JPH1169732A - 回転子の組立て方法 - Google Patents
回転子の組立て方法Info
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- JPH1169732A JPH1169732A JP9230280A JP23028097A JPH1169732A JP H1169732 A JPH1169732 A JP H1169732A JP 9230280 A JP9230280 A JP 9230280A JP 23028097 A JP23028097 A JP 23028097A JP H1169732 A JPH1169732 A JP H1169732A
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R43/00—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 4−6(マグネット4磁極−電機子コア6突
極)構造以上のブラシ付直流モータにおける中性点の正
確な位置付けとともに半田付処理の熱の影響を抑制する
ように改良した回転子の組立て方法を提供する。 【解決手段】 電機子コア11の基部13に貫通孔14
を形成し、整流子ホルダ15には貫通孔14との対応位
置に係合部21を形成する。貫通孔14と整流子係合部
21に位置決めピン23を貫通して、電機子コア11と
整流子ホルダ15との位置関係を正確に特定する。そし
て、オープンスロットを介してライザ支持台36の先端
35でライザ18下から支持した状態で、コイル端末を
ライザ18に半田付けする。
極)構造以上のブラシ付直流モータにおける中性点の正
確な位置付けとともに半田付処理の熱の影響を抑制する
ように改良した回転子の組立て方法を提供する。 【解決手段】 電機子コア11の基部13に貫通孔14
を形成し、整流子ホルダ15には貫通孔14との対応位
置に係合部21を形成する。貫通孔14と整流子係合部
21に位置決めピン23を貫通して、電機子コア11と
整流子ホルダ15との位置関係を正確に特定する。そし
て、オープンスロットを介してライザ支持台36の先端
35でライザ18下から支持した状態で、コイル端末を
ライザ18に半田付けする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は小型モータに使用す
る回転子に係わり、より具体的には4−6(マグネット
4磁極−電機子コア6突極)構造のブラシ付小型直流モ
ータにおける回転子の組立て手段の改良に関する。
る回転子に係わり、より具体的には4−6(マグネット
4磁極−電機子コア6突極)構造のブラシ付小型直流モ
ータにおける回転子の組立て手段の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、2−3(マグネット2磁極−電機
子コア3突極)構造のブラシ付小型直流モータにおける
回転子の中性点(電気波形の進み遅れ)位置精度、すな
わち極性の切替精度は、主にマグネット着磁位置と電機
子コアの突極に対する整流子のスリット位置またはマグ
ネット着磁位置に対するブラシ位置で決定される。
子コア3突極)構造のブラシ付小型直流モータにおける
回転子の中性点(電気波形の進み遅れ)位置精度、すな
わち極性の切替精度は、主にマグネット着磁位置と電機
子コアの突極に対する整流子のスリット位置またはマグ
ネット着磁位置に対するブラシ位置で決定される。
【0003】例えば、図8に示す2−3構造のブラシ付
小型直流モータの回転子100では、電機子コア101
の突極102の中央軸線P1に対して、合い隣る整流子
片103が形成する整流子スリット104の中央位置P
2の整合は、作り込み精度が重要であるため、整流子ホ
ルダ105に位置決め用凸部106を設け、シャフト1
07に挿通して固定する電機子コア101のシャフト孔
108の周壁に沿って形成した凹部109と係合させる
ことにより精度を確保している。
小型直流モータの回転子100では、電機子コア101
の突極102の中央軸線P1に対して、合い隣る整流子
片103が形成する整流子スリット104の中央位置P
2の整合は、作り込み精度が重要であるため、整流子ホ
ルダ105に位置決め用凸部106を設け、シャフト1
07に挿通して固定する電機子コア101のシャフト孔
108の周壁に沿って形成した凹部109と係合させる
ことにより精度を確保している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】2−3構造のブラシ付
小型直流モータにおいては、上記の方法によりある程度
の精度を確保することができる。しかしながら、凹部1
09は余りにもシャフト孔108の中心近傍に形成され
ているので、図9に整流子ホルダ105の突部106と
シャフト孔108の凹部109を拡大図示したように、
寸法精度上、各部品間寸法間の誤差から生じる微妙なズ
レeが半径方向では拡大され、設計上で想定されるよう
な好適な効果は期待できない。
小型直流モータにおいては、上記の方法によりある程度
の精度を確保することができる。しかしながら、凹部1
09は余りにもシャフト孔108の中心近傍に形成され
ているので、図9に整流子ホルダ105の突部106と
シャフト孔108の凹部109を拡大図示したように、
寸法精度上、各部品間寸法間の誤差から生じる微妙なズ
レeが半径方向では拡大され、設計上で想定されるよう
な好適な効果は期待できない。
【0005】しかも、4−6構造以上のブラシ付直流モ
ータにおける中性点位置の精度に関しては、2−3構造
のブラシ付直流モータの2倍以上の厳密さが要求され
る。例えば、2−3構造のブラシ付直流モータの場合
は、スリット104の中央位置P2の突極中央軸線P1に
対するズレ(偏向角度)の許容差は例えば3°以下であ
るが、4−6構造のブラシ付直流モータにあっては1.
5°以下であることが望ましい。従って、工程上では作
り込み時に調整が必要となる。
ータにおける中性点位置の精度に関しては、2−3構造
のブラシ付直流モータの2倍以上の厳密さが要求され
る。例えば、2−3構造のブラシ付直流モータの場合
は、スリット104の中央位置P2の突極中央軸線P1に
対するズレ(偏向角度)の許容差は例えば3°以下であ
るが、4−6構造のブラシ付直流モータにあっては1.
5°以下であることが望ましい。従って、工程上では作
り込み時に調整が必要となる。
【0006】また、図10に示すように、電機子コア1
01の突極102に施すコイル巻線110を整流子ライ
ザ111に結線した後、半田鏝112で半田付する場
合、半田鏝112の押圧力や半田処理熱によりライザ1
11および整流子ホルダ105に変形Hを生じ、ひいて
は整流子片103の真円度を損なうことがある。しか
も、4−6構造のブラシ付小型直流モータでは2−3構
造のブラシ付小型直流モータに比べてライザ111に対
する半田付作業点数が多くかつ位置が密集しているので
半田付の熱が籠り易く、上記した熱変形Hの傾向が強く
現れる。
01の突極102に施すコイル巻線110を整流子ライ
ザ111に結線した後、半田鏝112で半田付する場
合、半田鏝112の押圧力や半田処理熱によりライザ1
11および整流子ホルダ105に変形Hを生じ、ひいて
は整流子片103の真円度を損なうことがある。しか
も、4−6構造のブラシ付小型直流モータでは2−3構
造のブラシ付小型直流モータに比べてライザ111に対
する半田付作業点数が多くかつ位置が密集しているので
半田付の熱が籠り易く、上記した熱変形Hの傾向が強く
現れる。
【0007】そこで本発明の目的は、中性点の正確な位
置付けとともに半田付処理の熱的影響を緩和するような
改良された回転子の組立て方法を提供することである。
置付けとともに半田付処理の熱的影響を緩和するような
改良された回転子の組立て方法を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明に係わるコイルを巻装した電機子コアと、
この電機子コアに貫通固定された回転軸と、この回転軸
に挿嵌された整流子ホルダとを含む回転子の組立て方法
においては、前記電機子コアの中心から離れた位置に貫
通孔を形成するとともに、前記整流子ホルダにおける前
記電機子コアの貫通孔と対応する位置に係合部を形成
し、前記電機子コアの貫通孔に位置決めピンを一方側か
ら貫通させて、他方側に突出した位置決めピンに前記整
流子ホルダの係合部を係合させて、電機子コアと整流子
ホルダとの位置関係を特定する。
めに、本発明に係わるコイルを巻装した電機子コアと、
この電機子コアに貫通固定された回転軸と、この回転軸
に挿嵌された整流子ホルダとを含む回転子の組立て方法
においては、前記電機子コアの中心から離れた位置に貫
通孔を形成するとともに、前記整流子ホルダにおける前
記電機子コアの貫通孔と対応する位置に係合部を形成
し、前記電機子コアの貫通孔に位置決めピンを一方側か
ら貫通させて、他方側に突出した位置決めピンに前記整
流子ホルダの係合部を係合させて、電機子コアと整流子
ホルダとの位置関係を特定する。
【0009】しかも、前記整流子ホルダは、複数個に等
分された整流子片と、これらの整流子片と電気的に導通
して前記コイルと接続されるライザと、各整流子片およ
び各ライザを保持する整流子ホルダとを備え、前記整流
子ホルダの係合部は各ライザの中間位置に形成されてい
る。
分された整流子片と、これらの整流子片と電気的に導通
して前記コイルと接続されるライザと、各整流子片およ
び各ライザを保持する整流子ホルダとを備え、前記整流
子ホルダの係合部は各ライザの中間位置に形成されてい
る。
【0010】また、前記電機子コアの突極間に形成され
ているオープンスロットにおいてホルダ受け治具の先端
を整流子ホルダもしくはライザに当接した状態で、コイ
ル巻線端末とライザとを半田付けする。この場合、前記
電機子コアの貫通孔に位置決めピンを挿入した状態で、
前記ホルダ受け治具の先端でライザを支持し、コイル巻
線端末とライザとの半田付けを行うとよい。
ているオープンスロットにおいてホルダ受け治具の先端
を整流子ホルダもしくはライザに当接した状態で、コイ
ル巻線端末とライザとを半田付けする。この場合、前記
電機子コアの貫通孔に位置決めピンを挿入した状態で、
前記ホルダ受け治具の先端でライザを支持し、コイル巻
線端末とライザとの半田付けを行うとよい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に本発明に係わる回転子の組
立て方法の実施の形態を図面に基づいて説明する。図面
中、共通するものはすべて同一符号で示す。図1は4−
6構造のブラシ付直流モータにおける電機子コア11の
平面図で、基部13の範囲内において、シャフト孔12
と同一中心を持つ半径 RAの円周C1上で、等間隔に例
えば3箇所に配置された直径φd1の貫通孔14がシャ
フト孔12と平行に穿設されている。
立て方法の実施の形態を図面に基づいて説明する。図面
中、共通するものはすべて同一符号で示す。図1は4−
6構造のブラシ付直流モータにおける電機子コア11の
平面図で、基部13の範囲内において、シャフト孔12
と同一中心を持つ半径 RAの円周C1上で、等間隔に例
えば3箇所に配置された直径φd1の貫通孔14がシャ
フト孔12と平行に穿設されている。
【0012】次に、図2に側面の断面図で、また図3に
平面図で示した整流子ホルダ15は、整流子片16を支
持する胴部17と、整流子片16から延在し電気的に導
通しているライザ18を支持するフランジ部19とから
なり、合成樹脂によるアウトサートモールドで一体に成
型されている。20は整流子片16の保持を確実にして
脱落を防止する保持リングである。
平面図で示した整流子ホルダ15は、整流子片16を支
持する胴部17と、整流子片16から延在し電気的に導
通しているライザ18を支持するフランジ部19とから
なり、合成樹脂によるアウトサートモールドで一体に成
型されている。20は整流子片16の保持を確実にして
脱落を防止する保持リングである。
【0013】図3において、6個の整流子片16が整流
子胴部17の外周に沿って均等配置され、この整流子片
16から放射状にライザ18が延在している。フランジ
部19において、隣合うライザ18の中間位置に係合部
21が設けられる。
子胴部17の外周に沿って均等配置され、この整流子片
16から放射状にライザ18が延在している。フランジ
部19において、隣合うライザ18の中間位置に係合部
21が設けられる。
【0014】図5は回転子10の組立てを説明する斜視
図である。シャフト22に電機子コア11のシャフト孔
12を圧入して所定の位置に固定する。位置決めピン2
3は、シャフト21より十分大きな直径の中央孔24を
持つ台座25に植設され、貫通孔14の直径φd1と嵌
合する基部26と、この基部26と同軸で整流子ホルダ
15の係合部21と係合して適正位置に整合を達成する
直径がφd2の位置決め部27とからなる。
図である。シャフト22に電機子コア11のシャフト孔
12を圧入して所定の位置に固定する。位置決めピン2
3は、シャフト21より十分大きな直径の中央孔24を
持つ台座25に植設され、貫通孔14の直径φd1と嵌
合する基部26と、この基部26と同軸で整流子ホルダ
15の係合部21と係合して適正位置に整合を達成する
直径がφd2の位置決め部27とからなる。
【0015】基部26の直径φd1は、位置決め部27
の直径φd2より大きく、基部26と位置決め部27と
の接合部は平坦な段差部28を形成している。さらに、
位置決め部27の先端はテーパーを設けて先鋭化し、係
合部21内への誘導を容易にしている。
の直径φd2より大きく、基部26と位置決め部27と
の接合部は平坦な段差部28を形成している。さらに、
位置決め部27の先端はテーパーを設けて先鋭化し、係
合部21内への誘導を容易にしている。
【0016】図中、電機子コア11の下面側より位置決
めピン23を貫通孔14に押入して貫通させ、段差部2
8が電機子コア11の上面より所定の高さとなるように
位置させる。上方より整流子ホルダ15のシャフト孔2
9をシャフト22に圧入して係合部21を対応する位置
決め部27に係合させ、段差部28に整流子ホルダ15
の下面が当接し、自然に順応する位置に強制移動して落
ち着かせる。これにより、電機子コア11の突極30に
対する整流子スリット31の相対位置を高精度で設定す
ることができる。
めピン23を貫通孔14に押入して貫通させ、段差部2
8が電機子コア11の上面より所定の高さとなるように
位置させる。上方より整流子ホルダ15のシャフト孔2
9をシャフト22に圧入して係合部21を対応する位置
決め部27に係合させ、段差部28に整流子ホルダ15
の下面が当接し、自然に順応する位置に強制移動して落
ち着かせる。これにより、電機子コア11の突極30に
対する整流子スリット31の相対位置を高精度で設定す
ることができる。
【0017】図1および図5に図示されているように、
貫通孔14は3箇所に設けられ、これに対応させて位置
決めピン23を3箇所に設けてあるが、貫通孔14およ
び位置決めピン23が適正位置に設定される限り、中性
点の正確な位置付けに関しては、貫通孔14および位置
決めピン23ともに基本的には1箇所あれば十分に達成
できる。
貫通孔14は3箇所に設けられ、これに対応させて位置
決めピン23を3箇所に設けてあるが、貫通孔14およ
び位置決めピン23が適正位置に設定される限り、中性
点の正確な位置付けに関しては、貫通孔14および位置
決めピン23ともに基本的には1箇所あれば十分に達成
できる。
【0018】図6は、コイル巻線32の端末でライザ1
8に絡げた部分の半田付処理あるいは消弧素子Eとの半
田付処理に関するホルダ受け治具34の一実施例の説明
図で図7の6−6線に沿って示した断面で図示してあ
る。すなわち、電機子コア11の突極30間に形成され
ているオープンスロット33を介してライザ支持台36
の先端35でライザ18を下側から支持して、半田鏝3
7の操作圧力および半田処理熱による整流子ホルダやラ
イザの熱変形を防止することができる。
8に絡げた部分の半田付処理あるいは消弧素子Eとの半
田付処理に関するホルダ受け治具34の一実施例の説明
図で図7の6−6線に沿って示した断面で図示してあ
る。すなわち、電機子コア11の突極30間に形成され
ているオープンスロット33を介してライザ支持台36
の先端35でライザ18を下側から支持して、半田鏝3
7の操作圧力および半田処理熱による整流子ホルダやラ
イザの熱変形を防止することができる。
【0019】
【実施例】そこで中性点の正確な位置付けに関し、再び
図1〜図5を参照して本発明に係わる回転子の組立て方
法の実施例を詳細に説明する。図1において、電機子コ
ア11の基部13に穿設される貫通孔14の中心はシャ
フト孔12の中心から半径RAの円周C1上で均等に配分
された3箇所であって突極30の中央軸線S1上に設け
られる。
図1〜図5を参照して本発明に係わる回転子の組立て方
法の実施例を詳細に説明する。図1において、電機子コ
ア11の基部13に穿設される貫通孔14の中心はシャ
フト孔12の中心から半径RAの円周C1上で均等に配分
された3箇所であって突極30の中央軸線S1上に設け
られる。
【0020】一方、図3の整流子ホルダ15のフランジ
部19に設けられる係合部21は、位置決めピン23の
位置決め部27の直径φd2に緊密に外接する円弧38
を一部に持つU字形であり、係合部21の基準軸線S3
は円弧38の中心であって、整流子ホルダ15のシャフ
ト孔29の中心から半径 RBの円周C2上において、6
箇所に均等配分されている。
部19に設けられる係合部21は、位置決めピン23の
位置決め部27の直径φd2に緊密に外接する円弧38
を一部に持つU字形であり、係合部21の基準軸線S3
は円弧38の中心であって、整流子ホルダ15のシャフ
ト孔29の中心から半径 RBの円周C2上において、6
箇所に均等配分されている。
【0021】また、係合部21の形状は、図3に図示さ
れた一部が円弧状をなすU字形以外に、図4の例示で
(a)に図示したような貫通孔14と同軸で直径φd2
のピンに嵌合する円形、(b)に図示した貫通孔14と
同軸で直径φd2の円形に外接するV字形、(c)に図
示した周方向に対面して直径φd2のピンが挟挿可能な
角溝形のいずれでもよく、その他、周方向の移動を規制
することができれば形状は自由である。上記各形状の係
合部21の基準軸線S3は、各係合部形状に内接する直
径d2のピンの中心である。
れた一部が円弧状をなすU字形以外に、図4の例示で
(a)に図示したような貫通孔14と同軸で直径φd2
のピンに嵌合する円形、(b)に図示した貫通孔14と
同軸で直径φd2の円形に外接するV字形、(c)に図
示した周方向に対面して直径φd2のピンが挟挿可能な
角溝形のいずれでもよく、その他、周方向の移動を規制
することができれば形状は自由である。上記各形状の係
合部21の基準軸線S3は、各係合部形状に内接する直
径d2のピンの中心である。
【0022】係合部21の基準軸線S3は、相隣るライ
ザ18の丁度中央線上で、整流子スリット31の中央位
置S2(図5参照)と半径方向に同一線上にある。さら
に、係合部21の基準軸線S3が位置する円周C2の半径
と電機子コア11の貫通孔14の中心が位置する円周C
1の半径 RAに正確に等しいから、係合部円弧38うち
のいずれも3箇所の貫通孔14とも1対1で対応し、整
合させることができる。
ザ18の丁度中央線上で、整流子スリット31の中央位
置S2(図5参照)と半径方向に同一線上にある。さら
に、係合部21の基準軸線S3が位置する円周C2の半径
と電機子コア11の貫通孔14の中心が位置する円周C
1の半径 RAに正確に等しいから、係合部円弧38うち
のいずれも3箇所の貫通孔14とも1対1で対応し、整
合させることができる。
【0023】従って、電機子コア11と整流子ホルダ1
5との組合わせにおいて、特定の組み合わせ位置を試行
しあるいは模索することがないから、方向性の整合は極
めて容易かつ迅速に行うことができ整合に要する作業時
間が短縮できる。そこで上記したように、位置決めピン
23を挿通して、完全に貫通孔14の中心と係合部21
の中心とを一致させると、必然的に整流子スリット31
の中央位置S2と突極30の中央軸線S1とに正確な整合
が確保されるから、電機子コア11と整流子ホルダ15
とは機械的にも電気的にも位置決めされ、高精度の中性
点の位置付けが達成できる。
5との組合わせにおいて、特定の組み合わせ位置を試行
しあるいは模索することがないから、方向性の整合は極
めて容易かつ迅速に行うことができ整合に要する作業時
間が短縮できる。そこで上記したように、位置決めピン
23を挿通して、完全に貫通孔14の中心と係合部21
の中心とを一致させると、必然的に整流子スリット31
の中央位置S2と突極30の中央軸線S1とに正確な整合
が確保されるから、電機子コア11と整流子ホルダ15
とは機械的にも電気的にも位置決めされ、高精度の中性
点の位置付けが達成できる。
【0024】図7はホルダ受け治具34の一実施例で、
台座25には上記した形状で同様に機能する位置決めピ
ン23を1箇所に設け、ライザ支持台36を各ライザ1
8と対応する6箇所にそれぞれ配置して放射状に立設さ
せてある。図7では、位置決めピン23は1箇所の図示
であるが貫通孔14の相当位置に同数だけ設置して、半
田付作業時の押圧力に対する整流子ホルダ15の安定支
持を図ってもよい。また、オープンスロット33は両側
の突極30に巻回されたコイル巻線32によって殆ど占
有されているから、ライザ支持台36は、両コイル巻線
32間に残された間隙に挿通できる薄板状のFRP等で
形成することが望ましい。
台座25には上記した形状で同様に機能する位置決めピ
ン23を1箇所に設け、ライザ支持台36を各ライザ1
8と対応する6箇所にそれぞれ配置して放射状に立設さ
せてある。図7では、位置決めピン23は1箇所の図示
であるが貫通孔14の相当位置に同数だけ設置して、半
田付作業時の押圧力に対する整流子ホルダ15の安定支
持を図ってもよい。また、オープンスロット33は両側
の突極30に巻回されたコイル巻線32によって殆ど占
有されているから、ライザ支持台36は、両コイル巻線
32間に残された間隙に挿通できる薄板状のFRP等で
形成することが望ましい。
【0025】そこで組立ての順序としては、図6に図示
されるように、電機子コア11のシャフト孔12にシャ
フト22を圧入し、電機子コア11の表面に絶縁塗装あ
るいは絶縁板(図示しない)によりコイル巻線32の絶
縁処理を行った後、整流子ホルダ15のシャフト孔29
をシャフト22に貫通して組付ける。
されるように、電機子コア11のシャフト孔12にシャ
フト22を圧入し、電機子コア11の表面に絶縁塗装あ
るいは絶縁板(図示しない)によりコイル巻線32の絶
縁処理を行った後、整流子ホルダ15のシャフト孔29
をシャフト22に貫通して組付ける。
【0026】このとき図中下方から適当な貫通孔14に
位置決めピン23の基部26を挿入し、上方からは、整
流子ホルダ15をシャフト22に沿って下降させ、係合
部21を下面が位置決め部27の段差部28に当接する
位置まで押入して位置決めする。39は段差部28が電
機子コア11の上面から突出する高さを設定するカラー
で、適正な長さのものに適宜交換可能である。
位置決めピン23の基部26を挿入し、上方からは、整
流子ホルダ15をシャフト22に沿って下降させ、係合
部21を下面が位置決め部27の段差部28に当接する
位置まで押入して位置決めする。39は段差部28が電
機子コア11の上面から突出する高さを設定するカラー
で、適正な長さのものに適宜交換可能である。
【0027】上記整流子ホルダ15を圧入後、突極30
に巻装されたコイル巻線32の端末をライザ18に結線
し、この状態で半田付を行うが、位置決めピン23は貫
通孔14と係合部21に挿通したまま、整流子ホルダ1
5のフランジ部19とライザ18とを下面側からライザ
支持台36の先端35で支持して手動または自動機械に
より半田付処理を行う。従って、半田鏝37先端の操作
圧力にライザ18が耐えて変形し難く、半田鏝の温度が
ライザ支持台36に逃げるので、整流子片16の真円度
は悪化し難く、精度を保持することができる。
に巻装されたコイル巻線32の端末をライザ18に結線
し、この状態で半田付を行うが、位置決めピン23は貫
通孔14と係合部21に挿通したまま、整流子ホルダ1
5のフランジ部19とライザ18とを下面側からライザ
支持台36の先端35で支持して手動または自動機械に
より半田付処理を行う。従って、半田鏝37先端の操作
圧力にライザ18が耐えて変形し難く、半田鏝の温度が
ライザ支持台36に逃げるので、整流子片16の真円度
は悪化し難く、精度を保持することができる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係わる回
転子の組立て方法は電機子コアの貫通孔と整流子スリッ
トの係合部とを位置決めピンによって整合させるように
したので、高精度で中性点の位置付けが迅速に達成でき
る組付けが可能となり、モータ特性の安定化を図ること
ができる。
転子の組立て方法は電機子コアの貫通孔と整流子スリッ
トの係合部とを位置決めピンによって整合させるように
したので、高精度で中性点の位置付けが迅速に達成でき
る組付けが可能となり、モータ特性の安定化を図ること
ができる。
【0029】また、コイル巻線のライザへの絡げ線半田
付作業時には、半田鏝によるライザへの押圧力や半田処
理熱に対して、治具で整流子ホルダやライザを下面側か
ら支持するようにしたので、整流子ホルダやライザの熱
変形や消弧素子の熱割れ事故が防止でき、作業工程のロ
スが阻止されるとともに作業時間が削減できる。
付作業時には、半田鏝によるライザへの押圧力や半田処
理熱に対して、治具で整流子ホルダやライザを下面側か
ら支持するようにしたので、整流子ホルダやライザの熱
変形や消弧素子の熱割れ事故が防止でき、作業工程のロ
スが阻止されるとともに作業時間が削減できる。
【図1】本発明に係わる回転子の組立て方法における電
機子コアの平面図である。
機子コアの平面図である。
【図2】本発明に係わる回転子の組立て方法における整
流子ホルダの側面の断面図である。
流子ホルダの側面の断面図である。
【図3】本発明に係わる回転子の組立て方法における整
流子ホルダ平面図である。
流子ホルダ平面図である。
【図4】本発明に係わる回転子の組立て方法における整
流子ホルダの係合部形状を部分的に拡大図示した平面図
である。
流子ホルダの係合部形状を部分的に拡大図示した平面図
である。
【図5】本発明に係わる回転子の組立て方法を説明する
分解斜視図である。
分解斜視図である。
【図6】本発明に係わる回転子の組立て方法の半田付作
業を説明する模式的側面図である。
業を説明する模式的側面図である。
【図7】本発明に係わる回転子の組立て方法に使用する
ホルダ受け治具の概略の斜視図である。
ホルダ受け治具の概略の斜視図である。
【図8】従来の2−3構造のブラシ付直流モータの回転
子の分解斜視図である。
子の分解斜視図である。
【図9】従来の回転子の組立て方法の問題点を説明する
拡大斜視図である。
拡大斜視図である。
【図10】従来の回転子の組立て方法の半田付作業にお
ける問題点を説明する側面の断面図である。
ける問題点を説明する側面の断面図である。
10 回転子 11 電機子コア 13 基部(電機子コア) 14 貫通孔 15 整流子ホルダ 16 整流子片 18 ライザ 19 フランジ部 21 係合部 22 シャフト 23 位置決めピン 26 基部(位置決めピン) 27 位置決め部(位置決めピン) 30 突極 31 整流子スリット 34 ホルダ受け治具
Claims (4)
- 【請求項1】 コイルを巻装した電機子コアと、この電
機子コアに貫通固定された回転軸と、この回転軸に挿嵌
された整流子ホルダとを含む回転子の組立て方法におい
て、前記電機子コアの中心から離れた位置に貫通孔を形
成するとともに、前記整流子ホルダにおける前記電機子
コアの貫通孔と対応する位置に係合部を形成し、前記電
機子コアの貫通孔に位置決めピンを一方側から貫通させ
て、他方側に突出した位置決めピンに前記整流子ホルダ
の係合部を係合させて、電機子コアと整流子ホルダとの
位置関係を特定するようになしたことを特徴とする回転
子の組立て方法。 - 【請求項2】 前記整流子ホルダは、複数個に等分され
た整流子片と、これらの整流子片と電気的に導通して前
記コイルと接続されるライザと、各整流子片および各ラ
イザを保持する整流子ホルダとを備え、前記整流子ホル
ダの係合部は各ライザの中間位置に形成されていること
を特徴とする請求項1記載の回転子の組立て方法。 - 【請求項3】 前記電機子コアの突極間に形成されてい
るオープンスロットにおいて、ホルダ受け治具の先端を
整流子ホルダもしくはライザに当接した状態で、コイル
巻線端末とライザとを半田付けすることを特徴とする請
求項1または2記載の回転子の組立て方法。 - 【請求項4】 前記電機子コアの貫通孔に前記位置決め
ピンを挿入した状態で、前記ホルダ受け治具の先端でラ
イザを支持し、コイル巻線端末とライザとを半田付けす
ることを特徴とする請求項3記載の回転子の組立て方
法。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9230280A JPH1169732A (ja) | 1997-08-12 | 1997-08-12 | 回転子の組立て方法 |
| US09/132,776 US6170146B1 (en) | 1997-08-12 | 1998-08-12 | Rotor assembling method |
| CN98124320A CN1211099A (zh) | 1997-08-12 | 1998-08-12 | 转子装配方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9230280A JPH1169732A (ja) | 1997-08-12 | 1997-08-12 | 回転子の組立て方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1169732A true JPH1169732A (ja) | 1999-03-09 |
Family
ID=16905339
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9230280A Pending JPH1169732A (ja) | 1997-08-12 | 1997-08-12 | 回転子の組立て方法 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6170146B1 (ja) |
| JP (1) | JPH1169732A (ja) |
| CN (1) | CN1211099A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019126185A (ja) * | 2018-01-17 | 2019-07-25 | 三菱電機株式会社 | モータ取り替え方法 |
Families Citing this family (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3913998B2 (ja) * | 2001-03-01 | 2007-05-09 | マブチモーター株式会社 | 小型モータの回転子及びその製造方法 |
| JP3970086B2 (ja) * | 2002-04-30 | 2007-09-05 | 三洋電機株式会社 | ブラシ付き小型モータ |
| USD522455S1 (en) * | 2003-08-13 | 2006-06-06 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Stator-core of a motor |
| US7451538B2 (en) * | 2005-09-20 | 2008-11-18 | Reliance Electric Technologies, Llc | Method for fabricating rotor assembly |
| KR100722613B1 (ko) * | 2006-04-20 | 2007-05-28 | 삼성전기주식회사 | 회전자 조립용 지그 |
| DE102006021696B4 (de) * | 2006-05-10 | 2014-04-24 | Kolektor Group D.O.O. | Verfahren zur Herstellung eines Rotors einer dynamoelektrischen Maschine sowie Rotor einer dynamoelektrischen Maschine |
| CN103166411B (zh) * | 2011-12-12 | 2016-09-07 | 德昌电机(深圳)有限公司 | 有刷电机及使用该有刷电机的风扇 |
| CN105119432B (zh) * | 2015-09-29 | 2017-09-22 | 珠海凯邦电机制造有限公司 | 一种电机转子压装工装 |
| CN109132388B (zh) * | 2018-08-30 | 2024-03-15 | 深圳市明信测试设备股份有限公司 | 一种分度旋转装置 |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60102847A (ja) * | 1983-11-08 | 1985-06-07 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | コイル挿入装置用コイル移載治具 |
| US4577399A (en) * | 1984-05-29 | 1986-03-25 | Ott-A-Matic, Inc. | Commutator placing machine |
| US4945631A (en) * | 1988-06-06 | 1990-08-07 | Globe Products Inc. | Armature assembly apparatus |
| JPH0724981B2 (ja) * | 1990-07-27 | 1995-03-22 | 栄一 市川 | 部品組付方法及び装置 |
| US5658477A (en) * | 1995-11-22 | 1997-08-19 | Odawara Automation, Inc. | Method and apparatus for welding a stack of stator laminations |
-
1997
- 1997-08-12 JP JP9230280A patent/JPH1169732A/ja active Pending
-
1998
- 1998-08-12 CN CN98124320A patent/CN1211099A/zh active Pending
- 1998-08-12 US US09/132,776 patent/US6170146B1/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019126185A (ja) * | 2018-01-17 | 2019-07-25 | 三菱電機株式会社 | モータ取り替え方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US6170146B1 (en) | 2001-01-09 |
| CN1211099A (zh) | 1999-03-17 |
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