JPH1178701A - 自動車用収納装置 - Google Patents

自動車用収納装置

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JPH1178701A
JPH1178701A JP24552897A JP24552897A JPH1178701A JP H1178701 A JPH1178701 A JP H1178701A JP 24552897 A JP24552897 A JP 24552897A JP 24552897 A JP24552897 A JP 24552897A JP H1178701 A JPH1178701 A JP H1178701A
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JP
Japan
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vehicle
opening
space
seat
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JP24552897A
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Inventor
Hiroshi Zushi
洋 頭師
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Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車室内及び車外を問わず、所望の任意の場所
で使用でき、かつ、車内で乗員の邪魔になることを防止
できる自動車用収納装置の提供。 【解決手段】 収納部10を取付手段20により自動車
のシートクッション1aの下方の空間に挿脱自在に取付
ける。収納部10は、内部に収納空間11を有する剛体
の四角箱状をなし、厚さ方向一端側に収納空間11に連
通する開口12を有する。収納部10の開口12を遮蔽
自在な可撓性のシート材料からなる遮蔽部13と、収納
部10の開口12側の外周部分の一部を保護すると共
に、遮蔽部13を折り畳んで開口12を開放したときに
遮蔽部13を収容自在な剛体からなるカバー14を設
け、鞄として使用できるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車用収納装置に
関するものであり、特に、自動車のシートの所定位置に
着脱自在に取付けられ、必要時には車外等に携帯自在と
なる収納装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来自動車用収納装置としては、例え
ば、インストルメントパネルの助手席側に設けられるグ
ローブボックス、運転席と助手席の間の境界部に設けら
れるコンソールボックス、ドアに設けられるドアポケッ
ト、自動車のシートのシートバック(背部)の背面に設
けられるシートバックポケット等がある。これらの自動
車収納装置は、車検証、整備手帳、地図、カセットテー
プ等の小物を収納自在であり、車室内の乗員の近くの種
々の場所で、乗員がこれらの物を保管及び利用する際の
便宜を計っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の自動車用収納装
置は、上記のように、種々の小物を収納し、乗員の便宜
を計ることができる点で有用である。一方、従来の自動
車用収納装置は、設置場所及び使用場所が固定され、限
定されている。例えば、グローブボックスは助手席前方
に、コンソールボックスは運手席及び助手席間に、ドア
ポケットはシート側方に、シートバックポケットはシー
ト背面にそれぞれ固定的に設けられ、その使用場所も限
定される。自動車の利用者は、車室内に種々の物を持ち
込んで保管する以外にも、必要な物を車外に収納状態で
持ち出したい場合がある。また、ドライブの途中で雑誌
等を購入する場合を想定して、いちいち鞄等を車室内に
持ち込み予め用意しておくのは面倒であり、鞄等の持ち
込みを忘れることもある。よって、不意に買い物等の必
要が生じた場合でも、その物を収納できる装置が予め車
室内に備わり、かつ、車外に持ち出して携帯できると便
利である。また、鞄等は、乗員の使用していないシート
のシートクッション上、或るいは、トランクルーム等の
場所においておく必要があり、そのためのスペースが必
要となり、更に、車内で邪魔になることも考えられる。
【0004】そこで、本発明は、車室内及び車外を問わ
ず、所望の任意の場所で使用でき、かつ、車内で乗員の
邪魔になることを防止できる自動車用収納装置の提供を
課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1にかかる自動車
用収納装置は、収納空間を有する収納部と、前記収納部
を自動車のシートクッションの下方の空間に着脱自在に
取付ける取付手段とを具備する。
【0006】請求項2にかかる自動車用収納装置は、内
部に収納空間を有する剛体の箱状をなし、厚さ方向一端
側に前記収納空間に連通する開口を有する樹脂製の収納
部と、前記収納部を自動車のシートクッションの下方の
空間に挿脱自在に取付ける取付手段と、前記収納部の開
口を遮蔽自在な可撓性のシート材料からなる遮蔽部と、
前記収納部の開口側の外周部分の一部を保護すると共
に、前記遮蔽部を折り畳んで前記開口を開放したときに
前記遮蔽部を収容自在な剛体からなるカバーとを具備す
る。
【0007】請求項3にかかる自動車用収納装置は、収
納空間を有する収納部と、前記収納部を自動車のシート
バックの背面に着脱自在に取付ける取付手段とを具備す
る。
【0008】請求項4にかかる自動車用収納装置は、内
部に収納空間を有する袋状をなし、外周縁の一部に前記
収納空間に連通する開口を有する樹脂製の収納部と、前
記収納部の一側面に設けたポケット部と、前記収納部の
開口を閉塞した状態でその外周縁を自動車のシートバッ
クの背面に着脱自在に取付ける取付手段とを具備する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。
【0010】図1は本発明の第一の実施の形態の自動車
用収納装置としてのシートアンダートレーの収納部を取
り出した状態を示す斜視図である。図2は本発明の第一
の実施の形態のシートアンダートレーの遮蔽部を一部開
放した状態を示す斜視図である。図3は本発明の第一の
実施の形態のシートアンダートレーの遮蔽部を完全に閉
成した状態を示す斜視図である。
【0011】第一の実施の形態の自動車用収納装置は、
車室内のシート1の下方に設置されるシートアンダート
レーに具体化される。このシートアンダートレーは、図
1に示すように、収納空間11を有するトレー状の収納
部10と、収納部10を自動車のシートクッション1a
(座部)の下方の空間に着脱自在に取付ける取付手段2
0とを具備する。前記収納部10は、内部に収納空間1
1を形成する剛体の略四角箱状をなしている。収容部1
0の厚さ方向(図1及び図2中上下方向)一端側には、
前記収納空間11に連通する略長方形状の開口12が形
成されている。収納部10は、ポリ塩化ビニル(PV
C)やポリプロピレン(PP)等の硬質樹脂、発泡樹
脂、芯材及び表皮材よりなる積層成形樹脂等の樹脂材料
より前記形状の剛体に一体成形される。
【0012】図2に示すように、収納部10には、開口
12を遮蔽自在な可撓性のシート材料からなる遮蔽部1
3が一体的に設けられる。遮蔽部13は、開口12の四
角形状に対応して開口12の幅方向一端側(図1及び図
2中左端側)の一定部分を除く全体を遮蔽し、かつ、開
口12から厚さ方向に膨出する彎曲四角シート状をなし
ている。また、前記収納部10の幅方向一端側の一定部
分には、カバー14が一体的に設けられる。カバー14
は、収納部10の開口12の幅方向一端側の一定部分を
覆う剛体の彎曲細長四角板状をなし、カバー14の幅方
向一端が収納部10の開口12の幅方向一端にヒンジ機
構(図示略)により接続されている。そして、カバー1
4の幅方向他端(図2中右端)及び長さ方向両端に、前
記彎曲形状の遮蔽部13の幅方向一端(図2中左端)全
体が固着されている。これにより、遮蔽部13及びカバ
ー14が、協働して一体的に収納部10の開口12全体
を遮蔽自在となっている。
【0013】前記遮蔽部13は、樹脂シート、皮革材
料、ファブリック材料等により前記形状に成形される。
一方、収納部10の開口12の周縁にはファスナー15
の一方の噛合部15aが、遮蔽部13の外周縁にはファ
スナー15の他方の噛合部15bがそれぞれ固着されて
いる。そして、ファスナー15の挟持部15cを介して
両噛合部15a,15bを挟持加圧して互いに噛合させ
ることにより、遮蔽部13外周縁を収納部10の開口1
2周縁部に接合し、遮蔽部13により開口12を遮蔽す
るようになっている。また、ファスナー15の挟持部1
5cを介して両噛合部15a,15bの噛合を解除する
ことにより、遮蔽部13外周縁と収納部10の開口12
周縁部との接合を解除し、遮蔽部13を折り畳んで開口
12を開放することができるようになっている。
【0014】カバー14の基端(幅方向一端)は前記ヒ
ンジ機構により図2に示す矢印方向に折り曲げて往復傾
動自在とされている。前記カバー14は、収納部10と
同様、PVCやPP等の硬質樹脂、発泡樹脂、芯材及び
表皮材よりなる積層成形樹脂等の樹脂材料により前記形
状の剛体に成形される。また、ヒンジ機構は、公知のヒ
ンジ(蝶番)を使用してもよく、更に、収納部10及び
カバー14をポリプロピレン(PP)で一体成形してそ
の接合部を屈曲自在な薄板状のPPヒンジとしてもよ
い。これにより、カバー14は、前記収納部10の開口
12側の外周部分の一部(図1及び図2中左側部分)
を、その剛性で保護する。また、図1に示すように、前
記遮蔽部13を折り畳んで前記開口12を開放したとき
に、カバー14の内部に前記遮蔽部13全体を収容自在
となっている。そして、カバー14は、遮蔽部13によ
り収納部10の開口12を遮蔽した状態では、図3に示
すように、遮蔽部13の側面形状に合わせて開口12平
面から傾斜して延びるよう折り曲げることができる。ま
た、カバー14は、内部に遮蔽部13全体を収容した状
態では、図1に示すように、収容部10の開口12平面
上に略面一で位置するよう折り曲げることができる。
【0015】収納部10の収納空間11の底面11aに
はゴム等の弾性を有する帯状体からなる固定ベルト16
が設けられている。固定ベルト16の長さ方向両端は収
納部10の収納空間11の底面11aの長さ方向両端に
固着され、固定ベルト16により地図等の薄物を弾性挟
持して収納部10の収納空間11の定位置に保持するよ
うになっている。また、収納部10の幅方向他端の外側
面中央には、把手17が固着され、把手17を把持し
て、本実施の形態の自動車用収納装置を携帯できるよう
になっている。
【0016】一方、前記取付手段20は、収納部10を
自動車のシートクッション1aの下方の空間に挿脱自在
に取付けるものであり、図1に示すように、シート1の
シートクッション1aの下方に設けた凹部21を備え
る。凹部21は、四角トレー状の収納部10を収納可能
な形状の略直方体形状をなしている。そして、取付手段
20の凹部21に前記収納部10をシートクッション1
aの前方から挿脱自在となっている。なお、図示はしな
いが、取付手段20の凹部21の長さ方向(シート1の
左右方向)両端には、一対のガイド手段が設けられ、収
納部10を取付手段20の凹部21に挿着及び離脱する
ときに、収納部の前後移動を摺動案内するようになって
いる。また、取付手段20の凹部21にはロック手段が
設けられ、収納部10全体を取付手段20の凹部21に
完全に挿入して装着したときに、収納部10をロック
し、凹部21から不意に前方に抜け出すことを防止する
ようになっている。なお、前記ガイド手段としては、例
えば、収納部10の長さ方向両端にガイドローラを設け
ると共に、取付手段20の凹部21の長さ方向両端に前
記ガイドローラと対応するガイドレールを設け、ガイド
ローラがガイドレール上を転動することにより、収納部
10の前後移動を案内するガイド機構を採用することが
できる。また、ロック手段としては、例えば、収納部1
0の長さ方向一端乃至両端に凹部または凸部を設けると
共に、取付手段20の凹部21の対応する長さ方向一端
乃至両端に前記凹部または凸部と係合する凸部または凹
部を設け、これらを凹凸の関係で係止するロック機構を
採用することができる。かかるロック機構としては、自
動車のインストルメントパネルに内装して設けられる灰
皿のロック機構と同様のロック機構を使用することがで
きる。
【0017】次に、本発明の第一の実施の形態の自動車
用収納装置の機能及び使用方法を説明する。
【0018】まず、本実施の形態の自動車用収納装置
は、ファスナー15を介して遮蔽部13と収納部10の
開口12周縁部との接合を解除した後、遮蔽部13を折
り畳んでカバー14内に収容し、収納部10の開口12
を開放した状態とする。すると、収納部10がトレー状
となり、自動車用シートアンダートレーとして使用可能
となる。即ち、通常は、この状態で収納部10を取付手
段20の凹部21に挿着しておく。これにより、自動車
用収納装置は、その全体がシートクッション1aの下方
の空間に収容され、シート1から露出することはなく、
車室内で邪魔になることはない。そして、必要時に、収
納部10を取付手段20の凹部21から引き出すと、収
納部10内部の収納空間11に開口12を介して外部か
ら接近可能となる。なお、このとき、使用者は、収納部
10に固着した把手17を把持することにより、収納部
10を取付手段20の凹部21から容易に引き出すこと
ができる。そして、このように引き出した収納部10の
収納空間11には、雑誌、地図等、所望の物を収納する
ことができる。また、このとき、収納部10の固定ベル
ト16に雑誌等の薄物を挟むことにより、その薄物を収
納空間11の定位置に安定して保持することができる。
所望の物を収納した収納部10は、取付手段20の凹部
21に挿入して押し込んでいき、その全体を凹部21に
完全に挿入することにより、前記ロック手段によりその
位置でロックされ、凹部21に装着保持される。
【0019】なお、収納部10を取付手段20の凹部2
1から引き出したときに、カバー14より前側の部分が
凹部21から露出し、カバー14対応部分は凹部21内
に残るよう、取付手段20及び収納部10に仮保持機構
を更に設けてもよい。かかる仮保持機構としては、例え
ば、自動車のインストルメントパネルに内装される灰皿
を、所定量引き出した状態で定位置に仮保持する仮保持
機構を使用することができる。
【0020】次に、本実施の形態の自動車用収納装置
は、遮蔽部13をカバー14から引き出して延ばし、フ
ァスナー15を介して収納部10の開口12周縁部に接
合して、遮蔽部13により収納部10の開口12を遮蔽
した状態とする。すると、収納部10が手提げ鞄状とな
り、携帯用収納装置として使用可能となる。即ち、収納
部10の収納空間11に物を収納した状態で、または、
何も収納しない状態で、外部へ収納の用で持ち出す必要
があるときには、ロック手段によるロックを解除して収
納部10を取付手段20の凹部21から引き出し、上記
仮保持手段を設けた場合はその仮保持手段による仮保持
を解除して、収納部10を凹部21から取り外す。する
と、図3に示すように、収納部10を把手17を介して
把持することができ、手提げ鞄として使用することがで
きる。このとき、前記遮蔽部13が収納部10の開口1
2を遮蔽し、収納空間11内の物が外部に落下するのを
防止する。
【0021】このように、上記第一の実施の形態の自動
車用収納装置は、内部に収納空間11を有する剛体の箱
状をなし、厚さ方向一端側に前記収納空間11に連通す
る開口12を有する樹脂製の収納部10と、前記収納部
10を自動車のシートクッション1aの下方の空間に挿
脱自在に取付ける取付手段20と、前記収納部10の開
口12を遮蔽自在な可撓性のシート材料からなる遮蔽部
13と、前記収納部10の開口12側の外周部分の一部
を保護すると共に、前記遮蔽部13を折り畳んで前記開
口12を開放したときに前記遮蔽部13を収容自在な剛
体からなるカバー14とを具備する。
【0022】したがって、上記第一の実施の形態は、収
納部10に種々の小物を収納し、乗員の便宜を計ること
ができる。一方、本実施の形態の自動車用収納装置は、
収納部10がシートクッション1aの下方の空間に挿脱
自在に設けられるため、その取外しが自由となり、設置
場所及び使用場所が固定され、限定されることがない。
よって、自動車の利用者は、車室内に種々の物を持ち込
んで保管する以外にも、必要な物を収納部10に収納し
た状態で車外に持ち出すことができる。また、ドライブ
の途中で雑誌を購入する場合等を想定して、いちいち鞄
等を車室内に持ち込み予め用意しておく必要もなく、便
利である。例えば、不意に買い物等の必要が生じた場合
でも、収納部10を車外に持ち出して携帯でき、その物
を収納できる。また、鞄等と異なり、乗員の使用してい
ないシート1のシートクッション1a上等の場所に置い
ておく必要もなく、そのためのスペースも不要となり、
更に、車内で邪魔になることもない。即ち、車室内及び
車外を問わず、所望の任意の場所で使用でき、かつ、車
内で乗員の邪魔になることを防止できる。
【0023】ところで、本発明は、上記実施の形態に限
定されるものではなく、少なくとも、収納空間11を有
する収納部10と、前記収納部10を自動車のシートク
ッション1aの下方の空間に着脱自在に取付ける取付手
段20とを具備するものであればよい。この場合も、同
様の効果が期待できる。
【0024】加えて、上記第一の実施の形態は、収納部
10を樹脂で形成したため、濡れた物も収納することが
できる。また、手提げ用の把手17により収納部10の
携帯が容易になる。そして、カバー14が剛体の樹脂か
らなるため、遮蔽部13を収容した場合、遮蔽部13を
その剛性で保護し、かつ、濡れ等から防止する。特に、
かかるカバー14は、手提げ鞄として使用した場合の底
部となる遮蔽部13の下部を保護し、その破れ等を防止
する。更に、収納部10の収納空間11に固定ベルト1
6を設けて薄物を挟持できるようにしたため、収納空間
11内で収納物が移動してがたつくことがない。
【0025】図4は本発明の第二の実施の形態の自動車
用収納装置としてのシートバックポケットの収納部をシ
ートバックに取付けた状態を示す斜視図である。図5は
本発明の第二の実施の形態のシートバックポケットの収
納部をシートバックから取外した状態を示す斜視図であ
る。
【0026】第二の実施の形態の自動車用収納装置は、
車室内のシート1の背面に設置されるシートバックポケ
ットに具体化される。このシートバックポケットは、収
納空間を有する収納部30と、前記収納部30を自動車
のシートバック1bの背面に着脱自在に取付ける取付手
段とを具備する。具体的には、前記収納部30は、内部
に収納空間を形成する略四角袋状をなしている。収納部
30の外周縁の一部である上端縁には、前記収納空間に
連通する開口31が形成されている。収納部30の上端
の開口31部分を除く左右両端面及び下端面は蛇腹状部
32とされ、厚さ方向に伸縮自在となっている。収納部
30は、PVCシート、PVCレザー等の樹脂系シート
材料、ファブリック材料等より前記形状に成形される。
前記収納部30の外側面には、弾性を有するネット状の
ポケット部33が取付けられている。ポケット部33
は、前記収納部30の開口31と同一側である上端を開
口33aとし、その開口33aから内部に物を収納でき
るようになっている。収納部30の上端部中央(前記ポ
ケット部33より上側)には長孔状の把手孔34が穿設
され、その把手孔34部分を把持して収納部30を携帯
できるようになっている。
【0027】前記取付手段は、前記収納部30の開口3
1を閉塞した状態でその外周縁を自動車のシートバック
1bの背面に着脱自在に取付けるファスナー40より構
成される。即ち、収納部30の前記ポケット部33を設
ける外側面側の外周縁のうち上端の開口31以外の部分
には、ファスナー40の一方の噛合部40aが略U字状
となるよう固着されている。また、シートバック1bの
背面の前記収納部30の取付位置における収納部30の
外周縁に対応する位置には、前記ファスナー40の他方
の噛合部40bが対応する略U字状となるよう固着され
ている。そして、ファスナー40の挟持部40cを介し
て両噛合部40a,40bを挟持加圧して互いに噛合さ
せることにより、収納部30をシートバック1bの背面
の定位置に取付けるようになっている。このとき、ファ
スナー40の噛合部40a,40bの噛合により、収納
部30の蛇腹状部32が収縮して、収納部30の外側面
側の部分がシートバック1b背面と略同一平面上に位置
することになり、収納部30の開口31は閉塞されるよ
うになっている。また、ファスナー40の挟持部40c
を介して両噛合部40a,40bの噛合を解除すること
により、収納部30の外周縁とシートバック1b背面と
の接合を解除し、収納部30をシートバック1b背面か
ら取り外せるようになっている。
【0028】次に、本発明の第二の実施の形態の自動車
用収納装置の機能及び使用方法を説明する。
【0029】まず、本実施の形態の自動車用収納装置
は、通常時は、図4に示すように、ファスナー40を介
して収納部30をシートバック1b背面に接合する。こ
のとき、収納部30の開口31は閉塞状態にある一方、
ポケット部33に外部から接近可能であり、ポケット部
33に所望のものを収納することができる。即ち、収納
部30のポケット部33が、ネット状の自動車用シート
バックポケットとして使用可能となる。これにより、収
納部30は、その全体がシートバック1bの背面に略面
一で取付けられ、シート1から大きく食み出ることはな
く、車室内で邪魔になることはない。そして、必要時
に、収納部30のポケット部33に開口33aを介して
外部から接近可能となり、かかるポケット部33には、
雑誌、地図等、所望の物を収納することができる。ま
た、このとき、前記収納部30のポケット部33は弾性
を有するネット状をなすため、収納物を安定して保持す
ることができる。加えて、収納部30をファスナー40
により簡単にシートバック1bに固定できる。また、こ
の固定状態で、ネット状のポケット部33をソートバッ
クポケットとして使用することができる。このとき、収
納部10は、ファスナー40によりシートバック1bに
しっかりと固定されているため、地図や雑誌等を収納し
ても、収納部10が脱落することはない。
【0030】次に、本実施の形態の自動車用収納装置
は、ファスナー40を介して収納部30をシートバック
1b背面から取外し、収納部30の開口31を開放した
状態とする。すると、収納部30が手提げ鞄状となり、
携帯用収納装置として使用可能となる。即ち、収納部3
0の収納空間に物を収納した状態で、または、何も収納
しない状態で、外部へ収納の用で持ち出す必要があると
きには、収納部30をシートバック1b背面から取り外
す。すると、図5に示すように、収納部30を把手孔3
4部分を介して把持することができ、手提げ鞄として使
用することができる。
【0031】このように、上記第二の実施の形態の自動
車用収納装置は、内部に収納空間を有する袋状をなし、
外周縁の一部に前記収納空間に連通する開口31を有す
る樹脂製の収納部30と、前記収納部30の一側面に設
けたポケット部33と、前記収納部30の開口31を閉
塞した状態でその外周縁を自動車のシートバック1bの
背面に着脱自在に取付ける取付手段としてのファスナー
40とを具備する。
【0032】したがって、上記第二の実施の形態は、収
納部30に種々の小物を収納し、乗員の便宜を計ること
ができる。一方、本実施の形態の自動車用収納装置は、
収納部30がシートバック1bの背面に着脱自在に設け
られるため、その取外しが自由となり、設置場所及び使
用場所が固定され、限定されることがない。よって、自
動車の利用者は、車室内に種々の物を持ち込んで保管す
る以外にも、必要な物を収納部30に収納した状態で車
外に持ち出すことができる。また、ドライブの途中で雑
誌等を購入する場合を想定して、いちいち鞄等を車室内
に持ち込み予め用意しておく必要もなく、便利である。
例えば、不意に買い物等の必要が生じた場合でも、収納
部30を車外に持ち出して携帯でき、その物を収納でき
る。また、鞄等と異なり、乗員の使用していないシート
1のシートクッション1a上等の場所に置いておく必要
もなく、そのためのスペースも不要となり、更に、車内
で邪魔になることもない。即ち、車室内及び車外を問わ
ず、所望の任意の場所で使用でき、かつ、車内で乗員の
邪魔になることを防止できる。
【0033】ところで、本発明は、上記実施の形態に限
定されるものではなく、少なくとも、収納空間を有する
収納部30と、前記収納部30を自動車のシートバック
1bの背面に着脱自在に取付ける取付手段40とを具備
するものであればよい。この場合も、上記と同様の効果
が期待できる。
【0034】加えて、上記第二の実施の形態では、収納
部30を樹脂で形成したため、濡れた物も収納すること
ができる。更に、収納部30の収納空間以外にポケット
部33を設けたため、シートバック1bの背面に収納部
30を固定してその開口31が閉塞された時も、ポケッ
ト部33を収納の用に供することができる。そして、手
提げ用の把手孔34により収納部30の携帯が容易にな
る。
【0035】なお、本発明を実施する場合には、上記各
実施の形態に限定されるものではない。例えば、第一の
実施の形態では、収納部10及びカバー14は樹脂以外
にも、剛体とする限りにおいて、アルミニウム等の金属
材料、芯材入りの皮革材料等で形成してもよい。なお、
遮蔽部材13の材料も可撓性を有するシート材料とする
限りにおいて限定されないが、ファブリック材料とした
場合、防水乃至撥水加工を施すことが好ましい。
【0036】また、第二の実施の形態の取付手段は、フ
ァスナー40以外としてもよく、また、取り付け手段に
より収納部30をシートバック1b背面に取付けた時
に、収納部30の開口31を閉塞せず、開口31を介し
て内部の収納空間に接近可能なよう構成してもよい。こ
の場合、ネット状のポケット部33に加え、収納部30
の収納空間自体も収納の用に供することができる。
【0037】
【発明の効果】以上のように、請求項1にかかる自動車
用収納装置は、収納空間を有する収納部と、前記収納部
を自動車のシートクッションの下方の空間に着脱自在に
取付ける取付手段とを具備する。
【0038】したがって、収納部に種々の小物を収納
し、乗員の便宜を計ることができる。一方、収納部がシ
ートクッションの下方の空間に着脱自在に設けられるた
め、その取外しが自由となり、設置場所及び使用場所が
固定され、限定されることがない。よって、自動車の利
用者は、車室内に種々の物を持ち込んで保管する以外に
も、必要な物を収納部に収納した状態で車外に持ち出す
ことができる。また、ドライブの途中で雑誌を購入する
場合等を想定して、いちいち鞄等を車室内に持ち込み予
め用意しておく必要もなく、便利である。例えば、不意
に買い物等の必要が生じた場合でも、収納部を車外に持
ち出して携帯でき、その物を収納できる。また、鞄等と
異なり、乗員の使用していないシートのシートクッショ
ン上等の場所に置いておく必要もなく、そのためのスペ
ースも不要となり、更に、車内で邪魔になることもな
い。即ち、車室内及び車外を問わず、所望の任意の場所
で使用でき、かつ、車内で乗員の邪魔になることを防止
できる。
【0039】請求項2にかかる自動車用収納装置は、内
部に収納空間を有する剛体の箱状をなし、厚さ方向一端
側に前記収納空間に連通する開口を有する樹脂製の収納
部と、前記収納部を自動車のシートクッションの下方の
空間に挿脱自在に取付ける取付手段と、前記収納部の開
口を遮蔽自在な可撓性のシート材料からなる遮蔽部と、
前記収納部の開口側の外周部分の一部を保護すると共
に、前記遮蔽部を折り畳んで前記開口を開放したときに
前記遮蔽部を収容自在な剛体からなるカバーとを具備す
る。
【0040】したがって、収納部に種々の小物を収納
し、乗員の便宜を計ることができる。一方、収納部がシ
ートクッションの下方の空間に着脱自在に設けられるた
め、その取外しが自由となり、設置場所及び使用場所が
固定され、限定されることがない。よって、自動車の利
用者は、車室内に種々の物を持ち込んで保管する以外に
も、必要な物を収納部に収納した状態で車外に持ち出す
ことができる。また、ドライブの途中で雑誌を購入する
場合等を想定して、いちいち鞄等を車室内に持ち込み予
め用意しておく必要もなく、便利である。例えば、不意
に買い物等の必要が生じた場合でも、収納部を車外に持
ち出して携帯でき、その物を収納できる。また、鞄等と
異なり、乗員の使用していないシートのシートクッショ
ン上等の場所に置いておく必要もなく、そのためのスペ
ースも不要となり、更に、車内で邪魔になることもな
い。即ち、車室内及び車外を問わず、所望の任意の場所
で使用でき、かつ、車内で乗員の邪魔になることを防止
できる。加えて、収納部を樹脂で形成したため、濡れた
物も収納することができる。また、カバーが剛体の樹脂
からなるため、遮蔽部を収容した場合、遮蔽部をその剛
性で保護し、かつ、濡れ等から防止する。特に、かかる
カバーは、手提げ鞄として使用した場合にその外周部分
の一部を保護し、その破れ等を防止する。
【0041】請求項3にかかる自動車用収納装置は、収
納空間を有する収納部と、前記収納部を自動車のシート
バックの背面に着脱自在に取付ける取付手段とを具備す
る。
【0042】したがって、収納部に種々の小物を収納
し、乗員の便宜を計ることができる。一方、収納部がシ
ートバックの背面に着脱自在に設けられるため、その取
外しが自由となり、設置場所及び使用場所が固定され、
限定されることがない。よって、自動車の利用者は、車
室内に種々の物を持ち込んで保管する以外にも、必要な
物を収納部に収納した状態で車外に持ち出すことができ
る。また、ドライブの途中で雑誌等を購入する場合を想
定して、いちいち鞄等を車室内に持ち込み予め用意して
おく必要もなく、便利である。例えば、不意に買い物等
の必要が生じた場合でも、収納部を車外に持ち出して携
帯でき、その物を収納できる。また、鞄等と異なり、乗
員の使用していないシートのシートクッション上等の場
所に置いておく必要もなく、そのためのスペースも不要
となり、更に、車内で邪魔になることもない。即ち、車
室内及び車外を問わず、所望の任意の場所で使用でき、
かつ、車内で乗員の邪魔になることを防止できる。
【0043】請求項4にかかる自動車用収納装置は、内
部に収納空間を有する袋状をなし、外周縁の一部に前記
収納空間に連通する開口を有する樹脂製の収納部と、前
記収納部の一側面に設けたポケット部と、前記収納部の
開口を閉塞した状態でその外周縁を自動車のシートバッ
クの背面に着脱自在に取付ける取付手段とを具備する。
【0044】したがって、収納部に種々の小物を収納
し、乗員の便宜を計ることができる。一方、収納部がシ
ートバックの背面に着脱自在に設けられるため、その取
外しが自由となり、設置場所及び使用場所が固定され、
限定されることがない。よって、自動車の利用者は、車
室内に種々の物を持ち込んで保管する以外にも、必要な
物を収納部に収納した状態で車外に持ち出すことができ
る。また、ドライブの途中で雑誌等を購入する場合を想
定して、いちいち鞄等を車室内に持ち込み予め用意して
おく必要もなく、便利である。例えば、不意に買い物等
の必要が生じた場合でも、収納部を車外に持ち出して携
帯でき、その物を収納できる。また、鞄等と異なり、乗
員の使用していないシートのシートクッション上等の場
所に置いておく必要もなく、そのためのスペースも不要
となり、更に、車内で邪魔になることもない。即ち、車
室内及び車外を問わず、所望の任意の場所で使用でき、
かつ、車内で乗員の邪魔になることを防止できる。加え
て、収納部を樹脂で形成したため、濡れた物も収納する
ことができる。更に、収納部の収納空間以外にポケット
部を設けたため、シートバックの背面に収納部を固定し
てその開口が閉塞された時も、ポケット部を収納の用に
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の第一の実施の形態の自動車用
収納装置としてのシートアンダートレーの収納部を取り
出した状態を示す斜視図である。
【図2】 図2は本発明の第一の実施の形態のシートア
ンダートレーの遮蔽部を一部開放した状態を示す斜視図
である。
【図3】 図3は本発明の第一の実施の形態のシートア
ンダートレーの遮蔽部を完全に閉成した状態を示す斜視
図である。
【図4】 図4は本発明の第二の実施の形態の自動車用
収納装置としてのシートバックポケットの収納部をシー
トバックに取付けた状態を示す斜視図である。
【図5】 図5は本発明の第二の実施の形態のシートバ
ックポケットの収納部をシートバックから取外した状態
を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 シート 1a シートクッション 1b シートバック 10 収納部 11 収納空間 12 開口 13 遮蔽部 14 カバー 20 取付手段 21 凹部(取付手段) 30 収納部 31 開口 33 ポケット部 40 ファスナー(取付手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 収納空間を有する収納部と、 前記収納部を自動車のシートクッションの下方の空間に
    着脱自在に取付ける取付手段とを具備することを特徴と
    する自動車用収納装置。
  2. 【請求項2】 内部に収納空間を有する剛体の箱状をな
    し、厚さ方向一端側に前記収納空間に連通する開口を有
    する樹脂製の収納部と、 前記収納部を自動車のシートクッションの下方の空間に
    挿脱自在に取付ける取付手段と、 前記収納部の開口を遮蔽自在な可撓性のシート材料から
    なる遮蔽部と、 前記収納部の開口側の外周部分の一部を保護すると共
    に、前記遮蔽部を折り畳んで前記開口を開放したときに
    前記遮蔽部を収容自在な剛体からなるカバーとを具備す
    ることを特徴とする自動車用収納装置。
  3. 【請求項3】 収納空間を有する収納部と、 前記収納部を自動車のシートバックの背面に着脱自在に
    取付ける取付手段とを具備することを特徴とする自動車
    用収納装置。
  4. 【請求項4】 内部に収納空間を有する袋状をなし、外
    周縁の一部に前記収納空間に連通する開口を有する樹脂
    製の収納部と、 前記収納部の一側面に設けたポケット部と、 前記収納部の開口を閉塞した状態でその外周縁を自動車
    のシートバックの背面に着脱自在に取付ける取付手段と
    を具備することを特徴とする自動車用収納装置。
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