JPH1169596A - 電力ケーブル用ケーブル端末 - Google Patents

電力ケーブル用ケーブル端末

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JPH1169596A
JPH1169596A JP22295797A JP22295797A JPH1169596A JP H1169596 A JPH1169596 A JP H1169596A JP 22295797 A JP22295797 A JP 22295797A JP 22295797 A JP22295797 A JP 22295797A JP H1169596 A JPH1169596 A JP H1169596A
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JP
Japan
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cable
power cable
terminal
metal sheath
cover
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JP22295797A
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English (en)
Inventor
Masahiko Mito
正彦 水戸
Naohisa Numata
直久 沼田
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Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 鉛工作業などの火気を必要としない金属シー
ス電力ケーブル用の端末を提供する。 【解決手段】 油入り電力ケーブルにおける金属シース
内部の絶縁油の油圧保持のためのケーブル端末におい
て、電力ケーブルの金属シース4とケーブル端末とをま
たがるようにガラステープ11を収納した二つ割のカバ
ー13を被せ、その中にエポキシ樹脂10を充填させ、
これを凝固させることによりケーブル端末と金属シース
を密着させて接続することを特徴とする電力ケーブル用
ケーブル端末である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、油入り電力ケー
ブルのケーブル端末に関するもので、特にその撤去時に
効力を発揮する電力ケーブル用ケーブル端末に関する。
【0002】
【従来の技術】油入り電力ケーブルにおいては、絶縁性
能を維持させるため、電力ケーブル内にある絶縁紙が常
に絶縁油で含浸されていなければならない。そのため、
油入り電力ケーブルの金属シース内に常に油圧を加えて
含浸させている。従って、油入り電力ケーブルの両端の
端末部には、電力ケーブル内部に絶縁油を密封させ、し
かも、常時の油圧に耐えるキャップを取り付けて構成さ
れているのが普通である。このキャップには2種類あ
り、一つは電力ケーブルを現地で布設、撤去するときに
電力ケーブルに引張り荷重を加えるためのキャップ(プ
ーリングアイと称す)と、単に絶縁油を密封するためだ
けのキャップ(端末キャップと称す)である。
【0003】一方、油入り電力ケーブルを撤去して廃棄
するようなときには、金属シース内部の絶縁油は不要と
なる。しかし、絶縁紙が絶縁油で含浸されているため、
絶縁油を全て排出させることが不可能である為、電力ケ
ーブルの両端の端末部には、上述のプーリングアイおよ
び端末キャップを取り付ける必要がある。この場合に
は、前述のような内部の油圧に耐える必要はないが、絶
縁紙に含浸された油が飛び散らないようにするために取
り付けるものである。勿論、プーリングアイにおいて
は、その撤去時に電力ケーブルに引張り荷重を加えるた
めに取り付けると言う意味がある。
【0004】以下、図面を参照してさらに従来の技術を
詳細に説明する。図4は鉛工半田使用の電力ケーブルの
端末部(プーリングアイ)の構成を示す一部分破断して
示した断面図である。即ち、プーリングアイ1は電力ケ
ーブルのケーブル導体2の外形形状に合わせて内部に穴
がスリーブ状に加工されている。また、その端部1aは
電力ケーブルの金属シース4とケーブル絶縁体3の隙間
に入り込むように突出させて加工されている。
【0005】電力ケーブルの端部に上記プーリングアイ
を取り付けるには、まず、電力ケーブルの端部を段剥ぎ
して防食層5,金属シース4およびケーブル導体2をそ
れぞれ所定の長さに露出させる(ここではケーブル絶縁
体3とケーブルシース4とは同一長さでになってい
る)。この後、中央のケーブル導体2にプーリングアイ
1を左側から被せ、プーリングアイ1の穴1bにケーブ
ル導体2を収納し、中央部を圧縮して接続する。これ
は、電力ケーブルを引き抜くとき、プーリングアイ1に
ねじ係合されたフック8に加わる電力ケーブルの荷重を
ケーブル導体2に分担させるために行うものである。次
に、金属シース4とプーリングアイ1とを鉛工半田7で
肉盛りして加熱し、溶融して接続させる。これは電力ケ
ーブル内部の絶縁油が外部へ漏れ出さないようにするた
めである。
【0006】図5は端末キャップの構成例を示す断面図
である。即ち、端末キャップ9は金属シース4の外径に
合わせた内径を有する穴9aが形成されてスリーブ状に
加工されている。この場合の組み立ては、電力ケーブル
端部の防食層5を剥ぎ取り、金属シース4を露出させ、
端末キャップ9を金属シース4上に被せ、鉛工半田7で
肉盛りし溶融して接続させる。これは、上述したプーリ
ングアイと同様に電力ケーブル内部の絶縁油が外部へ漏
れ出さないようにするためである。
【0007】ところで、このように形成されたプーリン
グアイおよび端末キャップは、鉛工作業が半田を加熱し
ながら溶かして肉盛りする作業であるため、どうしても
火気を使用しなければならない。従って、火気を使用す
ることができない制約がある場所ではこの鉛工作業が行
うことができない。火気を使用できない場所では、鉛工
の代わりにエポキシ樹脂とガラステープで代用してい
る。この例を図6を参照して説明する。
【0008】図6はエポキシ樹脂とガラステープで端末
部を形成する場合のプーリングアイの取付例を示す説明
図である。上記図4の鉛工半田7以外の工程は殆ど図4
の説明と同じである。まず、電力ケーブルの端部を段剥
ぎして防食層5,金属シース4およびケーブル導体2を
それぞれ所定の長さに露出させる。そして、中央のケー
ブル導体2にプーリングアイ1を左側から被せ、プーリ
ングアイ1の穴1bにケーブル導体2を収納し、これを
圧縮して接続する。次に、プーリングアイ1および金属
シース4に亘る表面にエポキシ樹脂10を塗布する。こ
の後、塗布部にガラステープ11を密に巻き、その上に
エポキシ樹脂10を再度塗布する。この工程を繰り返
し、エポキシ樹脂10とガラステープ11がサンドイッ
チ状になるように肉盛り作業を行う。これはエポキシ樹
脂10だけでは強度を保てないため、ガラステープ11
を間に入れて強度を上げるようにしている。このような
接続工法は、電力ケーブルの接続部などでは一般的に使
用されている工法である。この後にエポキシ樹脂10が
硬化するのを待ってその上に防護テープ12を巻き付
け、電力ケーブルの端末部は形成されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した油
入り電力ケーブルの端末は従来一般的に適用されている
構成例であるが、前者の鉛工半田で電力ケーブル端末と
金属シースとを接続する作業は高度の熟練を有する作業
である。また、先にも述べたが、鉛工作業は半田を加熱
して溶かし肉盛りする作業のため、どうしても火気を使
用しなければならない。従って、火気を使用することが
できない制約のある場所では鉛工作業ができない。鉛工
作業が終わった後でも、半田が冷えるまで待たなければ
次の作業が行うことができず、このため作業効率は非常
に悪いものとなっていた。
【0010】また、図6に示される後者の電力ケーブル
の端末では、鉛工を使用しないため上述のような問題点
はないが、エポキシ樹脂を塗布するのとガラステープを
巻く作業が交互に繰り返す作業となるため、これもあま
り能率のよい作業ではない。また、ガラステープを巻い
てその上にエポキシ樹脂を塗布するため、ガラステープ
を巻いて形成したときの形状の影響が大きく、寸法管
理,形状管理などを含めた樹脂で形成する接続部の最終
形状を希望する形状に形成することが極めて難しいもの
となっていた。
【0011】この発明はこのような点に鑑みてなされた
もので、鉛工作業などの火気を必要としない金属シース
電力ケーブル用の端末を提供することを目的とし、作業
能率が良好で、しかも最終形状の形成が容易な端末を提
供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明は、油入り電力
ケーブルで金属シース内部の絶縁油の油圧保持のための
ケーブル端末において、電力ケーブルの金属シースとケ
ーブル端末とをまたがるように二つ割のガラステープを
収納したカバーを被せ、その中にエポキシ樹脂を充填さ
せ、これを凝固させることによりケーブル端末と金属シ
ースを密着させて接続することを特徴とする電力ケーブ
ル用ケーブル端末である。また、上記カバーは、カバー
内部にガラステープを層状に取り付け、そして内部にエ
ポキシ樹脂を充填したとき、カバー内部でエポキシ樹脂
とガラステープがサンドイッチ状に凝固されて固定する
ことを特徴とする電力ケーブル用ケーブル端末である。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいてこの発明の
実施の形態を説明する。図1は実施例の電力ケーブル用
ケーブル端末に適用するプーリングアイの構成例を示す
断面図である。即ち、プーリングアイ21はケーブル導
体2の外周形状に合わせた形状の穴21bを内面に有す
るスリーブ状に加工して形成される。その先端部21a
は電力ケーブルの金属シース4とケーブル絶縁体3の隙
間に入り込むように尖って形成されている。
【0014】このように構成されたプーリングアイ1を
電力ケーブルの端末に取り付けるには、まず電力ケーブ
ルの端末部のケーブル防食層5および金属シース4をそ
れぞれ所定の長さに段剥ぎし、ケーブル導体2を露出さ
せる。このケーブル導体2をプーリングアイ21の穴2
1bに差し込み、スリーブ部の中央部を圧縮して接続す
る。これは、電力ケーブルを引き抜くとき、プーリング
アイ21の端部にねじ係合されたフック8に加わるケー
ブル荷重をケーブル導体2に分担させるためである。
【0015】図2にこの実施例の電力ケーブル用ケーブ
ル端末に適用するカバーの外観図を示す。即ち、カバー
13はその内部形状がエポキシ樹脂の肉盛り後の最終形
状を想定して山形状に形成されている。一方で、鉛直方
向に縦割れ目13bを設けている。この割れ目13bを
広げるようにして、プーリングアイ21および金属シー
ス4に亘り被せて取り付けるためである。また、その割
れ目13bの一部に穴13aを設け、ここから内部にエ
ポキシ樹脂10を流し込んで充填させる。カバー13内
部には、カバーを金型で形成するときにガラステープ1
1の端部を収納するための切込み溝14が両端部に設け
られている。従って、ガラステープ11を簡単に取り付
けることが可能である。つまり、カバー13にガラステ
ープ11の幅,厚さの切込の溝14が内面に複数設けら
れていて、そこにガラステープ11の両端部を挿入して
取り付けた後、カバー13と一緒に融着・固定する方法
により必要量取り付けることができる。この切込溝は、
ガラステープを何層かに設けるように設けることが望ま
しい。
【0016】次に、電力ケーブル用ケーブル端末の組み
立て方法を説明する。図1において、プーリングアイ2
1と金属シース4にまたがるようにカバー13の割れ目
13bを開いて被せ、このカバー13の両端部を固定テ
ープ16を巻き付けて固定する。このとき、カバー13
の割れ目13bは上になるように配置する。そして、カ
バー13の穴13aより液体のままのエポキシ樹脂10
を流し込し込んで充填する。固定テープ16にはカバー
13を固定すると同時に、この流し込まれたエポキシ樹
脂10が漏れないように止める働きをもたせたものであ
る。内部に流し込まれたエポキシ樹脂10はカバー13
の内壁により最終形状を形成する。一方、エポキシ樹脂
10はカバー13の内面に取り付けられたガラステープ
11の周りに流れ込み、ガラステープ11,エポキシ樹
脂10のサンドイッチ形状を形成する。その後、カバー
13および固定テープ14はそのまま防護用としてその
まま残し、カバー13の穴13aを塞ぐためにテープ1
5で止める。
【0017】次に、図3に基づいて端末キャップの実施
例を説明する。端末キャップ22は電力ケーブルの金属
シース4の外周に被さるような内径の穴22aを有して
形成されている。図1と同様に、所定の長さに段剥ぎさ
れた金属シース4上に端末キャップ22を挿入して被せ
る。そして、金属シース4と端末キャップ22との間を
固定テープ16を巻き付けて密閉する。この上にカバー
13を開いて被せ、両端部の端末キャップ22とカバー
13の間および金属シース4とカバー13との間を固定
テープ16を巻き付けてそれぞれ密閉する。次に、カバ
ー13の穴13aからエポキシ樹脂10を内部に充填さ
せる。(図2参照)このとき、カバー13内にはガラス
テープ11が組み込まれているので、サンドイッチ状に
端末キャップ22と金属シース4との間を強固に固着す
ることができる。
【0018】以上のプーリングアイおよび端末キャップ
実施例では、油入り電力ケーブルの撤去時に絶縁油が飛
び散らないために形成した電力ケーブル端末について説
明したが、これはそれ以外の電力ケーブルの製造,運搬
時にも適用することができ、端末を火気を使用しないで
容易に形成できるようにした点で効果がある。また、油
入り電力ケーブルに限らず、ガス入り電力ケーブル,外
気を遮断した電力ケーブルの端末にも適用することが可
能である。
【0019】一般にエポキシ樹脂は素手で取り扱うこと
はアレルギーを誘発するため、従来のエポキシ樹脂肉盛
り方法では手袋で防護して塗布する場合が多かった。こ
の発明では、エポキシ樹脂をカバーの穴を用いて内部に
充填させる構造のため、手袋越しにもエポキシ樹脂に全
く触れないで端末を形成することができる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したとおり、この発明の電力ケ
ーブル用ケーブル端末によれば、従来のものに比べて作
業条件に制約がなくなり、また、作業効率のよいしかも
最終形状が一定の電力ケーブル用ケーブル端末部が得ら
れ、性能も一定して優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のプーリングアイの構成を示す断面図、
【図2】図1の電力ケーブル用ケーブル端末に適用する
カバーの外観図、
【図3】実施例の端末キャップの構成を示す断面図、
【図4】従来のプーリングアイの構成を示す断面図、
【図5】従来の端末キャップの構成を示す断面図、
【図6】従来のプーリングアイの他の構成を示す断面図
である。
【符号の説明】
1,21 プーリングアイ 2 ケーブル導体 3 ケーブル絶縁体 4 金属シース 5 防食層 7 半田肉盛 8 フック 9,22 端末キャップ 10 エポキシ樹脂 11 ガラステープ 12 防護テープ 13 カバー 14 切込み溝 15 テープ 16 固定テープ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油入り電力ケーブルにおける金属シース
    内部の絶縁油の油圧保持のためのケーブル端末におい
    て、電力ケーブルの金属シースとケーブル端末とをまた
    がるようにガラステープを収納した二つ割のカバーを被
    せ、その中にエポキシ樹脂を充填させ、これを凝固させ
    ることによりケーブル端末と金属シースを密着させて接
    続することを特徴とする電力ケーブル用ケーブル端末。
  2. 【請求項2】 上記カバーは、そのカバー内部の溝にガ
    ラステープを層状に取り付け、そして内部にエポキシ樹
    脂を充填したとき、カバー内部でエポキシ樹脂とガラス
    テープがサンドイッチ状に凝固して固定するようにした
    請求項1記載の電力ケーブル用ケーブル端末。
JP22295797A 1997-08-06 1997-08-06 電力ケーブル用ケーブル端末 Pending JPH1169596A (ja)

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JP22295797A JPH1169596A (ja) 1997-08-06 1997-08-06 電力ケーブル用ケーブル端末

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014236528A (ja) * 2013-05-30 2014-12-15 中国電力株式会社 Ofケーブルの終端処理方法
JP2020005413A (ja) * 2018-06-28 2020-01-09 デクセリアルズ株式会社 油浸紙絶縁ケーブル末端の油止用組成物、及び油止処理方法
JP2022070499A (ja) * 2020-10-27 2022-05-13 昭和電線ケーブルシステム株式会社 油入り電力ケーブルおよび接続部における漏油箇所の補修方法

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