JPH1182037A - 過給機のオイル漏れ防止装置 - Google Patents

過給機のオイル漏れ防止装置

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JPH1182037A
JPH1182037A JP23715897A JP23715897A JPH1182037A JP H1182037 A JPH1182037 A JP H1182037A JP 23715897 A JP23715897 A JP 23715897A JP 23715897 A JP23715897 A JP 23715897A JP H1182037 A JPH1182037 A JP H1182037A
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JP
Japan
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oil
collar
retainer
gap
prevention device
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP23715897A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaharu Ito
昌晴 伊藤
Kenji Kimura
憲治 木村
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Toyota Motor Corp
Soken Inc
Original Assignee
Nippon Soken Inc
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は過給機のオイル漏れ防止装置に関
し、インペラ側への潤滑オイルの漏洩を防止することを
目的とする。 【解決手段】 回転軸5上に固定されるカラー16のつば
部16-1とリテーナ12とを軸方向に微小な間隙Sをもって
対向させて配置する。リテーナ12はつば部16-2と対向し
た端面に切欠12-1A を形成し、つば部16-2とリテーナ12
との間の軸方向の隙間Sは、その一部が残り部分より拡
開されている。そのため、隙間Sのこの部分での圧力は
高められ、オイルの排出を促進することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は過給機のオイル漏
れ防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】排気過給機(ターボチャージャ)におい
てインペラ側から回転軸にスラストが加わる。スラスト
を受けるため、回転軸上にスラストブッシュを回転可能
に設けると共に、このスラストブッシュに形成される環
状溝に内周縁部が係合されるスラストディスクをハウジ
ングに対して固定しスラスト軸受を構成している。この
スラスト軸受の潤滑オイルの供給のためハウジングの給
油孔をスラスト面に開口させている。また、オイルのシ
ールのためスラスト軸受に近接してその外側の回転軸上
にカラーを設け、リテーナに取り付けられるシールリン
グをカラーの環状溝に装着している。シールリングへ直
接オイルが流入しないように、スラスト軸受とリテーナ
との間に内周がカラーまで延びるようにデフレクタを設
け、ラビリンスを構成し、スラスト軸受の給油後一部の
オイルがデフレクタとカラーとの隙間を通過してシール
室へ流入する。シール室に流入したオイルは、リテーナ
の最下部においてデフレクタとの間に設けられたオイル
排出孔より排出される(特開平6−317171号参
照)。
【0003】オイルがカラーとデフレクタとの間の隙間
からシール室に流入するとき直接シールリングへ流入し
ないように、即ち、シールリングへの給油量を適量に絞
るため、カラーにつば部を設け、つば部の回転によって
オイルを半径方向に飛散させ、かつ飛散されたオイルが
つば部とリテーナとの隙間から流入し難くするため、カ
ラーとリテーナとの間の隙間を小さくしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】カラーのつば部とリテ
ーナとの隙間における流れは図1のモデルに示すように
回転円板A(つば部)と固定壁B(リテーナ)との狭い
隙間流れ場として表すことができる。この流れ場におい
て半径方向の圧力分布は円板外周から回転中心方向に小
さくなり、隙間間隔Sが狭いほど小さいことが知られて
いる。このような流れの場にオイルが流入すると、オイ
ルは固定壁であるリテーナ壁面を伝わって圧力の低い回
転軸方向へ移動する力が働く。同時にリテーナ壁面に沿
ってカラーのつば部の回転による旋回流が誘因され、回
転軸の回転方向に回転するので、回転による遠心力と圧
力とが釣り合う位置にオイル滞留部が形成される。隙間
が狭い場合は圧力低下が大きいためシールリングオイル
が流入する。この滞留オイルは、シール室内の圧力がイ
ンペラ背面の圧力より高くなるとインペラ側へ漏洩する
おそれがある。
【0005】この発明はこのようなインペラ側への潤滑
オイルの漏洩を防止することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は上記課題を解
決するため請求項1に記載の技術手段を採用する。この
技術手段によれば、カラーとつば部との間の前記軸方向
の隙間は、その一部が他の部分より拡開されているた
め、この拡開部分の圧力が残りの部分の圧力より高くな
り、円周方向の速度を持ったオイルの遠心力と圧力との
バランスがくずれ圧力の方が高くなるため、オイルは半
径方向外側に移動し、排出口側に排出させることができ
る。
【0007】請求項2の技術手段によれば、前記隙間の
拡開部分はカラーとつば部との間の隙間における最も低
い位置に設けられることにより、重力による下向きの力
も加わることにより、オイルの排出を促進することがで
きる効果がある。また、排出されたオイルが重力で落下
し、再びその隙間へ流入するのを防止し、オイル排出孔
へ向けて速やかにオイルを流すことができる。
【0008】請求項3の技術手段によれば、前記拡開部
の円周方向の下流側端面を傾斜させることによりは半径
方向外側へのオイルの流れの促進をはかり、同様な効果
を奏することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】図2はこの発明の実施であるター
ボ型過給機の一般的構造を示しており、1はコンプレッ
サハウジング、2はタービンハウジング、3はベアリン
グハウジングであり、ベアリングハウジング3を挟んで
コンプレッサハウジング1とタービンハウジング2とは
ボルト等の締結手段によって連結されている。回転軸5
はベアリング4によってベアリングハウジング3内に回
転可能に軸支されている。回転軸5の一端にはコンプレ
ッサハウジング1に納まるようにインペラ6がナット9
により取り付けられ、他端にはタービンハウジング2内
に納まるようにタービン7が連結される。
【0010】回転軸5のコンプレッサ側にはスラストブ
ッシュ10が回転軸5と共に回転するように取り付けら
れる。スラストディスク11はベアリングハウジング3
に回転しないようにピン(図示しない)により固定され
る。スラストブッシュ10とスラストディスク11とで
スラスト軸受が構成される。スラストディスク11はリ
テーナ12を介してスナップリング13により軸方向に
固定される。
【0011】ベアリングハウジング3は図示しない給油
源(オイルポンプ)に接続されるオイル供給口3−1を
備えており、オイル供給口3−1はオイル通路3−2に
連通している。オイル通路3−2は給油孔3−3を介し
てベアリング4に開口していると共にスラストディスク
11に開口しており、これらの部分への給油が行なわれ
る。ベアリングハウジング3の下部にオイル回収室14
が形成され、各部を潤滑後のオイルはオイル回収室14
によって回収され、再循環される。
【0012】次に、オイルシールのための構造について
説明すると、カラー16はインペラ6とスラストブッシ
ュ10との間において回転軸5上に挿入されている。カ
ラー16はその外周に環状溝16-1(図3)を形成してお
り、一方リテーナ12は中央部にボス部12-1を形成して
おり、ボス部12-1の内周面にシールリング15が取り付
けられ、このシールリング15はカラー16の環状溝16
-1内に位置している。
【0013】デフレクタ18はリテーナ12とスラスト
ディスク11との間を延びており、その外周においてリ
テーナ12とスラストディスク11の対向端面間に保持
されている。そのため、リテーナ12とスラストディス
ク11との間の空間はスラスト軸受側の第1室20とシ
ール側の第2室(シール室)21とに分離される。デフ
レクタ18の中心開口部18-1はカラー16の外周面と幾
分の隙間を残して対向している。この隙間を介して、第
1室20と第2室21とは連通される。デフレクタ18
はその下端において斜めの下方に延びるオイル案内用の
舌片18-1を備え、リテーナ12との間にオイル排出孔2
4を形成する。
【0014】カラー16はリテーナ12のボス部12-1と
軸方向に僅かの間隙Sを残して対面したつば部16-2を形
成しており、シール室21からこの間隙Sに導入された
一部のオイルはシールリング15に給油される。残りの
オイルは排出孔24に向けて落下される。図2,3にお
いて、カラー16のつば部16-2に対向したリテーナ12
のボス部12-1はその底部に切欠12-1A を形成しており、
これによりリテーナ12のボス部12-1とカラー16のつ
ば部16-2との間の間隙Sの軸方向の寸法は底部において
拡開されている。
【0015】次に、この発明の作動を説明すると、給油
口3-1 より通路3-2 に導入されたオイルは一部が給油孔
3-3 よりベアリング4に給油される。残りのオイルはス
ラストディスク11及びスラストブッシュ10のスラス
ト面に給油され、一部はそのままオイル回収室14に向
け落下される。残りのオイルは第1室20にも伝わり、
第1室20がオイルで充満するとデフレクタ18の内周
面とカラー16との隙間を介してデフレクタ18とリテ
ーナ12との間の第2室(シール室)21に流入され
る。第2室21に流入されたオイルは矢印F(図4)の
方向に回転するカラー16のつば部16-2によって矢印G
のように半径方向に飛ばされ、この半径方向に飛ばされ
たオイルは重力によって、排出孔24に向け落下され
る。落下されたオイルはその一部がリテーナ12とつば
部16-2との間の隙間に入り、その一部はシールリング1
5に給油され、残りは隙間Sの下端側から排出口24に
向け落下される。この発明ではリテーナ12とつば部16
-2との間の隙間Sは切欠12-1Aを形成している下端側が
拡開されており、図1に関連して説明したようにその部
位でのオイル圧を高めることができるため、隙間Sの部
分にオイルが溜まることがなく、円滑な排出を行うこと
ができる。そのため、インペラ6の背面部の圧力よりも
シール室内の圧力が高くなること、即ち、この圧力差に
よってシール室21内のオイルがシールリング15とカ
ラー16のクリアランスの部分等を介してインペラ6の
側に大量に漏洩するおそれは防止することができる。
【0016】図5は別実施例を示しており、リテーナ1
2とつば部16-2との間の隙間Sの拡開部分を形成する切
欠12-1A における回転下流側の側面12-1B は円周方向に
流れるオイルが半径方向外側に案内を受けるように傾斜
させている。こうすることにより、通路から排出しきれ
なかったオイルは傾斜側面に案内されることにより外側
に排出することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はリテーナとつば部と間の隙間の圧力分布
をモデルによって説明する図である。
【図2】図2は排気過給機の断面図である。
【図3】図3は図1のシール部分の拡大図である。
【図4】図4は図3のIV-IV 線に沿って表わされる矢視
図である。
【図5】図5は変形実施例におけるリテーナとつば部と
間の隙間の拡開部分を示す図である。
【符号の説明】
3…ベアリングハウジング 5…回転軸 6…インペラ 10…スラストブッシュ 11…スラストディスク 12…リテーナ 12-1A …切欠 16…カラー 16-2…つば部 18…デフレクタ 20…第1室 21…第2室 24…オイル排出孔 S…リテーナとつば部と間の隙間

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スラスト軸受とインペラとの間において
    回転軸上にカラーを固定し、一方、ハウジングに固定さ
    れるリテーナの内周にカラーと対向させてシールリング
    を配置し、かつカラーはリテーナに対して軸方向に幾分
    の隙間を残して対向するつば部を備えた過給機におい
    て、カラーのつば部とリテーナとの間の前記軸方向の隙
    間は、その一部が残り部分より拡開されていることを特
    徴とする過給機のオイル漏れ防止装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の発明において、前記隙
    間の拡開部分はカラーとつば部との間の隙間における最
    も低い位置に設けられることを特徴とする過給機のオイ
    ル漏れ防止装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の発明において、前記拡
    開部の円周方向の下流側端面は半径方向外側へのオイル
    の流れが得られるように傾斜していることを特徴とする
    過給機のオイル漏れ防止装置。
JP23715897A 1997-09-02 1997-09-02 過給機のオイル漏れ防止装置 Withdrawn JPH1182037A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100923189B1 (ko) 2006-01-26 2009-10-22 가부시키가이샤 아이에이치아이 과급기
US9011011B2 (en) 2010-03-08 2015-04-21 Bosch Mahle Turbo Systems Gmbh & Co. Kg Bearing housing cover for a charging device
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Effective date: 20041102