JPH1171621A - 高強度・高延性β型チタン合金棒線とその製造方法 - Google Patents
高強度・高延性β型チタン合金棒線とその製造方法Info
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- JPH1171621A JPH1171621A JP23305597A JP23305597A JPH1171621A JP H1171621 A JPH1171621 A JP H1171621A JP 23305597 A JP23305597 A JP 23305597A JP 23305597 A JP23305597 A JP 23305597A JP H1171621 A JPH1171621 A JP H1171621A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、高強度且つ高延性のβ型チタン合
金棒線及び比較的小さな減面率の冷間伸線による高強度
且つ高延性のβ型チタン合金棒線の製造方法を提供す
る。 【解決手段】 β型チタン合金棒線の時効処理後の棒線
長手方向と垂直な断面におけるα相からのX線回折強度
の比I(0002)/I(101- 0)がランダム試料
を用いた場合の1.5倍以上であり、好ましくは主成分
が、Al:1〜2%、Fe:4〜5%、Mo:4〜7
%、O:0.25%以下である高強度且つ高延性のβ型
チタン合金棒線であり、またβ型チタン合金棒線に、減
面率30%以上の冷間伸線を行い、β相の加工集合組織
を形成した後、β変態点−100℃〜β変態点−10℃
の温度域で焼鈍を行い、続いて製品形状に成形し、時効
処理する高強度且つ高延性のβ型チタン合金棒線を製造
方法である。
金棒線及び比較的小さな減面率の冷間伸線による高強度
且つ高延性のβ型チタン合金棒線の製造方法を提供す
る。 【解決手段】 β型チタン合金棒線の時効処理後の棒線
長手方向と垂直な断面におけるα相からのX線回折強度
の比I(0002)/I(101- 0)がランダム試料
を用いた場合の1.5倍以上であり、好ましくは主成分
が、Al:1〜2%、Fe:4〜5%、Mo:4〜7
%、O:0.25%以下である高強度且つ高延性のβ型
チタン合金棒線であり、またβ型チタン合金棒線に、減
面率30%以上の冷間伸線を行い、β相の加工集合組織
を形成した後、β変態点−100℃〜β変態点−10℃
の温度域で焼鈍を行い、続いて製品形状に成形し、時効
処理する高強度且つ高延性のβ型チタン合金棒線を製造
方法である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高強度・高延性の
β型チタン合金棒線とその製造方法に関する。
β型チタン合金棒線とその製造方法に関する。
【外2】 説明において、これを(101- 0)と表示する。
【0002】
【従来の技術】一般的なβ型チタン合金であるTi−1
5V−3Cr−3Sn−3Al合金やTi−3Al−8
V−6Cr−4Mo−4Zr合金等の棒線は、一般的に
冷間伸線後、或いはβ変態点以上の温度で溶体化処理後
に製品の形状に加工し、その後、高強度化するために時
効処理を施し、α相を析出させて使用される。この場
合、時効処理により高強度化は可能であるが、冷間伸線
の減面率の増大やβ相結晶粒の粗大化に伴い延性が低下
し、引張試験の破断伸びが約5%以下、絞り値が約10
%以下と低くなる場合がある。これに対して、β型チタ
ン合金棒線から成形するコイルばねは、高強度、高延性
が要求されており、一般的に引張試験の引張強度で約1
300MPa以上、絞り値で約20%以上、好ましくは
引張強度で1500MPa以上、絞り値で約30%以上
が良い。
5V−3Cr−3Sn−3Al合金やTi−3Al−8
V−6Cr−4Mo−4Zr合金等の棒線は、一般的に
冷間伸線後、或いはβ変態点以上の温度で溶体化処理後
に製品の形状に加工し、その後、高強度化するために時
効処理を施し、α相を析出させて使用される。この場
合、時効処理により高強度化は可能であるが、冷間伸線
の減面率の増大やβ相結晶粒の粗大化に伴い延性が低下
し、引張試験の破断伸びが約5%以下、絞り値が約10
%以下と低くなる場合がある。これに対して、β型チタ
ン合金棒線から成形するコイルばねは、高強度、高延性
が要求されており、一般的に引張試験の引張強度で約1
300MPa以上、絞り値で約20%以上、好ましくは
引張強度で1500MPa以上、絞り値で約30%以上
が良い。
【0003】従来、時効処理後の延性低下を抑制する手
段として、母相となるβ相の結晶粒細粒化があり、冷間
加工後の焼鈍温度や時間を規制すると共に、冷間加工と
組み合わせていた。
段として、母相となるβ相の結晶粒細粒化があり、冷間
加工後の焼鈍温度や時間を規制すると共に、冷間加工と
組み合わせていた。
【0004】例えば、特許第1898688号(特公平
6−27309号公報)では、冷間圧延板に関して、圧
下率30%以上の冷間圧延後にβ変態点〜β変態点+2
00℃のβ変態点以上の温度で所定の時間以内の中間溶
体化処理を行った後、更に圧下率3〜30%の冷間圧延
を行い、β変態点以上の温度で溶体化処理後、時効処理
を行う。この方法は、冷間圧延後の中間溶体化の温度と
時間を規制することにより、再結晶を完了させずに回復
状態として粒成長を抑制し、細粒化するものであるが、
β変態点以上の温度では再結晶と結晶粒成長が比較的速
く、工業的に制御するのは容易でないと共に、成分偏析
がある場合にはβ変態点にばらつきが生じるため更に制
御が難しくなる。
6−27309号公報)では、冷間圧延板に関して、圧
下率30%以上の冷間圧延後にβ変態点〜β変態点+2
00℃のβ変態点以上の温度で所定の時間以内の中間溶
体化処理を行った後、更に圧下率3〜30%の冷間圧延
を行い、β変態点以上の温度で溶体化処理後、時効処理
を行う。この方法は、冷間圧延後の中間溶体化の温度と
時間を規制することにより、再結晶を完了させずに回復
状態として粒成長を抑制し、細粒化するものであるが、
β変態点以上の温度では再結晶と結晶粒成長が比較的速
く、工業的に制御するのは容易でないと共に、成分偏析
がある場合にはβ変態点にばらつきが生じるため更に制
御が難しくなる。
【0005】この方法のように、一般的には最終溶体化
処理をβ変態点以上で行うため、冷間加工で発達したβ
相の集合組織が最終溶体化処理により、ほぼランダム化
してしまうため、時効処理で析出するα相の集合組織も
ほぼランダムになる。
処理をβ変態点以上で行うため、冷間加工で発達したβ
相の集合組織が最終溶体化処理により、ほぼランダム化
してしまうため、時効処理で析出するα相の集合組織も
ほぼランダムになる。
【0006】また、特開平2−153054号公報、特
開平2−217451号公報、特開平4−74856号
公報には、α+β二相温度域で溶体化処理を行い、α相
を析出させた状態で冷間加工を行うことにより、時効処
理後の結晶組織を微細にする方法が開示されている。こ
の方法は、α+β二相温度域の溶体化処理で析出したα
相を活用するものであり、この析出α相が冷間加工性を
低下させるため、高加工度の冷間伸線等は困難である。
開平2−217451号公報、特開平4−74856号
公報には、α+β二相温度域で溶体化処理を行い、α相
を析出させた状態で冷間加工を行うことにより、時効処
理後の結晶組織を微細にする方法が開示されている。こ
の方法は、α+β二相温度域の溶体化処理で析出したα
相を活用するものであり、この析出α相が冷間加工性を
低下させるため、高加工度の冷間伸線等は困難である。
【0007】また、β型チタン合金製のコイルばねは、
高強度化するため一般に冷間伸線の減面率を約80%以
上と高くしていることから、冷間伸線時に伸線ダイスと
の焼き付きやかじりが発生し易く、冷間伸線の途中で何
度も再潤滑処理をする必要がある。
高強度化するため一般に冷間伸線の減面率を約80%以
上と高くしていることから、冷間伸線時に伸線ダイスと
の焼き付きやかじりが発生し易く、冷間伸線の途中で何
度も再潤滑処理をする必要がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、β型チタン合金棒線の集合組織を制御した
高強度且つ高延性のβ型チタン合金棒線を提供すること
である。更に、比較的小さな減面率の冷間伸線により、
集合組織を制御した高強度且つ高延性のβ型チタン合金
棒線を製造することである。
する課題は、β型チタン合金棒線の集合組織を制御した
高強度且つ高延性のβ型チタン合金棒線を提供すること
である。更に、比較的小さな減面率の冷間伸線により、
集合組織を制御した高強度且つ高延性のβ型チタン合金
棒線を製造することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、β型チタン合
金棒線において、時効処理前にβ相の加工集合組織を形
成し、時効処理で析出するα相の変態集合組織を制御す
るものであり、時効後の棒線長手方向と垂直な断面にお
けるα相の(0002)面からのX線回折強度I(00
02)と(101- 0)面からのX線回折強度I(10
1- 0)の比I(0002)/I(101- 0)がラン
ダム試料を用いた場合の1.5倍以上にすることを特徴
とし、これにより、高強度化に伴う延性、特に絞り値の
低下を抑制する。また、β型チタン合金棒線を、β変態
点超の温度で溶体化処理或いは熱間圧延を行い、若しく
は行わずして、減面率が比較的小さい30%以上の冷間
伸線後、β変態点−100℃〜変態点−10℃の温度域
で焼鈍を行い、その後所定の形状に成形し、時効処理を
することにより、上記のような時効処理で析出するα相
の変態集合組織を形成する。
金棒線において、時効処理前にβ相の加工集合組織を形
成し、時効処理で析出するα相の変態集合組織を制御す
るものであり、時効後の棒線長手方向と垂直な断面にお
けるα相の(0002)面からのX線回折強度I(00
02)と(101- 0)面からのX線回折強度I(10
1- 0)の比I(0002)/I(101- 0)がラン
ダム試料を用いた場合の1.5倍以上にすることを特徴
とし、これにより、高強度化に伴う延性、特に絞り値の
低下を抑制する。また、β型チタン合金棒線を、β変態
点超の温度で溶体化処理或いは熱間圧延を行い、若しく
は行わずして、減面率が比較的小さい30%以上の冷間
伸線後、β変態点−100℃〜変態点−10℃の温度域
で焼鈍を行い、その後所定の形状に成形し、時効処理を
することにより、上記のような時効処理で析出するα相
の変態集合組織を形成する。
【0010】更にβ型チタン合金を、Al:1〜2重量
%、Fe:4〜5重量%、Mo:4〜7重量%、O(酸
素):0.25重量%以下で、残部がTi及び不可避的
不純物からなる成分とすることにより、時効による析出
硬化が大きく、より低い減面率の冷間伸線でも高強度に
できる。
%、Fe:4〜5重量%、Mo:4〜7重量%、O(酸
素):0.25重量%以下で、残部がTi及び不可避的
不純物からなる成分とすることにより、時効による析出
硬化が大きく、より低い減面率の冷間伸線でも高強度に
できる。
【0011】図1に、Ti−1.5Al−4.5Fe−
6.8Mo合金(酸素濃度0.17重量%)製線材の時
効処理後の線材長手方向と垂直な断面におけるX線回折
強度比I(0002)/I(101- 0)のランダム試
料に対する比率と、線材長手方向の引張試験での絞り値
との関係を示す。ここでTi−1.5Al−4.5Fe
−6.8Mo合金(酸素濃度0.17重量%)製線材
は、直径13mmから種々の減面率で冷間伸線後、760
℃または850℃で30分間焼鈍し、その後540℃で
8時間の時効処理をした試料を用いた。I(0002)
とI(101- 0)を比較するX線回折は、Cu製ター
ゲットを使用して測定した。またX線回折強度比の比較
に用いたランダム試料は、Ti−1.5Al−4.5F
e−6.8Mo合金(酸素濃度0.17重量%)製の粉
末を、真空焼結後、HIP処理を行って固め、続いてβ
変態点以上の870℃で溶体化し水冷した後、540℃
で8時間の時効処理を行って作製した。
6.8Mo合金(酸素濃度0.17重量%)製線材の時
効処理後の線材長手方向と垂直な断面におけるX線回折
強度比I(0002)/I(101- 0)のランダム試
料に対する比率と、線材長手方向の引張試験での絞り値
との関係を示す。ここでTi−1.5Al−4.5Fe
−6.8Mo合金(酸素濃度0.17重量%)製線材
は、直径13mmから種々の減面率で冷間伸線後、760
℃または850℃で30分間焼鈍し、その後540℃で
8時間の時効処理をした試料を用いた。I(0002)
とI(101- 0)を比較するX線回折は、Cu製ター
ゲットを使用して測定した。またX線回折強度比の比較
に用いたランダム試料は、Ti−1.5Al−4.5F
e−6.8Mo合金(酸素濃度0.17重量%)製の粉
末を、真空焼結後、HIP処理を行って固め、続いてβ
変態点以上の870℃で溶体化し水冷した後、540℃
で8時間の時効処理を行って作製した。
【0012】図1より、時効処理後のX線回折強度比I
(0002)/I(101- 0)のランダム試料に対す
る比率が1.2倍以下の場合には絞り値が約6〜10%
と低いが、1.5〜2倍に増加すると絞り値が約25〜
35%強と高くなり、2倍以上になると更に高くなる。
また、冷間伸線後にβ変態点超の850℃で30分間の
焼鈍を行った試料は、時効処理後のX線回折強度比I
(0002)/I(101- 0)のランダム試料に対す
る比率が約1.2倍未満と小さく、絞り値が6%と非常
に小さい。従って、X線回折強度比I(0002)/I
(101- 0)のランダム試料に対する比率を、絞り値
が25%以上になる1.5倍以上とした。好ましくは2
倍以上である。
(0002)/I(101- 0)のランダム試料に対す
る比率が1.2倍以下の場合には絞り値が約6〜10%
と低いが、1.5〜2倍に増加すると絞り値が約25〜
35%強と高くなり、2倍以上になると更に高くなる。
また、冷間伸線後にβ変態点超の850℃で30分間の
焼鈍を行った試料は、時効処理後のX線回折強度比I
(0002)/I(101- 0)のランダム試料に対す
る比率が約1.2倍未満と小さく、絞り値が6%と非常
に小さい。従って、X線回折強度比I(0002)/I
(101- 0)のランダム試料に対する比率を、絞り値
が25%以上になる1.5倍以上とした。好ましくは2
倍以上である。
【0013】冷間伸線の減面率が30%以上で、時効処
理後のX線回折強度比I(0002)/I(101
- 0)のランダム試料に対する比率が1.5倍以上とな
り、約20〜30%以上の絞り値が得られることから、
冷間伸線の減面率を30%以上とした。好ましくは冷間
伸線の減面率は40〜80%である。これは冷間伸線の
減面率が40%以上で、時効処理後のX線回折強度比I
(0002)/I(101- 0)のランダム試料に対す
る比率が2倍以上となり、約30〜40%の絞り値が得
られることから、好ましい下限の減面率を40%とし、
また冷間伸線時の再潤滑処理の回数を低減するために、
好ましい上限の減面率を80%とした。
理後のX線回折強度比I(0002)/I(101
- 0)のランダム試料に対する比率が1.5倍以上とな
り、約20〜30%以上の絞り値が得られることから、
冷間伸線の減面率を30%以上とした。好ましくは冷間
伸線の減面率は40〜80%である。これは冷間伸線の
減面率が40%以上で、時効処理後のX線回折強度比I
(0002)/I(101- 0)のランダム試料に対す
る比率が2倍以上となり、約30〜40%の絞り値が得
られることから、好ましい下限の減面率を40%とし、
また冷間伸線時の再潤滑処理の回数を低減するために、
好ましい上限の減面率を80%とした。
【0014】β相の加工集合組織を形成するために減面
率30%以上の冷間伸線を行うと、棒線が加工硬化する
ため、その後の製品形状への成形が困難になることか
ら、冷間伸線後に焼鈍し、軟化させる方が好ましい。し
かし、冷間伸線後の焼鈍温度をβ変態点以上にすると、
再結晶が起こり、冷間伸線で形成したβ相の加工集合組
織がランダム化するため、時効処理後の絞り値が低くな
ってしまう。またβ変態点−10℃超のβ変態点直下で
は、成分のミクロ偏析でβ変態点のばらつきがある場
合、β変態点が低い部分で再結晶と集合組織のランダム
化が起こり、時効処理後の材質にばらつきが発生してし
まう。β変態点−100℃未満では、α相の析出が多く
なることから、析出硬化してしまう他、β相のβ安定度
が増すため、その後の時効処理で強度を高める微細なα
相の析出量が低下し、強度が1300MPa未満にしか
ならず、一般的にコイル状ばねで要求される強度130
0MPaに及ばない場合がある。従って、冷間伸線後の
焼鈍温度をβ変態点−100℃〜β変態点−10℃とし
た。好ましくはβ変態点−80℃〜β変態点−15℃で
ある。
率30%以上の冷間伸線を行うと、棒線が加工硬化する
ため、その後の製品形状への成形が困難になることか
ら、冷間伸線後に焼鈍し、軟化させる方が好ましい。し
かし、冷間伸線後の焼鈍温度をβ変態点以上にすると、
再結晶が起こり、冷間伸線で形成したβ相の加工集合組
織がランダム化するため、時効処理後の絞り値が低くな
ってしまう。またβ変態点−10℃超のβ変態点直下で
は、成分のミクロ偏析でβ変態点のばらつきがある場
合、β変態点が低い部分で再結晶と集合組織のランダム
化が起こり、時効処理後の材質にばらつきが発生してし
まう。β変態点−100℃未満では、α相の析出が多く
なることから、析出硬化してしまう他、β相のβ安定度
が増すため、その後の時効処理で強度を高める微細なα
相の析出量が低下し、強度が1300MPa未満にしか
ならず、一般的にコイル状ばねで要求される強度130
0MPaに及ばない場合がある。従って、冷間伸線後の
焼鈍温度をβ変態点−100℃〜β変態点−10℃とし
た。好ましくはβ変態点−80℃〜β変態点−15℃で
ある。
【0015】また本発明においては、冷間伸線前に、β
変態点超の温度で溶体化処理或いは熱間圧延を行い、α
相がない状態にすることにより、冷間加工性を良好にし
て冷間伸線を容易にすると共に、冷間伸線でのβ相の加
工集合組織をより均一に形成され易くすることができ
る。
変態点超の温度で溶体化処理或いは熱間圧延を行い、α
相がない状態にすることにより、冷間加工性を良好にし
て冷間伸線を容易にすると共に、冷間伸線でのβ相の加
工集合組織をより均一に形成され易くすることができ
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下の実施例により、本発明を更
に詳しく説明する。β変態点超の温度で熱間圧延した直
径13mmのTi−1.5Al−4.5Fe−6.8Mo
合金(酸素濃度0.17重量%、β変態点は約800
℃)とTi−3Al−8V−6Cr−4Mo−4Zr合
金(酸素濃度0.10重量%、β変態点は約730℃)
の線材を脱スケールして、種々の減面率で冷間伸線した
後、種々の温度と時間で焼鈍処理を行い、その後540
℃で8時間の時効処理を行った後、この試料を用いて線
材の長手方向と垂直な断面でのX線回折と長手方向での
引張試験を行った。ここで熱間圧延の仕上げ温度はβ変
態点超の940〜990℃である。焼鈍はアルゴン雰囲
気で行い、アルゴンを流し、強制冷却した。時効処理は
大気中で行い、空冷した。また、X線回折はCu製ター
ゲットで行う。引張試験はJIS9号Aの試験片で行っ
た。
に詳しく説明する。β変態点超の温度で熱間圧延した直
径13mmのTi−1.5Al−4.5Fe−6.8Mo
合金(酸素濃度0.17重量%、β変態点は約800
℃)とTi−3Al−8V−6Cr−4Mo−4Zr合
金(酸素濃度0.10重量%、β変態点は約730℃)
の線材を脱スケールして、種々の減面率で冷間伸線した
後、種々の温度と時間で焼鈍処理を行い、その後540
℃で8時間の時効処理を行った後、この試料を用いて線
材の長手方向と垂直な断面でのX線回折と長手方向での
引張試験を行った。ここで熱間圧延の仕上げ温度はβ変
態点超の940〜990℃である。焼鈍はアルゴン雰囲
気で行い、アルゴンを流し、強制冷却した。時効処理は
大気中で行い、空冷した。また、X線回折はCu製ター
ゲットで行う。引張試験はJIS9号Aの試験片で行っ
た。
【0017】表1に、合金の種類、冷間伸線前の溶体化
処理の有無及びその条件、冷間伸線の減面率、焼鈍条
件、時効条件、時効処理後のX線回折強度比I(000
2)/I(101- 0)のランダム試料に対する比率、
引張試験の材質結果(引張強度、0.2%耐力、破断伸
び、絞り値)を示す。ここで、X線回折強度比を比較す
るランダム試料は、各合金製の粉末を真空焼結後、HI
P処理を行って固め、続いてβ変態点以上の870℃で
溶体化し、水冷した後、540℃で8時間の時効処理を
行って作製した。また引張試験の材質結果は、3本試験
した値の平均値である。
処理の有無及びその条件、冷間伸線の減面率、焼鈍条
件、時効条件、時効処理後のX線回折強度比I(000
2)/I(101- 0)のランダム試料に対する比率、
引張試験の材質結果(引張強度、0.2%耐力、破断伸
び、絞り値)を示す。ここで、X線回折強度比を比較す
るランダム試料は、各合金製の粉末を真空焼結後、HI
P処理を行って固め、続いてβ変態点以上の870℃で
溶体化し、水冷した後、540℃で8時間の時効処理を
行って作製した。また引張試験の材質結果は、3本試験
した値の平均値である。
【0018】
【表1】
【0019】表1より、Ti−1.5Al−4.5Fe
−6.8Mo合金において、冷間伸線の減面率が30〜
80%で冷間伸線後の焼鈍温度が760℃であるNo.
4〜7とNo.12〜15は、いずれも時効処理後のX
線回折強度比I(0002)/I(101- 0)のラン
ダム試料に対する比率が1.5倍以上と大きく、本発明
の範囲内であり、引張試験の絞り値が25%以上と高
く、且つ引張強度も1500MPa超と高い。また冷間
伸線前の状態が、熱間圧延ままの場合とβ変態点超の8
50℃で溶体化した場合とでは、時効処理後のX線回折
強度比I(0002)/I(101-0)のランダム試
料に対する比率と引張試験の材質に大きな差はない。
−6.8Mo合金において、冷間伸線の減面率が30〜
80%で冷間伸線後の焼鈍温度が760℃であるNo.
4〜7とNo.12〜15は、いずれも時効処理後のX
線回折強度比I(0002)/I(101- 0)のラン
ダム試料に対する比率が1.5倍以上と大きく、本発明
の範囲内であり、引張試験の絞り値が25%以上と高
く、且つ引張強度も1500MPa超と高い。また冷間
伸線前の状態が、熱間圧延ままの場合とβ変態点超の8
50℃で溶体化した場合とでは、時効処理後のX線回折
強度比I(0002)/I(101-0)のランダム試
料に対する比率と引張試験の材質に大きな差はない。
【0020】一方、冷間伸線の減面率が0〜20%のN
o.1〜3,10,11は、いずれも時効処理後のX線
回折強度比I(0002)/I(101- 0)のランダ
ム試料に対する比率が1.14〜1.32倍と小さく、
引張試験の絞り値が6〜14%と小さい。
o.1〜3,10,11は、いずれも時効処理後のX線
回折強度比I(0002)/I(101- 0)のランダ
ム試料に対する比率が1.14〜1.32倍と小さく、
引張試験の絞り値が6〜14%と小さい。
【0021】冷間伸線の減面率が60%でも冷間伸線後
の焼鈍温度がβ変態点超の850℃であるNo.9は、
時効処理後のX線回折強度比I(0002)/I(10
1-0)のランダム試料に対する比率が1.14倍と小
さく、引張試験の絞り値が6%と非常に小さい。
の焼鈍温度がβ変態点超の850℃であるNo.9は、
時効処理後のX線回折強度比I(0002)/I(10
1-0)のランダム試料に対する比率が1.14倍と小
さく、引張試験の絞り値が6%と非常に小さい。
【0022】また、冷間伸線の減面率が60%で冷間伸
線後の焼鈍温度がβ変態点−100℃以下の680℃で
あるNo.8は、時効処理後のX線回折強度比I(00
02)/I(101- 0)のランダム試料に対する比率
が2.67倍と大きく、引張試験の絞り値が37%と高
いが、引張強度が1290MPaとコイルばねで一般的
に要求されている1300MPaより小さい。
線後の焼鈍温度がβ変態点−100℃以下の680℃で
あるNo.8は、時効処理後のX線回折強度比I(00
02)/I(101- 0)のランダム試料に対する比率
が2.67倍と大きく、引張試験の絞り値が37%と高
いが、引張強度が1290MPaとコイルばねで一般的
に要求されている1300MPaより小さい。
【0023】次に、Ti−3Al−8V−6Cr−4M
o−4Zr合金において、表1より、冷間伸線の減面率
が40,80%で冷間伸線後の焼鈍が710℃であるN
o.24,25は、いずれも時効処理後のX線回折強度
比I(0002)/I(101- 0)のランダム試料に
対する比率が2倍以上と大きく、本発明の範囲内であ
り、引張試験の絞り値が30%以上と高い。
o−4Zr合金において、表1より、冷間伸線の減面率
が40,80%で冷間伸線後の焼鈍が710℃であるN
o.24,25は、いずれも時効処理後のX線回折強度
比I(0002)/I(101- 0)のランダム試料に
対する比率が2倍以上と大きく、本発明の範囲内であ
り、引張試験の絞り値が30%以上と高い。
【0024】一方、冷間伸線の減面率が0、20%のN
o.22,23は、いずれも時効処理後のX線回折強度
比I(0002)/I(101- 0)のランダム試料に
対する比率が約1.3倍以下であり、引張試験の絞り値
が19%以下と小さい。
o.22,23は、いずれも時効処理後のX線回折強度
比I(0002)/I(101- 0)のランダム試料に
対する比率が約1.3倍以下であり、引張試験の絞り値
が19%以下と小さい。
【0025】また、冷間伸線の減面率が80%でも冷間
伸線後の焼鈍温度がβ変態点超の820℃であるNo.
26は、時効処理後のX線回折強度比I(0002)/
I(101- 0)のランダム試料に対する比率が1.1
8倍と小さく、引張試験の絞り値が12%と小さい。
伸線後の焼鈍温度がβ変態点超の820℃であるNo.
26は、時効処理後のX線回折強度比I(0002)/
I(101- 0)のランダム試料に対する比率が1.1
8倍と小さく、引張試験の絞り値が12%と小さい。
【0026】このように、Ti−3Al−8V−6Cr
−4Mo−4Zr合金においても、Ti−1.5Al−
4.5Fe−6.8Mo合金と同様の結果を示す。
−4Mo−4Zr合金においても、Ti−1.5Al−
4.5Fe−6.8Mo合金と同様の結果を示す。
【0027】
【発明の効果】β型チタン合金棒線の時効処理後の析出
α相の集合組織を制御することにより、高強度且つ高延
性のβ型チタン合金棒線を提供することができる。ま
た、比較的小さな減面率の冷間伸線でβ相の加工集合組
織を形成し、β変態点−100℃〜β変態点−10℃の
温度域で焼鈍を行った後、製品形状に成形し、時効処理
することにより、時効析出したα相の変態集合組織を形
成し、高強度且つ高延性のβ型チタン合金棒線を製造で
きる。更に、β型チタン合金を、Al:1〜2重量%、
Fe:4〜5重量%、Mo:4〜7重量%、O(酸
素):0.25重量%以下で、残部がTi及び不可避的
不純物からなる成分にすることにより、より低い減面率
の冷間伸線でも、高強度にできる。
α相の集合組織を制御することにより、高強度且つ高延
性のβ型チタン合金棒線を提供することができる。ま
た、比較的小さな減面率の冷間伸線でβ相の加工集合組
織を形成し、β変態点−100℃〜β変態点−10℃の
温度域で焼鈍を行った後、製品形状に成形し、時効処理
することにより、時効析出したα相の変態集合組織を形
成し、高強度且つ高延性のβ型チタン合金棒線を製造で
きる。更に、β型チタン合金を、Al:1〜2重量%、
Fe:4〜5重量%、Mo:4〜7重量%、O(酸
素):0.25重量%以下で、残部がTi及び不可避的
不純物からなる成分にすることにより、より低い減面率
の冷間伸線でも、高強度にできる。
【図1】Ti−1.5Al−4.5Fe−6.8Mo合
金(酸素濃度0.17重量%)製線材の時効処理後の線
材長手方向と垂直な断面におけるX線回折強度比I(0
002)/I(101- 0)のランダム試料に対する比
率と線材長手方向の引張試験の絞り値との関係を示す
図。
金(酸素濃度0.17重量%)製線材の時効処理後の線
材長手方向と垂直な断面におけるX線回折強度比I(0
002)/I(101- 0)のランダム試料に対する比
率と線材長手方向の引張試験の絞り値との関係を示す
図。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C22F 1/00 630 C22F 1/00 630A 683 683 685 685Z 691 691B 694 694A (72)発明者 山田 直臣 東京都千代田区大手町2−6−3 新日本 製鐵株式会社内 (72)発明者 松橋 一夫 千葉県習志野市東習志野7丁目5番1号 鈴木金属工業株式会社内 (72)発明者 落合 征雄 千葉県習志野市東習志野7丁目5番1号 鈴木金属工業株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】 β型チタン合金棒線において、時効処理
によりα相を析出させた後の棒線長手方向と垂直な断面
におけるα相の(0002)面からのX線回 【外1】 あることを特徴とする高強度・高延性β型チタン合金棒
線。 - 【請求項2】 β型チタン合金棒線に、減面率30%以
上の冷間加工を加え、続いてβ変態点−100℃〜β変
態点−10℃の温度域で焼鈍した後、所定の形状に成形
し、時効処理することを特徴とする高強度・高延性β型
チタン合金棒線の製造方法。 - 【請求項3】 β型チタン合金棒線を、β変態点超の温
度で溶体化処理或いは熱間圧延した後、減面率30%以
上の冷間加工を加え、続いてβ変態点−100℃〜β変
態点−10℃の温度域で焼鈍した後、所定の形状に成形
し、時効処理することを特徴とする高強度・高延性β型
チタン合金棒線の製造方法。 - 【請求項4】 β型チタン合金棒線の成分が、Al:1
〜2重量%、Fe:4〜5重量%、Mo:4〜7重量
%、O(酸素):0.25重量%以下で、残部がTi及
び不可避的不純物からなることを特徴とする請求項2ま
たは3に記載の高強度・高延性β型チタン合金棒線の製
造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23305597A JPH1171621A (ja) | 1997-08-28 | 1997-08-28 | 高強度・高延性β型チタン合金棒線とその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23305597A JPH1171621A (ja) | 1997-08-28 | 1997-08-28 | 高強度・高延性β型チタン合金棒線とその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1171621A true JPH1171621A (ja) | 1999-03-16 |
Family
ID=16949099
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23305597A Withdrawn JPH1171621A (ja) | 1997-08-28 | 1997-08-28 | 高強度・高延性β型チタン合金棒線とその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1171621A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6402859B1 (en) | 1999-09-10 | 2002-06-11 | Terumo Corporation | β-titanium alloy wire, method for its production and medical instruments made by said β-titanium alloy wire |
| WO2013080390A1 (ja) * | 2011-11-29 | 2013-06-06 | 東邦チタニウム株式会社 | α+β型またはβ型チタン合金およびその製造方法 |
| CN116732457A (zh) * | 2023-07-17 | 2023-09-12 | 苏州博创熠鑫智造科技有限责任公司 | 一种获得高强高韧性钛合金显微组织的方法 |
| CN117505749A (zh) * | 2023-11-24 | 2024-02-06 | 中国船舶集团有限公司第十二研究所 | 双相组织钛合金强韧化性能控制方法 |
-
1997
- 1997-08-28 JP JP23305597A patent/JPH1171621A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6402859B1 (en) | 1999-09-10 | 2002-06-11 | Terumo Corporation | β-titanium alloy wire, method for its production and medical instruments made by said β-titanium alloy wire |
| US6800153B2 (en) | 1999-09-10 | 2004-10-05 | Terumo Corporation | Method for producing β-titanium alloy wire |
| WO2013080390A1 (ja) * | 2011-11-29 | 2013-06-06 | 東邦チタニウム株式会社 | α+β型またはβ型チタン合金およびその製造方法 |
| US9969004B2 (en) | 2011-11-29 | 2018-05-15 | Toho Titanium Co., Ltd. | α+β or β titanium alloy and method for producing same |
| CN116732457A (zh) * | 2023-07-17 | 2023-09-12 | 苏州博创熠鑫智造科技有限责任公司 | 一种获得高强高韧性钛合金显微组织的方法 |
| CN117505749A (zh) * | 2023-11-24 | 2024-02-06 | 中国船舶集团有限公司第十二研究所 | 双相组织钛合金强韧化性能控制方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20041102 |