JPH1169780A - 電力変換器におけるゲート駆動回路 - Google Patents

電力変換器におけるゲート駆動回路

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JPH1169780A
JPH1169780A JP22691397A JP22691397A JPH1169780A JP H1169780 A JPH1169780 A JP H1169780A JP 22691397 A JP22691397 A JP 22691397A JP 22691397 A JP22691397 A JP 22691397A JP H1169780 A JPH1169780 A JP H1169780A
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JP
Japan
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circuit
reduction
igbt
gate drive
turn
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JP22691397A
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English (en)
Inventor
Akitake Takizawa
聡毅 滝沢
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Fuji Electric Co Ltd
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Fuji Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 IGBTのはね上がり電圧の低減化とターン
オフ損失の低減化の両立を図る。 【解決手段】 IGBTのはね上がり電圧を低減するた
めに、従来はIGBTのゲートにコンデンサ29の電荷
を注入するdi/dt抑制回路を設けていたが、このd
i/dt抑制効果はIGBTの電流が小さいときは効き
過ぎることになるので、コンパレータ4によってターン
オフ電流が設定値よりも大きいかどうかを検出し、ター
ンオフ電流が設定値よりも大きいときのみdi/dt抑
制効果を持たせるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電界効果トラン
ジスタ(FET)や絶縁ゲート形バイポーラトランジス
タ(IGBT)などの電圧駆動形スイッチングデバイス
のゲート駆動回路、特にその改良に関する。
【0002】
【従来の技術】図9にターンオフ時のdi/dtを抑制
する機能を持つIGBTのゲート駆動回路、図10に電
力変換器としてインバータの主回路の従来例をそれぞれ
示す。図9の符号16はメインデバイスとしてのIGB
T、17はIGBTのターンオン時において、そのゲー
ト・エミッタ間に電圧を印加するための正側のゲート駆
動用電源、18は同様にIGBTのターンオフ時におい
て、そのゲート・エミッタ間に電圧を印加するための負
側のゲート駆動用電源、19はインバータの制御回路
で、ここでIGBTのオン,オフのスイッチング指令が
作成される。
【0003】20は弱電部から強電部にIGBTのオ
ン,オフ指令信号を伝達するフォトカプラ(PC)など
の絶縁器、21はIGBTオン用のゲート抵抗、22は
IGBTオフ用のゲート抵抗、23,24は各ゲート抵
抗をIGBTのゲートに接続するためのスイッチ用のト
ランジスタ、25はトランジスタ23,24を駆動する
ためのアンプである。そして、絶縁器20を介する信号
により、IGBTのゲート・エミッタ間に電源17,1
8からの正,負の電圧を印加し、IGBTをオン,オフ
するようにしている。
【0004】また、ブロック26はターンオフ時のdi
/dtを抑制または低減する低減回路例で、FET2
7,抵抗28,コンデンサ29,ダイオード30および
コンパレータ31等より構成される。この低減回路26
は、IGBTがターンオフする際の、IGBTと直列に
接続されたインダクタ32の電圧、すなわちIGBTの
コレクタ電流の変化率di/dt相当を検出し、この電
圧が或る設定した電圧以上となったとき(コンパレータ
31により検出)、FET27をオンとしコンデンサ2
9の電荷をIGBTのゲートに注入することで、di/
dtを低減するようにしている。その結果、IGBTの
ターンオフ動作は鈍化し、di/dtが低減することに
なる。なお、di/dt抑制の度合いは通常コンデンサ
29の容量が大きいほど、または抵抗28が小さいほど
大きくなる。
【0005】電力変換器としてのインバータは、例えば
図10に示すように、交流を直流に変換するダイオード
整流器33、直流中間コンデンサ34およびIGBT,
ダイオードからなり直流を交流に変換するインバータ部
35より構成される。なお、符号36は直流中間コンデ
ンサ34とインバータ部35間の配線によるインダクタ
(l)である。ところで、ゲート駆動回路によりターン
オフ時のdi/dtを抑制するのは、di/dtを抑制
することによってインダクタ36に発生する電圧を低減
し、結果としてIGBTに印加される電圧を低減するた
めである。
【0006】図11(a),(b)にdi/dt抑制を
実施した場合と、しない場合のターンオフ時のIGBT
のコレクタ電流(iC )、コレクタ・エミッタ間電圧
(vCE)の各波形を示す。次の(1)式からも明らかな
ように、di/dt抑制を実施しない方が、IGBTに
は高電圧が印加されることが分かる。 vCE=Ed+L・diC /dt …(1) Ed:直流中間コンデンサ電圧 L :配線インダクタンス ただし、di/dt抑制を実施すると、コレクタ電流の
フォールタイム(降下時間)tfが延びる分、ターンオ
フ損失が増加するという問題が生じる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図12(a),(b)
にdi/dt抑制を実施した場合での、大電流をスイッ
チングしたときと、小電流をスイッチングしたときのI
GBTの電流,電圧波形を示す。この図12から、小電
流と大電流とでは小電流の方がdi/dtの大きさが小
さいため、その分IGBTに印加される電圧も低くなる
ことが分かる。したがって、図9に示すゲート駆動回路
では、IGBTに印加される電圧が低い小電流時には、
di/dt抑制をオーバーに実施していることになり、
その結果、不必要にターンオフ損失を増加させていると
いえる。したがって、この発明の課題は、di/dt抑
制を適切に行なうことで、不必要にターンオフ損失を増
加させないようにすることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
べく、請求項1の発明では、ターンオフ時のフォールタ
イム中のdi/dtを低減させるdi/dt低減回路を
備えた、絶縁ゲート形バイポーラトランジスタ(IGB
T)を含む電圧駆動形スイッチングデバイスのゲート駆
動回路に、ターンオフ直前に前記スイッチングデバイス
に流れる電流値相当を検出する検出手段と、前記di/
dt低減回路を動作させるか否かを判断する操作回路と
を設け、前記検出手段からの出力が設定値以上になった
場合にのみ、前記操作回路によりdi/dt低減回路を
動作させるようにしている。
【0009】請求項2の発明では、ターンオフ時のフォ
ールタイム中のdi/dtを低減させるdi/dt低減
回路を備えた、IGBTを含む電圧駆動形スイッチング
デバイスのゲート駆動回路に、ターンオフ直前に前記ス
イッチングデバイスに流れる電流値相当を検出する検出
手段と、di/dtの低減効果が異なる複数のdi/d
t低減回路と、これら複数のdi/dt低減回路を選択
する選択手段とを設け、前記検出手段からの出力に応じ
て、前記選択手段により複数のdi/dt低減回路を選
択的に動作させるようにしている。
【0010】請求項3の発明では、ターンオフ時のフォ
ールタイム中のdi/dtを低減させるdi/dt低減
回路を備えた、IGBTを含む電圧駆動形スイッチング
デバイスのゲート駆動回路に、ターンオフ直前に前記ス
イッチングデバイスに流れる電流値相当を検出する検出
手段と、前記di/dt低減回路内に、入力信号の大き
さに応じて抵抗値またはコンデンサ容量を、比例的また
は反比例的に変化させる操作回路とを設け、前記検出手
段からの出力に応じて、前記操作回路を動作させるよう
にしている。
【0011】
【発明の実施の形態】図1はこの発明の第1の実施の形
態を示す構成図である。図からも明らかなように、従来
例として示した図9のFET27に対して、さらに直列
にFET1を接続し、このFET1のゲートに、ターン
オフするIGBTの電流を検出した信号2と、di/d
t抑制を実施する電流値を設定した信号3(i* )と
を、コンパレータ4により比較した出力信号を入力する
点が特徴である。なお、その他は図9と同様なので説明
は省略する。
【0012】IGBTに流れている電流の検出は、例え
ば図2のように行なう。図2(a)はIGBTと直列に
変流器(CT)を接続する例、(b)はIGBTと直列
にシャント抵抗(R)を接続する例、(c)はIGBT
に内蔵の電流検出用センス抵抗(Rs)を用いる例であ
る。なお、電流検出信号2は、ターンオフ時の急激な過
渡現象にも影響を受けないように、コンパレータ4との
間にはフィルタ回路6が接続される。
【0013】以上の如く構成することにより、ターンオ
フする直前の電流値の大きさによって、コンデンサ29
の放電の有無が決まる。つまり、ターンオフする直前の
電流値が、信号3として設定された設定値よりも小さい
ときはdi/dt抑制を行なわず、大きい場合は従来と
同じくdi/dt抑制を行なうようにする。図3
(a),(b)にターンオフする電流が大きい場合と小
さい場合の、IGBTターンオフ時の電流,電圧波形を
それぞれ示す。(b)のような小電流時にはdi/dt
抑制が実施されないので、電圧vCEが図12(b)のよ
うに抑制されることもない。つまり、電圧vCEのピーク
が値が図12(b)の場合よりも大きくなる。
【0014】図4はこの発明の第2の実施の形態を示す
構成図である。同図からも明らかなように、これは図9
に示す低減回路26に対し、これと同様の構成の低減回
路7を並列に設けるとともに、コンパレータ8およびス
イッチ回路9を付加した点が特徴である。なお、低減回
路7と26の抵抗値とコンデンサ容量値の各大きさは、
互いに異なるように選ばれている。これは、di/dt
抑制効果を異ならせるためで、例えば低減回路26のコ
ンデンサ容量を大きくしておくか、または抵抗値を小さ
くしておけば、低減回路26が動作したときの方が、低
減回路7が動作したときに比べてdi/dt抑制効果は
大きくなる。コンパレータ8は図1のコンパレータ4と
同様の機能を有するもので、その出力10がここでは選
択回路としてのスイッチ回路9に入力される。スイッチ
回路9はコンパレータ8の出力信号10に応じて、低減
回路7,26の選択を行なう。このとき、選択されなか
った方は、そのFETをオフとして動作させないように
している。
【0015】図4の構成により、ターンオフする直前の
電流値の大きさによって動作するブロック(26または
7)が決まるため、ターンオフする直前の電流値が信号
3として設定された値よりも小さいときは低減回路7
が、また、大きい場合は低減回路26が動作することに
なる。図5(a),(b)にターンオフする電流が大き
い場合と小さい場合の、IGBTターンオフ時の電流,
電圧波形をそれぞれ示す。(b)のようにターンオフす
る電流が小さい時には、di/dt抑制効果が従来方式
に比べて少ないため、その分電圧vCEのピーク値が図1
2(b)の場合よりも大きくなっていることが分かる。
【0016】図4については、 a)di/dt抑制回路を3ブロック以上設け、より細
かな制御を行なう。 b)一方の抑制回路は常に動作させ、他の一方をターン
オフする電流値の大きさによって動作させる。 などの変形が考えられる。また、di/dt抑制回路を
図6のように、ターンオフする電流値の大きさに応じて
抵抗値だけを変化させるような変形も可能である。
【0017】図7はこの発明の第3の実施の形態を示す
構成図である。同図からも明らかなように、これは図9
に示す低減回路26のFET27に対して、さらにFE
T11を接続して構成される。FET11のゲートに
は、信号2を反転増幅器12によって反転させた信号1
3と、或るオフセット信号14とを加算した信号15を
入力する。このような構成により、FET11のゲート
・ソース間の電圧が、IGBTの電流値に応じて変動す
ることとなる。具体的には、IGBTの電流値が大きい
と、ゲート・ソース間の電圧が高くなり、小さいと低く
なるように動作する。一般的に、FETはゲート・ソー
ス間の電圧変化に対して、反比例的にドレイン・ソース
間の抵抗分が変化するので、その結果、IGBTの電流
が大きいとdi/dt抑制効果が大きく、また、小さい
と抑制効果が小さくなる、という具合にアナログ的に動
作する。なお、反転増幅器12のゲインとオフセット信
号14の大きさは、FET11の動作特性が所望の抵抗
値となるように決定する。
【0018】図8(a),(b)にターンオフする電流
が大きい場合と小さい場合の、IGBTターンオフ時の
電流,電圧波形をそれぞれ示す。(b)のようにターン
オフする電流が小さい時には、di/dt抑制効果は図
12(b)の場合に比べて小さくため、ターンオフする
電流が大きい時にはdi/dt抑制効果が大きく、電圧
vCEのピーク値でみればほぼ等しくなっていることが分
かる。
【0019】
【発明の効果】この発明によれば、IGBTがターンオ
フする際、大電流時においては従来通り大きくdi/d
t抑制を行ない、もってIGBTに印加される電圧を軽
減する一方、小電流の時にはdi/dt抑制を実施しな
いか、または実施してもその効果を小さくして、小電流
領域での効率向上を図り、併せて装置の小型化,低コス
ト化が可能となる、という利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態を示す構成図であ
る。
【図2】図1で用いられる電流検出回路の例を示す構成
図である。
【図3】図1の動作説明図である。
【図4】この発明の第2の実施の形態を示す構成図であ
る。
【図5】図4におけるIGBT素子のターンオフ時の動
作説明図である。
【図6】di/dt抑制回路の別の具体例を示す構成図
である。
【図7】この発明の第3の実施の形態を示す構成図であ
る。
【図8】図7におけるIGBT素子のターンオフ時の動
作説明図である。
【図9】ゲート駆動回路の従来例を示す構成図である。
【図10】インバータ装置の一般的な例を示す構成図で
ある。
【図11】IGBT素子のターンオフ時のdi/dt抑
制動作説明図である。
【図12】IGBT素子のターンオフ時の動作説明図で
ある。
【符号の説明】
1,11,27…電界効果トランジスタ(FET)、
4,8…コンパレータ(CMP)、6…フィルタ回路、
7,26…di/dt低減回路、9…スイッチ回路、1
2…反転増幅器(AMP)。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ターンオフ時のフォールタイム中のdi
    /dtを低減させるdi/dt低減回路を備えた、絶縁
    ゲート形バイポーラトランジスタ(IGBT)を含む電
    圧駆動形スイッチングデバイスのゲート駆動回路に、タ
    ーンオフ直前に前記スイッチングデバイスに流れる電流
    値相当を検出する検出手段と、前記di/dt低減回路
    を動作させるか否かを判断する操作回路とを設け、前記
    検出手段からの出力が設定値以上になった場合にのみ、
    前記操作回路によりdi/dt低減回路を動作させるこ
    とを特徴とする電力変換器におけるゲート駆動回路。
  2. 【請求項2】 ターンオフ時のフォールタイム中のdi
    /dtを低減させるdi/dt低減回路を備えた、IG
    BTを含む電圧駆動形スイッチングデバイスのゲート駆
    動回路に、ターンオフ直前に前記スイッチングデバイス
    に流れる電流値相当を検出する検出手段と、di/dt
    の低減効果が異なる複数のdi/dt低減回路と、これ
    ら複数のdi/dt低減回路を選択する選択手段とを設
    け、前記検出手段からの出力に応じて、前記選択手段に
    より複数のdi/dt低減回路を選択的に動作させるこ
    とを特徴とする電力変換器におけるゲート駆動回路。
  3. 【請求項3】 ターンオフ時のフォールタイム中のdi
    /dtを低減させるdi/dt低減回路を備えた、IG
    BTを含む電圧駆動形スイッチングデバイスのゲート駆
    動回路に、ターンオフ直前に前記スイッチングデバイス
    に流れる電流値相当を検出する検出手段と、前記di/
    dt低減回路内に、入力信号の大きさに応じて抵抗値ま
    たはコンデンサ容量を、比例的または反比例的に変化さ
    せる操作回路とを設け、前記検出手段からの出力に応じ
    て、前記操作回路を動作させることを特徴とする電力変
    換器におけるゲート駆動回路。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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