JPH1167720A - Icパッケージのic素子露出装置 - Google Patents
Icパッケージのic素子露出装置Info
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- JPH1167720A JPH1167720A JP9227714A JP22771497A JPH1167720A JP H1167720 A JPH1167720 A JP H1167720A JP 9227714 A JP9227714 A JP 9227714A JP 22771497 A JP22771497 A JP 22771497A JP H1167720 A JPH1167720 A JP H1167720A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 IC素子に損傷を与えることなく、湿式エッ
チングによりモールド樹脂内のIC素子を短時間で露出
するようにしたICパッケージのIC素子露出装置を提
供する。 【解決手段】 ICパッケージのIC素子露出装置24
は、ICパッケージのモールド樹脂の所定領域のみを露
出させる、互いに同程度の外形を有する平板状の保持体
26及び蓋体28と、保持体26及び蓋体28を互いに
押圧する係止部30とから構成される。保持体26は、
ICパッケージを収容する凹部状の収容部32を有す
る。ICパッケージ12をIC素子露出装置24に収容
し、蓋体28により収容部32を密封し、この状態でI
C素子露出装置24をエッチング液に浸漬することによ
り、従来のように耐酸性テープを用いなくて済む。よっ
て、従来に比べて極めて短時間で、リードを曲げる等の
損傷をICパッケージに与えることなくIC素子を露出
させることができる。
チングによりモールド樹脂内のIC素子を短時間で露出
するようにしたICパッケージのIC素子露出装置を提
供する。 【解決手段】 ICパッケージのIC素子露出装置24
は、ICパッケージのモールド樹脂の所定領域のみを露
出させる、互いに同程度の外形を有する平板状の保持体
26及び蓋体28と、保持体26及び蓋体28を互いに
押圧する係止部30とから構成される。保持体26は、
ICパッケージを収容する凹部状の収容部32を有す
る。ICパッケージ12をIC素子露出装置24に収容
し、蓋体28により収容部32を密封し、この状態でI
C素子露出装置24をエッチング液に浸漬することによ
り、従来のように耐酸性テープを用いなくて済む。よっ
て、従来に比べて極めて短時間で、リードを曲げる等の
損傷をICパッケージに与えることなくIC素子を露出
させることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ICパッケージの
IC素子露出装置に関し、更に詳しくは、IC素子に損
傷を与えることなく、短時間で、湿式エッチングにより
モールド樹脂内のIC素子を露出するようにしたICパ
ッケージのIC素子露出装置に関するものである。
IC素子露出装置に関し、更に詳しくは、IC素子に損
傷を与えることなく、短時間で、湿式エッチングにより
モールド樹脂内のIC素子を露出するようにしたICパ
ッケージのIC素子露出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ICパッケージは、通常、平板状のモー
ルド樹脂内にチップ状のIC素子を内蔵している。IC
パッケージには、一般に、IC素子の評価のために、I
C素子を露出させて検査(以下、露出検査と言う)し、
更に、リードからIC素子に通電する等の他の評価試験
を行う抜き取り検査をする必要がある。図3(a)から
(e)は、それぞれ、従来の露出検査の各工程を示す斜
視図である。従来、ICパッケージの露出検査を行うに
は、先ず、耐酸性の外面を有する粘着性のテープ(以
下、耐酸性テープと言う)10の粘着面にICパッケー
ジ12を載せ(図3(a)参照)、続いて、ICパッケ
ージ12を耐酸性テープ10により密封する(図3
(b)参照)。次いで、ICパッケージ12の表側のモ
ールド樹脂14のうち、IC素子16(図3(d)参
照)を被覆している所定領域18が露出するように耐酸
性テープ10に開口20を形成する(図3(c)参
照)。開口20は、通常、モールド樹脂の所定領域18
を覆っているテープ部分を切り取ることにより行う。次
いで、手を保護するための保護手袋を着用し、発煙硝酸
水溶液と硫酸水溶液とを混合したエッチング液に、開口
20を形成した試料を浸漬し、所定領域18のモールド
樹脂部分を溶解、除去してIC素子16を露出させる
(図3(d)参照)。更に、エッチング液から試料を取
り出して洗浄した後、耐酸性テープ10のうち開口20
の形成されている側をICパッケージ12からピンセッ
トにより剥離し(図3(e)参照)、続いて、ICパッ
ケージ12をリードの付いた状態で耐酸性テープ10か
ら剥離して取り出し、観察等を行う。尚、耐酸性テープ
10を用いずにエッチング液に直接浸漬することは、モ
ールド樹脂14が崩れてリードがICパッケージ12か
ら外れることがあり、このため、露出検査後の他の評価
試験を行えないことがあって好ましくない。
ルド樹脂内にチップ状のIC素子を内蔵している。IC
パッケージには、一般に、IC素子の評価のために、I
C素子を露出させて検査(以下、露出検査と言う)し、
更に、リードからIC素子に通電する等の他の評価試験
を行う抜き取り検査をする必要がある。図3(a)から
(e)は、それぞれ、従来の露出検査の各工程を示す斜
視図である。従来、ICパッケージの露出検査を行うに
は、先ず、耐酸性の外面を有する粘着性のテープ(以
下、耐酸性テープと言う)10の粘着面にICパッケー
ジ12を載せ(図3(a)参照)、続いて、ICパッケ
ージ12を耐酸性テープ10により密封する(図3
(b)参照)。次いで、ICパッケージ12の表側のモ
ールド樹脂14のうち、IC素子16(図3(d)参
照)を被覆している所定領域18が露出するように耐酸
性テープ10に開口20を形成する(図3(c)参
照)。開口20は、通常、モールド樹脂の所定領域18
を覆っているテープ部分を切り取ることにより行う。次
いで、手を保護するための保護手袋を着用し、発煙硝酸
水溶液と硫酸水溶液とを混合したエッチング液に、開口
20を形成した試料を浸漬し、所定領域18のモールド
樹脂部分を溶解、除去してIC素子16を露出させる
(図3(d)参照)。更に、エッチング液から試料を取
り出して洗浄した後、耐酸性テープ10のうち開口20
の形成されている側をICパッケージ12からピンセッ
トにより剥離し(図3(e)参照)、続いて、ICパッ
ケージ12をリードの付いた状態で耐酸性テープ10か
ら剥離して取り出し、観察等を行う。尚、耐酸性テープ
10を用いずにエッチング液に直接浸漬することは、モ
ールド樹脂14が崩れてリードがICパッケージ12か
ら外れることがあり、このため、露出検査後の他の評価
試験を行えないことがあって好ましくない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来、以下の
問題があった。第1には、耐酸性テープの粘着力が強い
ため、剥離し難く、このため、剥離するのに時間がかか
り、作業性が良くない。第2には、保護手袋を着用して
いるので、細かい作業を行い難く、このため、ピンセッ
トを用いて耐酸性テープを剥離する際、IC素子に損傷
を与えたり、ICのリードを曲げてしまって露出検査後
に正しい他の評価試験を行えなかったりすることであ
る。
問題があった。第1には、耐酸性テープの粘着力が強い
ため、剥離し難く、このため、剥離するのに時間がかか
り、作業性が良くない。第2には、保護手袋を着用して
いるので、細かい作業を行い難く、このため、ピンセッ
トを用いて耐酸性テープを剥離する際、IC素子に損傷
を与えたり、ICのリードを曲げてしまって露出検査後
に正しい他の評価試験を行えなかったりすることであ
る。
【0004】以上のような事情に照らして、本発明の目
的は、IC素子に損傷を与えることなく、湿式エッチン
グによりモールド樹脂内のIC素子を短時間で露出する
ようにしたICパッケージのIC素子露出装置を提供す
ることである。
的は、IC素子に損傷を与えることなく、湿式エッチン
グによりモールド樹脂内のIC素子を短時間で露出する
ようにしたICパッケージのIC素子露出装置を提供す
ることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は、エッチング
後、浸漬した試料を充分に洗浄した上で、素手で耐酸性
テープを剥離することを実験により検討した。しかし、
耐酸性テープ同士間の隙間や耐酸性テープ−ICパッケ
ージ間の隙間にエッチング液が残留していて、この残留
しているエッチング液が剥離する過程で作業者の手に付
着することがあり、安全性の点で好ましくなかった。そ
こで、本発明者は、鋭意検討の結果、エッチング液に対
して耐腐食性の高い物質からなり、耐酸性テープに形成
する開口と同じ寸法の開口を有し、ICパッケージのモ
ールド樹脂の所定領域のみを露出するようにICパッケ
ージを収容する装置を考え付き、本発明を完成するに至
った。
後、浸漬した試料を充分に洗浄した上で、素手で耐酸性
テープを剥離することを実験により検討した。しかし、
耐酸性テープ同士間の隙間や耐酸性テープ−ICパッケ
ージ間の隙間にエッチング液が残留していて、この残留
しているエッチング液が剥離する過程で作業者の手に付
着することがあり、安全性の点で好ましくなかった。そ
こで、本発明者は、鋭意検討の結果、エッチング液に対
して耐腐食性の高い物質からなり、耐酸性テープに形成
する開口と同じ寸法の開口を有し、ICパッケージのモ
ールド樹脂の所定領域のみを露出するようにICパッケ
ージを収容する装置を考え付き、本発明を完成するに至
った。
【0006】上記目的を達成するために、本発明に係る
ICパッケージのIC素子露出装置は、収容、取り出し
自在にICパッケージを収容し、ICパッケージからI
C素子を被覆しているモールド樹脂の所定領域をエッチ
ング液によって溶解してIC素子を露出させる、ICパ
ッケージのIC素子露出装置であって、凹部状の収容部
を有し、その収容部にICパッケージを収容する保持体
と、保持体の少なくとも収容部を開閉自在に覆う蓋体で
あって、収容部に収容したICパッケージの前記所定領
域を露出させる開口と、保持体の収容部の周囲に設けら
れた第1接触面と接触する第2接触面と、保持体の収容
部に収容したICパッケージのモールド樹脂の所定領域
の全周にわたり接触するように、第2接触面と開口縁と
の間に形成された開口周囲接触面とを有する蓋体と、第
1接触面と第2接触面とが互いに接触し、かつICパッ
ケージのモールド樹脂と開口周囲接触面とが接触した状
態を維持するように保持体と蓋体とを係止する係止部と
を備えていることを特徴としている。
ICパッケージのIC素子露出装置は、収容、取り出し
自在にICパッケージを収容し、ICパッケージからI
C素子を被覆しているモールド樹脂の所定領域をエッチ
ング液によって溶解してIC素子を露出させる、ICパ
ッケージのIC素子露出装置であって、凹部状の収容部
を有し、その収容部にICパッケージを収容する保持体
と、保持体の少なくとも収容部を開閉自在に覆う蓋体で
あって、収容部に収容したICパッケージの前記所定領
域を露出させる開口と、保持体の収容部の周囲に設けら
れた第1接触面と接触する第2接触面と、保持体の収容
部に収容したICパッケージのモールド樹脂の所定領域
の全周にわたり接触するように、第2接触面と開口縁と
の間に形成された開口周囲接触面とを有する蓋体と、第
1接触面と第2接触面とが互いに接触し、かつICパッ
ケージのモールド樹脂と開口周囲接触面とが接触した状
態を維持するように保持体と蓋体とを係止する係止部と
を備えていることを特徴としている。
【0007】好適には、蓋体が、開口の周囲に、開口周
囲接触面を有するパッキン部材を備えている。パッキン
部材は蓋体に着脱自在であるので、これにより、ICパ
ッケージの所定の平面寸法に応じた開口を有し、ICパ
ッケージの厚さに応じた厚さのパッキン部材を用いるこ
とができる。よって、ICパッケージの寸法が収容部に
収容可能な寸法である限り、所定領域の平面寸法や高さ
寸法の異なる様々な種類のICパッケージに適用するこ
とができる。
囲接触面を有するパッキン部材を備えている。パッキン
部材は蓋体に着脱自在であるので、これにより、ICパ
ッケージの所定の平面寸法に応じた開口を有し、ICパ
ッケージの厚さに応じた厚さのパッキン部材を用いるこ
とができる。よって、ICパッケージの寸法が収容部に
収容可能な寸法である限り、所定領域の平面寸法や高さ
寸法の異なる様々な種類のICパッケージに適用するこ
とができる。
【0008】また、好適には、保持体の収容部の底面に
は、収容されたICパッケージを支持する少なくとも2
本の平行な隆起条が設けられている。隆起条により、収
容されたICパッケージは、移動することが防止され
る。
は、収容されたICパッケージを支持する少なくとも2
本の平行な隆起条が設けられている。隆起条により、収
容されたICパッケージは、移動することが防止され
る。
【0009】係止部は、例えば、蓋体を保持体に係止、
押圧して、保持体の第1接触面と蓋体の第2接触面とを
接触させる押圧部を保持体に備えている。これにより、
ICパッケージの収容、取り出しを一層短時間で容易に
行うことができる。尚、ICパッケージのIC素子露出
装置は、エッチング液に対して耐腐食性の高い物質で形
成されていると、長期にわたり繰り返し使用することが
できる。
押圧して、保持体の第1接触面と蓋体の第2接触面とを
接触させる押圧部を保持体に備えている。これにより、
ICパッケージの収容、取り出しを一層短時間で容易に
行うことができる。尚、ICパッケージのIC素子露出
装置は、エッチング液に対して耐腐食性の高い物質で形
成されていると、長期にわたり繰り返し使用することが
できる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、実施形態例を挙げ、添付
図面を参照して、本発明の実施の形態を具体的かつより
詳細に説明する。実施形態例 本実施形態例は、本発明の好適な一実施形態例である。
本実施形態例では、従来と同じものには同じ符号を付し
てその説明を省略する。図1は、本実施形態例のICパ
ッケージのIC素子露出装置24(以下、簡単のため単
にIC素子露出装置24と言う)の展開図である。IC
素子露出装置24は、ICパッケージのモールド樹脂の
所定領域のみを露出させる、互いに同程度の外形を有す
る平板状の保持体26及び蓋体28と、保持体26及び
蓋体28を互いに押圧する係止部30とから構成され
る。保持体26、蓋体28及び係止部30の材質は、何
れも、発煙硝酸水溶液及び硫酸水溶液に対して耐腐食性
の高い材質である。
図面を参照して、本発明の実施の形態を具体的かつより
詳細に説明する。実施形態例 本実施形態例は、本発明の好適な一実施形態例である。
本実施形態例では、従来と同じものには同じ符号を付し
てその説明を省略する。図1は、本実施形態例のICパ
ッケージのIC素子露出装置24(以下、簡単のため単
にIC素子露出装置24と言う)の展開図である。IC
素子露出装置24は、ICパッケージのモールド樹脂の
所定領域のみを露出させる、互いに同程度の外形を有す
る平板状の保持体26及び蓋体28と、保持体26及び
蓋体28を互いに押圧する係止部30とから構成され
る。保持体26、蓋体28及び係止部30の材質は、何
れも、発煙硝酸水溶液及び硫酸水溶液に対して耐腐食性
の高い材質である。
【0011】保持体26は、ICパッケージを収容する
凹部状の収容部32を有する。収容部32は、底面の所
定位置に、ICパッケージを支持する2本の平行な隆起
条34を備えている。所定位置とは、正確な位置に収容
されたICパッケージのモールド樹脂の底面側縁位置の
うち、リードの突出している一対の互いに対向する側縁
の位置である。隆起条34の高さは、ICパッケージの
モールド樹脂の裏面と、モールド樹脂の側面から突出し
ているリードとの間隔よりも低い。また、保持体26
は、収容部32の周囲に設けられ、後述の第2接触面と
面接触する第1接触面35を有する。
凹部状の収容部32を有する。収容部32は、底面の所
定位置に、ICパッケージを支持する2本の平行な隆起
条34を備えている。所定位置とは、正確な位置に収容
されたICパッケージのモールド樹脂の底面側縁位置の
うち、リードの突出している一対の互いに対向する側縁
の位置である。隆起条34の高さは、ICパッケージの
モールド樹脂の裏面と、モールド樹脂の側面から突出し
ているリードとの間隔よりも低い。また、保持体26
は、収容部32の周囲に設けられ、後述の第2接触面と
面接触する第1接触面35を有する。
【0012】蓋体28は、収容部32の収容部口36よ
りもやや小さい寸法に形成され、エッチングマスクとし
ての役割を果たすパッキン部材38を有する。パッキン
部材38は、ICパッケージのモールド樹脂の所定領域
と同じ寸法の開口42と、開口42の縁の周囲に形成さ
れ、収容されたICパッケージの所定領域の全周囲にわ
たり面接触する開口周囲接触面44とを有する。また、
蓋体28は、保持体26に対向する内側27Aに、パッ
キン部材38を着脱自在に装着する嵌入部46を有して
いる。嵌入部46は、パッキン部材38の装着時に開口
42を露出させるような位置に、パッキン部材38より
も寸法の大きい第2開口48を有している。更に、蓋体
28は、内側27Aに、第1接触面35の全面にわたり
面接触する第2接触面54と、内側27Aに対向する外
側に、後述のストッパが係止する係止溝50(図2参
照)とを有し、収容部32を開閉自在に覆うようにされ
ている。また、パッキン部材38の厚みは、収容部32
にICパッケージを収容した状態で第1接触面35と第
2接触面54とが面接触し、かつ、ICパッケージのモ
ールド樹脂の所定領域の全周囲と開口周囲接触面44と
が面接触するような、ICパッケージの厚みに応じた厚
みである。
りもやや小さい寸法に形成され、エッチングマスクとし
ての役割を果たすパッキン部材38を有する。パッキン
部材38は、ICパッケージのモールド樹脂の所定領域
と同じ寸法の開口42と、開口42の縁の周囲に形成さ
れ、収容されたICパッケージの所定領域の全周囲にわ
たり面接触する開口周囲接触面44とを有する。また、
蓋体28は、保持体26に対向する内側27Aに、パッ
キン部材38を着脱自在に装着する嵌入部46を有して
いる。嵌入部46は、パッキン部材38の装着時に開口
42を露出させるような位置に、パッキン部材38より
も寸法の大きい第2開口48を有している。更に、蓋体
28は、内側27Aに、第1接触面35の全面にわたり
面接触する第2接触面54と、内側27Aに対向する外
側に、後述のストッパが係止する係止溝50(図2参
照)とを有し、収容部32を開閉自在に覆うようにされ
ている。また、パッキン部材38の厚みは、収容部32
にICパッケージを収容した状態で第1接触面35と第
2接触面54とが面接触し、かつ、ICパッケージのモ
ールド樹脂の所定領域の全周囲と開口周囲接触面44と
が面接触するような、ICパッケージの厚みに応じた厚
みである。
【0013】係止部30は、保持体26の一方の側縁部
56Aに蓋体28を接続している第1蝶番部58と、側
縁部56Aに対向する他方の側縁部56Bに設けられて
いる係止具60とから構成される。係止具60は、側縁
部56Bに設けられた第2蝶番部62と、蓋体28が保
持体26に閉の状態のときに第2蝶番部62の上側に位
置する蓋体28の外側周縁部29(図2参照)を外側か
ら押圧する押圧部64とを有し、周縁部29の押圧、及
び押圧の解除を自在に行うようにされている。押圧部6
4の先端には、係止溝50に係止するリブ状のストッパ
66が形成されている。
56Aに蓋体28を接続している第1蝶番部58と、側
縁部56Aに対向する他方の側縁部56Bに設けられて
いる係止具60とから構成される。係止具60は、側縁
部56Bに設けられた第2蝶番部62と、蓋体28が保
持体26に閉の状態のときに第2蝶番部62の上側に位
置する蓋体28の外側周縁部29(図2参照)を外側か
ら押圧する押圧部64とを有し、周縁部29の押圧、及
び押圧の解除を自在に行うようにされている。押圧部6
4の先端には、係止溝50に係止するリブ状のストッパ
66が形成されている。
【0014】IC素子露出装置24を用いてICパッケ
ージ、例えばICパッケージ12の露出検査を行うに
は、収容部32が開放された状態になるように、例えば
保持体26と蓋体28とのなす角度θが90°になるよ
うに蓋体28を開け、パッキン部材38を蓋体28に予
め嵌入しておく。次いで、保持体26をほぼ水平な状態
にし、ICパッケージ12の所定領域18を上面にし
て、モールド樹脂14を隆起条34に係止させることに
より、収容部32の正確な位置に収容し、蓋体28を保
持体26の側に緩やかに倒して、保持体26及び蓋体2
8の外側面を手で押圧し、第1接触面35と第2接触面
54とを面接触させ、かつ、開口周囲接触面44を所定
領域18の全周囲にわたり面接触させる。この結果、図
2に示すように、θは0°になり、所定領域18が露出
し、かつ、収容部32が密封される。続いて、この密封
状態を維持するために、係止具60の押圧部64により
蓋体28の外側の周縁部29を押圧する。次いで、IC
パッケージ12を収容したIC素子露出装置24をエッ
チング液に浸漬し、所定領域18のモールド樹脂部分を
エッチング液により溶解してIC素子16を露出させ
る。この後、エッチング液からIC素子露出装置24を
取り出して洗浄し、上記と逆の手順によりICパッケー
ジ12をIC素子露出装置24から取り出す。更に、取
り出したICパッケージ12の観察等を行った後、IC
パッケージ12に通電等の他の評価試験を行う。
ージ、例えばICパッケージ12の露出検査を行うに
は、収容部32が開放された状態になるように、例えば
保持体26と蓋体28とのなす角度θが90°になるよ
うに蓋体28を開け、パッキン部材38を蓋体28に予
め嵌入しておく。次いで、保持体26をほぼ水平な状態
にし、ICパッケージ12の所定領域18を上面にし
て、モールド樹脂14を隆起条34に係止させることに
より、収容部32の正確な位置に収容し、蓋体28を保
持体26の側に緩やかに倒して、保持体26及び蓋体2
8の外側面を手で押圧し、第1接触面35と第2接触面
54とを面接触させ、かつ、開口周囲接触面44を所定
領域18の全周囲にわたり面接触させる。この結果、図
2に示すように、θは0°になり、所定領域18が露出
し、かつ、収容部32が密封される。続いて、この密封
状態を維持するために、係止具60の押圧部64により
蓋体28の外側の周縁部29を押圧する。次いで、IC
パッケージ12を収容したIC素子露出装置24をエッ
チング液に浸漬し、所定領域18のモールド樹脂部分を
エッチング液により溶解してIC素子16を露出させ
る。この後、エッチング液からIC素子露出装置24を
取り出して洗浄し、上記と逆の手順によりICパッケー
ジ12をIC素子露出装置24から取り出す。更に、取
り出したICパッケージ12の観察等を行った後、IC
パッケージ12に通電等の他の評価試験を行う。
【0015】本実施形態例により、ICパッケージに損
傷を与えることなく、湿式エッチングによりモールド樹
脂内のIC素子を短時間で露出するようにしたICパッ
ケージのIC素子露出装置が実現される。また、収容部
32が底面に隆起条34を備えているので、ICパッケ
ージは、収容部32に収容された後、収容部32内で移
動することが防止され、エッチングにより所定領域のモ
ールド樹脂部分が確実に溶解、除去される。更に、パッ
キン部材38は蓋体28に着脱自在であるので、ICパ
ッケージの所定領域の寸法に応じた開口を有し、ICパ
ッケージの厚さに応じた厚さのパッキン部材38を用い
ることができる。よって、所定領域の平面寸法や高さ寸
法の異なる様々な種類のICパッケージに適用すること
ができる。
傷を与えることなく、湿式エッチングによりモールド樹
脂内のIC素子を短時間で露出するようにしたICパッ
ケージのIC素子露出装置が実現される。また、収容部
32が底面に隆起条34を備えているので、ICパッケ
ージは、収容部32に収容された後、収容部32内で移
動することが防止され、エッチングにより所定領域のモ
ールド樹脂部分が確実に溶解、除去される。更に、パッ
キン部材38は蓋体28に着脱自在であるので、ICパ
ッケージの所定領域の寸法に応じた開口を有し、ICパ
ッケージの厚さに応じた厚さのパッキン部材38を用い
ることができる。よって、所定領域の平面寸法や高さ寸
法の異なる様々な種類のICパッケージに適用すること
ができる。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、ICパッケージの平板
状のモールド樹脂のうちIC素子の表側を被覆している
所定領域のみを露出する保持体及び蓋体と、保持体及び
蓋体を互いに係止する係止部とを備えている。本発明に
係るICパッケージのIC素子露出装置を用いることに
より、湿式エッチングによりICパッケージのIC素子
を露出させる際、従来のように耐酸性テープを用いなく
てもよい。従って、従来に比べて極めて短時間で、リー
ドを曲げる等の損傷をICパッケージに与えることなく
IC素子を露出させることができる。
状のモールド樹脂のうちIC素子の表側を被覆している
所定領域のみを露出する保持体及び蓋体と、保持体及び
蓋体を互いに係止する係止部とを備えている。本発明に
係るICパッケージのIC素子露出装置を用いることに
より、湿式エッチングによりICパッケージのIC素子
を露出させる際、従来のように耐酸性テープを用いなく
てもよい。従って、従来に比べて極めて短時間で、リー
ドを曲げる等の損傷をICパッケージに与えることなく
IC素子を露出させることができる。
【図1】実施形態例のICパッケージのIC素子露出装
置の展開図である。
置の展開図である。
【図2】実施形態例で、ICパッケージが収容されて保
持体と蓋体とが係止具により係止され、ICパッケージ
のモールド樹脂の所定領域のみが露出した状態を示す斜
視図である。
持体と蓋体とが係止具により係止され、ICパッケージ
のモールド樹脂の所定領域のみが露出した状態を示す斜
視図である。
【図3】図3(a)から(e)は、それぞれ、従来の露
出検査の各工程を示す斜視図である。
出検査の各工程を示す斜視図である。
10……耐酸性テープ、12……ICパッケージ、14
……モールド樹脂、16……IC素子、18……所定領
域、20……開口、24……ICパッケージのIC素子
露出装置、26……保持体、27A、B……内側、28
……蓋体、29……外側周縁部、30……係止部、32
……収容部、34……隆起条、35……第1接触面、3
6……収容部口、38……パッキン部材、42……開
口、44……開口周囲接触面、46……嵌入部、48…
…第2開口、50……係止溝、54……第2接触面、5
6A、B……側縁部、58……第1蝶番部、60……係
止具、62……第2蝶番部、64……押圧部、66……
ストッパ。
……モールド樹脂、16……IC素子、18……所定領
域、20……開口、24……ICパッケージのIC素子
露出装置、26……保持体、27A、B……内側、28
……蓋体、29……外側周縁部、30……係止部、32
……収容部、34……隆起条、35……第1接触面、3
6……収容部口、38……パッキン部材、42……開
口、44……開口周囲接触面、46……嵌入部、48…
…第2開口、50……係止溝、54……第2接触面、5
6A、B……側縁部、58……第1蝶番部、60……係
止具、62……第2蝶番部、64……押圧部、66……
ストッパ。
Claims (5)
- 【請求項1】 収容、取り出し自在にICパッケージを
収容し、ICパッケージからIC素子を被覆しているモ
ールド樹脂の所定領域をエッチング液によって溶解して
IC素子を露出させる、ICパッケージのIC素子露出
装置であって、 凹部状の収容部を有し、その収容部にICパッケージを
収容する保持体と、 保持体の少なくとも収容部を開閉自在に覆う蓋体であっ
て、収容部に収容したICパッケージの前記所定領域を
露出させる開口と、保持体の収容部の周囲に設けられた
第1接触面と接触する第2接触面と、保持体の収容部に
収容したICパッケージのモールド樹脂の所定領域の全
周にわたり接触するように、第2接触面と開口縁との間
に形成された開口周囲接触面とを有する蓋体と、 第1接触面と第2接触面とが互いに接触し、かつICパ
ッケージのモールド樹脂と開口周囲接触面とが接触した
状態を維持するように保持体と蓋体とを係止する係止部
とを備えていることを特徴とするICパッケージのIC
素子露出装置。 - 【請求項2】 蓋体が、開口の周囲に、開口周囲接触面
を有するパッキン部材を備えていることを特徴とする請
求項1に記載のICパッケージのIC素子露出装置。 - 【請求項3】 保持体の収容部の底面には、収容された
ICパッケージを支持する少なくとも2本の平行な隆起
条が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に
記載のICパッケージのIC素子露出装置。 - 【請求項4】 係止部は、蓋体を保持体に係止、押圧し
て、保持体の第1接触面と蓋体の第2接触面とを接触さ
せる押圧部を保持体に備えていることを特徴とする請求
項1から3のうちのいずれか1項に記載のICパッケー
ジのIC素子露出装置。 - 【請求項5】 エッチング液に対して耐腐食性の高い物
質で形成されていることを特徴とする請求項1から4の
うちのいずれか1項に記載のICパッケージのIC素子
露出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9227714A JPH1167720A (ja) | 1997-08-25 | 1997-08-25 | Icパッケージのic素子露出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9227714A JPH1167720A (ja) | 1997-08-25 | 1997-08-25 | Icパッケージのic素子露出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1167720A true JPH1167720A (ja) | 1999-03-09 |
Family
ID=16865209
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9227714A Pending JPH1167720A (ja) | 1997-08-25 | 1997-08-25 | Icパッケージのic素子露出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1167720A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013008875A (ja) * | 2011-06-24 | 2013-01-10 | Hitachi Chem Co Ltd | 半導体パッケージの開封方法、及び半導体パッケージの検査方法 |
| CN116466215A (zh) * | 2023-03-20 | 2023-07-21 | 惠州雷曼光电科技有限公司 | Micro LED集成封装COB面板的化学开封方法 |
-
1997
- 1997-08-25 JP JP9227714A patent/JPH1167720A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013008875A (ja) * | 2011-06-24 | 2013-01-10 | Hitachi Chem Co Ltd | 半導体パッケージの開封方法、及び半導体パッケージの検査方法 |
| CN116466215A (zh) * | 2023-03-20 | 2023-07-21 | 惠州雷曼光电科技有限公司 | Micro LED集成封装COB面板的化学开封方法 |
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