JPH1177016A - 厨芥処理機 - Google Patents

厨芥処理機

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JPH1177016A
JPH1177016A JP9248043A JP24804397A JPH1177016A JP H1177016 A JPH1177016 A JP H1177016A JP 9248043 A JP9248043 A JP 9248043A JP 24804397 A JP24804397 A JP 24804397A JP H1177016 A JPH1177016 A JP H1177016A
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stirring
garbage
processing container
kitchen waste
control means
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Takafumi Ishibashi
崇文 石橋
Masaru Moro
勝 茂呂
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 厨芥が偏って処理容器内に投入されても、厨
芥の表面を均一に加熱して、水分含んだ箇所が発生しな
いようにして、表面を乾燥させた後の厨芥の撹拌動作に
よる厨芥の焦げ付きを防止する。 【解決手段】 処理容器22内の厨芥を加熱乾燥させる
加熱ヒータ30及び乾燥ファン32と、厨芥を撹拌する
撹拌羽根24と、処理容器22内の雰囲気温度を検出す
る温度センサー31を有し、撹拌羽根24は温度センサ
ー31で所定温度を検出してから遅延させ撹拌動作を行
うもので、この撹拌動作を行う期間になるまでは撹拌羽
根22を停止状態とし、運転開始から数秒後に数秒の撹
拌動作を行わせて、加熱開始当初から偏って投入された
厨芥を均一化し、厨芥表面を均一に加熱して厨芥の表面
の一部に水分を含んだ箇所が発生しないようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生ごみ等の厨芥を
乾燥処理するための厨芥処理機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の厨芥処理機を、図9を用いて説明
する。図9は従来の温風加熱方式の厨芥処理機の概略構
成図である。
【0003】図において、1は厨芥処理機本体であり、
2は厨芥を収容する処理容器であり、厨芥処理機本体1
内に配されている。3は厨芥を加熱して乾燥させる加熱
ヒータであり、4は加熱ヒータ3により加熱された空気
を処理容器2内の厨芥へと送風する乾燥ファンであり、
5は処理容器2内に設けた厨芥を撹拌するための撹拌羽
根であり、7は本体1内を冷却する冷却ファンであり、
6は処理容器2内の雰囲気温度を検出する温度センサー
であり、8は処理容器2内の空気を排出する排気通路で
あり、9は厨芥から発生する水蒸気を凝縮させる排気通
路8上に設けた凝縮器であり、10は厨芥の処理過程に
おいて処理容器2内の厨芥より発生する臭気を脱臭する
排気通路8上に設けた触媒である。
【0004】11は排気通路8上にある凝縮器9に取り
付けられ、水蒸気を含んだ排気の温度を凝縮器9を介し
て検出する終了センサーであり、12は厨芥より発生す
る水分を貯めておくタンクであり、13は撹拌羽根を駆
動する駆動手段である。加熱ヒータ3の動作は制御手段
14により制御されるが、制御手段14は温度センサー
6と終了センサー11からの入力により加熱ヒータ3の
通電を制御する。
【0005】上記構成において、加熱ヒータ3で加熱さ
れた空気は乾燥ファン4により処理容器2へと送られ
る。加熱ヒータ3は温度センサー7により処理容器2内
の雰囲気温度が検出され、処理容器2内の雰囲気温度が
一定温度(制御温度)となるよう制御手段で制御され
る。処理容器2内の雰囲気温度を速く立ち上げるため
に、乾燥ファン4と冷却ファン6は、運転開始後、加熱
ヒータ3の温度がある程度立ち上がる所定時間後に動作
を開始するよう制御手段14によって制御される。
【0006】処理容器2内の厨芥が水分を多く含んだ状
態で粉砕を行うと、液状となった厨芥が処理容器2に付
着し、その状態で加熱を行うと、処理容器2への厨芥の
こびりつき(焦げ付き)が発生する可能性がある。その
ため、処理終了時の処理容器2への厨芥のこびりつき等
が発生しないよう、撹拌・粉砕を行う前に、厨芥の表面
の水分を有る程度除去しておくために、運転開始後、処
理容器2内の雰囲気温度が立ち上がって制御温度に到達
した後、所定時間経過してから撹拌羽根5の動作を開始
する。撹拌羽根5の動作により厨芥を撹拌・粉砕でき、
効率よく厨芥の水分を蒸発させることができる。
【0007】厨芥より発生した水蒸気は処理容器2内か
ら排気通路8へと排出され、凝縮器9が冷却ファン6に
より冷却されることにより水蒸気が凝縮器9内で凝縮さ
れ、水となってタンク12内へ貯まっていく。水分を除
去された排気は触媒10を通過して脱臭されて、本体1
の外へ排出される。
【0008】終了センサー11で検出される温度は、水
蒸気が継続して発生している時に対して、厨芥が乾燥し
てきて排気中の水蒸気がなくなってくると低下する。制
御手段は終了センサー11による検出温度が低下したこ
とを検出して、乾燥終了と判断して、加熱ヒータ3によ
る加熱を終了させる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来の厨
芥処理機にあっては、運転開始後、処理容器2内の雰囲
気温度が立ち上がって制御温度に到達した後、所定時間
経過してから撹拌羽根5の動作を開始するため、厨芥の
投入状態によっては、厨芥表面の水分除去が不足した状
態で撹拌動作を開始してしまい、水分を含んだ状態で厨
芥を撹拌してしまい、処理容器2の内面に厨芥ごみがこ
びりつくという問題点を有していた。
【0010】つまり、処理容器2内に厨芥が偏って投入
されると、乾燥ファン4による温風が厨芥の表面に万遍
なく行き届かなくなり、このような箇所では水分を含ん
だ状態のままとなり、上記問題を引き起こすのである。
また、乾燥ファン4を用いないで、加熱ヒータ3のみで
厨芥を加熱乾燥させるものにおいても、同様に、厨芥表
面を均一に加熱することができなくなり、水分を含んだ
状態の部分が発生するものである。
【0011】本発明は、上記問題点を解決するものであ
って、厨芥表面の水分除去を促進し、撹拌動作による処
理容器内の厨芥のこびりつきを防止することを目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、厨芥を撹拌する撹拌手段を制御する撹拌制
御手段を有し、厨芥の表面が乾燥すると前記撹拌手段に
よる撹拌動作を行うとともに、前記厨芥表面が乾燥する
までは前記撹拌手段を停止状態とし、この停止状態の期
間内に短時間前記撹拌手段を動作させるものである。
【0013】厨芥の表面が乾燥したかは処理容器または
処理容器内の温度を検出する温度センサーの検出温度か
ら判断でき、または加熱乾燥手段の運転開始から所定時
間経過したかでも判断することができる。
【0014】上記判断を利用して厨芥の表面が乾燥する
までは撹拌手段を停止状態としているので、水分を多く
含んだ厨芥を撹拌させることがなく、また、この停止期
間内に短時間だけ撹拌手段を動作させることにより、処
理容器内に偏って投入された厨芥を崩して、その表面が
なるべく平坦な状態とし、厨芥表面を均一に加熱できる
ようにしている。したがって、厨芥表面の水分も均一に
除去でき、水分除去を促進できることとなる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1記載の発明は、
厨芥を収容する処理容器と、前記処理容器内の厨芥を加
熱乾燥させる加熱乾燥手段と、前記処理容器または処理
容器内の温度を検出する温度センサーと、前記処理容器
内の厨芥を撹拌する撹拌手段と、前記撹拌手段の動作を
制御する撹拌制御手段とを有し、前記撹拌制御手段は、
前記温度センサーの検出温度が所定温度に到達してから
前記撹拌手段による撹拌動作を行う期間を設け、この撹
拌動作を行う期間になるまでは前記撹拌手段を停止状態
とし、この停止状態の期間内に短時間前記撹拌手段を動
作させるものである。
【0016】この構成によれば、温度センサーの検出温
度が所定温度に到達してから撹拌動作を行い、厨芥の表
面が乾燥していない状態では、撹拌手段を動作させない
ので、水分を含んだ厨芥が乾燥していない状態で撹拌さ
れてしまうのを防止でき、また、この停止期間内に短時
間撹拌動作を動作させるので、偏って投入された厨芥を
処理容器内に均一に広げることができ、厨芥表面の水分
除去も均一に行うことができる。
【0017】本発明の請求項2記載の発明は、厨芥を収
容する処理容器と、前記処理容器内の厨芥を加熱乾燥さ
せる加熱乾燥手段と、運転開始からの時間を計時するタ
イマー手段と、前記処理容器内の厨芥を撹拌する撹拌手
段と、前記撹拌手段の動作を制御する撹拌制御手段とを
有し、前記撹拌制御手段は、前記タイマー手段が所定時
間計時すると前記撹拌手段による撹拌動作を行う期間を
設け、撹拌動作を行う期間になるまでは前記撹拌手段を
停止状態とし、この停止状態の期間内に短時間前記撹拌
手段を動作させるものである。
【0018】この構成によれば、厨芥の表面が乾燥する
までの時間をタイマー手段で計時し、厨芥の表面が乾燥
しない期間内には撹拌手段の動作を停止しているので、
水分を含んだ厨芥が撹拌されてしまうのを防止でき、ま
た、この停止期間内に短時間撹拌動作を動作させるの
で、偏って投入された厨芥を処理容器内に均一に広げる
ことができ、厨芥表面の水分除去も均一に行うことがで
きる。また、温度センサーに厨芥が焦げ付いてその感度
が低下した場合にも、正確に厨芥の表面が乾燥してから
撹拌動作を行わせることができる。
【0019】本発明の請求項3記載の発明は、請求項1
又は2記載の発明の撹拌制御手段が、運転開始より遅延
させて撹拌手段を短時間動作させるようにしたので、運
転を開始してすぐに撹拌手段が動作することがない。よ
って、撹拌手段が厨芥にロックされている状態で運転を
開始しても、運転開始と同時にロックによる異音が発生
することがないので、使用者が異音により故障であると
誤認することもない。
【0020】本発明の請求項4記載の発明は、請求項1
又は2記載の発明の撹拌制御手段が、回転方向を切り替
えて短時間撹拌手段を動作させるので、撹拌手段のロッ
ク状態を解消することができ、確実に厨芥の偏りを解消
することができる。
【0021】
【実施例】
(実施例1)以下、本発明の第1の実施例について図
1、図2、図3を用いて説明する。
【0022】図1において、21は厨芥処理機本体であ
り、22は厨芥処理機本体21より脱着可能な処理容器
であり、この処理容器22内に厨芥が投入される。23
は厨芥処理機本体21に固定した外容器であり、この外
容器23内に処理容器22を設置している。24は処理
容器22の内底部に回転自在に配され、内部に投入され
た厨芥を撹拌・粉砕する撹拌羽根であり、この撹拌羽根
24は少なくとも厨芥を撹拌できる構成であればよく、
本実施例では撹拌羽根24の一部に刃を形成して、撹拌
羽根24の回転により厨芥を粉砕できるようにもしてい
る。33は撹拌羽根24を回転させる駆動手段で、具体
的にはモータ単独で構成してもよいし、あるいはモータ
とこのモータの回転を減速する減速機構とから構成して
もよい。撹拌羽根24と駆動手段33とで撹拌手段34
を構成する。
【0023】25は本体21の内部を冷却する冷却ファ
ンであり、26は処理容器22で発生する水蒸気を排出
する通路である排気通路であり、28は処理容器22内
の水蒸気を排気通路26を通して排気するための圧力を
発生する吸引ファンである。上記冷却ファン25および
吸引ファン28は制御手段により動作が制御されるもの
である。
【0024】29は吸引ファン28から排気される水蒸
気を本体21の外部へ排出する排気口であり、27は排
気通路26の途中に設けられた脱臭装置で、好ましくは
排気の脱臭を行う触媒装置を用いる。30は処理容器2
2の上方に設けた処理容器内22の厨芥を加熱する加熱
ヒータであり、32は加熱ヒータ30が発する熱を厨芥
へと送風する乾燥ファンである。この乾燥ファン32は
モータ(図示せず)により回転駆動されるもので、乾燥
ファン32のモータの通電を制御することにより乾燥フ
ァン32の動作を制御する。以降、乾燥ファン32とこ
れを駆動するモータを含めて乾燥ファン32と称す。
【0025】31は処理容器22内の雰囲気温度を検出
する温度センサーであり、この温度センサー31の検出
温度は図2中の加熱制御手段35に入力される。この加
熱制御手段35は温度センサー31の検出温度に応じて
加熱ヒータ30及び乾燥ファン32の動作を制御する。
なお、加熱ヒータ30と乾燥ファン32と加熱制御手段
35とで加熱乾燥手段36を構成する。この加熱乾燥手
段36の出力に応じて撹拌制御手段37は撹拌手段34
の駆動手段33を制御する。
【0026】上記構成による動作を図3により説明す
る。すなわち、運転を開始(処理開始)させると、加熱
制御手段35は加熱ヒータ30をオンし、温度センサー
31から入力される温度情報が目標温度である130℃
になるまで立ち上げる。制御手段は運転開始時からの時
間を計時しており、加熱ヒータ30による処理容器22
内部の温度を早期に立ち上げるため、予め設定した時間
T1経過後に冷却ファン25と吸引ファン28の動作を
開始させる。また、加熱制御手段35も運転開始時から
の時間を計時しており、時間T1経過後に乾燥ファン3
2の動作を開始させ、処理容器22内の厨芥に送風を開
始する。乾燥ファン32,冷却ファン25,吸引ファン
28を動作させると、温度センサー31の検出温度は低
下する。
【0027】この後、加熱制御手段35は、温度センサ
ー31の検出温度が目標温度である130℃に到達する
まで加熱ヒータ30をオンし、目標温度に到達した以後
は、温度センサー31の検出温度が130℃より高けれ
ば加熱ヒータ30をオフし、低ければオンし、温度セン
サー31の検出温度が130℃付近を維持するよう加熱
ヒータ30を制御する。この時、乾燥ファン33によ
り、処理容器22内の厨芥に温風があたり厨芥が加熱さ
れ、厨芥より発生する水蒸気は吸引ファン28に吸引さ
れて、排気通路26を通って脱臭装置27で脱臭され、
排気口29より排出される。また、加熱ヒータ30から
の発熱は、厨芥のみではなく、本体21の各部にも伝導
するので冷却ファン28により、加熱中も冷却を行う。
【0028】撹拌制御手段37は、本体21の運転開始
時からの運転時間を計時しており、時間T2経過時に撹
拌羽根24を時間T3だけ回転させるよう駆動手段33
を動作させる。
【0029】加熱制御手段35は、冷却ファン25、吸
引ファン28、乾燥ファン32が動作している時間T1
以後において、温度センサー31の検出温度が130℃
付近を維持し始めてから(図3中A点に示すようにT1
以後、加熱ヒータ30が初めてオフしてから)の時間を
計時しており、時間T4経過後に撹拌制御手段35に撹
拌動作を開始するよう出力する。撹拌制御手段37は、
駆動手段33により、時間T5周期で撹拌羽根24を時
間T6のだけ回転させ、時間T5毎に回転方向を切り換
えて間欠運転を行い処理容器22内の厨芥を粉砕・撹拌
し、乾燥を促進する。
【0030】時間T2は、運転開始から撹拌羽根24が
間欠運転を開始するまでの時間T7に対して、T2≪T
7となるように設定すると共に、使用者が運転開始の操
作を行った後、本体21の側から離れる迄の時間、例え
ば1〜2秒に設定する。
【0031】また、処理容器22内の厨芥は、水分を多
量に含んだ状態で撹拌・粉砕されると、処理容器22の
側面等に付着し、その状態で加熱されると処理容器22
へのこびりつきが発生してしまうので、こびりつきを防
止するために、ある程度厨芥の表面の水分が蒸発してか
ら撹拌・粉砕を行う。そのため時間T3は、処理容器2
2内の厨芥の撹拌・粉砕を促進しない程度の短い時間、
例えば1〜2秒で設定する。
【0032】これにより、運転を開始すると、撹拌・粉
砕が促進されない程度の撹拌羽根24の動作で、処理容
器22内の偏って投入された厨芥が均一化され、厨芥表
面の水分の蒸発が促進されると共に、使用者が本体21
の側を離れるまでに駆動手段33と撹拌羽根24が動作
して動作音を発し、使用者が本体21の動作開始を実感
することができる。
【0033】尚、本実施例では、温度センサー31を処
理容器22内に臨ませ、処理容器22の温度を検出する
ようにしているが、特にその配置は特定されるものでな
く、例えば、処理容器22の温度や、排気通路26の壁
の温度を検出するように配置しても良く、要は厨芥の処
理中の温度が検出できる位置であればどこでも良い。
【0034】また、本実施例では、加熱乾燥手段として
加熱ヒータ30および乾燥ファン32を備えた温風式の
ものを示したが、乾燥ファン32を設けなくとも加熱ヒ
ータ30のみで加熱乾燥させるようにしてもよく、ある
いは処理容器22の下方に加熱ヒータを配し、処理容器
を加熱させるもの、さらに処理容器22の下方にヒータ
を配し、処理容器20の上部に乾燥ファン30のみを設
ける構成のものであってもよい。
【0035】(実施例2)本発明の第2の実施例を図
3,図4を用いて説明する。尚、上記第1の実施例と同
一構成部品については同一符号を付し、説明を省略す
る。
【0036】図4において、39は運転開始からの経過
時間を計時するタイマー手段であり、38は、タイマー
手段39にて計時する時間により、撹拌羽根24の動作
を制御する撹拌制御手段である。
【0037】上記構成による作用を図3により説明す
る。すなわち、タイマー手段39は、本体21が運転を
開始(処理開始)すると計時を開始し、撹拌制御手段3
8は、タイマー手段39で計時される時間が、予め設定
しておいた第1の所定時間T2経過時に撹拌羽根24を
時間T3間回転させるよう駆動手段33を動作させ、以
降は、撹拌羽根24の停止状態を維持させる。
【0038】加熱制御手段35は、運転開始時からの時
間を計時し、時間T1以後は冷却ファン25、吸引ファ
ン28、乾燥ファン32を動作させる。撹拌制御手段3
8は、予め設定した第2の所定時間T7を有しており、
タイマー手段39が計時する時間がT7になると、撹拌
羽根24の停止状態を終了し、駆動手段33により、時
間T5周期で撹拌羽根24を時間T6の間回転させ、時
間T5毎に回転方向を切り換えて間欠運転を行い処理容
器22内の厨芥を粉砕し、乾燥を促進する。
【0039】第2の所定時間T7は、本体21の運転を
開始してから、ある程度厨芥の表面の水分が蒸発する時
間で設定し、例えば、700gの厨芥に対して45分を
設定する。
【0040】また、時間T2は、時間T7に対して、T
2≪T7となるように設定すると共に、使用者が運転開
始の操作を行った後、本体21の側から離れる迄の時
間、例えば1〜2秒に設定する。
【0041】これにより、運転を開始(処理開始)する
と、撹拌・粉砕が促進されない程度の撹拌羽根24の動
作で、処理容器22内に偏って投入された厨芥が均一化
され、厨芥表面の水分の蒸発が促進されると共に、使用
者が本体21の側を離れるまでに駆動手段33と撹拌羽
根24が動作して動作音を発し、使用者が本体21の動
作開始を実感することができる。
【0042】また、運転が開始され、加熱ヒータ30に
より処理容器22内の温度が上昇し、温度センサー31
の温度が制御温度(130℃)に向けて上昇する際、温
度センサー31に厨芥が付着していると、処理容器22
内の温度に対し、温度センサー31の感度が鈍くなり、
制御温度(130℃)到達までの時間が長くなって、粉
砕の動作開始が遅れるため、処理時間が延びてしまう
が、第2の所定時間T7経過時に撹拌・粉砕を開始する
ので、処理時間の延長を防ぐことができる。
【0043】尚、本実施例では、撹拌制御手段38の有
する第2の所定時間T7を45分に設定したが、厨芥の
量に対応した複数のT7を有し、使用者が状況に応じて
T7を設定できる構成としても良い。
【0044】(実施例3)本発明の第3の実施例を図
5、図6を用いて説明する。尚、上記第1の実施例と同
一構成部品については同一符号を付し、説明を省略す
る。
【0045】図5において、41は本体21の運転開始
(処理開始)1秒後に、撹拌羽根24を一方向に1秒間
の回転をするよう駆動手段33を制御する撹拌制御手段
であり、42は図6のA点からの時間を計時し、15分
経過時に撹拌・粉砕を開始するよう撹拌制御手段41に
出力するようにした加熱制御手段であり、43は加熱制
御手段42を構成要素として有する加熱乾燥手段であ
る。
【0046】上記構成による作用は以下の通りである。
すなわち、制御手段は運転開始(処理開始)時からの時
間を計時しており、加熱ヒータ30の温度を早期に立ち
上げるため、運転開始5分後に冷却ファン25と吸引フ
ァン28の動作を開始させる。また、加熱制御手段42
も運転開始時からの時間を計時しており、5分経過後に
乾燥ファン32の動作を開始させる。
【0047】撹拌制御手段41は本体21の運転開始時
からの時間を計時しており、計時する時間が1秒経過す
ると、その時点から撹拌羽根24を1秒間一方向に回転
させるよう駆動手段33を動作させる。この1秒間の撹
拌羽根24の動作終了後、図6のA点に示す、冷却ファ
ン25、吸引ファン28、乾燥ファン32がオンしてい
る状態で、温度センサー31の検出温度が初めて130
℃を超えて加熱ヒータ30がオフしてから15分経過時
に、加熱制御手段42が撹拌・粉砕を開始するよう撹拌
制御手段に出力するまで、撹拌制御手段41は撹拌羽根
24を停止させるよう駆動手段33を制御する。
【0048】撹拌制御手段41は撹拌・粉砕を開始する
と、撹拌羽根24を1秒間一方向(正方向)に回転・1
1秒間停止のサイクルを5回(1分間)繰り返した後、
1秒間他方向(逆方向)に回転・11秒間停止のサイク
ルを5回(1分間)を繰り返し、以後、1分毎にこれを
繰り返して動作させるよう駆動手段33を制御し、撹拌
羽根24の間欠運転を行って乾燥を促進する。
【0049】本体21の運転開始1秒後より撹拌羽根2
4を動作させるのは、使用者が運転開始の操作時に最も
速く動作を実感できるようにするためであるが、0秒、
つまり運転開始の操作と同時に撹拌羽根24を動作させ
ないのは、操作と同時に撹拌羽根24を動作した場合、
使用者が操作をしたという認識をするかしないかのタイ
ミングで動作音が発生し、実感では違和感が生じるた
め、使用者が操作し終わったという認識をする時間を1
秒間設けているためである。
【0050】これにより、本体21の処理開始すると、
撹拌・粉砕が促進されない程度の撹拌羽根24の動作
で、処理容器22内に偏って投入された厨芥が均一化さ
れ、厨芥表面の水分の蒸発が促進されると共に、実感で
は操作とほぼ同時に駆動手段33と撹拌羽根24が動作
して動作音を発し、使用者が本体21の動作開始を実感
することができる。
【0051】運転開始より遅延させて撹拌羽根24を短
時間動作させるようにしたので、運転を開始してすぐに
撹拌羽根24が動作することがない。例えば、遅延させ
る時間を5秒とすれば、撹拌羽根24が厨芥にロックさ
れている状態で運転を開始しても、運転開始から5秒経
過すると使用者は厨芥処理機のそばから離れていること
が多いので、運転開始と同時にロックによる異音が発生
することがないので、使用者が異音により故障であると
誤認することもない。
【0052】(実施例4)本発明の第4の実施例を、図
7、図8を用いて説明する。尚、上記第1の実施例もし
くは第3の実施例と同一構成部品については同一符号を
付し、説明を省略する。
【0053】図7において、61は運転開始1秒後に、
撹拌羽根24を一方向(以下、正方向という)に1秒
間、反対方向(以下、逆方向という)に1秒間の回転を
するよう駆動手段33を制御する撹拌制御手段である。
【0054】上記構成による作用を図8により説明す
る。すなわち、撹拌制御手段61は運転開始時からの時
間を計時しており、計時する時間が1秒経過すると、そ
の時点から撹拌羽根24を1秒間正方向に回転させるよ
う駆動手段33を動作させる。1秒経過後、撹拌羽根2
4を1秒間停止させ、その後、1秒間逆方向に回転する
よう駆動手段33を制御する。
【0055】撹拌羽根24の1秒間の逆方向の回転終了
後、図8のA点に示す、冷却ファン25、吸引ファン2
8、乾燥ファン32がオンしている状態で、温度センサ
ー31の検出温度が初めて130℃を超えて加熱ヒータ
30がオフしてから15分経過時に、加熱制御手段42
が粉砕を開始するよう撹拌制御手段に出力するまで、撹
拌制御手段61は撹拌羽根24を停止させるよう駆動手
段33を制御する。
【0056】これにより、処理容器22内の厨芥によ
り、正方向への回転時に撹拌羽根24がロックしても、
逆方向に回転させることによって最低でも1回は動作
し、そのロック状態を解消することができ、また、処理
容器22内に偏って投入された厨芥も均一化され、厨芥
表面の水分の蒸発が促進されると共に、使用者が運転を
開始することを実感することができる。
【0057】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の発明によれば、
温度センサーの検出温度が所定温度に到達してから撹拌
動作を行うので、厨芥の表面が乾燥していない状態で
は、撹拌手段を動作させず、水分を含んだ厨芥が乾燥し
ていない状態で撹拌されてしまうのを防止でき、また、
この停止期間内に短時間撹拌動作を動作させるので、偏
って投入された厨芥を処理容器内に均一に広げることが
でき、厨芥表面の水分除去も均一に行うことができる。
【0058】本発明の請求項2記載の発明によれば、厨
芥の表面が乾燥しない期間内には撹拌手段の動作を停止
しているので、水分を含んだ厨芥が撹拌されてしまうの
を防止でき、また、この停止期間内に短時間撹拌動作を
動作させるので、偏って投入された厨芥を処理容器内に
均一に広げることができ、厨芥表面の水分除去も均一に
行うことができる。また、温度センサーに厨芥が焦げ付
いてその感度が低下した場合にも、正確に厨芥の表面が
乾燥してから撹拌動作を行わせることができる。
【0059】本発明の請求項3記載の発明によれば、運
転開始より遅延させて撹拌手段を短時間動作させるよう
にしたので、撹拌手段が厨芥にロックされている状態で
運転を開始しても、使用者がロックによる異音により故
障であると誤認することもない。
【0060】本発明の請求項4記載の発明は、回転方向
を切り替えて短時間撹拌手段を動作させるので、撹拌手
段のロック状態を解消することができ、確実に厨芥の偏
りを解消することができる。また、撹拌手段がロックし
て動作音が正常に出ないときでも、逆方向に回転させる
ことによって最低でも1回は動作音が発生し、使用者が
本体の動作開始を実感することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における厨芥処理機の概
略構成図
【図2】同厨芥処理機のブロック図
【図3】同厨芥処理機の各負荷の動作説明図
【図4】本発明の第2の実施例における厨芥処理機のブ
ロック図
【図5】本発明の第3の実施例における厨芥処理機のブ
ロック図
【図6】同厨芥処理機の各負荷の動作説明図
【図7】本発明の第4の実施例における厨芥処理機のブ
ロック図
【図8】同厨芥処理機の各負荷の動作説明図
【図9】従来の厨芥処理機の概略構成図
【符号の説明】
22 処理容器 24 撹拌羽根 30 加熱ヒータ 31 温度センサー 32 乾燥ファン 33 駆動手段 34 撹拌手段 36 加熱乾燥手段 37 撹拌制御手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 厨芥を収容する処理容器と、前記処理容
    器内の厨芥を加熱乾燥させる加熱乾燥手段と、前記処理
    容器または処理容器内の温度を検出する温度センサー
    と、前記処理容器内の厨芥を撹拌する撹拌手段と、前記
    撹拌手段の動作を制御する撹拌制御手段とを有し、前記
    撹拌制御手段は、前記温度センサーの検出温度が所定温
    度に到達してから前記撹拌手段による撹拌動作を行う期
    間を設け、この撹拌動作を行う期間になるまでは前記撹
    拌手段を停止状態とし、この停止状態の期間内に短時間
    前記撹拌手段を動作させる厨芥処理機。
  2. 【請求項2】 厨芥を収容する処理容器と、前記処理容
    器内の厨芥を加熱乾燥させる加熱乾燥手段と、運転開始
    からの時間を計時するタイマー手段と、前記処理容器内
    の厨芥を撹拌する撹拌手段と、前記撹拌手段の動作を制
    御する撹拌制御手段とを有し、前記撹拌制御手段は、前
    記タイマー手段が所定時間計時すると前記撹拌手段によ
    る撹拌動作を行う期間を設け、この撹拌動作を行う期間
    になるまでは前記撹拌手段を停止状態とし、この停止状
    態の期間内に短時間前記撹拌手段を動作させる厨芥処理
    機。
  3. 【請求項3】 撹拌制御手段は、運転開始より遅延させ
    て撹拌手段を短時間動作させる請求項1又は2記載の厨
    芥処理機。
  4. 【請求項4】 撹拌制御手段は、回転方向を切り替えて
    短時間撹拌手段を動作させる請求項1又は2記載の厨芥
    処理機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001300465A (ja) * 2000-04-21 2001-10-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd 厨芥処理機
JP2006015187A (ja) * 2004-06-30 2006-01-19 Dainichi Co Ltd 生ごみ処理機
JP2025163640A (ja) * 2024-04-17 2025-10-29 株式会社神鋼環境ソリューション 濾過乾燥方法および濾過乾燥装置

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