JPH1180154A - 立体異性インドール化合物、その製造方法および用途 - Google Patents
立体異性インドール化合物、その製造方法および用途Info
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- JPH1180154A JPH1180154A JP9241417A JP24141797A JPH1180154A JP H1180154 A JPH1180154 A JP H1180154A JP 9241417 A JP9241417 A JP 9241417A JP 24141797 A JP24141797 A JP 24141797A JP H1180154 A JPH1180154 A JP H1180154A
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Abstract
規立体異性インドール化合物及びその合成法を提供する
こと。 【解決手段】 次式(1)で表される立体異性インドー
ル化合物。 【化1】 〔式中、Xは炭素原子数が1乃至5のアルキル基、Rは
水素原子、アルキル、アルアルキル、シクロアキル、ア
リール、一価の金属原子、アミンまたはアンモニウム、
R1 およびR2 は水素原子、アルキル、アルアルキル、
シクロアキルまたはアリール基、*は不斉炭素原子の位
置を示す。〕 上記化合物は、トリプトファンと立体異性α−アミノ酸
との縮合によりアミド体を形成し、次いで該アミド体の
酸化的環化反応によりオキサゾール環を一挙に構築する
合成法で製造される。
Description
ドール化合物またはその塩、該化合物の製造方法および
該化合物の用途に関する。
(Martensia fragilis Harve
y)の抽出物から単離された下記式で表されるインドー
ル化合物(マルテフラギンA)は公知である〔日本薬学
会第116年会 講演要旨集2,215頁(1996
年)〕。
医薬品等の用途を有することが知られている。しかしな
がら、上記インドール化合物の合成法、立体化学は不明
である。
上記インドール化合物の立体構造、生理活性、作用機構
等を解明するために、該化合物の立体異性体の合成を試
みた。そして、該化合物の立体異性体の合成ルートとし
て、下記のL−トリプトファン(2)と立体異性α−ア
ミノ酸(3a)〔以下、該立体異性α−アミノ酸をホモ
イソロイシンという。〕を中間体として合成するルート
に着目した。
業的には入手することができない化合物であるため、ホ
モイソロイシンの立体異性体についても後記するような
合成ルートを確立し、更に上記したL−トリプトファン
(2)と立体異性ホモイソロイシン(3a)とから立体
異性インドール化合物(1a)の合成に成功した。ま
た、上記のL−トリプトファン(2)と立体異性ホモイ
ソロイシン(3a)とから立体異性インドール化合物
(1a)の合成ルートが確立されたことにより更に、L
−トリプトファンと立体異性ホモイソロイシン以外の種
々のα−アミノ酸を出発原料として、立体異性ホモイソ
ロイシンの場合と同様の新規インドールアルカロイドの
合成が可能となつた。
(1)で表される立体異性インドール化合物またはその
塩に関する。
アルキル基は、ヒドロキシル基、カルボキシル基、アミ
ノ基、メチルチオ基、メルカプト基、グワニジル基、イ
ミダゾリル基またはベンジル基により置換されていても
よい。)を表し、Rは、水素原子、アルキル基、アルア
ルキル基、シクロアルキル基、アリール基、一価の金属
原子、アミンまたはアンモニウムを表し、R1 およびR
2 は、それぞれ独立して、水素原子、アルキル基、アル
アルキル基、シクロアルキル基またはアリール基を表
し、*は不斉炭素原子の位置を示す。〕
(4)
て次式(1)
関する。〔上記式中、Xは、炭素原子数が1乃至5のア
ルキル基(該アルキル基は、ヒドロキシル基、カルボキ
シル基、アミノ基、メチルチオ基、メルカプト基、グワ
ニジル基、イミダゾリル基またはベンジル基により置換
されていてもよい。)を表し、Rは、水素原子、アルキ
ル基、アルアルキル基、シクロアルキル基、アリール
基、一価の金属原子、アミンまたはアンモニウムを表
し、R1 およびR2 は、それぞれ独立して、水素原子、
アルキル基、アルアルキル基、シクロアルキル基または
アリール基を表し、*は不斉炭素原子の位置を示す。〕
立体異性インドール化合物またはその塩を有効成分とす
る脂質過酸化抑制剤に関する。
る化合物において、適当な置換基の具体例は以下のとお
りである。適当な置換基Rは、炭素原子数1ないし1
2、特に1ないし6の線状もしくは分岐したアルキル
基、例えばメチル基、エチル基、プロピル基、イソプロ
ピル基、n−ブチル基、第3ブチル基、ペンチル基、ヘ
キシル基、オクチル基、デシル基およびドデシル基;5
ないし6個の環炭素原子を有するシクロアルキル基、例
えばシクロペンチル基、メチルシクロペンチル基、シク
ロヘキシル基およびメチルシクロヘキシル基;炭素原子
数6ないし16のアリール基および炭素原子数7ないし
16のアルアルキル基、例えばフェニル基、ナフチル
基、ベンジル基およびフェニルエチル基であり、それら
の基はハロゲン原子、ヒドロキシ基、アルコキシ基、ア
ミノ基等で置換されていても良い。更に、置換基Rはナ
トリウム、カリウム等の一価の金属、アミンまたはアン
モニウムであつて良い。
素原子数1ないし12、特に1ないし6の線状もしくは
分岐したアルキル基、例えばメチル基、エチル基、プロ
ピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、第3ブチル
基、ペンチル基、ヘキシル基、オクチル基、デシル基お
よびドデシル基;5ないし6個の環炭素原子を有するシ
クロアルキル基、例えばシクロペンチル基、メチルシク
ロペンチル基、シクロヘキシル基およびメチルシクロヘ
キシル基;炭素原子数6ないし16のアリール基および
炭素原子数7ないし16のアルアルキル基、例えばフェ
ニル基、ナフチル基、ベンジル基およびフェニルエチル
基であり、それらの基はハロゲン原子、ヒドロキシ基、
アルコキシ基、アミノ基等で置換されていても良い。
および有機酸塩を挙げることができるが、特に塩酸塩が
好ましい。
に使用される立体異性α−アミノ酸は、例えば、(+)
アラニン、(+)バリン、(−)ロイシン、(+)イソ
ロイシン、(+)リジン、(−)セリン、(−)トレオ
ニン、(−)フェニルアラニン、(−)チロシン、
(−)アスパラギン酸、(+)グルタミン酸、(−)メ
チオニン、(+)アルギニン、(−)ヒスチジン、
(+)オルチニン、(+)ノルロイシン、(+)オキシ
グルタミン酸、(−)システインおよびホモイソロイシ
ンの4種の立体異性体である。なお、この4種の立体異
性ホモイソロイシンは商業的に入手不可能なものである
ので、後記製造例1乃至4でその合成例を示す。
立体異性α−アミノ酸との縮合によりアミド体を形成
し、ついで、 該アミド体の酸化的環化反応によりオ
キサゾール環を一挙に構築する新規合成法により立体異
性インドール化合物を製造するものであるが、該トリプ
トファンと立体異性α−アミノ酸との縮合反応に際して
は、α−アミノ酸のアミノ基を保護するのが好ましい。
アミノ基の保護は、ジアルキル化、好ましくはジメチル
化、Boc化等が挙げられるが、保護基がt−ブトキシ
カルボニル基(Boc基)の場合は、特にトリプトファ
ンと立体異性α−アミノ酸との縮合反応及びそれに続く
アミド体の環化反応が効率良く進行するので好ましい。
また、アミド体の酸化的環化反応は、特に2,3−ジク
ロロ−5,6−ジシアノベンゾキノン(DDQ)の存在
下で行うと環化が効率良く進行し、高い収率で環化体が
得られる。
ては、置換基Xは原料立体異性α−アミノ酸の選択によ
り、また、置換基R、R1 およびR2 は、原料トリプト
ファンエステルのエステル基の選択および立体異性α−
アミノ酸のアミノ置換基の選択により、或いは合成後の
化合物の置換基を、それとは異なる他の置換基R、R 1
およびR2 に変換することにより、数多くの種類の化合
物を得ることが可能である。
は、インドール環とオキサゾール環を有するアルカロイ
ドであり、脂質過酸化抑制活性を有し、動脈硬化、高血
圧、血栓症等の循環器障害、腎炎等の炎症、アルコール
性肝炎等の肝障害、胃潰瘍等の消化器障害、糖尿病、発
癌及び老化、その他紫外線障害等の予防薬及び治療薬と
して、また紫外線障害予防薬として化粧品材料等に利用
できるものである。
イシンの合成 (2S,4S)−ホモイソロイシンは、光学活性メチル
ブタノールまたは光学活性メチルヨードブタンを出発原
料として合成することができる。スキーム1:(2S,4S)−ホモイソロイシンの合成
ルート
(スキーム1の工程1) 100mlナス型フラスコに、アルゴン雰囲気下で、
(S)−2−メチル−1ブタノール:(S)−1(東京
化成)1g(11.3mmol)および無水ピリジン3
0mlを加え、0℃で攪拌後、p−トルエンスルホニル
クロライドを4.31g(22.6mmol)加え、0
℃で30分攪拌した後、室温で5時間攪拌する。氷水を
加え3N塩酸で水層のpHを2〜3にし、ジエチルエー
テルで抽出する。飽和重曹水、飽和食塩水で洗浄後、無
水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧留去すると無
色油状物が得られた。これをカラムクロマトグラフィー
(SiO2 75g,ヘキサン/酢酸エチル=10:1)
で精製するとトシル体(S)−2 が2.5g(無色油状
物:収率91.4%)得られた。C12H18SO3 (M
W.242.10),無色油状物,〔α〕D 20+5.6
6(C=1.060,MeOH)
ーム1の工程2) 100mlナス型フラスコにAr雰囲気下、トシル体
(s)−2 1.94g(8mmol)、無水アセトン
30mlを加え、遮光した後、ヨウ化ナトリウム2.4
g(16mmol)を加える。室温で2日間攪拌した
後、ペンタンを加えて反応溶液をうすめ、冷却してナト
リウム塩を析出させる。ナトリウム塩をグラスフィルタ
ーで除去した後、水で抽出してアセトンを除き、無水硫
酸マグネシウムで乾燥して常圧蒸留でペンタンを除くと
ヨード体(S)−3が1.08g(収率68.0%)で
得られた。構造確認は市販品のものとの比較により行っ
た。
エステル合成(スキーム1の工程3) 200ml3頚フラスコにAr雰囲気下、0℃で金属ナ
トリウム1.38g、無水エタノール50mlを加えて
攪拌する。ナトリウムがすべて溶解したらマロン酸ジエ
チル9.45mlをシリンジにて滴下し、次にヨード体
(S)−3 6.5mlを滴下して室温で1晩攪拌す
る。塩化アンモニウム水溶液100ml加え、減圧留去
でエタノールを除き、残渣をジエチルエーテルで抽出す
る。エーテル層を飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネ
シウムで乾燥させ、溶媒を減圧留去すると無色油状物が
得られた。これをカラムクロマトグラフィー(フラッシ
ュ用SiO2 200g、ヘキサン/酢酸エチル=30:
1)で精製するとジエステル体(S)−4が8.80g
(収率76.5%)で得られた。C12H22O4 (MW.
230.15),無色油状物,〔α〕D 20+15.3
(C=1.060,MeOH)
(スキーム1の工程4) 300mlナス型フラスコにジエステル体(S)−4を
6.90g,エタノール20mlを加え攪拌する。あら
かじめ水100mlに溶解させた水酸化カリウム5.7
1g(102mmol)を加え加熱還流を行う。反応液
を室温に戻し、減圧留去でエタノールを除いた後、酢酸
エチルで抽出して不純物を除く。水層に3NHClを加
え、pH1〜2とした後、酢酸エチルで抽出する。有機
層を塩化ナトリウムで塩析し、無水硫酸マグネシウムで
乾燥後減圧留去によって目的物のジカルボン酸(S)−
5が5.22g(収率100%)得られた。C8 H14O
4 (MW.174.09),白色粉末,〔α〕D 26+1
6.9(C=1.10,MeOH)
キーム1の工程5) 50mlナス型フラスコにジカルボン酸(S)−5を
5.05g(29mmol)、7%DMSO水溶液16
ml、塩化ナトリウム1.87g(32mmol)を加
えて150〜175℃で4時間加熱した。反応液を室温
に戻し、ジエチルエーテルで2回抽出し、有機層を水で
洗浄した。無水硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を減圧
留去すると無色油状物が得られた。これをカラムクロマ
トグラフィー(SiO2 120g,ペンタン/ジエチル
エーテル=5:1)で精製すると目的のカルボン酸
(S)−6が2.82g(収率75%)で得られた。C
7 H14O2 (MW.130.10),無色油状,〔α〕
D 26+9.69(C=1.042,MeOH)
ム1の工程6) 50mlナス型フラスコにカルボン酸(S)−6 2.
82g、無水ベンゼン18.0ml、塩化チオニル9.
0mlを加え、3時間加熱還流する。反応液を室温まで
戻した後、溶媒を減圧留去すると酸クロリド(S)−7
が2.92g(収率91%)で得られた。(S)−7は
IRスペクトルで酸塩化物に由来するカルボニル基の吸
収を確認した後に精製することなく、不斉補助基(S)
−8との縮合反応を行った。C7 H13Cl(MW.14
8.55),無色油状
(スキーム1の工程7) 200mlの3頚フラスコにAr雰囲気下、(4S)−
ベンジルオキサゾリジノン3.85g(21.7mmo
l)、無水(THF)50mlを加え、−78℃に冷却
する。1.6M n−ブチルリチウム/n−ヘキサン溶
液を13.6ml加え、−78℃で40分攪拌して酸ク
ロリド(S)−7 2.92g(19.7mmol)を
加え、−78℃で1.5時間攪拌する。塩化アンモニウ
ム水溶液を加え、ジエチルエーテルで抽出し、飽和食塩
水で洗浄して無水硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を減
圧留去して無色油状物を得た。これをカラムクロマトグ
ラフィー(SiO2 45g,ヘキサン/酢酸エチル=
5:1)で精製すると目的物(S)−9が4.93g
(収率86.5%)無色結晶で得られた。C17H23NO
3 (MW.289.29),白色粉末,〔α〕D 27+5
9.3(C=1.088,CHCl3 )
(スキーム1の工程8) 100mlの2頚フラスコにAr雰囲気下、カリウムジ
トリメチルシリルアミド1.03g(5.19mmo
l)、無水THF10mlを加え、−78℃にする。
あらかじめ無水THF10mlにとかした(S)−9
1g(3.46mmol)をカニューレで加え、−78
℃で30分攪拌する。さらに、あらかじめ無水THF6
mlにとかしたトリイソプロピルベンセンスルホニルア
ジド1.35g(4.36mmol)をカニューレで加
え、2分間攪拌した後に、氷酢酸を0.91ml(1
5.9mmol)加える。これを室温で7時間攪拌す
る。酢酸エチルで反応液をうすめ、飽和食塩水を加え酢
酸エチルで2回抽出操作を行う。飽和炭酸水素ナトリウ
ムで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥して溶媒を減圧
留去すると黄色油状物が1.85g得られた。これをカ
ラムクロマトグラフィー(フラッシュ用SiO2 60
g,ヘキサン/ジクロロメタン=3:1)で精製すると
目的物のアジド体(2S,4S)−10が893mg
(収率78.1%)得られた。C17H22N4 O3 (M
W.330.39),無色結晶 mp.71.5〜7
2.5℃,〔α〕D 24+112.2(C=1.032,
CHCl3 )
ン酸(2S,4S)−11の合成〕(スキーム1の工程
9) 200mlナス型フラスコにAr雰囲気下アジド体(2
S,4S)−10 850mg、75%THF50ml
を加え、0℃にし、水酸化リチウム1水和物216mg
を加え1時間攪拌する。飽和炭酸水素ナトリウム水を加
えて、減圧留去によりTHFを除いたのち、酢酸エチル
で抽出する。酢酸エチル層を無水硫酸ナトリウムで乾燥
し、溶媒を減圧留去して(S)−8を450mg(収率9
9%)回収した。水層を3N塩酸でpH1〜2にし、酢
酸エチルで抽出後、酢酸エチル層を無水硫酸ナトリウム
で乾燥し、溶媒を減圧留去して目的のα−アジドカルボ
ン酸(2S,4S)−11を425mg(収率96.7
%)、無色油状物で得た。C7 H13N3 O2 (MW.1
71.101),無色油状物,〔α〕D 23+3.26
(C=0.982,CHCl3 )
S,4S)−ホモイソロイシンの合成(スキーム1の工
程10) 25mlナス型フラスコにアルゴン雰囲気下α−アジド
カルボン酸(2S,4S)−11 378mg(2.2
1mmol)、無水エタノール4.0ml、10%Pd
−C 37.8mgを加え、水素置換して室温で2.5
時間攪拌する。濾過によってPd−Cを除き、溶媒を減
圧留去すると、(2S,4S)−12〔(2S,4S)
−ホモイソロイシン〕285mg(収率88.9%)が
無色結晶で得られた。C7 H15NO2 (MW.145.
1103),無色結晶, IR:ν〔cm-1〕=2962,2920,1584,
1513,1405,669,554,471 LREIMS:m/z(%) 154(M+ ,1),1
00(100) HREIMS Calcd for C7 H15NO2 :
145.1103 Found 145,1127
イシンの合成 酸クロリド(S)−7までは前記製造例1と同じであ
る。また、不斉補助基はR配置のものを用いた。不斉補
助基との縮合反応以後の反応工程は製造例1と同様にし
て行われる。不斉補助基との縮合反応から(2R,4
S)−ホモイソロイシン〔(2R,4S)−23〕に至
る工程及び(2R,4S)−ホモイソロイシンの物理的
データを以下に示す。スキーム2:(2R,4S)−ホモイソロイシンの合成
ルート
イシンの合成ルート (2S,4R)−ホモイソロイシンは、(S)−シトロ
ネロールを出発原料として合成される。スキーム3:(2S,4R)−ホモイソロイシンの合成
ルート
(スキーム3の工程1) 500ml 3頚フラスコにアルゴン雰囲気下(S)−シ
トロネロール5g(32.0mmol)、ジクロロメタ
ン180ml 、トリエチルアミン4.86g(35.2
mmol,1.1eq)を加え、−10℃に氷冷した後
にメシルクロリド4.03g(35.2mmol,1.
1eq)を滴下する。−10〜0℃(2.5時間攪拌
後、反応液を氷水、5%塩酸、水で洗浄し、無水硫酸ナ
トリウムで乾燥して溶媒を減圧留去すると無色油状物
(S)−30が得られた。これを精製することなしに次
の還元反応を行った。
ム3の工程2) 200ml 3頚フラスコに塩カル管、還流冷却器をつ
け、ジエチルエーテル400ml 、水素化リチウムアル
ミニウム1.80g(47.3mmol,1.4eq)
を加え氷冷する。(S)−30 7.92g(33.8
mmol)のジエチルエーテル溶液を滴下して加え、3
時間加熱還流する。反応終了後、反応液を氷冷し、水
3.6ml を加えて1時間、さらに10%水酸化ナトリ
ウム水溶液2.88ml を加えて1時間攪拌した後にセ
ライト濾過して水素化リチウムアルミニウムを除き、溶
媒を減圧留去すると無色油状物(R)−31が4.5g
(98%)得られた。
の工程3) 500ml の3頚フラスコにアルゴン雰囲気下過ヨウ素
酸ナトリウム24.7g(115.6mmol,3.6
eq)、アセトン水溶液175ml (アセトン:水=7
0:105)を加えて懸濁させる。(R)−31 4.
5g(32.1mmol)アセトン溶液を滴下して加
え、5℃にする。過マンガン酸カリウム0.86g
(5.46mmol,0.17eq)水溶液40ml 、
アセトン40ml を同時に滴下して加える。5℃〜室温
で20時間攪拌する。セライト濾過して赤褐色残渣を取
り除き、常圧蒸留によってアセトンを留去する。残渣に
1N水酸化ナトリウムを加え塩基性にしてジエチルエー
テルで抽出し、可溶物を取り除く。水層を3N塩酸で酸
性にして、ジエチルエーテルで抽出し、無水硫酸ナトリ
ウムで乾燥後、溶媒を減圧留去して無色油状物を得た。
これをカラムクロマトグラフィー(SiO2 50g、ヘ
キサン/酢酸エチル=5:1)で精製すると(R)−3
2が2.389g(57%)が得られた。
(6)〜(10)の工程と同様に実施される。得られる
(2S,4R)−ホモイソロイシン〔(2S,4R)−
37〕の物理データは次のとおりである。
イシンの合成 酸クロリド(R)−33までは、前記製造例3と同じで
ある。また不斉補助基はR配置のものを用いた、不斉補
助基との縮合反応以後の工程は、製造例1と同様にして
行なわれる。不斉補助基との縮合反応から(2R,4
R)ホモイソロイシン〔(2R,4R)−47〕に至る
工程及び(2R,4R)ホモイソロイシンの物理データ
を以下に示す。
シンの合成ルート
ホモイソロイシンからの立体異性インドール化合物の合
成例を示す。 〔実施例1〕(1″S,3″S)−インドールの合成スキーム5:(1″S,3″S)−インドールの合成ル
ート
Boc化(スキーム5の工程1) 25mlナス型フラスコに製造例1で得られた(2S,
4S)−ホモイソロイシン1285mg(1.96mm
ol)、1N水酸化ナトリウム水溶液2.5ml、水
1.5ml、ジオキサン1.5ml、Boc2 O 64
3mg(2.95mmol)を加え、室温で16時間攪
拌する。飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、ジエチ
ルエーテルで洗浄後、水層を酸性(pH3程度)にし、
ジエチルエーテルで2回抽出する。水で洗浄し、無水硫
酸ナトリウムで乾燥、溶媒を減圧留去すると(2S,4
S)−13〔(2S,4S)−ホモイソロイシンのBo
c〕が456mg(収率95%)無色油状物で得られ
た。
ルと(2S,4S)−ホモイソロイシンのBoc体との
縮合(スキーム5の工程2) 100ml 2頚ナス型フラスコに、アルゴン雰囲気
下、L−トリプトファンベンジルエステル325mg、無
水THF30mlおよびホモイソロイシンのBoc体
〔(2S,4S)−13〕を265mg加え0℃にす
る。縮合剤DEPC(ジエチルホスホリルシアニド)
0.3ml、トリエチルアミン0.33mlをシリンジ
で滴下しながら加え、0℃で1時間、室温で1時間攪拌
する。酢酸エチルを加え、飽和炭酸水素ナトリウムで乾
燥し、溶媒を減圧留去すると褐色油状物が得られた。こ
れをカラムクロマトグラフィー(SiO2 20g,ヘキ
サン/酢酸エチル=2:1)で精製すると、目的の縮合
体ジペプチド−15が493.7mg(収率97%)、
非晶質で得られた。これを酢酸エチル、ヘキサンで再結
晶を行った。
ーム5の工程3) 100mlナス型フラスコに、アルゴン雰囲気下、ジペ
プチド15 300mg(0.60mmol)、無水T
HF30ml、DDQ(2,3−ジクロロ−5,6−ジ
シアノベンゾキノン)313mg(1.38mmol)
加え、1時間加熱還流を行う。反応液を室温に戻し、減
圧留去にてTHFを除去した後、水を加え、酢酸エチル
で抽出する。酢酸エチル層を飽和炭酸水素ナトリウム水
溶液、飽和食塩水で洗浄して無水硫酸マグネシウムで乾
燥させる。溶媒を減圧留去すると褐色固体が得られた。
これをカラムクロマトグラフィー(フラッシュ用SiO
210g,ヘキサン/酢酸エチル=3:1)で精製する
と目的とする環化体(1″S,3″S)−16が224
mg(収率62.5%)で得られた。
Boc(スキーム5の工程4) 30mlの2頚フラスコに、アルゴン雰囲気下、環化体
(1″S,3″S)−16 80mg(0.15mmo
l)およびジクロロメタン2mlを加え、0℃に冷却す
る。トリフルオロ酢酸0.5mlを加え、0℃で1時間
攪拌した後に室温で原料が消失するまで攪拌する。再び
0℃に冷却して飽和炭酸水素ナトリウム水溶液にて中和
し、減圧留去によって溶媒を除去した後、酢酸エチルで
抽出する。有機層を飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄
し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を減圧留去する
とアミン体(1″S,3″S)−17が褐色固体で59
mg(収率91%)で得られた。これを酢酸エチルエス
テルとヘキサンにて再結晶を行った。
ジメチル化(スキーム5の工程5) 25mlナス型フラスコに、アルゴン雰囲気下、アミン
体(1″S,3″S)−17 85mg(0.20mm
ol)、37%ホルムアルデヒド液3.4ml、酢酸
1.7ml、1,4−ジオキサン3.0mlを加え、さ
らに氷冷して10%Pd−C85mgを加える。水素置
換して室温で原料が消失するまで攪拌する(約1.5時
間)。エタノールを加えて、Pd−Cを濾過して除去
し、溶媒を減圧留去すると無色油状物が466mg得ら
れた。これをカラムクロマトグラフィー(フラッシュ用
シリカゲル15g,ヘキサン/エーテル=1:5)で精
製すると無色油状物,ジメチル体(1″S,3″S)−
18が4.7mg(収率53%)で得られた。
の脱ベンジル(スキーム5の工程6) 25mlナス型フラスコにアルゴン雰囲気下ジメチル体
(1″S,3″S)−18 44mg(0.0988m
mol)、酢酸エチル4mlを加え、氷冷し、10%P
d−C44mgを加える。水素置換を行い、原料が消失
するまで室温で攪拌する。エタノールを加えてPd−C
を濾過により除去し、溶媒を減圧留去すると、無色固形
物が得られた。これをカラムクロマトグラフィー(Si
O2 1gCHCl3 /MeOH/NH4 OH=7:3:
03)で精製を行い、(1″S,3″S)−19を10
mg(収率57.4%)得た。
ールの合成 実施例1と同様にして、トリプトファンエステルと製造
例2からの(2R,4S)ホモイソロイシンから(1″
R,3″S)−インドールが製造される。この合成ルー
トを以下に示す。スキーム6:(1″R,3″S)−インドールの合成ル
ート
ールの合成 実施例1と同様にして、トリプトファンエステルと製造
例3からの(2R,4S)ホモイソロイシンから(1″
S,3″R)−インドールが下記の合成ルートで製造さ
れる。スキーム7:(1″S,3″R)−インドールの合成ル
ート
ールの合成 実施例1と同様にして、トリプトファンエステルと製造
例4からの(2R,4R)ホモイソロイシンから(1″
R,3″R)−インドールが下記の合成ルートで製造さ
れる。スキーム8:(1″S,3″R)−インドールの合成ル
ート
−イソロイシンからの立体異性インドール化合物の合成スキーム9:トリプトファンエステルとL−イソロイシ
ンからの立体異性インドール化合物の合成ルート
ム9の工程1) 300mlのナス型フラスコにL−イソロイシン(S)
−11 3.00mg(22.87mmol)を入れ、
1N−NaOH 21mlを加え溶かした。さらに水1
5ml、ジオキサン 15ml、Boc2 O 5.49
mg(25.15mmol)を加え、室温で5時間攪拌
し、さらにBoc2 O 2.70mg(12.37mm
ol)を追加し、室温で13時間攪拌した。反応液をエ
ーテル30mlで3回洗い、氷浴中で水層にクエン酸を
加えてpH2〜3に調整し、その後ジエチルエーテル5
0mlで2回、酢酸エチル30mlで2回抽出し、水2
0mlで5回洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を
留去すると無色オイル状のL−イソロイシンのBoc体
(S)−12が4.69g(収率88.7%)で得られ
た。
ルとL−イソロイシンのBoc体との縮合(スキーム9
の工程2) 100mlナス型フラスコに、トリプトファンベンジル
エステル塩酸塩を0.60g(1.81mmol)を入
れ、アルゴン置換した後、無水THF30mlを加えて
攪拌した。また別のフラスコにL−イソロイシンのBo
c体(S)−12 0.48g(1.94mmol)を
とり、アルゴン置換して無水THF10mlに溶解し、
これを100mlナス型フラスコに加えた。これを氷浴
で0℃に冷却して、シリンジで縮合剤DEPC(ジエチ
ルホスホリルシアニド)0.58ml(3.88mmo
l)、トリエチルアミン0.60ml(3.59mmo
l)を滴下し、0℃で1時間その後室温で1時間攪拌し
た。反応液に酢酸エチル50mlを加え、飽和炭酸水素
ナトリウム水溶液、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナト
リウムで乾燥し、溶媒を減圧留去した。得られた褐色オ
イル1.28gをシリカゲルカラム(SiO2 60g,
酢酸エチル/ヘキサン=1:2)で精製後、酢酸エチ
ル、ヘキサンで再結晶すると、目的の縮合体ジペプチド
(S)−13が白色針状結晶として888.4mg(収
率96.5%)で得られた。
(スキーム9の工程3) 200mlナス型フラスコに、縮合体ジペプチド(S)
−13 1.50g(2.94mmol)を入れ、アル
ゴン置換し、無水THF75mlを加えて溶かした。ベ
ンゼンより再結晶したDDQ(2,3−ジクロロ−5,
6−ジシアノベンゾキノン)を1.31g(5.77m
mol)加え、加熱還流を3時間行った。反応液の溶媒
を留去し、残渣に酢酸エチル200ml、水20mlを
加え抽出を行った後、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、
飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、
溶媒を留去する。得られた残渣1.52gをシリカゲル
カラム(SiO2 90g,酢酸エチル/ヘキサン=1:
3)で精製すると粗結晶が1.46g(98.3%)得
られた。これを酢酸エチル、n−ヘキサンより再結晶す
ると目的の環化体(S)−14が白色結晶として74
6.9mg(50.2%)で得られた。
ーム9の工程4) 30mlの2頚ナスフラスコに、環化体(S)−14
200mg(0.40mmol)をとり、ジクロロメタ
ン5.0ml(6.49mmol)に溶解し、氷浴で0
℃に冷却して、トリフルオロ酢酸を加え、室温で原料が
消失するまで攪拌する。再び0℃に冷却して飽和炭酸水
素ナトリウム水溶液にて中和し、反応液からジクロロメ
タンを留去し、酢酸エチルで抽出した後、有機層を飽和
塩化ナトリウム水溶液で洗浄し、無水硫酸ナトリウム、
硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧留去すると残渣
が185.8mg得られた。これをシリカゲルカラム
(SiO2 15g,酢酸エチル/ヘキサン=1:3)で
精製すると環化体(S)−15が143.5mg(9
3.3%)得られ、更にこれを酢酸エチル、n−ヘキサ
ンにて再結晶すると白色結晶109.0mg(68.0
%)が得られた。 C24H25N3 O3 (MW.403.48),mp.13
7〜138℃ 〔α〕D 21.5−41.6(c=0.58,CHCl3 ) IR(KBr)ν〔cm-1〕=3282,2962,1
707,1593,1458,1389,1360,1
281,1244,1192,1144,1074,9
58,744,698,418
キーム9の工程5) 100mlナス型フラスコに、環化体(S)−15 2
98.0mg(0.74mmol)を入れ、37%ホル
ムアルデヒド14ml、酢酸8.0ml、1,4−ジオ
キサン6.0mlを加え溶解した後、氷浴につけて氷冷
しながら10%Pd−C300mgを加え、水素置換し
た。その後氷浴を取り除いて、室温で2.5時間攪拌す
る。反応液にエタノールを加えて、Pd−Cを濾過して
除去し、ろ液を濃縮した。残渣が967.7mg得ら
れ、これをシリカゲルカラム(SiO2 45g,酢酸エ
チル/ヘキサン=1:2)で精製すると白色無定形の目
的とするジメチル体(S)−16が216.2mg(収
率67.9%)で得られた。 C26H29N3 O3 ,〔α〕D 19−60.4(c=0.3
3,CHCl3 ) IR(KBr)ν〔cm-1〕=3406,2964,2
931,2875,2829,2783,1707,1
589,1458,1389,1331,1281,1
244,1190,1136,1074,958,74
4,698
(スキーム9の工程6) 50mlナス型フラスコにジメチル体(S)−16 8
7.0mgを入れ、酢酸エチル4,0mlを加え溶解し
た後、氷冷しながら10%Pd−C170mgmgを加
え、水素置換を行い、室温で2時間攪拌した。反応液に
エタノールを加えてPd−Cを濾過により除去し、ろ液
を濃縮すると目的とする化合物がほぼ純粋の形で64.
3mg(93.5%)粉末状で得られた。更に残渣にジ
クロロメタンを加え不溶分画をエチルエーテルで洗浄す
ると、純粋な目的化合物(S)−17が24.8mg
(収率36.0%)得られた。 C19H23N3 O3 ,〔α〕D 20−61.0(c=0.3
0,MeOH) IR(KBr)ν〔cm-1〕=3855,3413,2
966,2927,2875,2789,1601,1
523,1458,1396,1244,1122,9
51,816,742
脂質過酸化に対する立体異性ンドール化合物の効果 (1)過酸化脂質の測定 ラット肝臓より調製したミクロソーム画分(タンパク濃
度30〜50mg/ml)10μlに、14mM Mg
Cl2 を含む0.1Mトリス塩酸緩衝液(pH7.5)
0.5ml,0.2Mアデノシン二リン酸10μl,1
2mM FeSO4 10μl,DADPH再生系40μ
lに蒸留水を加えて1mlとし、37℃で10分間反応
させた。反応後、0.375%チオバルビツール酸(T
BA),0.25N塩酸を含む15%トリクロロ酢酸溶
液2mlを添加して沸騰水浴中で15分間反応させ、こ
の反応により生成するマロンジアルデヒドをはじめとす
るチオバルビツール酸反応性物質の量を波長535nm
での吸光度を測定して求めた。この値をもとに、脂質過
酸化を50%抑制する値(IC50値)を求めた。
(1″R,3″S)−29,実施例4の(1″R,3″
R)−53,実施例3の(1″S,3″R)−43及び
実施例5の(S)−17の各立体異性インドール化合物
の脂質過酸化抑制活性を測定した結果、下記の表に示す
ようにホモイソロイシン型(S,S)体,(R,S)
体,(R,R)体および(S,R)体のIC50値はそれ
ぞれ1.07,1.10,1.24および1.10μg
/mlであつた。またイソロイシン型(S)体のIC50
値は1.89μg/mlとわずかに活性は弱かった。
アミノ酸との縮合によりアミド体を形成し、続く該アミ
ド体の酸化的環化反応によりオキサゾール環を一挙に構
築する新規合成法により種々の新規立体異性インドール
化合物を得ることが可能となつた。そして得られるイン
ドール環とオキサゾール環を有するアルカロイドは、脂
質過酸化抑制活性等の生理活性を有し、医薬品及び化粧
品材料等に利用できるものである。
(Martensia fragilis Harve
y)の抽出物から単離された下記式で表されるインドー
ル化合物(マルテフラジンA)は公知である〔日本薬学
会第116年会 講演要旨集2,215頁(1996
年)〕。
医薬品等の用途を有することが知られている。しかしな
がら、上記インドール化合物の合成法、立体化学は不明
である。
イシンの合成 (2S,4S)−ホモイソロイシンは、光学活性メチル
ブタノールまたは光学活性メチルヨードブタンを出発原
料として合成することができる。スキーム1:(2S,4S)−ホモイソロイシンの合成
ルート
脂質過酸化に対する立体異性インドール化合物の効果 (1)過酸化脂質の測定 ラット肝臓より調製したミクロソーム画分(タンパク濃
度30〜50mg/ml)10μlに、14mM Mg
Cl2を含む0.1Mトリス塩酸緩衝液(pH7.5)
0.5ml,0.2Mアデノシンニリン酸10μl,1
2mM FeSO410μl,DADPH再生系40μ
lに蒸留水を加えて1mlとし、37℃で10分間反応
させた。反応後、0.375%チオバルビツール酸(T
BA),0.25N塩酸を含む15%トリクロロ酢酸溶
液2mlを添加して沸騰水浴中で15分間反応させ、こ
の反応により生成するマロンジアルデヒドをはじめとす
るチオバルビツール酸反応性物質の量を波長535nm
での吸光度を測定して求めた。この値をもとに、脂質過
酸化を50%抑制する値(IC50値)を求めた。
Claims (3)
- 【請求項1】 次式(1)で表される立体異性インドー
ル化合物またはその塩。 【化1】 〔式中、Xは、炭素原子数が1乃至5のアルキル基(該
アルキル基は、ヒドロキシル基、カルボキシル基、アミ
ノ基、メチルチオ基、メルカプト基、グワニジル基、イ
ミダゾリル基またはベンジル基により置換されていても
よい。)を表し、Rは、水素原子、アルキル基、アルア
ルキル基、シクロアルキル基、アリール基、一価の金属
原子、アミンまたはアンモニウムを表し、R1 およびR
2 は、それぞれ独立して、水素原子、アルキル基、アル
アルキル基、シクロアルキル基またはアリール基を表
し、*は不斉炭素原子の位置を示す。〕 - 【請求項2】 次式(2) 【化2】 で表されるL−トリプトファンを、次式(3) 【化3】 で表される立体異性α−アミノ酸と縮合させ、次式
(4) 【化4】 で表される化合物を得、該式(4)の化合物を環化させ
て次式(1) 【化5】 で表される立体異性インドール化合物を製造する方法。
〔上記式中、Xは、炭素原子数が1乃至5のアルキル基
(該アルキル基は、ヒドロキシル基、カルボキシル基、
アミノ基、メチルチオ基、メルカプト基、グワニジル
基、イミダゾリル基またはベンジル基により置換されて
いてもよい。)を表し、Rは、水素原子、アルキル基、
アルアルキル基、シクロアルキル基、アリール基、一価
の金属原子、アミンまたはアンモニウムを表し、R1 お
よびR2 は、それぞれ独立して、水素原子、アルキル
基、アルアルキル基、シクロアルキル基またはアリール
基を表し、*は不斉炭素原子の位置を示す。〕 - 【請求項3】 請求項1の立体異性インドール化合物ま
たはその塩を有効成分とする脂質過酸化抑制剤。
Priority Applications (12)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9241417A JPH1180154A (ja) | 1997-09-05 | 1997-09-05 | 立体異性インドール化合物、その製造方法および用途 |
| HK01101323.5A HK1030419B (en) | 1997-09-05 | 1998-08-24 | Stereoisomeric indole compounds, process for the preparation of the same, and use thereof |
| KR1020007002384A KR100572483B1 (ko) | 1997-09-05 | 1998-08-24 | 입체이성 인돌 화합물, 그 제조방법 및 용도 |
| AU87493/98A AU746588B2 (en) | 1997-09-05 | 1998-08-24 | Stereoisomeric indole compounds, process for the preparation of the same, and use thereof |
| DE69839056T DE69839056T2 (de) | 1997-09-05 | 1998-08-24 | Stereoisomere indolderivate, verfahren zu ihrer herstellung und ihre verwendung |
| RU2000108477/04A RU2182908C2 (ru) | 1997-09-05 | 1998-08-24 | Стереоизомерные индольные соединения, способ их получения и их использование |
| US09/486,318 US6348484B1 (en) | 1997-09-05 | 1998-08-24 | Stereoisomeric indole compounds, process for the preparation of the same, and use thereof |
| CNB988088339A CN1188409C (zh) | 1997-09-05 | 1998-08-24 | 立体异构吲哚化合物、其制备方法及用途 |
| PCT/JP1998/003727 WO1999012923A1 (en) | 1997-09-05 | 1998-08-24 | Stereoisomeric indole compounds, process for the preparation of the same, and use thereof |
| CA002302402A CA2302402C (en) | 1997-09-05 | 1998-08-24 | Stereoisomeric indole compounds, process for the preparation of the same, and use thereof |
| EP98938943A EP1020465B1 (en) | 1997-09-05 | 1998-08-24 | Stereoisomeric indole compounds, process for the preparation of the same, and use thereof |
| AT98938943T ATE384717T1 (de) | 1997-09-05 | 1998-08-24 | Stereoisomere indolderivate, verfahren zu ihrer herstellung und ihre verwendung |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9241417A JPH1180154A (ja) | 1997-09-05 | 1997-09-05 | 立体異性インドール化合物、その製造方法および用途 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1180154A true JPH1180154A (ja) | 1999-03-26 |
Family
ID=17073992
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9241417A Revoked JPH1180154A (ja) | 1997-09-05 | 1997-09-05 | 立体異性インドール化合物、その製造方法および用途 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1180154A (ja) |
-
1997
- 1997-09-05 JP JP9241417A patent/JPH1180154A/ja not_active Revoked
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