JPH1183609A - 電子秤 - Google Patents
電子秤Info
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- JPH1183609A JPH1183609A JP25781297A JP25781297A JPH1183609A JP H1183609 A JPH1183609 A JP H1183609A JP 25781297 A JP25781297 A JP 25781297A JP 25781297 A JP25781297 A JP 25781297A JP H1183609 A JPH1183609 A JP H1183609A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- time
- weighing
- control
- unit
- value signal
- Prior art date
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- Indication And Recording Devices For Special Purposes And Tariff Metering Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 計量部から出力される計量値信号に基づいて
ゼロ点のトラッキング制御や計量制御を行なうように構
成された電子秤において、上記計量部への電気の供給を
開始した当初のホイートストンブリッジ回路や増幅回路
等の発熱に伴う計量値信号の変動が及ぼす上記制御への
影響を回避すると共に、電子秤としての作業効率の向上
を図ることを課題とする。 【解決手段】 電源スイッチ3が前回オフされてから今
回オンされるまでのオフ時間を時計IC54やバックア
ップRAM53等からの情報に基づいて検出し、そのオ
フ時間が計量部10におけるホイートストンブリッジ回
路14や増幅回路15を今回再び定常状態まで立ち上げ
るのに長時間を要するほど長かったときのみ、タイマ5
5で予熱時間がタイムアップするまで計量制御等を実行
せず、そうでない場合は直ちに該制御等を実行する制御
部50を備える。
ゼロ点のトラッキング制御や計量制御を行なうように構
成された電子秤において、上記計量部への電気の供給を
開始した当初のホイートストンブリッジ回路や増幅回路
等の発熱に伴う計量値信号の変動が及ぼす上記制御への
影響を回避すると共に、電子秤としての作業効率の向上
を図ることを課題とする。 【解決手段】 電源スイッチ3が前回オフされてから今
回オンされるまでのオフ時間を時計IC54やバックア
ップRAM53等からの情報に基づいて検出し、そのオ
フ時間が計量部10におけるホイートストンブリッジ回
路14や増幅回路15を今回再び定常状態まで立ち上げ
るのに長時間を要するほど長かったときのみ、タイマ5
5で予熱時間がタイムアップするまで計量制御等を実行
せず、そうでない場合は直ちに該制御等を実行する制御
部50を備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被計量物の重量を
計量する電子秤、特に、検出された計量値が電気信号と
して計量部から出力される構成の電子秤に関する。
計量する電子秤、特に、検出された計量値が電気信号と
して計量部から出力される構成の電子秤に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、電子秤には荷重検出器としての
ロードセルが計量部に備えられるが、このロードセル
は、二つの剛体部が一対のビーム部で連結された中空ブ
ロック形状の起歪体の可撓部に、電気特性の変化により
歪を検出する歪ゲージが取り付けられ、さらにこれらの
各歪ゲージがホイートストンブリッジ回路に接続された
構成で、上記起歪体に荷重が負荷されると該荷重に応じ
た電圧がホイートストンブリッジ回路により生成される
ようになっている。そして、このロードセルから取り出
されたアナログの電圧信号は、その後さらに増幅器で増
幅され、また濾波器で雑音がカットされる等したのち、
A/Dコンバータによりディジタル信号に変換されて、
該計量部からマイクロコンピュータで構成される制御部
に出力される。
ロードセルが計量部に備えられるが、このロードセル
は、二つの剛体部が一対のビーム部で連結された中空ブ
ロック形状の起歪体の可撓部に、電気特性の変化により
歪を検出する歪ゲージが取り付けられ、さらにこれらの
各歪ゲージがホイートストンブリッジ回路に接続された
構成で、上記起歪体に荷重が負荷されると該荷重に応じ
た電圧がホイートストンブリッジ回路により生成される
ようになっている。そして、このロードセルから取り出
されたアナログの電圧信号は、その後さらに増幅器で増
幅され、また濾波器で雑音がカットされる等したのち、
A/Dコンバータによりディジタル信号に変換されて、
該計量部からマイクロコンピュータで構成される制御部
に出力される。
【0003】この計量部から出力された計量値信号は所
定のサンプリング周期で制御部に取り込まれ、計量皿に
何も載置されておらず、該計量値信号がゼロ点付近を推
移しているときには、例えば特開平8−201157号
公報に開示されているように、該計量値信号を連続的に
追従して次々にゼロ点として更新していくトラッキング
制御用のゼロ点データとして取り扱われる。一方、計量
皿に被計量物が載置されて、計量値信号が上記ゼロ点付
近の所定の範囲(ゼロ点範囲)から逸脱したときには、
トラッキング制御から通常の計量制御に切り換えられ、
該計量値信号は被計量物の重量データとして処理され
て、上記トラッキング制御で最後に更新された最新のゼ
ロ点を基準とする正確な計量が行なわれることになる。
定のサンプリング周期で制御部に取り込まれ、計量皿に
何も載置されておらず、該計量値信号がゼロ点付近を推
移しているときには、例えば特開平8−201157号
公報に開示されているように、該計量値信号を連続的に
追従して次々にゼロ点として更新していくトラッキング
制御用のゼロ点データとして取り扱われる。一方、計量
皿に被計量物が載置されて、計量値信号が上記ゼロ点付
近の所定の範囲(ゼロ点範囲)から逸脱したときには、
トラッキング制御から通常の計量制御に切り換えられ、
該計量値信号は被計量物の重量データとして処理され
て、上記トラッキング制御で最後に更新された最新のゼ
ロ点を基準とする正確な計量が行なわれることになる。
【0004】ところで、計量部には、上記のようにロー
ドセルのホイートストンブリッジ回路や増幅器の増幅回
路あるいは濾波器のフィルタ回路等の種々の電気回路が
備えられているので、該計量部を起動させるべく、例え
ば電子秤の電源スイッチをオフからオンにしたときに
は、これらの電気回路への通電によって該回路が発熱
し、また計量部全体の雰囲気温度ないし回路基板やロー
ドセルの温度が上昇する等して電気回路の抵抗変動が生
じ、計量部から出力される計量値信号が短時間の間に著
しく変化する現象が現れる。
ドセルのホイートストンブリッジ回路や増幅器の増幅回
路あるいは濾波器のフィルタ回路等の種々の電気回路が
備えられているので、該計量部を起動させるべく、例え
ば電子秤の電源スイッチをオフからオンにしたときに
は、これらの電気回路への通電によって該回路が発熱
し、また計量部全体の雰囲気温度ないし回路基板やロー
ドセルの温度が上昇する等して電気回路の抵抗変動が生
じ、計量部から出力される計量値信号が短時間の間に著
しく変化する現象が現れる。
【0005】その結果、例えば図5に概念的に示すよう
に、計量部への電気供給が開始された当初にトラッキン
グ制御が実行されて、その間、図中黒丸で示すようにゼ
ロ点が更新されているときに、t1の時点で計量皿に被
計量物が載置され、計量値信号が符号アで示すように大
きくなって計量制御に切り換わったとしても、該計量制
御における計量値信号(重量データ)がその後時時刻刻
変化して安定せず、実質的な計量が行なえないことにな
るばかりでなく、該計量制御における最初の計量値信号
アが取り込まれたときにはすでにゼロ点イがトラッキン
グ制御で最後に更新されたゼロ点ウから変化しており、
したがって、例えば計量制御に入ってから3周期目のt
2の時点においては、その計量結果は、該t2の時点に
おける計量値エと、上記の最後に更新されたゼロ点ウと
の偏差Wと認識されることになるが、実際には、上記t
2の時点におけるゼロ点オとの偏差Woでなければなら
ず、ゼロ点ウ、オの変化量Δwだけ計量結果に誤差が生
じることになる。
に、計量部への電気供給が開始された当初にトラッキン
グ制御が実行されて、その間、図中黒丸で示すようにゼ
ロ点が更新されているときに、t1の時点で計量皿に被
計量物が載置され、計量値信号が符号アで示すように大
きくなって計量制御に切り換わったとしても、該計量制
御における計量値信号(重量データ)がその後時時刻刻
変化して安定せず、実質的な計量が行なえないことにな
るばかりでなく、該計量制御における最初の計量値信号
アが取り込まれたときにはすでにゼロ点イがトラッキン
グ制御で最後に更新されたゼロ点ウから変化しており、
したがって、例えば計量制御に入ってから3周期目のt
2の時点においては、その計量結果は、該t2の時点に
おける計量値エと、上記の最後に更新されたゼロ点ウと
の偏差Wと認識されることになるが、実際には、上記t
2の時点におけるゼロ点オとの偏差Woでなければなら
ず、ゼロ点ウ、オの変化量Δwだけ計量結果に誤差が生
じることになる。
【0006】また、トラッキング制御中においても、計
量値信号(ゼロ点データ)の変化によって、計量皿に何
も載置されていないにも拘らず、該計量値信号がゼロ点
範囲を越え、その結果、トラッキング制御自体が不測に
中断される虞が生じる。
量値信号(ゼロ点データ)の変化によって、計量皿に何
も載置されていないにも拘らず、該計量値信号がゼロ点
範囲を越え、その結果、トラッキング制御自体が不測に
中断される虞が生じる。
【0007】さらに、トラッキング制御のなかには、高
い精度を実現するために、単に変動する計量値信号を一
つづつ追従して次々にゼロ点として更新していくのでは
なく、過去最新に取り込んだ計量値信号(ゼロ点デー
タ)のうちの複数個の計量値信号が同一の値を示したと
きに信号が安定であると判定し、そしてその値が現在の
ゼロ点を基準とするゼロ点範囲内にあるときに、該値を
新たなゼロ点として更新していくものがあるが、そのよ
うな制御においては、そもそも計量値信号(ゼロ点デー
タ)が短時間の間に激しく変化して安定しないために複
数個の計量値信号が同一の値を示す可能性が少なく、ト
ラッキング制御自体の実効が図れない。
い精度を実現するために、単に変動する計量値信号を一
つづつ追従して次々にゼロ点として更新していくのでは
なく、過去最新に取り込んだ計量値信号(ゼロ点デー
タ)のうちの複数個の計量値信号が同一の値を示したと
きに信号が安定であると判定し、そしてその値が現在の
ゼロ点を基準とするゼロ点範囲内にあるときに、該値を
新たなゼロ点として更新していくものがあるが、そのよ
うな制御においては、そもそも計量値信号(ゼロ点デー
タ)が短時間の間に激しく変化して安定しないために複
数個の計量値信号が同一の値を示す可能性が少なく、ト
ラッキング制御自体の実効が図れない。
【0008】そこで、従来は、上記のような種々の不具
合を回避するために、計量部への電気供給が開始された
ときには、該計量部の電気回路が一定の定常状態に落ち
着いて、該計量部から出力される計量値信号が激しい変
動を示さなくなるまで、予熱時間等として所定の待機時
間だけ、上記計量値信号を制御部において無効なものと
して処理する等して、トラッキング制御や計量制御を実
質的に行なわないようにするのが通例であった。
合を回避するために、計量部への電気供給が開始された
ときには、該計量部の電気回路が一定の定常状態に落ち
着いて、該計量部から出力される計量値信号が激しい変
動を示さなくなるまで、予熱時間等として所定の待機時
間だけ、上記計量値信号を制御部において無効なものと
して処理する等して、トラッキング制御や計量制御を実
質的に行なわないようにするのが通例であった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来
は、計量部への電気供給が開始されたときには、一律に
予熱タイマを働かせて所定時間計量制御等を規制してい
たので、次のような問題があった。つまり、例えば一日
の就業終了から翌日の就業開始までのように、前回計量
部への電気供給が停止されてから今回開始されるまでの
時間が比較的長いときは、該計量部における上記の各電
気回路が周囲温度まで冷え込んでしまっているので、こ
の場合は、該回路が再び一定の定常状態にまで立ち上が
って落ち着くまで待機することはやむを得ないが、就業
中における食事時間や休憩時間等のように比較的短時間
だけ電子秤の電源をオフとする等して計量部への電気供
給を停止していたときには、上記回路がまだそれほど定
常状態の温度から下がっておらず、したがって該計量部
への電気供給再開時の計量値信号の変動は僅かで、すぐ
にトラッキング制御ないし計量制御を開始しても誤差等
の問題が生じることが少ないのである。そして、このよ
うな場合にまで、計量部への電気供給の開始時に予熱タ
イマを働かせて該予熱時間中は計量制御等を不能とする
のは効率がよくなく、特に、省電のために電子秤の電源
をこまめにオフとする等して計量部への電気供給を短時
間でも停止させておくというようなことが躊躇されてし
まうことになる。
は、計量部への電気供給が開始されたときには、一律に
予熱タイマを働かせて所定時間計量制御等を規制してい
たので、次のような問題があった。つまり、例えば一日
の就業終了から翌日の就業開始までのように、前回計量
部への電気供給が停止されてから今回開始されるまでの
時間が比較的長いときは、該計量部における上記の各電
気回路が周囲温度まで冷え込んでしまっているので、こ
の場合は、該回路が再び一定の定常状態にまで立ち上が
って落ち着くまで待機することはやむを得ないが、就業
中における食事時間や休憩時間等のように比較的短時間
だけ電子秤の電源をオフとする等して計量部への電気供
給を停止していたときには、上記回路がまだそれほど定
常状態の温度から下がっておらず、したがって該計量部
への電気供給再開時の計量値信号の変動は僅かで、すぐ
にトラッキング制御ないし計量制御を開始しても誤差等
の問題が生じることが少ないのである。そして、このよ
うな場合にまで、計量部への電気供給の開始時に予熱タ
イマを働かせて該予熱時間中は計量制御等を不能とする
のは効率がよくなく、特に、省電のために電子秤の電源
をこまめにオフとする等して計量部への電気供給を短時
間でも停止させておくというようなことが躊躇されてし
まうことになる。
【0010】そこで、本発明は、検出した計量値を電気
信号として出力する計量部を有する電子秤における上記
のような不具合に対処するもので、計量部への電気供給
が開始された当初の計量値の変動が及ぼす各種制御への
影響を回避しつつ、あわせて時間的ロスが少なく作業効
率のよい電子秤を提供することを課題とする。
信号として出力する計量部を有する電子秤における上記
のような不具合に対処するもので、計量部への電気供給
が開始された当初の計量値の変動が及ぼす各種制御への
影響を回避しつつ、あわせて時間的ロスが少なく作業効
率のよい電子秤を提供することを課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明では次のような手段を用いる。
本発明では次のような手段を用いる。
【0012】まず、本願の特許請求の範囲における請求
項1に記載の発明(以下「第1発明」という。)は、検
出した計量値を電気信号として出力する計量部を有する
電子秤であって、上記計量部への電気の供給が前回停止
されてから今回開始されるまでの時間を検出するオフ時
間検出手段と、該検出手段で検出されたオフ時間が所定
の時間よりも長いときにのみ、今回計量部への電気の供
給が開始されてから所定の待機時間が経過するまで該計
量部から出力される計量値信号に基づく制御を規制する
制御規制手段とが備えられていることを特徴とする。
項1に記載の発明(以下「第1発明」という。)は、検
出した計量値を電気信号として出力する計量部を有する
電子秤であって、上記計量部への電気の供給が前回停止
されてから今回開始されるまでの時間を検出するオフ時
間検出手段と、該検出手段で検出されたオフ時間が所定
の時間よりも長いときにのみ、今回計量部への電気の供
給が開始されてから所定の待機時間が経過するまで該計
量部から出力される計量値信号に基づく制御を規制する
制御規制手段とが備えられていることを特徴とする。
【0013】また、請求項2に記載の発明(以下「第2
発明」という。)は、上記第1発明において、オフ時間
が長いほど待機時間を長くする待機時間設定手段が備え
られていることを特徴とする。
発明」という。)は、上記第1発明において、オフ時間
が長いほど待機時間を長くする待機時間設定手段が備え
られていることを特徴とする。
【0014】上記手段を用いることにより本願発明はそ
れぞれ次のように作用する。
れぞれ次のように作用する。
【0015】まず、第1発明によれば、計量部への電気
供給が前回停止されてから今回開始されるまでの時間が
オフ時間検出手段により検出され、そして、該オフ時間
が所定の時間よりも長いときにのみ、今回計量部への電
気供給が開始されてから所定の待機時間が経過するまで
該計量部から出力される計量値信号に基づく制御が制御
規制手段によって規制されるので、オフ時間が長く、し
たがって電気回路が低い温度にまで冷え込んでしまって
電気供給再開時における計量値信号に激しい変動が現
れ、その結果、該計量値信号に基づく計量制御やトラッ
キング制御等の実効が図れなかったりあるいは計量誤差
等の問題が生じるような場合には、それらの制御の開始
が待機時間だけ遅延され、これにより該待機時間中に上
記電気回路が定常状態まで立ち上がり、上記制御が開始
されたときの該制御への影響が回避されると共に、逆
に、オフ時間が短く、したがって電気回路がそれほど定
常状態の温度から低くなっておらず、電気供給再開時に
おける計量値信号の変動が僅かで、すぐに該計量値信号
に基づく計量制御やトラッキング制御等を開始しても計
量誤差等の問題が生じるようなことが少ない場合には、
それらの制御の開始が遅延されず、これにより該制御が
早い時期に可能となって、時間的ロスが少なく、電子秤
としての作業の効率化が図られることになる。
供給が前回停止されてから今回開始されるまでの時間が
オフ時間検出手段により検出され、そして、該オフ時間
が所定の時間よりも長いときにのみ、今回計量部への電
気供給が開始されてから所定の待機時間が経過するまで
該計量部から出力される計量値信号に基づく制御が制御
規制手段によって規制されるので、オフ時間が長く、し
たがって電気回路が低い温度にまで冷え込んでしまって
電気供給再開時における計量値信号に激しい変動が現
れ、その結果、該計量値信号に基づく計量制御やトラッ
キング制御等の実効が図れなかったりあるいは計量誤差
等の問題が生じるような場合には、それらの制御の開始
が待機時間だけ遅延され、これにより該待機時間中に上
記電気回路が定常状態まで立ち上がり、上記制御が開始
されたときの該制御への影響が回避されると共に、逆
に、オフ時間が短く、したがって電気回路がそれほど定
常状態の温度から低くなっておらず、電気供給再開時に
おける計量値信号の変動が僅かで、すぐに該計量値信号
に基づく計量制御やトラッキング制御等を開始しても計
量誤差等の問題が生じるようなことが少ない場合には、
それらの制御の開始が遅延されず、これにより該制御が
早い時期に可能となって、時間的ロスが少なく、電子秤
としての作業の効率化が図られることになる。
【0016】その場合に、第2発明によれば、上記待機
時間が待機時間設定手段によりオフ時間が長いほど長く
されるから、オフ時間が長くて計量制御等の開始が遅延
される場合であっても、該オフ時間がより長く、したが
って電気回路を定常状態にまで立ち上げるのにより長い
時間が必要なときには、計量制御等の開始の遅延がより
長期化され、これにより一層充分な計量誤差等の防止が
図られると共に、逆に、オフ時間が長くて計量制御等の
開始が遅延される場合であっても、該オフ時間が比較的
短く、したがって電気回路を定常状態にまで立ち上げる
のに比較的短い時間で済むときには、該制御の開始の遅
延が短縮化され、これにより該制御が比較的早い時期に
可能となって、時間的ロスがなるべく少なく、電子秤と
しての作業の効率化も確保されることになる。
時間が待機時間設定手段によりオフ時間が長いほど長く
されるから、オフ時間が長くて計量制御等の開始が遅延
される場合であっても、該オフ時間がより長く、したが
って電気回路を定常状態にまで立ち上げるのにより長い
時間が必要なときには、計量制御等の開始の遅延がより
長期化され、これにより一層充分な計量誤差等の防止が
図られると共に、逆に、オフ時間が長くて計量制御等の
開始が遅延される場合であっても、該オフ時間が比較的
短く、したがって電気回路を定常状態にまで立ち上げる
のに比較的短い時間で済むときには、該制御の開始の遅
延が短縮化され、これにより該制御が比較的早い時期に
可能となって、時間的ロスがなるべく少なく、電子秤と
しての作業の効率化も確保されることになる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
【0018】図1は、この実施の形態に係る電子秤とし
ての個数秤の全体構成を示す概略正面図であって、当該
個数秤1は、本体2の前方に配置され、被計量物が載置
される計量皿12を備えた計量器11と、本体2の前面
に配置され、モードキーやテンキー等の種々の入力キー
群を備えたキー操作パネル21と、その上部に配置され
た表示画面31とを有すると共に、本体2の前面下部に
は電源スイッチ3が、またキー操作パネル21の側方に
は計量結果等をロール紙に印字して繰出し発行する印字
部のジャーナル発行口41が備えられている。
ての個数秤の全体構成を示す概略正面図であって、当該
個数秤1は、本体2の前方に配置され、被計量物が載置
される計量皿12を備えた計量器11と、本体2の前面
に配置され、モードキーやテンキー等の種々の入力キー
群を備えたキー操作パネル21と、その上部に配置され
た表示画面31とを有すると共に、本体2の前面下部に
は電源スイッチ3が、またキー操作パネル21の側方に
は計量結果等をロール紙に印字して繰出し発行する印字
部のジャーナル発行口41が備えられている。
【0019】上記計量器11は、図2に示す計量部10
を構成し、その内部に荷重検出器としてのロードセル
(図示せず)が内蔵されている。該ロードセルの起歪体
における可動剛体部には上記計量皿12が連結支持さ
れ、また起歪体の可撓部には歪ゲージ13…13が取り
付けられて、該歪ゲージ13…13がホイートストンブ
リッジ回路14に接続されている。そして、ロードセル
に負荷された荷重に応じた電圧が上記ホイートストンブ
リッジ回路14から取り出され、このアナログ電圧信号
が、同じく計量器11に内蔵された増幅器15で増幅さ
れ、さらにフィルタ16で雑音がカットされたのち、A
/Dコンバータ17により計量値に応じたカウント数の
ディジタル信号に変換される。
を構成し、その内部に荷重検出器としてのロードセル
(図示せず)が内蔵されている。該ロードセルの起歪体
における可動剛体部には上記計量皿12が連結支持さ
れ、また起歪体の可撓部には歪ゲージ13…13が取り
付けられて、該歪ゲージ13…13がホイートストンブ
リッジ回路14に接続されている。そして、ロードセル
に負荷された荷重に応じた電圧が上記ホイートストンブ
リッジ回路14から取り出され、このアナログ電圧信号
が、同じく計量器11に内蔵された増幅器15で増幅さ
れ、さらにフィルタ16で雑音がカットされたのち、A
/Dコンバータ17により計量値に応じたカウント数の
ディジタル信号に変換される。
【0020】本体2には、CPU51を始めとして、R
OM52、RAM53等のメモリ、及び現在時刻を検出
する時計IC54、時間の計時を行なうタイマ55等を
含むマイクロコンピュータで構成される制御部50が内
蔵されており、該制御部50に、上記計量部10から計
量値信号としての上記ディジタル信号が、また上記操作
パネル21等を含む入力部20から種々のキー操作信号
がそれぞれ入力されると共に、該制御部50からは、上
記表示画面31等を含む表示部30に所定の表示情報
が、また上記ジャーナル発行口41等を含む印字部40
に所定の印字情報がそれぞれ出力される。
OM52、RAM53等のメモリ、及び現在時刻を検出
する時計IC54、時間の計時を行なうタイマ55等を
含むマイクロコンピュータで構成される制御部50が内
蔵されており、該制御部50に、上記計量部10から計
量値信号としての上記ディジタル信号が、また上記操作
パネル21等を含む入力部20から種々のキー操作信号
がそれぞれ入力されると共に、該制御部50からは、上
記表示画面31等を含む表示部30に所定の表示情報
が、また上記ジャーナル発行口41等を含む印字部40
に所定の印字情報がそれぞれ出力される。
【0021】そして、上記電源スイッチ3がオンとされ
たときには、当該個数秤1への電気の供給が開始され、
上記各部10,20,30,40,50が起動して、例
えば計量モードにおいては、計量部10から出力される
ディジタル計量値信号に基づくゼロ点のトラッキング制
御や計量皿12に載置された被計量物についての計量制
御等が実行可能となり、また個数モードにおいては、上
記計量モードにおいて検出された被計量物一個当りの重
量に基づいて、計量皿12に載置された多数の被計量物
の個数の検出制御等が実行可能となる。一方、上記制御
部50の終了プログラム等を経て電源スイッチ3がオフ
とされたときには、当該個数秤1への電気の供給が停止
され、上記各部10,20,30,40,50がシャッ
トダウンされる。
たときには、当該個数秤1への電気の供給が開始され、
上記各部10,20,30,40,50が起動して、例
えば計量モードにおいては、計量部10から出力される
ディジタル計量値信号に基づくゼロ点のトラッキング制
御や計量皿12に載置された被計量物についての計量制
御等が実行可能となり、また個数モードにおいては、上
記計量モードにおいて検出された被計量物一個当りの重
量に基づいて、計量皿12に載置された多数の被計量物
の個数の検出制御等が実行可能となる。一方、上記制御
部50の終了プログラム等を経て電源スイッチ3がオフ
とされたときには、当該個数秤1への電気の供給が停止
され、上記各部10,20,30,40,50がシャッ
トダウンされる。
【0022】ここで、上記計量モードにおけるトラッキ
ング制御及び計量制御について説明すると、まず、上記
計量部10から出力される計量値信号はディジタルのカ
ウント数で表わされ、当該個数秤1においては1カウン
トの相違が重量で5ミリグラムの相違に相当する。制御
部50は、例えば0.2秒に一回等のサンプリング周期
でこの計量部10からのディジタル信号を読み込み、ト
ラッキング制御においては該信号が示すカウウント数を
ゼロ点を更新していくためのゼロ点データとして処理
し、計量制御においては被計量物の重量データとして処
理する。
ング制御及び計量制御について説明すると、まず、上記
計量部10から出力される計量値信号はディジタルのカ
ウント数で表わされ、当該個数秤1においては1カウン
トの相違が重量で5ミリグラムの相違に相当する。制御
部50は、例えば0.2秒に一回等のサンプリング周期
でこの計量部10からのディジタル信号を読み込み、ト
ラッキング制御においては該信号が示すカウウント数を
ゼロ点を更新していくためのゼロ点データとして処理
し、計量制御においては被計量物の重量データとして処
理する。
【0023】すなわち、トラッキング制御では、過去最
新に読み込んだ例えば8個の計量値信号のうちの5個の
計量値信号が同一のカウント数を示したときに信号が安
定であると判定し、そしてそのカウント数と現在ゼロ点
としてRAM53に格納されているカウント数とを比較
して、その差が例えば4カウント以下であれば、上記の
5個の計量値信号が示す同一のカウント数を新たなゼロ
点として更新し、RAM53に格納していくのである。
新に読み込んだ例えば8個の計量値信号のうちの5個の
計量値信号が同一のカウント数を示したときに信号が安
定であると判定し、そしてそのカウント数と現在ゼロ点
としてRAM53に格納されているカウント数とを比較
して、その差が例えば4カウント以下であれば、上記の
5個の計量値信号が示す同一のカウント数を新たなゼロ
点として更新し、RAM53に格納していくのである。
【0024】一方、このようなトラッキング制御中に、
今回読み込んだ計量値信号の示すカウント数と現在ゼロ
点としてRAM53に格納されているカウント数との差
がゼロ点範囲としての上記4カウントを越えて大きいと
きには、トラッキング制御から計量制御に移行し、過去
最新に読み込んだ例えば5個の計量値信号のうちの4個
の計量値信号が同一のカウント数を示したときに信号が
安定であると判定して、そのカウント数とトラッキング
制御で最後に更新された最新のゼロ点のカウント数との
偏差を所定の重量単位に換算して画面31に表示する。
これにより、誤差の少ない正確な計量が行なわれること
になる。
今回読み込んだ計量値信号の示すカウント数と現在ゼロ
点としてRAM53に格納されているカウント数との差
がゼロ点範囲としての上記4カウントを越えて大きいと
きには、トラッキング制御から計量制御に移行し、過去
最新に読み込んだ例えば5個の計量値信号のうちの4個
の計量値信号が同一のカウント数を示したときに信号が
安定であると判定して、そのカウント数とトラッキング
制御で最後に更新された最新のゼロ点のカウント数との
偏差を所定の重量単位に換算して画面31に表示する。
これにより、誤差の少ない正確な計量が行なわれること
になる。
【0025】したがって、上記計量部10から出力され
る計量値信号のカウント数が短時間のうちに著しい変動
を示すと、これらのトラッキング制御や計量制御の精度
に大きな影響を及ぼすことになり、例えば、複数の計量
値信号が同一のカウント数を示すという信号の安定判定
条件が整わず、これらの制御が実質的に機能しなくなっ
たり、あるいはトラッキング制御から計量制御への切り
換り時点と計量制御における計量値信号(重量データ)
の読み込み時点とのタイムラグの間にゼロ点のカウント
数が変化して計量誤差が生じたり、さらにはトラッキン
グ制御中において計量皿12に何も載置されていないに
も拘らず、読み込んだ計量値信号(ゼロ点データ)がゼ
ロ点範囲を越えてトラッキング制御が不測に中断された
りする不具合が生じる。
る計量値信号のカウント数が短時間のうちに著しい変動
を示すと、これらのトラッキング制御や計量制御の精度
に大きな影響を及ぼすことになり、例えば、複数の計量
値信号が同一のカウント数を示すという信号の安定判定
条件が整わず、これらの制御が実質的に機能しなくなっ
たり、あるいはトラッキング制御から計量制御への切り
換り時点と計量制御における計量値信号(重量データ)
の読み込み時点とのタイムラグの間にゼロ点のカウント
数が変化して計量誤差が生じたり、さらにはトラッキン
グ制御中において計量皿12に何も載置されていないに
も拘らず、読み込んだ計量値信号(ゼロ点データ)がゼ
ロ点範囲を越えてトラッキング制御が不測に中断された
りする不具合が生じる。
【0026】ところが、かかる計量値信号を制御部50
に出力する計量部10には、上記のようにロードセルの
ホイートストンブリッジ回路14や増幅器15の増幅回
路あるいはフィルタ16の回路等の種々の電気回路が備
えられているので、該計量部10を起動させるべく当該
個数秤1の電源スイッチ3をオフからオンとしたときに
は、これらの電気回路への通電によって該回路が発熱
し、また計量器11内の温度ないし回路基板やロードセ
ルの温度が上昇する等して電気回路に抵抗変動が生じ、
計量部10から出力される計量値信号が短時間の間に著
しく変化する現象が現れるのである。
に出力する計量部10には、上記のようにロードセルの
ホイートストンブリッジ回路14や増幅器15の増幅回
路あるいはフィルタ16の回路等の種々の電気回路が備
えられているので、該計量部10を起動させるべく当該
個数秤1の電源スイッチ3をオフからオンとしたときに
は、これらの電気回路への通電によって該回路が発熱
し、また計量器11内の温度ないし回路基板やロードセ
ルの温度が上昇する等して電気回路に抵抗変動が生じ、
計量部10から出力される計量値信号が短時間の間に著
しく変化する現象が現れるのである。
【0027】そこで、当該個数秤1においては、かかる
計量値信号の変動に起因して発生し得る上記の計量誤差
等の不具合を回避しつつ、あわせて、時間的ロスが少な
く、電子秤としての作業効率も確保するためのプログラ
ムが制御部50のROM52に格納されており、電源ス
イッチ3がオンとされ、計量部10への電気の供給が開
始されたときには、まずこの電源オン時の制御プログラ
ムが実行されるようになっている。
計量値信号の変動に起因して発生し得る上記の計量誤差
等の不具合を回避しつつ、あわせて、時間的ロスが少な
く、電子秤としての作業効率も確保するためのプログラ
ムが制御部50のROM52に格納されており、電源ス
イッチ3がオンとされ、計量部10への電気の供給が開
始されたときには、まずこの電源オン時の制御プログラ
ムが実行されるようになっている。
【0028】この電源オン時の制御は、図3に示すフロ
ーチャートに従って行なわれ、電源スイッチ3がオンと
されたときに開始されて、まず、ステップS1で、時計
IC54から現在時刻tonを読み込んだのち、ステッ
プS2で、RAM53から前回のオフ時刻toffを読
み込む。その場合に、RAM53には、前回電源スイッ
チ3がオフとされた時刻が、当該個数秤1が全体として
オフとされている間も、例えばバックアップ用バッテリ
等の働きにより保存、格納されている。そして、ステッ
プS3で、上記現在時刻、つまり今回のオン時刻ton
と、前回のオフ時刻toffとの差を直前オフ時間tx
として算出し、次いで、ステップS4で、このオフ時間
txが予めROM52に格納されている所定時間tcよ
り大きいか否かを判定する。
ーチャートに従って行なわれ、電源スイッチ3がオンと
されたときに開始されて、まず、ステップS1で、時計
IC54から現在時刻tonを読み込んだのち、ステッ
プS2で、RAM53から前回のオフ時刻toffを読
み込む。その場合に、RAM53には、前回電源スイッ
チ3がオフとされた時刻が、当該個数秤1が全体として
オフとされている間も、例えばバックアップ用バッテリ
等の働きにより保存、格納されている。そして、ステッ
プS3で、上記現在時刻、つまり今回のオン時刻ton
と、前回のオフ時刻toffとの差を直前オフ時間tx
として算出し、次いで、ステップS4で、このオフ時間
txが予めROM52に格納されている所定時間tcよ
り大きいか否かを判定する。
【0029】その場合に、この所定時間tcは、計量部
10の上記各回路への通電を停止してから再び通電を開
始するまでの時間と、上記各回路が通電の停止により定
常状態の温度から冷却してから再び通電の開始により定
常状態の温度まで立ち上がるのに必要な時間との関係等
を基準にして、予め実験により個別具体的に定められて
いる。
10の上記各回路への通電を停止してから再び通電を開
始するまでの時間と、上記各回路が通電の停止により定
常状態の温度から冷却してから再び通電の開始により定
常状態の温度まで立ち上がるのに必要な時間との関係等
を基準にして、予め実験により個別具体的に定められて
いる。
【0030】そして、直前オフ時間txがこの所定時間
tcを越えて大きいときは、すなわち、一日の就業終了
から翌日の就業開始までのように当該個数秤1をオフと
して計量部10への電気供給を停止していた時間が比較
的長い場合は、上記各回路が定常状態の温度から周囲温
度まで冷え込んでしまっており、したがって計量部10
への電気供給再開時の計量値信号の変動が激しく、すぐ
にトラッキング制御ないし計量制御を開始すると該制御
への影響が大きいと判断されるから、その場合は、ステ
ップS4から後述するステップS5ないしS8に進んで
所定時間待機してから、ステップS9でトラッキング制
御ないし計量制御を開始する。これにより該待機時間中
に上記電気回路が定常状態まで立ち上がり、上記制御が
開始されたときの該制御への影響が回避されることにな
る。
tcを越えて大きいときは、すなわち、一日の就業終了
から翌日の就業開始までのように当該個数秤1をオフと
して計量部10への電気供給を停止していた時間が比較
的長い場合は、上記各回路が定常状態の温度から周囲温
度まで冷え込んでしまっており、したがって計量部10
への電気供給再開時の計量値信号の変動が激しく、すぐ
にトラッキング制御ないし計量制御を開始すると該制御
への影響が大きいと判断されるから、その場合は、ステ
ップS4から後述するステップS5ないしS8に進んで
所定時間待機してから、ステップS9でトラッキング制
御ないし計量制御を開始する。これにより該待機時間中
に上記電気回路が定常状態まで立ち上がり、上記制御が
開始されたときの該制御への影響が回避されることにな
る。
【0031】逆に、直前オフ時間txがこの所定時間t
c以下であれば、すなわち、就業中における食事時間や
休憩時間の間に電源スイッチ3を省電のためにこまめに
オフとしていた等のように当該個数秤1をオフとして計
量部10への電気供給を停止していた時間が比較的短い
場合には、上記各回路がまだそれほど定常状態の温度か
ら下がっておらず、したがって計量部10への電気供給
再開時の計量値信号の変動が僅かで、すぐにトラッキン
グ制御ないし計量制御を開始しても該制御への影響が少
ないと判断されるから、その場合には、ステップS4か
ら直ちにステップS9に進んで、トラッキング制御ない
し計量制御をすぐに開始する。これによりこれらの制御
が早い時期に可能となって、時間的ロスが少なく、電子
秤としての作業の効率化が図られることになる。
c以下であれば、すなわち、就業中における食事時間や
休憩時間の間に電源スイッチ3を省電のためにこまめに
オフとしていた等のように当該個数秤1をオフとして計
量部10への電気供給を停止していた時間が比較的短い
場合には、上記各回路がまだそれほど定常状態の温度か
ら下がっておらず、したがって計量部10への電気供給
再開時の計量値信号の変動が僅かで、すぐにトラッキン
グ制御ないし計量制御を開始しても該制御への影響が少
ないと判断されるから、その場合には、ステップS4か
ら直ちにステップS9に進んで、トラッキング制御ない
し計量制御をすぐに開始する。これによりこれらの制御
が早い時期に可能となって、時間的ロスが少なく、電子
秤としての作業の効率化が図られることになる。
【0032】ステップS5では、直前オフ時間txに応
じて待機時間としての予熱時間tprehを設定する。
その場合に、ROM52には図4に示すような直前オフ
時間txをパラメータする予熱時間tprehの特性が
予め格納されており、オフ時間txが長いほど予熱時間
tprehが長く設定されるようになっている。この予
熱時間tprehの特性も、上記判定用所定時間tcの
場合と同様に、計量部10の上記各回路への通電を停止
してから再び通電を開始するまでの時間と、上記各回路
が通電の停止により定常状態の温度から冷却してから再
び通電の開始により定常状態の温度まで立ち上がるのに
必要な時間との関係等を基準にして、予め実験により個
別具体的に定められている。
じて待機時間としての予熱時間tprehを設定する。
その場合に、ROM52には図4に示すような直前オフ
時間txをパラメータする予熱時間tprehの特性が
予め格納されており、オフ時間txが長いほど予熱時間
tprehが長く設定されるようになっている。この予
熱時間tprehの特性も、上記判定用所定時間tcの
場合と同様に、計量部10の上記各回路への通電を停止
してから再び通電を開始するまでの時間と、上記各回路
が通電の停止により定常状態の温度から冷却してから再
び通電の開始により定常状態の温度まで立ち上がるのに
必要な時間との関係等を基準にして、予め実験により個
別具体的に定められている。
【0033】次いで、ステップS6で予熱中というメッ
セージを画面31に表示し、そして、ステップS7で上
記予熱時間tprehがタイマ55で計時されて該時間
tprehがタイムアップしたときに、ステップS8で
予熱中表示を解除して、ステップS9に進み、トラッキ
ング制御ないし計量制御を開始する。
セージを画面31に表示し、そして、ステップS7で上
記予熱時間tprehがタイマ55で計時されて該時間
tprehがタイムアップしたときに、ステップS8で
予熱中表示を解除して、ステップS9に進み、トラッキ
ング制御ないし計量制御を開始する。
【0034】これにより、前述したように、上記予熱時
間tpreh中に計量部10の各電気回路が定常状態ま
で立ち上がり、計量値信号の変動が少なくなって、計量
制御における計量誤差等の諸問題が回避されることにな
るが、その場合に、特に、直前オフ時間txが長いほど
上記予熱時間tprehが長く設定されるから、該オフ
時間txが上記判定用所定時間tcより長くて計量制御
等の開始が遅延される場合であっても、そのオフ時間t
xがより長く、したがって電気回路を定常状態にまで立
ち上げるのにより長い時間が必要なときには、計量制御
等の開始の遅延がより長期化され、これにより一層充分
な計量誤差等の諸問題の回避が図られると共に、逆に、
直前オフ時間txが上記判定用所定時間tcより長くて
計量制御等の開始が遅延される場合であっても、そのオ
フ時間txが比較的短く、したがって電気回路を定常状
態にまで立ち上げるのに比較的短い時間で済むときに
は、計量制御等の開始の遅延が短縮化され、これにより
該制御が比較的早い時期に可能となって、時間的ロスが
なるべく少なく、電子秤としての作業の効率化も確保さ
れることになる。
間tpreh中に計量部10の各電気回路が定常状態ま
で立ち上がり、計量値信号の変動が少なくなって、計量
制御における計量誤差等の諸問題が回避されることにな
るが、その場合に、特に、直前オフ時間txが長いほど
上記予熱時間tprehが長く設定されるから、該オフ
時間txが上記判定用所定時間tcより長くて計量制御
等の開始が遅延される場合であっても、そのオフ時間t
xがより長く、したがって電気回路を定常状態にまで立
ち上げるのにより長い時間が必要なときには、計量制御
等の開始の遅延がより長期化され、これにより一層充分
な計量誤差等の諸問題の回避が図られると共に、逆に、
直前オフ時間txが上記判定用所定時間tcより長くて
計量制御等の開始が遅延される場合であっても、そのオ
フ時間txが比較的短く、したがって電気回路を定常状
態にまで立ち上げるのに比較的短い時間で済むときに
は、計量制御等の開始の遅延が短縮化され、これにより
該制御が比較的早い時期に可能となって、時間的ロスが
なるべく少なく、電子秤としての作業の効率化も確保さ
れることになる。
【0035】なお、上記予熱時間tpreh中は、計量
制御ないしトラッキング制御のプログラムを実行しない
ことにより、これらの制御が規制されることになるが、
その他にも例えば計量部10から出力される計量値信号
の読み込みを制御部50において停止したり、あるいは
計量値信号の読み込みは行なうが該信号を制御部50に
おいて無効なものとして処理する等により、これらの制
御を規制するようにしてもよい。
制御ないしトラッキング制御のプログラムを実行しない
ことにより、これらの制御が規制されることになるが、
その他にも例えば計量部10から出力される計量値信号
の読み込みを制御部50において停止したり、あるいは
計量値信号の読み込みは行なうが該信号を制御部50に
おいて無効なものとして処理する等により、これらの制
御を規制するようにしてもよい。
【0036】また、以上の実施形態では、まず直前オフ
時間txが所定時間tcより長いか否かを判定し、そし
て長い場合に、予熱時間tprehを上記オフ時間tx
に応じて設定するようにしたが、これに代えて、直前オ
フ時間txと所定時間tcとの比較判定を省略し、直接
に、上記オフ時間txに応じて予熱時間tprehを設
定するようにしてもよい。この場合も、オフ時間txが
長いほど予熱時間tprehが長くされ、オフ時間tx
が短いほど予熱時間tprehが短く(0を含む)され
るようにする。
時間txが所定時間tcより長いか否かを判定し、そし
て長い場合に、予熱時間tprehを上記オフ時間tx
に応じて設定するようにしたが、これに代えて、直前オ
フ時間txと所定時間tcとの比較判定を省略し、直接
に、上記オフ時間txに応じて予熱時間tprehを設
定するようにしてもよい。この場合も、オフ時間txが
長いほど予熱時間tprehが長くされ、オフ時間tx
が短いほど予熱時間tprehが短く(0を含む)され
るようにする。
【0037】さらには、計量部10ないし電気回路の温
度を検出する温度センサを設け、その検出結果に応じて
予熱時間の設定変更を行なうようにしてもよい。
度を検出する温度センサを設け、その検出結果に応じて
予熱時間の設定変更を行なうようにしてもよい。
【0038】一方、以上の実施形態では、個数秤1の電
源スイッチ3のオン、オフによって、計量部を含む各部
10,20,30,40,50への電気供給の開始、停
止が行なわれるようにしたが、これに限らず、例えば、
上記各部10,20,30,40,50にそれぞれ個別
に電気供給を開始、停止できるように構成する等しても
よいことはいうまでもない。その場合には、例えば、計
量部10への電気供給の停止時間、つまりオフ時間tx
を、制御部50のタイマ55を用いて計時するようにし
てもよい。
源スイッチ3のオン、オフによって、計量部を含む各部
10,20,30,40,50への電気供給の開始、停
止が行なわれるようにしたが、これに限らず、例えば、
上記各部10,20,30,40,50にそれぞれ個別
に電気供給を開始、停止できるように構成する等しても
よいことはいうまでもない。その場合には、例えば、計
量部10への電気供給の停止時間、つまりオフ時間tx
を、制御部50のタイマ55を用いて計時するようにし
てもよい。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本願の第1発明に
よれば、計量部への電気供給が前回停止されてから今回
開始されるまでの時間がオフ時間検出手段により検出さ
れ、そして、該オフ時間が所定の時間よりも長いときに
のみ、今回計量部への電気供給が開始されてから所定の
待機時間が経過するまで該計量部から出力される計量値
信号に基づく制御が制御規制手段によって規制されるの
で、オフ時間が長く、したがって電気回路が低い温度に
まで冷え込んでしまって電気供給再開時における計量値
信号に激しい変動が現れ、その結果、該計量値信号に基
づく計量制御やトラッキング制御等の実効が図れなかっ
たりあるいは計量誤差等の問題が生じるような場合に
は、それらの制御の開始が待機時間だけ遅延され、これ
により該待機時間中に上記電気回路が定常状態まで立ち
上がり、上記制御が開始されたときの該制御への影響が
回避されると共に、逆に、オフ時間が短く、したがって
電気回路がそれほど定常状態の温度から低くなっておら
ず、電気供給再開時における計量値信号の変動が僅か
で、すぐに該計量値信号に基づく計量制御やトラッキン
グ制御等を開始しても計量誤差等の問題が生じるような
ことが少ない場合には、それらの制御の開始が遅延され
ず、これにより該制御が早い時期に可能となって、時間
的ロスが少なく、電子秤としての作業の効率化が図られ
ることになる。
よれば、計量部への電気供給が前回停止されてから今回
開始されるまでの時間がオフ時間検出手段により検出さ
れ、そして、該オフ時間が所定の時間よりも長いときに
のみ、今回計量部への電気供給が開始されてから所定の
待機時間が経過するまで該計量部から出力される計量値
信号に基づく制御が制御規制手段によって規制されるの
で、オフ時間が長く、したがって電気回路が低い温度に
まで冷え込んでしまって電気供給再開時における計量値
信号に激しい変動が現れ、その結果、該計量値信号に基
づく計量制御やトラッキング制御等の実効が図れなかっ
たりあるいは計量誤差等の問題が生じるような場合に
は、それらの制御の開始が待機時間だけ遅延され、これ
により該待機時間中に上記電気回路が定常状態まで立ち
上がり、上記制御が開始されたときの該制御への影響が
回避されると共に、逆に、オフ時間が短く、したがって
電気回路がそれほど定常状態の温度から低くなっておら
ず、電気供給再開時における計量値信号の変動が僅か
で、すぐに該計量値信号に基づく計量制御やトラッキン
グ制御等を開始しても計量誤差等の問題が生じるような
ことが少ない場合には、それらの制御の開始が遅延され
ず、これにより該制御が早い時期に可能となって、時間
的ロスが少なく、電子秤としての作業の効率化が図られ
ることになる。
【0040】その場合に、第2発明によれば、上記待機
時間が待機時間設定手段によりオフ時間が長いほど長く
されるから、オフ時間が長くて計量制御等の開始が遅延
される場合であっても、該オフ時間がより長く、したが
って電気回路を定常状態にまで立ち上げるのにより長い
時間が必要なときには、計量制御等の開始の遅延がより
長期化され、これにより一層充分な計量誤差等の防止が
図られると共に、逆に、オフ時間が長くて計量制御等の
開始が遅延される場合であっても、該オフ時間が比較的
短く、したがって電気回路を定常状態にまで立ち上げる
のに比較的短い時間で済むときには、該制御の開始の遅
延が短縮化され、これにより該制御が比較的早い時期に
可能となって、時間的ロスがなるべく少なく、電子秤と
しての作業の効率化も確保されることになる。
時間が待機時間設定手段によりオフ時間が長いほど長く
されるから、オフ時間が長くて計量制御等の開始が遅延
される場合であっても、該オフ時間がより長く、したが
って電気回路を定常状態にまで立ち上げるのにより長い
時間が必要なときには、計量制御等の開始の遅延がより
長期化され、これにより一層充分な計量誤差等の防止が
図られると共に、逆に、オフ時間が長くて計量制御等の
開始が遅延される場合であっても、該オフ時間が比較的
短く、したがって電気回路を定常状態にまで立ち上げる
のに比較的短い時間で済むときには、該制御の開始の遅
延が短縮化され、これにより該制御が比較的早い時期に
可能となって、時間的ロスがなるべく少なく、電子秤と
しての作業の効率化も確保されることになる。
【図1】 本発明の実施の形態に係る電子秤としての個
数秤の概略正面図である。
数秤の概略正面図である。
【図2】 同個数秤の制御システム図である。
【図3】 同個数秤の電源スイッチがオンされたときに
実行される制御のフローチャート図である。
実行される制御のフローチャート図である。
【図4】 同制御における特性図である。
【図5】 計量部への電気供給が開始された当初計量値
信号が変動している期間中に発生する問題点の説明図で
ある。
信号が変動している期間中に発生する問題点の説明図で
ある。
1 電子秤(個数秤) 3 電源スイッチ 10 計量部 12 計量皿 14 ホイートストンブリッジ回路 15 増幅器 16 フィルタ 17 A/Dコンバータ 20 入力部 30 表示部 50 制御部
Claims (2)
- 【請求項1】 検出した計量値を電気信号として出力す
る計量部を有する電子秤であって、上記計量部への電気
の供給が前回停止されてから今回開始されるまでの時間
を検出するオフ時間検出手段と、該検出手段で検出され
たオフ時間が所定の時間よりも長いときにのみ、今回計
量部への電気の供給が開始されてから所定の待機時間が
経過するまで該計量部から出力される計量値信号に基づ
く制御を規制する制御規制手段とが備えられていること
を特徴とする電子秤。 - 【請求項2】 オフ時間が長いほど待機時間を長くする
待機時間設定手段が備えられていることを特徴とする請
求項1に記載の電子秤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25781297A JPH1183609A (ja) | 1997-09-04 | 1997-09-04 | 電子秤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25781297A JPH1183609A (ja) | 1997-09-04 | 1997-09-04 | 電子秤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1183609A true JPH1183609A (ja) | 1999-03-26 |
Family
ID=17311471
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25781297A Pending JPH1183609A (ja) | 1997-09-04 | 1997-09-04 | 電子秤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1183609A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008309727A (ja) * | 2007-06-15 | 2008-12-25 | Tanita Corp | 生体測定装置 |
| US8995810B2 (en) | 2010-09-29 | 2015-03-31 | Dow Global Technologies Llc | Flexible strength members for wire cables |
| CN116456512A (zh) * | 2023-05-15 | 2023-07-18 | 东莞捷璞电子科技有限公司 | 预热时长的确定方法和加热设备 |
-
1997
- 1997-09-04 JP JP25781297A patent/JPH1183609A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008309727A (ja) * | 2007-06-15 | 2008-12-25 | Tanita Corp | 生体測定装置 |
| US8995810B2 (en) | 2010-09-29 | 2015-03-31 | Dow Global Technologies Llc | Flexible strength members for wire cables |
| CN116456512A (zh) * | 2023-05-15 | 2023-07-18 | 东莞捷璞电子科技有限公司 | 预热时长的确定方法和加热设备 |
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