JPH1177593A - パンチ装置 - Google Patents
パンチ装置Info
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- JPH1177593A JPH1177593A JP23863397A JP23863397A JPH1177593A JP H1177593 A JPH1177593 A JP H1177593A JP 23863397 A JP23863397 A JP 23863397A JP 23863397 A JP23863397 A JP 23863397A JP H1177593 A JPH1177593 A JP H1177593A
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- punching
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Landscapes
- Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】複数のパンチ穴を正確な位置に穿孔することが
できるパンチ装置を提供する。 【解決手段】複数のパンチ刃P1,P2,P3,P4
は、カムC1,C2,C3,C4によって駆動されるよ
うになっている。カムC1〜C4は、取り付け角度を異
ならせてカム軸42に取り付けられており、カム軸42
は、モータ41によって回転駆動されるようになってい
る。カム軸42を回転すると、複数のパンチ刃P1〜P
4は、異なる位相で動作する。その際、1つのパンチ刃
が穿孔を完了してシート体を貫いている状態で、次のパ
ンチの穿孔動作が開始される。 【効果】先に穿孔を行ったパンチ刃によりシート体を位
置決めした状態で次のパンチ刃による穿孔が行われるの
で、正確な位置にパンチ穴を形成できる。
できるパンチ装置を提供する。 【解決手段】複数のパンチ刃P1,P2,P3,P4
は、カムC1,C2,C3,C4によって駆動されるよ
うになっている。カムC1〜C4は、取り付け角度を異
ならせてカム軸42に取り付けられており、カム軸42
は、モータ41によって回転駆動されるようになってい
る。カム軸42を回転すると、複数のパンチ刃P1〜P
4は、異なる位相で動作する。その際、1つのパンチ刃
が穿孔を完了してシート体を貫いている状態で、次のパ
ンチの穿孔動作が開始される。 【効果】先に穿孔を行ったパンチ刃によりシート体を位
置決めした状態で次のパンチ刃による穿孔が行われるの
で、正確な位置にパンチ穴を形成できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば、アルミ
ニウム刷版などのシート体、特に感光性のシート体(以
下「感材」という。)にパンチ穴(開口または切欠きを
包含する。)を穿孔するためのパンチ装置に関する。
ニウム刷版などのシート体、特に感光性のシート体(以
下「感材」という。)にパンチ穴(開口または切欠きを
包含する。)を穿孔するためのパンチ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、印刷版を作成するために、感
材を露光して潜像を記録するための画像出力装置が用い
られている。画像が記録された感材には、その後、潜像
を顕像化するための現像処理が施される。感材には、樹
脂フィルム上に感光材料層を担持させた樹脂製刷版や、
アルミニウムシート上に感光材料層を担持させたアルミ
ニウム刷版が用いられる。
材を露光して潜像を記録するための画像出力装置が用い
られている。画像が記録された感材には、その後、潜像
を顕像化するための現像処理が施される。感材には、樹
脂フィルム上に感光材料層を担持させた樹脂製刷版や、
アルミニウムシート上に感光材料層を担持させたアルミ
ニウム刷版が用いられる。
【0003】印刷工程における位置合わせのために、画
像出力装置には、画像出力位置に対応した位置にパンチ
穴を穿孔するためのパンチ装置が備えられている。この
パンチ穴に位置決めピンを挿入することにより、感材の
位置合わせを行うことができ、印刷処理を良好に行うこ
とができる。位置合わせを正確に行うためには、少なく
とも2つのパンチ穴を穿孔する必要がある。そのため、
パンチ装置には、少なくとも2つのパンチ刃と、これら
のパンチ刃を駆動するためのモータとが備えられてい
る。画像記録後の感材の端部付近がパンチ装置まで搬送
されてくると、上記モータが駆動され、複数のパンチ刃
が一斉に作動して、パンチ穴を同時に穿孔するようにな
っている。
像出力装置には、画像出力位置に対応した位置にパンチ
穴を穿孔するためのパンチ装置が備えられている。この
パンチ穴に位置決めピンを挿入することにより、感材の
位置合わせを行うことができ、印刷処理を良好に行うこ
とができる。位置合わせを正確に行うためには、少なく
とも2つのパンチ穴を穿孔する必要がある。そのため、
パンチ装置には、少なくとも2つのパンチ刃と、これら
のパンチ刃を駆動するためのモータとが備えられてい
る。画像記録後の感材の端部付近がパンチ装置まで搬送
されてくると、上記モータが駆動され、複数のパンチ刃
が一斉に作動して、パンチ穴を同時に穿孔するようにな
っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、複数のパン
チ刃を同時に感材の表面に接触させると、感材に応力が
作用するから、感材に変形が生じる。この変形のため
に、パンチ穴の穿孔位置に狂いが生じるおそれがあり、
印刷工程における位置決めに支障を来すおそれがある。
チ刃を同時に感材の表面に接触させると、感材に応力が
作用するから、感材に変形が生じる。この変形のため
に、パンチ穴の穿孔位置に狂いが生じるおそれがあり、
印刷工程における位置決めに支障を来すおそれがある。
【0005】また、アルミニウム刷版のように大きな穿
孔力を必要とする感材に複数のパンチ穴を一気に穿孔し
ようとすると、複数のモータを用いる必要がある。その
ため、コストの増加が避けられないうえ、モータの取り
付けスペースの確保が困難であるという問題があった。
出力トルクの大きな1つのモータを用いることも考えら
れるが、コストの増加は避けられないうえ、パンチ刃の
数を変えようとすると、必要トルクに応じてモータをも
取り替えなければならなくなるから、あまり好ましい解
決法ではない。
孔力を必要とする感材に複数のパンチ穴を一気に穿孔し
ようとすると、複数のモータを用いる必要がある。その
ため、コストの増加が避けられないうえ、モータの取り
付けスペースの確保が困難であるという問題があった。
出力トルクの大きな1つのモータを用いることも考えら
れるが、コストの増加は避けられないうえ、パンチ刃の
数を変えようとすると、必要トルクに応じてモータをも
取り替えなければならなくなるから、あまり好ましい解
決法ではない。
【0006】そこで、本発明の第1の目的は、複数のパ
ンチ穴をシート体の正確な位置に穿孔することができる
パンチ装置を提供することである。また、この発明の第
2の目的は、構成を複雑化することなく大きな穿孔力を
要するシート体に穿孔を行えるパンチ装置を提供するこ
とである。さらに、この発明の第3の目的は、簡単な構
成で複数のパンチ穴を正確に穿孔できるパンチ装置を提
供することである。
ンチ穴をシート体の正確な位置に穿孔することができる
パンチ装置を提供することである。また、この発明の第
2の目的は、構成を複雑化することなく大きな穿孔力を
要するシート体に穿孔を行えるパンチ装置を提供するこ
とである。さらに、この発明の第3の目的は、簡単な構
成で複数のパンチ穴を正確に穿孔できるパンチ装置を提
供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段および発明の効果】上記の
目的を達成するための請求項1記載の発明は、シート体
に複数のパンチ穴を穿孔するためのパンチ装置におい
て、穿孔対象のシート体に対してほぼ垂直な方向に沿っ
て往復移動可能に設けられた複数のパンチ刃と、上記複
数のパンチ刃のうちの少なくとも2つのパンチ刃の一方
がシート体を貫いている状態でその他方が上記シート体
の穿孔を開始するように上記2つのパンチ刃の動作位相
を異ならせて、上記複数のパンチ刃を駆動するパンチ刃
駆動機構とを含むことを特徴とするパンチ装置である。
目的を達成するための請求項1記載の発明は、シート体
に複数のパンチ穴を穿孔するためのパンチ装置におい
て、穿孔対象のシート体に対してほぼ垂直な方向に沿っ
て往復移動可能に設けられた複数のパンチ刃と、上記複
数のパンチ刃のうちの少なくとも2つのパンチ刃の一方
がシート体を貫いている状態でその他方が上記シート体
の穿孔を開始するように上記2つのパンチ刃の動作位相
を異ならせて、上記複数のパンチ刃を駆動するパンチ刃
駆動機構とを含むことを特徴とするパンチ装置である。
【0008】この構成によれば、1つのパンチ刃がシー
ト体を貫き、このシート体を位置決めしている状態で他
のパンチ刃が穿孔動作を行うから、正確な位置にパンチ
穴を穿孔することができる。なお、上記パンチ刃駆動機
構は、上記複数のパンチ刃を、すべて異なる位相で駆動
するものであることが好ましい。この構成では、同時に
2つのパンチ刃が穿孔動作を行うことがないから、大き
な穿孔力を要するシート体の穿孔を、たとえば、比較的
出力トルクの小さな回転駆動源(たとえば、1つのパン
チ刃による穿孔動作に必要十分なトルクを発生するも
の)を用いて達成できる。したがって、構成を複雑化す
ることなく、大きな穿孔力を要するシート体に複数のパ
ンチ穴を穿孔できる。
ト体を貫き、このシート体を位置決めしている状態で他
のパンチ刃が穿孔動作を行うから、正確な位置にパンチ
穴を穿孔することができる。なお、上記パンチ刃駆動機
構は、上記複数のパンチ刃を、すべて異なる位相で駆動
するものであることが好ましい。この構成では、同時に
2つのパンチ刃が穿孔動作を行うことがないから、大き
な穿孔力を要するシート体の穿孔を、たとえば、比較的
出力トルクの小さな回転駆動源(たとえば、1つのパン
チ刃による穿孔動作に必要十分なトルクを発生するも
の)を用いて達成できる。したがって、構成を複雑化す
ることなく、大きな穿孔力を要するシート体に複数のパ
ンチ穴を穿孔できる。
【0009】また、必要な駆動力が小さいから、駆動力
伝達系の負荷が小さくなる。これにより、パンチ穴の穿
孔位置精度をさらに高めることが可能になるうえ、装置
の耐久性を向上することができる。また、同時に2つの
パンチ刃が穿孔動作を行わないため、シート体に大きな
応力が働くおそれがない。これにより、シート体を大き
く変形させることなく複数のパンチ穴を穿孔できるか
ら、この複数のパンチ穴を正確な位置に穿孔することが
できる。
伝達系の負荷が小さくなる。これにより、パンチ穴の穿
孔位置精度をさらに高めることが可能になるうえ、装置
の耐久性を向上することができる。また、同時に2つの
パンチ刃が穿孔動作を行わないため、シート体に大きな
応力が働くおそれがない。これにより、シート体を大き
く変形させることなく複数のパンチ穴を穿孔できるか
ら、この複数のパンチ穴を正確な位置に穿孔することが
できる。
【0010】請求項2記載の発明は、上記パンチ刃駆動
機構は、上記複数のパンチ刃を穿孔対象のシート体に対
してほぼ垂直な方向に沿って移動させるために上記複数
のパンチ刃にそれぞれ係合可能に設けられた複数のカム
と、この複数のカムを回転駆動する回転駆動機構とを含
むことを特徴とする請求項1記載のパンチ装置である。
機構は、上記複数のパンチ刃を穿孔対象のシート体に対
してほぼ垂直な方向に沿って移動させるために上記複数
のパンチ刃にそれぞれ係合可能に設けられた複数のカム
と、この複数のカムを回転駆動する回転駆動機構とを含
むことを特徴とする請求項1記載のパンチ装置である。
【0011】この構成によれば、カム機構を用いて複数
のパンチ刃を異なる位相で動作させるようにしているの
で、簡単な構成でパンチ刃を所望の態様で動作させるこ
とができる。なお、上記回転駆動機構は、上記複数のカ
ムが共通に固定されたカム軸と、このカム軸を回転駆動
するための回転駆動源とを含むことが好ましい。回転駆
動源は、モータであってもよく、また、ソレノイド式の
ロータリアクチュエータであってもよく、さらには、手
動レバーの操作による回転力をカム軸に伝達するもので
あってもよい。
のパンチ刃を異なる位相で動作させるようにしているの
で、簡単な構成でパンチ刃を所望の態様で動作させるこ
とができる。なお、上記回転駆動機構は、上記複数のカ
ムが共通に固定されたカム軸と、このカム軸を回転駆動
するための回転駆動源とを含むことが好ましい。回転駆
動源は、モータであってもよく、また、ソレノイド式の
ロータリアクチュエータであってもよく、さらには、手
動レバーの操作による回転力をカム軸に伝達するもので
あってもよい。
【0012】この構成によれば、カム軸に対するカムの
取り付け角を調整するのみで、パンチ刃の動作位相を異
ならせることができるので、構成が簡単になる。しか
も、カム軸を回転させる1つの回転駆動源を用いて複数
のパンチ刃を駆動することができるので、この点からも
構成の簡素化およびコストの低減を図ることができる。
また、カム軸が一回転する間に複数のパンチ穴の穿孔動
作が完了することになるので、パンチ穴の穿孔処理を速
やかに完了させることができる。
取り付け角を調整するのみで、パンチ刃の動作位相を異
ならせることができるので、構成が簡単になる。しか
も、カム軸を回転させる1つの回転駆動源を用いて複数
のパンチ刃を駆動することができるので、この点からも
構成の簡素化およびコストの低減を図ることができる。
また、カム軸が一回転する間に複数のパンチ穴の穿孔動
作が完了することになるので、パンチ穴の穿孔処理を速
やかに完了させることができる。
【0013】請求項3記載の発明は、上記パンチ刃駆動
機構は、上記複数のパンチ刃をシート体に対してほぼ垂
直な方向に沿って移動させるために上記複数のパンチ刃
にそれぞれ結合された複数のラックと、この複数のラッ
クにそれぞれ噛合した複数のピニオンと、この複数のピ
ニオンを回転駆動する回転駆動機構とを含むことを特徴
とする請求項1記載のパンチ装置である。
機構は、上記複数のパンチ刃をシート体に対してほぼ垂
直な方向に沿って移動させるために上記複数のパンチ刃
にそれぞれ結合された複数のラックと、この複数のラッ
クにそれぞれ噛合した複数のピニオンと、この複数のピ
ニオンを回転駆動する回転駆動機構とを含むことを特徴
とする請求項1記載のパンチ装置である。
【0014】この構成によれば、ラックアンドピニオン
機構を用いることにより、カム機構を用いる場合に比較
して、モータ等の回転駆動源の出力トルクを小さくする
ことができる。上記回転駆動機構は、上記複数のピニオ
ンが共通に固定された回転軸と、この回転軸に回転力を
与える回転駆動源とを含むものであってもよい。回転駆
動源には、上記カム機構の場合と同様に種々のものを適
用できる。
機構を用いることにより、カム機構を用いる場合に比較
して、モータ等の回転駆動源の出力トルクを小さくする
ことができる。上記回転駆動機構は、上記複数のピニオ
ンが共通に固定された回転軸と、この回転軸に回転力を
与える回転駆動源とを含むものであってもよい。回転駆
動源には、上記カム機構の場合と同様に種々のものを適
用できる。
【0015】この構成によれば、回転軸を1つの回転駆
動源からの回転力によって回転することにより、複数の
パンチ刃を作動させることができる。この場合に、回転
軸の回転角とラックとの位置関係を複数のパンチ刃の間
で相互に異ならせておけば、複数のパンチ刃を異なる位
相で動作させることができる。
動源からの回転力によって回転することにより、複数の
パンチ刃を作動させることができる。この場合に、回転
軸の回転角とラックとの位置関係を複数のパンチ刃の間
で相互に異ならせておけば、複数のパンチ刃を異なる位
相で動作させることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下では、本発明の実施の形態
を、添付図面を参照して詳細に説明する。図1は、この
発明の一実施形態のパンチ装置が適用された画像出力装
置の構成を説明するための簡略化した平面図である。こ
の画像出力装置10は、副走査方向Sに沿って往復移動
可能に設けられた矩形のテーブル1上に担持された矩形
の感材F(シート体)を図示しない露光装置から発生さ
れる露光ビームによって主走査方向Mに沿って露光する
ことにより、感材Fに潜像を記録するための装置であ
る。潜像が記録された感材Fは、自動現像機20に搬入
されて現像処理が施され、印刷版となる。
を、添付図面を参照して詳細に説明する。図1は、この
発明の一実施形態のパンチ装置が適用された画像出力装
置の構成を説明するための簡略化した平面図である。こ
の画像出力装置10は、副走査方向Sに沿って往復移動
可能に設けられた矩形のテーブル1上に担持された矩形
の感材F(シート体)を図示しない露光装置から発生さ
れる露光ビームによって主走査方向Mに沿って露光する
ことにより、感材Fに潜像を記録するための装置であ
る。潜像が記録された感材Fは、自動現像機20に搬入
されて現像処理が施され、印刷版となる。
【0017】画像出力装置10には、感材供給部30が
付属している。感材供給部30は、アルミニウム刷版や
ポリエステル刷版などの感材Fが複数枚積層されて収容
されたカセット31から感材Fを一枚ずつ取り出して、
ホームポジションHPにあるテーブル1(実線で示
す。)上に供給する。感材Fを搬送するために、感材供
給部30には、供給ローラ対32が備えられている。
付属している。感材供給部30は、アルミニウム刷版や
ポリエステル刷版などの感材Fが複数枚積層されて収容
されたカセット31から感材Fを一枚ずつ取り出して、
ホームポジションHPにあるテーブル1(実線で示
す。)上に供給する。感材Fを搬送するために、感材供
給部30には、供給ローラ対32が備えられている。
【0018】画像出力装置10は、感材供給部30とテ
ーブル1との間に、感材Fをテーブル1上において主走
査方向Mに関して位置決めするための主位置決め機構2
を有している。この主位置決め機構2は、副走査方向S
に沿って配置されたアーム3と、このアーム3に間隔を
開けて固定された一対の位置決めレバー4と、アーム3
を主走査方向Mに沿って水平に往復移動させるためのア
ーム駆動機構(図示せず。)とを有している。
ーブル1との間に、感材Fをテーブル1上において主走
査方向Mに関して位置決めするための主位置決め機構2
を有している。この主位置決め機構2は、副走査方向S
に沿って配置されたアーム3と、このアーム3に間隔を
開けて固定された一対の位置決めレバー4と、アーム3
を主走査方向Mに沿って水平に往復移動させるためのア
ーム駆動機構(図示せず。)とを有している。
【0019】感材供給部30からの感材Fは、主位置決
め機構2の上方を通ってテーブル1に供給されるように
なっている。感材Fがテーブル1上に供給された後に
は、アーム30が主走査方向Mに沿って所定位置まで水
平に移動され、その過程で位置決めレバー4が感材Fの
感材供給部30に対向する辺に当接し、感材Fを主走査
方向Mに移動させる。これにより、感材Fの主走査方向
Mに関する位置決めが達成される。
め機構2の上方を通ってテーブル1に供給されるように
なっている。感材Fがテーブル1上に供給された後に
は、アーム30が主走査方向Mに沿って所定位置まで水
平に移動され、その過程で位置決めレバー4が感材Fの
感材供給部30に対向する辺に当接し、感材Fを主走査
方向Mに移動させる。これにより、感材Fの主走査方向
Mに関する位置決めが達成される。
【0020】テーブル1よりも自動現像機20側(すな
わち、画像記録時の感材Fの搬送方向に関して下流側)
には、感材Fのテーブル1上における副走査方向Sに関
する位置決めを行うための副位置決め機構5が配置され
ている。副位置決め機構5は、主走査方向Mに沿って配
置されたアーム6と、このアーム6に間隔を開けて配置
された3つの位置決めレバー7と、アーム6を所定角度
だけ回動させることにより、レバー7を起倒させるため
の駆動機構8とを有している。アーム6は、テーブル1
とともに副走査方向Sに沿って移動するようになってお
り、また、駆動機構8は、ホームポジションHPにある
テーブル1の自動現像機20側の両角部付近に配置され
ている。
わち、画像記録時の感材Fの搬送方向に関して下流側)
には、感材Fのテーブル1上における副走査方向Sに関
する位置決めを行うための副位置決め機構5が配置され
ている。副位置決め機構5は、主走査方向Mに沿って配
置されたアーム6と、このアーム6に間隔を開けて配置
された3つの位置決めレバー7と、アーム6を所定角度
だけ回動させることにより、レバー7を起倒させるため
の駆動機構8とを有している。アーム6は、テーブル1
とともに副走査方向Sに沿って移動するようになってお
り、また、駆動機構8は、ホームポジションHPにある
テーブル1の自動現像機20側の両角部付近に配置され
ている。
【0021】テーブル1をホームポジションHPから、
自動現像機20に対して離反する方向にわずかに変位さ
せると、駆動機構8とアーム6とが係合し、アーム6が
回動されて、位置決めレバー7が起立させられる。この
とき、位置決めレバー7は、感材Fの自動現像機20に
対向する側の辺に当接し、感材Fの副走査方向Sに関す
る位置決めを行う。
自動現像機20に対して離反する方向にわずかに変位さ
せると、駆動機構8とアーム6とが係合し、アーム6が
回動されて、位置決めレバー7が起立させられる。この
とき、位置決めレバー7は、感材Fの自動現像機20に
対向する側の辺に当接し、感材Fの副走査方向Sに関す
る位置決めを行う。
【0022】テーブル1の副走査方向Sに関する移動終
端位置TP(二点鎖線で示す。)において、感材Fの自
動現像機20に対向する辺に対応する位置には、感材F
を自動現像機20に向けて排出するための排出ローラ対
9が設けられている。この排出ローラ対9と、自動現像
機20との間(すなわち、排出ローラ対9よりも感材排
出方向下流側)には、感材Fの自動現像機20に対向す
る端部付近に複数のパンチ穴(この実施形態において
は、4個)を形成するためのパンチ装置11が配置され
ている。
端位置TP(二点鎖線で示す。)において、感材Fの自
動現像機20に対向する辺に対応する位置には、感材F
を自動現像機20に向けて排出するための排出ローラ対
9が設けられている。この排出ローラ対9と、自動現像
機20との間(すなわち、排出ローラ対9よりも感材排
出方向下流側)には、感材Fの自動現像機20に対向す
る端部付近に複数のパンチ穴(この実施形態において
は、4個)を形成するためのパンチ装置11が配置され
ている。
【0023】排出ローラ対9による排出途中の感材Fに
は、パンチ装置11によって、複数のパンチ穴が穿孔さ
れ、この穿孔処理後の感材Fが自動現像機20に送られ
ることになる。図2は、パンチ装置11の全体の構成を
概念的に示す簡略化した斜視図である。パンチ装置11
は、回転駆動源としてのモータ41と、このモータ41
にカップリング44を介して結合されたカム軸42と、
このカム軸42に間隔を開けて固定された偏心カムC
1,C2,C3,C4と、カムC1〜C4によってそれ
ぞれ駆動されるパンチ刃P1,P2,P3,P4とを有
している。複数のパンチ刃P1〜P4は、穿孔対象の感
材Fの表面に垂直な方向に沿って互いに平行に配置され
いる。カム軸42は、これらのパンチ刃P1〜P4に対
して垂直な方向に沿って配置されている。モータ41に
は、1つのパンチ刃による穿孔動作のために必要かつ十
分な出力トルクを発生することができるものが適用され
ている。
は、パンチ装置11によって、複数のパンチ穴が穿孔さ
れ、この穿孔処理後の感材Fが自動現像機20に送られ
ることになる。図2は、パンチ装置11の全体の構成を
概念的に示す簡略化した斜視図である。パンチ装置11
は、回転駆動源としてのモータ41と、このモータ41
にカップリング44を介して結合されたカム軸42と、
このカム軸42に間隔を開けて固定された偏心カムC
1,C2,C3,C4と、カムC1〜C4によってそれ
ぞれ駆動されるパンチ刃P1,P2,P3,P4とを有
している。複数のパンチ刃P1〜P4は、穿孔対象の感
材Fの表面に垂直な方向に沿って互いに平行に配置され
いる。カム軸42は、これらのパンチ刃P1〜P4に対
して垂直な方向に沿って配置されている。モータ41に
は、1つのパンチ刃による穿孔動作のために必要かつ十
分な出力トルクを発生することができるものが適用され
ている。
【0024】パンチ刃P1〜P4にそれぞれ係合可能に
設けられたカムC1〜C4は、たとえば、30度ずつ角
度をずらしてカム軸42に取り付けられている。そのた
め、カム軸42を一方向に回転させると、パンチ刃P1
〜P4は、異なる位相で、感材Fに垂直な方向に沿って
往復変位することになる。そして、カム軸42が一回転
する間に、4個のパンチ穴の穿孔を完了するようになっ
ている。
設けられたカムC1〜C4は、たとえば、30度ずつ角
度をずらしてカム軸42に取り付けられている。そのた
め、カム軸42を一方向に回転させると、パンチ刃P1
〜P4は、異なる位相で、感材Fに垂直な方向に沿って
往復変位することになる。そして、カム軸42が一回転
する間に、4個のパンチ穴の穿孔を完了するようになっ
ている。
【0025】カムC1〜C4のカム軸42に対する取り
付け角は、同時に2つ以上のパンチ刃が穿孔動作を行う
ことがなく、かつ、最初のパンチ穴が穿孔されるときを
除き、パンチ穴が穿孔される際には少なくとも1つのパ
ンチ刃が感材Fを貫いている状態となるように設定され
ている。図3は、カムC1〜C4のカム軸42に対する
取り付け角の設定例を示す図であり、図3(a) は、カム
軸42を示し、図3(b) 〜(d) は、図3(a) に示す位置
A1,A2,A3,A4におけるカムC1〜C4の取り
付け状態例を示す。
付け角は、同時に2つ以上のパンチ刃が穿孔動作を行う
ことがなく、かつ、最初のパンチ穴が穿孔されるときを
除き、パンチ穴が穿孔される際には少なくとも1つのパ
ンチ刃が感材Fを貫いている状態となるように設定され
ている。図3は、カムC1〜C4のカム軸42に対する
取り付け角の設定例を示す図であり、図3(a) は、カム
軸42を示し、図3(b) 〜(d) は、図3(a) に示す位置
A1,A2,A3,A4におけるカムC1〜C4の取り
付け状態例を示す。
【0026】カム軸42には、カムC1〜C4の取り付
け位置に対応してねじ受け面51,52,53,54が
形成されている。そして、カムC1〜C4には、取り付
けねじ61,62,63,64を受け入れるねじ孔7
1,72,73,74が形成されている。取り付けねじ
61〜64をねじ受け面51〜54に当接するまでねじ
込むことにより、カムC1〜C4は、ねじ受け面51〜
54の形成角度に対応した角度でカム軸42に取り付け
られることになる。
け位置に対応してねじ受け面51,52,53,54が
形成されている。そして、カムC1〜C4には、取り付
けねじ61,62,63,64を受け入れるねじ孔7
1,72,73,74が形成されている。取り付けねじ
61〜64をねじ受け面51〜54に当接するまでねじ
込むことにより、カムC1〜C4は、ねじ受け面51〜
54の形成角度に対応した角度でカム軸42に取り付け
られることになる。
【0027】図3(b) の例は、カムC1〜C4が、30
度ずつの角度間隔を開けてカム軸42に取り付けられて
いる例であり、図3(a) のカム軸42のねじ受け面51
〜54の形成角度に対応している。この例では、カム軸
42を回転方向Rに向けて回転させることにより、パン
チ刃P1〜P4は、次の順序で穿孔動作を行う。P1→
P2→P3→P4すなわち、複数のパンチ刃P1〜P4
は、一方端のパンチ刃から他方端のパンチ刃に向けて順
次穿孔動作を行う。
度ずつの角度間隔を開けてカム軸42に取り付けられて
いる例であり、図3(a) のカム軸42のねじ受け面51
〜54の形成角度に対応している。この例では、カム軸
42を回転方向Rに向けて回転させることにより、パン
チ刃P1〜P4は、次の順序で穿孔動作を行う。P1→
P2→P3→P4すなわち、複数のパンチ刃P1〜P4
は、一方端のパンチ刃から他方端のパンチ刃に向けて順
次穿孔動作を行う。
【0028】カム軸42に形成されるねじ受け面51〜
54の形成角度を変えることにより、図3(c) または図
3(d) のようにカムC1〜C4の取り付け角度を変える
ことができる。図3(c) の例では、カムC1とカムC4
とが角度30度だけずれてカム軸42に取り付けられて
おり、カムC4とカムC2とが角度30度だけずれてカ
ム軸42に取り付けられており、カムC2とカムC3と
が角度30度だけずれカム軸42に取り付けられてい
る。この例では、複数のパンチ刃P1〜P4は、次の順
序で穿孔動作を行う。
54の形成角度を変えることにより、図3(c) または図
3(d) のようにカムC1〜C4の取り付け角度を変える
ことができる。図3(c) の例では、カムC1とカムC4
とが角度30度だけずれてカム軸42に取り付けられて
おり、カムC4とカムC2とが角度30度だけずれてカ
ム軸42に取り付けられており、カムC2とカムC3と
が角度30度だけずれカム軸42に取り付けられてい
る。この例では、複数のパンチ刃P1〜P4は、次の順
序で穿孔動作を行う。
【0029】P1→P4→P2→P3 すなわち、両端のパンチ刃P1,P4から穿孔動作が開
始され、その後、中央付近のパンチ刃P2,P4が駆動
される。また、図3(d) の例では、カムC2とカムC3
とが角度30度だけずれてカム軸42に取り付けられて
おり、カムC3とカムC1とが角度30度だけずれてカ
ム軸42に取り付けられており、カムC1とカムC4と
が角度30度だけずれてカム軸42に取り付けられてい
る。この例では、複数のパンチ刃P1〜P4は、次の順
序で穿孔動作を行う。
始され、その後、中央付近のパンチ刃P2,P4が駆動
される。また、図3(d) の例では、カムC2とカムC3
とが角度30度だけずれてカム軸42に取り付けられて
おり、カムC3とカムC1とが角度30度だけずれてカ
ム軸42に取り付けられており、カムC1とカムC4と
が角度30度だけずれてカム軸42に取り付けられてい
る。この例では、複数のパンチ刃P1〜P4は、次の順
序で穿孔動作を行う。
【0030】P2→P3→P1→P4 すなわち、中央付近のパンチ刃P2,P3から穿孔動作
が開始され、その後、両端のパンチ刃P1,P4が穿孔
動作を行う。カムC1〜C4の取り付け角度は、必ずし
も30度ずつ異ならせる必要はなく、また、同じ角度ず
つずらせて取り付けられている必要はない。ただし、あ
る1つのパンチ刃が感材Fを穿孔し終えた後、この感材
Fから退避する以前(すなわち、感材Fを貫いている状
態の期間)に、次のパンチ刃が感材Fの穿孔を開始する
ように取り付け角度が定められている必要がある。
が開始され、その後、両端のパンチ刃P1,P4が穿孔
動作を行う。カムC1〜C4の取り付け角度は、必ずし
も30度ずつ異ならせる必要はなく、また、同じ角度ず
つずらせて取り付けられている必要はない。ただし、あ
る1つのパンチ刃が感材Fを穿孔し終えた後、この感材
Fから退避する以前(すなわち、感材Fを貫いている状
態の期間)に、次のパンチ刃が感材Fの穿孔を開始する
ように取り付け角度が定められている必要がある。
【0031】図4は、パンチ装置11の排出ローラ対9
側から見た正面図であり、図5はその平面図であり、図
6はその左側面図であり、さらに、図7はその底面図で
ある。パンチ装置11は、断面L字状の長尺な上ブラケ
ット12と、このブラケット12に間隔を開けて取り付
けられた複数(この実施形態では4個)のパンチブロッ
クB1,B2,B3,B4と、感材Fが通る通路13を
形成する一対の長尺なダイ14,15と、下側のダイ1
5の下面に取り付けられた断面L字状の長尺な下ブラケ
ット16とを有している。
側から見た正面図であり、図5はその平面図であり、図
6はその左側面図であり、さらに、図7はその底面図で
ある。パンチ装置11は、断面L字状の長尺な上ブラケ
ット12と、このブラケット12に間隔を開けて取り付
けられた複数(この実施形態では4個)のパンチブロッ
クB1,B2,B3,B4と、感材Fが通る通路13を
形成する一対の長尺なダイ14,15と、下側のダイ1
5の下面に取り付けられた断面L字状の長尺な下ブラケ
ット16とを有している。
【0032】上ブラケット12の一端付近には、モータ
取り付け部材17によって、モータ41が固定されてい
る。このモータ41の駆動軸にカップリング44を介し
て結合されたカム軸42は、上ブラケット12の長手方
向に沿って延び、複数のパンチブロックB1〜B4を貫
いている。各パンチブロックB1〜B4は、上ブラケッ
ト12を挿通して、上側のダイ14に螺合するボルト1
8によって、上ブラケット12に取り付けられており、
これにより、上ブラケット12のダイ14に対する取り
付けも併せて達成されている。
取り付け部材17によって、モータ41が固定されてい
る。このモータ41の駆動軸にカップリング44を介し
て結合されたカム軸42は、上ブラケット12の長手方
向に沿って延び、複数のパンチブロックB1〜B4を貫
いている。各パンチブロックB1〜B4は、上ブラケッ
ト12を挿通して、上側のダイ14に螺合するボルト1
8によって、上ブラケット12に取り付けられており、
これにより、上ブラケット12のダイ14に対する取り
付けも併せて達成されている。
【0033】ダイ14,15の間には、その両端に介装
されたスペーサ19によって、感材Fが通る通路13が
確保されている。これらのダイ14,15の両端は、ボ
ルト45によって相互に固定されている。下ブラケット
16は、ボルト46により、下側のダイ15に取り付け
られている。パンチブロックB1〜B4が備えるパンチ
刃P1〜P4は、棒状体に形成されており、その先端部
には、感材Fに対して穿孔を行う刃部が形成されてい
る。パンチ刃P1〜P4の刃部は、図5に破線で示す平
面形状をそれぞれ有している。上側のダイ14には、こ
のパンチ刃P1〜P4の通過をそれぞれ許容する複数の
開口47(図8参照)が形成されている。また、下側の
ダイ15には、図7に示されているように、パンチ刃P
1〜P4の位置および形状に対応し、かつ、これらより
もわずかに大きく形成されたダイ孔H1,H2,H3,
H4が形成されている。さらに、下ブラケット16のダ
イ孔H1〜H4に対応する各位置には、パンチ刃P1〜
P4の通過を許容するとともに、パンチ屑の落下を許容
する開口48が形成されている。
されたスペーサ19によって、感材Fが通る通路13が
確保されている。これらのダイ14,15の両端は、ボ
ルト45によって相互に固定されている。下ブラケット
16は、ボルト46により、下側のダイ15に取り付け
られている。パンチブロックB1〜B4が備えるパンチ
刃P1〜P4は、棒状体に形成されており、その先端部
には、感材Fに対して穿孔を行う刃部が形成されてい
る。パンチ刃P1〜P4の刃部は、図5に破線で示す平
面形状をそれぞれ有している。上側のダイ14には、こ
のパンチ刃P1〜P4の通過をそれぞれ許容する複数の
開口47(図8参照)が形成されている。また、下側の
ダイ15には、図7に示されているように、パンチ刃P
1〜P4の位置および形状に対応し、かつ、これらより
もわずかに大きく形成されたダイ孔H1,H2,H3,
H4が形成されている。さらに、下ブラケット16のダ
イ孔H1〜H4に対応する各位置には、パンチ刃P1〜
P4の通過を許容するとともに、パンチ屑の落下を許容
する開口48が形成されている。
【0034】図8は、パンチブロックB1〜B4(以下
総称するときには「パンチブロックB」という。)の共
通の構成を示す断面図である。ほぼ直方体形状のハウジ
ング55内には、カムC1〜C4(以下総称するときに
は「カムC」という。)が収容されている。このカムC
がカム軸42に取り付けられているのは上述のとおりで
あり、このカム軸42は、ハウジング55の相対向する
一対の側壁を貫いていて、一方の側壁の外面に固定され
た軸受け49に軸支されている。カムCのカム面には、
パンチ刃P1〜P4(以下総称するときには「パンチ刃
P」という。)の頭部が当接している。このパンチ刃P
は、ハウジング55内に形成されたばね室56を貫いて
上下に延びて配置されており、その途中部には、フラン
ジ部材57が固定されている。このフランジ部材57の
下方には、圧縮コイルばね58が、パンチ刃Pに巻装さ
れていて、パンチ刃Pを上方に向けて付勢している。こ
のパンチ刃Pの上方への変位は、フランジ部材57がば
ね室56の天面に当接することにより規制されるように
なっており、カムCのねじ孔71〜74(図3参照)の
近傍の部位がパンチ刃Pの頭部に対向するときには、こ
の頭部とカムCとの間には隙間が確保されるようになっ
ている。
総称するときには「パンチブロックB」という。)の共
通の構成を示す断面図である。ほぼ直方体形状のハウジ
ング55内には、カムC1〜C4(以下総称するときに
は「カムC」という。)が収容されている。このカムC
がカム軸42に取り付けられているのは上述のとおりで
あり、このカム軸42は、ハウジング55の相対向する
一対の側壁を貫いていて、一方の側壁の外面に固定され
た軸受け49に軸支されている。カムCのカム面には、
パンチ刃P1〜P4(以下総称するときには「パンチ刃
P」という。)の頭部が当接している。このパンチ刃P
は、ハウジング55内に形成されたばね室56を貫いて
上下に延びて配置されており、その途中部には、フラン
ジ部材57が固定されている。このフランジ部材57の
下方には、圧縮コイルばね58が、パンチ刃Pに巻装さ
れていて、パンチ刃Pを上方に向けて付勢している。こ
のパンチ刃Pの上方への変位は、フランジ部材57がば
ね室56の天面に当接することにより規制されるように
なっており、カムCのねじ孔71〜74(図3参照)の
近傍の部位がパンチ刃Pの頭部に対向するときには、こ
の頭部とカムCとの間には隙間が確保されるようになっ
ている。
【0035】この構成により、カム軸42が回転されて
カムCが回転し、カムCのカム面がパンチ刃Pの頭部に
当接した後には、コイルばね58が圧縮されつつパンチ
刃Pが下降し、下側ダイ15のダイ孔H1〜H4(以下
総称するときには「ダイ孔H」という。)と協働して感
材Fにパンチ穴を穿孔する。その後、さらにカムCが回
転することにより、コイルばね58によって、パンチ刃
Pは、フランジ部材57がばね室56の天面に当接する
まで上昇させられる。
カムCが回転し、カムCのカム面がパンチ刃Pの頭部に
当接した後には、コイルばね58が圧縮されつつパンチ
刃Pが下降し、下側ダイ15のダイ孔H1〜H4(以下
総称するときには「ダイ孔H」という。)と協働して感
材Fにパンチ穴を穿孔する。その後、さらにカムCが回
転することにより、コイルばね58によって、パンチ刃
Pは、フランジ部材57がばね室56の天面に当接する
まで上昇させられる。
【0036】図9は、パンチ穴の穿孔例を示す図解図で
ある。感材Fは、排出ローラ対9による搬送によって、
その先端縁Faがパンチ装置11の中心線にほぼ沿う基
準線Lref に達した時点で停止される。この状態で、モ
ータ41が付勢されてカム軸42が回転することによ
り、パンチ刃P1〜P4は、先端縁Faの付近に矩形ま
たは半円形の切欠き(パンチ穴)を形成する。
ある。感材Fは、排出ローラ対9による搬送によって、
その先端縁Faがパンチ装置11の中心線にほぼ沿う基
準線Lref に達した時点で停止される。この状態で、モ
ータ41が付勢されてカム軸42が回転することによ
り、パンチ刃P1〜P4は、先端縁Faの付近に矩形ま
たは半円形の切欠き(パンチ穴)を形成する。
【0037】以上のようにこの実施形態のパンチ装置1
1によれば、1つのパンチ刃Pによるパンチ穴の穿孔が
完了した後であって、このパンチ刃Pが感材Fを貫いて
いる状態で、次のパンチ刃Pによる穿孔が開始されるよ
うに構成されている。そのため、先にパンチ穴を穿孔し
たパンチ刃Pが次のパンチ穴を穿孔する際における感材
Fの位置決めを行うことになる。これにより、感材Fの
正確な位置に複数のパンチ穴を形成することができる。
1によれば、1つのパンチ刃Pによるパンチ穴の穿孔が
完了した後であって、このパンチ刃Pが感材Fを貫いて
いる状態で、次のパンチ刃Pによる穿孔が開始されるよ
うに構成されている。そのため、先にパンチ穴を穿孔し
たパンチ刃Pが次のパンチ穴を穿孔する際における感材
Fの位置決めを行うことになる。これにより、感材Fの
正確な位置に複数のパンチ穴を形成することができる。
【0038】また、2つ以上のパンチ刃Pが同時に穿孔
動作を行うことがないので、感材Fに過大な応力が働く
ことがなく、穿孔時に感材Fが大きく変形するおそれが
ない。これによっても、正確な位置にパンチ穴を穿孔す
ることが可能となる。さらに、2つ以上のパンチ刃Pが
同時に穿孔動作を行わないようになっているから、モー
タ41は、大きなトルクを発生する必要がなく、もちろ
ん、複数のモータを用いる必要もない。これにより、簡
単な構成で複数のパンチ穴の穿孔を行うことが可能とさ
れている。
動作を行うことがないので、感材Fに過大な応力が働く
ことがなく、穿孔時に感材Fが大きく変形するおそれが
ない。これによっても、正確な位置にパンチ穴を穿孔す
ることが可能となる。さらに、2つ以上のパンチ刃Pが
同時に穿孔動作を行わないようになっているから、モー
タ41は、大きなトルクを発生する必要がなく、もちろ
ん、複数のモータを用いる必要もない。これにより、簡
単な構成で複数のパンチ穴の穿孔を行うことが可能とさ
れている。
【0039】また、同時に2つのパンチ刃Pが穿孔を行
わないようにしておく限りにおいて、パンチ刃Pの数を
増減したとしても、カム軸42に取り付けるカムの数を
それに応じて変えればよく、モータ41を出力トルクの
大きなものに替える必要はない。また、カム軸42に対
するカムC1〜C4の取り付け角をずらすことによっ
て、パンチ刃P1〜P4の動作位相を変化させるという
簡単な構成を採用しているので、製造コストも低く抑え
ることができる。
わないようにしておく限りにおいて、パンチ刃Pの数を
増減したとしても、カム軸42に取り付けるカムの数を
それに応じて変えればよく、モータ41を出力トルクの
大きなものに替える必要はない。また、カム軸42に対
するカムC1〜C4の取り付け角をずらすことによっ
て、パンチ刃P1〜P4の動作位相を変化させるという
簡単な構成を採用しているので、製造コストも低く抑え
ることができる。
【0040】図10は、この発明の第2の実施形態に係
るパンチ装置に適用されるパンチブロックの構成を示す
断面図である。この図10において、上記の図8に対応
する各部には図8の場合と同一の参照符号を付して示
す。このパンチブロックは、ラックアンドピニオンを利
用してパンチ刃Pを感材Fに対してほぼ垂直な方向に往
復直線変位させるように構成されている。すなわち、パ
ンチ刃Pの上端にはラック81が取り付けられており、
このラック81は回転軸82に固定されたピニオン83
と噛合している。回転軸82は、ハウジング84の対向
する側壁を貫いて延びており、正転/逆転可能なモータ
(図示せず)によって回転駆動されるようになってい
る。
るパンチ装置に適用されるパンチブロックの構成を示す
断面図である。この図10において、上記の図8に対応
する各部には図8の場合と同一の参照符号を付して示
す。このパンチブロックは、ラックアンドピニオンを利
用してパンチ刃Pを感材Fに対してほぼ垂直な方向に往
復直線変位させるように構成されている。すなわち、パ
ンチ刃Pの上端にはラック81が取り付けられており、
このラック81は回転軸82に固定されたピニオン83
と噛合している。回転軸82は、ハウジング84の対向
する側壁を貫いて延びており、正転/逆転可能なモータ
(図示せず)によって回転駆動されるようになってい
る。
【0041】この構成により、回転軸82を回転駆動す
れば、この回転運動は、ピニオン83とラック81とに
よって、パンチ刃Pの直線運動に変換される。これによ
り、パンチ刃Pとダイ15に形成されたダイ孔Hとの協
働により、感材Fにパンチ穴を穿孔することができる。
回転軸82に沿って同様なパンチブロックを複数個配置
すれば、1つのモータによって、複数のパンチ刃を駆動
することができる。その場合に、パンチ刃の動作が上記
第1の実施形態の場合と同様になるようにピニオンとラ
ックとの関係を各パンチブロックごとに予め設定してお
けば、上記第1実施形態の場合と同様な効果を得ること
ができる。
れば、この回転運動は、ピニオン83とラック81とに
よって、パンチ刃Pの直線運動に変換される。これによ
り、パンチ刃Pとダイ15に形成されたダイ孔Hとの協
働により、感材Fにパンチ穴を穿孔することができる。
回転軸82に沿って同様なパンチブロックを複数個配置
すれば、1つのモータによって、複数のパンチ刃を駆動
することができる。その場合に、パンチ刃の動作が上記
第1の実施形態の場合と同様になるようにピニオンとラ
ックとの関係を各パンチブロックごとに予め設定してお
けば、上記第1実施形態の場合と同様な効果を得ること
ができる。
【0042】この発明の2つの実施形態について説明し
たが、この発明は他の形態でも実施することができる。
たとえば、上記第1および第2の実施形態においては、
1つのモータを用いて全てのパンチ刃を駆動する構成を
例に挙げたが、たとえば、それぞれ2〜3個のパンチ刃
を駆動する複数のモータを用いてもよい。この場合に
も、モータ相互間の動作タイミングを制御することによ
って、1回に1つのパンチ穴が穿孔され、かつ、ある1
つのパンチ穴を穿孔したパンチ刃が感材を貫いている間
に次のパンチ穴の穿孔動作が開始されるようにすること
が好ましい。
たが、この発明は他の形態でも実施することができる。
たとえば、上記第1および第2の実施形態においては、
1つのモータを用いて全てのパンチ刃を駆動する構成を
例に挙げたが、たとえば、それぞれ2〜3個のパンチ刃
を駆動する複数のモータを用いてもよい。この場合に
も、モータ相互間の動作タイミングを制御することによ
って、1回に1つのパンチ穴が穿孔され、かつ、ある1
つのパンチ穴を穿孔したパンチ刃が感材を貫いている間
に次のパンチ穴の穿孔動作が開始されるようにすること
が好ましい。
【0043】また、上記の実施形態では、同時に2つ以
上のパンチ穴が穿孔されないようにしたが、感材Fに大
きな応力が働かない限りにおいては、2つ以上のパンチ
穴を同時に穿孔するようにしてもよい。すなわち、たと
えば、4個のパンチ穴を穿孔する際に、まず、2つのパ
ンチ穴を穿孔し、次いで、残る2つのパンチ穴を穿孔す
るようにしてもよい。また、まず、1つのパンチ穴を穿
孔し、このパンチ穴を穿孔したパンチ刃で感材Fの位置
決めを行いつつ、残る3つのパンチ穴の穿孔を同時に行
うようにしてもよい。
上のパンチ穴が穿孔されないようにしたが、感材Fに大
きな応力が働かない限りにおいては、2つ以上のパンチ
穴を同時に穿孔するようにしてもよい。すなわち、たと
えば、4個のパンチ穴を穿孔する際に、まず、2つのパ
ンチ穴を穿孔し、次いで、残る2つのパンチ穴を穿孔す
るようにしてもよい。また、まず、1つのパンチ穴を穿
孔し、このパンチ穴を穿孔したパンチ刃で感材Fの位置
決めを行いつつ、残る3つのパンチ穴の穿孔を同時に行
うようにしてもよい。
【0044】さらに、上記の実施形態の構成において
は、たとえば、パンチ刃P1が感材Fの位置決めをして
いる間にパンチ刃P2が穿孔動作を行い、パンチ刃P2
が感材Fの位置決めをしている間にパンチ刃P3が穿孔
動作を行う、というように、感材Fの位置決めを行うパ
ンチ刃が順次変化している。しかし、たとえば、1つの
パンチ刃が穿孔動作を行い、その後、最後のパンチ穴の
穿孔が終了するまで当該1つのパンチ刃が感材Fを貫い
ている状態が保たれるようにしてもよい。
は、たとえば、パンチ刃P1が感材Fの位置決めをして
いる間にパンチ刃P2が穿孔動作を行い、パンチ刃P2
が感材Fの位置決めをしている間にパンチ刃P3が穿孔
動作を行う、というように、感材Fの位置決めを行うパ
ンチ刃が順次変化している。しかし、たとえば、1つの
パンチ刃が穿孔動作を行い、その後、最後のパンチ穴の
穿孔が終了するまで当該1つのパンチ刃が感材Fを貫い
ている状態が保たれるようにしてもよい。
【0045】また、上記の実施形態では、パンチ穴が切
欠きである例を挙げたが、パンチ穴は、周囲が連続した
完全な穴であってもよい。さらに、上記第1の実施形態
においては、カム軸が一回転する間に全てのパンチ穴の
穿孔が完了されるように構成されているが、たとえば、
第2の実施形態の構成においては、回転軸82が1回転
以上回転する間に全パンチ穴の穿孔が完了するように構
成することができる。
欠きである例を挙げたが、パンチ穴は、周囲が連続した
完全な穴であってもよい。さらに、上記第1の実施形態
においては、カム軸が一回転する間に全てのパンチ穴の
穿孔が完了されるように構成されているが、たとえば、
第2の実施形態の構成においては、回転軸82が1回転
以上回転する間に全パンチ穴の穿孔が完了するように構
成することができる。
【0046】また、上記の実施形態では、感材にパンチ
穴を穿孔する構成を例に挙げたが、この発明は、感材以
外の任意のシート体にパンチ穴を穿孔する用途に適用可
能であり、特に、大きな穿孔力を要するシート体に複数
のパンチ穴を穿孔する場合に有利に応用することができ
る。その他、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で
種々の設計変更を施すことが可能である。
穴を穿孔する構成を例に挙げたが、この発明は、感材以
外の任意のシート体にパンチ穴を穿孔する用途に適用可
能であり、特に、大きな穿孔力を要するシート体に複数
のパンチ穴を穿孔する場合に有利に応用することができ
る。その他、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で
種々の設計変更を施すことが可能である。
【図1】この発明の一実施形態に係るパンチ装置が適用
された画像出力装置の構成を簡略化して示す平面図であ
る。
された画像出力装置の構成を簡略化して示す平面図であ
る。
【図2】パンチ装置の全体の構成を概念的に示す簡略化
した斜視図である。
した斜視図である。
【図3】カム軸に対するカムの取り付け角の設定例を示
す図である。
す図である。
【図4】パンチ装置の排出ローラ対側から見た正面図で
ある。
ある。
【図5】パンチ装置の平面図である。
【図6】パンチ装置の側面図である。
【図7】パンチ装置の底面図である。
【図8】パンチブロックの構成を示す断面図である。
【図9】パンチ穴の穿孔例を示す図解図である。
【図10】この発明の第2の実施形態に係るパンチ装置
に適用されるパンチブロックの構成を示す断面図であ
る。
に適用されるパンチブロックの構成を示す断面図であ
る。
11 パンチ装置 41 モータ 42 カム軸 C1,C2,C3,C4 カム P1,P2,P3,P4 パンチ刃 81 ラック 82 回転軸 83 ピニオン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安田 悟 京都府京都市南区東九条南石田町5番地 大日本スクリーン製造株式会社十条事業所 内
Claims (3)
- 【請求項1】シート体に複数のパンチ穴を穿孔するため
のパンチ装置において、 穿孔対象のシート体に対してほぼ垂直な方向に沿って往
復移動可能に設けられた複数のパンチ刃と、 上記複数のパンチ刃のうちの少なくとも2つのパンチ刃
の一方がシート体を貫いている状態でその他方が上記シ
ート体の穿孔を開始するように上記2つのパンチ刃の動
作位相を異ならせて、上記複数のパンチ刃を駆動するパ
ンチ刃駆動機構とを含むことを特徴とするパンチ装置。 - 【請求項2】上記パンチ刃駆動機構は、 上記複数のパンチ刃を穿孔対象のシート体に対してほぼ
垂直な方向に沿って移動させるために上記複数のパンチ
刃にそれぞれ係合可能に設けられた複数のカムと、 この複数のカムを回転駆動する回転駆動機構とを含むこ
とを特徴とする請求項1記載のパンチ装置。 - 【請求項3】上記パンチ刃駆動機構は、 上記複数のパンチ刃をシート体に対してほぼ垂直な方向
に沿って移動させるために上記複数のパンチ刃にそれぞ
れ結合された複数のラックと、 この複数のラックにそれぞれ噛合した複数のピニオン
と、 この複数のピニオンを回転駆動する回転駆動機構とを含
むことを特徴とする請求項1記載のパンチ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23863397A JPH1177593A (ja) | 1997-09-03 | 1997-09-03 | パンチ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23863397A JPH1177593A (ja) | 1997-09-03 | 1997-09-03 | パンチ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1177593A true JPH1177593A (ja) | 1999-03-23 |
Family
ID=17033050
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23863397A Pending JPH1177593A (ja) | 1997-09-03 | 1997-09-03 | パンチ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1177593A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| CN120382528A (zh) * | 2025-06-27 | 2025-07-29 | 江苏哲华精密制造有限公司 | 一种加热膜冲孔机 |
-
1997
- 1997-09-03 JP JP23863397A patent/JPH1177593A/ja active Pending
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