JPH11767A - 溶接装置 - Google Patents

溶接装置

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Publication number
JPH11767A
JPH11767A JP9168156A JP16815697A JPH11767A JP H11767 A JPH11767 A JP H11767A JP 9168156 A JP9168156 A JP 9168156A JP 16815697 A JP16815697 A JP 16815697A JP H11767 A JPH11767 A JP H11767A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
welding
workpiece
current
electrode
welded
Prior art date
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Pending
Application number
JP9168156A
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English (en)
Inventor
Shinichi Tamura
村 伸 一 田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication of JPH11767A publication Critical patent/JPH11767A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 設定通りの溶接電流を流すことができ、それ
によって溶接ばらつきを少なくすることができる溶接装
置を得る。 【解決手段】 溶接装置10は、交流電源14a,14
b、位相調整回路16a,16b、トランス18a,1
8bおよびスイッチング素子20a,20bを含む。ト
ランス18aの2次巻線は、溶接電極22aおよびアー
ス電極24に接続される。また、トランス18bの2次
巻線は、溶接電極22bおよびアース電極24に接続さ
れる。溶接電極22a,22bおよびアース電極24
を、被溶接物30に接触させる。そして、位相調整装置
16a,16bとスイッチング素子20a,20bと
で、溶接電流i1 ,i2 の立ち上がり極性が設定通りと
なるように調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は溶接装置に関し、
特にたとえば、同時に被溶接物の複数箇所を溶接するた
めの溶接装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は従来の溶接装置の一例を示す図解
図であり、図8はその等価回路図である。溶接装置1
は、溶接電源2a,2bを含む。溶接電源2a,2b
は、複数の交流電源3a,3b,スイッチング素子4
a,4bおよびトランス5a,5bで形成される。交流
電源3aは、スイッチング素子4aを介して、トランス
5aの1次巻線に接続される。また、交流電源3bは、
スイッチング素子4bを介して、トランス5bの1次巻
線に接続される。トランス5aの2次巻線は、一方の溶
接電極6aおよびアース電極7に接続される。また、ト
ランス5bの2次巻線は、他方の溶接電極6bおよびア
ース電極7に接続される。
【0003】2つの溶接電極6a,6bおよびアース電
極7は、溶接ステージ8上に載置された被溶接物9に接
触させられる。被溶接物9は、たとえば絶縁体を介し
て、溶接ステージ8上に載置される。そして、スイッチ
ング素子4a,4bによって、溶接電極6a,6bから
被溶接物9に溶接電流が流される。このとき、溶接電極
6a,6bからは、たとえば図9に実線で示すように、
互いに逆位相の溶接電流i1 ,i2 が流れるように設定
される。それにより、2つの溶接電極6a,6bが接触
する部分において、被溶接物9が溶接されるとともに、
アース電極7部分では溶接電流が相殺される。そのた
め、アース電極7には、ほとんど電流が流れず、アース
電極7が接触している部分においては、被溶接物9は溶
接されない。このようにして、被溶接物9の複数箇所
が、同時に溶接される。
【0004】また、図10に示すように、時間差を設け
て、溶接電極6a,6bから被溶接物9に正極性立ち上
がりの溶接電流i1 ,i2 が流れるように設定する場合
もある。この場合、アース電極7にも電流が流れるが、
アース電極7と被溶接物9との接触面積を大きくするこ
とにより、これらの間の接触抵抗を低くして、発生する
ジュール熱を小さくすることができる。そのため、アー
ス電極7部分では、被溶接物9が溶接されない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、複数の
溶接電流の位相を調整しても、数十回に1回程度の割合
で、設定外の位相の溶接電流が流れることがある。たと
えば、一方の溶接電流と他方の溶接電流とが、時間差を
もって正極性立ち上がりとなるように設定されている場
合、同時に逆位相の溶接電流が流れたりすると、溶接部
分に大電流が流れて、被溶接物の溶接部が溶けすぎると
いう問題がある。
【0006】また、一方の溶接電流と他方の溶接電流と
が、同時に逆極性の立ち上がりとなるように設定されて
いる場合、時間差をもって正極性立ち上がりの溶接電流
が流れたりすると、溶接部分に流れる電流が設定された
値より小さくなり、溶接強度が弱くなってしまう。この
ように、設定した溶接電流の立ち上がり極性がばらつく
ことにより、被溶接物の溶接状態にばらつきが生じると
いう問題があった。
【0007】それゆえに、この発明の主たる目的は、設
定通りの溶接電流を流すことができ、それによって溶接
ばらつきを少なくすることができる溶接装置を提供する
ことである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、複数の溶接
電源と、溶接電源から被溶接物に溶接電流を流すために
形成される溶接電源と同数の溶接電極と、溶接電源,溶
接電極および被溶接物と協働して溶接回路を形成するた
めのアース電極とを含み、溶接電極から被溶接物に流れ
る溶接電流の立ち上がり極性を制御するための制御手段
が形成された、溶接装置である。この溶接装置におい
て、制御手段は、溶接電極に流れる溶接電流の断続を行
うためのスイッチング手段と、溶接電流の位相を制御す
るための位相調整回路とで構成することができる。
【0009】制御手段を設けることにより、複数の溶接
電極から被溶接物に流れる溶接電流の立ち上がり極性が
制御される。そのため、常に、設定された通りの立ち上
がり極性を得ることができる。たとえば、スイッチング
手段と位相調整回路とで溶接電流を制御する場合、スイ
ッチング手段によって回路が閉じたのち、位相調整回路
によって、所定の立ち上がり極性となる部分で溶接電流
が流される。
【0010】この発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
【0011】
【発明の実施の形態】図1はこの発明の一実施例を示す
図解図であり、図2はその等価回路図である。溶接装置
10は、溶接電源12a,12bを含む。溶接電源12
a,12bは、それぞれ交流電源14a,14bを含
む。交流電源14aは、位相調整回路16aを介して、
トランス18aの1次巻線の一端側に接続される。ま
た、交流電源14aは、スイッチング手段としてのスイ
ッチング素子20aを介して、トランス18aの1次巻
線の他端側に接続される。同様に、交流電源14bは、
位相調整回路16bを介して、トランス18bの1次巻
線の一端側に接続される。さらに、交流電源14bは、
スイッチング手段としてのスイッチング素子20bを介
して、トランス18bの1次巻線の他端側に接続され
る。これらのスイッチング素子20a,20bとして
は、たとえばサイリスタなどの半導体スイッチング素子
が用いられる。これらのスイッチング素子20a,20
bと位相調整回路16a,16bとで、溶接電流の立ち
上がり極性を制御するための制御回路が形成される。
【0012】トランス18aの2次巻線の一端側には、
溶接電極22aが接続される。また、トランス18aの
2次巻線の他端側には、アース電極24が接続される。
同様に、トランス18bの2次巻線の一端側には、別の
溶接電極22bが接続される。さらに、トランス18b
の2次巻線の他端側には、前述のアース電極24が接続
される。
【0013】被溶接物30は、溶接ステージ32上に載
置される。このとき、溶接ステージ32上には、たとえ
ば絶縁体34などが置かれ、その上に被溶接物30が載
置される。そして、被溶接物30の溶接部分に、溶接電
極22a,22bが接触させられる。また、被溶接物3
0の溶接部分以外の部分に、アース電極24が接触させ
られる。これらの溶接電源12a,12b,位相調整回
路16a,16b,アース電極24および被溶接物30
などによって、溶接回路が形成される。このとき、図3
に示すように、アース電極24と被溶接物30との間の
接触部分の面積は、溶接電極22a,22bと被溶接物
30との接触面積より大きくなるように設定される。こ
のように設定することにより、アース電極24と被溶接
物30との間の接触抵抗を、溶接電極22a,22bと
被溶接物30との間の接触抵抗より小さくすることがで
きる。
【0014】この溶接装置10では、図4に示すよう
に、たとえば商用周波数の電流が用いられる。この実施
例では、図4の点線で示すように、交流電源14aと交
流電源14bからは、互いに逆位相の電流が出力され
る。そして、この溶接装置10を用いて被溶接物30を
溶接する場合、たとえば溶接信号などによってスイッチ
ング素子20a,20bが動作し、回路が閉じられる。
しかしながら、位相調整回路16a,16bがあるため
に、所定の立ち上がり極性となるまで、トランス18
a,18bには電流が流れない。つまり、溶接電極22
a,22bから被溶接物30に流れる溶接電流i1 ,i
2 が、逆極性立ち上がりとなるように設定されている場
合、位相調整回路16a,16bにより、逆極性立ち上
がりとなるまで、トランス18a,18bの1次巻線に
電流が供給されない。
【0015】そして、図4の実線で示すように、逆極性
立ち上がりとなる部分で、トランス18a,18bの1
次巻線に電流が供給され、1波長分の電流が流れたとこ
ろでスイッチング素子20a,20bが動作して回路が
開く。したがって、溶接電極22a,22bからは、逆
極性立ち上がりの溶接電流i1 ,i2 が1波長分だけ被
溶接物30に供給される。
【0016】つまり、位相調整回路16a,16bによ
って、一方の溶接電流i1 が負極性立ち上がりとなり、
かつ他方の溶接電流i2 が正極性立ち上がりとなるよう
に、トランス18a,18bの1次巻線に電流が供給さ
れる。したがって、溶接電極22a,22bから被溶接
物30に、同時に溶接電流が供給される。これらの溶接
電流は、互いに逆位相であるため、アース電極24部分
において相殺され、アース電極24にはほとんど電流が
流れない。したがって、アース電極24が接触した部分
では、被溶接物30は溶接されない。
【0017】また、図5に示すように、2つの溶接電流
1 ,i2 が正極性立ち上がりとなるように設定されて
いる場合、溶接信号などによってスイッチング素子20
a,20bが動作してから、両方の溶接電流i1 ,i2
が正極性立ち上がりとなるまで、トランス18a,18
bの1次巻線に電流が供給されない。そして、図5の実
線で示すように、両方の溶接電流i1 ,i2 が正極性立
ち上がりとなるときに、トランス18a,18bの1次
巻線に電流が供給される。なお、交流電源14a,14
bから出力される電流は逆位相であるため、溶接電流i
1 ,i2 が正極性立ち上がりとなるように制御したと
き、これらの溶接電流i1 ,i2 には、1/2波長分の
時間的なずれが生じる。このような溶接電流i1 ,i2
によって、被溶接物30は、溶接電極22a,22bが
接触した部分で溶接される。なお、アース電極24部分
においては、2つの溶接電流i1 ,i2 が逆位相になっ
ている部分が相殺される。そのため、アース電極24に
は、それぞれの溶接電流i1,i2 の1/2波長分が流
れることになるが、アース電極24と被溶接物30との
間の接触抵抗が小さいため、ジュール熱の発生が少な
い。そのため、アース電極24が接触した部分では、被
溶接物30は溶接されない。
【0018】このように、この溶接装置10では、溶接
電流の立ち上がり極性を正確に制御できるため、設定通
りの溶接を行うことができる。したがって、複数箇所の
溶接を同時に行うことができ、しかも溶接状態のばらつ
きが少なく、溶接不良の発生を防ぐことができる。
【0019】なお、図6に示すように、被溶接物30の
3つ以上の部分に溶接電極22a〜22nを接触させる
ことにより、同時に多数の部分で溶接を行うことができ
る。この場合、溶接電極22a〜22nのうち、たとえ
ば1つおきに同じ立ち上がり状態となるように設定され
る。このように、被溶接物30の多数箇所を同時に溶接
する場合においても、この発明を適用することにより、
上述のような効果を得ることができる。つまり、各溶接
電極22a〜22nに流れる溶接電流の立ち上がり状態
を、位相調整回路16a〜16nで制御することによ
り、溶接状態のばらつきを少なくすることができる。
【0020】
【発明の効果】この発明によれば、被溶接物の多数箇所
を同時に溶接することができる。しかも、溶接電流の立
ち上がり極性を設定通りに制御できるため、溶接部の溶
けすぎや溶接強度の不良などのような、溶接状態のばら
つきを少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す図解図である。
【図2】図1に示す溶接装置の等価回路図である。
【図3】図1に示す溶接装置の溶接電極と被溶接物との
接触面積およびアース電極と被溶接物との接触面積を示
す図解図である。
【図4】図1に示す溶接装置を用いて2つの溶接箇所を
溶接するときの溶接電流の一例を示す波形図である。
【図5】図1に示す溶接装置を用いて2つの溶接箇所を
溶接するときの溶接電流の他の例を示す波形図である。
【図6】被溶接物の多数箇所で溶接を行うための溶接装
置の例を示す概念図である。
【図7】従来の溶接装置の一例を示す図解図である。
【図8】図7に示す従来の溶接装置の等価回路図であ
る。
【図9】従来の溶接装置を用いて2つの溶接箇所を溶接
するときの溶接電流の一例を示す波形図である。
【図10】従来の溶接装置を用いて2つの溶接箇所を溶
接するときの溶接電流の他の例を示す波形図である。
【符号の説明】
10 溶接装置 12a,12b 溶接電源 14a,14b 交流電源 16a,16b 位相調整回路 18a,18b トランス 20a,20b スイッチング素子 22a,22b 溶接電極 24 アース電極 30 被溶接物 32 溶接ステージ 34 絶縁体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の溶接電源、 前記溶接電源から被溶接物に溶接電流を流すために形成
    される前記溶接電源と同数の溶接電極、および前記溶接
    電源,前記溶接電極および前記被溶接物と協働して溶接
    回路を形成するためのアース電極を含み、 前記溶接電極から前記被溶接物に流れる溶接電流の立ち
    上がり極性を制御するための制御手段が形成された、溶
    接装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記溶接電極に流れる
    前記溶接電流の断続を行うためのスイッチング手段と、
    前記溶接電流の位相を制御するための位相調整回路とを
    含む、請求項1に記載の溶接装置。
JP9168156A 1997-06-09 1997-06-09 溶接装置 Pending JPH11767A (ja)

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JP9168156A JPH11767A (ja) 1997-06-09 1997-06-09 溶接装置

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