JPH1187261A - 低ドーズ量のイオン注入方法及びその装置 - Google Patents
低ドーズ量のイオン注入方法及びその装置Info
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- JPH1187261A JPH1187261A JP10190125A JP19012598A JPH1187261A JP H1187261 A JPH1187261 A JP H1187261A JP 10190125 A JP10190125 A JP 10190125A JP 19012598 A JP19012598 A JP 19012598A JP H1187261 A JPH1187261 A JP H1187261A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】正確で安定した制御が可能な低ドーズ量のイオ
ン注入方法及びその装置を提供すること。 【解決手段】希釈剤としての希ガスと特定のドーパント
ガスをイオン化し、これを基板S内に注入するためのイ
オン源12を用いるイオン注入システムを構成する。この
ための希ガスは、ドーパントガスあるいはイオン室24の
内壁を被覆したドーパント残留物とも反応しないので、
正確で、安定した低ドーズ量のイオンを注入でき、さら
に、この希ガスは、基板内に導電率を変化させるイオン
または不純物を導入しないことから、基板Sに注入する
ドーパントイオンのドーズ量が、特に、低ドーズ量の適
用において正確に制御される。
ン注入方法及びその装置を提供すること。 【解決手段】希釈剤としての希ガスと特定のドーパント
ガスをイオン化し、これを基板S内に注入するためのイ
オン源12を用いるイオン注入システムを構成する。この
ための希ガスは、ドーパントガスあるいはイオン室24の
内壁を被覆したドーパント残留物とも反応しないので、
正確で、安定した低ドーズ量のイオンを注入でき、さら
に、この希ガスは、基板内に導電率を変化させるイオン
または不純物を導入しないことから、基板Sに注入する
ドーパントイオンのドーズ量が、特に、低ドーズ量の適
用において正確に制御される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、イオンを発生する
イオン源及びイオンを基板に注入するための注入システ
ムに関し、特に、イオンを低ドーズ量で基板に注入する
ことが容易にできるイオン注入システムに関する。
イオン源及びイオンを基板に注入するための注入システ
ムに関し、特に、イオンを低ドーズ量で基板に注入する
ことが容易にできるイオン注入システムに関する。
【0002】
【従来の技術】イオン注入は、半導体ウエハまたは薄膜
を蒸着したガラス基板等の基板内に、導電性を変えるド
ーパント(不純物)を迅速かつ制御した方法で導くため
の、標準として商業的に受け入れられた技術となってい
る。
を蒸着したガラス基板等の基板内に、導電性を変えるド
ーパント(不純物)を迅速かつ制御した方法で導くため
の、標準として商業的に受け入れられた技術となってい
る。
【0003】従来のイオン注入システムは、所望の不純
物元素をイオン化するイオン源を含む、このドーパント
イオンを加速して規定エネルギーのイオンビームを形成
する。このビームは、基板の表面に向けられる。一般的
に、イオンビームの活性イオンは、一塊の基板を貫通
し、材料の結晶格子内にとどまり、所望の導電性領域を
形成する。
物元素をイオン化するイオン源を含む、このドーパント
イオンを加速して規定エネルギーのイオンビームを形成
する。このビームは、基板の表面に向けられる。一般的
に、イオンビームの活性イオンは、一塊の基板を貫通
し、材料の結晶格子内にとどまり、所望の導電性領域を
形成する。
【0004】このイオン注入工程は、一般に、高真空中
で、加工物ハンドリング組立体、加工物サポート組立体
及びイオン源を含む気密処理室において行われる。この
高真空環境により、イオンビームがガス分子に衝突して
発散するのを防止し、また、空気伝達される粒子によっ
て基板が汚染される危険を最小限にする。
で、加工物ハンドリング組立体、加工物サポート組立体
及びイオン源を含む気密処理室において行われる。この
高真空環境により、イオンビームがガス分子に衝突して
発散するのを防止し、また、空気伝達される粒子によっ
て基板が汚染される危険を最小限にする。
【0005】イオン源において、燐またはボロン等のド
ーパントガスと、一般的に窒素または水素である希釈ガ
スが、活性化した陰極によってイオン化されてプラズマ
を形成する。このプラズマは、イオン源から適当な電極
によって加速され、イオンビームを形成し、このイオン
ビームは、イオン注入装置の注入室内に導かれる。イオ
ンビーム内にあるイオンは、基板に衝突して基板内に注
入される。
ーパントガスと、一般的に窒素または水素である希釈ガ
スが、活性化した陰極によってイオン化されてプラズマ
を形成する。このプラズマは、イオン源から適当な電極
によって加速され、イオンビームを形成し、このイオン
ビームは、イオン注入装置の注入室内に導かれる。イオ
ンビーム内にあるイオンは、基板に衝突して基板内に注
入される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のイオン源及びイ
オン注入装置の欠点は、ドーパントガスが、一般的に、
イオン室の壁面に残留物の被膜を形成することである。
イオン源のプラズマ室に希釈ガスが導入されるとき、残
留物の被膜と反応して不純物質を形成し、希釈ガス内の
ドーパントガスの有効な濃度を高めてしまう。
オン注入装置の欠点は、ドーパントガスが、一般的に、
イオン室の壁面に残留物の被膜を形成することである。
イオン源のプラズマ室に希釈ガスが導入されるとき、残
留物の被膜と反応して不純物質を形成し、希釈ガス内の
ドーパントガスの有効な濃度を高めてしまう。
【0007】プラズマ内への制御されないドーパントの
解放により、低ドーズ量のイオン注入を制御することが
妨げられる。注入室への不純物質の導入を避ける1つの
方法は、イオン源を個々に使用した後に、イオン源の壁
面から不純物質を洗浄することである。しかし、この方
法論は、イオン注入装置における生産量を減少するとと
もに、イオン源の作業時間に大きな損失を生じるので、
実際的ではない。
解放により、低ドーズ量のイオン注入を制御することが
妨げられる。注入室への不純物質の導入を避ける1つの
方法は、イオン源を個々に使用した後に、イオン源の壁
面から不純物質を洗浄することである。しかし、この方
法論は、イオン注入装置における生産量を減少するとと
もに、イオン源の作業時間に大きな損失を生じるので、
実際的ではない。
【0008】ドーパント残留物と希釈ガスとの反応によ
って生じる不純物質は、一般的に、高ドーズ量の場合に
は許容できるけれども、低ドーズ量のイオンを基板に注
入するイオン源への強い要望があった。このような応用
では、ビーム電流とイオンの安定した確実な制御が必要
である。イオンビームにおける不純物質の存在により、
基板に注入されるイオンのドーズ量を制御するのが難し
くなる。
って生じる不純物質は、一般的に、高ドーズ量の場合に
は許容できるけれども、低ドーズ量のイオンを基板に注
入するイオン源への強い要望があった。このような応用
では、ビーム電流とイオンの安定した確実な制御が必要
である。イオンビームにおける不純物質の存在により、
基板に注入されるイオンのドーズ量を制御するのが難し
くなる。
【0009】ここに、イオン源とイオン注入システムの
技術において、低ドーズ量のイオン注入を容易にする必
要がある。特に、従来使用されている形式、一般に、
「イオン源の履歴(source history)」として知られる従
来型のイオン源において、残留物を取り除くために頻繁
に洗浄しないものでは、大いに改良の余地がある。
技術において、低ドーズ量のイオン注入を容易にする必
要がある。特に、従来使用されている形式、一般に、
「イオン源の履歴(source history)」として知られる従
来型のイオン源において、残留物を取り除くために頻繁
に洗浄しないものでは、大いに改良の余地がある。
【0010】このような事情に鑑みて、本発明は、正確
で安定した制御が可能な低ドーズ量のイオン注入方法及
びその装置を提供することを目的としている。
で安定した制御が可能な低ドーズ量のイオン注入方法及
びその装置を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は各請求項に記載の構成を備えている。本発
明の好ましい実施形態は、以下に記載される。しかし、
当業者であれば、本発明の技術的思想および特許請求の
範囲から逸脱しないで種々の変更及び修正が可能であ
る。例えば、本発明の好ましい実施例に利用される種々
の構成要素を用いる装置は、非反応希釈ガスを使用する
ことができる。
に、本発明は各請求項に記載の構成を備えている。本発
明の好ましい実施形態は、以下に記載される。しかし、
当業者であれば、本発明の技術的思想および特許請求の
範囲から逸脱しないで種々の変更及び修正が可能であ
る。例えば、本発明の好ましい実施例に利用される種々
の構成要素を用いる装置は、非反応希釈ガスを使用する
ことができる。
【0012】請求項1によれば、本発明は、イオン源内
で選択されたガス混合物をイオン化するための方法であ
って、イオン源のイオン室内で、ドーパントガスと、こ
のガスと混合され、かつ前記選択されたガス混合物に対
して不活性である、希釈剤の希ガスとを導入し、前記ド
ーパントガスと前記希釈剤の希ガスとをイオン化する、
各工程を有することを特徴とする。
で選択されたガス混合物をイオン化するための方法であ
って、イオン源のイオン室内で、ドーパントガスと、こ
のガスと混合され、かつ前記選択されたガス混合物に対
して不活性である、希釈剤の希ガスとを導入し、前記ド
ーパントガスと前記希釈剤の希ガスとをイオン化する、
各工程を有することを特徴とする。
【0013】また、本発明は、基板に希釈剤の希ガスと
特定のドーパントガスをイオン化しさらに注入するため
のイオン源を用いるイオン注入装置を提供する。本発明
の希ガスは、ドーパントあるいはイオン源のイオン室の
壁に被覆したドーパント残留物とも反応しない。
特定のドーパントガスをイオン化しさらに注入するため
のイオン源を用いるイオン注入装置を提供する。本発明
の希ガスは、ドーパントあるいはイオン源のイオン室の
壁に被覆したドーパント残留物とも反応しない。
【0014】このため、正確で、安定した低ドーズ量の
イオン注入に使用されるイオン源が可能となり、さら
に、希ガスは、基板S内に、導電率を変えるイオンある
いはその不純物質を導入しない。その結果、基板に注入
されるドーパントのドーズ量は、特に、低ドーズ量で、
正確に制御できることになる。
イオン注入に使用されるイオン源が可能となり、さら
に、希ガスは、基板S内に、導電率を変えるイオンある
いはその不純物質を導入しない。その結果、基板に注入
されるドーパントのドーズ量は、特に、低ドーズ量で、
正確に制御できることになる。
【0015】本発明は、ドーパントガスとこれと混合さ
れる希釈剤の希ガスをイオン源のイオン室内に導き、さ
らにドーパントガスと希ガスをイオン化することによっ
て、イオン源内の選択されたガス混合物をイオン化する
上述の目的及び他の目的を達成する。
れる希釈剤の希ガスをイオン源のイオン室内に導き、さ
らにドーパントガスと希ガスをイオン化することによっ
て、イオン源内の選択されたガス混合物をイオン化する
上述の目的及び他の目的を達成する。
【0016】本発明によれば、希ガスイオンとドーパン
トイオンは、基板内に注入される。また、更なる構成で
は、この希ガスはヘリウムであり、イオン源は、イオン
源の履歴に係わらず作動する。
トイオンは、基板内に注入される。また、更なる構成で
は、この希ガスはヘリウムであり、イオン源は、イオン
源の履歴に係わらず作動する。
【0017】また、別の構成では、比較的低いドーズ量
のイオンが、基板内に注入される。ここに用いる「低ド
ーズ量」は、ドーパントイオンの濃度を約1×1011cm
-2〜約1×1016cm-2の範囲内にするイオンビームを形
成することを意味する。
のイオンが、基板内に注入される。ここに用いる「低ド
ーズ量」は、ドーパントイオンの濃度を約1×1011cm
-2〜約1×1016cm-2の範囲内にするイオンビームを形
成することを意味する。
【0018】本発明の更なる構成によれば、イオン源
は、注入ハウジングに連結され、このハウジングは、基
板を収容する大きさのイオン室を有する。そして、基板
は、イオン源から放出し、そして、イオンを基板に衝突
させることによってイオン注入される。
は、注入ハウジングに連結され、このハウジングは、基
板を収容する大きさのイオン室を有する。そして、基板
は、イオン源から放出し、そして、イオンを基板に衝突
させることによってイオン注入される。
【0019】本発明の上記及び他の目的は、一部的に明
らかとなり、さらに、他の部分は、添付の図面及び以下
に続く記載から理解されるであろう。
らかとなり、さらに、他の部分は、添付の図面及び以下
に続く記載から理解されるであろう。
【0020】
【発明の実施の形態】次に、図面を参照しながら説明す
ると、図1において、イオン注入装置10は、特定のド
ーパントガスと、希釈剤の希ガスをイオン化するイオン
源を用いる。本発明の希ガスは、好ましくは、ドーパン
トガスまたはイオン源のイオン室の壁面に被覆したドー
パント残留物と反応しない。これにより、イオン源は、
正確で、安定した低ドーズ量のイオン注入のために使用
することができる。
ると、図1において、イオン注入装置10は、特定のド
ーパントガスと、希釈剤の希ガスをイオン化するイオン
源を用いる。本発明の希ガスは、好ましくは、ドーパン
トガスまたはイオン源のイオン室の壁面に被覆したドー
パント残留物と反応しない。これにより、イオン源は、
正確で、安定した低ドーズ量のイオン注入のために使用
することができる。
【0021】従来使用されてきたイオン源の場合には、
ドーズ量が高いか低いかが重要であり、一般的に、低い
ドーズ量のイオン注入においては前もって洗浄が行われ
る。本発明は、希釈ガスとして希ガスを用いる。それゆ
え、低ドーズ量のイオン注入においても前もってイオン
源を洗浄する必要がなくなる。
ドーズ量が高いか低いかが重要であり、一般的に、低い
ドーズ量のイオン注入においては前もって洗浄が行われ
る。本発明は、希釈ガスとして希ガスを用いる。それゆ
え、低ドーズ量のイオン注入においても前もってイオン
源を洗浄する必要がなくなる。
【0022】図1は、イオン源12と、このイオン源と
連通しかつ一般的に注入室14A内に基板Sを取り付け
る注入ハウジング14とを含むイオン注入装置10を形
成するブロック図を示す。
連通しかつ一般的に注入室14A内に基板Sを取り付け
る注入ハウジング14とを含むイオン注入装置10を形
成するブロック図を示す。
【0023】図示したイオン源12は、選択されたイオ
ンを基板に注入するために、基板S上に衝突するイオン
ビームを放出する。一般的なイオン注入装置は、従来か
ら公知であり、特に、オハイオ州、クリーブランドのイ
ートン社のものが特徴がありかつ商業的に使用されてい
る。図示したイオン源は、選択されたイオンを基板に注
入するために使用するのに適した従来のイオン源であ
る。これらの形式のイオン源は、上記イートン社製のも
のが大変優れており、かつ利用できる。
ンを基板に注入するために、基板S上に衝突するイオン
ビームを放出する。一般的なイオン注入装置は、従来か
ら公知であり、特に、オハイオ州、クリーブランドのイ
ートン社のものが特徴がありかつ商業的に使用されてい
る。図示したイオン源は、選択されたイオンを基板に注
入するために使用するのに適した従来のイオン源であ
る。これらの形式のイオン源は、上記イートン社製のも
のが大変優れており、かつ利用できる。
【0024】図示のイオン源12は、標準構成を含み、
特に、イオン室24を形成する標準ハウジング18を含
む。イオン源12は、さらに陰極等の励起電極20を有
し、この陰極は電気リード線21等の電気接続を介して
電源に連結されている。イオン室24は、流体導管3
0,32A〜32B等の適当な流体回路を介してドーパ
ントガスの貯蔵室26と希ガスの貯蔵室に連結される。
特に、イオン室24を形成する標準ハウジング18を含
む。イオン源12は、さらに陰極等の励起電極20を有
し、この陰極は電気リード線21等の電気接続を介して
電源に連結されている。イオン室24は、流体導管3
0,32A〜32B等の適当な流体回路を介してドーパ
ントガスの貯蔵室26と希ガスの貯蔵室に連結される。
【0025】イオン源、電極、電源、及び流体回路の前
述の構造は、従来から知られ、かつ商業的に利用されて
いる。そして、これらの接続及びその作用は、当業者で
あれば明らかである。
述の構造は、従来から知られ、かつ商業的に利用されて
いる。そして、これらの接続及びその作用は、当業者で
あれば明らかである。
【0026】例えば、励起電極20は、作動時の電源2
2により励起される。ボロンまたは燐等の選択されたド
ーパントガスは、その貯蔵室26内に収容される。この
ガスは、流体導管32A,30を介してイオン室24に
導入され、そして、プラズマを形成するために励起され
た電極によってイオン化する。流体レギュレータを設け
て、イオン室に導かれる希釈ガスとドーパントガスの量
を調整する。
2により励起される。ボロンまたは燐等の選択されたド
ーパントガスは、その貯蔵室26内に収容される。この
ガスは、流体導管32A,30を介してイオン室24に
導入され、そして、プラズマを形成するために励起され
た電極によってイオン化する。流体レギュレータを設け
て、イオン室に導かれる希釈ガスとドーパントガスの量
を調整する。
【0027】同様に、希釈ガスは、前もって、または同
時に、あるいはドーパントガスを導入した後、流体導管
32B,30によってイオン室に導かれる。励起電極2
0は、また希釈ガスをイオン化し、これはプラズマの一
部を形成する。
時に、あるいはドーパントガスを導入した後、流体導管
32B,30によってイオン室に導かれる。励起電極2
0は、また希釈ガスをイオン化し、これはプラズマの一
部を形成する。
【0028】特に、希ガス及びドーパントガスをイオン
室24内で混合し、そして、励起電極20によってイオ
ン化され、ドーパントイオンと希ガスイオンを形成す
る。プラズマ内に存在するこれらのイオンは、イオン源
ハウジング18を通過して加速され、そして、イオン源
の出力端から放出されて、上述のエネルギー、例えば、
ある電流密度のイオンビームを形成する。
室24内で混合し、そして、励起電極20によってイオ
ン化され、ドーパントイオンと希ガスイオンを形成す
る。プラズマ内に存在するこれらのイオンは、イオン源
ハウジング18を通過して加速され、そして、イオン源
の出力端から放出されて、上述のエネルギー、例えば、
ある電流密度のイオンビームを形成する。
【0029】イオン源12によって発生したイオンビー
ムは、注入室14Aを形成する従来の注入ハウジング2
8内に導入される。注入される適当な基板Sは、注入室
14A内、例えば、公知の基板ハンドリング組立体(図
示略)及びイオン源12から発生するイオンビーム通路
(矢印30で示される)内に配置される。イオンビーム
30の一部を形成する励起したイオンは、基板Sに当た
り、その内部に侵入する。これにより希ガスイオンとと
もに導電率を変えるドーパントイオンを基板内に導く。
ムは、注入室14Aを形成する従来の注入ハウジング2
8内に導入される。注入される適当な基板Sは、注入室
14A内、例えば、公知の基板ハンドリング組立体(図
示略)及びイオン源12から発生するイオンビーム通路
(矢印30で示される)内に配置される。イオンビーム
30の一部を形成する励起したイオンは、基板Sに当た
り、その内部に侵入する。これにより希ガスイオンとと
もに導電率を変えるドーパントイオンを基板内に導く。
【0030】このように、希ガスは、ドーパントガスと
混合され、イオン源12によりイオン化されてプラズマ
を形成する。プラズマのイオン化された希ガス部分は、
イオン源ないの適切な圧力を維持するように働き、続い
て起こるイオン注入のためにイオンビームを安定させ
る。それゆえ、イオン源によって発生したプラズマの希
ガス部分は、イオン源12内の選択された圧力に維持さ
れ、これによって発生すべき種々のビーム電流が可能と
なる。当業者であれば、ドーパントガス及び希ガスがイ
オン室内で混合され、あるいはイオン源に導入する前に
混合されることが理解できるであろう。
混合され、イオン源12によりイオン化されてプラズマ
を形成する。プラズマのイオン化された希ガス部分は、
イオン源ないの適切な圧力を維持するように働き、続い
て起こるイオン注入のためにイオンビームを安定させ
る。それゆえ、イオン源によって発生したプラズマの希
ガス部分は、イオン源12内の選択された圧力に維持さ
れ、これによって発生すべき種々のビーム電流が可能と
なる。当業者であれば、ドーパントガス及び希ガスがイ
オン室内で混合され、あるいはイオン源に導入する前に
混合されることが理解できるであろう。
【0031】従来のイオン注入装置の欠点は、従来にお
ける水素等の希釈ガスが、イオン源の内部で起こるイオ
ン化処理中に、燐等のドーパントガスと反応し、さら
に、イオン室24の壁面18Aを被覆する残留物とも反
応することである。このイオン源の壁面に被覆した残留
物は、水素及び燐(一般的にイオン注入に使用されるガ
ス)との間の反応によって形成される反応イオン種と共
に、不純物質を作り出して、その後、基板S内に注入さ
れる。
ける水素等の希釈ガスが、イオン源の内部で起こるイオ
ン化処理中に、燐等のドーパントガスと反応し、さら
に、イオン室24の壁面18Aを被覆する残留物とも反
応することである。このイオン源の壁面に被覆した残留
物は、水素及び燐(一般的にイオン注入に使用されるガ
ス)との間の反応によって形成される反応イオン種と共
に、不純物質を作り出して、その後、基板S内に注入さ
れる。
【0032】高いドーズ量のイオン注入では、基板に導
入される不純物質は、一般的に許容できる範囲にある。
しかし、低いドーズ量のイオン注入では、その正確さが
最も重要なことであり、この不純物質の発生は、基板S
内に注入されるイオンの特定のドーズ量に大いに影響す
る。さらに、イオンビーム内の不純物質の存在は、基板
に注入すべきドーパントイオンのドーズ量を正確に制御
するための重大な障害となる。
入される不純物質は、一般的に許容できる範囲にある。
しかし、低いドーズ量のイオン注入では、その正確さが
最も重要なことであり、この不純物質の発生は、基板S
内に注入されるイオンの特定のドーズ量に大いに影響す
る。さらに、イオンビーム内の不純物質の存在は、基板
に注入すべきドーパントイオンのドーズ量を正確に制御
するための重大な障害となる。
【0033】低ドーズ量の注入工程中でのイオンのドー
ズ量の正確さを確実にする従来の技術は、イオン源を分
解して、イオン源の室の壁面に被覆される残留物、即
ち、イオン源の履歴を取り除くために洗浄することであ
った。
ズ量の正確さを確実にする従来の技術は、イオン源を分
解して、イオン源の室の壁面に被覆される残留物、即
ち、イオン源の履歴を取り除くために洗浄することであ
った。
【0034】この洗浄技術は、壁面の残留物を取り除き
かつ希釈ガスと残留物の間の反応によって作り出される
不純物質の発生をなくすけれども、ドーパントガスと希
釈ガスの反応によって作られる不純物質を与えない。そ
れゆえ、これらの不純物質は、イオンビームの一部を形
成し、基板に注入される不純物の量を制御するのが難し
くなる。この制御は、不純物質が高いドーズ量の注入に
対する全ビーム電流百分率を大いに高くするので、低ド
ーズ量の注入において特に悪化する。
かつ希釈ガスと残留物の間の反応によって作り出される
不純物質の発生をなくすけれども、ドーパントガスと希
釈ガスの反応によって作られる不純物質を与えない。そ
れゆえ、これらの不純物質は、イオンビームの一部を形
成し、基板に注入される不純物の量を制御するのが難し
くなる。この制御は、不純物質が高いドーズ量の注入に
対する全ビーム電流百分率を大いに高くするので、低ド
ーズ量の注入において特に悪化する。
【0035】さらに、イオン源を分解して洗浄すること
は、かなり長い時間がかかり、イオン源がイオン注入装
置の停止をもたらし、直接、装置の全体のスルーアウト
に影響を与える。イオン注入装置は、高低両用のドーズ
量で注入処理が行える柔軟性が利点であるので、これ
は、非常に好ましくないことである。
は、かなり長い時間がかかり、イオン源がイオン注入装
置の停止をもたらし、直接、装置の全体のスルーアウト
に影響を与える。イオン注入装置は、高低両用のドーズ
量で注入処理が行える柔軟性が利点であるので、これ
は、非常に好ましくないことである。
【0036】図示したイオン注入装置10は、低ドーズ
量でドーパントイオンを基板Sに注入するのに特に適し
ている。希ガスの貯蔵室28は、例えば、水素等の従来
の希釈ガスではなくてヘリウム等の希ガスを流体導管2
3B,30によって注入室内に導く。この希ガスは、ド
ーパントガスに対して不活性であり、それゆえ、ドーパ
ントガスまたはイオン源12のイオン室の壁面に被覆す
る残留物ともほどんど反応しない。
量でドーパントイオンを基板Sに注入するのに特に適し
ている。希ガスの貯蔵室28は、例えば、水素等の従来
の希釈ガスではなくてヘリウム等の希ガスを流体導管2
3B,30によって注入室内に導く。この希ガスは、ド
ーパントガスに対して不活性であり、それゆえ、ドーパ
ントガスまたはイオン源12のイオン室の壁面に被覆す
る残留物ともほどんど反応しない。
【0037】さらに、希ガス及びドーパントガスをイオ
ン化して、イオン源から放出するイオンビームは、導電
率を変えるイオンまたは不純物質を基板S内に導かな
い。その結果、基板に注入されるドーパントイオンのド
ーズ量は、特に低ドーズ量での利用において、正確に制
御される。他の利点は、装置の作業者が、基板に注入さ
れるヘリウムイオンの量に注意を払う必要がなくなるこ
とであり、そのため、これらのイオンは、基板の電気的
特性を変えることがない。
ン化して、イオン源から放出するイオンビームは、導電
率を変えるイオンまたは不純物質を基板S内に導かな
い。その結果、基板に注入されるドーパントイオンのド
ーズ量は、特に低ドーズ量での利用において、正確に制
御される。他の利点は、装置の作業者が、基板に注入さ
れるヘリウムイオンの量に注意を払う必要がなくなるこ
とであり、そのため、これらのイオンは、基板の電気的
特性を変えることがない。
【0038】図示した本発明に係るイオン注入装置10
は、従来のイオン注入装置の前述の欠点を解決すること
ができる。重要なことに、ヘリウム等の希ガスを用いる
ことによって、安定した、そして非常に高い正確さでも
って低ドーズ量を生じさせるイオン注入装置を提供す
る。
は、従来のイオン注入装置の前述の欠点を解決すること
ができる。重要なことに、ヘリウム等の希ガスを用いる
ことによって、安定した、そして非常に高い正確さでも
って低ドーズ量を生じさせるイオン注入装置を提供す
る。
【0039】この装置は、ボロンまたは燐等のドーパン
トガスと反応しない、またイオン源18の室の壁面18
Aに被覆された残留物とも反応しない希ガスを用いるこ
とにより、上記の利点が容易となる。さらに、希ガス
は、ドーパントガスに対して不活性であり、希ガスから
生じたイオンを注入することによって、基板の導電率を
変化させることなく、また、基板に適用される特定のド
ーズ量に影響を与える不純物質を作り出さない。
トガスと反応しない、またイオン源18の室の壁面18
Aに被覆された残留物とも反応しない希ガスを用いるこ
とにより、上記の利点が容易となる。さらに、希ガス
は、ドーパントガスに対して不活性であり、希ガスから
生じたイオンを注入することによって、基板の導電率を
変化させることなく、また、基板に適用される特定のド
ーズ量に影響を与える不純物質を作り出さない。
【0040】図2は、希ガスを用いた本発明のイオン注
入装置10の作動を説明するための表にした図である。
この表は、電源22が励起電極20に正味順方向RFパ
ワー(net forward RF power)を与えることを示す。サン
プル値1〜9のフロー(流れ)において、イオン室内ヘ
のヘリウム及び燐化水素(PH3)のフローは、変えら
れ、かつ1分間当たり標準立方センチに設定されてい
る。
入装置10の作動を説明するための表にした図である。
この表は、電源22が励起電極20に正味順方向RFパ
ワー(net forward RF power)を与えることを示す。サン
プル値1〜9のフロー(流れ)において、イオン室内ヘ
のヘリウム及び燐化水素(PH3)のフローは、変えら
れ、かつ1分間当たり標準立方センチに設定されてい
る。
【0041】この表において示されたヘリウムと燐化水
素のフローは、窒素ユニット(nitrogen units) による
測定によっている。イオン源12から放出するイオンビ
ーム30内に生じる燐化水素の濃度も設定され、イオン
室24に導入される燐化水素の量に比例して変化する。
ドーパント率は、燐イオン等のドーパントイオンからな
るイオンビーム30の百分率である。80keVで測定
されたイオンビーム電流密度は、電源22から供給され
る正味順方向RFパワーを用いて励起電極に対して直接
変化する。ドーパント電流は、ドーパント率とビーム電
流との積であり、この表内で設定される。
素のフローは、窒素ユニット(nitrogen units) による
測定によっている。イオン源12から放出するイオンビ
ーム30内に生じる燐化水素の濃度も設定され、イオン
室24に導入される燐化水素の量に比例して変化する。
ドーパント率は、燐イオン等のドーパントイオンからな
るイオンビーム30の百分率である。80keVで測定
されたイオンビーム電流密度は、電源22から供給され
る正味順方向RFパワーを用いて励起電極に対して直接
変化する。ドーパント電流は、ドーパント率とビーム電
流との積であり、この表内で設定される。
【0042】欄 1に示されるように、ドーパントガ
スの貯蔵室には、イオン室内にどんな不純物をも導入し
ない。そして、希ガスの貯蔵室は、72.3 SCCM のヘ
リウムの流れを有する。その結果生じるPH3 の濃度
と、ドーパント率は0パーセントである。
スの貯蔵室には、イオン室内にどんな不純物をも導入し
ない。そして、希ガスの貯蔵室は、72.3 SCCM のヘ
リウムの流れを有する。その結果生じるPH3 の濃度
と、ドーパント率は0パーセントである。
【0043】この結果は、イオン室24内にはヘリウム
のみ存在するので、いかなる反応種も発生させないこと
が重要である。また、イオン室24の壁面18Aを被覆
するいかなる残留物とも相互に反応しない。この結果、
イオン源12は、基板に注入されるようないかなる量の
不純物も生じさせない。更に、欄1に関して、イオンビ
ーム電流密度は、1cm当たり252μAであり、その
結果ドーパント電流は、1cm当たり0μAであった。
のみ存在するので、いかなる反応種も発生させないこと
が重要である。また、イオン室24の壁面18Aを被覆
するいかなる残留物とも相互に反応しない。この結果、
イオン源12は、基板に注入されるようないかなる量の
不純物も生じさせない。更に、欄1に関して、イオンビ
ーム電流密度は、1cm当たり252μAであり、その
結果ドーパント電流は、1cm当たり0μAであった。
【0044】図2の欄3に関して、正味順方向RFパワ
ーは、1248.4ワット、ヘリウムの流れは71.5
SCCM 、燐化水素の流れは、0.7 SCCM であった。ド
ーパントと希ガスの流れは、イオン室内での燐化水素濃
度は0.97%となった。同様に、イオン源によって発
生したイオンビーム内の燐化水素イオンの百分率を示す
ドーパント率は、1.6%であった。
ーは、1248.4ワット、ヘリウムの流れは71.5
SCCM 、燐化水素の流れは、0.7 SCCM であった。ド
ーパントと希ガスの流れは、イオン室内での燐化水素濃
度は0.97%となった。同様に、イオン源によって発
生したイオンビーム内の燐化水素イオンの百分率を示す
ドーパント率は、1.6%であった。
【0045】電源により供給される電力がより小さいの
で、ビーム電流はわずかに低く、そして、ドーパントイ
オンだけから構成される場合のビーム電流を表すドーパ
ント電流は、200μAであった(この場合の全イオン
ビーム電流は、実際12.4mAであるが)。
で、ビーム電流はわずかに低く、そして、ドーパントイ
オンだけから構成される場合のビーム電流を表すドーパ
ント電流は、200μAであった(この場合の全イオン
ビーム電流は、実際12.4mAであるが)。
【0046】この欄は、イオン源12のイオン室24内
に導かれるドーパントガスがドーパントイオンの相当量
を作り出すことを示す。これらのイオンは、ドーパント
電流にのみ貢献しており、その理由は、付加的な不純物
質が、ドーパントガスと希ガスの間の反応または希ガス
とイオン室の残留物との間の反応のいずれによっても発
生しないからである。
に導かれるドーパントガスがドーパントイオンの相当量
を作り出すことを示す。これらのイオンは、ドーパント
電流にのみ貢献しており、その理由は、付加的な不純物
質が、ドーパントガスと希ガスの間の反応または希ガス
とイオン室の残留物との間の反応のいずれによっても発
生しないからである。
【0047】残りの欄4〜9は、イオン室24内に導
く、ヘリウムの量を減少しかつ燐化水素の量を増加す
る。その結果生じるPH3 の濃度は、その対応する部分
だけ増加する。これらの欄は、また、付加的な不純物質
が、ドーパントガスと希ガスの間の反応または希ガスと
イオン室の残留物との間の反応のいずれにおいても発生
しないことを示している。
く、ヘリウムの量を減少しかつ燐化水素の量を増加す
る。その結果生じるPH3 の濃度は、その対応する部分
だけ増加する。これらの欄は、また、付加的な不純物質
が、ドーパントガスと希ガスの間の反応または希ガスと
イオン室の残留物との間の反応のいずれにおいても発生
しないことを示している。
【0048】希ガス(ヘリウム)が水素に置き換えられ
るならば、特に、イオン源がイオン室24の壁面18A
を被覆する残留物を有している場合、生じたPH3 の濃
度は、図2で設定されたよりも顕著に異なる様相を呈す
るであろう。さらに、特別なことには、生じたPH3 の
濃度は、表に設定したよりも大いに高い値になるであろ
う。その理由は、水素では、イオン室24内に存在する
ガス状のドーパントに対して反応するのみならず、イオ
ン室の残留物とも反応するからである。これらの反応
は、イオン源12によって発生したイオンビームの一部
を形成する不純物質を作り出す。前に記載したように、
これらの不純物質は、低ドーズ量で基板内にイオン注入
することに対して障害となる。、 図3は、図2の表に
設定した、ドーパント電流とその結果生じたPH3濃度
の代表値を図示したものであり、パーセント表示のPH
3 希釈剤が横軸に沿って示され、ドーパント電流が縦軸
に沿って示されている。関連データは、直角座標でプロ
ットされている。図から明らかなように、イオンビーム
内に存在するドーパントイオン濃度は、特に、正味RF
パワーが比較的狭い電力範囲にあるとき、ドーパントガ
ス濃度とともに増加する。
るならば、特に、イオン源がイオン室24の壁面18A
を被覆する残留物を有している場合、生じたPH3 の濃
度は、図2で設定されたよりも顕著に異なる様相を呈す
るであろう。さらに、特別なことには、生じたPH3 の
濃度は、表に設定したよりも大いに高い値になるであろ
う。その理由は、水素では、イオン室24内に存在する
ガス状のドーパントに対して反応するのみならず、イオ
ン室の残留物とも反応するからである。これらの反応
は、イオン源12によって発生したイオンビームの一部
を形成する不純物質を作り出す。前に記載したように、
これらの不純物質は、低ドーズ量で基板内にイオン注入
することに対して障害となる。、 図3は、図2の表に
設定した、ドーパント電流とその結果生じたPH3濃度
の代表値を図示したものであり、パーセント表示のPH
3 希釈剤が横軸に沿って示され、ドーパント電流が縦軸
に沿って示されている。関連データは、直角座標でプロ
ットされている。図から明らかなように、イオンビーム
内に存在するドーパントイオン濃度は、特に、正味RF
パワーが比較的狭い電力範囲にあるとき、ドーパントガ
ス濃度とともに増加する。
【0049】上述した記載から明らかなように、本発明
は、上記に設定された目的を有効に達成することができ
ることが理解できよう。上記構成は、本発明の特許請求
の範囲から逸脱しないで変更が可能であり、上記記載に
含まれ、かつ付随する図面に示された全ての構成は、例
示のためのものであり、制限を加えるものではない。ま
た、本発明の特許請求の範囲は、ここに記載した本発明
の全ての包括的かつ特定の特徴を包含するものであり、
また、本発明の範囲内で述べた構成を含むものである。
は、上記に設定された目的を有効に達成することができ
ることが理解できよう。上記構成は、本発明の特許請求
の範囲から逸脱しないで変更が可能であり、上記記載に
含まれ、かつ付随する図面に示された全ての構成は、例
示のためのものであり、制限を加えるものではない。ま
た、本発明の特許請求の範囲は、ここに記載した本発明
の全ての包括的かつ特定の特徴を包含するものであり、
また、本発明の範囲内で述べた構成を含むものである。
【図1】本発明に係る希釈ガスを用いるイオン注入装置
の概略的なブロック図である。
の概略的なブロック図である。
【図2】図1のイオン注入装置における希釈ガスとして
のヘリウムを用いて達成される測定結果を表にした図で
ある。
のヘリウムを用いて達成される測定結果を表にした図で
ある。
【図3】図2の結果、縦座標のドーパント電流と横座標
の燐化水素の百分率との関係を示す図である。
の燐化水素の百分率との関係を示す図である。
10 イオン注入装置 12 イオン源 14 注入ハウジング 14A 注入室 20 励起電極 22 電源 24 イオン室 30,32A〜32B 流体導管 S 基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 390033020 Eaton Center,Clevel and,Ohio 44114,U.S.A.
Claims (21)
- 【請求項1】イオン源内で選択されたガス混合物をイオ
ン化するための方法であって、 イオン源(12)のイオン室(24)内に、ドーパントガスと、
このガスと混合されかつ前記選択されたガス混合物に対
して不活性である希釈剤の希ガスとを導入し、 前記ドーパントガスと前記希ガスとをイオン化する、各
工程を有することを特徴とする方法。 - 【請求項2】希釈剤の希ガスをイオン化する工程は、ヘ
リウムをイオン室(24)内に導くステップからなることを
特徴とする請求項1記載の方法。 - 【請求項3】イオン室(24)からドーパントイオン及び希
ガスイオンを引き出すステップをさらに含むことを特徴
とする請求項1記載の方法。 - 【請求項4】イオン源(12)のイオン室(24)内に、ドーパ
ントガスと、このガスに対して不活性である希釈剤の希
ガスとを導き、 イオン室(24)内で前記ドーパントガスと前記希ガスを混
合し、 イオン室(24)内に置かれた前記ドーパントガスと前記希
ガスをイオン化してドーパントイオンと希ガスイオンを
形成し、 これらのイオンを基板(S) に注入する、各工程を有する
ことを特徴とする基板へのイオン注入方法。 - 【請求項5】希釈剤の希ガスは、ヘリウムをイオン室(2
4)内に導くステップからなることを特徴とする請求項4
記載のイオン注入方法。 - 【請求項6】注入工程は、ドーパントイオンを基板(S)
に低ドーズ量で注入するステップを更に含むことを特徴
とする請求項4記載のイオン注入方法。 - 【請求項7】注入工程の前に、さらに、注入ハウジング
(14)の注入室(14A) 内に基板を配置するステップを含む
ことを特徴とする請求項4記載のイオン注入方法。 - 【請求項8】イオン源の形成過程に関係なくイオン源を
作動させるステップを更に含むことを特徴とする請求項
4記載のイオン注入方法。 - 【請求項9】イオン源(12)は、ドーパントイオンと希ガ
スイオンを含むビーム電流を発生し、注入工程は、ドー
パントイオンを1×1011cm-2 〜 1×1016cm-2の
範囲で注入することを特徴とする請求項4記載のイオン
注入方法。 - 【請求項10】基板に低ドーズ量のイオンを注入する方
法であって、 ドーパントガスと、このガスに対して不活性である希釈
剤の希ガスとをイオン源(12)のイオン室(24)内に導入し
て混合し、 前記ドーパントガスと前記希ガスをイオン化して、各々
からイオンを発生し、 これらのイオンを低ドーズ量で基板(S) に注入する、各
工程を有することを特徴とする基板へのイオン注入方
法。 - 【請求項11】希釈剤の希ガスを導く工程は、更に、ヘ
リウムをイオン室(24)に導くステップを含むことを特徴
とする請求項10記載のイオン注入方法。 - 【請求項12】注入工程は、イオンをイオン源(12)から
放出し、これらのイオンを基板上に衝突させるステップ
を含んでいることを特徴とする請求項10記載のイオン
注入方法。 - 【請求項13】注入工程の前に、さらに、注入ハウジン
グ(14)の注入室(14A) 内に基板(S) を配置するステップ
を含むことを特徴とする請求項10記載のイオン注入方
法。 - 【請求項14】イオン源の形成過程に関係なくイオン源
を作動させるステップを更に含むことを特徴とする請求
項10記載のイオン注入方法。 - 【請求項15】イオン源(12)は、ドーパントイオンと希
ガスイオンを含むビーム電流を発生し、注入工程は、ド
ーパントイオンを1×1011cm-2 〜 1×1016cm-2
の範囲で注入することを特徴とする請求項10記載のイ
オン注入方法。 - 【請求項16】イオンを基板に注入するためのイオン注
入装置であって、 イオン室(24)を有するイオン源(12)と、 このイオン源(12)に連結されかつ基板(S) を収容する大
きさの注入室(14A) を有する注入ハウジング(14)と、 希釈剤の希ガスとドーパントガスを含む1つまたは複数
の流体貯蔵室(26,28)と、 前記希ガスとドーパントガ
スを混合するイオン室(24)にこれらのガスを導くための
ガス導入手段(30,32A,32B)と、 選択されたドーパントガスと希ガスが、イオン室(24)内
に置かれたときにイオン化して活性したイオンを形成す
るための電極(20)と、 前記注入室(14A) 内でかつイオンの通路内に基板(S) が
置かれたとき、この基板(S) 内に活性したイオンを注入
する手段と、を備えていることを特徴とするイオン注入
装置。 - 【請求項17】希釈剤の希ガスが、ヘリウムからなるこ
とを特徴とする請求項16記載のイオン注入装置。 - 【請求項18】ガス導入手段(30,32A,32B)は、イオン源
(12)に連結されかつ前記ガスを搬送するための流体貯蔵
室(26,28) に連結されていることを特徴とする請求項1
6記載のイオン注入装置。 - 【請求項19】電極(20)は、イオン源(12)と、電極(20)
に電力を供給する電源(22)との両方に連結されているこ
とを特徴とする請求項16記載のイオン注入装置。 - 【請求項20】イオン注入手段は、ドーパントイオンを
低ドーズ量で基板(S) に注入する手段からなっているこ
とを特徴とする請求項16記載のイオン注入装置。 - 【請求項21】希釈剤の希ガスが、ドーパントガスとは
反応せず、比較的低いドーズ量でイオンを基板(S) に注
入できることを特徴とする請求項20記載のイオン注入
装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US08/891,415 US5962858A (en) | 1997-07-10 | 1997-07-10 | Method of implanting low doses of ions into a substrate |
| US891415 | 1997-07-10 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1187261A true JPH1187261A (ja) | 1999-03-30 |
Family
ID=25398141
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10190125A Pending JPH1187261A (ja) | 1997-07-10 | 1998-07-06 | 低ドーズ量のイオン注入方法及びその装置 |
Country Status (7)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5962858A (ja) |
| EP (1) | EP0890657B1 (ja) |
| JP (1) | JPH1187261A (ja) |
| KR (1) | KR100428619B1 (ja) |
| CN (1) | CN1208954A (ja) |
| DE (1) | DE69804546T2 (ja) |
| TW (1) | TW385495B (ja) |
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| US9318298B2 (en) | 2013-11-13 | 2016-04-19 | Sumitomo Heavy Industries Ion Technology Co., Ltd. | Ion generator and ion generating method |
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| TWI466179B (zh) | 2010-02-26 | 2014-12-21 | 尖端科技材料股份有限公司 | 用以增進離子植入系統中之離子源的壽命及性能之方法與設備 |
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| SG11201601015RA (en) | 2013-08-16 | 2016-03-30 | Entegris Inc | Silicon implantation in substrates and provision of silicon precursor compositions therefor |
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1997
- 1997-07-10 US US08/891,415 patent/US5962858A/en not_active Expired - Lifetime
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1998
- 1998-06-23 TW TW087110065A patent/TW385495B/zh not_active IP Right Cessation
- 1998-07-02 DE DE69804546T patent/DE69804546T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1998-07-02 EP EP98305259A patent/EP0890657B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1998-07-06 JP JP10190125A patent/JPH1187261A/ja active Pending
- 1998-07-09 CN CN98115969A patent/CN1208954A/zh active Pending
- 1998-07-10 KR KR10-1998-0027779A patent/KR100428619B1/ko not_active Expired - Fee Related
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