JPH1184123A - カラーフィルタ製造用顔料分散型水性インク及びカラーフィルタの製造方法 - Google Patents
カラーフィルタ製造用顔料分散型水性インク及びカラーフィルタの製造方法Info
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- JPH1184123A JPH1184123A JP23735597A JP23735597A JPH1184123A JP H1184123 A JPH1184123 A JP H1184123A JP 23735597 A JP23735597 A JP 23735597A JP 23735597 A JP23735597 A JP 23735597A JP H1184123 A JPH1184123 A JP H1184123A
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- pigment
- color filter
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Abstract
(57)【要約】
【課題】耐候性の高い顔料インクを用いて、長時間連続
吐出しても吐出安定性が高く、高い生産性を有し、画素
内で色ムラが少ないインクジェット法によるカラーフィ
ルタの製造用のインクを得る。 【解決手段】顔料、グリコール系溶媒と水との混合溶
媒、分散剤とを少なくとも有するインクで、分散剤とし
てナフチルポリエチレンオキサイド化合物を用いる。
吐出しても吐出安定性が高く、高い生産性を有し、画素
内で色ムラが少ないインクジェット法によるカラーフィ
ルタの製造用のインクを得る。 【解決手段】顔料、グリコール系溶媒と水との混合溶
媒、分散剤とを少なくとも有するインクで、分散剤とし
てナフチルポリエチレンオキサイド化合物を用いる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェット法
によりカラーフィルタを製造するためのカラーフィルタ
製造用顔料分散型水性インク及びカラーフィルタ製造方
法に関するものである。
によりカラーフィルタを製造するためのカラーフィルタ
製造用顔料分散型水性インク及びカラーフィルタ製造方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、パソコンの発達に伴い液晶表示装
置のカラー表示が増加しており、そのためにカラーフィ
ルタが使用されている。このカラーフィルタについて
は、100×300μm程度のピッチで800×600
×3画素とか、1024×768×3画素とかの微細な
カラーフィルタを形成する必要がある。このカラーフィ
ルタの製造方法としては、現在では高精度のパターニン
グが可能なフォトリソ工程を利用した顔料分散法が主流
となっている。
置のカラー表示が増加しており、そのためにカラーフィ
ルタが使用されている。このカラーフィルタについて
は、100×300μm程度のピッチで800×600
×3画素とか、1024×768×3画素とかの微細な
カラーフィルタを形成する必要がある。このカラーフィ
ルタの製造方法としては、現在では高精度のパターニン
グが可能なフォトリソ工程を利用した顔料分散法が主流
となっている。
【0003】この顔料分散法は、フォトリソ技術を用い
る方法であることから、高価なフォトレジストを用いた
り、レジストの塗布、乾燥、露光、現像、硬化等の各工
程を色毎に3回は繰り返すことになる。このため、大規
模な設備が必要になり、かつフォトリソ工程のために生
産性が低く、得られるカラーフィルタの価格が高くなる
という問題があった。
る方法であることから、高価なフォトレジストを用いた
り、レジストの塗布、乾燥、露光、現像、硬化等の各工
程を色毎に3回は繰り返すことになる。このため、大規
模な設備が必要になり、かつフォトリソ工程のために生
産性が低く、得られるカラーフィルタの価格が高くなる
という問題があった。
【0004】このため、製造装置が簡便で生産性が良い
カラーフィルタの製造方法として、インクジェット法が
注目されてきている。インクジェット装置は、装置が小
型で簡便であり、騒音が少なく、ランニングコストが安
く、カラー化が容易であるため、オフィスそしてパーソ
ナルユースの紙用のプリンタとして近年急速に普及して
きている。
カラーフィルタの製造方法として、インクジェット法が
注目されてきている。インクジェット装置は、装置が小
型で簡便であり、騒音が少なく、ランニングコストが安
く、カラー化が容易であるため、オフィスそしてパーソ
ナルユースの紙用のプリンタとして近年急速に普及して
きている。
【0005】この紙へのプリンタ用としては、最近では
特に低価格のカラー画像出力機としての要望が高まって
おり、これに応えるべき技術手段としては、水溶性染料
を用いたインクを用いてインクジェットプリンタにより
カラー画像を得るというのが一般的であった。
特に低価格のカラー画像出力機としての要望が高まって
おり、これに応えるべき技術手段としては、水溶性染料
を用いたインクを用いてインクジェットプリンタにより
カラー画像を得るというのが一般的であった。
【0006】ところが、カラー画像の場合、複数色のう
ち一色でも耐水性や耐光性が悪いとそれらの影響でカラ
ー画像の品位が極端に劣化する場合がある。このため、
記録液の着色剤として堅牢性の高い顔料がインクジェッ
ト記録用として使用されることが期待されている。
ち一色でも耐水性や耐光性が悪いとそれらの影響でカラ
ー画像の品位が極端に劣化する場合がある。このため、
記録液の着色剤として堅牢性の高い顔料がインクジェッ
ト記録用として使用されることが期待されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら顔料を用
いたインクをインクジェット装置で吐出する場合、ノズ
ル近傍のインクが乾燥する、すなわちインク中の溶媒が
揮発することにより、顔料が凝集、沈降し、ノズルの目
詰まりが生じやすいという問題があった。
いたインクをインクジェット装置で吐出する場合、ノズ
ル近傍のインクが乾燥する、すなわちインク中の溶媒が
揮発することにより、顔料が凝集、沈降し、ノズルの目
詰まりが生じやすいという問題があった。
【0008】この問題点に対して、例えば特開平6−2
71797のように、沸点が高く保湿性に優れた水溶性
有機溶媒をインクに添加し、その溶媒の揮発を抑える方
法が一般的に知られている。しかしながら、一般的な顔
料分散剤では水中及び水溶性有機溶媒中の両方で安定に
分散しにくい。このため、インクジェット装置を吐出し
ない状態で放置させるとインク中の水分が優先的に揮発
し、インク中の溶媒成分は水より有機溶媒が多く残存
し、結果的に顔料が凝集し粘度が上昇するという問題が
あり、吐出安定性は十分とはいえなかった。
71797のように、沸点が高く保湿性に優れた水溶性
有機溶媒をインクに添加し、その溶媒の揮発を抑える方
法が一般的に知られている。しかしながら、一般的な顔
料分散剤では水中及び水溶性有機溶媒中の両方で安定に
分散しにくい。このため、インクジェット装置を吐出し
ない状態で放置させるとインク中の水分が優先的に揮発
し、インク中の溶媒成分は水より有機溶媒が多く残存
し、結果的に顔料が凝集し粘度が上昇するという問題が
あり、吐出安定性は十分とはいえなかった。
【0009】またこの問題以外にも、インクジェット法
によりカラーフィルタを作製した場合、画素の断面が凸
形状になりやすく、画素の周辺部が中央部に比べ膜厚が
薄く、色が薄くなりやすいという問題があった。この原
因の一つは、インクジェット法によりインクを吐出し基
板に着弾すると、表面張力により半球状にその形が保た
れるが、その後インク中の溶媒が乾燥し凸形状が緩和さ
れていく過程でインクの粘度が上昇し、画素の断面形状
が完全にフラットになる前にインクの流動性が低下する
ためと推定される。
によりカラーフィルタを作製した場合、画素の断面が凸
形状になりやすく、画素の周辺部が中央部に比べ膜厚が
薄く、色が薄くなりやすいという問題があった。この原
因の一つは、インクジェット法によりインクを吐出し基
板に着弾すると、表面張力により半球状にその形が保た
れるが、その後インク中の溶媒が乾燥し凸形状が緩和さ
れていく過程でインクの粘度が上昇し、画素の断面形状
が完全にフラットになる前にインクの流動性が低下する
ためと推定される。
【0010】本発明は、かかる問題点を解決し、長時間
連続吐出しても吐出安定性が高く、高い生産性を有し、
画素内で色ムラが少ないインクジェット法によるカラー
フィルタの製造に好適なインク及びそれを用いたカラー
フィルタ製造方法を得ることを目的とする。
連続吐出しても吐出安定性が高く、高い生産性を有し、
画素内で色ムラが少ないインクジェット法によるカラー
フィルタの製造に好適なインク及びそれを用いたカラー
フィルタ製造方法を得ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記の課題を
解決すべくなされたものであり、インクジェット法によ
りカラーフィルタを製造するためのカラーフィルタ製造
用顔料分散型水性インクにおいて、着色剤として顔料を
1〜5wt%含有し、溶媒としてグリコール系溶媒及び
グリセリンの少なくとも一方と水とを混合して用い、分
散剤として一般式(1)で示されるアルキレンオキサイ
ド化合物(ただし、R1 は飽和もしくは不飽和の炭化水
素基を意味し、R2 とR3 とは夫々異なり、炭素数が2
または3のアルキレン基を意味し、mとnは夫々0また
は正の整数であり、5≦m+n≦30であり、分子量が
2000以下である。)を使用することを特徴とするカ
ラーフィルタ製造用顔料分散型水性インクを提供する。 R1 −(R2 −O−)m −(R3 −O−)n −H (1)
解決すべくなされたものであり、インクジェット法によ
りカラーフィルタを製造するためのカラーフィルタ製造
用顔料分散型水性インクにおいて、着色剤として顔料を
1〜5wt%含有し、溶媒としてグリコール系溶媒及び
グリセリンの少なくとも一方と水とを混合して用い、分
散剤として一般式(1)で示されるアルキレンオキサイ
ド化合物(ただし、R1 は飽和もしくは不飽和の炭化水
素基を意味し、R2 とR3 とは夫々異なり、炭素数が2
または3のアルキレン基を意味し、mとnは夫々0また
は正の整数であり、5≦m+n≦30であり、分子量が
2000以下である。)を使用することを特徴とするカ
ラーフィルタ製造用顔料分散型水性インクを提供する。 R1 −(R2 −O−)m −(R3 −O−)n −H (1)
【0012】また、そのR1 が芳香族基であるカラーフ
ィルタ製造用顔料分散型水性インク、及び、それらのイ
ンクを乾燥させて固形分濃度が20wt%になった時の
粘度が100cP以下であるカラーフィルタ製造用顔料
分散型水性インクを提供する。
ィルタ製造用顔料分散型水性インク、及び、それらのイ
ンクを乾燥させて固形分濃度が20wt%になった時の
粘度が100cP以下であるカラーフィルタ製造用顔料
分散型水性インクを提供する。
【0013】さらには、それらのカラーフィルタ製造用
顔料分散型水性インクを用いて、基板上にインクジェッ
ト法でカラーフィルタを製造することを特徴とするカラ
ーフィルタの製造方法を提供する。
顔料分散型水性インクを用いて、基板上にインクジェッ
ト法でカラーフィルタを製造することを特徴とするカラ
ーフィルタの製造方法を提供する。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の顔料分散型水性インク
は、グリコール系溶媒及びグリセリンの少なくとも一方
と水との混合溶媒中に、顔料、一般式(1)の特定のア
ルキレンオキサイド化合物の分散剤を含有させたもので
あり、インクジェット法により均一性に優れ、フラット
な画素断面形状を有するカラーフィルタを長時間連続し
て安定に製造することができる。
は、グリコール系溶媒及びグリセリンの少なくとも一方
と水との混合溶媒中に、顔料、一般式(1)の特定のア
ルキレンオキサイド化合物の分散剤を含有させたもので
あり、インクジェット法により均一性に優れ、フラット
な画素断面形状を有するカラーフィルタを長時間連続し
て安定に製造することができる。
【0015】本発明では、グリコール系溶媒またはグリ
セリンと水の両者で安定に分散することができるため、
インク中の溶媒が乾燥していく過程で、特定の溶媒のみ
が速く揮発しても、顔料の凝集が抑制され、透過率の高
いカラーフィルタを得ることができる。
セリンと水の両者で安定に分散することができるため、
インク中の溶媒が乾燥していく過程で、特定の溶媒のみ
が速く揮発しても、顔料の凝集が抑制され、透過率の高
いカラーフィルタを得ることができる。
【0016】すなわち、インクジェット法により基板上
にインクが吐出された後、室温下でインク中の水分が速
く揮発し、沸点の高いグリコール系溶媒またはグリセリ
ンが残る傾向がある。この場合においても、本発明の顔
料分散型水性インクの場合、一般式(1)の分散剤を使
用しているので、顔料が水中でもグリコール系溶媒また
はグリセリン中でも安定に分散することができる。この
ため、インク乾燥過程での顔料の凝集が抑制され、画素
内でほぼ均一な色分布を有する明るいカラーフィルタを
得ることが可能である。
にインクが吐出された後、室温下でインク中の水分が速
く揮発し、沸点の高いグリコール系溶媒またはグリセリ
ンが残る傾向がある。この場合においても、本発明の顔
料分散型水性インクの場合、一般式(1)の分散剤を使
用しているので、顔料が水中でもグリコール系溶媒また
はグリセリン中でも安定に分散することができる。この
ため、インク乾燥過程での顔料の凝集が抑制され、画素
内でほぼ均一な色分布を有する明るいカラーフィルタを
得ることが可能である。
【0017】本発明で用いる着色剤としての顔料は、有
機または無機の各種顔料が使用できる。例えば、アゾレ
ーキ顔料、不溶性アゾ顔料、縮合アゾ顔料、キレートア
ゾ顔料等のアゾ顔料や、フタロシアニン顔料、ペリレン
及びペリノン顔料、アントラキノン顔料、キナクリドン
顔料、ジオキサジン顔料、チオインジゴ顔料、イソイン
ドリン顔料、イソインドリノン顔料、キノフタロン顔料
等の多環式顔料や、塩基性染料型レーキ、酸性染料型レ
ーキやニトロ顔料、ニトロソ顔料、アニリンブラック、
昼光蛍光顔料等の有機顔料、酸化チタン、酸化鉄系、カ
ーボンブラック系等の無機顔料が挙げられる。
機または無機の各種顔料が使用できる。例えば、アゾレ
ーキ顔料、不溶性アゾ顔料、縮合アゾ顔料、キレートア
ゾ顔料等のアゾ顔料や、フタロシアニン顔料、ペリレン
及びペリノン顔料、アントラキノン顔料、キナクリドン
顔料、ジオキサジン顔料、チオインジゴ顔料、イソイン
ドリン顔料、イソインドリノン顔料、キノフタロン顔料
等の多環式顔料や、塩基性染料型レーキ、酸性染料型レ
ーキやニトロ顔料、ニトロソ顔料、アニリンブラック、
昼光蛍光顔料等の有機顔料、酸化チタン、酸化鉄系、カ
ーボンブラック系等の無機顔料が挙げられる。
【0018】これらの着色用の顔料は構造により異なる
が、粒径が比較的小さいものが好ましく、最大粒径が5
00nm以下、好ましくは最大粒径が200nm以下の
ものが用いられる。
が、粒径が比較的小さいものが好ましく、最大粒径が5
00nm以下、好ましくは最大粒径が200nm以下の
ものが用いられる。
【0019】これらの顔料の種類は所望の色が得られる
ように選択すればよく、単独または混合してインクに対
して1〜5wt%とされる。1wt%未満だと色が薄く
なりすぎ、インク量が増加し乾燥ムラが生じやすくなり
やすい。また、5wt%を超えると、インク粘度が高く
なりインクジェットでの吐出が不安定になる。
ように選択すればよく、単独または混合してインクに対
して1〜5wt%とされる。1wt%未満だと色が薄く
なりすぎ、インク量が増加し乾燥ムラが生じやすくなり
やすい。また、5wt%を超えると、インク粘度が高く
なりインクジェットでの吐出が不安定になる。
【0020】本発明で用いる分散剤としては、下記一般
式(1)のアルキレンオキサイド化合物が用いられる。
ただし、式中R1 は飽和もしくは不飽和の炭化水素基を
意味し、R2 とR3 とは夫々異なり、炭素数が2または
3のアルキレン基を意味し、mとnは夫々0または正の
整数であり、5≦m+n≦30であり、分子量が200
0以下である。 R1 −(R2 −O−)m −(R3 −O−)n −H (1)
式(1)のアルキレンオキサイド化合物が用いられる。
ただし、式中R1 は飽和もしくは不飽和の炭化水素基を
意味し、R2 とR3 とは夫々異なり、炭素数が2または
3のアルキレン基を意味し、mとnは夫々0または正の
整数であり、5≦m+n≦30であり、分子量が200
0以下である。 R1 −(R2 −O−)m −(R3 −O−)n −H (1)
【0021】この一般式(1)の分散剤を用いることに
より、水中でもグリコール系溶媒またはグリセリン中で
も分散性良く顔料を分散させることができる。このた
め、インク吐出後の乾燥時にもインクが凸になりにく
く、画素内での色の均一性が高くなる。また、インクジ
ェットヘッドのノズル近傍への顔料凝集物としての汚れ
を生じにくく、長時間安定した吐出が可能になる。
より、水中でもグリコール系溶媒またはグリセリン中で
も分散性良く顔料を分散させることができる。このた
め、インク吐出後の乾燥時にもインクが凸になりにく
く、画素内での色の均一性が高くなる。また、インクジ
ェットヘッドのノズル近傍への顔料凝集物としての汚れ
を生じにくく、長時間安定した吐出が可能になる。
【0022】この分散剤の使用量は、インクに対して
0.2〜10wt%とされる。この範囲内で添加するこ
とにより、顔料の分散性は向上し、均一な着色が得られ
やすくなる。R1 としては具体的には、アルキル基、ア
ルケニル基、フェニル基、ビフェビル基、フェニルアル
キル基、ナフチル基、ナフチルアルキル基等が使用でき
る。特に、R1 がベンゼン環、ナフタレン環等を含む1
価の芳香族基であるアルキレンオキサイド付加物が分散
性が良く好ましい。
0.2〜10wt%とされる。この範囲内で添加するこ
とにより、顔料の分散性は向上し、均一な着色が得られ
やすくなる。R1 としては具体的には、アルキル基、ア
ルケニル基、フェニル基、ビフェビル基、フェニルアル
キル基、ナフチル基、ナフチルアルキル基等が使用でき
る。特に、R1 がベンゼン環、ナフタレン環等を含む1
価の芳香族基であるアルキレンオキサイド付加物が分散
性が良く好ましい。
【0023】本発明におけるインクの水性溶媒として
は、水及びグリコール系溶媒またはグリセリンを用い
る。水としては様々のイオンを含有する一般の水ではな
く、イオン交換水(脱イオン水)を使用することが好ま
しい。
は、水及びグリコール系溶媒またはグリセリンを用い
る。水としては様々のイオンを含有する一般の水ではな
く、イオン交換水(脱イオン水)を使用することが好ま
しい。
【0024】このグリコール系溶媒としては、ポリエチ
レングリコール、ポリプロピレングリコール等のポリア
ルキレングリコール類、エチレングリコール、プロピレ
ングリコール、ブチレングリコール、トリエチレングリ
コール、チオジグリコール、ヘキシレングリコール、ジ
エチレングリコール等のアルキレングリコール類があ
る。
レングリコール、ポリプロピレングリコール等のポリア
ルキレングリコール類、エチレングリコール、プロピレ
ングリコール、ブチレングリコール、トリエチレングリ
コール、チオジグリコール、ヘキシレングリコール、ジ
エチレングリコール等のアルキレングリコール類があ
る。
【0025】これらのグリコール系溶媒またはグリセリ
ンのなかでも、保湿性や粘度、沸点の点からエチレング
リコール、ジエチレングリコール、グリセリンを用いる
ことが、目詰まりを生じにくく安定したインクジェット
の吐出が可能であり、製造したカラーフィルタが均一に
なりやすい。
ンのなかでも、保湿性や粘度、沸点の点からエチレング
リコール、ジエチレングリコール、グリセリンを用いる
ことが、目詰まりを生じにくく安定したインクジェット
の吐出が可能であり、製造したカラーフィルタが均一に
なりやすい。
【0026】これらのグリコール系溶媒またはグリセリ
ンは、インクに対して3〜30wt%、より好ましくは
5〜15wt%用いる。3wt%未満ではインクの乾燥
速度が速くなり、インク吐出時に目詰まりが生じやすく
なる。30wt%を超えるとインクの粘度が上がり、イ
ンクの飛滴状態が不安定になりやすく、生産性が低下す
る。より好ましくは5〜15wt%である。
ンは、インクに対して3〜30wt%、より好ましくは
5〜15wt%用いる。3wt%未満ではインクの乾燥
速度が速くなり、インク吐出時に目詰まりが生じやすく
なる。30wt%を超えるとインクの粘度が上がり、イ
ンクの飛滴状態が不安定になりやすく、生産性が低下す
る。より好ましくは5〜15wt%である。
【0027】本発明のインクには、カラー画像の信頼性
を高めるためにバインダー成分を添加することができ
る。バインダーとしては、アクリル樹脂、エポキシ樹
脂、メラミン樹脂等のエマルジョン、ポリビニルアセタ
ール等の水溶性樹脂、2−ヒドロキシエチル(メタ)ア
クリレート等の水溶性モノマー、水溶性オリゴマーが挙
げられる。これらは基板上に吐出後、熱あるいは光によ
り硬化させることも可能である。このバインダーは、0
〜10wt%とされる。
を高めるためにバインダー成分を添加することができ
る。バインダーとしては、アクリル樹脂、エポキシ樹
脂、メラミン樹脂等のエマルジョン、ポリビニルアセタ
ール等の水溶性樹脂、2−ヒドロキシエチル(メタ)ア
クリレート等の水溶性モノマー、水溶性オリゴマーが挙
げられる。これらは基板上に吐出後、熱あるいは光によ
り硬化させることも可能である。このバインダーは、0
〜10wt%とされる。
【0028】また、体質顔料も0〜5wt%添加でき
る。この体質顔料としては、コロイダルシリカ、炭酸カ
ルシウム、アルミナホワイト、沈降性硫酸バリウム、バ
ライト粉、水酸化アルミニウム、カオリンクレー、ネフ
ェリンサイナイト等の従来用いられているものが使用で
きる。材質的には、コロイダルシリカ、炭酸カルシウ
ム、アルミナホワイト、沈降性硫酸バリウムが好まし
い。この体質顔料の混合量は、上記バインダーの混合量
よりも少なくすることが好ましい。
る。この体質顔料としては、コロイダルシリカ、炭酸カ
ルシウム、アルミナホワイト、沈降性硫酸バリウム、バ
ライト粉、水酸化アルミニウム、カオリンクレー、ネフ
ェリンサイナイト等の従来用いられているものが使用で
きる。材質的には、コロイダルシリカ、炭酸カルシウ
ム、アルミナホワイト、沈降性硫酸バリウムが好まし
い。この体質顔料の混合量は、上記バインダーの混合量
よりも少なくすることが好ましい。
【0029】また本発明におけるインクは、必要に応じ
て、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、両性界
面活性剤、ノニオン界面活性剤を添加することができ
る。この界面活性剤は、インクに対して0〜2wt%使
用される。
て、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、両性界
面活性剤、ノニオン界面活性剤を添加することができ
る。この界面活性剤は、インクに対して0〜2wt%使
用される。
【0030】アニオン界面活性剤としては、高級脂肪酸
塩、アルキル硫酸塩、アルキルエーテル硫酸塩、アルキ
ルエステル硫酸塩、アルキルアリルエーテル硫酸塩、ア
ルキルスルホン酸塩、スルホコハク酸塩、アルキルアリ
ル及びアルキルナフタレンスルホン酸塩、アルキルリン
酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸塩、
アルキルアリルエーテルリン酸塩等がある。
塩、アルキル硫酸塩、アルキルエーテル硫酸塩、アルキ
ルエステル硫酸塩、アルキルアリルエーテル硫酸塩、ア
ルキルスルホン酸塩、スルホコハク酸塩、アルキルアリ
ル及びアルキルナフタレンスルホン酸塩、アルキルリン
酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸塩、
アルキルアリルエーテルリン酸塩等がある。
【0031】カチオン界面活性剤としては、アルキルア
ミン塩、ジアルキルアミン塩、テトラアルキルアンモニ
ウム塩、ベンザルコニウム塩、アルキルピリジニウム
塩、イミダゾリニウム塩等がある。両性界面活性剤とし
ては、ジメチルアルキルラウリルベタイン、アルキルグ
リシン、アルキルジ(アミノエチル)グリシン、イミダ
ゾリニウムベダイン等がある。
ミン塩、ジアルキルアミン塩、テトラアルキルアンモニ
ウム塩、ベンザルコニウム塩、アルキルピリジニウム
塩、イミダゾリニウム塩等がある。両性界面活性剤とし
ては、ジメチルアルキルラウリルベタイン、アルキルグ
リシン、アルキルジ(アミノエチル)グリシン、イミダ
ゾリニウムベダイン等がある。
【0032】ノニオン界面活性剤としては、ポリオキシ
エチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキ
ルアリルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロ
ピレングリコール、グリセリンエステル、ソルビタンエ
ステル、ショ糖エステル、グリセリンエステルのポリオ
キシエチレンエーテル、ソルビタンエステルのポリオキ
シエチレンエーテル、ソルビトールエステルのポリオキ
シエチレンエーテル、脂肪酸アルカノールアミド、ポリ
オキシエチレン脂肪酸アミド、アミンオキシド、ポリオ
キシエチレンアルキルアミン等がある。
エチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキ
ルアリルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロ
ピレングリコール、グリセリンエステル、ソルビタンエ
ステル、ショ糖エステル、グリセリンエステルのポリオ
キシエチレンエーテル、ソルビタンエステルのポリオキ
シエチレンエーテル、ソルビトールエステルのポリオキ
シエチレンエーテル、脂肪酸アルカノールアミド、ポリ
オキシエチレン脂肪酸アミド、アミンオキシド、ポリオ
キシエチレンアルキルアミン等がある。
【0033】本発明における、水及びグリコール系有機
溶媒またはグリセリンの他に、他の水溶性有機溶媒を併
用することもできる。この他の水溶性有機溶媒は、使用
しているグリコール系溶媒及びグリセリンよりも少ない
量とされ、かつインクの性能に悪影響を与えない範囲と
される。
溶媒またはグリセリンの他に、他の水溶性有機溶媒を併
用することもできる。この他の水溶性有機溶媒は、使用
しているグリコール系溶媒及びグリセリンよりも少ない
量とされ、かつインクの性能に悪影響を与えない範囲と
される。
【0034】併用しうる任意の溶媒成分としては、メチ
ルアルコール、エチルアルコール、n−プロピルアルコ
ール、イソプロピルアルコール、n−ブチルアルコー
ル、sec−ブチルアルコール、tert−ブチルアル
コール等のアルキルアルコール類、ジメチルホルムアミ
ド、ジメチルアセトアミド等のアミド類、アセトン、ジ
アセトンアルコール等のケトンまたはケトンアルコール
類、エチレングリコールモノメチル(またはエチル、ブ
チル)エーテル、ジエチレングリコールモノメチル(ま
たはエチル、ブチル)エーテル、プロピレングリコール
モノメチル(またはエチル、ブチル)エーテル等のアル
キルエーテル類が挙げられる。
ルアルコール、エチルアルコール、n−プロピルアルコ
ール、イソプロピルアルコール、n−ブチルアルコー
ル、sec−ブチルアルコール、tert−ブチルアル
コール等のアルキルアルコール類、ジメチルホルムアミ
ド、ジメチルアセトアミド等のアミド類、アセトン、ジ
アセトンアルコール等のケトンまたはケトンアルコール
類、エチレングリコールモノメチル(またはエチル、ブ
チル)エーテル、ジエチレングリコールモノメチル(ま
たはエチル、ブチル)エーテル、プロピレングリコール
モノメチル(またはエチル、ブチル)エーテル等のアル
キルエーテル類が挙げられる。
【0035】この他、一般に使用される消泡剤、防腐
剤、pH調整剤、紫外線吸収剤等のインク用の添加剤を
0〜2wt%添加してもよい。
剤、pH調整剤、紫外線吸収剤等のインク用の添加剤を
0〜2wt%添加してもよい。
【0036】本発明のインクは、インクが乾燥していく
途中でインク中の固形分濃度が20wt%になった時の
インクの粘度が100cP以下であるようなインクとし
ておくことが好ましい。このようにしておくことによ
り、基板上に吐出したインクが乾燥して行く際に画素内
で凸になりにくくなり、画素内で色が均一になりやす
い。また、インクジェットヘッドのノズル近傍でインク
がやや乾燥しても顔料の凝集物が付着しにくく長時間安
定した吐出が可能になる。
途中でインク中の固形分濃度が20wt%になった時の
インクの粘度が100cP以下であるようなインクとし
ておくことが好ましい。このようにしておくことによ
り、基板上に吐出したインクが乾燥して行く際に画素内
で凸になりにくくなり、画素内で色が均一になりやす
い。また、インクジェットヘッドのノズル近傍でインク
がやや乾燥しても顔料の凝集物が付着しにくく長時間安
定した吐出が可能になる。
【0037】このようにして調整したインクをインクジ
ェット法で吐出してカラーフィルタを形成する。この際
に、あらかじめ基板上に仕切り壁となるような凸部を形
成し、その凸部により区切られた凹部にインクジェット
法によってインクを吐出して凹部にインクを堆積させて
着色層を形成することが好ましい。
ェット法で吐出してカラーフィルタを形成する。この際
に、あらかじめ基板上に仕切り壁となるような凸部を形
成し、その凸部により区切られた凹部にインクジェット
法によってインクを吐出して凹部にインクを堆積させて
着色層を形成することが好ましい。
【0038】顔料系のインクを使用すると、基板表面に
顔料が吸着されないので、仕切り壁がないと、吐出した
インクが周囲の画素に流れ出したり、飛散して色純度が
低下する。このため、あらかじめ仕切り壁として基板上
に凸部を形成することが好ましい。
顔料が吸着されないので、仕切り壁がないと、吐出した
インクが周囲の画素に流れ出したり、飛散して色純度が
低下する。このため、あらかじめ仕切り壁として基板上
に凸部を形成することが好ましい。
【0039】この凸部は、基板上に線状や格子状に形成
されればよい。この凸部の形状は、それにより区切られ
た凹部が画素に対応するようにされればよい。例えば、
ストライプ状のカラーフィルタを形成する場合には、線
状に形成されるし、四角の画素に対応させるためには格
子状に形成される。この凸部は、液晶表示装置等では遮
光膜を兼用させることが有利である。具体的には、黒色
の材料や金属遮光層等で凸部を形成すればよい。
されればよい。この凸部の形状は、それにより区切られ
た凹部が画素に対応するようにされればよい。例えば、
ストライプ状のカラーフィルタを形成する場合には、線
状に形成されるし、四角の画素に対応させるためには格
子状に形成される。この凸部は、液晶表示装置等では遮
光膜を兼用させることが有利である。具体的には、黒色
の材料や金属遮光層等で凸部を形成すればよい。
【0040】この凸部は、インクジェット法によって着
色する際に、吐出したインクが他の画素に流れ込んだり
滲んだりすることを防止する役割を果たす。したがっ
て、この凸部の高さはある程度高いことが好ましいが、
カラーフィルタとした場合の全体の平坦性が高いことも
要求されるので、着色層の厚さに近い高さが選択され
る。通常は0.1〜2μm程度とされればよい。また、
この幅は、通常は画素間の幅よりもやや広くして、後工
程で位置ずれ等を生じてそれが表示に影響しないように
される。
色する際に、吐出したインクが他の画素に流れ込んだり
滲んだりすることを防止する役割を果たす。したがっ
て、この凸部の高さはある程度高いことが好ましいが、
カラーフィルタとした場合の全体の平坦性が高いことも
要求されるので、着色層の厚さに近い高さが選択され
る。通常は0.1〜2μm程度とされればよい。また、
この幅は、通常は画素間の幅よりもやや広くして、後工
程で位置ずれ等を生じてそれが表示に影響しないように
される。
【0041】このようにして吐出されたインクは、通常
乾燥し、150〜300℃での焼成を行う。さらに、こ
のカラーフィルタ上に樹脂等の絶縁膜を形成して平坦化
しまたは電極との接着性の向上を図り、その上に電極を
形成する。このようにして形成したカラーフィルタ基板
ともう1枚の電極付き基板とを組合せて液晶表示装置を
形成すればよい。
乾燥し、150〜300℃での焼成を行う。さらに、こ
のカラーフィルタ上に樹脂等の絶縁膜を形成して平坦化
しまたは電極との接着性の向上を図り、その上に電極を
形成する。このようにして形成したカラーフィルタ基板
ともう1枚の電極付き基板とを組合せて液晶表示装置を
形成すればよい。
【0042】
【実施例】以下、本発明の実施例を詳細に説明する。な
お、以下に示す部は特に説明がない限り重量部を示す。
また、下記のナフタレンアルキレンオキサイド付加物
は、R1 がβ−ナフチル基(C10H7 −)、R2 がエチ
レン基(−C2 H4 −)、m=11、n=0の化合物を
意味する。
お、以下に示す部は特に説明がない限り重量部を示す。
また、下記のナフタレンアルキレンオキサイド付加物
は、R1 がβ−ナフチル基(C10H7 −)、R2 がエチ
レン基(−C2 H4 −)、m=11、n=0の化合物を
意味する。
【0043】(1)レッド顔料分散液(A)の作製 顔料(Pigment Red 177) 20.0部 ナフタレンアルキレンオキサイド付加物 15.0部 ジエチレングリコール 3.0部 イオン交換水 62.0部 上記成分を混合し、ボールミルで20時間分散を行い、
さらに遠心分離処理をかけて粗大粒子を除去した。
さらに遠心分離処理をかけて粗大粒子を除去した。
【0044】(2)グリーン分散液(A)の作製 顔料(Pigment Green36) 20.0部 ナフタレンアルキレンオキサイド付加物 12.5部 モノエチレングリコール 7.0部 イオン交換水 60.5部 上記成分を混合し、サンドミルで7時間分散を行い、さ
らにメンブランフィルターで加圧ろ過し粗大粒子を除去
した。
らにメンブランフィルターで加圧ろ過し粗大粒子を除去
した。
【0045】(3)ブルー分散液の作製 顔料(Pigment Blue15:6)20.0部 ナフタレンアルキレンオキサイド付加物 17.0部 モノエチレングリコール 5.0部 イオン交換水 58.0部 上記成分を混合し、サンドミルで5時間分散を行い、さ
らにメンブランフィルターで加圧ろ過し粗大粒子を除去
した。
らにメンブランフィルターで加圧ろ過し粗大粒子を除去
した。
【0046】(4)レッド分散液(B)の作製 顔料(Pigment Red 177) 20.0部 スチレン−マレイン酸共重合体 15.0部 (アンモニア中和、有効成分30%) ジエチレングリコール 3.0部 イオン交換水 62.0部 上記成分を混合し、ボールミルで20時間分散を行い、
さらに遠心分離処理をかけて粗大粒子を除去した。
さらに遠心分離処理をかけて粗大粒子を除去した。
【0047】(5)グリーン分散液(B)の作製 顔料(Pigment Green36) 20.0部 スチレン−マレイン酸共重合体 12.5部 モノエチレングリコール 7.0部 イオン交換水 60.5部 上記成分を混合し、サンドミルで7時間分散を行い、さ
らにメンブランフィルターで加圧ろ過し粗大粒子を除去
した。
らにメンブランフィルターで加圧ろ過し粗大粒子を除去
した。
【0048】インクの作製は、上記各色分散液に以下の
成分を加えることにより所定の濃度になるように調整し
た。
成分を加えることにより所定の濃度になるように調整し
た。
【0049】 例1(実施例) レッド分散液(A) 16.76部 ドデシルベンゼンスルホン酸モノエタノールアミン 0.15部 イオン交換水 73.09部 エチレングリコール 9.00部 モノエタノールアミン 1.00部
【0050】 例2(実施例) グリーン分散液(A) 19.61部 ドデシルベンゼンスルホン酸モノエタノールアミン 0.15部 イオン交換水 70.24部 エチレングリコール 9.00部 モノエタノールアミン 1.00部
【0051】 例3(実施例) ブルー分散液 16.04部 ドデシルベンゼンスルホン酸モノエタノールアミン 0.15部 イオン交換水 73.81部 エチレングリコール 9.00部 モノエタノールアミン 1.00部
【0052】 例4(実施例) レッド分散液(A) 16.76部 ドデシルベンゼンスルホン酸モノエタノールアミン 0.15部 イオン交換水 67.09部 エチレングリコール 15.00部 モノエタノールアミン 1.00部
【0053】 例5(実施例) レッド分散液(A) 16.76部 ドデシルベンゼンスルホン酸モノエタノールアミン 0.02部 イオン交換水 77.28部 エチレングリコール 5.00部 モノエタノールアミン 1.00部
【0054】 例6(比較例) レッド分散液(B) 16.76部 ドデシルベンゼンスルホン酸モノエタノールアミン 0.02部 イオン交換水 73.22部 エチレングリコール 9.00部 モノエタノールアミン 1.00部
【0055】 例7(比較例) グリーン分散液(B) 19.61部 ドデシルベンゼンスルホン酸モノエタノールアミン 0.15部 イオン交換水 70.24部 エチレングリコール 9.00部 モノエタノールアミン 1.00部
【0056】このようにして得られたインクをインクジ
ェット法を用いて、基板に吐出して測定を行った。試験
1及び試験2は、単なるガラス基板に吐出を行い測定し
た。試験3及び試験4は、遮光層によりあらかじめ画素
以外の部分に仕切り壁としての凸部を形成しておいたガ
ラス基板に吐出しカラーフィルタを作製した。その結果
を表1及び表2に示す。
ェット法を用いて、基板に吐出して測定を行った。試験
1及び試験2は、単なるガラス基板に吐出を行い測定し
た。試験3及び試験4は、遮光層によりあらかじめ画素
以外の部分に仕切り壁としての凸部を形成しておいたガ
ラス基板に吐出しカラーフィルタを作製した。その結果
を表1及び表2に示す。
【0057】なお、吐出安定性に関しては、試験1とし
て一定の吐出パルス(周波数1kHz)を2.5秒周期
で断続的に与えてインクを吐出させ、オリフィスから吐
出されたインク5滴分の固形分堆積を測定した。試験開
始後20時間経過した時の吐出液量に対する試験開始時
の吐出液量の比率が、 1)95%以上である場合 ◎ 2)90%以上95%未満である場合 ○ 3)70%以上90%未満である場合 △ 4)70%未満あるいは液が吐出されていない場合 × とした。
て一定の吐出パルス(周波数1kHz)を2.5秒周期
で断続的に与えてインクを吐出させ、オリフィスから吐
出されたインク5滴分の固形分堆積を測定した。試験開
始後20時間経過した時の吐出液量に対する試験開始時
の吐出液量の比率が、 1)95%以上である場合 ◎ 2)90%以上95%未満である場合 ○ 3)70%以上90%未満である場合 △ 4)70%未満あるいは液が吐出されていない場合 × とした。
【0058】吐出安定性の2番目の試験である試験2
は、一定の吐出パルス(周波数1kHz)を2.5秒周
期で断続的に与えてインクを吐出させ、インクがオリフ
ィスから吐出されて1ミリ秒後におけるインク飛滴とイ
ンクジェットヘッド間の距離をストロボカメラにより測
定して吐出速度を求めた。試験開始後20時間経過した
時の吐出速度に対する試験開始時の吐出速度の比率が、 1)90%以上である場合 ○ 2)70%以上90%未満である場合 △ 3)70%未満あるいは液が吐出されていない場合 × とした。
は、一定の吐出パルス(周波数1kHz)を2.5秒周
期で断続的に与えてインクを吐出させ、インクがオリフ
ィスから吐出されて1ミリ秒後におけるインク飛滴とイ
ンクジェットヘッド間の距離をストロボカメラにより測
定して吐出速度を求めた。試験開始後20時間経過した
時の吐出速度に対する試験開始時の吐出速度の比率が、 1)90%以上である場合 ○ 2)70%以上90%未満である場合 △ 3)70%未満あるいは液が吐出されていない場合 × とした。
【0059】試験3は、基板上に吐出したインクの性状
に関する試験であり、遮光層を設けた基板の開口部にイ
ンクを吐出した後、基板を65℃×10min乾燥し、
次いで230℃×1hr焼成を行い、カラーフィルタを
形成した。そのカラーフィルタの画素の段差をレーザー
顕微鏡により測定し、 1)段差が0.03μm未満である場合 ○ 2)段差が0.03μm以上0.06μm未満である場合 △ 3)段差が0.06μm以上である場合 × とした。
に関する試験であり、遮光層を設けた基板の開口部にイ
ンクを吐出した後、基板を65℃×10min乾燥し、
次いで230℃×1hr焼成を行い、カラーフィルタを
形成した。そのカラーフィルタの画素の段差をレーザー
顕微鏡により測定し、 1)段差が0.03μm未満である場合 ○ 2)段差が0.03μm以上0.06μm未満である場合 △ 3)段差が0.06μm以上である場合 × とした。
【0060】試験4は、試験3で作成した例2と例7の
カラーフィルタを用い、それらの画素中央部の色度を顕
微分光光度計(大塚電子、MCPD1000)を用いて
測定した。この結果をxy(CIE1931での色度座
標)及びY値(CIE1931での刺激値)で表2に示
す。また、515nmの光に対する透過率(%)も表2
に示す。
カラーフィルタを用い、それらの画素中央部の色度を顕
微分光光度計(大塚電子、MCPD1000)を用いて
測定した。この結果をxy(CIE1931での色度座
標)及びY値(CIE1931での刺激値)で表2に示
す。また、515nmの光に対する透過率(%)も表2
に示す。
【0061】固形分濃度が20wt%になった時の粘度
を、例2と例7でB型粘度計(60rpm、25℃)で
測定したところ、例2のものは45cPであり、例7の
ものは220cPであった。
を、例2と例7でB型粘度計(60rpm、25℃)で
測定したところ、例2のものは45cPであり、例7の
ものは220cPであった。
【0062】
【表1】
【0063】
【表2】
【0064】
【発明の効果】以上の説明したように、本発明のカラー
フィルタ製造用顔料分散型水性インクを用いれば、イン
クの乾燥に伴う溶媒組成の変化に対応して広い固形分濃
度の範囲で分散することが可能となる。このため、イン
クジェットヘッドのノズル近傍のインクが乾燥しても、
インクの凝集に伴うノズルの目詰まりが起こりくくな
り、吐出安定性に優れる。これにより長時間安定したカ
ラーフィルタの製造が可能になる。
フィルタ製造用顔料分散型水性インクを用いれば、イン
クの乾燥に伴う溶媒組成の変化に対応して広い固形分濃
度の範囲で分散することが可能となる。このため、イン
クジェットヘッドのノズル近傍のインクが乾燥しても、
インクの凝集に伴うノズルの目詰まりが起こりくくな
り、吐出安定性に優れる。これにより長時間安定したカ
ラーフィルタの製造が可能になる。
【0065】また、基板に吐出したインクの乾燥時に、
画素中央部が凸になりにくく、画素断面形状もフラット
で画素内で色が均一で明るいカラーフィルタを得ること
ができる。本発明は、本発明の効果を損しない範囲内
で、種々の応用が可能である。
画素中央部が凸になりにくく、画素断面形状もフラット
で画素内で色が均一で明るいカラーフィルタを得ること
ができる。本発明は、本発明の効果を損しない範囲内
で、種々の応用が可能である。
Claims (4)
- 【請求項1】インクジェット法によりカラーフィルタを
製造するためのカラーフィルタ製造用顔料分散型水性イ
ンクにおいて、着色剤として顔料を1〜5wt%含有
し、溶媒としてグリコール系溶媒及びグリセリンの少な
くとも一方と水とを混合して用い、分散剤として一般式
(1)で示されるアルキレンオキサイド化合物(ただ
し、R1 は飽和もしくは不飽和の炭化水素基を意味し、
R2 とR3 とは夫々異なり、炭素数が2または3のアル
キレン基を意味し、mとnは夫々0または正の整数であ
り、5≦m+n≦30であり、分子量が2000以下で
ある。)を使用することを特徴とするカラーフィルタ製
造用顔料分散型水性インク。 R1 −(R2 −O−)m −(R3 −O−)n −H (1) - 【請求項2】R1 が芳香族基である請求項1記載のカラ
ーフィルタ製造用顔料分散型水性インク。 - 【請求項3】インクを乾燥させて固形分濃度が20wt
%になった時の粘度が100cP以下である請求項1ま
たは2記載のカラーフィルタ製造用顔料分散型水性イン
ク。 - 【請求項4】請求項1または2または3記載のカラーフ
ィルタ製造用顔料分散型水性インクを用いて、基板上に
インクジェット法でカラーフィルタを製造することを特
徴とするカラーフィルタの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23735597A JPH1184123A (ja) | 1997-09-02 | 1997-09-02 | カラーフィルタ製造用顔料分散型水性インク及びカラーフィルタの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23735597A JPH1184123A (ja) | 1997-09-02 | 1997-09-02 | カラーフィルタ製造用顔料分散型水性インク及びカラーフィルタの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1184123A true JPH1184123A (ja) | 1999-03-26 |
| JPH1184123A5 JPH1184123A5 (ja) | 2004-10-14 |
Family
ID=17014175
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23735597A Pending JPH1184123A (ja) | 1997-09-02 | 1997-09-02 | カラーフィルタ製造用顔料分散型水性インク及びカラーフィルタの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1184123A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001354869A (ja) * | 2000-04-04 | 2001-12-25 | Bayer Ag | 液晶ディスプレーのカラーフィルターに入れる有機顔料 |
| JP2008197506A (ja) * | 2007-02-15 | 2008-08-28 | Dainippon Printing Co Ltd | カラーフィルター用インクジェットインクの評価方法 |
-
1997
- 1997-09-02 JP JP23735597A patent/JPH1184123A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001354869A (ja) * | 2000-04-04 | 2001-12-25 | Bayer Ag | 液晶ディスプレーのカラーフィルターに入れる有機顔料 |
| JP2008197506A (ja) * | 2007-02-15 | 2008-08-28 | Dainippon Printing Co Ltd | カラーフィルター用インクジェットインクの評価方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050909 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051025 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060207 |