JPH116809A - 湿度センサおよびそれを用いた電子機器 - Google Patents

湿度センサおよびそれを用いた電子機器

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JPH116809A
JPH116809A JP9158370A JP15837097A JPH116809A JP H116809 A JPH116809 A JP H116809A JP 9158370 A JP9158370 A JP 9158370A JP 15837097 A JP15837097 A JP 15837097A JP H116809 A JPH116809 A JP H116809A
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JP
Japan
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humidity sensor
humidity
insulating substrate
conductive powder
added
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Application number
JP9158370A
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English (en)
Inventor
Shizuo Furuyama
静夫 古山
Shinji Tsukiji
信治 築地
Kiyoshi Ikeuchi
揮好 池内
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、VTR、ビデオカメラなどのAV
用電子機器やエアコンなどの空調用電子機器などに利用
される湿度センサに係り、1つのセンサで低湿から高
湿、結露状態まで検出可能なものを提供することを目的
とする。 【解決手段】 絶縁基板1上に対向するように電極2,
3を形成し、この電極2,3を含む絶縁基板1上に、特
定量のフッ素を含有した吸湿性エポキシ樹脂に硬化剤、
導電性粉末を分散させた感湿膜4を形成して構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、湿度変化を検出す
るとともに結露状態も検知が可能な湿度センサとそれを
用いた電子機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から結露センサおよび湿度センサは
ビデオテープレコーダ、ビデオカメラなどや空調用電子
機器などに広く採用されている。その目的は前者では結
露状態においてシリンダ回転の停止によるビデオテープ
の保護、後者では快適湿度保持のための湿度検出であ
り、各々に適した結露センサ、湿度センサが提案されて
いる。そのため、一つのセンサで結露状態の検知も可能
で、なおかつ低湿から高湿まで検出できる信頼性の高い
湿度センサが長い間要望されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】湿度センサは測定対象
領域、使用環境条件、応答性などにより、適合するセン
サが大きく異なるため、オールマイティーのセンサは現
在までのところ開発されていない。
【0004】本発明は上記課題を解決するために、測定
対象領域が30%RH〜結露状態まで拡大され且つ信頼
性に優れた湿度センサとその湿度センサを用いた電子機
器を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の湿度センサ用の
バインダシステムは親水基を有するモノマーとフッ素を
含有するモノマー及びグリシジル基を有するモノマーを
共重合させた吸湿性樹脂とエポキシ樹脂用硬化剤からな
るものである。このフッ素含有量を限定することによっ
てはじめて親水性と疎水性のバランスが精密に保たれ、
低湿から結露状態までを再現性よく検出することが可能
となる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて、添付の図面を用いて説明する。
【0007】(実施の形態)図1は本発明の湿度センサ
の一実施の形態を示す上面図、図2は同断面図である。
【0008】図1,図2において、1はセラミックなど
からなる絶縁基板、2,3は絶縁基板1上に相対向する
ように設けられた炭素からなる櫛形の電極、4はこの電
極2,3を形成した絶縁基板1上に形成された感湿膜
で、この感湿膜4はエポキシ基とフッ素を分子内に有す
る吸湿性樹脂に硬化剤を添加し、これに導電性粉末を分
散させた構成となっている。5,6は上記電極2,3に
接続されたリードである。
【0009】以上のように吸湿性樹脂に導電性粉末を分
散させた感湿膜4を用いることにより、吸湿性樹脂の湿
度変化による膨潤、収縮を分散された導電性粉末間の接
触抵抗、つまり電気抵抗の変化として検出するものであ
る。
【0010】上記構成で、感湿膜4の吸湿性樹脂として
特公昭62−22097号公報に記載されているように
親水基を有するビニルモノマーにエポキシ基を有するビ
ニルモノマーを共重合させるか、さらに疎水基を有する
ビニルモノマーを添加して共重合させて得られる吸湿性
樹脂が再現性、耐寿命性に優れていることが知られてい
る。さらに耐寿命性を向上させるためにエポキシ樹脂用
硬化剤が用いられる。
【0011】本発明者らは結露状態における小型軽量の
電子機器製品の保護、アメニティー空間の湿度制御など
と結露状態から30%RHという低湿まで一つの素子で
検出可能な湿度センサの開発を鋭意検討を続けた結果、
本発明に至ったものである。
【0012】その特徴は吸湿特性を要求特性である低湿
から結露までを検出可能たらしめるバインダ設計にあ
る。それは疎水性モノマーとしてフッ素を含有するモノ
マーを選び且つその1モル当たりの数を限定したことに
よるものである。その効果のメカニズムの詳細は未だ明
確ではないが、ポリマー中のフッ素の数とフッ素を中心
とする立体的な配座等の因子により水分子との相互作用
が低湿から高湿まで可能となり、結果として膨潤・収縮
が制御できたのではないかと考えられる。
【0013】本発明において使用される親水基を有する
モノマーとしては、吸湿性(メタ)アクリレート、吸湿
性(メタ)アクリルアミド類またはビニルピロリドン類
がある。ここで(メタ)アクリレートとはアクリレート
とメタアクリレートとを総称するものとし、(メタ)ア
クリルアミドとはアクリルアミドとメタアクリルアミド
とを総称するものとする。以下の具体的な化合物につい
ても同様とする。
【0014】吸湿性(メタ)アクリレートとしてはヒド
ロキシ低級アルキル(メタ)アクリレートまたはヒドロ
キシ低級アルコキシ(メタ)アクリレートなどがある。
【0015】前記化合物のうち好ましいビニルモノマー
としては、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレー
ト、ジエチレングリコールモノ(メタ)アクリレート、
2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、3−ヒ
ドロキシプロピル(メタ)アクリレート、トリエチレン
グリコールモノ(メタ)アクリレート、ジプロピレング
リコールモノ(メタ)アクリレートなどがある。ビニル
ピロリドン類としては、N−ビニルピロリドン、または
2−メチル−N−ビニルピロリドンなどがある。
【0016】エポキシ基を含むビニルモノマーとして
は、グリシジル(メタ)アクリレート、P−ビニルグリ
シジルベンゾエートなどがある。
【0017】フッ素を含有する(メタ)アクリレートと
しては一分子あたり2〜5個のフッ素を含有する化合
物、好ましくは3〜4個を有する化合物が選ばれる。2
未満であればフッ素の添加効果が見られない。反対に6
以上になるとフッ素の影響により結露状態での応答性が
著しく低下する。フッ素含有化合物として具体的にはト
リフルオロエチル(メタ)アクリレート、テトラフルオ
ロプロピル(メタ)アクリレート、ペンタフルオロプロ
ピル(メタ)アクリレートなどがあげられる。
【0018】可撓性を付与するために、他のモノマー例
えば、テトラヒドロフルフリル(メタ)アクリレート、
2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、ラウリル
(メタ)アクリレート、トリデシル(メタ)アクリレー
トなどの脂肪族(メタ)アクリレートを添加することも
可能である。
【0019】硬化剤としてはエポキシ樹脂用の硬化剤で
あれば基本的にはすべて使用可能である。好ましくは芳
香族ジアミン、例えば4,4’−ジアミノジフェニルメ
タン、脂肪族ジアミン、例えば1,12−ジアミノドデ
カンなどが用いられる。さらに芳香族ジアミンと脂肪族
ジアミンを併用してもよい。導電性粉末としては、アセ
チレンブラック、カーボンブラック、黒鉛、金粉や銀粉
などの金属粉、さらにはそれらの混合物を使用すること
ができる。
【0020】添加量は吸湿性樹脂に対して15〜40重
量部が望ましい。さらに好ましくは20〜30重量部が
選ばれる。15重量部未満では抵抗値が高くなり、十分
な再現性が得られにくい。逆に41重量部以上になると
抵抗値が低くなり、湿度変化に対する抵抗値変化の応答
性が低下する。
【0021】本発明の湿度センサは、上記組成の吸湿性
樹脂と硬化剤を溶剤に溶かし、その溶液に炭素または金
属などの導電性粉末を加えよく分散させた後、あらかじ
め絶縁基板1の上に設けられた櫛形の電極2,3の上に
積層し、加熱硬化させて製造される。このようにして得
られる湿度センサの電極2,3としては、導電性ペイン
トおよび通常の電極材料を使用することができる。
【0022】以下、本発明をさらに具体的な実施例を用
いて説明する。
【0023】
【実施例】
(実施例1)2−ヒドロキシエチルメタクリレート2
5.4g、トリフルオロエチルメタクリレート2.42
g、グリシジルメタクリレート1.85g、重合開始剤
としてアゾビスイソブチロニトリル0.24gをエチル
セロソルブ64.5gに溶解し、窒素気流中で80℃、
5時間加熱して共重合させた。メタノール−エーテル系
で再沈精製したあと、室温で減圧乾燥して白色ポリマー
を得た。この樹脂2gをエチルセロソルブ20gに溶解
し、導電性粉末として平均粒径40μmのアセチレンブ
ラック0.5gとベンジルアルコール7gを加えて三本
ロールで十分混練する。
【0024】次に硬化剤として4,4’−ジアミノジフ
ェニルメタン0.02gを必要最小限度のベンジルアル
コールに溶解した後上記混練物に加え、分散してペース
トとする。図1に示す櫛形炭素電極を形成したセラミッ
クの絶縁基板上に得られたペーストを塗布し、150℃
で30分加熱硬化させて湿度センサを作製した。
【0025】図3に湿度センサの感湿特性を示す。横軸
が相対湿度で縦軸が端子間抵抗値である。Aの曲線が実
施例1である。
【0026】(比較例1)実施例1においてトリフルオ
ロエチルメタクリレートをエチルメタクリレート1.4
8gに代える以外は同様にして湿度センサを作製した。
【0027】図3のB曲線が比較例1の感湿特性であ
る。 (実施例2)実施例1においてトリフルオロエチルメタ
クリレートをテトラフルオロプロピルメタクリレート
2.6gに代える以外は同様にして湿度センサを作製し
た。
【0028】(比較例2)実施例2においてテトラフル
オロプロピルメタクリレートをプロピルメタクリレート
1.66gに代える以外は同様にして湿度センサを作製
した。
【0029】次に実施例と比較例の各湿度センサの特性
を比較するために70%RHと30%RHにおける抵抗
値の比(R70/R30)を(表1)に示す。この値が
大きいほど低湿側の感湿特性が良好で湿度センサとして
優れているといえる。さらに60℃のスチームをあてて
端子間抵抗値が100kΩに達する時間を応答性としそ
の時間(秒)も(表1)に併せて示す。この値が小さい
程優れた結露センサである。
【0030】
【表1】
【0031】(表1)から明らかなように本発明の実施
例1,2のセンサは比較例1,2のセンサに対して応答
性では差は見られるものの殆ど遜色なく、感湿特性にお
いては格段に優れている。すなわち本発明のセンサは結
露センサとして優れた特性を有する湿度センサといえ
る。
【0032】
【発明の効果】以上のように本発明は、特定量のフッ素
を分子内に含有する吸湿性エポキシ樹脂を架橋硬化さ
せ、湿度センサとして用いることにより、低湿側から結
露状態までを1つのセンサで検出可能とするものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の湿度センサの一実施の形態を示す平面
【図2】同図1のX−X’線における断面図
【図3】同湿度センサの感湿特性を説明する特性図
【符号の説明】
1 絶縁基板 2,3 電極 4 感湿膜 5,6 リード

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁基板上に対向する電極を設け、この
    電極を含む絶縁基板上に親水基を有するモノマーとフッ
    素を含有するモノマー及びグリシジル基を有するモノマ
    ーを共重合させた吸湿性樹脂と硬化剤の混合物に導電性
    粉末を分散した感湿膜を形成した湿度センサ。
  2. 【請求項2】 フッ素を含有するモノマーが一分子あた
    り3〜4個のフッ素を含有することを特徴とする請求項
    1記載の湿度センサ。
  3. 【請求項3】 導電性粉末を吸湿性樹脂100重量部に
    対して、15〜40重量部含有させてなる請求項1記載
    の湿度センサ。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の湿度センサを用いた電子
    機器。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4816643A (en) * 1985-03-15 1989-03-28 Allied-Signal Inc. Glow plug having a metal silicide resistive film heater
US6806722B2 (en) 2001-12-07 2004-10-19 Samsung Electronics Co., Ltd. Polymer-type humidity sensor
US6951186B2 (en) * 2000-02-08 2005-10-04 Canon Kabushiki Kaisha Non-invasive environment history indicator for reusable device
JP2009128306A (ja) * 2007-11-27 2009-06-11 Nitto Denko Corp 物質検知センサ

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