JPH1180979A - 水道管路の防食装置 - Google Patents

水道管路の防食装置

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JPH1180979A
JPH1180979A JP9252746A JP25274697A JPH1180979A JP H1180979 A JPH1180979 A JP H1180979A JP 9252746 A JP9252746 A JP 9252746A JP 25274697 A JP25274697 A JP 25274697A JP H1180979 A JPH1180979 A JP H1180979A
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JP
Japan
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anode
electrode
plate
cathode
anode part
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Pending
Application number
JP9252746A
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English (en)
Inventor
Shigeo Kawasaki
重雄 川崎
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KAWASAKI SEISAKUSHO KK
Original Assignee
KAWASAKI SEISAKUSHO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 貯水タンクに対向電極を水没させて、供給水
道水に微弱電流を流す防食手段に於いて、実用化の障害
となっている強酸性による電極部分の腐食を解決する。 【解決手段】 陽極板となるチタン板にチタン材で形成
した引出線を接続して、チタン板及び引出線の表面に同
一の白金鍍金を施して使用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マンション等の貯水タ
ンクを備えた水道管路に電気防食法を適用する際に使用
する防食装置で、特にその電極の改良に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】水道管路の防錆手段として、電気防食法
が知られており、これらは錆の発生する金属側をプラス
極とし金属表面に不動態被膜(酸化被膜)を強制的につ
くり、不動態を維持する防食手段(陽極防食法)と、逆
に被防食体(金属配管)をマイナス極として防食電流を
流すことにより、腐食発生原因となる金属表面のにおけ
る電位差をなくし、且つ金属の電位を下げ不活性状態と
する防食手段(陰極防食法)が知られており、これらの
手段は、通常水道管路内に線状電極を差し入れて行うよ
うにしている。
【0003】また特開平9−71984号公報には、水
道管路内に電極を内装せずに貯水タンク内に対向電極を
配置し、給水自体に荷電して、水中を流れる微弱電流を
金属管に流して陰極防食法を達成する手段が開示されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記の電気
防食手段のうち、貯水タンク内に電極を設置する手段
は、管路内に電極を配置して一時的な防食を施す手段と
比較した場合、既存の配管のまま単に電極部分を貯水タ
ンクに水没させ通電するという簡単な手段で且つ恒常的
な防食を実現できる点で優れている。
【0005】而も金属管(水道管)の電位によっては、
陽極防食の形態や、陰極防食の形態を示し、赤錆を黒錆
にして安定状態とすることができるメリットがある。そ
して電極については通常チタン板に白金鍍金を施したも
のを使用しているものであるが、通電時には、電極の直
近周囲が著しく強い酸性を示す。即ち水素イオン濃度が
極端に高くなるものである。このため電極自体に支障が
ないとしても、電極のリード線が直ぐに侵されてしまい
機器の耐久性を著しく悪くしている。そこで本発明は、
電極を改良した防食装置を提案したものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る水道管路の
防食装置は、電極板となるチタン板にチタン材で形成し
た引出線を接続して、チタン板及び引出線の表面に同一
の白金鍍金を施して陽極部としたり、陽極なる電極板、
引出線、電極板に引出線を接続するボルトナット等の接
続用部材を、各々チタン材で形成して同一の白金鍍金を
施して形成すると共に、電極板に引出線を接続して陽極
部として、陽極部となる前記白金鍍金の電極板と、陰極
部を構成するステンレス鋼板で形成した電極板とを対面
させて貯水タンクに水没させ、両電極部間に所定の電圧
を印加してなることを特徴とするものである。
【0007】従って防食作用は、電極間の微弱電流によ
り、陽極部では電気分解作用による酸素が僅かに気化
し、陰極部では酸素電気分解量に対応して溶融金属(カ
ルシウム等)が析出して電極板に付着する。そして陽極
部の直近は、水素イオン濃度が高くなり強酸性を示し、
その他は微弱なアルカリ性となり、微弱なアルカリ水が
水道水として供給され、水道管内では、水道管の各部位
の電位が相対的にマイナスであれば陰極防食作用とな
り、プラスであれば陽極防食作用となる。勿論電極電位
や水道管の強制的な電位調整を行うことで、当該状況に
対応する適切な防食手段を選択できることはいうまでも
ない。そして貯水タンクに水没した陽極部分は、その周
囲が強い酸性となっていも、電極板は勿論リード線も電
極板と同様の耐久性を具備せしめたものであるから、局
部的な分極の発生による腐食を抑えることができるもの
である。
【0008】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施形態について説
明する。実施形態に示した防食装置は、陽極部及び陰極
部からなる電極部1と、制御部2から構成される。電極
部1は、樹脂製枠体11に陽極板12と陰極板13を対
向せしめてなるもので、陽極板12は、チタン板12a
にチタン材で形成した引出線14aを、接続部材となる
チタン材で形成したボルト16a及びナット17aを使
用して接続し、チタン板12a及び引出線14並びに接
続部材の表面に同一の白金鍍金を施して形成してなる。
【0009】陰極板13は、ステンレス鋼板で形成して
なり、適宜なリード線15で接続し、それぞれリード線
14,15は制御部2に接続してなる。尚リード線14
は、その水没する一部分のみを陽極板12と同様に白金
鍍金を施す部分とし、他は適宜な通電線を使用する。ま
た電極板12,13の面積並びに対向距離は、貯水量に
よって定められる。
【0010】制御部2は、商用電源を直流に変換し、低
電圧(25V程度)として前記電極部1に供給するもの
で、別置ペーハーセンサや、必要に応じて選択に設置す
る電流値センサ等のデータに基づく供給電圧印加の断続
や通電量の制御を行うものである。
【0011】しかして前記電極部1を水道管路の貯水タ
ンク3内に設置すると、樹脂製枠体11によって電極板
12,13は、貯水タンクや水道管自体とは絶縁状態と
なり、陽極板12並びに陰極板13間に所定の電圧を印
加し、貯水タンク1内の水道水に微弱電流を流す。この
微弱電流を流すことによって、前記した通り水道管路の
供給管4から流出する水道水は微弱なアルカリ性を示
し、且つ溶存酸素を少なくし(酸素は一部電気分解によ
って大気に放出され、OHマイナスイオンの濃度が少し
高くなっている)ている。このため水道管(アノード部
となつている箇所)からの鉄イオンの溶出を抑え、微弱
酸性を呈するアノード部(錆の発生箇所)を中和するも
ので、アノード部分を黒錆とする。また陰極をアース
し、水道管をアースして、水道管を強制的に低電位とす
ることで、所謂陰極防食を実施できるものである。
【0012】特に本発明は、前記の防食手段を採用する
において、電極部1の陽極板12と陽極板12に接続し
て水没するリード線14を、耐久性を備えた同一材質と
したものであるから、強酸性となる陽極板と共に充分な
耐久性を備え、且つ同一材質としてその分極形成を抑止
したものである。
【0013】また本発明の陽極部分の形成は、前記に示
したように電極板とリード線を接続したこ後に白金鍍金
を施さずに、予めチタン材で形成した各部品に白金鍍金
を施しておいて、その各部品である電極板12、リード
線14、ボルト16、ナット17、ワッシャ18を使用
して組み立てるようにしても良い。
【0014】
【発明の効果】以上のように本発明は、貯水タンクに対
向電極を水没させ、水道水に微弱電流を流すことで水道
管の防食を実施する装置に於いて、特に陽極板並びに陽
極板と接続するリード線を同一材質で且つ充分な耐久性
を付与してなり、実用化の課題となっていた電極近傍の
強酸性状態の課題を解決し、同装置の実用化を実現した
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の電極(陽極)部の製造説明
図。
【図2】同装置の使用状態の説明図。
【図3】同電極部の斜視図。
【図4】同陽極部分の要部断面図。
【符号の説明】
1 電極部 11 樹脂製枠体 12 陽極板 13 陰極板 14 引出線 15 リード線 2 制御部 3 貯水タンク 4 供給管(水道管)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電極板となるチタン板にチタン材で形成
    した引出線を接続して、チタン板及び引出線の表面に同
    一の白金鍍金を施して陽極部とし、陽極部となる前記白
    金鍍金の電極板と、陰極部を構成するステンレス鋼板で
    形成した電極板とを対面させて貯水タンクに水没させ、
    両電極部間に所定の電圧を印加してなることを特徴とす
    る水道管路の防食装置。
  2. 【請求項2】 陽極なる電極板、引出線、電極板に引出
    線を接続するボルトナット等の接続用部材を、各々チタ
    ン材で形成して同一の白金鍍金を施して形成すると共
    に、電極板に引出線を接続して陽極部としてなる請求項
    1記載の水道管路の防食装置。
  3. 【請求項3】 貯水タンク内の陰極電極の他に、金属製
    配管を陰極としてなる請求項1又は2記載の水道管路の
    防食装置。
JP9252746A 1997-09-01 1997-09-01 水道管路の防食装置 Pending JPH1180979A (ja)

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