JPH1168859A - 誤り訂正バランス符号送受信システム - Google Patents

誤り訂正バランス符号送受信システム

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JPH1168859A
JPH1168859A JP23012697A JP23012697A JPH1168859A JP H1168859 A JPH1168859 A JP H1168859A JP 23012697 A JP23012697 A JP 23012697A JP 23012697 A JP23012697 A JP 23012697A JP H1168859 A JPH1168859 A JP H1168859A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マーク率を50%近傍に保ち、伝送効率及び
同一データ送信時のマーク率を向上させる。 【解決手段】 送信器側において、伝送データを構成す
るビットの「0」の数と「1」の数との比率が互いに異
なるようにビット操作を行って複数種類のデータを生成
し、この生成された複数種類のデータを択一的に送信す
る。このとき、ビット操作により生成された複数種類の
データ夫々に、そのビット操作が行われたことを示す操
作情報を付加する。受信器側において、送信器から受信
したデータに付加された操作情報に基づいてデータをビ
ット操作前の状態に戻す。 【効果】 伝送効率の悪化を少なくした、伝送データの
「0」と「1」とのバランスが取れた、マーク率が50
%の近傍である、誤り訂正符号が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は誤り訂正バランス符
号送受信システムに関し、特に伝送データの「0」と
「1」とのバランスを取りマーク率を50%近傍に保ち
ながら誤り訂正を行う送受信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】図7は、例えば特開昭61−10005
9号公報に示されたバランスを保った誤り訂正符号の符
号フォーマットである。膜り訂正符号としてホーズチョ
ードリホッケンゲム符号(Bose―Chaudhur
i hocquenghemCode、以下「BCH符
号」という)で、符号長n=23、情報長k=12のB
CH(23,12)を用いた例である。情報長12ビッ
トのうち、図中Bで示す4ビットは予め「0101」と
いうパターンにしておき、残りの「A」の8ビットを情
報として使用する。この「B」は既知の値であるので、
送信せず、受信側で補い、伝送ビット数を削減する。生
成多項式G(X)=1+X+X5 +X6+X7 +X9
11によりチェックビットCを生成して符号を構成す
る。
【0003】ここで、BCH(23.12)符号の符号
重みを図8に示す。重みとは、符号の中の「1」の数で
ある。BCH(23,12)符号の中には重み「0」,
「23」であるバランスの悪い符号が存在する。しかし
ながら、「B」が「0000」又は「1111」ではな
いので重み「0」,「23」は実際には現れることがな
い。従って、BCH(23,12)の重みは「7」から
「16」となり、マーク率は30〜70%に集中し、バ
ランスを保った誤り訂正符号を得ることができる。この
ように、マーク率を50%近くに集中させるために、符
号間距離を符号長の半分に近い誤り符号を用いているの
が従来の例である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来技術にお
いては、マーク率を50%近くにするために、符号間距
離を符号長の半分にしている。よって、チェックビット
のビット数が増加するため、データの伝送効率が低下し
てしまうという欠点がある。
【0005】また、上述した従来技術においては、連続
した同一データの伝送時のマーク率を考慮していないこ
とである。よって、マーク率が悪いデータを連続して送
信すると、そのマーク率が継続されるため、その期間の
マーク率が悪化してしまうという欠点がある。
【0006】本発明は上述した従来技術の欠点を解決す
るためになされたものであり、その目的はマーク率を5
0%近傍に保ち、伝送効率及び同一データ送信時のマー
ク率を向上させることのできる誤り訂正バランス符号送
受信システムを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による送信器は、
伝送すべき伝送データについて該伝送データを構成する
ビットの「0」の数と「1」の数との比率が互いに異な
るようにビット操作を行って複数種類のデータを生成す
るビット比率操作手段と、この生成された複数種類のデ
ータを択一的に送信する選択手段とを含むことを特徴と
する。また、ビット比率操作手段のビット操作により生
成された複数種類のデータ夫々に、そのビット比率操作
手段によるビット操作が行われたことを示す操作情報を
付加する。
【0008】本発明による受信器は、送信器から受信し
たデータに付加された前記操作情報に基づいて該データ
をビット操作前の状態に戻す手段を含むことを特徴とす
る。
【0009】本発明による誤り訂正バランス符号送受信
システムは、伝送すべき伝送データについて該伝送デー
タを構成するビットの「0」の数と「1」の数との比率
が互いに異なるようにビット操作を行って複数種類のデ
ータを生成するビット比率操作手段と、この生成された
複数種類のデータを択一的に送信する選択手段とを含む
送信器と、この送信器から受信したデータに付加された
前記操作情報に基づいて該データをビット操作前の状態
に戻す手段を含む受信器と、を含むことを特徴とする送
受信システム。
【0010】要するに本送受信システムでは、伝送デー
タとして、誤り訂正符号化された「0」と「1」との組
合わせが異なる複数種類のパターンを用意し、既に伝送
したデータの「0」と「1」とのバランスから次に伝送
すべきデータを複数用意されたパターンから選択して伝
送するのである。
【0011】より具体的には、送信器側は、データが反
転しているかどうかを示すビット(図1の8)を送信デ
ータに付加する手段(図1の1)と、送信データを反転
させる手段(図1の4)と、送信データに誤り訂正のた
めのチェックビットを付加する手段(図1の2)と、伝
送データの「0」と「1」とのバランスを計数する手段
(図1の3)と、既に伝送されたデータのバランスから
次に伝送すべきデータを選択する手段(図1の5)とを
含んで構成されている。また、受信器側は、受信した伝
送データの誤りを訂正する手段(図1の6)と、データ
が反転しているかどうかを確認し、反転していればビッ
トを反転させる手段(図1の11)とを含んで構成され
ている。
【0012】このように、本来伝送すべきデータにデー
タが反転しているかどうかのビットを付加しているの
で、従来の誤り訂正符号を使用することができ、伝送効
率の悪化を少なくできる。また、既に伝送したデータ
(直前又はより以前に伝送したデータ)のバランスに従
い、マーク率を50%に近づけるようなデータを伝送す
るようにするので、バランスを保った誤り訂正符号を得
ることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0014】図1は、本発明の第1の実施の形態による
誤り訂正バランス符号送受信システムの構成を示すブロ
ック図であり、同図(a)は送信器の構成、同図(b)
は受信器の構成を夫々示す。
【0015】まず同図(a)を参照すると、送信器は、
送信データ7とデータが反転しているかどうかを表す反
転ビット8(「I」)とを合成させるための合成器1
と、ビットを反転させるためのビット反転回路4と、誤
り訂正符号を生成する誤り訂正符号生成回路2と、誤り
訂正のためのチェックビットを含んだ伝送データを構成
する「0」と「1」とのバランスを計数するバランス計
数回路3と、既に伝送されたデータのバランスから次に
伝送するデータを、バランスを比較して選択するバラン
ス比較回路5とを含んで構成されている。
【0016】一方同図(b)を参照すると、受信器は、
伝送されたデータの誤り訂正を行う誤り訂正回路6と、
反転ビット8の内容を見てデータが反転されていればデ
ータを反転させる反転処理回路11とを含んで構成され
ている。
【0017】次に、本発明の第1の実施の形態による送
受信システムの動作について、図1及び図2を参照して
詳細に説明する。
【0018】図2は、伝送データの符号のフォーマット
を示したものである。同図において、「D」はデータ、
「I」は反転ビット、「C1」及び「C2」は誤り訂正
のために発生したチェックビットである。なお、「/
D」、「/I」はそれぞれビットが反転していることを
表すものとする。
【0019】まず送信器の動作について説明する。送信
データ7は、伝送するデータが反転しているかどうかを
示す反転ビット8と合成器1とによって合成される。こ
の合成の結果は、図2(a)中の合成器出力に示されて
いるようなフォーマットとなる。なお、反転ビット
「I」は図2に示されているように、1ビットとしてい
る。合成器1の出力は、及びの2系統に分かれる。
【0020】まず、第1の系統では、図2の系統の
誤り訂正符号生成回路入力に示されているデータに誤り
訂正符号生成回路2によって誤りの訂正を行うためのチ
ェックビットを生成して付加する。この誤り訂正符号生
成回路2の出力は、図2の系統の誤り訂正符号生成回
路出力に示されているようなフォーマットになる。すな
わち、データ「D」と反転ビット「I」とが結合したフ
ォーマットになる。
【0021】そして、誤り訂正符号生成回路2の出力の
「0」と「1」との割合(比率)をバランス計数回路3
で計数する。データ及びバランス計数回路3での計数結
果は、バランス比較回路5へ出力される。
【0022】一方、第2の系統では、合成器1の出力
をビット反転回路4でビット反転させる。この結果、図
2の系統の誤り訂正符号生成回路入力に示されている
ように、データ及び反転ビットが共に反転する。このビ
ット反転させた後、誤り訂正符号生成回路2にて誤りの
訂正を行うためのチェックビットを生成し付加する。
【0023】この誤り訂正符号生成回路2の出力は、図
2の系統の誤り訂正符号生成回路出力に示されている
ようなフォーマットになる。すなわち、データ「/D」
と反転ビット「/I」とが結合したフォーマットにな
る。
【0024】そして、誤り訂正符号生成回路2の出力の
「0」と「1」との割合をバランス計数回路3で計数す
る。データ及びバランス計数回路3での計数結果は、バ
ランス比較回路5へ出力される。
【0025】バランス比較回路5では、直前に伝送した
データのバランスを記憶している。直前に伝送したデー
タの「0」の割合が多い場合、上記の系統及び系統
から得られたデータのバランスを比較し、「1」の割合
が多い方の系統のデータを伝送する。直前に伝送したデ
ータの「1」の割合が多い場合は逆に「0」の割合が多
い方の系統のデータを伝送する。
【0026】なお、このバランス比較回路5では直前に
伝送したデータのバランスと比較しているが、伝送され
た数バイト前からの状態で次に伝送するデータを選択し
ても良い。
【0027】次に、受信器の動作について説明する。上
述の送信器から伝送されたデータを受信器で受信する。
このデータは誤り訂正回路6に入力され、データに誤り
が有れば誤りの訂正が行われる。また、チェックビット
C1,C2は除去される。誤り訂正回路6の出力は、図
2の誤り訂正回路出力に示されているフォーマットとな
る。
【0028】ここでは、以下のように2種類のフォーマ
ットが存在する。すなわち、送信器の系統を通ったデ
ータは、データ及び反転ビットが反転していない、デー
タ「D」と反転ビット「I」とが結合したフォーマット
になる。一方、送信器の系統を通ったデータは、デー
タ及び反転ビットが反転している、データ「/D」と反
転ビット「/I」とが結合したフォーマットになる。
【0029】反転処理回路11では、反転ビット8が反
転している場合(「/I」)、全ビットを反転させ、元
の送信データに復元する。反転ビットが反転していない
場合(「I」)、ビット反転の動作は行われない。つま
り、反転ビット8はビット操作が行われたかどうかを示
すことになる。
【0030】また、反転ビット8を除去し、元の送信デ
ータを得る。反転回路4では、全ビットを反転させてい
るが、特定のビットを反転させる動作としても良い。そ
の場合、反転処理回路11では、反転回路4で反転させ
たビットに対応するビットを反転させる。
【0031】次に、本発明の第2の実施の形態について
図面を参照して説明する。図3は、本発明の第2の実施
の形態による誤り訂正バランス符号送受信システムの構
成を示すブロック図であり、送信器の構成を示す。この
第2の実施の形態による送受信システムでは、反転ビッ
ト8のビット数を増して、2ビットとしている。
【0032】同図を参照すると、送信器は、送信データ
と、データ反転ビットとを合成する合成器1と、ビット
を反転させるためのビット反転回路4a、4b、4c
と、誤り訂正符号を生成する誤り訂正符号生成回路2
と、誤り訂正のためのチェックビットを含んだ伝送デー
タの「0」と「1」とのバランスを計数するバランス計
数回路3と、既に伝送されたデータのバランスから次に
伝送するデータをバランスを比較して選択するバランス
比較回路5とを有する。
【0033】なお、同図に示されていない受信器は、図
1と同じ構成であるものとする。
【0034】次に、本発明の第2の実施の形態による送
受信システムの動作について、図3及び図4を参照して
詳細に説明する。
【0035】図4は、伝送データの符号のフォーマット
を示したものである。同図において、「D」はデータで
あり、「D1」と「D2」とに分割される。「I」は反
転ビットであり、「I1」と「I2」とに分割される。
「C」はチェックビットである。「/D1」、「/D
2」、「/I1」、「/I2」は、夫々ビットが反転し
ていることを表すものとする。
【0036】まず送信器の動作について説明する。送信
データ7は、伝送するデータが反転しているかどうかを
示す反転ビット8と合成器1とによって合成される。こ
こでは、データ「D」を2つのグループ「D1」,「D
2」に分割する。そして、データ「D2」が反転してい
るかどうかを示す反転ビットを「I1」、データ「D
2」が反転しているかどうかを示す反転ビットを「I
2」とする。このフォーマットは図4の合成器出力に示
されているものとなる。
【0037】合成器1の出力は、4系統に分かれる。第
1の系統では、合成器1の出力を何も操作せずに、誤
り訂正符号生成回路2によって誤りの訂正を行うための
チェックビットを生成し付加する。この誤り訂正符号生
成回路2の出力は、図4の系統の誤り訂正符号生成回
路出力に示すようなフォーマットになる。誤り訂正符号
生成回路2の出力の「0」と「1」との割合をバランス
計数回路3で計数する。データ及び計数結果をバランス
比較回路5へ出力する。
【0038】第2の系統では、合成器1の出力をビッ
ト反転回路4aでデータ「D2」と反転ビット「I2」
をビット反転させる。この結果、図4の系統の誤り訂
正符号生成回路入力に示されているように、データ「D
2」及び反転ビット「I2」が、反転したデータを得
る。
【0039】ビット反転させた後、誤り訂正符号生成回
路2にて誤りの訂正を行うためのチェックビットを生成
し付加する。この誤り訂正符号生成回路2の出力は、図
4の系統の誤り訂正符号生成回路出力に示されている
ようなフォーマットになる。誤り訂正符号生成回路2の
出力の「0」と「1」との割合をバランス計数回路3で
計数する。データと計数結果をバランス比較回路5へ出
力する。
【0040】第3の系統では、合成器1の出力をビッ
ト反転回路4bでデータ「D1」と反転ビット「I1」
をビット反転させる。この結果、図4の系統の誤り訂
正符号生成回路入力に示すように、データ「D1」及び
反転ビット「I1」が、反転したデータを得る。
【0041】ビット反転させた後、誤り訂正符号生成回
路2にて誤りの訂正を行うためのチェックビットを生成
し付加する。この誤り訂正符号生成回路2の出力は、図
4の系統の誤り訂正符号生成回路出力に示されている
ようなフォーマットになる。誤り訂正符号生成回路2の
出力の「0」と「1」との割合をバランス計数回路3で
計数する。データと計数結果をバランス比較回路5へ出
力する。
【0042】第4の系統では、合成器1の出力をビッ
ト反転回路4cでデータ「D1」と、データ「D2」
と、反転ビット「I1」と、反転ビット「I2」とをビ
ット反転させる。この結果、図4の系統の誤り訂正符
号生成回路入力に示されているように、データ「D1」
と、データ「D2」と、反転ビット「I1」と、反転ビ
ット「I2」とが、反転したデータを得る。
【0043】ビット反転させた後、誤り訂正符号生成回
路2にて誤りの訂正を行うためのチェックビットを生成
し付加する。この誤り訂正符号生成回路2の出力は、図
4の系統の誤り訂正符号生成回路出力に示されている
ようなフォーマットになる。誤り訂正符号生成回路2の
出力の「0」と「1」との割合をバランス計数回路3で
計数する。データと計数結果をバランス比較回路5へ出
力する。バランス比較回路5では、直前に伝送したデー
タのバランスを記憶している。直前に伝送したデータの
バランスと、上記の系統、系統、系統及び系統
から夫々得られたデータのバランスとを比較し、最もバ
ランスが良い系統のデータを選択し、伝送する。
【0044】なお、バランス比較回路5では直前に伝送
したデータのバランスと比較しているが、伝送された数
バイト前からの状態で次に伝送するデータを選択しても
良い。
【0045】受信器の動作について説明する。第1の実
施例との違いは、反転処理回路11の動作である。反転
処理回路11は、反転ビット「I1」と、「I2」とを
確認する。反転ビット「I1」が反転していれば、デー
タ「D1」と反転ビット「I1」とを反転させる。反転
ビット「I2」が反転していれば、データ「D2」と反
転ビット「I2」とを反転させる。また、反転ビットを
除去し、図4の反転処理回路出力に示されているように
元の送信データに復元することができる。反転回路4で
は、全ビットを反転させるとしているが、特定のビット
を反転させる動作としても良い。その場合、反転処理回
路「I1」では、反転回路4で反転させたビットに対応
するビットを反転させる。
【0046】ここで、図1及び図3中のバランス比較回
路及びビット反転回路の内部構成について説明する。図
5はバランス比較回路の内部構成例を示すブロック図で
あり、図1及び図3と同等部分は同一符号により示され
ている。
【0047】同図を参照すると、バランス比較回路5
は、各バランス計数回路3から出力されるデータを選択
して出力するデータ選択回路51と、このデータ選択回
路51における選択条件を制御する送信データバランス
計数回路52とを含んで構成されている。
【0048】かかる構成において、バランス計数回路3
では、入力されたデータの「0」と「1」との割合を計
数する。例えば、データを構成する「0」の数と「1」
の数とを夫々数える。そして、(「1」の数)−
(「0」の数)の演算を行い、その演算結果をバランス
比較回路5へ出力する。この演算結果は、「0」と
「1」との数が等しければ「0」、「1」の数が多けれ
ば正の値、「0」の数が多ければ負の値になる。
【0049】バランス比較回路5では、伝送データ9の
「0」の数と「1」の数とを夫々数える。そして、
(「1」の数)−(「0」の数)の演算を送信データバ
ランス計数回路52で行う。データ選択回路51では、
バランス比較回路5に入力される、バランス計数回路で
の「0」と「1」との数を比較した演算結果と、送信デ
ータバランス計数回路52で求めた伝送データの「0」
と「1」との数を比較した演算結果とを加算する。
【0050】夫々のバランス計数回路3から入力される
「0」と「1」との数を比較した演算結果について、同
様の加算演算を行う。そして、「0」と「1」とのバラ
ンスが取れた伝送データを得るために、加算演算結果が
「0」に最も近いものをデータ選択回路51で選択し、
伝送データ9として出力する。この出力された伝送デー
タ9は、送信データバランス計数回路52に再び入力さ
れる。そして、次に伝送すべきデータを決めるために
「0」と「1」との計数が行われ、上記と同様の動作を
繰返し伝送データを得る。
【0051】ここで、伝送データバランス計数回路52
では、直前に伝送した1つのデータの「0」と「1」と
の数を数えて(「1」の数)−(「0」の数)の演算を
行い、データ選択回路51での選択制御に使用する。
【0052】また、より長い時間間隔で「0」と「1」
とのバランスを保つ様に制御するには、伝送データバラ
ンス計数回路52での伝送データのバランス計数を直前
の1つのデータだけではなく、伝送した伝送データのバ
ランスの演算結果を順次加算してレジスタ等に保持して
おき、その結果をデータ選択回路51に入力すれば良
い。
【0053】図6は、ビット反転回路の内部構成例を示
すブロック図であり、図1及び図3と同等部分は同一符
号により示されている。
【0054】同図を参照すると、ビット反転回路4は、
ビット反転させたいビットの位置を予め設定するための
ビット反転テーブル41と、このビット反転テーブル4
1に設定されているビットと入力されるデータの対応す
るビットとの排他的論理和を演算する排他的論理和演算
回路42とを含んで構成されている。
【0055】かかる構成において、ビット反転テーブル
41の反転させたいビットの位置に「1」をセットして
おく。このビット反転テーブル41と、入力データの排
他的論理和の演算を排他的論理和演算回路42で行い、
希望のビットを反転させたデータを得る。そして、図1
中のビット反転回路4や図3中のビット反転回路3のよ
うに全ビット反転させたい時は、オール「1」のデータ
をビット反転テーブル41にセットする。
【0056】図3中のビット反転回路1のように、デー
タの後半部分を反転させたい場合は、反転させたい後半
のビットに「1」をセットしたデータをビット反転テー
ブル41にセットする。また、ビット反転回路2のよう
に、データの前半部分を反転させたい場合は、反転させ
たい前半のビットを「1」にしたデータをビット反転テ
ーブル41にセットする。
【0057】以上のように本送受信システムでは、バラ
ンスを保つために反転ビットを設け、1つのデータを複
数のデータを変換して、最適なデータを伝送するように
している。このため、反転ビットのビット数が増えると
伝送効率が低下するが、バランスを保つ効果が増大す
る。反転ビット数は、用いる誤り訂正符号方式と、目的
とするマーク率とで決められる。したがって、伝送効率
の悪化を少なくした、伝送データの「0」と「1」との
バランスが取れた、マーク率が50%の近傍である、誤
り訂正符号が得られるという効果がある。
【0058】また本システムでは、同一データに対し
て、マーク率の異なったデータを複数用意し、マーク率
を50%にするように、伝送データを選択している。こ
のため、連続した同一データの伝送においても、データ
の「0」と「1」とのバランスを保ち、マーク率を50
%近傍にすることができるという効果がある。
【0059】請求項の記載に関連して本発明は更に次の
態様をとりうる。
【0060】(1) 前記選択手段は、前記複数種類の
データを夫々構成する「0」の数と「1」の数とを夫々
計数する計数手段を含み、この計数結果に応じて「0」
の数と「1」の数との差が最も零に近いデータを選択す
ることを特徴とする請求項6記載の送信器。
【0061】(2) 前記ビット比率操作手段は、ビッ
ト操作を行ったデータと該操作を行わないデータとを生
成することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載
の送信器。
【0062】(3) 伝送すべきデータが反転されてい
るか否かを判定するための反転ビットを付加する反転ビ
ット付加手段と、この反転ビットが付加されたデータを
反転する反転手段と、この反転後のデータに該データの
誤り訂正を行うためのチェックビットを付加するチェッ
クビット付加手段と、このチェックビット付加後のデー
タを構成する「0」の数と「1」の数との差が零に最も
近い伝送データを選択する選択手段とを含み、この選択
された伝送データを送信することを特徴とする送信器。
【0063】(4) (3)の送信器から受信したデー
タに付加された反転ビットに基づいて該データを反転前
の状態に戻す手段を含むことを特徴とする受信器。
【0064】(5) (3)の送信器と、(4)の受信
器とを含むことを特徴とする送受信システム。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、伝送すべ
きデータを構成するビットの「0」の数と「1」の数と
の比率が互いに異なるようにビット操作を行って複数種
類のデータを生成し、この複数種類のデータのうち
「0」の数と「1」の数との差が零に最も近いものを選
択して送信することにより、伝送効率の悪化を少なくし
た、伝送データの「0」と「1」とのバランスが取れ
た、マーク率が50%の近傍である、誤り訂正符号が得
られるという効果がある。そして、連続した同一データ
の伝送においても、データの「0」と「1」とのバラン
スを保ち、マーク率を50%近傍にすることができると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による誤り訂正バラ
ンス符号送受信システムの構成を示すブロック図であ
り、図(a)は送信器の構成を示し、図(b)は受信器
の構成を示す。
【図2】図1の誤り訂正バランス符号送受信システムに
おけるデータフォーマットを示す図であり、図(a)は
送信器側のデータフォーマットを示し、図(b)は受信
器側のデータフォーマットを示す。
【図3】本発明の第2の実施の形態による誤り訂正バラ
ンス符号送受信システムの構成を示すブロック図であ
る。
【図4】図3の誤り訂正バランス符号送受信システムに
おけるデータフォーマットを示す図であり、図(a)は
送信器側のデータフォーマットを示し、図(b)は受信
器側のデータフォーマットを示す。
【図5】図1及び図3中のバランス比較回路の構成例を
示すブロック図である。
【図6】図1及び図3中のビット反転回路の構成例を示
すブロック図である。
【図7】従来技術によりバランスを保った誤り訂正符号
の符号フォーマットを示す図である。
【図8】BCH(23,12)符号の符号重みを示す図
である。
【符号の説明】
1 合成器 2 誤り訂正符号生成回路 3 バランス計数回路 4,4a,4b,4c ビット反転回路 5 バランス比較回路 6 誤り訂正回路 7 送信データ 8 反転ビット 9 伝送データ 10 受信データ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伝送すべき伝送データについて該伝送デ
    ータを構成するビットの「0」の数と「1」の数との比
    率が互いに異なるようにビット操作を行って複数種類の
    データを生成するビット比率操作手段と、この生成され
    た複数種類のデータを択一的に送信する選択手段とを含
    むことを特徴とする送信器。
  2. 【請求項2】 前記ビット比率操作手段のビット操作に
    より生成された複数種類のデータ夫々に、該ビット比率
    操作手段によるビット操作が行われたことを示す操作情
    報を付加する操作情報付加手段を更に含むことを特徴と
    する請求項1記載の送信器。
  3. 【請求項3】 前記操作情報付加手段は、操作情報を前
    記ビット操作後のデータの特定部分に付加することを特
    徴とする請求項2記載の送信器。
  4. 【請求項4】 前記操作情報付加手段により操作情報が
    付加されたデータに該データについて誤り訂正を行うた
    めの誤り訂正符号を付加する誤り訂正符号付加手段を更
    に含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載
    の送信器。
  5. 【請求項5】 前記操作情報は、データが反転されてい
    るかどうかを示す反転ビットであることを特徴とする請
    求項2〜4のいずれかに記載の送信器。
  6. 【請求項6】 前記選択手段は、ビット比率操作手段に
    よって生成された複数種類のデータのうち該データを構
    成する「0」の数と「1」の数との差が零に最も近いも
    のを選択することを特徴とする請求項1〜5のいずれか
    に記載の送信器。
  7. 【請求項7】 請求項2〜6のいずれかに記載の送信器
    から受信したデータに付加された前記操作情報に基づい
    て該データをビット操作前の状態に戻す手段を含むこと
    を特徴とする受信器。
  8. 【請求項8】 請求項2〜6のいずれかに記載の送信器
    と、請求項7に記載の受信器とを含むことを特徴とする
    送受信システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2011049014A1 (ja) * 2009-10-21 2011-04-28 日本電気株式会社 パリティ制御システム及び方法、並びに通信システム及び方法

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