JPH1169938A - 育苗容器による播種育苗方法における殺虫剤散布方法および播種用殺虫剤散布装置 - Google Patents

育苗容器による播種育苗方法における殺虫剤散布方法および播種用殺虫剤散布装置

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JPH1169938A
JPH1169938A JP24763097A JP24763097A JPH1169938A JP H1169938 A JPH1169938 A JP H1169938A JP 24763097 A JP24763097 A JP 24763097A JP 24763097 A JP24763097 A JP 24763097A JP H1169938 A JPH1169938 A JP H1169938A
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JP
Japan
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insecticide
container
seedling
seedling raising
soil
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JP24763097A
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Tadao Takagi
忠夫 高木
Yasuyuki Murozaki
康之 室崎
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Suzutec Co Ltd
Original Assignee
Suzutec Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 薬剤散布作業の軽減、薬剤コストの削減、苗
の成育の良好化。 【構成】 移送中の育苗容器1に上方から床土5を供給
し、次いで種子6を供給し、次いで覆土7を供給し、所
定期間前記育苗容器1内にて育苗後圃場に移植する播種
育苗方法において、殺虫薬剤成分の溶出時期および溶出
量を調節し得る薬効調節型殺虫剤10を、移送中の前記
育苗容器1に上方から散布する育苗容器による播種育苗
方法における殺虫剤散布方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水稲、野菜(花、植
木)等の苗を育苗する容器への播種に際して散布する散
布方法および播種薬剤散布装置に関するものである。
【0002】
【従来技術】従来公知の、移送中の育苗容器に上方から
床土を供給し、床土の上面に種子を供給し、該種子の上
面に覆土を供給して播種し、前記育苗容器内にて育苗
し、その後一定期間育苗して圃場に移植する播種育苗方
法は公知である。また、育苗容器を移送し得る移送手段
を有し、前記育苗容器の移送方向に長く形成し、所定間
隔を置いて設けた支脚により床上に載置される移送台を
構成し、該移送台の上方位置には、床土供給装置と、種
子供給装置と、覆土供給装置とを設けた播種装置も公知
である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記公知例は、単に播
種した後、育苗し、水稲の場合は、田植機で水田圃場に
移植するから、その後に、薬剤(農薬)を散布する点に
課題がある。即ち、散布作業そのものが面倒であるこ
と、薬剤を表面散布するので薬効が十分でなく、多量散
布となり、また、流出量が多く、薬剤コストが高く、ま
た、周辺環境を悪化させる等の課題がある。また、野
菜、花卉の苗の育苗においても同様の課題がある。
【0004】
【発明の目的】薬剤散布作業の軽減、薬剤コストの削
減、苗の成育の良好化。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、移送中の育苗
容器1に上方から床土5を供給し、次いで種子6を供給
し、次いで覆土7を供給し、所定期間前記育苗容器1内
にて育苗後圃場に移植する播種育苗方法において、殺虫
薬剤成分の溶出時期および溶出量を調節し得る薬効調節
型殺虫剤10を、移送中の前記育苗容器1に上方から散
布する育苗容器による播種育苗方法における殺虫剤散布
方法としたものである。本発明は、前記育苗容器1の移
送方向の前後両側および左右両側の夫々の所定面積を除
き散布するようにした育苗容器による播種育苗方法にお
ける殺虫剤散布方法としたものである。本発明は、移送
中の育苗容器1に上方から床土5を供給し、次いで前記
薬効調節型殺虫剤10を散布し、次いで種子6を供給
し、次いで覆土7を供給する育苗容器による播種育苗方
法における殺虫剤散布方法としたものである。本発明
は、育苗容器1を移送し得る移送手段を有し前記育苗容
器1の移送方向に長く形成し床上に載置される移送台1
5の上方位置に、上部に設けた供給ホッパー19と供給
ホッパー19の下方に設けた繰出ベルト20とを有する
床土供給装置18と、上部の供給ホッパー61と該供給
ホッパー61の下方の種子繰出部62とを有する種子供
給装置60と、上部に設けた薬剤貯留ホッパー71およ
び該薬剤貯留ホッパー71の下部に設けた左右方向で外
周面に繰出凹部73を形成した薬剤繰出ロール72およ
び前記繰出凹部73に嵌合し苗が水と共に根から吸収し
て虫が食べて摂取すると殺すものであって殺虫薬剤成分
の溶出時期および溶出量を調節し得る薬効調節型殺虫剤
10を下方位置まで誘導する誘導体誘導体77とを有す
る薬剤散布装置70と、上部の供給ホッパー65と該供
給ホッパー65の下方の覆土繰出ベルト66とを有する
覆土供給装置64とを設けた播種用殺虫剤散布装置とし
たものである。本発明は、前記薬剤繰出ロール72は前
記育苗容器1の幅より狭く形成した播種用殺虫剤散布装
置としたものである。本発明は、薬剤散布装置70は、
薬剤繰出ロール72の移送方向上手側下方には前記育苗
容器1を検出する容器検出部81を設け、容器検出部8
1が育苗容器1を検出してから所定時間経過後に薬剤繰
出ロール72を回転させ、回転開始後所定時間経過後に
薬剤繰出ロール72の回転を停止させるようにした播種
用殺虫剤散布装置としたものである。
【0006】
【実施例】本発明の方法を実施し得る装置の例を図によ
り説明すると、1はナス、トマト等の野菜や花あるいは
水稲等の苗を育苗する育苗容器であり、図1では、水稲
苗に用いられる育苗箱と呼ばれるものを示し、排水用の
透孔を有する平面視長四角形状の底板の周囲に上方に起
立する周壁を設けて所謂引き出し形状に形成したもので
ある。育苗容器1には、床土5を供給し、床土5の上面
に種子6を播種し、種子6の上方に薄く覆土7を被せて
播種が完了するが(土の供給を基準としているので、灌
水等は省略している)、前記育苗容器1内に薬効調節型
殺虫剤10を散布させる。薬効調節型殺虫剤10は公知
のものであり、一例を示すと、所定の大きさの多孔質粒
材に薬剤成分を含浸させ、この粒材の表面をコーティン
グする等の手段により、薬剤成分の溶出を遅らせ、長期
間薬効を維持するものや、また、所定の湿度および雰囲
気温度になると、薬剤成分が溶出する等、薬剤成分の溶
出時期および溶出量を調節し得るもので、苗が水と共に
根から薬剤成分を吸収し、虫が食べると薬剤成分を摂取
すると死亡させる。実施例では、フェニルピラゾール等
の薬剤により、水分量および雰囲気温度によって薬剤成
分の溶出量が変化するものを使用し、60〜90日間薬
効を持続して、ウンカ類、イネミズゾウムシ等の食害を
防止する。発芽させて育苗し、圃場に移植する。
【0007】前記播種方法を実施し得る装置について説
明すると、15は前記育苗容器1を移送する移送台であ
り、移送方向に長く形成し、所定間隔を置いて設けた支
脚16により床上に載置される。移送台15には、育苗
容器1を移送する移送ローラー17を設けているが、育
苗容器1を移送できればよいので移送ベルトでもよい。
前記移送台移送台15の始端部上方位置には、床土供給
装置18を設ける。床土供給装置18は、少なくとも上
部に供給ホッパー19を設け、供給ホッパー19の下方
に繰出ベルト20を設けて構成する。前記床土供給装置
18の前側(上手側)の移送台15には、回転均平ブラ
シ21を設ける。回転均平ブラシ21の一例を図2に示
すと、その両端をアーム22の先端に軸着し、アーム2
2の基部を前記移送台15に回動自在に取付け、前記回
転均平ブラシ21の一端に回転を伝達して駆動回転させ
る。23は回転均平ブラシ21の高さ調節装置であり、
係合軸24を他の係合溝25に係合させることで大きく
調節し、螺子26で前記係合溝25を上下させて微調節
する。
【0008】前記移送台移送台15には、育苗容器1の
移送方向後側の後壁28および前壁29の隅部の床土を
押圧する隅部押圧装置30を設ける。隅部押圧装置30
の一例を図3に示すと、隅部押圧装置30は後壁28の
隅部を押圧する後壁隅部押圧装置31と前壁29の隅部
の床土を押圧する前壁隅部押圧装置32とにより構成す
る。前記移送台移送台15にフレーム33を固定し、フ
レーム33には前記後壁隅部押圧装置31の回動枠体3
4の上部を取付軸35により軸着し、回動枠体34の下
部に下部取付軸27を軸装し、下部取付軸27に回転部
材36の上部を回転自在に軸着する。回転部材36の前
面下端には後壁隅部押圧体37を取付ける。前記回転部
材36と回動枠体34との間には牽引バネ38を設け
る。フレーム33には回動枠体34の前側上部39に当
接する深さ調節ボルト40を螺合させ、また、回動枠体
34の中間部が当接する高さ調節具41を設ける。した
がって、育苗容器1の前進により後壁隅部押圧体37は
後壁28の前面(内面)に当接し、回動枠体34は取付
軸35を中心に下方回動し、後壁隅部押圧体37は床土
に向かって下降し、回動枠体34が深さ調節ボルト40
に当接すると、後壁28の隅土を最大に押圧して平坦に
し、次に、回動枠体34の下方回動が停止しても、後壁
隅部押圧体37のみが育苗容器1により前進し、回転部
材36が下部取付軸27を中心に上方回動させ、後壁2
8が後壁隅部押圧体37の下方を通過する。なお、前壁
29は後壁28を乗越えるのと同一の作用によって乗り
越える。
【0009】しかして、前記前壁隅部押圧装置32は、
左右一対のアーム42を軸により軸43により軸着し、
アーム42の上部に前後移動取付体44の中間部を軸に
より軸着45する。前後移動取付体44の前端部にはそ
れぞれ前壁隅部押圧体46を取付ける。前記前後移動取
付体44の後部にはガイド孔47を形成し、ガイド孔4
7にはフレーム33に設けた規制突起48を係合させ
る。前壁隅部押圧装置32は、ガイド孔47と規制突起
48の係合により平行リンクのように、前壁隅部押圧体
46が前進しながら下降するように構成して育苗容器1
の前壁29の隅部を押圧する。隅部押圧装置30の下手
側には、灌水装置50を設ける。灌水装置50は、移送
台15の上方位置に下面側に多数の灌水孔52を形成し
た灌水パイプ51を取付ける。灌水パイプ51の一端に
は止栓53を取付け、他端には接続パイプ54を取付
け、接続パイプ54には水量を計る水圧計(水量計)5
5を取付ける。56は開閉バルブ、57は水道あるいは
貯水タンク等の水源からの送水パイプである。
【0010】前記灌水装置50の下手側には、種子供給
装置60を設ける(図1)。種子供給装置60は少なく
とも上部に供給ホッパー61を設け、供給ホッパー61
の下方に種子繰出部62を設ければ良い。前記種子供給
装置60の下手側には、覆土供給装置64を設ける(図
1)。覆土供給装置64も供給ホッパー65の下方に覆
土繰出ベルト66を設ければ良い。しかして、前記移送
台15の上方位置には、移送中の育苗容器1に前記薬効
調節型殺虫剤10を散布する薬剤散布装置70を設け
る。前記薬剤散布装置70は上部に薬剤貯留ホッパー7
1を設け、薬剤貯留ホッパー71の下部に左右方向の薬
剤繰出ロール72を設ける。薬剤繰出ロール72の外周
面には薬剤繰出ロール72の母線方向と平行な横溝形状
または薬剤粒が嵌合し得る繰出凹部73を複数形成す
る。74は薬剤繰出ロール72の上面側に接触する振動
板であり、先端に突起75を設け、突起75が前記繰出
凹部73に出入りすることで上下に振動し、薬効調節型
殺虫剤10のブリッジ発生を防止する。
【0011】また、前記薬剤繰出ロール72の外周面に
は摺接ブラシ76を摺接させて繰出凹部73に嵌合して
いない薬効調節型殺虫剤10の共回りを防止する。摺接
ブラシ76の次の前記薬剤繰出ロール72の側部外周面
には繰出凹部73に嵌合した薬効調節型殺虫剤10を下
方位置まで誘導する誘導体77を設ける。誘導体77は
金属製の取付板78にウレタン等の弾性部材79を設
け、弾性部材79の外周を合成樹脂シート80により被
覆し、合成樹脂シート80を薬剤繰出ロール72の外周
面に摺接させる。しかして、前記薬剤繰出ロール72
は、育苗容器1の横幅より狭く形成し、また、下方を育
苗容器1が移動している間のみ回転するように構成し、
薬効調節型殺虫剤10が育苗容器1内のみ散布され、育
苗容器1内以外の場所に飛散するのを防止する。即ち、
薬効調節型殺虫剤10は、その全面に散布する必要はな
く、田植機による掻取りのとき、必ず散布域を掻取るよ
うにすれば薬効調節型殺虫剤10は充分に薬効を発揮す
るので、田植機による掻取り幅を考慮した上で、育苗容
器1内に移送方向を基準に前後側および左右両側の夫々
非散布域が形成されるよう散布する。
【0012】そこで、薬剤繰出ロール72は、図示は省
略するが、単体のモータにより回転し、薬剤繰出ロール
72の移送方向上手側下方には容器検出部81を設け、
容器検出部81が育苗容器1を検出してからタイマーに
より所定時間経過後に薬剤繰出ロール72を回転させ、
回転開始後タイマーにより所定時間経過後に薬剤繰出ロ
ール72の回転を停止させる。82は摺接ブラシ76の
位置を調節するダイヤルであり、繰出量を調節する。し
かして、図10は、床土供給後に薬効調節型殺虫剤10
の散布を行うものであり、その後の灌水により床土と良
くなじむようにしている。また、図11は、灌水後に薬
効調節型殺虫剤10の散布を行うものであり、水の浸透
性の悪い床土のとき、しみ込まない水により薬効調節型
殺虫剤10が浮遊するのを防止している。また、図12
は、種子供給後に薬効調節型殺虫剤10の散布を行うも
のであり、種子近傍に散布することで、根からの吸収が
良くなり、苗の生長初期からの薬効を期待する。また、
図13は、覆土供給後に薬効調節型殺虫剤10の散布を
行うものであり、従来の播種装置の移送台15の終端に
設ければ良く、薬剤散布装置70の後付けが可能にな
る。
【0013】
【作用】次に作用を述べる。床土供給装置18の供給ホ
ッパー19に床土5を供給し、この状態で育苗容器1を
移送台15に供給すると、床土供給装置18の下方を通
過するときに床土5の供給を受け、次に、余分な土を回
転均平ブラシ21により掻きとって均平し、床土5の供
給を終了する。そして、回転均平ブラシ21は育苗容器
1の前壁29および後壁28の内側の土を掻き出せない
ので、円弧状に隅土が残るが、これを隅部押圧装置30
により除去する。したがって、種子6や薬効調節型殺虫
剤10が移動するのを防止して隅に集まるのを防止す
る。次に、育苗容器1は灌水装置50の下方に至り、灌
水パイプ51の灌水孔52から灌水され、種子供給装置
60の下方で種子6の供給を受け、覆土供給装置64の
下方で種子6の上方に薄く覆土7を被せられ、播種が完
了する。この場合、薬剤散布装置70により前記薬効調
節型殺虫剤10を散布するから、床土5に予め薬効調節
型殺虫剤10を混入させる作業を不要とし、所望量の薬
効調節型殺虫剤10を散布できる。また、薬剤散布装置
70により施薬作業を機械化できるので、作業を非常に
簡単にする。また、薬剤散布装置70のダイヤル82に
より摺接ブラシ76の位置を調節することにより薬効調
節型殺虫剤10の繰出量を調節できるので、品種ごとに
最適な量を散布し得る。
【0014】即ち、床土5に薬剤成分の溶出時期および
溶出量を調節し得る薬効調節型殺虫剤10を散布させて
いるから、育苗した苗を移植した後の薬剤散布が少なく
て済み、作業を軽減させ、薬剤コストを削減する。ま
た、特に、水稲の種籾の播種では、育苗容器1にて育苗
し、これを田植機により圃場に移植するが、床土5に薬
効調節型殺虫剤10を散布させているので、通常の田植
機であっても苗移植と同時に散布ができ、作業の省略、
作業の軽減ができる。また、薬効調節型殺虫剤10は床
土5と共に、圃場の土中に差し込まれるので、直接水田
の水に散布されるのと相違して、薬剤成分は水田の水に
流出せず、それゆえ、薬剤コストの削減、薬剤流出の防
止、水質等の環境保全を図れる。また、単なる薬剤に比
し、薬剤焼けがなく、根が薬効調節型殺虫剤10に絡ん
でも障害がなく薬剤吸収が確実で均一な薬剤効果を得ら
れる。しかして、薬剤散布装置70は、育苗容器1の移
送方向に対する交差方向の薬剤繰出ロール72を設けて
いるから、薬剤繰出ロール72の繰出凹部73に嵌合し
た薬効調節型殺虫剤10は、誘導体77により下方位置
まで誘導され、育苗容器1内に落下する。このとき、一
箱当たり50g程度が散布される。
【0015】この場合、前記薬剤繰出ロール72は、育
苗容器1の横幅より狭く形成しているから、育苗容器1
の左右側に薬効調節型殺虫剤10が飛散するのを防止す
る。また、薬剤繰出ロール72の移送方向上手側下方に
は、容器検出部81を設け、容器検出部81が育苗容器
1を検出してから所定時間経過後に薬剤繰出ロール72
を回転させ、回転開始後所定時間経過後に薬剤繰出ロー
ル72の回転を停止させるから、育苗容器1の前壁29
を容器検出部81が検出して、前壁29が薬剤繰出ロー
ル72の下方を通過してから薬効調節型殺虫剤10の散
布を開始し、後壁28が薬剤繰出ロール72の下方を通
過する前に、薬剤繰出ロール72の回転を停止させる。
したがって、薬効調節型殺虫剤10は移送方向を基準に
育苗容器1の前後両側が散布されず、育苗容器1より飛
散するのを防止する。即ち、薬効調節型殺虫剤10は、
育苗容器1の全面に散布しなくても、圃場に移植すると
き、床土5と共に移植されるようにすれば良いので、こ
の点を考慮した上で、育苗容器1内に移送方向を基準に
前後両側および左右両側の夫々に非散布域が形成される
よう散布して、飛散を防止し、これにより、面倒な飛散
薬剤の処分を不要にし、薬害の発生や、周辺環境の悪化
を防止する。
【0016】
【効果】本発明は、移送中の育苗容器1に上方から床土
5を供給し、次いで種子6を供給し、次いで覆土7を供
給し、所定期間前記育苗容器1内にて育苗後圃場に移植
する播種育苗方法において、殺虫薬剤成分の溶出時期お
よび溶出量を調節し得る薬効調節型殺虫剤10を、移送
中の前記育苗容器1に上方から散布する育苗容器による
播種育苗方法における殺虫剤散布方法、および、前記育
苗容器1の移送方向の前後両側および左右両側の夫々の
所定面積を除き散布するようにした育苗容器による播種
育苗方法における殺虫剤散布方法としたものであるか
ら、育苗容器1内に容易に散布でき、散布作業を機械化
でき、育苗した苗を移植した後の薬剤散布が少なくて済
み、散布作業を軽減させ、薬剤コストを削減できる。圃
場における散布は、薬剤散布装置を必要とするが、これ
を不要にできる。また、苗を薬剤と共に移植するので、
薬剤は根際に分布し、移植土壌表面に薬剤を散布するの
に比し、苗の根の下方に薬効調節型殺虫剤10を位置さ
せることができて吸収効率が高くでき、薬効が充分期待
でき、通常の表面散布に比して散布量も少なくて済み、
散布コストをも削減する。
【0017】本発明は、移送中の育苗容器1に上方から
床土5を供給し、次いで前記薬効調節型殺虫剤10を散
布し、次いで種子6を供給し、次いで覆土7を供給する
育苗容器による播種育苗方法における殺虫剤散布方法と
したものであるから、薬効調節型殺虫剤10は床土5と
共に土中に移植されるので、土表面への流出を防止し、
薬害を発生させない。
【0018】本発明は、育苗容器1を移送し得る移送手
段を有し前記育苗容器1の移送方向に長く形成し床上に
載置される移送台15の上方位置に、上部に設けた供給
ホッパー19と供給ホッパー19の下方に設けた繰出ベ
ルト20とを有する床土供給装置18と、上部の供給ホ
ッパー61と該供給ホッパー61の下方の種子繰出部6
2とを有する種子供給装置60と、上部に設けた薬剤貯
留ホッパー71および該薬剤貯留ホッパー71の下部に
設けた左右方向で外周面に繰出凹部73を形成した薬剤
繰出ロール72および前記繰出凹部73に嵌合し苗が水
と共に根から吸収して虫が食べて摂取すると殺すもので
あって殺虫薬剤成分の溶出時期および溶出量を調節し得
る薬効調節型殺虫剤10を下方位置まで誘導する誘導体
誘導体77とを有する薬剤散布装置70と、上部の供給
ホッパー65と該供給ホッパー65の下方の覆土繰出ベ
ルト66とを有する覆土供給装置64とを設けた播種用
殺虫剤散布装置としたものであるから、簡単な構成で、
床土と種子と覆土と薬剤を育苗容器1に供給し得る装置
とすることができ、実施化が容易であり、また、構成が
簡単なのでコストを低くできる。
【0019】本発明は、前記薬剤繰出ロール72は前記
育苗容器1の幅より狭く形成した播種用殺虫剤散布装置
としたものであるから、育苗容器1の両わきから薬剤が
飛散するのを防止できる効果を奏する。
【0020】本発明は、薬剤散布装置70は、薬剤繰出
ロール72の移送方向上手側下方には前記育苗容器1を
検出する容器検出部81を設け、容器検出部81が育苗
容器1を検出してから所定時間経過後に薬剤繰出ロール
72を回転させ、回転開始後所定時間経過後に薬剤繰出
ロール72の回転を停止させるようにした播種用殺虫剤
散布装置としたものであるから、育苗容器1内に確実に
散布でき、後続の育苗容器1との間に隙間ができても、
薬効調節型殺虫剤10を落下させることはなく、飛散す
るのを防止できる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 装置全体の側面図。
【図2】 ブラシの側面図。
【図3】 隅部押圧装置の縦断側面図。
【図4】 後壁隅部押圧装置の作用状態図。
【図5】 前壁隅部押圧装置の作用状態図。
【図6】 灌水装置の縦断側面図。
【図7】 薬剤散布装置の縦断側面図。
【図8】 育苗容器への散布状態説明図。
【図9】 散布状態拡大図。
【図10】 播種散布方法説明図。
【図11】 他の播種散布方法説明図。
【図12】 他の播種散布方法説明図。
【図13】 他の播種散布方法説明図。
【符号の説明】
1…育苗容器、5…床土、6…種子、7…覆土、10…
薬効調節型殺虫剤、15…移送台、16…支脚、17…
移送ローラー、18…床土供給装置、19…供給ホッパ
ー、20…繰出ベルト、21…回転均平ブラシ、22…
アーム、23…高さ調節装置、24…係合軸、25…係
合溝、26…螺子、27…下部取付軸、28…後壁、2
9…前壁、30…隅部押圧装置、31…後壁隅部押圧装
置、32…前壁隅部押圧装置、33…フレーム、34…
回動枠体、35…取付軸、36…回転部材、37…後壁
隅部押圧体、38…牽引バネ、39…前側上部、40…
深さ調節ボルト、41…高さ調節具、42…アーム、4
3…軸、44…前後移動取付体、45…軸着、46…前
壁隅部押圧体、47…ガイド孔、48…規制突起、50
…灌水装置、51…灌水パイプ、52…灌水孔、53…
止栓、54…接続パイプ、55…水圧計(水量計)、6
0…種子供給装置、61…供給ホッパー、62…種子繰
出部、64…覆土供給装置、65…供給ホッパー、66
…覆土繰出ベルト、70…薬剤散布装置、71…薬剤貯
留ホッパー、72…薬剤繰出ロール、73…繰出凹部、
74…振動板、75…突起、76…摺接ブラシ、77…
誘導体、78…取付板、79…弾性部材、80…合成樹
脂シート、81…容器検出部、82…ダイヤル。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年12月19日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図9
【補正方法】変更
【補正内容】
【図9】

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移送中の育苗容器1に上方から床土5を
    供給し、次いで種子6を供給し、次いで覆土7を供給
    し、所定期間前記育苗容器1内にて育苗後圃場に移植す
    る播種育苗方法において、殺虫薬剤成分の溶出時期およ
    び溶出量を調節し得る薬効調節型殺虫剤10を、移送中
    の前記育苗容器1に上方から散布する育苗容器による播
    種育苗方法における殺虫剤散布方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記育苗容器1の移
    送方向の前後両側および左右両側の夫々の所定面積を除
    き散布するようにした育苗容器による播種育苗方法にお
    ける殺虫剤散布方法。
  3. 【請求項3】 請求項2において、移送中の育苗容器1
    に上方から床土5を供給し、次いで前記薬効調節型殺虫
    剤10を散布し、次いで種子6を供給し、次いで覆土7
    を供給する育苗容器による播種育苗方法における殺虫剤
    散布方法。
  4. 【請求項4】 育苗容器1を移送し得る移送手段を有し
    前記育苗容器1の移送方向に長く形成し床上に載置され
    る移送台15の上方位置に、上部に設けた供給ホッパー
    19と供給ホッパー19の下方に設けた繰出ベルト20
    とを有する床土供給装置18と、上部の供給ホッパー6
    1と該供給ホッパー61の下方の種子繰出部62とを有
    する種子供給装置60と、上部に設けた薬剤貯留ホッパ
    ー71および該薬剤貯留ホッパー71の下部に設けた左
    右方向で外周面に繰出凹部73を形成した薬剤繰出ロー
    ル72および前記繰出凹部73に嵌合し苗が水と共に根
    から吸収して虫が食べて摂取すると殺すものであって殺
    虫薬剤成分の溶出時期および溶出量を調節し得る薬効調
    節型殺虫剤10を下方位置まで誘導する誘導体誘導体7
    7とを有する薬剤散布装置70と、上部の供給ホッパー
    65と該供給ホッパー65の下方の覆土繰出ベルト66
    とを有する覆土供給装置64とを設けた播種用殺虫剤散
    布装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、前記薬剤繰出ロール
    72は前記育苗容器1の幅より狭く形成した播種用殺虫
    剤散布装置。
  6. 【請求項6】 請求項4または請求項5において、薬剤
    散布装置70は、薬剤繰出ロール72の移送方向上手側
    下方には前記育苗容器1を検出する容器検出部81を設
    け、容器検出部81が育苗容器1を検出してから所定時
    間経過後に薬剤繰出ロール72を回転させ、回転開始後
    所定時間経過後に薬剤繰出ロール72の回転を停止させ
    るようにした播種用殺虫剤散布装置。
JP24763097A 1997-08-28 1997-08-28 育苗容器による播種育苗方法における殺虫剤散布方法および播種用殺虫剤散布装置 Withdrawn JPH1169938A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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CN114451246A (zh) * 2022-03-28 2022-05-10 星河汇智控股(浙江)有限公司 一种蓝莓种植及其幼苗快速培育方法

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