JPH1170071A - 電子内視鏡システム - Google Patents

電子内視鏡システム

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JPH1170071A
JPH1170071A JP10183690A JP18369098A JPH1170071A JP H1170071 A JPH1170071 A JP H1170071A JP 10183690 A JP10183690 A JP 10183690A JP 18369098 A JP18369098 A JP 18369098A JP H1170071 A JPH1170071 A JP H1170071A
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JP
Japan
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image sensor
electronic endoscope
endoscope system
unit
ccd
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Withdrawn
Application number
JP10183690A
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English (en)
Inventor
Haruhiko Hibi
春彦 日比
Hideo Sugimoto
秀夫 杉本
Kenichi Iriyama
兼一 入山
Mitsuru Iida
充 飯田
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Pentax Corp
Original Assignee
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Publication date
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  • Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
  • Endoscopes (AREA)
  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で、観察対象の輝度が比較的低い
場合にも、画質のよい映像を取得することのできる電子
内視鏡システムを提供すること。 【解決手段】 被写体を撮像するためのCCD(5)
と、前記CCDを駆動する駆動手段(10)と、前記C
CDの出力信号に基づき所定の信号処理を行う信号処理
回路21とを有する電子内視鏡システムにおいて、前記
CCDの出力信号に基づき前記被写体の輝度が所定値よ
り小さいか否かを判定する輝度判定手段(20、27)
と、前記輝度判定手段の判定結果に基づき、前記駆動手
段を制御して前記CCDの電荷蓄積時間を変更する制御
手段(27、10)と、を有する構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はCCD(電荷結合素
子)により得られた映像信号をメモリに格納し、メモリ
に格納されたデータに基づきビデオ信号を生成し出力す
る電子内視鏡システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、挿入部先端に固体撮像素子で
あるCCD(Charge Coupled Device)を備えたスコー
プ部から出力される映像信号をイメージプロセッサによ
り処理してビデオ信号を生成し、ビデオ信号をCRT等
の表示装置に表示するよう構成された電子内視鏡システ
ムが知られている。
【0003】通常、イメージプロセッサには観察対象を
照射するための光を射出するための光源装置が設けられ
ており、また、スコープ部には光源から射出された光を
伝送するためのライトガイド(光ファイバ束)が設けら
れている。
【0004】光源からライトガイドに入射した光がライ
トガイド内を通って観察対象に照射され、その反射光が
結像光学系を介してCCDの受光面に結像される。イメ
ージプロセッサは、スコープ部から受け取った映像信号
をメモリに格納した後、所定のフォーマットのビデオ信
号(例えばNTSCやPAL準拠のビデオ信号)に変換し、イ
メージプロセッサに接続されたモニタ装置に対し出力す
る。
【0005】モニタ装置に表示される画面の明るさを調
整するには、光源装置からライトガイドに入射する光の
光量の調整(調光)を行う。この調光のため、光源装置
には絞り機構が設けられており、通常は、画面に表示さ
れる観察対象の明るさがほぼ一定となるように、フィー
ドバック制御を利用した自動調光が行われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】自動調光は、照明光が
必要な光量以上の光量を供給する場合にその光量を制限
することにより実行される。しかし、観察部位によって
は、照明光が不足し、固体撮像素子(CCD)の映像出
力を十分に得られないことがある。そのような場合に
は、モニタ装置には暗い画面が表示されることになる。
また、通常の観察には十分な照明であっても、光学像を
観察するためのファイバースコープに、アドオンスコー
プとして知られるTVカメラを接続した場合、光ファイ
バーによる光量の減衰のため、結果として照明光が不足
することになり、通常の電子スコープよりも暗い画像に
なっていた。
【0007】以上のような問題に、従来は次のようにし
て対処していた。 1)内視鏡の挿入部先端を、より患部(観察部位)に近
づけて観察及び診断を行う。 2)装置の内蔵光源の光量を上げたり、光源部から先端
部へ光を導く光ファイバーの損失を少なくするなどの改
良を加える。 3)撮像素子から出力された映像信号を電気的に増幅す
ることによりモニタ上で明るくする。
【0008】しかし、上記1の場合、観察部位によって
は十分に内視鏡を近づけることができないことがある。
また、2の光量増加により対処するという方法の場合、
光量の増加に伴うランプの加熱、装置の大型化、コスト
アップといった問題が伴うことになる。また、上記3
の、電気的に信号を増幅する方法では、映像信号以外の
雑音も同時に増幅することになるため、モニタにはノイ
ズの目立つ、画質の悪い映像が表示されることになる。
【0009】上記の事情に鑑み、本発明は、簡単な構成
で、観察対象の輝度が比較的低い場合にも、画質のよい
映像を取得することのできる電子内視鏡システムを提供
することを課題として為されたものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を達成するた
め、本発明にかかる電子内視鏡システムは、被写体を撮
像するための撮像素子と、前記撮像素子を駆動する駆動
手段と、前記撮像素子の出力信号に基づき所定の信号処
理を行う信号処理回路とを有する電子内視鏡システムに
おいて、前記撮像素子の出力信号に基づき前記被写体の
輝度が所定値より小さいか否かを判定する輝度判定手段
と、前記輝度判定手段の判定結果に基づき、前記駆動手
段を制御して前記撮像素子の電荷蓄積時間を変更する制
御手段と、を有することを特徴としている(請求項
1)。
【0011】ここで、前記撮像素子は少なくともフレー
ム蓄積モードおよび2フィールド蓄積モードのいずれで
も動作し、前記制御手段は前記撮像素子がフレーム蓄積
モードで駆動されている時に前記被写体の輝度が前記所
定値より小さいと判定された場合に、前記撮像素子が2
フィールド蓄積モードで駆動されるよう前記駆動手段を
制御する構成とすることができる(請求項2)。
【0012】さらに、前記制御手段は、前記撮像素子が
2フィールド蓄積モードで駆動されている時に前記被写
体の輝度が前記所定値より大きい第2の所定値よりも大
きいと判定された場合に、前記撮像素子がフレーム蓄積
モードで駆動されるよう前記駆動手段を制御する構成と
することができる(請求項3)。
【0013】前記撮像素子の出力信号をデータとして格
納する記憶手段と、前記記憶手段に格納されたデータに
基づきビデオ信号を生成する出力手段とをさらに有し、
前記出力手段は、前記撮像素子が電荷蓄積を行っている
間は前記記憶手段に格納されているデータを繰り返し読
み出して前記ビデオ信号を生成する構成とすることもで
きる(請求項4)。
【0014】また、上記電子内視鏡システムは、光源
と、光源から射出された光を被写体に向けてガイドする
光ガイド手段と、前記光源と光ガイド手段との間に配置
され、被写体に照射される光量を調整する絞り手段とを
さらに有し、前記絞り手段が解放状態の時に前記輝度判
定手段により前記被写体の輝度が所定値より小さいと判
断されたとき、前記制御手段は前記撮像素子の電荷蓄積
時間を長くする構成とすることもできる(請求項5)。
【0015】別の観点からは、本発明の電子内視鏡シス
テムは、被写体を撮像するための撮像素子と、前記撮像
素子の出力信号をデータとして格納する記憶手段とを有
する電子内視鏡システムにおいて、前記撮像素子を駆動
する駆動手段と、前記記憶手段に格納されたデータに基
づきビデオ信号を生成する出力手段と、を有し、前記駆
動手段は、前記撮像素子の電荷蓄積時間を変更可能であ
り、前記出力手段は、前記撮像素子が電荷蓄積を行って
いる間は前記記憶手段に格納されているデータを繰り返
し読み出して前記ビデオ信号を生成することを特徴とし
ている(請求項6)。
【0016】なお、上記撮像素子は単板式のカラー撮像
素子により構成することができる(請求項7)。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。図1は、本発明の実施の形
態としての電子内視鏡システム100の構成を示すブロ
ック図である。
【0018】電子内視鏡システム100は、スコープ部
7、イメージプロセッサ21、モニタ装置29を備えて
いる。スコープ部7は、可撓性の導管からなる挿入部4
を有し、挿入部4の先端には固体撮像素子としてのCC
Dイメージセンサ5(以下、CCDと略す)、そしてC
CD5の前方に対物レンズ6が配設されている。なお、
CCD5はいわゆる単板式カラーCCDで、受光面に格
子状のカラーフィルタが設けられているものである。ス
コープ部7には、また、光ファイバ束からなるライトガ
イド1が挿通されている。ライトガイド1の一端(光射
出端)は挿入部4の端部(図中左側端部)に配置され、
配光レンズ2を介して観察対象に対して光を照射する。
【0019】スコープ部7は結合部8を介してイメージ
プロセッサ21と着脱自在に結合される。スコープ部7
内の結合部8近傍には、CCD5からの映像信号に所定
の処理を施す信号処理回路10が内蔵されている。ライ
トガイド1の他端は結合部8を介してイメージプロセッ
サ21内に達し、端面がコンデンサレンズ11に臨んだ
位置で固定される。
【0020】ランプ用電源16によりランプ13が駆動
される。ランプ13から照射された照明光は、絞り機構
12により光量を調整された状態でコンデンサレンズ1
1によりライトガイド1の端面に入射する。ライトガイ
ド1に入射した光はライトガイド1内を通り、挿入部4
の先端側の端面から射出され、照射レンズ2を介して観
察対象に向けて射出される。
【0021】観察対象により反射された照明光は、対物
レンズ6によりカラーCCD5の受光面上に結像され
る。CCD5は、受光面に形成された光学像に対応した
カラー映像信号を信号処理回路10へ伝送する。詳しく
は後述するが、信号処理回路10は、CCD5の駆動お
よび、各種の信号処理を行い、イメージプロセッサ21
に対して、輝度信号(Y)、色差信号(R−Y、B−
Y)を出力する。なお、本実施の形態においては、CC
D5は受光感度を変えるため、フレーム蓄積モード(通
常モード)または2フィールド蓄積モード(高感度モー
ド)で駆動される。
【0022】イメージプロセッサ21に送られた輝度信
号(Y)および色差信号(R−Y、B−Y)はプリプロ
セッサ22に入力される。プリプロセッサ22に入力さ
れた2つの色差信号(R−Y、B−Y)、および輝度信
号(Y)はA/D変換器18A、18B、18Cにそれ
ぞれ入力され、デジタル信号に変換された後に、タイミ
ングジェネレータ17により出力される同期信号に同期
してメモリ19に格納される。メモリ19に格納された
データは、フリーズ処理、補間処理などが施された後、
タイミングジェネレータ17より出力されるTV同期信
号に同期して読み出され、D/A変換器23A、23
B、23Cでアナログ信号に変換され、さらに信号処理
回路28により、所定のフォーマットのRGBビデオ信号
に変換されてモニタ装置29に出力される。モニタ装置
29は、受信したRGBビデオ信号に基づきカラー画像を
表示する。
【0023】一方、信号処理回路10から出力された信
号のうち輝度信号Yは、調光回路20にも入力される。
調光回路20は、輝度信号Yが所定の値に保たれるよう
絞り機構12を制御して、観察対象に投光される光量を
調節する。また、輝度信号Yのレベルが低く、所定の閾
値より小さくなる場合には、システムコントローラ27
に輝度信号Yのレベルが低いことを示す信号を送出す
る。輝度信号Yのレベルが低い場合には、システムコン
トローラ27は、信号処理回路10に所定のコマンドを
送出し、CCD5の電荷蓄積時間を変更することができ
る(詳しくは後述する)。
【0024】図2は、図1の調光回路20の構成を示す
ブロック図である。図2において、調光回路20は、絞
り機構12を駆動するための駆動回路201、スコープ
部7の信号処理回路10により出力された輝度信号Yを
積分する積分器202、積分器の出力端に接続されたサ
ンプル/ホールド回路203、サンプル/ホールド回路
203の出力値と閾値とを比較する比較器204を有し
ている。比較記204の非反転入力端子には可変抵抗器
205が接続されている。サンプル/ホールド回路20
3は、システムコントローラ27からの制御信号により
動作するが、通常は積分器202からの出力をそのまま
出力する。サンプル/ホールド回路203の機能につい
ては後に詳細に説明する。可変抵抗器205はシステム
コントローラ27からの制御信号により抵抗値を2段階
に切り換えることができるよう構成されている。可変抵
抗器205の抵抗値を変えることにより、比較器204
の非反転入力端子に印加される電圧(閾値電圧)が第1
の電圧Vt1と第2の電圧Vt2(なお、Vt1<Vt
2)との間で切り換えられるようになっている。なお初
期設定では(CCD5がフレーム蓄積モードで駆動され
る場合には)、比較器204の非反転入力端子には第1
の電圧Vt1が印加されるようになっている。
【0025】比較器204はサンプル/ホールド回路2
03の出力値を第1の電圧Vt1と比較する。この第1
の電圧Vt1は、CCD5がフレーム蓄積モードで駆動
されている時モニタ29に表示される画面が暗い場合に
CCD5の駆動モードを切り換えて電荷蓄積時間を長く
するかどうかを判定する基準となる閾値である。第1の
電圧Vt1は、観察対象に十分な照明光が供給されてい
る場合には積分器202の出力(すなわちサンプル/ホ
ールド203の出力)が第1の電圧Vt1より大きくな
るような値に設定されている。積分器202の出力が閾
値Vt1より大きい場合には、比較器からはLレベルの
信号が出力される。この時には、駆動回路201が積分
器202の出力値に基づき(すなわち積分された輝度信
号Yのレベルが所定値に近づくように)、絞り機構12
を駆動制御する通常の調光動作が行われる。
【0026】もしも絞り機構12が解放状態になってい
る状態でも観察対象に供給される光量が十分でない場合
には(すなわちモニタ29に表示される画面が暗くなる
ような場合には)、比較器204において積分器202
からの出力値が閾値Vt1より小さくなり、比較器20
4からはHレベルの信号が出力される。
【0027】すなわち、駆動回路201により絞り機構
12が絞り全開状態となっているにもかかわらず観察対
象に照射される光量が十分でない場合には、絞り制御に
よって光量を増加させることができないため、比較器2
04からHレベルの信号が出力される。システムコント
ローラ27は、Hレベルの信号を比較器204から受信
すると、信号処理回路10に対し、CCDの駆動方式を
フレーム蓄積モードから2フィールド蓄積モードに変更
するコマンドを送出する。
【0028】図3は信号処理回路10の構成を示すブロ
ック図である。信号処理回路10は、タイミングジェネ
レータ101、CCDドライバ102およびプロセス回
路103を有する。タイミングジェネレータ101はC
CDドライバ102に制御信号を送り、後述するフレー
ム蓄積と2フィールド蓄積との切り換えや、電荷蓄積の
タイミングを制御する。なお、CCDドライバ102
は、CCD5を、垂直方向においては4相(V1〜V
4)、水平方向においては2相(H1、H2)で駆動す
る。
【0029】通常の動作状態、即ち、比較器204から
Lレベルの信号が出力されているときには、タイミング
ジェネレータ101からは、フレーム蓄積を示す駆動モ
ード信号およびイネーブル信号Hが出力され、これによ
り、CCDドライバ102はCCD5をフレーム蓄積モ
ードで駆動する。この場合には、垂直同期信号に同期し
て1/60秒毎に奇数・偶数フィールド交互に電荷の転
送を行う。なお、各フィールドにおける電荷蓄積時間は
1/30秒となる(図4のタイミングチャートにおける
フレーム蓄積モードの部分参照)。
【0030】被写体輝度が所定輝度よりも暗い低輝度状
態の場合には、積分器202の出力電圧は第1の電圧V
t1より小さくなり、比較器204からHレベルの信号
が出力さる。すると、システムコントローラ27からタ
イミングジェネレータ101に低輝度状態を示す所定の
コマンドが送られる。タイミングジェネレータ101は
この時、CCD5の駆動モードを2フィールド蓄積モー
ドとし、1/30秒の周期で(すなわち1/60秒毎
に)イネーブル信号のHとLとを切り換える(図4の蓄
積モードの部分参照)。なお、イネーブル信号がHの時
にはCCD5の受光部から垂直転送部への電荷転送が可
能であるが、イネーブル信号がLの時にはCCDの受光
部から垂直転送部への電荷の転送が禁止される。この
時、CCDドライバ102はCCD52を、電荷蓄積時
間が1/30秒の、垂直方向に互いに隣接する画素の画
素信号を交互に足し合わせて読み出す2フィールド蓄積
モードで駆動する(図4のタイミングチャートにおける
2フィールド蓄積モード参照)。
【0031】すなわち、CCD5の蓄積モードの切換が
決定した直後に実行される垂直同期信号に同期した読み
出し動作の完了後は、1/60秒毎にイネーブル信号の
LとHとが切り換えられると共に、CCD5の駆動モー
ドがフレーム蓄積モードから2フィールド蓄積モードに
切り換えられる。
【0032】通常時(フレーム蓄積時)も低輝度時(2
フィールド蓄積時)も電荷蓄積時間は1/30秒である
が、2フィールド蓄積時には、電荷転送時に、隣接する
垂直方向の2画素分を加算して出力するため、実質的に
CCD5の感度が増加することになる。すなわち、フレ
ーム蓄積モードで駆動される時の電荷蓄積時間は1/3
0秒であるが、2フィールド蓄積モードで駆動される時
のCCD5の出力は実質的にはほぼ2倍(1/15秒)
の蓄積時間の時の出力に相当すると考えることができ
る。
【0033】なお、2フィールド蓄積を行った場合、水
平解像度は低下することになる。しかし、上述の通り感
度を向上させることができるため、アンプを用いて信号
全体を増幅する場合に比べてノイズの影響を大幅に抑え
ることができる。
【0034】なお、CCD5の駆動モードがフレーム蓄
積モードから2フィールド蓄積モードに変更されると同
時に、システムコントローラ27は可変抵抗205の抵
抗値を切り換えて、比較器204の非反転入力端子20
4に第2の電圧Vt2が印加されるようにする。もし
も、ここで比較器204に印加される電圧をVt1のま
まにしておくと、CCD5が2フィールド蓄積モードで
駆動されて感度が実質的にほぼ2倍になることにより、
積分器202の出力が大きくなるため、比較器204は
直ちにLレベルの信号を出力することになる。ところ
が、比較器204からLレベルの信号が出力されたこと
によりCCD5の駆動モードがフレーム蓄積モードに戻
されると、再び積分器202の出力は第1の電圧Vt1
を下回ることになる。このように、CCD5の駆動モー
ドを変更したにもかかわらず、比較器204に印加され
る参照電圧を一定値にしておくと調光回路20が正常に
動作しなくなってしまう。この問題を解決するため、本
実施の形態においては、CCD5の駆動モードに応じて
異なる参照電圧(第1の電圧Vt1または第2の電圧V
t2)を比較器204に印加するようにしている。すな
わち積分器202の出力値に対するCCD5の駆動モー
ドの切り換えにヒステリシス特性を持たせたことによ
り、上記不具合が起きないようにすることができる。
【0035】2フィールド蓄積が行われると、図4に示
すように、垂直同期信号VDに対し、映像信号がCCD
5から出力される期間と出力されない期間が生ずる。し
かし、映像信号がCCD5から出力されていない期間
も、モニタ装置29に対しては垂直同期信号に同期して
ビデオ信号を送出し続ける必要がある。CCD5をフィ
ールド蓄積駆動する場合、一般的には一方のフィールド
信号から(例えば奇数フィールドの信号から)他方のフ
ィールド信号(偶数フィールド)を生成するが、本実施
の形態においては、メモリ19にフィールド信号が格納
されるため、これを繰り返し読み出してモニタ装置29
に出力するようにしている。この動作について次に説明
する。
【0036】システムコントローラ27から低輝度状態
を示すコマンドが信号処理回路10に送信されると、タ
イミングジェネレータ101は図4の2フィールド蓄積
の部分に示すような、HとLが交互に切り替わるイネー
ブル信号を出力する。このイネーブル信号は、ドライバ
102に出力されると同時に、システムコントローラ2
7にも伝送される。システムコントローラ27は、タイ
ミングジェネレータ27から受け取るイネーブル信号を
タイミングジェネレータ17に転送する。タイミングジ
ェネレータ17は、イネーブル信号がHの期間のみメモ
リ19にフィールドデータを書き込むための同期信号を
出力し、イネーブル信号がLの期間はフィールドデータ
がメモリ19に書き込まれないようにしている。なお、
メモリ19からのデータの読み出しのための信号はイネ
ーブル信号の状態にかかわらず通常と同様に出力する。
【0037】さらに、タイミングジェネレータ17は、
システムコントローラ27から受信したイネーブル信号
に対応する信号に所定の処理を施した後、これをサンプ
ル/ホールド制御信号として用いて調光回路20のサン
プル/ホールド回路203を制御する。
【0038】図5に、2フィールド蓄積時の信号処理回
路10から出力される信号(例えばY信号)の出力波形
(A)、調光回路20の積分器202による積分波形
(B)、サンプル/ホールド制御信号の波形(C)、そ
して、サンプル/ホールド回路203からの出力波形
(D)を示す。
【0039】図5に示すように、出力波形(A)は、奇
数フィールドのみ信号が出力されている。従って、積分
回路202の出力(B)は偶数フィールドの期間に大き
く下降することになる。そこで、本実施の形態において
は、イネーブル信号のHとLに対応して図5の波形
(C)に示すようにサンプル/ホールド制御信号をHと
Lの間で切り換えている。サンプル/ホールド回路20
3は、サンプル/ホールド制御信号がHの時には入力信
号(すなわち積分器202の出力信号)のサンプリング
を行い、サンプル/ホールド制御信号がLの期間は、サ
ンプリング期間にサンプルされた最後の値をホールドす
るように構成されている。すなわち、図5の波形(D)
として示すように、サンプル/ホールド回路203は、
サンプル/ホールド制御信号がHの時には積分器202
の出力値をそのまま出力し、サンプル/ホールド制御信
号がLの期間は、サンプルされた最終値を出力し続け
る。このような制御を行わないと、低輝度に対処してC
CD5をフィールド蓄積した場合に、図中破線で示すよ
うにCCD5の電荷蓄積期間中に積分器202の出力レ
ベルが低下して、システムコントローラ27が誤動作す
る可能性がある。たとえば、低輝度状態を、更に細分化
して判定して、細分化された段階のうちのどの段階かを
判定するような場合に、電荷蓄積期間中に出力レベルが
低下するために、最も輝度の低い段階に達したと判断す
る可能性がある。
【0040】CCD5が2フィールド蓄積モードで駆動
されている間に、積分器202の出力が第2の電圧Vt
2を越えると、システムコントローラ27は低輝度状態
ではなくなったと判定し、CCD5の駆動モードを2フ
ィールド蓄積モードからフレーム蓄積モードに切り換え
る。
【0041】以上説明したように、本発明の電子内視鏡
システムによれば、観察対象の輝度に応じてCCDの電
荷蓄積期間を変更するため、常に、明るい画像をモニタ
に表示させることができ、しかもその場合にノイズによ
り画質が著しく損なわれるようなことがない。
【0042】上記の実施の形態では、調光回路20は、
積分器202の出力値を閾値Vt1と比較して、CCD
5の制御方式を切り換えるようになっているが、図3の
調光回路20Aに示すように、積分器202の出力値を
2つの閾値Vt1およびVt2と比較し、フィールド蓄
積におけるCCD5の電荷蓄積時間を複数の段階に分け
ることができる。
【0043】図6は、第2の実施形態における調光回路
20Aの構成を示すブロック図である。第2の実施形態
において、調光回路20A以外の部分は第1の実施形態
と同様である。
【0044】調光回路20Aにおいては、第1の実施形
態の調光回路20の可変抵抗器205と比較器204
を、参照電圧としてVt1およびVt2が印加される2
つの比較器304および305に置き換えたものであ
る。この場合、CCD5の駆動モードに応じて比較器3
04および305のいずれか一方の出力を参照すればよ
い。詳しくは、CCD5がフレーム蓄積モードで駆動さ
れている時には比較器304の出力がLの時にはそのま
まフレーム蓄積モードでCCD5を駆動し、比較器30
4の出力がHになるとCCD5を2フィールド蓄積モー
ドで駆動すればよい。また、CCD5が2フィールド蓄
積モードで駆動されている時には比較器305の出力が
Lならそのまま2フィールド蓄積モードでCCD5を駆
動し、比較器305の出力がHになるとCCD5をフレ
ーム蓄積モードで駆動すればよい。
【0045】図7は、第3の実施形態における調光回路
20Bの構成を示すブロック図である。第3の実施形態
において、調光回路20B以外の部分は第1の実施形態
と同様である。調光回路20Bにおいては、第1の実施
形態の調光回路20における比較器204の代わりにA
/D変換器404が設けられている。A/D変換器40
4により、積分器202の出力値がデジタルデータに変
換されるため、システムコントローラ27は、A/D変
換器404の出力値自体に基づいてCCD5の駆動モー
ドの切り換えを行うことができる。すなわち、第1の実
施形態の調光回路20と同様の動作を行うことも可能で
あるし、さらには、積分器202の出力値に応じて3つ
以上のCCD5の駆動モードを切り換える構成とするこ
ともできる。
【0046】例えば、A/D変換器404の出力値をV
dyとし、CCD5がフレーム蓄積モードで駆動されて
いるときにVdyが第1の閾値Vd1以上であればその
ままフレーム蓄積モードで駆動し、Vdy<Vd1なら
2フィールド蓄積モードで駆動する構成とすれば、上記
第1の実施形態と同様の動作が実現できる。さらに、C
CD5が2フィールド蓄積モードで駆動されている時
に、Vdyが第2の閾値Vd2以上(かつVd1未満)
であればそのまま2フィールド蓄積モードで駆動し、V
dy<Vd2の場合には4フィールド蓄積モードで駆動
するように構成することも可能である(図8参照)。同
様にして、さらにVdyを細分化してCCD5の駆動モ
ードを制御することも可能である。なお、説明は省略す
るが、A/D変換器304の出力値Vdyに対するCC
D5の駆動モードの切り換えは、第1の実施形態の場合
と同様にヒステリシス特性を持たせてある。
【0047】なお、第3の実施形態では、CCD5の駆
動モードとしてフレーム蓄積モード、2フィールド蓄積
モード、4フィールド蓄積モードの3つを採用している
が、第1の実施形態において可変抵抗の切り換え可能な
抵抗値を増やすことにより、同様に3つあるいはそれ以
上の駆動モードを切り換える事ができる。同様に、第2
の実施形態においても、3つ以上の比較器を用いて、C
CD5の駆動モードに応じていずれか一つの比較器の出
力値を参照する構成とする事により、3つ以上の駆動モ
ードを切り換える構成とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の電子内視鏡システムの構
成を示すブロック図である。
【図2】調光回路の構成を示すブロック図である。
【図3】スコープ部の信号処理回路の構成を示すブロッ
ク図である。
【図4】CCDのフレーム蓄積および2フィールド蓄積
のタイミングを示すタイミングチャートである。
【図5】イネーブル信号とサンプル/ホールド回路の動
作との関係を示すタイミングチャートである。
【図6】調光回路の別の構成を示すブロック図である。
【図7】調光回路の別の構成を示すブロック図である。
【図8】CCDの2フィールド蓄積と4フィールド蓄積
のタイミングを示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
100 電子内視鏡システム 1 ライトガイド 2 配光レンズ 4 挿入部 5 カラーCCD 6 対物レンズ 7 スコープ部 8 結合部 10 信号処理回路 11 コンデンサレンズ 12 絞り機構 13 ランプ 16 ランプ用光源 17 タイミングジェネレータ 18A、18B、18C A/D変換器 19 メモリ 20 調光回路 22 プリプロセッサ 23A、23B、23C D/A変換器 27 システムコントローラ 201 駆動回路 202 積分器 203 比較器 205 可変抵抗 304 比較器 305 比較器 404 A/Dコンバータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 飯田 充 東京都板橋区前野町2丁目36番9号 旭光 学工業株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体を撮像するための撮像素子と、前
    記撮像素子を駆動する駆動手段と、前記撮像素子の出力
    信号に基づき所定の信号処理を行う信号処理回路とを有
    する電子内視鏡システムにおいて、 前記撮像素子の出力信号に基づき前記被写体の輝度が所
    定値より小さいか否かを判定する輝度判定手段と、 前記輝度判定手段の判定結果に基づき、前記駆動手段を
    制御して前記撮像素子の電荷蓄積時間を変更する制御手
    段と、を有することを特徴とする電子内視鏡システム。
  2. 【請求項2】 前記撮像素子は少なくともフレーム蓄積
    モードおよび2フィールド蓄積モードのいずれでも動作
    し、前記制御手段は前記撮像素子がフレーム蓄積モード
    で駆動されている時に前記被写体の輝度が前記所定値よ
    り小さいと判定された場合に、前記撮像素子が2フィー
    ルド蓄積モードで駆動されるよう前記駆動手段を制御す
    ることを特徴とする電子内視鏡システム。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記撮像素子が2フィ
    ールド蓄積モードで駆動されている時に前記被写体の輝
    度が前記所定値より大きい第2の所定値よりも大きいと
    判定された場合に、前記撮像素子がフレーム蓄積モード
    で駆動されるよう前記駆動手段を制御することを特徴と
    する請求項2に記載の電子内視鏡システム。
  4. 【請求項4】 前記撮像素子の出力信号をデータとして
    格納する記憶手段と、 前記記憶手段に格納されたデー
    タに基づきビデオ信号を生成する出力手段と、をさらに
    有し、 前記出力手段は、前記撮像素子が電荷蓄積を行っている
    間は前記記憶手段に格納されているデータを繰り返し読
    み出して前記ビデオ信号を生成することを特徴とする、
    請求項1に記載の電子内視鏡システム。
  5. 【請求項5】 光源と、光源から射出された光を被写体
    に向けてガイドする光ガイド手段と、前記光源と光ガイ
    ド手段との間に配置され、被写体に照射される光量を調
    整する絞り手段とをさらに有し、前記絞り手段が解放状
    態の時に前記輝度判定手段により前記被写体の輝度が所
    定値より小さいと判断されたとき、前記制御手段は前記
    撮像素子の電荷蓄積時間を長くすること、を特徴とする
    請求項1に記載の電子内視鏡システム。
  6. 【請求項6】 被写体を撮像するための撮像素子と、、
    前記撮像素子の出力信号をデータとして格納する記憶手
    段とを有する電子内視鏡システムにおいて、 前記撮像素子を駆動する駆動手段と、 前記記憶手段に格納されたデータに基づきビデオ信号を
    生成する出力手段と、を有し、 前記駆動手段は、前記撮像素子の電荷蓄積時間を変更す
    ることが可能であり、 前記出力手段は、前記撮像素子が電荷蓄積を行っている
    間は前記記憶手段に格納されているデータを繰り返し読
    み出して前記ビデオ信号を生成することを特徴とする電
    子内視鏡システム。
  7. 【請求項7】 前記撮像素子は単板式のカラー撮像素子
    であることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記
    載の電子内視鏡システム。
JP10183690A 1997-06-30 1998-06-30 電子内視鏡システム Withdrawn JPH1170071A (ja)

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JP18904697 1997-06-30
JP9-189046 1997-06-30
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003087636A (ja) * 2001-09-11 2003-03-20 Olympus Optical Co Ltd 電子カメラおよび電子ズーム制御方法
JP2012045130A (ja) * 2010-08-26 2012-03-08 Hoya Corp 画像信号処理システムおよび画像信号処理方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003087636A (ja) * 2001-09-11 2003-03-20 Olympus Optical Co Ltd 電子カメラおよび電子ズーム制御方法
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