JPH1185223A - プログラマブルコントローラ - Google Patents

プログラマブルコントローラ

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JPH1185223A
JPH1185223A JP24284197A JP24284197A JPH1185223A JP H1185223 A JPH1185223 A JP H1185223A JP 24284197 A JP24284197 A JP 24284197A JP 24284197 A JP24284197 A JP 24284197A JP H1185223 A JPH1185223 A JP H1185223A
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instruction
program
microinstruction
memory
micro
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Kazuhide Ashida
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内部に組込まれたマイクロプログラムメモリ
20の記憶内容を変更せずに、簡単に実行すべきブログ
ラムの内容を変更,追加できる。 【解決手段】 実行すべきプログラムのマイクロ命令が
書込まれたマイクロプログラムメモリ20と、入力され
たマイクロ命令を実行する命令実行手段18と、プログ
ラムの実行モードを指示する実行モード指示手段7,8
と、この指示された実行モードに基づいてマイクロプロ
グラムメモリ20又はユーザプログラムメモリ3から読
出されたマイクロ命令を命令実行手段18へ与える命令
選択手段17とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鉄鋼,製紙等の製
造プラントや化学プラントや電力プラントや上下水道プ
ラント等の各種ブラントに組込まれ、各種の制御対象の
動作及び状態を最適状態に制御するプログラマブルコン
トローラに係わり、特に実行されるプログラムを簡単に
変更、追加ができるプログラマブルコントローラに関す
る。
【0002】
【従来の技術】上述した各種プラントに組込まれたプロ
グラマブルコントローラは制御対象に対して各種の制御
処理を実行する。そして、各制御処理を実行する制御プ
ログラムは、通常、複数のシーケンス命令で構成されて
いる。さらに、制御プログラムは、通常、プログラムの
実行をハードウェア又は複数のマイクロ命令で書かれた
マイクロプログラムで実行されるように構成されてい
る。
【0003】しかし、制御プログラムの実行制御部分が
全てハードウェアで構成されている場合には,シーケン
ス命令の変更や追加は不可能である。したがって、近年
ではシーケンス命令の実行内容を書替え可能なマイクロ
プログラムメモリに格納している場合も多い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】プログラマブルコント
ローラの制御動作がマイクロプログラムで制御されてい
る場合において、各制御プログラムにおける各シーケン
ス命令の実際の内容を示すマイクロ命令が書込まれたマ
イクロプログラムメモリが例えばHDDやRAM等の書
替え可能な独立した記憶素子で構成されている場合は、
各シーケンス命令を構成する各マイクロ命令を書替える
ことによって制御プログラムの具体的実行内容を自由に
変更できる。
【0005】しかし、このマイクロプログラムメモリを
他の回路素子と共にLSI(大規模集積回路)に作り込
んだ場合には、最初からこのプログラムの実行をハード
ウェアで実現した場合と同様にシーケンス命令の内容の
変更は不可能である。
【0006】プログラマブルコントローラ全体の部品点
数を低減させるためには上述したマイクロプログラムメ
モリも含めてLSI化するのが望ましいが、シーケンス
命令における具体的内容の変更が生じる可能性がある場
合はLSI化することが不可能である。
【0007】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、マイクロ命令の命令実行部の前段にマイクロプ
ログラムメモリから読出されたマイクロ命令とユーザプ
ログラムメモリから読出されたマイクロ命令とを切換え
る手段を設けることによって、たとえマイクロプログラ
ムメモリがLSI等の実質的ハードウェアで構成されて
いたとしても、このコントローラで実行されるプログラ
ムの実質的内容を簡単に変更及び追加できるプログラマ
ブルコントローラを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解消するため
に、請求項1のプログラマブルコントローラにおいて
は、実行すべきプログラムのマイクロ命令を記憶するマ
イクロプログラムメモリと、入力されたマイクロ命令を
実行する命令実行手段と、プログラムの実行モードを指
示する実行モード指示手段と、この指示された実行モー
ドに基づいてマイクロプログラムメモリ又はユーザプロ
グラムメモリから読出されたマイクロ命令を命令実行手
段へ与える命令選択手段とを備えている。
【0009】このように構成されたプログラマブルコン
トローラにおいては、マイクロプログラムメモリに記憶
されたプログラムの各マイクロ命令と異なるマイクロ命
令を実行させる場合は、この異なるマイクロ命令をユー
ザプログラムメモリに設定して、実行モード指示手段で
命令選択手段に対してユーザプログラムメモリから読出
されたマイクロ命令を選択する指示を与えればよい。
【0010】その結果、命令実行手段には、マイクロプ
ログラムメモリから読出されたマイクロ命令の代りに、
ユーザプログラムメモリから読出されたマイクロ命令が
入力される。よって、マイクロプログラムメモリに記憶
さけたマイクロ命令の代りに例えば操作者やユーザが指
定したマイクロ命令が実行される。
【0011】すなわち、たとえ他の電位部材と共にLS
I内に組込まれたマイクロプログラムメモリであったと
しても、このマイクロプログラムメモリに記憶されたマ
イクロ命令を外部の異なるマイクロ命令に置換えて実行
でき、このプログラマブルコントローラの汎用性を大幅
に向上できる。
【0012】請求項2は、請求項1のプログラマブルコ
ントローラにおいて、ユーザプログラムメモリに対して
マイクロプログラムメモリに書込まれた不具合マイクロ
命令又は変更すべきマイクロ命令に対する正しいマイク
ロ命令を書込むマイクロ命令書込手段を備えている。さ
らに、実行モード指示手段は、ユーザプログラムメモリ
から読出されたマイクロ命令を選択する実行モードを指
示する。
【0013】このように構成されたプログラマブルコン
トローラにおいては、マイクロプログラムロモリに記憶
されたプログラムを構成するマイクロ命令に不具合があ
ったとき,又はプログラムのシーケンス命令のマイクロ
命令で示される内容を変更したいときに,内容を変更し
たマイクロ命令をユーザプログラムメモリに書込むこと
によって、容易に特定のマイクロ命令の実質的な訂正又
は変更が可能となる。
【0014】請求項3は、請求項1のプログラマブルコ
ントローラにおいて、ユーザプログラムメモリにマイク
ロプログラムメモリに記憶されたプログラムとは異なる
別のプログラムのマイクロ命令を書込む別プログラム書
込手段を設けている。さらに、実行モード指示手段は、
外部から入力された電気信号に基づいて強制的に、ユー
ザプログラムメモリから読出されたマイクロ命令を選択
する実行モードを指示する。
【0015】このような構成であると、このプログラマ
ブルコントローラに予め設定されている制御プログラム
とは異なる全く別の制御プログラムを実施する場合、こ
の全く別の制御プログラムのマイクロ命令をユーザプロ
グラムメモリに書込み、外部から電気信号を用いて動作
モードを強制的にユーザプログラムメモリから読出され
たマイクロ命令を選択するモードに設定すればよい。
【0016】この場合、マイクロプログラムメモリに記
憶されたプログラムは全く使用されずに、もっぱら、ユ
ーザプログラムメモリに書込まれた別のプログラムが実
行される。
【0017】さらに、この場合は、必要に応じて、マイ
クロプログラムメモリを除去できる。請求項4は、請求
項1のプログラマブルコントローラにおいて、ユーザプ
ログラムメモリにマイクロプログラムメモリに記憶され
たプログラムに対する追加のプログラムのマイクロ命令
を書込む追加プログラム書込手段を設けている。さら
に、実行モード指示手段は、ユーザプログラムメモリに
記憶された追加のプログラムの読出開始に応じて、ユー
ザプログラムメモリから読出されたマイクロ命令を選択
する実行モードを指示し、ユーザプログラムメモリに記
憶された追加のプログラムの読出終了に応じて、マイク
ロプログラムメモリから読出されたマイクロ命令を選択
する実行モードを指示する。
【0018】このように構成されたプログラマブルコン
トローラにおいては、既存のマイクロプログラムメモリ
に設定済みのプログラムに対して、後から別のプログラ
ムを追加する必要が生じた場合、この追加のプログラム
の各マイクロ命令をユーザプログラムメモリに書込めば
よい。
【0019】その結果、既存のマイクロプログラムメモ
リに設定済みのプログラムに加えて、ユーザプログラム
メモリに記憶された追加のプログラムも実行される。す
なわち、簡単に実行すべきプログムを増加できる。
【0020】請求項5は、請求項4のプログラマブルコ
ントローラにおいて、追加プログラム書込手段は、ユー
ザプログラムメモリに追加のプログラムのマイクロ命令
を書込むに際して、マイクロ命令の前と後に開始情報及
び終了情報を書込む。また、実行モード指示手段は、開
始情報及び終了情報で追加のプログラムの読出開始及び
読出終了を検知する。
【0021】このように構成されたプログラマブルコン
トローラにおいては、追加のプログラムの読出開始及び
読出終了が簡単に検出され、実行モード指示手段の処理
負担が軽減される。
【0022】さらに、請求項6は、請求項4のプログラ
マブルコントローラにおいて、追加プログラム書込手段
は、ユーザプログラムメモリに追加のプログラムのマイ
クロ命令を書込むに際して、この追加プログラムを構成
する複数のマイクロ命令のうち既にマイクロプログラム
メモリに記憶さされているマイクロ命令に対しては、該
当マイクロ命令をサブルーチンでマイクロプログラムメ
モリから呼出す形式で書込む。
【0023】このようにサブルーチンを用いて追加のプ
ログラムをユーザプログラムメモリに書込むことによつ
て、既にマイクロプログラムメモリに記憶されているマ
イクロ命令を利用できるので、プログラマブルコントロ
ーラ全体の資源をより有効に活用できる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下本発明の一実施形態を図面を
用いて説明する。図1は実施形態のプログラマブルコン
トローラの概略構成を示すブロック図である。このプロ
グラマブルコントローラにおいては、外部バス1に対し
て、このプログラマブルコントローラの中枢部分である
シーケンス演算CPU2と、プログラマブルコントロー
ラのユーザ独自の制御プログラムが記憶されているユー
ザプログラムメモリ3と、プラントに組込まれた機器等
の各種制御対象からプロセスデータを取込みかつ各種制
御対象に対して操作データを送出する入出力ポート4
と、操作者が各種操作指令やユーザプログラムメモリ3
に設定する制御プログラムを構成するシーケンス命令や
マイクロ命令のプログラムデータを入力するための操作
部5が接続されている。
【0025】ユーザプログラムメモリ3内には、図2に
示すように、このプログラマブルコントローラが設置さ
れるプラントの設置者であるユーザが設定した制御プロ
グラムを構成する複数のシーケンス命令6が実行順に記
憶されている。
【0026】なお、このユーザプログラムメモリ3内に
は、必要に応じて、図3に示すように、マイクロ命令の
開始情報としての拡張モード指示命令7、マイクロ命令
の終了情報としての通常モード指示命令8、及び拡張モ
ード指示命令7と通常モード指示命令89との間に挟ま
れた複数のマイクロ命令9が操作者の操作部5を介した
書込操作で書込まれる場合がある。
【0027】また、このユーザプログラムメモリ3内に
は、必要に応じて、図4に示すように、一つの制御プロ
グラムを構成する複数のマイクロ命令9のみが書込まれ
る場合もある。
【0028】さらに、このユーザプログラムメモリ3内
には、必要に応じて、図5に示すように、図2に示す所
定個数のシーケンス命令6に他に、このシーケンス命令
6の後の領域に拡張モード指示命令7、複数のマイクロ
命令9及び通常モード指示命令8からなる追加のプログ
ラムが書込まれる場合もある。
【0029】図1に示すこのプログラマブルコントロー
ラの中枢部分を構成するシーケンス演算CPU2内にお
いて、内部バス10に対して、ユーザプログラムメモリ
3及び入出力ポート4のアドレスを指定するアドレスカ
ウンタ11、ユーザプログラムメモリ3と入出力ホート
4及び操作部5に対して各種情報の入出力処理を実施す
るデータ入出力回路12、前記入出力ポート4に対して
入出力されるデータを一時記憶する内部データバッファ
13、及びユーザプログラムメモリ3から読出されたシ
ーケンス命令6、拡張モード指示命令7、マイクロ命令
9及び通常モード指示命令8等の各種命令を一時記憶す
る命令レジスタ14が接続されている。
【0030】命令レジスタ14は、ユーザプログラムメ
モリ3からマイクロ命令9が入力されると、入力された
マイクロ命令9を命令選択回路17へ送出する。さら
に、前記内部バス10に対して、前記命令レジスタ14
に取込んだ拡張モード指示命令7、通常モード指示命令
8をデコードして実行制御回路15へ送出する命令デコ
ーダ16、及び命令選択回路17で選択されたマイクロ
命令を実行する命令実行手段としての演算回路18が接
続されている。
【0031】さらに、命令デコーダ16は、前記命令レ
ジスタ14に取込んだシーケンス命令6に含まれるアド
レスをマイクロプログラムアドレスカウンタ21に初期
アドレス値として送出する。
【0032】前記演算回路18は、マイクロ命令が入力
すると、内部データレジスタ13に取込まれている制御
対象から入力されたプロセスデータに対してマイクロ命
令が指示する制御演算を実施して、演算結果である操作
データを内部データレジスタ13へ書込む。
【0033】実行制御回路15は、命令デコーダ16か
らデコードされた通常モード指示命令8が入力されると
動作モードレジスタ19の動作モードを「通常動作モー
ド」に設定し、命令デコーダ16からデコードされた拡
張モード指示命令7か入力されると動作モードレジスタ
19の動作モードを「拡張動作モード」に設定する。
【0034】さらに、実行制御回路15は、動作モード
レジスタ19に設定されいる動作モードが「通常動作モ
ード」の場合は命令選択回路17に対してマイクロプロ
グラムメモリ20の選択指令を送出し、動作モードレジ
スタ19に設定されいる動作モードが「拡張動作モー
ド」の場合は命令選択回路17に対して命令レジスタ1
4の選択指令を送出する。
【0035】さらに、実行制御回路15は、動作モード
レジスタ19に設定されいる動作モードが「通常動作モ
ード」の場合、演算回路18からマイクロ命令に対する
一つの演算結果が出力する毎に、すなわち、一つのマイ
クロ命令が実行される毎に、マイクロプログラムアドレ
スカウンタ21へカウントアップ信号を送出する。
【0036】また、実行制御回路15は、動作モードレ
ジスタ19に設定されいる動作モードが「拡張動作モー
ド」の場合、演算回路18からマイクロ命令9に対する
一つの演算結果が出力する毎に、すなわち、一つのマイ
クロ命令9が実行される毎に、アドレスカウンタ21へ
カウントアップ信号を送出する。
【0037】マイクロプログラムアドレスカウンタ21
は、実行制御回路15からカウントアップ信号が入力す
る毎に、先に入力された初期アドレス値からカウントア
ップされたアドレス値をマイクロプログラムメモリ20
へ印加する。
【0038】マイクロプログラムメモリ20内には、前
記ユーザプログラムメモリ3に記憶された各シーケンス
命令6を実行するためのそれそれ複数のマイクロ命令が
記憶されている。そして、各シーケンス命令6における
先頭のマイクロ命令を記憶したアドレス、すなわち、先
頭アドレスは各シーケンス命令6で指定される。
【0039】その結果、マイクロプログラムメモリ20
から、命令レジスタ14に記憶されたシーケンス命令6
を構成する各マクロ命令が順番に読出されて命令選択回
路17へ送出される。
【0040】命令選択回路17は、実行制御回路15か
らマイクロプログラムメモリ20の選択指令が印加され
ている期間において、マイクロプログラムメモリ20か
ら順次読出されるマイクロ命令を選択して、演算回路1
8へ送出する。
【0041】また、命令選択回路17は、実行制御回路
15から命令レジスタ14の選択指令が印加されている
期間において、命令レジスタ14から順次読出されるマ
クロ命令9を選択して、演算回路18へ送出する。
【0042】次に、このように構成されたプログラマブ
ルコントローラの動作を説明する。 1) 通常動作時 この場合、ユーザプログラムメモリ3内には、図2に示
すように、このプログラマブルコントローラで実行する
制御を示す制御プログラムの各シーケンス命令6が順番
に記憶されている。
【0043】この場合、実行モードレジスタ19には
「通常動作モード」が設定されている。操作者が操作部
5を介して起動指令を入力すると、その起動指令はデー
タ入出力回路12を介して、命令レジスタ14へ取込ま
れる。そして、アドレスカウンタ11が起動して、アド
レスカウンタ11が指定するユーザプログラムメモリ3
内の先頭のシーケンス命令6が読取られて命令レジスタ
14に取込まれる。
【0044】命令レジスタ14に先頭のシーケンス命令
6が取込まれると、このシーケンス命令6は命令デコー
ダ16でデコードされ、その結果に従って、実行制御回
路15の動作が決定され、シーケンス命令6を構成する
マイクロ命令がマイクロプログラムメモリ20から読出
され、命令選択回路17を経由して演算回路18へ送出
される。
【0045】演算回路18は内部データレジスタ13に
読取られている制御対象のプロセスデータに対して所定
の制御演算処理を実行して、その演算処理結果を内部デ
ータレジスタ13へ一旦書込む。内部データレジスタ1
3に一旦書込まれた演算処理結果はデータ入出力回路1
2経由で入出力ポート4を介して操作データとして制御
対象へ送出される。
【0046】演算回路18で一つのマイクロ命令が実行
される毎に実行制御回路15がマイクロプログラムアド
レスカウンタ21にカウントアップ信号を送出して、マ
イクロプログラムメモリ20に対して出力するアドレス
を更新する。
【0047】よって、マイクロプログラムメモリ20に
記憶されてる該当シーケンス命令6を構成する各マイク
ロ命令が順次読出されて演算回路18で実行されてい
く。一つのシーケンス命令6に対する制御処理が終了す
ると、次のシーケンス命令6がユーザプログラムメモリ
3から読出されて、該当シーケンス命令6を構成する各
マイクロ命令がマイクロプログラムメモリ20から読出
されて順次実行される。
【0048】このように、通常動作時には、シーケンス
演算CPU2のマイクロプログラムメモリ20に記憶さ
れている各マイクロ命令のみで制御プログラムが順次実
行されていく。
【0049】2) マイクロ命令の不具合時又はマイク
ロ命令の変更時 次に、マイクロプログラムメモリ20に記憶されている
各シーケンス命令を構成する各マイクロ命令に不具合が
生じたり、特定のマイクロ命令を変更した場合は、操作
者は、操作部5を操作して、図3に示すように、ユーザ
プログラムメモリ3内の該当マイクロ命令が所属するシ
ーケンス命令に代えて、拡張モード指示命令7、訂正後
の各マイクロ命令9及び通常モード指示命令8を書込
む。
【0050】この場合、このプログラマブルコントロー
ラの起動時には、実行モードレジス19には、「通常動
作モード」が設定されている。したがって、図3のユー
ザプログラムメモリ3内における1番目のシーケンス命
令6から4番目のシーケンス命令6までは、通常動作モ
ード設定時であるので、前述したように、マイクロプロ
グラムメモリ20に記憶された各マイクロ命令が順番に
実行される。
【0051】そして、5番目のシーケンス命令6の代り
に、拡張モード指示命令7が命令レジスタ14に取込ま
れると、動作モードレジスタ19の動作モードが「拡張
動作モード」に変更になり、実行制御回路15から命令
レジスタ14に対する選択指令が命令選択回路17へ印
加される。
【0052】そして、アドレスカウンタ11がユーザプ
ログラムメモリ3内の拡張モード指示命令7の次のアド
レスのマイクロ命令9を指定すると、このマイクロ命令
9は命令レジスタ14及び命令選択回路17を介して演
算回路18へ入力される。したがって、演算回路18は
ユーザプログラムメモリ3から読出されたマイクロ命令
9を実行する。
【0053】一つのマイクロ命令9の実行が終了する
と、実行制御回路15はアドレスカウンタ11へカウン
トアップ信号を送出するので、アドレスカウンタ11が
次のマイクロ命令9を指定する。このようにして、ユー
ザプログラムメモリ3内の各マイクロ命令9を順番に実
行していく。
【0054】そして、アドレスカウンタ11が通常モー
ド指示指令8を指定すると、この通常モード指示指令8
は命令レジスタ14へ取込まれる。その結果、動作モー
ドレジスタ19の動作モードが「拡張動作モード」から
「通常動作モード」へ変更される。そして、実行制御回
路15からマイクロプログラムメモリ20に対する選択
指令が命令選択回路17へ印加される。
【0055】したがって、これ以降、マイクロプログラ
ムメモリ20から読出された各マイクロ命令が命令選択
回路17を介して演算回路18へ入力される。すなわ
ち、ユーザプログラムメモリ3内の6番目以降の各シー
ケンス命令6はマイクロプログラムメモリ20に記憶さ
れた各マイクロ命令によって実行される。
【0056】このように、例えばLSI等の事実上のハ
ードウェアで形成されたマイクロプログラムメモリ20
内に記憶されたマイクロ命令に不具合が生じたり、マイ
クロ命令の一部を変更する必要が生じた場合は、修正後
又は変更後のマイクロ命令9を外部のユーザプログラム
メモリ3内に、拡張モード指示命令7と通常モード指示
命令8との間に挿入して設定することによって、自動的
に修正後又は変更後のマイクロ命令9を実行できる。
【0057】3) 全く別の制御プログラムを実行させ
る時 シーケンス演算CPU2内のマイクロプログラムメモリ
20内に記憶された複数のマイクロ命令かららな制御プ
ログラムを使用しないで、全く別の制御プログラムを使
用して、このプログラマブルコントローラを稼働する必
要が生じる場合がある。
【0058】この場合、図4に示すように、操作者は、
操作部5を介して、ユーザプログラムメモリ3内に、実
行すべき別の制御プログラムを構成する複数のマイクロ
命令9を書込む。
【0059】さらに、実行モードレジスタ19に対し
て、電気信号である外部設定信号を印加して、動作モー
ドを強制的に「拡張動作モード」に設定する。したがっ
て、命令レジスタ14にいかなるモード指定命令が取込
まれようと、実行モードレジスタ19の動作モードは
「拡張動作モード」を維持する。よって、命令選択回路
17は常に、ユーザプログラムメモリ3から命令レジス
タ14に取込まれた各マイクロ命令9を選択して演算回
路18へ送出する。
【0060】このように設定されたプログラマブルコン
トローラを起動すると、操作部5から起動命令が命令レ
ジス14へ取込まれて、アドレスカウンタ11が起動し
て、図4に示すユーザプログラムメモリ3に記憶されて
いる各マイクロ命令9を順番に指定していく。アドレス
カウンタ11で順番に指定された各マイクロ命令9は命
令レジスタ14及び命令選択回路17を介して演算回路
18へ順次入力される。
【0061】演算回路18は入力されたユーザプログラ
ムメモリ3から読出された各マイクロ命令9を順番に実
行していく。このように、例えば、小型のプログラマブ
ルコントローラにおいて,マイクロプログラムメモリ2
0自体を省略したい場合には,実行モードレジスタ19
ヘの拡張モード指示をソフト的な命令ではなく、固定し
た電気信号からなる外部設定信号にて動作モードを強制
的に「拡張動作モード」に設定可能としている。
【0062】したがって、プログラムコントローラの起
動時点から各マイクロ命令9をユーザプログラムメモリ
3から読出すように構成することか可能であるので、シ
ーケンス命令6の種類が少ない場合で、かつシーケンス
演算CPU2の回路規模を大きくしたくない用途に有効
である。
【0063】4) 追加のプログラムを実行させる時
(その1) たとえ、シーケンス演算CPU2内に組込まれているマ
イクロプログラムメモリ20に記憶されている制御プロ
グラムを構成する各マイクロ命令が正常であっても、さ
らに別の制御プログラムをこのプログラマブルコントロ
ーラで実行したい場合がある。
【0064】このような場合、図5に示すように、ユー
ザプログラムメモリ3内の既に書込まれている制御プロ
グラムの1番から9番までの各シーケンス命令6の後
に、今回追加する制御プログラムの各マイクロ命令9を
前後に拡張モード指示命令7及び通常モード指示命令8
を挟んで書込む。
【0065】このように、ユーザプログラムメモリ3に
追加の制御プログラムの各マイクロ命令9を書込んだ状
態で、このプログラマブルコントローラを起動すると、
前述したマイクロ命令の不具合時又はマイクロ命令の変
更時と同様の手順で、1番目から9番目までの各シーケ
ンス命令6が実行された後に、今回追加した制御プログ
ラムの各マイクロ命令9が実行される。
【0066】なお、この追加の制御プログラムの各マイ
クロ命令9をユーザプログラムメモリ3の先頭部分に書
込むと、この追加の制御プログラムが実行された後に、
既に設定されている制御プログラムが実行される。
【0067】このように、追加の制御プログラムのユー
ザプログラムメモリ3内における書込み位置を調整する
ことによって、任意のタイミングでこの追加の制御プロ
グラムを実行させることができる。
【0068】従来のプログラマブルコントローラにおい
ては、制御プログラムの内容に不具合がない場合で新た
に制御プログラムを追加したり、シーケンス命令を拡張
したい場合においては、シーケンス演算CPU2を設計
しなおすか、シーケンス命令6を組合わせて新機能を実
現する必要があった。
【0069】しかし、この実施形態のプログラマブルコ
ントローラにおいては、必要な制御プログラムや必要な
シーケンス命令6のマイクロ命令9をユーザプログラム
メモリ3内の実行したいタイミング位置に新規に書込む
ことによって、容易にプログラマブルコントローラの機
能を拡張することが可能である。
【0070】5) 追加のプログラムを実行させる時
(その2) この場合、このプログラマブルコントローラのメーカが
マイクロプログラムメモリ20の各マイクロ命令及びユ
ーザプログラムメモリ3の各シーケンス命令をユーザに
対して予め公開しておく。
【0071】上述の新規プログラムの実行手法と同様に
して、このプログラマブルコントローラのユーザが追加
の制御プログラムを実行させる場合に、ユーザが自由に
新規の制御プログラムをユーザプログラム3上で作成す
ることも可能となると同時に、この新規の制御プログラ
ムを構成する複数のシーケンス命令のなかに、既にメー
カが作成してユーザプログラムメモリ3内に設定済みの
シーケンス命令6が存在する場合は、このシーケンス命
令6の各マイクロ命令をサブルーチン形式でマイクロプ
ログラムメモリ20から呼出すよように記載することも
可能である。
【0072】このようにサブルーチン形式でマイクロプ
ログラムメモリ20に既に記憶されている各マイクロ命
令を利用できるので、ユーザプログラムメモリ3内に重
複してマイクロ命令を書込む必要がなくなり、プログラ
マブルコントローラの資源をより有効に活用できる。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のプログラ
マブルコントローラによれば,マイクロ命令の命令実行
部の前段にマイクロプログラムメモリから読出されたマ
イクロ命令とユーザプログラムメモリから読出されたマ
イクロ命令とを選択する手段を設けている。
【0074】したがって、たとえマイクロプログラムメ
モリがLSI等の実質的ハードウェアで構成されていた
としても、このプログラマブルコントローラで実行され
るプログラムの実質的内容を簡単に変更及び追加でき
る。
【0075】また、マイクロプログラムメモリに記憶さ
れたマイクロ命令に不具合があったとき,又はマイクロ
命令の内容を変更したいときも、容易にマイクロ命令の
実行内容を変更可能である。
【0076】さらに、動作モードの変更を外部からの電
気信号で実行することにより,常に外部のユーザプログ
ラムメモリからマイクロ命令を読込むことによりマイク
ロプログラムメモリを削除することも可能である。
【0077】また,マイクロプログラムメモリに記憶さ
れているプログラムに対して追加のプログラムが必要に
なった場合にも,この追加のプログラムの各マイクロ命
令をユーザプログラムメモリに書込むようにしている。
【0078】したがって、簡単にこのプログラマブルコ
ントローラで実行されるプログラム数を増加できる。ま
た、ユーザプログラムメモリに対して、プログラムをサ
ブルーチン形式で書込むことによつて、ユーザプログラ
ムメモリ3内に重複してマイクロ命令を書込む必要がな
くなり、プログラマブルコントローラの資源をより有効
に活用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態のプログラマブルコント
ローラの概略構成を示すブロック図
【図2】 同プログラマブルコントローラのユーザプロ
グラムメモリの記憶内容を示す図
【図3】 同じく同プログラマブルコントローラのユー
ザプログラムメモリの記憶内容を示す図
【図4】 同じく同プログラマブルコントローラのユー
ザプログラムメモリの記憶内容を示す図
【図5】 同じく同プログラマブルコントローラのユー
ザプログラムメモリの記憶内容を示す図
【符号の説明】
1…外部バス 2…シーケンス演算CPU 3…ユーザプログラムメモリ 4…入出力ポート 5…操作部 6…シーケンス命令 7…拡張モード指示命令 8…通常モード指示命令 9…マイクロ命令 10…内部バス 11…アドレスカウンタ 12…データ入出力回路 13…内部データレジスタ 14…命令レジスタ 15…実行制御回路 16…命令デコーダ 17…命令選択回路 18…演算回路 19…実行モードレジスタ 20…マイクロプログラムメモリ 21…マイクロプログラムアドレスカウンタ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 実行すべきプログラムのマイクロ命令を
    記憶するマイクロプログラムメモリと、 入力されたマイクロ命令を実行する命令実行手段と、 プログラムの実行モードを指示する実行モード指示手段
    と、 この指示された実行モードに基づいて前記マイクロプロ
    グラムメモリ又はユーザプログラムメモリから読出され
    たマイクロ命令を前記命令実行手段へ与える命令選択手
    段とを備えたプログラマブルコントローラ。
  2. 【請求項2】 前記ユーザプログラムメモリに対して前
    記マイクロプログラムメモリに書込まれた不具合マイク
    ロ命令又は変更すべきマイクロ命令に対する正しいマイ
    クロ命令を書込むマイクロ命令書込手段を備え、 前記実行モード指示手段は、ユーザプログラムメモリか
    ら読出されたマイクロ命令を選択する実行モードを指示
    することを特徴とする請求項1記載のプログラマブルコ
    ントローラ。
  3. 【請求項3】 前記ユーザプログラムメモリに前記マイ
    クロプログラムメモリに記憶されたプログラムとは異な
    る別のプログラムのマイクロ命令を書込む別プログラム
    書込手段を設け、 前記実行モード指示手段は、外部から入力された電気信
    号に基づいて強制的に、ユーザプログラムメモリから読
    出されたマイクロ命令を選択する実行モードを指示する
    ことを特徴とする請求項1記載のプログラマブルコント
    ローラ。
  4. 【請求項4】 前記ユーザプログラムメモリに前記マイ
    クロプログラムメモリに記憶されたプログラムに対する
    追加のプログラムのマイクロ命令を書込む追加プログラ
    ム書込手段を設け、 前記実行モード指示手段は、ユーザプログラムメモリに
    記憶された追加のプログラムの読出開始に応じて、ユー
    ザプログラムメモリから読出されたマイクロ命令を選択
    する実行モードを指示し、ユーザプログラムメモリに記
    憶された追加のプログラムの読出終了に応じて、マイク
    ロプログラムメモリから読出されたマイクロ命令を選択
    する実行モードを指示することを特徴とする請求項1記
    載のプログラマブルコントローラ。
  5. 【請求項5】 前記追加プログラム書込手段は、前記ユ
    ーザプログラムメモリに前記追加のプログラムのマイク
    ロ命令を書込むに際して、マイクロ命令の前と後に開始
    情報及び終了情報を書込み、 前記実行モード指示手段は、前記開始情報及び終了情報
    で追加のプログラムの読出開始及び読出終了を検知する
    ことを特徴とする請求項4記載のプログラマブルコント
    ローラ。
  6. 【請求項6】 前記追加プログラム書込手段は、前記ユ
    ーザプログラムメモリに前記追加のプログラムのマイク
    ロ命令を書込むに際して、この追加プログラムを構成す
    る複数のマイクロ命令のうち既にマイクロプログラムメ
    モリに記憶さされているマイクロ命令に対しては、該当
    マイクロ命令をサブルーチンでマイクロプログラムメモ
    リから呼出す形式で書込むことを特徴とする請求項4記
    載のプログラマブルコントローラ。
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