JPH1168394A - 部品装着方法、部品装着ヘッド、及び部品装着装置 - Google Patents

部品装着方法、部品装着ヘッド、及び部品装着装置

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JPH1168394A
JPH1168394A JP9214450A JP21445097A JPH1168394A JP H1168394 A JPH1168394 A JP H1168394A JP 9214450 A JP9214450 A JP 9214450A JP 21445097 A JP21445097 A JP 21445097A JP H1168394 A JPH1168394 A JP H1168394A
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Osamu Okuda
修 奥田
Akira Kabeshita
朗 壁下
義▲廣▼ ▲吉▼田
Yoshihiro Yoshida
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コストアップを生じず電子部品の基板への実
装品質を向上可能な、部品装着方法、部品装着ヘッド、
及び部品装着装置を提供する。 【解決手段】 それぞれのスプラインシャフト110に
ついて、軸回りへの回転の実行、不実行を制御する連動
装置172及び第2回転部材用移動装置173を設け、
各スプラインシャフト毎に軸回りの回転を制御する。よ
って、部品姿勢修正が各スプラインシャフト毎に行え、
姿勢修正された部品の姿勢が変化することがなくなり、
被装着体へより正確に部品を装着することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば電子部品を
保持する複数の部品保持部材を有し、保持したそれぞれ
の部品を回路基板に装着する際に実行される部品装着方
法、該部品装着方法を実行するための部品装着ヘッド、
及び該部品装着ヘッドを備えた部品装着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から用いられている電子部品実装機
1は、図5に示すように、回路基板10の搬入、搬出、
及び部品装着時には回路基板を保持する基板搬送部2
と、装着する電子部品を収めた、リール式の電子部品供
給装置3やトレイ式の電子部品供給装置4と、電子部品
供給装置3及び電子部品供給装置4の少なくとも一方か
ら保持した電子部品を回路基板10上の装着位置へ装着
するためにXYロボット5によってX,Y方向へ移動可
能な部品保持装置6と、部品保持装置6に保持された電
子部品の保持姿勢を撮影し計測する部品認識カメラ7と
を備える。又、部品保持装置6には、電子部品9を、例
えば吸着することで保持するノズル8を複数有するヘッ
ド部が備わる。
【0003】上記ヘッド部について、図6及び図7を参
照して説明する。図6に示すように、上記ヘッド部50
は、大別して、吸引のために中空形状であり先端部がノ
ズル8として機能するスプラインシャフト51と、部品
認識カメラ7による計測結果に基づきノズル8が保持し
ている電子部品の保持姿勢を修正するため上記スプライ
ンシャフト51をその軸回りに回転させる駆動部として
のモータ61と、吸着による部品の保持動作及び部品の
装着動作のためにスプラインシャフト51をその軸方向
に沿って移動させる昇降装置64と、吸引装置70とを
備える。このように構成されるヘッド部50は以下のよ
うに動作する。部品供給装置3等における部品保持位置
にて昇降装置64によりスプラインシャフト51を下降
させ、吸引装置70による吸引動作にてノズル8で電子
部品を吸着して保持する。上述の保持姿勢修正のため、
電子部品を保持しているノズル8はモータ61によりそ
の軸回りに回転される。その後、ヘッド部50がXYロ
ボット5により回路基板の装着位置上に配置されたと
き、電子部品を吸着しているスプラインシャフト51は
昇降装置64にて下降し、上記装着位置に電子部品を装
着する。
【0004】このような従来のヘッド部50についてさ
らに詳しく説明する。スプラインシャフト51の一方の
端部には、ナット54が、他方の端部にはナット66が
それぞれスプラインシャフト51を軸方向に摺動可能に
嵌合される。尚、ナット54及びナット66は、スプラ
インシャフト51の軸回りへの回転と共に回転する。ナ
ット66は、ベアリング65を介してヘッド部50のベ
ース58に回転可能に支持される。又、ナット54には
タイミングプーリ55が取り付けられ、タイミングプー
リ55はベアリング56を介してヘッド部50のベース
58に回転可能に支持される。タイミングプーリ55に
は、モータ61の出力軸に取り付けられたタイミングプ
ーリ60との間でタイミングベルト59が掛け回され
る。よって、スプラインシャフト51は、モータ61の
駆動により、タイミングプーリ60、タイミングベルト
59、タイミングプーリ55、及びナット54を介し
て、その軸回りに回転可能である。又、スプラインシャ
フト51の中央部分には、ブロック62が固定されてお
り、よってブロック62はスプラインシャフト51の軸
回りへの回転とともに回転し、かつ軸方向への移動とと
もに移動する。このようなブロック62にはその周方向
に沿って溝68が形成されており、該溝68には溝68
に対して摺動可能にローラ63が係合しており、ローラ
63には昇降用部材69が係合している。昇降用部材6
9は、スプラインシャフト51をその軸方向へ移動させ
る昇降装置64に連結されている。尚、昇降装置64は
ベース58に取り付けられている。よって、昇降装置6
4を駆動させることで、昇降用部材69、ローラ63、
及びブロック62を介してスプラインシャフト51はそ
の軸方向に移動可能である。
【0005】又、生産効率向上のため、ヘッド部50に
は複数のノズル8を備えており、よってスプラインシャ
フト51もそれに応じて複数設けられている。部品供給
装置3等において、複数のノズル8が同時にそれぞれ電
子部品を保持することはあるが、回路基板に対して複数
の電子部品が同時に装着されることはない。よって、部
品装着のためにスプラインシャフト51はそれぞれ別個
に昇降する。又、装着済の電子部品とノズル8にて吸着
している電子部品との干渉をさけるため、スプラインシ
ャフト51の軸回りへの回転動作は、スプラインシャフ
ト51を上昇させた状態で行われる。よって、昇降装置
64はそれぞれのスプラインシャフト51毎に設けられ
るが、スプラインシャフト51の軸回りへの回転動作は
複数のスプラインシャフト51に対して一つしか設けら
れていない。即ち、図7に示すように、タイミングベル
ト59は、スプラインシャフト51のタイミングプーリ
55、及び図6には図示していないスプラインシャフト
71におけるタイミングプーリ72の両者に掛け回さ
れ、一つのモータ61にてスプラインシャフト51及び
スプラインシャフト71の両者を同時に回転させてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、複数
のノズル8を有しこれらのノズル8が一つのモータ61
にて同時に軸回りに回転するように構成される従来のヘ
ッド部50の場合、複数のノズル8にて電子部品が吸着
されているときにそれぞれの電子部品について上記保持
姿勢修正のための上記回転が実行されるが、その度に、
すべてのノズル8が回転しよってすべての電子部品が回
転することになる。即ち、上記保持姿勢修正を行う部品
以外の部品についても同時に回転されることになる。よ
ってそれぞれの電子部品は必要以上に回転モーメントを
受けることになる。尚、ノズル8に吸着された電子部品
は、ノズル8に対して摩擦力だけで保持されており、一
般に過度に回転されると、ノズル8に対して電子部品が
ずれる危険性がある。ノズル8に対する電子部品のずれ
が生じたときには、基板への電子部品の装着不良等が発
生する原因となる。一方、それぞれのスプラインシャフ
ト毎に回転機構を設けると、ヘッド部50の全体が大型
になると共に、高価なNC軸がいたずらに増えてコスト
アップにつながる。本発明はこのような問題点を解決す
るためになされたもので、電子部品の基板への実装品質
を向上が可能であり、さらに又、コストアップを生じな
い部品装着方法、部品装着ヘッド、及び部品装着装置を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の第1態様の部品
装着方法は、平面上にて互いに直交する2方向に移動可
能な部品装着ヘッドに備わり、それぞれが独立して軸方
向に移動可能な複数の部品保持部材にてそれぞれの上記
部品保持部材が順次、部品を保持した後、保持した部品
を被装着体に順次、装着する部品装着方法であって、上
記部品保持部材が部品を保持した後、それぞれの部品保
持部材が独立して当該部品保持部材の軸回りに回転され
て保持している部品を回転させて、保持した部品を上記
被装着体に装着することを特徴とする。
【0008】本発明の第2態様の部品装着ヘッドは、平
面上にて互いに直交する2方向に移動可能な部品装着ヘ
ッドであり、それぞれが独立して軸方向に移動可能な複
数の部品保持部材を有し、それぞれの上記部品保持部材
にて順次、部品を保持して被装着体に順次、装着する部
品装着ヘッドであって、上記部品保持部材をその軸回り
に回転させる駆動力を発生する回転駆動部と、それぞれ
の上記部品保持部材に設けられ上記部品保持部材への上
記回転駆動部による上記駆動力の伝達を制御しそれぞれ
の上記部品保持部材毎に上記軸回りの回転を可能とする
連動装置と、を備えたことを特徴とする。
【0009】本発明の第3態様の部品装着ヘッドは、上
記連動装置により上記部品保持部材の軸回りへ回転可能
となった部品保持部材について、保持している部品を上
記被装着体へ装着するために上記回転可能となった部品
保持部材をその軸方向に移動させる、当該部品装着ヘッ
ドに設けられた一つの移動装置をさらに備えるように構
成してもよい。
【0010】本発明の第4態様の部品装着装置は、上記
第2態様又は上記第3態様の部品装着ヘッドを備えたこ
とを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態の部品装着方
法、部品装着ヘッド、及び上記部品装着ヘッドを備えた
部品装着装置について図を参照しながら以下に説明す
る。尚、上記部品装着方法は、上記部品装着ヘッド及び
部品装着装置にて実行される。又、各図において同じ構
成部分については同じ符号を付している。又、本実施形
態では、取り扱う部品は電子部品を例に採り、上記部品
が装着される被装着体として回路基板を例に採るが、こ
れらに限定されるものではない。又、上記課題を解決す
るための手段に記載した、「部品保持部材」の機能を果
たす一実施形態としては下記のスプラインシャフト11
0が相当する。
【0012】本実施形態の電子部品装着装置100は、
図5に示す電子部品実装機1と同様の構成を有し図2に
示すように、基板搬送部2と、リール式電子部品供給装
置3やトレイ式電子部品供給装置4と、XYロボット5
と、部品保持装置101と、部品認識カメラ7とを備え
る。尚、部品保持装置101を除いた、それぞれの構成
部分は電子部品実装機1に備わるものと同一であり、説
明は省略する。部品保持装置101は、上述の部品保持
装置6と同様に、電子部品9を、例えば吸着することで
保持するノズル8を複数有する、図1に示す部品装着ヘ
ッド105を備え、該部品装着ヘッド105は、上記複
数のノズル8についてそれぞれ独立して軸回りに回転可
能とする構成を有する。このような部品装着ヘッド10
5について以下に説明する。尚、図1には、複数のノズ
ル8の内、一つのノズル8のみを示している。
【0013】図1に示すように、部品装着ヘッド105
は、大別して、吸引のために中空形状であり先端部がノ
ズル8として機能するスプラインシャフト110と、そ
れぞれのスプラインシャフト110に設けられ、吸着に
よる部品の保持動作及び基板への部品の装着動作のため
に選択されたスプラインシャフト110をその軸方向に
沿って移動させる一つの移動装置170と、部品認識カ
メラ7による計測結果に基づきノズル8が保持している
電子部品の保持姿勢を修正するためスプラインシャフト
110をその軸回りに回転させる一つの回転駆動部17
1と、それぞれのスプラインシャフト110に設けら
れ、回転駆動部171によるスプラインシャフト110
への回転力の伝達を制御しそれぞれのスプラインシャフ
ト110毎にその軸回りの回転を可能とする連動装置1
72と、少なくとも移動装置170、回転駆動部17
1、及び連動装置172の動作制御を行う制御装置18
0とを備える。尚、このように構成される部品装着ヘッ
ド105の基本的動作は以下の通りである。即ち、部品
供給装置3等における部品保持位置にて移動装置170
によりスプラインシャフト110を下降させ、吸引装置
70による吸引動作にてノズル8で電子部品を吸着して
保持する。上述の保持姿勢修正のために選択されたスプ
ラインシャフト110のみが連動装置172及び回転駆
動部171により、軸回りに回転される。部品装着ヘッ
ド105がXYロボット5により回路基板の装着位置上
に配置されたとき、電子部品を吸着しているスプライン
シャフト110は移動装置170にて下降し、ノズル8
に保持されている電子部品を装着位置に装着する。
【0014】このような部品装着ヘッド105について
さらに詳しく説明する。尚、上述のように図1では一つ
のスプラインシャフト110のみを図示しており、以下
の各構成部分は、特記なき限りそれぞれのスプラインシ
ャフト110について備わるものである。スプラインシ
ャフト110の一方の端部には、ナット112が、他方
の端部にはナット140がそれぞれスプラインシャフト
110に対して軸方向に摺動可能な状態にて嵌合され
る。尚、ナット112及びナット140は、スプライン
シャフト110の軸回り方向へスプラインシャフト11
0とともに回転する。又、ナット112は、ベアリング
113を介して部品装着ヘッド105のベース116に
回転可能に支持され、ナット140は、ベアリング13
8を介してベース116に回転可能に支持される。よっ
て、スプラインシャフト110は、部品保持装置101
内に備わる部品装着ヘッド105のベース116に対し
て、軸回りに回転可能でかつ軸方向に移動可能な状態に
て取り付けられている。尚、本実施形態では、スプライ
ンシャフト110の軸方向は、鉛直方向に沿って配向さ
れるが、スプラインシャフト110の配向方向はこれに
限定されるものではない。
【0015】移動装置170は、上記スプラインシャフ
ト110の上記他方の端部側に配置され、ベース116
に取り付けられたモータ132と、該モータ132にて
駆動され、スプラインシャフト110の軸方向に沿って
延在するボールネジ133と、該ボールネジ133に係
合しモータ132によるボールネジ133の駆動により
上記軸方向に沿って移動するナット134と、該ナット
134に対して回転可能に取り付けられたローラ136
とを備える。尚、ローラ136には、下記の円板137
が当接し当接している限りにおいてモータ132を駆動
させることでスプラインシャフト110を軸方向に移動
させることができる。又、図4に示すように、移動装置
170は、複数のスプラインシャフト110に対して一
つ設けられる。本実施形態では、部品保持装置101内
に一つ設けられている。
【0016】スプラインシャフト110には、詳細後述
の第1回転部材126とナット140との間において、
スプラインシャフト110が貫通する状態にて円板13
7がスプラインシャフト110に固定される。よって円
板137は、スプラインシャフト110の軸方向への移
動、及び軸回り方向への回転とともに移動、回転する。
このような円板137と第1回転部材126との間に
は、スプラインシャフト110と同心状にスプリング1
39が設けられる。後述のように、第1回転部材126
はその周方向に回転可能にしてベース116に取り付け
られていることから、スプリング139により円板13
7を介してスプラインシャフト110は軸方向に沿って
ナット140側へ付勢されている。
【0017】回転駆動部171は、上記スプラインシャ
フト110のほぼ中央部に配置され、ベース116に取
り付けられたモータ131と、該モータ131の出力軸
に取り付けられたタイミングプーリ130と、スプライ
ンシャフト110と同心上に配置されスプラインシャフ
ト110に非接触な状態でスプラインシャフト110に
挿通される第1回転部材126と、タイミングプーリ1
30及び第1回転部材126に掛け回されたタイミング
ベルト129とを備える。尚、本実施形態では、スプラ
インシャフト110を2本設けており、モータ131
は、これら2本のスプラインシャフト110に対して一
つのみ設けられる。又、第1回転部材126は、ベアリ
ング127を介して各スプラインシャフト110の軸回
りに回転可能な状態にてベース116に取り付けられ
る。よって、タイミングベルト129は、タイミングプ
ーリ130と複数の第1回転部材126との間に掛け回
されており、モータ131が動作することですべての第
1回転部材126は上記軸回りに回転する。さらに、第
1回転部材126には、後述の第2回転部材121に形
成されている第2係合部114と噛み合う凹状の第1係
合部141を有する。
【0018】連動装置172は、回転駆動部171に近
接して配置され、第2回転部材121、及び該第2回転
部材121と上記第1回転部材126との係合、非係合
を行う第2回転部材用移動装置173を備える。第2回
転部材121は、上記第1回転部材126に対向して配
置され、かつスプラインシャフト110と同心状にてス
プラインシャフト110に挿通された、スプラインシャ
フト110を軸回りに回転させるための部材であり、こ
のような第2回転部材121は、スプラインシャフト1
10の軸方向に摺動可能で軸回りに回転不可の状態にて
スプラインシャフト110に嵌合されたナット120に
嵌合されている。又、第2回転部材121には、上記第
1回転部材126の第1係合部141と係合する凸状の
第2係合部114が形成されている。よって、スプライ
ンシャフト110とは非接触な状態でスプラインシャフ
ト110の軸回りに回転可能な第1回転部材126に対
して、第1係合部141及び第2係合部114を介して
連結することで、第2回転部材121はスプラインシャ
フト110の軸回り方向に回転し、それによりナット1
20を介してスプラインシャフト110をその軸回りに
回転させる。又、第1係合部141と第2係合部114
とを確実に係合させるため、第2回転部材121は、第
1回転部材126側へスプリング119により付勢され
ている。尚、スプリング119は、スプラインシャフト
110と同心状にスプラインシャフト110に挿通さ
れ、スプリング119の一端側は、部品装着ヘッド10
5のベース116に固定されたベアリング117及び該
ベアリング117に取り付けたリング状の板118に当
接されている。
【0019】第2回転部材用移動装置173は、移動用
部材124と、ブレーキ板122と、ローラ125と、
シリンダ123とを備える。本実施形態では、シリンダ
123及び移動用部材124は、ともにスプラインシャ
フト110の軸方向に平行に配置され、シリンダ123
の出力軸に移動用部材124が連結されている。よっ
て、シリンダ123の出力軸がスプラインシャフト11
0の軸方向に沿って移動することで移動用部材124も
上記軸方向に沿って移動する。移動用部材124の一端
部には、スプラインシャフト110と同心状のリング形
状であり第2回転部材121に当接して当該移動用部材
124の移動とともに第2回転部材121をスプライン
シャフト110の軸方向に移動させるブレーキ板122
を設けている。尚、ブレーキ板122には、上記スプリ
ング119の付勢力により第2回転部材121が押圧さ
れる。ブレーキ板122は、第1回転部材126と第2
回転部材121とが非係合の状態においては、第2回転
部材121との摩擦により上記軸回り方向への第2回転
部材121の不要な回転を防止するように作用するが、
一方、第1回転部材126と第2回転部材121とが係
合した状態においては、ブレーキ板122と第2回転部
材121との当接が解除されブレーキ板122は第2回
転部材121の回転を妨げるものではない。移動用部材
124の他端部には、ローラ125がスプラインシャフ
ト110側へ突設されている。ローラ125には、上述
した、スプリング139にて付勢された円板137が当
接する。よって移動用部材124の移動方向と同方向に
円板137を介してスプラインシャフト110を移動さ
せることができる。但し、上述したように、円板137
は移動装置170のローラ136にも当接することか
ら、円板137がローラ136に当接した後には移動装
置170におけるローラ136の移動に伴いスプライン
シャフト110は軸方向に移動することになる。尚、本
実施形態では、第1回転部材126と第2回転部材12
1とが係合した時点で、円板137はローラ125との
当接が解除され、ローラ136に当接するように、各構
成部材が構成されている。尚、本実施形態においてシリ
ンダ123はエアーシリンダにて構成され、部品装着ヘ
ッド105のベース116に固定されている。
【0020】このように構成される部品装着ヘッド10
5の動作を主に説明しながら、電子部品装着装置100
の動作について以下に説明する。尚、部品装着ヘッド1
05における、吸引装置70、移動装置170のモータ
132、回転駆動部171のモータ131、及び連動装
置172のシリンダ123、並びに電子部品装着装置1
00に備わるその他の構成部分の各動作は、制御装置1
80にて動作制御がなされる。制御装置180は、本実
施形態では電子部品装着装置100の内部に備わるが、
これに限定されるものではなく、電子部品装着装置10
0の外部に設けてもよい。
【0021】図3のステップ(図内では「S」にて示
す)1にて、基板搬送部2により回路基板が前工程から
搬入され装着位置に支持される。次に、XYロボット5
により部品保持装置101はリール式部品供給装置3又
はトレイ式部品供給装置4に移動される。ステップ2で
は、装着する部品の上方に配置されたノズル8を有する
スプラインシャフト110(説明上、スプラインシャフ
ト110−1とする)に備わるシリンダ123が駆動さ
れ、シリンダ123は、第1回転部材126と第2回転
部材121とが係合するように、移動用部材124を下
降させる。該動作により第1回転部材126と第2回転
部材121とは係合し、かつ円板137はローラ136
に当接する。よってこれ以後スプラインシャフト110
−1の下降動作は移動装置170によって行われる。
又、ステップ3において、電子部品の吸着前にノズル8
を所定角度分、回転させるために、回転駆動部171の
モータ131が作動する。上述のように第1回転部材1
26と第2回転部材121とはこの時点では係合してい
るので、タイミングプーリ130、タイミングベルト1
29、第1回転部材126、及びナット120を含む第
2回転部材121を介してスプラインシャフト110−
1はその軸回りに上記所定角度分、回転される。次に、
ステップ4にて、移動装置170のモータ132が作動
してボールネジ133を駆動し、ノズル8による電子部
品の吸着動作が可能となる程度にローラ136を下降さ
せる。よって、スプリング139にてローラ136に付
勢された円板137を介してスプラインシャフト110
−1は下降し、さらに吸引装置70の作動によりノズル
8は吸引を行う。よってノズル8は電子部品を吸着す
る。
【0022】電子部品の吸着後、ステップ5にて、移動
装置170のモータ132が作動し、ボールネジ13
3、ブロック135、ローラ136、及び円板137を
介してスプラインシャフト110−1を上昇させる。
又、吸着した電子部品を所定の装着角度にセットするた
め、回転駆動部171のモータ131を駆動し、ノズル
8を上記装着角度まで回転させる。さらにモータ132
によりスプラインシャフト110−1が上昇し、円板1
37にローラ125が当接した時点で、ステップ6とし
て、シリンダ123が作動し移動用部材124を上昇さ
せる。よってローラ125に当接する円板137を介し
てスプラインシャフト110−1がさらに上昇するとと
もに、ブレーキ板122により第2回転部材121が上
昇する。これにより、第1回転部材126と第2回転部
材121との係合は解除され、かつブレーキ板122と
第2回転部材121との摩擦によりスプラインシャフト
110−1における軸回り方向への回転は防止される。
【0023】ステップ7として、スプラインシャフト1
10−1とは別のスプラインシャフト110(説明上、
スプラインシャフト110−2とする)についても、上
述のステップ2〜6の動作を実行して、スプラインシャ
フト110−2のノズル8にも電子部品を装着する。
尚、ステップ7の間、上述のようにスプラインシャフト
110−1についてはその軸回り方向への回転は防止さ
れている。このようにして、それぞれのノズル8に電子
部品を吸着した後、ステップ8にて、XYロボット5に
より部品保持装置101は部品認識カメラ7の上方に移
動され、それぞれのノズル8における電子部品の吸着姿
勢が撮影され、画像処理技術にて上記吸着姿勢の修正の
有無が制御装置180にて判断される。ステップ9で
は、上記吸着修正の修正が必要と判断されたノズル8に
ついて所望の吸着姿勢となるように、下記の動作にて、
スプラインシャフト110を軸回りに回転される。例え
ば、スプラインシャフト110−1のノズル8に吸着さ
れている電子部品の吸着姿勢の修正が必要な場合、スプ
ラインシャフト110−1に備わるシリンダ123を動
作させることで、上述した動作にて、再び第1回転部材
126と第2回転部材121とを係合させる。そして、
回転駆動部171のモータ131を作動させ、第1回転
部材126を回転させ、それによりナット120を有す
る第2回転部材121にてスプラインシャフト110−
1を所定角度分、軸回りに回転させ、上記吸着姿勢の修
正を行う。このとき、他のスプラインシャフト110−
2については、第1回転部材126は回転しているが、
スプラインシャフト110−2の第1回転部材126と
第2回転部材121とは係合させていないので、スプラ
インシャフト110−2がその軸回りに回転することは
ない。
【0024】次のステップ10では、XYロボット5に
より部品保持装置101は、各ノズル8を回路基板上の
装着位置の上方に配置される。そして、各ノズル8毎
に、上述したようにシリンダ123及び移動装置170
を作動させて、スプラインシャフト110を下降させ、
吸着している電子部品を回路基板上に順次装着して行
く。すべてのノズル8について部品の装着が終了した時
点で、さらに部品の装着が必要なときには、電子部品の
吸着のため、XYロボット5により部品保持装置101
は再びリール式部品供給装置3又はトレイ式部品供給装
置4へ配置され、ステップ2〜10の動作が繰り返され
る。
【0025】尚、本実施形態では上述のように、ステッ
プ9にてすべてのノズル8について吸着姿勢の修正を行
った後、ステップ10にて順次、部品の装着を実行した
が、例えば、各ノズル8毎に吸着姿勢の修正、部品の装
着を実行するようにしてもよい。
【0026】このように本実施形態の電子部品装着装置
100によれば、保持した部品を各ノズル8毎に該ノズ
ル8の軸回りに回転することができることから、一端、
保持姿勢の修正を行った部品がずれることはない。よっ
て、基板への部品の装着不良等が発生することはなく実
装品質を向上させることができる。さらに、ノズルの回
転機構は、すべてのノズルに対して一つしか設けていな
いことから、部品装着ヘッド全体が大型になることはな
い。さらに、又、各スプラインシャフトをその軸方向に
移動させるための移動装置170もそれぞれのスプライ
ンシャフトに対して一つしか設けていないので、高価な
NC軸を増やすことがなく、コストアップすることもな
い。
【0027】
【発明の効果】以上詳述したように本発明の第1態様の
部品装着方法、第2態様の部品装着ヘッド、及び第4態
様の部品装着装置によれば、連動装置を備え、それぞれ
の部品保持部材について、それぞれ独立してその軸回り
に回転させるように構成したので、各部品保持部材が部
材を保持した後における部品の保持姿勢の修正を各部品
保持部材毎に行うことができる。よって、従来のよう
に、ある一つの部品保持部材における部品の保持姿勢修
正の際に、他の部品保持部材も回転することはない。し
たがって、一旦保持姿勢修正が終了した部品の保持姿勢
が変化することはなく、被装着体へ部品を正確に装着す
ることができ、装着品質を向上させることができる。
【0028】さらに、本発明の第3態様の部品装着ヘッ
ドによれば、複数の部品保持部材に対して一つの移動装
置を設けたことより、高価なNC軸は一つでよく、コス
トアップすることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態の部品装着ヘッドを示す
断面図である。
【図2】 図1に示す部品装着ヘッドを備えた部品装着
装置を示す斜視図である。
【図3】 図2に示す部品装着装置の動作を示すフロー
チャートである。
【図4】 図1に示す部品装着ヘッドに備わる移動装置
の構造を示す斜視図である。
【図5】 従来の部品実装機を示す斜視図である。
【図6】 従来のヘッド部を示す断面図である。
【図7】 図6に示すスプラインシャフトの回転機構部
分の平面図である。
【符号の説明】
10…回路基板、70…吸引装置、100…電子部品装
着装置、105…部品装着ヘッド、110…スプライン
シャフト、121…第2回転部材、126…第1回転部
材、131…モータ、171…回転駆動部、172…連
動装置、173…第2回転部材用移動装置、180…制
御装置。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平面上にて互いに直交する2方向に移動
    可能な部品装着ヘッドに備わり、それぞれが独立して軸
    方向に移動可能な複数の部品保持部材(110)にてそ
    れぞれの上記部品保持部材が順次、部品を保持した後、
    保持した部品を被装着体(10)に順次、装着する部品
    装着方法であって、 上記部品保持部材が部品を保持した後、それぞれの部品
    保持部材が独立して当該部品保持部材の軸回りに回転さ
    れて保持している部品を回転させて、保持した部品を上
    記被装着体に装着することを特徴とする部品装着方法。
  2. 【請求項2】 上記保持した部品の上記被装着体への装
    着動作は、上記装着動作を行うように選択された部品保
    持部材に対して、複数の部品保持部材に対して設けられ
    た一つの移動装置(170)にて行われる、請求項1記
    載の部品装着方法。
  3. 【請求項3】 平面上にて互いに直交する2方向に移動
    可能な部品装着ヘッドであり、それぞれが独立して軸方
    向に移動可能な複数の部品保持部材(110)を有し、
    それぞれの上記部品保持部材にて順次、部品を保持して
    被装着体(10)に順次、装着する部品装着ヘッドであ
    って、 上記部品保持部材をその軸回りに回転させる駆動力を発
    生する回転駆動部(171)と、 それぞれの上記部品保持部材に設けられ上記部品保持部
    材への上記回転駆動部による上記駆動力の伝達を制御し
    それぞれの上記部品保持部材毎に上記軸回りの回転を可
    能とする連動装置(172,173)と、を備えたこと
    を特徴とする部品装着ヘッド。
  4. 【請求項4】 上記回転駆動部は、当該部品装着ヘッド
    に一つの駆動源(131)と、ぞれぞれの上記部品保持
    部材が非接触な状態で貫通し上記駆動源にて上記軸回り
    に回転する第1回転部材(126)とを備えた、請求項
    3記載の部品装着ヘッド。
  5. 【請求項5】 上記連動装置は、それぞれの上記部品保
    持部材に設けられかつ上記部品保持部材が貫通し上記部
    品保持部材に対して上記軸回りに回転せず上記軸方向に
    摺動可能な第2回転部材(121)と、上記第2回転部
    材を上記軸方向に移動させて上記第1回転部材と上記第
    2回転部材とを当接させ上記第1回転部材の回転力を上
    記第2部材を介して上記部品保持部材に伝達させる第2
    回転部材用移動装置(173)とを備える、請求項3又
    は4記載の部品装着ヘッド。
  6. 【請求項6】 上記連動装置により上記部品保持部材の
    軸回りへ回転可能となった部品保持部材について、保持
    している部品を上記被装着体へ装着するために上記回転
    可能となった部品保持部材をその軸方向に移動させる、
    当該部品装着ヘッドに設けられた一つの移動装置(17
    0)をさらに備えた、請求項3ないし5のいずれかに記
    載の部品装着ヘッド。
  7. 【請求項7】 上記第2回転部材用移動装置によって上
    記第1回転部材と上記第2回転部材とが当接すると同時
    に、上記移動装置は上記部品保持部材を上記軸方向へ移
    動させる、請求項6記載の部品装着ヘッド。
  8. 【請求項8】 上記部品保持部材による上記部品の保持
    は、吸引装置(70)による部品の吸引により行う、請
    求項3ないし7のいずれかに記載の部品装着ヘッド。
  9. 【請求項9】 請求項3ないし8のいずれかに記載の部
    品装着ヘッドを備えたことを特徴とする部品装着装置。
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