JPH118356A - 誘電体素子、誘電体メモリおよびその製造方法 - Google Patents
誘電体素子、誘電体メモリおよびその製造方法Info
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- JPH118356A JPH118356A JP9158809A JP15880997A JPH118356A JP H118356 A JPH118356 A JP H118356A JP 9158809 A JP9158809 A JP 9158809A JP 15880997 A JP15880997 A JP 15880997A JP H118356 A JPH118356 A JP H118356A
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Abstract
たは堆積による信頼性および歩留りの低下が防止された
誘電体メモリおよびその製造方法を提供することであ
る。 【解決手段】 シリコン基板1のチャネル領域6上にゲ
ート絶縁膜2および第1の下部電極3が形成され、第1
の下部電極3およびゲート絶縁膜2を覆うようにシリコ
ン基板1上に層間絶縁膜7が形成される。層間絶縁膜7
上にはバッファ層8が形成され、第1の下部電極3上の
層間絶縁膜7およびバッファ層8にコンタクト孔9が形
成される。コンタクト孔9内には接続層10および第2
の下部電極12が形成される。第2の下部電極12の上
面に接触するようにバッファ層8上に、強誘電体薄膜1
3および上部電極14が順に形成される。
Description
誘電体素子、ゲート部分に誘電体膜が用いられた誘電体
メモリおよびその製造方法に関する。
ト部分に強誘電体薄膜からなるキャパシタが設けられた
メモリは、非破壊読み出しが可能な不揮発性メモリとし
て知られている。このような強誘電体メモリの構造とし
ては、MFS(金属・強誘電体・半導体)構造、MFI
S(金属・強誘電体・絶縁体・半導体)構造、MFMI
S(金属・強誘電体・金属・絶縁体・半導体)構造など
が提案されている。
のゲート絶縁膜として強誘電体薄膜が設けられているの
で、強誘電体薄膜が半導体基板と直接接触する。そのた
め、強誘電体薄膜と半導体基板との界面で構成原子の反
応や相互拡散が起こる。その結果、素子特性が劣化し、
信頼性が低下する。
体基板と強誘電体薄膜との間に構成原子の相互拡散を防
止するための拡散バリア層(バッファ層)として絶縁膜
が設けられている。しかしながら、絶縁膜の拡散バリア
特性は十分ではなく、強誘電体薄膜と半導体基板との界
面における構成原子の反応や相互拡散の問題が十分に解
決されていない。
では、半導体基板に形成された通常のFETのゲート電
極上に強誘電体薄膜からなるキャパシタ(以下、強誘電
体キャパシタと呼ぶ。)が形成されている。
モリの一例を示す模式的断面図である。
面に、所定間隔を隔ててn+ 層からなるソース領域22
およびn+ 層からなるドレイン領域23が形成されてい
る。ソース領域22とドレイン領域23との間のシリコ
ン基板21の領域がチャネル領域24となる。チャネル
領域24上には、ゲート酸化膜25、浮遊ゲート電極2
6、強誘電体薄膜27および制御ゲート電極28が順に
形成されている。
について説明する。制御ゲート電極28に強誘電体薄膜
27を分極反転させるために十分な正電圧を印加し、再
び制御ゲート電極28の電圧を0とする。それにより、
強誘電体薄膜27の制御ゲート電極28との界面が負に
帯電し、浮遊ゲート電極26との界面が正に帯電する。
薄膜27との界面が負に帯電し、ゲート酸化膜25との
界面が正に帯電し、ソース領域22とドレイン領域23
との間のチャネル領域24に反転層が形成される。その
結果、制御ゲート電極28の電圧が0にもかかわらず、
FETはオン状態となる。
27を分極反転させるために十分な負電圧を印加し、再
び制御ゲート電極28の電圧を0にする。それにより、
強誘電体薄膜27の制御ゲート電極28との界面が正に
帯電し、浮遊ゲート電極26との界面が負に帯電する。
薄膜27との界面が正に帯電し、ゲート酸化膜25との
界面が負に帯電する。その結果、ソース領域22とドレ
イン領域23との間のチャネル領域24に反転層が形成
されず、FETはオフ状態となる。
極反転していると、制御ゲート電極28に印加する電圧
を0にした後も、FETを選択的にオン状態またはオフ
状態にすることができる。そのため、ソース・ドレイン
間の電流を検出することにより強誘電体メモリに記憶さ
れるデータ“1”および“0”を判別することが可能と
なる。
27がPt(白金)等の反応性の低い材料からなる浮遊
ゲート電極26上に形成され、かつゲート酸化膜25お
よび浮遊ゲート電極26が拡散バリア層として働く。し
たがって、MFS構造の強誘電体メモリやMFIS構造
の強誘電体メモリに比べて、強誘電体薄膜と半導体基板
との間での構成原子の反応や相互拡散が防止される。
モリの他の例を示す模式的断面図である。図8の強誘電
体メモリは、特開平5−327062号公報に開示され
ている。
面に、所定間隔を隔ててp+ 層からなるソース領域34
およびp+ 層からなるドレイン領域35が形成されてい
る。ソース領域34とドレイン領域35との間のシリコ
ン基板31の領域がチャネル領域36となる。チャネル
領域36上にゲート酸化膜32が形成され、ゲート酸化
膜32上に第1の下部電極33が形成されている。
33上には層間絶縁膜37が形成されている。第1の下
部電極33上の層間絶縁膜37には、コンタクト孔39
が形成され、そのコンタクト孔39内に配線層40が形
成されている。
上の層間絶縁膜37にはそれぞれコンタクト孔が設けら
れ、それらのコンタクト孔内にそれぞれ配線層45,4
6が形成されている。
配線層40上に第2の下部電極42が形成されている。
第2の下部電極42上に強誘電体薄膜43が形成され、
強誘電体薄膜43上に上部電極44が形成されている。
また、ソース領域34およびドレイン領域35に接続さ
れる配線層45,46上にそれぞれオーミック電極4
7,48が形成されている。
体薄膜43がPt等の反応性の低い材料からなる第2の
下部電極42上に形成され、かつ第1の下部電極33と
第2の下部電極42との間に層間絶縁膜37が設けられ
ているので、強誘電体薄膜43とシリコン基板31との
間での構成原子の反応や相互拡散がさらに防止されてい
る。
の製造においては、上部電極44、強誘電体薄膜43お
よび第2の下部電極42をエッチングによりパターニン
グする際に、エッチングされた上部電極44および第2
の下部電極42の材料であるPt(白金)等の導電性材
料が強誘電体薄膜43の側壁に付着または堆積すること
がある。それにより、上部電極44と第2の下部電極4
2との間で電流のリークが生じ、素子の信頼性が低下す
るとともに、製造歩留りが低下する。
性材料の付着または堆積による信頼性および歩留りの低
下が防止された誘電体素子およびその製造方法を提供す
ることである。
導電性材料の付着または堆積による信頼性および歩留り
の低下が防止された誘電体メモリおよびその製造方法を
提供することである。
ンタクト孔内に導電層が設けられ、導電層上に誘電体膜
が形成されたものである。
体膜に接触する導電層が絶縁層のコンタクト孔内に設け
られているので、誘電体膜のパターニング時に導電層の
材料が誘電体膜の側壁に付着または堆積しない。したが
って、誘電体膜の側壁への導電性材料の付着または堆積
による信頼性および歩留りの低下が防止される。
の導電層を覆うように形成され、コンタクト孔を有する
絶縁層と、絶縁層のコンタクト孔内に設けられた第2の
導電層と、第2の導電層上に形成された誘電体膜とを備
えたものである。
体膜に接触する第2の導電層が絶縁層のコンタクト孔内
に設けられているので、誘電体膜のパターニングの際に
第2の導電層の材料が誘電体膜の側壁に付着または堆積
しない。したがって、誘電体膜の側壁への導電性材料の
付着または堆積による信頼性および歩留りの低下が防止
される。
に係る誘電体素子の構成において、誘電体膜が強誘電体
膜であることを特徴とする。この場合、強誘電体膜を含
む誘電体素子の信頼性および歩留りが向上する。
導体層に所定間隔を隔てて形成された第1および第2不
純物領域と、第1および第2の不純物領域間の領域上に
形成されたゲート絶縁膜と、ゲート絶縁膜上に形成され
た第1の下部電極層と、第1の下部電極層およびゲート
絶縁膜を覆うように半導体基板または半導体層上に形成
され、コンタクト孔を有する層間絶縁膜と、層間絶縁膜
のコンタクト孔内に形成され、第1の下部電極層に電気
的に接続される第2の下部電極層と、第2の下部電極層
の上面に接触するように層間絶縁膜上に形成された誘電
体膜と、誘電体膜上に形成された上部電極層とを備えた
ものである。
電体膜の下面に接触する第2の下部電極層が層間絶縁膜
のコンタクト孔内に設けられている。それにより、上部
電極層および誘電体膜をパターニングする際に第2の下
部電極層の材料が誘電体膜の側壁へ付着または堆積しな
い。また、たとえ上部電極層の材料が誘電体膜の側壁へ
付着または堆積した場合でも、第2の下部電極層が層間
絶縁膜のコンタクト孔内に設けられているので、上部電
極層と第2の下部電極層との間で電流のリークが生じる
ことがない。したがって、誘電体膜の側壁への導電性材
料の付着または堆積による信頼性および歩留りの低下が
防止される。
電体メモリの構成において、コンタクト孔内の第2の下
部電極層下に形成され、第2の下部電極層を第1の下部
電極層に電気的に接続する接続層をさらに備えたもので
ある。
接続層および第2の下部電極層が設けられ、接続層によ
りコンタクト孔内の第2の下部電極層が第1の下部電極
層に電気的に接続される。
明に係る誘電体メモリの構成において、層間絶縁膜上に
形成されたバッファ層をさらに備えたものである。
層間絶縁膜上に形成されるので、層間絶縁膜上に形成さ
れる誘電体膜の応力が緩和され、誘電体膜にクラックが
生じることが防止されるとともに、誘電体膜と層間絶縁
膜との間で構成元素の反応や相互拡散が起こることが防
止される。
6の発明に係る誘電体メモリの構成において、誘電体膜
が強誘電体膜であることを特徴とする。この場合、強誘
電体膜を含む誘電体メモリの信頼性および歩留りが向上
する。
層を形成する工程と、第1の導電層上に絶縁層を形成す
る工程と、絶縁層にコンタクト孔を形成する工程と、絶
縁層のコンタクト孔内に第2の導電層を形成する工程
と、第2の導電層上に誘電体膜を形成する工程と、誘電
体膜をパターニングする工程とを備えたものである。
ては、第2の導電層を絶縁層のコンタクト孔内に形成す
るので、第2の導電層上に誘電体膜を形成し、誘電体膜
をパターニングする際に、第2の導電層の材料が誘電体
膜の側壁に付着または堆積しない。したがって、誘電体
素子の信頼性および歩留りが向上する。
に係る誘電体素子の製造方法において、誘電体膜が強誘
電体膜であることを特徴とする。この場合、強誘電体膜
を含む誘電体素子の信頼性および歩留りが向上する。
ル領域上にゲート絶縁膜を形成する工程と、ゲート絶縁
膜上に第1の下部電極層を形成する工程と、第1の下部
電極層およびゲート絶縁膜を覆うように層間絶縁膜を形
成する工程と、層間絶縁膜にコンタクト孔を形成する工
程と、層間絶縁膜のコンタクト孔内に第1の下部電極層
に電気的に接続される第2の下部電極層を形成する工程
と、第2の下部電極層の上面に接触するように層間絶縁
膜上に誘電体膜を形成する工程と、誘電体膜上に上部電
極層を形成する工程と、上部電極層および誘電体膜をパ
ターニングする工程とを備えたものである。
いては、第2の下部電極層を層間絶縁膜のコンタクト孔
内に形成するので、第2の下部電極層上に誘電体膜およ
び上部電極層を順に形成し、上部電極層および誘電体膜
をパターニングする際に、第2の下部電極層の材料が誘
電体膜の側壁に付着または堆積しない。また、たとえ上
部電極層の材料が誘電体膜の側壁に付着または堆積して
も、第2の下部電極層が層間絶縁膜のコンタクト孔内に
設けられているので、上部電極層と第2の下部電極層と
の間に電流のリークが生じることがない。したがって、
誘電体メモリの信頼性および歩留りが向上する。
の発明に係る誘電体メモリの製造方法において、第2の
下部電極層を形成する工程が、コンタクト孔内の所定の
深さまで接続層を形成する工程と、コンタクト孔内の接
続層上に電極層を形成する工程とを含むものである。
第2の下部電極層が設けられ、接続層により第2の下部
電極層が第1の下部電極層と電気的に接続される。
または第11の発明に係る誘電体メモリの製造方法にお
いて、層間絶縁膜上にバッファ層を形成する工程をさら
に備えたものである。
層間絶縁膜上に形成されるので、誘電体膜の応力が緩和
され、誘電体膜にクラックが発生することが防止される
とともに、誘電体膜と層間絶縁膜との間で構成元素の反
応や相互拡散が起こることが防止される。
0、第11または第12の発明に係る誘電体メモリの製
造方法において、誘電体膜が強誘電体膜であることを特
徴とする。この場合、強誘電体膜を含む誘電体メモリの
信頼性および歩留りが向上する。
強誘電体メモリの構造を示す模式的断面図である。
の表面に所定間隔を隔ててn+ 層からなるソース領域4
およびn+ 層からなるドレイン領域5が形成されてい
る。ソース領域4およびドレイン領域5との間のシリコ
ン基板1の領域がチャネル領域6となる。
ト絶縁膜2が形成されている。ゲート絶縁膜2上には、
ポリシリコンからなる第1の下部電極(ゲート電極)3
が形成されている。第1の下部電極3およびゲート絶縁
膜2を覆うように、シリコン基板1上に層間絶縁膜7が
形成されている。層間絶縁膜7上には、TiO2 (酸化
チタン)、CeO2 (酸化セリウム)等からなるバッフ
ァ層8が形成されている。
バッファ層8にはコンタクト孔9が形成されている。コ
ンタクト孔9内には、ポリシリコン、W(タングステ
ン)等の導電性材料からなる接続層(プラグ)10が所
定の深さまで形成されている。コンタクト孔9内の接続
層10上には、Pt(白金)、IrO2 (酸化イリジウ
ム)等の導電性材料からなる第2の下部電極12が形成
されている。
にバッファ層8上に、ペロブスカイト型結晶構造を有す
るPZT(チタン酸ジルコン酸鉛)またはSrBiTa
Oからなる強誘電体薄膜13が形成されている。強誘電
体薄膜13上には、Pt、IrO2 等の導電性材料から
なる上部電極14が形成されている。
ァ層8および層間絶縁膜7にはそれぞれコンタクト孔が
形成され、それらのコンタクト孔内にポリシリコン等の
導電性材料からなるソース電極15およびドレイン電極
16がそれぞれ形成されている。ソース電極15および
ドレイン電極16上にはそれぞれ配線層17,18が形
成されている。
ン領域5がそれぞれ第1および第2の不純物領域に相当
し、第1の下部電極3が第1の導電層または第1の下部
電極層に相当する。また、第2の下部電極12が第2の
下部電極層に相当し、接続層10が接続層に相当し、接
続層10および第2の下部電極12が第2の導電層を構
成する。さらに、上部電極14が上部電極層に相当す
る。
電体メモリの製造方法を示す工程断面図である。
コン基板1上に、熱酸化法により膜厚100ÅのSiO
2 からなるゲート絶縁膜2を形成し、ゲート絶縁膜2上
にCVD法(化学的気相成長法)により膜厚2000Å
のポリシリコンからなる第1の下部電極3を形成する。
オンエッチングまたはイオンミリング等のドライプロセ
スを用いてシリコン基板1上のゲート形成領域を除く部
分の第1の下部電極3およびゲート絶縁膜2を除去し、
ゲート部を形成する。そして、第1の下部電極3をイオ
ン注入用マスクとして用い、シリコン基板1の表面にn
型不純物(n型ドーパント)をイオン注入し、熱処理を
行う。それにより、シリコン基板1上のゲート絶縁膜2
および第1の下部電極3に対し自己整合的にn型不純物
層(n+ 層)からなるソース領域4およびドレイン領域
5がそれぞれ形成される。ソース領域4およびドレイン
領域5との間のシリコン基板1の領域はチャネル領域6
となる。
下部電極3およびゲート絶縁膜2を覆うようにシリコン
基板1上に、CVD法等により膜厚6000Å程度のS
iO 2 等からなる層間絶縁膜7を形成する。
縁膜7上に、TiO2 、CeO2 等からなる膜厚500
Åのバッファ層8を形成する。その後、図3(e)に示
すように、第1の下部電極3上のバッファ層8および層
間絶縁膜7に、リソグラフィ技術によりコンタクト孔9
を設ける。
クト孔9内にポリシリコン、W等の導電性材料からなる
接続層10を形成する。この場合、コンタクト孔9の上
端から接続層10の上面までの距離が1500Åとなる
ように接続層10の厚みを設定する。接続層10の形成
方法としては、コンタクト孔9の内部およびバッファ層
8の全面に導電層を形成した後、全面をエッチングする
ことによりバッファ層8上の導電層を除去する。
ト孔9の内部およびバッファ層8の全面に、接続層10
の酸化防止およびゲート部への不純物の拡散防止のため
にスパッタ法等によりTiN、TaSiN等の導電性材
料からなる拡散バリア層11を形成する。
リア層11の全面をエッチングすることにより、バッフ
ァ層8上の拡散バリア層11を除去するとともに、コン
タクト孔9内の拡散バリア層11の上面がバッファ層8
の上面よりも低くなるまでバッファ層11をエッチバッ
クする。この場合、エッチングガスとしてBCl3 およ
びCl2 の混合ガスを用い、エッチング条件としては、
高周波出力を250Wとし、圧力を2×10-2torr
とする。なお、上記の混合ガスにAr、N2 等の他のガ
スを混合してもよい。このようにして、コンタクト孔9
内の接続層10上に膜厚300Åの拡散バリア層11を
形成する。この拡散バリア層11は、次の工程で形成さ
れる第2の下部電極12の一部となる。
層8上およびコンタクト孔9内の拡散バリア層11上
に、Pt、IrO2 等の導電性材料からなる膜厚300
0Åの第2の下部電極12を形成する。なお、第2の下
部電極12の材料としては、この第2の下部電極12上
に強誘電体が結晶成長する材料であれば他の材料を用い
てもよい。例えば、RuOX (酸化ルテニウム)を用い
てもよい。
部電極12をエッチバックまたはCMP法等(化学的機
械的研磨法)により平坦化することにより第2の下部電
極12をコンタクト孔9内にのみ残し、コンタクト孔9
内に膜厚1200Åの第2の下部電極12を形成する。
この場合、エッチングガスとしてCl2 を用い、エッチ
ング条件としては、高周波出力を300Wとし、圧力を
3×10-3torrとする。エッチングガスとしてA
r、HBr、BCl3 等の他のガスを用いてもよく、こ
れらの混合ガスを用いてもよい。
1をエッチバックする代わりに、拡散バリア層11およ
び第2の下部電極12を連続的に形成した後、第2の下
部電極12および拡散バリア層11を同時にエッチバッ
クまたはCMP法による平坦化を行ってもよい。
部電極12およびバッファ層8上に、ゾルゲル法、スパ
ッタ法、CVD法等によりPZT、SrBiTaO等か
らなる膜厚2000Åの強誘電体薄膜13を形成する。
薄膜13上にスパッタ法により膜厚1500ÅのPt、
IrO2 等の導電性材料からなる上部電極14を形成す
る。
極14および強誘電体薄膜13を同時にエッチングによ
りパターニングする。この場合、エッチングガスとして
Cl 2 を用い、エッチング条件としては、高周波出力を
300Wとし、圧力を3×10-3torrとする。エッ
チングガスとしてAr、CF4 、SF6 、HBr、BC
l3 等の他のガスを用いてもよく、これらの混合ガスを
用いてもよい。また、上部電極14および強誘電体薄膜
13を別々にエッチングしてもよい。エッチング時に、
バッファ層8がすべてエッチングされてもよい。強誘電
体薄膜13は第2の下部電極12の上面に接触していれ
ばよく、バッファ層8上に必ずしもまたがっていなくて
もよい。
およびドレイン電極5上のバッファ層8および層間絶縁
膜7にそれぞれコンタクト孔を設け、それらのコンタク
ト孔内にポリシリコン等の導電性材料からなるソース電
極15およびドレイン電極16をそれぞれ形成する。最
後に、ソース電極15およびドレイン電極16上にAl
からなる配線層17,18を形成する。このようにし
て、本実施例の強誘電体メモリが作製される。
2の下部電極12が層間絶縁膜7のコンタクト孔9内に
設けられるので、上部電極14および強誘電体薄膜13
をエッチングによりパターニングする際に、第2の下部
電極12の導電性材料が強誘電体薄膜13の側壁に付着
または堆積しない。また、たとえ上部電極14の導電性
材料が強誘電体薄膜13の側壁に付着または堆積して
も、第2の下部電極12が層間絶縁膜7のコンタクト孔
9内に設けられているので、上部電極14と第2の下部
電極12との間に電流のリークが発生しない。その結
果、強誘電体メモリの信頼性および歩留りが向上する。
13がバッファ層8を介して層間絶縁膜7上に形成され
ているので、強誘電体薄膜13の応力がバッファ層8に
より緩和され、強誘電体薄膜13にクラックが発生する
ことが防止されるとともに、強誘電体薄膜13と層間絶
縁膜7との間で構成元素の反応(例えばPbとSiO 2
の反応)や相互拡散が起こることが防止される。その結
果、強誘電体メモリの信頼性および歩留りがさらに向上
する。
性の低い材料からなる第2の上部電極12上に形成さ
れ、かつ強誘電体薄膜13とシリコン基板1との間に層
間絶縁膜7が設けられているので、強誘電体薄膜13と
シリコン基板1との間での構成元素の反応や相互拡散が
十分に防止される。
明する。上部電極14に強誘電体薄膜13を分極反転さ
せるために十分な正電圧を印加し、再び上部電極14の
電圧を0とする。それにより、強誘電体薄膜13の上部
電極14との界面が負に帯電し、第2の下部電極12と
の界面が正に帯電する。
薄膜13との界面が負に帯電し、第1の下部電極3のゲ
ート絶縁膜2との界面が正に帯電する。その結果、ソー
ス領域4とドレイン領域5との間のチャネル領域6に反
転層が形成され、上部電極14の電圧が0にもかかわら
ず、FETはオン状態となる。
分極反転させるために十分な負電圧を印加し、再び上部
電極14の電圧を0にする。それにより、強誘電体薄膜
13の上部電極14との界面が正に帯電し、第2の下部
電極12との界面が負に帯電する。
薄膜13との界面が正に帯電し、第1の下部電極3のゲ
ート絶縁膜2との界面が負に帯電する。その結果、ソー
ス領域4とドレイン領域5との間のチャネル領域6に反
転層が形成されず、FETはオフ状態となる。
極反転していると、上部電極14に印加する電圧を0に
した後も、FETを選択的にオン状態またはオフ状態に
することができる。そのため、ソース・ドレイン間の電
流を検出することにより強誘電体メモリに記憶されるデ
ータ”1”および”0”を判別することが可能となる。
材料からなる強誘電体を用いてもよい。
層状強誘電体を用いてもよい。 (Bi2 O2 )2+(An-1 Bn O3n+1)2- なお、AはSr、CaまたはBaであり、BはTi、T
a、Nb、WまたはVである。
系)を用いてもよい。
bZr0.5 Ti0.5 )O3 (Pb1-Y LaY )(ZrX Ti1-X )O3 :PLZT (Sr1-X CaX )TiO3 (Sr1-X BaX )TiO3 :(Sr0.4 Ba0.6 )T
iO3 (Sr1-X-Y BaX MY )Ti1-Z NZ O3 なお、MはLa、BiまたはSbであり、NはNb、
V、Ta、MoまたはWである。
記の強誘電体薄膜13の材料に応じて、分子線エピタキ
シー法、レーザアブレーション法、レーザ分子線エピタ
キシー法、スパッタリング法(RF型、DC型またはイ
オンビーム型)、反応性蒸着法、MOCVD法(有機金
属化学的気相成長法)、ミスト堆積法、ゾルゲル法等を
用いることができる。
材料としては、PtまたはIrO2に限らず、その他の
貴金属(Au、Ag、Pt、Ru、Rh、Pb、Os、
Ir等)、高融点金属(Co、W、Ti等)、高融点金
属化合物(TiN等)、導電性酸化物(RuO2 、Rh
O2 、OsO2 、IrO2 、ReO2 、ReO3 、Mo
O2 、WO2 、SrRuO3 、Pb2 Ru2 O3-X 、B
i2 Ru2 O7-X 等)、あるいはこれらの各材料の合金
等を用いてもよい。
14は、上記各材料の多層構造であってもよく、例えば
Ti層上にPt層が形成された2層構造であってもよ
い。
の材料は、ポリシリコンやWに限定されず、他の導電性
材料を用いてもよい。
ン基板1に形成されているが、FETが他の半導体基板
または半導体層に形成されてもよい。
する強誘電体メモリについて説明したが、各層の導電型
を逆にすることによりp型チャネルを有する強誘電体メ
モリも実現される。
上の層間絶縁膜7に1つのコンタクト孔9が設けられて
いるが、第1の下部電極3上の層間絶縁膜7に複数のコ
ンタクト孔が形成され、それらのコンタクト孔内の第2
の下部電極が強誘電体薄膜13に接触してもよい。
Tで共有され、その強誘電体薄膜が複数のFETの上部
に設けられた複数のコンタクト孔内の第2の下部電極に
接触してもよい。
メモリとして動作する強誘電体メモリに適用した場合を
説明したが、本発明は、揮発性の動作を行う強誘電体メ
モリにも適用可能である。さらに、本発明は、誘電体膜
に導電層が接触する構造を有するキャパシタ等の他の誘
電体素子にも適用可能である。
造を示す模式的断面図である。
面図である。
面図である。
面図である。
面図である。
面図である。
図である。
面図である。
Claims (13)
- 【請求項1】 絶縁層に形成されたコンタクト孔内に導
電層が設けられ、前記導電層上に誘電体膜が形成された
ことを特徴とする誘電体素子。 - 【請求項2】 第1の導電層と、 前記第1の導電層を覆うように形成され、コンタクト孔
を有する絶縁層と、 前記絶縁層の前記コンタクト孔内に設けられた第2の導
電層と、 前記第2の導電層上に形成された誘電体膜とを備えたこ
とを特徴とする誘電体素子。 - 【請求項3】 前記誘電体膜は強誘電体膜であることを
特徴とする請求項1または2記載の誘電体素子。 - 【請求項4】 半導体基板または半導体層に所定間隔を
隔てて形成された第1および第2の不純物領域と、 前記第1および第2の不純物領域間の領域上に形成され
たゲート絶縁膜と、 前記ゲート絶縁膜上に形成された第1の下部電極層と、 前記第1の下部電極層および前記ゲート絶縁膜を覆うよ
うに半導体基板または半導体層上に形成され、コンタク
ト孔を有する層間絶縁膜と、 前記層間絶縁膜の前記コンタクト孔内に形成され、前記
第1の下部電極層に電気的に接続される第2の下部電極
層と、 前記第2の下部電極層の上面に接触するように前記層間
絶縁膜上に形成された誘電体膜と、 前記誘電体膜上に形成された上部電極層とを備えたこと
を特徴とする誘電体メモリ。 - 【請求項5】 前記コンタクト孔内の前記第2の下部電
極層下に形成され、前記第2の下部電極層を前記第1の
下部電極層に電気的に接続する接続層をさらに備えたこ
とを特徴とする請求項4記載の誘電体メモリ。 - 【請求項6】 前記層間絶縁膜上に形成されたバッファ
層をさらに備えたことを特徴とする請求項4または5記
載の誘電体メモリ。 - 【請求項7】 前記誘電体膜は強誘電体膜であることを
特徴とする請求項4、5または6記載の誘電体メモリ。 - 【請求項8】 第1の導電層を形成する工程と、 前記第1の導電層上に絶縁層を形成する工程と、 前記絶縁層にコンタクト孔を形成する工程と、 前記絶縁層の前記コンタクト孔内に第2の導電層を形成
する工程と、 前記第2の導電層上に誘電体膜を形成する工程と、 前記誘電体膜をパターニングする工程とを備えたことを
特徴とする誘電体素子の製造方法。 - 【請求項9】 前記誘電体膜は強誘電体膜であることを
特徴とする請求項8記載の誘電体素子の製造方法。 - 【請求項10】 チャネル領域上にゲート絶縁膜を形成
する工程と、 前記ゲート絶縁膜上に第1の下部電極層を形成する工程
と、 前記第1の下部電極層および前記ゲート絶縁膜を覆うよ
うに層間絶縁膜を形成する工程と、 前記層間絶縁膜にコンタクト孔を形成する工程と、 前記層間絶縁膜の前記コンタクト孔内に前記第1の下部
電極層に電気的に接続される第2の下部電極層を形成す
る工程と、 前記第2の下部電極層の上面に接触するように前記層間
絶縁膜上に誘電体膜を形成する工程と、 前記誘電体膜上に上部電極層を形成する工程と、 前記上部電極層および前記誘電体膜をパターニングする
工程とを備えたことを特徴とする誘電体メモリの製造方
法。 - 【請求項11】 前記第2の下部電極層を形成する工程
は、 前記コンタクト孔内の所定の深さまで接続層を形成する
工程と、 前記コンタクト孔内の前記接続層上に電極層を形成する
工程とを含むことを特徴とすることを特徴とする請求項
10記載の誘電体メモリの製造方法。 - 【請求項12】 前記層間絶縁膜上にバッファ層を形成
する工程をさらに備えたことを特徴とする請求項10ま
たは11記載の誘電体メモリの製造方法。 - 【請求項13】 前記誘電体膜は強誘電体膜であること
を特徴とする請求項10、11または12記載の誘電体
メモリの製造方法。
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