JPH1176784A - 混合排出装置 - Google Patents

混合排出装置

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JPH1176784A
JPH1176784A JP9246680A JP24668097A JPH1176784A JP H1176784 A JPH1176784 A JP H1176784A JP 9246680 A JP9246680 A JP 9246680A JP 24668097 A JP24668097 A JP 24668097A JP H1176784 A JPH1176784 A JP H1176784A
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Koji Futamura
光司 二村
Norio Teranishi
則夫 寺西
Kazuyoshi Shiraishi
一良 白石
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 造粒トレイは勿論、上開きの容器であれば、
容器側に混合のための特別の工夫を要しなくても、容器
を保持した状態で容器と共に回転して容器内の粉粒体の
混合を行った後、粉粒体を排出させることができる混合
排出装置を提供すること。 【解決手段】 支柱1と、回転軸2と、蓋部材3とから
なり、蓋部材3は、造粒トレイ5に締結具33により蓋
として取り付けられる漏斗状のものであり、内部にバッ
フル部材を有している。バッフル部材は、蓋部材3の中
心から内壁まで水平に且つ均等な放射状に延びたバッフ
ル具からなり、各バッフル具は鉛直断面V字状に構成さ
れた板体であり、該V字は蓋部材3の排出口32側に開
いている。バッフル部材は、粉粒体の一部をバッフル具
に溜めたりバッフル具のV字内を移動させたり、粉粒体
の流れをバッフル具の両側に分けたりする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、上開きの容器に対
して蓋として取り付けて、容器を保持した状態で容器と
共に回転して容器内の粉粒体の混合を行った後、粉粒体
を排出させることができる、混合排出装置に関するもの
である。
【0002】
【従来技術及びその課題】粉末に対して上方から液体を
供給しながら下方から空気を供給し、粉末を濡らしなが
らバブリングさせて造粒を行う流動層造粒装置では、得
られた粉粒体は、造粒トレイに収容された状態で装置か
ら持ち出され、反転機構付リフターにより造粒トレイを
反転させて排出される。
【0003】しかるに、造粒トレイ中の粉粒体は、その
上層部と下層部とでは粒度分布に差が生じているが、反
転機構付リフターは混合機能を有していないため、造粒
トレイ中の粉粒体が偏析したまま排出されていた。
【0004】本発明は、造粒トレイは勿論、上開きの容
器であれば、容器側に混合のための特別の工夫を要しな
くても、容器を保持した状態で容器と共に回転して容器
内の粉粒体の混合を行った後、粉粒体を排出させること
ができる混合排出装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、粉粒体を収容する上開きの
容器に蓋として取り付け、容器を保持した状態で容器と
共に回転して容器内の粉粒体の混合を行った後、粉粒体
を排出させる、混合排出装置であって、鉛直な支柱に水
平に支持された回転軸に固定された蓋部材からなり、蓋
部材は、円錐状の本体と、本体の頂部に開閉可能に設け
られた排出口とからなる漏斗状のものであり、漏斗を立
設した状態となるよう回転軸に固定されており、蓋部材
は、本体の開口周縁部に容器と蓋部材とを締結する締結
具を有し、本体の内部空間にバッフル部材を有してお
り、バッフル部材は本体の中心から内壁まで水平に且つ
均等な放射状に延びたバッフル具からなり、各バッフル
具は鉛直断面V字状に構成された板体であり、該V字は
本体の排出口側に開いていることを特徴としている。
【0006】請求項2記載の発明は、粉粒体を収容する
上開きの容器に蓋として取り付け、容器を保持した状態
で容器と共に回転して容器内の粉粒体の混合を行った
後、粉粒体を排出させる、混合排出装置であって、鉛直
な支柱に水平に支持された回転軸に固定された蓋部材か
らなり、蓋部材は、円錐状の本体と、本体の頂部に開閉
可能に設けられた排出口とからなる漏斗状のものであ
り、漏斗を立設した状態となるよう回転軸に固定されて
おり、蓋部材は、本体の開口周縁部に容器と蓋部材とを
締結する締結具を有し、本体の内部空間にバッフル部材
を有しており、バッフル部材は本体内に水平に渡設され
た2枚の概ね平行な板からなり、各板は渡設方向両側の
端縁のみが本体内壁に当接しており、各板はその面が水
平面に対して傾斜しており、各板の渡設方向は回転軸の
軸方向に対して傾斜していることを特徴としている。
【0007】請求項3記載の発明は、請求項1又は2に
記載の構成に加えて、回転軸が、支柱に沿って昇降可能
であり、且つ支柱を中心に旋回可能であるものである。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は本発明の混合排出装置の正
面図である。この装置は、鉛直な支柱1と、支柱1に水
平に支持された回転軸2と、回転軸2に固定された蓋部
材3とからなっている。回転軸2は、図中矢印A及びB
方向に回転可能であり、矢印C方向に昇降可能であり、
矢印D方向に旋回可能となっている。
【0009】蓋部材3は、円錐状の本体31と、本体3
1の頂部に形成された排出口32とからなる漏斗状のも
のである。排出口32は蓋321により開閉可能となっ
ている。蓋部材3は、漏斗を立設した状態となるよう回
転軸2に固定されている。本体31の開口周縁部には締
結具33が取り付けられている。
【0010】図2は図1のII矢視図、図3は図1の蓋部
材3の縦断面図であり、図2のIII−III断面に相当する
図である。本体31の内部空間には、バッフル部材4が
設けられている。バッフル部材4は、本体31の中心か
ら内壁まで水平に且つ均等な放射状に延びた3本のバッ
フル具41からなっている。即ち、各バッフル具41は
本体31の中心から水平に延びて先端が本体31の内壁
に当接しており、隣接するバッフル具41は120°の
間隔を置いている。バッフル具41は、図3及び図4に
示すように、鉛直断面V字状に構成された板体であり、
該V字は排出口32側に開いている。
【0011】次に、上記構成の混合排出装置の作動につ
いて説明する。まず、図5に示すように、本装置の蓋部
材3を漏斗を伏せた状態となるよう設定し、その下方
に、例えば造粒トレイ5を持って来る。造粒トレイ5
は、前述したように、流動層造粒装置で得られた粉粒体
を収容したまま流動層造粒装置から取り出したものであ
る。そして、造粒トレイ5の上開きの開口を蓋部材3の
本体31で塞ぎ、その状態で締結具33により本体31
と造粒トレイ5とを締結する。即ち、蓋部材3を造粒ト
レイ5に蓋として取り付け固定する。なお、造粒トレイ
5には締結具受け(図示せず)が設けられている。締結
具33及び締結具受けとしては、本件出願人による特開
平9−177728号公報に記載のものを用いることが
できる。
【0012】そして、図6及び図7に示すように、回転
軸2を、矢印A方向に例えば3rpmで5分間、続いて
矢印B方向に同じく3rpmで5分間回転作動させて、
蓋部材3を造粒トレイ5を保持した状態で回転させる。
この回転作動中、造粒トレイ5中の粉粒体は次のように
混合される。
【0013】即ち、回転作動中において、造粒トレイ5
中の粉粒体は、造粒トレイ5側と蓋部材3側とを行った
り来たりするが、図7から図6の状態となる際には、蓋
部材3の排出口32側に来ていた粉粒体10はその一部
が図8に示すようにバッフル具41のV字内に溜まり、
残りは造粒トレイ5側に移動する。そして、バッフル具
41のV字内に溜まった粉粒体10は図6から図7の状
態への回転作動中にV字内を流れる。即ち、矢印A方向
への回転では図9中に矢印で示すように回転軸の軸方向
両側部から中央部へ流れ、矢印B方向への回転では図1
0中に矢印で示すように中央部から回転軸の軸方向両側
部へ流れる。また、図6から図7の状態となる際には、
バッフル具41に溜まっていた粉粒体10はこぼれて蓋
部材3側に移動し、造粒トレイ5側に来ていた粉粒体1
0は図11,12及び図2の矢印Eに示すようにバッフ
ル具41の両側に分けられて蓋部材3側に移動する。こ
のように、粉粒体は、造粒トレイ5側と蓋部材3側とを
単に行ったり来たりするだけではなく、一部がバッフル
具41に溜められて造粒トレイ5側に移動するのが阻ま
れたり、バッフル具41のV字内を流れたり、蓋部材3
側に移動する際にバッフル具41の両側に分けられたり
するので、混合効率が非常に向上する。
【0014】こうして混合された粉粒体は、蓋部材3を
図13に示すように設定し、蓋321を開くことによ
り、排出口32から排出される。この排出の際、粉粒体
は、バッフル具41の両側に分けられながら流れ下って
行くので、偏析することなく、排出されていく。
【0015】このように、上記構成の混合排出装置によ
れば、造粒トレイ5中の粉粒体は効率良く混合された
後、偏析することなく排出される。
【0016】なお、バッフル具41は、粉粒体の混合に
支障を来さない限り、4本以上であってもよい。
【0017】また、バッフル部材としては、図14及び
図15に示す形態のものを用いてもよい。図14は図2
に相当する図、図15は図3に相当する図である。この
バッフル部材6は、本体31内に水平に渡設された2枚
の概ね平行な板61,62からなっている。板61は板
62より大きいものである。各板61,62は渡設方向
(矢印F方向)両側の端縁のみが本体31の内壁に当接
している。また、各板61,62は図15に示すように
その面が水平面に対して角度αだけ傾斜している。更
に、各板61,62の渡設方向は回転軸2の軸方向に対
して角度βだけ傾斜している。
【0018】このようなバッフル部材6を有する蓋部材
3によっても、粉粒体は効率良く混合された後、偏析す
ることなく排出される。即ち、回転作動中において、図
7から図6の状態となる際には、蓋部材3の排出口32
側に来ていた粉粒体10は一部が図16に示すように各
板61,62により造粒トレイ5側への移動が妨げられ
て遅れて移動していき、残りは各板61,62と本体3
1の内壁との間隙を通って円滑に造粒トレイ5側に移動
する。一方、図6から図7の状態となる際には、造粒ト
レイ5側の粉粒体10は一部が図17に示すように各板
61,62により蓋部材3側への移動が妨げられて遅れ
て移動していき、残りは各板61,62と本体31の内
壁との間隙を通って円滑に蓋部材3側に移動する。しか
も、粉粒体は、各板61,62により大きく分けられな
がら移動する。このように粉粒体の一部が遅れて移動し
たり、粉粒体が大きく分けられながら移動したりするの
で、粉粒体の混合効率が向上する。また、粉粒体を排出
する際において、粉粒体は2枚の板61,62によって
大きく分けられながら流れ下って行くので、偏析するこ
となく、排出されていく。
【0019】また、混合する粉粒体の容器は、流動層造
粒装置の造粒トレイ5に限るものではなく、蓋部材3を
蓋として取り付けることができる上開きの容器であれば
よい。
【0020】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、粉粒体を
容器側と蓋部材側とを単に行ったり来たりさせるだけで
なく、粉粒体の一部が容器側に移動するのをバッフル部
材により阻んだり、蓋部材側に移動する粉粒体をバッフ
ル具の両側に分けたりすることができるので、粉粒体を
非常に効率良く混合することができる。また、排出口か
ら粉粒体を排出する際、粉粒体をバッフル具の両側に分
けながら排出口へ流すことができるので、粉粒体を偏析
させることなく排出することができる。
【0021】請求項2記載の発明によれば、粉粒体を容
器側と蓋部材側とを単に行ったり来たりさせるだけでな
く、バッフル部材により、粉粒体の一部を遅らせて移動
させたり、粉粒体を大きく分けながら移動させたりする
ことができるので、粉粒体を非常に効率良く混合するこ
とができる。また、排出口から粉粒体を排出する際、粉
粒体をバッフル部材により大きく分けながら排出口へ流
すことができるので、粉粒体を偏析させることなく排出
することができる。
【0022】請求項3記載の発明によれば、混合した粉
粒体を排出できる高さ位置や場所の自由度を拡大でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の混合排出装置の正面図である。
【図2】 図1のII矢視図である。
【図3】 図1の蓋部材の縦断面図である。
【図4】 バッフル具の斜視図である。
【図5】 蓋部材を容器に取り付ける状態を示す正面図
である。
【図6】 混合作動の一状態を示す正面図である。
【図7】 混合作動の別の状態を示す正面図である。
【図8】 図7から図6の状態に回転した際の粉粒体の
状態を示す縦断面図である。
【図9】 図6から図7の状態に回転する際のバッフル
具に溜まった粉粒体の流れを示す図であり、図2に相当
する図である。
【図10】 図9の場合とは逆方向に回転する際のバッ
フル具に溜まった粉粒体の流れを示す図であり、図2に
相当する図である。
【図11】 図6から図7の状態となる際の粉粒体の流
れを示す縦断面図である。
【図12】 図11の状態から少し進んだ状態を示す縦
断面図である。
【図13】 排出作動の状態を示す正面図である。
【図14】 別のバッフル部材を示す、図2に相当する
図である。
【図15】 図14のバッフル部材を示す、図3に相当
する図である。
【図16】 混合作動の一状態における図14のバッフ
ル部材の状態を示す縦断面図である。
【図17】 混合作動の別の状態における図14のバッ
フル部材の状態を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 支柱 2 回転軸 3 蓋部材 31 本体 32 排出口 33 締結具 4,6 バッフル部材 41 バッフル具 5 造粒トレイ(容器) 61,62 板

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粉粒体を収容する上開きの容器に蓋とし
    て取り付け、容器を保持した状態で容器と共に回転して
    容器内の粉粒体の混合を行った後、粉粒体を排出させ
    る、混合排出装置であって、 鉛直な支柱に水平に支持された回転軸に固定された蓋部
    材からなり、 蓋部材は、円錐状の本体と、本体の頂部に開閉可能に設
    けられた排出口とからなる漏斗状のものであり、漏斗を
    立設した状態となるよう回転軸に固定されており、 蓋部材は、本体の開口周縁部に容器と蓋部材とを締結す
    る締結具を有し、本体の内部空間にバッフル部材を有し
    ており、 バッフル部材は本体の中心から内壁まで水平に且つ均等
    な放射状に延びたバッフル具からなり、各バッフル具は
    鉛直断面V字状に構成された板体であり、該V字は本体
    の排出口側に開いていることを特徴とする混合排出装
    置。
  2. 【請求項2】 粉粒体を収容する上開きの容器に蓋とし
    て取り付け、容器を保持した状態で容器と共に回転して
    容器内の粉粒体の混合を行った後、粉粒体を排出させ
    る、混合排出装置であって、 鉛直な支柱に水平に支持された回転軸に固定された蓋部
    材からなり、 蓋部材は、円錐状の本体と、本体の頂部に開閉可能に設
    けられた排出口とからなる漏斗状のものであり、漏斗を
    立設した状態となるよう回転軸に固定されており、 蓋部材は、本体の開口周縁部に容器と蓋部材とを締結す
    る締結具を有し、本体の内部空間にバッフル部材を有し
    ており、 バッフル部材は本体内に水平に渡設された2枚の概ね平
    行な板からなり、各板は渡設方向両側の端縁のみが本体
    内壁に当接しており、各板はその面が水平面に対して傾
    斜しており、各板の渡設方向は回転軸の軸方向に対して
    傾斜していることを特徴とする混合排出装置。
  3. 【請求項3】 回転軸が、支柱に沿って昇降可能であ
    り、且つ支柱を中心に旋回可能である請求項1又は2に
    記載の混合排出装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007083206A (ja) * 2005-09-26 2007-04-05 Maeda Corp バッチ式混練装置
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KR101265262B1 (ko) 2011-12-29 2013-05-16 한국수력원자력 주식회사 전해환원 용기 회전장치
WO2017071626A1 (zh) * 2015-10-30 2017-05-04 太仓正信干燥设备科技有限公司 无菌提升混合机及使用方法

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