JPH1180718A - 冷凍組成物 - Google Patents

冷凍組成物

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JPH1180718A
JPH1180718A JP10197857A JP19785798A JPH1180718A JP H1180718 A JPH1180718 A JP H1180718A JP 10197857 A JP10197857 A JP 10197857A JP 19785798 A JP19785798 A JP 19785798A JP H1180718 A JPH1180718 A JP H1180718A
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azeotropic
temperature
fluid
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JP10197857A
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Giampiero Basile
バジル ジャンピエロ
Ezio Musso
ムッソ エツィオ
Sauro Girolomoni
ジロロモニ サウロ
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Syensqo Specialty Polymers Italy SpA
Original Assignee
Ausimont SpA
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 R22の代替用として、地球温暖化に与える
影響が小さい環境のエアーコンディショニングプラント
およびヒートポンプにおける作動流体を得る。 【解決手段】 ジフルオロメタン:CH2 F2 (R3
2)35〜99.9重量%および1,1,1,2,2−
ペンタフルオロジメチルエーテル:CHF2 −O−CF
3 0.921〜65重量%を主成分としてなることを特
徴とする共沸組成物もしくは近似共沸組成物を提供す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、CHClF
2 (R22)の代用としてのヒドロフルオロカーボン
(HFC)をベースとした組成物に関する。さらに詳し
くは、R32(ジフルオロメタン:CH2 F2 )および
RE125(1,1,1,2,2−ペンタフルオロジメ
チルエーテル:CHF2 −O−CF3 )として知られて
いるR125(CHF2 −CF3 )のエーテルからなる
上記組成物は、環境のエアーコンディショニングプラン
トおよびヒートポンプ用の良好な作動流体である。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】R22
は、ルームエアコンの作動流体として広く使用されてい
る。R22は、生産および使用の規制があるHCFCで
あり、したがって、将来は使用されないことが知られて
いる。成層圏のオゾン層に無害な冷媒としてのCFC類
の代替の問題がよく知られている。
【0003】この代替品の目的で、HCFC類は、CF
C類よりも危険ではない過渡的な流体として入手可能に
なっている。しかしながら、これらの使用は規制され、
この事実は成層圏のオゾン層に完全に無害な新しい流体
の開発に、多くの研究が向けられる。成層圏のオゾン層
に完全に無害であるというこれらの後者の流体の特徴
は、それらの分子に塩素原子を含まなく、現在この装置
の領域で使うことができないが、新しい装置または必要
により改良した装置の領域で、例えば、POE(ポリオ
ールエステル)をベースとした異なる潤滑油と組合せて
使用できる。
【0004】R22を同じ特徴、相溶性と性能を有する
ものへ代替することは、冷凍分野で今日まで最も困難
で、有効な解決がなされていない。家庭用の環境エアー
コンディショニング用で蒸気圧縮サイクルで作動するプ
ラントの場合に、冷凍用および加熱用の両方に同じ流体
を使用する可能性があり、これはR22で可能である。
蒸気圧縮サイクルでは、冷凍プラントで冷凍剤の物理状
態が変化し、蒸発中に熱を除去し、濃縮中に他方に熱を
放出し、連続的な熱交換が得られるものである。このサ
イクルでは、蒸気を圧縮するエネルギーを消費して維持
されるものである。
【0005】上記応用分野で一般的には冷凍およびエア
ーコンディショニングの作動流体の主な特徴はよく知ら
れている。 −使用容易性 −信頼性 −化学安定性 −無毒性 −適した性能 適した性能とは、新しい流体が、エネルギー消費の点に
おいて充分に効率的で、その冷却または放熱の充分な容
量ももっていなくてはならず、置換される流体に対して
は、それを用いる装置の実質的な変更や潤滑剤を変える
ことを必要としないものを意味する。
【0006】一般的に流体がこれらの特徴をもつとき、
それはドロップインと呼ばれる。不活性または化学安定
性とは、使用される圧力や温度だけ、または潤滑油と金
属の存在下に、空気および任意に吸収された湿度、冷凍
流体が化学分解または性能の変動を生じないことを意味
する。その流体は、事故または維持操作で、少量までは
大量が環境に放出されても非毒性であり、操作者や最終
利用者の安全を保証するものである。環境に相性のよい
流体とは、成層圏のオゾン層(ODP=0)に完全に不
活性で、好ましくは地球温暖化力の小さく、いずれにし
てもGWPの低いものに置き換えなければならない。
【0007】使用の容易性と信頼性は、流体が1つのみ
の成分をベースにしたものではなく、複数の成分をベー
スにしたこれら全てのケースに言及するものである。多
種成分の混合物のすべてのケースでは、それらの特徴が
プラントの中で作動中に、どの程度影響を及ぼすかも指
摘しなければならない。事実、流体混合物の化学的物理
的特性に従って、貯蔵、取り出し、移送や冷凍プラント
への充填などでおよび多少の変動はあるが、流体の名目
上の組成が保障されるであろう。言い換えれば、化学的
物理的特性のあるものが、いわゆる取扱い容易性に影響
する。信頼性では、極めてこれに似ているという事実を
意味し、いろいろな種類の事故またはメンテナンスでの
リークでも、流体は、名目上の組成物を変えず、当初の
ものから違う性質に変化しない。
【0008】冷媒の使用容易性と信頼性は、冷媒の化学
的物理的特性の中で、共沸混合物であることの事実に基
づいている。冷凍流体の性能について条件が知られてお
り、特に2つ:COP(性能係数、動作係数用)および
容積能(Volumetric Capacity)
は、COPは、冷凍サイクルまたはヒートポンプで差別
なく、冷凍機、ヒートポンプなどで冷却、加熱に利用さ
れる熱量と、外部から与えた仕事量の比を意味する。容
積能力とは、圧縮流体の容量単位当たり発生した冷却ま
たは加熱に関する。
【0009】R22の代用としての上記の特性の組み合
わせを有し、特に、共沸までに近似共沸物(下記に定
義)の本質的な特徴を有し、R22に近似するまたはそ
れよりも高いCOPと容積能力を有する冷凍流体が入手
しうる必要があった。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明の対象は、ジフ
ルオロメタン:CH2 F2 (R32)35〜99.9重
量%好ましくは35〜99.1重量%および1,1,
1,2,2−ペンタフルオロジメチルエーテル:CHF
2 −O−CF3 (RE125)0.1〜65重量%好ま
しくは0.9〜65重量%から本質的になる共沸組成物
もしくは近似共沸組成物である。
【0011】
【発明の実施の態様】特に、この発明の共沸組成物は、
ジフルオロメタン:CH2 F2 (R32)90重量%お
よび1,1,1,2,2−ペンタフルオロジメチルエー
テル:CHF 2 −O−CF3 (RE125)10重量%
であることが好ましい。共沸混合物以外の上記の範囲に
ある組成物は、近似共沸組成物で特徴付けられる。すな
わち、当初の流体量の50%を一定の温度で蒸発させた
後の当初組成物と最終組成物との間の蒸気圧のパーセン
ト変化が約10%未満になるものである。
【0012】共沸混合物は、特異で、特殊で予見できな
い化学的物理的性質を有する特別な混合物であることが
知られている。その最も重要なものは以下に示す。特異
な条件下で平衡にあるときは、共沸混合物は2またはそ
れ以上の成分の混合物であり、蒸気相と液体相で同じ組
成を有する。共沸混合物は特定の温度と圧力値により決
められる。これらの条件下で、その混合物は、まるで単
一化合物であるかのように一定の組成と温度で相変化を
行なう。
【0013】近似共沸組成物は、2またはそれ以上の成
分の流体の混合物で、液体の組成と実質的に等しい蒸気
組成を有し、その組成と温度を実質的に変更することな
く相変化を行なう。上記のように、一般的に先行技術に
よれば、当初の流体量の50%を一定の温度で蒸発させ
た後の最終的な組成と当初の組成との間の蒸気圧のパー
セント変化が約10%未満になるとき、組成は近似共沸
的(near azeotropic)となる。「In
t.J.of Refrigeration」のDid
ionとD.B.Bivensの論文(vol.13、
163頁、1990)を参照。
【0014】なお、共沸組成物の場合、もとの組成の蒸
気圧と液体の50%が蒸発した後に得られた蒸気圧との
間に変化がない。共沸組成物または近似共沸組成物は、
理想的に作用する系で有効なラウール(Raoult)
の法則から、十分に正または負の変動を示す範囲に入
る。理想的な性質に関する変動は、純粋な成分の分子内
に存在するものよりもより高いか低い相互作用が生じる
ような2成分または3成分系の成分の間で、予期できな
い分子内相互作用により生ずる。そのような変動が十分
示されたとき、共沸点にある混合物の蒸気圧は純粋成分
のそれよりも低いか高い値を有することに特徴がある。
【0015】共沸組成物では常に、混合物の蒸気圧曲線
が最大値を示すと、これが沸点の最小値に相当するのが
明らかである。その逆に蒸気圧が最小値を示すとそれが
沸点の最大値に相当する。共沸混合物は温度と圧力の各
値について唯一の組成物で認められる。しかし、温度と
圧力を変化させることにより、同じ成分からいくつかの
異なる共沸組成物が得られる。
【0016】例えば、異なる圧力レベルで絶対的な最小
または最大の沸点を有する同じ成分の全ての組成物の組
合せである範囲の共沸組成物を形成する。ある圧力下の
沸点または泡立点とは、2つまたはそれ以上の組成物の
混合物の場合において、液体混合物がその蒸気の初めて
の泡を形成し始める温度を意味する。そのような温度
は、液相が完全に蒸発する瞬間まで等圧蒸発の間上がる
ことが知られている。この後者の最終沸点は、一般に前
者より高く、露点とされている。沸点とは、上記の泡立
ち点を意味する。
【0017】驚いたことに、この発明の対象である共沸
組成物は、純粋の成分から計算しうる平均的な直線的冷
凍および加熱能力より良好であることを見出した。近似
共沸組成物は共沸体から構成され、P=1atm(10
1kpa)で等圧測定で示される。この発明の共沸組成
物および近似共沸組成物は、R22のものと同様のCO
Pで、R22のもの以上もしくは同様の予期できない冷
凍能を示すので、産業利用上さらに注目すべきものであ
る。
【0018】さらに、この発明の組成物は、炭化水素油
(鉱油および合成油)またはアルキルベンゼンと代替で
きる潤滑油としてのポリオールエステルに、−30℃よ
りも高いいずれの温度でもとてもよい溶解性を示す。こ
の溶解特性は、油が圧縮機への戻りを、保障し、蒸発器
での油の蓄積による熱交換の低下を回避させるに必須で
ある。
【0019】その上、この発明の組成物は、一般的に不
活性で化学的安定性に関して必要な特徴を有している。
この組成物は確かに、一度POEに溶解させたものは、
普通エアーコンディショニングユニットの一部である金
属に高い温度で長期間接触させても、化学変化を生じ
ず、金属を化学的に攻撃する原因にもならず、より高い
程度で潤滑剤の化学的変化を発生しない。これはASH
RAE97−1983(RA89)の方法に従ってい
る。
【0020】一般的には、油との組成物は、35〜99
重量%の範囲の冷凍流体と1〜65重量%の油とからな
る。近似共沸流体中で、50重量%よりも低いR32含
量の組成物は、R22と類似の蒸気圧と、不燃性である
ことに特徴がある。本発明の組成物では、近似共沸挙動
を変更することなしに、2成分組成物に第三の成分を加
えることができる。
【0021】例えば、RE125またはR143aを以
下の組成物に加えることができる。 R32 35〜95重量% RE125 3〜63重量% 第三成分 2〜50重量% 特に以下の組成物: R32 35〜50重量% RE125 3〜63重量% R125 2〜47重量% は、不燃性である。その組成物は可燃性にはならないの
で、漏出の場合の有用な性質である。
【0022】
【実施例】以下に示す実施例は、単に例示に過ぎず、こ
の発明の目的を限定するものではない。 実施例1 この発明の近似共沸組成物および共沸組成物の組成に一
致する純粋な組成物の主な特性を表1に示す。
【0023】同じ特性を有するこの発明の背景では、R
22の冷凍流体でも報告された同じ特性が報告されてい
る。
【0024】
【表1】
【0025】既知の組成と重量の混合物を、先に排気し
ておいた内部容積が20cm3 で金属接合、供給弁およ
び系の蒸気圧を測定する圧力変換器を備えている小型の
ガラスセルに導入した。充填容積比は当初は0.8容量
%であった。ガラス容器は内部観察のための二重窓つき
の粘度計型の恒温浴に導入した。
【0026】恒温浴は試験した作業現場において+/−
0.01℃以内になるように一定にされた。 温度は、
蒸気圧が1.01barの平衡値に達するまで、ゆっく
り変化させた。対応する温度は記録され、1.01ba
rの圧力での混合物の沸点とした。温度はその精度が+
/−0.01℃の温度計で外部から測定した。浴中で測
定した外部温度は実際にはセルの内部温度であるよう注
意が払われた。
【0027】混合組成を変化させることにより、理想的
な性質に関する変動を測定することができ、故に上述の
ように絶対最小値で特性を表わされる共沸組成物を同定
することができる。 表2に、1.01barの定圧
下で、ジフルオロメタン(CH2 F2 )と1,1,1,
2,2−ペンタフルオロジメチルエーテル(CHF2−
O−CF3 )とのそれぞれ単一のフラクションについて
測定した沸点(Tb)を示す。
【0028】
【表2】
【0029】実施例2 共沸または近似共沸挙動を確認するため、沸点温度が最
小値で特徴付けられる混合物との範囲内で同定された他
の混合物を、共沸の一定温度での蒸発テストに付した。
実施例1に記載されたセルの内容物は、定温で当初量の
50重量%に相当する損失まで蒸発させた。
【0030】当初圧と最終の圧力を計って、蒸気圧の変
動%を計算する。もし、減少が0に等しいと、それらの
条件での混合物は、共沸組成物である。もしその減少が
約10%より低いと、近似共沸組成物である。もし、変
動%が0に極めて近いなら、近似共沸組成物は、共沸組
成物と極めて近似する挙動を有するだろう。結果を表3
に示す。
【0031】
【表3】
【0032】実施例3 共沸組成物CH2 F2 /CF3 −O−CHF2 (90/
10)を、ASHRAE97−1983(RA89)の
方法に従って化学安定性のテストに付した。直径4.5
mmで、高さ250mmの円筒ガラス管の中に、2つの
銅と金属サンプル、1cm3 の潤滑油(Casrrol
SpaによるポリエステルSW32)を入れた。その
管をその後、バルブを備え、正確に挿入しうるスチール
製のシリンダーに入れた。
【0033】そのシリンダーを排気し、冷却し、そして
冷媒混合物(1ml)を入れる。そのシリンダーは、閉
塞し、ストーブ中で175℃、14日間放置する。同様
に、他の2つのサンプル、前者は近似共沸組成物CH2
F2 /CF3 −O−CHF2 (80/20)を含み後者
は対照としてR22を含んでおり、これらをストーブに
入れた。
【0034】14日経過後、テストチューブは開放し、
室温に冷却、流体は、ガスクロマトグラフィー分析のた
めのホルダーに蒸発により集めた。この分析は、流体自
身からの副生物または潤滑油分解による生成物を証明す
ることを目的とするものである。その潤滑油は、酸度を
測定するためKOHでの滴定と着色の変化での目視分析
に付した。
【0035】金属のサンプルは、不透明または腐食の可
能性をみるため目視観察に付した。R22/アルキルベ
ンゼン油/金属により系を参照して評価を行った。その
結果を表4および5に示す。
【0036】
【表4】
【0037】
【表5】
【0038】実施例4 潤滑油を、耐高圧性の厚い壁を備えたガラステスト管に
入れる。そして、金属バルブにより閉じる。その後、冷
却し、冷凍混合物を先の排気したテストチューブに入
れ、恒温浴につける。温度を先ず25℃から40℃にゆ
っくりと上げる。そして、徐々に−70℃に下げる。こ
れは、油の非混合温度、すなわち澄明状態から非澄明に
それ自体が転移する(曇り点)を同定するためである。
以下の表6には、潤滑油と流体の比を変化させ、定温と
高温での臨界溶液温度を示す。
【0039】優れた溶液の臨界温度のゾーン(zone of
the critical tempertures of superior sol-ution)と
いわれる不完全な溶解度のゾーンが定義される。そし
て、上記したように、溶解性欠落は、0℃以上で40℃
までの温度で認められない。使用した潤滑油は、カスト
ロール エッセ.ピ.ア.社製のSW32(登録商標
「Icematic」)と、エッソ社製のS32(登録
商標「Zerice」)である。後者は、R22用の伝
統的な参照系である。
【0040】表6をみると、2つのテストした混合物
は、潤滑油が60%までの混合比で、−22℃から少な
くとも40℃までで潤滑油に溶解してなることがわか
る。このような溶解度は、潤滑油が圧縮機へ回帰するの
を保障し、予想しうる作動条件下での熱交換機でのその
蓄積を回避するのに充分である。
【0041】
【表6】
【0042】実施例5 近似共沸物および共沸物であるジフルオロメタン:CH
2F2と1,1,1,2,2,−ペンタフルオロジメチル
エーテルの性能を示す。表7に報告した値は、次の条件
下で算出したものである。ヒートポンプでの空気調節サ
イクルでの条件は以下のように設定された。
【0043】凝縮温度=30℃(入口) 蒸発温度=−20℃(出口) オーバーヒーティング=15℃(COPおよびQvの計
算から除かれる) アンダークーリング=0℃ 等エントロピック圧縮効率=100%(理想) 表7に冷凍サイクルとヒートポンプサイクルを略記号r
とhpをそれぞれ使用して示す(r=冷凍サイクル、h
p=ヒートポンプサイクル)。
【0044】冷凍またはヒート容積能〔Qv(r),Q
v(hp)〕は、すなわち圧縮機から吸収される量が同
じであるように調整し、低い容積能で同じパワーレベル
を得られるようにしている。コンプレッサーの効率を再
考するか増大さす、および/又は、熱交換機の効率を再
考するか増大させる必要があり、これは空気調節ユニッ
トのコストを明らかに増大させるものである。
【0045】2つのCPO値〔COP(r)又はCOP
(hp)〕は、等レベルの冷凍または加熱力を得るため
に空気調節ユニットに使用される電力を示すので重要で
ある。すなわち、この値は、エネルギー節約と、低い環
境衝撃(地球温暖化)に関連する国家計画に関して、多
かれ少なかれ考慮されるべきである。
【0046】コンプレッサー(T・コンプレッサー、出
口TOC)による加熱の値は、充分に低いものでなけれ
ばならず、かつ流体の化学安定性すなわちコンプレッサ
ーの熱い部分やガスケットのシール部分の材料に対する
化学的耐性を弱めないようなものでなければならない。
表7にあげた組成物2はR22に対して、受容しうるT
OC変動を示すことがわかる。組成物1には、約15℃
の差異があり、このような組成物に伴う良好な性能を判
断する上において、この値は高いが、マイナスになるほ
どではない。
【0047】凝縮時における圧力値は表7である液体に
対しては高いが、使用分野すなわち、全てのユニット要
素の圧力をシールするのに、過剰な費用をかけない新し
い装置に用いることを考えると、圧力は高すぎない。
組成物1および2のCOP(r)およびCOP(hp)
の値は、R22のそれらよりも2%低いが、Qv
(r),Qv(hp)の値は少なくとも5%高い。
【0048】図1に示すとおり、組成物1および2のC
OP値は、純粋な成分(つぶれた線)のものの直線的な
平均値に相当するもの(波線)より意外に高いことがわ
かる。同じことが、図2に示したQv値に対しても起こ
っている。
【0049】
【表7】
【0050】
【発明の効果】この発明の共沸組成物もしくは近似共沸
組成物により、地球温暖化に与える影響が少ない環境の
エアーコンディショニングプラント用およびヒートポン
プ用の作動流体を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】R32/RE125組成物の計算されたCOP
を示すグラフである。
【図2】R32/RE125組成物の計算された容積能
を示すグラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 サウロ ジロロモニ イタリア、アレッサンドリア スピネタ マレンゴ、ビア ガムバレラ 102

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ジフルオロメタン:CH2 F2 (R3
    2)35〜99.1重量%および1,1,1,2,2−
    ペンタフルオロジメチルエーテル:CHF2 −O−CF
    3 0.1〜65重量%から本質的になることを特徴とす
    る共沸もしくは近似共沸組成物。
  2. 【請求項2】 ジフルオロメタン:CH2 F2 (R3
    2)が90重量%で、1,1,1,2,2−ペンタフル
    オロジメチルエーテル:CHF2 −O−CF3が10重
    量%である請求項1に記載の組成物。
  3. 【請求項3】 ジフルオロメタン:CH2 F2 (R3
    2)が50重量%以下である請求項1に記載の組成物。
  4. 【請求項4】 ペンタフルオロエタン(R125)また
    はトリフルオロエタン(R143a)の第三の成分を含
    む請求項1または3に記載の組成物。
  5. 【請求項5】 ジフルオロメタン:CH2 F2 (R3
    2)が35〜95重量%で、1,1,1,2,2−ペン
    タフルオロジメチルエーテル:CHF2 −O−CF
    3 (RE125)が3〜63重量%で、第三の成分が2
    〜50重量%である請求項4に記載の組成物。
  6. 【請求項6】 ジフルオロメタン:CH2 F2 (R3
    2)が35〜50重量%で、1,1,1,2,2−ペン
    タフルオロジメチルエーテル:CHF2 −O−CF
    3 (RE125)が3〜63重量%で、ペンタフルオロ
    エタン(R125)が2〜47重量%である請求項5に
    記載の組成物。
  7. 【請求項7】 クロロジフルオロメタン(R22)の代
    替品として使用される請求項1〜6のいずれか一つに記
    載の組成物。
  8. 【請求項8】 −30℃よりも高い温度において溶解し
    ているポリオールエステル類から選択される油と請求項
    1〜6に記載の冷凍流体とからなる組成物。
  9. 【請求項9】 冷凍流体が35〜99重量%の範囲で、
    油が1〜65重量%である請求項8に記載の組成物。
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