランプ動作と、前記ラップ部を前記積層体ブロック導
    入部に位置させるまで前記巻枠を回転させて停止させる
    巻枠復帰動作とを必要な数の積層体ブロックが巻回され
    るまで繰り返すように構成されていることを特徴とする
    請求項4に記載の巻鉄心製造装置。
  6. 【請求項6】 前記ラップクランプ装置は1対設けられ
    ていて、該1対のラップクランプ装置が前記巻枠の軸線
    方向の両側にそれぞれ配置され、 前記ラップ押え装置は、前記ラップクランプ装置のクラ
    ンプ板と干渉しないように、前記積層体ブロック導入部
    にある積層体ブロックの端部の幅方向の中央部寄りの位
    置で該端部を押え付けるように設けられていることを特
    徴とする請求項4または5に記載の巻鉄心製造装置。
  7. 【請求項7】 前記巻枠の軸線方向の両端には、該巻枠
    とともに回転するように設けられて該巻枠上の積層体ブ
    ロックの幅方向の位置を規制する1対の面板が配置さ
    れ、 前記ラップクランプ装置は1対設けられていて、該1対
    のラップクランプ装置が前記巻枠の軸線方向の両側にそ
    れぞれ配置され、 前記1対の面板は前記1対のラップクランプ装置のクラ
    ンプ板が配置される部分に互いに整合する切欠き部を有
    し、 前記1対のラップクランプ装置のクランプ板は、前記1
    対の面板の切欠き部内を通して変位するように設けられ
    ていることを特徴とする請求項4または5に記載の巻鉄
    心製造装置。
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JP2013074119A (ja) * 2011-09-28 2013-04-22 Daihen Corp 巻鉄心製造装置
JP2017054962A (ja) * 2015-09-10 2017-03-16 東芝産業機器システム株式会社 巻鉄心の製造方法および巻鉄心の製造装置
JP2018060893A (ja) * 2016-10-04 2018-04-12 株式会社日立産機システム アモルファス変圧器およびその製造方法

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