JPH1180263A - エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物アルコール/水溶液の製造法 - Google Patents
エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物アルコール/水溶液の製造法Info
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- JPH1180263A JPH1180263A JP26084697A JP26084697A JPH1180263A JP H1180263 A JPH1180263 A JP H1180263A JP 26084697 A JP26084697 A JP 26084697A JP 26084697 A JP26084697 A JP 26084697A JP H1180263 A JPH1180263 A JP H1180263A
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Abstract
イの少ないエチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物ペレ
ットを製造する際の原料となるエチレン−酢酸ビニル共
重合体ケン化物アルコール/水溶液を製造する方法を提
供する。 【解決手段】 アルコール中でエチレン−酢酸ビニル共
重合体をアルカリケン化し、得られたエチレン−酢酸ビ
ニル共重合体ケン化物アルコール溶液に水を加えて、エ
チレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物アルコール/水溶
液を調製するに当たり、該溶液に酸あるいは酸のエステ
ルを共存させる。
Description
ィルムにした時フィッシュアイが少ないエチレン−酢酸
ビニル共重合体ケン化物ペレットを、例えば湿式ストラ
ンド方式により製造する際の原料となるエチレン−酢酸
ビニル共重合体ケン化物アルコール/水溶液の製造法に
関する。
は酸素遮断性、機械的強度等の諸性質に優れていること
から、フィルム、シート、容器、繊維等の各種用途に多
用されている。該共重合体ケン化物成形物はエチレン−
酢酸ビニル共重合体ケン化物ペレットを溶融成形して製
造されるが、該ペレットの製造方法としてはエチレン−
酢酸ビニル共重合体ケン化物を水/メタノール溶媒に押
出し、切断する方法が特公昭47−38634号公報に
開示されている。
47−38634号公報開示技術では、得られたエチレ
ン−酢酸ビニル共重合体ケン化物は色相が悪く、またか
かるエチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物から得られ
たフィルムはフィッシュアイが多いという欠点があり、
それ故色相が良好で、尚且つフィルムのフィッシュアイ
が少ないエチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物が望ま
れている。
解決するため鋭意研究を重ねた結果、アルコール中でエ
チレン−酢酸ビニル共重合体をアルカリケン化し、得ら
れたエチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物アルコール
溶液に水を加えて、エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン
化物アルコール/水溶液を調製するに当たり、該溶液に
酸あるいは酸のエステルを共存させ、エチレン−酢酸ビ
ニル共重合体ケン化物アルコール/水溶液を製造するこ
とにより、得られるエチレン−酢酸ビニル共重合体ケン
化物(例えば該溶液を湿式ストランド方式で析出させて
得る)が、本発明の目的とする性質をもつ事を見出し本
発明を完成するに到った。本発明では該エチレン−酢酸
ビニル共重合体ケン化物アルコール溶液に水を加える際
に、アルコール蒸気を含有した水蒸気を加えることが好
ましく、また本発明の方法を工業的に行う時には、塔式
反応器を用いて塔上部よりエチレン−酢酸ビニル共重合
体ケン化物アルコール溶液を導入し、塔底部よりアルコ
ール蒸気/水蒸気を仕込み、塔頂部よりアルコールを留
出させ、更に酸あるいは酸のエステルを塔内に仕込むこ
とが好ましい。
本発明で用いられるエチレン−酢酸ビニル共重合体はエ
チレン含量15〜60モル%であることが好ましく、更
には20〜55モル%であり、より好ましくは、25〜
50モル%である。
チレン−酢酸ビニル共重合体のケン化物溶液を凝固液中
で析出させる場合析出が不完全で、乳化してしまい操作
上好ましくなく、エチレン−酢酸ビニル共重合体のアル
コール溶液を均一溶液状態に保つためには加圧したり、
かなり高温に加熱することが必要となり好ましくない。
更に、本発明で得られたエチレン−酢酸ビニル共重合体
ケン化物アルコール/水溶液から製造したエチレン−酢
酸ビニル共重合体ケン化物を溶融成形した場合、溶融成
形性、高湿度下での酸素遮断性が低下して好ましくな
い。
たエチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物アルコール/
水溶液から製造したエチレン−酢酸ビニル共重合体ケン
化物を溶融成形した場合、十分な酸素遮断性が得られ
ず、機械的強度も向上し難く好ましくない。
はエチレン、酢酸ビニル以外に、これらと共重合可能な
エチレン性不飽和単量体を共重合成分として含有しても
差支えない。該単量体としては、例えばプロピレン、イ
ソブチレン、α−オクテン、α−ドデセン、α−オクタ
デセン等のオレフィン類、アクリル酸、メタクリル酸、
クロトン酸、マレイン酸、無水マレイン酸、イタコン酸
等の不飽和酸類あるいはその塩あるいはモノ又はジアル
キルエステル等、アクリロニトリル、メタアクリロニト
リル等のニトリル類、アクリルアミド、メタクリルアミ
ド等のアミド類、エチレンスルホン酸、アリルスルホン
酸、メタアリルスルホン酸等のオレフィンスルホン酸あ
るいはその塩、アルキルビニルエーテル類、N−アクリ
ルアミドメチルトリメチルアンモニウムクロライド、ア
リルトリメチルアンモニウムクロライド、ジメチルアリ
ルビニルケトン、N−ビニルピロリドン、塩化ビニル、
塩化ビニリデン、ポリオキシエチレン(メタ)アリルエ
ーテル、ポリオキシプロピレン(メタ)アリルエーテル
等のポリオキシアルキレン(メタ)アリルエーテル、ポ
リオキシエチレン(メタ)アクリレート、ポリオキシプ
ロピレン(メタ)アクリレート等のポリオキシアルキレ
ン(メタ)アクリレート、ポリオキシエチレン(メタ)
アクリルアミド、ポリオキシプロピレン(メタ)アクリ
ルアミド等のポリオキシアルキレン(メタ)アクリルア
ミド、ポリオキシエチレン(1−(メタ)アクリルアミ
ド−1,1−ジメチルプロピル)エステル、ポリオキシ
エチレンビニルエーテル、ポリオキシプロピレンビニル
エーテル、ポリオキシエチレンアリルアミン、ポリオキ
シプロピレンアリルアミン、ポリオキシエチレンビニル
アミン、ポリオキシプロピレンビニルアミン等が挙げら
れる。
ン化反応は、アルコール溶媒にてケン化を行うことが必
要であるが、この時用いられるアルコールとしては、メ
タノール、エタノール、n−プロパノール、イソプロパ
ノール、n−ブタノール、t−ブタノール等が挙げられ
るが、好ましくはメタノール、n−プロパノール、t−
ブタノールが用いられる。またアルコールと共にグリセ
リン、エチレングリコール、ヘキサンジオール等の脂肪
族多価アルコールなどを併用してもよい。
レン−酢酸ビニル共重合体のアルカリケン化反応に使用
される従来公知のアルカリをそのまま使用できる。具体
的には、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化リ
チウムなどのアルカリ金属水酸化物、ナトリウムメチラ
ート、t−ブトキシカリウムなどのアルカリ金属アルコ
ラート、1,8−ジアザビシクロ[5,4,10]ウン
デセン−7(DBU)で代表される共塩基性アミン、更
には炭酸アルカリ金属塩、炭酸水素アルカリ金属塩など
が挙げられるが、取り扱いの容易さ、コスト等から水酸
化ナトリウムの使用が好ましい。
度等により異なるが、エチレン−酢酸ビニル共重合体中
の残存酢酸基に対して0.05当量以下が用いられ、好
ましくは0.03当量以下である。
ビニル共重合体を、アルコール又はアルコール含有媒体
中に通常20〜60重量%程度の濃度になる如く溶解
し、アルカリを添加して40〜140℃の温度で反応せ
しめる。該溶液温度においてエチレン−酢酸ビニル共重
合体ケン化物が析出しない様に配慮すればケン化物の濃
度に特に制限はないが、通常はエチレン−酢酸ビニル共
重合体ケン化物の濃度が10〜55重量%、好ましくは
15〜50重量%となるようにすれば良い。
酸ビニル共重合体ケン化物の酢酸ビニル成分のケン化度
は70モル%以上とすることが好ましく、更にはケン化
度80モル%以上にする。ケン化度が70モル%未満の
場合、本発明で得られたエチレン−酢酸ビニル共重合体
ケン化物アルコール/水溶液から製造したエチレン−酢
酸ビニル共重合体ケン化物を溶融成形した場合の熱安定
性が悪く、十分な酸素遮断性、機械的強度が得られず好
ましくない。
のケン化が終了し、目的とするケン化度のエチレン−酢
酸ビニル共重合体ケン化物アルコール溶液が得られた
後、該アルコール溶液に水を加えて、エチレン−酢酸ビ
ニル共重合体ケン化物アルコール/水溶液を調整するに
当たり、該溶液に酸あるいは酸のエステルを共存させる
ことを最大の特徴とするものある。
オン酸、アセト酢酸、乳酸、酪酸等が用いられ、好まし
くはギ酸、酢酸、アセト酢酸が用いられる。また酸のエ
ステルとしてはギ酸メチル、ギ酸エチル、酢酸メチル、
酢酸エチル、プロピオン酸メチル、プロピオン酸エチ
ル、アセト酢酸メチル、アセト酢酸エチル等が用いられ
るが、好ましくはギ酸メチル、ギ酸エチル、酢酸メチ
ル、酢酸エチル、プロピオン酸メチル、プロピオン酸エ
チルが用いられる。
は、ケン化に使用するアルカリ量に対して0.01〜5
0当量、好ましくは0.05〜30当量である。該当量
が0.01未満では、得られたエチレン−酢酸ビニル共
重合体ケン化物のケン化度が製造工程中に徐々に上昇
し、ケン化度のコントロールが難しく、またエチレン−
酢酸ビニル共重合体ケン化物の色相が悪く、50当量を
越えると、過剰に酸、あるいは酸のエステルが残存しや
すくなり、またエチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物
を溶融成形した場合は、着色しやすくなり好ましくな
い。
いて詳細に記述する。まずエチレン−酢酸ビニル共重合
体ケン化物アルコール溶液をアルカリケン化し、得られ
たエチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物アルコール溶
液に水を加えるのであるが、加えられる水の量としては
エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物100重量部に
対して、3〜500重量部が好ましく、更には5〜32
0重量部である。水が3重量部未満ではエチレン−酢酸
ビニル共重合体ケン化物/水溶液が均一にならず不安定
となり、後工程のストランド製造時にストランド析出が
安定して出来なくなり、500重量部を越えると、エチ
レン−酢酸ビニル共重合体ケン化物アルコール/水溶液
中で、該ケン化物が析出し、ストランド状に押出すこと
が困難になり、好ましくない。該水はアルコール蒸気と
水蒸気の混合物として加えるのが好ましく、アルコール
蒸気と水蒸気の比率(重量比)は95/50〜20/8
0が好ましく更に好ましくは90/10〜25/75で
ある。該重量比が95/5を越えると、該ケン化物のア
ルコール/水溶液が不均一となり好ましくなく、20/
80未満では、エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物
アルコール/水溶液の溶液粘度が高く不安定で、ケン化
物の析出が起こりやすいので好ましくない。
は特に制限されず、別々に仕込でも、アルコール/水混
合蒸気として仕込でもよい。
るアルコール蒸気の仕込みは、塔頂部、塔上部、塔中
部、塔下部、塔底部のいずれでもよいが好ましくは、塔
中部、塔下部、塔底部であり、水蒸気の仕込は、塔頂
部、塔上部、塔中部、塔下部、塔底部のいずれでもよい
が好ましくは、塔中部、塔下部、塔底部である。
合、アルコール蒸気と水蒸気は同方向で並流とすること
が好ましい。
としては特に制限されないが、あらかじめエチレン−
酢酸ビニル共重合体ケン化物のアルコール溶液に共存さ
せる方法、エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物の
アルコール/水溶液を調整する反応器(塔)に酸あるい
は酸のエステルを一括仕込、分割仕込、滴下仕込、一定
速度での仕込により共存させる方法、調整したエチレ
ン−酢酸ビニル共重合体ケン化物アルコール/水溶液に
酸あるいは酸のエステルを水に練り込んで共存させる方
法が挙げられるが、好ましくはの方法で、このときの
仕込みは塔上部、塔中部、塔下部、塔底部のいずれでも
よいが、塔中部あるいは塔底部より一定速度での仕込を
行うことが好ましい。
しては、液状、気体状いずれでもよい。
合体ケン化物アルコール/水溶液が得られるわけである
が、該溶液中の該ケン化物の濃度として好ましくは10
〜55重量%であり、更に好ましくは15〜50重量%
である。10重量%に満たない場合、凝固液中での凝固
が困難となり、逆に55重量%を越えるとペレットの空
隙率が低下し、成形時の熱安定性に悪影響を及ぼすので
好ましくない。
勿論添加される水、あるいは水/アルコールの量によっ
て調整されるが、該添加前後にアルコール含量を調整す
ることも可能であり、添加後、アルコールを留出させる
のが好ましく、更に好ましくは、アルコール蒸気/水蒸
気を導入して、アルコールを留出させる。
ルコール/水溶液中のアルコールと水の重量混合比を9
5/5〜20/80に調整するのが好ましく、更には9
0/10〜25/75である。アルコールと水の重量混
合比が95/5を越えると、アルコール/水溶液が不安
定となり、ストランド析出が安定して出来ないことがあ
り、20/80未満ではアルコール/水溶液の溶液粘度
が高く、ケン化物の析出を招き、ストランド状に押出す
ことが困難となることがあるので好ましくない。
飽和脂肪族アミド(例えばステアリン酸アミド等)、不
飽和脂肪酸アミド(例えばオレフィン酸アミド等)、ビ
ス脂肪酸アミド(例えばエチレンビスステアリン酸アミ
ド等)、脂肪酸金属塩(例えばステアリン酸カルシウム
等)等の滑剤や、低分子量ポリオレフィン(例えば分子
量500〜10,000程度の低分子量ポリエチレン、
又は低分子量ポリプロピレン等)、無機塩(例えばハイ
ドロタルサイト等)、可塑剤(例えばエチレングリコー
ル、グリセリン、ヘキサンジオール等の脂肪族多価アル
コールなど)等を配合しても良い。
ニル共重合体ケン化物アルコール/水溶液が得られるの
であるが、該溶液からエチレン−酢酸ビニル共重合体ケ
ン化物(ポリマー)を得るには、該溶液を凝固液中にス
トランド状に押し出し析出させることが好ましい。凝固
液としては水又は水/アルコール混合溶媒が用いられ、
アルコール使用時のアルコール濃度は前記共重合体ケン
化物アルコール/水溶液におけるアルコール/水混合液
のアルコール含量と同等かそれより低いことが好まし
く、該含量を越えると、凝固液中でのストランド析出時
のポリマー損失が増加し好ましくない。
り、かつアルコールとは相溶性を有するが、エチレン−
酢酸ビニル共重合体ケン化物は溶解させない有機溶媒を
用いることも可能である。上記の有機溶媒としてはベン
ゼン等の芳香族炭化水素類、アセトン、メチルエチルケ
トン等のケトン類、ジプロピルエーテル等のエーテル
類、酢酸メチル、酢酸エチル、プロピオン酸メチル等の
有機酸エステル等が挙げられる。エチレン−酢酸ビニル
共重合体ケン化物溶液を凝固液と接触させる温度は−1
0〜40℃、好ましくは0〜20℃である。上記の有機
溶媒は該ケン化物の非溶剤であるので、該ケン化物が凝
固液に溶解してポリマー損失を招く心配は殆どないが、
なるべく低温での操作が安全である。
液は任意の形状、通常は円形の孔を有するノズル又はダ
イスより凝固液中にストランド状に押し出される。上記
の如く孔の断面形状は通常円形であるが、場合によって
は楕円形、角形、菱形、星形等でも良く、孔の径は1〜
5mm程度が適当である。又、ストランドは必ずしも一
本である必要はなく、数本〜数百本の間の任意の数で押
し出し可能である。
酸ビニル共重合体ケン化物は凝固が充分進んでから切断
され、ペレット化される。
ことが好ましく、水洗条件としては、ペレットを温度1
0〜50℃の水槽中で水洗する。水洗により、エチレン
−酢酸ビニル共重合体ケン化物ペレット中の過剰な酸、
あるいは酸のエステル、オリゴマー等が除去される。上
記の処理で得られたペレットは、成形時の作業性や取扱
い面から円柱状の場合は径が2〜5mm、長さ2〜5m
mのものが、又球状の場合は径が2〜5mm程度のもの
が実用的である。
重合体ケン化物ペレットは溶融成形されて目的とする成
形物に成形されるのであるが、溶融成形に際しての温度
条件としては約160〜260℃とするのが望ましい。
成形に際しては必要に応じガラス繊維や炭素繊維などの
補強材、フィラー、着色剤、ハイドロタルサイトなどの
安定剤、発泡剤、乾燥剤などの公知の添加剤を適当配合
することもある。又、エチレン−酢酸ビニル共重合体ケ
ン化物には改質用の熱可塑性樹脂を適当量配合すること
もできる。
法、押出成形法など任意の成形法が採用できる。このう
ち押出成形法としてはT−ダイ法、中空成形法、パイプ
押出法、線条押出法、異形ダイ押出法、インフレーショ
ン法などが挙げられるが、エチレン−酢酸ビニル共重合
体ケン化物単独の成形物(フィルム、シート、テープ、
ボトル、パイプ、フィラメント、異型断面押出物など)
のみならず、エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物層
と他の熱可塑性樹脂層との共押出成形も可能である。
密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエ
チレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、アイオノマ
ー、エチレン−α−オレフィン(炭素数3〜20のα−
オレフィン)共重合体、エチレン−アクリル酸エステル
共重合体、ポリプロピレン、プロピレン−α−オレフィ
ン(炭素数4〜20のα−オレフィン)共重合体、ポリブ
テン、ポリペンテンなどのオレフィンの単独又は共重合
体、あるいはこれらのオレフィンの単独又は共重合体を
不飽和カルボン酸又はそのエステルでグラフト変性した
ものなど広義のポリオレフィン系樹脂、ポリエステル、
ポリアミド、共重合ポリアミド、ポリ塩化ビニル、ポリ
塩化ビニリデン、アクリル系樹脂、スチレン系樹脂、ビ
ニルエステル系樹脂、ポリエステルエラストマー、ポリ
ウレタンエラストマー、塩素化ポリエチレン、塩素化ポ
リプロピレンなどが挙げられる。また異なるエチレン−
酢酸ビニル共重合体ケン化物との共押出も可能である。
物から一旦フィルム、シートなどの成形物を得、これに
ポリオレフィンなど他の熱可塑性樹脂を押出コートした
り、他の熱可塑性樹脂のフィルム、シートなどを接着剤
を用いてラミネートする場合、任意の基材(紙、金属
箔、延伸または未延伸プラスチックスフィルム又はシー
ト、織布、不織布、金属箔、木質面など)をエチレン−
酢酸ビニル共重合体ケン化物で押出コートにより被覆
(更に他の樹脂、例えばヒートシール性樹脂を押出しコ
ートすることもある)することも可能である。
溶融コート成形物は必要に応じ熱処理、冷却処理、圧延
処理、一軸又は二軸延伸処理、印刷処理、ドライラミネ
ート処理、溶液又は溶融コート処理、製袋加工、深しぼ
り加工、箱加工、チューブ加工、スプリット加工等を行
なうことができる。
する。尚、実施例中、「部」、「%」とあるのは、特に
断りのない限り重量基準である。
%、エチレン−酢酸ビニル共重合体を50%含むメタノ
ール溶液を10kg/時の速度で供給し、同時に該重合
体中の残存酢酸基に対して、0.012当量の水酸化ナ
トリウムを含むメタノール溶液を塔上部より供給した。
一方塔下部から15kg/時でメタノールを供給した。
塔内温度は100〜110℃、塔圧は3kg/cm2G
であった。仕込み開始後30分からエチレン−酢酸ビニ
ル共重合体ケン化物メタノール溶液が取出され、組成は
エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物30%、メタノ
ール70%であり、又エチレン−酢酸ビニル共重合体ケ
ン化物の酢酸ビニル成分のケン化度は99.0モル%で
あった。
重合体ケン化物メタノール溶液をメタノール/水溶液調
整塔の塔上部から10kg/時で供給し、120℃のメ
タノール蒸気を4kg/時、水蒸気を2.5kg/時の
速度で塔下部から仕込み、塔頂部よりメタノールを8k
g/時で留出させると同時に、ケン化で用いた水酸化ナ
トリウム量に対して6当量の酢酸メチルを塔内温95〜
110℃塔の塔中部から仕込んで塔底部からエチレン−
酢酸ビニル共重合体ケン化物/水溶液(樹脂濃度35
%)を得た。
合体ケン化物アルコール/水溶液を以下の如く評価し
た。 (1)ペレットの色相 ○・・・着色なし △・・・目視でやや黄色に着色 ×・・・目視で黄色に着色
ン化物アルコール/水溶液を、孔径4mmのノズルよ
り、メタノール5%、水95%よりなる5℃に維持され
た凝固液槽にストランド状に押し出して、凝固終了後、
ストランド状物をカッターで切断し、直径3.8mm、
長さ4mmのペレットを得て以下の基準で評価した。
ルムのフィッシュアイを以下の様に評価した。 (製膜条件)
00cm2当たりのフィッシュアイの数を測定した。 ◎・・・1個以下 ○・・・2〜5個以下 △・・・6〜9個以下 ×・・・10以上 結果を表1に示した。
ム量に対して6当量)を用いた以外は同様に実施して、
実施例1と同様に評価した。
更した以外は同様に実施して、実施例1と同様に評価し
た。
レン含量31モル%のエチレン−酢酸ビニル共重合体を
実施例1に準じて仕込んだ以外は同様に行い、実施例1
と同様に評価した。
外は同様に実施して、実施例1と同様に評価した。実施
例2〜4、比較例1の評価結果は表1に示した。
酸ビニル共重合体をアルカリケン化し、得られたエチレ
ン−酢酸ビニル共重合体ケン化物アルコール溶液に水を
加えて、エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物アルコ
ール/水溶液を調整するに当たり、該溶液に酸あるいは
酸のエステルを共存させているので、該エチレン−酢酸
ビニル共重合体ケン化物アルコール/水溶液から得られ
るエチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物は色相が良好
で、該ケン化物から得られるフィルムのフィッシュアイ
が少ない。
レン−酢酸ビニル共重合体のアルカリケン化反応に使用
される従来公知のアルカリをそのまま使用できる。具体
的には、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化リ
チウムなどのアルカリ金属水酸化物、ナトリウムメチラ
ート、t−ブトキシカリウムなどのアルカリ金属アルコ
ラート、1,8−ジアザビシクロ[5,4,10]ウン
デセン−7(DBU)で代表される強塩基性アミン、更
には炭酸アルカリ金属塩、炭酸水素アルカリ金属塩など
が挙げられるが、取り扱いの容易さ、コスト等から水酸
化ナトリウムの使用が好ましい。
Claims (5)
- 【請求項1】 アルコール中でエチレン−酢酸ビニル共
重合体をアルカリケン化し、得られたエチレン−酢酸ビ
ニル共重合体ケン化物アルコール溶液に水を加えて、エ
チレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物アルコール/水溶
液を調製するに当たり、該溶液に酸あるいは酸のエステ
ルを共存させることを特徴とするエチレン−酢酸ビニル
共重合体ケン化物アルコール/水溶液の製造法。 - 【請求項2】 アルコール中でエチレン−酢酸ビニル共
重合体をアルカリケン化し、得られたエチレン−酢酸ビ
ニル共重合体ケン化物アルコール溶液にアルコール蒸気
/水蒸気を加えて、エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン
化物アルコール/水溶液を調製するに当たり、該溶液に
酸あるいは酸のエステルを共存させることを特徴とする
エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物アルコール/水
溶液の製造法。 - 【請求項3】 アルコール中でエチレン−酢酸ビニル共
重合体をアルカリケン化した後、塔式反応器を用いて塔
上部よりエチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物アルコ
ール溶液を導入し、塔底部よりアルコール蒸気/水蒸気
を仕込み、塔頂部よりアルコールを留出させてエチレン
−酢酸ビニル共重合体ケン化物溶液の調製を行うに当た
り、塔内へ酸あるいは酸のエステルを仕込むことを特徴
とするエチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物アルコー
ル/水溶液の製造法。 - 【請求項4】 酸として、ギ酸、酢酸、アセト酢酸のい
ずれか一つを用いることを特徴とする請求項1〜3いず
れか記載のエチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物アル
コール/水溶液の製造法。 - 【請求項5】 酸のエステルとして、ギ酸メチル、ギ酸
エチル、酢酸メチル、酢酸エチル、プロピオン酸メチ
ル、プロピオン酸エチルのいずれか一つを用いることを
特徴とする請求項1〜4いずれか記載のエチレン−酢酸
ビニル共重合体ケン化物アルコール/水溶液の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26084697A JP3888745B2 (ja) | 1997-09-08 | 1997-09-08 | エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物アルコール/水溶液の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26084697A JP3888745B2 (ja) | 1997-09-08 | 1997-09-08 | エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物アルコール/水溶液の製造法 |
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1997
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