JPH1171715A - 浮 橋 - Google Patents
浮 橋Info
- Publication number
- JPH1171715A JPH1171715A JP23116197A JP23116197A JPH1171715A JP H1171715 A JPH1171715 A JP H1171715A JP 23116197 A JP23116197 A JP 23116197A JP 23116197 A JP23116197 A JP 23116197A JP H1171715 A JPH1171715 A JP H1171715A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- floating
- water
- floating body
- bodies
- bridge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Bridges Or Land Bridges (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 浮橋において船舶の通過を可能にすること。
【解決手段】 浮橋は、浮体10と、索条体12と、昇
降装置14と、渡り板30とを備えている。浮体10
は、周囲が密閉された水密性のものであって、角形の中
空箱状に形成され、水流を横切って護岸16間に隣接設
置される。昇降装置14は、制御器14cと、配管14
dおよび電磁開閉弁14e,注水ポンプ14f,真空ポ
ンプ14gとを備えている。船舶の航行が必要になった
場合には、まず、索条体12を緩める。次いで、注水ポ
ンプ14fを駆動して、水を配管を介して水を各浮体1
0内に送り込み、浮体10を沈設させ、その上方を船舶
の通過が可能にする。船舶が通過すると、各浮体10内
から水を排出し、浮体10を浮上させる。浮体10が完
全に水面上に浮上すると、各浮体10上に固設されてい
る渡り板30が繋がり、人や車両の走行が可能になる。
降装置14と、渡り板30とを備えている。浮体10
は、周囲が密閉された水密性のものであって、角形の中
空箱状に形成され、水流を横切って護岸16間に隣接設
置される。昇降装置14は、制御器14cと、配管14
dおよび電磁開閉弁14e,注水ポンプ14f,真空ポ
ンプ14gとを備えている。船舶の航行が必要になった
場合には、まず、索条体12を緩める。次いで、注水ポ
ンプ14fを駆動して、水を配管を介して水を各浮体1
0内に送り込み、浮体10を沈設させ、その上方を船舶
の通過が可能にする。船舶が通過すると、各浮体10内
から水を排出し、浮体10を浮上させる。浮体10が完
全に水面上に浮上すると、各浮体10上に固設されてい
る渡り板30が繋がり、人や車両の走行が可能になる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、浮橋に関し、特
に、昇降機能を備えた浮橋に関するものである。
に、昇降機能を備えた浮橋に関するものである。
【0002】
【従来の技術】道路交通法などの法規制を受けない橋構
造の一種として、例えば、観光地の湖沼や河川などに渡
設されるいわゆる浮橋がある。この種の浮橋は、通常、
水面上に浮上する複数の浮体を護岸間に隣接設置し、複
数の浮体を護岸間に渡設したワイヤーなどの索条体で係
止連結した浮体構造物となっていて、浮体上に渡り板を
載置して、人や小型車両の通行を確保している。
造の一種として、例えば、観光地の湖沼や河川などに渡
設されるいわゆる浮橋がある。この種の浮橋は、通常、
水面上に浮上する複数の浮体を護岸間に隣接設置し、複
数の浮体を護岸間に渡設したワイヤーなどの索条体で係
止連結した浮体構造物となっていて、浮体上に渡り板を
載置して、人や小型車両の通行を確保している。
【0003】しかしながら、このように構成の従来の浮
橋には、以下に説明する技術的な課題があった。
橋には、以下に説明する技術的な課題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、例えば、施
設内での緊急事故や施設の維持管理のための物資輸送を
行う必要がある場合には、浮橋を横断して船舶の運航を
確保する必要がある。
設内での緊急事故や施設の維持管理のための物資輸送を
行う必要がある場合には、浮橋を横断して船舶の運航を
確保する必要がある。
【0005】ところが、従来の浮橋では、船舶の運用を
確保するためには、浮橋を撤去する作業および再びこれ
を渡設する作業が伴うため、その都度労力と時間がかか
るという問題があった。
確保するためには、浮橋を撤去する作業および再びこれ
を渡設する作業が伴うため、その都度労力と時間がかか
るという問題があった。
【0006】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたものであって、その目的とするところは、船舶の運
航を簡単に確保できる浮橋を提供することにある。
れたものであって、その目的とするところは、船舶の運
航を簡単に確保できる浮橋を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、水面上に浮上する複数の水密性浮体を護
岸間に隣接設置し、前記浮体間を前記護岸間に渡設した
索条体で連結係止し、前記浮体上に渡り板を載置した浮
橋において、前記浮体に注水して、当該浮体を水面下に
沈設するとともに、前記浮体内の水を排水して、当該浮
体を浮上させる昇降装置を設けた。このように構成され
た浮橋によれば、昇降装置により浮体内に注水して、こ
れを沈設すると、その上部側の水面上を船舶の運航が可
能になる。そして、船舶の運行が終了すると、昇降装置
により浮体内の水を排出して、これを浮上させると、浮
橋としての機能を回復する。前記昇降装置は、前記各浮
体に連通接続された可撓性配管と、前記配管の一端に開
閉弁を介して接続される注水ポンプおよび排水用真空ポ
ンプと、前記開閉弁および注水ポンプ,排水用真空ポン
プの作動を制御する制御器とで構成することができる。
この構成によれば、制御器の開閉弁および注水ポンプ,
排水用真空ポンプの作動制御により、浮体を沈設ないし
は浮上させることができる。前記制御器は、前記索条体
に配置された張力センサーの検出信号に基づいて、前記
索状体の巻取りおよび巻戻しを行う巻取り装置の駆動を
制御して、前記索条体の張力が定常状態で一定になるよ
うに制御するとともに、前記浮体を沈設する際に前記索
条体を緩め、かつ、前記浮体を浮上する際に、前記索条
体を引張るように制御することができる。この構成によ
れば、複数の浮体間を連結係止する索条体の張力が定常
状態において、一定に保たれるので、浮橋の形状が安定
し、その状態を維持することができる。
に、本発明は、水面上に浮上する複数の水密性浮体を護
岸間に隣接設置し、前記浮体間を前記護岸間に渡設した
索条体で連結係止し、前記浮体上に渡り板を載置した浮
橋において、前記浮体に注水して、当該浮体を水面下に
沈設するとともに、前記浮体内の水を排水して、当該浮
体を浮上させる昇降装置を設けた。このように構成され
た浮橋によれば、昇降装置により浮体内に注水して、こ
れを沈設すると、その上部側の水面上を船舶の運航が可
能になる。そして、船舶の運行が終了すると、昇降装置
により浮体内の水を排出して、これを浮上させると、浮
橋としての機能を回復する。前記昇降装置は、前記各浮
体に連通接続された可撓性配管と、前記配管の一端に開
閉弁を介して接続される注水ポンプおよび排水用真空ポ
ンプと、前記開閉弁および注水ポンプ,排水用真空ポン
プの作動を制御する制御器とで構成することができる。
この構成によれば、制御器の開閉弁および注水ポンプ,
排水用真空ポンプの作動制御により、浮体を沈設ないし
は浮上させることができる。前記制御器は、前記索条体
に配置された張力センサーの検出信号に基づいて、前記
索状体の巻取りおよび巻戻しを行う巻取り装置の駆動を
制御して、前記索条体の張力が定常状態で一定になるよ
うに制御するとともに、前記浮体を沈設する際に前記索
条体を緩め、かつ、前記浮体を浮上する際に、前記索条
体を引張るように制御することができる。この構成によ
れば、複数の浮体間を連結係止する索条体の張力が定常
状態において、一定に保たれるので、浮橋の形状が安定
し、その状態を維持することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について、添付図面に基づいて詳細に説明する。図1か
ら図5は、本発明にかかる浮橋の一実施例を示してい
る。同図に示した浮橋は、複数の浮体10と、2本の索
条体12と、昇降装置14と、浮体10上に設けられた
渡り板30とを備えている。
について、添付図面に基づいて詳細に説明する。図1か
ら図5は、本発明にかかる浮橋の一実施例を示してい
る。同図に示した浮橋は、複数の浮体10と、2本の索
条体12と、昇降装置14と、浮体10上に設けられた
渡り板30とを備えている。
【0009】浮体10は、周囲が密閉された水密性のも
のであって、角形の中空箱状に形成され、内部には、連
通孔が穿設された仕切り壁が設けられており、水流(図
1に矢印で示している)に対して、短手方向の側面が直
交するように一列状に配置され、水流を横切るようにし
て護岸16間に隣接設置される。
のであって、角形の中空箱状に形成され、内部には、連
通孔が穿設された仕切り壁が設けられており、水流(図
1に矢印で示している)に対して、短手方向の側面が直
交するように一列状に配置され、水流を横切るようにし
て護岸16間に隣接設置される。
【0010】対向する護岸16側に設けられた一対の浮
体10の長手方向の端面には、護岸16に当接する緩衝
機能を備えた防舷材18が設けられている。また、中間
部分に配置される浮体10間は、嵌合治具20を介し
て、水平面内において揺動移動自在に連結されている。
体10の長手方向の端面には、護岸16に当接する緩衝
機能を備えた防舷材18が設けられている。また、中間
部分に配置される浮体10間は、嵌合治具20を介し
て、水平面内において揺動移動自在に連結されている。
【0011】この嵌合治具20の詳細を図3,4に示し
ている。同図に示した嵌合治具20は、一方の浮体10
の長手方向の端面に突設された雄嵌合金具20aと、こ
れに隣接設置される他方の浮体10の長手方向の端面に
突設された雌嵌合金具20bと、連結棒20cとを備え
ている。
ている。同図に示した嵌合治具20は、一方の浮体10
の長手方向の端面に突設された雄嵌合金具20aと、こ
れに隣接設置される他方の浮体10の長手方向の端面に
突設された雌嵌合金具20bと、連結棒20cとを備え
ている。
【0012】雄嵌合金具20aは、4枚の同一構造の金
具から構成され、浮体10の端面に沿って上下方向に所
定の間隔を隔てて、同一垂直軸上に2枚が配置され、こ
の2枚から水平方向に所定の間隔を隔てて残りの2枚が
配置されている。
具から構成され、浮体10の端面に沿って上下方向に所
定の間隔を隔てて、同一垂直軸上に2枚が配置され、こ
の2枚から水平方向に所定の間隔を隔てて残りの2枚が
配置されている。
【0013】雌嵌合部20bは、8枚の同一構造の金具
から構成され、上下方向に隣接配置された一対ずつの4
組間に、雄嵌合金具20aが、それぞれ嵌合可能な位置
に設けられている。
から構成され、上下方向に隣接配置された一対ずつの4
組間に、雄嵌合金具20aが、それぞれ嵌合可能な位置
に設けられている。
【0014】雄,雌嵌合治具20a,20bには、これ
らが相互に嵌合した状態で位置対応する挿通孔20d,
20eが貫通形成されていて、挿通孔20dは、円形
に、また、挿通孔20eは、長円状に形成されている。
らが相互に嵌合した状態で位置対応する挿通孔20d,
20eが貫通形成されていて、挿通孔20dは、円形
に、また、挿通孔20eは、長円状に形成されている。
【0015】これらの挿通孔20d,20e内に連結棒
20cをそれぞれ挿通することにより、浮体10同士が
水平面内において揺動移動自在に連結される。
20cをそれぞれ挿通することにより、浮体10同士が
水平面内において揺動移動自在に連結される。
【0016】一方、各浮体10の短手方向の側面上部側
には、図5に示すように、複数の索支持金具22が固設
されている。各索支持金具22には、索挿通孔24が貫
通形成されている。
には、図5に示すように、複数の索支持金具22が固設
されている。各索支持金具22には、索挿通孔24が貫
通形成されている。
【0017】索条体12は、ワイヤロープや鋼線などか
ら構成され、索支持金具22の挿通孔24内に挿通させ
ることで、水流に対して上流および下流側に位置する2
条が用いられている。
ら構成され、索支持金具22の挿通孔24内に挿通させ
ることで、水流に対して上流および下流側に位置する2
条が用いられている。
【0018】各索条体12の一端側は、一方の護岸16
の適宜位置に固定されている。昇降装置14は、一対の
張力センサー14aと、一対の巻取機14bと、制御器
14cと、配管14dおよび電磁開閉弁14e,注水ポ
ンプ14f,真空ポンプ14gとを備えている。
の適宜位置に固定されている。昇降装置14は、一対の
張力センサー14aと、一対の巻取機14bと、制御器
14cと、配管14dおよび電磁開閉弁14e,注水ポ
ンプ14f,真空ポンプ14gとを備えている。
【0019】張力センサー14aは、例えば、ロードセ
ルから構成され、各索条体12に貼着されて、その歪み
量から索条体12の張力を検出する。一対の巻取機14
bは、巻取りドラム140bと、この巻取りドラム14
0bを回転駆動するモータ141bを備えたウインチか
ら構成され、各索条体12の他端側が、他方の護岸16
上に設置された巻取りドラム140bに巻付けられてい
る。
ルから構成され、各索条体12に貼着されて、その歪み
量から索条体12の張力を検出する。一対の巻取機14
bは、巻取りドラム140bと、この巻取りドラム14
0bを回転駆動するモータ141bを備えたウインチか
ら構成され、各索条体12の他端側が、他方の護岸16
上に設置された巻取りドラム140bに巻付けられてい
る。
【0020】配管14dは、フレキシブルホースから構
成されていて、列状に配置された浮体10の長手方向に
沿って延長され、各浮体10の内部と連通している。電
磁開閉弁14eは、配管14dの端部に配置されてい
る。
成されていて、列状に配置された浮体10の長手方向に
沿って延長され、各浮体10の内部と連通している。電
磁開閉弁14eは、配管14dの端部に配置されてい
る。
【0021】注水ポンプ14fは、電磁開閉弁14eを
介して配管14dに接続され、電磁開閉弁14eの開弁
状態で配管14dを介して、各浮体10に水を注水す
る。真空ポンプ14gは、電磁開閉弁14eを介して配
管14dに接続され、電磁開閉弁14eの開弁状態で配
管14dを介して、各浮体10から水を排出する。
介して配管14dに接続され、電磁開閉弁14eの開弁
状態で配管14dを介して、各浮体10に水を注水す
る。真空ポンプ14gは、電磁開閉弁14eを介して配
管14dに接続され、電磁開閉弁14eの開弁状態で配
管14dを介して、各浮体10から水を排出する。
【0022】制御器14cは、例えば、制御手順などを
記憶するメモリを有するパソコンから構成され、張力セ
ンサー14aからの検出信号が入力されるとともに、巻
取機14bのモータ141b,電磁開閉弁14e,注水
ポンプ14f,真空ポンプ14gに制御信号を送出す
る。
記憶するメモリを有するパソコンから構成され、張力セ
ンサー14aからの検出信号が入力されるとともに、巻
取機14bのモータ141b,電磁開閉弁14e,注水
ポンプ14f,真空ポンプ14gに制御信号を送出す
る。
【0023】制御器14cよる制御は、定常状態におい
ては、張力センサー14からの張力検出信号に基づい
て、各索条体12の張力が常時一定の値になるように、
巻取機14bのモータ141bを正,逆回転させ、索条
体12の巻取りないしは巻戻しを行う。
ては、張力センサー14からの張力検出信号に基づい
て、各索条体12の張力が常時一定の値になるように、
巻取機14bのモータ141bを正,逆回転させ、索条
体12の巻取りないしは巻戻しを行う。
【0024】この場合の張力値の設定は、例えば、浮橋
架設ときの水の流や水量,通行量などを考慮して、浮橋
の平面形状を決定し、この形状を維持するに必要な索条
体12の張力をシュミレーションし、得られた張力値を
制御器14cに記憶させておき、この張力値が常時維持
されるように制御する。
架設ときの水の流や水量,通行量などを考慮して、浮橋
の平面形状を決定し、この形状を維持するに必要な索条
体12の張力をシュミレーションし、得られた張力値を
制御器14cに記憶させておき、この張力値が常時維持
されるように制御する。
【0025】このような制御を行うと、浮橋を構成する
複数の浮体10間を連結係止する索条体12の張力が常
時一定に保たれるので、浮橋の形状が安定し、その状態
を維持することができる。
複数の浮体10間を連結係止する索条体12の張力が常
時一定に保たれるので、浮橋の形状が安定し、その状態
を維持することができる。
【0026】また、浮橋を横切るようにして船舶の航行
が必要になった場合には、まず、制御器14cから巻取
機14bのモータ141bに制御信号を送出し、各索条
体12を緩める。
が必要になった場合には、まず、制御器14cから巻取
機14bのモータ141bに制御信号を送出し、各索条
体12を緩める。
【0027】次いで、電磁開閉弁14eを開弁し、注水
ポンプ14fを駆動して、水を配管を介して水を各浮体
10内に送り込む。この場合の注水用の水は、流れから
採取するか、あるいは、貯水タンクに予め貯えておく。
ポンプ14fを駆動して、水を配管を介して水を各浮体
10内に送り込む。この場合の注水用の水は、流れから
採取するか、あるいは、貯水タンクに予め貯えておく。
【0028】浮体10に注水すると、各浮体10は、徐
々に沈み込み、所定の深さまで全部の浮体10が沈設さ
れると、注水ポンプ14fを停止し、電磁開閉弁14e
を閉弁する。このような状態になると、沈設された浮体
10の上方を船舶が通過することができる。
々に沈み込み、所定の深さまで全部の浮体10が沈設さ
れると、注水ポンプ14fを停止し、電磁開閉弁14e
を閉弁する。このような状態になると、沈設された浮体
10の上方を船舶が通過することができる。
【0029】そして、船舶が通過した後に、制御器14
cから制御信号を送出し、電磁開閉弁14eを開弁し
て、真空ポンプ14gを駆動し、各浮体10内から水を
排出する。
cから制御信号を送出し、電磁開閉弁14eを開弁し
て、真空ポンプ14gを駆動し、各浮体10内から水を
排出する。
【0030】浮体10内の水が排出されると、各浮体1
0は、徐々に浮上する。このとき、制御器14cからモ
ータ141bに駆動信号を送出し、各索条体12を巻取
り、この巻取り力と排水との協働によって浮体10を浮
上させることもできる。
0は、徐々に浮上する。このとき、制御器14cからモ
ータ141bに駆動信号を送出し、各索条体12を巻取
り、この巻取り力と排水との協働によって浮体10を浮
上させることもできる。
【0031】このような浮体10の沈設,浮上過程にお
いて、浮体10間に介装した嵌合治具20は、沈設ない
しは浮上を安定した状態で行うために設けているが、こ
の嵌合治具20を介装しなくても、浮体10の沈設,浮
上を行わせることもできる。
いて、浮体10間に介装した嵌合治具20は、沈設ない
しは浮上を安定した状態で行うために設けているが、こ
の嵌合治具20を介装しなくても、浮体10の沈設,浮
上を行わせることもできる。
【0032】そして、浮体10が完全に水面上に浮上
し、索条体12の張力を所定値に保つと、各浮体10上
に固設されている渡り板30が繋がり、人や車両の走行
が可能になり、以後は、定常の制御が続行される。
し、索条体12の張力を所定値に保つと、各浮体10上
に固設されている渡り板30が繋がり、人や車両の走行
が可能になり、以後は、定常の制御が続行される。
【0033】なお、図1,2,5にそれぞれ符号30で
示した部材は、浮体10上に載置され、護岸16間に渡
設された渡り板であり、本実施例の場合には、各浮体1
0が沈設,浮上するので、渡り板30は、複数の渡り板
片30aに分割されて、各浮体10上に固設されてい
る。本実施例では、各渡り板片30aの連結部分は、先
に沈む側が下方になる段差が設けられている。
示した部材は、浮体10上に載置され、護岸16間に渡
設された渡り板であり、本実施例の場合には、各浮体1
0が沈設,浮上するので、渡り板30は、複数の渡り板
片30aに分割されて、各浮体10上に固設されてい
る。本実施例では、各渡り板片30aの連結部分は、先
に沈む側が下方になる段差が設けられている。
【0034】さて、以上のように構成された浮橋におい
ては、昇降装置14により浮体10内に注水して、これ
を沈設すると、その上部側の水面上を船舶の運航が可能
になる。
ては、昇降装置14により浮体10内に注水して、これ
を沈設すると、その上部側の水面上を船舶の運航が可能
になる。
【0035】そして、船舶の運行が終了すると、昇降装
置14により浮体10内の水を排出して、これを浮上さ
せると、浮橋としての機能を回復する。
置14により浮体10内の水を排出して、これを浮上さ
せると、浮橋としての機能を回復する。
【0036】また、本実施例の場合には、昇降装置14
は、各浮体10に連通接続された可撓性配管14dと、
配管14dの一端に電磁開閉弁14eを介して接続され
る注水ポンプ14fおよび排水用真空ポンプ14gと、
電磁開閉弁14eおよび注水ポンプ14f,真空ポン
プ14gの作動を制御する制御器14cとで構成してい
るので、制御器14cの作動制御により、浮体10を沈
設ないしは浮上させることができる。
は、各浮体10に連通接続された可撓性配管14dと、
配管14dの一端に電磁開閉弁14eを介して接続され
る注水ポンプ14fおよび排水用真空ポンプ14gと、
電磁開閉弁14eおよび注水ポンプ14f,真空ポン
プ14gの作動を制御する制御器14cとで構成してい
るので、制御器14cの作動制御により、浮体10を沈
設ないしは浮上させることができる。
【0037】なお、上記実施例では、列状に配置された
浮体10の全部を沈設ないしは浮上させる場合を例示し
たが、本発明の実施はこれに限定されることはなく、例
えば、中間の浮体10だけを沈設,浮上させることもで
きる。
浮体10の全部を沈設ないしは浮上させる場合を例示し
たが、本発明の実施はこれに限定されることはなく、例
えば、中間の浮体10だけを沈設,浮上させることもで
きる。
【0038】この場合には、沈設,浮上させる浮体と、
沈設,浮上させない浮体との間の嵌合治具20を除去す
ればよい。また、上記実施例では、制御器14cで索条
体12の張力を一定に保つ制御を行う場合を例示した
が、船舶の運航を確保するために浮体10を沈設,浮上
させるだけであれば、このような制御は必ずしも必要と
しない。
沈設,浮上させない浮体との間の嵌合治具20を除去す
ればよい。また、上記実施例では、制御器14cで索条
体12の張力を一定に保つ制御を行う場合を例示した
が、船舶の運航を確保するために浮体10を沈設,浮上
させるだけであれば、このような制御は必ずしも必要と
しない。
【0039】さらに、昇降装置14の排水用真空ポンプ
14gは、必ずしも必要とせず、注水ポンプ14fの回
転方向を正,逆転制御することによって、浮体10の注
水,排水を行うこともできる。また、護岸16に近接設
置された一対の浮体10は、アンカーなどにより固定し
てもよい。
14gは、必ずしも必要とせず、注水ポンプ14fの回
転方向を正,逆転制御することによって、浮体10の注
水,排水を行うこともできる。また、護岸16に近接設
置された一対の浮体10は、アンカーなどにより固定し
てもよい。
【0040】
【発明の効果】以上、実施例で詳細に説明したように、
本発明にかかる浮橋によれば、必要に応じて浮体の沈
設,浮上が昇降装置により行えるので、船舶の運航を簡
単に確保することができる。
本発明にかかる浮橋によれば、必要に応じて浮体の沈
設,浮上が昇降装置により行えるので、船舶の運航を簡
単に確保することができる。
【図1】本発明にかかる浮橋の一実施例を示す平面図で
ある。
ある。
【図2】図1の側面図である。
【図3】図1の浮体間の連結状態の側面説明図である。
【図4】図1の浮体間の連結状態の平面説明図図であ
る。
る。
【図5】図1の浮体の要部断面図である。
10 浮体 12 索条体 14 昇降装置 14a 張力センサー 14b 巻取機 14c 制御器 14d 配管 14e 電磁開閉弁 14f 注水ポンプ 14g 真空ポンプ 16 護岸
Claims (3)
- 【請求項1】 水面上に浮上する複数の水密性浮体を護
岸間に隣接設置し、前記浮体間を前記護岸間に渡設した
索条体で連結係止し、前記浮体上に渡り板を載置した浮
橋において、 前記浮体に注水して、当該浮体を水面下に沈設するとと
もに、前記浮体内の水を排水して、当該浮体を浮上させ
る昇降装置を設けたことを特徴とする浮橋。 - 【請求項2】 前記昇降装置は、前記各浮体に連通接続
された可撓性配管と、前記配管の一端に開閉弁を介して
接続される注水ポンプおよび排水用真空ポンプと、前記
開閉弁および注水ポンプ,排水用真空ポンプの作動を制
御する制御器とを有することを特徴とする浮橋。 - 【請求項3】 前記制御器は、前記索条体に配置された
張力センサーの検出信号に基づいて、前記索状体の巻取
りおよび巻戻しを行う巻取り装置の駆動を制御して、前
記索条体の張力が定常状態で一定になるように制御する
とともに、前記浮体を沈設する際に、前記索条体を緩
め、かつ、前記浮体を浮上させる際に、前記索条体を引
張るように制御することを特徴とする請求項2記載の浮
橋。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23116197A JPH1171715A (ja) | 1997-08-27 | 1997-08-27 | 浮 橋 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23116197A JPH1171715A (ja) | 1997-08-27 | 1997-08-27 | 浮 橋 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1171715A true JPH1171715A (ja) | 1999-03-16 |
Family
ID=16919270
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23116197A Pending JPH1171715A (ja) | 1997-08-27 | 1997-08-27 | 浮 橋 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1171715A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010229787A (ja) * | 2009-03-30 | 2010-10-14 | Nishimatsu Constr Co Ltd | 建築物用床エキスパンションジョイント |
| CN107620256A (zh) * | 2016-07-16 | 2018-01-23 | 赵彦杰 | 简易浮桥 |
| CN107994533A (zh) * | 2017-11-07 | 2018-05-04 | 中国能源建设集团安徽省电力设计院有限公司 | 一种用于水上光伏电站的s形电缆敷设组件 |
| CN111287068A (zh) * | 2020-02-29 | 2020-06-16 | 汪友仙 | 一种快速完成的道路施工用代用桥梁搭接装置 |
| CN113356048A (zh) * | 2021-07-01 | 2021-09-07 | 河南盛鼎建设集团有限公司 | 一种桥梁结构及其系统的施工方法 |
-
1997
- 1997-08-27 JP JP23116197A patent/JPH1171715A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010229787A (ja) * | 2009-03-30 | 2010-10-14 | Nishimatsu Constr Co Ltd | 建築物用床エキスパンションジョイント |
| CN107620256A (zh) * | 2016-07-16 | 2018-01-23 | 赵彦杰 | 简易浮桥 |
| CN107994533A (zh) * | 2017-11-07 | 2018-05-04 | 中国能源建设集团安徽省电力设计院有限公司 | 一种用于水上光伏电站的s形电缆敷设组件 |
| CN107994533B (zh) * | 2017-11-07 | 2024-02-09 | 中国能源建设集团安徽省电力设计院有限公司 | 一种用于水上光伏电站的s形电缆敷设组件 |
| CN111287068A (zh) * | 2020-02-29 | 2020-06-16 | 汪友仙 | 一种快速完成的道路施工用代用桥梁搭接装置 |
| CN113356048A (zh) * | 2021-07-01 | 2021-09-07 | 河南盛鼎建设集团有限公司 | 一种桥梁结构及其系统的施工方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5609442A (en) | Offshore apparatus and method for oil operations | |
| US4661014A (en) | Prefabricated civil engineering module, method for the construction of a structure including said module and resulting structure | |
| JP3663693B2 (ja) | 大型構造物の製造作業方法及び修理作業方法並にこれらの方法の実施に用いるバージ | |
| KR101078391B1 (ko) | 2개의 스퍼드를 이용한 밸런스 바지선 | |
| JPH1171715A (ja) | 浮 橋 | |
| KR100952910B1 (ko) | 부양식 수문 독 및 그의 선박 건조방법 | |
| JPH0421005B2 (ja) | ||
| US3680512A (en) | Method of building ships | |
| US4869620A (en) | Method and apparatus for constructing seawalls and docks | |
| JP4636985B2 (ja) | 汚濁防止装置 | |
| JP4051950B2 (ja) | 水門施設 | |
| JP3412100B2 (ja) | 防潮水門の構築方法 | |
| RU2037009C1 (ru) | Затвор судопропускного отверстия гидротехнического сооружения | |
| JPH07149286A (ja) | ケーソン建造進水用非水密ドック及びバージ | |
| JPH08128081A (ja) | 揚水方法および揚排水方法 | |
| RU2800884C1 (ru) | Способ создания судоходного гидротехнического сооружения, шлюз и плотина для его осуществления | |
| JPS6349595A (ja) | 簡易浮きドツク | |
| US2924946A (en) | Submersible barge for off-shore drilling | |
| JPH09302640A (ja) | 船体利用浮消波堤 | |
| EP1463861A1 (en) | Device for a total, or partial, operating barrier for a channel and its installation | |
| KR20090032619A (ko) | 독 배치 구조 및 그의 선박 건조방법 | |
| JP2002220823A (ja) | 移動式防波堤 | |
| JPS6187006A (ja) | 防波堤装置 | |
| JP3140401B2 (ja) | 浮上性部材、水中・水上施工方法及び型枠支保工の水中・水上施工方法 | |
| JPS60184115A (ja) | ゲ−ト扉体の輸送・据付工法 |