JPH1167763A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents
半導体装置およびその製造方法Info
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- JPH1167763A JPH1167763A JP9225058A JP22505897A JPH1167763A JP H1167763 A JPH1167763 A JP H1167763A JP 9225058 A JP9225058 A JP 9225058A JP 22505897 A JP22505897 A JP 22505897A JP H1167763 A JPH1167763 A JP H1167763A
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- Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)
- Wire Bonding (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 配線を埋め込み配線技術を用いて形成した場
合に、配線のパッドまたは配線のうち幅を広くする必要
のある部分が、化学機械研磨法による研磨によるディッ
シングの影響を受けにくく、かつ、高い製造歩留まりで
製造することができる半導体装置およびその製造方法を
提供する。 【解決手段】 100μm角の正方形状のパッド領域に
下層配線のパッド1および上層配線のパッド2を設け
る。パッド1,2を、それぞれ、パッド1,2の全体の
大きさに比べて幅の狭い溝配線3,4により構成する。
溝配線3,4の幅は0.4μmとする。溝配線3,4
は、パッド領域内に全体としてパッド1,2の形状とな
るように一筆書き形状に引き回す。
合に、配線のパッドまたは配線のうち幅を広くする必要
のある部分が、化学機械研磨法による研磨によるディッ
シングの影響を受けにくく、かつ、高い製造歩留まりで
製造することができる半導体装置およびその製造方法を
提供する。 【解決手段】 100μm角の正方形状のパッド領域に
下層配線のパッド1および上層配線のパッド2を設け
る。パッド1,2を、それぞれ、パッド1,2の全体の
大きさに比べて幅の狭い溝配線3,4により構成する。
溝配線3,4の幅は0.4μmとする。溝配線3,4
は、パッド領域内に全体としてパッド1,2の形状とな
るように一筆書き形状に引き回す。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は半導体装置および
その製造方法に関し、特に、埋め込み配線技術により形
成された配線を有する半導体装置およびその製造方法に
関する。
その製造方法に関し、特に、埋め込み配線技術により形
成された配線を有する半導体装置およびその製造方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】LSIの高集積化によりその内部配線の
微細化、多層化が進むなか、配線形成時の平坦化技術の
開発や微細配線の加工および信頼性確保が重要な課題と
なっている。これらの問題点の解決手段の一つとして、
埋め込み配線技術が検討されている。ここで、埋め込み
配線の形成方法の一例を示す。
微細化、多層化が進むなか、配線形成時の平坦化技術の
開発や微細配線の加工および信頼性確保が重要な課題と
なっている。これらの問題点の解決手段の一つとして、
埋め込み配線技術が検討されている。ここで、埋め込み
配線の形成方法の一例を示す。
【0003】この埋め込み配線の形成方法においては、
まず、図17に示すように、あらかじめ素子(図示せ
ず)が形成されたシリコン(Si)基板101上に二酸
化シリコン(SiO2 )膜のような層間絶縁膜102を
形成した後、この層間絶縁膜102に、例えばフォトリ
ソグラフィー工程および反応性イオンエッチング(RI
E)工程により、配線溝103およびパッド形成用の孔
104を形成する。ここで、配線溝103の幅は例えば
0.4μm、深さは例えば0.5μmである。また、パ
ッド形成用の孔104は、例えば正方形状の平面形状を
有し、その一辺の大きさは100μm、深さは0.5μ
mである。
まず、図17に示すように、あらかじめ素子(図示せ
ず)が形成されたシリコン(Si)基板101上に二酸
化シリコン(SiO2 )膜のような層間絶縁膜102を
形成した後、この層間絶縁膜102に、例えばフォトリ
ソグラフィー工程および反応性イオンエッチング(RI
E)工程により、配線溝103およびパッド形成用の孔
104を形成する。ここで、配線溝103の幅は例えば
0.4μm、深さは例えば0.5μmである。また、パ
ッド形成用の孔104は、例えば正方形状の平面形状を
有し、その一辺の大きさは100μm、深さは0.5μ
mである。
【0004】さて、層間絶縁膜102に形成された配線
溝103およびパッド形成用の孔104に配線材料を埋
め込む方法としては、従来よりリフロー法が用いられて
いるが、その中でも特に、通常のリフロー法と比べて埋
め込み特性に優れている高圧リフロー法が検討されてい
る。
溝103およびパッド形成用の孔104に配線材料を埋
め込む方法としては、従来よりリフロー法が用いられて
いるが、その中でも特に、通常のリフロー法と比べて埋
め込み特性に優れている高圧リフロー法が検討されてい
る。
【0005】この高圧リフロー法を用いて、層間絶縁膜
102に形成された配線溝103およびパッド形成用の
孔104の内部に、配線材料として例えばアルミニウム
(Al)合金を埋め込み、埋め込み配線を形成する方法
について説明する。
102に形成された配線溝103およびパッド形成用の
孔104の内部に、配線材料として例えばアルミニウム
(Al)合金を埋め込み、埋め込み配線を形成する方法
について説明する。
【0006】すなわち、上述のようにして層間絶縁膜1
02に配線溝103およびパッド形成用の孔104を形
成した後、図18に示すように、高真空中において全面
にDCマグネトロンスパッタリング法によりチタン(T
i)膜および窒化チタン(TiN)膜を順次形成し、下
地バリアメタルとしてのTiN/Ti膜105を形成す
る。引き続き、高真空中において全面にDCマグネトロ
ンスパッタリング法により、配線材料として、例えばA
l−0.5%CuからなるAl合金膜106を形成す
る。このとき、このAl合金膜106が配線溝103お
よびパッド形成用の孔104の上部を塞ぎ、それらの内
部にボイドが残されるようにする(以下、この状態をブ
リッジ形状と呼ぶ)。
02に配線溝103およびパッド形成用の孔104を形
成した後、図18に示すように、高真空中において全面
にDCマグネトロンスパッタリング法によりチタン(T
i)膜および窒化チタン(TiN)膜を順次形成し、下
地バリアメタルとしてのTiN/Ti膜105を形成す
る。引き続き、高真空中において全面にDCマグネトロ
ンスパッタリング法により、配線材料として、例えばA
l−0.5%CuからなるAl合金膜106を形成す
る。このとき、このAl合金膜106が配線溝103お
よびパッド形成用の孔104の上部を塞ぎ、それらの内
部にボイドが残されるようにする(以下、この状態をブ
リッジ形状と呼ぶ)。
【0007】引き続き、高真空に排気された高圧リフロ
ー炉内でSi基板101をAl合金の融点付近まで加熱
してAl合金膜106を溶融ないし軟化させ、この状態
で高圧リフロー炉内に例えばアルゴン(Ar)などの不
活性ガスを高圧で導入することにより、図19に示すよ
うに、配線溝103およびパッド形成用の孔104の内
部にAl合金を完全に充填する。
ー炉内でSi基板101をAl合金の融点付近まで加熱
してAl合金膜106を溶融ないし軟化させ、この状態
で高圧リフロー炉内に例えばアルゴン(Ar)などの不
活性ガスを高圧で導入することにより、図19に示すよ
うに、配線溝103およびパッド形成用の孔104の内
部にAl合金を完全に充填する。
【0008】この後、化学機械研磨(Chemical Mechani
cal Polish,以下、CMPという)法により、層間絶縁
膜102の表面が露出するまでAl合金膜106および
TiN/Ti膜105を研磨し、配線溝103およびパ
ッド形成用の孔104の部分以外の部分に形成されたA
l合金膜106およびTiN/Ti膜105を除去す
る。これにより、図20に示すように、溝配線103お
よびパッド形成用の孔104の内部に、それぞれ溝配線
107およびパッド108が形成される。
cal Polish,以下、CMPという)法により、層間絶縁
膜102の表面が露出するまでAl合金膜106および
TiN/Ti膜105を研磨し、配線溝103およびパ
ッド形成用の孔104の部分以外の部分に形成されたA
l合金膜106およびTiN/Ti膜105を除去す
る。これにより、図20に示すように、溝配線103お
よびパッド形成用の孔104の内部に、それぞれ溝配線
107およびパッド108が形成される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来の溝配線の形成方法には、次のような問題があっ
た。
従来の溝配線の形成方法には、次のような問題があっ
た。
【0010】すなわち、従来の溝配線の形成方法では、
配線溝103およびパッド形成用の孔104の部分以外
の部分に形成されたAl合金膜を、CMP法により研磨
して溝配線107およびパッド108を形成すると、溝
配線107のうち幅の広い部分やパッド108の部分で
は、中央部の表面が周辺部の表面よりも低くなる、いわ
ゆるディッシングの問題が生じる。特に、図20に示す
ように、100μm角以上の大きな寸法を有するパッド
108の部分では、ディッシングの影響が顕著であり、
中央部のAl合金がほとんど無くなってしまい、CMP
法による研磨工程に引き続き行われる平坦化や、組み立
て工程でのワイヤーボンディングに大きな支障をきたす
という問題があった。
配線溝103およびパッド形成用の孔104の部分以外
の部分に形成されたAl合金膜を、CMP法により研磨
して溝配線107およびパッド108を形成すると、溝
配線107のうち幅の広い部分やパッド108の部分で
は、中央部の表面が周辺部の表面よりも低くなる、いわ
ゆるディッシングの問題が生じる。特に、図20に示す
ように、100μm角以上の大きな寸法を有するパッド
108の部分では、ディッシングの影響が顕著であり、
中央部のAl合金がほとんど無くなってしまい、CMP
法による研磨工程に引き続き行われる平坦化や、組み立
て工程でのワイヤーボンディングに大きな支障をきたす
という問題があった。
【0011】一方、上述の高圧リフロー法による埋め込
み原理から明らかなように、高圧リフロー法により配線
溝103およびパッド形成用の孔104の内部に配線材
料を充填して埋め込みを行うためには、高圧リフローを
行う前に、配線溝103およびパッド形成用の孔104
の上部を配線材料で塞ぎ(この部分の上部で配線材料が
つがなり)、それらの内部にボイドが残されたブリッジ
形状を形成しておく必要がある。言い換えれば、Al合
金膜106の形成の際に、配線溝103またはパッド形
成用の孔104の一部にブリッジング不良が発生した場
合、これらの配線溝103またはパッド形成用の孔10
4の内部には、Al合金膜106を全く埋め込むことが
できなくなるという不具合を生じる。ここで、Al合金
膜106のブリッジング不良は、配線の幅、したがっ
て、配線溝の開口の幅が急激に変化する部分で発生しや
すい。図21は、パッド形成用の孔104の部分でAl
合金膜106のブリッジング不良が発生したときの様子
を示すが、このパッド形成用の孔104の部分では、特
に開口の幅が急激に変化しているため、Al合金膜10
6がパッド形成用の孔104の途中で途切れてしまい、
安定にブリッジ形状を形成することが困難となってい
る。このため、パッド形成用の孔104の内部へのAl
合金膜106の埋め込み特性が悪化し、その結果、歩留
まりが低くなるという問題があった。
み原理から明らかなように、高圧リフロー法により配線
溝103およびパッド形成用の孔104の内部に配線材
料を充填して埋め込みを行うためには、高圧リフローを
行う前に、配線溝103およびパッド形成用の孔104
の上部を配線材料で塞ぎ(この部分の上部で配線材料が
つがなり)、それらの内部にボイドが残されたブリッジ
形状を形成しておく必要がある。言い換えれば、Al合
金膜106の形成の際に、配線溝103またはパッド形
成用の孔104の一部にブリッジング不良が発生した場
合、これらの配線溝103またはパッド形成用の孔10
4の内部には、Al合金膜106を全く埋め込むことが
できなくなるという不具合を生じる。ここで、Al合金
膜106のブリッジング不良は、配線の幅、したがっ
て、配線溝の開口の幅が急激に変化する部分で発生しや
すい。図21は、パッド形成用の孔104の部分でAl
合金膜106のブリッジング不良が発生したときの様子
を示すが、このパッド形成用の孔104の部分では、特
に開口の幅が急激に変化しているため、Al合金膜10
6がパッド形成用の孔104の途中で途切れてしまい、
安定にブリッジ形状を形成することが困難となってい
る。このため、パッド形成用の孔104の内部へのAl
合金膜106の埋め込み特性が悪化し、その結果、歩留
まりが低くなるという問題があった。
【0012】したがって、この発明の目的は、配線を埋
め込み配線技術を用いて形成した場合に、配線のパッド
または配線のうち幅を広くする必要のある部分が、化学
機械研磨法による研磨によるディッシングの影響を受け
にくく、かつ、高い製造歩留まりで製造することができ
る半導体装置およびその製造方法を提供することにあ
る。
め込み配線技術を用いて形成した場合に、配線のパッド
または配線のうち幅を広くする必要のある部分が、化学
機械研磨法による研磨によるディッシングの影響を受け
にくく、かつ、高い製造歩留まりで製造することができ
る半導体装置およびその製造方法を提供することにあ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明の第1の発明による半導体装置は、配線の
パッドがこのパッドの大きさに比べて幅の狭い溝配線に
より構成されていることを特徴とするものである。
に、この発明の第1の発明による半導体装置は、配線の
パッドがこのパッドの大きさに比べて幅の狭い溝配線に
より構成されていることを特徴とするものである。
【0014】この発明の第2の発明による半導体装置
は、配線のうち幅を広くする必要のある部分が、この部
分の幅に比べて幅の狭い溝配線により構成されているこ
とを特徴とするものである。
は、配線のうち幅を広くする必要のある部分が、この部
分の幅に比べて幅の狭い溝配線により構成されているこ
とを特徴とするものである。
【0015】この発明の第3の発明による半導体装置
は、ボンディングパッドの下方の領域の一部に、ボンデ
ィングパッドの大きさに比べて幅の狭い溝配線により構
成されたパッド引き出し線が、ボンディングパッドと重
なるように設けられていることを特徴とするものであ
る。
は、ボンディングパッドの下方の領域の一部に、ボンデ
ィングパッドの大きさに比べて幅の狭い溝配線により構
成されたパッド引き出し線が、ボンディングパッドと重
なるように設けられていることを特徴とするものであ
る。
【0016】この発明の第4の発明は、配線のパッドが
このパッドの大きさに比べて幅の狭い溝配線により構成
されている半導体装置の製造方法であって、半導体基板
上に層間絶縁膜を形成する工程と、パッドに対応する部
分における層間絶縁膜に、パッドの大きさに比べて幅の
狭い配線溝を形成する工程と、層間絶縁膜の全面に配線
溝の上部を塞ぐように導電膜を形成する工程と、導電膜
を高圧リフロー法により配線溝の内部に埋め込む工程
と、配線溝の部分以外の部分の導電膜を化学機械研磨法
により除去することにより、パッドを構成する溝配線を
形成する工程とを有することを特徴とするものである。
このパッドの大きさに比べて幅の狭い溝配線により構成
されている半導体装置の製造方法であって、半導体基板
上に層間絶縁膜を形成する工程と、パッドに対応する部
分における層間絶縁膜に、パッドの大きさに比べて幅の
狭い配線溝を形成する工程と、層間絶縁膜の全面に配線
溝の上部を塞ぐように導電膜を形成する工程と、導電膜
を高圧リフロー法により配線溝の内部に埋め込む工程
と、配線溝の部分以外の部分の導電膜を化学機械研磨法
により除去することにより、パッドを構成する溝配線を
形成する工程とを有することを特徴とするものである。
【0017】この発明の第5の発明は、配線のうち幅を
広くする必要のある部分が、この部分の幅に比べて幅の
狭い溝配線により構成された半導体装置の製造方法であ
って、半導体基板上に層間絶縁膜を形成する工程と、配
線のうち幅を広くする必要のある部分に対応する部分に
おける層間絶縁膜に、配線のうち幅を広くする必要のあ
る部分の幅に比べて幅の狭い配線溝を形成する工程と、
層間絶縁膜の全面に配線溝の上部を塞ぐように導電膜を
形成する工程と、導電膜を高圧リフロー法により配線溝
の内部に埋め込む工程と、配線溝の部分以外の部分の導
電膜を化学機械研磨法により除去することにより、幅を
広くする必要のある部分を構成する溝配線を形成する工
程とを有することを特徴とするものである。
広くする必要のある部分が、この部分の幅に比べて幅の
狭い溝配線により構成された半導体装置の製造方法であ
って、半導体基板上に層間絶縁膜を形成する工程と、配
線のうち幅を広くする必要のある部分に対応する部分に
おける層間絶縁膜に、配線のうち幅を広くする必要のあ
る部分の幅に比べて幅の狭い配線溝を形成する工程と、
層間絶縁膜の全面に配線溝の上部を塞ぐように導電膜を
形成する工程と、導電膜を高圧リフロー法により配線溝
の内部に埋め込む工程と、配線溝の部分以外の部分の導
電膜を化学機械研磨法により除去することにより、幅を
広くする必要のある部分を構成する溝配線を形成する工
程とを有することを特徴とするものである。
【0018】この発明の第6の発明は、ボンディングパ
ッドの下方の領域の一部に、ボンディングパッドの大き
さに比べて幅の狭い溝配線により構成されたパッド引き
出し線が、ボンディングパッドと重なるように設けらた
半導体装置の製造方法であって、半導体基板上に層間絶
縁膜を形成する工程と、ボンディングパッドの下方の領
域の一部に対応する部分における層間絶縁膜に、ホンデ
ィングパッドの大きさに比べて幅の狭い配線溝を形成す
る工程と、層間絶縁膜の全面に配線溝の上部を塞ぐよう
に導電膜を形成する工程と、導電膜を高圧リフロー法に
より配線溝の内部に埋め込む工程と、配線溝の部分以外
の部分の導電膜を化学機械研磨法により除去することに
より、パッド引き出し線を構成する溝配線を形成する工
程と、層間絶縁膜上にボンディングパッドを形成する工
程とを有することを特徴とするものである。
ッドの下方の領域の一部に、ボンディングパッドの大き
さに比べて幅の狭い溝配線により構成されたパッド引き
出し線が、ボンディングパッドと重なるように設けらた
半導体装置の製造方法であって、半導体基板上に層間絶
縁膜を形成する工程と、ボンディングパッドの下方の領
域の一部に対応する部分における層間絶縁膜に、ホンデ
ィングパッドの大きさに比べて幅の狭い配線溝を形成す
る工程と、層間絶縁膜の全面に配線溝の上部を塞ぐよう
に導電膜を形成する工程と、導電膜を高圧リフロー法に
より配線溝の内部に埋め込む工程と、配線溝の部分以外
の部分の導電膜を化学機械研磨法により除去することに
より、パッド引き出し線を構成する溝配線を形成する工
程と、層間絶縁膜上にボンディングパッドを形成する工
程とを有することを特徴とするものである。
【0019】この発明の第1〜第6の発明において、溝
配線は、例えばアルミニウム、銅、銀、金またはこれら
の合金からなる。
配線は、例えばアルミニウム、銅、銀、金またはこれら
の合金からなる。
【0020】上述のように構成されたこの発明の第1の
発明および第4の発明によれば、配線のパッドがこのパ
ッドの大きさに比べて幅の狭い溝配線により構成されて
いることにより、パッドの全体の大きさが、化学機械研
磨法による研磨によるディッシングの影響が問題となる
ような大きさであっても、パッドを構成する溝配線の幅
は、ディッシングがほとんど生じない程度にすることが
できる。また、パッドとパッド引き出し線との接続部分
で、配線の幅が急激に変化しないようにすることができ
るので、配線材料となる導電膜を形成する際に、パッド
の部分でも、この導電膜を容易にブリッジ形状とするこ
とができる。
発明および第4の発明によれば、配線のパッドがこのパ
ッドの大きさに比べて幅の狭い溝配線により構成されて
いることにより、パッドの全体の大きさが、化学機械研
磨法による研磨によるディッシングの影響が問題となる
ような大きさであっても、パッドを構成する溝配線の幅
は、ディッシングがほとんど生じない程度にすることが
できる。また、パッドとパッド引き出し線との接続部分
で、配線の幅が急激に変化しないようにすることができ
るので、配線材料となる導電膜を形成する際に、パッド
の部分でも、この導電膜を容易にブリッジ形状とするこ
とができる。
【0021】上述のように構成されたこの発明の第2の
発明および第5の発明によれば、配線のうち幅を広くす
る必要のある部分が、この部分の大きさに比べて幅の狭
い溝配線により構成されていることにより、この幅を広
くする必要のある部分の全体の幅が、化学機械研磨法に
よる研磨によるディッシングの影響が問題となるような
大きさであっても、この部分を構成する溝配線の幅は、
ディッシングがほとんど生じない程度にすることができ
る。また、配線材料となる導電膜を形成する際に、配線
のうち幅を広くする必要のある部分でも、この導電膜を
容易にブリッジ形状とすることができる。
発明および第5の発明によれば、配線のうち幅を広くす
る必要のある部分が、この部分の大きさに比べて幅の狭
い溝配線により構成されていることにより、この幅を広
くする必要のある部分の全体の幅が、化学機械研磨法に
よる研磨によるディッシングの影響が問題となるような
大きさであっても、この部分を構成する溝配線の幅は、
ディッシングがほとんど生じない程度にすることができ
る。また、配線材料となる導電膜を形成する際に、配線
のうち幅を広くする必要のある部分でも、この導電膜を
容易にブリッジ形状とすることができる。
【0022】上述のように構成されたこの発明の第3の
発明および第6の発明によれば、ボンディングパッドの
下方の領域の一部に、ボンディングパッドの大きさに比
べて幅の狭い溝配線により構成されたパッド引き出し線
が、ボンディングパッドと重なるように設けられている
ことにより、従来のように、ボンディングパッドの下方
の領域に対応する部分に、ボンディングパッドとほぼ同
じ大きさのパッドを設けなくても、パッド引き出し線を
通じて配線とボンディングパッドとを接続させることが
でき、さらに、ボンディングパッドと重なる部分のパッ
ド引き出し線は、ボンディングパッドの大きさに比べて
幅の狭い溝配線により構成されているので、化学機械研
磨法による研磨によるディッシングの影響を受けにく
く、しかも、配線材料となる導電膜を形成する際に、こ
の導電膜を容易にブリッジ形状とすることができる。
発明および第6の発明によれば、ボンディングパッドの
下方の領域の一部に、ボンディングパッドの大きさに比
べて幅の狭い溝配線により構成されたパッド引き出し線
が、ボンディングパッドと重なるように設けられている
ことにより、従来のように、ボンディングパッドの下方
の領域に対応する部分に、ボンディングパッドとほぼ同
じ大きさのパッドを設けなくても、パッド引き出し線を
通じて配線とボンディングパッドとを接続させることが
でき、さらに、ボンディングパッドと重なる部分のパッ
ド引き出し線は、ボンディングパッドの大きさに比べて
幅の狭い溝配線により構成されているので、化学機械研
磨法による研磨によるディッシングの影響を受けにく
く、しかも、配線材料となる導電膜を形成する際に、こ
の導電膜を容易にブリッジ形状とすることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態につい
て図面を参照しながら説明する。
て図面を参照しながら説明する。
【0024】まず、この発明の第1の実施形態について
説明する。図1はこの第1の実施形態による半導体装置
を示す平面図である。
説明する。図1はこの第1の実施形態による半導体装置
を示す平面図である。
【0025】図1に示すように、この第1の実施形態に
よる半導体装置は、所定の部分にほぼ正方形状のパッド
領域(図1中、一点鎖線で囲まれた領域)を有してい
る。このパッド領域の一辺の大きさは例えば100μm
である。また、この半導体装置は、下層配線および上層
配線を有し、下層配線のパッド1および上層配線のパッ
ド2がパッド領域に設けられている。これらのパッド1
およびパッド2の全体の大きさは、パッド領域とほぼ同
一となっている。この半導体装置においては、これらの
パッド1,2が、それぞれ、パッド1,2の全体の大き
さ(パッド領域の大きさ)に比べて幅の狭い溝配線3,
4により構成されている。この場合、溝配線3および溝
配線4は、それぞれ、パッド領域内に、全体としてパッ
ド1およびパッド2の形状となるように、交わることな
く一筆書き形状に引き回されている。なお、この場合、
パッド2を構成する溝配線4は、パッド1を構成する溝
配線3の上側に対応する部分に設けられ、パッド1およ
びパッド2はほぼ同一の平面形状を有している。符号C
1 は、パッド1とパッド2との接続に用いる接続孔を示
す。
よる半導体装置は、所定の部分にほぼ正方形状のパッド
領域(図1中、一点鎖線で囲まれた領域)を有してい
る。このパッド領域の一辺の大きさは例えば100μm
である。また、この半導体装置は、下層配線および上層
配線を有し、下層配線のパッド1および上層配線のパッ
ド2がパッド領域に設けられている。これらのパッド1
およびパッド2の全体の大きさは、パッド領域とほぼ同
一となっている。この半導体装置においては、これらの
パッド1,2が、それぞれ、パッド1,2の全体の大き
さ(パッド領域の大きさ)に比べて幅の狭い溝配線3,
4により構成されている。この場合、溝配線3および溝
配線4は、それぞれ、パッド領域内に、全体としてパッ
ド1およびパッド2の形状となるように、交わることな
く一筆書き形状に引き回されている。なお、この場合、
パッド2を構成する溝配線4は、パッド1を構成する溝
配線3の上側に対応する部分に設けられ、パッド1およ
びパッド2はほぼ同一の平面形状を有している。符号C
1 は、パッド1とパッド2との接続に用いる接続孔を示
す。
【0026】パッド1を構成する溝配線3およびパッド
2を構成する溝配線4の幅は、それぞれ、パッド領域内
でほぼ均一となっている。ここで、パッド1を構成する
溝配線3およびパッド2を構成する溝配線4の幅の一例
を挙げると、それぞれ、例えば0.4μmである。符号
5,6は、それぞれ、下層配線のパッド引き出し線およ
び上層配線のパッド引き出し線を示す。この場合、パッ
ド1を構成する溝配線3とパッド引き出し線5との接続
部分およびパッド2を構成する溝配線4とパッド引き出
し線6との接続部分においては、配線幅が急激に変化し
ないように、具体的には、配線幅が例えば2倍以上に変
化しないようにされている。ここでは、パッド引き出し
線5,6の幅は、それぞれ、溝配線3,4の幅とほぼ等
しく選ばれている。ここで、パッド1およびパッド引き
出し線5を含む下層配線ならびにパッド2およびパッド
引き出し線6を含む上層配線は、例えば、Al−0.5
%CuのようなAl合金からなる。
2を構成する溝配線4の幅は、それぞれ、パッド領域内
でほぼ均一となっている。ここで、パッド1を構成する
溝配線3およびパッド2を構成する溝配線4の幅の一例
を挙げると、それぞれ、例えば0.4μmである。符号
5,6は、それぞれ、下層配線のパッド引き出し線およ
び上層配線のパッド引き出し線を示す。この場合、パッ
ド1を構成する溝配線3とパッド引き出し線5との接続
部分およびパッド2を構成する溝配線4とパッド引き出
し線6との接続部分においては、配線幅が急激に変化し
ないように、具体的には、配線幅が例えば2倍以上に変
化しないようにされている。ここでは、パッド引き出し
線5,6の幅は、それぞれ、溝配線3,4の幅とほぼ等
しく選ばれている。ここで、パッド1およびパッド引き
出し線5を含む下層配線ならびにパッド2およびパッド
引き出し線6を含む上層配線は、例えば、Al−0.5
%CuのようなAl合金からなる。
【0027】次に、図1および図2を参照して、この半
導体装置のより詳細な構造について説明する。ここで、
図2は、図1のII−II線に沿った断面図である。
導体装置のより詳細な構造について説明する。ここで、
図2は、図1のII−II線に沿った断面図である。
【0028】図1および図2に示すように、この第1の
実施形態による半導体装置においては、素子(図示せ
ず)が設けられたSi基板11上に、例えば、厚さ1.
5μmのSiO2 膜のような層間絶縁膜12が設けられ
ている。パッド1およびパッド引き出し線5を含む下層
配線は、この層間絶縁膜12に埋め込まれている。この
層間絶縁膜12のパッド領域に対応する部分には、パッ
ド1の全体の大きさに比べて幅の狭い配線溝13が、全
体としてパッド1の形状となるように形成されている。
この配線溝13の幅は例えば0.4μm、深さは例えば
0.5μmである。この配線溝13の内部に、例えばT
iN/Ti膜14を下地バリアメタルとして、Al合金
からなる溝配線3が埋め込まれ、これによりパッド1が
構成されている。なお、図1では、TiN/Ti膜14
は図示省略されている。また、図示は省略するが、所定
部分における下層配線形成用の配線溝の底部には、Si
基板11の表面に達する接続孔が設けられており、この
接続孔の内部は、例えばタングステン(W)プラグによ
り埋められている。これにより、下層配線とSi基板1
1とが接続されている。
実施形態による半導体装置においては、素子(図示せ
ず)が設けられたSi基板11上に、例えば、厚さ1.
5μmのSiO2 膜のような層間絶縁膜12が設けられ
ている。パッド1およびパッド引き出し線5を含む下層
配線は、この層間絶縁膜12に埋め込まれている。この
層間絶縁膜12のパッド領域に対応する部分には、パッ
ド1の全体の大きさに比べて幅の狭い配線溝13が、全
体としてパッド1の形状となるように形成されている。
この配線溝13の幅は例えば0.4μm、深さは例えば
0.5μmである。この配線溝13の内部に、例えばT
iN/Ti膜14を下地バリアメタルとして、Al合金
からなる溝配線3が埋め込まれ、これによりパッド1が
構成されている。なお、図1では、TiN/Ti膜14
は図示省略されている。また、図示は省略するが、所定
部分における下層配線形成用の配線溝の底部には、Si
基板11の表面に達する接続孔が設けられており、この
接続孔の内部は、例えばタングステン(W)プラグによ
り埋められている。これにより、下層配線とSi基板1
1とが接続されている。
【0029】層間絶縁膜12上には、例えば、厚さ1.
0μmのSiO2 膜のような層間絶縁膜15が設けられ
ている。パッド領域におけるこの層間絶縁膜15には、
パッド1を構成する溝配線3の所定部分に達する接続孔
C1 が設けられている。この接続孔C1 の口径は例えば
0.25μmである。この接続孔C1 の内部に、例えば
Wプラグ16が埋め込まれている。
0μmのSiO2 膜のような層間絶縁膜15が設けられ
ている。パッド領域におけるこの層間絶縁膜15には、
パッド1を構成する溝配線3の所定部分に達する接続孔
C1 が設けられている。この接続孔C1 の口径は例えば
0.25μmである。この接続孔C1 の内部に、例えば
Wプラグ16が埋め込まれている。
【0030】層間絶縁膜15上には、例えば、厚さ0.
5μmのSiO2 膜のような層間絶縁膜17が設けられ
ている。パッド2およびパッド引き出し線6を含む上層
配線は、この層間絶縁膜17に埋め込まれている。この
層間絶縁膜17のパッド領域に対応する部分には、パッ
ド2の全体の大きさに比べて幅の狭い配線溝18が、全
体としてパッド2の形状となるように形成されている。
所定部分の配線溝18の底部には、上述の接続孔C1 が
設けられている。この配線溝18の幅は例えば0.4μ
m、深さは例えば0.5μmである。この配線溝18の
内部に、例えばTiN/Ti膜19を下地バリアメタル
として、Al合金からなる溝配線4が埋め込まれ、これ
によりパッド2が構成されている。パッド2を構成する
溝配線4は、接続孔C1 の内部に埋め込まれたWプラグ
16を通じてパッド1を構成する溝配線3と電気的に接
続されている。なお、図1では、TiN/Ti膜19は
図示省略されている。
5μmのSiO2 膜のような層間絶縁膜17が設けられ
ている。パッド2およびパッド引き出し線6を含む上層
配線は、この層間絶縁膜17に埋め込まれている。この
層間絶縁膜17のパッド領域に対応する部分には、パッ
ド2の全体の大きさに比べて幅の狭い配線溝18が、全
体としてパッド2の形状となるように形成されている。
所定部分の配線溝18の底部には、上述の接続孔C1 が
設けられている。この配線溝18の幅は例えば0.4μ
m、深さは例えば0.5μmである。この配線溝18の
内部に、例えばTiN/Ti膜19を下地バリアメタル
として、Al合金からなる溝配線4が埋め込まれ、これ
によりパッド2が構成されている。パッド2を構成する
溝配線4は、接続孔C1 の内部に埋め込まれたWプラグ
16を通じてパッド1を構成する溝配線3と電気的に接
続されている。なお、図1では、TiN/Ti膜19は
図示省略されている。
【0031】層間絶縁膜17上には、例えば、厚さ0.
5μmのSiO2 膜のような層間絶縁膜20が設けられ
ている。この層間絶縁膜20は、パッド2の上側に対応
する部分に開口21を有している。この開口21を含む
層間絶縁膜20上には、ほぼ正方形状の平面形状を有
し、かつ、パッド領域とほぼ同じ大きさの、したがっ
て、パッド1,2の全体とほぼ同じ大きさのボンディン
グパッド22が設けられている。このボンディングパッ
ド22は、開口21の底部において露出したパッド2と
コンタクトしている。また、このホンディングパッド2
2は、例えば、厚さ20nmのTi膜22a、厚さ50
0nmのAl−Cu膜のようなAl合金膜22bおよび
厚さ30nmのTiN膜22cが、この順に積層された
多層膜からなる。
5μmのSiO2 膜のような層間絶縁膜20が設けられ
ている。この層間絶縁膜20は、パッド2の上側に対応
する部分に開口21を有している。この開口21を含む
層間絶縁膜20上には、ほぼ正方形状の平面形状を有
し、かつ、パッド領域とほぼ同じ大きさの、したがっ
て、パッド1,2の全体とほぼ同じ大きさのボンディン
グパッド22が設けられている。このボンディングパッ
ド22は、開口21の底部において露出したパッド2と
コンタクトしている。また、このホンディングパッド2
2は、例えば、厚さ20nmのTi膜22a、厚さ50
0nmのAl−Cu膜のようなAl合金膜22bおよび
厚さ30nmのTiN膜22cが、この順に積層された
多層膜からなる。
【0032】符号23は、例えば窒化シリコン(Si
N)膜のようなパッシベーション膜を示す。このパッシ
ベーション膜23の厚さは、例えば0.75μmであ
る。このパッシベーション膜23は、ボンディングパッ
ド22の上側に対応する部分に開口24を有している。
この半導体装置をリードフレーム上にマウントする場合
は、開口24の部分に露出したボンディングパッド22
が、リードフレームのリードとワイヤーにより結線され
る。なお、図1においては、上層配線のパッド2よりも
上側の層間絶縁膜20、ボンディングパッド22および
パッシベーション膜24は図示省略されている。
N)膜のようなパッシベーション膜を示す。このパッシ
ベーション膜23の厚さは、例えば0.75μmであ
る。このパッシベーション膜23は、ボンディングパッ
ド22の上側に対応する部分に開口24を有している。
この半導体装置をリードフレーム上にマウントする場合
は、開口24の部分に露出したボンディングパッド22
が、リードフレームのリードとワイヤーにより結線され
る。なお、図1においては、上層配線のパッド2よりも
上側の層間絶縁膜20、ボンディングパッド22および
パッシベーション膜24は図示省略されている。
【0033】次に、この半導体装置の製造方法について
説明する。図3〜図11は、この半導体装置の製造方法
を説明するための断面図である。
説明する。図3〜図11は、この半導体装置の製造方法
を説明するための断面図である。
【0034】この半導体装置を製造するためには、ま
ず、図3に示すように、予め素子(図示せず)が形成さ
れたSi基板11上に、例えば、CVD法により例えば
SiO2 膜のような層間絶縁膜12を形成した後、例え
ばフォトリソグラフィー工程およびRIE工程により、
この層間絶縁膜12の所定の部分に、下層配線形成用の
配線溝を形成する。このとき、層間絶縁膜12のパッド
領域に対応する部分には、パッド1を構成する溝配線3
を形成するための配線溝13を形成する。なお、図示は
省略するが、下層配線とSi基板11とを、Wプラグを
通じて接続する場合は、層間絶縁膜12のうち、下層配
線形成用の配線溝の下側の部分に相当する部分を形成
し、この部分に接続孔を形成した後、この接続孔の内部
にWプラグを形成し、さらに、層間絶縁膜12の残りの
部分に相当する部分を形成した後、この部分に配線溝1
3を含む下層配線形成用の配線溝を形成する。
ず、図3に示すように、予め素子(図示せず)が形成さ
れたSi基板11上に、例えば、CVD法により例えば
SiO2 膜のような層間絶縁膜12を形成した後、例え
ばフォトリソグラフィー工程およびRIE工程により、
この層間絶縁膜12の所定の部分に、下層配線形成用の
配線溝を形成する。このとき、層間絶縁膜12のパッド
領域に対応する部分には、パッド1を構成する溝配線3
を形成するための配線溝13を形成する。なお、図示は
省略するが、下層配線とSi基板11とを、Wプラグを
通じて接続する場合は、層間絶縁膜12のうち、下層配
線形成用の配線溝の下側の部分に相当する部分を形成
し、この部分に接続孔を形成した後、この接続孔の内部
にWプラグを形成し、さらに、層間絶縁膜12の残りの
部分に相当する部分を形成した後、この部分に配線溝1
3を含む下層配線形成用の配線溝を形成する。
【0035】次に、高圧リフロー法を用いた埋め込み配
線技術により下層配線を形成する。すなわち、図4に示
すように、例えば、高真空中において、DCマグネトロ
ンスパッタリング法により、層間絶縁膜12の全面に、
例えば厚さ20nmのTi膜および例えば厚さ50nm
のTiN膜を順次形成し、下地パリアメタルとしてのT
iN/Ti膜14を形成する。ここで、TiN/Ti膜
14の下層のTi膜を形成する際のスパッタリング条件
の一例を挙げると、例えば、プロセスガスとしてArガ
スを用い、その流量を100sccmとし、圧力を0.
4Pa、DCパワーを5kW、基板温度を150℃とす
る。また、TiN/Ti膜14の上層のTiN膜を形成
する際のスパッタリング条件の一例を挙げると、プロセ
スガスとしてArと窒素(N2 )との混合ガスを用い、
これらのArガスおよびN2 ガスの流量をそれぞれ30
sccm、80sccmとし、圧力を0.4Pa、DC
パワーを10kW、基板温度を150℃とする。
線技術により下層配線を形成する。すなわち、図4に示
すように、例えば、高真空中において、DCマグネトロ
ンスパッタリング法により、層間絶縁膜12の全面に、
例えば厚さ20nmのTi膜および例えば厚さ50nm
のTiN膜を順次形成し、下地パリアメタルとしてのT
iN/Ti膜14を形成する。ここで、TiN/Ti膜
14の下層のTi膜を形成する際のスパッタリング条件
の一例を挙げると、例えば、プロセスガスとしてArガ
スを用い、その流量を100sccmとし、圧力を0.
4Pa、DCパワーを5kW、基板温度を150℃とす
る。また、TiN/Ti膜14の上層のTiN膜を形成
する際のスパッタリング条件の一例を挙げると、プロセ
スガスとしてArと窒素(N2 )との混合ガスを用い、
これらのArガスおよびN2 ガスの流量をそれぞれ30
sccm、80sccmとし、圧力を0.4Pa、DC
パワーを10kW、基板温度を150℃とする。
【0036】引き続き、例えば、高真空中において、D
Cマグネトロンスパッタリング法により、TiN/Ti
膜14上に例えばAl−0.5%CuからなるAl合金
膜25を形成する。このとき、このAl合金膜25が、
配線溝13を含む下層配線形成用の配線溝の上部を塞
ぎ、これらの内部にボイドが残されたブリッジ形状とな
るように、このAl合金膜25の厚さを最適化する。こ
こでは、配線溝13の幅が0.4μmであるので、Al
合金膜25の厚さを1200nm程度とすることで、パ
ッド領域においても、図4に示すような良好なブリッジ
形状を実現することができる。なお、埋め込み配線技術
により配線を形成する場合、配線溝の部分以外の部分の
Al合金膜25は後の工程で除去されるため、Al合金
膜25の厚さの上限には、特に制限がない。また、ここ
では、Al合金膜25を形成する際に、Si基板11を
例えば400℃程度に加熱することにより、Alのマイ
グレーションを促進させ、Al合金膜25がブリッジ形
状となることを助けている。このAl合金膜25を形成
する際のスパッタリング条件の一例を挙げると、プロセ
スガスとしてArガスを用い、その流量を100scc
mとし、圧力を0.4Pa、DCパワーを15kW、基
板温度を400℃とする。
Cマグネトロンスパッタリング法により、TiN/Ti
膜14上に例えばAl−0.5%CuからなるAl合金
膜25を形成する。このとき、このAl合金膜25が、
配線溝13を含む下層配線形成用の配線溝の上部を塞
ぎ、これらの内部にボイドが残されたブリッジ形状とな
るように、このAl合金膜25の厚さを最適化する。こ
こでは、配線溝13の幅が0.4μmであるので、Al
合金膜25の厚さを1200nm程度とすることで、パ
ッド領域においても、図4に示すような良好なブリッジ
形状を実現することができる。なお、埋め込み配線技術
により配線を形成する場合、配線溝の部分以外の部分の
Al合金膜25は後の工程で除去されるため、Al合金
膜25の厚さの上限には、特に制限がない。また、ここ
では、Al合金膜25を形成する際に、Si基板11を
例えば400℃程度に加熱することにより、Alのマイ
グレーションを促進させ、Al合金膜25がブリッジ形
状となることを助けている。このAl合金膜25を形成
する際のスパッタリング条件の一例を挙げると、プロセ
スガスとしてArガスを用い、その流量を100scc
mとし、圧力を0.4Pa、DCパワーを15kW、基
板温度を400℃とする。
【0037】次に、Al合金膜25の形成までを行った
Si基板11を高圧リフロー炉(図示せず)内に導入
し、さらに、Si基板11を、例えば400℃以上に加
熱してAl合金膜25を軟化させ、高圧リフロー法によ
るAl合金膜25の埋め込みを行う。この高圧リフロー
の条件の一例を挙げると、プロセスガスとしてArガス
を用い、その圧力を1×106 Pa以上とし、基板温度
を450℃、リフロー時間を1分間とする。これによっ
て、図5に示すように、Al合金膜25が高圧下で流動
しながら配線溝13を含む下層配線形成用の配線溝の内
部に押し込まれ、こららの内部がAl合金膜25で充填
されるとともに、Al合金膜25の表面平坦化が行われ
る。
Si基板11を高圧リフロー炉(図示せず)内に導入
し、さらに、Si基板11を、例えば400℃以上に加
熱してAl合金膜25を軟化させ、高圧リフロー法によ
るAl合金膜25の埋め込みを行う。この高圧リフロー
の条件の一例を挙げると、プロセスガスとしてArガス
を用い、その圧力を1×106 Pa以上とし、基板温度
を450℃、リフロー時間を1分間とする。これによっ
て、図5に示すように、Al合金膜25が高圧下で流動
しながら配線溝13を含む下層配線形成用の配線溝の内
部に押し込まれ、こららの内部がAl合金膜25で充填
されるとともに、Al合金膜25の表面平坦化が行われ
る。
【0038】なお、上述のTiN/Ti膜14の形成か
らリフローまでの一連の処理は、好適には、マルチチャ
ンバー型の処理装置を用いて真空中で連続的に行う。
らリフローまでの一連の処理は、好適には、マルチチャ
ンバー型の処理装置を用いて真空中で連続的に行う。
【0039】次に、例えばCMP法により、配線溝13
を含む下層配線形成用の配線溝の部分以外の部分に形成
されたAl合金膜25およびTiN/Ti膜14を順次
研磨する。これにより、図6に示すように、配線溝13
の内部にTiN/Ti膜14を下地バリアメタルとし
て、Al合金からなる溝配線3が形成されるとともに、
その他の配線溝の内部に、パッド引き出し線5などが形
成される。このCMP法による研磨の条件の一例を挙げ
ると、H2 O2 ベースでアルミナ含有のスラリーを用
い、その流量を100cc/minとし、研磨圧力を1
00g/cm2 、温度を25〜30℃とし、定盤および
研磨ヘッドの回転数をそれぞれ30rpmとする。
を含む下層配線形成用の配線溝の部分以外の部分に形成
されたAl合金膜25およびTiN/Ti膜14を順次
研磨する。これにより、図6に示すように、配線溝13
の内部にTiN/Ti膜14を下地バリアメタルとし
て、Al合金からなる溝配線3が形成されるとともに、
その他の配線溝の内部に、パッド引き出し線5などが形
成される。このCMP法による研磨の条件の一例を挙げ
ると、H2 O2 ベースでアルミナ含有のスラリーを用
い、その流量を100cc/minとし、研磨圧力を1
00g/cm2 、温度を25〜30℃とし、定盤および
研磨ヘッドの回転数をそれぞれ30rpmとする。
【0040】以上のように、高圧リフロー法を用いた埋
め込み配線技術により、パッド1およびパッド引き出し
線5を含む下層配線が形成される。
め込み配線技術により、パッド1およびパッド引き出し
線5を含む下層配線が形成される。
【0041】次に、図7に示すように、層間絶縁膜12
上に、例えば、CVD法によりSiO2 膜のような層間
絶縁膜15を形成した後、例えばフォトリソグラフィー
工程およびRIE工程により、この層間絶縁膜15のう
ちパッド1を構成する配線溝3の上側に対応する部分
に、接続孔C1 を形成する。次に、層間絶縁膜15の全
面に、例えば、CVD法により、W膜をその表面がほぼ
平坦となるように十分に厚く形成した後、このW膜をR
IE工程により、層間絶縁膜15の表面が露出するまで
エッチバックする。これにより、層間絶縁膜15に形成
された接続孔C1の内部を埋めるように、Wプラグ16
が形成される。
上に、例えば、CVD法によりSiO2 膜のような層間
絶縁膜15を形成した後、例えばフォトリソグラフィー
工程およびRIE工程により、この層間絶縁膜15のう
ちパッド1を構成する配線溝3の上側に対応する部分
に、接続孔C1 を形成する。次に、層間絶縁膜15の全
面に、例えば、CVD法により、W膜をその表面がほぼ
平坦となるように十分に厚く形成した後、このW膜をR
IE工程により、層間絶縁膜15の表面が露出するまで
エッチバックする。これにより、層間絶縁膜15に形成
された接続孔C1の内部を埋めるように、Wプラグ16
が形成される。
【0042】次に、図8に示すように、層間絶縁膜15
の全面に、例えば、CVD法によりSiO2 膜のような
層間絶縁膜17を形成した後、例えばフォトリソグラフ
ィー工程およびRIE工程により、この層間絶縁膜17
の所定の部分に上層配線形成用の配線溝を形成する。こ
の際、層間絶縁膜17のパッド領域に対応する部分に
は、パッド2を構成する溝配線4を形成するための配線
溝18を形成する。次に、下層配線を形成したときと同
様に、高圧リフロー法を用いた埋め込み配線技術により
上層配線を形成する。これにより、配線溝18の内部に
TiN/Ti膜19を下地バリアメタルとして、Al合
金からなる溝配線4が形成されるとともに、その他の配
線溝の内部に、パッド引き出し線6などが形成される。
以上のようにして、上層配線が形成される。
の全面に、例えば、CVD法によりSiO2 膜のような
層間絶縁膜17を形成した後、例えばフォトリソグラフ
ィー工程およびRIE工程により、この層間絶縁膜17
の所定の部分に上層配線形成用の配線溝を形成する。こ
の際、層間絶縁膜17のパッド領域に対応する部分に
は、パッド2を構成する溝配線4を形成するための配線
溝18を形成する。次に、下層配線を形成したときと同
様に、高圧リフロー法を用いた埋め込み配線技術により
上層配線を形成する。これにより、配線溝18の内部に
TiN/Ti膜19を下地バリアメタルとして、Al合
金からなる溝配線4が形成されるとともに、その他の配
線溝の内部に、パッド引き出し線6などが形成される。
以上のようにして、上層配線が形成される。
【0043】なお、この後、層間絶縁膜を形成し、接続
孔形成、接続孔埋め込み、配線溝形成、配線溝埋め込み
およびCMP法による研磨を繰り返すことで、さらなる
多層配線化が可能となる。
孔形成、接続孔埋め込み、配線溝形成、配線溝埋め込み
およびCMP法による研磨を繰り返すことで、さらなる
多層配線化が可能となる。
【0044】最上層では、組み立てボンディング用のボ
ンディングパッドを、以下のようにして形成する。すな
わち、図9に示すように、層間絶縁膜17の全面に、例
えば、CVD法によりSiO2 膜のような層間絶縁膜2
0を形成した後、パッド領域におけるこの層間絶縁膜2
0に、ほぼ100μm角の正方形状の開口21を形成す
る。これにより、この開口21の底部に、上層配線のパ
ッド2を露出させる。
ンディングパッドを、以下のようにして形成する。すな
わち、図9に示すように、層間絶縁膜17の全面に、例
えば、CVD法によりSiO2 膜のような層間絶縁膜2
0を形成した後、パッド領域におけるこの層間絶縁膜2
0に、ほぼ100μm角の正方形状の開口21を形成す
る。これにより、この開口21の底部に、上層配線のパ
ッド2を露出させる。
【0045】次に、図10に示すように、全面に、例え
ばDCマグネトロンスパッタリング法により、例えば厚
さ30nmのTi膜22a、例えば厚さ500nmのA
l合金膜22bおよび例えば厚さ30nmのTiN膜2
2cを順次形成する。ここで、Ti膜22aを形成する
際のスパッタリング条件の一例を挙げると、プロセスガ
スとしてArガスを用い、その流量を100sccmと
し、圧力を0.4Pa、DCパワーを5kW、基板温度
を150℃とする。また、Al合金膜22bを形成する
際のスパッタリング条件の一例を挙げると、プロセスガ
スとしてArガスを用い、その流量を100sccmと
し、圧力を100sccm、DCパワーを15kW、基
板温度を400℃とする。また、TiN膜22cを形成
する際のスパッタリング条件の一例を挙げると、プロセ
スガスとしてArおよびN2 の混合ガスを用い、これら
のArガスおよびN2 ガスの流量をそれぞれ30scc
m、80sccmとし、圧力を0.4Pa、DCパワー
を10kW、基板温度を150℃とする。
ばDCマグネトロンスパッタリング法により、例えば厚
さ30nmのTi膜22a、例えば厚さ500nmのA
l合金膜22bおよび例えば厚さ30nmのTiN膜2
2cを順次形成する。ここで、Ti膜22aを形成する
際のスパッタリング条件の一例を挙げると、プロセスガ
スとしてArガスを用い、その流量を100sccmと
し、圧力を0.4Pa、DCパワーを5kW、基板温度
を150℃とする。また、Al合金膜22bを形成する
際のスパッタリング条件の一例を挙げると、プロセスガ
スとしてArガスを用い、その流量を100sccmと
し、圧力を100sccm、DCパワーを15kW、基
板温度を400℃とする。また、TiN膜22cを形成
する際のスパッタリング条件の一例を挙げると、プロセ
スガスとしてArおよびN2 の混合ガスを用い、これら
のArガスおよびN2 ガスの流量をそれぞれ30scc
m、80sccmとし、圧力を0.4Pa、DCパワー
を10kW、基板温度を150℃とする。
【0046】次に、図11に示すように、例えばフォト
リソグラフィー工程およびRIE工程により、TiN膜
22c、Al合金膜22bおよびTi膜22aを所定形
状にパターニングする。これにより、開口21の部分で
パッド2と接続するボンディングパッド22が形成され
る。
リソグラフィー工程およびRIE工程により、TiN膜
22c、Al合金膜22bおよびTi膜22aを所定形
状にパターニングする。これにより、開口21の部分で
パッド2と接続するボンディングパッド22が形成され
る。
【0047】次に、例えば、CVD法によりSiN膜の
ようなパッシベーション膜23を形成した後、例えばフ
ォトリソグラフィー工程およびRIE工程により、この
パッシベーション膜23のうち、ボンディングパッド2
2の上側に対応する部分に開口24を形成する。
ようなパッシベーション膜23を形成した後、例えばフ
ォトリソグラフィー工程およびRIE工程により、この
パッシベーション膜23のうち、ボンディングパッド2
2の上側に対応する部分に開口24を形成する。
【0048】以上の工程を経て、図1および図2に示す
ように、目的とする半導体装置が製造される。
ように、目的とする半導体装置が製造される。
【0049】上述のように構成されたこの第1の実施形
態によれば、下層配線のパッド1および上層配線のパッ
ド2の全体の大きさが、CMP法による研磨によるディ
ッシングの影響が問題となるような大きさであっても、
これらのパッド1およびパッド2が、それぞれ、パッド
1,2の大きさに比べて幅の狭い、具体的には、幅が
0.4μmの溝配線3および溝配線4により構成されて
いることにより、CMP法による研磨を行っても、溝配
線3,4にはディッシングがほとんど生じない。このた
め、ほぼ100μm角の寸法を有する大きなパッド1,
2の部分で、ディッシングを防止することができる。ま
た、これにより、パッド1,2の部分での平坦性が向上
するので、CMP法による研磨工程の後に行われる組み
立て工程において、ボンディングパッド22上へのワイ
ヤーボンディングを、特に支障をきたすことなく容易に
行うことができる。
態によれば、下層配線のパッド1および上層配線のパッ
ド2の全体の大きさが、CMP法による研磨によるディ
ッシングの影響が問題となるような大きさであっても、
これらのパッド1およびパッド2が、それぞれ、パッド
1,2の大きさに比べて幅の狭い、具体的には、幅が
0.4μmの溝配線3および溝配線4により構成されて
いることにより、CMP法による研磨を行っても、溝配
線3,4にはディッシングがほとんど生じない。このた
め、ほぼ100μm角の寸法を有する大きなパッド1,
2の部分で、ディッシングを防止することができる。ま
た、これにより、パッド1,2の部分での平坦性が向上
するので、CMP法による研磨工程の後に行われる組み
立て工程において、ボンディングパッド22上へのワイ
ヤーボンディングを、特に支障をきたすことなく容易に
行うことができる。
【0050】また、パッド1およびパッド2が、それぞ
れ、パッド1,2の大きさに比べて幅の狭い溝配線3お
よび溝配線4により構成され、さらに、この場合、溝配
線3,4の幅をパッド引き出し線5,6の幅とほぼ等し
くしていることにより、配線の幅が急激に変化する(大
きくなる)部分がないので、配線材料となるAl合金膜
を形成する際に、Al合金膜が、配線溝13や配線溝1
8の開口の上部でつながったブリッジ形状になりやすい
という利点がある。これにより、Al合金膜のブリッジ
ング不良が大幅に低減するので、半導体装置の製造歩留
まりの向上を図ることができる。
れ、パッド1,2の大きさに比べて幅の狭い溝配線3お
よび溝配線4により構成され、さらに、この場合、溝配
線3,4の幅をパッド引き出し線5,6の幅とほぼ等し
くしていることにより、配線の幅が急激に変化する(大
きくなる)部分がないので、配線材料となるAl合金膜
を形成する際に、Al合金膜が、配線溝13や配線溝1
8の開口の上部でつながったブリッジ形状になりやすい
という利点がある。これにより、Al合金膜のブリッジ
ング不良が大幅に低減するので、半導体装置の製造歩留
まりの向上を図ることができる。
【0051】また、パッド1およびパッド2が、それぞ
れ、パッド領域内で一筆書き形状に引き回された溝配線
3および溝配線4により構成され、さらに、これらの溝
配線3および溝配線4の幅、したがって、配線溝13お
よび配線溝18の幅が、パッド領域内でほぼ均一になっ
ていることにより、高圧リフロー法によるAl合金膜の
埋め込みを行う際に、パッド1およびパッド2の部分で
も、Al合金膜の埋め込みを容易に、かつ、均一に行う
ことができる。
れ、パッド領域内で一筆書き形状に引き回された溝配線
3および溝配線4により構成され、さらに、これらの溝
配線3および溝配線4の幅、したがって、配線溝13お
よび配線溝18の幅が、パッド領域内でほぼ均一になっ
ていることにより、高圧リフロー法によるAl合金膜の
埋め込みを行う際に、パッド1およびパッド2の部分で
も、Al合金膜の埋め込みを容易に、かつ、均一に行う
ことができる。
【0052】次に、この発明の第2の実施形態について
説明する。図12は、この第2の実施形態による半導体
装置を示す平面図である。
説明する。図12は、この第2の実施形態による半導体
装置を示す平面図である。
【0053】図12に示すように、この半導体装置にお
いては、下層配線のパッド1および上層配線のパッド2
が、それぞれ、パッド領域内に櫛形に配置された溝配線
3,4により構成されている。すなわち、パッド領域の
周辺の一部には、櫛の柄に相当する溝配線3,4が、パ
ッド領域の一辺にほぼ平行に沿って配置され、それ以外
のパッド領域には、櫛の歯に相当する複数の溝配線3,
4が、互いに並列に、かつ、ほぼ等間隔に配置され、櫛
の柄に相当する溝配線3,4に対してほぼ直交するよう
に接続されている。その他の構成は、第1の実施形態に
よる半導体装置と同様であるので、説明を省略する。
いては、下層配線のパッド1および上層配線のパッド2
が、それぞれ、パッド領域内に櫛形に配置された溝配線
3,4により構成されている。すなわち、パッド領域の
周辺の一部には、櫛の柄に相当する溝配線3,4が、パ
ッド領域の一辺にほぼ平行に沿って配置され、それ以外
のパッド領域には、櫛の歯に相当する複数の溝配線3,
4が、互いに並列に、かつ、ほぼ等間隔に配置され、櫛
の柄に相当する溝配線3,4に対してほぼ直交するよう
に接続されている。その他の構成は、第1の実施形態に
よる半導体装置と同様であるので、説明を省略する。
【0054】この半導体装置の製造方法は、第1の実施
形態による半導体装置の製造方法と同様であるので説明
を省略する。
形態による半導体装置の製造方法と同様であるので説明
を省略する。
【0055】この第2の実施形態によれば、第1の実施
形態と同様な効果を得ることができる。
形態と同様な効果を得ることができる。
【0056】次に、この発明の第3の実施形態について
説明する。図13は、この第3の実施形態による半導体
装置を示す平面図である。
説明する。図13は、この第3の実施形態による半導体
装置を示す平面図である。
【0057】図13に示すように、この半導体装置にお
いては、所定部分に、例えばほぼ正方形状のボンディン
グパッド31が設けられている。このボンディングパッ
ド31の一辺の大きさは、例えば100μmである。図
13中、一点鎖線で囲まれた領域は、このボンディング
パッド31の部分に対応するパッド領域を示す。また、
符号32はボンディングパッド31の下層側に設けられ
た配線のパッド引き出し線を示す。このパッド引き出し
線32は、パッド領域、したがって、ボンディングパッ
ド31の下方の領域まで達している。すなわち、ボンデ
ィングパッド31の下方の領域の一部には、パッド引き
出し線32が、ボンディングパッド31と重なるように
設けられている。そして、パッド引き出し線32は、ボ
ンディングパッド31の大きさに比べて幅の狭い溝配線
33により構成されている。ここで、この溝配線33の
幅は、例えば0.4μmである。
いては、所定部分に、例えばほぼ正方形状のボンディン
グパッド31が設けられている。このボンディングパッ
ド31の一辺の大きさは、例えば100μmである。図
13中、一点鎖線で囲まれた領域は、このボンディング
パッド31の部分に対応するパッド領域を示す。また、
符号32はボンディングパッド31の下層側に設けられ
た配線のパッド引き出し線を示す。このパッド引き出し
線32は、パッド領域、したがって、ボンディングパッ
ド31の下方の領域まで達している。すなわち、ボンデ
ィングパッド31の下方の領域の一部には、パッド引き
出し線32が、ボンディングパッド31と重なるように
設けられている。そして、パッド引き出し線32は、ボ
ンディングパッド31の大きさに比べて幅の狭い溝配線
33により構成されている。ここで、この溝配線33の
幅は、例えば0.4μmである。
【0058】符号32aは、パッド引き出し線32の末
端部を示す。この場合、このパッド引き出し線32の末
端部32aは、パッド領域の一辺にほぼ平行に沿って延
びており、パッド引き出し線31の延在する方向とほぼ
直交する方向に延びている。ボンディングパッド31と
パッド引き出し線32とは、末端部32aの部分で接続
孔C2 を通じて互いに電気的に接続されている。この場
合、パッド引き出し線32の末端部32aは、ボンディ
ングパッド31との接続に用いる接続孔C2 を設けるの
に必要な長さであればよい。具体的には、この末端部3
2aの長さLは、例えば10μmである。
端部を示す。この場合、このパッド引き出し線32の末
端部32aは、パッド領域の一辺にほぼ平行に沿って延
びており、パッド引き出し線31の延在する方向とほぼ
直交する方向に延びている。ボンディングパッド31と
パッド引き出し線32とは、末端部32aの部分で接続
孔C2 を通じて互いに電気的に接続されている。この場
合、パッド引き出し線32の末端部32aは、ボンディ
ングパッド31との接続に用いる接続孔C2 を設けるの
に必要な長さであればよい。具体的には、この末端部3
2aの長さLは、例えば10μmである。
【0059】また、ボンディングパッド31の下方の領
域のうち、パッド引き出し線32が設けられた部分と異
なる部分には、他の溝配線34がボンディングパッド3
1と重なるよう設けられている。ここで、パッド引き出
し線32および溝配線34を含む配線は、例えば、Al
−0.5%CuのようなAl合金からなる。
域のうち、パッド引き出し線32が設けられた部分と異
なる部分には、他の溝配線34がボンディングパッド3
1と重なるよう設けられている。ここで、パッド引き出
し線32および溝配線34を含む配線は、例えば、Al
−0.5%CuのようなAl合金からなる。
【0060】以下に、図13〜図16を参照して、この
半導体装置の構造について説明する。ここで、図14
は、図13のXIV−XIV線に沿った断面図、図15
は、図13のXV−XV線に沿った断面図、図16は、
図13のXVI−XVI線に沿った断面図である。
半導体装置の構造について説明する。ここで、図14
は、図13のXIV−XIV線に沿った断面図、図15
は、図13のXV−XV線に沿った断面図、図16は、
図13のXVI−XVI線に沿った断面図である。
【0061】図13〜図16に示すように、この半導体
装置においては、素子(図示せず)が設けられたSi基
板41上に、例えば、厚さ1.5μmのSiO2 膜のよ
うな層間絶縁膜42が設けられている。配線はこの層間
絶縁膜42に埋め込まれるように設けられている。この
層間絶縁膜42の所定部分には、パッド引き出し線32
を構成する溝配線33を形成するための配線溝43およ
び溝配線34を形成するための配線溝44が形成されて
いる。この場合、配線溝43の一部はパッド領域に達
し、配線溝44はパッド領域の一部を横切っている。こ
こで、これらの配線溝43,44の幅は例えば0.4μ
m、深さは例えば0.5μmである。これらの配線溝4
3および配線溝44の内部に、それぞれ、例えばTiN
/Ti膜45を下地バリアメタルとして、パッド引き出
し線32を構成する溝配線33および溝配線34が埋め
込まれている。なお、図13においては、TiN/Ti
膜45は図示省略されている。
装置においては、素子(図示せず)が設けられたSi基
板41上に、例えば、厚さ1.5μmのSiO2 膜のよ
うな層間絶縁膜42が設けられている。配線はこの層間
絶縁膜42に埋め込まれるように設けられている。この
層間絶縁膜42の所定部分には、パッド引き出し線32
を構成する溝配線33を形成するための配線溝43およ
び溝配線34を形成するための配線溝44が形成されて
いる。この場合、配線溝43の一部はパッド領域に達
し、配線溝44はパッド領域の一部を横切っている。こ
こで、これらの配線溝43,44の幅は例えば0.4μ
m、深さは例えば0.5μmである。これらの配線溝4
3および配線溝44の内部に、それぞれ、例えばTiN
/Ti膜45を下地バリアメタルとして、パッド引き出
し線32を構成する溝配線33および溝配線34が埋め
込まれている。なお、図13においては、TiN/Ti
膜45は図示省略されている。
【0062】層間絶縁膜42上には、例えば、厚さ1.
0μmのSiO2 膜のような層間絶縁膜46が設けられ
ている。パッド引き出し線32の末端部32aの上側に
対応する部分における層間絶縁膜46には、パッド引き
出し線32の末端部32aの所定部分に達する接続孔C
2 が設けられている。この接続孔C2 の口径は例えば
0.25μmである。この接続孔C2 の内部に、例えば
Wプラグ47が埋め込まれている。
0μmのSiO2 膜のような層間絶縁膜46が設けられ
ている。パッド引き出し線32の末端部32aの上側に
対応する部分における層間絶縁膜46には、パッド引き
出し線32の末端部32aの所定部分に達する接続孔C
2 が設けられている。この接続孔C2 の口径は例えば
0.25μmである。この接続孔C2 の内部に、例えば
Wプラグ47が埋め込まれている。
【0063】層間絶縁膜46上には、例えば、厚さ0.
5μmのSiO2 膜のような層間絶縁膜48が設けられ
ている。この層間絶縁膜48は、パッド領域に対応する
部分に、ほぼ100μm角の正方形状の開口49を有し
ている。この開口49の部分を含む層間絶縁膜48上
に、ボンディングパッド31が設けられている。このボ
ンディングパッド31は、開口49の底部の一部に露出
したWプラグ47を通じて、パッド引き出し線32の末
端部32aにコンタクトしている。このホンディングパ
ッド31は、例えば、厚さ20nmのTi膜31a、厚
さ500nmのAl−Cu膜のようなAl合金膜31b
および厚さ30nmのTiN膜31cが、この順に積層
された多層膜により構成されている。符号50は、例え
ばSiN膜のようなパッシベーション膜を示す。このパ
ッシベーション膜50の厚さは、例えば0.75μmで
ある。このパッシベーション膜50は、ボンディングパ
ッド31の上側に対応する部分に開口51を有してい
る。この半導体装置をリードフレーム上にマウントする
場合は、開口52の部分に露出したボンディングパッド
31が、リードフレームのリードとワイヤーにより結線
される。
5μmのSiO2 膜のような層間絶縁膜48が設けられ
ている。この層間絶縁膜48は、パッド領域に対応する
部分に、ほぼ100μm角の正方形状の開口49を有し
ている。この開口49の部分を含む層間絶縁膜48上
に、ボンディングパッド31が設けられている。このボ
ンディングパッド31は、開口49の底部の一部に露出
したWプラグ47を通じて、パッド引き出し線32の末
端部32aにコンタクトしている。このホンディングパ
ッド31は、例えば、厚さ20nmのTi膜31a、厚
さ500nmのAl−Cu膜のようなAl合金膜31b
および厚さ30nmのTiN膜31cが、この順に積層
された多層膜により構成されている。符号50は、例え
ばSiN膜のようなパッシベーション膜を示す。このパ
ッシベーション膜50の厚さは、例えば0.75μmで
ある。このパッシベーション膜50は、ボンディングパ
ッド31の上側に対応する部分に開口51を有してい
る。この半導体装置をリードフレーム上にマウントする
場合は、開口52の部分に露出したボンディングパッド
31が、リードフレームのリードとワイヤーにより結線
される。
【0064】この第3の実施形態による半導体装置の製
造方法は、第1の実施形態による半導体装置の製造方法
とほぼ同様であるので、説明を省略する。
造方法は、第1の実施形態による半導体装置の製造方法
とほぼ同様であるので、説明を省略する。
【0065】この第3の実施形態によれば、ボンディン
グパッド31の下方の領域の一部に、このボンディング
パッド31と重なるようにパッド引き出し線32が設け
られ、さらに、このパッド引き出し線32が、ボンディ
ングパッド31の大きさに比べて幅の狭い、具体的に
は、幅が0.4μmの溝配線33により構成されている
ことにより、従来のように、ボンディングパッド31の
下方の領域に、このボンディングパッド31とほぼ同じ
大きさのパッドを設ける場合に比べて、CMP法による
研磨によるデッシングの影響を大幅に低減することがで
き、かつ、高圧リフロー法による配線材料の埋め込み特
性が向上する。これにより、この第3の実施形態によっ
ても、第1の実施形態と同様な効果を得ることができ
る。
グパッド31の下方の領域の一部に、このボンディング
パッド31と重なるようにパッド引き出し線32が設け
られ、さらに、このパッド引き出し線32が、ボンディ
ングパッド31の大きさに比べて幅の狭い、具体的に
は、幅が0.4μmの溝配線33により構成されている
ことにより、従来のように、ボンディングパッド31の
下方の領域に、このボンディングパッド31とほぼ同じ
大きさのパッドを設ける場合に比べて、CMP法による
研磨によるデッシングの影響を大幅に低減することがで
き、かつ、高圧リフロー法による配線材料の埋め込み特
性が向上する。これにより、この第3の実施形態によっ
ても、第1の実施形態と同様な効果を得ることができ
る。
【0066】また、この場合、配線とボンディングパッ
ド31との接続は、ボンディングパッド31の下方の領
域まで達したパッド引き出し線32の末端部32aを通
じて行うことが可能であり、さらに、パッド引き出し線
32の末端部32aは、ボンディングパッド31との接
続に用いる接続孔C2 を設けるのに必要な大きさであれ
ばよいので、ボンディングパッド31の下方の領域に
は、パッド引き出し線32以外に、他の溝配線34を設
けることが可能となるので、配線のレイアウトの自由度
が向上するという利点がある。
ド31との接続は、ボンディングパッド31の下方の領
域まで達したパッド引き出し線32の末端部32aを通
じて行うことが可能であり、さらに、パッド引き出し線
32の末端部32aは、ボンディングパッド31との接
続に用いる接続孔C2 を設けるのに必要な大きさであれ
ばよいので、ボンディングパッド31の下方の領域に
は、パッド引き出し線32以外に、他の溝配線34を設
けることが可能となるので、配線のレイアウトの自由度
が向上するという利点がある。
【0067】以上この発明の実施形態について具体的に
説明したが、この発明は、上述の実施形態に限定される
ものではなく、この発明の技術的思想に基づく各種の変
形が可能である。例えば、実施形態において挙げた数
値、材料、構造、製造プロセスなどはあくまで例にすぎ
ず、これに限定されるものではない。
説明したが、この発明は、上述の実施形態に限定される
ものではなく、この発明の技術的思想に基づく各種の変
形が可能である。例えば、実施形態において挙げた数
値、材料、構造、製造プロセスなどはあくまで例にすぎ
ず、これに限定されるものではない。
【0068】また、例えば、上述の第1〜第3の実施形
態においては、配線材料としてAl合金を用いている
が、配線材料としては、純Alを用いることも可能であ
り、これ以外にも、Cu、Ag、Auまたはこれらの合
金などを用いることも可能である。また、配線材料の埋
め込みを高圧リフロー法に代えて、通常のリフロー法に
より行っても問題はない。
態においては、配線材料としてAl合金を用いている
が、配線材料としては、純Alを用いることも可能であ
り、これ以外にも、Cu、Ag、Auまたはこれらの合
金などを用いることも可能である。また、配線材料の埋
め込みを高圧リフロー法に代えて、通常のリフロー法に
より行っても問題はない。
【0069】また、上述の第1〜第3の実施形態におけ
るパッド1,2またはパッド引き出し線32の形状は、
一例に過ぎず、例示したものと異なる形状であってもよ
い。また、第1および第2の実施形態においては、パッ
ド1およびパッド2の形状を必ずしも同一とする必要は
なく、パッド1とパッド2との接続が十分になされてい
れば、両者は互いに異なる形状であってもよい。また、
第3の実施形態においては、配線を多層化してもよい。
さらに、上述の第1〜第3の実施形態を組み合わせるこ
とも可能である。
るパッド1,2またはパッド引き出し線32の形状は、
一例に過ぎず、例示したものと異なる形状であってもよ
い。また、第1および第2の実施形態においては、パッ
ド1およびパッド2の形状を必ずしも同一とする必要は
なく、パッド1とパッド2との接続が十分になされてい
れば、両者は互いに異なる形状であってもよい。また、
第3の実施形態においては、配線を多層化してもよい。
さらに、上述の第1〜第3の実施形態を組み合わせるこ
とも可能である。
【0070】また、この発明は、配線のうち幅を広くす
る必要のある部分に適用することも可能である。この場
合、例えば、配線のうち幅を広くする必要のある部分
を、この部分の幅よりも幅が狭く、かつ、並列に延びる
複数の溝配線により構成する。これにより、配線のうち
幅を広くする必要のある部分において、第1の実施形態
と同様な効果を得ることができる。
る必要のある部分に適用することも可能である。この場
合、例えば、配線のうち幅を広くする必要のある部分
を、この部分の幅よりも幅が狭く、かつ、並列に延びる
複数の溝配線により構成する。これにより、配線のうち
幅を広くする必要のある部分において、第1の実施形態
と同様な効果を得ることができる。
【0071】また、この発明は、デュアルダマシン構造
の配線に応用してもよい。
の配線に応用してもよい。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の第1の
発明および第4の発明によれば、配線のパッドがこのパ
ッドの大きさに比べて幅の狭い溝配線により構成されて
いることにより、パッドの全体の大きさが、化学機械研
磨法による研磨によるディッシングの影響が問題となる
ような大きさであっても、パッドを構成する溝配線の幅
は、ディッシングがほとんど生じない程度にすることが
できる。これにより、パッドの部分でのディッシングを
防止することができる。また、パッドとパッド引き出し
線との接続部分で、配線の幅が急激に変化しないように
することができるので、配線材料となる導電膜を形成す
る際に、パッドの部分でも、この導電膜を容易にブリッ
ジ形状(配線溝の上部を塞ぎ、この部分でつながった形
状)とすることができる。このため、高圧リフロー法を
用いた埋め込み配線技術により配線を形成する場合に、
配線材料の埋め込みを容易に行うことができる。これに
より、半導体装置の製造歩留まりの向上を図ることがで
きる。
発明および第4の発明によれば、配線のパッドがこのパ
ッドの大きさに比べて幅の狭い溝配線により構成されて
いることにより、パッドの全体の大きさが、化学機械研
磨法による研磨によるディッシングの影響が問題となる
ような大きさであっても、パッドを構成する溝配線の幅
は、ディッシングがほとんど生じない程度にすることが
できる。これにより、パッドの部分でのディッシングを
防止することができる。また、パッドとパッド引き出し
線との接続部分で、配線の幅が急激に変化しないように
することができるので、配線材料となる導電膜を形成す
る際に、パッドの部分でも、この導電膜を容易にブリッ
ジ形状(配線溝の上部を塞ぎ、この部分でつながった形
状)とすることができる。このため、高圧リフロー法を
用いた埋め込み配線技術により配線を形成する場合に、
配線材料の埋め込みを容易に行うことができる。これに
より、半導体装置の製造歩留まりの向上を図ることがで
きる。
【0073】上述のように構成されたこの発明の第2の
発明および第5の発明によれば、配線のうち幅を広くす
る必要のある部分が、この部分の大きさに比べて幅の狭
い溝配線により構成されていることにより、この幅を広
くする必要のある部分の全体の幅が、化学機械研磨法に
よる研磨によるディッシングの影響が問題となるような
大きさであっても、この部分を構成する溝配線の幅は、
ディッシングがほとんど生じない程度にすることがで
き、また、配線材料となる導電膜を形成する際に、配線
のうち幅を広くする必要のある部分でも、この導電膜を
容易にブリッジ形状とすることができる。したがって、
この第2の発明および第5の発明によっても、第1の発
明および第4の発明と同様な効果を得ることができる。
発明および第5の発明によれば、配線のうち幅を広くす
る必要のある部分が、この部分の大きさに比べて幅の狭
い溝配線により構成されていることにより、この幅を広
くする必要のある部分の全体の幅が、化学機械研磨法に
よる研磨によるディッシングの影響が問題となるような
大きさであっても、この部分を構成する溝配線の幅は、
ディッシングがほとんど生じない程度にすることがで
き、また、配線材料となる導電膜を形成する際に、配線
のうち幅を広くする必要のある部分でも、この導電膜を
容易にブリッジ形状とすることができる。したがって、
この第2の発明および第5の発明によっても、第1の発
明および第4の発明と同様な効果を得ることができる。
【0074】上述のように構成されたこの発明の第3の
発明および第6の発明によれば、ボンディングパッドの
下方の領域の一部に、ボンディングパッドの大きさに比
べて幅の狭い溝配線により構成されたパッド引き出し線
が、ボンディングパッドと重なるように設けられている
ことにより、従来のように、ボンディングパッドの下方
の領域に対応する部分に、ボンディングパッドとほぼ同
じ大きさのパッドを設けなくても、パッド引き出し線を
通じて配線とボンディングパッドとを接続させることが
でき、さらに、ボンディングパッドと重なる部分のパッ
ド引き出し線は、ボンディングパッドの大きさに比べて
幅の狭い溝配線により構成されているので、化学機械研
磨法による研磨によるディッシングの影響を受けにく
く、しかも、配線材料となる導電膜を形成する際に、こ
の導電膜を容易にブリッジ形状とすることができる。し
たがって、この第3の発明および第6の発明によって
も、第1の発明および第4の発明と同様な効果を得るこ
とができる。さらに、この第3の発明および第6の発明
によれば、ボンディングパッドの下方の領域のうち、パ
ッド引き出し線が設けられた部分以外の部分に、他の配
線を設けることができるので、配線のレイアウトの自由
度が向上するという利点も有する。
発明および第6の発明によれば、ボンディングパッドの
下方の領域の一部に、ボンディングパッドの大きさに比
べて幅の狭い溝配線により構成されたパッド引き出し線
が、ボンディングパッドと重なるように設けられている
ことにより、従来のように、ボンディングパッドの下方
の領域に対応する部分に、ボンディングパッドとほぼ同
じ大きさのパッドを設けなくても、パッド引き出し線を
通じて配線とボンディングパッドとを接続させることが
でき、さらに、ボンディングパッドと重なる部分のパッ
ド引き出し線は、ボンディングパッドの大きさに比べて
幅の狭い溝配線により構成されているので、化学機械研
磨法による研磨によるディッシングの影響を受けにく
く、しかも、配線材料となる導電膜を形成する際に、こ
の導電膜を容易にブリッジ形状とすることができる。し
たがって、この第3の発明および第6の発明によって
も、第1の発明および第4の発明と同様な効果を得るこ
とができる。さらに、この第3の発明および第6の発明
によれば、ボンディングパッドの下方の領域のうち、パ
ッド引き出し線が設けられた部分以外の部分に、他の配
線を設けることができるので、配線のレイアウトの自由
度が向上するという利点も有する。
【図1】 この発明の第1の実施形態による半導体装置
を示す平面図である。
を示す平面図である。
【図2】 図1のII−II線に沿った断面図である。
【図3】 この発明の第1の実施形態による半導体装置
の製造方法を説明するための断面図である。
の製造方法を説明するための断面図である。
【図4】 この発明の第1の実施形態による半導体装置
の製造方法を説明するための断面図である。
の製造方法を説明するための断面図である。
【図5】 この発明の第1の実施形態による半導体装置
の製造方法を説明するための断面図である。
の製造方法を説明するための断面図である。
【図6】 この発明の第1の実施形態による半導体装置
の製造方法を説明するための断面図である。
の製造方法を説明するための断面図である。
【図7】 この発明の第1の実施形態による半導体装置
の製造方法を説明するための断面図である。
の製造方法を説明するための断面図である。
【図8】 この発明の第1の実施形態による半導体装置
の製造方法を説明するための断面図である。
の製造方法を説明するための断面図である。
【図9】 この発明の第1の実施形態による半導体装置
の製造方法を説明するための断面図である。
の製造方法を説明するための断面図である。
【図10】 この発明の第1の実施形態による半導体装
置の製造方法を説明するための断面図である。
置の製造方法を説明するための断面図である。
【図11】 この発明の第1の実施形態による半導体装
置の製造方法を説明するための断面図である。
置の製造方法を説明するための断面図である。
【図12】 この発明の第2の実施形態による半導体装
置を示す平面図である。
置を示す平面図である。
【図13】 この発明の第3の実施形態による半導体装
置を示す平面図である。
置を示す平面図である。
【図14】 図13のXIV−XIV線に沿った断面図
である。
である。
【図15】 図13のXV−XV線に沿った断面図であ
る。
る。
【図16】 図13のXVI−XVI線に沿った断面図
である。
である。
【図17】 従来の高圧リフロー法を用いた埋め込み配
線技術による溝配線の形成方法を説明するための断面図
である。
線技術による溝配線の形成方法を説明するための断面図
である。
【図18】 従来の高圧リフロー法を用いた埋め込み配
線技術による溝配線の形成方法を説明するための断面図
である。
線技術による溝配線の形成方法を説明するための断面図
である。
【図19】 従来の高圧リフロー法を用いた埋め込み配
線技術による溝配線の形成方法を説明するための断面図
である。
線技術による溝配線の形成方法を説明するための断面図
である。
【図20】 従来の高圧リフロー法を用いた埋め込み配
線技術による溝配線の形成方法を説明するための断面図
である。
線技術による溝配線の形成方法を説明するための断面図
である。
【図21】 パッド形成用の孔の部分でAl合金膜のブ
リッジング不良が発生したときの様子を示す断面図であ
る。
リッジング不良が発生したときの様子を示す断面図であ
る。
1,2・・・パッド、3,4,33,34・・・溝配
線、5,6,32・・・パッド引き出し線、11,41
・・・Si基板、12,15,17,20,42,4
6,48・・・層間絶縁膜、13,18,43,44・
・・配線溝、14,19,45・・・TiN/Ti膜、
22,31・・・ボンディングパッド
線、5,6,32・・・パッド引き出し線、11,41
・・・Si基板、12,15,17,20,42,4
6,48・・・層間絶縁膜、13,18,43,44・
・・配線溝、14,19,45・・・TiN/Ti膜、
22,31・・・ボンディングパッド
Claims (16)
- 【請求項1】 配線のパッドがこのパッドの大きさに比
べて幅の狭い溝配線により構成されていることを特徴と
する半導体装置。 - 【請求項2】 上記パッドの領域に、上記溝配線が全体
として上記パッドの形状となるように一筆書き形状に引
き回されていることを特徴とする請求項1記載の半導体
装置。 - 【請求項3】 上記パッドの領域に、電気的に接続され
た複数の上記溝配線が全体として上記パッドの形状とな
るように設けられていることを特徴とする請求項1記載
の半導体装置。 - 【請求項4】 上記パッドとパッド引き出し線との接続
部分で、上記パッドを構成する上記溝配線の幅が、上記
パッド引き出し線の幅に対して急激に変化しないことを
特徴とする請求項1記載の半導体装置。 - 【請求項5】 上記パッドを構成する上記溝配線の幅
が、パッド引き出し線の幅とほぼ等しいことを特徴とす
る請求項1記載の半導体装置。 - 【請求項6】 上記溝配線がアルミニウム、銅、銀、金
またはこれらの合金からなることを特徴とする請求項1
記載の半導体装置。 - 【請求項7】 配線のうち幅を広くする必要のある部分
が、この部分の幅に比べて幅の狭い溝配線により構成さ
れていることを特徴とする半導体装置。 - 【請求項8】 上記溝配線がアルミニウム、銅、銀、金
またはこれらの合金からなることを特徴とする請求項7
記載の半導体装置。 - 【請求項9】 ボンディングパッドの下方の領域の一部
に、上記ボンディングパッドの大きさに比べて幅の狭い
溝配線により構成されたパッド引き出し線が、上記ボン
ディングパッドと重なるように設けられていることを特
徴とする半導体装置。 - 【請求項10】 上記溝配線がアルミニウム、銅、銀、
金またはこれらの合金からなることを特徴とする請求項
9記載の半導体装置。 - 【請求項11】 配線のパッドがこのパッドの大きさに
比べて幅の狭い溝配線により構成されている半導体装置
の製造方法であって、 半導体基板上に層間絶縁膜を形成する工程と、 上記パッドに対応する部分における上記層間絶縁膜に、
上記パッドの大きさに比べて幅の狭い配線溝を形成する
工程と、 上記層間絶縁膜の全面に上記配線溝の上部を塞ぐように
導電膜を形成する工程と、 上記導電膜を高圧リフロー法により上記配線溝の内部に
埋め込む工程と、 上記配線溝の部分以外の部分の上記導電膜を化学機械研
磨法により除去することにより、上記パッドを構成する
上記溝配線を形成する工程とを有することを特徴とする
半導体装置の製造方法。 - 【請求項12】 上記溝配線がアルミニウム、銅、銀、
金またはこれらの合金からなることを特徴とする請求項
11記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項13】 配線のうち幅を広くする必要のある部
分が、この部分の幅に比べて幅の狭い溝配線により構成
された半導体装置の製造方法であって、 半導体基板上に層間絶縁膜を形成する工程と、 上記配線のうち幅を広くする必要のある部分に対応する
部分における上記層間絶縁膜に、上記配線のうち幅を広
くする必要のある部分の幅に比べて幅の狭い配線溝を形
成する工程と、 上記層間絶縁膜の全面に上記配線溝の上部を塞ぐように
導電膜を形成する工程と、 上記導電膜を高圧リフロー法により上記配線溝の内部に
埋め込む工程と、 上記配線溝の部分以外の部分の上記導電膜を化学機械研
磨法により除去することにより、上記幅を広くする必要
のある部分を構成する上記溝配線を形成する工程とを有
することを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項14】 上記溝配線がアルミニウム、銅、銀、
金またはこれらの合金からなることを特徴とする請求項
13記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項15】 ボンディングパッドの下方の領域の一
部に、上記ボンディングパッドの大きさに比べて幅の狭
い溝配線により構成されたパッド引き出し線が、上記ボ
ンディングパッドと重なるように設けらた半導体装置の
製造方法であって、 半導体基板上に層間絶縁膜を形成する工程と、 上記ボンディングパッドの下方の領域の一部に対応する
部分における上記層間絶縁膜に、上記ホンディングパッ
ドの大きさに比べて幅の狭い配線溝を形成する工程と、 上記層間絶縁膜の全面に上記配線溝の上部を塞ぐように
導電膜を形成する工程と、 上記導電膜を高圧リフロー法により上記配線溝の内部に
埋め込む工程と、 上記配線溝の部分以外の部分の上記導電膜を化学機械研
磨法により除去することにより、上記パッド引き出し線
を構成する上記溝配線を形成する工程と、 上記層間絶縁膜上に上記ボンディングパッドを形成する
工程とを有することを特徴とする半導体装置の製造方
法。 - 【請求項16】 上記配線がアルミニウム、銅、銀、金
またはこれらの合金からなることを特徴とする請求項1
5記載の半導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9225058A JPH1167763A (ja) | 1997-08-21 | 1997-08-21 | 半導体装置およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9225058A JPH1167763A (ja) | 1997-08-21 | 1997-08-21 | 半導体装置およびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1167763A true JPH1167763A (ja) | 1999-03-09 |
Family
ID=16823389
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9225058A Pending JPH1167763A (ja) | 1997-08-21 | 1997-08-21 | 半導体装置およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1167763A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001156070A (ja) * | 1999-11-22 | 2001-06-08 | Motorola Inc | 機械的ロバスト性のあるパッドインターフェースおよび方法 |
| KR100370238B1 (ko) * | 2000-10-20 | 2003-01-30 | 삼성전자 주식회사 | 반도체 소자의 본드패드 및 그 형성방법 |
| KR100390045B1 (ko) * | 2001-06-27 | 2003-07-04 | 주식회사 하이닉스반도체 | 반도체 소자의 패드 형성 방법 |
| US6921976B2 (en) | 2001-02-28 | 2005-07-26 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Semiconductor device including an island-like dielectric member embedded in a conductive pattern |
| JP2008235922A (ja) * | 2008-04-18 | 2008-10-02 | Nec Electronics Corp | 半導体装置、および半導体装置の製造方法 |
| JP2014197677A (ja) * | 2013-03-21 | 2014-10-16 | コミッサリア ア レネルジー アトミーク エ オ ゼネルジ ザルタナテイヴ | 封止方法及びそれに関連するデバイス |
-
1997
- 1997-08-21 JP JP9225058A patent/JPH1167763A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001156070A (ja) * | 1999-11-22 | 2001-06-08 | Motorola Inc | 機械的ロバスト性のあるパッドインターフェースおよび方法 |
| KR100370238B1 (ko) * | 2000-10-20 | 2003-01-30 | 삼성전자 주식회사 | 반도체 소자의 본드패드 및 그 형성방법 |
| US6921976B2 (en) | 2001-02-28 | 2005-07-26 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Semiconductor device including an island-like dielectric member embedded in a conductive pattern |
| KR100390045B1 (ko) * | 2001-06-27 | 2003-07-04 | 주식회사 하이닉스반도체 | 반도체 소자의 패드 형성 방법 |
| JP2008235922A (ja) * | 2008-04-18 | 2008-10-02 | Nec Electronics Corp | 半導体装置、および半導体装置の製造方法 |
| JP2014197677A (ja) * | 2013-03-21 | 2014-10-16 | コミッサリア ア レネルジー アトミーク エ オ ゼネルジ ザルタナテイヴ | 封止方法及びそれに関連するデバイス |
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