JPH1168182A - 積層型圧電磁器アクチュエータ素子 - Google Patents
積層型圧電磁器アクチュエータ素子Info
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- JPH1168182A JPH1168182A JP9222276A JP22227697A JPH1168182A JP H1168182 A JPH1168182 A JP H1168182A JP 9222276 A JP9222276 A JP 9222276A JP 22227697 A JP22227697 A JP 22227697A JP H1168182 A JPH1168182 A JP H1168182A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 アクチュエータ素子100の駆動時に発生す
る内部応力の集中を緩和し、繰り返し駆動における信頼
性を向上させる。 【解決手段】 内部電極層1a、1bの角部6が、内部
電極層1a、1bの角部6を直角であると仮定した場合
の内部電極層1a、1bの矩形の短い方の1辺に対し
0.066倍以上の曲率を有する構成であるので、積層
型圧電磁器アクチュエータ素子100の駆動時の応力集
中による剪断応力を軽減することが可能で、繰り返し駆
動寿命の向上効果がある。
る内部応力の集中を緩和し、繰り返し駆動における信頼
性を向上させる。 【解決手段】 内部電極層1a、1bの角部6が、内部
電極層1a、1bの角部6を直角であると仮定した場合
の内部電極層1a、1bの矩形の短い方の1辺に対し
0.066倍以上の曲率を有する構成であるので、積層
型圧電磁器アクチュエータ素子100の駆動時の応力集
中による剪断応力を軽減することが可能で、繰り返し駆
動寿命の向上効果がある。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、積層型圧電磁器ア
クチュエータ素子の繰り返し駆動時における、信頼性の
高い積層型圧電磁器アクチュエータ素子に関するもので
ある。
クチュエータ素子の繰り返し駆動時における、信頼性の
高い積層型圧電磁器アクチュエータ素子に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図2は従来の積層型圧電磁器アクチュエ
ータ素子に関するものであり、(A)は積層手順を示す
斜視図、(B)は積層焼成後の構成を示す斜視図、
(C)は(B)中の断面V−Vを示す断面構成図、
(D)は(C)中のVI部分の構成を示す拡大断面図であ
る。
ータ素子に関するものであり、(A)は積層手順を示す
斜視図、(B)は積層焼成後の構成を示す斜視図、
(C)は(B)中の断面V−Vを示す断面構成図、
(D)は(C)中のVI部分の構成を示す拡大断面図であ
る。
【0003】また、図3は別のタイプの従来の積層型圧
電磁器アクチュエータ素子に関するものであり、(A)
は積層手順を示す斜視図、(B)は積層焼成後の構成を
示す斜視図、(C)は(B)中の断面V−Vを示す断面
構成図である。従来から、積層型圧電磁器アクチュエー
タ素子100は圧電体層5と内部電極層1a、1bが交
互に積層されており、大別して図2に示すように圧電体
層5と内部電極層1a、1bの大きさが等しく、電気泳
動等の手法で絶縁物7を形成し外部もしくは内部的な絶
縁を維持する構造のものと、図3に示すように圧電体層
5よりも全ての辺が小さく形成された内部電極層1a、
1bを交互に積層し、対向した外部電極4に内部電極層
1a、1bが互い違いに接続されることで、内部電極層
1a、1bが接続されていない、対向する他の外部電極
4から離れて配置されることで外部との絶縁を維持する
構造のものがあった。
電磁器アクチュエータ素子に関するものであり、(A)
は積層手順を示す斜視図、(B)は積層焼成後の構成を
示す斜視図、(C)は(B)中の断面V−Vを示す断面
構成図である。従来から、積層型圧電磁器アクチュエー
タ素子100は圧電体層5と内部電極層1a、1bが交
互に積層されており、大別して図2に示すように圧電体
層5と内部電極層1a、1bの大きさが等しく、電気泳
動等の手法で絶縁物7を形成し外部もしくは内部的な絶
縁を維持する構造のものと、図3に示すように圧電体層
5よりも全ての辺が小さく形成された内部電極層1a、
1bを交互に積層し、対向した外部電極4に内部電極層
1a、1bが互い違いに接続されることで、内部電極層
1a、1bが接続されていない、対向する他の外部電極
4から離れて配置されることで外部との絶縁を維持する
構造のものがあった。
【0004】前者はその構造上、圧電体面の全てが有効
駆動層となり、駆動時に局部的な応力集中が少ないた
め、繰り返し駆動における信頼性が高い反面、図2
(D)に示すように電極材料が駆動時の電界に誘起され
て前記の絶縁物7内へ移動するいわゆるマイグレーショ
ンによる絶縁低下が問題となる。後者は圧電体層5によ
って高い絶縁性を持つ反面、圧電体面の中で電界印加に
より駆動する有効駆動層部分(内部電極層1a、1bに
接し積層方向に重なり合う部分)と、駆動しない無効駆
動層部分(重なり合わない部分)とが存在するため、素
子100の中心部よりも表層部に、単層内では内部電極
印刷部の境界部分、特に角部6に駆動に伴う応力の集中
が起こり、繰り返し駆動により素子100は破壊され
る。
駆動層となり、駆動時に局部的な応力集中が少ないた
め、繰り返し駆動における信頼性が高い反面、図2
(D)に示すように電極材料が駆動時の電界に誘起され
て前記の絶縁物7内へ移動するいわゆるマイグレーショ
ンによる絶縁低下が問題となる。後者は圧電体層5によ
って高い絶縁性を持つ反面、圧電体面の中で電界印加に
より駆動する有効駆動層部分(内部電極層1a、1bに
接し積層方向に重なり合う部分)と、駆動しない無効駆
動層部分(重なり合わない部分)とが存在するため、素
子100の中心部よりも表層部に、単層内では内部電極
印刷部の境界部分、特に角部6に駆動に伴う応力の集中
が起こり、繰り返し駆動により素子100は破壊され
る。
【0005】この問題を解決するために、例えば特開平
7−30165は最上層及び最下層の近傍の内部電極面
積を他の部分の内部電極面積の50%以下にすることに
より、最上層及び最下層の近傍での応力集中を回避する
方法を開示している。
7−30165は最上層及び最下層の近傍の内部電極面
積を他の部分の内部電極面積の50%以下にすることに
より、最上層及び最下層の近傍での応力集中を回避する
方法を開示している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところがこの方法だと
圧電効果に伴う発生力が低下し、アクチュエータとして
の駆動力が不足する。また、この特開平7−30165
は内部電極パターンに孔を設けているが、前記応力集中
は有効駆動層と無効駆動層の境界部分、特に内部電極の
角部付近で起こるのだから、アクチュエータ素子の最上
層及び最下層の近傍以外の点における応力集中に対する
対策とはなっていない。
圧電効果に伴う発生力が低下し、アクチュエータとして
の駆動力が不足する。また、この特開平7−30165
は内部電極パターンに孔を設けているが、前記応力集中
は有効駆動層と無効駆動層の境界部分、特に内部電極の
角部付近で起こるのだから、アクチュエータ素子の最上
層及び最下層の近傍以外の点における応力集中に対する
対策とはなっていない。
【0007】本発明はこのような状況を鑑み、アクチュ
エータ素子100の駆動時に発生する内部応力の集中を
緩和し、繰り返し駆動における信頼性を向上させること
を目的とする。
エータ素子100の駆動時に発生する内部応力の集中を
緩和し、繰り返し駆動における信頼性を向上させること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明は請求項1に記載の構成を採用する。請求項
1によれば、内部電極層の角部が、内部電極層の角部を
直角であると仮定した場合の内部電極層の矩形の短い方
の1辺に対し0.066倍以上の曲率を有する構成であ
るので、積層型圧電磁器アクチュエータ素子の駆動時の
応力集中による剪断応力を軽減することが可能で、繰り
返し駆動寿命の向上効果がある。
に、本発明は請求項1に記載の構成を採用する。請求項
1によれば、内部電極層の角部が、内部電極層の角部を
直角であると仮定した場合の内部電極層の矩形の短い方
の1辺に対し0.066倍以上の曲率を有する構成であ
るので、積層型圧電磁器アクチュエータ素子の駆動時の
応力集中による剪断応力を軽減することが可能で、繰り
返し駆動寿命の向上効果がある。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は本発明の積層型圧電磁器ア
クチュエータ素子に関するものであり、(A)は積層手
順を示す斜視図、(B)は積層焼成後の構成を示す斜視
図、(C)は(B)中の断面V−Vを示す断面構成図で
ある。図1(A)に示すように、上部に1枚ないしは複
数の絶縁層をなす上部ダミー層2を配置し、内部電極層
1a、1bを交互に積層して所望の厚さに積層し、図1
(B)に示すように、焼成後内部電極に互い違いに接続
するように外部電極4を形成しアクチュエータ素子10
0を得る。この際、下部に0枚ないしは複数のダミー層
3を配置する。下部ダミー層3が0枚でもよいのは、内
部電極が片面印刷であるから、0枚でも絶縁が維持され
るからである。得られたアクチュエータ素子100の図
1(B)中の断面V−Vを示す断面構成図を図1(C)
に示す。
クチュエータ素子に関するものであり、(A)は積層手
順を示す斜視図、(B)は積層焼成後の構成を示す斜視
図、(C)は(B)中の断面V−Vを示す断面構成図で
ある。図1(A)に示すように、上部に1枚ないしは複
数の絶縁層をなす上部ダミー層2を配置し、内部電極層
1a、1bを交互に積層して所望の厚さに積層し、図1
(B)に示すように、焼成後内部電極に互い違いに接続
するように外部電極4を形成しアクチュエータ素子10
0を得る。この際、下部に0枚ないしは複数のダミー層
3を配置する。下部ダミー層3が0枚でもよいのは、内
部電極が片面印刷であるから、0枚でも絶縁が維持され
るからである。得られたアクチュエータ素子100の図
1(B)中の断面V−Vを示す断面構成図を図1(C)
に示す。
【0010】この実施形態の積層型圧電磁器アクチュエ
ータ素子100は、圧電体層5間に設置された内部電極
層1a、1bと、互い違いの内部電極層1a、1bと各
々導通する対向する外部電極4を備え、内部電極層1
a、1bが圧電体層5よりも小さいために外部電極4の
2極間以外の外部との絶縁を維持する構造の積層型圧電
磁器アクチュエータ素子100において、全ての内部電
極層1a、1bが、その形状中の角部6に、前記内部電
極層1a、1bの角部6が直角であると仮定した場合の
内部電極層1a、1bの矩形の短い方の一辺に対し0.
066倍以上の曲率を付けることにより、駆動時に応力
集中の著しい角部6の厚み方向における応力集中を緩和
し、信頼性を向上させている。
ータ素子100は、圧電体層5間に設置された内部電極
層1a、1bと、互い違いの内部電極層1a、1bと各
々導通する対向する外部電極4を備え、内部電極層1
a、1bが圧電体層5よりも小さいために外部電極4の
2極間以外の外部との絶縁を維持する構造の積層型圧電
磁器アクチュエータ素子100において、全ての内部電
極層1a、1bが、その形状中の角部6に、前記内部電
極層1a、1bの角部6が直角であると仮定した場合の
内部電極層1a、1bの矩形の短い方の一辺に対し0.
066倍以上の曲率を付けることにより、駆動時に応力
集中の著しい角部6の厚み方向における応力集中を緩和
し、信頼性を向上させている。
【0011】この実施形態の積層型圧電磁器アクチュエ
ータ素子100においては、例えば積層電子部品製造法
の一つであるドクターブレード法を用いて製造した場
合、曲率をつけたスクリーンパターンを用いて内部電極
層1a、1bを形成し、焼成することにより内部電極層
1a、1bの角部6に曲率を付けることができる。前記
工程で、曲率を付けないスクリーンパターンを用いても
焼成により微視的な曲率は付与されるが、このような小
さい曲率ではアクチュエータ素子100駆動時の内部応
力は、特に内部電極層1a、1bの角部6付近の内部電
極層1a、1bに接し積層方向に重なり合う有効駆動層
と重なり合わない無効駆動層を分かつ微小の境界ないし
は点に集中しアクチュエータ素子100の信頼性は向上
しないし、本発明の効果も得られない。
ータ素子100においては、例えば積層電子部品製造法
の一つであるドクターブレード法を用いて製造した場
合、曲率をつけたスクリーンパターンを用いて内部電極
層1a、1bを形成し、焼成することにより内部電極層
1a、1bの角部6に曲率を付けることができる。前記
工程で、曲率を付けないスクリーンパターンを用いても
焼成により微視的な曲率は付与されるが、このような小
さい曲率ではアクチュエータ素子100駆動時の内部応
力は、特に内部電極層1a、1bの角部6付近の内部電
極層1a、1bに接し積層方向に重なり合う有効駆動層
と重なり合わない無効駆動層を分かつ微小の境界ないし
は点に集中しアクチュエータ素子100の信頼性は向上
しないし、本発明の効果も得られない。
【0012】本発明により得られるアクチュエータ素子
100は、その内部電極層1a、1bの角部6付近の有
効駆動層と無効駆動層の境界部分の総延長距離が大きく
なることで、駆動時に発生した内部応力が分散し、駆動
時、とりわけ繰り返し駆動時の信頼性を向上させること
ができる。なお、本発明の効果が得られる内部電極層1
a、1bの角部6の曲率の大きさは、アクチュエータ素
子100に使用する圧電材料の弾性定数、圧電定数、駆
動電圧等により異なるが前記請求項1に示した範囲であ
れば本発明の効果が得られる。但し、どれだけ大きな曲
率をとっても矩形の短い方の一辺に対し0.5倍以上の
曲率は付かないので、もとの内部電極層1a、1bを正
方形と仮定しても内部電極層1a、1bの重なりの面積
の大きさは正方形の面積の0.785倍なので発生力の
低下も少ない。例えば矩形の短い方の一辺に対し曲率の
大きさ0.066倍の場合内部電極層1a、1bの面積
の大きさは対策前の約99.6%であり、以下の実施例
でも示すが発生力はもちろんアクチュエータ素子100
としての変位量の低下は皆無に等しい。
100は、その内部電極層1a、1bの角部6付近の有
効駆動層と無効駆動層の境界部分の総延長距離が大きく
なることで、駆動時に発生した内部応力が分散し、駆動
時、とりわけ繰り返し駆動時の信頼性を向上させること
ができる。なお、本発明の効果が得られる内部電極層1
a、1bの角部6の曲率の大きさは、アクチュエータ素
子100に使用する圧電材料の弾性定数、圧電定数、駆
動電圧等により異なるが前記請求項1に示した範囲であ
れば本発明の効果が得られる。但し、どれだけ大きな曲
率をとっても矩形の短い方の一辺に対し0.5倍以上の
曲率は付かないので、もとの内部電極層1a、1bを正
方形と仮定しても内部電極層1a、1bの重なりの面積
の大きさは正方形の面積の0.785倍なので発生力の
低下も少ない。例えば矩形の短い方の一辺に対し曲率の
大きさ0.066倍の場合内部電極層1a、1bの面積
の大きさは対策前の約99.6%であり、以下の実施例
でも示すが発生力はもちろんアクチュエータ素子100
としての変位量の低下は皆無に等しい。
【0013】
【実施例】以下この発明の実施形態に具体的な数値を当
てはめて作成した実施例を示して詳しく説明する。但
し、本発明はこれらの実施例により何ら限定されるもの
ではない。〔実施例1〕 圧電材料の原料を所望の組成
比に混合し、ドクターブレード法により磁器グリーンシ
ートを得た。その後、図1(A)に示すようにグリーン
シート上にスクリーン印刷法により導電性ペーストの内
部電極層1a、1bを形成した。この時、内部電極層1
a、1bの形状は、角部6に半径0.4mmの曲率をつ
けた、内部電極層1a、1bの角部6が直角であると仮
定したときの一辺の長さ6.0mmの正方形とした。こ
の後内部電極層1a、1bが交互に露出するように交互
に位置をずらしつつ積層し、脱脂、焼成して図1(B)
に示すような積層型圧電磁器アクチュエータ素子100
を得た。得られた焼成後のアクチュエータ素子100は
上面投影寸法が5×5mm、厚さ2mm、内部電極層1
a、1bの角部6の曲率半径0.3mm、1辺の長さ
4.5mmの正方形であった。
てはめて作成した実施例を示して詳しく説明する。但
し、本発明はこれらの実施例により何ら限定されるもの
ではない。〔実施例1〕 圧電材料の原料を所望の組成
比に混合し、ドクターブレード法により磁器グリーンシ
ートを得た。その後、図1(A)に示すようにグリーン
シート上にスクリーン印刷法により導電性ペーストの内
部電極層1a、1bを形成した。この時、内部電極層1
a、1bの形状は、角部6に半径0.4mmの曲率をつ
けた、内部電極層1a、1bの角部6が直角であると仮
定したときの一辺の長さ6.0mmの正方形とした。こ
の後内部電極層1a、1bが交互に露出するように交互
に位置をずらしつつ積層し、脱脂、焼成して図1(B)
に示すような積層型圧電磁器アクチュエータ素子100
を得た。得られた焼成後のアクチュエータ素子100は
上面投影寸法が5×5mm、厚さ2mm、内部電極層1
a、1bの角部6の曲率半径0.3mm、1辺の長さ
4.5mmの正方形であった。
【0014】〔実施例2〕 スクリーン印刷により形成
された内部電極層1a、1bの角部6が曲率半径0.8
mmであること以外は実施例1と同一である。この時得
られた焼成後のアクチュエータ素子100は上面投影寸
法が5×5mm、厚さ2mm、内部電極層1a、1bの
角部6の曲率半径0.6mm、1辺の長さ4.5mmの
正方形であった。
された内部電極層1a、1bの角部6が曲率半径0.8
mmであること以外は実施例1と同一である。この時得
られた焼成後のアクチュエータ素子100は上面投影寸
法が5×5mm、厚さ2mm、内部電極層1a、1bの
角部6の曲率半径0.6mm、1辺の長さ4.5mmの
正方形であった。
【0015】〔実施例3〕 スクリーン印刷により形成
された内部電極層1a、1bの角部6が曲率半径1.2
mmであること以外は実施例1と同一である。この時得
られた焼成後のアクチュエータ素子100は上面投影寸
法が5×5mm、厚さ2mm、内部電極層1a、1bの
角部6の曲率半径0.9mm、1辺の長さ4.5mmの
正方形であった。
された内部電極層1a、1bの角部6が曲率半径1.2
mmであること以外は実施例1と同一である。この時得
られた焼成後のアクチュエータ素子100は上面投影寸
法が5×5mm、厚さ2mm、内部電極層1a、1bの
角部6の曲率半径0.9mm、1辺の長さ4.5mmの
正方形であった。
【0016】〔比較例1〕 スクリーン印刷により形成
された内部電極層1a、1bの角部6が曲率半径0mm
であること以外は実施例1と同一である。この時得られ
たアクチュエータ素子100は上面投影寸法が5×5m
m、厚さ2mm、内部電極層1a、1bの角部6の曲率
半径0.1mm、1辺の長さ4.5mmの正方形であっ
た。
された内部電極層1a、1bの角部6が曲率半径0mm
であること以外は実施例1と同一である。この時得られ
たアクチュエータ素子100は上面投影寸法が5×5m
m、厚さ2mm、内部電極層1a、1bの角部6の曲率
半径0.1mm、1辺の長さ4.5mmの正方形であっ
た。
【0017】〔比較例2〕 スクリーン印刷により形成
された内部電極層1a、1bの角部6が曲率半径0.1
mmであること以外は実施例1と同一である。この時得
られたアクチュエータ素子100は上面投影寸法が5×
5mm、厚さ2mm、内部電極層1a、1bの角部6の
曲率半径0.2mm、一辺の長さ4.5mmの正方形で
あった。
された内部電極層1a、1bの角部6が曲率半径0.1
mmであること以外は実施例1と同一である。この時得
られたアクチュエータ素子100は上面投影寸法が5×
5mm、厚さ2mm、内部電極層1a、1bの角部6の
曲率半径0.2mm、一辺の長さ4.5mmの正方形で
あった。
【0018】これらの実施例及び比較例についてアクチ
ュエータ素子100の特性評価実験をおこなった。これ
らから得られたアクチュエータ素子100の初期変位量
を測定した実験結果を表1に示す。表1に示すように、
本発明の対策をおこなった場合と、おこなわなかった場
合とで変位量に有意差はなかった。なお、駆動電圧は1
00Vで実験をおこなった。
ュエータ素子100の特性評価実験をおこなった。これ
らから得られたアクチュエータ素子100の初期変位量
を測定した実験結果を表1に示す。表1に示すように、
本発明の対策をおこなった場合と、おこなわなかった場
合とで変位量に有意差はなかった。なお、駆動電圧は1
00Vで実験をおこなった。
【0019】更に、得られたアクチュエータ素子100
の駆動時発生力として初期発生力を測定した結果を表2
に示す。表2に示すように、本発明の対策をおこなった
場合と、おこなわなかった場合とで発生力に有意差はな
かった。なお、駆動電圧は100Vで実験をおこなっ
た。前記初期特性を測定した後、アクチュエータ素子1
00の繰り返し駆動耐久試験をおこなった結果である破
壊に至るまでの駆動回数を表3に示す。表3に示すよう
に本発明の対策をおこなうことによって、繰り返し駆動
による寿命が概ね2倍以上となる。なお、駆動電圧は1
00V、繰り返し周波数は250Hzで実験をおこなっ
た。
の駆動時発生力として初期発生力を測定した結果を表2
に示す。表2に示すように、本発明の対策をおこなった
場合と、おこなわなかった場合とで発生力に有意差はな
かった。なお、駆動電圧は100Vで実験をおこなっ
た。前記初期特性を測定した後、アクチュエータ素子1
00の繰り返し駆動耐久試験をおこなった結果である破
壊に至るまでの駆動回数を表3に示す。表3に示すよう
に本発明の対策をおこなうことによって、繰り返し駆動
による寿命が概ね2倍以上となる。なお、駆動電圧は1
00V、繰り返し周波数は250Hzで実験をおこなっ
た。
【0020】
【表1】 初期変位量(μm)
【0021】
【表2】 初期発生力(N/cm2 )
【0022】
【表3】 破壊に至るまでの駆動回数(×108 回) 図4は内部電極層1a、1bに接し積層方向に重なり合
う有効駆動層と重なり合わない無効駆動層の境界部に生
ずる剪断応力を求めるための解析モデルについての解析
結果を示すグラフである。図4より、内部電極層1a、
1bの各々の短い方の一辺の長さに対する曲率が0.0
44倍、すなわち比較例2の場合の剪断応力は比較例1
に対し約2分の1に、曲率が0.066倍、すなわち実
施例1の場合は剪断応力は約3分の1になることが分か
る。但し、前述の特性評価実験の結果から、表3に示す
ように繰り返し駆動寿命の向上効果がみられるのは、曲
率が0.066倍以上の場合である。
う有効駆動層と重なり合わない無効駆動層の境界部に生
ずる剪断応力を求めるための解析モデルについての解析
結果を示すグラフである。図4より、内部電極層1a、
1bの各々の短い方の一辺の長さに対する曲率が0.0
44倍、すなわち比較例2の場合の剪断応力は比較例1
に対し約2分の1に、曲率が0.066倍、すなわち実
施例1の場合は剪断応力は約3分の1になることが分か
る。但し、前述の特性評価実験の結果から、表3に示す
ように繰り返し駆動寿命の向上効果がみられるのは、曲
率が0.066倍以上の場合である。
【0023】これらの解析例、実施例から明らかなよう
に、本発明の構造を有するアクチュエータ素子100
は、前記剪断応力を軽減することが可能で繰り返し駆動
寿命の向上効果がある。
に、本発明の構造を有するアクチュエータ素子100
は、前記剪断応力を軽減することが可能で繰り返し駆動
寿命の向上効果がある。
【図1】本発明の積層型圧電磁器アクチュエータ素子に
関するものであり、(A)は積層手順を示す斜視図、
(B)は積層焼成後の構成を示す斜視図、(C)は
(B)中の断面V−Vを示す断面構成図である。
関するものであり、(A)は積層手順を示す斜視図、
(B)は積層焼成後の構成を示す斜視図、(C)は
(B)中の断面V−Vを示す断面構成図である。
【図2】従来の積層型圧電磁器アクチュエータ素子に関
するものであり、(A)は積層手順を示す斜視図、
(B)は積層焼成後の構成を示す斜視図、(C)は
(B)中の断面V−Vを示す断面構成図、(D)は
(C)中のVI部分の構成を示す拡大断面図である。
するものであり、(A)は積層手順を示す斜視図、
(B)は積層焼成後の構成を示す斜視図、(C)は
(B)中の断面V−Vを示す断面構成図、(D)は
(C)中のVI部分の構成を示す拡大断面図である。
【図3】別のタイプの従来の積層型圧電磁器アクチュエ
ータ素子に関するものであり、(A)は積層手順を示す
斜視図、(B)は積層焼成後の構成を示す斜視図、
(C)は(B)中の断面V−Vを示す断面構成図であ
る。
ータ素子に関するものであり、(A)は積層手順を示す
斜視図、(B)は積層焼成後の構成を示す斜視図、
(C)は(B)中の断面V−Vを示す断面構成図であ
る。
【図4】内部電極層1a、1bに接する有効駆動層と接
しない無効駆動層の境界部に生ずる剪断応力を求めるた
めの解析モデルについての解析結果を示すグラフであ
る。
しない無効駆動層の境界部に生ずる剪断応力を求めるた
めの解析モデルについての解析結果を示すグラフであ
る。
1a、1b 内部電極層 4 外部電極 5 圧電体層 6 角部 100 積層型圧電磁器アクチュエータ
Claims (1)
- 【請求項1】 圧電体層と、該圧電体層よりも全ての辺
が小さく形成された内部電極層を交互に積層し、対向し
た外部電極に内部電極層が互い違いに接続され、該内部
電極層が接続されていない、対向する他の前記外部電極
から離れているために外部との絶縁を維持する構成の積
層型圧電磁器アクチュエータ素子であって、前記内部電
極層の角部が、前記内部電極層の角部を直角であると仮
定した場合の内部電極層の矩形の短い方の1辺に対し
0.066倍以上の曲率を有することを特徴とする積層
型圧電磁器アクチュエータ素子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9222276A JPH1168182A (ja) | 1997-08-19 | 1997-08-19 | 積層型圧電磁器アクチュエータ素子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9222276A JPH1168182A (ja) | 1997-08-19 | 1997-08-19 | 積層型圧電磁器アクチュエータ素子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1168182A true JPH1168182A (ja) | 1999-03-09 |
Family
ID=16779846
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9222276A Withdrawn JPH1168182A (ja) | 1997-08-19 | 1997-08-19 | 積層型圧電磁器アクチュエータ素子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1168182A (ja) |
-
1997
- 1997-08-19 JP JP9222276A patent/JPH1168182A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20041102 |