JPH1168251A - 半導体素子、半導体発光素子およびその製造方法 - Google Patents

半導体素子、半導体発光素子およびその製造方法

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JPH1168251A
JPH1168251A JP22783397A JP22783397A JPH1168251A JP H1168251 A JPH1168251 A JP H1168251A JP 22783397 A JP22783397 A JP 22783397A JP 22783397 A JP22783397 A JP 22783397A JP H1168251 A JPH1168251 A JP H1168251A
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semiconductor
layer
semiconductor layer
compound semiconductor
etching
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JP22783397A
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Shigeo Yoshii
重雄 吉井
Satoshi Kamiyama
智 上山
Yoichi Sasai
洋一 佐々井
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特にII−VI族化合物半導体を用いた半導体レ
ーザ素子において、新規なエッチングストップ層を用い
てリッジ形状の制御性を高め、高精度かつ低損傷の素子
構造とその製造方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 第一のクラッド層206と第二のクラッ
ド層208の間にZnSSeTe混晶からなるエッチン
グストップ層207を設けることにより、第二クラッド
層をエッチングする際に十分なエッチング選択比を得る
ことができる。その結果、電流阻止層212と光ガイド
層205cの間の距離を精密に制御するとともに結晶へ
の損傷を抑制することができ、結果としてII−VI族化合
物半導体を用いた半導体レーザ素子の特性を向上するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体素子およびそ
の製造方法に関するものであり、特にII−VI族化合物半
導体から構成されるレーザ素子およびその製造方法、ま
たこれを用いた光ディスク装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】II-VI族化合物半導体は、短波長光デバ
イスを実現する材料として期待されている。従来のII-V
I族化合物半導体を用いた半導体レーザ素子としては、
利得導波型のストライプ電極構造が提案されている(例
えばアプライド・フィジックス・レターズ1991年5
9巻1272頁)。これはストライプ電極下部の高利得
領域に沿って光が増幅されて発振に至るタイプのレーザ
である。
【0003】しかし、ストライプ電極構造の半導体レー
ザにあっては以下の問題が存在した。1つ目は、ストラ
イプ電極に注入した電流が、このストライプ電極の下部
以外の領域まで広がるため注入効率が低下し、電流−光
強度特性等のレーザ特性が低いという問題である。2つ
目は、注入電流を増加すると高次の導波モードで発振し
てしまい、安定な基本モードでの発振を維持するのが困
難という問題である。
【0004】そこでこれらの問題を解決する手段として
屈折率導波型の素子が提案されている。これらは素子に
ストライプ状のリッジを形成し、リッジ部分に注入電流
を閉じ込め、さらにリッジの内部と外部に屈折率差をつ
けて導波光を閉じ込めるものである。従来、リッジ領域
の形成にはイオンミリングやドライエッチング等のプロ
セスを用い、エッチング時間を制御することによりエッ
チング深さ、すなわちリッジ部の高さを制御していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】リッジ部の高さは、レ
ーザ素子の電気的および光学的特性を決定する重要なパ
ラメータであり、特に屈折率導波型素子では厳密な制御
が要求される。しかし、従来のようなエッチング時間に
よる制御では、エッチング条件の変動やエッチング被処
理材であるウエハの面内分布によりエッチング速度に変
動が生じ、エッチング深さにばらつきがあった。また、
ドライプロセスによるエッチングではエッチング処理面
に、衝突するイオンやプラズマによる物理的損傷(ダメ
ージ)が発生し、結晶品質が劣化する問題があった。溶
液を用いたウエットエッチングではダメージは伴わない
が、エッチング速度の変動や面内分布がさらに大きくな
るので、屈折率導波型素子のリッジ形成への適用は極め
て困難であった。このような問題が生じるのは、II-VI
族化合物半導体を選択エッチングするのに適切なエッチ
ングストップ層が確立されていなかったからである。
【0006】これに対して、最近ZnCdS(特開平9-10263
0)や、CdZnMgSSe(特開平7-202346)を用いたエッチン
グストップ層が提案されているが、何れもエッチング被
処理材とエッチングストップ層のエッチング速度比(選
択比)が十分でなく、またエッチング後の表面平坦性が
劣化する問題があった。
【0007】上述のように、従来のII-VI族化合物半導
体系の半導体素子では、II-VI族化合物半導体を選択エ
ッチングするのに適切なエッチングストップ層が確立さ
れていないという問題があったため、高精度で低損傷の
構造が要求される屈折率導波型半導体レーザ素子をはじ
めとする特性の良いII-VI族化合物半導体系の半導素子
を再現性良く得ることが困難であった。
【0008】そこで本発明は前記従来技術の課題を解決
すべく、新規なエッチングストップ層を用いた高精度か
つ高品質の新規な半導体素子および、その製造方法を提
供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明の半導体素子は、II−VI族化合物半導体を構
成するVI族元素として少なくともTeを含むII-VI族化合
物半導体からなる第1の半導体層と、第1の半導体層上
に設けられたIII−V族化合物半導体またはTeを含まない
かTeを含むが第1の半導体層に比べTe組成が少ないII-V
I族化合物半導体からなる第2の半導体層とを有し、第
2の半導体層の一部に第1の半導体層に到る開口部が設
けられている構成となっている。
【0010】また本発明の半導体素子は、II−VI族化合
物半導体を構成するVI族元素として少なくともTeを含む
II-VI族化合物半導体からなる第1の半導体層が基板上
に設けられ、基板から第1の半導体層に到るまで、基板
の一部を除去するように設けられた開口部を有する構成
となっている。
【0011】また本発明の半導体発光素子は、II−VI族
化合物半導体により構成される活性層および活性層の上
部と下部に設けられた光ガイド層とを有するダブルヘテ
ロ接合部と、ダブルヘテロ接合部上に直接、または第一
のクラッド層を介して設けられたII−VI族化合物半導体
を構成するVI族元素として少なくともTeを含むII-VI族
化合物半導体からなる第1の半導体層により構成された
エッチングストップ層と、エッチングストップ層上に設
けられたTeを含まないかTeを含むが第1の半導体層に比
べTe組成が少ないII-VI族化合物半導体からなる第2の
半導体層により構成されたストライプ状の第二のクラッ
ド層とを有する構成となっている。
【0012】さらに本発明の半導体発光素子は、II−VI
族化合物半導体により構成される活性層および活性層の
上部と下部に設けられた光ガイド層とを有するダブルヘ
テロ接合部と、ダブルヘテロ接合部上に直接、または第
一のクラッド層を介して設けられたII−VI族化合物半導
体を構成するVI族元素として少なくともTeを含むII-VI
族化合物半導体からなる第1の半導体層により構成する
エッチングストップ層と、Teを含まないかTeを含むが第
1の半導体層に比べTe組成が少ないII-VI族化合物半導
体からなる第2の半導体層により構成されるとともにス
トライプ状の開口部を有する電流狭窄層と、開口部に設
けられた第二のクラッド層とを有する構成となってい
る。
【0013】また本発明の半導体発光素子は、基板上に
設けられた面発光型の半導体発光素子であり、発光層が
II−VI族化合物半導体により構成され、基板と発光層の
間にII−VI族化合物半導体を構成するVI族元素として少
なくともTeを含むII-VI族化合物半導体からなる第1の
半導体層が設けられ、基板から第1の半導体層に到るま
でまで、基板の一部を除去するように設けられた開口部
を有する構成となっている。
【0014】また本発明の半導体素子の製造方法は、II
−VI族化合物半導体を構成するVI族元素として少なくと
もTeを含むII-VI族化合物半導体からなる第1の半導体
層を形成する工程と、第1の半導体層上にIII−V族化合
物半導体またはTeを含まないかTeを含むが第1の半導体
層に比べTe組成が少ないII-VI族化合物半導体からなる
第2の半導体層を形成する工程と、第1の半導体層をエ
ッチングストップ層として用いて第2の半導体層を選択
的にエッチングする工程とを有する構成となっている。
【0015】さらに本発明の半導体素子の製造方法は、
基板上にII−VI族化合物半導体を構成するVI族元素とし
て少なくともTeを含むII-VI族化合物半導体からなる第
1の半導体層を形成する工程と、第1の半導体層をエッ
チングストップ層として用いて基板から第1の半導体層
までの領域を選択的にエッチングする工程とを有する構
成となっている。
【0016】さらに本発明の半導体素子の製造方法は、
基板上にII−VI族化合物半導体を構成するVI族元素とし
て少なくともTeを含むII-VI族化合物半導体からなる第
1の半導体層を形成する工程と、Teを含まないかTeを含
むが第1の半導体層に比べTe組成が少ないII-VI族化合
物半導体を残して第1の半導体層を選択的にエッチング
する工程とを有する構成となっている。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明によれば、新規なエッチン
グストップ層を用いた高精度かつ高品質のII−VI族化合
物半導体素子を実現できる。本発明者等の研究によれ
ば、II−VI族化合物半導体を構成するVI族元素として少
なくともTeを含むII-VI族化合物半導体からなる第1の
半導体層のエッチング速度は、III−V族化合物半導体ま
たはTeを含まないかTeを含むが上記の第1の半導体層に
比べTe組成が少ないII-VI族化合物半導体からなる第2
の半導体層のエッチング速度よりも十分に遅くすること
ができることが分かった。このため、本発明の請求項
1、3、4、7のように、上記第2の半導体層の下地と
して上記第1の半導体層を用いれば、第2の半導体層を
エッチングする際に、第1の半導体層および第1の半導
体層より下(基板側)に設けられた半導体層がエッチン
グされるのを防止できる。したがって、第2の半導体層
を選択的にエッチングできるようになり、従来得られな
かった新規なII-VI族化合物半導体系の半導体素子を形
成できるようになる。
【0018】また、屈折率導波型の半導体レーザ素子を
作製するには横方向の屈折率段差を作製するエッチング
の深さを精密に制御することおよびエッチング時の結晶
への損傷を抑制することが重要である。従来適切なエッ
チングストップ層が無かったために、素子特性が低く素
子作製の再現性も低かったが、本発明により高精度かつ
低損傷の屈折率導波型半導体レーザ素子が実現できる。
【0019】すなわち、本発明の請求項3、4によれ
ば、ダブルヘテロ接合部上に直接、あるいは第一のクラ
ッド層を介して設けられた第1の半導体層により構成す
るエッチングストップ層の位置が、エッチング終点を規
定しているので、光ガイド層(あるいは活性層)と電流
狭窄層(すなわち横方向の光閉じ込め層)の間の距離を
厳密に制御することが可能となる。
【0020】さらに、裏面出射型の垂直共振器型半導体
レーザ素子や発光ダイオード等、面発光型の発光素子で
は裏面の基板による光吸収を除くため等の目的で、発光
部の基板をエッチング等により除去する必要がある。特
に垂直共振器型面発光レーザ素子では共振器ミラーを形
成する面の位置が設計位置から変動すると活性層での導
波光強度が低下し、レーザ発振の利得が大幅に低減して
しまう。さらにエッチング面に表面荒れが生じると、共
振器ミラーの反射率が低下し、素子の損失が増大してし
まう。いずれにしても素子特性は劣化するので、エッチ
ング終了位置とエッチング面の表面平滑性とが重要であ
る。従来はその制御が困難であったが、本発明により高
精度かつ高品質な面発光型の発光素子が実現できる。
【0021】すなわち、本発明の請求項2、5、8のよ
うに第1の半導体層を用いれば、半導体素子を形成した
後に、素子が形成されている基板側から第1の半導体層
までの領域をエッチングする際に、第1の半導体層およ
び第1の半導体層より上(基板より反対側)に設けられ
た半導体層がエッチングされるのを防止できる。したが
って、基板等を選択的にエッチングできるようになり、
従来得られなかった新規なII-VI族化合物半導体系の半
導体素子を形成できるようになる。
【0022】また本発明者等の研究によれば、異なるエ
ッチング条件において前述とは逆の選択比をもつエッチ
ングを行うことが可能である。すなわちII−VI族化合物
半導体を構成するVI族元素として少なくともTeを含むII
-VI族化合物半導体からなる第1の半導体層のエッチン
グ速度は、III−V族化合物半導体あるいはTeを含まない
かTeを含むが第1の半導体層に比べTe組成が少ないII-V
I族化合物半導体からなる第2の半導体層のエッチング
速度よりも十分に速くすることをもできることが分かっ
た。従って、第1の半導体層をエッチングストップ層と
して利用した後、エッチング面に露出したエッチングス
トップ層のみを選択的に除去することができるので、エ
ッチング精度をさらに高めることができる。
【0023】本発明の半導体素子およびその製造方法
は、半導体レーザ素子、発光ダイオード素子、IC、L
SIをはじめとする半導体素子に対して有用である。特
にII−VI族化合物半導体を構成材料として含み、かつ高
精度、低損傷の素子形状の加工を要求される部分におい
て、本発明の効果が発揮される。
【0024】また、本発明の光ディスク装置はコンピュ
ータの情報読み取り装置あるいは記憶装置、また映像情
報および音声情報の再生装置あるいは記録・再生装置と
して有用である。
【0025】本発明の請求項5に記載の半導体発光素子
は、面発光型半導体レーザ素子や、裏面出射型の発光ダ
イオードに利用することによりその形状精度および再現
性を高め、素子特性を向上することができる。
【0026】本発明の請求項3、4に記載されたダブル
へテロ接合部とは、II−VI族化合物半導体により構成さ
れる半導体レーザ構造において、単一量子井戸型あるい
は多量子井戸型等の構造を持ち、電流注入により発光す
る活性層と、前記活性層の上部と下部に設けられたII−
VI族化合物半導体により構成される光ガイド層の領域を
示す。さらに、活性層が多量子井戸型である場合等で活
性層が光導波の機能を兼ね、光ガイド層を使用せずに直
接活性層とクラッド層が接している構造では活性層の領
域を示す。
【0027】本発明の半導体素子に用いられるII−VI族
化合物半導体としては、Zn、Cd、Mg、Mn、B
e、Caのいずれか一つ以上の2価の元素と、S、S
e、Teのいずれか一つ以上のVI族元素からなる化合物
を用いることが好ましい。上記の元素から選択して得ら
れたII−VI族化合物半導体(例えばZnxCd1-xy
1 -y、ZnxCd1-xyTe1-y、ZnxMg1-xySe
1-y、ZnxMn1-xySe1 -y(0≦x≦1、0≦y≦
1)等の混晶)は、格子定数を0.53nm〜0.67
nmの範囲内で大きく変化させることができるので、例
えばレーザ素子等の半導体組成物素子のn型(あるいは
p型)層の格子定数と整合することができる。
【0028】本発明の第1の半導体層は、Zn、Cd、
Be、Mg、Mn及びCaから選ばれる少なくとも一つ
の2価の元素と、SおよびSeから選ばれる少なくとも
一つのVI族元素とTeとからなる化合物を用い、Te組
成xが0.1≦x≦1であることが好ましい。また、GaA
s基板またはZnSe基板上に素子を形成する際には、
ZnSTe、ZnSSeTe、BeZnSeTe、Be
ZnSSeTe、CdZnSTe、またはMgZnSS
eTeの混晶を第1の半導体層として用いることが、エ
ッチングレートの点だけでなく、格子歪みを小さくする
ことができる点で好ましい。
【0029】本発明の第2の半導体層としてII-VI族化
合物半導体を用いる場合、前述の構成元素を用いること
ができるが、第2の半導体層のTe組成yが0≦y≦0.8
であり、第1の半導体層のTe組成xに対してy≦x-
0.1の関係を満たすことにより、十分なエッチング速度
の選択比を確保でき好ましい。またy≦x-0.3とするこ
とによりさらに高い選択比を得ることができる。
【0030】第1の半導体層が、第1の半導体層が形成
されている基板材料の結晶格子と格子整合する組成を有
することにより比較的厚いエッチングストップ層を構成
しても半導体素子の品質を低下させることがなく望まし
い。具体的には、ZnS0.65Te0 .35やZnS0.4Se0.4Te0.2
の混晶を用いることによりGaAs基板に格子整合した
エッチングストップ層を実現できる。
【0031】本発明の第1の半導体層は、エッチング速
度を十分低く抑制することができるので、膜厚が1nm
〜500nmの範囲において十分なエッチング阻止能力
を備えることができ、かつに半導体素子に適用した際
に、素子の電気的・光学的特性の低下を抑制できる。屈
折率導波型半導体レーザ素子等では特に高精度な加工が
要求され、また導波光の分布形状がエッチングストップ
層の膜厚に敏感であることから、膜厚が10nm〜50
nmの範囲で特に高いエッチング阻止能力と良好な導波
光分布を提供でき望ましい。
【0032】本発明の請求項3および請求項4に記載の
第一のクラッド層の膜厚は、リッジの高さ、すなわちク
ラッド層をエッチングする際の残し厚みを決定する重要
な設計パラメータである。屈折率導波型素子の横方向の
導波光分布や基本モードでの導波状態の安定性は、主と
してリッジの内部と外部のクラッド層の屈折率差と吸収
係数の差、リッジストライプ幅、およびこのエッチング
残し厚みによって決まる。膜厚が薄すぎるとリッジの内
部と外部の有効屈折率の差が大きくなり導波モードが不
安定になり、また活性層に近づきすぎてリーク電流を発
生することもある。膜厚が厚すぎると有効屈折率差が小
さくなりすぎ利得導波で動作し、屈折率導波ができな
い。また横方向の光閉じ込めが弱くなり、電流拡がりも
増加するので素子効率が低下する。横方向単一モードで
発振する屈折率導波素子を得るにはこの第一のクラッド
層の膜厚が0〜300nmの間であることが望ましく、
さらに50〜200nmにすることにより横モード制御
の安定性が高くなる。
【0033】本発明の第1の半導体層をエッチングスト
ップ層として用いる場合、エッチング液として少なくと
も過酸化水素を含む中性あるいはアルカリ性の溶液を用
いてエッチングすることにより、エッチングストップ層
を高い選択比で残すことができ望ましい。特にpH8〜
11の間のアンモニア水と過酸化水素水の混合溶液で容
易に高い選択比を得ることができる。
【0034】本発明の第1の半導体層を選択的に除去す
る場合、エッチング液として少なくとも重クロム酸イオ
ンあるいは過マンガン酸イオンを含む酸性溶液を用いて
エッチングすることにより第1の半導体層のみを高い選
択比で除去することができる。特に重クロム酸カリウム
と硫酸の混合溶液で容易に高い選択比を得ることができ
る。
【0035】なお、本発明によるエッチングストップ層
は様々なエッチング溶液に対して選択比を示すので、こ
のほかにも塩酸や硫酸等の種々の酸と過酸化水素の混合
溶液や、臭素の水溶液と燐酸等の混合溶液、臭素のアル
コール溶液等、様々なエッチング液とエッチング条件を
用いることができる。本発明の半導体素子の製造方法に
おいて、エッチングを行う際の溶液温度は室温で良好な
選択比を得ることができるが、溶液温度を0〜80℃の
範囲にすることにより、エッチング速度や選択比を変化
させることもできる。
【0036】以下では、II−VI族化合物半導体レーザ素
子およびその作製方法の例を取り上げ、具体例について
詳細に述べる。
【0037】(実施の形態1)まず、図1に示すよう
に、n型GaAs基板102上に、分子線エピタキシャ
ル成長(MBE)法によってn型ZnSe層103を形
成し、さらにn型ZnMgSSeクラッド層104、Z
nSe系ダブルへテロ接合部105、p型ZnMgSS
e第一クラッド層106、第1の半導体層としてのZn
SSeTeエッチングストップ層107、第2の半導体
層としてのp型ZnMgSSe第二クラッド層108、
p型ZnSSeキャップ層109、およびp型ZnSe
/ZnTe疑似グレーディッドコンタクト層110を形
成した。ここで、ZnSe系ダブルへテロ接合部105
は、n型ZnSSe導波層105a、ZnCdSe活性
層105b、およびp型ZnSSe導波層105cによ
り構成されている。MBE法の成長温度は250〜35
0℃、真空度は1×10-8Torrである。尚、n型層
は、成長時に塩化亜鉛を導入することにより、またp型
層は成長時に窒素ラジカルを導入することにより作製し
たした。また、ZnSSeTeエッチングストップ層1
07の組成はGaAs基板に格子整合するZnS0.4Se0.4T
e0.2を用いた。
【0038】次いで、n型GaAs基板102の下部に
金属電極101を蒸着した。さらにフォトリソグラフィ
ーにより前記p型ZnSe/ZnTe疑似グレーディッ
ドコンタクト層110の上部にストライプ状のフォトレ
ジストレジストマスク111を形成した。
【0039】その後、フォトレジストレジストマスク1
11の周囲をアンモニア水と過酸化水素水の混合溶液を
用いて第1の選択エッチングを行い、ストライプ状のリ
ッジを形成した。
【0040】本特許の発明者らの研究によれば、アンモ
ニア水と過酸化水素水の混合溶液によるエッチングによ
り、p型ZnSe/ZnTe疑似グレーディッドコンタ
クト層110、p型ZnSSeキャップ層109、p型
ZnMgSSe第二クラッド層108、はいずれも10
00Å/分程度のエッチング速度でエッチングされるの
に対し、ZnSSeTeエッチングストップ層107の
エッチング速度はその1/10以下と低くほとんどエッ
チングされないので、エッチング終了時のエッチング面
の位置をZnSSeTeエッチングストップ層107の
位置に高精度に制御することができた。
【0041】また、イオンミリングやドライエッチング
等のドライプロセスではなく、溶液を用いたウエットエ
ッチングであるので、イオンやプラズマが衝突すること
による結晶への損傷が無い。なお、途中までのエッチン
グをドライプロセスを用いて行い、エッチング後半のリ
ッジ高さを決める段階のみ選択エッチングを行うこと
で、リッジ側面の急峻さ高め、かつ結晶への損傷を抑制
し、エッチング終点を高精度に制御することもできる。
【0042】次に、重クロム酸カリウムと硫酸の水溶液
をエッチング液として第2の選択エッチングを行い、リ
ッジの外部(開口部)に露出したZnSSeTeエッチ
ングストップ層107を除去した。本特許の発明者らの
研究によれば、重クロム酸カリウムと硫酸の水溶液はエ
ッチングストップ層以外のII−VI族化合物半導体をも1
000Å/分程度の速度でエッチングするが、ZnSS
eTeエッチングストップ層107のエッチング速度は
その10倍程度と非常に速い。したがって短時間の処理
により、エッチングストップ層107より下の領域をほ
とんどエッチングすることなく、エッチングストップ層
107のみを選択的に除去することができた。この第2
の選択エッチングを行うことにより、第1の選択エッチ
ングの際にZnSSeTeエッチングストップ層107
に発生した微細な表面荒れを除去してさらに平滑なエッ
チング面を得ることができ、またエッチング面の位置制
御をさらに高精度に行うことができる。
【0043】以上の工程により、図2の201〜210
に示されるリッジ形状を作製できた。
【0044】なお、図2において、201は金属電極、
202はn型GaAs基板、203はn型ZnSe層、
204はn型ZnMgSSeクラッド層、205はZn
Se系ダブルへテロ接合部、205aはn型ZnSSe
導波層、205bはZnCdSe活性層、205cはp
型ZnSSe導波層、206はp型ZnMgSSe第一
クラッド層、207はZnSSeTeエッチングストッ
プ層、208はp型ZnMgSSe第二クラッド層、2
09はp型ZnSSeキャップ層、210はp型ZnS
e/ZnTe疑似グレーディッドコンタクト層を示して
いる。なお、第2の半導体層である第二クラッド層20
8(エッチングストップ層を用いてエッチングされる
層)として上記の例ではTeを含有しない材料を用いた
が、III−V族化合物半導体やTeを含まないかTeを含むが
第1の半導体層であるエッチングストップ層207に比
べTe組成が少ない材料を用いても同様の効果を得ること
ができる。
【0045】さらに、ZnSをウエハの上面全面に真空
蒸着し、リフトオフすることによりリッジの外部(開口
部)に膜厚300nmのZnS電流狭窄層212を作製
した。ここで、電流狭窄層212は、リッジ部分に電流
を狭窄する絶縁層としての機能と、リッジの内部と外部
の屈折率を変化させる外部クラッド層としての機能を兼
ねているが、外部クラッド層の上部に電流狭窄層を設け
るなどしてこの機能を分離することもできる。
【0046】電流狭窄層(外部クラッド層)212には
p型ZnMgSSe第二クラッド層208より実屈折率
の低い材料を用いることにより、リッジの内部と外部に
屈折率差を設け、実屈折率導波型の屈折率導波素子を作
製できる。また、活性層で発生する光を吸収する材料を
用いることで、損失導波型の屈折率導波素子を作製でき
る。何れの場合にも、屈折率導波の効果を高めて横方向
の導波モードを単峰性の基本モードに安定させるには電
流狭窄層(外部クラッド層)212と光ガイド層205
cの間の距離、すなわちクラッド層のエッチング残し厚
みを厳密に制御する必要がある。本実施の形態ではp型
ZnMgSSe第一クラッド層206がエッチング残し
厚みを決めているので高精度な制御ができた。
【0047】第一クラッド層206の膜厚は1000Å
としたが、この膜厚が薄すぎるとリッジの内部と外部の
有効屈折率の差が大きくなり導波モードが不安定にな
る。また膜厚が厚すぎると有効屈折率差が小さくなりす
ぎ利得導波で動作し、屈折率導波ができない。ZnSを
電流狭窄層として用いる場合、50〜200nmにする
ことにより横モード制御の安定性を高くすることができ
る。
【0048】最後に電流狭窄層212およびリッジの上
部に金属電極211を蒸着し、半導体レーザ素子Aを作
製した。
【0049】以上のようにして得られた半導体レーザ素
子Aは、本発明のエッチングストップ層を用いているこ
とにより、電流狭窄層(外部クラッド層)212と光ガ
イド層205cの間の距離、すなわちクラッド層のエッ
チング残し厚みを精密に制御でき、またエッチング界面
を平滑で低損傷に維持することができた。作製した素子
の何れもが50mA以下の低しきい値電流で発振し、動
作電流をしきい値の10倍以上に増加させても安定な単
一横モードで発振した。さらにレーザ素子の非点較差は
1μm以下であり、素子が屈折率導波により動作してい
ることが確認できた。なお、発振波長は室温で515n
m、このときの素子電圧は8Vであった。
【0050】これに対し、同じレーザ構造、ストライプ
形状、発振波長を有するが、エッチングストップ層を用
いなかった素子ではしきい値電流にばらつきがあり、横
モード安定性が低く素子特性の再現性も低かった。これ
ウエハ面内でもエッチング液の流れ方等に依存してエッ
チング速度が変動し、エッチング終点の位置にばらつき
が生じたためと考えられる。
【0051】(実施の形態2)まず、図3に示すよう
に、n型GaAs基板302上に、MBE法によってn
型ZnSe層303を形成し、さらにn型ZnMgSS
eクラッド層304、ZnSe系ダブルへテロ接合部3
05、p型ZnMgSSe第一クラッド層306、第1
の半導体層としてのZnSSeTeエッチングストップ
層307、第2の半導体層としての高抵抗ZnMgSS
e電流狭窄層308を形成した。ここで、ZnSe系ダ
ブルへテロ接合部305は、n型ZnSSe導波層30
5a、ZnCdSe活性層305b、およびp型ZnS
Se導波層305cにより構成されている。また、Zn
SSeTeエッチングストップ層307の組成はGaA
s基板に格子整合するZnS0.4Se0.4Te0.2を用いた。さら
に、高抵抗ZnMgSSe電流狭窄層308は、クラッ
ド層のZnMgSSeに比較してMgおよびSの組成を
増大させ、GaAs基板との格子整合を保ちながらも禁
制帯幅を大きく、すなわち屈折率を小さくしている。
【0052】次いで、n型GaAs基板302の下部に
金属電極301を蒸着した。さらにフォトリソグラフィ
ーにより電流狭窄層308の上部にストライプ状の開口
部を有するフォトレジストレジストマスク309を形成
した。
【0053】さらに、フォトレジストレジストマスク3
09の間をアンモニア水と過酸化水素水の混合溶液を用
いて第1の選択エッチングを行い、高抵抗ZnMgSS
e電流狭窄層308にストライプ状の開口部を形成し
た。ここで、エッチングが不十分で電流狭窄層の一部が
開口部に残ると電流注入が困難になり、また光導波分布
が影響を受けて素子動作が困難になる。また逆にエッチ
ングが進みすぎてガイド層や活性層に影響を及ぼしても
素子特性が大きく劣化してしまう。
【0054】本特許の発明者らの研究によれば、アンモ
ニア水と過酸化水素水の混合溶液によるエッチングによ
り、高抵抗ZnMgSSe電流狭窄層308は1000
Å/分程度のエッチング速度でエッチングされるのに対
し、ZnSSeTeエッチングストップ層307のエッ
チング速度はその1/10以下と低くほとんどエッチン
グされないので、エッチング終了時のエッチング面の位
置をZnSSeTeエッチングストップ層307の位置
に高精度に制御することができた。
【0055】また、イオンミリングやドライエッチング
等のドライプロセスではなく、溶液を用いたウエットエ
ッチングであるので、イオンやプラズマが衝突すること
による結晶への損傷が無い。なお、途中までのエッチン
グをドライプロセスを用いて行い、エッチング後半の開
口部深さを決める段階のみ選択エッチングを行うこと
で、開口部側面の急峻さ高め、かつ結晶への損傷を抑制
し、エッチング終点を高精度に制御することもできる。
【0056】次に、重クロム酸カリウムと硫酸の水溶液
をエッチング液として第2の選択エッチングを行い、開
口部に露出したZnSSeTeエッチングストップ層3
07を除去した。本特許の発明者らの研究によれば、重
クロム酸カリウムと硫酸の水溶液はエッチングストップ
層以外のII−VI族化合物半導体をも1000Å/分程度
の速度でエッチングするが、ZnSSeTeエッチング
ストップ層307のエッチング速度はその10倍程度と
非常に速い。したがって短時間の処理により、エッチン
グストップ層307より下の領域をほとんどエッチング
することなく、エッチングストップ層307のみを選択
的に除去することができた。この第2の選択エッチング
を行うことにより、第1の選択エッチングの際にZnS
SeTeエッチングストップ層307に発生した微細な
表面荒れを除去してさらに平滑なエッチング面を得るこ
とができ、またエッチング面の位置制御をさらに高精度
に行うことができる。またこの構造では電流注入領域す
なわち光が閉じ込められる領域からエッチングストップ
層を除去することができ、さらに再成長界面を平滑にす
る効果もあるので素子特性を向上できる。
【0057】以上の工程により、図4の401〜408
に示される構造を作製できた。なお、図4において、4
01は金属電極、402はn型GaAs基板、403は
n型ZnSe層、404はn型ZnMgSSeクラッド
層、405はZnSe系ダブルへテロ接合部、405a
はn型ZnSSe導波層、405bはZnCdSe活性
層、405cはp型ZnSSe導波層、406はp型Z
nMgSSe第一クラッド層、407はZnSSeTe
エッチングストップ層、408は電流狭窄層を示してい
る。なお、第2の半導体層である電流狭窄層408(エ
ッチングストップ層を用いてエッチングされる層)とし
て上記の例ではTeを含有しない材料を用いたが、III−V
族化合物半導体やTeを含まないかTeを含むが第1の半導
体層であるエッチングストップ層407に比べTe組成が
少ない材料を用いても同様の効果を得ることができる。
【0058】さらに、ウエハをMBE成長装置に入れ、
再成長を行うことにより、開口部にp型ZnMgSSe
第二クラッド層409、p型ZnSSeキャップ層41
0、p型ZnSe/ZnTe疑似グレーディッドコンタ
クト層411を成長した。
【0059】なお、本実施の形態では電流狭窄層(外部
クラッド層)408にはZnMgSSe混晶を用いてい
るが、p型ZnMgSSe第二クラッド層409より実
屈折率の低い材料を用いることにより、リッジの内部と
外部に屈折率差を設け、実屈折率導波型の屈折率導波素
子を作製できる。また、活性層で発生する光を吸収する
材料を用いることで、損失導波型の屈折率導波素子を作
製できる。何れの場合にも、屈折率導波の効果を高めて
横方向の導波モードを単峰性の基本モードに安定させる
には電流狭窄層(外部クラッド層)408と光ガイド層
405cの間の距離を厳密に制御する必要がある。本実
施の形態ではp型ZnMgSSe第一クラッド層406
の膜厚がこの距離を決めているので高精度な制御ができ
た。
【0060】第一クラッド層406の膜厚は1200Å
としたが、この膜厚が薄すぎるとリッジの内部と外部の
有効屈折率の差が大きくなり導波モードが不安定にな
る。また膜厚が厚すぎると有効屈折率差が小さくなりす
ぎ利得導波で動作し、屈折率導波ができない。
【0061】最後にp型ZnSe/ZnTe疑似グレー
ディッドコンタクト層411の上部に金属電極412を
蒸着し、半導体レーザ素子Bを作製した。
【0062】以上のようにして得られた半導体レーザ素
子Bは、本発明のエッチングストップ層を用いているこ
とにより、電流注入領域に損傷を与えることなく開口部
の電流狭窄層のみを選択的に除去でき、また再成長面で
もあるエッチング界面を平滑で低損傷に維持することが
できた。作製した素子の何れもが30mA以下の低しき
い値電流で発振し、動作電流をしきい値の10倍以上に
増加させても安定な単一横モードで発振した。さらにレ
ーザ素子の非点較差1μm以下であり、素子が屈折率導
波により動作していることが確認できた。なお、発振波
長は室温で512nm、このときの素子電圧は7Vであ
った。
【0063】これに対し、同じレーザ構造、ストライプ
形状、発振波長を有するが、エッチングストップ層を用
いなかった素子ではしきい値電流にばらつきがあり素子
特性の再現性も低かった。これウエハ面内でもエッチン
グ液の流れ方等に依存してエッチング速度が変動し、エ
ッチング終点の位置にばらつきが生じたためと考えられ
る。
【0064】(実施の形態3)次に以下では、II−VI族
化合物半導体を用いた面発光型レーザ素子およびその作
製方法の例を取り上げ、具体例について詳細に述べる。
【0065】まず、図5に示すように、n型GaAs基
板501上に、MBE法によって第1の半導体層として
のn型ZnSSeTeエッチングストップ層502を形
成し、さらにn型ZnSe層503、n型ZnMgSS
eクラッド層504、ZnSe系ダブルへテロ接合部5
05、p型ZnMgSSeクラッド層506、p型Zn
SSeキャップ層507、p型ZnSe/ZnTe疑似
グレーディッドコンタクト層508を形成した。ここ
で、ZnSe系ダブルへテロ接合部505は、n型Zn
SSe導波層505a、ZnCdSe活性層505b、
およびp型ZnSSe導波層505cにより構成されて
いる。また、ZnSSeTeエッチングストップ層50
7の組成はGaAs基板に格子整合するZnS0.4Se0.4Te
0.2を用いた。さらに、フォトリソグラフィと通常のド
ライエッチングのプロセスによってp型ZnMgSSe
クラッド層506とp型ZnSSeキャップ層507、
p型ZnSe/ZnTe疑似グレーディッドコンタクト
層508を円形のメサ形状に加工し、メサ中央部のp型
ZnSe/ZnTe疑似グレーディッドコンタクト層5
08を除去してそこにSiO2/TiO2DBR反射鏡5
10を作製した。その後ウエハ上面全面に金属電極51
1を形成し、図5に示す構造を作製した。なお、509
は電流狭窄層である。
【0066】次に裏面のGaAs基板501上に円形の
開口部を持つフォトレジストをパターニングし、アンモ
ニア水と過酸化水素水の混合溶液を用いて第1の選択エ
ッチングを行い、GaAs基板に図6の601に示す円
形の開口部を形成した。
【0067】本特許の発明者らの研究によれば、アンモ
ニア水と過酸化水素水の混合溶液によるエッチングによ
り、GaAs基板601は1μm/分程度の速いエッチ
ング速度でエッチングされるのに対し、ZnSSeTe
エッチングストップ層602のエッチング速度はその1
/100以下と低くほとんどエッチングされないので、
エッチング終了時のエッチング面の位置をZnSSeT
eエッチングストップ層602の位置に高精度に制御す
ることができた。
【0068】また、イオンミリングやドライエッチング
等のドライプロセスではなく、溶液を用いたウエットエ
ッチングであるので、イオンやプラズマが衝突すること
による結晶への損傷が無い。なお、途中までのエッチン
グをドライプロセスを用いて行い、エッチング後半の開
口部深さを決める段階のみ選択エッチングを行うこと
で、開口部の急峻さ高め、かつ結晶への損傷を抑制し、
エッチング終点を高精度に制御することもできる。
【0069】次に、重クロム酸カリウムと硫酸の水溶液
をエッチング液として第2の選択エッチングを行い、開
口部に露出したZnSSeTeエッチングストップ層6
02を除去した。本特許の発明者らの研究によれば、重
クロム酸カリウムと硫酸の水溶液はエッチングストップ
層以外のII−VI族化合物半導体をも1000Å/分程度
の速度でエッチングするが、ZnSSeTeエッチング
ストップ層602のエッチング速度はその10倍程度と
非常に速い。したがって短時間の処理により、エッチン
グストップ層602より上の領域をほとんどエッチング
することなく、エッチングストップ層602のみを選択
的に除去することができた。なおこのときGaAs基板
601はほとんどエッチングされない。第2の選択エッ
チングを行うことにより、第1の選択エッチングの際に
ZnSSeTeエッチングストップ層507に発生した
微細な表面荒れを除去してさらに平滑なエッチング面を
得ることができ、またエッチング面の位置制御をさらに
高精度に行うことができる。またこの構造ではDBR反
射鏡を形成する面からエッチングストップ層を除去でき
るので、エッチングストップ層による光の吸収がなくな
り、反射鏡形成面の平滑性が高まるので素子の効率をさ
らに向上することができる。
【0070】さらに、GaAs基板602の開口部にS
iO2/TiO2DBR反射鏡612を形成し、開口部の
周囲に金属電極613を設けて垂直共振器型半導体レー
ザ素子Cを作製した。
【0071】面発光レーザの特性を高めるには、活性層
で導波光強度が高くなるよう、共振器長、すなわち下部
DBR反射鏡612と上部DBR反射鏡610の間の距
離を精密に制御する必要がある。またDBR反射鏡の反
射率を高める必要がある。本実施の形態により得られた
半導体レーザ素子Cは、本発明のエッチングストップ層
を用いていることにより、SiO2/TiO2DBR反射
鏡612の位置を再現性良く位置決めすることができる
ので、共振器長を精密に制御できた。またエッチング界
面を平滑で低損傷に維持することができたので、DBR
反射鏡の反射率を99.8%以上に高めることができ
た。作製した素子の何れもが5mA以下の低しきい値電
流で発振した。なお、発振波長は495nm、このとき
の素子電圧は12Vであった。
【0072】これに対し、同じレーザ構造、発振波長を
有するが、エッチングストップ層を用いなかった素子は
しきい値電流にばらつきがあり、多くの素子が発振に到
らなかった。これはエッチング面の位置にばらつきが生
じて素子効率が低下し、またエッチング面の表面荒れの
ためにDBR反射鏡の反射率が低下したためと考えられ
る。
【0073】以上本発明の実施の形態における半導体レ
ーザについて説明を行ったが、実施の形態1または2に
おいては、単一量子井戸型半導体レーザ素子を例に挙げ
て説明したが、必ずしもこの構造の半導体レーザ素子に
限定されるものではなく、多量子井戸型や埋め込み構造
等、他の構造の半導体レーザ素子にも適用することがで
き、多量子井戸型活性層を持つ構造等で、活性層と独立
した光ガイド層を持たない素子にも適用できる。
【0074】また、実施の形態1または2においては、
ZnSSeTeエッチングストップ層の組成をZnS0.4Se
0.4Te0.2としているが、ZnS0.65Te0.35等の他のGaA
s基板と格子整合する組成を用いても同様の効果が得ら
れ、さらに50nm以下の十分薄い膜厚であれば格子整
合しない組成の混晶を用いることもできる。
【0075】さらに、実施の形態1または2において
は、エッチングストップ層を第一のクラッド層と第二の
クラッド層の間、すなわちクラッド層の内部に設けてい
るが、第一のクラッド層を用いず直接光ガイド層に接し
て設けることもでき、またさらに光ガイド層の内部に設
けることもできる。なお埋込み構造等、素子構造によっ
ては活性層より基板側にエッチングストップ層を設ける
こともできる。
【0076】また、実施の形態1または2においては、
電流狭窄層としてZnSやZnMgSSeを用いている
が、ZnOやZnSSe混晶等の他の材料を用いること
もできる。またZnTeやZnSeTe混晶、CdZn
Se混晶、GaAs等を用いることにより損失導波型素
子を作製することもできる。
【0077】さらに実施の形態1乃至3では半導体レー
ザ素子を取り上げているが、本発明は発光ダイオード素
子、フォトダイオード素子など他のII−VI族化合物半導
体素子にも適用できる。
【0078】また、実施の形態1乃至3ではn型GaA
s基板上に直接II−VI族化合物半導体を成長せいている
が、n型GaAs基板上にn型GaAsバッファ層を成
長することによりII−VI族化合物半導体およびII−VI族
化合物半導体素子の結晶性を向上することもできる。
【0079】さらに、実施の形態1乃至3ではMBE法
により作製したII-VI族化合物半導体を用いているが、
本発明は、他の方法、例えば有機金属気相成長法(MOVP
E)等により作製したII-VI族化合物半導体にも用いるこ
とが出来る。
【0080】また実施の形態3では、GaAs基板を用
いたが、InP基板、ZnSe基板等のIII−V族化合
物半導体、またはII−VI族化合物半導体からなる基板を
用いることにより、十分なエッチングレート比を得るこ
とができる。
【0081】その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で
種々の変形が可能である。 (実施の形態4)次に以下では、本発明の光ディスク装
置の実施の形態を図面を参照しながら説明する。
【0082】本発明による光ディスク装置の具体構成を
図面を用いて説明する。本発明による半導体レーザを光
ディスク装置に応用したものを図7に示す。キャンにレ
ーザチップが入ったキャンタイプの半導体レーザ701
より波長510nmのレーザ光702は、コリメータレ
ンズ703で平行光にされた後、回折格子704で3ビ
ームに分割され(図示していない)、ハーフプリズム7
05を通り集光レンズ706で集光され、光ディスク7
07上に直径700nmのスポットを結ぶ。ディスク7
07上での反射光は、再度、集光レンズ706を通り、
ハーフプリズム705で反射され、受光レンズ708で
絞られたシリンドリカルレンズ709を経てホトダイオ
ード710に入り電気信号に変換される。
【0083】この際、分割された3ビームにより光ディ
スク707の半径方向のずれを検出し、またシリンドリ
カルレンズ709により焦点の位置ずれを検出する。そ
してこのずれは、駆動系711により光学系が微動調整
され修正される。
【0084】このように、本発明によるII−VI族化合物
半導体レーザを、半導体レーザからのレーザ光を光ディ
スクに導く集光光学系、光ディスクで反射した光を読む
光検出器を備えた光ディスク装置に応用すれば、高密度
のディスクの読み出し(再生)を高い信頼性で動作させ
ることができる。さらに15mW以上の高出力も可能で
あることから、光ディスクへの書き込み(記録)もする
ことができ、1台のレーザで、読み出しと書き込みとが
できる簡単な構成で優れた特性をもつ光ディスク装置へ
の応用も可能である。
【0085】本実施の形態ではキャンにレーザチップが
入ったキャンタイプの半導体レーザを用いているが、本
発明の光ディスク装置は、レーザチップをシリコン基板
上に配置して、レーザチップ、光信号検出用のフォトダ
イオード、それにレーザチップからのレーザ光を反射さ
せるマイクロミラーを一体に構成することにより小型化
・薄型化することもできる。
【0086】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明はII−VI族化
合物半導体を構成するVI族元素として少なくともTeを含
むII-VI族化合物半導体からなる第1の半導体層と、前
記第1の半導体層上に設けられたIII−V族化合物半導体
あるいはTeを含まないかTeを含むが前記第1の半導体層
に比べTe組成が少ないII-VI族化合物半導体からなる第
2の半導体層とを含み、さらに前記第2の半導体層に部
分的に前記第1の半導体層に到る開口部が設けられてい
るという構成を有することにより、高精度で低損傷な素
子が可能となり、従来得られなかった構造を有する半導
体素子を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における選択エッチング
前の半導体レーザ素子の断面図
【図2】本発明の実施の形態1における半導体レーザ素
子の断面図
【図3】本発明の実施の形態2における選択エッチング
前の半導体レーザ素子の断面図
【図4】本発明の実施の形態2における半導体レーザ素
子の断面図
【図5】本発明の実施の形態3における選択エッチング
前の半導体レーザ素子の断面図
【図6】本発明の実施の形態3における半導体レーザ素
子の断面図
【図7】本発明の実施の形態4における光ディスク装置
の構成図
【符号の説明】
101 金属電極 102 n型GaAs基板 103 n型ZnSe層 104 n型ZnMgSSeクラッド層 105 ZnSe系ダブルへテロ接合部 105a n型ZnSSe導波層 105b ZnCdSe活性層 105c p型ZnSSe導波層 106 p型ZnMgSSe第一クラッド層 107 ZnSSeTeエッチングストップ層 108 p型ZnMgSSe第二クラッド層 109 p型ZnSSeキャップ層 110 p型ZnSe/ZnTe疑似グレーディッドコ
ンタクト層 111 フォトレジストレジストマスク 201 金属電極 202 n型GaAs基板 203 n型ZnSe層 204 n型ZnMgSSeクラッド層 205 ZnSe系ダブルへテロ接合部 205a n型ZnSSe導波層 205b ZnCdSe活性層 205c p型ZnSSe導波層 206 p型ZnMgSSe第一クラッド層 207 ZnSSeTeエッチングストップ層 208 p型ZnMgSSe第二クラッド層 209 p型ZnSSeキャップ層 210 p型ZnSe/ZnTe疑似グレーディッドコ
ンタクト層 211 金属電極 212 電流狭窄層 301 金属電極 302 n型GaAs基板 303 n型ZnSe層 304 n型ZnMgSSeクラッド層 305 ZnSe系ダブルへテロ接合部 305a n型ZnSSe導波層 305b ZnCdSe活性層 305c p型ZnSSe導波層 306 p型ZnMgSSe第一クラッド層 307 ZnSSeTeエッチングストップ層 308 電流狭窄層 309 フォトレジストレジストマスク 401 金属電極 402 n型GaAs基板 403 n型ZnSe層 404 n型ZnMgSSeクラッド層 405 ZnSe系ダブルへテロ接合部 405a n型ZnSSe導波層 405b ZnCdSe活性層 405c p型ZnSSe導波層 406 p型ZnMgSSe第一クラッド層 407 ZnSSeTeエッチングストップ層 408 電流狭窄層 409 p型ZnMgSSe第二クラッド層 410 p型ZnSSeキャップ層 411 p型ZnSe/ZnTe疑似グレーディッドコ
ンタクト層 412 金属電極 501 n型GaAs基板 502 n型ZnSSeTeエッチングストップ層 503 n型ZnSe層 504 n型ZnMgSSeクラッド層 505 ZnSe系ダブルへテロ接合部 505a n型ZnSSe導波層 505b ZnCdSe活性層 505c p型ZnSSe導波層 506 p型ZnMgSSeクラッド層 507 p型ZnSSeキャップ層 508 p型ZnSe/ZnTe疑似グレーディッドコ
ンタクト層 509 電流狭窄層 510 SiO2/TiO2DBR反射鏡 511 金属電極 601 n型GaAs基板 602 ZnSSeTeエッチングストップ層 603 n型ZnSe層 604 n型ZnMgSSeクラッド層 605 ZnSe系ダブルへテロ接合部 605a n型ZnSSe導波層 605b ZnCdSe活性層 605c p型ZnSSe導波層 606 p型ZnMgSSeクラッド層 607 p型ZnSSeキャップ層 608 p型ZnSe/ZnTe疑似グレーディッドコ
ンタクト層 609 電流狭窄層 610 SiO2/TiO2DBR反射鏡 611 金属電極 612 SiO2/TiO2DBR反射鏡 613 金属電極 701 半導体レーザ 702 レーザ光 703 コリメータレンズ 704 回折格子 705 ハーフプリズム 706 集光レンズ 707 光ディスク 708 受光レンズ 709 シリンドリカルレンズ 710 ホトダイオード 711 駆動系

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】II−VI族化合物半導体を構成するVI族元素
    として少なくともTeを含むII-VI族化合物半導体からな
    る第1の半導体層と、前記第1の半導体層上に設けられ
    たIII−V族化合物半導体またはTeを含まないかTeを含む
    が前記第1の半導体層に比べTe組成が少ないII-VI族化
    合物半導体からなる第2の半導体層とを有し、前記第2
    の半導体層の一部に前記第1の半導体層に到る開口部が
    設けられていることを特徴とする半導体素子。
  2. 【請求項2】II−VI族化合物半導体を構成するVI族元素
    として少なくともTeを含むII-VI族化合物半導体からな
    る第1の半導体層が基板上に設けられ、前記基板から前
    記第1の半導体層に到るまで、前記基板の一部を除去す
    るように設けられた開口部を有することを特徴とする半
    導体素子。
  3. 【請求項3】II−VI族化合物半導体により構成される活
    性層および前記活性層の上部と下部に設けられた光ガイ
    ド層とを有するダブルヘテロ接合部と、前記ダブルヘテ
    ロ接合部上に直接、または第一のクラッド層を介して設
    けられたII−VI族化合物半導体を構成するVI族元素とし
    て少なくともTeを含むII-VI族化合物半導体からなる第
    1の半導体層により構成されたエッチングストップ層
    と、前記エッチングストップ層上に設けられたTeを含ま
    ないかTeを含むが前記第1の半導体層に比べTe組成が少
    ないII-VI族化合物半導体からなる第2の半導体層によ
    り構成されたストライプ状の第二のクラッド層とを有す
    ることを特徴とする半導体発光素子。
  4. 【請求項4】II−VI族化合物半導体により構成される活
    性層および前記活性層の上部と下部に設けられた光ガイ
    ド層とを有するダブルヘテロ接合部と、前記ダブルヘテ
    ロ接合部上に直接、または第一のクラッド層を介して設
    けられたII−VI族化合物半導体を構成するVI族元素とし
    て少なくともTeを含むII-VI族化合物半導体からなる第
    1の半導体層により構成するエッチングストップ層と、
    Teを含まないかTeを含むが前記第1の半導体層に比べTe
    組成が少ないII-VI族化合物半導体からなる第2の半導
    体層により構成されるとともにストライプ状の開口部を
    有する電流狭窄層と、前記開口部に設けられた第二のク
    ラッド層とを有することを特徴とする半導体発光素子。
  5. 【請求項5】基板上に設けられた面発光型の半導体発光
    素子であり、発光層がII−VI族化合物半導体により構成
    され、前記基板と前記発光層の間にII−VI族化合物半導
    体を構成するVI族元素として少なくともTeを含むII-VI
    族化合物半導体からなる第1の半導体層が設けられ、前
    記基板から前記第1の半導体層に到るまでまで、前記基
    板の一部を除去するように設けられた開口部を有するこ
    とを特徴とする半導体発光素子。
  6. 【請求項6】開口部において第1の半導体層が除去され
    ていることを特徴とする請求項3〜5いずれかに記載の
    半導体発光素子。
  7. 【請求項7】II−VI族化合物半導体を構成するVI族元素
    として少なくともTeを含むII-VI族化合物半導体からな
    る第1の半導体層を形成する工程と、前記第1の半導体
    層上にIII−V族化合物半導体またはTeを含まないかTeを
    含むが前記第1の半導体層に比べTe組成が少ないII-VI
    族化合物半導体からなる第2の半導体層を形成する工程
    と、前記第1の半導体層をエッチングストップ層として
    用いて前記第2の半導体層を選択的にエッチングする工
    程とを有する半導体素子の製造方法。
  8. 【請求項8】基板上にII−VI族化合物半導体を構成する
    VI族元素として少なくともTeを含むII-VI族化合物半導
    体からなる第1の半導体層を形成する工程と、前記第1
    の半導体層をエッチングストップ層として用いて前記基
    板から前記第1の半導体層までの領域を選択的にエッチ
    ングする工程とを有する半導体素子の製造方法。
  9. 【請求項9】基板上にII−VI族化合物半導体を構成する
    VI族元素として少なくともTeを含むII-VI族化合物半導
    体からなる第1の半導体層を形成する工程と、Teを含ま
    ないかTeを含むが前記第1の半導体層に比べTe組成が少
    ないII-VI族化合物半導体を残して前記第1の半導体層
    を選択的にエッチングする工程とを有する半導体素子の
    製造方法。
  10. 【請求項10】第1の半導体層のTe組成xが0.1≦x
    ≦1であることを特徴とする請求項7〜9いずれかに記
    載の半導体素子の製造方法。
  11. 【請求項11】第2の半導体層がII-VI族化合物半導体
    からなり、前記第2の半導体層のTe組成yが0≦y≦
    0.8であり、第1の半導体層のTe組成xが0.1≦x≦1
    であり、さらにy≦x-0.1の関係を満たすことを特徴と
    する請求項7に記載の半導体素子の製造方法。
  12. 【請求項12】第1の半導体層が、第1の半導体層が形
    成されている基板の結晶格子と格子整合する組成を有す
    ることを特徴とする請求項7〜9いずれかに記載の半導
    体素子の製造方法。
  13. 【請求項13】第1の半導体層の膜厚が、1nm〜50
    0nmの範囲であることを特徴とする請求項7〜9いず
    れかに記載の半導体素子の製造方法。
  14. 【請求項14】エッチング液として少なくとも過酸化水
    素を含む中性あるいはアルカリ性の溶液を用いてエッチ
    ングすることを特徴とする請求項7または8に記載の半
    導体素子の製造方法。
  15. 【請求項15】エッチング液として少なくとも重クロム
    酸イオンあるいは過マンガン酸イオンを含む酸性溶液を
    用いてエッチングすることを特徴とする請求項9に記載
    の半導体素子の製造方法。
  16. 【請求項16】半導体素子がII−VI族化合物半導体を用
    いた半導体レーザである請求項1または2に記載の半導
    体素子と、前記半導体レーザから出射したレーザ光を記
    録媒体に集光する集光光学系と、前記記録媒体からの反
    射光を受光する光検出器とを備えた光ディスク装置。
  17. 【請求項17】レーザにより記録媒体に対して情報の読
    み取り、あるいは書き込みを行うことを特徴とする請求
    項16に記載の光ディスク装置。
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JP2005026465A (ja) * 2003-07-02 2005-01-27 Sharp Corp 酸化物半導体発光素子
JPWO2009034764A1 (ja) * 2007-09-10 2010-12-24 住友金属鉱山株式会社 プリント配線基板の製造方法および該製造方法により得られたプリント配線基板
CN113659050A (zh) * 2021-08-17 2021-11-16 天津三安光电有限公司 一种发光二极管及其制备方法

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