JPH118421A - 圧電トランス - Google Patents
圧電トランスInfo
- Publication number
- JPH118421A JPH118421A JP9160308A JP16030897A JPH118421A JP H118421 A JPH118421 A JP H118421A JP 9160308 A JP9160308 A JP 9160308A JP 16030897 A JP16030897 A JP 16030897A JP H118421 A JPH118421 A JP H118421A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piezoelectric
- center
- electrodes
- piezoelectric vibrators
- vibration
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Dc-Dc Converters (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 入出力線の断線が起き難く、支持の自由度や
安定度の高い圧電トランスを提供する。 【解決手段】 圧電素子の中心部に節を持つ振動モード
を有するとともに各々が同相で接続される電極が設けら
れた複数の圧電振動子11a、11bを、圧電素子の中
心部に節を持つ振動モードを有するとともに中央部に各
々が同相で接続される中央電極が設けられた結合子12
によって結合する。この複数の圧電振動子を厚み方向に
分極された横効果圧電振動子によって構成し、結合子を
中央部から振動方向に分極された縦方向圧電振動子によ
って構成する。
安定度の高い圧電トランスを提供する。 【解決手段】 圧電素子の中心部に節を持つ振動モード
を有するとともに各々が同相で接続される電極が設けら
れた複数の圧電振動子11a、11bを、圧電素子の中
心部に節を持つ振動モードを有するとともに中央部に各
々が同相で接続される中央電極が設けられた結合子12
によって結合する。この複数の圧電振動子を厚み方向に
分極された横効果圧電振動子によって構成し、結合子を
中央部から振動方向に分極された縦方向圧電振動子によ
って構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、圧電素子の振動
によってエネルギーを伝達し、所定の比率で電圧を昇圧
または降圧する圧電トランスに関する。
によってエネルギーを伝達し、所定の比率で電圧を昇圧
または降圧する圧電トランスに関する。
【0002】
【従来の技術】携帯型コンピュータのような小型軽量化
が要求される携帯機器に内蔵される昇圧/絶縁用トラン
スとして、従来の巻き線トランスに代わり圧電トランス
が用いられるようになった。これについては、例えば特
公平2−30594号公報に記載されたようなものがあ
る。
が要求される携帯機器に内蔵される昇圧/絶縁用トラン
スとして、従来の巻き線トランスに代わり圧電トランス
が用いられるようになった。これについては、例えば特
公平2−30594号公報に記載されたようなものがあ
る。
【0003】図7は、このようにこれまで用いられてき
た圧電トランスの外観例を示す斜視図である。このよう
に圧電トランスは、一例として長方形の平面部を有する
平板型の圧電材料によって形成された振動子101から
なる。
た圧電トランスの外観例を示す斜視図である。このよう
に圧電トランスは、一例として長方形の平面部を有する
平板型の圧電材料によって形成された振動子101から
なる。
【0004】この振動子101の表裏両方の平面部(図
7では上面および下面)の一部分には、入力電極10
2、102が取り付けられている。この入力電極10
2、102に駆動電圧を与えると、入力電極に挟まれて
いる部分は厚さ方向に分極されているので、圧電横効果
(図中、左傾矢印)により縦振動が励起される。
7では上面および下面)の一部分には、入力電極10
2、102が取り付けられている。この入力電極10
2、102に駆動電圧を与えると、入力電極に挟まれて
いる部分は厚さ方向に分極されているので、圧電横効果
(図中、左傾矢印)により縦振動が励起される。
【0005】また、振動子101の長手方向の端面(図
7では右端面)には出力電極103が取り付けられてい
る。上述のように入力電極102、102に駆動電圧を
与えたとき、出力電極付近は両面方向に分極されている
ので、圧電縦効果(図中、右傾矢印で示す)の電気機械
変換により、出力電極103には昇圧された電圧が現れ
る。
7では右端面)には出力電極103が取り付けられてい
る。上述のように入力電極102、102に駆動電圧を
与えたとき、出力電極付近は両面方向に分極されている
ので、圧電縦効果(図中、右傾矢印で示す)の電気機械
変換により、出力電極103には昇圧された電圧が現れ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら図7に示
す構成では、入力電極102、102および出力電極1
03は、振動子101の振動の節ではなく、振動の腹に
取り付けられている。このため、入力電極102、10
2および出力電極103は物理的に大きく振動する。
す構成では、入力電極102、102および出力電極1
03は、振動子101の振動の節ではなく、振動の腹に
取り付けられている。このため、入力電極102、10
2および出力電極103は物理的に大きく振動する。
【0007】ところで、入力電極102、102および
出力電極103には、電圧を入力あるいは出力するため
のリード線(図示省略)が接続されている。上述のよう
に振動子101の振動の腹に取り付けられている入力電
極102、102および出力電極103は大きく振動す
るため、このリード線の接続部には大きな振動応力が発
生する。
出力電極103には、電圧を入力あるいは出力するため
のリード線(図示省略)が接続されている。上述のよう
に振動子101の振動の腹に取り付けられている入力電
極102、102および出力電極103は大きく振動す
るため、このリード線の接続部には大きな振動応力が発
生する。
【0008】このため、リード線の接続部に接続不良を
生じたり、断線したりする。特に出力電極103は、一
般に振幅の最も大きな部位に形成されるため、接続不良
や断線を生じる可能性は極めて高い。
生じたり、断線したりする。特に出力電極103は、一
般に振幅の最も大きな部位に形成されるため、接続不良
や断線を生じる可能性は極めて高い。
【0009】また圧電トランスは、振動の節で支持しな
ければならないが、図7に示すような構成では、支持で
きる部位は1ヶ所しかない。この発明は、このような背
景の下になされたもので、入出力線の断線が起き難く、
支持の自由度や安定度の高い圧電トランスを提供するこ
とを目的としている。
ければならないが、図7に示すような構成では、支持で
きる部位は1ヶ所しかない。この発明は、このような背
景の下になされたもので、入出力線の断線が起き難く、
支持の自由度や安定度の高い圧電トランスを提供するこ
とを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1に記載の発明にあっては、圧電素子の
中心部に節を持つ振動モードを有する複数の圧電振動子
と、前記複数の圧電振動子の各々に設けられ当該複数の
圧電振動子の各々が同相で接続される第1の電極と、圧
電素子の中心部に節を持つ振動モードを有し前記複数の
圧電振動子同志を結合する1つ以上の結合子と、前記結
合子の各々の中央部に設けられ当該結合子の各々が同相
で接続される第2の電極とを具備することを特徴とす
る。また、請求項2に記載の発明にあっては、請求項1
に記載の圧電トランスでは、前記第1の電極の各々に互
いに同相の駆動信号を供給し、前記第2の電極の各々を
並列に接続して出力信号を取り出すことを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明にあっては、請求項1に記
載の圧電トランスでは、前記第2の電極の各々に互いに
同相の駆動信号を供給し、前記第1の電極の各々を並列
に接続して出力信号を取り出すことを特徴とする。ま
た、請求項4に記載の発明にあっては、請求項1ないし
請求項3の何れかに記載の圧電トランスでは、前記複数
の圧電振動子は厚み方向に分極された横効果圧電振動子
であり、前記結合子は中央部から振動方向に分極された
縦方向圧電振動子であることを特徴とする。また、請求
項5に記載の発明にあっては、請求項1ないし請求項4
の何れかに記載の圧電トランスでは、前記圧電振動子は
各々が同一材質の圧電素子によって平板の同一形状およ
び寸法に形成され、前記結合子は各々が同一材質の圧電
素子によって平板の同一形状および同一寸法に形成され
ていることを特徴とする。
ために、請求項1に記載の発明にあっては、圧電素子の
中心部に節を持つ振動モードを有する複数の圧電振動子
と、前記複数の圧電振動子の各々に設けられ当該複数の
圧電振動子の各々が同相で接続される第1の電極と、圧
電素子の中心部に節を持つ振動モードを有し前記複数の
圧電振動子同志を結合する1つ以上の結合子と、前記結
合子の各々の中央部に設けられ当該結合子の各々が同相
で接続される第2の電極とを具備することを特徴とす
る。また、請求項2に記載の発明にあっては、請求項1
に記載の圧電トランスでは、前記第1の電極の各々に互
いに同相の駆動信号を供給し、前記第2の電極の各々を
並列に接続して出力信号を取り出すことを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明にあっては、請求項1に記
載の圧電トランスでは、前記第2の電極の各々に互いに
同相の駆動信号を供給し、前記第1の電極の各々を並列
に接続して出力信号を取り出すことを特徴とする。ま
た、請求項4に記載の発明にあっては、請求項1ないし
請求項3の何れかに記載の圧電トランスでは、前記複数
の圧電振動子は厚み方向に分極された横効果圧電振動子
であり、前記結合子は中央部から振動方向に分極された
縦方向圧電振動子であることを特徴とする。また、請求
項5に記載の発明にあっては、請求項1ないし請求項4
の何れかに記載の圧電トランスでは、前記圧電振動子は
各々が同一材質の圧電素子によって平板の同一形状およ
び寸法に形成され、前記結合子は各々が同一材質の圧電
素子によって平板の同一形状および同一寸法に形成され
ていることを特徴とする。
【0011】この発明によれば、圧電素子の中心部に節
を持つ振動モードを有するとともに各々が同相で接続さ
れる第1の電極が設けられた複数の圧電振動子を、圧電
素子の中心部に節を持つ振動モードを有するとともに中
央部に各々が同相で接続される第2の電極が設けられた
結合子によって結合する。このとき、第1の電極の各々
に互いに同相の駆動信号を供給し、第2の電極の各々を
並列に接続して出力信号を取り出すか、第2の電極の各
々に互いに同相の駆動信号を供給し、第1の電極の各々
を並列に接続して出力信号を取り出す。また、複数の圧
電振動子を厚み方向に分極された横効果圧電振動子によ
って構成し、結合子を中央部から振動方向に分極された
縦方向圧電振動子によって構成する。
を持つ振動モードを有するとともに各々が同相で接続さ
れる第1の電極が設けられた複数の圧電振動子を、圧電
素子の中心部に節を持つ振動モードを有するとともに中
央部に各々が同相で接続される第2の電極が設けられた
結合子によって結合する。このとき、第1の電極の各々
に互いに同相の駆動信号を供給し、第2の電極の各々を
並列に接続して出力信号を取り出すか、第2の電極の各
々に互いに同相の駆動信号を供給し、第1の電極の各々
を並列に接続して出力信号を取り出す。また、複数の圧
電振動子を厚み方向に分極された横効果圧電振動子によ
って構成し、結合子を中央部から振動方向に分極された
縦方向圧電振動子によって構成する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、本発明について説明す
る。図1は、本発明の一実施の形態にかかる圧電トラン
スの構成を示す構成図であり、図1(a)は斜視図、図
1(b)は側断面図である。
る。図1は、本発明の一実施の形態にかかる圧電トラン
スの構成を示す構成図であり、図1(a)は斜視図、図
1(b)は側断面図である。
【0013】これらの図において、10は全体が圧電セ
ラミックス等の圧電材料から形成された振動体である。
この振動体10は、圧電振動子11aと圧電振動子11
b、そして結合子12とが一体に形成されてなる。
ラミックス等の圧電材料から形成された振動体である。
この振動体10は、圧電振動子11aと圧電振動子11
b、そして結合子12とが一体に形成されてなる。
【0014】上述の圧電振動子11aと圧電振動子11
bとは同一寸法の円板形状に形成されている。また、結
合子12は平板矩形状に形成されており、その幅は円板
形状の圧電振動子11a、11bの直径よりも小さい。
そしてこれら圧電振動子11a、11bの中心と結合子
12の中心とは、同一線上に配置されている。
bとは同一寸法の円板形状に形成されている。また、結
合子12は平板矩形状に形成されており、その幅は円板
形状の圧電振動子11a、11bの直径よりも小さい。
そしてこれら圧電振動子11a、11bの中心と結合子
12の中心とは、同一線上に配置されている。
【0015】また、図1(a)および図1(b)に示す
ように、圧電振動子11a、11bにおける分極方向
は、白抜き矢印で示すように圧電振動子11a、11b
の厚さ方向である。
ように、圧電振動子11a、11bにおける分極方向
は、白抜き矢印で示すように圧電振動子11a、11b
の厚さ方向である。
【0016】そして、圧電振動子11a、11bに各々
における一方の全面(図1(a)、図1(b)では上
面)に電極13a、13bが形成され、他方の全面(図
1(b)の下面)には電極14a、14bが形成されて
いる。
における一方の全面(図1(a)、図1(b)では上
面)に電極13a、13bが形成され、他方の全面(図
1(b)の下面)には電極14a、14bが形成されて
いる。
【0017】一方、結合子12の中心部には中央電極1
5が形成されている。この中央電極15と上述の電極1
4a、14bとにおいては、図1(a)および図1
(b)中に右傾斜線矢印によって示す方向に分極され
る。
5が形成されている。この中央電極15と上述の電極1
4a、14bとにおいては、図1(a)および図1
(b)中に右傾斜線矢印によって示す方向に分極され
る。
【0018】図1(b)に示す16a、16bは、各々
圧電振動子11a、11bを支持する金属製の支持台で
ある。この支持台16aおよび16bは、各々圧電振動
子11a、11bの中心部を支持するとともに、接地さ
れている。
圧電振動子11a、11bを支持する金属製の支持台で
ある。この支持台16aおよび16bは、各々圧電振動
子11a、11bの中心部を支持するとともに、接地さ
れている。
【0019】17は信号源である交流電源であり、この
交流電源17が出力する交流信号は電極13a、13b
を介して圧電振動子11a、11bに印加される。ま
た、このときに結合子12で誘起される出力信号が、中
央電極15からVoutとして出力される。
交流電源17が出力する交流信号は電極13a、13b
を介して圧電振動子11a、11bに印加される。ま
た、このときに結合子12で誘起される出力信号が、中
央電極15からVoutとして出力される。
【0020】この場合、電極13aに交流信号が供給さ
れる接続点18a、電極13bに交流信号が供給される
接続点18bおよび中央電極15から出力信号が取り出
される接続点19は、各々圧電振動子11a、圧電振動
子11bあるいは結合子12の中心に位置している。ま
た、接続点18aと接続点18bとには、互いに同相の
交流信号が供給される。
れる接続点18a、電極13bに交流信号が供給される
接続点18bおよび中央電極15から出力信号が取り出
される接続点19は、各々圧電振動子11a、圧電振動
子11bあるいは結合子12の中心に位置している。ま
た、接続点18aと接続点18bとには、互いに同相の
交流信号が供給される。
【0021】図2は、本実施の形態における振動体10
の振動の様子を示したモデル図であり、図2(a)は結
合子12が伸びた状態を示し、図2(b)は結合子12
が縮んだ状態を示している。
の振動の様子を示したモデル図であり、図2(a)は結
合子12が伸びた状態を示し、図2(b)は結合子12
が縮んだ状態を示している。
【0022】この図に示すように、圧電振動子11aは
その中心部(図中A、A')が振動の節となっており、圧
電振動子11bもその中心部(図中B、B')が振動の節
となっている。
その中心部(図中A、A')が振動の節となっており、圧
電振動子11bもその中心部(図中B、B')が振動の節
となっている。
【0023】図1に示す構成において、交流電源17か
ら図2(a)、図2(b)に示す振動モードの固有振動
数の交流信号を、電極13aおよび電極13bに対して
供給すると、圧電振動子11aおよび圧電振動子11b
は交流信号の瞬時値に対応して伸縮を繰り返す。これら
圧電振動子11a、11bが伸縮振動することにより、
電気機械結合係数kに基づいて結合子12も伸縮を繰り
返す。
ら図2(a)、図2(b)に示す振動モードの固有振動
数の交流信号を、電極13aおよび電極13bに対して
供給すると、圧電振動子11aおよび圧電振動子11b
は交流信号の瞬時値に対応して伸縮を繰り返す。これら
圧電振動子11a、11bが伸縮振動することにより、
電気機械結合係数kに基づいて結合子12も伸縮を繰り
返す。
【0024】また、振動子11a、11bが結合子によ
り連結されているため、振動子は円板の中心部から外方
向に均等に伸縮するのではなく、楕円状に伸縮する。こ
の場合に、結合子はほぼ分極方向に伸縮する。しかも、
中央電極と電極14a間、中央電極と電極14b間の2
つの交流信号を取り出すことができる構成となってい
る。
り連結されているため、振動子は円板の中心部から外方
向に均等に伸縮するのではなく、楕円状に伸縮する。こ
の場合に、結合子はほぼ分極方向に伸縮する。しかも、
中央電極と電極14a間、中央電極と電極14b間の2
つの交流信号を取り出すことができる構成となってい
る。
【0025】この電気機械結合係数は、電気的な形で結
晶中に蓄積されるエネルギーの機械的総入力に対する比
の平方根、あるいは機械的な形で結晶中に蓄積されるエ
ネルギーの電気的総入力に対する比の平方根と定義され
ているものである。
晶中に蓄積されるエネルギーの機械的総入力に対する比
の平方根、あるいは機械的な形で結晶中に蓄積されるエ
ネルギーの電気的総入力に対する比の平方根と定義され
ているものである。
【0026】この電気機械結合係数kの詳細な説明につ
いては、本実施の形態では省略するが、一般に圧電縦効
果の電気機械結合係数はk33、圧電横効果の電気機械結
合係数はk31と表される。
いては、本実施の形態では省略するが、一般に圧電縦効
果の電気機械結合係数はk33、圧電横効果の電気機械結
合係数はk31と表される。
【0027】一例として本実施の形態は圧電縦効果を用
いており、電気機械結合係数k33に基づいて、圧電振動
子11aおよび圧電振動子11bの分極方向のインピー
ダンスと結合子12の分極方向のインピーダンスとの比
が決まる。即ち本実施の形態における中央電極15に
は、電気機械結合係数k33に基づいた比率で昇圧、ある
いは降圧された交流信号が現れる。
いており、電気機械結合係数k33に基づいて、圧電振動
子11aおよび圧電振動子11bの分極方向のインピー
ダンスと結合子12の分極方向のインピーダンスとの比
が決まる。即ち本実施の形態における中央電極15に
は、電気機械結合係数k33に基づいた比率で昇圧、ある
いは降圧された交流信号が現れる。
【0028】このとき、本実施の形態では上述したよう
に圧電振動子11aおよび圧電振動子11bに交流信号
を供給する接続点18aあるいは接続点18bは、当該
圧電振動子11aあるいは圧電振動子11bの中心部に
形成されている。
に圧電振動子11aおよび圧電振動子11bに交流信号
を供給する接続点18aあるいは接続点18bは、当該
圧電振動子11aあるいは圧電振動子11bの中心部に
形成されている。
【0029】これら圧電振動子11a、11bの中心部
は図2(a)、図2(b)にも示したように振動の節と
なっている。即ち、その振幅は極めて小さいため、接続
されたリード線等が接続不良となったり、断線すること
なない。
は図2(a)、図2(b)にも示したように振動の節と
なっている。即ち、その振幅は極めて小さいため、接続
されたリード線等が接続不良となったり、断線すること
なない。
【0030】同様に交流信号を取り出す接続点19につ
いても、振動の節である結合子12の中央部に形成され
ている。従ってその振幅は小さく、接続されたリード線
等が接続不良となったり、断線することなない。
いても、振動の節である結合子12の中央部に形成され
ている。従ってその振幅は小さく、接続されたリード線
等が接続不良となったり、断線することなない。
【0031】さらに支持台16aおよび支持台16b
も、それぞれ圧電振動子11aあるいは圧電振動子11
bの中心部、即ち振動の節を支持する構成となってい
る。本実施の形態のように複数の圧電振動子の中心部か
ら同時に交流信号を供給する構成の場合、支持可能とな
る振動の節が複数存在することになり、この圧電トラン
ス(振動体)を安定且つ容易に支持することが可能とな
る。
も、それぞれ圧電振動子11aあるいは圧電振動子11
bの中心部、即ち振動の節を支持する構成となってい
る。本実施の形態のように複数の圧電振動子の中心部か
ら同時に交流信号を供給する構成の場合、支持可能とな
る振動の節が複数存在することになり、この圧電トラン
ス(振動体)を安定且つ容易に支持することが可能とな
る。
【0032】図3は、本発明の応用例である振動体の構
成を示す構成図であり、図3(a)は斜視図、図3
(b)は側断面図である。この例では、互いに材質、形
状、寸法が同一である3つの圧電振動子が、やはり互い
に材質、形状、寸法が同一である2つの結合子によって
一体に形成されている。
成を示す構成図であり、図3(a)は斜視図、図3
(b)は側断面図である。この例では、互いに材質、形
状、寸法が同一である3つの圧電振動子が、やはり互い
に材質、形状、寸法が同一である2つの結合子によって
一体に形成されている。
【0033】ここに示す例にあっても、各圧電振動子の
中心部に互いに同相の交流信号を供給し、各結合子の中
央部から出力信号を取り出す。図4は、図3に示す振動
体の振動の様子を示したモデル図であり、図2(a)は
各結合子が伸びた状態を示し、図2(b)は各結合子が
縮んだ状態を示している。
中心部に互いに同相の交流信号を供給し、各結合子の中
央部から出力信号を取り出す。図4は、図3に示す振動
体の振動の様子を示したモデル図であり、図2(a)は
各結合子が伸びた状態を示し、図2(b)は各結合子が
縮んだ状態を示している。
【0034】これら図4(a)、図4(b)に示すよう
に、この例にあっても各圧電振動子の中心部が振動の節
(図4(a)ではA、BおよびC、図4(b)では
A'、B'およびC')となっている。
に、この例にあっても各圧電振動子の中心部が振動の節
(図4(a)ではA、BおよびC、図4(b)では
A'、B'およびC')となっている。
【0035】そこで、圧電振動子および結合子の何れに
あっても振動の節に相当する中央部に信号を入出力する
リード線等が接続される。これによって、リード線等が
接続不良となったり、断線することはない。
あっても振動の節に相当する中央部に信号を入出力する
リード線等が接続される。これによって、リード線等が
接続不良となったり、断線することはない。
【0036】またこの例では、この振動体を支持する部
位が、より多く存在する。従って、より安定且つ容易に
支持することが可能となる。さらにこの例では、複数の
結合子に形成された電極の各々から、同時に出力信号を
取り出している。従って、より大きなエネルギー(電
圧、電力)の信号を取り出すことができる。
位が、より多く存在する。従って、より安定且つ容易に
支持することが可能となる。さらにこの例では、複数の
結合子に形成された電極の各々から、同時に出力信号を
取り出している。従って、より大きなエネルギー(電
圧、電力)の信号を取り出すことができる。
【0037】図5は、本発明の他の応用例である振動体
の構成を示す構成図である。図5に示す構成では、1つ
の圧電振動子に対して、これと材質、形状、寸法が同一
である3つの圧電振動子が、等角度間隔で各々結合子を
介して一体に形成されている。これら結合子について
も、互いに材質、形状、寸法は同一である。
の構成を示す構成図である。図5に示す構成では、1つ
の圧電振動子に対して、これと材質、形状、寸法が同一
である3つの圧電振動子が、等角度間隔で各々結合子を
介して一体に形成されている。これら結合子について
も、互いに材質、形状、寸法は同一である。
【0038】なお、この例における電極や支持台の位置
あるいは分極方向等は、上述の実施の形態と同様である
ので、図示ならびに詳細な説明は省略する。この例に示
すように、円形の圧電振動子の外周に等角度間隔で圧電
振動子を一体に形成し、各圧電振動子もしくは結合子に
互いに同相の交流信号を供給すると、圧電振動子が良好
なバランスで振動するため、効率よく昇圧あるいは降圧
を行うことができる。
あるいは分極方向等は、上述の実施の形態と同様である
ので、図示ならびに詳細な説明は省略する。この例に示
すように、円形の圧電振動子の外周に等角度間隔で圧電
振動子を一体に形成し、各圧電振動子もしくは結合子に
互いに同相の交流信号を供給すると、圧電振動子が良好
なバランスで振動するため、効率よく昇圧あるいは降圧
を行うことができる。
【0039】図6も本発明の他の応用例である振動体の
構成を示す構成例である。図6に示す振動体は、互いに
材質、形状、寸法が同一である4つの圧電振動体から構
成されている。
構成を示す構成例である。図6に示す振動体は、互いに
材質、形状、寸法が同一である4つの圧電振動体から構
成されている。
【0040】これら4つの圧電振動子は、互いに隣接す
る圧電振動体同志と結合子を介して一体に形成されてい
る。なお結合子についても、互いに材質、形状、寸法は
同一である。
る圧電振動体同志と結合子を介して一体に形成されてい
る。なお結合子についても、互いに材質、形状、寸法は
同一である。
【0041】この例においても、電極や支持台の位置あ
るいは分極方向等は、上述の実施の形態と同様であるの
で、図示ならびに詳細な説明は省略する。図5あるいは
図6に示すような構成では、振動の節にリード線等を接
続することができるので接続不良や断線を防止すること
ができるとともに、支持可能である部位が数多く存在す
るため、安定に支持することができ、より効率よく昇圧
あるいは降圧を行うことが可能になる。
るいは分極方向等は、上述の実施の形態と同様であるの
で、図示ならびに詳細な説明は省略する。図5あるいは
図6に示すような構成では、振動の節にリード線等を接
続することができるので接続不良や断線を防止すること
ができるとともに、支持可能である部位が数多く存在す
るため、安定に支持することができ、より効率よく昇圧
あるいは降圧を行うことが可能になる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、圧電素子の中心部に節を持つ振動モードを有すると
ともに各々が同相で接続される第1の電極が設けられた
複数の圧電振動子を、圧電素子の中心部に節を持つ振動
モードを有するとともに中央部に各々が同相で接続され
る第2の電極が設けられた結合子によって結合する。こ
のとき、第1の電極の各々に互いに同相の駆動信号を供
給し、第2の電極の各々を並列に接続して出力信号を取
り出すか、第2の電極の各々に互いに同相の駆動信号を
供給し、第1の電極の各々を並列に接続して出力信号を
取り出す。また、複数の圧電振動子を厚み方向に分極さ
れた横効果圧電振動子によって構成し、結合子を中央部
から振動方向に分極された縦方向圧電振動子によって構
成するので、入出力線の断線が起き難く、支持の自由度
や安定度の高い圧電トランスが実現可能であるという効
果が得られる。
ば、圧電素子の中心部に節を持つ振動モードを有すると
ともに各々が同相で接続される第1の電極が設けられた
複数の圧電振動子を、圧電素子の中心部に節を持つ振動
モードを有するとともに中央部に各々が同相で接続され
る第2の電極が設けられた結合子によって結合する。こ
のとき、第1の電極の各々に互いに同相の駆動信号を供
給し、第2の電極の各々を並列に接続して出力信号を取
り出すか、第2の電極の各々に互いに同相の駆動信号を
供給し、第1の電極の各々を並列に接続して出力信号を
取り出す。また、複数の圧電振動子を厚み方向に分極さ
れた横効果圧電振動子によって構成し、結合子を中央部
から振動方向に分極された縦方向圧電振動子によって構
成するので、入出力線の断線が起き難く、支持の自由度
や安定度の高い圧電トランスが実現可能であるという効
果が得られる。
【図1】 本発明の一実施の形態にかかる圧電トランス
の構成を示す構成図である。
の構成を示す構成図である。
【図2】 本実施の形態における振動体10の振動の様
子を示したモデル図である。
子を示したモデル図である。
【図3】 本発明の応用例である振動体の構成を示す構
成図である。
成図である。
【図4】 図3に示す振動体の振動の様子を示したモデ
ル図である。
ル図である。
【図5】 本発明の他の応用例である振動体の構成を示
す構成図である。
す構成図である。
【図6】 本発明の他の応用例である振動体の構成を示
す構成例である。
す構成例である。
【図7】 従来から用いられている圧電トランスの外観
例を示す斜視図である。
例を示す斜視図である。
11a、11b 圧電振動子 12 結合子 13a、13b、14a、14b 電極(第1の電極) 15 中央電極(第2の電極)
Claims (5)
- 【請求項1】 圧電素子の中心部に節を持つ振動モード
を有する複数の圧電振動子(11a、11b)と、 前記複数の圧電振動子の各々に設けられ当該複数の圧電
振動子の各々が同相で接続される第1の電極(13a、
13b、14a、14b)と、 圧電素子の中心部に節を持つ振動モードを有し前記複数
の圧電振動子同志を結合する1つ以上の結合子(12)
と、 前記結合子の各々の中央部に設けられ当該結合子の各々
が同相で接続される第2の電極(15)とを具備するこ
とを特徴とする圧電トランス。 - 【請求項2】 前記第1の電極の各々に互いに同相の駆
動信号を供給し、 前記第2の電極の各々を並列に接続して出力信号を取り
出すことを特徴とする請求項1に記載の圧電トランス。 - 【請求項3】 前記第2の電極の各々に互いに同相の駆
動信号を供給し、 前記第1の電極の各々を並列に接続して出力信号を取り
出すことを特徴とする請求項1に記載の圧電トランス。 - 【請求項4】 前記複数の圧電振動子は厚み方向に分極
された横効果圧電振動子であり、 前記結合子は中央部から振動方向に分極された縦方向圧
電振動子であることを特徴とする請求項1ないし請求項
3の何れかに記載の圧電トランス。 - 【請求項5】 前記圧電振動子は各々が同一材質の圧電
素子によって平板の同一形状および寸法に形成され、 前記結合子は各々が同一材質の圧電素子によって平板の
同一形状および同一寸法に形成されていることを特徴と
する請求項1ないし請求項4の何れかに記載の圧電トラ
ンス。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9160308A JPH118421A (ja) | 1997-06-17 | 1997-06-17 | 圧電トランス |
| KR1019980007083A KR19980079887A (ko) | 1997-03-10 | 1998-03-04 | 압전진동장치 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9160308A JPH118421A (ja) | 1997-06-17 | 1997-06-17 | 圧電トランス |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH118421A true JPH118421A (ja) | 1999-01-12 |
Family
ID=15712158
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9160308A Withdrawn JPH118421A (ja) | 1997-03-10 | 1997-06-17 | 圧電トランス |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH118421A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7280145B2 (en) | 2002-07-30 | 2007-10-09 | Olympus Optical Co., Ltd. | Camera and image pick-up device unit having an optical member that is vibrated to remove dust |
| US7324148B2 (en) | 2002-04-26 | 2008-01-29 | Olympus Optical Co., Ltd. | Camera and image pickup device unit used therefor having a sealing structure between a dust proofing member and an image pick up device |
| US7324149B2 (en) | 2002-05-20 | 2008-01-29 | Olympus Optical Co., Ltd. | Camera and image pick-up device unit having an optical member that is vibrated to remove dust |
| JP2013102346A (ja) * | 2011-11-08 | 2013-05-23 | Nippon Dempa Kogyo Co Ltd | 水晶振動子 |
-
1997
- 1997-06-17 JP JP9160308A patent/JPH118421A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7324148B2 (en) | 2002-04-26 | 2008-01-29 | Olympus Optical Co., Ltd. | Camera and image pickup device unit used therefor having a sealing structure between a dust proofing member and an image pick up device |
| US7589780B2 (en) | 2002-04-26 | 2009-09-15 | Olympus Optical Co., Ltd. | Camera and image pick-up device unit used therefor having a sealing structure between a dust-proofing member and an image pick-up device |
| US7324149B2 (en) | 2002-05-20 | 2008-01-29 | Olympus Optical Co., Ltd. | Camera and image pick-up device unit having an optical member that is vibrated to remove dust |
| US7280145B2 (en) | 2002-07-30 | 2007-10-09 | Olympus Optical Co., Ltd. | Camera and image pick-up device unit having an optical member that is vibrated to remove dust |
| US7591598B2 (en) | 2002-07-30 | 2009-09-22 | Olympus Optical Co., Ltd. | Camera having a dust-proofing member that is vibrated to remove dust, the dust-proofing member being pressed by a spring pressing member toward a sealing part that seals a space between the dust-proofing member and an image pickup-device |
| US7686524B2 (en) | 2002-07-30 | 2010-03-30 | Olympus Optical Co., Ltd. | Image pick-up device unit having a dust-proofing member that is vibrated to remove dust, the dust-proofing member being pressed by a spring pressing member toward a sealing structure that seals an interval between the dust-proofing member and an image pick-up device |
| JP2013102346A (ja) * | 2011-11-08 | 2013-05-23 | Nippon Dempa Kogyo Co Ltd | 水晶振動子 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP4069161B2 (ja) | 圧電素子及び超音波アクチュエータ | |
| JPWO2007083752A1 (ja) | 超音波アクチュエータ | |
| KR100550058B1 (ko) | 압전 트랜스 | |
| CN108476003A (zh) | 发电元件 | |
| JPWO2018012443A1 (ja) | 圧電トランス | |
| JPH118421A (ja) | 圧電トランス | |
| JPWO2009072302A1 (ja) | 超音波アクチュエータ | |
| JP4724147B2 (ja) | 積層セラミック・コンデンサおよびその実装構造 | |
| WO2000049667A1 (fr) | Transformateur piezoelectrique | |
| JPH10256618A (ja) | 圧電振動装置 | |
| US20040232806A1 (en) | Piezoelectric transformer, power supply circuit and lighting unit using the same | |
| JPH10270767A (ja) | 圧電トランス | |
| JP4102504B2 (ja) | 圧電トランスおよびその使用方法 | |
| JPH10308544A (ja) | 圧電トランス | |
| JP2007312600A (ja) | 圧電素子及び超音波アクチュエータ | |
| KR19980079887A (ko) | 압전진동장치 | |
| JP2001196655A (ja) | 圧電セラミックトランス回路 | |
| JP3673433B2 (ja) | 圧電トランス | |
| JP2004283792A (ja) | 超音波複合振動体の駆動方法 | |
| JPH09186373A (ja) | 圧電トランス | |
| JPH10308543A (ja) | 圧電振動子 | |
| TW297168B (en) | A piezoelectric transformer having a high boost ratio | |
| JPH10135533A (ja) | 圧電トランス | |
| JPH0983032A (ja) | 圧電トランス | |
| JP3008255B2 (ja) | 圧電トランス |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040907 |