JPH1173051A - 画像形成装置及びその使用方法 - Google Patents

画像形成装置及びその使用方法

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JPH1173051A
JPH1173051A JP9249730A JP24973097A JPH1173051A JP H1173051 A JPH1173051 A JP H1173051A JP 9249730 A JP9249730 A JP 9249730A JP 24973097 A JP24973097 A JP 24973097A JP H1173051 A JPH1173051 A JP H1173051A
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JP
Japan
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transfer sheet
conveyance path
transfer
fixing device
fixing
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JP9249730A
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English (en)
Inventor
Tomohiro Miura
友宏 三浦
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Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 定着時の加熱熱量を増大できると共に、装置
の大型化を防止できる画像形成装置及びその使用方法を
提供する。 【解決手段】 カラー画像を形成するときは転写紙を定
着装置25に少なくとも1往復の2回通して、転写紙を
少なくとも2回定着動作を行わせることにより、加熱熱
量を増大させることができ、定着後のカラー画像の透明
度等の品質を向上させることができ、各色のトナーを混
合して所望の色を得ることができる。そして、転写紙を
中間転写ドラム12の周速と同じ速度で送ると共に3つ
の搬送路をスイッチバック動作させて搬送されることに
より、転写紙が定着装置25と剥離装置30との間でカ
ールすることを防止できると共に、装置の大型化も防止
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリンタ
ー等の画像形成装置及びその使用方法に関するものであ
り、特にカラー画像形成装置として使用する場合にとり
わけ大きな効果を得られるトナーの定着に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】複写機やプリンターの中でも特にカラー
複写機やカラープリンターのような、カラー電子写真方
式を用いたカラー画像形成装置が最近はその普及率を増
大させつつある。このようなカラー電子写真方式を用い
たカラー画像形成装置のカラー画像は、通常シアン、マ
ゼンタ、及びイエローの3色、又はブラックをも入れて
4色のカラートナー粉により形成される。
【0003】そして、転写シート上のカラートナー粉
は、加熱によりほぼ完全に溶融しないと透明性が悪く、
複数のカラートナー粉が重なった場所では互いの色がよ
く混合して所望の色を出すことができず、忠実な色の再
現が困難となる。例えばマゼンタとイエローを混合して
赤色を出そうとしても、それらのカラートナー粉がほぼ
完全に溶融しないと赤色にならず、どす黒い色になって
しまう。
【0004】このため、転写シート上のカラートナー粉
は、定着装置においてその加熱によりほぼ完全に溶融す
ることが不可欠であり、この意味で定着装置における加
熱熱量の増大は、カラー画像形成装置においては最重要
課題の1つとなっている。このような課題を解決するた
めに従来は、図4に示すようなカラープリンター10が
あった。
【0005】図4に示すカラープリンター10におい
て、中間転写ドラム12の周囲には、露光装置16及び
18による露光により各々に静電潜像が形成される、2
つの感光体ドラム11及び13が設けられている。これ
らの感光体ドラム11及び13の各々の周囲には、それ
らの静電潜像に対して出力すべき画像の色に対応して各
々を現像する、現像器14a,14b、及び現像器15
a,15bが設けられている。
【0006】すなわち、現像器14aはK(ブラッ
ク)、現像器14bはM(マゼンタ)のカラートナー粉
で感光体ドラム11の静電潜像を現像し、現像器15a
はC(シアン)、現像器15bはY(イエロー)のカラ
ートナー粉で感光体ドラム13の静電潜像を現像するよ
うになっている。
【0007】中間転写ドラム12が1回転する間に、現
像器14a,14bにより現像された感光体ドラム11
が、そのトナー画像を中間転写ドラム12上に1次転写
し、中間転写ドラム12が2回目の回転をする間に、現
像器15a,15bにより現像された感光体ドラム13
が、上記1回転目に1次転写されたトナー画像の上に重
ねて、そのトナー画像を中間転写ドラム12上に2回目
の1次転写をする。
【0008】このため、1回転目に感光体ドラム11か
ら1次転写されたトナー画像が破壊されないように、中
間転写ドラム12が1回目の回転をする間は、転写ロー
ラー19、剥離装置30、或いはクリーニングブレード
17等は、中間転写ドラム12から離隔するように退避
している。
【0009】中間転写ドラム12の一端部の近傍の装置
内静止部には、中間転写ドラム12が1回転したことを
検出する回転検出センサ21が設けられている。この回
転検出センサ21からの検出信号により、転写ローラー
19、剥離装置30、或いはクリーニングブレード17
等は、状況に応じて中間転写ドラム12から退避したり
接触するよう、図示しないコントローラや駆動装置によ
り制御される。
【0010】中間転写ドラム12が2回転する間にその
周面上に、感光体ドラム11,13から1次転写された
トナー画像は、転写ローラー19により転写紙に2次転
写されて、その後剥離装置30により中間転写ドラム1
2から剥離された転写紙は、搬送路23上を定着装置2
5に向けて搬送される。この2次転写後においてもま
だ、中間転写ドラム12の周面上に付着している残留ト
ナー粉は、クリーニングブレード17により掻き落とさ
れる。
【0011】定着装置25に送られた転写紙は、定着装
置25の、互いに押圧して回転する加熱ローラー27と
加圧ローラー28との間を通ることにより加熱されて、
トナー画像を形成するトナー粉がほぼ完全に溶融される
ことにより、トナー粉がほぼ完全に転写紙に定着され
る。
【0012】ところで、定着装置25の加熱ローラー2
7と加圧ローラー28との間を通る転写紙の速度が中間
転写ドラム12の周速度と同じの場合は、定着装置25
による加熱熱量が不足してトナー粉はほぼ完全に溶融さ
れることができない。特にカラー画像は各色のトナー粉
が複数層に重なって形成されるので、大きな熱量が必要
となるためである。
【0013】このため、定着装置25の加熱ローラー2
7と加圧ローラー28との間を通る転写紙の速度を、中
間転写ドラム12の周速度より遅くすることにより、加
熱熱量を増大させて、トナー粉をほぼ完全に溶融させる
ことができるようになっている。
【0014】このように、定着装置25の加熱ローラー
27と加圧ローラー28との間を通る転写紙の速度は、
中間転写ドラム12の周速度より遅くなっているため、
定着装置25と中間転写ドラム12との間の距離Kが転
写紙の長さより小さいと、転写紙は定着装置25と中間
転写ドラム12との間でカール(丸く撓んで周辺に膨
出)して、装置内の他の部分に接触してトナー画像が乱
れて飛散即ち破壊されたり、ジャム(紙づまり)を生じ
るおそれがある。
【0015】そこで、前記定着装置25と中間転写ドラ
ム12との間の距離Kは、最大サイズの転写紙の長さよ
り大きくなるように設計上で設定されて、転写紙の後端
部が剥離装置30により中間転写ドラム12から完全に
離れてから、転写紙の先端部が定着装置25の加熱ロー
ラー27と加圧ローラー28との間に進入を開始するよ
うになっている。
【0016】このような従来のカラープリンター10と
共通する従来例としては、特開平6−59593号,特
開昭62−208070号,特公昭61−1746号等
の各公報に記載されたものがある。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の画像形成装置においては、定着装置25と中
間転写ドラム12との間の距離Kが、最大サイズの転写
紙の長さより長くなるように設定されているため、転写
紙が定着装置25と中間転写ドラム12との間でカール
することを防止できる反面、上記のように距離Kを長く
設定することにより、その距離Kがもっと短かったとき
に比べて、距離Kが長くなった分カラープリンター10
の長さL1が長くなり、装置の大型化を招くという問題
があった。
【0018】そこで本発明は、上記問題点に鑑みて、定
着時の加熱熱量を増大できると共に、装置の大型化を防
止できる画像形成装置及びその使用方法を提供すること
を課題とするものである。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明による画像形成装置は、周面のトナー画像の
トナー粉を転写装置により転写シートに転写されるトナ
ー画像担持体と、前記転写によりトナー画像のトナー粉
を吸着した転写シートを、互いに押圧して正逆両方向に
回転可能な加熱ローラーと加圧ローラーとの間を通すこ
とによって、加熱により前記トナー粉を溶融させて転写
シート上に定着させる定着装置と、前記定着装置の第1
進入位置と前記トナー画像担持体との間に配置される第
1搬送路と、前記定着装置の第1進入位置の裏側の第2
進入位置との間で転写シートが搬送可能に連通するよう
一端部が配置される第2搬送路と、前記第1搬送路の前
記第1進入位置側の端部に隣接する位置に一端部が配置
され他端部が装置の外側に向かって延びる第3搬送路
と、前記第1搬送路と第3搬送路の隣接する位置の近傍
に設けられ、前記第1搬送路及び第3搬送路のいずれか
一方と前記第1進入位置との間を転写シートが搬送可能
に連通するよう択一的に切換える切換装置と、転写シー
トが前記第1搬送路を通る搬送と前記第3搬送路を通る
搬送との間で、転写シートが前記第2搬送路を少なくと
も1往復して通るようスイッチバック動作して搬送さ
れ、転写シートが前記定着装置を少なくとも2回通っ
て、転写シートが少なくとも2回定着されるように制御
する制御手段とを備えた構成としたものである。
【0020】このような構成の画像形成装置によれば、
転写シートがトナー画像担持体から第1搬送路を通って
定着装置に搬送され、定着装置の第1進入位置から進入
した転写シートは加熱ローラーと加圧ローラーとの間を
通って少なくとも1回の第1定着動作を受け、定着装置
の第2進入位置から出た転写シートは第2搬送路に沿っ
て前進し、第2進入位置から後端部が出て前記第1定着
動作を終了した転写シートは、第2搬送路を後退して定
着装置の第2進入位置から再び進入し、加熱ローラーと
加圧ローラーとの間を通って少なくとも1回の第2定着
動作を受け、定着装置の第1進入位置から後端部が出て
第2定着動作を終了した転写シートは第3搬送路を通っ
て装置外へ排出されるように、制御手段が制御動作する
ことができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面に基づいて具体的に説明する。図1ないし図3
は、本発明による画像形成装置の第1の実施の形態に係
るカラープリンター20を説明するために参照する図で
ある。
【0022】図1に示すカラープリンター20におい
て、中間転写ドラム(トナー画像担持体)12の周囲に
は、露光装置16及び18による露光により各々に静電
潜像が形成される、2つの感光体ドラム11及び13が
設けられている。これらの感光体ドラム11及び13の
各々の周囲には、それらの静電潜像に対して出力すべき
画像の色に対応して各々を現像する、現像器14a,1
4b、及び現像器15a,15bが設けられている。
【0023】すなわち、現像器14aはK(ブラッ
ク)、現像器14bはM(マゼンタ)のカラートナー粉
で感光体ドラム11の静電潜像を現像し、現像器15a
はC(シアン)、現像器15bはY(イエロー)のカラ
ートナー粉で感光体ドラム13の静電潜像を現像するよ
うになっている。
【0024】また中間転写ドラム12の周囲には、感光
体ドラム11,13から中間転写ドラム12の周面上に
1次転写されたトナー画像を転写紙(転写シート)に2
次転写する転写装置の転写ローラー19や、この転写ロ
ーラー19による転写動作後に中間転写ドラム12の周
面に付着している転写紙を電気的に剥離させる剥離装置
30、或いは転写動作後に中間転写ドラム12の周面上
に付着して残っている残留トナー粉を掻き落とすため
の、クリーニング装置のクリーニングブレード17等が
配置されて設けられている。
【0025】中間転写ドラム12の一端部の近傍の装置
内静止部には、中間転写ドラム12が1回転したことを
検出する回転検出センサ21が設けられている。この回
転検出センサ21からの検出信号により、転写ローラー
19、剥離装置30、或いはクリーニングブレード17
等は、状況に応じて中間転写ドラム12から退避したり
接触するよう、図示しないコントローラや駆動装置によ
り制御される。
【0026】中間転写ドラム12の図中左側には定着装
置25が横にして設けられており、この定着装置25の
加熱ローラー27と加圧ローラー28は互いに押圧しな
がら回転し、それらの間を転写紙が通ることによりそれ
を加熱して定着動作が行われるものである。定着装置2
5の加圧ローラー28は、ステッピングモーター32に
よりアイドラーギヤを介して減速(変速)されて、正逆
両方向に回転駆動されるようになっている。
【0027】中間転写ドラム12と、定着装置25の図
中下側の第1進入位置25aとの間には、第1搬送路3
3が設けられている。定着装置25の加熱ローラー27
及び加圧ローラー28に関して、第1進入位置25aの
裏側には第2進入位置25bがある。この第2進入位置
25bの近傍には、第2搬送路35の一端部が第2進入
位置25bとの間で転写紙が搬送可能に連通するよう配
置されており、この第2搬送路35の他端部はカラープ
リンター20の上面の、転写紙フェースダウン収納部に
延びている。
【0028】また、第1搬送路33の定着装置25の第
1進入位置25a側の端部に隣接する位置には、第3搬
送路37の一端部が配置されており、この第3搬送路3
7の他端部は画像形成装置20の外側の排紙トレイ39
上に延びている。
【0029】また、第2進入位置25bの近傍には給排
ローラー対43が設けられて、転写紙が第2進入位置2
5bから第2搬送路35に排出したり、逆に転写紙が第
2搬送路35から第2進入位置25bへ進入する動作を
駆動するようになっている。
【0030】さらに、定着装置25の近傍には、その第
2進入位置25bと給排ローラー対43との間の転写紙
の有無を検出する転写紙検出センサ(図示せず)が設け
られている。
【0031】第1搬送路33と第3搬送路37の隣接す
る位置の近傍には、図示しない駆動装着により駆動され
る切換レバー(切換装置)41が設けられ、この切換レ
バー41が実線で示すように図中左側に倒れているとき
は、定着装置25の第1進入位置25aと第1搬送路3
3との間を転写シートが搬送可能に連通させる。また、
切換レバー41が破線で示すように図中右側に倒れてい
るときは、定着装置25の第1進入位置25aと第3搬
送路37との間を転写シートが搬送可能に連通させるよ
うになっている。
【0032】さらに、転写ローラー19の図中下方には
転写紙を収納する用紙カセット44が設けられ、この用
紙カセット44内の転写紙は、用紙供給装置45により
1枚ずつ取り出されて送られ、転写ローラー19の手前
のレジストローラー対47により転写のタイミングがと
られて、さらに転写ローラー19により転写されるよう
になっている。
【0033】このような実施の形態に係るカラープリン
ター20の動作について、以下に説明する。露光装置1
6により露光されて、回転する感光体ドラム11の周面
上に静電潜像が形成される。この静電潜像は現像器14
a,14bによりK,Mのカラートナー粉を用いて、こ
れらの色に対応する静電潜像について現像(カラートナ
ー粉を静電吸着力により感光体ドラム11の周面に吸着
させてトナー画像を形成する)が行われる。
【0034】このような感光体ドラム11の現像と併行
して、中間転写ドラム12が1回転する間に、感光体ド
ラム11から中間転写ドラム12にトナー画像が1次転
写されるようになっている。
【0035】このような感光体ドラム11からの1次転
写動作は、中間転写ドラム12が1回転する間に行われ
るが、このとき転写ローラー19、剥離装置30、及び
クリーニングブレード17等は、中間転写ドラム12の
周面から離隔するよう退避して、感光体ドラム11から
中間転写ドラム12に1次転写したカラートナー粉が破
壊,脱落するのを防止している。
【0036】中間転写ドラム12が1回転して、感光体
ドラム11からの1次転写が終了したら、感光体ドラム
13は露光装置18により露光されて、回転する感光体
ドラム13の周面上に静電潜像が形成される。この静電
潜像は現像器15a,15bによりC,Yのカラートナ
ー粉を用いて、これらの色に対応する静電潜像について
現像が行われる。
【0037】このような感光体ドラム13の現像と併行
して、中間転写ドラム12が2回目の1回転をする間
に、感光体ドラム13から中間転写ドラム12にトナー
画像が2回目の1次転写をされるようになっている。
【0038】このように中間転写ドラム12が2回目の
回転をする間に、感光体ドラム13により2回目の1次
転写をする場合は、転写ローラー19、剥離装置30、
及びクリーニングブレード17等も、1回目に1次転写
したカラートナー画像が破壊しないように、時間を追っ
て順次中間転写ドラム12の周面或いは転写紙に接触し
て、各々の部品の本来の機能を発揮するようになってい
る。
【0039】また中間転写ドラム12が2回転する間
に、その周面には各色のトナー画像が重ねて1次転写さ
れ、その各色が重なったトナー画像は転写ローラー19
により転写紙に2次転写され、剥離装置30により転写
紙が中間転写ドラム12の周面から電気的に剥離された
後、その転写紙は第1搬送路33を通って定着装置25
に向かって搬送される。
【0040】転写紙は定着装置25の第1進入位置25
aから進入して、加熱ローラー27と加圧ローラー28
との間を通って第2進入位置25bから排出されること
により、第1定着動作が行われる。転写紙はそれから加
圧ローラー28及び給排ローラー対43に駆動されて第
2搬送路35に沿って前進し、その後端部が第2進入位
置25bから排出されると第1定着動作は完全に終了す
る。
【0041】次に、今度はステッピングモーター32に
より加圧ローラー28が逆転すると共に給排ローラー対
43も逆転し、切換レバー41が反対側(図1中右側の
破線位置)に回動することにより、転写紙は再び定着装
置25の第2進入位置25bから進入する。
【0042】そして、加熱ローラー27と加圧ローラー
28の間を通って第1進入位置25aから排出されるこ
とにより第2定着動作が行われ、転写紙は第3搬送路3
7を通って前進し、その後端部が第1進入位置25aか
ら排出されて第2定着動作が完全に終了すると、転写紙
は画像形成装置20の外側の排紙トレイ39上に排紙さ
れる。
【0043】このようなスイッチバック動作で各搬送路
を通っているときの、転写紙の進行速度は中間転写ドラ
ム12の周速度と同じなので、中間転写ドラム12と定
着装置25の間の第1搬送路33が転写紙の長さより短
くとも転写紙がカールすることはない。このため、カラ
ープリンター20の大きさL2が従来のように大型化す
るのを防止することができる。
【0044】また、転写紙が定着装置25を往復2回通
って2回定着動作を受けるため、それだけ定着時の加熱
熱量が増大し、定着後のカラー画像の透明度等の品質を
向上させることができ、各色のトナーを混合して所望の
色を得ることができる。
【0045】そして、転写紙が2回定着動作を行うため
それだけ余計に時間がかかるが、第1搬送路33に転写
紙が送られるのは中間転写ドラム12の2回の回転につ
き1回だけなので、その中間転写ドラム12の1回転分
の空いている時間を利用して2回定着動作を行うことが
可能である。このため、装置の時間当りのプリント枚数
(例えば8PPM、すなわち1分間に8枚)が低減する
ことを防止できる。
【0046】このようなカラープリンター20の動作に
おいて、中間転写ドラム12の回転と転写紙の送り方向
との関係をタイミングチャートで示すと、図2に示すよ
うになる。同図において、中間転写ドラム12が1回転
したことを検出した回転検出センサ21から1つ目の検
出信号n1が出ると、感光体ドラム11からの1回目の
1次転写が終了し、中間転写ドラム12が2回転したこ
とを検出して2つ目の信号n2が出ると、感光体ドラム
13からの2回目の1次転写が終了する。
【0047】そして、2回目の1次転写が終了すると転
写ローラー19により中間転写ドラム12から転写紙に
トナー画像が2次転写され、この2次転写された転写紙
は第1搬送路33を通って定着装置25に搬送される。
定着装置25では、回転検出センサ21により検出信号
n2が出ると加圧ローラー28を回転させて、図2に符
号Aで示すように、搬送されてきた転写紙を、加熱ロー
ラー27と加圧ローラー28の間を通って図1中A方向
に進むように、転写紙を第2搬送路35に送り出す。
【0048】次に、回転検出センサ21により検出信号
n3が出たら、転写紙は第2搬送路35をB方向に進ん
で、定着装置25を通って第3搬送路37に送り出され
て排紙トレイ39上に排紙される。このようにして図2
に示すS1の時間の間に転写紙が2回定着動作を受けて
排紙され、その後回転検出センサ21から検出信号n4
が出ると、また別の転写紙が定着装置25に搬送され
て、上記と同様に、S1の時間の間に転写紙が2回定着
動作を受けるようになっていて、このような動作を次々
と繰り返すようになっている。
【0049】ところで、上記スイッチバック動作におい
て、転写紙が第2搬送路35を図1中のA方向に前進し
た後に、転写紙検出センサが給排ローラー対43と第2
進入位置25bとの間の転写紙が無くなったことを検出
すると、給排ローラー対43と加圧ローラー28の回転
は停止すると同時に直ちに逆転して、転写紙が第2搬送
路35を図1中のB方向に後退するよう給排ローラー対
43と加圧ローラー28が駆動するようになっている。
【0050】このように、上記実施の形態に係るカラー
プリンター20によれば、カラー画像を形成するときは
転写紙を定着装置に少なくとも1往復の2回通して、少
なくとも2回定着動作を行わせることにより、加熱熱量
を増大させることができ、定着後のカラー画像の透明度
等の品質を向上させることができ、各色のトナーを混合
して所望の色を得ることができる。
【0051】そして、転写紙を中間転写ドラムの周速と
同じ速度で送ると共に3つの搬送路をスイッチバック動
作させて搬送されることにより、転写紙が定着装置と剥
離装置との間でカールすることを防止できると共に、従
来の問題点として述べた装置の大型化も防止できる。
【0052】なお、上記実施の形態においては感光体ド
ラムを2つ有し、1つの感光体ドラムに2色現像する方
式のカラープリンター20について説明したが、本発明
は感光体ドラムを1つ有したカラープリンターにも適用
することができる。
【0053】すなわち感光体ドラムを1つだけ有したカ
ラープリンターにおいては、中間転写ドラム12が1回
転する間に1色のカラートナー画像が1次転写されるの
で、中間転写ドラム12が4回転することにより、はじ
めて1つのフルカラー画像が完成するようになってい
る。
【0054】このため、中間転写ドラム12が4回転す
る毎に1枚の転写紙が定着装置に送られるので、中間転
写ドラム12が3回転する間は定着装置に遊びができる
ため、中間転写ドラム12が4回転する間に転写紙が定
着装置を2往復して、転写紙が4回定着動作を受けるよ
うにすることもできる。この場合は図2にS2で示す時
間の間に、1枚の転写紙が4回定着動作を受けることに
なる。
【0055】このときのスイッチバック動作は、転写紙
が1往復するときは給排ローラー対43と転写紙検出セ
ンサは上記実施の形態と同様の動作をするが、その後は
次のようになる。すなわち、転写紙が後退して転写紙検
出センサが給排ローラー対43と第2進入位置25bと
の間に転写紙が無くなったことを検出すると、給排ロー
ラー対43と加圧ローラー28の回転は停止すると同時
に直ちに正転して、転写紙は再び第2搬送路35をA方
向に前進する。
【0056】そして転写紙検出センサが給排ローラー対
43と第2進入位置25bとの間の転写紙が無くなった
ことを検出すると、給排ローラー対43と加圧ローラー
28の回転は停止すると同時に直ちに逆転して、転写紙
を第2搬送路35をB方向に後退させ、この後は転写紙
検出センサが給排ローラー対43と第2進入位置25b
との間の転写紙が無くなったことを検出しても加圧ロー
ラー28は回転を続け、転写紙を第3搬送路37を通っ
て排紙トレイ39上に排紙するようになっている。
【0057】一方図3に示すように、中間転写ドラム1
2が4回転する間に転写紙が2回定着動作を受けるよう
に、すなわち、転写紙がB方向に戻るときの速度をA方
向に進む場合の半分以下の速度にして、同図中S3で示
す時間の間に1枚の転写紙が異なる速度で1往復して、
その定着が終了するようにすることもできる。
【0058】なお、前記実施の形態においてはステッピ
ングモーター32により定着装置25の加圧ローラー2
8を正逆両方向に回転する場合について説明したが、ス
テッピングモーター32の代わりにクラッチ等の他の手
段を用いて、加圧ローラー28又は/及び加熱ローラー
27を正逆両方向に回転可能にしてもよい。
【0059】さらに、前記実施の形態においてはカラー
画像を形成する場合について説明したが、モノクロ画像
を形成する場合にも本発明は適用することができる。こ
の場合は転写紙の搬送時に上述したようなスイッチバッ
ク動作を与えるために、中間転写ドラム12の1回分の
転写が停止されてプリント枚数が2分の1に低減される
が、定着品質を著しく向上させることが可能となる。
【0060】以上、本発明の実施の形態について具体的
に述べてきたが、本発明は上記の実施の形態に限定され
るものではなく、本発明の技術的思想に基づいて、その
他にも各種の変更が可能なものである。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
カラー画像を形成するときは転写紙を定着装置に少なく
とも1往復の2回通して、少なくとも2回定着動作を行
わせることにより、加熱熱量を増大させることができ、
定着後のカラー画像の透明度等の品質を向上させること
ができ、各色のトナーを混合して所望の色を得ることが
できる。
【0062】そして、転写紙を中間転写ドラムの周速と
同じ速度で送ると共に3つの搬送路をスイッチバック動
作させて搬送されることにより、転写紙が定着装置と剥
離装置との間でカールすることを防止できると共に、従
来の問題点として述べた装置の大型化も防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による画像形成装置の第1の実施の形態
に係るカラープリンター20を示す概略構成図である。
【図2】カラープリンター20の中間転写ドラム12の
回転と転写紙の送り方向との関係を示すタイミングチャ
ートである。
【図3】別のカラープリンターの中間転写ドラムの回転
と転写紙の送り方向との関係を示すタイミングチャート
である。
【図4】従来の画像形成装置としてのカラープリンター
10を示す概略構成図である。
【符号の説明】
10 カラープリンター 11,13 感光体ドラム 12 中間転写ドラム 14a,14b,15a,15b 現像器 16,18 露光装置 17 クリーニングブレード 19 転写ローラー 20 カラープリンター 21 回転検出センサ 23 搬送路 25 定着装置 25a 第1進入位置 25b 第2進入位置 27 加熱ローラー 28 加圧ローラー 30 剥離装置 32 ステッピングモーター 33 第1搬送路 35 第2搬送路 37 第3搬送路 39 排紙トレイ 41 切換レバー 43 給排ローラー対 44 用紙カセット 45 用紙供給装置 47 レジストローラー対

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周面のトナー画像のトナー粉を転写装置
    により転写シートに転写されるトナー画像担持体と、 前記転写によりトナー画像のトナー粉を吸着した転写シ
    ートを、互いに押圧して正逆両方向に回転可能な加熱ロ
    ーラーと加圧ローラーとの間を通すことによって、加熱
    により前記トナー粉を溶融させて転写シート上に定着さ
    せる定着装置と、 前記定着装置の第1進入位置と前記トナー画像担持体と
    の間に配置される第1搬送路と、 前記定着装置の第1進入位置の裏側の第2進入位置との
    間で転写シートが搬送可能に連通するよう一端部が配置
    される第2搬送路と、 前記第1搬送路の前記第1進入位置側の端部に隣接する
    位置に一端部が配置され他端部が装置の外側に向かって
    延びる第3搬送路と、 前記第1搬送路と第3搬送路の隣接する位置の近傍に設
    けられ、前記第1搬送路及び第3搬送路のいずれか一方
    と前記第1進入位置との間を転写シートが搬送可能に連
    通するよう択一的に切換える切換装置と、 転写シートが前記第1搬送路を通る搬送と前記第3搬送
    路を通る搬送との間で、転写シートが前記第2搬送路を
    少なくとも1往復して通るようスイッチバック動作して
    搬送され、転写シートが前記定着装置を少なくとも2回
    通って、転写シートが少なくとも2回定着されるように
    制御する制御手段と、 を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 周面のトナー画像のトナー粉を転写装置
    により転写シートに転写されるトナー画像担持体と、 前記転写によりトナー画像のトナー粉を吸着した転写シ
    ートを、互いに押圧して正逆両方向に回転可能な加熱ロ
    ーラーと加圧ローラーとの間を通すことによって、加熱
    により前記トナー粉を溶融させて転写シート上に定着さ
    せる定着装置と、 前記定着装置の第1進入位置と前記トナー画像担持体と
    の間に配置される第1搬送路と、 前記定着装置の第1進入位置の裏側の第2進入位置との
    間で転写シートが搬送可能に連通するよう一端部が配置
    される第2搬送路と、 前記第1搬送路の前記第1進入位置側の端部に隣接する
    位置に一端部が配置され他端部が装置の外側に向かって
    延びる第3搬送路と、 前記第1搬送路と第3搬送路の隣接する位置の近傍に設
    けられ、前記第1搬送路及び第3搬送路のいずれか一方
    と前記第1進入位置との間を転写シートが搬送可能に連
    通するよう択一的に切換える切換装置と、 転写シートが前記第1搬送路を通る搬送と前記第3搬送
    路を通る搬送との間で、転写シートが前記第2搬送路を
    少なくとも1往復して通るようスイッチバック動作して
    搬送され、転写シートが前記定着装置を少なくとも2回
    通って、転写シートが少なくとも2回定着されるように
    制御する制御手段と、 を備えた画像形成装置を用いて、 転写シートが前記トナー画像担持体から前記第1搬送路
    を通って前記定着装置に搬送され、 前記定着装置の第1進入位置から進入した転写シートは
    前記加熱ローラーと加圧ローラーとの間を通って少なく
    とも1回の第1定着動作を受け、 前記定着装置の第2進入位置から出た転写シートは前記
    第2搬送路に沿って前進し、 前記第2進入位置から後端部が出て前記第1定着動作を
    終了した転写シートは、前記第2搬送路を後退して前記
    定着装置の第2進入位置から再び進入し、前記加熱ロー
    ラーと加圧ローラーとの間を通って少なくとも1回の第
    2定着動作を受け、 前記定着装置の第1進入位置から後端部が出て前記第2
    定着動作を終了した転写シートは前記第3搬送路を通っ
    て装置外へ排出されるように前記制御手段が制御動作す
    ることを特徴とする画像形成装置の使用方法。
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