JPH1189057A - ワイヤハーネス端部より分岐した電線群の結束具 - Google Patents
ワイヤハーネス端部より分岐した電線群の結束具Info
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- JPH1189057A JPH1189057A JP9242528A JP24252897A JPH1189057A JP H1189057 A JPH1189057 A JP H1189057A JP 9242528 A JP9242528 A JP 9242528A JP 24252897 A JP24252897 A JP 24252897A JP H1189057 A JPH1189057 A JP H1189057A
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- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ワイヤハーネス先端部より分岐した電線群を
強固に結束すると同時に各電線端末のコネクタを保護す
ることができ、しかも、電線群への取り付け及び取り外
しを一回の工程で行うことができる分岐電線群の結束具
を提供する。 【解決手段】 テープ状の雌側布ファスナー50と雄側
布ファスナー60の裏面同士を接着または縫着してテー
プ状の結束具70とする。電線群の全長にわたってラッ
プ巻きすることにより、雄側布ファスナー60の雄係合
突起61の植設面と雌側布ファスナー50の雌係合突起
51の植設面との重なり部が係着して固定され、電線群
の結束及び各電線端末のコネクタ2の保護がなされる。
取り外しは、ラップ巻きした結束具70一端を引っ張っ
て一端から他端へと雄側布ファスナー60と雌側布ファ
スナー50の係着を解くことにより行う。
強固に結束すると同時に各電線端末のコネクタを保護す
ることができ、しかも、電線群への取り付け及び取り外
しを一回の工程で行うことができる分岐電線群の結束具
を提供する。 【解決手段】 テープ状の雌側布ファスナー50と雄側
布ファスナー60の裏面同士を接着または縫着してテー
プ状の結束具70とする。電線群の全長にわたってラッ
プ巻きすることにより、雄側布ファスナー60の雄係合
突起61の植設面と雌側布ファスナー50の雌係合突起
51の植設面との重なり部が係着して固定され、電線群
の結束及び各電線端末のコネクタ2の保護がなされる。
取り外しは、ラップ巻きした結束具70一端を引っ張っ
て一端から他端へと雄側布ファスナー60と雌側布ファ
スナー50の係着を解くことにより行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はワイヤハーネス端部
より分岐した各端末にコネクタが取り付けられた電線群
を車体パネルの貫通孔に挿通する際に電線群を結束して
車体パネルの貫通孔に通しやすくするための結束具に関
し、詳しくは、貫通孔への挿通作業時に電線群から外れ
ることなく、電線群の結束と各電線端末のコネクタ保護
を確実に図れるようにするものである。
より分岐した各端末にコネクタが取り付けられた電線群
を車体パネルの貫通孔に挿通する際に電線群を結束して
車体パネルの貫通孔に通しやすくするための結束具に関
し、詳しくは、貫通孔への挿通作業時に電線群から外れ
ることなく、電線群の結束と各電線端末のコネクタ保護
を確実に図れるようにするものである。
【0002】
【従来の技術】図4に示すように、車両100内におけ
るワイヤハーネスW/Hの配索作業では、ワイヤハーネ
スW/Hの幹線及び枝線の端部より分岐した電線群を車
体パネル10に形成した貫通穴10Aに通して車体パネ
ル10を隔てた一方の側から他方の側へと配索し、更に
他方の側で電線群の各電線1をそれぞれ所定の相手側電
気機器(図示せず)まで配索して、電線端末に取り付け
たコネクタ2を相手側電気機器に接続する作業がある。
るワイヤハーネスW/Hの配索作業では、ワイヤハーネ
スW/Hの幹線及び枝線の端部より分岐した電線群を車
体パネル10に形成した貫通穴10Aに通して車体パネ
ル10を隔てた一方の側から他方の側へと配索し、更に
他方の側で電線群の各電線1をそれぞれ所定の相手側電
気機器(図示せず)まで配索して、電線端末に取り付け
たコネクタ2を相手側電気機器に接続する作業がある。
【0003】上記作業時、電線群を構成する複数の電線
1が分岐状態のままであると、電線群を貫通穴10Aへ
挿入しにくく、また、各電線1の端末のコネクタ2が車
体パネル10や貫通穴10Aの開口端面に接触して衝撃
を受けると、コネクタ2の内部で端子の接続不良が起こ
ったり、コネクタ2から電線1が抜け落ちる危険性があ
る。よって、従来は、図5に示すように、電線群を構成
する複数の電線1をスリット入りのテープ3で結束し、
この結束した電線群の周囲に、表面にループ状繊維から
なる雌係合突起22を植設した方形状の雌側布ファスナ
ー21の裏面の一辺に添って表面に鉤状の雄係合突起2
3を植設した細巾の雄側布ファスナー24を添着してな
る保護シート20を巻き付けて固定し、この状態で、車
体パネル10を隔てた一方の側から貫通穴10Aにワイ
ヤハーネスW/Hを挿通した後、車体パネル10の他方
側で保護シート20を外し、スリット入りのテープ3を
切断して、結束した複数の電線1をバラしていた。
1が分岐状態のままであると、電線群を貫通穴10Aへ
挿入しにくく、また、各電線1の端末のコネクタ2が車
体パネル10や貫通穴10Aの開口端面に接触して衝撃
を受けると、コネクタ2の内部で端子の接続不良が起こ
ったり、コネクタ2から電線1が抜け落ちる危険性があ
る。よって、従来は、図5に示すように、電線群を構成
する複数の電線1をスリット入りのテープ3で結束し、
この結束した電線群の周囲に、表面にループ状繊維から
なる雌係合突起22を植設した方形状の雌側布ファスナ
ー21の裏面の一辺に添って表面に鉤状の雄係合突起2
3を植設した細巾の雄側布ファスナー24を添着してな
る保護シート20を巻き付けて固定し、この状態で、車
体パネル10を隔てた一方の側から貫通穴10Aにワイ
ヤハーネスW/Hを挿通した後、車体パネル10の他方
側で保護シート20を外し、スリット入りのテープ3を
切断して、結束した複数の電線1をバラしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記配索作業では、電
線群を貫通穴10Aへの挿通する前に、スリット入りの
テープ3で複数の電線1を結束し、これに保護シート2
0を巻き付けるという2工程が必要であり、挿通後も保
護シート20を外し、スリット入りのテープ3を切断す
るという2工程が必要であるため、作業性が悪いという
問題点があった。
線群を貫通穴10Aへの挿通する前に、スリット入りの
テープ3で複数の電線1を結束し、これに保護シート2
0を巻き付けるという2工程が必要であり、挿通後も保
護シート20を外し、スリット入りのテープ3を切断す
るという2工程が必要であるため、作業性が悪いという
問題点があった。
【0005】また、保護シート20は、一辺の巾をワイ
ヤハーネスW/Hの先端で分岐している電線のうちの最
も長い電線(通常、200〜400mm)の長さよりも
若干大きめにした方形状の布でるために、これを結束し
た複数の電線1の全長に対してその外周にしかっりと巻
き付けて固定することが困難であった。特に、結束した
複数の電線1は各電線の長さがまちまちで端末のコネク
タ2の位置がバラバラであるため、図6に示すように、
巻き付けた保護シート20は複数箇所でコネクタ2によ
って押し上げられ、巻き付け直後から雄側布ファスナー
23と雌側布ファスナー21の係着が部分的に外れてし
まうことがあった。よって、貫通穴10Aにワイヤハー
ネスW/Hを挿通する際に、雄側布ファスナー23と雌
側布ファスナー21の係着が完全解かれて、保護シート
20が結束した複数の電線1から外れてしまうという不
具合を発生することがあった。
ヤハーネスW/Hの先端で分岐している電線のうちの最
も長い電線(通常、200〜400mm)の長さよりも
若干大きめにした方形状の布でるために、これを結束し
た複数の電線1の全長に対してその外周にしかっりと巻
き付けて固定することが困難であった。特に、結束した
複数の電線1は各電線の長さがまちまちで端末のコネク
タ2の位置がバラバラであるため、図6に示すように、
巻き付けた保護シート20は複数箇所でコネクタ2によ
って押し上げられ、巻き付け直後から雄側布ファスナー
23と雌側布ファスナー21の係着が部分的に外れてし
まうことがあった。よって、貫通穴10Aにワイヤハー
ネスW/Hを挿通する際に、雄側布ファスナー23と雌
側布ファスナー21の係着が完全解かれて、保護シート
20が結束した複数の電線1から外れてしまうという不
具合を発生することがあった。
【0006】本発明は上記のような事情に鑑みてなされ
たものであり、ワイヤハーネス先端部より分岐した電線
群を強固に結束すると同時に各電線端末のコネクタを保
護することができ、しかも、電線群への取り付け及び取
り外しを一回の工程で行うことができる分岐電線群の結
束具を提供することを課題としている。
たものであり、ワイヤハーネス先端部より分岐した電線
群を強固に結束すると同時に各電線端末のコネクタを保
護することができ、しかも、電線群への取り付け及び取
り外しを一回の工程で行うことができる分岐電線群の結
束具を提供することを課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は請求項1で、ワイヤハーネス端部より分岐
した各端末にコネクタが取り付けられた電線群を車体パ
ネルの貫通孔へ挿通する際に、上記電線群に巻き付けて
電線群を結束すると同時にコネクタを保護し、車体パネ
ルの貫通孔へ挿通した後は、電線群から取り外して電線
群を分岐状態に復帰させる結束具であって、雄側布ファ
スナーと雌側布ファスナーの裏面同士を添着して一方の
主面を雄側布ファスナーの雄係合突起の植設面とし、他
方の主面を雌側布ファスナーの雌係合突起の植設面とし
た細巾テープからなり、上記電線群の全長にわたってラ
ップ巻きすることにより、雄側布ファスナーの雄係合突
起の植設面と雌側布ファスナーの雌係合突起の植設面と
の重なり部が係着して固定されて、上記電線群の結束及
び上記コネクタの保護がなされる一方、ラップ巻きした
テープの一端を引っ張ってテープの一端から他端へと上
記雄側布ファスナーの雄係合突起と雌側布ファスナーの
雌係合突起の係着を解くことにより上記電線群から取り
外すことを特徴とするワイヤハーネス先端部分岐電線の
結束具を提供している。
に、本発明は請求項1で、ワイヤハーネス端部より分岐
した各端末にコネクタが取り付けられた電線群を車体パ
ネルの貫通孔へ挿通する際に、上記電線群に巻き付けて
電線群を結束すると同時にコネクタを保護し、車体パネ
ルの貫通孔へ挿通した後は、電線群から取り外して電線
群を分岐状態に復帰させる結束具であって、雄側布ファ
スナーと雌側布ファスナーの裏面同士を添着して一方の
主面を雄側布ファスナーの雄係合突起の植設面とし、他
方の主面を雌側布ファスナーの雌係合突起の植設面とし
た細巾テープからなり、上記電線群の全長にわたってラ
ップ巻きすることにより、雄側布ファスナーの雄係合突
起の植設面と雌側布ファスナーの雌係合突起の植設面と
の重なり部が係着して固定されて、上記電線群の結束及
び上記コネクタの保護がなされる一方、ラップ巻きした
テープの一端を引っ張ってテープの一端から他端へと上
記雄側布ファスナーの雄係合突起と雌側布ファスナーの
雌係合突起の係着を解くことにより上記電線群から取り
外すことを特徴とするワイヤハーネス先端部分岐電線の
結束具を提供している。
【0008】上記細巾テープの巾は、通常、40〜10
0mm程度として、電線端末のコネクタの大きさよりも
若干大きくするのが好ましい。
0mm程度として、電線端末のコネクタの大きさよりも
若干大きくするのが好ましい。
【0009】上記結束具の細巾テープは、雄側布ファス
ナーが比較的硬質ではあるが、雌側布ファスナーが柔軟
質で変形しやすいので、全体としても柔軟性を示す。よ
って、ワイヤハーネスの端部の分岐電線群を束ねてこれ
の一端から他端にかけて外周にラップ巻きすることによ
り、各電線端末のコネクタを巻き込みながら電線群を強
固に結束することができる。また、細巾テープは一方の
主面が雄側布ファスナーの雄係合突起の植設面であり、
他方の主面が雌側布ファスナーの雌係合突起の植設面で
あるので、ラップ巻きによって重なる部分が雄係合突起
と雌係合突起との係着により固定され、結束した電線群
から簡単に外れることがない。また、複数の電線を強固
に締め付けることができるとともに、テープがコネクタ
の外周面に沿って容易に変形してコネクタ外周面にテー
プを密着性良く巻き付けることができるので、テープ巻
き部の外径が必要以上に大きくならず、貫通穴への挿入
作業が行い易くなる。また、雄側布ファスナーと雌側布
ファスナーを重ねた積層体であるので比較的大きな厚み
を有し、また、雌側布ファスナーが弾力性も有するの
で、車体パネルや貫通穴の開口端面によるコネクタへの
干渉からコネクタを確実に保護することができる。ま
た、ワイヤハーネスを車体パネルの貫通孔へ挿通した
後、テープの一端を保持して引っ張って雄側布ファスナ
ーと雌側布ファスナーの係着をテープの他端にかけて順
次解いていくことにより、簡単に電線から取り外すこと
ができる。
ナーが比較的硬質ではあるが、雌側布ファスナーが柔軟
質で変形しやすいので、全体としても柔軟性を示す。よ
って、ワイヤハーネスの端部の分岐電線群を束ねてこれ
の一端から他端にかけて外周にラップ巻きすることによ
り、各電線端末のコネクタを巻き込みながら電線群を強
固に結束することができる。また、細巾テープは一方の
主面が雄側布ファスナーの雄係合突起の植設面であり、
他方の主面が雌側布ファスナーの雌係合突起の植設面で
あるので、ラップ巻きによって重なる部分が雄係合突起
と雌係合突起との係着により固定され、結束した電線群
から簡単に外れることがない。また、複数の電線を強固
に締め付けることができるとともに、テープがコネクタ
の外周面に沿って容易に変形してコネクタ外周面にテー
プを密着性良く巻き付けることができるので、テープ巻
き部の外径が必要以上に大きくならず、貫通穴への挿入
作業が行い易くなる。また、雄側布ファスナーと雌側布
ファスナーを重ねた積層体であるので比較的大きな厚み
を有し、また、雌側布ファスナーが弾力性も有するの
で、車体パネルや貫通穴の開口端面によるコネクタへの
干渉からコネクタを確実に保護することができる。ま
た、ワイヤハーネスを車体パネルの貫通孔へ挿通した
後、テープの一端を保持して引っ張って雄側布ファスナ
ーと雌側布ファスナーの係着をテープの他端にかけて順
次解いていくことにより、簡単に電線から取り外すこと
ができる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1〜3は本発明の一実施形態を
示す。70は巾が約40〜100mmのテープ状からな
る結束具で、テープ状の雌側布ファスナー50と雄側布
ファスナー60の裏面同士を接着または縫着して構成し
ている。雌側布ファスナー50の表面にはループ状繊維
からなる雌係合突起51が植設され、雄側布ファスナー
60の表面には硬質繊維またはプラスチック製の鉤状突
起からなる雄係合突起61が植設されており、テープ状
の結束具70の一方の主面が雌係合突起51の植設面で
構成され、他方の主面が雄係合突起61の植設面で構成
されている。
示す。70は巾が約40〜100mmのテープ状からな
る結束具で、テープ状の雌側布ファスナー50と雄側布
ファスナー60の裏面同士を接着または縫着して構成し
ている。雌側布ファスナー50の表面にはループ状繊維
からなる雌係合突起51が植設され、雄側布ファスナー
60の表面には硬質繊維またはプラスチック製の鉤状突
起からなる雄係合突起61が植設されており、テープ状
の結束具70の一方の主面が雌係合突起51の植設面で
構成され、他方の主面が雄係合突起61の植設面で構成
されている。
【0011】上記雌側布ファスナー50と雄側布ファス
ナー60は一般に『マジックテープ』と称して市販され
ているものである。通常、雄側布ファスナー60は比較
的硬質な繊維で形成されているが、雌側布ファスナー5
0は柔軟質の繊維で形成されおり、結束具70全体とし
ては容易に変形する柔軟性を備えている。図1は結束具
70の電線群に巻き付ける前の状態を示しており、雄側
布ファスナー60を内側にして巻回したロール体として
いる。
ナー60は一般に『マジックテープ』と称して市販され
ているものである。通常、雄側布ファスナー60は比較
的硬質な繊維で形成されているが、雌側布ファスナー5
0は柔軟質の繊維で形成されおり、結束具70全体とし
ては容易に変形する柔軟性を備えている。図1は結束具
70の電線群に巻き付ける前の状態を示しており、雄側
布ファスナー60を内側にして巻回したロール体として
いる。
【0012】以下、この結束具70を用いたワイヤハー
ネスW/Hの配索作業を説明する。基本作業は従来と同
じであり、前記図4に示したように、ワイヤハーネスW
/Hの幹線または枝線の端部より分岐した電線群を車体
パネル10に形成した貫通穴10Aに挿通し、挿通後に
電線群を構成する各電線1をそれぞれ所定の相手側電気
機器まで配索して、電線端末に取り付けたコネクタ2を
相手側電気器に接続する。
ネスW/Hの配索作業を説明する。基本作業は従来と同
じであり、前記図4に示したように、ワイヤハーネスW
/Hの幹線または枝線の端部より分岐した電線群を車体
パネル10に形成した貫通穴10Aに挿通し、挿通後に
電線群を構成する各電線1をそれぞれ所定の相手側電気
機器まで配索して、電線端末に取り付けたコネクタ2を
相手側電気器に接続する。
【0013】まず、図2に示すように、ワイヤハーネス
W/Hの端部より分岐している各端末にコネクタ2が取
り付けられた複数の電線1を束ねて一纏めにし、そのワ
イヤハーネスW/Hのテープ巻き終端部側から先端側に
かけてテープ状の結束具70をハーフラップ巻きで電線
群を締め付けながら巻き付けていく。この際、コネクタ
2が位置する箇所では、コネクタ2を電線群の外面また
は内部に押さえ込みながらコネクタ2の外周面に結束具
70を添わせて巻き付ける。なお、ハーフラップ巻きに
より結束具70の重なり部では雄側布ファスナー60の
雄係合突起61と雌側布ファスナー50の雌係合突起5
1が係着するので、巻き付けた結束具70はその巻き付
け状態を維持したまま固定される。よって、コネクタ2
を含む電線群は結束具70により強固に締め付けられ、
その外径はハーネスW/Hのテープ巻き部よりも若干大
きい程度にまで小さくできる。なお、ここでは、結束具
70を雄側布ファスナー60を内側にして巻回したロー
ル体にし、電線群に雄側布ファスナー60が当接するよ
うに巻き付け、外周側となる雌側布ファスナー50に順
次巻き付けていく結束具70の雄側布ファスナー60が
その重なり部分で係着するようにしているが、結束具7
0を雌側布ファスナー50を内側にして巻回したロール
体にし、電線群に雌側布ファスナー50が当接するよう
に巻き付けて、外周側の雄側布ファスナー60に順次巻
き付けていく結束具70の雌側布ファスナー50がその
重なり部分で係着するようにしてもよい。
W/Hの端部より分岐している各端末にコネクタ2が取
り付けられた複数の電線1を束ねて一纏めにし、そのワ
イヤハーネスW/Hのテープ巻き終端部側から先端側に
かけてテープ状の結束具70をハーフラップ巻きで電線
群を締め付けながら巻き付けていく。この際、コネクタ
2が位置する箇所では、コネクタ2を電線群の外面また
は内部に押さえ込みながらコネクタ2の外周面に結束具
70を添わせて巻き付ける。なお、ハーフラップ巻きに
より結束具70の重なり部では雄側布ファスナー60の
雄係合突起61と雌側布ファスナー50の雌係合突起5
1が係着するので、巻き付けた結束具70はその巻き付
け状態を維持したまま固定される。よって、コネクタ2
を含む電線群は結束具70により強固に締め付けられ、
その外径はハーネスW/Hのテープ巻き部よりも若干大
きい程度にまで小さくできる。なお、ここでは、結束具
70を雄側布ファスナー60を内側にして巻回したロー
ル体にし、電線群に雄側布ファスナー60が当接するよ
うに巻き付け、外周側となる雌側布ファスナー50に順
次巻き付けていく結束具70の雄側布ファスナー60が
その重なり部分で係着するようにしているが、結束具7
0を雌側布ファスナー50を内側にして巻回したロール
体にし、電線群に雌側布ファスナー50が当接するよう
に巻き付けて、外周側の雄側布ファスナー60に順次巻
き付けていく結束具70の雌側布ファスナー50がその
重なり部分で係着するようにしてもよい。
【0014】次に、上記のようにして結束具70により
結束した電線群を図3に示すように、車体パネル10を
隔てた一方の側から車体パネル10の貫通穴10Aを通
して他方の側へと配索し、車体パネル10の他方側で、
結束具70の一端を手で持って引っ張り、一端から他端
へと雄側布ファスナー60の雌側布ファスナー50の係
着を解きながら電線群から取り外して、電線群を構成す
る複数の電線1を分岐状態に復帰させる。そして、この
後、各電線1をそれぞれ所定の相手側電気機器まで配索
して、端末のコネクタ2を相手側電気機器に接続する。
この貫通穴10Aへの挿通作業時、結束した電線群の外
径はハーネスW/Hのテープ巻き部よりも若干大きい程
度にまで小さくなっているので、挿通作業を作業性良く
行うことができる。また、結束具70は雄側布ファスナ
ー60と雌側布ファスナー50の積層体で約3mmの厚
みがあり、また、雌側布ファスナー50が弾力性も有す
るので、挿通する際に結束した電線群が車体パネルや貫
通穴の開口端面に衝突しても、結束具70が衝撃緩衝材
として機能する。よって、コネクタ2の内部で端子の接
続不良が起こったり、コネクタ2から電線1が抜け落ち
るというような不具合も防止できる。
結束した電線群を図3に示すように、車体パネル10を
隔てた一方の側から車体パネル10の貫通穴10Aを通
して他方の側へと配索し、車体パネル10の他方側で、
結束具70の一端を手で持って引っ張り、一端から他端
へと雄側布ファスナー60の雌側布ファスナー50の係
着を解きながら電線群から取り外して、電線群を構成す
る複数の電線1を分岐状態に復帰させる。そして、この
後、各電線1をそれぞれ所定の相手側電気機器まで配索
して、端末のコネクタ2を相手側電気機器に接続する。
この貫通穴10Aへの挿通作業時、結束した電線群の外
径はハーネスW/Hのテープ巻き部よりも若干大きい程
度にまで小さくなっているので、挿通作業を作業性良く
行うことができる。また、結束具70は雄側布ファスナ
ー60と雌側布ファスナー50の積層体で約3mmの厚
みがあり、また、雌側布ファスナー50が弾力性も有す
るので、挿通する際に結束した電線群が車体パネルや貫
通穴の開口端面に衝突しても、結束具70が衝撃緩衝材
として機能する。よって、コネクタ2の内部で端子の接
続不良が起こったり、コネクタ2から電線1が抜け落ち
るというような不具合も防止できる。
【0015】なお、上記では結束具70を雄側布ファス
ナー60と雌側布ファスナー50の裏面同士を添着した
積層体としたが、コネクタ2の保護作用を高めるため
に、雄側布ファスナー60と雌側布ファスナー50の間
に更に柔軟性に富む布等を介在させた積層体としてもよ
い。
ナー60と雌側布ファスナー50の裏面同士を添着した
積層体としたが、コネクタ2の保護作用を高めるため
に、雄側布ファスナー60と雌側布ファスナー50の間
に更に柔軟性に富む布等を介在させた積層体としてもよ
い。
【0016】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
の電線群の結束具によれば、ワイヤハーネス先端部より
分岐した電線群を強固に結束すると同時に各電線端末の
コネクタを保護することができ、よって、車体パネルの
貫通穴への電線群の挿通作業を作業性善く行うことがで
き、しかも、かかる挿通作業時にコネクタへの外部から
衝撃により、コネクタの内部で端子の接続不良が起こっ
たり、コネクタから電線が抜け落ちるというような不具
合も防止することができる。また、電線群への取り付け
及び取り外しも一回の工程で簡単に行うことができ、従
来のように電線群の結束作業と保護材の外装作業を別々
に行う必要がなくなり、作業効率を大幅に向上すること
ができる。。
の電線群の結束具によれば、ワイヤハーネス先端部より
分岐した電線群を強固に結束すると同時に各電線端末の
コネクタを保護することができ、よって、車体パネルの
貫通穴への電線群の挿通作業を作業性善く行うことがで
き、しかも、かかる挿通作業時にコネクタへの外部から
衝撃により、コネクタの内部で端子の接続不良が起こっ
たり、コネクタから電線が抜け落ちるというような不具
合も防止することができる。また、電線群への取り付け
及び取り外しも一回の工程で簡単に行うことができ、従
来のように電線群の結束作業と保護材の外装作業を別々
に行う必要がなくなり、作業効率を大幅に向上すること
ができる。。
【図1】 本発明の実施形態にかかる結束具を示す側面
図である。
図である。
【図2】 図1の結束具を用いたワイヤハーネス端部の
分岐電線群の結束作業を示す図である。
分岐電線群の結束作業を示す図である。
【図3】 図1の結束具でワイヤハーネス端部の分岐電
線群を結束した状態を示す概略図である。
線群を結束した状態を示す概略図である。
【図4】 車両内におけるワイヤハーネスの配索作業を
示す概略図である。
示す概略図である。
【図5】 従来のワイヤハーネス端部の分岐電線群の結
束保護作業を示す概略図である。
束保護作業を示す概略図である。
【図6】 従来の問題点を示す図である。
1 電線 2 コネクタ 10 車体パネル 10A 貫通穴 50 雌側布ファスナー 51 雌係合突起 60 雄側布ファスナー 61 雄係合突起 70 結束具 W/H ワイヤハーネス
Claims (1)
- 【請求項1】 ワイヤハーネス端部より分岐した各電線
端末にコネクタが取り付けられた電線群を車体パネルの
貫通孔へ挿通する際に、上記電線群に巻き付けて電線群
を結束すると同時に上記コネクタを保護し、車体パネル
の貫通孔へ挿通した後は、電線群から取り外して電線群
を分岐状態に復帰させる結束具であって、 雄側布ファスナーと雌側布ファスナーの裏面同士を添着
して一方の主面を雄側布ファスナーの雄係合突起の植設
面とし、他方の主面を雌側布ファスナーの雌係合突起の
植設面とした細巾テープからなり、上記電線群の全長に
わたってラップ巻きすることにより、雄側布ファスナー
の雄係合突起の植設面と雌側布ファスナーの雌係合突起
の植設面との重なり部が係着して固定されて、上記電線
群の結束及び上記コネクタの保護がなされる一方、ラッ
プ巻きしたテープの一端を引っ張ってテープの一端から
他端へと上記雄側布ファスナーの雄係合突起と雌側布フ
ァスナーの雌係合突起の係着を解くことにより上記電線
群から取り外すことを特徴とするワイヤハーネス端部よ
り分岐した電線群の結束具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9242528A JPH1189057A (ja) | 1997-09-08 | 1997-09-08 | ワイヤハーネス端部より分岐した電線群の結束具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9242528A JPH1189057A (ja) | 1997-09-08 | 1997-09-08 | ワイヤハーネス端部より分岐した電線群の結束具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1189057A true JPH1189057A (ja) | 1999-03-30 |
Family
ID=17090462
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9242528A Withdrawn JPH1189057A (ja) | 1997-09-08 | 1997-09-08 | ワイヤハーネス端部より分岐した電線群の結束具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1189057A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7304234B2 (en) | 2005-10-20 | 2007-12-04 | Yazaki Corporation | Covering sheet and method of bending linear member with the same |
| WO2008102464A1 (ja) * | 2007-02-22 | 2008-08-28 | Sumitomo Wiring Systems, Ltd. | ワイヤハーネス部品および該ワイヤハーネス部品が取り付けられたワイヤハーネスの配索構造 |
| JP2017079544A (ja) * | 2015-10-20 | 2017-04-27 | 住友電装株式会社 | 被覆電線の中間スプライス部防水構造 |
| CN108313833A (zh) * | 2018-03-26 | 2018-07-24 | 国网福建省电力有限公司 | 一种网线及其整理装置 |
| CN115136429A (zh) * | 2020-02-20 | 2022-09-30 | 住友电装株式会社 | 线束 |
-
1997
- 1997-09-08 JP JP9242528A patent/JPH1189057A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7304234B2 (en) | 2005-10-20 | 2007-12-04 | Yazaki Corporation | Covering sheet and method of bending linear member with the same |
| WO2008102464A1 (ja) * | 2007-02-22 | 2008-08-28 | Sumitomo Wiring Systems, Ltd. | ワイヤハーネス部品および該ワイヤハーネス部品が取り付けられたワイヤハーネスの配索構造 |
| JP2017079544A (ja) * | 2015-10-20 | 2017-04-27 | 住友電装株式会社 | 被覆電線の中間スプライス部防水構造 |
| CN108313833A (zh) * | 2018-03-26 | 2018-07-24 | 国网福建省电力有限公司 | 一种网线及其整理装置 |
| CN108313833B (zh) * | 2018-03-26 | 2023-05-12 | 国网福建省电力有限公司 | 一种网线及其整理装置 |
| CN115136429A (zh) * | 2020-02-20 | 2022-09-30 | 住友电装株式会社 | 线束 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
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