JPH1174839A - 遠隔光通信システム - Google Patents

遠隔光通信システム

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JPH1174839A
JPH1174839A JP10175830A JP17583098A JPH1174839A JP H1174839 A JPH1174839 A JP H1174839A JP 10175830 A JP10175830 A JP 10175830A JP 17583098 A JP17583098 A JP 17583098A JP H1174839 A JPH1174839 A JP H1174839A
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JP
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optical
signal
fiber
power
dispersion
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Application number
JP10175830A
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English (en)
Inventor
Giorgio Grasso
ジョルジョ・グラッソ
Aldo Righetti
アルド・リゲッティ
Paolo Ottolenghi
パオロ・オットレンギ
Fabio Donati
ファビオ・ドナティ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pirelli and C SpA
Original Assignee
Pirelli Cavi e Sistemi SpA
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B10/00Transmission systems employing electromagnetic waves other than radio-waves, e.g. infrared, visible or ultraviolet light, or employing corpuscular radiation, e.g. quantum communication
    • H04B10/25Arrangements specific to fibre transmission
    • H04B10/2507Arrangements specific to fibre transmission for the reduction or elimination of distortion or dispersion
    • H04B10/2513Arrangements specific to fibre transmission for the reduction or elimination of distortion or dispersion due to chromatic dispersion
    • H04B10/2525Arrangements specific to fibre transmission for the reduction or elimination of distortion or dispersion due to chromatic dispersion using dispersion-compensating fibres
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B2210/00Indexing scheme relating to optical transmission systems
    • H04B2210/25Distortion or dispersion compensation
    • H04B2210/252Distortion or dispersion compensation after the transmission line, i.e. post-compensation

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  • Electromagnetism (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Signal Processing (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 パワー増幅器と前置増幅器との間の光ファイ
バの径間長さ、あるいは隣接する線路増幅器間のファイ
バ径間長さが、径間の入力における利用可能な光パワー
によって制限を受けないようにする。 【解決手段】 遠隔光通信システムであって、18dB
mないし30dBmの範囲内のパワーを有する光信号を
発することが可能な送信局と、100kmないし100
0km間の長さを持つ分散がずれたファイバを含む、前
記光信号を送信することが可能な光ファイバ送信回線
と、前記光信号を受信することが可能な光受信局とを含
む遠隔光通信システムにおいて、前記送信回線と前記光
受信機との間に、色分散補償器を含む遠隔光通信システ
ム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光通信システムお
よび光信号の伝送方法に関する。
【0002】
【従来の技術】距離を隔てて通信される情報を搬送する
光信号を送るため光ファイバを使用することは、大半の
最近の遠隔通信技術において公知である。
【0003】光ファイバに沿って送られる光信号は減衰
を免れず、従って、送信局に近い回線端部からの信号電
力レベルをパワー増幅器(ブースタ)により増幅するこ
とが必要である。
【0004】前置増幅器は、通常は、信号の電力レベル
を受信装置に適する値の範囲に置くため受信局に近い回
線の端部に存在している。
【0005】ポンピング光エネルギの印加により適当に
励起されるならば、シリカ光ファイバの最小限の減衰に
対応する波帯域に高い発光を生じる蛍光ドーパント、例
えばエルビウムの特性に基く光増幅器が知られている。
【0006】インー ファイバ光増幅器(in−fib
er optical amplifier)、例えば
エルビウムがファイバー内にドープされた増幅器が、例
えばヨーロッパ特許出願第677.902号から知られ
ている。
【0007】通信回線の長さを増すため、送信される信
号の電力を周期的に増すように回線に沿って予め定めた
位置に接続される光回線増幅器(optical li
neamplifie)を使用することが公知である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】中間増幅器のない通信
回線の場合におけるパワー増幅器と前置増幅器との間の
光ファイバの径間長さ、あるいは回線増幅器を持つ回線
の場合における隣接する回線増幅器間のファイバ径間長
さは、かかる径間(span)の入力における利用可能
な光パワーによって制限される。
【0009】出願人は、中程度の径間あるいは長い径間
を有する光通信システム、例えば100kmないし10
00kmの長さ、望ましくは200kmないし400k
mの長さを持つ通信システムにおける信号送信の問題を
研究した。特に、出願人は、200kmないし400k
mの長さを持つ単一の光ファイバ径間を含む通信システ
ムにおける光信号の送信の問題を研究した。
【0010】誘導ブリュアン散乱(stimulate
d Brillouin scattering;SB
S)に対する高い光パワー密度の場合に、光ファイバに
沿って伝搬する光信号が生じることが公知である。この
現象は、光ファイバの終端における信号の正しい受取り
を妨げ得るノイズ源を生じることがある。
【0011】例えば、米国特許第4,560,246号
(Cotter)およびヨーロッパ特許第565,03
5号(Hitachi)から、位相変調により伝搬する
光信号の周波数帯域が広がる場合に、光ファイバにおけ
る誘導ブリュアン散乱の前記現象の閾値光パワーが増加
されることもまた公知である。
【0012】SBSを防止するため要求される帯域幅値
は、例えば、前に引用した特許における情報に基いて、
対応するパワー値から当業者により計算される。帯域幅
が充分でなければ、この帯域幅は公知の方法によって増
加することができる。
【0013】前記周波数帯域の拡張は、信号がSBSの
発生を防止するのに充分に広い帯域、例えば0.3ない
し1.5nmの範囲内の帯域と30dBm(1W)より
小さいパワーを持つならば、必要ではない。
【0014】特に、出願人は、例えば2.5Gビット/
秒のディジタル信号による直接的な半導体レーザ変調、
およびこれら信号がファイバへ送られる前に信号の適切
な電力への増幅によって、このような種類の信号を得る
ことができることを観察した。この場合、回線の拡張
は、直接的な半導体レーザ変調と関連する信号波長の
「チャープ(chirping)」現象に起因し、この
現象は特に、ディジタル変調信号の場合における特に立
上がりエッジあるいは立下がりエッジにおいてパルスの
発生中に信号波長の変動を結果として生じる。
【0015】通信回線において使用される光ファイバが
屈折率プロファイルとその構成材料の特性の組合わせに
よって色分散を呈し、この色分散が伝送信号の波長と共
に変化し、かつ波長のある値λ0で打消されることが公
知である。
【0016】かかる色分散現象は、実質的に、それ自体
の波長でそれぞれ特徴付けられる各パルスの異なる色成
分が異なる速度でファイバ中に進行するという事実から
なる。
【0017】単一モードのステップ・インデックス(S
I)光ファイバが公知である。これらのファイバは、1
300nm付近のスペクトル領域内にゼロ分散点を有
し、約1530nmと約1560nm間の帯域における
波長を持つ信号に対して約17〜18ps/(nm・k
m)の単位波長当たり正の分散を呈する。
【0018】シフトされたゼロ色分散点(shifte
d zero chromaticdispersio
n point)を持つ光ファイバ、即ちDS(分散シ
フト:dispersion shifted)ファイ
バが公知である。DSファイバの光特性は、ゼロの色分
散点を一般に遠隔通信に用いられる1500ないし16
00nm間の領域内の波長へシフトするように設計され
る。
【0019】この種類のファイバは、1993年3月の
ITU−T推奨事項に定義されており、これにおいてフ
ァイバの色分散が1550nmの波長λ0においてこの
値に関して50nmの公差をもって公称的に打消される
と規定される。
【0020】DSファイバは、例えば、米国特許第4,
715,679号、同第4,822,399号および同
第4,755,022号において記載されており、商品
名SMF/DS(登録商標)の下にCorning(米
国)により市販され、商品名SM MSの下にFibr
e Ottiche Sud(イタリア)により市販さ
れている。
【0021】本願の基本において、用語「分散シフトフ
ァイバ(dispersion shifted fi
bre)」とは、一般に、標準的なSI光ファイバと比
較して第3の遠隔通信ウインドウ内の比較的小さな分散
を呈する単一モード光ファイバ、即ち、1450ないし
1650nmの範囲内のゼロ分散波長λ0を持つファイ
バを指す。
【0022】例えば、数千キロメートル規模の長さを持
つ大陸間の光通信回線の場合における高い色分散値が、
信号の正しい受信を可能にするため適切に補償されねば
ならないことが公知である。
【0023】例えば、正の分散を持つ回線の場合は、米
国特許第5,361,391号または同第5,448,
674号、あるいは日本国特許出願第1−295,20
7号に記載される種類の負の分散光ファイバが使用され
る。
【0024】分散補償器の他の事例は、例えば、F.O
uelletteの論文(Optics Letter
s、第12巻、第10部、847〜849ページ、19
87年10月)あるいは米国特許第4,953,939
号に記載された形式の可変ピッチ(チャープされた)に
おける光ファイバのブラッグ・フィルタである。
【0025】しかし、例えば、約80kmより少ない長
さを持つSIファイバ径間、あるいは1000kmまで
の長さを持つDSファイバ径間において集積する如き1
500ps/nmより小さな制限された色分散が存在す
る場合は、補償が不必要であると考えられる。
【0026】米国特許第5,355,240号(Pri
gent等)は、リンク上の情報の伝送が非線形作用を
その補正が必要な程度まで受ける時の光通信リンクの構
成について記載している。この種類のリンクは、典型的
に、約3000ないし10000kmの長さであり得、
あるいは更にそれより長い大陸間リンクの如き長延リン
クである。同特許は、先に述べた発明が、高い平均光パ
ワー定格を有するならば、比較的短いリンクに対しても
関連することを示している。色分散および(または)非
線形作用の不利な結果を制限する補正手段は、伝送回線
の出力側に、反対方向に回線分散より小さな絶対値の分
散を印加するための分散補償器を含む。
【0027】米国特許第5,343,322号(Pir
io等)は、受信における分散補償を行う光ファイバに
よる非常に長距離のディジタル信号伝送のためのシステ
ムを記載している。送信局および受信局が、システムの
動作波長で負の色分散を有する、少なくとも1000キ
ロメートルの長さを有する単一モードの光ファイバによ
り接続される。受信局は、非線形作用および伝送回線に
より生じる分散による歪みを補償する装置を含んでい
る。同特許は、通常の光システムの使用現場においては
非線形作用が無視し得るが、非常に高い電力値(1W程
度)あるいは妥当な電力レベルにおける非常に大きな伝
搬距離(周期的な増幅システムにおける数千キロメート
ル)の場合は無視し得なくなることを示す。この引用特
許は、短距離送信では、平均オンライン光パワーが歪み
の補償の計算時には働かないので、信号/雑音比を増し
従ってビット・エラー・レート(BER)を減じるため
にこのパワーを増すことが有利であることも示す。
【0028】出願人は、従来技術に開示されたことには
矛盾するが、信号の歪み問題が1Wより少ない電力にお
いて、例えば、1000kmより小さい比較的短いが先
に述べた如き中間的な長さの径間の光回線の場合に、チ
ャネル当たり18dBmより大きなパワーでさえ生じる
ことを観察した。
【0029】出願人は、これらの歪み問題が、径間の終
り(望ましくは、前置光増幅器の出力側)と光受信局の
入力側との間に存在する通信システムの一部における信
号の分散を補償することによって実質的に制限されるこ
とを発見した。特に、出願人は、回線に沿って信号によ
り蓄積される分散を蓄積する分散と符号が反対で絶対値
においてより大きい分散により補償することによって信
号歪みを制限できることを発見した。
【0030】
【課題を解決するための手段】第1の特質において、本
発明は、18ないし30dBmの範囲のパワーを持つ光
信号を発することが可能な送信局と、100kmないし
1000kmの範囲の長さを持つ分散シフトァイバを含
む、前記光信号を送信することが可能な光ファイバ送信
回線と、前記光信号を受信することが可能な光受信局
と、を含む光遠隔通信システムにおいて、前記送信回線
と前記光受信機との間に色分散補償器を含むことを特徴
とする光遠隔通信システムに関するものである。
【0031】前記光ファイバ送信回線が200ないし4
00kmの範囲内の長さを有することが望ましい。
【0032】前記信号は19ないし23dBmの範囲内
のパワーを有することが望ましい。
【0033】前記信号は、0.3ないし1.5nmの範
囲内の帯域幅を有することが望ましく、該信号が0.3
ないし1.0nmの範囲内であることが更に望ましく、
0.3内0.6nmの範囲内であることが更にまた望ま
しい。
【0034】実施の特定の一形態において、前記送信局
は、前記第1の信号の波長と異なる波長の少なくとも第
2の光信号を送信することができ、該第2の信号は18
ないし30dBmの範囲内のパワーを有する。
【0035】前記送信回線は、光増幅器、例えばエルビ
ウムでドープされたファイバ増幅器を含むことが望まし
い。前記信号は、1530ないし1560nmの帯域に
おける波長を持つことが望ましい。前記送信局は、直接
変調レーザ源および(または)光パワー増幅器を含むこ
とが望ましい。
【0036】第2の特質において、本発明は、18ない
し30dBmの範囲内のパワーを持つ光信号を生成する
ステップと、100ないし1000kmの範囲内の長さ
を持つ光ファイバ径間に沿って前記光信号を送信して、
前記径間における前記送信の結果として、1500ps
/nmより短い色分散を前記信号に生じるステップと、
前記信号を増幅するステップと、前記信号を受信するス
テップとを含む方法において、前記信号の前記色分散を
補償するステップを含むことを特徴とする光信号送信方
法に関するものである。
【0037】色分散を補償する前記ステップが、前記信
号に対して、前記信号が受ける前記色分散と方向が反対
でかつこれより絶対値が大きな色分散を印加することを
含むことが望ましい。
【0038】更なる情報は、添付図面に関する以降の記
述から得られよう。
【0039】
【発明の実施の形態】本発明による光ファイバ遠隔通信
システムのブロック図である図1において、送信局10
4は、対応する送信信号を送出することが可能な光信号
源を含む。同図は、異なる波長の2つの信号源101と
102と、前記送信信号を共通の光経路に結合すること
が可能なWDM結合器103とを示す。光信号源の数
は、2ではなく、例えばそれ以上である。使用されるW
DM結合器は、信号数とその波長とに適している。1つ
の波長の1つの光信号源を使用することも可能である。
この場合、WDM結合器は省くこともできる。
【0040】一般に、用語「WDM結合器」は、望まし
くは最小限の損失で、異なる波長を持つ入力信号を1つ
の出力ファイバに結合することが可能な装置またはデバ
イスを示す。このような結合器の事例は、干渉フィル
タ、溶断ファイバ結合器、ダイクロイック・ミラーおよ
び要求される機能に従って選択される類似品である。
【0041】信号源により生成される光信号の波長は、
1530ないし1560nmの範囲内にあることが望ま
しい。
【0042】伝送信号は、対応する独立した信号、例え
ば2.5Gビット/秒、あるいはより高い周波数、例え
ば5または10Gビット/秒、あるいはそれ以上のディ
ジタル電気信号によって変調される。
【0043】光信号は、レーザ101、102の直接変
調により、あるいはまた、光変調器によって変調され
る。例えば、マッハ・ツェンダー型あるいは電界吸収型
の電気光学変調器を、本発明の範囲内で用いられる。
【0044】送信される光信号が先に述べたリンクに対
して規定されるものとは異なるそれ自体の送信特性(波
長、帯域幅、変調形式、電力など)を有する信号源によ
り生成されるならば、送信局104は、信号源101、
102により生成される光信号を受信することができ、
光信号を検知することができ、これら信号を送信システ
ムに適する新たな特性で再生することができ、これら信
号をマルチプレクサ103へ送ることができる図面には
示さないインターフェース装置を含む。
【0045】参考のため記述が本文に援用される出願人
名義の米国特許第5,267,073号は、入力におけ
る光信号を光伝送回線に適する形態へ変換することが可
能な送信アダプタと、伝送された信号を受信装置に適す
る形態へ変換することが可能な受信アダプタとを特に含
むインターフェース装置について記載している。
【0046】本発明によるシステムに使用されるよう
に、伝送アダプタは、出力信号生成源として、直接変調
または外部変調(direct modulation
orexternal modulation)のレ
ーザを含むこともできる。
【0047】送信局104により生成される伝送信号
は、後で述べるパワー増幅器(ブースタ)へ与えられ
る。このパワー増幅器は、約18dBmを越える総光出
力パワーを有する。
【0048】増幅された信号は、光ファイバ回線10
6、例えばDS形式の光ファイバ回線の入力へ与えられ
る。
【0049】前置光増幅器107は、光ファイバ回線1
06の終端に接続される。本発明における使用に適する
前置増幅器は、例えば、出願人により製造されるRPA
/C−MWタイプである。
【0050】本発明の関連においては、用語「前置増幅
器」は、受信機に入る信号が装置の感度に適するパワー
・レベルを持つように、光回線の最終径間の損失を補償
するように設計された増幅器を示す。
【0051】当該前置増幅器は、送信回線から到来する
信号のパワー・レベルの変動と関連する受信機入力にお
ける信号のパワー・レベルの変動を減じることによっ
て、信号のダイナミック・レンジを制限する機能をも有
することができる。
【0052】光ファイバ回線106の長さは、100k
mより長いことが望ましい。この回線は、1000km
より短い長さを有することが望ましく、400kmより
短いことが更に望ましい。
【0053】パワー増幅器105の出力において得られ
る光パワーが回線の全長をカバーするには不充分である
ならば、光回線増幅器が回線に沿って設けられる。2つ
の増幅器間の各径間の長さは、この径間の入力に得られ
るパワーにより、かつ径間の終端における最小の受入れ
得る信号レベルによって制限される。例えば、チャネル
当たりの光パワーが20dBmである場合、10-12
り小さいエラー・レート(BER、即ち、ビット・エラ
ー・レート)を得るように、光信号を光受信機に適する
パワーにするに充分と見なされるチャネル当たり−38
dBmの前置増幅器における保証入力パワーで58dB
の総減衰を持つ1つの径間をカバーすることが可能であ
る。
【0054】58dBのこの総減衰は約250kmの長
さに対応し、約1550nmの帯域における光ファイバ
の典型的減衰(約0.21dB/km)と必要な安全裕
度とが、例えばファイバ、光結線およびケーブリングの
エージングによる更なる損失を勘定に入れることを許容
する。
【0055】前置光増幅器107の出力における光信号
は、それに伝搬する伝送信号に予め定めた色分散値を与
えることが可能である分散補償器115へ与えられる。
以降のテキストでは、簡潔にするため、色分散は「分
散」と呼ぶことにする。
【0056】分散補償器115のこの分散値は、光ファ
イバ回線106の分散のみでなく、遠隔通信システムの
チャネル当たりの光パワー、伝送チャネルの帯域幅およ
び増幅器間のファイバ径間数の如き動作パラメータにも
依存し、エラー・レートが最小化されるように経験的に
決定される。
【0057】一般に、この分散値は、光ファイバ回線に
沿って累積する分散値とは符号が反対であるが、絶対値
において等しくない。
【0058】一例において、使用可能な信号よりも大き
いゼロ分散波長を持つDSファイバから作られた回線が
存在する場合、前記分散補償器は、適切に選定された長
さのSIファイバの径間からなる。先に示したように、
SIファイバは、約1530nmおよび約1560nm
間の帯域内にある波長を持つ信号に対して、約17ない
し18ps/(nm・km)の単位波長当たりの正の分
散を有する。
【0059】分散補償器115により要求される分散が
負であるならば、米国特許第5,361,319号ある
いは同第5,448,674号、あるいは日本国特許出
願第1−295,207号に記載される形式の負の分散
を持つ光ファイバを使用するも可能である。
【0060】分散補償器の他の事例は、チャープド光フ
ァイバ(chirped optical fibr
e)・ブラッグ・フィルタ、例えば、F.Ouelle
tteの論文(Optics Letters、第12
巻、第10部、847〜849ページ、1987年10
月)、あるいは米国特許第4,953,939号に記載
される形式のフィルタである。
【0061】分散補償器115の出力における光信号
は、通信信号をデマルチプレックスするのに適する形式
のWDMデマルチプレクサ109と、光受信機とを含む
受信局108へ与えられ、図面は、異なる波長の2つの
信号に対する2つの光受信機110および111を示し
ている。受信機の数とデマルチプレクサの特性とは、受
信されるべき異なる波長の信号数に従って選択され、デ
マルチプレクサは1つの波長の通信信号の場合には省く
ことができる。
【0062】デマルチプレクサ109は、波長に従って
信号を選定し、各信号を対応する受信機110または1
11へ送る。
【0063】適切な帯域幅を持つフィルタは、公知の方
法により、デマルチプレクサと受信機との間に接続され
る。更に、あるいは代替的に、個々のチャネルのフィル
タリングは、デマルチプレクサにより、あるいは光受信
機の入力段によって行われる。
【0064】図2は、本発明における使用に適し、当該
出願人名義のヨーロッパ特許第97109212号に記
載された光パワー増幅器のブロック図である。
【0065】当該増幅器は、光遮蔽器2に接続された光
信号を受取ることができる入力1を含む。単一波長源あ
るいは1つ以上の多重波長源により生成される光信号
は、1530ないし1560nmの帯域内の波長を有す
ることが望ましい。
【0066】光遮蔽器2の後で、信号は結合器6の第1
の入力へ印加される。
【0067】ポンプ・レーザ3により与えられる第1の
波長のポンプ信号は、ポンプ・レーザ4により与えられ
る第2の波長のポンプ信号へ結合器5によって結合され
る。ポンプ・レーザ3の波長は、例えば、960ないし
980nm間にある。ポンプ・レーザ4の波長は、例え
ば、980ないし1000nm間にある。結合器5は、
WDM結合器であることが望ましい。
【0068】結合器5の出力における2つの結合された
ポンプ信号は、結合器6の第2の入力に与えられる。結
合器6の第1と第2の入力にそれぞれ与えられる前記光
信号と2つの結合されたポンプ信号とは、同一伝搬モー
ドで結合されることが望ましい。
【0069】結合器6の出力における光信号は、希土類
でドープされた第1の光ファイバ7の入力へ与えられ
る。
【0070】光ファイバ7の出力における光信号は、光
遮蔽器8へ与えられ、その後希土類でドープされた第2
の光ファイバ9の入力へ与えられる。
【0071】光ファイバ7および9は、シリカ光ファイ
バであることが望ましく、希土類ドーパントとしてエル
ビウムを含むことが望ましい。アルミニウム、ゲルマニ
ウム、リンおよびフッ素、あるいはシステムの増幅特性
に良好に影響え得る他のドーパントを、2次ドーパント
として使用することが有利である。
【0072】光ファイバ9の後で、光信号は結合器13
の第1の入力へ与えられる。
【0073】ポンプ・レーザ10により与えられる第3
の波長のポンプ信号は、ポンプ・レーザ11により与え
られる第4の波長のポンプ信号へ結合器12によって結
合される。ポンプ・レーザ10の波長は、例えば、14
50ないし1480nm間にある。ポンプ・レーザ11
の波長は、例えば、1480ないし1500nm間にあ
る。結合器12は、WDM結合器であることが望まし
い。
【0074】結合器12の出力における2つの結合され
たポンプ信号は、結合器13の第2の入力へ与えられ
る。結合器13の第2の入力に与えられたこの2つの結
合されたポンプ信号は、結合器13の第1の入力へ与え
られる光信号に関して逆の伝搬モード(ciunter
−propagation mode)で結合されるこ
とが望ましい。
【0075】結合器13の出力における光信号は、光遮
蔽器14へ与えられ、これから出力16へ与えられるこ
とが望ましい。
【0076】光遮蔽器2、8および14は、光の反射お
よび後方散乱の影響を制限して、増幅器が安定状態で動
作することを可能にする。
【0077】特に、2つの増幅器段の間に配置された光
遮蔽器8は、希土類でドープされた前記第2の光ファイ
バからの光(特に、第2段からの残留ポンプ放射および
瞬時の逆伝搬発光)が希土類でドープされた前記第1の
光ファイバへ与えられることを阻止する。
【0078】更に、960ないし1000nm間の第1
のポンプ波帯域における高い減衰により、光遮蔽器8
は、第1段からの残留ポンプ光が希土類でドープされた
第2の光ファイバに達することを阻止する。このよう
に、ポンプ信号は相互に遮断され、それぞれ対応する増
幅器または増幅器段へ結合され、その結果逆作用の現象
が実質的に阻止される。
【0079】2つの結合器5および12は、これらが2
対のポンプ・レーザ3、4および10、11の発光波長
をそれぞれ結合されることを可能にするように選択され
る。
【0080】特に、各対のポンプ・レーザ3、4および
10、11の発光波長は、光ポンプ波長(980nmお
よび1480nm)に関して僅かにシフトサれていなけ
ればならない。かかるシフトは、結合器5および12に
より生じるポンプ間の干渉およびクロストーク(cro
sstalk)、およびその結果のパワー損失を避ける
だけ充分に大きくなければならない。
【0081】しかし、このシフトは、動作時のファイバ
における高いポンプ効率を保証するように、ポンプ帯域
の範囲によって制限される。
【0082】増幅器段は、ポンプ信号を与える少なくと
も1つのポンプ源を含むポンプ・システムと、ポンプ信
号を光信号と組合わせることが可能な結合器と、組合わ
された信号が結合されるドープされた光ファイバとを含
んでいる。
【0083】パワー増幅器は、光遮蔽器8により相互に
接続される2つの増幅器段を含む。この増幅器は、第2
段の出力に光遮蔽器14を含むことが望ましい。この増
幅器は、第1段の入力に光遮蔽器2を含むことが望まし
い。
【0084】図2におけるブロック図に関して、出願人
により構成された増幅器105の事例について次に記述
する。
【0085】本発明に適する結合器6は、980/15
50nmの波長で動作する、E−TEK社市販のモデル
SWDMCPRAPSA10なるWDM結合器である。
【0086】ポンプ・レーザ3は、SDL社市販のモデ
ルSDLO−2100−CNなる、約975nmの波長
で動作する安定波長を持つレーザ・モジュール(ファイ
バにおけるブラッグ・ネットワークを持つレーザ:la
ser with Bragg networks i
n fibre))である。このポンプ・レーザ3は、
レーザに接続された出力ファイバに配置されたインーフ
ァイバネットワーク(in−fibre networ
k)により、約3nmの非常に狭い発光帯域を有する。
【0087】ポンプ・レーザ4は、SDL社市販のモデ
ルSDLO−2100−CJなる、約986nmの波長
で動作する安定波長を持つレーザ・モジュール(ファイ
バにおけるブラッグ・ネットワークを持つレーザ)であ
る。このポンプ・レーザ4は、レーザに接続された出力
ファイバに配置されたインーファイバネットワークによ
り、約3nmの非常に狭い発光帯域を有する。
【0088】インーファイバネットワークを利用するポ
ンプ・レーザを使用することによって、各ポンプ・レー
ザの狭い発光帯域の結果として2つの結合されたポンプ
・レーザの2つの発光波長の偏り量を減じることが可能
である。
【0089】狭い発光帯域を持つポンプ・レーザを使用
することによって、ポンプ効率を増加することが可能で
あり、その結果ポンプ・レーザ間の干渉の危険もなく、
2つの波長が数ナノメートル間隔で相互に非常に近づく
ことができる。
【0090】更にまた、ポンプ・レーザの波長がより大
きな効率領域に近づくことが増幅器のノイズ値を減じ
る。これは、励起された帯域による瞬時発光の減少によ
る。
【0091】結合器5は、JDS社市販のモデルWD0
909なる、970/990nmの波長で動作するWD
M結合器である。
【0092】光ファイバ7および9は、出願人により製
造される。
【0093】事例において、ファイバ7および9は、シ
リカとの関連において表わされる下記のコア成分を持つ
シリカ・ファイバである。即ち、Er23=600pp
m、Al23=0.5モル%、GeO2=7モル%。
【0094】これらファイバは、0.195の開口数
(numerical aperture)と、900
ないし980nm間の遮断波長とを有する。このファイ
バの長さは、ファイバ7の場合は約13mであり、ファ
イバ9の場合は約19mである。
【0095】ポンプ・レーザ10は、FURUKAWA
社市販のモデルFOL1402PAZ−P1なる、約1
460nmの中心発光波長を持つファブリ・ペロー形式
のレーザである。SUMITOMO社市販のモデルSL
A5620−XA/PR1なるインーファイバネットワ
ークを持つレーザ・モジュールもまた、有利に使用する
ことができる。
【0096】ポンプ・レーザ11は、FURUKAWA
社市販のモデルFOL1402PAZ−P2なる、約1
485nmの中心発光波長を持つファブリ・ペロー形式
のレーザである。SUMITOMO社市販のモデルSL
A5620−XB/PR1なる、インーファイバネット
ワークを持つレーザ・モジュールもまた、有利に使用す
ることができる。
【0097】結合器12は、JDS社市販のモデルWD
1414A−A30なる、1460/1550nmで動
作するWDM結合器である。
【0098】結合器13は、JDS社市販のモデルWD
1415A−A30なる、1475/1550nmで動
作するWDM結合器である。
【0099】光遮蔽器2、8、14は、E−TEK社が
市販するモデルPIF12PR344100である。
【0100】1530〜1560nmの範囲内の波長の
信号は、増幅器105の入力1へ与えられる。
【0101】共に約200mAの電流が与えられるポン
プ・レーザ3および4は、それぞれ約120mWの光出
力パワーを提供する。約220mWのパワーが、結合器
5の出力で得られる。
【0102】共に約650mAの電流が与えられるポン
プ・レーザ10および11は、それぞれ約160mWの
光出力パワーを提供する。約280mWのパワーが、結
合器12の出力で得られる。
【0103】図3は、1535nmないし1560nm
の入力信号の波長の関数として、増幅器105の光パワ
ーを示している。+2dBmの入力パワーの場合、2
3.2ないし23.6dBm間の出力パワーが得られ
る。
【0104】図1に関して述べた形式の光通信システム
の実施の一形態について、次に述べる。
【0105】当形態においては、QUANTE社製の2
つの光信号源101、102が使用され、1530〜1
540nmの範囲内、例えば約1535nmと約153
7nmの波長に対して2.5Gビット/秒で動作する直
接変調レーザを含んでいる。
【0106】2つのチャネルに対してこのように得られ
る送信帯域は、単一の5Gビット/秒のチャネルと等価
である。
【0107】信号の変調係数を修正することによって、
例えば約0.3ないし1.0nmの範囲にわたり発光さ
れる光信号の帯域幅を変更することが可能である。
【0108】パワー増幅器105の総出力パワーは、
(約19ないし20dBm間のチャネル当たりパワーに
対応する)約22ないし23dBm間にあり、例えば
(約19.5dBmのチャネル当たりパワーに対応す
る)約22.5dBmである。
【0109】光ファイバ回線106の長さは、200な
いし250km間にある。
【0110】当例では、平均ゼロ分散波長λ0が154
0nmより大きい、例えば約1555nmであるDSフ
ァイバが使用される。
【0111】従って、信号波長における平均分散は負で
ある。例えば、光ファイバ回線106に沿う総分散値
は、約−350ps/nmである。
【0112】分散補償器は、約20ないし40km間、
望ましくは約20ないし30km間の長さを持つSIフ
ァイバ径間から配置される。
【0113】当例では、分散補償器115により与えら
れる分散は、+300ps/nmないし+700ps/
nm間にある。
【0114】光受信機110、111は、2.5Gビッ
ト/秒の変調速度に対するSDH仕様あるいはSONE
T仕様を満たす受信機である。
【0115】第1の実験では、2つの信号源の一方のみ
が1535nmの公称波長で励起され、他方の信号源は
遮断される。ピークから−20dBで計測される光信号
の帯域幅は、0.36nmであった。かかる条件下で
は、パワー増幅器の出力で得られる光パワーは1つのチ
ャネルに対して用いられ、約22.6dBmであった。
【0116】光ファイバ回線106に用いたファイバの
長さは、240kmであった。13dBに固定された減
衰器と可変減衰器とは、回線106と前置増幅器107
との間に接続され、それぞれエージング、光結線、配線
などによる更なる回線損失をシミュレートし、前置増幅
器入力におけるパワーの変更を可能にする。
【0117】当実験の過程において、信号のスペクトル
特性を計測するため、受信機はスペクトル・アナライザ
で置換され、その後ビット・エラー・レート(BER)
計測装置で置換された。
【0118】分散補償器115の分散量は、0ないし5
0kmの範囲内で10kmの間隔で変化する長さを持つ
SIファイバの径間を用いることによって変更され、各
々の場合、前置増幅器107の入力におけるパワーの関
数としての受信機におけるBERが計測された。前置増
幅器の入力におけるパワーは、光分割器を前置増幅器の
前に接続することによって計測された。
【0119】当実験の結果が図4に示される。
【0120】カーブ390は、光ファイバ回線106が
ない場合に、送信機と受信機とが20kmのSIファイ
バ径間により相互に接続された事前テストと関連してい
る。BERカーブの低いエラー・レートと定常な勾配と
は、送信機、受信機あるいはSIファイバの径間による
歪みがないことを示す。
【0121】残りのカーブは、先に述べたように、シス
テムにおいて行われた計測と関連している。カーブ30
0は分散補償がないこと(0kmのSIファイバ)に対
応し、高いエラー・レートを持ち、また−39dBmを
越える前置増幅器の入力におけるパワーに対する平底部
を有する。信号歪みの兆候であるこの種の挙動は、受信
機におけるパワーを増加することによってエラー・レー
トを減じさせないという点で特に望ましくない。
【0122】カーブ310は、10kmの長さを持ち、
約170〜180ps/nmの分散を生じるSIファイ
バによる分散補償の場合に対応している。この場合は、
光ファイバ回線106の分散は、約170〜180ps
/nmだけ過小補償される。幾らかの改善にも拘わら
ず、前置増幅器におけるパワーが−37dBmであって
も、BERが10-10より低減しないことが観察され
る。
【0123】それぞれ340〜360ps/nmおよび
510〜540ps/nmの分散補償器の分散に対応す
る、20ないし30kmのSIファイバ長さで、最良の
結果が得られた。第1の場合(カーブ320)では、光
ファイバ回線106の分散は略々補償され、第2の場合
では、約160〜190ps/nmだけ過剰補償され
た。両方の場合に、10-12に等しいかこれより小さい
BERを達成することができる。
【0124】−39および−34dBmの前置増幅器に
おけるパワー値間のカーブ320の直線部分が、得られ
る実験データからの補間によってプロットされることが
観察された。出願人は、この部分におけるBERの実際
値が図に示された値より更に低いと考える。
【0125】カーブ340(約680〜720ps/n
mの分散を有する40kmのSIファイバ)は、前の場
合に関してBERの悪化を示している。
【0126】カーブ350(約850〜900ps/n
mの分散を有する50kmのSIファイバ)は、BER
の更なる悪化を示している。
【0127】図示された実験データに基いて、出願人
は、検討した場合において、SIファイバの最適な長さ
が約20ないし30km間にあり、望ましくは約20k
mであったことを確証した。
【0128】特にチャネル当たりの光パワー、光信号の
帯域幅および波長、回線に沿って存在する光増幅器の数
の関数として変動し得る検討した特定の通信システムに
対する分散補償の光学的値を同定するため、当業者によ
り先に述べたものと類似する実験を行うことができる。
【0129】第2の実験において、送信機により発され
た光信号の帯域幅は、半導体レーザの変調係数を変更す
ることによって、約0.32ないし約0.48nmの値
間で修正された。
【0130】当実験においては、パワー増幅器の出力パ
ワーは約21.5dBmであった。しかし、約22.6
dBmのパワー増幅器の出力パワーにおいて、カーブ4
50において組合わされた1組の計測が行われた。
【0131】他に表示しない場合、第2の実験の光学系
および実験条件は第1の実験と同じであった。
【0132】この場合でも、前置増幅器の入力における
パワーの関数として幾つかのパラメータを変更して、B
ERが計測された。
【0133】カーブ400は基準カーブであり、信号帯
域幅が約0.48nmである送信機と受信機間の直接
(逆並列)接続の場合に関連する。エラー・レートはこ
の場合は低く、信号歪みを示す平底部がない。
【0134】カーブ410と420とは、信号帯域幅が
それぞれ約0.48nmおよび0.32nmであり、分
散補償ファイバがない時に得られる。
【0135】両方の場合に、高いエラー・レートと−3
8dBmを越える受信機におけるパワーに対する平底部
があることにより、結果は満足できるものと考えられな
かった。
【0136】しかし、カーブ430、440および45
0は、前置増幅器106の出力における分散が約340
ないし360ps/nmであり、20kmの径間のSI
ファイバが存在する時に得られた。
【0137】カーブ430は、約0.48nmの信号幅
に対応している。
【0138】カーブ440は、約0.32nmの信号幅
に対応している。
【0139】カーブ450は、パワー増幅器105の出
力における約0.48nmの信号幅と約22.6dBm
のパワーとに対応している。
【0140】先の実験で示されたように最適化された分
散補償器の存在時に、カーブ430〜450における平
底部のないことにより示されるように、信号が著しい歪
みもなく受信機に達することが判る。
【0141】パワー増幅器の出力における比較的大きな
帯域幅および比較的小さなパワーの場合に、またエラー
・レートが比較的低い値を持つことも判る。
【0142】第3の実験の過程において、約1537n
mの波長で動作する第2の光源が先に述べた手順に従っ
て回線に接続された。
【0143】WDM結合器103の出力における信号の
スペクトルが、図6に示される。横軸の両端に示された
波長値は近似にすぎない。ピーク値からの−20dBに
おける1535nmの光源の帯域幅は、約0.48nm
である。
【0144】径間が20kmのSIファイバが、前置増
幅器107の出力に接続された。1535nmの波長を
中心とし1nmの帯域幅を持つ光帯域通過フィルタが、
SIファイバの出力に接続された。このフィルタの出力
は、BER計測装置に接続された。
【0145】図7は、前置増幅器の入力におけるチャネ
ル当たりの光パワーの変動において計測された1535
nmのチャネルに対するエラー・レートの計測を示して
いる。
【0146】この場合に用いられた前置増幅器は、出願
人により製造されたRPA/MWモデルであった。
【0147】カーブ610および620は、1537n
mで動作するレーザが遮断され、1535nmで動作す
るレーザの放射がそれぞれ23dBm(カーブ610)
および20dBm(カーブ620)の出力パワーに増幅
器105により増幅された場合に関するものである。
【0148】次に1537nmの公称波長で動作するレ
ーザがオンにされ、光源が動作中であると共に増幅器1
05の出力における総光パワーがチャネル当たり約20
dBmに対応する約23dBmである場合に、BER計
測が反復された(カーブ620)。実験結果は、異なる
波長における複数の通信信号が存在する場合でさえ、歪
みがなくかなり低いエラー・レートを得ることが可能で
あることを示す。
【図面の簡単な説明】
【図1】光遠隔通信システムを示す図である。
【図2】光パワー増幅器(ブースタ)を示す図である。
【図3】本発明における使用に適するパワー増幅器の波
長の関数としての出力パワーを示すグラフである。
【図4】第1の実験における分散補償例による光通信シ
ステムに対する前置増幅器におけるパワーの関数として
のビット・エラー・レートを示すグラフである。
【図5】第1の実験における信号帯域幅例による光通信
システムに対する前置増幅器におけるパワーの関数とし
てのビット・エラー・レートを示すグラフである。
【図6】第2の実験における信号帯域幅例による光通信
システムに対する前置増幅器におけるパワーの関数とし
てのビット・エラー・レートを示すグラフである。
【図7】前置増幅器の入力におけるチャネル当たりの光
パワーの変動で計測された1535nmにおけるチャネ
ルに対するエラー・レートの計測値を示すグラフであ
る。
【符号の説明】
1 入力 2 光遮蔽器 3、4 ポンプ・レーザ 5、6 結合器 7 希土類でドープされた第1の光ファイバ 8 光遮蔽器 9 希土類でドープされた第2の光ファイバ 10、11 ポンプ・レーザ 12、13 結合器 14 光遮蔽器 15 出力 101、102 レーザ 103 マルチプレクサ 104 送信局 105 パワー増幅器 106 光ファイバ回線 107 前置光増幅器 108 受信局 109 WDMデマルチプレクサ 110、111 光受信機 115 分散補償器
フロントページの続き (71)出願人 591011856 Pirelli Cavi e Sist emi S.p.A (72)発明者 アルド・リゲッティ イタリア共和国 20161 ミラノ,ヴィ ア・ガリアーニ 9 (72)発明者 パオロ・オットレンギ フランス共和国エフ−92330 ソー,リュ ー・ウーダン 43 (72)発明者 ファビオ・ドナティ イタリア共和国 20159 ミラノ,ヴイ ア・タオルミナ 15

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遠隔光通信システムであって、 18dBmないし30dBmの範囲内のパワーを有する
    光信号を発することが可能な送信局と、 100kmないし1000km間の長さを持つ分散がシ
    フトされたファイバを含む、前記光信号を送信すること
    が可能な光ファイバ送信回線と、 前記光信号を受信することが可能な光受信局とを含む遠
    隔光通信システムにおいて、 前記送信回線と前記光受信機との間に、色分散補償器を
    含むことを特徴とする遠隔光通信システム。
  2. 【請求項2】 前記送信回線が200kmないし400
    kmの間の長さを有することを特徴とする請求項1記載
    の遠隔光通信システム。
  3. 【請求項3】 前記信号が19dBmないし23dBm
    の間のパワーを有することを特徴とする請求項1記載の
    遠隔光通信システム。
  4. 【請求項4】 前記信号が0.3nmないし1.5nm
    の間の帯域幅を有することを特徴とする請求項1記載の
    遠隔光通信システム。
  5. 【請求項5】 前記信号が0.3nmないし1.0nm
    の間の帯域幅を有することを特徴とする請求項4記載の
    遠隔光通信システム。
  6. 【請求項6】 前記信号が0.3nmないし0.6nm
    の間の帯域幅を有することを特徴とする請求項5記載の
    遠隔光通信システム。
  7. 【請求項7】 前記送信局が、少なくとも第1の信号の
    波長と異なる波長の第2の光信号を送信することが可能
    であり、前記第2の信号が18dBmないし30dBm
    間のパワーを有することを特徴とする請求項1記載の遠
    隔光通信システム。
  8. 【請求項8】 前記送信回線が光増幅器を含むことを特
    徴とする請求項1記載の遠隔光通信システム。
  9. 【請求項9】 前記光増幅器がエルビウムでドープされ
    たファイバ増幅器であることを特徴とする請求項8記載
    の遠隔光通信システム。
  10. 【請求項10】 前記信号が1530nmないし156
    0nmの帯域内の波長を有することを特徴とする請求項
    1記載の遠隔光通信システム。
  11. 【請求項11】 前記分散補償器が前記光ファイバの径
    間の分散と反対の符号で該分散より小さくない分散を有
    することを特徴とする請求項1記載の遠隔光通信システ
    ム。
  12. 【請求項12】 前記送信局が直接変調レーザ光源を含
    むことを特徴とする請求項1記載の遠隔光通信システ
    ム。
  13. 【請求項13】 前記送信局が光パワー増幅器を含むこ
    とを特徴とする請求項1記載の遠隔光通信システム。
  14. 【請求項14】 光信号を送信する方法であって、 18dBmないし30dBm間のパワーを有する光信号
    を生成するステップと、 100kmないし1000km間の長さを持つ光ファイ
    バ径間に沿って前記光信号を送信し、前記光ファイバ径
    間における前記送信の結果として1500ps/nmよ
    り小さな色分散を前記信号中に生じるステップと、 前記信号を増幅するステップと、 前記信号を受信するステップとを含む方法において、 前記信号の前記色分散を補償するステップを含むことを
    特徴とする光信号を送信する方法。
  15. 【請求項15】 色分散を補償する前記ステップが、前
    記信号が受ける前記色分散と反対で該色分散より絶対値
    において大きい値の色分散を前記信号に印加するステッ
    プを含むことを特徴とする請求項14記載の光信号を送
    信する方法。
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