JPH1176799A - O/w/o型複合エマルジョン - Google Patents

O/w/o型複合エマルジョン

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JPH1176799A
JPH1176799A JP10213473A JP21347398A JPH1176799A JP H1176799 A JPH1176799 A JP H1176799A JP 10213473 A JP10213473 A JP 10213473A JP 21347398 A JP21347398 A JP 21347398A JP H1176799 A JPH1176799 A JP H1176799A
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acidic amino
long
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知子 関根
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利男 梁木
Michihiro Yamaguchi
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 経時安定性が高く、使用性が良好なO/W/
O型複合エマルジョンを提供すること。 【構成】 外相油中にO/W型エマルジョンが分散した
O/W/O型複合エマルジョンにおいて、内相のO/W
型エマルジョンに、両親媒性物質-N−長鎖アシル酸性
アミノ酸モノ塩-油-水系において常温以上でゲルを形成
し得るものの中から選択された両親媒性物質及びN−長
鎖アシル酸性アミノ酸モノ塩と、油性成分と、水とを含
有し、前記外相油中に有機変性粘土鉱物とHLB7以下
の乳化剤とを含有するものであって、O/W型エマルジ
ョンと外相油との重量比が2:3〜19:1であること
を特徴とするO/W/O型複合エマルジョンである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、O/W/O型複合
エマルジョンに関する。さらに詳しくは、O/W型エマ
ルジョンを、外相油中に分散して得られる経時安定性の
優れたO/W/O型複合エマルジョンに関する。
【0002】
【従来の技術】水中油型乳化組成物(以下、O/W型エ
マルジョンと称する)をさらに油相中に乳化分散させた
油中水中油型乳化組成物は、O/W/O型複合エマルジ
ョンまたはO/W/O型マルチプルエマルジョンと呼ば
れ、化粧品、食品、医薬品等の各種工業的用途において
重要となっている。
【0003】すなわち、通常のO/W型エマルジョンが
単に水相中に油相を分散させたものであるのに対して、
O/W/O型複合エマルジョンの粒子構造は図1に示す
ように外相油10中に分散された水相12中にさらに内
相油14が分散した構造を有している。
【0004】このため、単純なO/W型もしくはW/O
型エマルジョンでは得られない特殊な使用感の付与が可
能である。
【0005】一方、安定な複合エマルジョンを得るため
に、例えば、特開平8−323188号公報には、親水
性非イオン活性剤を用いて内相となるO/W型微細エマ
ルジョンを調製し、このO/W型エマルジョンを、有機
変性粘土鉱物を含む外相油となる油性成分に分散乳化す
る工程が記載されており、この調製法によって得られた
複合エマルジョンは内相油と外相油との合一が抑制さ
れ、経時的安定性が著しく高まることが分かっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、通常、
クリームのなじみを向上させるために、高級アルコール
やワックス等の固形、半固形油分を配合することが行わ
れているが、上記有機変性粘度鉱物を外相油に含むO/
W/O型複合エマルジョンにおいては、非イオン活性剤
を用いて乳化した内相のO/W型エマルジョン若しくは
外相油に、これらの固形、半固形油分を配合すると経時
安定性が悪くなるという問題点があった。
【0007】本発明者らは、上述の観点に鑑み安定なO
/W/O型複合エマルジョンを得るべく鋭意研究を行っ
た結果、特定の組み合わせからなる両親媒性物質とN−
長鎖アシル酸性アミノ酸モノ塩とをO/W型エマルジョ
ンに含有させ、さらに、外相油に有機変性粘土鉱物とH
LB7以下の乳化剤とを含有させて、特定の重量比でO
/W型エマルジョンを外相油中に分散させると、安定に
固形または半固形油分を内相のO/W型エマルジョンに
配合でき、基剤の肌へのなじみが改善された経時安定性
良好なO/W/O型複合エマルジョンが得られることを
見出し、本発明を完成するに至った。
【0008】本発明は、内相となるO/W型エマルジョ
ンに含まれる油分が制限されず、使用性を改善するため
に固形または半固形油分を含ませた場合においても、経
時安定性が優れたO/W/O型複合エマルジョンを提供
することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、外
相油中にO/W型エマルジョンが分散したO/W/O型
複合エマルジョンにおいて、内相のO/W型エマルジョ
ンに、両親媒性物質-N−長鎖アシル酸性アミノ酸モノ
塩-油-水系において常温以上でゲルを形成し得るものの
中から選択された両親媒性物質及びN−長鎖アシル酸性
アミノ酸モノ塩と、油性成分と、水とを含有し、前記外
相油中に有機変性粘土鉱物とHLB7以下の乳化剤とを
含有するものであって、O/W型エマルジョンと外相油
との重量比が2:3〜19:1であることを特徴とする
O/W/O型複合エマルジョンを提供するものである。
【0010】また、本発明は、前記両親媒性物質は炭素
鎖長が炭素数12以上である高級アルコール及び/又は
高級脂肪酸であることを特徴とする前記のO/W/O型
複合エマルジョンを提供するものである。
【0011】さらに、本発明は、前記内相のO/W型エ
マルジョン中に含まれるN−長鎖アシル酸性アミノ酸モ
ノ塩がN−ステアロイル−L−グルタミン酸モノ塩であ
ることを特徴とする前記のO/W/O型複合エマルジョ
ンを提供するものである。
【0012】また、本発明は、前記内相のO/W型エマ
ルジョン中にN−長鎖アシル酸性アミノ酸ジ塩を含有
し、その含有量が、N−長鎖アシル酸性アミノ酸モノ塩
に対してモル比で0.25倍量以下であることを特徴と
する前記のO/W/O型複合エマルジョンを提供するも
のである。
【0013】さらに、本発明は、前記両親媒性物質とN
−長鎖アシル酸性アミノ酸モノ塩の合計量に対して、O
/W型エマルジョンの内相油が1/2倍量以上含有され
ていることを特徴とする前記のO/W/O型複合エマル
ジョンを提供するものである。
【0014】また、本発明は、前記両親媒性物質とN−
長鎖アシル酸性アミノ酸モノ塩がO/W型エマルジョン
の油滴界面に存在し、その存在量がDSCによるピーク
面積比で全含有量の90%以上であることを特徴とする
前記のO/W/O型複合エマルジョンを提供するもので
ある。
【0015】さらに、本発明は、前記両親媒性物質とN
−長鎖アシル酸性アミノ酸モノ塩の合計量が、O/W型
エマルジョンの水相に対し0.2重量%以上であること
を特徴とする前記のO/W/O型複合エマルジョンを提
供するものである。
【0016】また、本発明は、前記有機変性粘土鉱物
が、水膨潤性粘土鉱物を第4級アンモニウム型カチオン
界面活性剤と非イオン性界面活性剤とで処理して得られ
たものであることを特徴とする前記のO/W/O型複合
エマルジョンを提供するものである。
【0017】さらに、本発明は、N−長鎖アシル酸性ア
ミノ酸モノ塩を含有する水相中に内相油となる油性成分
を添加し高圧乳化処理又は超音波処理してO/W型エマ
ルジョンを調整する工程と、該O/W型エマルジョン
を、有機変性粘土鉱物とHLB7以下の乳化剤とを含む
外相油となる油性成分に分散乳化する工程とからなるこ
とを特徴とする前記のO/W/O型複合エマルジョンの
製造方法を提供するものである。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の構成について詳述
する。
【0019】本発明に内相として用いるO/W型エマル
ジョンに配合される両親媒性物質とは、界面活性を有す
るがそれ自体が疎水性が強く一般の界面活性剤ほど界面
活性を有さないものであり、例えば、高級脂肪酸、高級
脂肪族アルコール、モノグリセリド、グリセロールモノ
アルキルエーテル、モノアルキルアミン、ステロール
類、遊離型のN−長鎖アシル酸性アミノ酸等を用いるこ
とも可能である。好ましくは、高級脂肪酸、高級脂肪族
アルコール、N−長鎖アシル酸性アミノ酸であり、特に
好ましくは、高級脂肪酸及び/又は高級脂肪族アルコー
ルである。
【0020】高級脂肪酸及び高級脂肪族アルコールは、
炭素原子数12以上のものが好適であり、特に炭素原子
数16以上であることが好ましい。また、N−長鎖アシ
ル酸性アミノ酸は、炭素原子数12以上の長鎖アシル基
を有するものが好適であり、特に炭素原子数16以上で
あることが好ましい。炭素原子数が小さいと十分な乳化
安定性が得られない等の問題を生じることがある。
【0021】高級脂肪酸としては、例えば、ラウリン
酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘ
ン酸(ベヘニン酸)、オレイン酸、12−ヒドロキシス
テアリン酸、ウンデシレン酸、トール酸、イソステアリ
ン酸、リノール酸、リノレイン酸、エイコサペンタエン
酸(EPA)、ドコサヘキサエン酸(DHA)等が挙げ
られ、高級脂肪族アルコールとしては、例えば、これら
の高級脂肪酸に対応する高級アルコールが挙げられる。
【0022】N−長鎖アシル酸性アミノ酸としては、例
えば、N−ステアロイル−L−グルタミン酸、N−パル
ミトイル−L−グルタミン酸、N−ミリストイル−L−
グルタミン酸、N−ラウリル−L−グルタミン酸、N−
ヤシ油−L−グルタミン酸、N−ステアロイル−L−ア
スパラギン酸、N−パルミトイル−L−アスパラギン
酸、N−ミリストイル−L−アスパラギン酸、N−ラウ
リル−L−アスパラギン酸、N−ヤシ油−L−アスパラ
ギン酸等が挙げられる。
【0023】O/W型エマルジョンに配合されるN−長
鎖アシル酸性アミノ酸モノ塩とは、N−長鎖アシル酸性
アミノ酸の複数のカルボキシル基のうち、一つのカルボ
キシル基が中和されて塩となったものを意味する。N−
長鎖アシル酸性アミノ酸とは、酸性アミノ酸の窒素原子
に長鎖アシル基が共有結合したアミノ酸であり、酸性ア
ミノ酸に結合している長鎖アシル基は、直鎖状又は分岐
状の何れでもよく、また、飽和、不飽和を問わない。長
鎖アシル基の炭素原子数は12以上であることが好まし
く、特に好ましくは16以上である。炭素原子数が少な
く、鎖長が短いと、十分な乳化安定性が得られないこと
がある。
【0024】本発明で用いるN−長鎖アシル酸性アミノ
酸モノ塩としては、例えば、N−ステアロイル−L−グ
ルタミン酸モノ塩、N−パルミトイル−L−グルタミン
酸モノ塩、N−ミリストイル−L−グルタミン酸モノ
塩、N−ラウロイル−L−グルタミン酸モノ塩、N−ヤ
シ油−L−グルタミン酸モノ塩、N−ステアロイル−L
−アスパラギン酸モノ塩、N−パルミトイル−L−アス
パラギン酸モノ塩、N−ミリストイル−L−アスパラギ
ン酸モノ塩、N−ラウロイル−L−アスパラギン酸モノ
塩、N−ヤシ油−L−アスパラギン酸モノ塩等が挙げら
れる。なお、N−長鎖アシル酸性アミノ酸の対イオンは
特に限定されないが、例えばナトリウム、カリウム、ト
リエタノールアミン等が好ましい。
【0025】N−長鎖アシル酸性アミノ酸は、少なくと
も2つのカルボキシル基を分子内に有しており、水中で
はカルボキシル基の中和率が高くなるにつれて酸性型の
N−長鎖アシル酸性アミノ酸からN−長鎖アシル酸性ア
ミノ酸モノ塩、N−長鎖アシル酸性アミノ酸ジ塩へとそ
の形態が変化する。例えば、N−長鎖アシル酸性アミノ
酸がN−ステアロイル−L−グルタミン酸の場合には、
1分子中に1つのアミノ基と2つのカルボキシル基が存
在しており、中和率が0の場合には、図2の(1−a)
のように全てが酸性型で存在していると考えられる。こ
れにアルカリ、例えば水酸化ナトリウムを添加して中和
していくと、モノナトリウム塩型(1−b)の割合が徐
々に増加し、中和率50%では全てのN−ステアロイル
−L−グルタミン酸がモノナトリウム塩型(1−b)に
なると考えられる。さらに水酸化ナトリウムを添加して
いくと、モノナトリウム塩型はジナトリウム塩型(1−
c)となり、中和率100%では全てのN−ステアロイ
ル−L−グルタミン酸がジナトリウム塩型(1−c)と
なると考えられる。
【0026】このように、N−長鎖アシル酸性アミノ酸
はその中和率によって形態が変化するが、N−長鎖アシ
ル酸性アミノ酸の酸性型は上記のように本発明の両親媒
性物質として用いることが可能である。例えば、N−ス
テアロイル−L−グルタミン酸に対して中和率25%と
なるようにアルカリを併用した場合にはN−ステアロイ
ル−L−グルタミン酸の酸性型とモノ塩型の存在割合は
モル比で1:1であると考えられ、それぞれが、本発明
に用いる両親媒性物質及びN−長鎖アシル酸性アミノ酸
モノ塩として機能することができる。
【0027】一方、N−長鎖アシル酸性アミノ酸ジ塩も
両親媒性物質との間で会合体を形成するものの、モノ塩
と両親媒性物質の間で形成される会合体と比較してその
強度が低く、十分な効果を発揮することができない。ま
た、ジ塩を用いた場合には系のpHが11以上と強アル
カリになり、実使用には適さない。従って、N−長鎖ア
シル酸性アミノ酸と、中和剤のアルカリを別々に添加し
て、系中でN−長鎖アシル酸性アミノ酸モノ塩を形成し
ようとする場合には、アルカリを過剰に配合するとN−
長鎖アシル酸性アミノ酸がジ塩型として存在する割合が
大きくなり、モノ塩型の存在量が少なくなるので注意を
要する。
【0028】アルカリの配合量はO/W型エマルジョン
中において、ジ塩の存在量がモノ塩に対してモル比で
0.25倍量以下となるようにすることが好ましく、特
に、0.1倍量以下となるように配合することが好まし
い。ジ塩の存在量が多くなると系のpHが弱酸性になら
なかったり、pH安定性や乳化安定性が低くなったり、
また、皮膚に塗布した際にクリーム様の使用感が得られ
なかったりすることがある。なお、N−長鎖アシル酸性
アミノ酸を中和するための中和剤のアルカリとしては、
例えば、水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、トリエタ
ノールアミン等が挙げられる
【0029】本発明においては、上記両親媒性物質及び
N−長鎖アシル酸性アミノ酸モノ塩の中から、両親媒性
物質−N−長鎖アシル酸性アミノ酸モノ塩−油-水系に
おいて、常温以上でゲルを形成する両親媒性物質−N−
長鎖アシル酸性アミノ酸モノ塩の組合せを用いる。水系
でかつ常温以上でゲルを形成する両親媒性物質−N−長
鎖アシル酸性アミノ酸モノ塩の組合せにおいて、ゲルを
形成出来る各々の配合量を用いる限り特に制限されない
が、炭素原子数12以上さらに好ましくは炭素原子数1
6以上の高級脂肪酸及び/又は高級脂肪族アルコール
と、N−ステアロイル−L−グルタミン酸モノ塩との組
合せが好適である。
【0030】図3は、O/W型エマルジョンを表す概念
図である。図3において、水相12中には油相14が分
散されており、該水相12と油相14の境界面には、両
親媒性物質20及びN−長鎖アシル酸性アミノ酸モノ塩
30が存在し、水相10内での油相12の分散状態安定
化が図られている。そして、水相12内にはさらにN−
長鎖アシル酸性アミノ酸モノ塩30及び両親媒性物質2
0が存在しており、N−長鎖アシル酸性アミノ酸モノ塩
30及び両親媒性物質20の一部はラメラ構造40を水
相中で形成し、ゲル構造が構築され、基剤が固化すると
されている。
【0031】両親媒性物質とN−長鎖アシル酸性アミノ
酸モノ塩とが、水中で会合しゲルを形成すること、N−
長鎖アシル酸性アミノ酸モノ塩及び両親媒性物質の油滴
界面又は水相中における存在量は、DSC(示差走査熱
量計)測定によって確認することができる。本発明にお
いては、両親媒性物質とN−長鎖アシル酸性アミノ酸モ
ノ塩は、O/W型エマルジョンの油滴界面に存在し、そ
の存在量がDSCによるピーク面積比で全含有量の90
%以上であることが好ましい。
【0032】また、前記両親媒性物質とN−長鎖アシル
酸性アミノ酸モノ塩の合計量が、O/W型エマルジョン
の水相に対し0.2重量%以上であることが好ましい。
【0033】なお、両親媒性物質とN−長鎖アシル酸性
アミノ酸モノ塩との配合比は適宜調整可能であるが、好
ましくは、モル比で、1:1〜1:5、特に好ましく
は、1:2〜1:4である。
【0034】O/W型エマルジョン中の内相油量は、両
親媒性物質及びN−長鎖アシル酸性アミノ酸モノ塩の合
計量に対し、1/2倍以上、好ましくは等量以上であ
る。油相量が両親媒性物質の1/2より少ない場合に
は、乳化状態の経時安定性が悪化する傾向にある。
【0035】両親媒性物質の配合量は、O/W型エマル
ジョン全量に対して、好ましくは、25重量%以下、さ
らに好ましくは、10重量%であり、また、N−長鎖ア
シル酸性アミノ酸モノ塩の配合量は、O/W型エマルジ
ョン全量に対して、好ましくは、20重量%以下、さら
に好ましくは、10重量%以下である。
【0036】また、O/W型エマルジョンは、油相:水
相の重量比が1:1より油相量が少ないことが好まし
い。
【0037】本発明の外相油に配合される有機変性粘土
鉱物は、三層構造を有するコロイド性含水ケイ酸アルミ
ニウムの一種で、一般に下記一般式「化1」
【化1】 (X,Y)2-3(Si,Al)410(OH)21/3 ・nH2 O ただし、X=Al,Fe(III),Mn(III),Cr(III) Y=Mg,Fe(II),Ni,Zn,Li Z=K,Na,Ca で表される水膨潤性粘土鉱物を第四級アンモニウム塩型
カチオン界面活性剤で処理して得られるものである。
【0038】具体的には、例えば、モンモリロナイト、
サポナイト、およびヘクトライト等の天然または合成
(この場合、式中の(OH)基がフッ素で置換されたも
の)のモンモリロナイト群(市販品ではビーガム、クニ
ピア、ラポナイト等がある)およびナトリウムシリシッ
クマイカやナトリウムまたはリチウムテニオライトの名
で知られる合成雲母(市販品ではダイモナイト:トピー
工業(株)等がある)等の粘土鉱物を第四級アンモニウ
ム塩型カチオン界面活性剤で処理して得られる。
【0039】水膨潤性粘土鉱物を有機変性するために用
いる第四級アンモニウム塩型カチオン界面活性剤は、下
記一般式「化2」で表されるものである。
【0040】
【化2】 (式中、R1 は炭素数10〜22のアルキル基またはベ
ンジル基、R2 はメチル基または炭素数10〜22のア
ルキル基、R3 とR4 は炭素数1〜3のアルキル基また
はヒドロキシアルキル基、Xはハロゲン原子またはメチ
ルサルフェート残基を表す。)で表されるものである。
【0041】例えば、ドデシルトリメチルアンモニウム
クロリド、ミリスチルトリメチルアンモニウムクロリ
ド、セチルトリメチルアンモニウムクロリド、ステアリ
ルトリメチルアンモニウムクロリド、アラキルトリメチ
ルアンモニウムクロリド、ベヘニルトリメチルアンモニ
ウムクロリド、ミリスチルトリメチルアンモニウムクロ
リド、セチルジメチルアンモニウムクロリド、ステアリ
ルジメチルアンモニウムクロリド、アラキルジメチルア
ンモニウムクロリド、ベヘニルジメチルアンモニウムク
ロリド、セチルジエチルアンモニウムクロリド、ステア
リルジエチルアンモニウムクロリド、ステアリルジエチ
ルアンモニウムクロリド、アラキルジエチルアンモニウ
ムクロリド、ベヘニルジエチルアンモニウムクロリド、
ベンジルジメチルミリスチルアンモニウムクロリド、ベ
ンジルジメチルセチルアンモニウムクロリド、ベンジル
ジメチルステアリルルアンモニウムクロリド、ベンジル
ジメチルベヘニルアンモニウムクロリド、ベンジルジメ
チルエチルセチルアンモニウムクロド、ベンジルジメチ
ルエチルステアリルアンモニウムクロド、ジステアリル
ジメチルアンモニウムクロリド、ジベヘニルジヒドロキ
シエチルアンモニウムクロリド、および相当するブロミ
ド等、さらにジパルミチルウロピルエチルアンモニウム
メチルサルフェート等が挙げられ、これらのうち一種ま
たは二種以上が任意に選択されて処理される。
【0042】さらに、本発明に用いる有機変性粘土鉱物
は、上記の第四級アンモニウム塩型カチオン界面活性剤
で処理する際に非イオン性界面活性剤を併用して処理す
ることが最も好ましく、例えば、ポリオキシエチレン2
〜30モル付加{以下POE(2〜30)と略す。}オ
レイルエーテル、POE(2〜35)ステアリルエーテ
ル、POE(2〜20)ラウリルエーテル、POE(1
〜20)アルキルフェニルエーテル、POE(6〜1
8)ベヘニルエーテル、POE(5〜25)2−デシル
ペンタデシルエーテル、POE(3〜30)2−デシル
テトラデシルエーテル、POE(8〜16)2−オクチ
ルデシルエーテル、等のエーテル型活性剤、およびPO
E(4〜60)硬化ヒマシ油、POE(3〜14)脂肪
酸モノエステル、POE(6〜30)脂肪酸ジエステ
ル、POE(5〜20)ソルビタン脂肪酸エステル等の
エステル型活性剤、更にPOE(2〜30)グリセリル
モノイソステアレート、POE(10〜60)グリセリ
ルトリイソステアレート、POE(7〜50)硬化ヒマ
シ油モノイソステアレート、POE(12〜60)硬化
ヒマシ油トリイソステアレート等のエーテルエステル型
活性剤等のエチレンオキシド付加型界面活性剤およびデ
カグリセリルテトラオレート、ヘキサグリセリルトリイ
ソステアレート、ジグリセリルジイソステアレート、グ
リセリルモノオレエート等のグリセリン脂肪酸エステル
等の多価アルコール脂肪酸エステル型界面活性剤があげ
られる。これらの中で、デカグリセリルテトラオレー
ト、ヘキサグリセリルトリイソステアレート、ジグリセ
リルジイソステアレート等のジグリセリン以上のポリグ
リセリン脂肪酸エステル、POE(2〜12)ラウリル
エーテル、POE(6〜15)ベヘニルエーテル、PO
E(5〜20)2−デシルペンタデシルエーテル、PO
E(5〜17)2−デシルテトラデシルエーテル、PO
E(8〜16)2−オクチルデシルエーテル等のPOE
付加エーテル型活性剤、およびPOE(10〜20))
硬化ヒマシ油、POE(5〜14)オレイン酸モノエス
テル、POE(6〜20)オレイン酸ジエステル、PO
E(5〜10)ソルビタンオレインエステル等のPOE
付加エステル型活性剤、POE(3〜15)グリセリル
モノイソステアレート、POE(10〜40)グリセリ
ルトリイソステアレート等のPOE付加エーテルエステ
ル活性剤等のエチレンオキシド付加型の非イオン性界面
活性剤の一種または2種以上を用いることが好ましい。
【0043】本発明に用いられる有機変性粘土鉱物は、
例えば、水、アセトンあるいは低級アルコール等の低沸
点溶媒中で上述の水膨潤性粘土鉱物と、第四級アンモニ
ウム塩型カチオン界面活性剤(及び非イオン性界面活性
剤)とを分散攪拌処理し低沸点溶媒を除去することによ
って得られる。
【0044】本発明に用いる有機変性粘土鉱物中の第四
級アンモニウム塩型カチオン界面活性剤の含有量は水膨
潤性粘土鉱物100gに対して60〜140ミリ当量
(以下meqと略す。)であることが好ましい。
【0045】本発明に好ましく使用される有機変性粘土
鉱物の代表的なものとしては、ジメチルアルキルアンモ
ニウムヘクトライト、ベンジルジメチルステアリルアン
モニウムヘクトライト、塩化ジステアリルジメチルアン
モニウム処理ケイ酸アルミニウムマグネシウム等が挙げ
られる。市販品としては、ベントン38(ジステアリル
ジメチルアンモニウムクロライド処理モンモリロナイ
ト:ナショナルレッド社)等がある。
【0046】有機変性粘土鉱物は、外相油全量中0.1
〜10重量%配合される。好ましくは、0.5〜5.0
重量%配合される。0.1重量%よりも少ない場合、有
機変性粘土鉱物の添加効果が得られず、安定な複合エマ
ルジョンは得られない。また、10重量%を越えると、
調製されるO/W/O型複合エマルジョンの粘度が高
く、のびが悪く、ざらつく、透明感がないなどの実使用
上の問題が生じる場合がある。
【0047】また、外相油中には、上記有機変性粘土鉱
物とともにHLB7以下の乳化剤を配合しなければなら
ない。例えば、界面活性剤のソルビタンモノラウレー
ト、ソルビタンモノオレート、ソルビタンモノイソステ
アレート、ソルビタントリステアレートなどのソルビタ
ン脂肪酸エステル類、グリセロールモノステアレート、
グリセロールモノオレートなどのグリセリン脂肪酸エス
テル類、POE(5)、POE(7.5)、POE(1
0)硬化ヒマシ油などのポリオキシエチレン硬化ヒマシ
油、ポリエーテル系のシリコン界面活性剤などが挙げら
れる。特に、ポリエーテル系のシリコン界面活性剤が好
ましく、具体的には、下記化学式「化3」の構造のもの
である。
【化3】 (式中、Rは水素原子または炭素数1〜5のアルキル基
を示し、mは平均で1〜150、nは平均で1〜50、
aおよびbは平均で0〜35の数を示す)
【0048】HLB7以下の乳化剤は、外相油全量に対
し好ましくは0.1〜15重量%配合される。なお、H
LB7以下の乳化剤は、上記必須成分の有機変性粘土鉱
物に吸着された状態で含まれていてもかまわない。すな
わち、通常、O/W/O型複合エマルジョンを製造する
際、有機変性粘土鉱物とHLB7以下の乳化剤は別個に
添加されるが、有機変性粘土鉱物を乳化剤と成り得るH
LB7以下の界面活性剤で処理してHLB7以下の乳化
剤を有機変性粘土鉱物に吸着させた状態で配合すること
も可能である。
【0049】本発明に用いるO/W型エマルジョンの内
相油及び本発明のO/W/O型複合エマルジョンの外相
油に用いる油性成分としては、例えば、アボガド油、ツ
バキ油、タートル油、マカデミアナッツ油、トウモロコ
シ油、ミンク油、オリーブ油、ナタネ油、卵黄油、ゴマ
油、パーシック油、小麦胚芽油、サザンカ油、ヒマシ
油、アマニ油、サフラワー油、綿実油、月見草油、エノ
油、大豆油、落花生油、茶実油、カヤ油、コメヌカ油、
シナギリ油、日本キリ油、ホホバ油、胚芽油、トリグリ
セリン、トリオクタン酸グリセリン、トリイソパルミチ
ン酸グリセリン等の液体油脂、カカオ脂、ヤシ油、馬
脂、硬化ヤシ油、パーム油、牛脂、羊脂、硬化牛脂、パ
ーム核油、豚脂、牛骨脂、モクロウ核油、硬化油、牛脚
脂、モクロウ、硬化ヒマシ油等の固型油脂、ミツロウ、
カンデリラロウ、綿ロウ、カルナバロウ、ベイベリーロ
ウ、イボタロウ、鯨ロウ、モンタンロウ、ヌカロウ、ラ
ノリン、カポックロウ、酢酸ラノリン、液状ラノリン、
サトウキビロウ、ラノリン脂肪酸イソプロピル、ラウリ
ン酸ヘキシル、還元ラノリン、ジョジョバロウ、硬質ラ
ノリン、セラックロウ、POEラノリンアルコールエー
テル、POEラノリンアルコールアセテート、ラノリン
脂肪酸ポリエチレングリコール、POE水素添加ラノリ
ンアルコールエーテル等のロウ類、流動パラフィン、オ
ゾケライト、スクワレン、プリスタン、パラフィン、セ
レシン、スクワラン、ワセリン、マイクロクリスタリン
ワックス等の炭化水素、ミリスチン酸イソプロピル、オ
クタン酸セチル、ミリスチン酸オクチルドデシル、パル
ミチン酸イソプロピル、ステアリン酸ブチル、ラウリン
酸ヘキシル、ミリスチン酸ミリスチル、オレイン酸デシ
ル、ジメチルオクタン酸ヘキシルデシル、乳酸セチル、
乳酸ミリスチル、酢酸ラノリン、ステアリン酸イソセチ
ル、イソステアレン酸イソセチル、12−ヒドロキシス
テアリル酸コレステリル、ジ−2−エチルヘキシル酸エ
チレングリコール、ジペンタエリスリトール脂肪酸エス
テル、モノイソステアリン酸N−アルキルグリコール、
ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、リンゴ酸ジイソ
ステアリル、ジ−2−ヘプチルウンデカン酸グリセリ
ン、トリ−2−エチルヘキシル酸トリメチロールプロパ
ン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、テ
トラ−2−エチルヘキシル酸ペンタエリスリトール、ト
リ−2−エチルヘキシル酸グリセリン、トリイソステア
リン酸トリメチロールプロパン、セチル−2−エチルヘ
キサノエート、2−エチルヘキシルパルミテート、トリ
ミリスチン酸グリセリン、トリ−2−ヘプチルウンデカ
ン酸グリセライド、ヒマシ油脂肪酸メチルエステル、オ
レイン酸オイル、セトステアリルアルコール、アセトグ
リセライド、パルミチン酸−2−ヘプチルウンデシル、
アジピン酸ジイソプロピル、N−ラウロイル−L−グル
タミン酸−2−オクチルドデシルエステル、アジピン酸
ジ−2−ヘプチルウンデシル、エチルラウレート、セパ
チン酸ジ−2−エチルヘキシル、ミリスチン酸−2−ヘ
キシルデシル、パルミチン酸−2−ヘキシルデシル、ア
ジピン酸−2−ヘキシルデシル、セバチル酸ジイソプロ
ピル、コハク酸−2−エチルヘキシル、酢酸エチル、酢
酸ブチル、酢酸アミル、クエン酸トリエチル等の合成エ
ステル等が挙げられる。本発明においては、配合できる
油分に制限はなく、特に、固形及び半固形油分を安定に
配合できることに利点がある。
【0050】また、これらの油性成分に加えて、ジメチ
ルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、メ
チルハイドロジェンポリシロキサン等の鎖状ポリシロキ
サン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチ
ルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサ
シロキサン、テトラメチルテトラハイドロジェンシクロ
テトラシロキサン等の環状ポリシロキサン、アミノ変性
シリコーン油、エポキシ変性シリコーン油、エポキシ・
ポリエーテル変性シリコーン油、ポリエーテル変性シリ
コーン油、カルボキシ変性シリコーン油、アルコール変
性シリコーン油、アルキル変性シリコーン油、アンモニ
ウム塩変性シリコーン油、フッ素変性シリコーン油等の
変性シリコーン油等のシリコーン油、トリメチルシロキ
シケイ酸等の3次元構造を有するシリコーン樹脂、高重
合ジメチルポリシロキサン、高重合メチルフェニルポリ
シロキサン、高重合メチルビニルポリシロキサン等の高
重合メチルポリシロキサン、高重合アミノ変性メチルポ
リシロキサン等の高重合変性ポリシロキサン等のシリコ
ーン樹脂、パーフルオロデカリン、パーフルオロヘキサ
ン、トリパーフルオロ−n−ブチルアミン等のパーフル
オロカーボンないしパーフルオロポリエーテル、ビタミ
ンA及びその誘導体、ビタミンD及びその誘導体、ビタ
ミンE及びその誘導体、ビタミンK及びその誘導体等の
ビタミン類、ステロール類、天然及び合成の香料等を配
合することも可能である。
【0051】さらに、油相には、水に難溶性の物質とし
て、紫外線吸収剤、パラベン等の防腐剤、ユビキノン、
ビタミンP等のビタミン類、塩酸クロルヘキシジン、ト
リクロロカルバニリド、イルガッサンDP300等の殺
菌剤、酢酸デキサメタゾン等の薬剤等を配合することが
出来る。
【0052】内相のO/W型エマルジョン及び本発明の
O/W/O型複合エマルジョンを構成する水は、水相成
分として、例えば、ビタミンB群、ビタミンC及びその
誘導体、パントテン酸及びその誘導体、ビオチン等のビ
タミン類などの水溶性活性物質、グルタミン酸ナトリウ
ム、アルギニン、アスパラギン酸、クエン酸、酒石酸、
乳酸などの緩衝剤、EDTAなどのキレート剤、水溶性
紫外線吸収剤、各種色素等の水溶性成分を配合すること
が出来る。また、水相には、エタノール、イソプロパノ
ール等のアルコール、NaCl等の塩類を配合してもよ
い。
【0053】本発明のO/W/O型複合エマルジョンに
おいて、内相のO/W型エマルジョンと外相油との重量
比は、2:3〜19:1であり、好ましくは、3:2〜
17:3である。O/W型エマルジョンと油相との重量
比が2:3よりも油相量過多となると、調製される複合
エマルジョンの粘度が低く、経時での乳化安定性が悪く
なる場合がり、また、O/W型エマルジョンと油相との
重量比が19:1よりもO/W型エマルジョンが過多と
なると、攪拌乳化中に転相し、O/W/O型とO/W型
のエマルジョンが混在し、本発明のO/W/O型複合エ
マルジョンが得られない。
【0054】本発明のO/W/O型複合エマルジョン
に、紫外線吸収効果及び保湿効果を持たせるために、配
合可能な紫外線吸収剤、多価アルコール、その他の保湿
剤の具体例は以下の通りである。
【0055】紫外線吸収剤としては、例えば、パラアミ
ノ安息香酸(以下PABAと略す)、PABAモノグリセリ
ンエステル、N,N−ジプロポキシPABAエチルエス
テル、N,N−ジエトキシPABAエチルエステル、
N,N−ジメチルPABAエチルエステル、N,N−ジ
メチルPABAブチルエステル、N,N−ジメチルPA
BAメチルエステル、N,N−ジメチルPABAオクチ
ルエステル等の安息香酸系紫外線吸収剤、ホモメンチル
−N−アセチルアントラニレート等のアントラニル系紫
外線吸収剤、アミルサリシレート、メンチルサリシレー
ト、ホモメンチルサリシレート、オクチルサリシレー
ト、フェニルサリシレート、ベンジルサリシレート、p
−イソプロパノールサリシレート等のサリチル酸系紫外
線吸収剤、オクチルシンナメート、エチル−4−イソプ
ロピルシンナメート、メチル−2,5−ジイソプロピル
シンナメート、エチル−2,4−ジイソプロピルシンナ
メート、メチル−2,4−ジイソプロピルシンナメー
ト、プロピル−p−メトキシシンナメート、イソプロピ
ル−p−メトキシシンナメート、イソアミル−pメトキ
シシンナメート、オクチル−p−メトキシシンナメー
ト、2−エチルヘキシル−p−メトキシシンナメート、
2−エトキシエチル−p−メトキシシンナメート、シク
ロヘキシル−p−メトキシシンナメート、エチル−α−
シアノ−β−フェニルシンナメート、2−エチルヘキシ
ル−α−シアノ−β−フェニルシンナメート、グリセリ
ルモノ−2−エチルヘキサノイル−ジパラメトキシシン
ナメート等の桂皮酸系紫外線吸収剤、2,4−ジヒドロ
キシベンゾフェノン、2,2’−ジヒドロキシ−4−メ
トキシベンゾフェノン、2,2’−ジヒドロキシ−4,
4’−ジメトキシベンゾフェノン、2,2’4,4’−
テトラヒドロキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4
−メトキシベンゾヘフェノン、2−ヒドロキシ−4−メ
トキシ−4’−メチルベンゾフェノン、2−ヒドロキシ
−4−メトキシベンゾフェノン−5−スルホン酸塩、4
−フェニルベンゾフェノン、2−エチルヘキシル−4’
−フェニルベンゾフェノン−2−カルボキシレート、2
−ヒドロキシ−4−n−オクトキシベンゾフェノン、4
−ヒドロキシ−3−カルボキシベンゾフェノン等のベン
ゾフェノン系紫外線吸収剤、3−(4’−メチルベンジ
リデン)−d,l−カンファー、3−ベンジリデン−
d,l−カンファー、ウロカニン酸、ウロカニン酸エチ
ルエステル、2−フェニル−5−メチルベンゾキサゾー
ル、2,2’−ヒドロキシ−5−メチルフェニルベンゾ
トリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−5’−t−オ
クチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒ
ドロキシ−5−’メチルフェニルベンゾトリアゾール、
ジベンザラジン、ジアニソイルメタン、4−メトキシ−
4’−t−ブチルジメンゾイルメタン、5−(3,3−
ジメチル−2−ノルボルニリデン)−3−ペンタン−2
−オン等の紫外線吸収剤が挙げられる。
【0056】多価アルコールとしては、例えば、エチレ
ングリコール、プロピレングリコール、トリメチレング
リコール、1,2−ブチレングリコール、1,3−ブチ
レングリコール、テトラメチレングリコール、2,3−
ブチレングリコール、ペンタメチレングリコール、2−
ブテン−1,4−ジオール、ヘキシレングリコール、オ
クチレングリコール等の2価のアルコール、グリセリ
ン、トリメチロールプロパン、1,2,6−ヘキサント
リオール、等の3価のアルコール、ペンタエリスリトー
ル等の4価のアルコール、キシリトール等の5価のアル
コール、ソルビトール、マンニトール、等の6価のアル
コール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコー
ル、トリエチレングリコール、ポリプロピレングリコー
ル、トリグリセリン、テトラグリセリン、ポリグリセリ
ン等の多価アルコール共重合体、エチレングリコールモ
ノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエー
テル、エチレングリコールノモブチルエーテル、エチレ
ングリコールモノフェニルエーテル、エチレングリコー
ルモノヘキシルエーテル、エチレングリコールモノ−2
−メチルヘキシルエーテル、エチレングリコールイソア
ミルエーテル、エチレングリコールベンジルエーテル、
エチレングリコールイソプロピルエーテル、エチレング
リコールジメチルエーテル、エチレングリコールジエチ
ルエーテル、エチレングリコールジブチルエーテル等の
2価のアルコールアルキルエーテル類、ジエチレングリ
コールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノ
エチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエー
テル、ジエチレングリコール、ジメチルエーテル、ジエ
チレングリコールジエチルエーテル、ジエチレングリコ
ールジブチルエーテル、ジエチレングリコールメチルエ
チルエーテル、トリエチレングリコールモノメチルエー
テル、トリエチレングリコールモノエチルエーテル、ト
リエチレングリコールモノエチルエーテル、プロピレン
グリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコール
モノエチルエーテエーテル、ジプロピレングリコールメ
チルエーテル、ジプロピレングリコールエチルエーテ
ル、ジプロピレングリコールブチルエーテル等の2価の
アルコールアルキルエーテル類、エチレングリコールモ
ノメチルエーテルアセテート、エチレングリコールモノ
エチルエーテルアセテート、エチレングリコールモノブ
チルエーテルアセテート、エチレングリコールモノフェ
ニルエーテルアセテート、エチレングリコールジアジベ
ート、エチレングリコールジサクシネート、エチレング
リコールモノエチルエーテルアセテート、ジエチレング
リコールモノブチルエーテルアセテート、プロピレング
リコールモノメチルエーテルアセテート、プロピレング
リコールモノエチルエーテルアセテート、プロピレング
リコールモノプロピルエーテルアセテート、プロピレン
グリコールモノフェニルエーテルアセテート等の2価の
アルコールエーテルエステル類等が挙げられる。
【0057】保湿剤としては、例えば、コンドロイチン
硫酸、ヒアルロン酸、ムコイチン硫酸、カロニン酸、ア
テロコラーゲン、コレステリル−12−ヒドロキシステ
アレート等が挙げられ、基剤の粘度を失わない程度に乳
酸ナトリウム、胆汁酸モノ塩、dl-ピロリドンカルボン
酸モノ塩、短鎖可溶性コラーゲン、イサヨイヨバラ抽出
液、セイヨウノコギリソウ抽出物なども配合できる。
【0058】内相となるO/W型エマルジョンの調製法
は、特に限定されず、安定なエマルジョンが得られる方
法であればよく、例えば、前記必須成分を含有する混合
分散液を添加し、ホモミキサー等の乳化機で攪拌するこ
とにより調整される。強力な剪断力をかけられる乳化
機、例えば、ナノマイザー、マントンゴウリン、フレン
チプレス、コロイドミル、マイクロフルイダイザー、超
音波乳化機などで高圧乳化処理又は超音波処理すると、
内相油が微細且つ安定に配合され、つやのあるなめらか
な外観をもつクリームが得られ、本発明に係るO/W/
O型複合エマルジョンの調製に特に好適である。
【0059】さらに得られたO/W型エマルジョンを、
有機変性粘土鉱物及びHLB7以下の乳化剤を含有する
外相油に攪拌しながら混合・乳化することにより、本発
明のO/W/O型複合エマルジョンが得られる。このと
き用いる乳化機は特に限定されるものではないが、ディ
スパー(TK HOMD DISPER; TOKUSHU KIKA KOGYO CO.,LT
D)等を用いることが好ましい。
【0060】本発明のO/W/O型複合エマルジョンの
用途は特に限定されないが、化粧品、医薬品、医薬部外
品などとして利用されるのが好ましく、例えば、クリー
ム、乳液、軟膏などの製品として利用される。
【0061】
【実施例】以下に実施例を挙げ本発明をさらに詳細に説
明する。なお、本発明は以下の実施例に限定されるもの
ではない。なお、各処方の配合成分は重量%を表す。
【0062】下記の各表に示す配合成分を用いて、常法
により、製造例のO/W型エマルジョン及びこれを用い
た実施例及び比較例のO/W/O型複合エマルジョンを
製造し、室温または50℃に1ヵ月放置した場合の保存
安定性及び評価専門パネル10名の官能評価による使用
性について以下の基準により評価した。
【0063】〔保存安定性〕 ◎:顕微鏡観察により乳化粒子が均一で全く異常が観察
されない。 ○:顕微鏡観察ではやや乳化粒子にバラツキが認められ
るが、肉眼では全く異常が観察されない。 △:肉眼でやや乳化粒子のバラツキが認められる。 ×:肉眼で油浮きが観察されたり、乳化粒子の粗大化な
どの異常が観察される。
【0064】〔使用性〕 ◎:評価専門パネル10名全員が「なじみ」又は「べた
つきのなさ」について良好と回答した。 ○:評価専門パネル8名以上10名未満が「なじみ」又
は「べたつきのなさ」について良好と回答した。 △:評価専門パネル6名以上8名未満が「なじみ」又は
「べたつきのなさ」について良好と回答した。×:評価
専門パネル6名未満が「なじみ」又は「べたつきのな
さ」について良好と回答した。
【0065】「製造例1〜4:O/W型エマルジョン」
【表1】 ------------------------------------------------------------------------ 配合成分/製造例 1 2 3 4 ------------------------------------------------------------------------ (a)両親媒性物質及びN−長鎖アシル 酸性アミノ酸モノ塩、又は界面活性剤 ベヘニルアルコール − − 4 4 N-ステアロイル-L-ク゛ルタミン酸Na − − 2 2 POE(10)硬化ヒマシ油 2 2 − − (b)油相 流動パラフィン 20 16 12 12 ワセリン − 2 2 2 マイクロクリスタリンワックス − 2 2 2 メチルハ゜ラヘ゛ン 0.1 0.1 0.1 0.1 エチルハ゜ラヘ゛ン 0.1 0.1 0.1 0.1 フ゛チルハ゜ラヘ゛ン 0.1 0.1 0.1 0.1 (c)水相 イオン交換水 残部 残部 残部 残部 1、3フ゛チレンク゛リコール 10 10 10 10 NaCl 0.5 0.5 0.5 0.5 アルブチン 2 2 2 2 トレハロース 0.1 0.1 0.1 0.1 ------------------------------------------------------------------------ 「製法」(a)及び(b)成分を混合し、均一に溶解し
たものに、(c)成分を加え、攪拌、乳化した。製造例
1〜3は、ホモジナイザーを使用して乳化し、製造例4
は、ナノマイザーを使用して高圧乳化した。
【0066】「実施例1〜2及び比較例1〜2:O/W
/O型エマルジョン」
【表2】 ------------------------------------------------------------------------ 配合成分/比較例・実施例 比較例1 比較例2 実施例1 実施例2 ------------------------------------------------------------------------ O/W型エマルジョン 製造例1のエマルシ゛ョン 78 − − − 製造例2のエマルシ゛ョン − 78 − − 製造例3のエマルシ゛ョン − − 78 − 製造例4のエマルシ゛ョン − − − 78 外相油 環状シリコーン油 20 20 20 20 HLB7以下乳化剤 シ゛メチルシロキサンメチル(POE)シロキサン 1 1 1 1 共重合体 有機変性粘土鉱物 ベントン38 1 1 1 1 ------------------------------------------------------------------------ 〔保存安定性〕 室温 ○ △ ○ ◎ 50℃ ○ × ○ ◎ ------------------------------------------------------------------------ 〔使用性〕 なじみ △ △ ○ ◎ べたつきのなさ △ △ ○ ◎ ------------------------------------------------------------------------ 「製法」各成分を混合し、ホモジナイザーを使用して乳
化して、O/W/O型複合エマルジョンを製造した。
【0067】「表2」より、両親媒性物質及びN−長鎖
アシル酸性アミノ酸モノ塩を含んだO/W型エマルジョ
ンを用いた実施例1及び2では、固形、半固形油分を配
合した場合においても、保存安定性が良好でかつ使用性
に優れたO/W/O型複合エマルジョンが製造できる。
これに対して、比較例1及び2では、使用性を向上させ
る目的で、固形、半固形油分を配合しても、安定したエ
マルジョンが得られず、使用性も改善されない。また、
高圧乳化処理した実施例2は、極めて優れた保存安定性
及び使用性を有している。
【0068】次に、上記と同様の製法により、「表3」
に示す製造例5〜8のO/W型エマルジョンをすべてナ
ノマイザーを用い高圧乳化処理して製造し、「表4」に
示すO/W/O型エマルジョンを製造した。比較例3及
び4は、両親媒性物質-界面活性剤-油-水系において常
温以上でゲルを形成しない配合量の両親媒性物質及び界
面活性剤とを使用した例である。
【0069】「製造例5〜8:O/W型エマルジョン」
【表3】 ------------------------------------------------------------------------ 配合成分/製造例 5 6 7 8 ------------------------------------------------------------------------ (a)両親媒性物質及びN−長鎖アシル 酸性アミノ酸モノ塩 ステアリルアルコール 3 0.2 2 1 ベヘニルアルコール 4 0.2 2 1 N-ステアロイル-L-ク゛ルタミン酸Na 1 1 1 1 (b)油相 メチルホ゜リシロキサン 3 12.4 7 10 メチルハ゜ラヘ゛ン 0.1 0.1 0.1 0.1 エチルハ゜ラヘ゛ン 0.1 0.1 0.1 0.1 フ゛チルハ゜ラヘ゛ン 0.1 0.1 0.1 0.1 (c)水相 イオン交換水 残部 残部 残部 残部 グリセリン 5 5 5 5 L-アルキ゛ニン酸ナトリウム 2 2 2 2 果糖 2 2 2 2 ------------------------------------------------------------------------
【0070】「実施例3〜4、比較例3〜4:O/W/
O型エマルジョン」
【表4】 ------------------------------------------------------------------------ 配合成分/比較例・実施例 比較例3 比較例4 実施例3 実施例4 ------------------------------------------------------------------------ O/W型エマルジョン 製造例5のエマルシ゛ョン 78 − − − 製造例6のエマルシ゛ョン − 78 − − 製造例7のエマルシ゛ョン − − 78 − 製造例8のエマルシ゛ョン − − − 78 外相油 環状シリコーン油 20 20 20 20 HLB7以下乳化剤 シ゛メチルシロキサンメチル(POE)シロキサン 1 1 1 1 共重合体 有機変性粘土鉱物 ベントン38 1 1 1 1 ------------------------------------------------------------------------ 〔保存安定性〕 室温 × △ ◎ ◎ 50℃ × × ◎ ◎ ------------------------------------------------------------------------ 〔使用性〕 なじみ × × ◎ ◎ べたつきのなさ × × ◎ ◎ ------------------------------------------------------------------------
【0071】実施例3及び4は保存安定性及び使用性が
極めて良好であったが、比較例3は経時で固形油分の凝
集体が、比較例4は経時で油浮きが発生し、どちらも使
用性が悪いものであった。なお、比較例3及び4から分
かるように、実施例3及び4と同様の両親媒性物質及び
N−長鎖アシル酸性アミノ酸モノ塩を用いる場合におい
ても、その配合量により、両親媒性物質-N−長鎖アシ
ル酸性アミノ酸モノ塩-油-水系において常温以上でゲル
を形成しない場合には、保存安定性及び使用性が良好な
O/W/O型複合エマルジョンは得られない。
【0072】次に、上記と同様の製法により、「表5」
に示す製造例9のO/W型エマルジョンをすべてナノマ
イザーを用い高圧乳化処理して製造し、「表6」に示す
O/W/O型複合エマルジョンを製造した。比較例5及
び6は、O/W型エマルジョンと外相油との配合重量比
が本発明の範囲からはずれる例である。
【0073】
【表5】「製造例9:O/W型エマルジョン」 --------------------------------------------- 配合成分 製造例9 --------------------------------------------- (a)両親媒性物質及びN−長鎖アシル 酸性アミノ酸モノ塩 セタノール 8 N-ステアロイル-L-ク゛ルタミン酸Na 5 (b)油相 スクワラン 5ヘ゜ンタエリスリトール -2-エチルヘキサノエート 2 ビタミンE-アセテート 0.1フ゛チルヒト゛ロキシトルエン 0.05メチルハ゜ラヘ゛ン 0.1エチルハ゜ラヘ゛ン 0.1フ゛チルハ゜ラヘ゛ン 0.1 (c)水相 イオン交換水 残部 1、3フ゛チレンク゛リコール 5 エタノール 0.1 エリスリトール 1.0 ---------------------------------------------
【0074】「実施例5〜8,比較例5〜6:O/W/
O型エマルジョン」O/W型エマルジョンに製造例9の
エマルジョンを使用し、「表6」に示すO/W型エマル
ジョンと外相油との配合比以外は、「表2」に示すO/
W/O型複合エマルジョンと同様に、実施例5〜8及び
比較例5〜6のO/W/O型複合エマルジョンを製造し
て評価した。
【0075】
【表6】 -------------------------------------------------------- 実施例/比較例 O/W型エマルジョン量 外相油量 -------------------------------------------------------- 実施例5 50重量% 50重量% 実施例6 60 40 実施例7 70 30 実施例8 80 20 比較例5 35 65 比較例6 97 3 --------------------------------------------------------
【0076】「エマルジョンの特性評価」
【表7】 ------------------------------------------------------------------------ エマルジョンの形態 保存安定性 保存安定性 (室温) (室温) (50℃) ------------------------------------------------------------------------ 実施例5 O/W/O ○ ○ 実施例6 O/W/O ◎ ○ 実施例7 O/W/O ◎ ◎ 実施例8 O/W/O ◎ ○ 比較例5 O/W/O × × 比較例6 O/W/O+O/W × × ------------------------------------------------------------------------
【0077】比較例5は、O/W型エマルジョンと外相
油との重量比が2:3よりも油相量過多となるため、乳
化直後には、O/W/O型エマルジョンを形成するが、
実施例5〜8と比較すると、保存安定性が悪く、室温保
存、50℃保存いずれも油浮きが認められた。また、比
較例6が示すように、O/W型エマルジョンと油相との
重量比が19:1よりも、O/W型エマルジョンが過多
となると、乳化分散中に転相し、調製されるエマルジョ
ンはO/W/O型とO/W型との混在が確認された。
【0078】
【発明の効果】本発明によれば、経時安定性が高く、使
用性が良好なO/W/O型複合エマルジョンを得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】O/W/O型複合エマルジョンの概念図であ
る。
【図2】N−ステアロイル−L−グルタミン酸の中和状
態を示す図である。
【図3】本発明に用いるO/W型エマルジョンの概念図
である。
【符合の説明】 10:外相油 12:水相 14:内相油 20:両親媒性物質 30:N−長鎖アシル酸性アミノ酸モノ塩 40:ラメラ構造

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外相油中にO/W型エマルジョンが分散
    したO/W/O型複合エマルジョンにおいて、内相のO
    /W型エマルジョンに、両親媒性物質-N−長鎖アシル
    酸性アミノ酸モノ塩-油-水系において常温以上でゲルを
    形成し得るものの中から選択された両親媒性物質及びN
    −長鎖アシル酸性アミノ酸モノ塩と、油性成分と、水と
    を含有し、前記外相油中に有機変性粘土鉱物とHLB7
    以下の乳化剤とを含有するものであって、O/W型エマ
    ルジョンと外相油との重量比が2:3〜19:1である
    ことを特徴とするO/W/O型複合エマルジョン。
  2. 【請求項2】 前記両親媒性物質は炭素鎖長が炭素数1
    2以上である高級アルコール及び/又は高級脂肪酸であ
    ることを特徴とする請求項1記載のO/W/O型複合エ
    マルジョン。
  3. 【請求項3】 前記内相のO/W型エマルジョン中に含
    まれるN−長鎖アシル酸性アミノ酸モノ塩がN−ステア
    ロイル−L−グルタミン酸モノ塩であることを特徴とす
    る請求項1または2記載のO/W/O型複合エマルジョ
    ン。
  4. 【請求項4】 前記内相のO/W型エマルジョン中にN
    −長鎖アシル酸性アミノ酸ジ塩を含有し、その含有量
    が、N−長鎖アシル酸性アミノ酸モノ塩に対してモル比
    で0.25倍量以下であることを特徴とする請求項1、
    2または3記載のO/W/O型複合エマルジョン。
  5. 【請求項5】 前記両親媒性物質とN−長鎖アシル酸性
    アミノ酸モノ塩の合計量に対して、O/W型エマルジョ
    ンの内相油が1/2倍量以上含有されていることを特徴
    とする請求項1、2、3または4記載のO/W/O型複
    合エマルジョン。
  6. 【請求項6】 前記両親媒性物質とN−長鎖アシル酸性
    アミノ酸モノ塩がO/W型エマルジョンの油滴界面に存
    在し、その存在量がDSCによるピーク面積比で全含有
    量の90%以上であることを特徴とする請求項1、2、
    3、4または5記載のO/W/O型複合エマルジョン。
  7. 【請求項7】 前記両親媒性物質とN−長鎖アシル酸性
    アミノ酸モノ塩の合計量が、O/W型エマルジョンの水
    相に対し0.2重量%以上であることを特徴とする請求
    項1、2、3、4、5または6記載のO/W/O型複合
    エマルジョン。
  8. 【請求項8】 前記有機変性粘土鉱物が、水膨潤性粘土
    鉱物を第4級アンモニウム型カチオン界面活性剤と非イ
    オン性界面活性剤とで処理して得られたものであること
    を特徴とする請求項1、2、3、4、5、6または7記
    載のO/W/O型複合エマルジョン。
  9. 【請求項9】 N−長鎖アシル酸性アミノ酸モノ塩を含
    有する水相中に内相油となる油性成分を添加し高圧乳化
    処理又は超音波処理してO/W型エマルジョンを調整す
    る工程と、該O/W型エマルジョンを、有機変性粘土鉱
    物とHLB7以下の乳化剤とを含む外相油となる油性成
    分に分散乳化する工程とからなることを特徴とする請求
    項1、2、3、4、5、6、7または8記載のO/W/
    O型複合エマルジョンの製造方法。
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