JPH1186317A - 光ピックアップ装置 - Google Patents
光ピックアップ装置Info
- Publication number
- JPH1186317A JPH1186317A JP9248601A JP24860197A JPH1186317A JP H1186317 A JPH1186317 A JP H1186317A JP 9248601 A JP9248601 A JP 9248601A JP 24860197 A JP24860197 A JP 24860197A JP H1186317 A JPH1186317 A JP H1186317A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light beam
- recording layer
- reflected
- layer
- polarization
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 片面読み取り用の2層の記録層を有するディ
スクであっても安定に第2層からの反射光ビームを検出
することができる光ピックアップ装置を提供するにあ
る。 【解決手段】 半導体レーザからの光ビームは、コリメ
ータレンズ34でコリメートされて偏光ビームスプリッ
タ36の偏光面で反射される。反射された光ビームは、
1/4波長板38を介して対物レンズ30に入射され、
この対物レンズ30によってDVDディスク10の第1
記録層或いは第2記録層16にフォーカスされる。記録
層16から反射された光ビームは、対物レンズ30及び
1/4波長板38を介して偏光ビームスプリッタ36に
戻され、この偏光ビームスプリッタ36の偏光面を通過
して集光レンズ40に向けられる。この集光レンズで光
ビームは、光検出器42に集光される。
スクであっても安定に第2層からの反射光ビームを検出
することができる光ピックアップ装置を提供するにあ
る。 【解決手段】 半導体レーザからの光ビームは、コリメ
ータレンズ34でコリメートされて偏光ビームスプリッ
タ36の偏光面で反射される。反射された光ビームは、
1/4波長板38を介して対物レンズ30に入射され、
この対物レンズ30によってDVDディスク10の第1
記録層或いは第2記録層16にフォーカスされる。記録
層16から反射された光ビームは、対物レンズ30及び
1/4波長板38を介して偏光ビームスプリッタ36に
戻され、この偏光ビームスプリッタ36の偏光面を通過
して集光レンズ40に向けられる。この集光レンズで光
ビームは、光検出器42に集光される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、光ピックアップ
装置に係り、特に、2層の記録層を有し、この2層の記
録層のいずれをも一方向から効率的に読みとることがで
きる光ピックアップ装置に関する。
装置に係り、特に、2層の記録層を有し、この2層の記
録層のいずれをも一方向から効率的に読みとることがで
きる光ピックアップ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、光ディスクとしCDに加えて極め
て大きな記憶容量を有するDVDディスクが開発され、
実用化されている。DVDディスクには、単層の記録層
を有する片面1層タイプのDVDディスク、2層の記録
層を有し、夫々の面から記録層が検索される両面読み取
り2層タイプのDVDディスク及び2層の記録層を有
し、一方の面から2つの記録層が検索される片面読み取
り2層タイプのDVDディスク等の様々なタイプがあ
る。
て大きな記憶容量を有するDVDディスクが開発され、
実用化されている。DVDディスクには、単層の記録層
を有する片面1層タイプのDVDディスク、2層の記録
層を有し、夫々の面から記録層が検索される両面読み取
り2層タイプのDVDディスク及び2層の記録層を有
し、一方の面から2つの記録層が検索される片面読み取
り2層タイプのDVDディスク等の様々なタイプがあ
る。
【0003】一般にCD用光ピックアップは、その内に
ハーフミラーが内蔵され、半導体レーザからの検索用の
検索光ビームは、このハーフミラーを介してCDに照射
され、また、CDのピットで変調され、反射された変調
光ビームは、このハーフミラーで反射されて光検出器に
導かれて検出される。検索用光ビームがハーフミラーを
通過する際にその光強度が約1/2に減少され、そのよ
うな強度の光ビームが記録層で反射される際に減衰さ
れ、また、変調光ビームがハーフミラーで反射される際
にその光強度が同様に約1/2に減少され、結果とし
て、原理的には、半導体レーザから発生された光ビーム
の略1/4、或いは、それ以下の光強度を有する光ビー
ムが光検出器で検出されることとなる。
ハーフミラーが内蔵され、半導体レーザからの検索用の
検索光ビームは、このハーフミラーを介してCDに照射
され、また、CDのピットで変調され、反射された変調
光ビームは、このハーフミラーで反射されて光検出器に
導かれて検出される。検索用光ビームがハーフミラーを
通過する際にその光強度が約1/2に減少され、そのよ
うな強度の光ビームが記録層で反射される際に減衰さ
れ、また、変調光ビームがハーフミラーで反射される際
にその光強度が同様に約1/2に減少され、結果とし
て、原理的には、半導体レーザから発生された光ビーム
の略1/4、或いは、それ以下の光強度を有する光ビー
ムが光検出器で検出されることとなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】CD用光ピックアップ
では、光源強度の略1/4、或いは、それ以下の光強度
を有する変調光ビームが光検出器に到達すれば、十分に
その光ビームから変調信号を検出可能であるが、2層の
記録層を有し、片側の面から2つの記録層が検索される
片面読み取り2層タイプのDVDディスクでは、さらに
光検出器に到達する光ビームの光強度が減衰され、正確
に変調信号を検出できない虞がある。即ち、第1層の読
み取りに際しては、上述した1層のみを有する場合とほ
ぼ同様に光源強度の略1/4、或いは、それ以下の光強
度を有する変調光ビームが光検出器で検出される。しか
しながら、第2層の読みとりに際しては、第1層を通過
した光ビームが第2層で反射され、再び第1層を通過し
た光ビームが光検出器で検出されることから、第1層を
光ビームが通過するに際して光ビームは、更に減衰さ
れ、1層の読みとりに比べて約光強度がほぼ1/3に低
下してしまう。このことは、実質的に従来の光ビームを
検出する光学系では、安定に第2層からの光ビームを検
出できず、読み出しエラーが頻繁に生じる虞がある。
では、光源強度の略1/4、或いは、それ以下の光強度
を有する変調光ビームが光検出器に到達すれば、十分に
その光ビームから変調信号を検出可能であるが、2層の
記録層を有し、片側の面から2つの記録層が検索される
片面読み取り2層タイプのDVDディスクでは、さらに
光検出器に到達する光ビームの光強度が減衰され、正確
に変調信号を検出できない虞がある。即ち、第1層の読
み取りに際しては、上述した1層のみを有する場合とほ
ぼ同様に光源強度の略1/4、或いは、それ以下の光強
度を有する変調光ビームが光検出器で検出される。しか
しながら、第2層の読みとりに際しては、第1層を通過
した光ビームが第2層で反射され、再び第1層を通過し
た光ビームが光検出器で検出されることから、第1層を
光ビームが通過するに際して光ビームは、更に減衰さ
れ、1層の読みとりに比べて約光強度がほぼ1/3に低
下してしまう。このことは、実質的に従来の光ビームを
検出する光学系では、安定に第2層からの光ビームを検
出できず、読み出しエラーが頻繁に生じる虞がある。
【0005】この発明は、上述した事情に鑑みなされた
ものであって、片面読み取り用の2層の記録層を有する
ディスクであっても安定に第2層からの反射光ビームを
検出することができる光ピックアップ装置を提供するに
ある。
ものであって、片面読み取り用の2層の記録層を有する
ディスクであっても安定に第2層からの反射光ビームを
検出することができる光ピックアップ装置を提供するに
ある。
【0006】
【問題を解決するための手段】この発明によれば、片面
側からの光ビームで半透明の第1記録層を検索でき、ま
た、この第1記録層を通過した光ビームで第2の記録層
を検索可能な光ディスクから情報を読み出す光ピックア
ップ装置において、直線偏光された光ビームを発生する
光ビーム発生手段と、この直線偏光光ビームを透過また
は反射する偏光面を有する偏光ビームスプリッタと、偏
光ビームスプリッタからの直線偏光光ビームを円偏向光
ビームに変換する1/4波長板と、この1/4波長板を
通過した光ビームを記録層に向けてフォーカスする対物
レンズと、記録層で反射され、前記対物レンズ、1/4
波長板を通過して前記偏光ビームスプリッタに向けら
れ、この偏光ビームスプリッタを透過または反射された
光ビームを検出する検出手段と、を具備することを特徴
とする光ピックアップ装置が提供される。
側からの光ビームで半透明の第1記録層を検索でき、ま
た、この第1記録層を通過した光ビームで第2の記録層
を検索可能な光ディスクから情報を読み出す光ピックア
ップ装置において、直線偏光された光ビームを発生する
光ビーム発生手段と、この直線偏光光ビームを透過また
は反射する偏光面を有する偏光ビームスプリッタと、偏
光ビームスプリッタからの直線偏光光ビームを円偏向光
ビームに変換する1/4波長板と、この1/4波長板を
通過した光ビームを記録層に向けてフォーカスする対物
レンズと、記録層で反射され、前記対物レンズ、1/4
波長板を通過して前記偏光ビームスプリッタに向けら
れ、この偏光ビームスプリッタを透過または反射された
光ビームを検出する検出手段と、を具備することを特徴
とする光ピックアップ装置が提供される。
【0007】
【発明の実施の形態】以下図面を参照してこの発明の一
実施例に係る光ピックアップ装置を説明する。図1は、
この発明の光ピックアップ装置でデータが検索される光
ディスク、即ち、DVDディスク10を概略的に示す斜
視図である。このDVDディスク10には、映像等を再
生するための標準的なDVDのディスクの他、DVD-
ROMがあり、また、既に知られるようにDVDディス
ク10は、種々の構造があり、記録層が1層のみ設けら
れているタイプ及び記録層が2層設けられているタイプ
がある。記録層が2層のタイプには、片面から2層の記
録層をアクセスすることができる片面読み取りタイプ及
び両面のそれぞれから対応する記録層をアクセスする両
面読み取りタイプがある。2層のタイプのDVDディス
クは、一般的には、図1に示すように、例えば、透明基
盤14上に記録層16が形成され、その上面に保護層1
9が形成された構造体18が一対用意され、この一対の
構造体18が記録層16がその内部に封じ込まれるよう
に接着層20を介して張り合わされている。このような
構造の光ディスク10では、その中心にスピンドルモー
タ12のスピンドルが挿入される中心孔22が設けら
れ、その中心孔22の周囲には、この光ディスク10を
その回転時に押さえる為のクランピング領域24が設け
られている。
実施例に係る光ピックアップ装置を説明する。図1は、
この発明の光ピックアップ装置でデータが検索される光
ディスク、即ち、DVDディスク10を概略的に示す斜
視図である。このDVDディスク10には、映像等を再
生するための標準的なDVDのディスクの他、DVD-
ROMがあり、また、既に知られるようにDVDディス
ク10は、種々の構造があり、記録層が1層のみ設けら
れているタイプ及び記録層が2層設けられているタイプ
がある。記録層が2層のタイプには、片面から2層の記
録層をアクセスすることができる片面読み取りタイプ及
び両面のそれぞれから対応する記録層をアクセスする両
面読み取りタイプがある。2層のタイプのDVDディス
クは、一般的には、図1に示すように、例えば、透明基
盤14上に記録層16が形成され、その上面に保護層1
9が形成された構造体18が一対用意され、この一対の
構造体18が記録層16がその内部に封じ込まれるよう
に接着層20を介して張り合わされている。このような
構造の光ディスク10では、その中心にスピンドルモー
タ12のスピンドルが挿入される中心孔22が設けら
れ、その中心孔22の周囲には、この光ディスク10を
その回転時に押さえる為のクランピング領域24が設け
られている。
【0008】このクランピング領域24から光ディスク
10の外周端までが光ディスク10に情報を記録するこ
とができる情報記録領域25に定められている。各情報
記録領域25は、その外周領域が通常は、情報が記録さ
れないリードアウト領域26に、また、クランピング領
域24に接するその内周領域が同様に、通常は情報が記
録されないリードイン領域27に定められ、更に、この
リードアウト領域26とリードイン領域27の間がデー
タ記録領域28に定められている。情報記録領域25の
記録層16には、通常、データが記録される領域として
トラックがスパイラル状に連続して形成され、その連続
するトラックは、複数のセクタに分割され、このセクタ
を基準にデータが記録されている。情報記録領域25の
データ記録領域28は、実際のデータ記録領域であっ
て、管理データ、主画像データ、副画像データ及び音声
データが同様にピット等の物理的状態変化として記録さ
れている。読み出し専用の光ディスク10では、透明基
板14にピット列が予めスタンパーで形成され、このピ
ット列が形成された透明基板14の面に記録層16が蒸
着により形成され、その反射層が記録層16として形成
されることとなる。また、この読み出し専用の光ディス
ク10では、通常、トラックとしてのグルーブが特に設
けられず、ピット列がトラックとして定められている。
通常、このようなDVDディスク10では、従来のC
D、CD- R或いは、CD- ROM等の光ディスクの透
明基板が1.2mmの厚さを有するに対して透明基板14
は、その半分の0.6mmの厚さを有している。
10の外周端までが光ディスク10に情報を記録するこ
とができる情報記録領域25に定められている。各情報
記録領域25は、その外周領域が通常は、情報が記録さ
れないリードアウト領域26に、また、クランピング領
域24に接するその内周領域が同様に、通常は情報が記
録されないリードイン領域27に定められ、更に、この
リードアウト領域26とリードイン領域27の間がデー
タ記録領域28に定められている。情報記録領域25の
記録層16には、通常、データが記録される領域として
トラックがスパイラル状に連続して形成され、その連続
するトラックは、複数のセクタに分割され、このセクタ
を基準にデータが記録されている。情報記録領域25の
データ記録領域28は、実際のデータ記録領域であっ
て、管理データ、主画像データ、副画像データ及び音声
データが同様にピット等の物理的状態変化として記録さ
れている。読み出し専用の光ディスク10では、透明基
板14にピット列が予めスタンパーで形成され、このピ
ット列が形成された透明基板14の面に記録層16が蒸
着により形成され、その反射層が記録層16として形成
されることとなる。また、この読み出し専用の光ディス
ク10では、通常、トラックとしてのグルーブが特に設
けられず、ピット列がトラックとして定められている。
通常、このようなDVDディスク10では、従来のC
D、CD- R或いは、CD- ROM等の光ディスクの透
明基板が1.2mmの厚さを有するに対して透明基板14
は、その半分の0.6mmの厚さを有している。
【0009】両面読み取りタイプの光ディスクでは、図
2に示すように記録層16は、2層とも全反射膜が透明
基板14にコーティングされて形成されている。従っ
て、データ検索時にそれぞれの面の記録層16を読み取
るには、図2に示すようにそれぞれの面から光ビームが
入射されて記録層16で光ビームが反射されて再び入射
側に射出されることとなる。即ち、一方の側の記録層1
6を読みとる際には、一方の面からその記録層16にフ
ォーカスされる光ビームが透明基板14に入射されて全
反射膜としての記録層16で反射され、再び透明基板1
4を通過して検出器の側に向けられることとなる。同様
に、他方の側の記録層16を読みとる際には、他方の面
から他方の側の記録層16にフォーカスされる光ビーム
が透明基板14に入射されて全反射膜としての記録層1
6で反射され、再び透明基板14を通過して検出器の側
に向けられることとなる。
2に示すように記録層16は、2層とも全反射膜が透明
基板14にコーティングされて形成されている。従っ
て、データ検索時にそれぞれの面の記録層16を読み取
るには、図2に示すようにそれぞれの面から光ビームが
入射されて記録層16で光ビームが反射されて再び入射
側に射出されることとなる。即ち、一方の側の記録層1
6を読みとる際には、一方の面からその記録層16にフ
ォーカスされる光ビームが透明基板14に入射されて全
反射膜としての記録層16で反射され、再び透明基板1
4を通過して検出器の側に向けられることとなる。同様
に、他方の側の記録層16を読みとる際には、他方の面
から他方の側の記録層16にフォーカスされる光ビーム
が透明基板14に入射されて全反射膜としての記録層1
6で反射され、再び透明基板14を通過して検出器の側
に向けられることとなる。
【0010】このような両面読み取りタイプにとは、異
なり、片面読み取りタイプの光ディスクでは、図3に示
すように光ビームが入射される側の第1層の記録層16
は、半透明の反射膜が透明基板14にコーティングされ
て形成され、また、第2層の記録膜16は、全反射膜が
透明基板14にコーティングされて形成される。第1の
記録層16を読みとる際には、片面読み取りタイプと同
様に検索側の面から第1の記録層16にフォーカスされ
る光ビームが透明基板14に入射されて全反射膜として
の記録層16で反射され、再び透明基板14を通過して
検出器の側に向けられることとなる。第2の記録層16
を読みとる際には、第2の記録層16にフォーカスされ
る光ビームが透明基板14に入射されてこの透明基板1
4、半透明膜で形成された第1の記録層16、保護層1
9、接着層20、保護層19、保護層19を介して第2
の記録層16に入射される。反射された光ビームは、再
び同一経路を通過して検出器の側に向けられることとな
る。
なり、片面読み取りタイプの光ディスクでは、図3に示
すように光ビームが入射される側の第1層の記録層16
は、半透明の反射膜が透明基板14にコーティングされ
て形成され、また、第2層の記録膜16は、全反射膜が
透明基板14にコーティングされて形成される。第1の
記録層16を読みとる際には、片面読み取りタイプと同
様に検索側の面から第1の記録層16にフォーカスされ
る光ビームが透明基板14に入射されて全反射膜として
の記録層16で反射され、再び透明基板14を通過して
検出器の側に向けられることとなる。第2の記録層16
を読みとる際には、第2の記録層16にフォーカスされ
る光ビームが透明基板14に入射されてこの透明基板1
4、半透明膜で形成された第1の記録層16、保護層1
9、接着層20、保護層19、保護層19を介して第2
の記録層16に入射される。反射された光ビームは、再
び同一経路を通過して検出器の側に向けられることとな
る。
【0011】このような両面読み取りタイプ及び片面読
み取りタイプの光ディスクを光ビームで検索する為のこ
の発明の一実施例に係る光学系では、図4に示すように
対物レンズ30が光ディスク10の読み取り面側に光デ
ィスク10に対向して配置されている。この光学系で
は、半導体レーザ32から発生された読み取り用の光ビ
ームは、コリメータレンズ34でコリメートされ、この
コリメートされた光ビームは、偏向ビームスプリッタ3
6でその向きが変えられて対物レンズ30に向けられ
る。偏向ビームスプリッタ36から射出された光ビーム
は、1/4波長板38を通過して対物レンズ30に入射
される。対物レンズ30は、図示しないフォーカスサー
ボ系でその光軸方向に沿って移動され、検索対象とされ
る記録層16にフォーカスが合わされる。また、対物レ
ンズ30は、同様に図示しないトラッキングサーボ系で
光軸にほぼ直交する面内で移動されて検索対象とされる
記録層16に形成されたピット列、即ち、トラックを光
ビームが追跡するように制御される。その結果、フォー
カス光ビームによって記録層16上のピットが次々と検
索される。記録層16で反射された光ビームは、再び対
物レンズ30に戻され、対物レンズ30を通過した光ビ
ームは、1/4波長板38を通過して偏向ビームスプリ
ッタ36に向けられる。光ビームは、記録層16に向か
う際に1/4波長板38を通過し、また、記録層16か
ら反射されて偏向ビームスプリッタ36に向かう際に1
/4波長板38を通過し、2度に亘って光ビームは、1
/4波長板38を通過することとなる。従って、偏向ビ
ームスプリッタ36で反射されて記録層16に向かう光
ビームに対して記録層16から反射されて偏向ビームス
プリッタ36に向かう光ビームは、その位相がπ/2だ
け遅れることとなる。従って、偏向ビームスプリッタ3
6に向かう光ビームは、この偏向ビームスプリッタ36
を通過して集光レンズ40に入射される。光ビームは、
集光レンズ40で光検出器42に集光されて検出され
る。
み取りタイプの光ディスクを光ビームで検索する為のこ
の発明の一実施例に係る光学系では、図4に示すように
対物レンズ30が光ディスク10の読み取り面側に光デ
ィスク10に対向して配置されている。この光学系で
は、半導体レーザ32から発生された読み取り用の光ビ
ームは、コリメータレンズ34でコリメートされ、この
コリメートされた光ビームは、偏向ビームスプリッタ3
6でその向きが変えられて対物レンズ30に向けられ
る。偏向ビームスプリッタ36から射出された光ビーム
は、1/4波長板38を通過して対物レンズ30に入射
される。対物レンズ30は、図示しないフォーカスサー
ボ系でその光軸方向に沿って移動され、検索対象とされ
る記録層16にフォーカスが合わされる。また、対物レ
ンズ30は、同様に図示しないトラッキングサーボ系で
光軸にほぼ直交する面内で移動されて検索対象とされる
記録層16に形成されたピット列、即ち、トラックを光
ビームが追跡するように制御される。その結果、フォー
カス光ビームによって記録層16上のピットが次々と検
索される。記録層16で反射された光ビームは、再び対
物レンズ30に戻され、対物レンズ30を通過した光ビ
ームは、1/4波長板38を通過して偏向ビームスプリ
ッタ36に向けられる。光ビームは、記録層16に向か
う際に1/4波長板38を通過し、また、記録層16か
ら反射されて偏向ビームスプリッタ36に向かう際に1
/4波長板38を通過し、2度に亘って光ビームは、1
/4波長板38を通過することとなる。従って、偏向ビ
ームスプリッタ36で反射されて記録層16に向かう光
ビームに対して記録層16から反射されて偏向ビームス
プリッタ36に向かう光ビームは、その位相がπ/2だ
け遅れることとなる。従って、偏向ビームスプリッタ3
6に向かう光ビームは、この偏向ビームスプリッタ36
を通過して集光レンズ40に入射される。光ビームは、
集光レンズ40で光検出器42に集光されて検出され
る。
【0012】既に知られているようにこの検出器42で
光ビームのスポットの変化を検出することによって、光
ビームを記録層16上にフォーカスさせるフォーカスエ
ラー信号が後段のフォーカス信号発生回路(図示せず)
から発生され、また、光ビームで記録層16上のピット
列を追跡させるトラッキングエラー信号が後段のトラッ
キング信号発生回路(図示せず)から発生される。
光ビームのスポットの変化を検出することによって、光
ビームを記録層16上にフォーカスさせるフォーカスエ
ラー信号が後段のフォーカス信号発生回路(図示せず)
から発生され、また、光ビームで記録層16上のピット
列を追跡させるトラッキングエラー信号が後段のトラッ
キング信号発生回路(図示せず)から発生される。
【0013】上述した光学系では、半導体レーザから発
生されるレーザビームは、通常、直線偏光ビームであ
り、楕円状に発散して偏光ビームスプリッタ36に入射
され、この偏光ビームスプリッタ36の偏光面でその光
強度が大きく減衰されることなく反射される。この直線
偏光ビームは、1/4波長板38を通過して円偏光光ビ
ームに変換され、記録層16から反射されて再び1/4
波長板38を通過した際に、この円偏向光ビームは、直
線偏光光ビームに変換される。この直線偏光光ビーム
は、偏光ビームスプリッタ36で反射される直線偏光光
ビームとはその位相がπ/2だけ遅れていることから、
偏光ビームスプリッタ36の偏光面でその光強度が大き
な減衰を受けることなくその偏光面を透過することとな
る。即ち、上述した光学系では、その光学系を構成する
光学素子で光ビームが大きく減衰されず、原理的には、
記録層16で減衰を受けずに反射されれば、半導体レー
ザから発生されるレーザビームの光強度が維持された状
態で光ビームが光検出記42によって検出されることと
なる。
生されるレーザビームは、通常、直線偏光ビームであ
り、楕円状に発散して偏光ビームスプリッタ36に入射
され、この偏光ビームスプリッタ36の偏光面でその光
強度が大きく減衰されることなく反射される。この直線
偏光ビームは、1/4波長板38を通過して円偏光光ビ
ームに変換され、記録層16から反射されて再び1/4
波長板38を通過した際に、この円偏向光ビームは、直
線偏光光ビームに変換される。この直線偏光光ビーム
は、偏光ビームスプリッタ36で反射される直線偏光光
ビームとはその位相がπ/2だけ遅れていることから、
偏光ビームスプリッタ36の偏光面でその光強度が大き
な減衰を受けることなくその偏光面を透過することとな
る。即ち、上述した光学系では、その光学系を構成する
光学素子で光ビームが大きく減衰されず、原理的には、
記録層16で減衰を受けずに反射されれば、半導体レー
ザから発生されるレーザビームの光強度が維持された状
態で光ビームが光検出記42によって検出されることと
なる。
【0014】このように図4に示す光学系では、片面読
み取り1層タイプのDVDディスクは、当然のことなが
ら、両面読み取り2層タイプのDVDディスクにあって
も、また、片面読み取り2層タイプのDVDディスクに
あっても同様に確実に第1及び第2層からデータを読み
出すことができる。即ち、片面読み取り2層タイプのD
VDディスクにおいては、第1層が半透明の反射膜が記
録層として形成されているが、図4に示す光学系におい
ては、この第1層の記録層16で反射された光ビーム
は、その光ビームが大きく減衰されることなく、確実に
光検出器42に導かれる。これに対して、第1層の半透
明の記録層を通過して第2層に光ビームが到達し、光ビ
ームが第2層で反射されて第1層の半透明の記録層を通
過するに至る過程において、第1層で反射される光ビー
ムに比べて、第2層で反射されて第1層を通過する光ビ
ームは、ほぼその光強度が1/3に減衰される。しかし
ながら、図4に示す光学系では、第1層を光ビームが通
過することに起因する光強度の減衰以外に光ビームが大
きく減衰する要因がないことから、光検出記42の感度
にも依存するが確実に第2層からの光ビームを検出する
ことができる。このことは、従来のハーフミラーを採用
した光学系と比較すれば明らかであり、従来のハーフミ
ラーを採用した光学系に比べて、図4に示す光学系で
は、4倍の光ビーム強度を有する光ビームを検出器42
で検出することができる。
み取り1層タイプのDVDディスクは、当然のことなが
ら、両面読み取り2層タイプのDVDディスクにあって
も、また、片面読み取り2層タイプのDVDディスクに
あっても同様に確実に第1及び第2層からデータを読み
出すことができる。即ち、片面読み取り2層タイプのD
VDディスクにおいては、第1層が半透明の反射膜が記
録層として形成されているが、図4に示す光学系におい
ては、この第1層の記録層16で反射された光ビーム
は、その光ビームが大きく減衰されることなく、確実に
光検出器42に導かれる。これに対して、第1層の半透
明の記録層を通過して第2層に光ビームが到達し、光ビ
ームが第2層で反射されて第1層の半透明の記録層を通
過するに至る過程において、第1層で反射される光ビー
ムに比べて、第2層で反射されて第1層を通過する光ビ
ームは、ほぼその光強度が1/3に減衰される。しかし
ながら、図4に示す光学系では、第1層を光ビームが通
過することに起因する光強度の減衰以外に光ビームが大
きく減衰する要因がないことから、光検出記42の感度
にも依存するが確実に第2層からの光ビームを検出する
ことができる。このことは、従来のハーフミラーを採用
した光学系と比較すれば明らかであり、従来のハーフミ
ラーを採用した光学系に比べて、図4に示す光学系で
は、4倍の光ビーム強度を有する光ビームを検出器42
で検出することができる。
【0015】以下に比較例として従来の光学系を説明
し、その光ビームの光強度の減衰について説明する。図
5は、従来の光学系を示す概略図である。図5に示す光
学系において、図4と同一光学素子については、同一符
号を付してその説明を省略する。図5に示す従来の光学
系においては、図4に示す本願の光学系の偏光ビームス
プリッタ36に代えてハーフミラー50が用いられてい
る。即ち、半導体レーザ32からの光ビームは、ハーフ
ミラー50で反射されて対物レンズ30に向けられ、ま
た、対物レンズ30からの光ビームは、ハーフミラー5
0を通過して光検出器42に向けられる。従って、本願
の光学系に比べて、ほぼ1/4に減衰された光ビームが
光検出器42に入射される。即ち、図5に示す光学系で
は、ハーフミラー50で光ビームが反射されて記録層1
6に光ビームが向けられる際にその1/2の光ビームが
ハーフミラー50を通過し、その1/2の光ビームがハ
ーフミラー50で反射され、ハーフミラー50から現れ
る光ビームは、その光強度がほぼ1/2に減衰されるこ
ととなる。同様に、記録層16から反射された光ビーム
は、ハーフミラー50を通過するに際してその光強度が
ほぼ1/2に減衰されることとなる。従って、検出器4
2には、原理的には、半導体レーザ32から発生された
光ビームのほぼ1/4に減衰された光ビームが入射され
ることとなる。これに対して、図4に示す光学系では、
原理的には、その光学系内で光ビームの減衰が生じない
ことから、従来の光学系に比べて実質的に光ビームの利
用効率が4倍となることが理解できる。
し、その光ビームの光強度の減衰について説明する。図
5は、従来の光学系を示す概略図である。図5に示す光
学系において、図4と同一光学素子については、同一符
号を付してその説明を省略する。図5に示す従来の光学
系においては、図4に示す本願の光学系の偏光ビームス
プリッタ36に代えてハーフミラー50が用いられてい
る。即ち、半導体レーザ32からの光ビームは、ハーフ
ミラー50で反射されて対物レンズ30に向けられ、ま
た、対物レンズ30からの光ビームは、ハーフミラー5
0を通過して光検出器42に向けられる。従って、本願
の光学系に比べて、ほぼ1/4に減衰された光ビームが
光検出器42に入射される。即ち、図5に示す光学系で
は、ハーフミラー50で光ビームが反射されて記録層1
6に光ビームが向けられる際にその1/2の光ビームが
ハーフミラー50を通過し、その1/2の光ビームがハ
ーフミラー50で反射され、ハーフミラー50から現れ
る光ビームは、その光強度がほぼ1/2に減衰されるこ
ととなる。同様に、記録層16から反射された光ビーム
は、ハーフミラー50を通過するに際してその光強度が
ほぼ1/2に減衰されることとなる。従って、検出器4
2には、原理的には、半導体レーザ32から発生された
光ビームのほぼ1/4に減衰された光ビームが入射され
ることとなる。これに対して、図4に示す光学系では、
原理的には、その光学系内で光ビームの減衰が生じない
ことから、従来の光学系に比べて実質的に光ビームの利
用効率が4倍となることが理解できる。
【0016】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、片面
読み取り用の2層の記録層を有するディスクであっても
安定に第2層からの反射光ビームを検出することができ
る光学系を備えた光ピックアップ装置を提供することが
できる。
読み取り用の2層の記録層を有するディスクであっても
安定に第2層からの反射光ビームを検出することができ
る光学系を備えた光ピックアップ装置を提供することが
できる。
【図1】この発明の光ピックアップ装置でデータが検索
される2層構造を有する光ディスクを概略的に示す斜視
図である。
される2層構造を有する光ディスクを概略的に示す斜視
図である。
【図2】図1に示した光ディスクにおいて両面読み取り
タイプのものを概略的に示す断面図である。
タイプのものを概略的に示す断面図である。
【図3】図1に示した光ディスクにおいて片面読み取り
タイプのものを概略的に示す断面図である。
タイプのものを概略的に示す断面図である。
【図4】この発明の一実施例に係る光ディスクを光ビー
ムで検索する為の光学系を示す概略図である。
ムで検索する為の光学系を示す概略図である。
【図5】比較例としての光ディスクを光ビームで検索す
る為の従来の光学系を示す概略図である。
る為の従来の光学系を示す概略図である。
10 ... 光ディスク 16 ... 記録層 30 ... 対物レンズ 34 ... コリメータレンズ 36 ... 偏光ビームスプリッタ 38 ... 1/4波長板 40 ... 集光レンズ 42 ... 光検出器 50 ... ハーフミラー
Claims (1)
- 【請求項1】片面側からの光ビームで半透明の第1記録
層を検索でき、また、この第1記録層を通過した光ビー
ムで第2の記録層を検索可能な光ディスクから情報を読
み出す光ピックアップ装置において、 直線偏光された光ビームを発生する光ビーム発生手段
と、 この直線偏光光ビームを透過または反射する偏光面を有
する偏光ビームスプリッタと、 偏光ビームスプリッタからの直線偏光光ビームを円偏向
光ビームに変換する1/4波長板と、 この1/4波長板を通過した光ビームを記録層に向けて
フォーカスする対物レンズと、 記録層で反射され、前記対物レンズ、1/4波長板を通
過して前記偏光ビームスプリッタに向けられ、この偏光
ビームスプリッタを透過または反射された光ビームを検
出する検出手段と、 を具備することを特徴とする光ピックアップ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9248601A JPH1186317A (ja) | 1997-09-12 | 1997-09-12 | 光ピックアップ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9248601A JPH1186317A (ja) | 1997-09-12 | 1997-09-12 | 光ピックアップ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1186317A true JPH1186317A (ja) | 1999-03-30 |
Family
ID=17180554
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9248601A Pending JPH1186317A (ja) | 1997-09-12 | 1997-09-12 | 光ピックアップ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1186317A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002089126A1 (en) * | 2001-04-17 | 2002-11-07 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Optical scanning device |
| JP2011060422A (ja) * | 2004-06-03 | 2011-03-24 | Panasonic Corp | 光記録再生装置用光ヘッド |
-
1997
- 1997-09-12 JP JP9248601A patent/JPH1186317A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002089126A1 (en) * | 2001-04-17 | 2002-11-07 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Optical scanning device |
| JP2011060422A (ja) * | 2004-06-03 | 2011-03-24 | Panasonic Corp | 光記録再生装置用光ヘッド |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040601 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050420 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050426 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050906 |