JPH1170683A - サーマルヘッド - Google Patents

サーマルヘッド

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Publication number
JPH1170683A
JPH1170683A JP9235264A JP23526497A JPH1170683A JP H1170683 A JPH1170683 A JP H1170683A JP 9235264 A JP9235264 A JP 9235264A JP 23526497 A JP23526497 A JP 23526497A JP H1170683 A JPH1170683 A JP H1170683A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electric resistance
heating element
value
thermal head
reference value
Prior art date
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Pending
Application number
JP9235264A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryoichi Shiraishi
良一 白石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
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Publication date
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Publication of JPH1170683A publication Critical patent/JPH1170683A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】グレーズ層の厚みや各発熱素子と記録媒体との
紙当たりが不均一になり、全ての発熱素子をジュール発
熱させて印画を行った際、記録媒体にグレーズ層の表面
状態に応じた濃度むらが形成されていた。 【解決手段】グレーズ基板1b上に多数の発熱素子2を
配列させた発熱素子列を有するサーマルヘッドであっ
て、前記各発熱素子2は、その夫々の電気抵抗値が基準
値に対して±1.8 %の範囲内にあり、かつ発熱素子列の
電気抵抗値分布が蛇行状をなすように調整する。また前
記発熱素子2の電気抵抗値分布の最大値を基準値に対し
て+0.5 〜+1.8 %に、最小値が基準値に対して−0.5
〜−1.8 %に設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ装置
や熱転写プリンタ等に用いられるサーマルヘッドの改良
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ファクシミリ装置等に用いられる
サーマルヘッドは、例えば、グレーズ基板の上面に、一
定の電気抵抗値に揃えられた多数の発熱素子を100 〜12
00dpiの線密度で直線状に被着・配列させた構造を有し
ており、前記発熱素子を印画信号に基づいて個々に選択
的にジュール発熱させるとともに、該発熱した熱を感熱
紙等の記録媒体に伝導させ、記録媒体に所定の印画を形
成することによってサーマルヘッドとして機能する。
【0003】尚、前記グレーズ基板は、アルミナセラミ
ックス等から成る絶縁基板の表面にガラス等から成るグ
レーズ層を被着させて成るものであり、発熱素子の発す
る熱を前記グレーズ層によって蓄積及び放散し、サーマ
ルヘッドの熱応答特性を良好に維持するようにしてい
る。また、前記グレーズ層は、例えば、ガラスから成る
場合、所定のガラスペーストを従来周知の厚膜手法、例
えば、スクリーン印刷等によって絶縁基板の上面に印刷
・塗布し、これを高温で焼き付けることによって例え
ば、20〜60μmの厚みに形成される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来のサーマルヘッドにおいては、前記グレーズ層をスク
リーン印刷等の厚膜手法によって形成する際、印刷むら
等に起因してグレーズ層の表面に中心線平均粗さRaで
0.1〜2.0μmの凹凸が形成される。このようなグ
レーズ層上に多数の発熱素子を被着・配列させてサーマ
ルヘッドを構成した場合、グレーズ層の厚みや各発熱素
子と記録媒体との紙当たりが不均一になり、全ての発熱
素子をジュール発熱させて印画を行った際、記録媒体に
グレーズ層の表面状態に応じた濃度むらが形成される欠
点を有していた。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記欠点に鑑み
案出されたもので、本発明のサーマルヘッドは、グレー
ズ基板上に多数の発熱素子を配列させた発熱素子列を有
するサーマルヘッドであって、前記各発熱素子は、その
夫々の電気抵抗値が基準値に対して±1.8 %の範囲内に
あり、かつ各発熱素子の各々の電気抵抗値が基準値を中
心にして最大値と最小値とが対称的な値にとなるように
設定してあることを特徴とするものである。
【0006】また本発明のサーマルヘッドは、前記発熱
素子の電気抵抗値分布の最大値が基準値に対して+0.5
〜+1.8 %に、最小値が基準値に対して−0.5 〜−1.8
%に設定されていることを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を添付図面に基づい
て詳細に説明する。図1は本発明のサーマルヘッドの一
形態を示す平面図、図2は図1のサーマルヘッドの断面
図であり、1はグレーズ基板、2は発熱素子である。
【0008】前記グレーズ基板1は、アルミナセラミッ
クス等から成る絶縁基板1aの上面にガラスやポリイミ
ド樹脂から成るグレーズ層1bを帯状に被着させた構造
を有しており、該グレーズ基板1の上面で多数の発熱素
子2等を支持するとともに、前記グレーズ層1bでもっ
て発熱素子2の発する熱を適当な温度となるように蓄積
及び放散し、サーマルヘッドの熱応答特性を良好に維持
するようにしている。前記絶縁基板1aは、アルミナセ
ラミックスから成る場合、Al2 3 ,SiO2 ,Mg
O等のセラミックス材料粉末に適当な有機溶剤、溶媒を
添加混合して泥漿状と成すとともにこれを従来周知のド
クターブレード法を採用することによってセラミックグ
リーンシートを形成し、次に前記セラミックグリーンシ
ートを所定形状に打ち抜き加工を施すとともに高温(約
1600℃)で焼成することによって形成され、また絶
縁基板1a上のグレーズ層1bは、例えば、ガラスから
成る場合、所定のガラスペーストを従来周知の厚膜手
法、例えば、スクリーン印刷等によって絶縁基板1aの
上面に印刷・塗布し、これを高温で焼き付けることによ
って例えば、20〜60μmの厚みに形成され、これに
よってグレーズ基板1が製作される。
【0009】尚、前記グレーズ層1bをスクリーン印刷
等の厚膜手法によって形成する際、印刷むら等に起因し
てグレーズ層1bの表面に中心線平均粗さRaで0.1
〜2.0μmの凹凸が形成されることとなる。
【0010】また前記グレーズ基板1のグレーズ層1b
上には、多数の発熱素子2が100 〜1200dpi の線密度で
直線状に配列されて成る発熱素子列と、これらの各発熱
素子2に電気的に接続される導電層3とがそれぞれ被着
されている。前記発熱素子2は、TaSiOやTiSi
O,TaN等の電気抵抗材料により形成されているた
め、導電層3等を介して所定の電力が供給されるとジュ
ール発熱を起こし、感熱紙等の記録媒体に印画を形成す
るのに必要な所定温度、例えば200 〜350 ℃の温度とな
る。
【0011】尚、前記多数の発熱素子2及び導電層3
は、従来周知のスパッタリング法、フォトリソグラフィ
ー技術等を採用することによってグレーズ基板1の上面
に所定パターン、所定厚み(発熱素子2は0.01〜0.5 μ
mの厚み、導電層3は0.5 〜2.0 μmの厚み)に被着・
形成される。
【0012】そして、これらの発熱素子2は、その夫々
の電気抵抗値が所定の基準値Aに対して±1.8 %の範囲
内にあり、かつ発熱素子列の電気抵抗値分布が規則的な
蛇行状をなすように調整されている。
【0013】図3は、発熱素子2の電気抵抗値をグラフ
化したもので、各グラフの縦軸には基準値Aに対する電
気抵抗値の変位率を示し、発熱素子2の電気抵抗値をそ
の配列順に左から▲印でプロットし、これらを実線でつ
ないている。尚、基準値Aとは全ての発熱素子2の電気
抵抗値の平均値であり、例えば、基準値Aが1000Ωであ
る場合、各発熱素子2 の電気抵抗値は全て982 〜1018Ω
の範囲内に設定される。
【0014】前記発熱素子2の電気抵抗値分布は、基準
値Aの上下にできるピーク値(最大値,最小値)が基準
値Aを中心にして対称的な値に設定されており、これら
のピークが一定の周期で規則的に形成される蛇行パター
ンとなっている。このような蛇行パターンを、グレーズ
層2上に被着される多数の発熱素子2の電気抵抗値に適
用することで、グレーズ層表面の凹凸に起因する印画の
濃度むらを目立たなくすることができ、これによって記
録媒体に良好な印画を形成することが可能となる。
【0015】尚、発熱素子2の電気抵抗値分布は、図3
のような分布に限定されるものではなく、基準値Aに対
して±1.8 %の範囲内にあり、かつ各発熱素子2の電気
抵抗値分布が蛇行状をなしているものであれば、図4の
ように8個の発熱素子2で1つのサイクルを形成するも
のや、図5のように基準値Aの上下に大きさの異なる2
つのピークを形成するものであっても良く、いずれの分
布形態を採用する場合においても、グレーズ層表面の凹
凸に起因する印画の濃度むらを目立たなくして良好な印
画を得ることができる。
【0016】ここで本発明の作用効果について表1の試
験結果に基づき説明する。
【0017】
【表1】
【0018】表1は、サーマルヘッドサンプルNo.1〜N
o.6を用いて行った印画試験の結果を示すものである。N
o.1〜No.6の各サーマルヘッドサンプルは、グレーズ層
の表面粗さが中心線平均粗さRaで2.0μmのグレー
ズ基板を用いて300dpiのサーマルヘッドを6個作製し、
しかる後、各サーマルヘッドの発熱素子の電気抵抗値を
従来周知のパルストリミング法を採用して調整したもの
である。サーマルヘッドサンプルNo.1〜No.5は全ての発
熱素子の電気抵抗値を基準値Aに対して種々の範囲内で
変動させたもので、これらは全て、図5と同様の、大き
さの異なる2つのピークをもった蛇行状パターンにした
がって電気抵抗値を分布させた。また、サーマルヘッド
サンプルNo.6は全ての発熱素子の電気抵抗値を略等しく
揃えたものである。尚、基準値Aは1000Ωに設定した。
【0019】この印画試験の結果、発熱素子の電気抵抗
値を基準値Aに対して±1.8 %の範囲を超えて変動させ
たサンプルNo.4及びNo.5では各発熱素子の電気抵抗値の
差に起因する若干の濃度むらが確認され、また発熱素子
の電気抵抗値を全て等しく揃えたサンプルNo.6ではグレ
ーズ層1bの凹凸に起因する濃度むらが確認されたのに
対し、発熱素子の電気抵抗値を±1.8 %の範囲内とし、
かつ発熱素子列の電気抵抗値を蛇行状をなして分布させ
たサンプルNo.1〜No.3については写真のような画像を印
画する場合においても濃度むらのない良好な印画が得ら
れた。
【0020】以上のことから、各発熱素子2の電気抵抗
値を基準値Aに対して±1.8 %の範囲内とし、かつ発熱
素子列の電気抵抗値分布が蛇行状をなすように設定する
ことにより、グレーズ層1bの凹凸に起因する印画の濃
度むらを目立ちにくくし、写真を印画するような場合で
あっても良好な印画を形成し得ることが判る。
【0021】また更に、前記発熱素子2の電気抵抗値分
布の最大値、最小値を基準値Aに対して±0.5 〜±1.8
%の範囲になしておけば、医療用のX線写真など、濃淡
を極めて高精度に表現する必要のある場合においても濃
度むらのない鮮明な印画を極めて良好に形成することが
できる。従って、発熱素子2の電気抵抗値分布の最大値
は基準値Aに対して+0.5 〜+1.8 %に、最小値は基準
値Aに対して−0.5 〜−1.8 %に設定することが好まし
い。
【0022】尚、発熱素子2の電気抵抗値を調整する方
法としては、従来周知のパルストリミング法等があり、
かかるパルストリミング法によれば、例えば、発熱素子
2の電気抵抗値を低く調整する場合は、発熱素子2に0.
01〜1msec のパルス電力を印加し、また発熱素子2の電
気抵抗値を高く調整する場合は、発熱素子2に20〜500m
sec のパルス電力を印加する。このようにして全ての発
熱素子2の電気抵抗値をトリミングすることで、各発熱
素子2の夫々の電気抵抗値が基準値Aに対して±1.8 %
の範囲内とし、かつ発熱素子列の電気抵抗値分布が蛇行
状をなすように調整することができる。
【0023】かくして上述したサーマルヘッドは、印画
信号に基づいて発熱素子2を個々に選択的にジュール発
熱させるとともに、該発熱した熱を記録媒体に伝導さ
せ、記録媒体に所定の印画を形成することによってサー
マルヘッドとして機能する。
【0024】尚、本発明は上述の形態に限定されるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々
の変更、改良等が可能であり、例えば、上述の形態にお
いてはパルストリミング法により発熱素子2の電気抵抗
値を調整したが、これに代えて、レーザービームを用い
てトリミングを行うレーザートリミング法により発熱素
子2の電気抵抗値を調整しても構わない。
【0025】
【発明の効果】本発明のサーマルヘッドによれば、グレ
ーズ基板上に被着される多数の発熱素子の電気抵抗値を
基準値に対して±1.8 %の範囲内とし、かつ各発熱素子
の電気抵抗値分布を蛇行状とすることにより、グレーズ
基板表面の凹凸に起因する印画の濃度むらを目立ちにく
くして良好な印画を形成することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のサーマルヘッドの一形態を示す平面図
である。
【図2】図1のサーマルヘッドの断面図である。
【図3】本発明のサーマルヘッドの発熱素子の電気抵抗
値分布を示すグラフである。
【図4】本発明のサーマルヘッドの発熱素子の電気抵抗
値分布を示すグラフである。
【図5】本発明のサーマルヘッドの発熱素子の電気抵抗
値分布を示すグラフである。
【符号の説明】
1・・・グレーズ基板 1a・・・絶縁基板 1b・・・グレーズ層 2 発熱素子

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】グレーズ基板上に多数の発熱素子を配列さ
    せた発熱素子列を有するサーマルヘッドであって、前記
    各発熱素子は、その夫々の電気抵抗値が基準値に対して
    ±1.8 %の範囲内にあり、かつ各発熱素子の各々の電気
    抵抗値が基準値を中心にして最大値と最小値とが対称的
    な値にとなるように設定してあることを特徴とするサー
    マルヘッド。
  2. 【請求項2】前記発熱素子の電気抵抗値分布の最大値が
    基準値に対して+0.5 〜+1.8 %に、最小値が基準値に
    対して−0.5 〜−1.8 %に設定されていることを特徴と
    する請求項1に記載のサーマルヘッド。
JP9235264A 1997-08-29 1997-08-29 サーマルヘッド Pending JPH1170683A (ja)

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JP9235264A JPH1170683A (ja) 1997-08-29 1997-08-29 サーマルヘッド

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