JPH1168432A - アンテナ用揺動および回転支持具および該支持具が設けられたアンテナ - Google Patents

アンテナ用揺動および回転支持具および該支持具が設けられたアンテナ

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JPH1168432A
JPH1168432A JP23906097A JP23906097A JPH1168432A JP H1168432 A JPH1168432 A JP H1168432A JP 23906097 A JP23906097 A JP 23906097A JP 23906097 A JP23906097 A JP 23906097A JP H1168432 A JPH1168432 A JP H1168432A
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antenna
swinging
cylindrical
swing
rotating support
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JP23906097A
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English (en)
Inventor
Kazusuke Yanagisawa
和介 柳沢
Takumi Yano
工 矢野
Takao Kawahara
隆夫 川原
Motoyuki Morino
征行 森野
Kazuo Okayama
和男 岡山
Isao Yanagisawa
功 柳沢
Yasuo Fukushima
康夫 福島
Shinji Kusano
信司 草野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokowo Co Ltd
Original Assignee
Yokowo Co Ltd
Yokowo Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 軽量でしかも安価に製造できるアンテナ用揺
動および回転支持具を提供する。 【解決手段】 円筒状部20aとこれに略直交して舌片
部20bを板金で一体に形成した揺動連結具20と、円
筒状部20aの両端を揺動自在にその内部に受ける円筒
状受部18aとこれと略直交方向に突出して2つの円弧
状部18c、18cにより形成される軸部18dを板金
で一体に形成した回転連結部18と、軸部18dを回転
自在にその内部に受ける円筒状軸受部16aとこれを無
線機筐体に固定する固定部16b、16bを板金で一体
に形成した取付具16と、からなり、アンテナを無線機
筐体に対して揺動および回転自在に支持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線機筐体にアン
テナエレメントを揺動および回転自在に配設するための
アンテナ用揺動および回転支持具に関するものである。
また、このアンテナ用揺動および回転支持具が設けられ
たアンテナに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の携帯用のラジオやラジカセおよび
テレビジョン受像機のアンテナエレメントとして、伸縮
式の多段ロッドアンテナが汎用されている。
【0003】このロッドアンテナは、伸長させた際には
約80〜100cmと比較的に長いものである。そこ
で、このロッドアンテナを無線機筐体に揺動および回転
自在に支持する支持具は、アンテナエレメントが自重で
倒れないように強固に保持できるものでなくてはなら
ず、その構造は切削や鋳造加工などで製造されるそれ自
体が堅牢な部品が複雑に組み付けられたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、従来の支持具
にあっては、部品点数が多いことと、各部品が切削加工
などによりに製造されるので安価に製造することが困難
である。そこで、アンテナ全体としても高価にならざる
を得ない。また、それぞれの部品重量が大きく、組み立
てられた支持具の重量も大きなものであり、携帯性に強
く望まれる軽量化の点でも充分に満足のできるものでな
かった。
【0005】本発明は、上述のごとき従来技術の事情に
鑑みてなされたもので、板金のプレス加工で製造できる
簡単な構造で、部品点数も少なく、組み立ての容易なア
ンテナ用揺動および回転支持具を提供することを目的と
する。また、かかるアンテナ用揺動および回転支持具が
設けられたアンテナを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明のアンテナ用揺動および回転支持具は、円
筒状部とこの円筒状部の軸と直交方向に突出してアンテ
ナエレメントの基端側に配設される舌片部とを板金で一
体に形成した揺動連結具と、前記円筒状部の両端部を揺
動自在にその内部に受ける円筒状受部とこの円筒状受部
の軸と直交方向に突出する軸部を板金で一体に形成した
回転連結具と、前記軸部を回転自在にその内部に受ける
円筒状軸受部とこの円筒状軸受部を無線機筐体に固定す
る固定部とを板金で一体に形成した取付具と、を備えて
構成されている。
【0007】そして、前記揺動連結具と回転連結具と取
付具が、いずれも導電性を有する板金からなり、前記揺
動連結具の舌片部をアンテナエレメントの出力端に電気
的接続し、前記取付具の固定部を無線機の無線回路のア
ンテナ入力端に電気的接続するように構成しても良い。
【0008】また、前記回転連結具は、弾性材からな
り、2つ折りの折り曲げ部分に前記円筒状受部を形成
し、その開口端からそれぞれ連結部を突出し、これらの
連結部に前記円筒状受部の軸方向と直交する軸を有する
円弧状部をそれぞれに形成して、前記2つの円弧状部に
よりその外周が略円となるようにして前記軸部を形成
し、前記取付具の前記円筒状軸受部に挿入した前記円弧
状部が前記円弧状軸受部の内周に弾接するように構成す
ることもできる。
【0009】また、前記揺動連結具の前記円筒状部に孔
を穿設し、この孔に潤滑剤を設けて構成することもでき
る。
【0010】また、前記回転連結具の前記軸部に孔を穿
設し、この孔に潤滑剤を設けて構成することもできる。
【0011】また、前記揺動連結具の前記舌片部に切り
起こしを設け、アンテナエレメントから導出される導電
材を前記切り起こしに挿通させてカシメることで、前記
導電材を舌片部に固定および電気的接続するように構成
することもできる。
【0012】また、前記取付具の円筒状軸受部の端部に
爪部を設け、前記円筒状軸受部に前記回転連結具の軸部
を挿入した状態で前記爪部を内側に折り曲げて前記軸部
の抜けを阻止するように構成することもできる。
【0013】また、前記取付具の前記固定部は、前記円
筒状軸受部の対向する2箇所からそれぞれ突出して先端
部が重なる2枚の突片で形成し、一方のこの突片にバー
リング加工をするとともにその内周にねじを刻設し、他
方の前記突片に前記バーリング加工による突起部を挿入
できる孔を穿設し、前記ねじにボルトを螺合させて前記
取付具を無線機筐体に固定するように構成することもで
きる。
【0014】また、前記取付具は、弾性材からなり、前
記固定部を前記円筒状軸部から突出した突片で形成し、
この突片を弾性変形する係合片となし、前記無線機筐体
に前記取付具を挿入する挿入孔を設け、挿入の際に前記
係合片が弾性変形して前記挿入孔に挿入貫通を許容し、
貫通すると弾性復帰した前記係合片により抜けを阻止す
るように構成することもできる。
【0015】また、前記取付具は、前記固定部を前記円
筒状軸受部の対向する2箇所から前記円筒状軸受部の軸
に対して斜め方向にそれぞれ突出してテーパー状でその
先端部が重なる2枚の突片で形成し、前記無線機筐体に
前記取付具を挿入する挿入孔を設け、この挿入孔に挿入
方向が狭いテーパー状部を設け、このテーパー状部に前
記突片のテーパー状の部分を当接させ、前記固定部の2
枚の突片の先端部間に前記無線機の無線回路のアンテナ
入力端子に電気的接続される給電金具を狭持するように
構成することもできる。
【0016】また、前記取付具の前記固定部を2枚の突
片で形成し、これらの2枚の突片で前記無線機の無線回
路のアンテナ入力端子に電気的接続される給電金具を狭
持するようになし、前記突片に係合突起を設け、前記給
電金具に係合孔を設け、前記突片により前記給電金具を
狭持させることで電気的接続させるとともに、前記係合
孔と前記係合突起の係合により、前記固定部が前記給電
金具から分離するのを阻止するように構成することもで
きる。
【0017】そして、本発明のアンテナは、アンテナエ
レメントのケースの基端部に係合部を設け、絶縁樹脂か
らなるアンテナ連結具の一端部側に設けたアンテナ係合
凸部に係合させて抜けを阻止し、前記アンテナ連結具の
他端部に請求項1記載のアンテナ用揺動および回転支持
具を前記回転連結具の前記軸部と前記取付具を外方に突
出して抜けでないように保持して構成されている。
【0018】また、前記アンテナ連結具を連結部で連結
した2つの半体部で形成し、これらの2つの半体部が前
記連結部で折り曲げて重ね合わされた前記アンテナ連結
具により、前記アンテナエレメントのケースの基端部お
よび前記アンテナ用揺動および回転支持具を狭持するよ
うに構成することもできる。
【0019】また、前記請求項1記載のアンテナ用揺動
および回転支持具の前記揺動連結具の舌片部に係合凹部
を設け、前記アンテナ連結具に設けた係合凸部に係合さ
せて抜けを阻止するように構成することもできる。
【0020】また、前記アンテナ連結具の折り重ねられ
る一方の半体部の面に凸部を設け、他方の半体部の面に
前記凸部に嵌合する凹部を設けて構成することもでき
る。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施例を図
1ないし図8を参照して説明する。図1は、本発明のア
ンテナ用揺動および回転支持具の第1の実施例の分解斜
視図である。図2は、図1の揺動連結具と回転連結具を
組み付けた断面部分図である。図3は、図1の揺動連結
具に導電材をカシメにより固定する切り起こしを示し、
(a)はカシメ前の縦断面部分図であり、(b)は平面
部分図であり、(c)はカシメ後の縦断面部分図であ
る。図4は、取付具から回転連結具が抜けないようにす
る爪部を示し、(a)は正面部分図であり、(b)は、
A−A矢視断面図である。図5は、取付具の固定部の断
面部分図である。図6は、支持具とアンテナエレメント
を連結して本発明のアンテナを構成するためのアンテナ
連結具を示し、(a)は組み付け前の平面図であり、
(b)はB−B矢視断面図である。図7は、支持具とア
ンテナエレメントをアンテナ連結具で連結したアンテナ
の構造を示し、(a)は平面図であり、(b)はC−C
矢視断面図である。図8は、支持具が設けられた本発明
のアンテナの全体を示し、(a)は側面図であり、
(b)は正面図である。
【0022】まず、本発明のアンテナは、図8に示すご
とく、アンテナエレメント10とアンテナ用揺動および
回転支持具12がアンテナ連結具30で連結して構成さ
れている。そして、この支持具12を無線機筐体に取り
付けるための取付具16に対して、アンテナエレメント
10は、軸回りに回転自在であり、また軸P回りに揺動
自在である。
【0023】ここで、アンテナエレメント10は、例え
ば、絶縁樹脂からなる断面扁平なケースに長手方向に複
数の導孔が貫通穿設され、これらの導孔に1本の導電材
を挿通して長手方向に長いジグザグ状の折り返しアンテ
ナを形成したものである。
【0024】次に、アンテナ用揺動および回転支持具1
2の構造につき、図1ないし図5を参照して説明する。
支持具12は、取付具16と回転連結具18および揺動
連結具20からなり、いずれも良導電性を有する板金を
プレス加工して製造される。揺動連結具20は、円筒状
部20aと、この円筒状部20aの軸と直交方向に突出
する舌片部20bとからなる。ここで、舌片部20bは
円筒状部20aの断面円形の接線方向に突出され、さら
に軸と平行な稜で折り曲げられている。そして、円筒状
部20aには、小さな孔20c、20c…が穿設され、
また舌片部20bの先端部に切り起こし20dが設けら
れ、さらに舌片部20bの両側に係合凹部20e、20
eが設けられる。なお、20fは、舌片部20bを補強
するリブである。
【0025】また、回転連結具18は、弾性を有する板
金が2つ折りされ、その折り曲げられた部分に、揺動連
結具20の円筒状部20aの両端部を揺動自在にその内
部に受ける円筒状受部18aが形成され、その開口端か
らそれぞれ連結部18b、18bが突設され、これらの
連結部18b、18bに円筒状受部18aの軸方向と直
交する軸を有する円弧状部18c、18cがそれぞれに
形成される。2枚の連結部18b、18bが重ね合わさ
れると、2つの円弧状部18c、18cは外周が略円と
なるように形成されており、この2つの円弧状部18
c、18cで軸部18dが形成される。
【0026】さらに、取付具16は、回転連結具18の
2つの円弧状部18c、18cからなる軸部18dを回
転自在にその内部に受ける円筒状軸受部16aと、この
円筒状軸受部16aの端部で対向する2箇所から円筒状
軸受部16aの軸に対して斜めにテーパー状に突設して
その先端部が重なる2枚の突片により形成される固定部
16b、16bからなる。そして、円筒状軸受部16a
の開口端には、爪部16c、16c…が形成され、また
軸部18dの挿入量を規制する規制凸部16d、16d
…が円筒状軸受部16aに内側に突起して設けられる。
さらに、固定部16b、16bには、ねじ16eが刻設
される。なお、16fは、補強用のリブである。
【0027】続いて、支持具12の組み立てについて説
明する。まず、図2に示すごとく、揺動連結具20の孔
20c、20c…に潤滑剤22、22…を設け、回転連
結具18の2つ折りを弾力に抗して開いて、円筒状受部
18a内に円筒状部20aを挿入し、挿入後に弾性復帰
させる。ここで、円筒状部20aは円筒状受部18aに
より弾力的に狭持される。すると、潤滑剤22、22…
の作用により回転連結具18に対して揺動連結具20が
円滑に揺動できる状態となる。また、回転連結具18と
揺動連結具20は弾接されていて、確実な電気的接続が
得られる。さらに、回転連結具18の軸部18dを取付
具16の円筒状軸受部16aに挿入し、挿入した状態
で、図4に示すごとく、爪部16c、16c…を内側に
折り曲げて軸部18dが抜け出ないように構成される。
この挿入状態で、軸部18dを形成する円弧状部18
c、18cは円筒状軸受部16aの内面に弾接し、取付
具16と回転連結具18が確実に電気的接続がなされ
る。また、軸部18dが円筒状軸受部16aに弾接して
密接されており、円滑な回転が得られる。ここで、円弧
状部18c、18cに小さな孔を複数穿設し、これらの
孔に潤滑剤22、22…を設けるならば、より円滑な回
転が確保できる。
【0028】そして、図3に示すごとく、アンテナエレ
メント10の基端から導出される出力端としての導電材
10aが、揺動連結具20の舌片部20bの切り起こし
20dに挿入され、この切り起こし20dをカシメるこ
とで、舌片部20bに導電材10aが固定されるととも
に電気的接続される。なお、図3(b)に示すごとく、
切り起こし20dの導電材10aが挿通される両方向に
逃げ部20g、20gを設けることで、カシメにより導
電材10aが切断されるようなことはない。また、図5
に示すごとく、2枚の突片からなる固定部16b、16
bの一方の突片にバーリング加工をするとともにその内
周にねじ16eが刻設される。そして、他方の突片に
は、一方の突片のバーリング加工による突起部が挿入で
きる径を有する孔16gが穿設される。この固定部16
b、16bが無線機の無線回路のアンテナ入力端子に電
気的接続される給電金具などに当接されてねじ16eに
ボルトが螺合されて締め付け固定される。
【0029】さらに、アンテナ連結具30につき図6お
よび図7を参照して説明する。アンテナ連結具30は、
絶縁樹脂からなり、容易に折れ曲がりまたは切り離され
る薄い肉厚の連結部30aで連結されたほぼ対称な2つ
の半体部30b、30bで形成される。これらの2つの
半体部30b、30bには、連結部30aで折り曲げ重
ねられた状態で、支持具12を回転連結具18の軸部1
8dと取付具16を外方に突出して保持する回転連結具
収容部30c、30cと揺動連結具20の舌片部20b
を狭持する揺動連結具収容部30d、30dが一端側か
ら順次形成されている。また、アンテナエレメント10
のケースの基端部を収容するアンテナケース収容部30
e、30eが他端側に形成される。このアンテナケース
収容部30e、30eには、アンテナエレメント10の
ケースの基端部の側面に設けられた凹状の係合部10
b、10bに係合するアンテナ係合凸部30f、30f
…が設けられ、これらの係合によって、アンテナ連結具
30からアンテナエレメント10が抜け出るのが阻止さ
れる。また、揺動連結具収容部30d、30dの一方に
揺動連結具20の舌片部20bに設けた係合凹部20
e、20eが係合できる係合凸部30g、30gが設け
られ、他方にこの係合凸部30g、30gが挿入嵌合す
る係合凸部用凹部30h、30hが設けられる。この舌
片部20bの係合凹部20e、20eとアンテナ連結具
30の係合凸部30g、30gが係合することで、アン
テナ連結具30から揺動連結具20が抜け出たり位置ず
れしたりすることが阻止される。そしてまた、2つの半
体部30b、30bの一方に凸部30i、30i…が突
設され、他方にこの凸部30i、30i…が挿入嵌合す
る凸部用凹部30j、30j…が設けられる。これらの
凸部30i、30i…と凸部用凹部30j、30j…の
嵌合により、2つの半体部30b、30bが位置ずれす
るようなことがない。
【0030】かかる構成において、アンテナ連結具30
により、アンテナエレメント10と支持具12とが簡単
に連結される。そして、アンテナエレメント10の出力
端としての導電材10aが、揺動連結具20と回転連結
具18と取付具16を順次に介して、取付具16の固定
部16b、16bに電気的接続され、この固定部16
b、16bが無線機の無線回路のアンテナ入力端に電気
的接続された給電金具に電気的接続されて、アンテナ信
号が無線回路に与えられる。
【0031】なお、アンテナ連結具30に対してアンテ
ナエレメント10の抜けを阻止する構造は、アンテナエ
レメント10のケースに設けられた凹部または凸部と、
アンテナケース収容部30e、30eに設けられた凸部
または凹部が適宜に嵌合係合されるならばいかなる形状
であっても良い。
【0032】本発明のアンテナ用揺動および回転支持具
の第2の実施例を図9を参照して説明する。図9は、本
発明のアンテナ用揺動および回転支持具支持具の第2の
実施例を無線機筐体に組み付けた状態の取付具を示し、
(a)は正面図であり、(b)は側面図であり、(c)
は係合片の拡大側面図である。
【0033】図9における取付具40は、円筒状軸受部
40bの端部で対向する2箇所から円筒状軸受部40b
の軸に対して斜め方向にテーパー状に突接してその先端
部が重なる2枚の突片により固定部としての係合片40
a、40aが形成される。そして、この係合片40a、
40aには、両側に先端側が広い係合段差部40c、4
0c…が設けられるとともに先端縁より中央縦方向にス
リット40d、40dが切り込まれている。なお、これ
らの係合片40a、40aの幅は、無線機筐体50に設
けられた挿入孔50aの寸法幅より若干広く設定され
る。そして、挿入の際には係合片40a、40aはその
幅を弾性変形させてすぼめて挿入孔50aに挿入貫通で
き、貫通すると弾性復帰してその幅が挿入孔50aより
広くなって、抜けが阻止される。また、無線機筐体50
の挿入孔50aには、係合片40a、40aのテーパー
状の部分に対応させて挿入方向に狭いテーパー状部50
bが設けられる。そこで、取付具40の挿入により、こ
のテーパー状部50bに係合片40a、40aのテーパ
ー状の部分が当接され、くさび効果により、係合片40
a、40aの先端部に互いに当接する方向の力が作用す
る。そこで、この2枚の係合片40a、40aで、無線
機の無線機回路のアンテナ入力に電気的接続された給電
金具52を狭持する。なお、係合片40a、40aの先
端部で重なって互いに対向する面には、図9(c)に示
すごとく、給電金具52との接触圧を高くすべく突起が
設けられ、また係合片40a、40aの先端が少し開く
ように折り曲げられて、挿入により給電金具52を容易
かつ確実に狭持できるように構成されている。
【0034】かかる構成にあっては、取付具40の固定
部としての係合片40a、40aを無線機筐体50の挿
入孔50aに挿入するだけで、無線機筐体50への固定
と無線回路への電気的接続が簡単になされる。
【0035】図10は、図9に示すものと同様に、挿入
により固定と電気的接続がなされる本発明のアンテナ用
揺動および回転支持具の第3の実施例を示す。図10
は、本発明の支持具の第3の実施例を無線機筐体に組み
付けた状態の取付具を示し、(a)は正面図であり、
(b)は側面図であり、(c)はD−D矢視断面拡大図
である。図10で、図9と同じ部材には同じ符号を付け
て重複する説明を省略する。
【0036】図10に示す第3の実施例の特徴は、取付
具60の固定部としての係合片60a、60aに、両側
から横方向にスリット60b、60b…を切り込み、厚
さ方向に折り曲がって弾性変形できる係合舌片60c、
60c…を設けたことにある。
【0037】かかる構成にあっては、取付具60を無線
機筐体50の挿入孔50aに挿入する際には、係合舌片
60c、60c…が厚さ方向に弾性変形して挿入貫通を
許容し、貫通すると弾性復帰してその厚さ方向の寸法が
挿入孔50aの厚さより大きくなって抜けが阻止され
る。
【0038】図11は、給電金具に係合するようにした
本発明のアンテナ用揺動および回転支持具の第4の実施
例を示す。図11は、本発明の支持具の第4の実施例を
無線機筐体に組み付けた状態の取付具を示し、(a)は
正面図であり、(b)は側面図であり、(c)は係合片
の縦断面拡大図である。図11で、図9と同じ部材には
同じ符号を付けて重複する説明を省略する。
【0039】図11に示す第4の実施例の特徴は、取付
具70の固定部としての係合片70a、70a…に、互
いに当接する方向に突設させて抜け方向に段差を有する
係合突起70b、70b…を設け、給電金具52にこの
係合突起70b、70b…が挿入される係合孔52a、
52a…が穿設されたことにある。そこで、取付具70
を挿入孔50aに挿入させて係合片70a、70a…で
給電金具52を狭持させると、係合突起70b、70b
…が係合孔52a、52a…に係合され、その段差によ
り取付具70は給電金具52から分離方向への移動が阻
止される。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のアンテナ
用揺動および回転支持具および該支持具が設けられたア
ンテナは構成されているので、以下のごとき格別な効果
を奏する。
【0041】請求項1ないし11記載のいずれのアンテ
ナ用揺動および回転支持具にあっても、板金をプレス加
工により形成した部品を組み合わせたものであり、軽量
化が図れるとともに、安価に製造することができ、量産
に好適である。
【0042】また、請求項12ないし15記載の該支持
具が設けられたアンテナにあっては、軽量で安価な支持
具が設けられているので、アンテナを軽量かつ安価に製
造し得る。また、アンテナエレメントと支持具をアンテ
ナ連結具で連結しているので、少ない部品点数で容易に
組み立てることができ、量産に好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のアンテナ用揺動および回転支持具の第
1の実施例の分解斜視図である。
【図2】図1の揺動連結具と回転連結具を組み付けた断
面部分図である。
【図3】図1の揺動連結具に導電材をカシメにより固定
する切り起こしを示し、(a)はカシメ前の縦断面部分
図であり、(b)は平面部分図であり、(c)はカシメ
後の縦断面部分図である。
【図4】取付具から回転連結具が抜けないようにする爪
部を示し、(a)は正面部分図であり、(b)は、A−
A矢視断面図である。
【図5】取付具の固定部の断面部分図である。
【図6】支持具とアンテナエレメントを連結して本発明
のアンテナを構成するためのアンテナ連結具を示し、
(a)は組み付け前の平面図であり、(b)はB−B矢
視断面図である。
【図7】支持具とアンテナエレメントをアンテナ連結具
で連結したアンテナの構造を示し、(a)は平面図であ
り、(b)はC−C矢視断面図である。
【図8】支持具が設けられた本発明のアンテナの全体を
示し、(a)は側面図であり、(b)は正面図である。
【図9】本発明の支持具の第2の実施例を無線機筐体に
組み付けた状態の取付具を示し、(a)は正面図であ
り、(b)は側面図であり、(c)は係合片の拡大側面
図である。
【図10】本発明の支持具の第3の実施例を無線機筐体
に組み付けた状態の取付具を示し、(a)は正面図であ
り、(b)は側面図であり、(c)はD−D矢視断面拡
大図である。
【図11】図11は、本発明の支持具の第4の実施例を
無線機筐体に組み付けた状態の取付具を示し、(a)は
正面図であり、(b)は側面図であり、(c)は係合片
の縦断面拡大図である。
【符号の説明】
10 アンテナエレメント 10a 導電材 10b 係合部 12 支持具 16、40、60、70 取付具 16a、40b 円筒状軸受部 16b 固定部 16c 爪部 16e ねじ 16g 孔 18 回転連結具 18a 円筒状受部 18b 連結部 18c 円弧状部 18d 軸部 20 揺動連結具 20a 円筒状部 20b 舌片部 20c 孔 20d 切り起こし 20e 係合凹部 22 潤滑剤 30 アンテナ連結具 30a 連結部 30b 半体部 30c 回転連結具収容部 30d 揺動連結具収容部 30e アンテナケース収容部 30f アンテナ係合凸部 30g 係合凸部 30h 係合凸部用凹部 30i 凸部 30j 凸部用凹部 40a、60a、70a 係合片 40c 係合段差部 40d スリット 50 無線機筐体 50a 挿入孔 52 給電金具 52a 係合孔 60c 係合舌片 70b 係合突起
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森野 征行 東京都北区滝野川7丁目5番11号 株式会 社ヨコオ内 (72)発明者 岡山 和男 東京都北区滝野川7丁目5番11号 株式会 社ヨコオ内 (72)発明者 柳沢 功 東京都北区滝野川7丁目5番11号 株式会 社ヨコオ内 (72)発明者 福島 康夫 東京都北区滝野川7丁目5番11号 株式会 社ヨコオ内 (72)発明者 草野 信司 東京都北区滝野川7丁目5番11号 株式会 社ヨコオ内

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒状部とこの円筒状部の軸と直交方向
    に突出してアンテナエレメントの基端側に配設される舌
    片部とを板金で一体に形成した揺動連結具と、前記円筒
    状部の両端部を揺動自在にその内部に受ける円筒状受部
    とこの円筒状受部の軸と直交方向に突出する軸部を板金
    で一体に形成した回転連結具と、前記軸部を回転自在に
    その内部に受ける円筒状軸受部とこの円筒状軸受部を無
    線機筐体に固定する固定部とを板金で一体に形成した取
    付具と、を備えて構成したことを特徴とするアンテナ用
    揺動および回転支持具。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のアンテナ用揺動および回
    転支持具において、前記揺動連結具と回転連結具と取付
    具が、いずれも導電性を有する板金からなり、前記揺動
    連結具の舌片部をアンテナエレメントの出力端に電気的
    接続し、前記取付具の固定部を無線機の無線回路のアン
    テナ入力端に電気的接続するように構成したことを特徴
    とするアンテナ用揺動および回転支持具。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のアンテナ用揺動および回
    転支持具において、前記回転連結具は、弾性材からな
    り、2つ折りの折り曲げ部分に前記円筒状受部を形成
    し、その開口端からそれぞれ連結部を突出し、これらの
    連結部に前記円筒状受部の軸方向と直交する軸を有する
    円弧状部をそれぞれに形成して、前記2つの円弧状部に
    よりその外周が略円となるようにして前記軸部を形成
    し、前記取付具の前記円筒状軸受部に挿入した前記円弧
    状部が前記円弧状軸受部の内周に弾接するように構成し
    たことを特徴とするアンテナ用揺動および回転支持具。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のアンテナ用揺動および回
    転支持具において、前記揺動連結具の前記円筒状部に孔
    を穿設し、この孔に潤滑剤を設けて構成したことを特徴
    とするアンテナ用揺動および回転支持具。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のアンテナ用揺動および回
    転支持具において、前記回転連結具の前記軸部に孔を穿
    設し、この孔に潤滑剤を設けて構成したことを特徴とす
    るアンテナ用揺動および回転支持具。
  6. 【請求項6】 請求項1記載のアンテナ用揺動および回
    転支持具において、前記揺動連結具の前記舌片部に切り
    起こしを設け、アンテナエレメントから導出される導電
    材を前記切り起こしに挿通させてカシメることで、前記
    導電材を舌片部に固定および電気的接続するように構成
    したことを特徴とするアンテナ用揺動および回転支持
    具。
  7. 【請求項7】 請求項1記載のアンテナ用揺動および回
    転支持具において、前記取付具の円筒状軸受部の端部に
    爪部を設け、前記円筒状軸受部に前記回転連結具の軸部
    を挿入した状態で前記爪部を内側に折り曲げて前記軸部
    の抜けを阻止するように構成したことを特徴とするアン
    テナ用揺動および回転支持具。
  8. 【請求項8】 請求項1記載のアンテナ用揺動および回
    転支持具において、前記取付具の前記固定部は、前記円
    筒状軸受部の対向する2箇所からそれぞれ突出して先端
    部が重なる2枚の突片で形成し、一方のこの突片にバー
    リング加工をするとともにその内周にねじを刻設し、他
    方の前記突片に前記バーリング加工による突起部を挿入
    できる孔を穿設し、前記ねじにボルトを螺合させて前記
    取付具を無線機筐体に固定するように構成したことを特
    徴とするアンテナ用揺動および回転支持具。
  9. 【請求項9】 請求項1記載のアンテナ用揺動および回
    転支持具において、前記取付具は、弾性材からなり、前
    記固定部は前記円筒状軸受部から突出した突片で形成
    し、この突片を弾性変形する係合片となし、前記無線機
    筐体に前記取付具を挿入する挿入孔を設け、挿入の際に
    前記係合片が弾性変形して前記挿入孔に挿入貫通を許容
    し、貫通すると弾性復帰した前記係合片により抜けを阻
    止するように構成したことを特徴とするアンテナ用揺動
    および回転支持具。
  10. 【請求項10】 請求項1記載のアンテナ用揺動および
    回転支持具において、前記取付具は、前記固定部を前記
    円筒状軸受部の対向する2箇所から前記円筒状軸受部の
    軸に対して斜め方向にそれぞれ突出してテーパー状でそ
    の先端部が重なる2枚の突片で形成し、前記無線機筐体
    に前記取付具を挿入する挿入孔を設け、この挿入孔に挿
    入方向が狭いテーパー状部を設け、このテーパー状部に
    前記突片のテーパー状の部分を当接させ、前記固定部の
    2枚の突片の先端部間に前記無線機の無線回路のアンテ
    ナ入力端子に電気的接続される給電金具を狭持するよう
    に構成したことを特徴とするアンテナ用揺動および回転
    支持具。
  11. 【請求項11】 請求項1記載のアンテナ用揺動および
    回転支持具において、前記取付具の前記固定部を2枚の
    突片で形成し、これらの2枚の突片で前記無線機の無線
    回路のアンテナ入力端子に電気的接続される給電金具を
    狭持するようになし、前記突片に係合突起を設け、前記
    給電金具に係合孔を設け、前記突片により前記給電金具
    を狭持させることで電気的接続させるとともに、前記係
    合孔と前記係合突起の係合により、前記固定部が前記給
    電金具から分離するのを阻止するように構成したことを
    特徴とするアンテナ用揺動および回転支持具。
  12. 【請求項12】 アンテナエレメントのケースの基端部
    に係合部を設け、絶縁樹脂からなるアンテナ連結具の一
    端部側に設けたアンテナ係合凸部に係合させて抜けを阻
    止し、前記アンテナ連結具の他端部に請求項1記載のア
    ンテナ用揺動および回転支持具を前記回転連結具の前記
    軸部と前記取付具を外方に突出して抜け出ないように保
    持して構成したことを特徴とするアンテナ。
  13. 【請求項13】 請求項12記載のアンテナにおいて、
    前記アンテナ連結具を連結部で連結した2つの半体部で
    形成し、これらの2つの半体部が前記連結部で折り曲げ
    て重ね合わされた前記アンテナ連結具により、前記アン
    テナエレメントのケースの基端部および前記アンテナ用
    揺動および回転支持具を狭持するように構成したことを
    特徴とするアンテナ。
  14. 【請求項14】 請求項12記載のアンテナにおいて、
    前記請求項1記載のアンテナ用揺動および回転支持具の
    前記揺動連結具の舌片部に係合凹部を設け、前記アンテ
    ナ連結具に設けた係合凸部に係合させて抜けを阻止する
    ように構成したことを特徴とするアンテナ。
  15. 【請求項15】 請求項13記載のアンテナにおいて、
    前記アンテナ連結具の折り重ねられる一方の半体部の面
    に凸部を設け、他方の半体部の面に前記凸部に嵌合する
    凹部を設けて構成したことを特徴とするアンテナ。
JP23906097A 1997-08-20 1997-08-20 アンテナ用揺動および回転支持具および該支持具が設けられたアンテナ Pending JPH1168432A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010103588A (ja) * 2008-10-21 2010-05-06 Nec Infrontia Corp アンテナ装置およびカード型電子機器

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JP2010103588A (ja) * 2008-10-21 2010-05-06 Nec Infrontia Corp アンテナ装置およびカード型電子機器

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