JPH1181735A - 制振ユニット及び制振ダンパー - Google Patents
制振ユニット及び制振ダンパーInfo
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- JPH1181735A JPH1181735A JP24916097A JP24916097A JPH1181735A JP H1181735 A JPH1181735 A JP H1181735A JP 24916097 A JP24916097 A JP 24916097A JP 24916097 A JP24916097 A JP 24916097A JP H1181735 A JPH1181735 A JP H1181735A
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Abstract
を制振構造にできる制振ユニットを得る。 【解決手段】 横フレーム62と縦フレーム64とで構
成された枠体60が、建物12の壁内へ取付可能となっ
ているため、施工が簡単で、且つ設置スペースを取らな
い。枠体60内には、第1ブレース68と第2ブレース
72とでトグル機構が構成されており、建物12骨組み
の変形に追従して上方の横フレーム62と下方の横フレ
ーム62が、小さく水平方向へ相対変形しても、連結部
材74は大きく円弧運動し、大きな変形に増幅する。こ
の増幅された変位をダンパー34によって減衰し、枠体
60を介して建物12の振動を小さな力で制振する。こ
れによって、建物12の応答加速度や応答変位が低減さ
れるので、建物12内に収容された家具等の転倒を防ぐ
ことができる。
Description
物及び床免震として床の揺れを抑える制振ユニット及び
制振ダンパーに関する。
しかも、固有周期の長い建物(揺れ易く、大きな変形量
を伴うような建物)では、地震対策として、高層ビルの
ような重量物を対象とした免震構造をそのまま用いるこ
とはできない。また、高層ビルで用いられているよう
に、最上階に制震装置を設置するTMD制震構造もそぐ
わない。
い等の数を増やして、建物の構造強度と剛性を建物の慣
性力より大きくすることで、地震による倒壊を防止して
いる。
や応答変位を低減することができず、建物内に収容され
た家具等の転倒を防ぐことはできない。
振動を減衰させるダンパーを組合わせた軽量住宅用の免
震構造もあるが、免震構造を構築するスペースを別途確
保する必要がある。また、一般的なダンパーの減衰方向
は一方向であるため、3次元方向へ複数のダンパーを組
み合わせると、構造が複雑となり、大きな設置スペース
を必要とする。さらに、施工コストも上昇する。
慮し、施工が簡単で設置スペースを取らずに、建物を制
振構造にでき、また、ダンパー単体で、3次元方向の振
動を減衰させることを課題とする。
は、横フレームと縦フレームとで構成された枠体が、建
物の壁内へ取付可能となっている。すなわち、壁材とし
て柱の間に取付けるだけでよいので、施工が簡単で、且
つ設置スペースを取らない。なお、設置箇所は、建物重
量と間取りとの関係で決定される。
が回転可能に取付けられており、また、下方の横フレー
ムに、第2ブレースの一端が回転可能に取付けられてい
る。そして、連結部材によって、第1ブレースと第2ブ
レースの自由端が所定の角度を持って回転可能に連結さ
れ、トグル機構を構成している。
より、建物骨組みの変形に追従して上方の横フレームと
下方の横フレームが、小さく水平方向へ相対変形して
も、連結部材は大きく円弧運動し、大きな変形に増幅す
る。このため、小さい変形×大きな力=大きな変形×小
さな力という関係が成立する。
ムに設けられたエネルギー吸収手段により減衰され、枠
体を介して建物の振動が小さな力で制振されることにな
る。これによって、建物の応答加速度や応答変位が低減
されるので、建物内に収容された家具等の転倒を防ぐこ
とができる。
スを木材で構成することにより、コストの削減を図るこ
とができる。さらに、枠体を建物にはめ込むことで、そ
の分、構造材としての柱の数を少なくすることができ
る。
構成する部材として、ワイヤやピアノ線等の線材が用い
られ、制振ユニットの軽量化が図られている。
1線材の自由端と、下方の横フレームに連結された第2
線材の自由端が、所定の角度を持って連結部材で連結さ
れ、トグル機構を構成している。
れた斜線材の他端が連結されており、また、斜線材と対
向する位置にあるエネルギー吸収手段が、連結部材に連
結されている。ここで、斜線材は、建物にエネルギーが
入力されていない状態では伸びた状態にあり、枠体が変
形すると、伸びたり弛んだりする。
すると、第1線材と第2線材が同一線上に位置して伸張
する。このため、枠体の剛性が見掛けの上で大きくな
る。また、第1線材と第2線材が構成するトグル機構に
よって、横フレームの変位量より、連結部材の変位量が
増幅され、エネルギー吸収手段が大きく伸張して、連結
部材の運動を減衰させる。なお、このとき、斜線材は弛
み、振動制御には寄与しない。
ると、第1線材と第2線材が描く角度が鋭角となり、第
1線材と第2線材とが弛む。一方、斜線材は伸張して、
エネルギー吸収手段を伸張させ、トグル機構は機能しな
いが、連結部材の運動を減衰させる。
2線材、及び斜線材に初期テンションを導入する引張手
段が設けられている。このように、引張手段を設け、各
線材のテンションを調整することで、トグル機構を簡単
に構築できる。また、クリープ変形による線材の弛みを
取り除くことができる。
れる横フレームの上方に調整横フレームが配置されてお
り、調整横フレームと横フレームとが伸縮可能な伸縮手
段で連結されている。
高さに合わせて、調整横フレームを上下させれば、建物
毎に枠体の大きさを変更する必要がなくなる。このた
め、横フレームと縦フレームで構成される定型的な枠体
の中に、トグル機構を構築して量産しておくことで、ユ
ニットの製造コストを削減できる。
左側へ傾斜して配設された第1リングの上部と、所定の
間隔で右側へ傾斜して配設された第2リングの上部と
が、上連結部材で連結され、また、第1リングの下部と
第2リングの下部とが、下連結部材で連結されている。
の上下部を連結部材で連結することで、連結部材が左右
に相対移動しても、上下に相対移動しても、前後に相対
移動しても、リングが3次元方向に弾性変形し復元力に
よって、連結部材が連結された構造体の振動が減衰され
る。また、上部や下部で発生する振動をアイソレート
(遮断)する役割も果たす。
側へ傾斜する第1コイルと螺旋を描き右側へ傾斜する第
2コイルの上下部が、それぞれ上連結部材と下連結部材
とで連結されている。
状のコイルを用いることにより、大きな減衰力を発揮さ
せることができる。
グ及びコイルがヨリ線で構成されている。このため、単
線と比較すると、よった部分が互いに擦れ合って摩擦力
を発生せるので、減衰効果も大きくなる。
弾性特性に優れた鋼材(PC鋼、鉄、ステンレス等)が
好ましい。
の棒材の両端を上下に配置された連結部材へ連結し、棒
材の外形が略球状となるように構成されている。このよ
うに、ダンパーを球状とすることで、3次元方向から入
力される振動を棒材の曲げ弾性によって長周期化し、入
力エネルギーを低減させることができる。
に擦れ合って摩擦力を発生させ、弾性力だけでなく、摩
擦力によっても入力エネルギーを低減させることができ
る。
部が形成されており、この屈曲部が板ばねの長手方向へ
伸張可能とされている。これによって、板ばねが、曲げ
方向の変形と、軸方向の変形の、2方向変形が可能とな
る。
つの屈曲部が形成されており、この屈曲部の屈曲する方
向が90度異なっている。すなわち、曲げ変形の方向
が、もう一つ加わることによって、3次元方向の振動に
対応できるのダンパーとして使用できる。
イヤーの略中間部を固定する第1連結部材と、前記第1
連結部材と対向配置され、側面視にて円形に屈曲され正
面視にてトラス形状を描くように捩じられた前記ワイヤ
ーの端部を固定する第2連結部材と、を有することを特
徴としている。
荷重を支持し、水平方向からの荷重に対しては、ワイヤ
ーの捩れ等によって、減衰力を発揮する。また、ワイヤ
ーは自由に加工できるので、施工性がよい。
グ状とされた板ばねと、前記板ばねの板幅方向の一端又
は板面の一方を上部構造体に固定する上連結部材と、前
記板ばねの板幅方向の他端又は板面の他方を下部構造体
に固定する下連結部材と、を有することを特徴としてい
る。
し、かつリング状の円形が楕円形に変形するときの変形
剛性によって、水平方向に作用する振動を減衰する。
態に係る制振ユニット10は、戸建ての建物12の洋室
の壁或いは和室の壁に収まるような厚みと幅を持った枠
体14を備えている。
18とで構成されており、下方の横フレーム18の両端
部には、ピン支承20、22が設けられている。また、
上方の横フレーム18の両端部にも、ピン支承24、2
6が設けられている。
されている。この第1ワイヤ28の自由端は、ピン支承
22に連結された第2ワイヤ30の自由端と連結部材3
2で連結されている。
びたシャフト36は、ピン支承20に回動可能に連結さ
れており、ロッド34Aは連結部材32へ連結されてい
る。このダンパー34で連結部材32を引っ張ることに
よって、第1ワイヤ28と第2ワイヤ30が所定の交角
度を保って静止している。
ン支承24には、斜ワイヤ38が連結され、自由端が連
結部材32へ連結されている。この斜ワイヤ38は、建
物12にエネルギーが入力されていない状態では伸びた
状態にある。
0、及び斜ワイヤ38には、ターンバックル41等が設
けられており、それぞれのワイヤの初期テンションを調
整することにより、第1ワイヤ28及び第2ワイヤ30
でトグル機構を構成できるようになっている。なお、ク
リープ変形によるテンションの減少も解消することがで
きる。
フレーム40が配置されている。調整横フレーム40に
は、回転支承44が設けられている。この回転支承44
には、下方へ延出する第1アーム46が回転可能に連結
されている。この第1アーム46は、横フレーム18の
回転支承42に回転可能に連結された第2アーム48と
ピン50でX形状に回動連結されており、伸縮手段とし
て一種のパンタグラフを構成している。そして、第1ア
ーム46及び第2アーム48の自由端には、ローラー5
2が設けられており、横フレーム18或いは調整横フレ
ーム40の上を転がるようになっている。
Aの高さに合わせて、縦フレーム16に沿って調整横フ
レーム40を上下させ、調整横フレーム40を梁12A
に固定し、ローラー52を横フレーム18及び調整横フ
レーム40に固定すれば、取付作業が完了する。
の増幅率を任意に調整することが可能な標準化された枠
体14を量産することが可能となり、製造コストを削減
することができる。また、第1アーム46及び第2アー
ム48は固定された後、ブレースとして機能し、横フレ
ーム18と調整横フレーム40の剛性を高める。
用を説明する。図4に示すように、制振ユニット10
は、建物12の外壁54や間仕切り壁56の中(上梁と
下梁の間)に設置されている。すなわち、壁材として使
用できるので、施工が簡単で、且つ設置スペースを取ら
ない。なお、設置箇所は、建物12の重量と間取りとの
関係で決定される。
すように、建物12が右方向へ水平変形して、上方の横
フレーム18も右方向へ変位したとする。このとき、第
1ワイヤ28と第2ワイヤ30が同一線上に位置して伸
張する。このため、枠体14の剛性が見掛けの上で向上
する。また、第1ワイヤ28と第2ワイヤ30が構成す
るトグル機構によって、横フレーム18の変位量より、
連結部材32の変位量が増幅され、ダンパー34のロッ
ド34Aが大きく伸張して、枠体14の振動を減衰させ
る。なお、このとき、斜ワイヤ38は弛み、振動制御に
は寄与しない。
ム18が左方向へ変位すると、第1ワイヤ28と第2ワ
イヤ30が描く角度が鋭角となり、第1ワイヤ28と第
2ワイヤ30が弛む。一方、斜ワイヤ38は伸張して、
ダンパー34のロッド34Aを伸張させ、トグル機構は
機能しないが、連結部材32の運動を減衰させる。
は、建物12の変形に追従し、その変形量を増幅させて
入力エネルギーを効率良く吸収して、建物12の揺れを
抑制するようになっている。このため、建物12の応答
加速度や応答変位が低減され、建物内に収容された家具
等の転倒を防ぐことができる。
単位となっている戸建て住宅を例に採って説明している
が、木造建物だけでなく、軽量鉄骨住宅にも使用でき
る。また、ユニットを大型にすることで、事務所ビル等
への設置も可能となる。
で済むので、耐震補強が低コストで実現できる。
する。図8に示すように、第1形態とは異なり、第2形
態では、ロッド状のブレースでトグル機構が構成されて
いる。
は、壁内に収まるような厚みと幅を持った枠体60を備
えており、この枠体60は、縦フレーム62と横フレー
ム64とで構成されている。上方の横フレーム64には
ピン支承66が設けられており、このピン支承66に第
1ブレース68の一端が回転可能に取付けられている。
70が設けられており、このピン支承70に第2ブレー
ス72の一端が回転可能に取付けられている。そして、
連結部材74で第1ブレース68の自由端と第2ブレー
ス72の自由端が所定の角度を持って回転可能に連結さ
れ、トグル機構を構成している。
76が設けられており、このピン支承76には、ダンパ
ー34のシリンダー部から伸びたシャフト36が回動可
能に連結されており、ロッド34Aは連結部材74へ回
転可能に連結されている。
を説明する。図9に示すように、例えば、建物12の変
形に追従して上方の横フレーム64が右方へ水平変位す
ると、トグル機構を構成する第2ブレース72がピン支
承70を中心に円弧運動を行うため、横フレーム64の
水平変位量より、連結部材74の変位量が増幅されて大
きくなる。
が連結部材74の大きな回転変位に増幅され、小さい変
位×大きな力=大きな変位×小さな力という関係が成立
する。
レーム64に設けられたダンパー34により減衰され、
枠体60を介して建物12の振動が小さな力で制振され
ることになる。これによって、建物12の応答加速度や
応答変位が低減される。
形した場合でも、第1ブレース68と第2ブレース72
の交角が小さくなってトグル機構が機能し、ダンパー3
4のロッド34Aを収縮させ、制振機能を発揮する。
する。図10及び図11に示すように、第3形態に係る
制振ダンパー78は、肉厚で長板状の連結金具80、8
2を上下に備えている。この連結金具80、82の側面
には、所定の間隔で貫通孔84が形成されている。
1コイル86A(鉄、鋼鉄、より線、ワイヤロープ、P
C鋼、合金等で製造されている)が挿通されており、奥
側が直に立ち上がり、手前側が左側へ傾斜している。こ
の第1コイル86Aの両端部は、貫通孔84から抜け出
さないように、カシメられ、或いは溶接等により固定さ
れている。
が挿通されており、奥方が直に立ち上がり、手前側が右
側へ傾斜している。この第2コイル86Bの両端部は、
貫通孔84から抜け出さないようにカシメられ、或いは
溶接等により固定されている。
向から見ると、コイル86が描く楕円の短軸方向の両端
が、連結金具80、82で連結されていることになる。
さらに、連結金具80、82の外面には、構造体に連結
される連結ボルト88が所定の間隔をおいて突設されて
いる。
説明する。図14に示すように、床梁92と基礎梁90
との間に制振ダンパー78を配置し、連結ボルト88で
連結金具82を床梁92へ、連結金具80を基礎梁90
へ固定し、建物12を制振ダンパー78で支持する。そ
して、建物12へエネルギーが入力されていないとき、
上部の荷重は、コイル86が描く楕円の中心に向かって
作用している。
ル86が弾性変形して潰れ、減衰力を発揮する。また、
建物12が前後に揺れると、図12に示すように、コイ
ル86が軸方向へ移動し、例えば、第1コイル86Aが
立ち上がり、第2コイル86Bが倒れて、減衰力を発揮
する。さらに、建物12が左右に揺れると、図13に示
すように、コイル86が描く楕円が倒れ、その復元力で
その時の捩れ変形により、線同士の摩擦等が減衰力を発
揮する。
次元方向に弾性変形し復元力によって、建物12の振動
を減衰させる。
する。図15〜図18に示すように、第4形態では、コ
イルに替えて、複数のリング94を所定の間隔で配置
し、中央部を境にして傾斜方向を左右逆にしている。
金具96Aとで構成されており、2つの合わせ面で、リ
ング94の平板部94Aが挟持される。また、溝98と
溝98の間には、ボルト100が挿通可能な挿入孔10
2が穿設されており、ナット104とボルト100を螺
合させ、内金具96Bと外金具96Aとの間にリング9
4を挟持固定するようになっている。
に弾性変形する制振ダンパー34を構成することができ
る。なお、リング94及びコイル86をヨリ線で構成す
ると、単線と比較して、よった部分が互いに擦れ合って
摩擦力を発生させるので、減衰効果も大きくなる。ま
た、線の太さ、リング及びコイルの外径、材質等によっ
て、減衰力の大きさを調整することができる。さらに、
一方向にリングを傾倒させ、制振ダンパーを構成しても
よい。
する。図19に示すように、制振ダンパー106は、半
円状の湾曲された複数のワイヤ108の両端部を、上下
に配置された円柱状のブロック110の側面へ挿入固定
して構成されており、外形が略球状となっている。すな
わち、ブロック110の芯部を結ぶ軸線に対して対称形
となるように、ワイヤ108を配置することで、互いに
復元力を発揮しても球形状を維持することができる。
差しており、ブロック110に力が作用したとき、変形
して擦れ合うようになっている。なお、ワイヤを交差さ
せなくても、ダンパーとしての効果は十分に発揮するこ
とができる。
作用を説明する。図20に示すように、床梁92と基礎
梁90との間に制振ダンパー106を配置し、ブロック
110を床梁92と基礎梁90へ固定し、建物12を制
振ダンパー106で支持する。そして、建物12へエネ
ルギーが入力されていないとき、上部の荷重は、ブロッ
ク110の軸線上に作用している。
上下、左右、前後に揺れ、3次元方向から入力される振
動を、ワイヤ108の曲げ弾性の特性によって長周期化
し、入力エネルギーを低減させることができる。
り、互いに擦れ合って摩擦力を発生させ、弾性力だけで
なく、摩擦力によっても入力エネルギーを低減させるこ
とができる。さらに、縦断面形状が円形であるため、解
析が比較的容易にできる。
する。図22に示すように、第6形態の制振ダンパー1
12では、長方形状の板ばね114の中央部にS字形状
の屈曲部114Aを形成し、この屈曲部114AをY軸
方向へ伸縮させるようになっている。
断面二次モーメントが、X軸に関する断面二次モーメン
トより、著しく大きいので、曲げ変形方向がX軸回りの
一方向に特定されるが、屈曲部114Aを形成すること
で、Y軸方向の軸変形が可能となる。
(鉄、極低降伏点鋼、焼入れ鋼、超高力鋼等)を用いる
ことができる。また、通常は、復元力用のばねとして使
用するが、弾塑性ダンパーとして使用することもでき
る。
作用を説明する。図23及び図24に示すように、建物
12の基礎部116の4方面に制振ダンパー112を固
定し、制振ダンパー112を介して建物12を支持す
る。
れた取付孔118へボルト120を挿入して、制振ダン
パー112を基礎部116に固定するのであるが、建物
12が左右に揺れたとき、図25に示すように、手前側
の制振ダンパー112が、左右の制振ダンパー112の
曲げ変形を阻害しないように、下側のボルト120を中
心に、手前側の制振ダンパー112が揺動し、建物12
の動きに追従するようになっている。
の制振ダンパー112が、前後に配置された制振ダンパ
ー112の曲げ変形を阻害しないように、下側のボルト
120を中心に、左右の制振ダンパー112が揺動、建
物12の動きに追従するようになっている。
わせることによって、軸荷重を支持しながら、水平2方
向の振動を減衰させることができる。
ー112を横にして(上下方向の曲げ剛性が大きくなる
ように、X軸を鉛直方向に向ける)、二重床材122の
4方を支承して、水平2方向の振動を減衰させる免震床
構造を構築できる。また、二重床材122と壁124と
の隙間は、制振ダンパー112を下地材として絨毯等を
敷くことができる。
としたが、伸縮可能であれば、図27に示す制振ダンパ
ー126のようにくの字状でもよく、図28に示す制振
ダンパー128のようにZ状でもよく、図29に示す制
振ダンパー130のように半円状でもよい。
する。第7形態の制振ダンパー132は、図30に示す
ように、第6形態で説明した板ばね114を2つ組合わ
せ、Y軸が同軸上にあり、X軸が直交するような形状を
呈している。
曲部114AでY軸方向へ伸縮して、且つ水平2方向へ
曲げ変形する、3次元方向の振動に対応できるのダンパ
ーとなる。
作用を説明する。図31に示すように、建物12の基礎
部116の2方面に制振ダンパー122を固定し、制振
ダンパー132を介して建物12を支持する。
の制振ダンパー112と異なり、それ自体、水平2方向
(建物の前後左右)へ曲げ変形するので、使用点数を削
減することができる。
使用される二重床材134を制振ダンパー132で上部
の構造床136から吊下するようにしてもよい。このよ
うに、制振ダンパー132を吊り材として使用すること
で、二重床材134のセット位置を保持でき、吊り材自
体が、二重床材134に免震機能を付加する。
には、本発明者が出願済の制振装置138(特願平9−
89800号参照)がセットされており、二重床材13
4の振動をさらに抑制するようになっている。
た制振ユニットを示したが、図33に示すように、通常
の柱200の内側に木製の角材202、204で、トグ
ル機構を構成してもよい。
を形成し、柱200の補強も兼ねた金板206に回動可
能に取付ける。また、角材202、204の自由端部
は、ピン208で連結する。このピン208には、鉄板
等の補助質量210を取付け、入力エネルギーを低減さ
せる。さらに、角材202、204に自由端部に油圧ダ
ンパー212を取付け、振動エネルギーを吸収する。
で、製造コストの削減を図ることができる。また、特別
な材料が不要となり、釘、木ねじ等で簡単に組み立てる
ことができる。さらに、既存の建物に後付けする場合、
例えば、押し入れの中棚を外し、制振ユニットを組付
け、中棚を元に戻すだけで、簡単に施工が完了する。
を説明する。図34〜図36に示すように、第8形態に
係る制振ダンパー214は、床梁及び基礎梁に固定され
るベース板216を備えている。このベース板216に
は内周面に雌ねじが切られたボス部218が互いに向か
い合う方向へ突設されている。
22が重ね合わされ、ボルト226でベース板216に
締結されるようになっている。このベース板216と押
え板220、222との間に、ワイヤー224がそれぞ
れ固定され、図34に示すように、側面視にてトラス形
状(三角形状)を描く。
明すると、先ず、ワイヤー224を適当な長さに切断し
(この長さは、構成する円の大きさ及び傾きに応じて、
決定される)、その中央部をベース板216と押え板2
20とで固定する。この固定部を境にして、左右に捩じ
り、円を形成しながら、その端部をベース板216と押
え板222とで固定する(斜線で示した部分が一本のワ
イヤーである)。このようにして、本形態では、合計8
本のワイヤーを寄せ合うようにして制振ダンパー214
を構成した。
がトラスとして鉛直荷重を支持し、水平方向からの荷重
に対しては、ワイヤー224の捩れ、及びワイヤー同士
の摩擦によって、減衰力を発揮する。
に示すコイル式の制振ダンパーと比較すると、正確な円
形を成形する必要がなく、また、倒れ角度の設定も自由
にでき、ワイヤーの固定位置が前後にズレても特に問題
が生じないので、施工性がよい。さらに、ワイヤーの
径、形成する円の大きさ、ワイヤーの倒れ角度を調整す
ることにより、鉛直方向及び水平方向の剛性を自由に調
整できる。
を説明する。図37及び図38に示すように、制振ダン
パー240は、板ばね232(鉄、焼き入れ鋼板等)を
円形に屈曲させ、直径方向の一方を固定板242で床梁
93に固定し、直径方向の他方を固定板244で基礎梁
91に固定している。
強軸方向(幅方向)で建物12の荷重を支持し、また、
円形が楕円に変形するときの変形剛性によって、水平方
向に作用する振動を減衰する。
構成したが、半円形の二枚の板ばねを組合わせて円形を
構成してもよい。また、水平方向に方向性を持たせるた
めに、板ばねを予め楕円形となるように湾曲させてもよ
い。
や幅等で調整でき、水平方向の剛性は、円の大きさ(直
径)や板厚で調整することができる。また、板ばねを重
ねることにより、剛性を向上させるこもできる。
0を説明する。図39及び図40に示すように、制振ダ
ンパー230は、板ばね232を円形に屈曲させ、直径
方向の上部が固定板236で、下部が固定板234で固
定されている。この固定板234、236が床梁92と
基礎梁90に取付けられている。
部がX軸Y軸方向に突出するように4つ配置されてお
り、建物12の前後左右の揺れに対応できるようになっ
ている。
は、板ばね232の撓みと復元力によって減衰され、水
平方向の振動は、板ばね232の捩れによって減衰され
る。なお、水平方向の剛性を均一にするため、図19に
示したように、板ばねをボール状に組付けてもよい。
単で設置スペースを取らずに、建物を制振構造にでき、
また、ダンパー単体で、3次元方向の振動を減衰させる
ことができる。
状態を示す立面図である。
全体図である。
間取り図である。
の立面図である。
図である。
図である。
図である。
ある。
る。
側面図である。
正面図である。
す立面図である。
ある。
る。
側面図である。
正面図である。
る。
す立面図である。
面図である。
る。
す立面図である。
す平断面図である。
面図である。
示す平面図である。
側面図である。
側面図である。
側面図である。
る。
す立面図である。
り材として使用された例を示す立面図である。
斜視図である。
る。
る。
る。
す立面図である。
ある。
示す立面図である。
である。
Claims (12)
- 【請求項1】 横フレームと縦フレームとで構成され、
建物の壁内へ取付可能な枠体と、上方の前記横フレーム
に一端が回転可能に取付けられた第1ブレースと、下方
の前記横フレームに一端が回転可能に取付けられた第2
ブレースと、所定の角度を持たせて前記第1ブレースと
前記第2ブレースの自由端を回転可能に連結する連結部
材と、前記横フレームに設けられ前記連結部材に連結さ
れて連結部材の運動を減衰するエネルギー吸収手段と、
を有することを特徴とする制振ユニット。 - 【請求項2】 横フレームと縦フレームとで構成され、
建物の壁内へ取付可能な枠体と、上方の前記横フレーム
に連結された第1線材と、下方の前記横フレームに連結
された第2線材と、所定の角度を持たせて前記第1線材
と前記第2線材の自由端を連結する連結部材と、前記横
フレームに設けられ前記連結部材に連結されて連結部材
の運動を減衰するエネルギー吸収手段と、前記エネルギ
ー吸収手段と対向配置され、一端が前記横フレームに連
結され他端が前記連結部材に連結されており、建物にエ
ネルギーが入力されていない状態で伸びた状態にある斜
線材と、を有することを特徴とする制振ユニット。 - 【請求項3】 前記第1線材、前記第2線材、及び前記
斜線材に初期テンションを導入する引張手段が設けられ
たことを特徴とする請求項2に記載の振動制御機構。 - 【請求項4】 上方に配置される前記横フレームの上方
に調整横フレームを配置し、この調整横フレームと横フ
レームとを伸縮可能な伸縮手段で連結したことを特徴と
する請求項1又は請求項2に記載の振動制御機構。 - 【請求項5】 所定の間隔で配設され左側へ傾斜する第
1リングと、所定の間隔で配設され右側へ傾斜する第2
リングと、前記第1リングと前記第2リングの上部同士
を固定する上連結部材と、前記第1リングと前記第2リ
ングの下部同士を固定する下連結部材と、を有すること
を特徴とする制振ダンパー。 - 【請求項6】 螺旋を描き左側へ傾斜する第1コイル
と、螺旋を描き右側へ傾斜する第2コイルと、前記第1
コイルと前記第2コイルの上部同士を固定する上連結部
材と、前記第1コイルと前記第2コイルの下部同士を固
定する下連結部材と、を有することを特徴とする制振ダ
ンパー。 - 【請求項7】 前記リング及び前記コイルがヨリ線で構
成されていることを特徴とする請求項5又は請求項6に
記載の制振ダンパー。 - 【請求項8】 湾曲した複数の棒材の両端を上下に配置
した連結部材へ連結し、前記棒材の外形が略球状となる
ようにしたことを特徴とする制振ダンパー。 - 【請求項9】 板ばねに、板ばねが長手方向へ伸縮可能
な屈曲部を形成したことを特徴とする制振ダンパー。 - 【請求項10】 板ばねに、板ばねが長手方向へ伸縮可
能な屈曲部を2つ形成し、この2つの屈曲部の屈曲する
方向が90度異なることを特徴とする制振ダンパー。 - 【請求項11】 所定長さのワイヤーの略中間部を固定
する第1連結部材と、前記第1連結部材と対向配置さ
れ、側面視にて円形に屈曲され正面視にてトラス形状を
描くように捩じられた前記ワイヤーの端部を固定する第
2連結部材と、を有することを特徴とする制振ダンパ
ー。 - 【請求項12】 屈曲されリング状とされた板ばねと、
前記板ばねの板幅方向の一端又は板面の一方を上部構造
体に固定する上連結部材と、前記板ばねの板幅方向の他
端又は板面の他方を下部構造体に固定する下連結部材
と、を有することを特徴とする制振ダンパー。
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1997
- 1997-09-12 JP JP24916097A patent/JP3589553B2/ja not_active Expired - Fee Related
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