JPH1136088A - 海水電解防汚と鉄イオン発生による酸化鉄皮膜形成を行うことのできる電気防食方法およびその装置 - Google Patents
海水電解防汚と鉄イオン発生による酸化鉄皮膜形成を行うことのできる電気防食方法およびその装置Info
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- JPH1136088A JPH1136088A JP9190862A JP19086297A JPH1136088A JP H1136088 A JPH1136088 A JP H1136088A JP 9190862 A JP9190862 A JP 9190862A JP 19086297 A JP19086297 A JP 19086297A JP H1136088 A JPH1136088 A JP H1136088A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 外部電源方式による陰極防食を行いつつ、海
水の電解により発生する次亜塩素酸塩により海洋生物の
付着繁殖を抑制したり、鉄イオンを冷却水に放出して銅
合金からなる前記機器内面に酸化鉄皮膜を形成したりし
て、海水電解防汚と鉄イオン発生による酸化鉄皮膜形成
の両方を行うことのできる電気防食方法およびその装置
を提供する。 【解決手段】 防食対象物に不溶性電極5と鉄電極6を
防食対象物とは絶縁状態に取り付けるとともに、該不溶
性電極5と鉄電極6とが互に対極となるように電解用直
流電源装置9にそれぞれ接続し、且つ、該不溶性電極5
と鉄電極6との極性を切替えられる構成とし、該防食対
象物への海洋生物の付着繁殖を抑制するときは、該不溶
性電極5を正極に接続し、鉄イオンを溶出させるとき
は、該鉄電極6を正極に接続して海水電解防汚と鉄イオ
ン発生による酸化鉄皮膜形成を行う。
水の電解により発生する次亜塩素酸塩により海洋生物の
付着繁殖を抑制したり、鉄イオンを冷却水に放出して銅
合金からなる前記機器内面に酸化鉄皮膜を形成したりし
て、海水電解防汚と鉄イオン発生による酸化鉄皮膜形成
の両方を行うことのできる電気防食方法およびその装置
を提供する。 【解決手段】 防食対象物に不溶性電極5と鉄電極6を
防食対象物とは絶縁状態に取り付けるとともに、該不溶
性電極5と鉄電極6とが互に対極となるように電解用直
流電源装置9にそれぞれ接続し、且つ、該不溶性電極5
と鉄電極6との極性を切替えられる構成とし、該防食対
象物への海洋生物の付着繁殖を抑制するときは、該不溶
性電極5を正極に接続し、鉄イオンを溶出させるとき
は、該鉄電極6を正極に接続して海水電解防汚と鉄イオ
ン発生による酸化鉄皮膜形成を行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、海水を冷却水と
して使用する機器(例えば復水器、熱交換器、海水取水
設備、海水配管など)を、外部電源方式による陰極防食
を行いつつ、海水の電解により発生する次亜塩素酸塩に
より海洋生物の付着繁殖を抑制したり、鉄イオンを冷却
水に放出して銅合金からなる前記機器内面に酸化鉄皮膜
を形成したりして、海水電解防汚と鉄イオン発生による
酸化鉄皮膜形成の両方を行うことのできる電気防食方法
およびその装置に関するものである。
して使用する機器(例えば復水器、熱交換器、海水取水
設備、海水配管など)を、外部電源方式による陰極防食
を行いつつ、海水の電解により発生する次亜塩素酸塩に
より海洋生物の付着繁殖を抑制したり、鉄イオンを冷却
水に放出して銅合金からなる前記機器内面に酸化鉄皮膜
を形成したりして、海水電解防汚と鉄イオン発生による
酸化鉄皮膜形成の両方を行うことのできる電気防食方法
およびその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】冷却水として海水を用いる熱交換器や復
水器には、これら設備に使用されている鉄鋼、ステンレ
ス鋼、銅合金などを防食するために、図5に示されるよ
うに、陽極の鉄電極55と、防食対象物となる陰極とは
別の軟鋼製の補助陰極52と、防食対象物の電位検出の
ための照合電極7とを備え、さらに、これらの電極およ
び防食対象物に接続されて電源となるとともに、防食対
象物の電位、および防食電流と補助電流との和を一定値
に制御する定電流定電位電源装置14を備えてなる外部
電源方式電気防食装置を設置することが知られている
(特公昭57−15667号公報参照)。図5におい
て、さらに1は熱交換器または復水器、2は冷却管、3
は管板、54は絶縁板であり、一般に冷却管3は銅合金
製管で作られている。この外部電源方式電気防食装置に
よる防食は、陽極に鉄電極55を使用することにより、
鉄電極55から発生した鉄イオンが銅合金製冷却管2の
内面に耐食性の酸化鉄皮膜を形成すると共に、外部電源
方式による電気防食作用もなし、鉄イオンによる防食と
外部電源方式による電気防食を併用することにより優れ
た防食効果を奏するものである。
水器には、これら設備に使用されている鉄鋼、ステンレ
ス鋼、銅合金などを防食するために、図5に示されるよ
うに、陽極の鉄電極55と、防食対象物となる陰極とは
別の軟鋼製の補助陰極52と、防食対象物の電位検出の
ための照合電極7とを備え、さらに、これらの電極およ
び防食対象物に接続されて電源となるとともに、防食対
象物の電位、および防食電流と補助電流との和を一定値
に制御する定電流定電位電源装置14を備えてなる外部
電源方式電気防食装置を設置することが知られている
(特公昭57−15667号公報参照)。図5におい
て、さらに1は熱交換器または復水器、2は冷却管、3
は管板、54は絶縁板であり、一般に冷却管3は銅合金
製管で作られている。この外部電源方式電気防食装置に
よる防食は、陽極に鉄電極55を使用することにより、
鉄電極55から発生した鉄イオンが銅合金製冷却管2の
内面に耐食性の酸化鉄皮膜を形成すると共に、外部電源
方式による電気防食作用もなし、鉄イオンによる防食と
外部電源方式による電気防食を併用することにより優れ
た防食効果を奏するものである。
【0003】一方、海水を冷却水として使用する機器は
海洋生物、例えばイガイ、フジツボ、藻類などの付着に
よって、例えば熱交換器または復水器のチューブが数か
月で閉寒したり、海洋生物の付着箇所が腐食するなどの
被害を受けるために、これを防止すべく、船舶の海水使
用機器の海水取水管系列に電解槽を設け、不溶性陽極か
ら発生を行うことのできる電気防食する直流電流により
海水を電気分解することにより次亜塩素酸塩を生成し、
この次亜塩素酸塩を使用して海水使用機器に海洋生物が
付着するのを防止する技術も知られており(特公昭46
−33562号公報参照)、この海水を電気分解するこ
とにより次亜塩素酸塩を生成し、この次亜塩素酸塩を使
用して海洋生物が海水使用機器に付着するのを防止する
技術を一般に「海水電解防汚」と呼ばれている。
海洋生物、例えばイガイ、フジツボ、藻類などの付着に
よって、例えば熱交換器または復水器のチューブが数か
月で閉寒したり、海洋生物の付着箇所が腐食するなどの
被害を受けるために、これを防止すべく、船舶の海水使
用機器の海水取水管系列に電解槽を設け、不溶性陽極か
ら発生を行うことのできる電気防食する直流電流により
海水を電気分解することにより次亜塩素酸塩を生成し、
この次亜塩素酸塩を使用して海水使用機器に海洋生物が
付着するのを防止する技術も知られており(特公昭46
−33562号公報参照)、この海水を電気分解するこ
とにより次亜塩素酸塩を生成し、この次亜塩素酸塩を使
用して海洋生物が海水使用機器に付着するのを防止する
技術を一般に「海水電解防汚」と呼ばれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記海水取水管系列に
電解槽を設け、不溶性陽極からの直流電流により海水を
電気分解して次亜塩素酸塩を生成し、この次亜塩素酸塩
を使用して海水使用機器に海洋生物が付着するのを防止
する方法は、船舶のように海水取水管系列が短い場合は
問題はないが、化学工場や発電所などの陸上設備などの
ように、海水取水口と熱交換器または復水器とが数百メ
ートルに及ぶ海水取水管でつながっている場合は、例え
海水取水管系列の途中に電解槽を設けて十分な次亜塩素
酸塩を生成させても、海水取水管系列内でその殆どが消
費され、熱交換器や復水器の海水電解防汚効果は殆ど無
い。
電解槽を設け、不溶性陽極からの直流電流により海水を
電気分解して次亜塩素酸塩を生成し、この次亜塩素酸塩
を使用して海水使用機器に海洋生物が付着するのを防止
する方法は、船舶のように海水取水管系列が短い場合は
問題はないが、化学工場や発電所などの陸上設備などの
ように、海水取水口と熱交換器または復水器とが数百メ
ートルに及ぶ海水取水管でつながっている場合は、例え
海水取水管系列の途中に電解槽を設けて十分な次亜塩素
酸塩を生成させても、海水取水管系列内でその殆どが消
費され、熱交換器や復水器の海水電解防汚効果は殆ど無
い。
【0005】そこで、熱交換器または復水器の海水電解
防汚効果を高めるために、不溶性陽極を熱交換器または
復水器の水室に直接設置して海水電解防汚することも考
えられるが、十分な海水電解防汚効果を達成するために
は、同じ熱交換器または復水器を防食するために必要な
電流の5倍から10倍の電流が必要であるために、熱交
換器または復水器の水室および冷却管が過防食となって
電解生成物が蓄積し、これにより冷却管の閉寒や熱貫流
率の低減が生じるので、常に海水電解防汚の状態に保持
することは好ましくない。一方、通常の防食電流を流し
て電気防食を行うだけでは銅合金製冷却管の防食には不
十分であり、鉄イオンを発生させて酸化鉄皮膜を形成す
ることにより防食を行うことも必要である。したがっ
て、海水電解防汚と鉄イオン発生を行うことのできる電
気防食方法およびその装置が必要であった。
防汚効果を高めるために、不溶性陽極を熱交換器または
復水器の水室に直接設置して海水電解防汚することも考
えられるが、十分な海水電解防汚効果を達成するために
は、同じ熱交換器または復水器を防食するために必要な
電流の5倍から10倍の電流が必要であるために、熱交
換器または復水器の水室および冷却管が過防食となって
電解生成物が蓄積し、これにより冷却管の閉寒や熱貫流
率の低減が生じるので、常に海水電解防汚の状態に保持
することは好ましくない。一方、通常の防食電流を流し
て電気防食を行うだけでは銅合金製冷却管の防食には不
十分であり、鉄イオンを発生させて酸化鉄皮膜を形成す
ることにより防食を行うことも必要である。したがっ
て、海水電解防汚と鉄イオン発生を行うことのできる電
気防食方法およびその装置が必要であった。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明者は、か
かる海水電解防汚と鉄イオン発生を行うことのできる電
気防食方法およびその装置を開発すべく研究を行なった
結果、図1に示すように、熱交換器または復水器1の水
室4内に不溶性電極5と鉄電極6を互に近接させて設置
し、極性切替えスイッチ20と接点21P、21N、2
2P、22Nを介して該不溶性電極5と鉄電極6とが対
極になるように、電解用直流電源装置9の正極端子Pお
よび負極端子N1 に接続し、極性切替えスイッチ20の
切り替えにより海水電解防汚を行うように切り替える
と、海水電解防汚を強力に行うことができ、一方、極性
切替えスイッチ20を鉄イオン発生に切り替えると、鉄
イオンが流入して銅合金製冷却管内部に酸化鉄皮膜が形
成され、それによって銅合金製冷却管の防食を強力に行
うことができ、海水電解防汚と鉄イオン発生の切り替え
を環境の変化に応じて交代で行うことにより前記課題が
解決できる、という知見を得たのである。
かる海水電解防汚と鉄イオン発生を行うことのできる電
気防食方法およびその装置を開発すべく研究を行なった
結果、図1に示すように、熱交換器または復水器1の水
室4内に不溶性電極5と鉄電極6を互に近接させて設置
し、極性切替えスイッチ20と接点21P、21N、2
2P、22Nを介して該不溶性電極5と鉄電極6とが対
極になるように、電解用直流電源装置9の正極端子Pお
よび負極端子N1 に接続し、極性切替えスイッチ20の
切り替えにより海水電解防汚を行うように切り替える
と、海水電解防汚を強力に行うことができ、一方、極性
切替えスイッチ20を鉄イオン発生に切り替えると、鉄
イオンが流入して銅合金製冷却管内部に酸化鉄皮膜が形
成され、それによって銅合金製冷却管の防食を強力に行
うことができ、海水電解防汚と鉄イオン発生の切り替え
を環境の変化に応じて交代で行うことにより前記課題が
解決できる、という知見を得たのである。
【0007】すなわち、極性切替えスイッチ20を切り
替えて海水電解防汚を行う時は、不溶性電極5を正極、
鉄電極6を負極とするように切り替え、極性切替えスイ
ッチ20を切り替えて鉄イオンを発生させる時は、不溶
性電極5を負極、鉄電極6を正極とするように切り替
え、且つ、各々の正極から発生した電流の大部分を負極
に流入せしめ、残りの一部の電流を水室4、管板3およ
び冷却管2の管端に廻してこれらを適正な防食電位に制
御することができるように電位検出用照合電極7と電気
防食用直流電源装置14を設けることにより前記課題を
解決することができる、という知見を得たのである。
替えて海水電解防汚を行う時は、不溶性電極5を正極、
鉄電極6を負極とするように切り替え、極性切替えスイ
ッチ20を切り替えて鉄イオンを発生させる時は、不溶
性電極5を負極、鉄電極6を正極とするように切り替
え、且つ、各々の正極から発生した電流の大部分を負極
に流入せしめ、残りの一部の電流を水室4、管板3およ
び冷却管2の管端に廻してこれらを適正な防食電位に制
御することができるように電位検出用照合電極7と電気
防食用直流電源装置14を設けることにより前記課題を
解決することができる、という知見を得たのである。
【0008】また、図2に示すように、熱交換器または
復水器1の水室4内に不溶性電極5と鉄電極6と陰極2
4とを互に近接させて設置し、接続切替えスイッチ25
と接点26Pおよび27Pを介して該不溶性電極5また
は鉄電極6のいずれかが電解用直流電源装置9の正極端
子Pに接続されるようにし、該陰極24を該電解用直流
電源装置9の負極N1に接続し、接続切替えスイッチ2
5の切り替えにより海水電解防汚を行うように切り替え
ると、海水電解防汚を強力に行うことができ、一方、接
続切替えスイッチ25を鉄イオン発生に切り替えると、
鉄イオンが流入して銅合金製冷却管内部に酸化鉄皮膜が
形成され、それによって銅合金製冷却管の防食を強力に
行うことができ、海水電解防汚と鉄イオン発生の切り替
えを環境の変化に応じて交代で行うことにより前記課題
が解決できる、という知見を得たのである。すなわち、
接続切替えスイッチ25を切り替えて海水電解防汚を行
う時は、不溶性電極5を正極にするように切り替え、鉄
イオンを発生させる時は、鉄電極6を正極とするように
切り替え、且つ、各々の正極から発生した電流の大部分
を陰極24に流入せしめ、残りの一部の電流を水室4、
管板3および冷却管2の管端に廻してこれらを適正な防
食電位に制御することができるように電位検出用照合電
極7と電気防食用直流電源装置14を設けることにより
前記課題を解決することができる、という知見を得たの
である。
復水器1の水室4内に不溶性電極5と鉄電極6と陰極2
4とを互に近接させて設置し、接続切替えスイッチ25
と接点26Pおよび27Pを介して該不溶性電極5また
は鉄電極6のいずれかが電解用直流電源装置9の正極端
子Pに接続されるようにし、該陰極24を該電解用直流
電源装置9の負極N1に接続し、接続切替えスイッチ2
5の切り替えにより海水電解防汚を行うように切り替え
ると、海水電解防汚を強力に行うことができ、一方、接
続切替えスイッチ25を鉄イオン発生に切り替えると、
鉄イオンが流入して銅合金製冷却管内部に酸化鉄皮膜が
形成され、それによって銅合金製冷却管の防食を強力に
行うことができ、海水電解防汚と鉄イオン発生の切り替
えを環境の変化に応じて交代で行うことにより前記課題
が解決できる、という知見を得たのである。すなわち、
接続切替えスイッチ25を切り替えて海水電解防汚を行
う時は、不溶性電極5を正極にするように切り替え、鉄
イオンを発生させる時は、鉄電極6を正極とするように
切り替え、且つ、各々の正極から発生した電流の大部分
を陰極24に流入せしめ、残りの一部の電流を水室4、
管板3および冷却管2の管端に廻してこれらを適正な防
食電位に制御することができるように電位検出用照合電
極7と電気防食用直流電源装置14を設けることにより
前記課題を解決することができる、という知見を得たの
である。
【0009】この発明は、かかる知見に基づいて成され
たものであって、(1)防食対象物に不溶性電極5と鉄
電極6を防食対象物とは絶縁状態に取り付けるととも
に、該不溶性電極5と鉄電極6とが互に対極となるよう
に電解用直流電源装置9にそれぞれ接続し、且つ、該不
溶性電極5と鉄電極6との極性を切り換えられる構成と
するとともに、該防食対象物を電気防食用直流電源装置
14の負極に接続し、且つ、該電気防食用直流電源装置
14の正極を該電解用直流電源装置9の正極に接続し、
該防食対象物への海洋生物の付着繁殖を抑制するとき
は、該不溶性電極5を電解用直流電源装置9の正極に接
続して該不溶性電極5から流れ出る直流電流により海水
を電解して次亜塩素酸塩を発生させつつ該直流電流の一
部を該防食対象物に到達せしめて電気防食を行い、鉄イ
オンを溶出させて該防食対象物に酸化鉄皮膜を形成する
ときは、該鉄電極6を該電解用直流電源装置9の正極に
接続して該鉄電極6から流れ出る直流電流により鉄イオ
ンを発生させつつ該直流電流の一部を該防食対象物に到
達せしめて電気防食を行う海水電解防汚と鉄イオン発生
による酸化鉄皮膜形成を行うことのできる電気防食方
法、(2)防食対象物に不溶性電極5と鉄電極6と防食
対象物とは別の陰極24とを防食対象物と絶縁状態に取
り付け、該陰極24を電解用直流電源装置9の負極に接
続するとともに、防食対象物への海洋生物の付着繁殖を
抑制するときは、該不溶性電極5が、鉄イオンを溶出さ
せるときは鉄電極6がそれぞれ電解用直流電源装置9の
正極に接続されるように不溶性電極5および鉄電極6と
電解用直流電源装置9との間に接続切り替え装置24を
設け、且、防食対象物を電気防食用直流電源装置14の
負極に、該電気防食用直流電源装置14の正極を電解用
直流電源装置9の正極にそれぞれ接続して、該防食対象
物への海洋生物の付着繁殖を抑制するときは、該不溶性
電極から流れ出る直流電流により海水を電解して次亜塩
素酸塩を発生させつつ該直流電流の一部を該防食対象物
に到達せしめて電気防食を行い、鉄イオンを溶出させる
ときは該鉄電極から流れ出る直流電流により鉄イオンを
発生させつつ該直流電流の一部を該防食対象物に到達せ
しめて電気防食を行う海水電解防汚と鉄イオン発生によ
る酸化鉄皮膜形成を行うことのできる電気防食方法、
(3)不溶性電極5と、鉄電極6と、該不溶性電極5と
鉄電極6とが互に対極となるように接続されて海水電解
および鉄イオン溶出用の電源となる電解用直流電源装置
9と、不溶性電極5と鉄電極6との極性切替え装置19
とを備え、さらに防食対象物の電位検出用照合電極7
と、該電位検出用照合電極7と防食対象物と該電解用直
流電源装置9の正極とが接続されている電気防食用直流
電源装置14とを備えてなる海水電解防汚と鉄イオン発
生による酸化鉄皮膜形成を行うことのできる電気防食装
置であって、該電解用直流電源装置9は、定電流整流回
路10および定電流制御回路13から構成され、該電気
防食用直流電源装置14は定電位整流回路15および定
電位制御回路17から構成されている海水電解防汚と鉄
イオン発生による酸化鉄皮膜形成を行うことのできる電
気防食装置、(4)不溶性電極5と、鉄電極6と、防食
対象物とは別の陰極24と、該陰極24が負極に該不溶
性電極5および鉄電極6が正極にそれぞれ接続されて海
水電解および鉄イオン溶出用の電源となる電解用直流電
源装置9と、該不溶性電極5および鉄電極6と電解用直
流電源装置9の正極との間に接続切り替え装置25とを
備え、さらに防食対象物の電位検出用照合電極7と、該
電位検出用照合電極7と防食対象物と該電解用直流電源
装置9の正極に接続される電気防食用直流電源装置14
とを備えてなる海水電解防汚と鉄イオン発生による酸化
鉄皮膜形成を行うことのできる電気防食装置であって、
該電解用直流電源装置9は、定電流整流回路10および
定電流制御回路13から構成され、該電気防食用直流電
源装置14は定電位整流回路15および定電位制御回路
17から構成されている海水電解防汚と鉄イオン発生に
よる酸化鉄皮膜形成を行うことのできる電気防食装置、
(5)該電解用直流電源装置9と、該電気防食用直流電
源装置14と、該不溶性電極5および鉄電極6の極性切
替え装置19とが、定電流定電位電源装置18として一
体的に構成されている(3)記載の海水電解防汚と鉄イ
オン発生による酸化鉄皮膜形成を行うことのできる電気
防食装置、(6)該電解用直流電源装置9と該電気防食
用直流電源装置14と該不溶性電極5および鉄電極6と
該電解用直流電源装置9との接続を切替える接続切替え
装置28とが、定電流定電位電源装置18として一体的
に構成されている(4)記載の海水電解防汚と鉄イオン
発生による酸化鉄皮膜形成を行うことのできる電気防食
装置、に特徴を有するものである。
たものであって、(1)防食対象物に不溶性電極5と鉄
電極6を防食対象物とは絶縁状態に取り付けるととも
に、該不溶性電極5と鉄電極6とが互に対極となるよう
に電解用直流電源装置9にそれぞれ接続し、且つ、該不
溶性電極5と鉄電極6との極性を切り換えられる構成と
するとともに、該防食対象物を電気防食用直流電源装置
14の負極に接続し、且つ、該電気防食用直流電源装置
14の正極を該電解用直流電源装置9の正極に接続し、
該防食対象物への海洋生物の付着繁殖を抑制するとき
は、該不溶性電極5を電解用直流電源装置9の正極に接
続して該不溶性電極5から流れ出る直流電流により海水
を電解して次亜塩素酸塩を発生させつつ該直流電流の一
部を該防食対象物に到達せしめて電気防食を行い、鉄イ
オンを溶出させて該防食対象物に酸化鉄皮膜を形成する
ときは、該鉄電極6を該電解用直流電源装置9の正極に
接続して該鉄電極6から流れ出る直流電流により鉄イオ
ンを発生させつつ該直流電流の一部を該防食対象物に到
達せしめて電気防食を行う海水電解防汚と鉄イオン発生
による酸化鉄皮膜形成を行うことのできる電気防食方
法、(2)防食対象物に不溶性電極5と鉄電極6と防食
対象物とは別の陰極24とを防食対象物と絶縁状態に取
り付け、該陰極24を電解用直流電源装置9の負極に接
続するとともに、防食対象物への海洋生物の付着繁殖を
抑制するときは、該不溶性電極5が、鉄イオンを溶出さ
せるときは鉄電極6がそれぞれ電解用直流電源装置9の
正極に接続されるように不溶性電極5および鉄電極6と
電解用直流電源装置9との間に接続切り替え装置24を
設け、且、防食対象物を電気防食用直流電源装置14の
負極に、該電気防食用直流電源装置14の正極を電解用
直流電源装置9の正極にそれぞれ接続して、該防食対象
物への海洋生物の付着繁殖を抑制するときは、該不溶性
電極から流れ出る直流電流により海水を電解して次亜塩
素酸塩を発生させつつ該直流電流の一部を該防食対象物
に到達せしめて電気防食を行い、鉄イオンを溶出させる
ときは該鉄電極から流れ出る直流電流により鉄イオンを
発生させつつ該直流電流の一部を該防食対象物に到達せ
しめて電気防食を行う海水電解防汚と鉄イオン発生によ
る酸化鉄皮膜形成を行うことのできる電気防食方法、
(3)不溶性電極5と、鉄電極6と、該不溶性電極5と
鉄電極6とが互に対極となるように接続されて海水電解
および鉄イオン溶出用の電源となる電解用直流電源装置
9と、不溶性電極5と鉄電極6との極性切替え装置19
とを備え、さらに防食対象物の電位検出用照合電極7
と、該電位検出用照合電極7と防食対象物と該電解用直
流電源装置9の正極とが接続されている電気防食用直流
電源装置14とを備えてなる海水電解防汚と鉄イオン発
生による酸化鉄皮膜形成を行うことのできる電気防食装
置であって、該電解用直流電源装置9は、定電流整流回
路10および定電流制御回路13から構成され、該電気
防食用直流電源装置14は定電位整流回路15および定
電位制御回路17から構成されている海水電解防汚と鉄
イオン発生による酸化鉄皮膜形成を行うことのできる電
気防食装置、(4)不溶性電極5と、鉄電極6と、防食
対象物とは別の陰極24と、該陰極24が負極に該不溶
性電極5および鉄電極6が正極にそれぞれ接続されて海
水電解および鉄イオン溶出用の電源となる電解用直流電
源装置9と、該不溶性電極5および鉄電極6と電解用直
流電源装置9の正極との間に接続切り替え装置25とを
備え、さらに防食対象物の電位検出用照合電極7と、該
電位検出用照合電極7と防食対象物と該電解用直流電源
装置9の正極に接続される電気防食用直流電源装置14
とを備えてなる海水電解防汚と鉄イオン発生による酸化
鉄皮膜形成を行うことのできる電気防食装置であって、
該電解用直流電源装置9は、定電流整流回路10および
定電流制御回路13から構成され、該電気防食用直流電
源装置14は定電位整流回路15および定電位制御回路
17から構成されている海水電解防汚と鉄イオン発生に
よる酸化鉄皮膜形成を行うことのできる電気防食装置、
(5)該電解用直流電源装置9と、該電気防食用直流電
源装置14と、該不溶性電極5および鉄電極6の極性切
替え装置19とが、定電流定電位電源装置18として一
体的に構成されている(3)記載の海水電解防汚と鉄イ
オン発生による酸化鉄皮膜形成を行うことのできる電気
防食装置、(6)該電解用直流電源装置9と該電気防食
用直流電源装置14と該不溶性電極5および鉄電極6と
該電解用直流電源装置9との接続を切替える接続切替え
装置28とが、定電流定電位電源装置18として一体的
に構成されている(4)記載の海水電解防汚と鉄イオン
発生による酸化鉄皮膜形成を行うことのできる電気防食
装置、に特徴を有するものである。
【0010】この発明の外部電源方式による陰極防食を
行いつつ海水電解防汚と鉄イオン発生による酸化鉄皮膜
形成を行うことのできる電気防食装置において、不溶性
電極5は、Pb−Ag(2%Agを含有し、残りがPb
からなる鉛合金)電極、白金メッキしたチタン、ニオブ
またはチタン合金からなる電極、金属に金属酸化物を被
覆した電極(例えば、チタンまたはチタン合金基体表面
に白金族酸化物皮膜が施されている電極)などを用いる
ことができる。また鉄電極6は通常の軟鋼製電極を用い
ることができる。さらに陰極24は通常の軟鋼製板、棒
状体などを用いることができる。
行いつつ海水電解防汚と鉄イオン発生による酸化鉄皮膜
形成を行うことのできる電気防食装置において、不溶性
電極5は、Pb−Ag(2%Agを含有し、残りがPb
からなる鉛合金)電極、白金メッキしたチタン、ニオブ
またはチタン合金からなる電極、金属に金属酸化物を被
覆した電極(例えば、チタンまたはチタン合金基体表面
に白金族酸化物皮膜が施されている電極)などを用いる
ことができる。また鉄電極6は通常の軟鋼製電極を用い
ることができる。さらに陰極24は通常の軟鋼製板、棒
状体などを用いることができる。
【0011】つぎに、この発明の外部電源方式による陰
極防食を行いつつ海水電解防汚と鉄イオン発生による酸
化鉄皮膜形成を行うことのできる電気防食方法およびそ
の装置の特に電解用直流電源装置9および電気防食用直
流電源装置14部分を図面に基づいて具体的に説明す
る。図3は、この発明の海水電解防汚と鉄イオン発生に
よる酸化鉄皮膜形成を行うことのできる電気防食装置を
復水器に取り付けた概略図であり、図3において、1は
復水器、2は銅合金製の冷却管、3は銅合金製の管板、
4は水室であり、水室4は内面にゴムライニングが施さ
れている軟鋼にて構成されている。水室4には、不溶性
電極5と該鉄電極6とが互に隣接した位置に水室4とは
電気的に絶縁した状態で取り付けられている。なお、不
溶性電極5と該鉄電極6とを電気的に絶縁した状態で一
体に構成し、水室4の壁面に電気的に絶縁した状態で取
り付けてもよい。
極防食を行いつつ海水電解防汚と鉄イオン発生による酸
化鉄皮膜形成を行うことのできる電気防食方法およびそ
の装置の特に電解用直流電源装置9および電気防食用直
流電源装置14部分を図面に基づいて具体的に説明す
る。図3は、この発明の海水電解防汚と鉄イオン発生に
よる酸化鉄皮膜形成を行うことのできる電気防食装置を
復水器に取り付けた概略図であり、図3において、1は
復水器、2は銅合金製の冷却管、3は銅合金製の管板、
4は水室であり、水室4は内面にゴムライニングが施さ
れている軟鋼にて構成されている。水室4には、不溶性
電極5と該鉄電極6とが互に隣接した位置に水室4とは
電気的に絶縁した状態で取り付けられている。なお、不
溶性電極5と該鉄電極6とを電気的に絶縁した状態で一
体に構成し、水室4の壁面に電気的に絶縁した状態で取
り付けてもよい。
【0012】さらに管板3付近の水室4には復水器1内
の防食電位検出のため照合電極7が水室4とは電気的に
絶縁した状態で取り付けられている。不溶性電極5は、
極性切替え装置19内の接点21P、21Nに、鉄電極
6は、接点22P、22Nにそれぞれ接続され、極性切
替えスイッチ20を介して電解用直流電源装置9の正極
端子Pまたは負極端子N1 に接続されている。また、水
室4は電気防食用直流電源装置14の負極端子N2 と電
位検出正端子Dに接続されており、さらに照合電極7は
電気防食用直流電源装置14の電位検出負端子Rにそれ
ぞれ接続されている。
の防食電位検出のため照合電極7が水室4とは電気的に
絶縁した状態で取り付けられている。不溶性電極5は、
極性切替え装置19内の接点21P、21Nに、鉄電極
6は、接点22P、22Nにそれぞれ接続され、極性切
替えスイッチ20を介して電解用直流電源装置9の正極
端子Pまたは負極端子N1 に接続されている。また、水
室4は電気防食用直流電源装置14の負極端子N2 と電
位検出正端子Dに接続されており、さらに照合電極7は
電気防食用直流電源装置14の電位検出負端子Rにそれ
ぞれ接続されている。
【0013】電解用直流電源装置9は定電流整流回路1
0および定電流制御回路13を有しており、電気防食用
直流電源装置14は定電位整流回路15および定電位制
御回路17を有している。そして交流入力電源8は、定
電流整流回路10と定電位整流回路15に接続されてい
る。
0および定電流制御回路13を有しており、電気防食用
直流電源装置14は定電位整流回路15および定電位制
御回路17を有している。そして交流入力電源8は、定
電流整流回路10と定電位整流回路15に接続されてい
る。
【0014】定電流整流回路10の正極は電流検出器1
1、12を介して正極端子Pに、負極は負極端子N1 に
それぞれ接続されており、また、定電位整流回路15の
正極は、電流検出器16を介して定電流制御部9の電流
検出器11と電流検出器12との間に接続され、負極は
負極端子N2 に接続されている
1、12を介して正極端子Pに、負極は負極端子N1 に
それぞれ接続されており、また、定電位整流回路15の
正極は、電流検出器16を介して定電流制御部9の電流
検出器11と電流検出器12との間に接続され、負極は
負極端子N2 に接続されている
【0015】定電流制御回路13の正極は電流検出器1
1と12の間に、負極は電流検出器12と正極端子Pの
間にそれぞれ接続されている。さらに定電位制御回路1
7の正極は電位検出正端子Dに、負極は電位検出負端子
Rにそれぞれ接続されている。
1と12の間に、負極は電流検出器12と正極端子Pの
間にそれぞれ接続されている。さらに定電位制御回路1
7の正極は電位検出正端子Dに、負極は電位検出負端子
Rにそれぞれ接続されている。
【0016】この様な構成にあって、海水電解防汚を行
うときは、極性切替えスイッチ20を接点21P、21
Nに接触させ、不溶性電極5を電解用直流電源装置9の
正極端子Pに、鉄電極6を電解用直流電源装置9の負極
端子N1 にそれぞれ接続して該不溶性電極5から発生す
る電解電流I0 により海水を電解して次亜塩素酸塩を生
成させる。また、鉄イオンを発生させる際には、極性切
替えスイッチ20を切り替えて、接点22P、22Nに
接触させ、鉄電極6を電解用直流電源装置9の正極端子
Pに、不溶性電極5を電解用直流電源装置9の負極端子
N1 にそれぞれ接続して、該鉄電極6を陽極として電解
電流I0 により鉄電極を電解して鉄イオンを溶出させ
る。
うときは、極性切替えスイッチ20を接点21P、21
Nに接触させ、不溶性電極5を電解用直流電源装置9の
正極端子Pに、鉄電極6を電解用直流電源装置9の負極
端子N1 にそれぞれ接続して該不溶性電極5から発生す
る電解電流I0 により海水を電解して次亜塩素酸塩を生
成させる。また、鉄イオンを発生させる際には、極性切
替えスイッチ20を切り替えて、接点22P、22Nに
接触させ、鉄電極6を電解用直流電源装置9の正極端子
Pに、不溶性電極5を電解用直流電源装置9の負極端子
N1 にそれぞれ接続して、該鉄電極6を陽極として電解
電流I0 により鉄電極を電解して鉄イオンを溶出させ
る。
【0017】海水電解防汚を行う際および鉄イオンを発
生させる際のいずれの場合にも、復水器1の冷却管2の
管端、管板3および水室4の電位は、照合電極7で検出
し、これら冷却管2の管端、管板3および水室4の電位
を所定の値に保つように電気防食用直流電源装置14の
定電位制御回路17で防食電流I2 を制御している。さ
らに、海水電解防汚を行う際および鉄イオンを発生させ
る際のいずれの場合にも、電流検出器12で検出された
電解電流I0 は定電流制御回路13にフィードバックさ
れ、該定電流制御回路13から信号S1 が常時発せら
れ、定電流整流回路10から出力される陰極流入電流I
1 が制御されて、該陰極流入電流I1 と防食電流I2 と
の和、すなわちI1 +I2 =電解電流I0 は所定の電流
値に保たれる。
生させる際のいずれの場合にも、復水器1の冷却管2の
管端、管板3および水室4の電位は、照合電極7で検出
し、これら冷却管2の管端、管板3および水室4の電位
を所定の値に保つように電気防食用直流電源装置14の
定電位制御回路17で防食電流I2 を制御している。さ
らに、海水電解防汚を行う際および鉄イオンを発生させ
る際のいずれの場合にも、電流検出器12で検出された
電解電流I0 は定電流制御回路13にフィードバックさ
れ、該定電流制御回路13から信号S1 が常時発せら
れ、定電流整流回路10から出力される陰極流入電流I
1 が制御されて、該陰極流入電流I1 と防食電流I2 と
の和、すなわちI1 +I2 =電解電流I0 は所定の電流
値に保たれる。
【0018】この様にして復水器1の冷却管2の管端、
管板3および水室4を適正な防食電位に維持しつつ、電
解電流I0 を所定の電流値に制御することにより、海水
電解防汚作用と鉄イオン発生による酸化鉄皮膜形成を行
うことのできる電気防食を行うことができる。
管板3および水室4を適正な防食電位に維持しつつ、電
解電流I0 を所定の電流値に制御することにより、海水
電解防汚作用と鉄イオン発生による酸化鉄皮膜形成を行
うことのできる電気防食を行うことができる。
【0019】なお、電解用直流電源装置9、電気防食用
直流電源装置14および極性自動切替え機能を備えた極
性切替え器19を定電流定電位電源装置18として一体
的に構成すれば、電源装置が全体としてコンパクトにな
り、より運転やメンテナンスなどが簡易な海水電解防汚
作用と鉄イオン発生による酸化鉄皮膜形成を行うことの
できる電気防食とを兼ね備えた電気防食を行うことがで
きる。
直流電源装置14および極性自動切替え機能を備えた極
性切替え器19を定電流定電位電源装置18として一体
的に構成すれば、電源装置が全体としてコンパクトにな
り、より運転やメンテナンスなどが簡易な海水電解防汚
作用と鉄イオン発生による酸化鉄皮膜形成を行うことの
できる電気防食とを兼ね備えた電気防食を行うことがで
きる。
【0020】
【作用】通常は、復水器の容量によって海洋生物の付着
繁殖を抑制するために必要な次亜塩素酸ソーダの必要量
や銅合金製冷却管内部を防食するために必要な鉄イオン
発生量が決定されるため、海水電解防汚および鉄イオン
発生のための電解電流I 0 は一定となる。しかし、一般
に海洋生物の付着繁殖は夏場に多く冬場に少ないという
傾向にあり、夏場には極性切替えスイッチ20を接点2
1P、21Nに接触させ、不溶性電極5を電解用直流電
源装置9の正極端子Pに、鉄電極6を電解用直流電源装
置9の負極端子N1 にそれぞれ接続して該不溶性電極5
から発生する電解電流I0 により海水を電解して次亜塩
素酸塩を生成させる操作を長持間行う必要がある。この
場合に極性切替えスイッチ20を切り替える操作は信号
により行うことが便利である。
繁殖を抑制するために必要な次亜塩素酸ソーダの必要量
や銅合金製冷却管内部を防食するために必要な鉄イオン
発生量が決定されるため、海水電解防汚および鉄イオン
発生のための電解電流I 0 は一定となる。しかし、一般
に海洋生物の付着繁殖は夏場に多く冬場に少ないという
傾向にあり、夏場には極性切替えスイッチ20を接点2
1P、21Nに接触させ、不溶性電極5を電解用直流電
源装置9の正極端子Pに、鉄電極6を電解用直流電源装
置9の負極端子N1 にそれぞれ接続して該不溶性電極5
から発生する電解電流I0 により海水を電解して次亜塩
素酸塩を生成させる操作を長持間行う必要がある。この
場合に極性切替えスイッチ20を切り替える操作は信号
により行うことが便利である。
【0021】また、照合電極7は、復水器の銅合金製冷
却管2、銅合金製管板3および水室4の電位を検知し、
これらを電気防食するためのセンサーとして設置されて
おり、照合電極7で検出される電位が、所定の値から外
れないように、定電位制御回路17から信号S2 が常時
発せられ、定電位整流回路15から流れ出る防食電流I
2 が制御されるとともに、陰極流入電流I1 と防食電流
I2 との和である海水電解電流I0 が定電流制御回路1
3で制御されて所定の電流値に保たれるようになってい
る。
却管2、銅合金製管板3および水室4の電位を検知し、
これらを電気防食するためのセンサーとして設置されて
おり、照合電極7で検出される電位が、所定の値から外
れないように、定電位制御回路17から信号S2 が常時
発せられ、定電位整流回路15から流れ出る防食電流I
2 が制御されるとともに、陰極流入電流I1 と防食電流
I2 との和である海水電解電流I0 が定電流制御回路1
3で制御されて所定の電流値に保たれるようになってい
る。
【0022】なお、海水下流に残留塩素計(図示せず)
を設置し、これに、この発明の海水電解防汚と鉄イオン
発生を行うことができる電気防食装置を組み合わせるこ
とにより残留塩素濃度を一定に制御して一層適切な海水
電解防汚を達成することができ、また、冷却管2の内面
に形成された酸化鉄皮膜の表面抵抗を測定するための分
極抵抗測定装置(図示せず)とこの発明の海水電解防汚
と鉄イオン発生を行うことができる電気防食装置を組み
合わせることにより、かかる酸化鉄皮膜の表面抵抗を一
定に制御して一層適切に冷却管2の内面の防食を達成す
ることができる。
を設置し、これに、この発明の海水電解防汚と鉄イオン
発生を行うことができる電気防食装置を組み合わせるこ
とにより残留塩素濃度を一定に制御して一層適切な海水
電解防汚を達成することができ、また、冷却管2の内面
に形成された酸化鉄皮膜の表面抵抗を測定するための分
極抵抗測定装置(図示せず)とこの発明の海水電解防汚
と鉄イオン発生を行うことができる電気防食装置を組み
合わせることにより、かかる酸化鉄皮膜の表面抵抗を一
定に制御して一層適切に冷却管2の内面の防食を達成す
ることができる。
【0023】
実施例 この発明の外部電源方式による陰極防食を行いつつ海水
電解防汚と鉄イオン発生による酸化鉄皮膜形成を行うこ
とのできる電気防食方法およびその装置の実施例を図4
を用いて一層具体的に説明する。図4はこの発明の海水
電解防汚と鉄イオン発生による酸化鉄皮膜形成を行うこ
とのできる電気防食装置をモデルコンデンサーに適用し
た状態を示す概略図である。モデルコンデンサーは水室
4に軟鋼にゴムライニングしたものを用い、管板3は真
鍮製とし、海水入口水室と出口水室の間に内径:23m
m、長さ:1200mmの銅合金製冷却管2を22本並
列に配置し、実機とほぼ同じ構成にしたものを2基作製
した。
電解防汚と鉄イオン発生による酸化鉄皮膜形成を行うこ
とのできる電気防食方法およびその装置の実施例を図4
を用いて一層具体的に説明する。図4はこの発明の海水
電解防汚と鉄イオン発生による酸化鉄皮膜形成を行うこ
とのできる電気防食装置をモデルコンデンサーに適用し
た状態を示す概略図である。モデルコンデンサーは水室
4に軟鋼にゴムライニングしたものを用い、管板3は真
鍮製とし、海水入口水室と出口水室の間に内径:23m
m、長さ:1200mmの銅合金製冷却管2を22本並
列に配置し、実機とほぼ同じ構成にしたものを2基作製
した。
【0024】各モデルコンデンサーの水室4には海水送
水用の配管23を取り付け、水中ポンプで汲み上げた実
海水を冷却管2内の流速が約2.0m/sになるように
流量を約65m3 /時に調整して海水入口水室41に流
し、海水出口水室42から排出した。
水用の配管23を取り付け、水中ポンプで汲み上げた実
海水を冷却管2内の流速が約2.0m/sになるように
流量を約65m3 /時に調整して海水入口水室41に流
し、海水出口水室42から排出した。
【0025】モデルコンデンサーの内の1基にこの発明
の海水電解防汚と鉄イオン発生による酸化鉄皮膜形成を
行うことのできる電気防食装置を取り付け、海水入口水
室42に4台の不溶性電極5と2台の鉄電極6を設置
し、さらに管板3の中心部に塩化銀照合電極7´を1組
設置し、管板3および塩化銀照合電極7´を電解用直流
電源装置と電気防食用直流電源装置を一体に構成した定
電流定電位電源装置18に接続すると共に、不溶性電極
5および鉄電極6と定電流定電位電源装置18との間に
極性切替え装置19を接続した。
の海水電解防汚と鉄イオン発生による酸化鉄皮膜形成を
行うことのできる電気防食装置を取り付け、海水入口水
室42に4台の不溶性電極5と2台の鉄電極6を設置
し、さらに管板3の中心部に塩化銀照合電極7´を1組
設置し、管板3および塩化銀照合電極7´を電解用直流
電源装置と電気防食用直流電源装置を一体に構成した定
電流定電位電源装置18に接続すると共に、不溶性電極
5および鉄電極6と定電流定電位電源装置18との間に
極性切替え装置19を接続した。
【0026】この様に設置されたモデルコンデンサー
に、不溶性電極5を陽極としたときは海水中の有効塩素
濃度が約0.05ppmになるように直流電流を通電
し、また、鉄電極6を陽極としたときは海水中の鉄イオ
ン濃度が約0.04ppmになるように直流電流を通電
し、かつ水室内の電位を−600mVに維持して6か月
間試験を行った。なお、試験中、不溶性電極5と鉄電極
6との極性を2時間ごとに切り替えた。試験終了後、冷
却管内の鉄酸化皮膜の付着状況を観察したところ、赤色
の酸化鉄皮膜が形成されていた。さらに水室を解放して
海洋生物の付着状況を観察し、さらに付着した海洋生物
を採集し、これを乾燥させて重量を測定し、その結果を
表1に示した。
に、不溶性電極5を陽極としたときは海水中の有効塩素
濃度が約0.05ppmになるように直流電流を通電
し、また、鉄電極6を陽極としたときは海水中の鉄イオ
ン濃度が約0.04ppmになるように直流電流を通電
し、かつ水室内の電位を−600mVに維持して6か月
間試験を行った。なお、試験中、不溶性電極5と鉄電極
6との極性を2時間ごとに切り替えた。試験終了後、冷
却管内の鉄酸化皮膜の付着状況を観察したところ、赤色
の酸化鉄皮膜が形成されていた。さらに水室を解放して
海洋生物の付着状況を観察し、さらに付着した海洋生物
を採集し、これを乾燥させて重量を測定し、その結果を
表1に示した。
【0027】従来例 一方、図5に示される陽極に鉄電極を用いた従来の外部
電源防食装置をモデルコンデンサーのの内の他の1基に
取り付け、直流電流を通電し、かつ水室内の電位を−6
00mVに維持して6か月間試験を行った後、冷却管内
の鉄酸化皮膜の付着状況を観察したところ、赤色の酸化
鉄皮膜が形成されていた。さらに水室を解放して海洋生
物付着状況を観察し、さらに付着した海洋生物を採集
し、これを乾燥させて重量を測定し、その結果を表1に
示した。
電源防食装置をモデルコンデンサーのの内の他の1基に
取り付け、直流電流を通電し、かつ水室内の電位を−6
00mVに維持して6か月間試験を行った後、冷却管内
の鉄酸化皮膜の付着状況を観察したところ、赤色の酸化
鉄皮膜が形成されていた。さらに水室を解放して海洋生
物付着状況を観察し、さらに付着した海洋生物を採集
し、これを乾燥させて重量を測定し、その結果を表1に
示した。
【0028】
【表1】
【0029】
【発明の効果】実施例、従来例および表1に示される結
果から、実施例および従来例において共に冷却管内面に
酸化鉄皮膜が形成されているが、この発明の海水電解防
汚と鉄イオン発生による酸化鉄皮膜形成を行うことので
きる電気防食装置を使用することにより、従来よりも海
洋生物の付着量の約1/4以下と大幅に減少していると
ころから、熱交換器または復水器などの海洋生物除去作
業を大幅に減らすことができて熱交換器または復水器の
操業効率が大幅に向上し、また、水室、管板および冷却
管の管端の適正な防食電位を維持しつつ、銅合金製冷却
管内面に酸化鉄皮膜を形成させて該冷却管内面の防食が
達成できるなど優れた効果を奏するものである。
果から、実施例および従来例において共に冷却管内面に
酸化鉄皮膜が形成されているが、この発明の海水電解防
汚と鉄イオン発生による酸化鉄皮膜形成を行うことので
きる電気防食装置を使用することにより、従来よりも海
洋生物の付着量の約1/4以下と大幅に減少していると
ころから、熱交換器または復水器などの海洋生物除去作
業を大幅に減らすことができて熱交換器または復水器の
操業効率が大幅に向上し、また、水室、管板および冷却
管の管端の適正な防食電位を維持しつつ、銅合金製冷却
管内面に酸化鉄皮膜を形成させて該冷却管内面の防食が
達成できるなど優れた効果を奏するものである。
【図1】この発明の海水電解防汚と鉄イオン発生による
酸化鉄皮膜形成を行うことのできる電気防食装置の断面
概略説明図である。
酸化鉄皮膜形成を行うことのできる電気防食装置の断面
概略説明図である。
【図2】この発明の海水電解防汚と鉄イオン発生による
酸化鉄皮膜形成を行うことのできる他の電気防食装置の
断面概略説明図である。
酸化鉄皮膜形成を行うことのできる他の電気防食装置の
断面概略説明図である。
【図3】この発明の海水電解防汚と鉄イオン発生による
酸化鉄皮膜形成を行うことのできる電気防食装置の特に
定電流定電位電源装置部分の詳細な説明図である。
酸化鉄皮膜形成を行うことのできる電気防食装置の特に
定電流定電位電源装置部分の詳細な説明図である。
【図4】この発明の海水電解防汚と鉄イオン発生による
酸化鉄皮膜形成を行うことのできる電気防食装置の断面
概略説明図である。
酸化鉄皮膜形成を行うことのできる電気防食装置の断面
概略説明図である。
【図5】従来の外部電源防食装置の断面概略説明図であ
る。
る。
1 復水器 2 冷却管 3 管板 4 水室 5 不溶性電極 6 鉄電極 7 照合電極 7´ 塩化銀照合電極 8 交流電源 9 電解用直流電源装置 10 定電流整流回路 11 電流検出器 12 電流検出器 13 定電流制御回路 14 電気防食用直流電源装置 15 定電位整流回路 16 電流検出器 17 定電位制御回路 18 定電流定電位電源装置 19 極性切替え装置 20 極性切替えスイッチ 21P 接点 21N 接点 22P 接点 22N 接点 23 海水送水用配管 24 陰極 25 接続切替えスイッチ 26P 接点 27P 接点 28 接続切替え装置 P 正極端子 N1 負極端子 N2 負極端子 D 電位検出正端子 R 電位検出負端子 I0 海水電解電流 I1 陰極流入電流 I2 防食電流 41 海水入口水室 42 海水出口水室
Claims (6)
- 【請求項1】 防食対象物に不溶性電極と鉄電極を防食
対象物とは絶縁状態に取り付けるとともに、該不溶性電
極と鉄電極とが互に対極となるように電解用直流電源装
置にそれぞれ接続し、且つ、該不溶性電極と鉄電極との
極性を切替えられる構成とするとともに、該防食対象物
を電気防食用直流電源装置の負極に接続し、且つ、該電
気防食用直流電源装置の正極を該電解用直流電源装置の
正極に接続し、 該防食対象物への海洋生物の付着繁殖を抑制するとき
は、該不溶性電極を電解用直流電源装置の正極に接続し
て該不溶性電極から流れ出る直流電流により海水を電解
して次亜塩素酸塩を発生させつつ該直流電流の一部を該
防食対象物に到達せしめて電気防食を行い、 鉄イオンを溶出させて該防食対象物に酸化鉄皮膜を形成
するときは、該鉄電極を該電解用直流電源装置の正極に
接続して該鉄電極から流れ出る直流電流により鉄イオン
を発生させつつ該直流電流の一部を該防食対象物に到達
せしめて電気防食を行うことを特徴とする海水電解防汚
と鉄イオン発生による酸化鉄皮膜形成を行うことのでき
る電気防食方法。 - 【請求項2】 防食対象物に不溶性電極と鉄電極と防食
対象物とは別の陰極とを防食対象物と絶縁状態に取り付
け、該陰極を電解用直流電源装置の負極に接続するとと
もに、防食対象物への海洋生物の付着繁殖を抑制すると
きは、該不溶性電極が、鉄イオンを溶出させるときは鉄
電極がそれぞれ電解用直流電源装置の正極に接続される
ように不溶性電極および鉄電極と電解用直流電源装置と
の間に接続切り替え装置を設け、且、防食対象物を電気
防食用直流電源装置の負極に、該電気防食用直流電源装
置の正極を電解用直流電源装置の正極にそれぞれ接続し
て、 該防食対象物への海洋生物の付着繁殖を抑制するとき
は、該不溶性電極から流れ出る直流電流により海水を電
解して次亜塩素酸塩を発生させつつ該直流電流の一部を
該防食対象物に到達せしめて電気防食を行い、 鉄イオンを溶出させるときは該鉄電極から流れ出る直流
電流により鉄イオンを発生させつつ該直流電流の一部を
該防食対象物に到達せしめて電気防食を行うことを特徴
とする海水電解防汚と鉄イオン発生による酸化鉄皮膜形
成を行うことのできる電気防食方法。 - 【請求項3】 不溶性電極と、鉄電極と、該不溶性電極
と鉄電極とが互に対極となるように接続されている海水
電解および鉄イオン溶出用の電源となる電解用直流電源
装置と、不溶性電極と鉄電極との極性切替え装置とを備
え、さらに防食対象物の電位検出用照合電極と、該電位
検出用照合電極と防食対象物と該電解用直流電源装置の
正極とに接続されている電気防食用直流電源装置とを備
えてなる海水電解防汚と鉄イオン発生による酸化鉄皮膜
形成を行うことのできる電気防食装置であって、 該電解用直流電源装置は、定電流整流回路および定電流
制御回路から構成され、 該電気防食用直流電源装置は定電位整流回路および定電
位制御回路から構成されていることを特徴とする海水電
解防汚と鉄イオン発生による酸化鉄皮膜形成を行うこと
のできる電気防食装置。 - 【請求項4】 不溶性電極と、鉄電極と、防食対象物と
は別の陰極と、該陰極が負極に該不溶性電極および鉄電
極が正極にそれぞれ接続されて海水電解および鉄イオン
溶出用の電源となる電解用直流電源装置と、該不溶性電
極および鉄電極と電解用直流電源装置の正極との間に接
続切り替え装置とを備え、さらに防食対象物の電位検出
用照合電極と、該電位検出用照合電極と防食対象物と該
電解用直流電源装置の正極に接続される電気防食用直流
電源装置とを備えてなる海水電解防汚と鉄イオン発生に
よる酸化鉄皮膜形成を行うことのできる電気防食装置で
あって、 該電解用直流電源装置は、定電流整流回路および定電流
制御回路から構成され、 該電気防食用直流電源装置は定電位整流回路および定電
位制御回路から構成されていることを特徴とする海水電
解防汚と鉄イオン発生による酸化鉄皮膜形成を行うこと
のできる電気防食装置。 - 【請求項5】 該電解用直流電源装置と該電気防食用直
流電源装置と該不溶性電極と鉄電極の極性切替え装置と
が、定電流定電位電源装置として一体的に構成されてい
ることを特徴とする請求項3記載の海水電解防汚と鉄イ
オン発生による酸化鉄皮膜形成を行うことのできる電気
防食装置。 - 【請求項6】 該電解用直流電源装置と該電気防食用直
流電源装置と該不溶性電極および鉄電極と該電解用直流
電源装置との接続を切替える接続切替え装置とが、定電
流定電位電源装置として一体的に構成されていることを
特徴とする請求項4記載の海水電解防汚と鉄イオン発生
による酸化鉄皮膜形成を行うことのできる電気防食装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9190862A JPH1136088A (ja) | 1997-07-16 | 1997-07-16 | 海水電解防汚と鉄イオン発生による酸化鉄皮膜形成を行うことのできる電気防食方法およびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9190862A JPH1136088A (ja) | 1997-07-16 | 1997-07-16 | 海水電解防汚と鉄イオン発生による酸化鉄皮膜形成を行うことのできる電気防食方法およびその装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1136088A true JPH1136088A (ja) | 1999-02-09 |
Family
ID=16265013
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9190862A Pending JPH1136088A (ja) | 1997-07-16 | 1997-07-16 | 海水電解防汚と鉄イオン発生による酸化鉄皮膜形成を行うことのできる電気防食方法およびその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1136088A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2356405A (en) * | 1999-11-12 | 2001-05-23 | Mott Macdonald Ltd | Electrolytic corrosion treatment of articles at low tide |
| JP2002219468A (ja) * | 2001-01-26 | 2002-08-06 | Nakabohtec Corrosion Protecting Co Ltd | 電気防汚装置及び電気防汚方法 |
| JP2006118915A (ja) * | 2004-10-20 | 2006-05-11 | Seiko Instruments Inc | 詰まり防止機能付きフローメータ装置 |
| CN103963942A (zh) * | 2014-04-18 | 2014-08-06 | 中国人民解放军镇江船艇学院 | 预防水线下海生物附着船体的控制系统及控制方法 |
| WO2017103966A1 (ja) * | 2015-12-14 | 2017-06-22 | 中国電力株式会社 | 模擬配管装置 |
-
1997
- 1997-07-16 JP JP9190862A patent/JPH1136088A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2356405A (en) * | 1999-11-12 | 2001-05-23 | Mott Macdonald Ltd | Electrolytic corrosion treatment of articles at low tide |
| GB2356405B (en) * | 1999-11-12 | 2004-01-21 | Mott Macdonald Ltd | ALWC corrosion treatment method and apparatus |
| JP2002219468A (ja) * | 2001-01-26 | 2002-08-06 | Nakabohtec Corrosion Protecting Co Ltd | 電気防汚装置及び電気防汚方法 |
| JP2006118915A (ja) * | 2004-10-20 | 2006-05-11 | Seiko Instruments Inc | 詰まり防止機能付きフローメータ装置 |
| CN103963942A (zh) * | 2014-04-18 | 2014-08-06 | 中国人民解放军镇江船艇学院 | 预防水线下海生物附着船体的控制系统及控制方法 |
| WO2017103966A1 (ja) * | 2015-12-14 | 2017-06-22 | 中国電力株式会社 | 模擬配管装置 |
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