JPH1174748A - ノイズフィルタ - Google Patents

ノイズフィルタ

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JPH1174748A
JPH1174748A JP9233080A JP23308097A JPH1174748A JP H1174748 A JPH1174748 A JP H1174748A JP 9233080 A JP9233080 A JP 9233080A JP 23308097 A JP23308097 A JP 23308097A JP H1174748 A JPH1174748 A JP H1174748A
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noise filter
noise
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健次 岡本
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    • H03H7/00Multiple-port networks comprising only passive electrical elements as network components
    • H03H7/01Frequency selective two-port networks
    • H03H7/09Filters comprising mutual inductance
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 十分な電流容量を確保し低周波ノイズに対処
できると共に、簡単な製造工程により作製されることに
より、基板への実装が容易で信頼性に優れ、小型で安価
なノイズフィルタ。 【解決手段】 インダクタ機能を有する導体パターン2
a,2bを誘電体シート1の両側に対向配置し、導体パ
ターン2aに主回路電流を通流できる断面積を有し導体
パターン2aと同一形状の打ち抜き加工された導体3を
接合して主回路第1パターン4aを構成し、主回路パタ
ーン4aから誘電体シート1を介し導体パターン2bに
流れ込むノイズ電流をアースに導くことにより、インダ
クタ機能とコンデンサ機能を有するノイズフィルタを構
成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インバータなどの
電力変換器を構成する半導体スイッチ素子のスイッチン
グ動作に伴って発生するスイッチングノイズを瀘波する
ノイズフィルタに関する。
【0002】
【従来の技術】インバータなどの電力変換器を構成する
半導体スイッチ素子のスイッチング動作は、キャリア周
波数を数KHzから十数KHz程度としたパルス幅変調
(PWM)された駆動信号に基づいて行われ、このスイ
ッチング動作に際して、数十KHz以上の周波数成分の
スイッチングノイズが電力変換器から発生する。
【0003】近年、上記スイッチングノイズの周波数成
分のうち、百KHz以上の成分が外部機器に与える悪影
響を抑制すべく、電力変換器に種々の法的規制が敷かれ
ている。このような規制に対応するために電力変換器用
のノイズフィルタを電力変換器に付設している。
【0004】従来、この種の電力変換器用のノイズフィ
ルタとしては、フェライト,非晶質合金,結晶合金など
からなるコアに電線を巻回してなる単体のリアクトル
と、フィルムやチップなどからなる単体のコンデンサと
を、例えば逆L形に接続してノイズフィルタを構成し、
このノイズフィルタによって半導体スイッチ素子のスイ
ッチング動作に伴って発生するスイッチングノイズを瀘
波するようにしている。
【0005】また、電力変換器用のノイズフィルタに関
する公知文献としては、例えば、その公知文献1とし
て、“Integrated Output Filter and Diode Snubber f
or Switchmode Power Converters”,IEEE,199
4,pp.1240-1245が開示されている。これは、整流器と
RCスナバ回路とLCフィルタ回路とを一体の平板構造
にしたフィルタ回路を提案し、さらに、個々の回路にお
ける製造方法の基本的な説明を行っている。
【0006】その公知文献2として、“Integrated Fil
ters For Switch −Mode Power Supplies ”,IEE
E,1995,pp.809-816 が開示されている。これ
は、LCフィルタ回路の構造を、誘電体の材料により3
種類に分けて提案している。すなわち、誘電体をセラミ
ック構造と非セラミック構造とに分け、セラミック構造
として平板構造の1種類(BaTiO3 を材料としたタ
イプ)と、非セラミック構造としてフィルム構造の2種
類(シートタイプ、プラズマによる蒸着タイプ)とを提
案している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来、
この種のノイズフィルタとして用いられるリアクトル
は、一般にトロイダル形状をしており、また、コンデン
サはピン挿入形で偏平状、円筒状などの形状をしてお
り、これらを電力変換器の内部のプリント基板上に実装
する場合、個々の体積以上の実装空間を必要とし、組付
け性の面で問題がある。さらに、この種のノイズフィル
タを個別配線により装着する場合には、接続個所が多
く、個々の部品の固定方法も複雑になるという問題があ
る。
【0008】また、市販されているインダクタとコンデ
ンサを複合したチップ形又はピン挿入形のいわゆる複合
LCフィルタでは、カットオフ周波数が数MHz以上で
あるのに対して、インバータ等の電力変換器を構成する
半導体スイッチ素子のスイッチング動作に伴って発生す
るスイッチングノイズを瀘波するのに必要なカットオフ
周波数は、例えば150KHz程度と低く、市販のフィ
ルタでは対応できない。
【0009】また、インバータなどの電力変換器では、
使用するノイズフィルタに数アンペア以上の電流を通流
させることが要望されているが、市販の複合LCフィル
タでは電流容量およびコストの面で採用することは困難
である。
【0010】また、公知文献1,2の例では、製造方法
が複雑であり、実用的ではなく、また、コストの面にお
いても問題がある。
【0011】そこで、本発明の目的は、十分な電流容量
を確保し、低周波ノイズに対処可能なノイズフィルタを
提供することにある。
【0012】また、本発明の他の目的は、簡単な製造工
程により作製されることにより、基板への実装が容易
で、信頼性に優れ、小型で安価なノイズフィルタを提供
することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、平板状の第1
誘電体シートと、前記第1誘電体シートの両側の面に対
向して形成され、インダクタの機能を有し導電ペースト
からなる渦巻き状のコイルパターンと、前記第1誘電体
シートの一方の面に形成された前記コイルパターン上
に、所望とする電流値を通流させる断面積を有し当該コ
イルパターンと同一形状のプレス打ち抜き加工された導
体を接合することによって構成される主回路第1パター
ンと、前記主回路第1パターンとは反対側の面に形成さ
れた前記コイルパターンに接続され、当該主回路第1パ
ターンから前記第1誘電体シートを介して当該コイルパ
ターンに流れ込むノイズに基づく電流をアースに導く第
1アース線と、平板状の第2誘電体シートと、前記第2
誘電体シートの両側の面に対向して形成され、インダク
タの機能を有し導電ペーストからなる渦巻き状のコイル
パターンと、前記第2誘電体シートの一方の面に形成さ
れた前記コイルパターン上に、所望とする電流値を通流
させる断面積を有し当該コイルパターンと同一形状のプ
レス打ち抜き加工された導体を接合することによって構
成される主回路第2パターンと、前記主回路第2パター
ンとは反対側の面に形成された前記コイルパターンに接
続され、当該主回路第2パターンから前記第2誘電体シ
ートを介して当該コイルパターンに流れ込むノイズに基
づく電流を前記アースに導く第2アース線と、前記主回
路第1パターンを有する前記第1誘電体と前記主回路第
2パターンを有する前記第2誘電体との間で挟持された
平板状の絶縁シートとを具え、前記主回路第1パターン
の一端と前記主回路第2パターンの一端とを接続するこ
とによって、接続されない他端を入出力端子として用
い、前記主回路第1パターンを有する前記第1誘電体と
前記主回路第2パターンを有する前記第2誘電体とが一
体となってインダクタの機能およびコンデンサの機能を
有するノイズフィルタ回路を構成する。
【0014】ここで、前記主回路第1パターンおよび前
記主回路第2パターンを、予め半田メッキして構成し、
該半田メッキした前記主回路第1パターンおよび前記主
回路第2パターンを、前記導電ペーストからなるコイル
パターン上に半田接合することができる。
【0015】半田メッキした前記主回路第1パターンお
よび前記主回路第2パターンを各々積層することによ
り、所望とする断面積の厚さに形成することができる。
【0016】前記ノイズフィルタ回路を複数個用意し、
該複数個のフィルタ回路が収納された分割コアと、前記
分割コア内の隙間を封止する樹脂材料とを具えることに
よって、インダクタの機能およびコンデンサの機能を複
数有するフィルタユニットとして構成する。
【0017】前記樹脂材料は、無機系フィラーを所定の
割合で充填した高分子樹脂材料から構成できる。
【0018】前記樹脂材料は、シリコーンゲルからな
り、前記入出力端子が配置される側の領域のみ無機系フ
ィラーを所定の割合で充填した高分子樹脂材料で封止
し、他の内部領域を前記シリコーンゲルを用いて封止す
ることができる。
【0019】前記樹脂材料は、シリコーンゲルからな
り、前記入出力端子が配置される側の領域に当該端子を
固定するためのカバーを設けることができる。
【0020】また、本発明は、前記ノイズフィルタを、
スイッチ素子を有する電力変換器の入力段および/また
は出力段に接続し、当該スイッチ素子のスイッチ動作に
伴って発生するスイッチングノイズを瀘波することによ
って、電力変換装置を構成する。
【0021】また、本発明は、前記ノイズフィルタを、
スイッチ素子を有する電力変換器内の回路に接続し、当
該スイッチ素子のスイッチ動作に伴って発生するスイッ
チングノイズを瀘波することによって、電力変換装置を
構成する。
【0022】また、本発明は、平板状の第1誘電体シー
トの両側の面に、インダクタの機能を有し導電ペースト
からなる渦巻き状のコイルパターンを対向して形成する
工程と、前記第1誘電体シートの一方の面に形成された
前記コイルパターン上に、所望とする電流値を通流させ
る断面積を有し当該コイルパターンと同一形状のプレス
打ち抜き加工された導体を接合して主回路第1パターン
を構成する工程と、前記主回路第1パターンとは反対側
の面に形成された前記コイルパターンに、当該主回路第
1パターンから前記第1誘電体シートを介して当該コイ
ルパターンに流れ込むノイズに基づく電流をアースに導
く第1アース線を接続する工程と、平板状の第2誘電体
シートの両側の面に対向して、インダクタの機能を有し
導電ペーストからなる渦巻き状のコイルパターンを形成
する工程と、前記第2誘電体シートの一方の面に形成さ
れた前記コイルパターン上に、所望とする電流値を通流
させる断面積を有し当該コイルパターンと同一形状のプ
レス打ち抜き加工された導体を接合して主回路第2パタ
ーンを構成する工程と、前記主回路第2パターンとは反
対側の面に形成された前記コイルパターンに、当該主回
路第2パターンから前記第2誘電体シートを介して当該
コイルパターンに流れ込むノイズに基づく電流を前記ア
ースに導く第2アース線を接続する工程と、前記主回路
第1パターンを有する前記第1誘電体と前記主回路第2
パターンを有する前記第2誘電体との間で平板状の絶縁
シートを挟持する工程とを具え、前記主回路第1パター
ンの一端と前記主回路第2パターンの一端とを接続する
ことによって、接続されない他端を入出力端子として用
い、前記主回路第1パターンを有する前記第1誘電体と
前記主回路第2パターンを有する前記第2誘電体とが一
体となってインダクタの機能およびコンデンサの機能を
有するノイズフィルタ回路を構成することによって、ノ
イズフィルタの製造方法を提供する。
【0023】
【発明の実態の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態を詳細に説明する。
【0024】本発明の第1の実施の形態を、図1〜図6
に基づいて説明する。まず、本発明に係るノイズフィル
タの製造方法を、図1〜図3に基づいて説明する。
【0025】図1(a)の工程1において、1は誘電体
シートである。この誘電体シート1は、BaTiO3
や、PZT等の強誘電体のセラミック材からなるものと
する。その誘電体シート1の厚さは、100μm〜1m
m位の範囲とし、本例では0.5mm位の厚さのものを
使用する。
【0026】そして、この誘電体シート1の表面および
裏面の両面に、導電ペーストからなり、インダクタの機
能をもつ渦巻き状のコイルパターン2a,2bを対向し
て形成する。この導電ペーストとしては、例えばAgを
主成分としたペーストを用いることができる。本工程に
おけるパターンの形成方法としては導電ペーストをスク
リーン印刷により塗布し硬化させることにより行うこと
ができるが、この他に、銅等をスパッタ法又は真空蒸着
法さらにはめっき法でパターンに形成することも可能で
ある。
【0027】次に、図1(b)の工程2において、誘電
体シート1の一面に形成されたコイルパターン2a上
に、このコイルパターン2aと同形状の打ち抜きコイル
3を半田付けによって接合させる。この接合によって、
インダクタ兼コンデンサの機能をもつ主回路第1パター
ン4aを構成する。
【0028】この打ち抜きコイル3は、主回路(例え
ば、電力変換器の回路)の電流を通流させるために必要
な断面積を有し、例えば銅板からプレス打ち抜き加工に
より成形される。この場合、例えば、電流容量を1A〜
数10A程度通流させるために必要な断面積の大きさを
とることが可能であり、膜厚は0.5mm〜1.0mm
位の範囲で形成することが可能である。
【0029】また、打ち抜きコイル3の一端に、外部回
路との接続を行うため、例えばプリント配線板にピン挿
入し実装できるように、外側に一定の長さだけ引き出さ
れた領域を形成する。本例では、その打ち抜きコイル3
の一端をU1 とする。
【0030】打ち抜きコイル3の巻回される内側の一端
およびこの一端の下方に位置する誘電体シート1には、
図4に示すように、コイルの巻回数を得るためと他のパ
ターンを積層したときに互いをピンで接続するために、
貫通孔7が予め形成されている。
【0031】次に、図1(c)の工程3において、誘電
体シート1の主回路第1パターン4aが形成された面と
は反対側の面に形成されたコイルパターン2bに、ノイ
ズ成分の電流を通流させるためのアースパターン用のリ
ード線2cが半田付けによって接合されている。ここで
いう、ノイズ成分の電流とは、主回路第1パターン4a
に流れる電流が誘電体シート1を介してコイルパターン
2bに流れ込むノイズ成分による電流のことをいう。
【0032】以上の工程1から工程3までの処理によっ
て、誘電体シート1の一面に一端U1 をもつ主回路第1
パターン4aが形成され、他面にリード線2cをもつコ
イルパターン2bが形成されたインダクタ兼コンデンサ
の機能をもつ基板Aを作製することができる。
【0033】ここで、上記基板Aと同様な構造をもつ基
板Bを作製する。この場合、基板Bは、誘電体シート5
の一面に主回路第2パターン4bが形成され、他面にコ
イルパターン2bが形成されることによって構成され
る。主回路第2パターン4bは、外側に一定の長さだけ
引き出された領域をもち、その領域の一端をU2 とす
る。このように構成された基板Bは、基板Aと同様に、
インダクタ兼コンデンサの機能をもつ。
【0034】次に、図1(d)の工程4において、誘電
体シート1上に主回路第1パターン4aが形成された基
板Aと、誘電体シート5上に主回路第2パターン4bが
形成された基板Bとを、層間絶縁シート6を介して接続
する。この層間絶縁シート6には、基板A,Bと同様な
貫通孔7が設けられており、これにより、貫通孔7にピ
ンを挿入し半田で固定することによって基板A,Bを一
体にすることができる。なお、基板の数を増やすことに
より、コイルの巻回数を増やすことができる。
【0035】このようにピンで固定することによって、
主回路第1パターン4aの内側の一端と主回路第2パタ
ーン4bの内側の一端とが電気的に接続され、主回路第
1パターン4aと主回路第2パターン4bとは直列状態
で接続されることになる。これにより、主回路第1パタ
ーン4aの外部に引き出された一端U1 と主回路第2パ
ターン4bの外部に引き出された一端U2 とを、電気的
な入出力端子として利用することができる。
【0036】また、基板A,Bのアース用のコイルパタ
ーン2bは、主回路用のコイルパターン2a(主回路第
1パターン4aおよび主回路第2パターン4bに対応し
たもの)と同様に、図示しない貫通孔を用いて接続され
る。本例では、その接続されたアース用の端子をPとす
る。また、主回路用のコイルパターン2aの貫通孔位置
と、アース回路用コイルパターン2bの貫通孔位置と
は、互いに重なり合わないようにずらした位置に形成さ
れる。
【0037】以上の工程1から工程4までの処理によっ
て、第1誘電体1上に主回路第1パターン4aが形成さ
れた基板Aと、第2誘電体5上に主回路第2パターン4
bが形成された基板Bとが一体となり、インダクタの機
能およびコンデンサの機能を有する1セットのノイズフ
ィルタ回路100を構成することができる。この場合、
主回路第1パターン4aの一端と主回路第2パターン4
bの一端とを接続することによって、接続されない側の
一端を入力端子U1 ,出力端子U2 として用いることが
できる。
【0038】次に、図2の工程5において、上記工程1
から工程4で作製したノイズフィルタ回路を、2セット
用意する。この場合、1層目のノイズフィルタ回路10
0の入出力端子をU1 ,U2 としたのに対応して、2層
目のノイズフィルタ回路200の入出力端子をV1 ,V
2 とする。そして、1層目のノイズフィルタ回路100
と、2層目のノイズフィルタ回路200との間に絶縁シ
ート8を配置させ、これら積層した回路を上下方向から
磁性体分割コア9を用いて挟み込む。これにより、2セ
ットのノイズフィルタ回路100,200が一筐体内に
収められることになる。
【0039】なお、磁性体分割コア9は、入出力端子U
1 ,U2 および入出力端子V1 ,V2 のリード線を外部
に取り出すために、1辺に開口部9aが形成された構造
となっている。磁性体分割コア9の材料としては、例え
ば、フェライトコアを用いることができる。また、磁性
体分割コア9内の中央部には、位置決めおよび固定用の
突起部9bが形成されている。
【0040】そして、磁性体分割コア9に挟み込むノイ
ズフィルタ回路の個数を2セットにすれば単相の、ま
た、3セットにすれば3相の、ラインフィルタに用いら
れるコモンモード用リアクトルと接地コンデンサとが複
合されたフィルタを形成することができる。
【0041】次に,図3の工程6において、2セット
(単相用)のノイズフィルタ回路100,200が収納
された磁性体分割コア9の開口部9aから、高分子樹脂
材料10を筐体内の隙間に流し込んで固化させる。この
ように実装することによって、開口部9aからは、ノイ
ズフィルタ回路100の主回路第1パターンの入出力端
子U1 ,U2 と、ノイズフィルタ回路200の主回路第
2パターンの入出力端子V1 ,V2 との2相分のリード
端子が引き出された形となる。これら突出したリード端
子は、プリント配線板のソケット等にピン挿入の形で又
は表面実装の形で半田接合することができ、これにより
基板と一体化された1つの実装部品として取り扱うこと
ができる。
【0042】次に、図5および図6に基づいて、基板構
造の電気的な性質について説明する。図5において、イ
ンダクタ用導体としての主回路第1パターン4aは、図
示しない電力変換器の主回路の電流を流すことができる
だけの断面積を有している。この主回路第1パターン4
aは、誘電体シート1上に設けられた導電ペーストから
なるコイルパターン2aと、導体からなる打ち抜きコイ
ル3とから構成される。アース用導体としてのコイルパ
ターン2bは、誘電体シート1を介して主回路第1パタ
ーン4aと対向した位置に形成されている。
【0043】アース用導体であるコイルパターン2b
は、誘電体シート1を介して流れ込むノイズ成分の電流
をアースに導くだけでよいため、その断面積は主回路第
1パターン4aに比べて小さくすることができる。な
お、主回路第2パターン4bの基板構成も同様であり、
その説明は省略する。
【0044】図6において、インダクタ用導体である主
回路第1パターン4aの端子U1 ,U2 は、所定の長さ
を有しているので、微小なインダクタンスが連続的に分
布する。同様に、端子Pに接続されるアース用導体であ
るコイルパターン2bも、微小な微小なインダクタンス
が連続的に分布する。また、主回路第1パターン4とコ
イルパターン2bとは、誘電体シート1を介して対向し
ているので、それぞれの導体間には微小なキャパシタン
スが連続的に形成され、その結果、低域通過フィルタの
機能を有する分布定数回路を構成することができる。こ
こでいう、低域通過フィルタとは、インバータ等の電力
変換器を構成する半導体スイッチ素子のスイッチング動
作に伴って発生するスイッチングノイズを瀘波するのに
必要なカットオフ周波数(例えば、150KHz以上)
を有するものとする。
【0045】次に、本発明の第2の実施の形態を、図7
および図8に基づいて説明する。
【0046】図7は、主回路第1パターン4a,主回路
第2パターン4bを構成する打ち抜きコイル3の表面
に、半田メッキ11を施したときの断面図を示す。半田
メッキ11としては、Sn/Pb,Sn/Ag等の材料
が用いられる。このように予め半田メッキを施すことに
よって、前記工程2において、導電ペーストで形成され
たコイルパターン2aに容易に半田付けが可能となる。
【0047】図8は、半田メッキ11が施された打ち抜
きコイル3を2層に積層して接合している例である。こ
のように打ち抜きコイル3を積層することによって、通
流させるための電流容量を増加させることが可能とな
る。なお、積層数は、3層以上でも可能である。
【0048】次に、本発明の第3の実施の形態を、図9
に基づいて説明する。
【0049】図9は、磁性体分割コア9内に、2セット
のノイズフィルタ回路100,200を収納した場合の
構造を示す。本例では、磁性体分割コア9とノイズフィ
ルタ回路100,200との隙間に、前記図3の例とは
異なる高分子樹脂材料10を用いて封止する。
【0050】高分子樹脂材料10としては、石英粉やア
ルミナ粉等の無機充填材を添加したエポキシ樹脂やウレ
タン樹脂等を用いる。また、高分子樹脂材料10の熱膨
張係数は、磁性体分割コア9と同等にすることが熱応力
による歪みを生じさせない上で必要である。
【0051】このような材料からなる高分子樹脂材料1
0を用いて封止することによって、絶縁特性の向上を図
ることができると共に、開口部9aから内部への塵挨等
の汚染を保護し、絶縁劣化を防げることができる。
【0052】また、高分子樹脂材料10に充填材を添加
することによって、通流による発熱を放散させることが
できる。さらに、主回路第1パターン4aのリード端子
1,U2 および主回路第2パターン4bのリード端子
1 ,V2 をこの種の材料からなる高分子樹脂材料10
により固定するので、外力が打ち抜きコイル3に加わっ
ても、内部のノイズフィルタ回路100,200に外力
が加わることを防ぐことができる。
【0053】次に、本発明の第4の実施の形態を、図1
0に基づいて説明する。
【0054】図10は、磁性体分割コア9内に、2セッ
トのノイズフィルタ回路100,200を収納した場合
の構造を示す。本例では、まず、磁性体分割コア9とノ
イズフィルタ回路100,200との隙間にシリコーン
ゲル11を開口部9a付近まで封止し、さらに、そのシ
リコーンゲル11の上部に高分子樹脂材料10を封止す
る。高分子樹脂材料10としては、前述したような各種
材料を用いることができる。
【0055】このように筐体の内部と表面とで封止する
材料を適宜選択することにより、絶縁特性の向上が図る
ことができると共に、開口部9aから内部への塵挨等の
汚染を保護し、絶縁劣化を防げることができる。
【0056】また、弾性力が小さいシリコーンゲル11
を用いることにより、熱応力による歪みが生じないの
で、機械的信頼性を得ることができる。さらに、主回路
第1パターン4aのリード端子U1 ,U2 および主回路
第2パターン4bのリード端子V1 ,V2 を高分子樹脂
材料10で固定するので、外力がそれらリード端子
1,U2 およびV1 ,V2 に加わっても、内部のノイ
ズフィルタ回路100,200に外力が加わることを防
ぐことができる。
【0057】次に、本発明の第5の実施の形態を、図1
1に基づいて説明する。
【0058】図11は、磁性体分割コア9内に、2セッ
トのノイズフィルタ回路100,200を収納した場合
の構造を示す。本例では、まず、磁性体分割コア9とノ
イズフィルタ回路100,200との隙間にシリコーン
ゲル11を開口部9a付近まで封止し、開口部9aを端
子固定用カバー12で覆うことによって、主回路第1パ
ターン4aのリード端子U1 ,U2 および主回路第2パ
ターン4bのリード端子V1 ,V2 を固定する。
【0059】このように端子固定用カバー12を用いた
ことにより、外力がそれらリード端子U1 ,U2 および
1 ,V2 に加わっても、内部のノイズフィルタ回路1
00,200に外力が加わることを防ぐことができる。
さらに、開口部9aから内部への塵挨等の汚染を保護
し、絶縁劣化を防げることができる。端子固定用カバー
12の材質は、成形が容易なPPS(ポリフェニレンサ
ルファイド),PBT(ポリブチレンテレフタレート)
等の高分子樹脂材を用いることができる。
【0060】次に、本発明の第6の実施の形態を、図1
2〜図14に基づいて説明する。
【0061】図12は、インバータなどの電力変換器2
0の入力段に、本発明に係るノイズフィルタを設けた場
合の例である。ここでは、3セット(3相分)のノイズ
フィルタ回路100,200,300を用いる。
【0062】前述した図1〜図11の例では、磁性体分
割コア9内に単相分のノイズフィルタ回路100,20
0を収納した場合の構造であったが、3相分として構成
する場合には、図2の工程5において、ノイズフィルタ
回路200の下方にノイズフィルタ回路300をさらに
1個追加して実装することによって簡単に実現すること
ができる。
【0063】このようにして構成されたノイズフィルタ
回路100のリード端子をU1 ,U2 とし、ノイズフィ
ルタ回路200のリード端子をV1 ,V2 とし、ノイズ
フィルタ回路300のリード端子をW1 ,W2 とする。
そして、リード端子U1 ,V1 ,W1 を入力導体21
a,21b,21cに接続し、リード端子U2 ,V2
2 を電力変換器20に接続する。
【0064】このようにして接続することによって、入
力導体21a,21b,21cから電力変換器20に信
号と共に侵入する低周波ノイズを瀘波することができる
と共に、電力変換器20内の素子により発生するスイッ
チングノイズが入力導体21a,21b,21c側へ伝
送されるのを防止できる。
【0065】次に、図13は、インバータなどの電力変
換器20の出力段に、本発明に係る3セット(3相分)
のノイズフィルタ回路100,200,300を設けた
例である。
【0066】リード端子U1 ,V1 ,W1 を電力変換器
20に接続し、リード端子U2 ,V2 ,W2 を入力導体
21a,21b,21cに接続する。
【0067】このようにして接続することによって、電
力変換器20内の素子により発生するスイッチングノイ
ズ等を瀘波することができるため、電力変換器20から
入力導体21a,21b,21cにスイッチングノイズ
が伝送されるのを防止することができる。また、入力導
体21a,21b,21c側から電力変換器20に侵入
する低周波ノイズを瀘波することができる。
【0068】次に、図14は、インバータなどの電力変
換器20の内部に、本発明に係る2セットのノイズフィ
ルタ回路100,200を設けた例である。
【0069】電力変換器20内において、入力側には外
部から入力される交流を直流に変換する整流器21が設
けられ、また、出力側には半導体スイッチング素子22
が設けられている。
【0070】リード端子U1 ,V1 を入力側の整流器2
1に接続し、リード端子U2 ,V2を出力側の半導体ス
イッチング素子22に接続する。
【0071】このようにして接続することによって、電
力変換器20を構成する半導体スイッチ素子22のスイ
ッチング動作に伴って発生するスイッチングノイズを瀘
波することができる。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
導電ペーストからなる渦巻き状のインダクタの機能を有
する導体パターンを誘電体シートの両側に対向して配置
し、その一方の導体パターン上に電力変換器等の主回路
の電流を通流できるような断面積を有しその導体パター
ンと同一形状のプレス打ち抜き加工された導体を接合し
て主回路パターンを構成し、その主回路パターンから誘
電体シートを介して他方の導体パターンに流れ込むノイ
ズに基づく電流をアースに導くことによって、インダク
タ機能およびコンデンサ機能を有するフィルタ回路を構
成したので、電力変換器のスイッチングノイズ等の低周
波ノイズを十分にカットできると共に、電力変換に必要
な数アンペア以上の電流を十分に確保可能なノイズフィ
ルタを提供することができる。
【0073】また、本発明によれば、複数個のノイズフ
ィルタを磁性体分割コア内に収めた後、隙間を高分子樹
脂材料で封止するようにしたので、簡単な製造工程によ
り作製することが可能であり、これにより、プリント配
線板に対して実装し易い構造とすることができると共
に、絶縁性や機械的な信頼性に優れ、小型で安価なノイ
ズフィルタを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態であるノイズフィル
タの製造方法を示す工程図である。
【図2】図1に続くノイズフィルタの製造方法を示す工
程図である。
【図3】図2に続くノイズフィルタの製造方法を示す工
程図である。
【図4】打ち抜きコイルの一端に設けられた貫通孔の形
状を示す斜視図である。
【図5】ノイズフィルタの基本構造を示す斜視図であ
る。
【図6】LCの分布定数回路を示す回路図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態である半田メッキさ
れた打ち抜きコイルの構造を示す断面図である。
【図8】打ち抜きコイルを積層した構造を示す断面図で
ある。
【図9】本発明の第3の実施の形態である筐体内にノイ
ズフィルタを収納した場合の構造を示す断面図である。
【図10】本発明の第4の実施の形態である筐体内にノ
イズフィルタを収納した場合の構造を示す断面図であ
る。
【図11】本発明の第5の実施の形態である筐体内にノ
イズフィルタを収納した場合の構造を示す断面図であ
る。
【図12】本発明の第6の実施の形態である電力変換器
の入力段に3相分のノイズフィルタを接続した場合の構
成を示すブロック図である。
【図13】電力変換器の出力段に3相分のノイズフィル
タを接続した場合の構成を示すブロック図である。
【図14】電力変換器内にノイズフィルタを接続した場
合の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 第1誘電体シート 2a,2b コイルパターン 2c 第1アース線 2d 第2アース線 3 導体 4a 主回路第1パターン 4b 主回路第2パターン 5 第2誘電体シート 6 絶縁シート 9 分割コア 10 樹脂材料(高分子樹脂材料) U1 ,U2 入出力端子 V1 ,V2 入出力端子 W1 ,W2 入出力端子

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平板状の第1誘電体シートと、 前記第1誘電体シートの両側の面に対向して形成され、
    インダクタの機能を有し導電ペーストからなる渦巻き状
    のコイルパターンと、 前記第1誘電体シートの一方の面に形成された前記コイ
    ルパターン上に、所望とする電流値を通流させる断面積
    を有し当該コイルパターンと同一形状のプレス打ち抜き
    加工された導体を接合することによって構成される主回
    路第1パターンと、 前記主回路第1パターンとは反対側の面に形成された前
    記コイルパターンに接続され、当該主回路第1パターン
    から前記第1誘電体シートを介して当該コイルパターン
    に流れ込むノイズに基づく電流をアースに導く第1アー
    ス線と、 平板状の第2誘電体シートと、 前記第2誘電体シートの両側の面に対向して形成され、
    インダクタの機能を有し導電ペーストからなる渦巻き状
    のコイルパターンと、 前記第2誘電体シートの一方の面に形成された前記コイ
    ルパターン上に、所望とする電流値を通流させる断面積
    を有し当該コイルパターンと同一形状のプレス打ち抜き
    加工された導体を接合することによって構成される主回
    路第2パターンと、 前記主回路第2パターンとは反対側の面に形成された前
    記コイルパターンに接続され、当該主回路第2パターン
    から前記第2誘電体シートを介して当該コイルパターン
    に流れ込むノイズに基づく電流を前記アースに導く第2
    アース線と、 前記主回路第1パターンを有する前記第1誘電体と前記
    主回路第2パターンを有する前記第2誘電体との間で挟
    持された平板状の絶縁シートとを具え、 前記主回路第1パターンの一端と前記主回路第2パター
    ンの一端とを接続することによって、接続されない他端
    を入出力端子として用い、 前記主回路第1パターンを有する前記第1誘電体と前記
    主回路第2パターンを有する前記第2誘電体とが一体と
    なってインダクタの機能およびコンデンサの機能を有す
    るフィルタ回路を構成したことを特徴とするノイズフィ
    ルタ。
  2. 【請求項2】 前記主回路第1パターンおよび前記主回
    路第2パターンは、予め半田メッキされて構成され、 半田メッキされた前記主回路第1パターンおよび前記主
    回路第2パターンを、前記導電ペーストからなるコイル
    パターン上に半田接合することを特徴とする請求項1記
    載のノイズフィルタ。
  3. 【請求項3】 半田メッキされた前記主回路第1パター
    ンおよび前記主回路第2パターンを各々積層することに
    より、所望とする断面積の厚さに形成することを特徴と
    する請求項2記載のノイズフィルタ。
  4. 【請求項4】 前記フィルタ回路を複数個用意し、 該複数個のフィルタ回路が収納された分割コアと、 前記分割コア内の隙間を封止する樹脂材料とを具えるこ
    とによって、インダクタの機能およびコンデンサの機能
    を複数有するフィルタユニットとして構成したことを特
    徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のノイズフ
    ィルタ。
  5. 【請求項5】 前記樹脂材料は、無機系フィラーを所定
    の割合で充填した高分子樹脂材料からなることを特徴と
    する請求項4記載のノイズフィルタ。
  6. 【請求項6】 前記樹脂材料は、シリコーンゲルからな
    り、前記入出力端子が配置される側の領域のみ無機系フ
    ィラーを所定の割合で充填した高分子樹脂材料で封止
    し、他の内部領域を前記シリコーンゲルを用いて封止し
    たことを特徴とする請求項4記載のノイズフィルタ。
  7. 【請求項7】 前記樹脂材料は、シリコーンゲルからな
    り、前記入出力端子が配置される側の領域に当該端子を
    固定するためのカバーを設けたことを特徴とする請求項
    4記載のノイズフィルタ。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし7のいずれかに記載のノ
    イズフィルタを、スイッチ素子を有する電力変換器の入
    力段および/または出力段に接続し、当該スイッチ素子
    のスイッチ動作に伴って発生するスイッチングノイズを
    瀘波することを特徴とする電力変換装置。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし7のいずれかに記載のノ
    イズフィルタを、スイッチ素子を有する電力変換器内の
    回路に接続し、当該スイッチ素子のスイッチ動作に伴っ
    て発生するスイッチングノイズを瀘波することを特徴と
    する電力変換装置。
  10. 【請求項10】 平板状の第1誘電体シートの両側の面
    に、インダクタの機能を有し導電ペーストからなる渦巻
    き状のコイルパターンを対向して形成する工程と、 前記第1誘電体シートの一方の面に形成された前記コイ
    ルパターン上に、所望とする電流値を通流させる断面積
    を有し当該コイルパターンと同一形状のプレス打ち抜き
    加工された導体を接合して主回路第1パターンを構成す
    る工程と、 前記主回路第1パターンとは反対側の面に形成された前
    記コイルパターンに、当該主回路第1パターンから前記
    第1誘電体シートを介して当該コイルパターンに流れ込
    むノイズに基づく電流をアースに導く第1アース線を接
    続する工程と、 平板状の第2誘電体シートの両側の面に対向して、イン
    ダクタの機能を有し導電ペーストからなる渦巻き状のコ
    イルパターンを形成する工程と、 前記第2誘電体シートの一方の面に形成された前記コイ
    ルパターン上に、所望とする電流値を通流させる断面積
    を有し当該コイルパターンと同一形状のプレス打ち抜き
    加工された導体を接合して主回路第2パターンを構成す
    る工程と、 前記主回路第2パターンとは反対側の面に形成された前
    記コイルパターンに、当該主回路第2パターンから前記
    第2誘電体シートを介して当該コイルパターンに流れ込
    むノイズに基づく電流を前記アースに導く第2アース線
    を接続する工程と、 前記主回路第1パターンを有する前記第1誘電体と前記
    主回路第2パターンを有する前記第2誘電体との間で平
    板状の絶縁シートを挟持する工程とを具え、 前記主回路第1パターンの一端と前記主回路第2パター
    ンの一端とを接続することによって、接続されない他端
    を入出力端子として用い、 前記主回路第1パターンを有する前記第1誘電体と前記
    主回路第2パターンを有する前記第2誘電体とが一体と
    なってインダクタの機能およびコンデンサの機能を有す
    るフィルタ回路を構成したことを特徴とするノイズフィ
    ルタの製造方法。
  11. 【請求項11】 前記主回路第1パターンおよび前記主
    回路第2パターンを、半田メッキする工程と、 半田メッキされた前記主回路第1パターンおよび前記主
    回路第2パターンを、前記導電ペーストからなるコイル
    パターン上に半田接合する工程とを具えたことを特徴と
    する請求項10記載のノイズフィルタの製造方法。
  12. 【請求項12】 半田メッキされた前記主回路第1パタ
    ーンおよび前記主回路第2パターンを各々積層すること
    により、所望とする断面積の厚さに形成することを特徴
    とする請求項11記載のノイズフィルタの製造方法。
  13. 【請求項13】 前記フィルタ回路を複数個用意し、 該複数個のフィルタ回路を分割コア内に収納する工程
    と、 前記分割コア内の隙間を樹脂材料により封止する工程と
    を具え、インダクタの機能およびコンデンサの機能を複
    数有するフィルタユニットとして構成したことを特徴と
    する請求項10ないし12のいずれかに記載のノイズフ
    ィルタの製造方法。
  14. 【請求項14】 前記樹脂材料は、無機系フィラーを所
    定の割合で充填した高分子樹脂材料からなることを特徴
    とする請求項13記載のノイズフィルタの製造方法。
  15. 【請求項15】 前記樹脂材料は、シリコーンゲルから
    なり、前記入出力端子が配置される側の領域のみ無機系
    フィラーを所定の割合で充填した高分子樹脂材料で封止
    し、他の内部領域を前記シリコーンゲルを用いて封止し
    たことを特徴とする請求項13記載のノイズフィルタの
    製造方法。
  16. 【請求項16】 前記樹脂材料は,シリコーンゲルから
    なり、前記入出力端子が配置される側の領域に当該端子
    を固定するためのカバーを設けたことを特徴とする請求
    項13記載のノイズフィルタの製造方法。
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