JPH1178884A - 広域データ移動収集システム - Google Patents

広域データ移動収集システム

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JPH1178884A
JPH1178884A JP9237298A JP23729897A JPH1178884A JP H1178884 A JPH1178884 A JP H1178884A JP 9237298 A JP9237298 A JP 9237298A JP 23729897 A JP23729897 A JP 23729897A JP H1178884 A JPH1178884 A JP H1178884A
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慶一 村上
Toshihiro Hosoe
敏博 細江
Yuichi Sasaki
雄一 佐々木
Masataka Nagao
眞登 長尾
Koji Imamura
浩二 今村
Kozo Tsuda
耕三 津田
Toshiyuki Moribe
俊幸 森部
Ryutaro Fukamachi
龍太郎 深町
Kunihiro Asakino
邦弘 朝来野
Yoshinori Ide
好則 井出
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Toshiba Engineering Corp
East Japan Railway Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 鉄道等の移動体の電気設備の現状をネットワ
ークを組むことなく、かつ専属の作業員によらないで、
移動体を移動しながら自動的に鉄道用電気設備の現状を
収集する広域データ移動収集システムを得る。 【解決手段】 電車1の線路に沿って、この電車1のた
めの電気設備の状況を電波で送信させる複数の固定子局
16を配置し、線路を電車1が走行するとき移動親局1
8を電車1に搭載して、この移動親局18から相手局不
特定の接続要求信号aを送信する。固定子局16は、こ
の接続要求信号aを受信し、移動親局18に対して、固
定子局16が監視している電気設備の状況を固定子局1
6のIDを付加して送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動体が移動する
移動路に沿って配置された移動体のための電気設備の状
況を、移動体が移動しながら無線で自動収集する広域デ
ータ移動収集システムに関する。
【0002】
【従来の技術】最近の伝送ネットワーク技術の進歩はめ
ざましく、データ伝送の諸技術は各方面で利用されてい
る。
【0003】しかし、極めて広範囲に渡って多量の情報
を伝送する場合は、企業、団体等にとっては、コスト、
メンテナンスを考慮すると実際には実現が難しい。例え
ば、鉄道の軌道沿いに設置された複数の鉄道用電気設備
(バランサ、地絡検出装置、トランス等)の現状を、ネ
ットワークを組んで収集する場合は、地方になればなる
ほど、監視区域が広大であるので伝送ライン等の距離も
膨大となり、実際には鉄道用電気設備の現状を収集する
ためのネットワークを構築することは困難である。
【0004】このため、鉄道用電気設備の現状収集に
は、現在でも専属の検査員が電車に乗り込んで目視等で
現状を収集している。
【0005】前述の鉄道用電気設備について図11を用
いて説明する。一般に線路の中央には電車1用の電力を
供給するトロリー線2が設けられ、50m間隔で線路の
両側に配設された複数の支柱3によって支えられてい
る。これらの支柱3は、1.5km間隔毎にトロリー線
2を引っ張るバランサ4が設けられている。また、これ
らの支柱3には所定間隔にトランス5等が設けられてい
る。さらに、ケーブル故障表示器6が線路沿いに所定間
隔で設けられる。
【0006】このような、トロリー線2、バランサ4、
トランス5、ケーブル故障表示器6等を総称して鉄道電
気設備と称し、これらの現状を、専属の作業員Wが電車
に1週間に一度乗り込んで目視で収集していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、鉄道用
電気設備の現状を把握するために、運転者とは別に専属
の作業員を電車に乗り込ませて1週間に一度、目視で把
握させなければならないので、専属の作業員を必要とす
ると共に、コスト高になる。
【0008】また、例えばトロリー線の伸張は、夏と冬
とでは大幅に違う。一般に夏と冬とでは40度程度変わ
り、1500mm当たり13mm/度程度の変異がある
のでメートルオーダで代わる。
【0009】このため、一日に何回かの鉄道用電気設備
の現状を把握する必要があるが専属の作業員の人数及び
コスト等からできない。
【0010】すなわち、鉄道用電気設備の予防保全を行
うには、高頻度の監視チェックが必要であるが現実的に
は非常に困難である。
【0011】また、これらの鉄道用電気設備の現状を自
動監視チェックするためにネットワークを組むことは、
一度に莫大な費用がかかるので現実的には困難である。
【0012】従って、鉄道等の電気設備の現状の監視チ
ェックをネットワークを組むことなく、かつ専属の作業
員によらないで自動的に鉄道用電気設備の現状を収集す
るシステムが望ましい。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、移動体に設け
らた親局と、移動体の移動路に沿って設けられた複数の
固定された子局とからなり、互いに電波で通信を行う広
域データシステムである。
【0014】子局は、移動路に沿って設けられた移動体
のための電気設備が配置されているエリア毎に設けら
れ、親局からの接続要求の電波を受信したとき、その接
続要求に含まれる子局のIDを無視して開局し、エリア
内の電気設備の状況と子局のIDと一組にしたデータを
親局に電波で送信する。
【0015】親局は、移動体が移動路を移動している間
は、エリア毎の子局のIDを含まない接続要求を常時、
電波で送信して、エリア内の子局からのデータを受信
し、これらのデータを受信時刻毎に分けて収集する。
【0016】
【発明の実施の形態】
<実施の形態1>図1は実施の形態1の鉄道用電気設備
の自動収集システムの概略構成図である。
【0017】図1の鉄道用電気設備の自動収集システム
10は、線路沿いに配置されている鉄道用電気設備の状
況を、小型低消費無線機を用いて送信させ、この送信デ
ータを、電車1内の小型低消費無線機で自動収集する。
【0018】図1においては、鉄道用電気設備を、トロ
リー線2、バランサ4、トランス5として説明する。
【0019】図1に示すように、バランサ4が設けられ
ている支柱3には、バランサ4の上昇リミットを検出す
るリミットセンサ12と、下降のリミットを検出するリ
ミットセンサ13と、ソーラ電池14と、このソーラ電
池14の電力を蓄えて送出する電池制御部15と、電池
制御部15とリミットセンサ12及びリミットセンサ1
3とに接続され、後述する移動親局から接続要求信号a
を受信したとき、直ちに前述の各センサ等の状況(以下
センサデータという)を送信する固定子局16aiが設
けられている。
【0020】また、トランス5が設けられている支柱3
には、トランス5の温度を検出する温度センサ17と、
ソーラ電池14と、電池制御部15と、温度センサ17
の検知温度を、後述する移動親局から接続要求信号aを
受信したとき、直ちに前述の温度センサ17の検知温度
を送信する固定子局16biが設けられている。これら
の固定子局16ai及び16biは400MHz帯(送
信電力10mW)の周波数帯域を用いている。
【0021】また、固定子局16ai(a1、a2
…)、16bi(b1、b2…)は、一般には、鉄道電
気設備が配置されている支柱3に設けられ、かつ互いの
間隔は、電波干渉を生じない距離(例えば、200m以
上又は300m以上)にされ、後述する移動親局18か
らの接続要求信号aに固定子局16ai、16biのI
Dが実際に無くとも、移動親局18からの接続要求信号
aであれば開局し、前述のセンサの検知データ(以下検
知結果データという)を送信するとき、図1に示すよう
に固定子局16ai、16biのIDを実際に書き込ん
だ応答信号bを送信する。
【0022】一方、電車1には、固定子局16ai、1
6biに対して接続要求信号aを無線で送出して固定子
局16ai、固定子局16biからの検知結果データを
受信し、これらの検知結果データを固定子局毎に分けて
記憶する移動親局18が設けられている。この移動親局
18は400MHz帯(送信電力10mW)の周波数帯
域を用いている。
【0023】また、移動親局18は、固定子局16a
i、固定子局16biに対して接続要求信号aを送信す
るときは、図1に示すように固定子局16ai、固定子
局16biのID(相手局ID)を例えば「000…」
にして送信する。
【0024】すなわち、移動親局18からの接続要求信
号aは受信可能な全ての固定子局16ai、固定子局1
6biを開局させる。
【0025】<固定子局及び移動親局の構成>図2は移
動親局及び固定子局の概略構成図である。図2に示すよ
うに、移動親局18は、無線機19と、子局データ収集
処理部20とから構成されている。
【0026】無線機19は、400MHz帯(送信電力
10mW)の周波数帯域で電波を送受信する送受信器2
1と、この送受信器21から接続要求信号aを送信させ
て送受信器21からの応答信号bを受け取る送受制御部
22とを備えている。
【0027】この送受制御部22は、接続要求手段23
と、受信データ取込手段24と等を備えている。
【0028】接続要求手段23は、収集開始指示の入力
に伴って、予めメモリ26に記憶されている接続要求デ
ータaiを無線機20に送出する。この接続要求手段2
3は、電波法の規定に基づいて、通信を行った後は2秒
送信を停止させる手段(図示せず)を備えている。
【0029】前述の接続要求データのフォーマット構成
は、図1及び図2に示すように、ビット同期a1、フレ
ーム同期a2、呼出名称信号a3(鉄道電気設備)、自
局IDa4(移動親局)、相手局IDa5(固定子局I
D)、コマンドa6(開局)とから構成されている。
【0030】受信データ取込手段24は、送受信器21
が受信した応答信号bが所定の条件を満足していると
き、この応答信号bを受付けて子局データ収集部20に
送出する。
【0031】子局データ収集部20は、表示器、操作部
を有する形態型のパソコンであり、無線機19からの応
答データbi(b1、b2…)を受信時刻毎と、ID毎
に振り分けてファイル25に記憶する。
【0032】一方、固定子局16は無線機28と、セン
サデータ収集部29とから構成されている。また、この
無線機28とセンサデータ収集部29には、ソーラバッ
テリからの電力を後述する送受信器30用又は送受制御
部31用に変換して供給する電源供給部32と、無線機
30又は送受制御部31への電源供給のタイミングをメ
モリ34の運行スケジュールに従って制御する供給制御
部33とを備えている。
【0033】前述の無線機28は、400MHz帯(送
信電力10mW)の周波数帯域で電波を送受信する送受
信器30と、この送受信器30からの接続要求信号を受
け取って、応答信号を送信させる送受制御部31とを備
えている。
【0034】送受制御部31は、受信データ取込手段3
6と、自局ID書込手段37と、開局判定手段38と、
データ送信手段39とを備えている。
【0035】受信データ取込手段36は、送受信器30
からの接続要求信号aを入力してデジタル変換し、この
接続要求データを自局ID書込手段37の指示に従って
開局判定手段38に出力する。
【0036】自局ID書込手段38は、受信データ取込
手段36の接続要求データの相手局(子局)IDの領域
に、予め設定されている自局(子局)IDを書込みした
後に受信データ取込手段36の接続要求データを開局判
定手段38に送出させる。
【0037】開局判定手段38は、自局(子局)IDの
書き込みに伴って、接続要求データのコマンドを読み込
んでどのような指示かを判断する。そして、この接続要
求データが所定の条件(呼出名称、移動親局ID、自局
(子局)ID等)を満足しているとき、開局指示をデー
タ送信手段39に出力すると共に、センサデータ収集部
29にデータ要求信号を送出する。
【0038】データ送信手段39は、開局に伴って応答
データbiを所定のフォーマット形式で送受信器30に
送出して送信させる。
【0039】この応答データbiはビット同期b1、フ
レーム同期b2、呼出名書b3、自局ID(子局)b
4、相手局ID(移動親局)b5、コマンドb6から構
成されている。
【0040】また、データ送信手段39は、センサデー
タ収集手段42からの各センサの検知結果データに自局
のID、相手局のID等を書き込んで送受信器30に送
出する。この検知結果データは256バイト長にされて
いる。
【0041】また、データ送信手段39は、各固定子局
との電波干渉を避けるために、乱数タイマ41のタイミ
ングで検知結果データを送出している。さらに、データ
送信手段39は、移動親局18との通信が終了した後
は、2秒経過後に次のデータを送出する。
【0042】センサデータ収集部29は、一定時間毎に
各センサの状況を収集し、開局に伴って各センサの状況
を無線機28のデータ送信手段39に送信する。例えば
バランサ4の上昇下降を検出するリミットセンサの状況
を送信する。
【0043】<動作説明>上記のように構成された実施
の形態1の鉄道用電気設備の自動収集システムについて
以下に動作を説明する。本説明では、移動親局18から
の指示に従って固定子局16が開局して各センサの検出
結果を送信するまでのシーケンスを説明する。
【0044】例えば、スタート駅において移動親局18
を、電車1の運転士に渡してスタートと共に電源をオン
させる。この電源オンに伴って移動親局18と、各固定
子局16とは図3に示すシーケンスでデータの送受信を
行う。電車1の速度は20km/H〜70km/H程度
が望ましい。
【0045】移動親局18の子局データ収集部21は接
続要求である収集指令を無線機19の接続要求手段23
に出力する(d1)。無線機19の接続要求手段23
は、収集指令の入力に伴って、ビット同期a1、フレー
ム同期a2、呼出名称信号a3(鉄道電気設備)、自局
IDa4(移動親局)、相手局IDa5(固定子局I
D)、コマンドa6(開局)とから構成されている接続
要求データaiを送受信器21に送出する。この接続要
求データの相手局IDa5(固定子局ID)は、「00
0……」にされている。
【0046】そして、移動親局18の無線機20の送受
信器21は、400MHz帯(送信電力10mW)の周
波数帯域で接続要求信号aを送信する(d2)。
【0047】この接続要求信号aを受信した固定子局1
6の無線機28は、移動親局18からの接続要求信号a
が所定の条件を満足している場合は応答信号bを送信す
る(d3)と共に、センサデータ収集部29にセンサデ
ータを要求する(d4)。前述の所定の条件を満足して
いるかどうかの判定に当たっては、無線機28の送受制
御部31の自局ID書込手段37が自局(子局)のID
(例えばNO123)を書き込んだ後に、開局判定手段
38によって判定させている。
【0048】また、固定子局16からの接続応答信号b
iを移動親局18の無線機19が受信して子局データ収
集部20に出力して検知結果データを受信する準備をさ
せる(d5)。
【0049】一方、固定子局16のセンサデータ収集部
29は、開局に伴って、例えば、バランサ4のリミット
センサ12、13の検出結果データを無線機28に送出
するd6)。無線機28は、この検出結果データを電波
で送信する(d7)。この検出結果データのフォーマッ
ト構成は、図4に示す構成となっており、データ領域の
フォーマットは、図5に示す構成となっている。
【0050】すなわち、移動親局18は相手局不特定の
接続要求信号を送信して、各固定子局16からのセンサ
(鉄道用電気設備)状況を収集している。
【0051】一方、移動親局18の無線機19は、固定
子局16からの接続応答信号aを受信して、子局データ
収集部20に送出して(d8)、受信完了信号を無線機
19から固定子局16に送信させる(d9)。
【0052】移動親局18の子局データ収集部20は、
無線機19からの検知結果データを到着順、ID毎に振
り分けてファイル25に記憶する。
【0053】このため、ファイル28の収集内容を後
日、事務所等で解析すると、容易にどの鉄道電気設備が
異常かを判断できることになる。
【0054】すなわち、本実施の形態1では、移動親局
18から固定子局のIDを書き込まない接続要求信号a
を送信して、固定子局16から子局のIDを書き込んだ
接続応答信号を送信させることによって、複数の鉄道電
気設備の状況を、自動的に収集可能としている。また、
運転士が電源オンするだけで、自動的に鉄道電気設備の
状況が収集されるので、専属の作業員を容易する必要が
ない。
【0055】次に、固定子局16の上記記載の所定処理
を図6のフローチャートを用いて説明する。
【0056】固定子局16の受信データ取込手段36
は、無線機30が接続要求信号aを受信したかどうかを
監視する(S1)。ステップS1で接続要求信号aを受
信したときは、この接続要求信号aをデジタル変換した
後に、この接続要求データaiの呼出名称a3、自局
(移動親局)IDa4を読み(S2)、これらのデータ
が予め設定されている呼出名称、自局(移動親局)ID
に一致するかどうかを判断する(S3)。
【0057】ステップS3で受信する接続要求データと
判断したときは、子局ID書込手段37が予め設定され
ている子局IDを受信データ取込手段36の領域a5に
書き込む(S4)。
【0058】この子局IDは、例えばNO123と書き
込む。そして、開局判定手段38に子局IDが実際に書
き込まれた接続要求データを送出する(S5)。
【0059】従って、開局判定手段38は、接続要求デ
ータに自局である子局のIDが書き込まれているため、
開局と判断して接続応答信号bを送信させることにな
る。
【0060】この接続応答信号bには、上記説明のよう
に子局のIDが実際に書き込まれて送信される。例え
ば、NO123とする子局のIDが実際に書き込まれて
送信される。
【0061】そして、開局に伴って、データ送信手段3
9がセンサデータ収集手段42が収集している各センサ
の検知結果データを、図5に示すように編集して図4に
示すフォーマット形式で送信させる。検知結果データの
送信に当たって、データ送信手段39は、乱数タイマ4
1のタイマ値を用いて、送信タイミングが他の子局とは
常にずれるようにしている。これは、同じ地域(無線交
信感度範囲ともいう)に複数の固定子局16が配置され
ている場合には、移動親局18からの接続要求信号があ
ると、一斉に検知結果データを送信することになり、各
固定子局間で電波干渉及びデータの衝突が発生するため
である。
【0062】また、固定子局16はソーラバッテリから
の電源を用いているため、極力電力消費を抑えることが
必要である。このため、固定子局16の供給制御部33
は、メモリ34の電車1の運行スケジュールに基づいて
電源供給をしている。
【0063】例えば、4時、5時、6時…22時毎に一
回走行すると、3時55分〜4時5分、4時55分〜5
時5分、5時55分〜6時5分…、9時55分〜22時
5分の間だけ電源供給部32から電源を無線機28及び
センサデータ処理部29に供給させる。
【0064】<実施の形態2>図7は実施の形態2の移
動親局の概略構成図である。図7に示す移動親局50
は、第1の無線機19と、第2の無線機41と、これら
の無線機を統括制御するデータ収集部42とから構成さ
れている。第2の無線機41は、第1の無線機19と同
様なものであり、400MHz帯(送信電力10mW)
の周波数帯域で電波を送受信する。
【0065】データ収集部42はパソコンであり、収集
開始指令手段43と、無線機選択手段44とデータ記憶
制御手段45とを備えている。
【0066】収集開始指令手段43は、スタート指示の
入力に伴って無線機選択手段44に接続要求指令である
データ収集指令を送出する。
【0067】この無線機選択手段44は、第1の無線機
19又は第2の無線機41を交互に選択し、選択したい
ずれか一方の無線機にデータ収集指令を送出する。
【0068】データ記憶制御手段45は、第1の無線機
19及び第2の無線機41からのデータを受け取り、こ
のデータが子局データの場合は、そのID毎に、かつ受
信時間毎に分けてファイル25に記憶する。
【0069】このように、構成された移動親局40のデ
ータ処理部42の動作を図8のフローチャートを用いて
以下に説明する。データ収集指令が収集開始指令手段4
3から無線機選択手段44に出力すると、無線機選択手
段44は第1の無線機19を選択し、このデータ収集指
令を第1の無線機19に出力する(S10)。
【0070】次に、無線機選択手段44は、通信の終了
かどうかを判断し(S11)、通信の終了と判断したと
きは、第2の無線機41を選択し、この第2の無線機4
1に収集指令を送出する(S12)。そして、電源OF
Fかどうかを判断し(S13)、電源OFFではないと
判断したときは、処理をステップS10に戻す。
【0071】すなわち、第1の無線機19と第2の無線
機41とを移動親局40に設けて、図9に示すように、
交互に無線機を選択して、接続要求信号を送信させるこ
とで、常時固定子局より、検知結果データを収集してい
る。
【0072】<実施の形態3>また、無線機選択手段4
4は両方の無線機の状態を判断し、送信可能となってい
る無線機から接続要求信号を送信させてもよい。
【0073】図10は実施の形態3の無線機選択手段の
動作を説明するフローチャートである。移動親局18の
無線機選択手段は、接続要求手段23からデータ収集指
令が入力する毎にと、第1の無線機19(以下無線機m
1という)及び第2の無線機41(以下無線機m2とい
う)の状態を読み(S20)、無線機m1、m2が停止
状態かどうかを判断する(S21)。
【0074】ステップS21で、無線機m1、m2とが
停止状態と判断した場合は、選択する無線機mを無線機
m1と設定し(S22)、この選択された無線機mにデ
ータ収集指令を送出する(S23)。例えば、無線機m
1の番号を収集指令に付加して送出する。次に、電源O
FFかどうかを判断し(S24)、電源OFFでないと
きは処理をステップS20に戻す。
【0075】また、ステップS21で無線機m1、m2
ともに停止していないと判断した場合は、無線機m1の
停止かどうかを判断する(S25)。
【0076】ステップS25で無線機m1の停止と判断
した場合は、選択する無線機mを無線機m2にして(S
26)、処理をステップS23に戻して、無線機m2か
ら接続要求信号を送信させる。
【0077】また、ステップS25で無線機m1が停止
していないと判断した場合は、処理をステップS22に
戻して、無線機m1から接続要求信号aを送信させる。
【0078】すなわち、実施の形態3では、第1の無線
機19が閉局中に第2の無線機41を開局することで、
連続的に固定子局からの検知結果データを収集してい
る。
【0079】なお、上記実施の形態では、鉄道電気設備
の状況を電波で収集するシステムとしたが例えば道路の
信号等の状況を検知するようなシステムであってもよ
い。
【0080】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、移動体の
移動路に沿って、この移動体のための電気設備の状況を
電波で送信させる複数の子局を配置し、移動路を移動体
が走行するとき親局を移動体に搭載して、この親局から
子局のIDを含まない接続要求を送信し、この接続要求
を受信した全ての子局は、親局に対して、子局が監視し
ている電気設備の状況を子局のIDを付加して送信す
る。
【0081】このため、電気設備の状況を確認する専属
の作業員が移動体に乗り込まなくとも、かつネットワー
クを構築しなくとも自動的に移動路全体の複数の電気設
備の状況を収集できるという効果が得られている。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1の鉄道用電気設備の自動収集シス
テムの概略構成図である。
【図2】移動親局及び固定子局の概略構成図である。
【図3】移動親局と固定子局との通信シーケンス図であ
る。
【図4】子局からの検知結果データのフォーマット構成
を説明する説明図である。
【図5】検知結果データのデータ領域のフォーマット構
成を説明する説明図である。
【図6】固定子局の主要な動作を説明するフローチャー
トである。
【図7】実施の形態2の鉄道用電気設備の自動収集シス
テムの概略構成図である。
【図8】実施の形態2の主要な動作を説明するフローチ
ャートである。
【図9】実施の形態2の両方の無線機の選択を説明する
説明図である。
【図10】実施の形態3を説明するフローチャートであ
る。
【図11】従来の鉄道用電気設備の監視方法を説明する
説明図である。を
【符号の説明】
1 電車 2 トロリー線 3 支柱 4 バランサ 12 リミットセンサ 13 リミットセンサ13 14 ソーラ電池 16 固定子局16 18 移動親局 19 無線機 28 無線機 29 センサデータ収集部 23 接続要求手段 24 受信データ取込手段 33 供給制御部 36 受信データ取込手段 37 自局ID書込手段 38 開局判定手段 39 データ送信手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 細江 敏博 東京都千代田区丸の内一丁目6番5号 東 日本旅客鉄道株式会社内 (72)発明者 佐々木 雄一 東京都千代田区丸の内一丁目6番5号 東 日本旅客鉄道株式会社内 (72)発明者 長尾 眞登 東京都千代田区丸の内一丁目6番5号 東 日本旅客鉄道株式会社内 (72)発明者 今村 浩二 神奈川県川崎市幸区堀川町66番2 東芝エ ンジニアリング株式会社内 (72)発明者 津田 耕三 神奈川県川崎市幸区堀川町66番2 東芝エ ンジニアリング株式会社内 (72)発明者 森部 俊幸 神奈川県川崎市幸区堀川町66番2 東芝エ ンジニアリング株式会社内 (72)発明者 深町 龍太郎 東京都新宿区新宿1−1−14 旭テクネイ オン株式会社内 (72)発明者 朝来野 邦弘 東京都新宿区新宿1−1−14 旭テクネイ オン株式会社内 (72)発明者 井出 好則 東京都新宿区新宿1−1−14 旭テクネイ オン株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動体に設けらた親局と、前記移動体の
    移動路に沿って設けられた複数の固定された子局とから
    なり、互いに電波で通信を行う広域データシステムであ
    って、 前記子局は、 前記移動路に沿って設けられた前記移動体のための電気
    設備が配置されているエリア毎に設けられ、前記親局か
    らの接続要求の電波を受信したとき、 その接続要求に含まれる子局のIDを無視して開局し、
    前記エリア内の電気設備の状況と子局のIDと一組にし
    たデータを前記親局に電波で送信し、 前記親局は、 前記移動体が前記移動路を移動している間は、前記エリ
    ア毎の子局のIDを含まない前記接続要求を常時、電波
    で送信して、前記エリア内の子局からのデータを受信
    し、これらのデータを受信時刻毎に分けて収集すること
    を特徴とする広域データ移動収集システム。
  2. 【請求項2】 前記エリア内の電気設備には、センサが
    設けられて前記子局に電気的に接続され、このセンサが
    前記電気設備の状況を検知して知らせることを特徴とす
    る請求項1記載の広域データ移動収集システム。
  3. 【請求項3】 前記子局は、前記電気設備が設けらてい
    る支柱に設けられ、この支柱に、ソーラバッテリを設
    け、このソーラバッテリの電力を前記子局の電源として
    いることを特徴とする請求項1又は2記載の広域データ
    移動収集システム。
  4. 【請求項4】 前記子局は、 前記移動路が複線にされている場合は、それぞれの線毎
    に設けられていることを特徴とする請求項1、2又は3
    記載の広域データ移動収集システム。
  5. 【請求項5】 前記子局は、 搭載される前記移動体の前記移動路を移動する運行スケ
    ジュールによって、前記ソーラバッテリの電力供給を制
    御することを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の
    広域データ移動収集システム。
  6. 【請求項6】 前記子局は、 前記エリア内の所定の電気設備の状況を検出する所定数
    のセンサと、 前記電力を供給するソーラバッテリと、 前記親局からの接続要求を受信したとき、前記センサの
    状況を転送させて前記親局に送信する小型低消費の無線
    機と、 前記所定数のセンサ、無線機に接続され、一定時間毎に
    前記各センサの状況を収集し、前記無線機から要求に伴
    って前記収集している所定数のセンサの状況を一組にし
    て前記無線機に転送するデータ収集部と、 前記ソーラバッテリからの電力を、前記移動体の運行ス
    ケジュールに基づいて前記小型無線機及び前記データ収
    集部に供給する電源供給部とからなり、 前記親局は、 相手局不特定の接続要求を常時送信させ、前記子局から
    の自局宛のデータを受信したとき、そのデータを受け取
    る小型低消費の無線機と、 この無線機からのデータを受信時刻、ID毎に分けて収
    集すると共に、異常を示しているデータには識別記号を
    付加して格納するデータ収集部とを有することを特徴と
    する請求項1、2、3、4又は5記載の広域データ移動
    収集システム。
  7. 【請求項7】前記親局は、 低消費電力で電波を送信する第1の小型無線機と、 低消費電力で電波を送信する第2の小型無線機と、 前記第1の小型無線機又は第2の小型無線機のいずれか
    一方を交互に選択し、該選択した無線機から前記接続要
    求を送信させて、前記電気設備の状況を収集するデータ
    収集部とを有することを特徴とする請求項1、2、3、
    4、5又は6記載の広域データ移動収集システム。
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