JPH1186897A - 密閉型ニッケル水素電池 - Google Patents
密閉型ニッケル水素電池Info
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- JPH1186897A JPH1186897A JP9237468A JP23746897A JPH1186897A JP H1186897 A JPH1186897 A JP H1186897A JP 9237468 A JP9237468 A JP 9237468A JP 23746897 A JP23746897 A JP 23746897A JP H1186897 A JPH1186897 A JP H1186897A
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- electrolyte
- case
- electrode plate
- sealed nickel
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Sealing Battery Cases Or Jackets (AREA)
- Gas Exhaust Devices For Batteries (AREA)
- Secondary Cells (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】複雑な工程や材料を用いることなく、従来より
サイクル寿命を格段に向上可能な密閉型ニッケル水素電
池を提供すること。 【解決手段】密閉型ニッケル水素電池において、ケ−ス
の上端部に安全弁を有するとともに、ケ−ス内のガス溜
め空間側に電解液保持用多孔体を設ける。さらに、電解
液の注入量を極板の上端面より上となるように通常の5
〜40%増量して充填する。このように極板の上端面よ
り上まで電解液を充填することにより、密閉型ニッケル
水素電池のサイクル寿命を格段に延長することができ
る。
サイクル寿命を格段に向上可能な密閉型ニッケル水素電
池を提供すること。 【解決手段】密閉型ニッケル水素電池において、ケ−ス
の上端部に安全弁を有するとともに、ケ−ス内のガス溜
め空間側に電解液保持用多孔体を設ける。さらに、電解
液の注入量を極板の上端面より上となるように通常の5
〜40%増量して充填する。このように極板の上端面よ
り上まで電解液を充填することにより、密閉型ニッケル
水素電池のサイクル寿命を格段に延長することができ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は密閉型ニッケル水素
電池に関する。
電池に関する。
【0002】
【従来の技術】セパレータを挟んでニッケル正極板及び
水素吸蔵合金負極板を渦巻状または積層状に形成した電
極アセンブリを電解液とともにケ−スに密閉してなる従
来の密閉型ニッケル水素電池では、電池内圧の上昇によ
るケ−スの破裂を防止するためにケ−スの天板部に安全
弁を設けている。
水素吸蔵合金負極板を渦巻状または積層状に形成した電
極アセンブリを電解液とともにケ−スに密閉してなる従
来の密閉型ニッケル水素電池では、電池内圧の上昇によ
るケ−スの破裂を防止するためにケ−スの天板部に安全
弁を設けている。
【0003】このような安全弁をもつ密閉型ニッケル水
素電池では、安全弁が作動した場合に安全弁から電解液
が漏出するのを防止するために、過剰な電解液が使用状
態において極板の上縁部を超えてその上部のガス溜め空
間に滞留しないようにしている。すなわち、安全弁作動
時に、ケ−スがなんらかの原因で傾いたり、転倒した
り、あるいは外部から衝撃が与えられたりすると、この
ガス溜め空間に滞留する過剰な電解液が、開いた安全弁
から漏出あるいは噴出するためである。このような事態
は、安全弁が機能不良となった場合にも生じる。
素電池では、安全弁が作動した場合に安全弁から電解液
が漏出するのを防止するために、過剰な電解液が使用状
態において極板の上縁部を超えてその上部のガス溜め空
間に滞留しないようにしている。すなわち、安全弁作動
時に、ケ−スがなんらかの原因で傾いたり、転倒した
り、あるいは外部から衝撃が与えられたりすると、この
ガス溜め空間に滞留する過剰な電解液が、開いた安全弁
から漏出あるいは噴出するためである。このような事態
は、安全弁が機能不良となった場合にも生じる。
【0004】なお、電解液は、正負の極板間のイオン伝
導を実現するためのものであるから、理論的には、両極
板のうち、どちらか低い方の極板の上縁部まで注入され
ていればよく、実際に毛細管現象が存在するため、注入
された電解液量は多孔性の極板やセパレータの内部の孔
部に充填され得る量に限定されるのが普通である。した
がって、従来は、電池反応に寄与せず、ガス溜め空間の
有効ガス蓄積能力を低下させ、安全弁作動時に液漏れの
危険を生じさせるので、電解液がセパレータや極板内に
保持される分を超過して、円筒型電池の電極アセンブリ
の空芯部や、極板の上縁部の上方のガス溜め空間に滞留
しないようにその注入量をコントロールしていた。
導を実現するためのものであるから、理論的には、両極
板のうち、どちらか低い方の極板の上縁部まで注入され
ていればよく、実際に毛細管現象が存在するため、注入
された電解液量は多孔性の極板やセパレータの内部の孔
部に充填され得る量に限定されるのが普通である。した
がって、従来は、電池反応に寄与せず、ガス溜め空間の
有効ガス蓄積能力を低下させ、安全弁作動時に液漏れの
危険を生じさせるので、電解液がセパレータや極板内に
保持される分を超過して、円筒型電池の電極アセンブリ
の空芯部や、極板の上縁部の上方のガス溜め空間に滞留
しないようにその注入量をコントロールしていた。
【0005】上記ガス溜め空間の容積は、大きいほど多
量のガス発生に対して電池内圧の増大を抑止できる効果
をもつが、単位体積当たりの容量低下を招くので、従来
においてはその後の使用において予想されるガス発生量
に対してケ−スの耐圧(たとえば5〜10気圧)が許容
する範囲でなるべく縮小される。上記説明にもかかわら
ず、作製した電池は極板の活性化のために数回の初期充
放電サイクル(初期活性化処理)を実施するのが通常で
あり、これによる極板の膨張、収縮によりある程度の電
解液が極板の上縁部より下の容積が増大したり、そこに
残留するガスが電解液により置換される可能性がある。
このため、この初期活性化処理による極板やセパレータ
の電解液吸収可能量の増大に備えて、ある程度の予備の
電解液を極板の上縁部より上側のガス溜め空間に一時的
に保持することが考えられる。
量のガス発生に対して電池内圧の増大を抑止できる効果
をもつが、単位体積当たりの容量低下を招くので、従来
においてはその後の使用において予想されるガス発生量
に対してケ−スの耐圧(たとえば5〜10気圧)が許容
する範囲でなるべく縮小される。上記説明にもかかわら
ず、作製した電池は極板の活性化のために数回の初期充
放電サイクル(初期活性化処理)を実施するのが通常で
あり、これによる極板の膨張、収縮によりある程度の電
解液が極板の上縁部より下の容積が増大したり、そこに
残留するガスが電解液により置換される可能性がある。
このため、この初期活性化処理による極板やセパレータ
の電解液吸収可能量の増大に備えて、ある程度の予備の
電解液を極板の上縁部より上側のガス溜め空間に一時的
に保持することが考えられる。
【0006】なお、電池を初期活性化処理後に出荷した
場合、この予備の電解液は極板などに完全に吸収される
ため極板の上縁部に滞留しないので、安全弁作動時に外
部に放出されることがない。
場合、この予備の電解液は極板などに完全に吸収される
ため極板の上縁部に滞留しないので、安全弁作動時に外
部に放出されることがない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】電池開発における最も
重要な課題は単位重量当たりの容量の向上及びその経時
的な劣化特性すなわちサイクル寿命の延長の2点であ
る。しばしば、高容量電池はサイクル寿命が短く、長寿
命の電池は容量が小さい。本発明は上記問題に鑑みなさ
れたものであり、複雑な工程や材料を用いることなく、
従来よりサイクル寿命を格段に向上可能な密閉型ニッケ
ル水素電池を提供することをその解決すべき課題として
いる。
重要な課題は単位重量当たりの容量の向上及びその経時
的な劣化特性すなわちサイクル寿命の延長の2点であ
る。しばしば、高容量電池はサイクル寿命が短く、長寿
命の電池は容量が小さい。本発明は上記問題に鑑みなさ
れたものであり、複雑な工程や材料を用いることなく、
従来よりサイクル寿命を格段に向上可能な密閉型ニッケ
ル水素電池を提供することをその解決すべき課題として
いる。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の構成によ
れば、安全弁からの液漏れを効果的に防止することがで
きる。請求項2記載の構成によれば請求項1記載の密閉
型ニッケル水素電池において更に、電解液として、極板
の上縁部に達しない範囲でケ−ス内に充填される基本液
量に加えて更に超過液量が追加される。この超過液量は
基本液量の5〜40%、かつ、ガス溜め空間容積の30
〜70%に設定される。これにより、サイクル寿命を向
上することができる。液量が上記範囲未満であれば、サ
イクル寿命の延長効果が十分でなく、液量が上記範囲を
超えると電池体積当たりの容量の低下が顕著となる。
れば、安全弁からの液漏れを効果的に防止することがで
きる。請求項2記載の構成によれば請求項1記載の密閉
型ニッケル水素電池において更に、電解液として、極板
の上縁部に達しない範囲でケ−ス内に充填される基本液
量に加えて更に超過液量が追加される。この超過液量は
基本液量の5〜40%、かつ、ガス溜め空間容積の30
〜70%に設定される。これにより、サイクル寿命を向
上することができる。液量が上記範囲未満であれば、サ
イクル寿命の延長効果が十分でなく、液量が上記範囲を
超えると電池体積当たりの容量の低下が顕著となる。
【0009】本発明者らは、一見無駄に見える正負の両
極板の対向部分より更に上方に位置する極板が存在しな
いガス溜め空間の一部に電解液を滞留させることによ
り、なんら複雑な工程や材料を用いることなく密閉型ニ
ッケル水素電池のサイクル寿命を予想もできないレベル
に向上できることを見いだした。この理由はいまだ解明
されていないが、本発明者らは以下のように推測をして
いる。
極板の対向部分より更に上方に位置する極板が存在しな
いガス溜め空間の一部に電解液を滞留させることによ
り、なんら複雑な工程や材料を用いることなく密閉型ニ
ッケル水素電池のサイクル寿命を予想もできないレベル
に向上できることを見いだした。この理由はいまだ解明
されていないが、本発明者らは以下のように推測をして
いる。
【0010】一つの理由は、密閉型ニッケル水素電池に
おいて、充放電サイクルを繰り返していくと、電極アセ
ンブリが膨張してケ−スを主に横へ拡げる。これを数十
回以上繰り返すうちに、ケ−スの塑性変形して、極板上
縁部より下のスペースが増大し、必要電解液量が増大す
ることが考えられる。他の一つの理由は、水素吸蔵合金
負極を構成する水素吸蔵合金粉末が充放電サイクルの多
数回の繰り返しにより微粉化し、その分だけ水素吸蔵合
金負極の吸収可能電解液量(多孔率)が増大して、必要
電解液量が増大することが考えられる。
おいて、充放電サイクルを繰り返していくと、電極アセ
ンブリが膨張してケ−スを主に横へ拡げる。これを数十
回以上繰り返すうちに、ケ−スの塑性変形して、極板上
縁部より下のスペースが増大し、必要電解液量が増大す
ることが考えられる。他の一つの理由は、水素吸蔵合金
負極を構成する水素吸蔵合金粉末が充放電サイクルの多
数回の繰り返しにより微粉化し、その分だけ水素吸蔵合
金負極の吸収可能電解液量(多孔率)が増大して、必要
電解液量が増大することが考えられる。
【0011】その他、電解液が充放電サイクルの実施と
ともに汚染されたり、イオン置換や酸化などで活性度が
低下するため、電解液が多いほうがこの問題の影響が少
ないということも考えられる。いずれの理由が相当する
かは現状では不明であるが、初期活性化処理実施後でも
ガス溜め空間に滞留するレベルまで電解液を注入してお
くことによって、密閉型ニッケル水素電池のサイクル寿
命を格段に延長できる。
ともに汚染されたり、イオン置換や酸化などで活性度が
低下するため、電解液が多いほうがこの問題の影響が少
ないということも考えられる。いずれの理由が相当する
かは現状では不明であるが、初期活性化処理実施後でも
ガス溜め空間に滞留するレベルまで電解液を注入してお
くことによって、密閉型ニッケル水素電池のサイクル寿
命を格段に延長できる。
【0012】
【発明の実施の形態】電池としては、円筒密閉型電池の
他、積層型電池を採用することができる。水素吸蔵合金
粉末としては、希土類系合金、チタン系合金、ジルコニ
ウム系合金などを採用することができ、増粘材として
は、メーチルセルロース、カルボキシルメチルセルロー
スなどを採用することができ、結着材としては、ポリテ
トラフルオロエチレン(PTFE)、スチレンブタジエ
ン共重合体などを採用することができ、水素吸蔵合金電
極を用いた電池の電解液としては、KOH水溶液、KO
H、LiOH混合水溶液、KOH、LiOH、NaOH
混合水溶液などを採用することができ、集電体として
は、発泡ニッケル、パンチングメタルなどを採用するこ
とができる。
他、積層型電池を採用することができる。水素吸蔵合金
粉末としては、希土類系合金、チタン系合金、ジルコニ
ウム系合金などを採用することができ、増粘材として
は、メーチルセルロース、カルボキシルメチルセルロー
スなどを採用することができ、結着材としては、ポリテ
トラフルオロエチレン(PTFE)、スチレンブタジエ
ン共重合体などを採用することができ、水素吸蔵合金電
極を用いた電池の電解液としては、KOH水溶液、KO
H、LiOH混合水溶液、KOH、LiOH、NaOH
混合水溶液などを採用することができ、集電体として
は、発泡ニッケル、パンチングメタルなどを採用するこ
とができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明を適用した円筒密閉型ニッケル
水素化物電池を以下に説明する。図1はこの実施例の円
筒密閉型ニッケル水素化物電池の正極側の半部の軸方向
部分断面図を示す。1は円筒状のケ−スであり、その一
端開口は電気絶縁用の樹脂リング2を介して円盤状の蓋
板3で密閉されている。蓋板3には開口3aが形成され
るとともに、電池内圧が上昇した場合の圧力を抜くため
の安全弁4が設けられている。安全弁4は、蓋板3の上
面に固着されたキャップ状の+タ−ミナル8の内側のば
ね8aにより蓋板3の開口3aへ付勢されている。
水素化物電池を以下に説明する。図1はこの実施例の円
筒密閉型ニッケル水素化物電池の正極側の半部の軸方向
部分断面図を示す。1は円筒状のケ−スであり、その一
端開口は電気絶縁用の樹脂リング2を介して円盤状の蓋
板3で密閉されている。蓋板3には開口3aが形成され
るとともに、電池内圧が上昇した場合の圧力を抜くため
の安全弁4が設けられている。安全弁4は、蓋板3の上
面に固着されたキャップ状の+タ−ミナル8の内側のば
ね8aにより蓋板3の開口3aへ付勢されている。
【0014】5は電極アセンブリであり、図示しないセ
パレ−タを介して正極板6と負極板7とを重ねて渦巻状
に巻装して円筒状に形成されている。ただし、図1にお
いて、電極アセンブリ5は模式的に図示されている。6
1は正極板6の上縁部を示し、71は負極板7の下縁部
を示す。+タ−ミナル8は、蓋板3とリ−ド9aを介し
て電極アセンブリ5の正極板6の上側の端縁部61に抵
抗溶接された円盤状の集電板9と電気的に接合されてい
る。
パレ−タを介して正極板6と負極板7とを重ねて渦巻状
に巻装して円筒状に形成されている。ただし、図1にお
いて、電極アセンブリ5は模式的に図示されている。6
1は正極板6の上縁部を示し、71は負極板7の下縁部
を示す。+タ−ミナル8は、蓋板3とリ−ド9aを介し
て電極アセンブリ5の正極板6の上側の端縁部61に抵
抗溶接された円盤状の集電板9と電気的に接合されてい
る。
【0015】同様に、集電板10の上端面は負極板7の
下側の端縁部71に抵抗溶接されている。更に説明する
と、集電板9の下端面及び集電板10の上端面には放射
状の突条が設けられており、この突条が極板6、7に抵
抗溶接されている。12は、電解液保持用多孔体であっ
て、蓋板3の開口3aを覆うようにガス溜め空間14側
に支持部材15によって固定されている。支持部材15
にはガス抜き用の開口15aが形成されている。開口1
5aの位置や支持部材15の形状は図示のものと異なっ
ても良い。電解液保持用多孔体12は耐アルカリ性の多
孔物質(たとえばポリプロピレン不織布等)からなり、
電池が横向きに置かれたりした場合やガス抜きの際、電
解液を保持する機能を有する。
下側の端縁部71に抵抗溶接されている。更に説明する
と、集電板9の下端面及び集電板10の上端面には放射
状の突条が設けられており、この突条が極板6、7に抵
抗溶接されている。12は、電解液保持用多孔体であっ
て、蓋板3の開口3aを覆うようにガス溜め空間14側
に支持部材15によって固定されている。支持部材15
にはガス抜き用の開口15aが形成されている。開口1
5aの位置や支持部材15の形状は図示のものと異なっ
ても良い。電解液保持用多孔体12は耐アルカリ性の多
孔物質(たとえばポリプロピレン不織布等)からなり、
電池が横向きに置かれたりした場合やガス抜きの際、電
解液を保持する機能を有する。
【0016】この電池の組み立て方法を以下に説明す
る。まず、電極アセンブリ5を形成し、負極板7の下縁
部に集電板10を抵抗溶接し、ケ−ス1に収容し集電板
10をケ−ス1の缶底に溶接する。次に、正極板6の上
縁部61に+タ−ミナル8と一体の集電板9を抵抗溶接
する。次に、集電板9と蓋板3とをリ−ド9aで接続す
る。
る。まず、電極アセンブリ5を形成し、負極板7の下縁
部に集電板10を抵抗溶接し、ケ−ス1に収容し集電板
10をケ−ス1の缶底に溶接する。次に、正極板6の上
縁部61に+タ−ミナル8と一体の集電板9を抵抗溶接
する。次に、集電板9と蓋板3とをリ−ド9aで接続す
る。
【0017】このようにして形成した半完成の電池に5
〜50mHgまで真空引きした空間にて電解液を注入す
る。その後、樹脂リング2を介して蓋板3をケ−ス1の
一端でかしめ、蓋板3を固定する。上述の実施例によれ
ば、安全弁4のケ−ス1内側の開口部が電解液保持用多
孔体12により覆われているので、ケ−ス内圧が上昇し
てガス抜きのための安全弁4が開いた場合でも、電解液
が電解液保持用多孔体12に保持されるため安全弁4か
らの液漏れを防止することができる。このように、安全
弁4からの液漏れが防止できる構造であるため、極板等
に吸収保持される電解液の液量(基本液量)を超過して
多量の超過液量をケ−ス1内に充填することが可能とな
り、サイクル寿命を従来より格段に向上することができ
る。 (実験)組成がMmNi3.6Co0.7Al0.4Mn0.3(L
a/Mm=0.6)である水素吸蔵合金を機械粉砕して
100メッシュ以下とした水素吸蔵合金粉末にニッケル
パウダを水素吸蔵合金粉末にその5wt%混合し、結着
材としてMC(メチルセルロース)2wt%水溶液を上
記水素吸蔵合金粉末に対してその20wt%加えて攪拌
してペーストを形成した。
〜50mHgまで真空引きした空間にて電解液を注入す
る。その後、樹脂リング2を介して蓋板3をケ−ス1の
一端でかしめ、蓋板3を固定する。上述の実施例によれ
ば、安全弁4のケ−ス1内側の開口部が電解液保持用多
孔体12により覆われているので、ケ−ス内圧が上昇し
てガス抜きのための安全弁4が開いた場合でも、電解液
が電解液保持用多孔体12に保持されるため安全弁4か
らの液漏れを防止することができる。このように、安全
弁4からの液漏れが防止できる構造であるため、極板等
に吸収保持される電解液の液量(基本液量)を超過して
多量の超過液量をケ−ス1内に充填することが可能とな
り、サイクル寿命を従来より格段に向上することができ
る。 (実験)組成がMmNi3.6Co0.7Al0.4Mn0.3(L
a/Mm=0.6)である水素吸蔵合金を機械粉砕して
100メッシュ以下とした水素吸蔵合金粉末にニッケル
パウダを水素吸蔵合金粉末にその5wt%混合し、結着
材としてMC(メチルセルロース)2wt%水溶液を上
記水素吸蔵合金粉末に対してその20wt%加えて攪拌
してペーストを形成した。
【0018】次に、このペーストを厚さ70μmのパン
チングメタルに被着し、水素吸蔵合金負極7を作製し
た。水素吸蔵合金負極7の寸法は全長246mm、幅3
4mm、厚さ0.46mmである。また、正極板6は全
長186mm、幅34mm、厚さ0.71mmのCo−
Zn系の水酸化ニッケル板である。セパレータはポリプ
ロピレン膜であり、1平方m当たり70gのものを採用
した。
チングメタルに被着し、水素吸蔵合金負極7を作製し
た。水素吸蔵合金負極7の寸法は全長246mm、幅3
4mm、厚さ0.46mmである。また、正極板6は全
長186mm、幅34mm、厚さ0.71mmのCo−
Zn系の水酸化ニッケル板である。セパレータはポリプ
ロピレン膜であり、1平方m当たり70gのものを採用
した。
【0019】電解液は6.8NのKOHと0.8NのL
iOHとを含み、試料1では4.36g、試料2では
4.82g、試料3では5.23g、試料4では5.6
0g、試料5では6.12gとした。負極は正極の1.
7倍の容量に設計した。これらの電池の容量は、0.2
C充放電を32サイクル実施する初期活性化処理の後、
充電を1C(2.4A)で定格容量2.4Ahの110
%まで実施し、30分休止後、1C(2.4A)で開放
端子電圧が0.85Vになるまで行い、30分休止する
充放電サイクルを200〜1500回実施した。なお、
各試料1〜5はそれぞれ10個作製し、上記初期活性化
処理後、開口して電解液の液位を調べた.試料4、5で
は電解液は、正極板6の上縁部61を超えていた。
iOHとを含み、試料1では4.36g、試料2では
4.82g、試料3では5.23g、試料4では5.6
0g、試料5では6.12gとした。負極は正極の1.
7倍の容量に設計した。これらの電池の容量は、0.2
C充放電を32サイクル実施する初期活性化処理の後、
充電を1C(2.4A)で定格容量2.4Ahの110
%まで実施し、30分休止後、1C(2.4A)で開放
端子電圧が0.85Vになるまで行い、30分休止する
充放電サイクルを200〜1500回実施した。なお、
各試料1〜5はそれぞれ10個作製し、上記初期活性化
処理後、開口して電解液の液位を調べた.試料4、5で
は電解液は、正極板6の上縁部61を超えていた。
【0020】その結果を図2に示す。図2から、電解液
が初期活性化処理後、正極板6の上縁部61を超えてい
ない場合、サイクル寿命は平均600回であったが、試
料4では平均800回を超え、試料5では平均1300
回を超えるという実用上、極めて有効な結果を得た。 (変形態様)上記実施例では、電解液保持用多孔体12
として、合成樹脂不織布マットを用いたが、以外の他の
液保持性材料を用いることができる。
が初期活性化処理後、正極板6の上縁部61を超えてい
ない場合、サイクル寿命は平均600回であったが、試
料4では平均800回を超え、試料5では平均1300
回を超えるという実用上、極めて有効な結果を得た。 (変形態様)上記実施例では、電解液保持用多孔体12
として、合成樹脂不織布マットを用いたが、以外の他の
液保持性材料を用いることができる。
【図1】実施例の電池の構成を示す断面図である。
【図2】実施例の電池で電解液の注入量を種々変更した
場合の充放電の繰り返し試験の結果を示す特性図であ
る。
場合の充放電の繰り返し試験の結果を示す特性図であ
る。
1はケ−ス、 3は蓋板(ケ−スの上部)、 5は電極アセンブリ、 6は正極板、 7は負極板、 8は+タ−ミナル、 9は集電板、 10は集電板、 12は電解液保持用多孔体、 61は正極板6の上縁部。
Claims (2)
- 【請求項1】上端部に安全弁を有するケ−スと、セパレ
ータを挟んで巻装ないし積層されて前記ケ−スに収容さ
れる正負一対の極板と、前記極板の上縁部に達しない範
囲で前記ケ−ス内に充填される電解液とを備え、前記極
板の上端面と前記ケ−スの天板部下面との間にガス溜め
空間が形成される密閉型ニッケル水素電池において、 前記安全弁の弁口を覆って前記ケ−スのガス溜め空間内
に配設される電解液保持用多孔体を有することを特徴と
する密閉型ニッケル水素電池。 - 【請求項2】請求項1記載の密閉型ニッケル水素電池に
おいて、 前記電解液の液量は、液面が前記極板の上縁部を超過し
ない範囲で前記ケ−ス内に充填される液量である基本液
量と、前記基本液量を超過する超過液量とからなり、 前記超過液量は、前記電解液の基本液量の5〜40%
で、かつ、前記ガス溜め空間容積の30〜70%に設定
されることを特徴とする密閉型ニッケル水素電池。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9237468A JPH1186897A (ja) | 1997-09-02 | 1997-09-02 | 密閉型ニッケル水素電池 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9237468A JPH1186897A (ja) | 1997-09-02 | 1997-09-02 | 密閉型ニッケル水素電池 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1186897A true JPH1186897A (ja) | 1999-03-30 |
Family
ID=17015785
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9237468A Pending JPH1186897A (ja) | 1997-09-02 | 1997-09-02 | 密閉型ニッケル水素電池 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1186897A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006303224A (ja) * | 2005-04-21 | 2006-11-02 | Mitsubishi Electric Corp | 電気二重層キャパシタ |
| JP2011044746A (ja) * | 2010-11-29 | 2011-03-03 | Mitsubishi Electric Corp | 電気二重層キャパシタ |
| WO2012039001A1 (ja) * | 2010-09-21 | 2012-03-29 | タカノ株式会社 | 蓄電装置 |
| JP2014203822A (ja) * | 2013-04-08 | 2014-10-27 | 三星エスディアイ株式会社Samsung SDI Co.,Ltd. | 二次電池 |
-
1997
- 1997-09-02 JP JP9237468A patent/JPH1186897A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006303224A (ja) * | 2005-04-21 | 2006-11-02 | Mitsubishi Electric Corp | 電気二重層キャパシタ |
| WO2012039001A1 (ja) * | 2010-09-21 | 2012-03-29 | タカノ株式会社 | 蓄電装置 |
| JPWO2012039001A1 (ja) * | 2010-09-21 | 2014-02-03 | 中村 八束 | 蓄電装置 |
| JP2011044746A (ja) * | 2010-11-29 | 2011-03-03 | Mitsubishi Electric Corp | 電気二重層キャパシタ |
| JP2014203822A (ja) * | 2013-04-08 | 2014-10-27 | 三星エスディアイ株式会社Samsung SDI Co.,Ltd. | 二次電池 |
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