JPH1175516A - 脱穀機 - Google Patents
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Abstract
構を自動的に制御する脱穀機において、選別部の処理能
力を被処理物の処理状況に適合させて選別精度の向上を
計ると共に、センサが選別風の流れを阻害する不都合を
解消する。 【解決手段】 被処理物の処理状況に応じてチャフシー
ブ20の開度を自動制御するにあたり、被処理物の処理
状況に応じて風量が変化する選別風路に、合流風路(片
バイパス風路)27を形成すると共に、該合流風路27
の風量を流量センサ30で検出し、該検出値に基づいて
被処理物の処理状況を判断する。
Description
ベスタ等に搭載される脱穀機の技術分野に属するもので
ある。
の受網から漏下した被処理物を、揺動流板の終端部に設
けられる濾過選別部(チャフシーブ、グレインシーブ
等)で濾過選別すると共に、濾過選別部から漏下する被
処理物をさらに唐箕ファンの選別風で精選し、この精選
された穀粒を一番ラセンおよび揚穀ラセンを経由して穀
粒タンクに収容するが、濾過選別部等の処理能力が一定
である場合には、被処理物の増減に伴って選別精度にバ
ラツキが生じる許りでなく、所謂オーバーフローが発生
して飛散粒が増加する可能性があった。
積層した被処理物の層厚を層厚検出センサ(フロートセ
ンサ)で検出すると共に、該検出値に基づいて選別処理
能力(濾過選別部の開度等)を自動制御するものが提案
されている。しかるに、前記層厚検出センサは、扱室か
ら落下する被処理物が直接当る位置(揺動流板中央部)
を避けて配置されるため、被処理物の量を正確に検出す
ることが難しく、その結果、処理能力が実際の処理状況
に適合しない可能性があった。
情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作
されたものであって、被処理物を選別風で選別処理する
選別部に、処理能力を調節する処理能力調節機構を備え
る脱穀機であって、該脱穀機に、被処理物の処理状況に
応じて処理能力調節機構を自動的に制御する処理能力自
動制御手段を設けるにあたり、吸入口が選別風路以外に
連通し、かつ排出口が選別風路に連通する合流風路を形
成すると共に、該合流風路に設けた流量センサの検出値
に基づいて被処理物の処理状況を判断するものである。
つまり、被処理物の処理状況に応じて変化する選別風の
風量を検出し、該検出値に基づいて選別部の選別能力を
自動制御するため、選別部の処理能力を被処理物の処理
状況に適合させて選別精度の向上を計ることができる。
しかも、選別風の風量を検出する流量センサは、選別風
路に合流する合流風路に設けられているため、選別風路
に流量センサを設けた場合の様に、流量センサが選別風
の流れを阻害する不都合が無い許りか、選別風に含まれ
る排塵物から流量センサを保護できる利点がある。さら
に、合流風路の吸入口は、選別風路外に連通しているた
め、選別風に含まれる排塵物が合流風路(流量センサ)
に入り込む不都合を回避することができる。また、流量
センサとしては、機械的作動部分の無い非接触型流量セ
ンサを用いることができるため、フロートセンサに比し
て耐久性の向上を計ることができる。また、合流風路の
排出口を選別風路の内方に延出させたものである。つま
り、合流風路に流量センサを設けたものでありながら、
選別風の中心側風量を検出することができる。また、合
流風路の排出口近傍に、選別風の流入を阻止する排出ガ
イドを設けたものである。つまり、排出口からの流入を
阻止して合流風路の流れを円滑にすることができる許り
でなく、選別風に含まれる排塵物が排出口から流入する
不都合も解消することができる。また、合流風路の排出
口を選別風路の風下方向に延出させたものである。つま
り、排出口からの流入を阻止して合流風路の流れを円滑
にすることができる許りでなく、選別風に含まれる排塵
物が排出口から流入する不都合も解消することができ
る。
を図面に基づいて説明する。図面において、1はコンバ
インに搭載される脱穀部であって、該脱穀部1は、刈取
茎稈を扱室2に沿って挟持搬送する脱穀フィードチェン
3、搬送茎稈から被処理物(排塵物等の混合物を含む穀
粒)を脱穀する扱胴4、脱穀された被処理物を漏下する
受網5、該受網5から漏下せずに扱室終端まで達した被
処理物を単粒化処理する処理胴6、該処理胴6が単粒化
した被処理物を漏下する第二受網7、前記受網5から漏
下した被処理物を順次揺動搬送する揺動流板8、該揺動
流板8の終端部で被処理物を濾過選別する濾過選別部
9、該濾過選別部9から漏下した被処理物を一番選別風
で精選する唐箕ファン10、精選された穀粒を横搬送す
る一番ラセン11、該一番ラセン11の終端まで搬送さ
れた穀粒を穀粒タンク(図示せず)に揚上搬送する揚穀
筒13、前記濾過選別部9から漏下しなかった被処理物
や第二受網7から漏下した被処理物を濾過選別するスト
ロラック14、該ストロラック14から漏下した被処理
物を二番選別風で風選別する二番選別ファン15、風選
別された二番物を横搬送する二番ラセン16、該二番ラ
セン16の終端まで搬送された被処理物を上記選別経路
中に還元する二番還元筒17、前記ストロラック14の
終端位置で藁屑等を機外に排出する吸引ファン18、脱
穀処理済みの排藁を機体後部まで挟持搬送する排藁チェ
ン19、該排藁チェン19の搬送茎稈からささり粒を落
下させるロータ(図示せず)等で構成されているが、こ
れらの基本構成は何れも従来通りである。尚、前記揺動
流板8、濾過選別部9およびストロラック14は、一体
的な揺動アッセンブリ(揺動選別体)Aを構成し、クラ
ンク機構もしくはカム機構で駆動されるようになってい
る。
るチャフシーブ20と、第二濾過選別体であるグレイン
シーブ21とを上下二段に設けて構成されており、上段
のチャフシーブ20は、前後方向に所定間隔を存して並
設される複数のフィン20aで構成される一方、下段の
グレインシーブ21は、所定の目合いを有する金網部材
で構成されているが、前記各フィン20aの上側支持ピ
ン20bは、固定部材に枢支される一方、下側支持ピン
20cは、可動プレート20dに一連状に枢支されてい
る。そのため、可動プレート20dにワイヤ(図示せ
ず)を介して連結されるモータ22の駆動で各フィン2
0aを一体的に回動させて、チャフシーブ20の開度
(処理能力)を調節することが可能であるが、チャフシ
ーブ20の開度を開度検出センサ23で検出し、後述す
る選別制御部24に入力するようになっている。
に配設されるリターンパンであって、該リターンパン2
5は、前記ロータで叩き落とされたささり粒等の被処理
物がチャフシーブ20に直接落下することを規制すると
共に、上面で受け止めた被処理物を、揺動アッセンブリ
Aとの一体的に揺動に基づいてストロラック14側に移
送するが、チャフシーブ20からストロラック14に至
る移送経路や、唐箕ファン10の選別風路を遮ることが
ないよう、前後方向に開放した略冂形状(正面視)に形
成されている。
される風路仕切天板であって、該風路仕切天板26は、
唐箕ファン10、二番選別ファン15および吸引ファン
18によって起風される選別風を、濾過選別部9よりも
風下位置で吸引ファン18に導く選別風路を形成してい
るが、選別風は濾過選別部9を吹き抜けて風路仕切天板
26に達するため、風路仕切天板26における選別風の
風量は、濾過選別部9における被処理物の量(処理状
況)に応じて変化するようになっている。
される合流風路(片バイパス風路)であって、該合流風
路27の吸入口27aは機外に連通する一方、排出口2
7bは選別風路に連通しており、そのため合流風路27
には、機外の気圧(大気圧)と選別風路の気圧(選別風
の風量に応じて生じる負圧)との差圧に応じた空気の流
れが生じるようになっている。
ールパイプを用いて形成されるが、合流風路の排出口2
7bは、風路仕切天板26に沿って選別風の風下方向に
延出されている。つまり、排出口27bから選別風が流
入することを阻止して合流風路27の流れを円滑にする
と共に、選別風に含まれる排塵物が合流風路27に流入
することを阻止している。
設される排出ガイドであって、該排出ガイド29は、排
出口27bの風上に位置して排出口27bの風除けとし
て機能するが、本実施形態の排出ガイド29は、風下側
ほど幅広かつ背高な形状に形成されているため、選別風
の流れを乱すことなく排出口27bの風除けをすること
ができ、その結果、排出口27bから排出される合流風
を、選別風との干渉が少ない状態でスムーズに合流させ
ることができるようになっている。
センサであって、該流量センサ30は、合流風路27の
風量を検出して選別制御部24に入力するようになって
いる。つまり、選別風の風量検出に基づいて濾過選別部
9における被処理物の量(処理状況)を判断するにあた
り、風量を検出する流量センサ30を、選別風路に合流
する合流風路27に設けているため、選別風路に流量セ
ンサ30を設けた場合の様に、流量センサ30が選別風
の流れを阻害する不都合を回避できると共に、選別風に
含まれる排塵物から流量センサ30を保護することがで
き、しかも、排塵物による検出誤差も可及的に小さくす
ることができるようになっている。
排出口30bに至る検出風路中に、周囲温度を検出する
周囲温度センサと、周囲温度よりも所定温度だけ高くな
るように加熱温度が制御されるヒータと、該ヒータの風
上側に配置される風上側温度センサと、ヒータの風下側
に配置される風下側温度センサとが組込まれる検出チッ
プ30cを配置した機械的作動部分の無い構造であり、
風上側検出温度と風下側検出温度との温度差に基づいて
流量検出を行うものである。つまり、合流風路27に流
れが無い場合には、ヒータ周囲の温度分布が均等になる
ため、前記温度差が「0」になる一方、合流風路27に
流れがある場合には、ヒータ周囲の温度分布が流量に応
じて風下側に偏るため、前記温度差に基づいて流量を検
出することができるようになっている。
ータを用いて構成されており、その入力側には、前述し
た開度検出センサ23および流量センサ30、「選別自
動制御」をON−OFFするための選別自動スイッチ3
1、チャフシーブ20の開度を手動設定するための開度
設定ボリューム32、作業機クラッチ(図示せず)の入
り切り状態を検出する作業機クラッチスイッチ33等が
所定の入力インタフェース回路を介して接続される一
方、出力側には、前述したモータ22等が所定の出力イ
ンタフェース回路を介して接続されている。つまり、選
別制御部24は、流量センサ30の検出値に基づいてチ
ャフシーブ20の開度を自動的に制御する「選別自動制
御」等の制御ルーチンを具備しており、以下、「選別自
動制御」の制御手順をフローチャートに基づいて説明す
る。
ッチ31のON判断、作業機クラッチスイッチ33のO
N判断、および各センサの故障判断を行う。そして、選
別自動スイッチ31がOFFの場合には、開度設定ボリ
ューム32の設定値に基づいてチャフシーブ20の開度
値をセットした後、「チャフシーブ開度値出力」を実行
し、また、選別自動スイッチ31がONで、かつ作業機
クラッチスイッチ33がOFFの場合には、作業機クラ
ッチスイッチ33のON判断を繰り返し、また、選別自
動スイッチ31および作業機クラッチスイッチ33がO
Nで、かつセンサが故障の場合には、センサエラー警報
を出力した後、選別自動スイッチOFF時と同様の処理
を実行するが、選別自動スイッチ31および作業機クラ
ッチスイッチ33がONで、かつセンサが正常である場
合には、流量検出センサ30の検出値に基づいてチャフ
シーブ20の開度を決定する「開度決定」(例えば流量
検出値が一定となるように開度を決定)と、決定開度に
基づいてチャフシーブ20の開度をフィードバック制御
する「チャフシーブ開度値出力」とを順次実行するよう
になっている。
理物の処理状況に応じてチャフシーブ20の開度を自動
制御するにあたり、被処理物の処理状況に応じて変化す
る選別風の風量(選別風路の気圧)を流量センサ30で
検出し、該検出値に基づいて被処理物の処理状況を判断
するため、チャフシーブ20の開度を実際の処理状況に
適合させて選別精度の向上を計ることができる。
サ30は、選別風路に合流する合流風路27に設けられ
ているため、選別風路に流量センサ30を設けた場合の
様に、流量センサ30が選別風の流れを阻害する不都合
が無い許りか、選別風に含まれる排塵物から流量センサ
30を保護できる利点がある。
外に連通しているため、吸入口27aを選別風路に連通
させた場合に比して排塵物の流入を少なくすることがで
き、その結果、排塵物による検出誤差を可及的に小さく
して検出精度の向上を計ることができる。
の無い非接触型センサであるため、フロートセンサに比
して耐久性の向上を計ることができる許りでなく、被処
理物が流量センサ30との接触で損傷する不都合も回避
することができる。
ド29を設けると共に、排出口27bを風下方向に延出
したため、排出口27bから選別風が流入することを阻
止して合流風路27の流れを円滑にすることができる許
りでなく、選別風に含まれる排塵物が排出口27bから
流入する不都合も解消することができる。
いものであることは勿論であって、例えば吸入口27a
や排出口27bの位置は任意に変更することが可能であ
り、例えば図6および図7に示す第二実施形態の如く、
選別風路の側方を仕切る風路仕切側板34に排出口27
bを設けたり、図8に示す第三実施形態の如く、リター
ンパン25の下面部に排出口27bを設けてもよい。ま
た、合流風路27の本数や流量センサ30の個数も任意
に設定することが可能であり、例えば図9に示す第四実
施形態の如く、第一実施形態に示す合流風路27とは別
に、リターンパン25に排出口27bを有する第二合流
風路35を形成すると共に、各合流風路27、35の流
量をそれぞれ検出するようにしてもよく、この場合に
は、検出値の信頼性が向上する許りでなく、選別自動制
御の精度向上に寄与することができる。また、第一実施
形態では、合流風路27の排出口27bを風下方向に延
出しているが、図10に示す第五実施形態の如く、排出
口27bを選別風路の内方に向けて延出した場合には、
選別風の中心部風量に応じた流れを合流風路27に生じ
させることができるため、選別風の風量検出精度を向上
させることができる。また、図11の(A)および
(B)に示す第六実施形態の様に、排出口27bを延出
させないものであってもよく、この場合には、風上位置
に排出ガイド29を設けて選別風や排塵物の流入を阻止
することが望ましい。
の下面図である。
ある。
ある。
ある。
図、(B)は下面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 被処理物を選別風で選別処理する選別部
に、処理能力を調節する処理能力調節機構を備える脱穀
機であって、該脱穀機に、被処理物の処理状況に応じて
処理能力調節機構を自動的に制御する処理能力自動制御
手段を設けるにあたり、吸入口が選別風路以外に連通
し、かつ排出口が選別風路に連通する合流風路を形成す
ると共に、該合流風路に設けた流量センサの検出値に基
づいて被処理物の処理状況を判断する脱穀機。 - 【請求項2】 請求項1において、合流風路の排出口を
選別風路の内方に延出させた脱穀機。 - 【請求項3】 請求項1において、合流風路の排出口近
傍に、選別風の流入を阻止する排出ガイドを設けた脱穀
機。 - 【請求項4】 請求項1において、合流風路の排出口を
選別風路の風下方向に延出させた脱穀機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26089697A JP3392327B2 (ja) | 1997-09-09 | 1997-09-09 | 脱穀機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26089697A JP3392327B2 (ja) | 1997-09-09 | 1997-09-09 | 脱穀機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1175516A true JPH1175516A (ja) | 1999-03-23 |
| JP3392327B2 JP3392327B2 (ja) | 2003-03-31 |
Family
ID=17354270
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26089697A Expired - Fee Related JP3392327B2 (ja) | 1997-09-09 | 1997-09-09 | 脱穀機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3392327B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006246783A (ja) * | 2005-03-10 | 2006-09-21 | Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd | 選別装置 |
-
1997
- 1997-09-09 JP JP26089697A patent/JP3392327B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006246783A (ja) * | 2005-03-10 | 2006-09-21 | Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd | 選別装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3392327B2 (ja) | 2003-03-31 |
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