JPH1182123A - 燃料噴射弁の駆動制御装置 - Google Patents
燃料噴射弁の駆動制御装置Info
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- JPH1182123A JPH1182123A JP23992797A JP23992797A JPH1182123A JP H1182123 A JPH1182123 A JP H1182123A JP 23992797 A JP23992797 A JP 23992797A JP 23992797 A JP23992797 A JP 23992797A JP H1182123 A JPH1182123 A JP H1182123A
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- fuel injection
- injection valve
- valve
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- capacitor
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- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
- Magnetically Actuated Valves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】簡単かつ低コストな構成で、燃料噴射弁のダイ
ナミックレンジを拡大することができる電磁式燃料噴射
弁の駆動制御装置を提供すること。 【解決手段】制御回路3は、DC−DCコンバータ5内
のコンデンサ5Aからの放電電流を燃料噴射弁コイル4
に供給させるためのS01信号がONとなっている期間
において、制御信号S04を介して、コンデンサ5Aへ
の充電動作を停止させる。これにより、コンデンサ5A
への充電動作(追チャージ)が停止され、DC−DCコ
ンバータ5内のコンデンサ5Aからの放電特性を安定化
させることができるので、開弁期間において、燃料噴射
弁のコイル4へ供給される電流を安定化させることがで
きる。即ち、簡単かつ低コストな構成で、実質的な保持
期間を早期から安定して達成させることができるので、
パルス幅を短くしても安定した閉弁動作が行なえるた
め、ダイナミックレンジを拡大することができる。
ナミックレンジを拡大することができる電磁式燃料噴射
弁の駆動制御装置を提供すること。 【解決手段】制御回路3は、DC−DCコンバータ5内
のコンデンサ5Aからの放電電流を燃料噴射弁コイル4
に供給させるためのS01信号がONとなっている期間
において、制御信号S04を介して、コンデンサ5Aへ
の充電動作を停止させる。これにより、コンデンサ5A
への充電動作(追チャージ)が停止され、DC−DCコ
ンバータ5内のコンデンサ5Aからの放電特性を安定化
させることができるので、開弁期間において、燃料噴射
弁のコイル4へ供給される電流を安定化させることがで
きる。即ち、簡単かつ低コストな構成で、実質的な保持
期間を早期から安定して達成させることができるので、
パルス幅を短くしても安定した閉弁動作が行なえるた
め、ダイナミックレンジを拡大することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電磁(ソレノイ
ド)式燃料噴射弁の駆動制御装置に関する。
ド)式燃料噴射弁の駆動制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の内燃機関に用いられる電磁式燃料
噴射弁の駆動制御装置としては、例えば、特開平3−2
75957号公報に開示されるようなものがある。かか
る従来の燃料噴射弁の駆動制御装置は、燃料噴射弁の開
弁特性を改善するために、概略、以下のように動作する
ようになっている。
噴射弁の駆動制御装置としては、例えば、特開平3−2
75957号公報に開示されるようなものがある。かか
る従来の燃料噴射弁の駆動制御装置は、燃料噴射弁の開
弁特性を改善するために、概略、以下のように動作する
ようになっている。
【0003】即ち、開弁初期(図4中a〜c区間を参
照)においては、図9に示すように、エンジンコントロ
ールユニット(ECU)からの入力信号SI1に基づい
て、制御回路は、S01信号とS02信号とを発生さ
せ、S01信号によりトランジスタTR1をONとして
DC−DCコンバータ内のコンデンサからの放電電流
と、S02信号によりトランジスタTR2をONとして
バッテリからの電流と、を、燃料噴射弁コイル(ソレノ
イド)に供給する。
照)においては、図9に示すように、エンジンコントロ
ールユニット(ECU)からの入力信号SI1に基づい
て、制御回路は、S01信号とS02信号とを発生さ
せ、S01信号によりトランジスタTR1をONとして
DC−DCコンバータ内のコンデンサからの放電電流
と、S02信号によりトランジスタTR2をONとして
バッテリからの電流と、を、燃料噴射弁コイル(ソレノ
イド)に供給する。
【0004】その後、保持期間(図4中c〜d区間を参
照)では、制御回路は、電流検出回路の電流検出結果に
基づいて、S02信号によりトランジスタTR2のスイ
ッチング(ON・OFF)を行い、バッテリ電圧を非連
続的に印加させることで、燃料噴射弁の開弁状態を維持
するのに必要なだけの電流を、燃料噴射弁コイルに供給
する。
照)では、制御回路は、電流検出回路の電流検出結果に
基づいて、S02信号によりトランジスタTR2のスイ
ッチング(ON・OFF)を行い、バッテリ電圧を非連
続的に印加させることで、燃料噴射弁の開弁状態を維持
するのに必要なだけの電流を、燃料噴射弁コイルに供給
する。
【0005】そして、閉弁期間(図4中d以降を参照)
では、制御回路は、S03信号をOFFすることによ
り、燃料噴射弁コイルの下流側に設けられたトランジス
タTR3を閉じることで、逆起吸収回路により逆起を発
生させて、これにより速やかに燃料噴射弁を閉弁させ
て、噴射を終了する。
では、制御回路は、S03信号をOFFすることによ
り、燃料噴射弁コイルの下流側に設けられたトランジス
タTR3を閉じることで、逆起吸収回路により逆起を発
生させて、これにより速やかに燃料噴射弁を閉弁させ
て、噴射を終了する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来より燃
料噴射弁のダイナミックレンジをできるだけ拡大したい
(低噴射量でも燃料を精度よく噴射供給できるようにし
たい)という要求があるが、上記従来の燃料噴射弁の駆
動制御装置では、燃料噴射弁の開閉弁を速やかに行なえ
るので、ある程度、燃料噴射弁のダイナミックレンジを
拡大することができるが、それだけでは限界があり、十
分なものとは言えなかった。
料噴射弁のダイナミックレンジをできるだけ拡大したい
(低噴射量でも燃料を精度よく噴射供給できるようにし
たい)という要求があるが、上記従来の燃料噴射弁の駆
動制御装置では、燃料噴射弁の開閉弁を速やかに行なえ
るので、ある程度、燃料噴射弁のダイナミックレンジを
拡大することができるが、それだけでは限界があり、十
分なものとは言えなかった。
【0007】ここで、燃料噴射弁のダイナミックレンジ
とは、図8に示すように、パルス幅(開弁期間)と、燃
料噴射量(燃料流量)と、が比例関係となる領域(リニ
ア領域)を指す。つまり、ダイナミックレンジを、上記
従来の燃料噴射弁の駆動制御装置に対して、更に一層拡
大するには、燃料噴射弁の開弁や閉弁を応答性よく速や
かに行なわせることに加えて、短パルス幅での流量特性
自体をリニアにする方策が必要となる。
とは、図8に示すように、パルス幅(開弁期間)と、燃
料噴射量(燃料流量)と、が比例関係となる領域(リニ
ア領域)を指す。つまり、ダイナミックレンジを、上記
従来の燃料噴射弁の駆動制御装置に対して、更に一層拡
大するには、燃料噴射弁の開弁や閉弁を応答性よく速や
かに行なわせることに加えて、短パルス幅での流量特性
自体をリニアにする方策が必要となる。
【0008】本発明は、かかる実情に鑑みなされたもの
で、簡単かつ低コストな構成で、燃料噴射弁のダイナミ
ックレンジを拡大することができる電磁式燃料噴射弁の
駆動制御装置を提供することを目的とする。
で、簡単かつ低コストな構成で、燃料噴射弁のダイナミ
ックレンジを拡大することができる電磁式燃料噴射弁の
駆動制御装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1に記
載の発明では、エンジンコントロールユニットからの燃
料噴射開始指令が入力されたときから所定期間、燃料噴
射弁が備えるソレノイドに、高圧回路内のコンデンサか
らの放電電流とバッテリからの電流とからなる比較的大
きな開弁電流を供給して、燃料噴射弁を開弁させ、前記
所定期間経過後に、開弁状態を保持することができる比
較的小さな保持電流を前記ソレノイドに与え、エンジン
コントロールユニットからの燃料噴射停止指令が入力さ
れるまで、その保持電流値を維持するようにした燃料噴
射弁の駆動制御装置において、前記所定期間経過時にお
いて、前記開弁電流が所定電流値に安定するように、前
記高圧回路内のコンデンサへの充電動作を制御する高圧
回路動作制御手段を含んで構成するようにした。
載の発明では、エンジンコントロールユニットからの燃
料噴射開始指令が入力されたときから所定期間、燃料噴
射弁が備えるソレノイドに、高圧回路内のコンデンサか
らの放電電流とバッテリからの電流とからなる比較的大
きな開弁電流を供給して、燃料噴射弁を開弁させ、前記
所定期間経過後に、開弁状態を保持することができる比
較的小さな保持電流を前記ソレノイドに与え、エンジン
コントロールユニットからの燃料噴射停止指令が入力さ
れるまで、その保持電流値を維持するようにした燃料噴
射弁の駆動制御装置において、前記所定期間経過時にお
いて、前記開弁電流が所定電流値に安定するように、前
記高圧回路内のコンデンサへの充電動作を制御する高圧
回路動作制御手段を含んで構成するようにした。
【0010】かかる構成とすれば、前記高圧回路内のコ
ンデンサへの充電動作に起因する前記所定期間経過時に
おける開弁電流への悪影響を抑制して、前記所定期間経
過時における前記開弁電流を所定電流値に安定させるこ
とができるようになるので、開弁電流と保持電流との間
の電流差を確実に抑制することができる。従って、燃料
噴射量を少なくしても(燃料噴射開始指令が入力されて
から、燃料噴射停止指令が入力されるまでの期間を短く
しても)、安定した閉弁動作が行なえるため、閉弁動作
開始から閉弁完了までに噴射される燃料量を同一にでき
る領域を低噴射量(短パルス幅)側へ拡大することがで
き、延いてはパルス幅(開弁期間)と燃料噴射量(燃料
流量)とが比例関係となる領域(ダイナミックレンジ)
を低噴射量(短パルス幅)側へ拡大することができるこ
ととなる。
ンデンサへの充電動作に起因する前記所定期間経過時に
おける開弁電流への悪影響を抑制して、前記所定期間経
過時における前記開弁電流を所定電流値に安定させるこ
とができるようになるので、開弁電流と保持電流との間
の電流差を確実に抑制することができる。従って、燃料
噴射量を少なくしても(燃料噴射開始指令が入力されて
から、燃料噴射停止指令が入力されるまでの期間を短く
しても)、安定した閉弁動作が行なえるため、閉弁動作
開始から閉弁完了までに噴射される燃料量を同一にでき
る領域を低噴射量(短パルス幅)側へ拡大することがで
き、延いてはパルス幅(開弁期間)と燃料噴射量(燃料
流量)とが比例関係となる領域(ダイナミックレンジ)
を低噴射量(短パルス幅)側へ拡大することができるこ
ととなる。
【0011】つまり、本発明によれば、簡単かつ低コス
トな構成でありながら、従来に対して、ダイナミックレ
ンジを格段に拡大することができることになる。請求項
2に記載の発明では、前記高圧回路動作制御手段が、少
なくとも前記所定期間は、前記高圧回路内のコンデンサ
への充電動作を停止させるように構成した。
トな構成でありながら、従来に対して、ダイナミックレ
ンジを格段に拡大することができることになる。請求項
2に記載の発明では、前記高圧回路動作制御手段が、少
なくとも前記所定期間は、前記高圧回路内のコンデンサ
への充電動作を停止させるように構成した。
【0012】かかる構成とすれば、請求項1に記載の発
明の作用効果を確実に奏することができるようになると
共に、既存の制御信号を利用できるので、構成の簡略化
を図ることができる。請求項3に記載の発明では、前記
所定期間を、運転中における燃料噴射弁の開弁状態の検
出結果に基づいて設定する所定期間設定手段を含んで構
成するようにした。
明の作用効果を確実に奏することができるようになると
共に、既存の制御信号を利用できるので、構成の簡略化
を図ることができる。請求項3に記載の発明では、前記
所定期間を、運転中における燃料噴射弁の開弁状態の検
出結果に基づいて設定する所定期間設定手段を含んで構
成するようにした。
【0013】かかる構成とすれば、請求項1に記載の発
明の作用効果を奏することができると共に、所定期間を
予め定める等する場合に比べて、より早期に、保持期間
へ移行させることができるので、その分、パルス幅を短
くしても安定した閉弁動作が行なえるようになる。従っ
て、請求項1に記載の発明の作用効果と相まって、より
一層、閉弁動作開始から閉弁完了までに噴射される燃料
量を同一にできる領域を低噴射量(短パルス幅)側へ拡
大することができ、延いてはパルス幅(開弁期間)と燃
料噴射量(燃料流量)とが比例関係となる領域(ダイナ
ミックレンジ)を低噴射量(短パルス幅)側へ拡大する
ことができることとなる。
明の作用効果を奏することができると共に、所定期間を
予め定める等する場合に比べて、より早期に、保持期間
へ移行させることができるので、その分、パルス幅を短
くしても安定した閉弁動作が行なえるようになる。従っ
て、請求項1に記載の発明の作用効果と相まって、より
一層、閉弁動作開始から閉弁完了までに噴射される燃料
量を同一にできる領域を低噴射量(短パルス幅)側へ拡
大することができ、延いてはパルス幅(開弁期間)と燃
料噴射量(燃料流量)とが比例関係となる領域(ダイナ
ミックレンジ)を低噴射量(短パルス幅)側へ拡大する
ことができることとなる。
【0014】つまり、本発明によれば、最大限、ダイナ
ミックレンジを拡大することができることになる。請求
項4に記載の発明では、図2に示すように、エンジンコ
ントロールユニットからの燃料噴射開始指令が入力され
たときから所定期間、燃料噴射弁が備えるソレノイド
に、高圧回路内のコンデンサからの放電電流とバッテリ
からの電流とからなる比較的大きな開弁電流を供給し
て、燃料噴射弁を開弁させ、前記所定期間経過後に、開
弁状態を保持することができる比較的小さな保持電流を
前記ソレノイドに与え、エンジンコントロールユニット
からの燃料噴射停止指令が入力されるまで、その保持電
流値を維持するようにした燃料噴射弁の駆動制御装置に
おいて、前記所定期間を、運転中における燃料噴射弁の
開弁状態の検出結果に基づいて設定する所定期間設定手
段を含んで構成するようにした。
ミックレンジを拡大することができることになる。請求
項4に記載の発明では、図2に示すように、エンジンコ
ントロールユニットからの燃料噴射開始指令が入力され
たときから所定期間、燃料噴射弁が備えるソレノイド
に、高圧回路内のコンデンサからの放電電流とバッテリ
からの電流とからなる比較的大きな開弁電流を供給し
て、燃料噴射弁を開弁させ、前記所定期間経過後に、開
弁状態を保持することができる比較的小さな保持電流を
前記ソレノイドに与え、エンジンコントロールユニット
からの燃料噴射停止指令が入力されるまで、その保持電
流値を維持するようにした燃料噴射弁の駆動制御装置に
おいて、前記所定期間を、運転中における燃料噴射弁の
開弁状態の検出結果に基づいて設定する所定期間設定手
段を含んで構成するようにした。
【0015】かかる構成とすれば、所定期間を予め定め
る等する場合に比べて、より早期に、保持期間へ移行さ
せることができるので、その分、パルス幅を短くしても
安定した閉弁動作が行なえるようになる。従って、閉弁
動作開始から閉弁完了までに噴射される燃料量を同一に
できる領域を低噴射量(短パルス幅)側へ拡大すること
ができ、延いてはパルス幅(開弁期間)と燃料噴射量
(燃料流量)とが比例関係となる領域(ダイナミックレ
ンジ)を低噴射量(短パルス幅)側へ拡大することがで
きることとなる。
る等する場合に比べて、より早期に、保持期間へ移行さ
せることができるので、その分、パルス幅を短くしても
安定した閉弁動作が行なえるようになる。従って、閉弁
動作開始から閉弁完了までに噴射される燃料量を同一に
できる領域を低噴射量(短パルス幅)側へ拡大すること
ができ、延いてはパルス幅(開弁期間)と燃料噴射量
(燃料流量)とが比例関係となる領域(ダイナミックレ
ンジ)を低噴射量(短パルス幅)側へ拡大することがで
きることとなる。
【0016】つまり、本発明によっても、ダイナミック
レンジを拡大することができることになる。
レンジを拡大することができることになる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を、
添付の図面に基づいて説明する。本発明の第1の実施形
態にかかるソレノイド式燃料噴射弁(インジェクタ)の
駆動制御装置(インジェクタドライブ[駆動]ユニッ
ト)1は、図3に示すように、エンジンコントロールユ
ニット(ECU)2において運転状態(吸入空気流量、
機関回転速度、水温、目標空燃比等)に基づき設定され
る噴射信号(パルス信号)を入力信号SI1として受
け、該入力信号SI1に基づきトランジスタTR1やト
ランジスタTR2等を制御して燃料噴射弁コイル(ソレ
ノイド)4への駆動電流を制御する制御回路3を備えて
構成される。
添付の図面に基づいて説明する。本発明の第1の実施形
態にかかるソレノイド式燃料噴射弁(インジェクタ)の
駆動制御装置(インジェクタドライブ[駆動]ユニッ
ト)1は、図3に示すように、エンジンコントロールユ
ニット(ECU)2において運転状態(吸入空気流量、
機関回転速度、水温、目標空燃比等)に基づき設定され
る噴射信号(パルス信号)を入力信号SI1として受
け、該入力信号SI1に基づきトランジスタTR1やト
ランジスタTR2等を制御して燃料噴射弁コイル(ソレ
ノイド)4への駆動電流を制御する制御回路3を備えて
構成される。
【0018】この制御回路3は、具体的には、例えば、
図4のタイミングチャートに示すような制御を行なうよ
うになっている。即ち、従来と同様に、開弁期間(図4
中a〜c区間、本発明の所定期間に相当)においては、
エンジンコントロールユニット(ECU)2からの入力
信号SI1に基づいて、制御回路3は、S01信号とS
02信号とを発生させ、S01信号によりトランジスタ
TR1をONとしてDC−DCコンバータ(高圧回路)
5内のコンデンサ5Aからの放電電流と、S02信号に
よりトランジスタTR2をONとしてバッテリ6からの
電流と、を、燃料噴射弁コイル(ソレノイド)4に供給
するようになっている。つまり、開弁初期には、前記ト
ランジスタTR1と前記トランジスタTR2とをONし
て、燃料噴射弁コイル(ソレノイド)4に比較的大きな
駆動電流(インジェクタ電流;開弁電流)を与え、開弁
動作の応答性を高めるようになっている。
図4のタイミングチャートに示すような制御を行なうよ
うになっている。即ち、従来と同様に、開弁期間(図4
中a〜c区間、本発明の所定期間に相当)においては、
エンジンコントロールユニット(ECU)2からの入力
信号SI1に基づいて、制御回路3は、S01信号とS
02信号とを発生させ、S01信号によりトランジスタ
TR1をONとしてDC−DCコンバータ(高圧回路)
5内のコンデンサ5Aからの放電電流と、S02信号に
よりトランジスタTR2をONとしてバッテリ6からの
電流と、を、燃料噴射弁コイル(ソレノイド)4に供給
するようになっている。つまり、開弁初期には、前記ト
ランジスタTR1と前記トランジスタTR2とをONし
て、燃料噴射弁コイル(ソレノイド)4に比較的大きな
駆動電流(インジェクタ電流;開弁電流)を与え、開弁
動作の応答性を高めるようになっている。
【0019】その後、保持期間(図4中c〜d区間)で
は、制御回路3は、電流検出回路7の電流検出結果に基
づいて、S02信号によりトランジスタTR2のスイッ
チング(ON・OFF)を行い、バッテリ電圧を非連続
的に印加させることで、燃料噴射弁の開弁状態を維持す
るのに必要なだけの電流(保持電流)を、燃料噴射弁コ
イル4に供給するようになっている。
は、制御回路3は、電流検出回路7の電流検出結果に基
づいて、S02信号によりトランジスタTR2のスイッ
チング(ON・OFF)を行い、バッテリ電圧を非連続
的に印加させることで、燃料噴射弁の開弁状態を維持す
るのに必要なだけの電流(保持電流)を、燃料噴射弁コ
イル4に供給するようになっている。
【0020】そして、閉弁期間(図4中d以降)では、
エンジンコントロールユニット(ECU)2からの入力
信号SI1に基づいて、制御回路3は、S03信号をO
FFすることにより、燃料噴射弁コイル4の下流側に設
けられたトランジスタTR3を閉じることで、逆起吸収
回路8により逆起を発生させて、これにより速やかに燃
料噴射弁を閉弁させて、噴射を終了するようになってい
る。つまり、閉弁時には、逆起吸収回路8により、燃料
噴射弁コイル(ソレノイド)4に逆起を発生させ、閉弁
動作の応答性を高めるようになっている。
エンジンコントロールユニット(ECU)2からの入力
信号SI1に基づいて、制御回路3は、S03信号をO
FFすることにより、燃料噴射弁コイル4の下流側に設
けられたトランジスタTR3を閉じることで、逆起吸収
回路8により逆起を発生させて、これにより速やかに燃
料噴射弁を閉弁させて、噴射を終了するようになってい
る。つまり、閉弁時には、逆起吸収回路8により、燃料
噴射弁コイル(ソレノイド)4に逆起を発生させ、閉弁
動作の応答性を高めるようになっている。
【0021】ところで、開弁期間(図4中a〜c)にお
いては、DC−DCコンバータ5内のコンデンサ5Aか
らの放電電流と、S02信号によりトランジスタTR2
をONとしてバッテリ5からの電流と、を、燃料噴射弁
コイル(ソレノイド)4に供給するが、この間におい
て、従来のように、他の燃料噴射弁の開弁動作や次回燃
料噴射のために、DC−DCコンバータ5を動作させて
おいてコンデンサ5Aへの充電を行なわせると、図5
(B)のタイミングチャートに示すように、開弁期間
(図4中a〜cに相当)において、燃料噴射弁のコイル
4へ供給される電流がスムーズに低下しない惧れがあ
る。即ち、コンデンサ5Aへの充電動作(追チャージ)
により、DC−DCコンバータ5内のコンデンサ5Aか
らの放電特性が不安定となる惧れがある。
いては、DC−DCコンバータ5内のコンデンサ5Aか
らの放電電流と、S02信号によりトランジスタTR2
をONとしてバッテリ5からの電流と、を、燃料噴射弁
コイル(ソレノイド)4に供給するが、この間におい
て、従来のように、他の燃料噴射弁の開弁動作や次回燃
料噴射のために、DC−DCコンバータ5を動作させて
おいてコンデンサ5Aへの充電を行なわせると、図5
(B)のタイミングチャートに示すように、開弁期間
(図4中a〜cに相当)において、燃料噴射弁のコイル
4へ供給される電流がスムーズに低下しない惧れがあ
る。即ち、コンデンサ5Aへの充電動作(追チャージ)
により、DC−DCコンバータ5内のコンデンサ5Aか
らの放電特性が不安定となる惧れがある。
【0022】このため、同じSI1信号(パルス幅)が
与えられても、図5(A)のタイミングチャートに示し
たように燃料噴射弁のコイル4へ供給される電流がスム
ーズに低下する場合に比べて、保持電流に維持される区
間の始期が遅れ、保持電流に維持される期間(実質的な
保持期間)が短縮されてしまう惧れがある{図5(B)
のタイミングチャート参照}。
与えられても、図5(A)のタイミングチャートに示し
たように燃料噴射弁のコイル4へ供給される電流がスム
ーズに低下する場合に比べて、保持電流に維持される区
間の始期が遅れ、保持電流に維持される期間(実質的な
保持期間)が短縮されてしまう惧れがある{図5(B)
のタイミングチャート参照}。
【0023】なお、燃料噴射弁のコイル4に供給される
電流が大きくなると、それだけコイル4に蓄えられるエ
ネルギが大きくなるので、閉弁のためにコイル4から放
出すべきエネルギが大きくなるから、閉弁動作開始から
閉弁完了までに要する時間が長くなることになる。即
ち、開弁期間において、DC−DCコンバータ5を動作
させておいてコンデンサ5Aへの充電を行なわせた場合
には、図5(B)のタイミングチャートに示すように、
閉弁時期を早めようとすると(パルス幅を短くしようと
すると)、閉弁動作開始から閉弁完了までに要する時間
が異なる(長短変化する)惧れがあるため、延いては閉
弁動作開始から閉弁完了までに噴射される燃料量が異な
ってしまう(大小変化する)ので、パルス幅(開弁期
間)と、燃料噴射量(燃料流量)と、の比例関係が得ら
れず、ダイナミックレンジを拡大することができないこ
とになる。つまり、従来のままでは、短パルス幅での流
量特性をリニアにすることができず、ダイナミックレン
ジを十分に拡大することができないのである。
電流が大きくなると、それだけコイル4に蓄えられるエ
ネルギが大きくなるので、閉弁のためにコイル4から放
出すべきエネルギが大きくなるから、閉弁動作開始から
閉弁完了までに要する時間が長くなることになる。即
ち、開弁期間において、DC−DCコンバータ5を動作
させておいてコンデンサ5Aへの充電を行なわせた場合
には、図5(B)のタイミングチャートに示すように、
閉弁時期を早めようとすると(パルス幅を短くしようと
すると)、閉弁動作開始から閉弁完了までに要する時間
が異なる(長短変化する)惧れがあるため、延いては閉
弁動作開始から閉弁完了までに噴射される燃料量が異な
ってしまう(大小変化する)ので、パルス幅(開弁期
間)と、燃料噴射量(燃料流量)と、の比例関係が得ら
れず、ダイナミックレンジを拡大することができないこ
とになる。つまり、従来のままでは、短パルス幅での流
量特性をリニアにすることができず、ダイナミックレン
ジを十分に拡大することができないのである。
【0024】そこで、本発明にかかる高圧回路動作制御
手段としての機能を兼ね備えた制御回路3では、短パル
ス幅での流量特性自体をリニアにして、燃料噴射弁のダ
イナミックレンジを一層拡大するために、以下のような
制御を行なうようになっている。即ち、本実施形態で
は、制御回路3からDC−DCコンバータ5の動作(コ
ンデンサ5Aへの充電動作)を制御する制御信号S04
が、DC−DCコンバータ5へ送られるようになってい
る。
手段としての機能を兼ね備えた制御回路3では、短パル
ス幅での流量特性自体をリニアにして、燃料噴射弁のダ
イナミックレンジを一層拡大するために、以下のような
制御を行なうようになっている。即ち、本実施形態で
は、制御回路3からDC−DCコンバータ5の動作(コ
ンデンサ5Aへの充電動作)を制御する制御信号S04
が、DC−DCコンバータ5へ送られるようになってい
る。
【0025】そして、制御回路3は、図4のタイミング
チャートに示すように、DC−DCコンバータ5内のコ
ンデンサ5Aからの放電電流を燃料噴射弁コイル4に供
給させるためのS01信号がON(トランジスタTR1
がON)となっている期間において、制御信号S04
を、DC−DCコンバータ5の動作(コンデンサ5Aへ
の充電動作)を停止させる停止信号として、DC−DC
コンバータ5へ送信するようになっている。
チャートに示すように、DC−DCコンバータ5内のコ
ンデンサ5Aからの放電電流を燃料噴射弁コイル4に供
給させるためのS01信号がON(トランジスタTR1
がON)となっている期間において、制御信号S04
を、DC−DCコンバータ5の動作(コンデンサ5Aへ
の充電動作)を停止させる停止信号として、DC−DC
コンバータ5へ送信するようになっている。
【0026】これにより、コンデンサ5Aへの充電動作
(追チャージ)が停止され、DC−DCコンバータ5内
のコンデンサ5Aからの放電特性を安定化させることが
できるので、図4や図5(A)のタイミングチャートに
示すように、開弁期間において、確実に、燃料噴射弁の
コイル4へ供給される電流がスムーズに低下されること
になる。
(追チャージ)が停止され、DC−DCコンバータ5内
のコンデンサ5Aからの放電特性を安定化させることが
できるので、図4や図5(A)のタイミングチャートに
示すように、開弁期間において、確実に、燃料噴射弁の
コイル4へ供給される電流がスムーズに低下されること
になる。
【0027】従って、同じSI1信号(パルス幅)が与
えられた場合に、開弁開始から開弁期間終期(保持期間
初期)(即ち、図4中c近傍)の電流を安定して低くす
ることができるので、燃料噴射弁のコイル4に蓄えられ
るエネルギを安定して小さくでき、以って閉弁動作開始
から閉弁完了までに要する時間を安定して短縮すること
ができる。
えられた場合に、開弁開始から開弁期間終期(保持期間
初期)(即ち、図4中c近傍)の電流を安定して低くす
ることができるので、燃料噴射弁のコイル4に蓄えられ
るエネルギを安定して小さくでき、以って閉弁動作開始
から閉弁完了までに要する時間を安定して短縮すること
ができる。
【0028】即ち、本実施形態によれば、簡単かつ低コ
ストな構成で、実質的な保持期間を早期から安定して達
成させることができるので、パルス幅を短くしても安定
した閉弁動作が行なえるため、閉弁動作開始から閉弁完
了までに噴射される燃料量を同一にできる領域を低噴射
量(短パルス幅)側へ拡大することができ、延いてはパ
ルス幅(開弁期間)と燃料噴射量(燃料流量)とが比例
関係となる領域(ダイナミックレンジ)を低噴射量(短
パルス幅)側へ拡大することができることとなる。
ストな構成で、実質的な保持期間を早期から安定して達
成させることができるので、パルス幅を短くしても安定
した閉弁動作が行なえるため、閉弁動作開始から閉弁完
了までに噴射される燃料量を同一にできる領域を低噴射
量(短パルス幅)側へ拡大することができ、延いてはパ
ルス幅(開弁期間)と燃料噴射量(燃料流量)とが比例
関係となる領域(ダイナミックレンジ)を低噴射量(短
パルス幅)側へ拡大することができることとなる。
【0029】なお、本実施形態では、DC−DCコンバ
ータ5内のコンデンサ5Aからの放電電流を燃料噴射弁
コイル4に供給させるためのS01信号がON(トラン
ジスタTR1がON)となっている期間において、DC
−DCコンバータ5の動作(コンデンサ5Aへの充電動
作)を停止させる構成として説明したが、図4中c近傍
の電流を安定して低くすることができれば良いのである
から、例えば他の燃料噴射弁の開弁動作や次回燃料噴射
に悪影響を与えない範囲内で、他の期間においても、D
C−DCコンバータ5の動作(コンデンサ5Aへの充電
動作)を停止させるように構成することも可能である。
また、図4中c近傍の電流を安定して低くすることがで
きれば良いのであるから、場合によっては、S01信号
がON(トランジスタTR1がON)となってからもし
ばらくの間(例えば、図4中bまで)は、DC−DCコ
ンバータ5を動作(コンデンサ5Aへの充電動作)させ
るように制御することなどもできるものである。
ータ5内のコンデンサ5Aからの放電電流を燃料噴射弁
コイル4に供給させるためのS01信号がON(トラン
ジスタTR1がON)となっている期間において、DC
−DCコンバータ5の動作(コンデンサ5Aへの充電動
作)を停止させる構成として説明したが、図4中c近傍
の電流を安定して低くすることができれば良いのである
から、例えば他の燃料噴射弁の開弁動作や次回燃料噴射
に悪影響を与えない範囲内で、他の期間においても、D
C−DCコンバータ5の動作(コンデンサ5Aへの充電
動作)を停止させるように構成することも可能である。
また、図4中c近傍の電流を安定して低くすることがで
きれば良いのであるから、場合によっては、S01信号
がON(トランジスタTR1がON)となってからもし
ばらくの間(例えば、図4中bまで)は、DC−DCコ
ンバータ5を動作(コンデンサ5Aへの充電動作)させ
るように制御することなどもできるものである。
【0030】次に、本発明の第2の実施形態について説
明する。第2の実施形態では、図6に示すように、図3
に示した第1の実施形態に係る構成に対して、燃料噴射
弁コイル4の鉄心(延いては弁体)のリフト量を検出す
るリフトセンサ9が備えられる。該リフトセンサ9の検
出信号は、制御回路3に入力されるようになっている。
明する。第2の実施形態では、図6に示すように、図3
に示した第1の実施形態に係る構成に対して、燃料噴射
弁コイル4の鉄心(延いては弁体)のリフト量を検出す
るリフトセンサ9が備えられる。該リフトセンサ9の検
出信号は、制御回路3に入力されるようになっている。
【0031】ところで、開弁期間(図7中、S01信号
がONとなっている期間)においては、DC−DCコン
バータ5内のコンデンサ5Aからの放電電流と、S02
信号によりトランジスタTR2をONとしてバッテリ5
からの電流と、を、燃料噴射弁コイル(ソレノイド)4
に供給するため、開弁状態を維持するのに必要な保持電
流との、間には電流差が存在する。
がONとなっている期間)においては、DC−DCコン
バータ5内のコンデンサ5Aからの放電電流と、S02
信号によりトランジスタTR2をONとしてバッテリ5
からの電流と、を、燃料噴射弁コイル(ソレノイド)4
に供給するため、開弁状態を維持するのに必要な保持電
流との、間には電流差が存在する。
【0032】このような電流差があると、既述したよう
に、少なからず閉弁特性に差異が生じるので、閉弁時期
を早めて行くと(パルス幅を短くして行くと)、閉弁動
作開始から閉弁完了までに噴射される燃料量が異なって
しまう(大小変化する)ことになるので、パルス幅(開
弁期間)と、燃料噴射量(燃料流量)と、の比例関係が
得られなくなる。
に、少なからず閉弁特性に差異が生じるので、閉弁時期
を早めて行くと(パルス幅を短くして行くと)、閉弁動
作開始から閉弁完了までに噴射される燃料量が異なって
しまう(大小変化する)ことになるので、パルス幅(開
弁期間)と、燃料噴射量(燃料流量)と、の比例関係が
得られなくなる。
【0033】従って、例え、第1の実施形態のように、
S01信号がON(トランジスタTR1がON)となっ
ている期間においてDC−DCコンバータ5の動作(コ
ンデンサ5Aへの充電動作)を停止させたとしても、前
記電流差の存在で、ダイナミックレンジの拡大に限界が
訪れることになる。そこで、本発明に係る所定期間設定
手段としての機能を兼ね備えた制御回路3では、リフト
センサ9の検出信号に基づいて、以下のような制御を行
なう。
S01信号がON(トランジスタTR1がON)となっ
ている期間においてDC−DCコンバータ5の動作(コ
ンデンサ5Aへの充電動作)を停止させたとしても、前
記電流差の存在で、ダイナミックレンジの拡大に限界が
訪れることになる。そこで、本発明に係る所定期間設定
手段としての機能を兼ね備えた制御回路3では、リフト
センサ9の検出信号に基づいて、以下のような制御を行
なう。
【0034】即ち、燃料噴射弁の弁体が所定以上リフト
したら(例えば、閉弁状態から完全開弁状態となった
ら)、保持期間に移行させるようになっている。具体的
には、図7に示すように、制御回路3では、リフトセン
サ9の検出信号に基づいて、燃料噴射弁コイル4の鉄心
(延いては弁体)のリフト量が所定以上となったことが
検出されたら、S01信号、S02信号を一旦OFFし
て、電流検出回路7の電流検出結果に基づいて、S02
信号によりトランジスタTR2のスイッチング(ON・
OFF)を行い、バッテリ電圧を非連続的に印加させる
ことで、燃料噴射弁の開弁状態を維持するのに必要なだ
けの電流を供給する保持期間へ直ちに移行させる。
したら(例えば、閉弁状態から完全開弁状態となった
ら)、保持期間に移行させるようになっている。具体的
には、図7に示すように、制御回路3では、リフトセン
サ9の検出信号に基づいて、燃料噴射弁コイル4の鉄心
(延いては弁体)のリフト量が所定以上となったことが
検出されたら、S01信号、S02信号を一旦OFFし
て、電流検出回路7の電流検出結果に基づいて、S02
信号によりトランジスタTR2のスイッチング(ON・
OFF)を行い、バッテリ電圧を非連続的に印加させる
ことで、燃料噴射弁の開弁状態を維持するのに必要なだ
けの電流を供給する保持期間へ直ちに移行させる。
【0035】このようにすれば、従来のように、S01
信号、S02信号をOFFする時期を、予め定める等し
た場合に比べて、より早期に、保持期間へ移行させるこ
とができるので、その分、パルス幅を短くしても安定し
た閉弁動作が行なえるため、閉弁動作開始から閉弁完了
までに噴射される燃料量を同一にできる領域を低噴射量
(短パルス幅)側へ拡大することができ、延いてはパル
ス幅(開弁期間)と燃料噴射量(燃料流量)とが比例関
係となる領域(ダイナミックレンジ)を低噴射量(短パ
ルス幅)側へ拡大することができることとなる。
信号、S02信号をOFFする時期を、予め定める等し
た場合に比べて、より早期に、保持期間へ移行させるこ
とができるので、その分、パルス幅を短くしても安定し
た閉弁動作が行なえるため、閉弁動作開始から閉弁完了
までに噴射される燃料量を同一にできる領域を低噴射量
(短パルス幅)側へ拡大することができ、延いてはパル
ス幅(開弁期間)と燃料噴射量(燃料流量)とが比例関
係となる領域(ダイナミックレンジ)を低噴射量(短パ
ルス幅)側へ拡大することができることとなる。
【0036】なお、本実施形態と、第1の実施形態と、
を組み合わせて使用することができ、このようにすれ
ば、最大限、パルス幅を短くしても安定した閉弁動作が
行なえるため、パルス幅(開弁期間)と燃料噴射量(燃
料流量)とが比例関係となる領域(ダイナミックレン
ジ)を、低噴射量(短パルス幅)側へ、一層拡大するこ
とができることとなる。
を組み合わせて使用することができ、このようにすれ
ば、最大限、パルス幅を短くしても安定した閉弁動作が
行なえるため、パルス幅(開弁期間)と燃料噴射量(燃
料流量)とが比例関係となる領域(ダイナミックレン
ジ)を、低噴射量(短パルス幅)側へ、一層拡大するこ
とができることとなる。
【0037】ところで、上記各実施形態では、電流検出
回路7や逆起吸収回路8を備えた構成について説明した
が、かかる電流検出回路7や逆起吸収回路8を備えない
ものにおいても、本発明の作用効果は十分発揮できるも
のであり、従って、電流検出回路7や逆起吸収回路8を
備えないものにも、本発明は適用することができるもの
である。
回路7や逆起吸収回路8を備えた構成について説明した
が、かかる電流検出回路7や逆起吸収回路8を備えない
ものにおいても、本発明の作用効果は十分発揮できるも
のであり、従って、電流検出回路7や逆起吸収回路8を
備えないものにも、本発明は適用することができるもの
である。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、前記高圧回路内のコンデンサへの充電動
作に起因する前記所定期間経過時における開弁電流への
悪影響を抑制して、前記所定期間経過時における前記開
弁電流を所定電流値に安定させることができるようにな
るので、開弁電流と保持電流との間の電流差を確実に抑
制することができる。従って、燃料噴射量を少なくして
も、安定した閉弁動作が行なえるため、閉弁動作開始か
ら閉弁完了までに噴射される燃料量を同一にできる領域
を低噴射量側へ拡大することができ、延いてはパルス幅
(開弁期間)と燃料噴射量(燃料流量)とが比例関係と
なる領域(ダイナミックレンジ)を低噴射量側へ拡大す
ることができる。
発明によれば、前記高圧回路内のコンデンサへの充電動
作に起因する前記所定期間経過時における開弁電流への
悪影響を抑制して、前記所定期間経過時における前記開
弁電流を所定電流値に安定させることができるようにな
るので、開弁電流と保持電流との間の電流差を確実に抑
制することができる。従って、燃料噴射量を少なくして
も、安定した閉弁動作が行なえるため、閉弁動作開始か
ら閉弁完了までに噴射される燃料量を同一にできる領域
を低噴射量側へ拡大することができ、延いてはパルス幅
(開弁期間)と燃料噴射量(燃料流量)とが比例関係と
なる領域(ダイナミックレンジ)を低噴射量側へ拡大す
ることができる。
【0039】即ち、本発明によれば、簡単かつ低コスト
な構成でありながら、従来に対して、ダイナミックレン
ジを格段に拡大することができる。請求項2に記載の発
明によれば、請求項1に記載の発明の作用効果を確実に
奏することができるようになると共に、既存の制御信号
を利用できるので、構成の簡略化を図ることができる。
な構成でありながら、従来に対して、ダイナミックレン
ジを格段に拡大することができる。請求項2に記載の発
明によれば、請求項1に記載の発明の作用効果を確実に
奏することができるようになると共に、既存の制御信号
を利用できるので、構成の簡略化を図ることができる。
【0040】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の作用効果を奏することができると共に、
所定期間を予め定める等する場合に比べて、より早期
に、保持期間へ移行させることができるので、その分、
パルス幅を短くしても安定した閉弁動作を実現すること
ができる。即ち、請求項1に記載の発明の作用効果と相
まって、より一層、閉弁動作開始から閉弁完了までに噴
射される燃料量を同一にできる領域を低噴射量側へ拡大
することができ、延いてはパルス幅(開弁期間)と燃料
噴射量(燃料流量)とが比例関係となる領域(ダイナミ
ックレンジ)を低噴射量側へ拡大することができる。即
ち、本発明によれば、最大限、ダイナミックレンジを拡
大することができる。
に記載の発明の作用効果を奏することができると共に、
所定期間を予め定める等する場合に比べて、より早期
に、保持期間へ移行させることができるので、その分、
パルス幅を短くしても安定した閉弁動作を実現すること
ができる。即ち、請求項1に記載の発明の作用効果と相
まって、より一層、閉弁動作開始から閉弁完了までに噴
射される燃料量を同一にできる領域を低噴射量側へ拡大
することができ、延いてはパルス幅(開弁期間)と燃料
噴射量(燃料流量)とが比例関係となる領域(ダイナミ
ックレンジ)を低噴射量側へ拡大することができる。即
ち、本発明によれば、最大限、ダイナミックレンジを拡
大することができる。
【0041】請求項4に記載の発明によれば、所定期間
を予め定める等する場合に比べて、より早期に、保持期
間へ移行させることができるので、その分、パルス幅を
短くしても安定した閉弁動作を実現することができる。
従って、閉弁動作開始から閉弁完了までに噴射される燃
料量を同一にできる領域を低噴射量側へ拡大することが
でき、延いてはパルス幅(開弁期間)と燃料噴射量(燃
料流量)とが比例関係となる領域(ダイナミックレン
ジ)を低噴射量側へ拡大することができる。つまり、本
発明によっても、ダイナミックレンジを拡大することが
できる。
を予め定める等する場合に比べて、より早期に、保持期
間へ移行させることができるので、その分、パルス幅を
短くしても安定した閉弁動作を実現することができる。
従って、閉弁動作開始から閉弁完了までに噴射される燃
料量を同一にできる領域を低噴射量側へ拡大することが
でき、延いてはパルス幅(開弁期間)と燃料噴射量(燃
料流量)とが比例関係となる領域(ダイナミックレン
ジ)を低噴射量側へ拡大することができる。つまり、本
発明によっても、ダイナミックレンジを拡大することが
できる。
【図1】請求項1に記載の発明にかかるブロック構成
図。
図。
【図2】請求項4に記載の発明にかかるブロック構成
図。
図。
【図3】本発明の第1の実施形態に係るシステム構成
図。
図。
【図4】同上実施形態における燃料噴射弁の駆動制御を
説明するタイミングチャート。
説明するタイミングチャート。
【図5】(A)は、本実施形態における燃料噴射弁の駆
動制御による作用効果を説明するタイミングチャート。
(B)は、従来における燃料噴射弁の駆動制御による作
用効果を説明するタイミングチャート。
動制御による作用効果を説明するタイミングチャート。
(B)は、従来における燃料噴射弁の駆動制御による作
用効果を説明するタイミングチャート。
【図6】本発明の第2の実施形態に係るシステム構成
図。
図。
【図7】同上実施形態における燃料噴射弁の駆動制御に
よる作用効果を説明するタイミングチャート。
よる作用効果を説明するタイミングチャート。
【図8】燃料噴射弁のダイナミックレンジを説明する
図。
図。
【図9】従来の制御装置のシステム構成図。
1 インジェクタドライブユニット 2 エンジンコントロールユニット(ECU) 3 制御回路 4 インジェクタソレノイド(燃料噴射弁コイル) 5 DC−DCコンバータ(高圧回路) 5A コンデンサ 6 バッテリ 7 電流検出回路 8 逆起吸収回路 9 リフトセンサ TR1 トランジスタ TR2 トランジスタ TR3 トランジスタ
Claims (4)
- 【請求項1】エンジンコントロールユニットからの燃料
噴射開始指令が入力されたときから所定期間、燃料噴射
弁が備えるソレノイドに、高圧回路内のコンデンサから
の放電電流とバッテリからの電流とからなる比較的大き
な開弁電流を供給して、燃料噴射弁を開弁させ、 前記所定期間経過後に、開弁状態を保持することができ
る比較的小さな保持電流を前記ソレノイドに与え、エン
ジンコントロールユニットからの燃料噴射停止指令が入
力されるまで、その保持電流値を維持するようにした燃
料噴射弁の駆動制御装置において、 前記所定期間経過時において、前記開弁電流が安定化す
るように、前記高圧回路内のコンデンサへの充電動作を
制御する高圧回路動作制御手段を含んで構成したことを
特徴とする燃料噴射弁の駆動制御装置。 - 【請求項2】前記高圧回路動作制御手段が、少なくとも
前記所定期間は、前記高圧回路内のコンデンサへの充電
動作を停止させることを特徴とする請求項1に記載の燃
料噴射弁の駆動制御装置。 - 【請求項3】前記所定期間を、運転中における燃料噴射
弁の開弁状態の検出結果に基づいて設定する所定期間設
定手段を含んで構成したことを特徴とする請求項1又は
請求項2に記載の燃料噴射弁の駆動制御装置。 - 【請求項4】エンジンコントロールユニットからの燃料
噴射開始指令が入力されたときから所定期間、燃料噴射
弁が備えるソレノイドに、高圧回路内のコンデンサから
の放電電流とバッテリからの電流とからなる比較的大き
な開弁電流を供給して、燃料噴射弁を開弁させ、 前記所定期間経過後に、開弁状態を保持することができ
る比較的小さな保持電流を前記ソレノイドに与え、エン
ジンコントロールユニットからの燃料噴射停止指令が入
力されるまで、その保持電流値を維持するようにした燃
料噴射弁の駆動制御装置において、 前記所定期間を、運転中における燃料噴射弁の開弁状態
の検出結果に基づいて設定する所定期間設定手段を含ん
で構成したことを特徴とする燃料噴射弁の駆動制御装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23992797A JPH1182123A (ja) | 1997-09-04 | 1997-09-04 | 燃料噴射弁の駆動制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23992797A JPH1182123A (ja) | 1997-09-04 | 1997-09-04 | 燃料噴射弁の駆動制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1182123A true JPH1182123A (ja) | 1999-03-26 |
Family
ID=17051916
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23992797A Pending JPH1182123A (ja) | 1997-09-04 | 1997-09-04 | 燃料噴射弁の駆動制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1182123A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002039003A (ja) * | 2000-07-21 | 2002-02-06 | Hitachi Ltd | インジェクタ駆動回路 |
| JP2010508491A (ja) * | 2006-11-02 | 2010-03-18 | コンチネンタル・テベス・アーゲー・ウント・コンパニー・オーハーゲー | 比例制御弁 |
| US9476376B2 (en) | 2013-02-25 | 2016-10-25 | Denso Corporation | Fuel injection controller and fuel injection system |
-
1997
- 1997-09-04 JP JP23992797A patent/JPH1182123A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002039003A (ja) * | 2000-07-21 | 2002-02-06 | Hitachi Ltd | インジェクタ駆動回路 |
| JP2010508491A (ja) * | 2006-11-02 | 2010-03-18 | コンチネンタル・テベス・アーゲー・ウント・コンパニー・オーハーゲー | 比例制御弁 |
| US9476376B2 (en) | 2013-02-25 | 2016-10-25 | Denso Corporation | Fuel injection controller and fuel injection system |
| US9982616B2 (en) | 2013-02-25 | 2018-05-29 | Denso Corporation | Fuel injection controller and fuel injection system |
| US10598114B2 (en) | 2013-02-25 | 2020-03-24 | Denso Corporation | Fuel injection controller and fuel injection system |
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