JPH117928A - 電動車両用バッテリユニット - Google Patents

電動車両用バッテリユニット

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JPH117928A
JPH117928A JP9177560A JP17756097A JPH117928A JP H117928 A JPH117928 A JP H117928A JP 9177560 A JP9177560 A JP 9177560A JP 17756097 A JP17756097 A JP 17756097A JP H117928 A JPH117928 A JP H117928A
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battery unit
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Jiyunji Terada
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Abstract

(57)【要約】 【課題】バッテリセルの冷却性能を確保すると共に、防
水性を確保することが可能である。 【解決手段】端部に電極を有する複数のバッテリセル5
1を束ねて車両に搭載する電動車両用バッテリユニット
50において、複数のバッテリセル51の端部を連結し
て支持するバッテリ支持枠100によって、バッテリセ
ル51の端部以外の部分を露出して束ねている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電動車両用バッ
テリユニットにかかり、特に、電動スクータ等の鞍乗り
型電動車両に適したバッテリユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電動車両としては、例えば、鞍乗
り型車両に適用されたものが知られている。この電動車
両は、長尺形状の複数のバッテリセルを束ねたバッテリ
ユニットがその長手方向を車体の前後方向と一致させて
車体の下部に配置される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、電動車両に
搭載されるバッテリユニットでは、充放電時にバッテリ
セルが発熱するが、チューブパックによる構造になって
おり、あるいは車体に備えられた収納ケースに入れて搭
載されるため、各バッテリセルの全周に対して十分に冷
却風を導くことが困難で、十分な冷却性や放熱性が得ら
れなかった。
【0004】また、従来の電動車両にあっては、実際に
実用に適するものとするためには、例えば箱型のバッテ
リユニットを車両の下方位置に配置しなければならず、
特に雨天時等に走行する場合、特に灌水時には水が侵入
することがあり、バッテリセルの電極に水が付着し耐久
性が低下する等の問題があった。
【0005】この発明は、かかる点に鑑みてなされたも
ので、バッテリセルの冷却性能を確保すると共に、防水
性を確保することが可能な電動車両用バッテリユニット
を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決し、かつ
目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、『端
部に電極を有する複数のバッテリセルを束ねて車両に搭
載する電動車両用バッテリユニットにおいて、前記複数
のバッテリセルの端部を連結して支持するバッテリ支持
枠によって、前記バッテリセルの端部以外の部分を露出
して束ねたことを特徴とする電動車両用バッテリユニッ
ト。』であり、バッテリセルの端部以外の部分を露出し
て束ねたから、バッテリセルの全周に対して十分に冷却
風を導くことができ、十分な冷却性や放熱性が得られ
る。
【0007】請求項2に記載の発明は、『前記バッテリ
支持枠は、一対の半体からなり、この半体を互いに連結
して、前記バッテリセルを挟み付けて組み付けたことを
特徴とする請求項1に記載の電動車両用バッテリユニッ
ト。』であり、半体を互いに連結してバッテリセルを挟
み付けて組み付けることで、構造が簡単でかつ組付けが
容易である。
【0008】請求項3に記載の発明は、『前記バッテリ
支持枠には、前記バッテリセルの端部を保持する保持部
が形成され、この保持部とバッテリセルの端部との間に
前記電極の周囲を取り囲むシール部材を介在させたこと
を特徴とする請求項1または請求項2に記載の電動車両
用バッテリユニット。』であり、バッテリセルの端部が
シール部材によりシールされており、バッテリセルの電
極に水が付着することがなく、バッテリセルの耐久性が
向上する。
【0009】請求項4に記載の発明は、『前記バッテリ
支持枠の保持部は凹部であり、この凹部には前記バッテ
リセルの端部の電極に対向する孔が形成され、この孔か
ら導電板を挿通させて隣接するバッテリセルを電気的に
接続したことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいず
れかに記載の電動車両用バッテリユニット。』であり、
バッテリセルの端部が凹部により確実に保持されると共
に、バッテリセルの電極を簡単、かつ確実に接続でき
る。
【0010】請求項5に記載の発明は、『前記電気的に
接続されるバッテリセルに対応する凹部が等間隔である
ことを特徴とする請求項4に記載の電動車両用バッテリ
ユニット。』であり、導電板の共通化が可能である。
【0011】請求項6に記載の発明は、『前記バッテリ
支持枠には、前記孔同士を連通しつつ前記孔及び導電板
を覆うキャップを、シール材を介して組付けたことを特
徴とする請求項4または請求項5に記載の電動車両用バ
ッテリユニット。』であり、バッテリ支持枠に組み付け
たキャップにより水や塵埃が侵入してバッテリセルの端
部に付着することを防止できる。また、キャップで孔同
士を連通するから、ガスによって空気圧力が上昇しシー
ル性が損なわれることを防止することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施例を図面を
参照して説明する。図1乃至図17はこの発明を鞍乗り
型電動車両に適用した一実施例を示し、図1乃至図4が
バッテリユニットを搭載した鞍乗り型電動車両である電
動スクータを、図5乃至図17が電動車両用バッテリユ
ニットを表す。
【0013】電動スクータ1の車体を構成する車体フレ
ーム11は、ヘッドパイプ12と、後部フレーム13と
を、メインフレーム14、中間フレーム15で連結して
構成される。ヘッドパイプ12にはステアリング軸が挿
通され、このステアリング軸の上端に操向ハンドル18
を結着し、下端にはフロントフォーク16を結着してい
る。これにより、フロントフォーク16の下端に支持さ
れた前輪17が操向ハンドル18で操向操作される。
【0014】ヘッドパイプ12の下部にメインフレーム
14が接続され、このメインフレーム14の後下端に左
右一対の中間フレーム15が接続され、この左右一対の
中間フレーム15の後部に後部フレーム13が接続され
ている。これらの車体を構成する車体フレーム11は、
フロントカバー20、センターカバー21、リヤカバー
22で覆われ、センターカバー21は上面が乗員足載面
となるステップフロア23aとこのステップフロア23
aの下方を覆うアンダーカバー23bから形成され、リ
ヤカバー22の上部には、シート24が設けられる。
【0015】後部フレーム13には、前部ブラケット3
0と後部ブラケット31が設けられ、前部ブラケット3
0にはスイング式動力ユニット32の前上部32aがピ
ボット軸33を介して支持され、後部ブラケット31に
はスイング式動力ユニット32の後部32bがクッショ
ンユニット34を介して懸架されている。
【0016】スイング式動力ユニット32は、ピボット
軸33を支点に上下揺動自在であり、このスイング式動
力ユニット32の後端に後輪35が支持されている。ス
イング式動力ユニット32は、出力軸を車幅方向に向け
て配設される電動モータ36を有し、この電動モータ3
6の出力を後輪35に伝達するベルト式無段変速機37
等を収容する電動ケース38に前記電動モータ36を組
付一体化して構成される。
【0017】この電動スクータ1には、後述のバッテリ
ユニットが前記電動モータ36を駆動する車両走行用電
源として搭載される。
【0018】左右一対の中間フレーム15は前端が斜め
上方へ湾曲する中空パイプ状であり、この前端がメイン
フレーム14に溶接等で固着される。この左右一対の中
間フレーム15の前後2箇所の上側には、図4に示すよ
うに取付ブラケット40を溶接し、この取付ブラケット
40にはクロスプレート41を当てがい、ボルト42を
取付ブラケット40に溶接したナット43に螺着して取
り付ける。
【0019】この左右一対の中間フレーム15の前後2
箇所の下側には、図4に示すようにバッテリ支持プレー
ト44の両端部が溶接により固定されている。バッテリ
支持プレート44は、U字状に形成され、左右一対の中
間フレーム15の間にバッテリユニット50を収納可能
にしている。即ち、バッテリ支持プレート44にバッテ
リ収納ケース45の底部がボルト46とナット47とに
より取り付けられている。このバッテリ収納ケース45
は、図4に示すように上方に上部開口部45aを有し、
図1に示すように前側には前部開口部45bを有し、後
側には斜め後上方に延びる風ガイド部45cを有する皿
状に形成されている。
【0020】バッテリ収納ケース45の底部には、内部
を4区画するリブ45dが形成され、さらに側壁にはバ
ッテリユニット50の挿入を案内するガイド45eが設
けられ、4個のバッテリユニット50がバッテリ収納ケ
ース45に上方からすなわちステップフロア23a側よ
り収納される。バッテリユニット50は、バッテリ収納
ケース45の底部に敷かれたダンパ48の上に置かれ、
さらにダンパ49を介してクロスプレート41で支持さ
れ、振動することがないように確実に支持されている。
【0021】バッテリ収納ケース45の風ガイド部45
cの排風口には、ファン90が配置されている。バッテ
リ収納ケース45内には前部開口部45bから取り入れ
られた走行風を、風ガイド部45cを介してファン90
に導くダクト91が形成されている。走行時には、フロ
ントカバー20に位置する冷却風導入部92(ルーバ
ー)より走行風が導入され、この走行風はフロントカバ
ー20内を通ってセンターカバー21内へ至りバッテリ
収納ケース45の前部開口部45bからバッテリ収納ケ
ース45内に導入され、バッテリユニット50を冷却し
つつ後方へ送られ、風ガイド部45cの排風口を介して
リヤカバー22内へ排出される。尚、センターカバー2
1のアンダーカバー23bは、前輪17のはね上げる泥
水がバッテリ収納ケース45内に侵入しないように、前
輪17の後方を覆っている。冷却風導入部92は、バッ
テリ収納ケース45の前部開口部45bの直前に配置さ
れることが好ましく、この場合には前輪17の泥はねを
避けるためにフロントフォーク16にフェンダを固着
し、このフェンダが前輪17と一体に走行操作される所
謂可動フェンダ型にする。
【0022】また、停車時(充電待機時・充電時)に
は、バッテリ収納ケース45の風ガイド部45cの排風
口に設置されるファン90により強制冷却される。な
お、ファン90はバッテリセル51の温度を因子とし車
両コントローラにより最適に制御される。また、ファン
90は走行時にも駆動するようにして、冷却風をバッテ
リ収納ケース45内へ積極的に導入して、バッテリユニ
ット50を冷却するようにしてもよい。
【0023】また、バッテリ収納ケース45の風ガイド
部45cを廃止し、バッテリ収納ケース45の後面に後
部開口部を形成し、バッテリ収納ケース45内を通った
走行風がスイング式動力ユニット32の前側にも当たる
ようにして電動モータ36を冷却するようにしてもよい
し、図1に示すように後部開口部にファン90を配置し
て、ファン90によりスイング式動力ユニット32の前
側に積極的に風を送り冷却するようにしてもよい。更に
バッテリ収納ケース45の前部開口部45bにファン9
0を配置して、バッテリ収納ケース45内及びスイング
式動力ユニット32へ風を送風するようにしてもよい。
【0024】次に、4個のバッテリユニット50は、そ
れぞれ同様に構成されているから、1個のバッテリユニ
ット50について説明するが、バッテリユニット50
は、両端に電極を有する複数のバッテリセル51を束ね
て車両に搭載するように構成されている。
【0025】この実施の形態では13個のバッテリセル
51を束ねており、バッテリセル51は、長尺形状の円
筒型バッテリを用いている。バッテリセル51として
は、Ni−Cd電池を用いているが、例えば鉛電池、N
i−MH電池、Liイオン電池等を用いることができ
る。
【0026】バッテリユニット50は、複数のバッテリ
セル51の端部を連結して支持するバッテリ支持枠10
0を有し、バッテリ支持枠100は一対の半体52,5
3からなる。このバッテリ支持枠100の半体52,5
3はそれぞれ4箇所の隅部と中央の4箇所に脚部52
a,53aを有し、この脚部52a,53aには、取付
孔52b,53bが貫通して形成されている。
【0027】この一対の半体52,53は、脚部52
a,53a同士を突き当てて、取付孔52b,53bに
カラー72を介して締付ボルト54を挿通し、ナット5
5を螺着して締付固定して連結され、バッテリセル51
の両端部51a,51bを挟み付けてサンドイッチ状態
で簡単かつ確実に組付け、バッテリセル51の端部51
a,51b以外の部分を露出して束ねている。
【0028】また、半体52,53には、バッテリセル
51の端部51a,51bを保持する凹部52c,53
cが略等間隔に形成されている。このそれぞれの凹部5
2c,53cにシール部材56を介在させバッテリセル
51の端部51a,51bが保持されている。電気的に
接続されるバッテリセル51に対応する凹部52c,5
3cは等間隔であり、これにより導電板57の共通化が
可能である。
【0029】このように、バッテリセル51の端部51
a,51bが凹部52c,53cにより確実に保持され
ると共に、シール部材56によりシールされており、バ
ッテリセル51の端部51a,51bの端面に形成され
る電極に水が付着することがなく、バッテリセル51の
耐久性が向上する。また、このシール材56は緩衝材と
しても機能を発揮し、耐振動性能も向上させることがで
きる。さらに、凹部52c,53cの周囲にOリング等
を設置すればなお良好なシール性が得られる。
【0030】また、一対の半体52,53を連結してバ
ッテリセル51の両端部51a,51bを挟み付けて組
付け、バッテリセル51の端部51a,51b以外の部
分を露出して束ねたから、バッテリセル51の全周に対
して十分に冷却風を導くことができ、十分な冷却性や放
熱性が得られる。
【0031】また、半体52,53には、バッテリセル
51の端部51a,51bを保持する凹部52c,53
cが形成されており、バッテリセル51の周囲にある一
定のクリアランスLがあり、バッテリセル51同士が接
しないため、接触による損傷がなく耐久性が向上すると
共に、冷却風の通路となり、十分な冷却性や放熱性が得
られる。
【0032】一対の半体52,53の凹部52c,53
cには、バッテリセル51の端部51a,51bの電極
に対応する孔52d,53dが形成されている。この孔
52d,53dに半体52,53の外側から導電板57
の端部57a,57bを挿通させて隣接するバッテリセ
ル51のプラス電極とマイナス電極を電気的に接続して
おり、導電板57によりバッテリセル51の電極を簡
単、かつ確実に接続でき、しかもそれぞれの導電板57
の形状が同じで部品の共通化が可能である。
【0033】この実施の形態では、バッテリユニット5
0の複数のバッテリセル51は導電板57により直列に
接続され、さらにバッテリユニット50には、バッテリ
ユニット50同士あるいは電動モータ36等に接続する
ターミナル70,71が設けられ、4個のバッテリユニ
ット50は直列に接続されて電動モータ36の駆動電源
となっている。
【0034】一対の半体52,53の外側には凹部52
e,53eが形成され、この凹部52e,53eに嵌合
して孔52d,53d及び導電板57を覆うキャップ5
8がガスケット80を介して組付ける。このキャップ5
8はビス60で取り付けられ、キャップ58により孔5
2d、53d及び導電板57を密閉して覆いつつ、孔5
2d同士、孔53d同士を連通する部屋59が形成され
ている。半体52,53に組み付けたキャップ58によ
り水や塵埃が侵入してバッテリセル51の電極に付着す
ることを防止できる。
【0035】また、バッテリセル51内の圧力が上昇す
ると、バッテリセル51に内蔵されるバッテリ弁が開い
てガスを放出するが、孔52d同士、孔53d同士を連
通する比較的容量の大きい部屋59が形成されているた
め、ガスによって空気圧力が上昇しシール性が損なわれ
ることを防止している。また、キャップ58に気体のみ
通過させる材料を設置することにより、バッテリ弁作動
時の圧力を解放することができる。
【0036】このように、図1乃至図17の実施例で
は、車体に複数の長尺形状のバッテリセル51を束ねて
構成されるバッテリユニット50を搭載し、このバッテ
リユニット50から電動モータ36に給電して電動モー
タ36の動力で走行するが、バッテリユニット50のバ
ッテリセル51の長手方向が、車体の車幅方向と一致す
るようにバッテリユニット50を車体の下部に配置され
ている。
【0037】バッテリユニット50のバッテリセル51
の長手方向を車体の車幅方向と一致させることで車両前
後方向のレイアウトに大きな自由度が得られ、例えば図
18に示すようにバッテリユニット50の前下角部50
aまたは後下角部50bにバッテリセル51を配置しな
いようにすることができる。したがって、バッテリユニ
ット50の前下角部50aまたは後下角部50bの石打
が軽減され、また電動スクータ1が道路の縁石に乗り上
げるとき等に、バッテリユニット50の前下角部50a
または後下角部50bが道路の縁石に接触することが防
止される。また、バッテリセル51の長手方向が車体前
後方向と直交することになり、バッテリセル51の両端
部を支持して束ねるようにバッテリユニット50を構成
すると、走行風がバッテリセル51の周囲に効率よく当
たるため冷却性が向上する。
【0038】図19及び図20はこの発明を鞍乗り型電
動車両に適用した他の実施例を示し、図1乃至図17と
同じ構造は同じ符号を付して説明を省略する。この実施
の形態では、5個のバッテリユニット50が搭載され、
1個のバッテリユニット50は10個のバッテリセル5
1を束ねて構成されている。
【0039】バッテリユニット50は、前記したバッテ
リ収納ケース45により車体の下部に配置されるが、バ
ッテリユニット50のバッテリセル51の長手方向が、
車体の上下方向と一致するようにバッテリユニット50
を車体の下部に配置されている。
【0040】バッテリユニット50のバッテリの長手方
向を車体の上下方向と一致させることで車幅方向のレイ
アウトに大きな自由度が得られる。したがって、図21
に示すようにバッテリユニット50の前左右角部50c
のバッテリ配置を無くすことができる。このため、メイ
ンフレーム14に連結される左右の中間フレーム15の
急激な曲がりを無くすことができ、左右の中間フレーム
15の剛性が向上する。
【0041】また、この実施の形態でもバッテリセル5
1の長手方向が車体前後方向と直交することになり、バ
ッテリセル51の両端部を支持して束ねるようにバッテ
リユニット50を構成すると、走行風がバッテリセル5
1の周囲に効率よく当たるため冷却性が向上する。
【0042】なお、上述した実施例では、電動車両とし
て鞍乗り型車両である電動スクータを例示するが、この
発明は、鞍乗り型車両に限らず4輪の電動車両等にも適
用できるものである。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、バッテリセルの端部以外の部分を露出し
て束ねたから、バッテリセルの全周に対して十分に冷却
風を導くことができ、十分な冷却性や放熱性が得られ
る。
【0044】請求項2に記載の発明によれば、半体を互
いに連結してバッテリセルを挟み付けて組み付けるか
ら、構造が簡単でかつ組付けが容易である。
【0045】請求項3に記載の発明によれば、バッテリ
セルの端部がシール部材によりシールされており、バッ
テリセルの電極に水が付着することがなく、バッテリセ
ルの耐久性が向上する。
【0046】請求項4に記載の発明によれば、バッテリ
セルの端部が凹部により確実に保持されると共に、バッ
テリセルの電極を簡単、かつ確実に接続できる。
【0047】請求項5に記載の発明は、電気的に接続さ
れるバッテリセルに対応する凹部が等間隔であり、導電
板の共通化が可能である。
【0048】請求項6に記載の発明によれば、バッテリ
支持枠に組み付けたキャップにより水や塵埃が侵入して
バッテリセルの端部に付着することを防止できる。ま
た、キャップで孔同士を連通するから、ガスによって空
気圧力が上昇しシール性が損なわれることを防止するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電動スクータの側面図である。
【図2】電動スクータのバッテリ廻りの部分側断面図で
ある。
【図3】電動スクータのバッテリ廻りの平面図である。
【図4】図2のIV-IV線に沿う断面図である。
【図5】バッテリユニットの側面図である。
【図6】キャップを取り外したバッテリユニットの側面
図である。
【図7】バッテリユニットの平面図である。
【図8】図5のA矢視図である。
【図9】図5のIX-IX線に沿う断面図である。
【図10】図5のX-X線に沿う断面図である。
【図11】バッテリ支持枠の半体の側面図である。
【図12】バッテリ支持枠の半体の平面図である。
【図13】図11の背面図である。
【図14】図11のB矢視図である。
【図15】図11のXV-XV線に沿う断面図である。
【図16】図13のXVI-XVI線に沿う断面図である。
【図17】キャップの側面図である。
【図18】バッテリユニットの配置を説明する電動スク
ータの側面図である。
【図19】他の実施の形態の電動スクータのバッテリ廻
りの部分側断面図である。
【図20】他の実施の形態の電動スクータのバッテリ廻
りの平面図である。
【図21】バッテリユニットの配置を説明する電動スク
ータのバッテリ廻りの平面図である。
【符号の説明】
50 バッテリユニット 51 バッテリセル 52,53 半体 100 バッテリ支持枠

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】端部に電極を有する複数のバッテリセルを
    束ねて車両に搭載する電動車両用バッテリユニットにお
    いて、前記複数のバッテリセルの端部を連結して支持す
    るバッテリ支持枠によって、前記バッテリセルの端部以
    外の部分を露出して束ねたことを特徴とする電動車両用
    バッテリユニット。
  2. 【請求項2】前記バッテリ支持枠は、一対の半体からな
    り、この半体を互いに連結して、前記バッテリセルを挟
    み付けて組み付けたことを特徴とする請求項1に記載の
    電動車両用バッテリユニット。
  3. 【請求項3】前記バッテリ支持枠には、前記バッテリセ
    ルの端部を保持する保持部が形成され、この保持部とバ
    ッテリセルの端部との間に前記電極の周囲を取り囲むシ
    ール部材を介在させたことを特徴とする請求項1または
    請求項2に記載の電動車両用バッテリユニット。
  4. 【請求項4】前記バッテリ支持枠の保持部は凹部であ
    り、この凹部には前記バッテリセルの端部の電極に対向
    する孔が形成され、この孔から導電板を挿通させて隣接
    するバッテリセルを電気的に接続したことを特徴とする
    請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の電動車両用バ
    ッテリユニット。
  5. 【請求項5】前記電気的に接続されるバッテリセルに対
    応する凹部が等間隔であることを特徴とする請求項4に
    記載の電動車両用バッテリユニット。
  6. 【請求項6】前記バッテリ支持枠には、前記孔同士を連
    通しつつ前記孔及び導電板を覆うキャップを、シール材
    を介して組付けたことを特徴とする請求項4または請求
    項5に記載の電動車両用バッテリユニット。
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