JPH1178237A - 感熱記録媒体 - Google Patents
感熱記録媒体Info
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- JPH1178237A JPH1178237A JP9251438A JP25143897A JPH1178237A JP H1178237 A JPH1178237 A JP H1178237A JP 9251438 A JP9251438 A JP 9251438A JP 25143897 A JP25143897 A JP 25143897A JP H1178237 A JPH1178237 A JP H1178237A
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Abstract
の間の発色反応を利用した感熱記録媒体において、従来
から見られる問題点を解決し、特に画像部の紫外部(3
60nm〜420nm)濃度が高く、また、画像形成し
た版下フィルムは、版下フィルム同士の検図作業に有用
な版下用感熱記録媒体を提供すること。 【解決手段】 透明支持体上に電子供与性呈色化合物、
電子受容性化合物とバインダー樹脂を主成分とする感熱
記録層が設けられ、更に該感熱記録層とほぼ同一の屈折
率をもつ樹脂を主成分とするオーバー層が設けられてな
る感熱記録媒体で、非画像部の光透過率が380nm〜
620nm全波長域で35%以上であり、かつ、画像部
における光透過率が380nm〜620nm全波長域で
10%以下である版下用感熱記録媒体において、該電子
供与性呈色化合物が下記一般式(I)等であることを特
徴とする版下用感熱記録媒体。
Description
合物と電子受容性化合物との間の発色反応を利用した感
熱記録媒体に関し、特にフレキソ印刷、グラビア印刷、
オフセット印刷及びシルクスクリーン印刷の製版用版下
フイルム(画像形成用)シート、特に、捺染用スクリー
ン印刷の製版用版下フイルム(画像形成用)シートとし
て有用な版下用感熱記録媒体に関する。
色剤ともいう)と電子受容性化合物(以下、顕色剤とも
いう)との間の発色反応を利用した感熱記録媒体は広く
知られている。近年においては、用途も拡大化しオーバ
ーヘッドプロジェクタ用、ジアゾ感光材を用いた複写シ
ステムの第二原図用、又は設計図面用としての要求があ
り、さらには、グラビア印刷、オフセット印刷及びスク
リーン印刷の製版用版下フイルムとしての要求もある。
一般的に次のような特性が版下フイルムとして用いる場
合に必要とされる。 (1)版下フィルムの紫外光を遮光すべき部分の紫外波
長域における遮光性、および透過すべき部分の透過性。 (2)温度、湿度、光の影響下で、紫外波長域における
遮光性および透過性が必要な時間のあいだ問題になるほ
ど変化しない(保存性)。 (3)何枚かの版下フィルムを重ね合わせてズレやミス
を検査するときの見やすさ(検図性)。 (4)寸法精度。 (5)解像性。 (6)繰り返し使用に耐える物理的強度。
のできる透明感熱記録媒体としては、特願昭61−12
1875号明細書及び特開平1−99873号公報にお
いて提案されている。しかし、これらの透明感熱記録媒
体を製造するには、発色剤をマイクロカプセル化し、更
に水に難溶又は不溶の有機溶剤に溶解させた顕色剤とを
乳化分散した乳化分散物からなる塗布液を透明支持体に
塗布して作製するなどかなり複雑な工程が必要である等
の製造上に問題があり、また、透明性が不十分という問
題がある。
ものでは、熱エネルギーで画像形成した発色画像の画像
安定性が悪いという問題がある。更に、前記印刷製版用
版下フィルムとして用いた場合は、370nm〜450
nmの波長域で発色画像部と非画像部とのコントラスト
が得られないため、370nm〜450nmのランプを
使う感光製版用版下フィルムとしては使用できない。ま
た、従来の透明感熱記録媒体においては、発色色調が殆
んど黒色であり自動トレス等で画像形成した版下フィル
ムの検図作業で黒色画像の版下フィルムを2枚以上重ね
合わせた場合、それらのトレースした画像のズレが判断
しにくいという問題もある。これは、発色画像部、特に
肉眼で認識しやすい450〜600nmの吸収が強いた
め真黒に見え、画像部が重なっているかズレているかが
判断しにくいためである。こうした要求を満足させる版
下用感熱記録媒体として、特開平8−118811号公
報で提案されたものがある。しかし、更に前記印刷製版
用版下フィルムの用途によっては、画像部の紫外部(3
60nm〜420nm)濃度が足りない問題が発生し
た。
呈色化合物と電子受容性化合物との間の発色反応を利用
した感熱記録媒体において、従来から見られる問題点を
解決し、特に画像部の紫外部(360nm〜420n
m)濃度が高く、また、画像形成した版下フィルムは、
版下フィルム同士の検図作業に有用な版下用感熱記録媒
体を提供することを目的とする。
明の(1)「透明支持体上に電子供与性呈色化合物、電
子受容性化合物とバインダー樹脂を主成分とする感熱記
録層が設けられ、更に該感熱記録層とほぼ同一の屈折率
をもつ樹脂を主成分とするオーバー層が設けられてなる
感熱記録媒体で、非画像部の光透過率が380nm〜6
20nm全波長域で35%以上であり、かつ、画像部に
おける光透過率が380nm〜620nm全波長域で1
0%以下である版下用感熱記録媒体において、該電子供
与性呈色化合物が下記一般式(I)、(II)、(III)
であることを特徴とする版下用感熱記録媒体。
物が下記一般式(IV)又は(V)で表わされる有機リン
酸化合物であり、さらに、バインダー樹脂が分子内に水
酸基又はカルボキシル基を含有することを特徴とする前
記(1)項記載の版下用感熱記録媒体。
いて詳細に説明する。
I)、(III)の電子供与性呈色性化合物は、それ自体無
色或いは淡色の染料前駆体であり、具体例としては、例
えば下記のような化合物が挙げられる。
顕色剤としては、一般的な溶剤に対して不溶又は難溶性
のフェノール性化合物及び有機リン酸化合物が好まし
く、例えばフェノール性化合物の具体例としては、没食
子酸化合物、プロトカテキュ酸化合物、ビス(ヒドロキ
シフェニル)酢酸等が挙げられ、また有機リン酸化合物
の具体例としては、アルキルホスホン酸化合物、αーヒ
ドロキシアルキルホスホン酸等が挙げられる。これらの
内、有機リン酸化合物が地肌かぶり、熱感度の点で優れ
ている。
ては、下記一般式(VI)又は一般式(VII)で示される
ホスホン酸が用いられる。
わす)
表わす)
の具体例としては、以下の化合物が挙げられる。ヘキサ
デシルホスホン酸、オクタデシルホスホン酸、エイコシ
ルホスホン酸、ドコシルホスホン酸、テトラコシルホス
ホン酸等がある。前記一般式(VII)で表わされるホス
ホン酸の具体例としては、以下の化合物が挙げられる。
α−ヒドロキシテトラデシルホスホン酸、α−ヒドロキ
シルヘキサデシルホスホン酸、α−ヒドロキシオクタデ
シルホスホン酸、α−ヒドロキシエイコシルホスホン
酸、α−ヒドロキシテトラコシルホスホン酸等がある。
本発明において、顕色剤は単独もしくは二種以上混合し
て適用される。また、発色剤についても同様に単独もし
くは二種以上混合して適用することができる。
ついては、10μm以下のものが好ましく、1μm以下
でかつ1μmより大きい粒子径の粒子を含まないものが
更に好ましく、感熱記録媒体の感熱度及び解像度を向上
させることができる。
は、前記発色剤と前記顕色剤とが熱エネルギー等の力で
発色反応が生じた場合、顕色剤プロトンがアタックし
て、開環発色させた染料発色体の回りをプロトンリッチ
にして発色体を安定に保ち、さらに発色体が消色しにく
い環境を有する材料が好ましく、例えば、バインダー樹
脂中に水酸基又はカルボン酸基を含有する化合物であ
り、また、更に好ましくは常温での屈折率が1.45〜
1.60の範囲の化合物である。
ばポリビニルブチラール(1.48〜1.49)、ポリ
ビニルアセタール(1.50)、エポキシ樹脂(1.5
5〜1.61)、エチルセルロース(1.46〜1.4
9)、セルロースアセテート(1.46〜1.50)、
セルロースアセテートブチレート(1.46〜1.4
9)、セルロースアセテートプロピオネート(1.46
〜1.49)、ニトロセルロース(1.49〜1.5
1)等が挙げられる。ここで、括弧内の数値は屈折率で
ある。
上は、光安定化剤を感熱記録層又は保護層中に含有させ
ることにより達成される。本発明に使用される光安定化
剤としては、紫外線吸収剤、酸化防止剤、老化防止剤、
一重項酸素の消光剤、スーパーオキシドアニオンの消光
剤が用いられる。
ジヒドロキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メ
トキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−n−オク
トキシベンゾフェノン、4−ドデシルオキシ−2−ヒド
ロキシベンゾフェノン、2,2’−ジヒドロキシ−4−
メトキシベンゾフェノン、2,2’−ジヒドロキシ−
4,4’−ジメトキシベンゾフェノン、2,2’,1,
4’−テトラヒドロキシベンゾフェノン、2−ヒドロキ
シ−4−メトキシ−2’−カルボキシベンゾフェノン、
2−ヒドロキシ−4−オキシベンジルベンゾフェノン、
2−ヒドロキシ−4−クロロベンゾフェノン、2−ヒド
ロキシ−5−クロロベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−
4−メトキシ−4’−メチルベンゾフェノン、2−ヒド
ロキシ−4−n−ヘプトキシベンゾフェノン、2−ヒド
ロキシ−3,6−ジクロル−4−メトキシベンゾフェノ
ン、2−ヒドロキシ−3,6−ジクロル−4−エトキシ
ベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−(2−ヒドロキ
シ−3−メチルアクリルオキシ)プロポキシベンゾフェ
ノンなどのベンゾフェノン系紫外線吸収剤、2−(2’
−ヒドロキシ−5’−メチルフェニル)ベンゾトリアゾ
ール、2−(2’−ヒドロキシ−3’,5’−ジターシ
ャリーブチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−
(2’−ヒドロキシ−3’−ターシャリーブチル−5’
−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−
ヒドロキシ−4’−オクトキシ)ベンゾトリアゾール、
2−(2’−ヒドロキシ−3’,5’−ジターシャリー
ブチルフェニル)5−クロロベンゾトリアゾール、2−
(3’−ターシャリーブチル−2’−ヒドロキシ−5’
−メチルフェニル)5−クロロベンゾトリアゾール、2
−(2’−ヒドロキシ−5−エトキシフェニル)ベンゾ
トリアゾールなどのベンゾトリアゾール系紫外線吸収
剤、フェニルサリシレート、pーオクチルフェニルサリ
シレート、pーターシャリーブチルフェニルサリシレー
ト、カルボキシルフェニルサリシレート、メチルフェニ
ルサリシレート、ドデシルフェニルサリシレートなどの
サルチル酸フェニルエステル系紫外線吸収剤、あるいは
pーメトキシベンジリデンマロン酸ジメチルエステル、
2−エチルヘキシル−2−シアノ−3,3’−ジフェニ
ルアクリレート、エチル−2−シアノ−3,3’−ジフ
ェニルアクリレート、3,5−ジターシャリーブチル−
pーヒドロキシ安息香酸、紫外線により転位してベンゾ
フェノンとなるレゾルシノールモノベンゾエート、2,
4−ジターシャリーブチルフェニル、3,5−ジターシ
ャリーブチル−4−ヒドロキシベンゾエート等がある。
2,6−ジターシャリーブチル−4−メチルフェノー
ル、2,4,6−トリターシャリーブチルフェノール、
スチレン化フェノール、2,2’−メチレンビス(4−
メチル−6−ターシャリーブチルフェノール)、4,
4’−イソプロピリデンビスフェノール、2,6−ビス
(2’−ヒドロキシ−3’−ターシャリーブチル−5’
−メチルベンジル)−4−メチルフェノール、4,4’
−チオビス−(3−メチル−6−ターシャリーブチルフ
ェノール)、テトラキス−{メチレン(3,5−ジター
シャリーブチル−4−ヒドロキシハイドロシンナメー
ト)}メタン、p−ヒドロキシフェニル−3−ナフチル
アミン、2,2,4−トリメチル−1,2−ジヒドロキ
ノリン、チオビス(βーナフトール)、メルカプトベン
ゾチアゾール、メルカプトベンズイミダゾール、アルド
ール−2−ナフチルアミン、ビス(2,2,6,6−テ
トラメチル−4−ピペリジル)セバケート、2,2,
6,6−テトラメチル−4−ピペリジルベンゾエート、
ジラウリル−3,3’−チオジプロピオネート、ジステ
アリル−3,3’−チオジプロピネート、トリス(4−
ノニルフェノール)ホスファイト等がある。
色素類、アミン類、フェノール類、ニッケル錯体類、ス
ルフィド類等があるが、例えば、1,4−ジアザビシク
ロ(2,2,2)オクタン、β−カロテン、1,3−シ
クロヘキサジエン、2−ジエチルアミノメチルフラン、
2−フェニルアミノメチルフラン、9−ジエチルアミノ
メチルアントセラセン、5−ジエチルアミノメチル−6
−フェニル−3,4−ジヒドロキシピラン、ニッケルジ
メチルジチオカルバメート、ニッケルジブチルジチオカ
ルバメート、ニッケル3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒ
ドロキシベンジル−o−エチルホスホナート、ニッケル
3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジル−o
−ブチルホスホナート、ニッケル{2,2’−チオビス
(4−t−オクチルフェノラート)}(n−ブチルアミ
ン)、ニッケル{2,2’−チオビス(4−t−オクチ
ルフェノラート)}(2−エチルヘキシルアミン)、ニ
ッケルビス(2,2’−チオビス(4−t−オクチルフ
ェノラート)}、ニッケルビス{2,2’−スルホンビ
ス(4−オクチルフェノラート)}、ニッケルビス(2
−ヒドロキシ−5−メトキシフェニル−N−n−ブチル
アルドイミン)、ニッケルビス(ジチオベンジル)、ニ
ッケルビス(ジチオビアセチル)等がある。
は、スーパーオキシドジスムターゼとコバルト[III]
及びニッケル[II]の錯体等があるが、これらの例が本
発明を限定するものではない。これらは単独又は2種以
上混合して使用される。
であり、常温での屈折率が1.45〜1.60の範囲の
ものが好ましい。例えば、ポリエチレンテレフタレー
ト、ポリブチレンテレフタレート等のポリエステルフィ
ルム、三酢酸セルロース等のセルロース誘導体フィル
ム、ポリプロピレン、ポリエチレン等のポリオレフィン
フィルム、ポリスチレンフィルム或いは、これらを貼り
合わせた透明支持体を使用するのが一般的である。
が好ましい。接着層の材料としては、一般にアクリル樹
脂、飽和ポリエステル樹脂等、及びこれらを硬化した樹
脂が用いられる。
感熱記録層は、微細な顕色剤がバインダー樹脂中に分散
されているため、表面及び内部が不均一となり、この記
録層の凹凸及び空隙に存在する空気と記録層の屈折率差
で光散乱が生じ、不透明又は半透明である。しかし、本
発明の感熱記録媒体の如く、この不透明又は半透明の記
録層上に常温での屈折率が感熱記録層のバインダー樹脂
のそれと同一範囲にある樹脂を均一に塗布、乾燥(硬
化)することにより、記録層の空隙及び凹凸がなくなり
平滑化され、光の散乱が減り透明な記録媒体が得られ
る。ここに形成された保護層は記録媒体の透明化に寄与
するだけでなく、耐薬品性、耐水性、耐摩擦性、耐光性
及びヘッドマッチング性の向上にも大きな効果を示し、
高性能な透明感熱記録媒体の構成要素として不可欠であ
る。
樹脂を主体として形成された被膜や、紫外線硬化性樹脂
又は電子線硬化性樹脂を主体として形成した被膜等が包
含される。このような保護層の形成により、有機溶剤、
可塑剤、油、汗、水等の接触によっても、実用上問題な
い記録媒体を得ることができる。また、有機又は無機フ
ィラー及び滑剤を含有させることにより、サーマルヘッ
ド等との接触で生ずるスティッキング等の問題もなく、
信頼性及びヘッドマッチング性に優れた感熱記録媒体を
得ることができる。
本発明の保護層を構成する樹脂としては、感熱記録層を
構成するバインダー樹脂と同一の屈折率を有する樹脂を
用いる。ここで屈折率が同一であるとは、実質的に同一
であることを意味し、±5%程度相違する場合も含むも
のである。その屈折率は常温で1.45〜1.60の樹
脂が好ましい。
他、水性エマルジョン、疎水性樹脂、紫外線硬化性樹
脂、電子線硬化性樹脂等が包含される。水溶性樹脂の具
体例としては、例えば、ポリビニルアルコール、変性ポ
リビニルアルコール、セルロース誘導体(メチルセルロ
ース、メトキシセルロース、ヒドロキシエチルセルロー
ス等)、カゼイン、ゼラチン、ポリビニルピロリドン、
スチレン−無水マレイン酸共重合体、ジイソブチレン−
無水マレイン酸共重合体、ポリアクリルアミド、変性ポ
リアクリルアミド、メチルビニルエーテル−無水マレイ
ン酸共重合体、カルボキシ変性ポリエチレン、ポリビニ
ルアルコール/アクリルアミドブロック共重合体、メラ
ミン−ホルムアルデヒド樹脂、尿素−ホルムアルデヒド
樹脂等が挙げられる。水性エマルジョン用の樹脂又は疎
水性樹脂としては、例えば、ポリ酢酸ビニル、ポリウレ
タン、スチレン/ブタジエン共重合体、スチレン/ブタ
ジエン/アクリル系共重合体、ポリアクリル酸、ポリア
クリル酸エステル、塩化ビニル、酢酸ビニル共重合体、
ポリブチルメタクリレート、エチレン/酢酸ビニル共重
合体等が挙げられる。これらは、単独若しくは混合して
使用され、更に必要に応じては硬化剤を添加して樹脂を
硬化させてもよい。
ましい紫外線硬化性樹脂及び電子線硬化性樹脂について
詳細に説明する。保護層の形成に用いられる紫外線硬化
性樹脂としては紫外線照射により重合反応を起こし、硬
化して樹脂となるモノマー又はオリゴマー(又はプレポ
リマー)であればその種類が制限されず、公知の種々の
もの全て使用できる。このようなモノマー又はオリゴマ
ーとしては(ポリ)エステルアクリレート、(ポリ)ウ
レタンアクリレート、エポキシアクリレート、ポリブタ
ジエンアクリレート、シリコーンアクリレート等やメラ
ミンアクリレートがある。(ポリ)エステルアクリレー
トは1,6−ヘキサンジオール、プロピレングリコール
(プロピレンオキサイドとして)、ジエチレングリコー
ル等の多価アルコールとアジピン酸、無水フタル酸、ト
リメリット酸等の多塩基酸とアクリル酸とを反応させた
ものである。その構造例を(a)〜(c)に示す。 (a)アジピン酸/1,6−ヘキサンジオール/アクリ
ル酸
酸
酸
ンジイソシアネート(TDI)のようなイソシアネート
基を持つ化合物に、ヒドロキシル基を持つアクリレート
を反応させたものである。その構造例を(d)に示す。
なお、HEAは2−ヒドロキシエチルアクリレート、H
DOは1,6−ヘキサンジオール、ADAはアジピン酸
の略である。 (d)HEA/TDI/HDO/ADA/HDO/TD
I/HEA
てビスフェノールA型、ノボラック型及び脂環型があ
り、これらエポキシ樹脂のエポキシ基をアクリル酸でエ
ステル化し官能基をアクリロイル基としたものである。
その構造例を(e)〜(g)に示す。 (e)ビスフェノールA−エピクロルヒドリン型/アク
リル酸
アクリル酸
基含有1,2ポリブタジエンにイソシアネートや1,2
−メルカプトエタノール等を反応させてから、更にアク
リル酸等を反応させたものである。その構造例を(h)
に示す。 (h)
トキシシランとシラノール基含有ポリシロキサンとの縮
合反応(脱メタノール反応)によりメタクリル変性した
ものであり、その構造例を(i)に示す。 (i)
を使用する場合があるが、この場合の溶剤としては、例
えば、テトラヒドロフラン、メチルエチルケトン、メチ
ルイソブチルケトン、クロロホルム、四塩化炭素、エタ
ノール、イソプロピルアルコール、酢酸エチル、酢酸ブ
チル、トルエン、ベンゼン等の有機溶剤が挙げられる。
また、これらの溶剤の代わりに、取扱いを容易にするた
め反応性希釈剤として光重合性モノマーを使用すること
ができる。
キシルアクリレート、シクロヘキシルアクリレート、ブ
トキシエチルアクリレート、ネオペンチルグリコールジ
アクリレート、1,6−ヘキサンジオールジアクリレー
ト、ポリエチレングリコールジアクリレート、トリメチ
ロールプロパントリアクリレート、ペンタエリトリット
トリアクリレート等が挙げられる。
る。電子線硬化性樹脂も特に種類は制限されないが、特
に好ましい電子線硬化性樹脂としては、ポリエステルを
骨格とする5官能以上の分枝状分子構造を有する電子線
硬化性樹脂(以降「電子線硬化性アクリル変性ポリウレ
タン樹脂」という。)及びシリコーン変性電子線硬化性
樹脂を主成分としたものである。
脂は、例えば次のようにして製造することができる。即
ち、1,4−ブタンジオールとアジピン酸との反応生成
物、或いはポリプロピレングリコールとアジピン酸との
反応生成物(以上はポリエステル骨格部分に相当するも
の等)のポリエステルジオールとポリエーテルトリオー
ルとの混合物に、ジイソシアネートとアクリル系2重結
合を有する化合物とを加えて反応させることにより製造
することができる。ポリエステルジオールとポリエーテ
ルトリオールとの混合物に代えて、例えば、ポリエーテ
ルジオールとトリエーテルトリオールとの混合物、ポリ
エステルジオールとポリエステルトリオールとの混合
物、ポリエーテルジオールとポリエステルトリオールと
の混合物が用いられる。ここで、ジイソシアネートとし
ては、2,4−トリレンジイソシアネート、2,6−ト
リレンジイソシアネート、1,6−ヘキサメチレンジイ
ソシアネート、キシリレンジイソシアネート、イソホロ
ンジイソシアネート、メチレンビス(4−フェニルイソ
シアネート)等が、また、アクリル系2重結合を有する
化合物としては2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレ
ート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、
3−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート等が例示
できる。なお、ポリエステルジオールは例えば、アデカ
ニューエースY4−30(旭電化工業社製)として、ま
た、ポリエーテルトリオールは例えばサンニックスTP
−400、サンニックスGP−3000(以上、三洋化
成社製)等として入手しうる。
ン樹脂のポリエステル部分の分子量は、耐熱スリップ層
に要求される柔軟性及び強靱をもたせるために、200
0〜4000の範囲が好ましい。また、電子線硬化性ア
クリル変性ポリウレタン樹脂全体の分子量は、前記と同
様な理由により、20000〜50000の範囲が好ま
しい。なお、この樹脂においては、官能基数を5個以上
望ましくは7〜13個もたせることにより、硬化促進及
び硬度向上等の効果をもたらすことができる。
下記化学構造部分を有するものである。
3)、TDIは2,4−トリレンジイソシアネート、H
EMは2−ヒドロキシエチルアクリレートを示し、x=
50〜100 y=3〜6である。) このシリコーン変性電子線硬化性樹脂は被膜性に優れて
いるため均一で薄い被膜を良好に形成することができ、
また、シリコーン官能基を有しているためスベリ効果が
優れている。
と電子線硬化性シリコーン変性樹脂とを併用する場合、
その割合は電子線硬化性アクリル変性ポリウレタン樹脂
100重量部に対し電子線硬化性シリコーン変性樹脂3
0重量部までの範囲で、好ましくは5〜20重量部の範
囲で添加されることが望ましい。
にあって硬化を促進し、耐熱効果を向上させるために、
多感能電子線硬化性モノマーを併用するのが望ましい。
このモノマーは架橋促進剤として作用し、複雑で高密度
の架橋構造を形成する上で有利である。このようなモノ
マーの具体例としては、トリメチロールプロパントリア
クリレート、テトラメチロールメタンテトラアクリレー
ト、ペンタエリスリトールトリアクリレート、ジペンタ
エリスリトールヘキサトリアクリレート等が挙げられ
る。そして、このモノマーは電子線硬化性アクリル変性
ポリウレタン樹脂100重量部に対し50重量部までの
範囲で、好ましくは20〜50重量部の範囲で添加する
ことが好ましい。50重量部より多いと、潤滑硬化が弱
まりスベリ効果が低下する。
ファゼン系樹脂であり下記化学式で示されるホスファゼ
ン骨格を有する繰り返し単位を有するものであり、耐熱
性において極めて優れている。
が、これらに限定されるものではない。
2を満たす実数、Aはメタアクリロイルオキシエチル基
等の重合硬化性基、Bは
子或いは炭素数1〜4のハロゲン化アルキル基を示し、
Mは酸素原子、硫黄原子或いはイミノ基を示す。)
脂、例えばAがメタアクリロイルオキシエチル基で、b
=0の樹脂は、下記化学式で示される化合物の開環重合
により製造することができる。
樹脂のように重合硬化性基を有する場合は、紫外線、電
子線、加熱等で硬化することにより、更に機械的強度、
硬度、耐熱性が向上する。
耐光性向上のため、光安定化剤を含有させることができ
る。本発明で使用される光安定化剤としては、紫外線吸
収剤、酸化防止剤、老化防止剤、一重項酸素の消光剤、
スーパーオキシドアニオンの消光剤であり、これらは前
記感熱記録層に用いられるものと同一のものが用いられ
る。
チング性向上は、保護層中に透明性を低下させない程度
に有機又は無機フィラー及び滑性添加剤を含有させるこ
とにより達成される。本発明に使用される有機フィラー
としては、ポリオレフィン粒子、ポリスチレン粒子、尿
素−ホルムアルデヒド樹脂粒子、又はプラスチック微小
中空体粒子等が挙げられ、無機フィラーとしては、水酸
化アルミニウム、重質及び軽質炭酸カルシウム、酸化亜
鉛、酸化チタン、硫酸バリウム、シリカゲル、コロイダ
ルシリカ(10〜50mμm)、アルミナゾル(10〜
200mμm)、活性白土、タルク、クレーチタンホワ
イト、カオリナイト、焼成カオリナイト、ケイソウ土、
合成カオリナイト、ジルコニウム化合物、ガラス微小中
空球体等が挙げられ、特にフィラーの形状が球形であ
り、Si樹脂、フッ素樹脂のような滑性を有するものが
望ましい。また、滑性添加剤としてはシリコーンオイ
ル、界面活性剤、有機塩類、ワックス類等の滑剤や滑性
フィラー等が挙げられる。シリコーンオイルとしては、
ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサ
ン、メチルハイドロジエンポリシロキサン、アルキル変
性ポリシロキサン、アミノ変性ポリシロキサン、カルボ
キシル変性ポリシロキサン、アルコール変性ポリシロキ
サン等が挙げられる。
カルボン酸、高級アルコールの硫酸エステル塩、スルホ
ン酸塩、高級アルコールのリン酸エステル及びその塩を
挙げることができる。これらの化合物の具体例として
は、ラウリン酸ナトリウム、ステアリン酸ナトリウム、
オレイン酸ナトリウム、ラウリルアルコール硫酸エステ
ルナトリウム、ミリスチルアルコール硫酸エステルナト
リウム、セチルアルコール硫酸エステルナトリウム、ス
テアリルアルコール硫酸エステルナトリウム、オレイル
アルコール硫酸エステルナトリウム、高級アルコールの
エチレンオキサイド付加体の硫酸エステルナトリウム、
オクチルスルホン酸ナトリウム、デシルスルホン酸ナト
リウム、ドデシルスルホン酸ナトリウム、オクチルベン
ゼンスルホン酸ナトリウム、ドデシルベンゼンスルホン
酸ナトリウム、ドデシルベンゼンスルホン酸カリウム、
ノニルナフタレンスルホン酸ナトリウム、ドデシルナフ
タレンスルホン酸ナトリウム、ドデシルナフタレンスル
ホン酸カリウム、N−オレオイル−N−メチルタウリン
ナトリウム、テトラエトキシラウリルアルコール酸エス
テル、リン酸モノステアリルエステルナトリウム、リン
酸ジステアリルエステルナトリウム等を挙げることがで
きるが、これらに限定されるものではない。
テアリン酸亜鉛、ステアリン酸アルミニウム、ステアリ
ン酸カルシウム、ステアリン酸マグネシウム等の金属石
鹸、ヘキシルアンモニウムクロライド、スルホサリチル
酸ナトリウム、コハク酸ナトリウム、コハク酸カリウ
ム、安息香酸カリウム、アジピン酸カリウム等の塩類が
挙げられる。
て、キャンデリラワックス、カルナバワックス、ライス
ワックス、みつろう、ラノリンワックス、モンタンワッ
クス、パラフィンワックス、マイクロクリスタリンワッ
クス、合成ワックスとしてはポリエチレンワックス、硬
化ひまし油又はその誘導体、脂肪酸アミド等が挙げられ
る。保護層中に占める滑剤の量は、0.001〜15.
0重量%が適当である。これより多いと保護層の機械的
強度が劣り、これより少ないと滑剤の効果がなくなって
しまう。
みを有機溶剤中で均一に分散し、順次発色剤、バインダ
ー樹脂を均一混合して感熱記録層塗布液を調整するか、
有機溶剤にバインダー樹脂を溶解したバインダー樹脂溶
液中で顕色剤を均一分散し、発色剤等を均一混合して感
熱記録層塗布液を調整するか、或いは発色剤及び顕色剤
をバインダー樹脂と共に有機溶剤中で均一に分散し、感
熱記録層塗布液を調整するか、いずれかの方法で均一分
散した塗布液を、透明支持体片面、或いは両面上に塗布
乾燥して感熱記録層を設け、更にその上に樹脂を主成分
とする保護層を設けることによって製造される。
は、ジブチルエーテル、イソプロピルエーテル、ジオキ
サン、テトラヒドロフラン等のエーテル類、アセトン、
ジエチルケトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチ
ルケトン、メチルプロピルケトン等のケトン類、酢酸エ
チル、酢酸イソプロピル、酢酸n−プロピル、酢酸n−
ブチル等のエステル類、ベンゼン、トルエン、キシレン
等の芳香族炭化水素類があり、単独又は混合して用いら
れる。
ないが、塗工量については、保護層としての性能及び経
済性を考慮すると、記録媒体上に塗布厚が0.1〜20
μmの範囲、更に望ましくは塗布厚が0.5〜10μm
の範囲内が、保護層としての性能が充分発揮され、記録
媒体の性能を落さない膜厚の範囲である。
成は、使用目的によって異なるが、熱ペン、サーマルヘ
ッド、レーザー加熱、光を用いたサーマルエッチング等
特に制限されない。しかし、実用上好ましくはサーマル
ヘッドによる画像形成が有用である。
に説明する。なお、以下における部及び%はいずれも重
量基準である。 実施例1 下記組成物を卓上型ボールミルで分散し、オクタデシル
ホスホン酸の平均粒子径が0.3μmまで分散して記録
層塗布液とした。 [記録層塗布液] 表1中の式(1)のフルオラン化合物 10部 オクタデシルホスホン酸 30部 ポリビニルブチラール(屈折率1.49、電気化学工業社製、 デンカブチラール#3000−2) 15部 トルエン/メチルエチルケトン(1/1)混合液 285部
一分散し、さらに、C液組成物と均一に混合し、オーバ
ー層塗布液を調整した。 [オーバー層塗布液] A液 カオリン(菱三商事社製、UW−90) 10部 シリコーン変性ポリビニルブチラール樹脂 (大日精化製、SP−712、固形分12.5%) 8部 メチルエチルケトン 12.5部 B液 ステアリン酸亜鉛 3.3部 シリコーン変性ポリビニルブチラール樹脂 (大日精化製、SP−712、固形分12.5%) 2.6部 メチルエチルケトン 4.1部 C液 シリコーン変性ポリビニルブチラール樹脂 (大日精化製、SP−712、固形分12.5%) 80部 ウレタンアクリレート系紫外線硬化樹脂溶液 (屈折率1.56、大日本インキ化学工業社製、 ユニディックV9057、固形分75%) 20部 シリコーン樹脂微粒子(東芝シリコーン社製、 トスパール130、3μm) 15部 シリコーンオイル (信越化学工業社製、X22−161AS) 1.5部 ポリイソシアネート化合物 (日本ポリウレタン工業社製、コロネートL) 11.5部 トルエン/メチルエチルケトン(1/1)混合液 200部
ポリエステルフィルム(ICIジャパン社製)の片面
に、帯電防止層塗布液をワイヤーバーを用いて、塗布・
乾燥して約0.3μm厚の帯電防止層を設けた。反対面
に記録層塗布液をワイヤーバーを用いて、塗布・乾燥し
て約13μm厚の感熱記録層を設け、更に記録層上にオ
ーバー層塗布液をワイヤーバーを用いて、塗布・乾燥後
80W/cmの紫外線ランプで硬化させ、約3.5μm
厚のオーバー層を設け、実施例1の感熱記録媒体を作製
した。
ホスホン酸の平均粒子径が0.3μmまで分散し、さら
に、東芝シリコーン製、トスパール145(体積平均粒
子径4.5μm、吸油量58ml/100g)を5.5
部加え均一に分散して記録層塗布液とした。 [記録層塗布液] 表1中の式(14)のフルオラン化合物 10部 オクタデシルホスホン酸 30部 ポリビニルブチラール(屈折率1.49、電気化学工業社製、 デンカブチラール#3000−2) 15部 トルエン/メチルエチルケトン(1/1)混合液 285部
一分散し、さらに、C液組成物と均一に混合し、オーバ
ー層塗布液を調整した。 [オーバー層塗布液] A液 カオリン(菱三商事社製、UW−90) 33部 シリコーン変性ポリビニルブチラール樹脂 (大日精化製、SP−712、固形分12.5%) 26部 メチルエチルケトン 41部 B液 ステアリン酸亜鉛 10部 シリコーン変性ポリビニルブチラール樹脂 (大日精化製、SP−712、固形分12.5%) 7.8部 メチルエチルケトン 12.2部 C液 シリコーン変性ポリビニルブチラール樹脂 (大日精化製、SP−712、固形分12.5%) 150部 ウレタンアクリレート系紫外線硬化樹脂溶液 (屈折率1.56、大日本インキ化学工業社製、 ユニディックV9057、固形分75%) 135部 シリコーン樹脂微粒子 (東芝シリコーン社製、トスパール130、3μm) 30部 シリコーンオイル (ビックケミー・ジャパン製、Byk−344) 3部 ポリイソシアネート化合物 (日本ポリウレタン工業社製、コロネートHL) 20部 トルエン/メチルエチルケトン(1/1)混合液 180部
ポリエステルフィルム(ICIジャパン社製)の片面
に、帯電防止層塗布液をワイヤーバーを用いて、塗布・
乾燥して約0.3μm厚の帯電防止層を設けた。反対面
に記録層塗布液をワイヤーバーを用いて、塗布・乾燥し
て約14μm厚の感熱記録層を設け、更に記録層上にオ
ーバー層塗布液をワイヤーバーを用いて、塗布・乾燥後
80W/cmの紫外線ランプで硬化させ、約3.5μm
厚のオーバー層を設け、実施例2の感熱記録媒体を作製
した。
ホスホン酸の平均粒子径が0.3μmまで分散して記録
層塗布液とした。 [記録層塗布液] 表1中の式(15)のフルオラン化合物 10部 オクタデシルホスホン酸 30部 ポリビニルブチラール(屈折率1.49、電気化学工業社製、 デンカブチラール#3000−2) 15部 トルエン/メチルエチルケトン(1/1)混合液 285部
一分散し、さらに、C液組成物と均一に混合し、オーバ
ー層塗布液を調整した。 [オーバー層塗布液] A液 尿素−ホルマリン系有機フィラー(日本化成社製) 33部 シリコーン変性ポリビニルブチラール樹脂 (大日精化製、SP−712、固形分12.5%) 26部 メチルエチルケトン 41部 B液 ステアリン酸亜鉛 3.3部 シリコーン変性ポリビニルブチラール樹脂 (大日精化製、SP−712、固形分12.5%) 2.6部 メチルエチルケトン 4.1部 C液 シリコーン変性ポリビニルブチラール樹脂 (大日精化製、SP−712、固形分12.5%) 150部 ウレタンアクリレート系紫外線硬化樹脂溶液 (屈折率1.56、大日本インキ化学工業社製、 ユニディックV9057、固形分75%) 135部 シリコーン樹脂微粒子(東芝シリコーン社製、 トスパール130、3μm) 30部 シリコーンオイル (東レシリコーン社製、SH29PA) 1.5部 ポリイソシアネート化合物 (日本ポリウレタン工業社製、コロネートHL) 20部 トルエン/メチルエチルケトン(1/1)混合液 180部
ポリエステルフィルム(ICIジャパン社製)の片面
に、帯電防止層塗布液をワイヤーバーを用いて、塗布・
乾燥して約0.3μm厚の帯電防止層を設けた。反対面
に記録層塗布液をワイヤーバーを用いて、塗布・乾燥し
て約13μm厚の感熱記録層を設け、更に記録層上にオ
ーバー層塗布液をワイヤーバーを用いて、塗布・乾燥後
80W/cmの紫外線ランプで硬化させ、約3.5μm
厚のオーバー層を設け、実施例3の感熱記録媒体を作製
した。
ホスホン酸の平均粒子径が0.3μmまで分散して記録
層塗布液とした。 [記録層塗布液] 表1中の式(18)のフルオラン化合物 10部 オクタデシルホスホン酸 30部 ポリビニルブチラール(屈折率1.49、電気化学工業社製、 デンカブチラール#3000−2) 15部 トルエン/メチルエチルケトン(1/1)混合液 285部
一分散し、さらに、C液組成物と均一に混合し、オーバ
ー層塗布液を調整した。 [オーバー層塗布液] A液 カオリン(菱三商事社製、UW−90) 33部 シリコーン変性ポリビニルブチラール樹脂 (大日精化製、SP−712、固形分12.5%) 26部 メチルエチルケトン 41部 B液 ステアリン酸亜鉛 10部 シリコーン変性ポリビニルブチラール樹脂 (大日精化製、SP−712、固形分12.5%) 7.8部 メチルエチルケトン 12.2部 C液 シリコーン変性ポリビニルブチラール樹脂 (大日精化製、SP−712、固形分12.5%) 150部 ウレタンアクリレート系紫外線硬化樹脂溶液 (屈折率1.56、大日本インキ化学工業社製、 ユニディックV9057、固形分75%) 135部 シリコーン樹脂微粒子(東芝シリコーン社製、 トスパール120、2μm、吸油量75ml/100g) 30部 シリコーンオイル (ビックケミー・ジャパン製、Byk−344) 3部 ポリイソシアネート化合物 (日本ポリウレタン工業社製、コロネートHL) 20部 トルエン/メチルエチルケトン(1/1)混合液 180部
ポリエステルフィルム(ICIジャパン社製)の片面
に、帯電防止層塗布液をワイヤーバーを用いて、塗布・
乾燥して約0.3μm厚の帯電防止層を設けた。反対面
に記録層塗布液をワイヤーバーを用いて、塗布・乾燥し
て約13μm厚の感熱記録層を設け、更に記録層上にオ
ーバー層塗布液をワイヤーバーを用いて、塗布・乾燥後
80W/cmの紫外線ランプで硬化させ、約3μm厚の
オーバー層を設け、実施例4の感熱記録媒体を作製し
た。
のフルオラン化合物の代わりに、2−アニリノ−3−メ
チル−6−ジエチルアミノフルオランを用いた以外は実
施例1と同様にして比較例1の感熱記録媒体を作製し
た。比較例2 実施例1の記録層塗布液に用いられた表1中の式(1)
のフルオラン化合物の代わりに、2−(o−クロロフェ
ニルアミノ)−6−エチルアミノ−7−メチルフルオラ
ンを用いた以外は実施例1と同様にして比較例2の感熱
記録媒体を作製した。
mmのサーマルヘッドを使用した印字装置で、印加電力
0.7W/dot、印字パルス幅0.7msecの印加
エネルギーを与え、発色画像を記録した。 発色色調 上記の試験で印字した発色画像サンプルの発色色調を目
視で評価した。 透過濃度 印字した発色画像サンプルの画像濃度及び地肌(非画像
部)濃度を、透過濃度計X−Rite309(X−RI
TE COMPANY製)UVモードで測定した。 分光透過率 感熱記録媒体の発色画像部及び非画像部の分光透過率
を、島津製作所製の分光光度計UV−3100を用い
て、分光波長380nm、440nmの透過率を測定し
た。以上の結果を表2に示す。
なように、本発明の版下用の感熱記録媒体は、380〜
440nmの全波長域で発色画像部と非画像部との光線
透過率差が35%以上を示すことから、特に画像部の紫
外線濃度が高く、また、地肌部分の分光透過性に優れた
ものであり、特にフレキソ印刷、グラビア印刷、オフセ
ット印刷及びシルクスクリーン印刷の製版用版下フィル
ム(画像形成用)として有用な感熱記録媒体である。
Claims (2)
- 【請求項1】 透明支持体上に電子供与性呈色化合物、
電子受容性化合物とバインダー樹脂を主成分とする感熱
記録層が設けられ、更に該感熱記録層とほぼ同一の屈折
率をもつ樹脂を主成分とするオーバー層が設けられてな
る感熱記録媒体で、非画像部の光透過率が380nm〜
620nm全波長域で35%以上であり、かつ、画像部
における光透過率が380nm〜620nm全波長域で
10%以下である版下用感熱記録媒体において、該電子
供与性呈色化合物が下記一般式(I)、(II)、(II
I)であることを特徴とする版下用感熱記録媒体。 【化1】 【化2】 【化3】 - 【請求項2】 該感熱記録層に含まれる電子受容性化合
物が下記一般式(IV)又は(V)で表わされる有機リン
酸化合物であり、さらに、バインダー樹脂が分子内に水
酸基又はカルボキシル基を含有することを特徴とする請
求項1記載の版下用感熱記録媒体。 【化4】 【化5】
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
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Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25143897A JP3616842B2 (ja) | 1997-09-02 | 1997-09-02 | 感熱記録媒体 |
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|---|---|
| JPH1178237A true JPH1178237A (ja) | 1999-03-23 |
| JP3616842B2 JP3616842B2 (ja) | 2005-02-02 |
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Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25143897A Expired - Fee Related JP3616842B2 (ja) | 1997-09-02 | 1997-09-02 | 感熱記録媒体 |
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| JP (1) | JP3616842B2 (ja) |
-
1997
- 1997-09-02 JP JP25143897A patent/JP3616842B2/ja not_active Expired - Fee Related
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