JPH118914A - 閉鎖形配電盤 - Google Patents

閉鎖形配電盤

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Publication number
JPH118914A
JPH118914A JP9159849A JP15984997A JPH118914A JP H118914 A JPH118914 A JP H118914A JP 9159849 A JP9159849 A JP 9159849A JP 15984997 A JP15984997 A JP 15984997A JP H118914 A JPH118914 A JP H118914A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switchboard
magnetic
steel
box
door
Prior art date
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Pending
Application number
JP9159849A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyokazu Yamaguchi
清和 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
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Publication of JPH118914A publication Critical patent/JPH118914A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】配電盤内に設置した導体に流れる電流によって
磁界が生じても、扉など当該配電盤の覆いのが容易に開
けられるようにすることにある。 【解決手段】箱体2と鋼鉄製扉4との間に非磁性間隔材
12を挿入する。この非磁性間隔材12は真鍮のように
硬度が高い材料であっても、ゴムのように硬度が低くて
も厚みの変化が少ない材料であれば良く、これを鋼鉄製
扉4の周囲に連続して、あるいは断続して取り付ける。
箱体2と鋼鉄製扉4との間を通過する磁束量が減少に比
例して吸引力が減少し、非磁性間隔材12の挿入で箱体
2と鋼鉄製扉4の間隔が増大し、この間隔の2乗に逆比
例して吸引力が減少し、鋼鉄製扉4が開かなくなる恐れ
を回避する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、内部に電流を流
す導体を備え、強磁性材料で製作した箱体と覆いとでな
る閉鎖形配電盤に関する。
【0002】
【従来の技術】配電盤を構成する材料は、強度が高く加
工が容易で低価格であることが望まれる。このような要
求に応えることができる最も普遍的な材料が鋼鉄であ
る。しかもこの鋼鉄は強磁性である。そこで以下は、強
磁性材料である鋼鉄を使用して配電盤を構成し、この配
電盤の内部に設置した導体に電流が流れる場合について
説明する。なお、以下では導体に直流電流が流れる場合
について説明する。
【0003】導体に直流電流を流すと、この導体の周囲
に磁気力が働く空間,即ち磁界を生じるが、この磁界の
強さと導体に流れる電流の大きさとは相関している。こ
の導体の周囲は配電盤の構造材である鋼鉄で囲まれてい
るから、この磁界により生じる磁束は、空気よりもはる
かに透磁率が大である鋼鉄の中を好んで通過しようとす
る。
【0004】ところで配電盤の前面や後面(場合によっ
ては側面)には、内部の機器を保守・点検できるような
開口部を設けるのであるが、通常は危険防止のためにこ
の開口部は閉鎖している。閉鎖の方法は種々あるが、片
側に蝶番を備えた扉あるいは吊りかけ式のカバーなどで
前記開口部を覆うのが一般的である。交流電流が流れる
場合に導体の周囲に発生する磁界は交番磁界である。こ
の交番磁界により配電盤の構造材には交番磁束が通る
と、これによりその構造材に渦電流が流れて当該構造材
の温度を上昇させるなどの不都合を生じる。そこで交流
電流を流す場合は、往路電流が流れる導体と復路電流が
流れる導体とを接近して配置するし、三相交流では3本
の導体を接近して配置するなどにより、構造材が鋼鉄製
であっても磁束が通過しないようにしている。しかし直
流電流の場合は導体が1本であっても発熱などの不都合
は発生しないので、往復2本の導体が接近しないように
配置する場合がよくある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】導体に電流が流れてこ
の導体の周囲に磁界を生じるのが原因で、配電盤を構成
する箱体と扉とを磁束が通過する場合は、この磁束によ
り箱体と扉との間に吸引力が働く。この吸引力が大きけ
れば扉が開かなくなるし、吸引力が余り大きくない場合
でも、扉を簡単に開けられない等の不都合を生じること
がある。
【0006】そこでこの発明の目的は、配電盤内に設置
した導体に流れる電流によって磁界が生じても、扉など
当該配電盤の覆いを容易に開けることができるようにす
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、この発明の閉鎖形配電盤は、箱体を強磁性材料で
製作し、この箱体の開口部分を閉鎖する覆いを同じく強
磁性材料で製作して構成している配電盤で、前記箱体の
内部に電流を流す導体を備えている場合に、前記配電盤
を閉鎖する際に、非磁性材料でなる所定の厚さの間隔材
を、前記箱体と覆いとの間には介在させるものとする。
【0008】この間隔材は前記覆いの全周囲に連続し
て、あるいは断続して介在させるものとする。
【0009】
【発明の実施の形態】図3は配電盤を構成する箱体と扉
とその中に設置された導体とを示した従来の閉鎖形配電
盤の斜視図である。この閉鎖形配電盤は箱体2と鋼鉄製
扉4とでなり、両者は蝶番5で結合されている。配電盤
の内部には直流電流が流れる導体6が設置されているか
ら、この配電盤の運転中は、危険防止も兼ねて鋼鉄製扉
4を閉じておく。ここで導体6を流れる直流電流の方向
を太い矢印の7で示す。導体6に矢印7の方向に電流が
流れると、右ねじの法則により、矢印8で示す方向の磁
界を生じるのは周知である。
【0010】図4は図3に図示の従来の閉鎖形配電盤を
上から見た平面図である。箱体2の両側面は鋼鉄製枠3
で構成されており、その前面には鋼鉄製扉4があり、こ
の図4は鋼鉄製扉4が閉じている場合である。内部の導
体6には前述したように下から上へ向かって電流が流れ
ている。そこでこの電流により発生する磁界と同じ方向
に磁束が流れるが、この磁束には空気中を通る磁束10
と鋼鉄中を通る磁束11とがある。前述したように、強
磁性体である鋼鉄の透磁率は空気の透磁率よりはるかに
大きいので、磁束の大部分は鋼鉄中を通る。しかし導体
6と鋼鉄製枠3や鋼鉄製扉4との位置関係で、全ての磁
束が鋼鉄中を通るわけではなく、空気中を通る磁束10
も存在する。
【0011】鋼鉄製扉4が閉じているとき、鋼鉄製枠3
と鋼鉄製扉4との隙間dはごく僅かであって零と考えて
もよい。鋼鉄中を通る磁束11が鋼鉄製枠3から鋼鉄製
扉4へと流れるとき、この両者の間には吸引力を生じ
る。この吸引力は磁束の量に比例し、隙間dの2乗に逆
比例する。従って導体6を流れる電流により生じる全磁
束中で鋼鉄中を通る磁束11の割合が大であれば、また
隙間dが小であれば前記吸引力は大きくなり、扉が開け
にくくなる。
【0012】図1は本発明の実施例を表した閉鎖形配電
盤の平面図である。本発明の実施例である図1と前述し
た従来例の図4とは、箱体2と鋼鉄製扉4との間に非磁
性間隔材12が挿入されているのが異なる点である。非
磁性間隔材12が挿入されると、箱体2と鋼鉄製扉4と
の間隔はこの非磁性間隔材12の厚み分だけ増大する。
前述したように、吸引力は隙間の2乗に逆比例するか
ら、吸引力は大幅に減少する。従って非磁性間隔材12
の厚さを大きくすれば扉が開かなくなる恐れは解消でき
る。更に、非磁性間隔材12はその透磁率が空気と同じ
程度の小さな値であるから、鋼鉄中を通る磁束11の磁
気抵抗が増加する。そのため全磁束中で鋼鉄中を通る磁
束11の割合が減少するから、これによっても箱体2と
鋼鉄製扉4との間の吸引力は減少する。
【0013】図2は本発明の別の実施例を表した閉鎖形
配電盤の斜視図である。箱体2と鋼鉄製扉4との間には
非磁性間隔材12を挿入するのであるが、図2で図示の
ように、配電盤上部に挿入している非磁性間隔材12は
連続した構成であり、配電盤側部に挿入している非磁性
間隔材12は断続している。非磁性間隔材12の主目的
は箱体2と鋼鉄製扉4との間隔を維持することにあるの
で、連続したものでも、断続したものでも差し支えはな
い。但し、上部に断続した非磁性間隔材12を挿入する
と、この非磁性間隔材12が無い部分から配電盤内部へ
塵が入る恐れがあるので、上部は連続した非磁性間隔材
12にすることが好ましい。
【0014】更に非磁性間隔材12は、真鍮など銅合金
製の硬い材料であっても、ゴムのように硬度が小さい材
料であっても、厚さ寸法に変化がなければ非磁性間隔材
12に使用することができる。
【0015】
【発明の効果】偏差形配電盤内に設置された導体に電流
が流れる際の磁束が、強磁性材料で構成した箱体から同
じく強磁性材料でなる覆いを通過する際の吸引力で、こ
の覆いが開かなくなる恐れがあるが、この発明によれ
ば、非磁性材料の間隔材を箱体と覆いとの間に挿入する
ことで、この部分を通過する磁束の量を減らすと共に、
間隔を増大させて吸引力を大幅に減少させている。その
結果、覆いが開かなくなったり、開けにくくなったりす
る不都合を回避できる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を表した閉鎖形配電盤の平面図
【図2】本発明の別の実施例を表した閉鎖形配電盤の斜
視図
【図3】配電盤を構成する箱体と扉とその中に設置され
た導体とを示した従来の閉鎖形配電盤の斜視図
【図4】図3に図示の従来の閉鎖形配電盤を上から見た
平面図
【符号の説明】
2 箱体 3 鋼鉄製枠 4 鋼鉄製扉 5 蝶番 6 導体 7 電流方向 8 磁界方向 10 空気中を通る磁束 11 鋼鉄中を通る磁束 12 非磁性間隔材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前部または後部または側部いずれかの面の
    一部または全部が開口している強磁性材料で製作した箱
    体の内部に電流を流す導体を備え、この強磁性材料製箱
    体の前記開口部分を強磁性材料で製作した覆いで閉鎖す
    る構成の閉鎖形配電盤において、 前記箱体と覆いとの間には非磁性材料でなる所定の厚さ
    の間隔材を介在させることを特徴とする閉鎖形配電盤。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の閉鎖形配電盤において、
    前記間隔材は前記覆いの全周囲に介在させることを特徴
    とする閉鎖形配電盤。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の閉鎖形配電盤において、
    前記間隔材は前記覆いの周囲に断続的に介在させること
    を特徴とする閉鎖形配電盤。
JP9159849A 1997-06-17 1997-06-17 閉鎖形配電盤 Pending JPH118914A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9159849A JPH118914A (ja) 1997-06-17 1997-06-17 閉鎖形配電盤

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JP9159849A JPH118914A (ja) 1997-06-17 1997-06-17 閉鎖形配電盤

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JPH118914A true JPH118914A (ja) 1999-01-12

Family

ID=15702587

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JP9159849A Pending JPH118914A (ja) 1997-06-17 1997-06-17 閉鎖形配電盤

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JP (1) JPH118914A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4683102A (en) * 1983-06-17 1987-07-28 Framatome & Cie. Device for operating a cluster of neutron absorber elements in a pressurized water nuclear reactor
JP2013126262A (ja) * 2011-12-13 2013-06-24 Fuji Electric Co Ltd 閉鎖型配電盤

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4683102A (en) * 1983-06-17 1987-07-28 Framatome & Cie. Device for operating a cluster of neutron absorber elements in a pressurized water nuclear reactor
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